JP5823998B2 - クライアント装置およびそのプログラム - Google Patents

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本発明は、分散型リクエスト処理サーバの正常性を確認する技術に関する。
キャリア網を構成する分散型リクエスト処理サーバ(非特許文献1に、分散型セッション制御サーバと記載されているものと同様。)は、一方では無停止であることを強く求められ、他方ではスケーラビリティおよび構成変更の柔軟性を両立してその資源を柔軟で効率良く使用することが求められている。分散型リクエスト処理サーバは、一般的に、1以上の振分け装置と複数の信号処理装置とで構成されている。振分け装置は、ユーザの使用する端末から送信されたリクエストを受信すると、そのリクエストの特定箇所の情報(キー)を取得し、そのキーに応じて振分け先となる信号処理装置を決定する機能を有している。また、信号処理装置は、リクエストを受信すると、キーに紐付けられた状態を生成・参照して信号処理を実行し、応答情報を生成して端末へ返信する機能を有する。このようにして、分散型リクエスト処理サーバは、端末からリクエストを受信して、そのリクエストに対応する応答情報を返信するというサービスを提供する。(例えば、非特許文献1参照)。
入江道生、他、「スケールアウトと柔軟な構成変更を実現するセッション制御サーバのクラスタモデル」、信学総大、B-6-11、(2011年3月)
分散型リクエスト処理サーバの正常性を確認するための試験方法として、端末から試験リクエストを送信して、その試験リクエストに対応する応答情報を受信して、正常性を確認することが挙げられる。しかしながら、信号処理装置の構成は動的に変更され、振分け先となる信号処理装置も動的に変更されるので、端末は、どのキーを含む試験リクエストであれば、分散型リクエスト処理サーバを構成する特定の信号処理装置に、試験リクエストを送信できるのかを、事前に知ることは困難である。
そのため、例えば、端末が、信号処理装置すべてに漏れなく試験リクエストが行き渡るように、大量の数の相互に異なるキーを生成して、その生成したキーを個々に含む試験リクエストを分散型リクエスト処理サーバに送信することが考えられる。このようにすることで、信号処理装置すべてから、応答情報を受信することができ、正常性を確認することができる。しかし、大量の試験リクエストを処理するための負荷が信号処理装置に掛かることによってサービスに影響が出るという虞がある。
そこで、本発明は、分散型リクエスト処理サーバの処理負荷の増加を抑制しつつ、その正常性を確認することを課題とする。
本発明のクライアント装置は、リクエストを受信し、前記リクエストに含まれるキーに基づいて振分け先の信号処理装置を決定し、前記リクエストを前記振分け先の信号処理装置に送信する1以上の振分け装置および受信した前記リクエストに対応する応答情報を生成して返信する複数の前記信号処理装置を有する分散型リクエスト処理サーバと通信可能に接続するクライアント装置であって、前記キーを関数に適用して算出される参照値と前記振分け先の信号処理装置とを関連付けたメンバ表を参照して、前記リクエストに含まれるキーから算出した参照値に対応する前記振分け先の信号処理装置を決定する振分け先決定部と、前記キーを生成し、前記生成したキーを前記振分け先決定部に送信して当該生成したキーに関連付けられた振分け先の信号処理装置を受信し、予め試験対象の前記信号処理装置が振分け先となるキーを抽出するキー生成部と、前記キー生成部によって抽出されたキーを含む試験用のリクエストを生成し、前記分散型リクエスト処理サーバに送信する信号送信部とを備えることを特徴とする。
このような構成によれば、クライアント装置は、振分け先の信号処理装置を決定する振分け装置およびリクエストに対応する応答情報を返信する複数の信号処理装置で構成される分散型リクエスト処理サーバと通信可能に接続している。また、クライアント装置は、リクエストに含まれるキーから算出した参照値に対応する振分け先の信号処理装置を決定する振分け先決定部を備えている。そして、クライアント装置は、生成したキーを振分け先決定部に送信して、予め、試験対象の信号処理装置が振分け先となるキーを抽出する。次に、クライアント装置は、抽出したキーを含む試験用のリクエストを生成し、分散型リクエスト処理サーバに送信する。したがって、クライアント装置は、試験対象の信号処理装置に送信されることが決まっている試験用のリクエストを生成することができるので、分散型リクエスト処理サーバの処理負荷の増加を抑制しつつ、その正常性を確認することができる。
また、本発明の前記クライアント装置の前記信号送信部は、前記信号処理装置が、前記リクエストを受信して、前記試験用のリクエストであることを示す試験識別情報の有無を判定し、前記試験識別情報が有ると判定した時に、前記受信したリクエストに含まれるキーを、前記応答情報を生成可能なキーに置換する試験リクエスト判定部を備える場合、前記試験用のリクエストに前記試験識別情報をさらに含めて、当該試験用のリクエストを前記分散型リクエスト処理サーバに送信することを特徴とする。
