JP5816899B2 - 循環式太陽熱発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、作動媒体が循環する循環式太陽熱発電装置において、太陽熱、ヒーター50、冷却装置の凝縮器22、補助凝縮器25で発生する熱で発生する上昇気流及び下降気流の運動エネルギーを回転エネルギーに変換して、回転エネルギーを電気エネルギーに変換して発電し、かつ、高温となった作動媒体を冷却箱2の放熱板、冷却装置の気化器27及び放熱管9で冷却することにより、作動媒体が循環式太陽熱発電装置内を循環して発電する循環式太陽熱発電装置に関するものである。
従来上昇気流を利用して、発電する方式として、図17に記載されるソーラーアップドラフトタワー方式の発電装置がある。
図17において、ソーラーアップドラフトタワーはコレクタ部40、煙突部41、風力発電機42で構成されている。コレクタ部40は地面をガラスや透明プラスチックなどの天蓋で覆った温室状の設備で構成され、コレクタ部40で太陽熱エネルギーを蓄積して空気を暖め、煙突部41はコレクタ部40で発生した暖かい空気を集めて上昇気流を発生させ、コレクタ部40、煙突部41の内部を上昇する気流で地上に設置されている風力発電機42を駆動させて発電させている。
米国特許 US4,275,309 1981年6月23日
しかしながら、ソーラーアップドラフトタワー方式の発電装置の風力発電機42は地上に設置されているので、風力発電機42を回転させるエネルギーを得るために、上昇気流の多大な運動エネルギーを必要とし、かつ、風力発電機42が地上に設置されているために地上で発生する上昇気流のエネルギーを100%利用することができなく、数十%しか利用できない欠点があった。
また、煙突の高さが低い場合、煙突の頂上での外気温度が煙突内の温度との差が小さいために、煙突内の上昇気流の運動エネルギーが小さいので、大きな発電量が得られない欠点があった。
また、コレクタ部40の敷地面積が少ないとコレクタ部40で発生する上昇気流の発生量が少ないので、風力発電機42を駆動するエネルギーが小さいので、発電量が少ない欠点があった。
したがって、煙突の頂上での外気温度と煙突内の温度との差を大きくして、上昇気流の多大な運動エネルギーを得るためには、煙突を数百m以上の高さにしなければならない欠点があった。
また、風力発電機42は地上に、かつ、コレクタ部40に設置し、かつ、常に上昇気流が発生しているので、風力発電機42のメンテナンス時の対策として、上昇気流を防ぐための装置に多大の費用が発生する欠点があった。
また、地上に設置されている風力発電機42の回転エネルギーを得るためのコレクタ部40の敷地面積は膨大な敷地面積が必要で、かつ、平坦でなければならない。平坦でない場合は気流が滞留して上昇気流のエネルギーが十分に得られない欠点があった。
したがって、高い煙突、広大な敷地のコレクタ部40のため、自然災害特に地震、暴風雨等に弱く、日照時間が短い場所には設置できない欠点があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、数百mの煙突がなくても、大きな発電量が得られ、自然災害にも強く、かつ、昼夜、晴雨、日照時間に関係なく発電することができる小型化、低コストの発電装置ができることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、太陽熱で発生する上昇気流と同時に上昇気流が発生することにより下降気流が発生して、作動媒体が装置内を循環し、かつ、太陽熱以外に冷却装置の凝縮器22、補助凝縮器25で発生する熱と、ヒーター50による熱で上昇気流を発生させて、上昇気流のエネルギーを得ることを特徴とする。
また、作動媒体が循環式太陽熱発電装置内を循環して、発電するために、上昇気流を発生させる蓄熱箱1と、上昇気流のエネルギーを回転エネルギーに変換する回転管3と、回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機4と、高温の作動媒体の熱を、循環式太陽熱発電装置外へ放熱する冷却箱を構成している放熱板と複数の放熱管9と作動媒体自体を冷却する気化器を内蔵する冷却箱2と、冷却された作動媒体が下降気流となり、蓄熱箱1へ送風する送風箱5で構成されたことを特徴とする。
また、本発明では、蓄熱箱1で上昇気流が発生すると同時に、送風箱5においても、上昇気流により下降気流が発生して、冷却箱2、回転管3および蓄熱箱1から作動媒体を吸引して作動媒体が蓄熱箱1、回転管3、冷却箱2、送風箱5、蓄熱箱1と循環することを特徴とする。
また、本発明では、上昇気流の運動エネルギーを100%回転エネルギーに変換するために、回転管3を蓄熱箱1の天井に設け、かつ、回転管3を冷却箱2側の冷却用通風口11に嵌着し、かつ、回転管3に流入する上昇気流の速度が蓄熱箱1の下部での上昇速度よりも大きくするために、蓄熱箱1の任意の高さから天井に向けて狭まめることを特徴とする。
また、回転管3内の温度および気圧が蓄熱箱1内の気圧、温度及び冷却箱2内の温度、気圧よりも高くするために、回転管3の体積を蓄熱箱1の体積よりも小さくしたことにより、蓄熱箱1の上昇気流の運動エネルギーで回転管3内で断熱圧縮を発生させることを特徴とする。
複数個のL字型ノズル31より噴射される作動媒体の速度が、回転管3に流入する作動媒体の流入速度よりも大きくするために、複数個のL字型ノズル31噴射口の総断面積を回転管3の断面積よりも小さくすることを特徴とする。
したがって、冷却箱2の温度と回転管3の温度との差、かつ、冷却箱2の気圧と回転管3の気圧の差により、複数個のL字型ノズル31から噴射された作動媒体が冷却箱2内で断熱膨張より、作動媒体の熱を放熱して、作動媒体自体の温度を下げることを特徴とする。
また、本発明では、冷却箱2に流入した高温の作動媒体が断熱膨張で作動媒体の熱を冷却箱2に放熱し、放熱された熱を循環式太陽熱発電装置外に放熱するために、循環式太陽熱発電装置外の空気を送風機10で放熱管9に送風して、放熱管9に流入した外気が熱を吸収して、循環式太陽熱発電装置外に放出する放熱管9を設けたことを特徴とする。
また、本発明では、電動機20、コンプレッサー21、凝縮器22、補助電動機23、補助コンプレッサー24、補助凝縮器25、キャピラリーチューブ26、気化器27、サクションパイプ28で構成された冷却装置を循環式太陽熱発電装置内に設けたことを特徴とする。
また、凝縮器22で液化した冷媒を凝縮器22から数m以上の高さに設けられているキャピラリーチューブ26への搬出を補助する補助電動機23、補助コンプレッサー24、補助凝縮器25を設けたことを特徴とする
また、本発明では、冷却装置の凝縮器22、補助凝縮器25で発生する熱を蓄熱箱1に放熱して上昇気流を発生させることを特徴とする。
また、冷却装置のキャピラリーチューブ26および気化器27を冷却箱2に設けることにより、液化した冷媒が気化器27内で気化するときに、冷却箱2内の熱を吸収して、冷却箱2内の温度を下げると同時に、作動媒体を冷却することを特徴とする。
また、本発明では、複数個のヒーター50を蓄熱箱1に、温度検出器51を蓄熱箱1の天井に設け、制御装置52を循環式太陽熱装置外に設けたことを特徴とする。
また、蓄熱箱1の天井の温度を測定し、温度検出器51で測定された温度が設定範囲以下の場合はヒーター50の電源を制御装置52でONに、また、設定範囲以上の場合はヒーター50の電源を制御装置52でOFFにして、蓄熱箱1での上昇気流の温度を常に設定範囲内に保つことにより、設定範囲内の発電量を得ることを特徴とする。
以上述べたように、循環式太陽熱発電装置は外気温度、昼夜、季節及び晴雨に関係なく、発電することができることを特徴とする。
太陽熱及び冷却装置の凝縮器22、補助凝縮器25で発生する熱およびヒーター50による発熱で、循環式太陽熱発電装置内で上昇気流、下降気流が発生し、上昇気流、下降気流の運動エネルギーを回転エネルギー、電気エネルギーに変換して発電することにより、昼夜、晴雨、季節、外気温に関係なく定常的に設定範囲内の発電量を得るができる。