このような構成によれば、試験識別情報を含むリクエストを用いることが可能なプロトコルの場合には、少なくとも何らかの応答情報が返信されてくるので、分散型リクエスト処理サーバの処理負荷の増加を抑制しつつ、その正常性を確認することができる。
なお、プログラムに係る発明については、前記したクライアント装置と同様の技術的特徴を備えており、前記クライアント装置と同様の効果を有しているので、記載を省略する。
本発明によれば、分散型リクエスト処理サーバの処理負荷の増加を抑制しつつ、その正常性を確認することができる。
本実施形態におけるクライアント装置の構成例を示す図である。 試験リクエストを生成するための処理フロー例を示す図である。 ヘッダの情報をランダムな文字列で記載したキーであっても正常な応答情報を返すことが可能な分散型リクエスト処理サーバの場合の試験系の一例を示す図である。 ヘッダの情報に特定の文字列以外のランダムな文字列で記載したキーを用いるとエラーの応答情報を返す分散型リクエスト処理サーバの場合の試験系の一例を示す図である。 クライアント装置を含む試験システムおよび分散型リクエスト処理サーバの構成例を示す図である。 振分け先決定部の動作概要を示す図であり、(a)は処理フロー例を表し、(b)はメンバ表を表す。
本発明を実施するための形態(以降、「実施形態」と称す。)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
はじめに、クライアント装置10を含む試験システム500および分散型リクエスト処理サーバ40の構成例について、図5を用いて説明する。
試験システム500は、クライアント装置10と分散型リクエスト処理サーバ40とを備える。なお、図5には、本実施形態の説明に必要な装置や機能のみを記載している。そのため、クライアント装置10と分散型リクエスト処理サーバ40との間のネットワーク(不図示)や、分散型リクエスト処理サーバ40内の配線(不図示)の記載は省略している。また、例えば、クライアント装置10と分散型リクエスト処理サーバ40との間に、クライアント装置10から送信されるリクエスト(信号)を単純なラウンドロビン法等によって振分け装置20に振り分ける機能を有するロードバランサ(不図示)が接続されていても構わないが、そのような記載は省略している。
分散型リクエスト処理サーバ40は、1以上の振分け装置20と複数の信号処理装置30(30a,30b,・・、30n)とを備えている。なお、図5では、振分け装置20は1つしか記載していないが、複数の振分け装置20の中の1つを表したものであってもよい。また、図5では、振分け装置20と信号処理装置30とを個別の装置であるように記載しているが、1台のサーバ(コンピュータ)内に、1以上の振分け装置20および1以上の信号処理装置30が形成されていても構わない。
振分け装置20は、信号振分け部201および振分け先決定部202(202b)(以降、振分け先決定部202bと記載することもある。)を備えている。なお、図5では、振分け先決定部202(202b)と記載している理由は、図1に示すクライアント装置10の振分け先決定部202(202a)と区別するためである。
信号振分け部201は、クライアント装置10からリクエストを受信する機能を有する。図5に示すリクエストの内容の例は、SIP(Session Initiation Protocol)のINVITEリクエストの場合を表している。そのINVITEリクエストのCall-IDヘッダには、例えば、「user@test.jp」がキーとして記載されている。信号振分け部201は、リクエスト中から、キーを抽出し(S51)、抽出したキーを振分け先決定部202bに送信して、当該キーに対応付けられた振分け先の情報を取得する機能を有する。また、信号振分け部201は、受信したリクエストを、振分け先の信号処理装置30に送信する(S53)機能を有する。
振分け先決定部202bは、信号振分け部201からキーを受信し、振分け先の情報を返信する(S52)機能を有する。具体的には、振分け先決定部202bは、キーを受信し、キーを関数に適用して参照値を算出し、その参照値を用いてメンバ表203(詳細は後記する。)を参照することにより、振分け先の情報(信号処理装置30)を取得(決定)し、その振分け先の情報を信号振分け部201に返信する。
ここで、関数には、例えばハッシュ関数のように、入力値に対して出力値が一様性を有すること、演算時間が短いこと、入力値が同じであれば出力値が必ず同じになること、を満たすことが好ましい。
信号処理装置30は、振分け装置20からリクエストを受信し、キーに紐付いた状態を生成・参照して信号処理(S54)を実行し、リクエストに対応する応答情報を生成し、その応答情報を返信する機能を有する。