また、化石燃料を燃やすこともないので、炭酸ガスを発生することなく、燃料コストを零にすることができるので、発電コストを大幅に低減することができる。
また、電動機20、補助電動機23及びヒーター50で使用する電気は循環式太陽熱発電装置で発電された電気を利用することができるので、外部から電気を供給することもない。
したがって、循環式太陽熱発電装置は初期投資、メンテナンス費用以外に費用がかからない。
循環式太陽熱発電装置は上昇気流、下降気流を利用して、発電装置を製作するので、広大な敷地、高い煙突も必要としないので、建設コストが安くすることができ、かつ、循環式太陽熱発電装置を小型化できる。
請求項13に記載された循環式太陽熱発電装置の全体構成の正面から見た断面図 請求項13に記載された循環式太陽熱発電装置の全体構成の側面から見た断面図 (a):蓄熱箱1の透視図 (b):蓄熱箱1の正面から見た断面図 (c):蓄熱箱1の側面から見たAAの断面図 (a):冷却箱2の透視図 (b):冷却箱2の床側から見た平面図 (a):送風箱5の透視図 (b):送風箱5の側面から見たBBの断面図 請求項1に記載された循環式太陽熱発電装置の正面から見た断面図 請求項1に記載された循環式太陽熱発電装置の側面からみた断面図 回転管3の断面図 図8のCCから見た回転管3の断面図 L字型ノズル31の断面図 請求項7における循環式太陽熱発電装置の正面から見た断面図 請求項7における循環式太陽熱発電装置の側面から見た断面図 図12のDDから見た循環式太陽熱発電機4の断面図 冷却装置の基本構成図 請求項8における循環式太陽熱発電装置の正面から見た断面図 請求項8における循環式太陽熱発電装置の側面から見た断面図 従来のアップドラフトタワーの発電装置の構成図
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。実施例について、図面を参照しながら説明する。図1、2が循環式太陽熱発電装置の最終の全体図であるが、機器構成の説明の関係から、最後に説明する。
図3は蓄熱箱1の説明図である。(a)は透視図である。(b)は正面図である。(c)はAAから見た断面図である。
図4は冷却箱2の説明図である。(a)は冷却箱2の透視図である。(b)は冷却箱2の底側から見た平面図である。
図5は送風箱5の説明図で、aは送風箱5の透視図である。(b)はBBから見た断面図である。
図6は請求項1に記載されている循環式太陽熱発電装置の説明図で、正面から見た断面図である。蓄熱箱1の天井に冷却箱2を固着する。また、蓄熱箱1側の冷却用通風口11と冷却箱2側の冷却用通風口11を一致させて固着する。冷却箱2側の冷却用通風口11に回転管3を嵌着する。回転管3の蓋32の中心位置に発電機4の軸を固着する。
また、送風箱5は冷却箱2側の冷却用通風口11と送風箱5側の冷却用通風口11とを一致させて、冷却箱2の床に固着し、蓄熱箱1側の蓄熱用通風口13と送風箱5側の蓄熱用通風口13を一致させて、蓄熱箱1に固着する。
また、冷却箱2側の冷却用通風口11に回転管3を嵌着し、回転管3の蓋32の中心位置に発電機4の軸を固着する。
図7は請求項1に記載されている循環式太陽熱発電装置の説明図で、側面から見た断面図である。
図8は回転管3の断面図である。回転管3は円筒管30と複数のL字型ノズル31で構成する。円筒管30に複数個の流出口を設け、複数個の流出口の各にL字型ノズル31を固着する。また、円筒管30の一方に蓋32をして閉じ、他方を開放にする。円筒管30の開放口を蓄熱箱側に、円筒管30の蓋を冷却箱2側にする。L字型ノズル31の噴射方向は流出口の接線方向とし、複数個のL字型ノズル31の噴射方向(時計方向又は半時計方向)はすべて同一方向に円筒管30に固着する。
図9は図8におけるCCから見た平面図である。
図10はL字型ノズル31の断面図である。
図11は請求項7に記載された循環式太陽熱発電装置の説明図である。図6に記載された循環式太陽熱発電装置において、複数個の放熱管9を回転管3の周囲に配置して冷却箱2に固着する(図13参照)。また、放熱管9の一方に循環式太陽熱発電装置外の外気温を放熱管9に送風する送風機10を設け、放熱管9は冷却箱2の側壁を横に貫通して、回転管3から離れた位置で垂直に曲げて、冷却箱2の天井を貫通して、放熱管9に吸収された熱を循環式太陽熱発電装置外に排出する。
図12は請求項7に記載されている循環式太陽熱発電装置の説明図で、側面から
見た断面図である。
図13は図12におけるDDから見た平面図である
図14は冷却装置の説明図である。電動機20にコンプレッサー21を接続して、コンプレッサー21に凝縮器22を接続する。コンプレッサー21にサクションパイプ28より冷媒を吸入するための吸気弁を、コンプレッサー21から凝縮器22に冷媒を排出する排気弁を設ける。
補助電動機23に補助コンプレッサー24を接続して、補助コンプレッサー24に補助凝縮器25を接続する。補助コンプレッサー24に凝縮器22より液化した冷媒を吸入するための吸気弁を、補助コンプレッサー24から液化した冷媒を補助凝縮器25に排出する排気弁を設ける。
補助凝縮器25にキャピラリーチューブ26を接続し、キャピラリーチューブ26に気化器27を接続し、サクションパイプを気化器27に接続して、サクションパイプ28をコンプレッサー21の吸気弁に接続する。
補助凝縮器25は蓄熱箱1の天井及び冷却箱2の床を貫通して、キャピラーチューブ26に結合し、気化器27は送風用通風口12を通過して、サクションパイプ28に結合し、サクションパイプ28は蓄熱用通風口13を通過して、コンプレッサー22の吸気弁に結合する。
図15は請求項8に記載された循環式太陽熱発電装置の説明図である。図11の循環式太陽熱発電装置内に冷却装置を内蔵する。電動機20、コンプレッサー21、凝縮器22、補助電動機23,補助コンプレッサー24、補助凝縮器25を蓄熱箱1に設け、キャピラリーチューブ26と気化器27を冷却箱2に設け、サクションパイプ28を送風箱5に設ける。
図16は請求項8に記載されている循環式太陽熱発電装置の説明図で、側面から見た断面図である。
また、補助電動機23、補助凝縮器25は凝縮器22とキャピラリーチューブ26の中間位置に設ける。かつ、補助凝縮器25の体積は凝縮器22の体積よりも小さくする。
図1は請求項13に記載された循環式太陽熱発電装置の説明図である。図15および図16に記載された循環式太陽熱発電装置において、温度測定器を蓄熱箱1の天井に設け、かつ、複数個のヒーター50を蓄熱箱1の下部に設ける。循環式太陽熱発電装置外に制御装置52を設ける。温度検出器51は制御装置52に接続し、複数個のヒーター50は制御装置52に接続して、蓄熱箱1の温度を制御する。
図2は請求項13に記載されている循環式太陽熱発電装置の説明図で、側面から見た断面図である。
1 蓄熱箱
2 冷却箱
3 回転管
4 発電機
5 送風箱
9 放熱管
10 送風機
11 冷却用通風口
12 送風用通風口
13 蓄熱用通風口
14 遮蔽板
20 電動機
21 コンプレッサー
22 凝縮器
23 補助電動機
24 補助コンプレッサー
25 補助凝縮器
26 キャピラリーチューブ
27 気化器
28 サクションパイプ
30 円筒管
31 L字型ノズル
32 蓋
40 コレクタ部
41 煙突部
42 風力発電機
50 ヒーター
51 温度検出器
52 制御装置

Claims (13)