次に、振分け先決定部202bの動作概要について、図6を用いて説明する。図6(a)は、振分け先決定部202bの処理フロー例を表し、図6(b)はメンバ表203を表している。
図6(a)において、ステップS601では、振分け先決定部202bは、信号振分け部201からキーを受信する。
ステップS602では、振分け先決定部202bは、キーを用いて参照値を算出する。例えば、振分け先決定部202bは、キーを関数(例えば、ハッシュ関数)に適用して、参照値(ハッシュ値)を算出する。また、振分け先決定部202bは、関数を用いる代わりに、キーと参照値とを関連付けた表を用いて、キーを参照値に変換するようにしても構わない。
ステップS603では、振分け先決定部202bは、メンバ表203(図6(b)参照)を参照し、振分け先の情報(振分け先の信号処理装置30)を取得する。
ここで、メンバ表203について、図6(b)を用いて説明する。メンバとは、分散型リクエスト処理サーバ40を構成する信号処理装置30のことである。そして、メンバ表203は、参照値と振分け先の信号処理装置30とを関連付けた情報である。例えば、参照値が0001〜a000の範囲の場合には、振分け先の信号処理装置30aが選択される。
次に、本実施形態におけるクライアント装置10の構成例について、図1を用いて説明する。図1に示した分散型リクエスト処理サーバ40の構成は、図5に示したものと同様であるので、同じ符号を付し、説明を省略する。
クライアント装置10は、キー生成部101、振分け先決定部202(202a)(以降、振分け先決定部202aと記載することもある。)、メンバ表203および信号送信部104を備える。なお、クライアント装置10内の振分け先決定部202aおよびメンバ表203は、分散型リクエスト処理サーバ40内の振分け先決定部202bおよびメンバ表203と同様のものが用いられる。
ここで、分散型リクエスト処理サーバ40およびクライアント装置10では、メンバ表203が更新されるので、その更新方法の一例について、説明する。メンバ表203は、信号処理装置30が追加・離脱を相互監視していて、メンバ(信号処理装置30)の変更を振分け装置20に通知する。振分け装置20の振分け先決定部202bは、前記通知を受信して、自身のメンバ表203を更新するとともに、クライアント装置10にメンバの変更を通知する。そして、クライアント装置10の振分け先決定部202aは、当該通知を受信して、自身のメンバ表203を更新する。ただし、これ以外の方法であっても構わないが、振分け先決定部202bおよび振分け先決定部202aのメンバ表203は、試験リクエスト(試験用のリクエスト)を生成し使用する時には少なくとも一致していることが好ましい。仮に、メンバ表203が一致していない場合には、メンバ表203を一致させた上で、再度、試験リクエストを生成して送信し、応答情報を受信することによって正常性を確認することができる。
キー生成部101は、新たなキーを生成し、試験対象の信号処理装置30が振分け先となるキーを抽出する(S11)機能を有する。具体的には、キー生成部101は、発生させた乱数に基づいて、文字列の異なるキー(以降、ランダムな文字列のキーとも称す。)を生成する。次に、キー生成部101は、生成したキーを振分け先決定部202aに送信し、そのキーに対応する振分け先の情報(振分け先の信号処理装置30)を受信する。なお、振分け先決定部202は、キーを受信し、振分け先の情報を返信する(S12)。そして、キー生成部101は、信号処理装置30ごとに、その信号処理装置30が振分け先となるキーを抽出する。
信号送信部104は、キー生成部101によって抽出されたキーを含む試験リクエスト(試験用のリクエスト)を生成し、分散型リクエスト処理サーバ40の振分け装置20に送信する(S13)機能を有する。
なお、図示はしていないが、クライアント装置10は、信号処理装置30の返信情報を受信する機能、返信情報を受信したか否かを判定する機能を有している。
次に、クライアント装置10において試験リクエストを生成するための処理フロー例について、図2を用いて説明する(適宜、図1参照)。
図2に示すように、ステップS201では、クライアント装置10のキー生成部101は、キーを生成する。
ステップS202では、クライアント装置10の振分け先決定部202aは、キーを用いて参照値を算出する。
ステップS203では、振分け先決定部202aは、メンバ表203を参照し、算出した参照値に対応する振分け先の情報を取得し、その振分け先の情報をキー生成部101に送信する。
ステップS204では、キー生成部101は、振分け先決定部202aから、振分け先の情報を受信する。
ステップS205では、キー生成部101は、受信した振分け先が、新しい振分け先か否かを判定する。新しい振分け先とは、振分け先ごとに1番目に受信したものを示している。つまり、同じ振分け先を2番目以降に受信した場合は、「新しい」とは判定されない。
新しい振分け先と判定した場合(ステップS205でYes)、処理はステップS206へ進み、新しい振分け先でないと判定した場合(ステップS205でNo)、処理はステップS201へ戻る。
ステップS206では、キー生成部101は、新しい振分け先と判定されたキーを記憶する。
ステップS207では、キー生成部101は、振分け先すべてのキーが記憶済になったか否かを判定する。
記憶済と判定した場合(ステップS207でYes)、処理はステップS208へ進み、記憶済でないと判定した場合(ステップS207でNo)、処理はステップS201へ戻る。
ステップS208では、信号送信部104は、キー生成部101によって記憶されたキーを1つずつ含む試験リクエストを生成する。
なお、ステップS208の後の処理では、信号送信部104が生成した試験リクエストを振分け装置20に送信する。そして、クライアント装置10は、信号処理装置30から応答情報を受信し、正常性を確認する。なお、クライアント装置10は、信号処理装置30ごとに1つの試験リクエストを送信するので、分散型リクエスト処理サーバ40の処理負荷の増加を抑制することができる。
次に、生成したキーを含む試験リクエストを適用して、正常性を確認可能な試験系の例について、図3,4を用いて説明する。
まず、図3は、ヘッダの情報をランダムな文字列で記載したキーであっても正常な応答情報を返すことが可能な分散型リクエスト処理サーバの場合の試験系を表している。この試験系では、クライアント装置10は、生成されたキー(GEN_KEY)を含む試験リクエストを生成し、当該試験リクエストを振分け装置20に送信する(S31)。例えば、SIPであれば、その試験リクエストのCall-IDヘッダに、生成されたキーを付して用いることができる。
次に、振分け装置20は、キーに基づいて振分け先を決定し、その振分け先の信号処理装置30に、当該試験リクエストを送信する。そして、信号処理装置30は、キーに紐付いた状態を生成・参照して信号処理を実行し、当該試験リクエストに対応する応答情報を生成し、その生成した応答情報を返信する(S32)。このようにして、クライアント装置10は、正常性を確認することができる。
次に、図4は、ヘッダの情報に特定の文字列以外のランダムな文字列で記載したキーを用いるとエラーの応答情報を返す分散型リクエスト処理サーバの場合の試験系を表している。この試験系では、信号処理装置30は、受信したリクエストが試験リクエストであるか否かを判定する試験リクエスト判定部31を備えている必要がある。
まず、クライアント装置10は、ランダムな文字列のキー(GEN_KEY)および試験リクエストであること示す試験識別情報を含む試験リクエストを生成し、当該試験リクエストを分散型リクエスト処理サーバ40の振分け装置20に送信する(S41)。その試験リクエストのヘッダには、試験識別情報(図4では「TEST」)とキーとを付すことができる。
次に、振分け装置20は、キーに基づいて振分け先を決定し、その振分け先の信号処理装置30に、当該試験リクエストを送信する。そして、信号処理装置30の試験リクエスト判定部31は、試験識別情報の有無を判定し、試験識別情報が有ると判定した場合、受信したキーを何らかの状態に紐付いているキーに置換する(S42)。具体的には、受信したキーに紐付いた状態を有していない場合があるので、その場合には、試験リクエスト判定部31が、何らかの状態に紐付いているキーの中から一つをランダムに選択するか、または予め決められた特定のキーを選択する。言い換えると、試験リクエスト判定部31は、受信した試験リクエストに含まれるキーを、応答情報を生成可能なキーに置換する。
そして、信号処理装置30は、置換したキーに紐付いた状態を生成・参照して信号処理を実行し、当該試験リクエストに対応する応答情報を生成し、その生成した応答情報を返信する(S43)。このようにして、クライアント装置10は、正常性を確認することができる。
以上、本実施形態のクライアント装置10は、リクエストに含まれるキーに基づいて振分け先の信号処理装置30を決定する振分け装置20と当該リクエストに対応する応答情報を返信する複数の信号処理装置30とを有する分散型リクエスト処理サーバ40と通信可能に接続している。振分け装置20は、受信したキーを関数に適用して参照値を取得し、その参照値を用いてメンバ表203を参照し、当該キーを含むリクエストの振分け先を決定する振分け先決定部202を備える。クライアント装置10は、振分け装置20の振分け先決定部202bと同様の機能を有する振分け先決定部202aを備え、生成したキーを振分け先決定部202aに送信して、予め、試験対象の信号処理装置30が振分け先となるキーを抽出しておく。そして、クライアント装置10は、抽出したキーを含む試験リクエストを生成し、分散型リクエスト処理サーバ40に送信し、応答情報を受信する。このことにより、クライアント装置10は、分散型リクエスト処理サーバ40の処理負荷の増加を抑制しつつ、その正常性を確認することができる。
また、分散型リクエスト処理サーバ40の信号処理装置30が、リクエストを受信した時、試験識別情報の有無を判定し、試験識別情報が有る場合には、受信したリクエストに含まれるキーを、応答情報を生成可能なキーに置換する試験リクエスト判定部31を備える場合、クライアント装置10の信号送信部104は、試験リクエストに試験識別情報をさらに含めて、試験リクエストを分散型リクエスト処理サーバ40に送信する。このことにより、試験識別情報を含むリクエストを用いることが可能なプロトコルの場合には、少なくとも何らかの応答情報が返信されてくるので、分散型リクエスト処理サーバ40の処理負荷の増加を抑制しつつ、その正常性を確認することができる。
なお、図2の処理フロー例では、ステップS201〜S205に示すように、キーを1つ生成する度に新しい振分け先を抽出する処理を実行するように説明したが、キーを複数生成してから一度の新しい振分け先を抽出する処理を実行しても構わない。
また、ステップS207に示すように、振分け先すべてのキーが記憶済となるまで処理が実行されるように説明したが、例えば、特定の信号処理装置30を振分け先とするキーが記憶済となった段階で処理を終了するようにしても構わない。
また、ステップS208に示すように、キーを含む試験リクエストの生成は、振分け先すべてのキーが記憶済となったと判定した場合(ステップS207でYes)に実行しているが、新しい振分け先が抽出された時に実行されるようにしても構わない。そして、新しく試験リクエストが生成される度に、当該試験リクエストを送信するようにしても構わない。
10 クライアント装置
20 振分け装置
30 信号処理装置
31 試験リクエスト判定部
40 分散型リクエスト処理サーバ
101 キー生成部
104 信号送信部
201 信号振分け部
202,202a,202b 振分け先決定部
203 メンバ表
500 試験システム

Claims (3)

  1. リクエストを受信し、前記リクエストに含まれるキーに基づいて振分け先の信号処理装置を決定し、前記リクエストを前記振分け先の信号処理装置に送信する1以上の振分け装置および受信した前記リクエストに対応する応答情報を生成して返信する複数の前記信号処理装置を有する分散型リクエスト処理サーバと通信可能に接続するクライアント装置であって、
    前記キーを関数に適用して算出される参照値と前記振分け先の信号処理装置とを関連付けたメンバ表を参照して、前記リクエストに含まれるキーから算出した参照値に対応する前記振分け先の信号処理装置を決定する振分け先決定部と、
    新たなキーを生成し、前記新たなキーを前記振分け先決定部に送信して当該新たなキーに関連付けられた振分け先の信号処理装置を受信し、予め試験対象の前記信号処理装置が振分け先となるキーを抽出するキー生成部と、
    前記キー生成部によって抽出されたキーを含む試験用のリクエストを生成し、前記分散型リクエスト処理サーバに送信する信号送信部と
    を備えることを特徴とするクライアント装置。
  2. 前記信号処理装置が、前記リクエストを受信して、前記試験用のリクエストであることを示す試験識別情報の有無を判定し、前記試験識別情報が有ると判定した時に、前記受信したリクエストに含まれるキーを、前記応答情報を生成可能なキーに置換する試験リクエスト判定部を備える場合、
    前記信号送信部は、前記試験用のリクエストに前記試験識別情報をさらに含めて、当該試験用のリクエストを前記分散型リクエスト処理サーバに送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のクライアント装置。
  3. リクエストを受信し、前記リクエストに含まれるキーに基づいて振分け先の信号処理装置を決定し、前記リクエストを前記振分け先の信号処理装置に送信する1以上の振分け装置および受信した前記リクエストに対応する応答情報を生成して返信する複数の前記信号処理装置を有する分散型リクエスト処理サーバと通信可能に接続するクライアント装置に、
    前記キーを関数に適用して算出される参照値と前記振分け先の信号処理装置とを関連付けたメンバ表を参照して、前記リクエストに含まれるキーから算出した参照値に対応する前記振分け先の信号処理装置を決定する振分け先決定ステップと、
    新たなキーを生成し、前記新たなキーを前記振分け先決定ステップに入力して当該新たなキーに関連付けられた振分け先の信号処理装置を取得し、予め試験対象の前記信号処理装置が振分け先となるキーを抽出するキー生成ステップと、
    前記キー生成ステップにおいて抽出されたキーを含む試験用のリクエストを生成し、前記分散型リクエスト処理サーバに送信する信号送信ステップと
    を実行させるためのプログラム。
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