  1. 循環式太陽熱発電装置は蓄熱箱、回転管、発電機、冷却箱、送風箱で基本構成 し、前記蓄熱箱の南面はガラス、透明プラステック等の透明板で、かつ、南に 向き、他の面は断熱板で構成し、前記蓄熱箱の天井に円形形状の冷却用通風口 、前記蓄熱箱の北面の下部に蓄熱用通風口を設け、前記冷却箱は床以外の面は 放熱板で、前記冷却箱の床は断熱板で構成し、太陽が当たる前記放熱板から任 意の距離の離れた位置に太陽熱を遮蔽する遮蔽板を設け、前記冷却箱の床に円 形形状の前記冷却用通風口、及び送風用通風口を設け、前記送風箱の天井は前 記冷却箱の床に固着し、前記送風箱の南面は前記蓄熱箱の後面に固着し、前記 送風箱の天井に前記送風用通風口、前記送風箱の南面の下部に前記蓄熱用通風 口を設け、前記冷却用通風口は前記蓄熱箱と前記冷却箱間を連通し、前記送風 用通風口は前記冷却箱と前記送風箱間を連通し、前記蓄熱用通風口は前記送風 箱と前記蓄熱箱間を連通し、前記冷却箱に回転管と発電機を内蔵し、前記回転 管は前記冷却箱側の前記冷却用通風口に嵌着し、前記回転管は円筒管と複数個 のL字型ノズルで構成し、前記円筒管の一方を開放にし、他方は蓋をし、前記 蓋の中心位置に前記発電機を固着し、前記円筒管の開放にした面を前記蓄熱箱 側に、前記蓋をした面を前記冷却箱の天井側にし、前記円筒管の側面に複数個 の吹出口を設け、前記吹出口の各に前記L字型ノズルを固着し、前記L字型ノ ズルの流入口から流入した作動媒体は任意の位置で直角に曲がって噴射口から 噴射し、上記に記載された前記蓄熱箱と、前記円筒管と前記複数個のL字型ノ ズルで構成される前記回転管と、前記発電機と、前記冷却箱と、前記送風箱で 構成され、作動媒体が前記蓄熱箱、前記回転管、前記冷却箱、前記送風箱、前 記蓄熱箱と循環することを特徴とする循環式太陽熱発電装置
  2. 前記蓄熱箱において、任意の高さ位置から天井に向かって狭めていくことにより、前記蓄熱箱の天井での作動媒体の上昇速度が前記蓄熱箱の下部での上昇速度よりも大きくなることを特徴とする請求項1に記載された循環式太陽熱発電装置。
  3. 前記円筒管の体積を前記蓄熱箱の体積よりも小さくしたことにより、前記回転管に流入する作動媒体の速度が蓄熱箱の天井での上昇速度よりも大きくなることを特徴とする請求項2に記載された循環式太陽熱発電装置。
  4. 前記円筒管に固着している複数個のL字型ノズル噴射口の総断面積が前記円筒管の断面積よりも小さくしたことにより、個々のL字型ノズルから流出する作動媒体の速度が前記円筒管へ流入する作動媒体の速度よりも大きくすることを特徴とする請求項3に記載された循環式太陽熱発電装置。
  5. 前記円筒管に流入した上昇気流の作動媒体が、前記個々のL字型ノズルから噴射される作動媒体は前記円筒管の円周方向で、かつ、同一方向(時計方向又は半時計方向のいずれかの方向)に噴射されることにより、前記回転管を回転させて、前記回転管が回転することにより前記発電機を駆動させて発電することを特徴とする請求項4に記載された循環式太陽熱発電装置。
  6. 前記円筒管を前記冷却箱側に前記冷却通風口に嵌着し、前記円筒管に前記複数 個のL字型ノズルを固着して、前記蓄熱箱の上昇気流を前記円筒管に流入させ て、前記複数個のL字型ノズルから作動媒体を噴射することにより、上昇気流 の運動エネルギーを100%回転エネルギー、電気エネルギーに変換すること を特徴とする請求項5に記載された循環式太陽熱発電装置
  7. 前記回転管の周囲に複数個の放熱管を配置し、前記放熱管の一方から送風機で前記放熱管の管内に循環式太陽熱発電装置外の外気を送風し、前記冷却箱の熱を前記放熱管が吸収して、前記放熱管内の熱を他方の開放口から循環式太陽熱発電装置外へ排出することにより、前記冷却箱内を冷却することを特徴とする請求項6に記載された循環式太陽熱発電装置。
  8. 電動機、コンプレッサー、凝縮器、補助電動機、補助コンプレッサー、補助凝縮 器、キャピラリーチューブ、気化器、サクションパイプで構成される冷却装置に おいて、前記電動機、前記コンプレッサー、前記凝縮器、前記補助電動機、前記 補助コンプレッサー、前記凝縮器を前記蓄熱箱に、前記キャピラリーチューブ、 前記気化器を前記冷却箱に、前記サクションパイプを前記送風箱に内蔵し、冷却 用冷媒(以下冷媒と略す)を前記コンプレッサー、前記凝縮器、前記補助コンプ レッサー、前記補助凝縮器、前記キャピラリーチューブ、前記気化器、前記サク ションパイプ、前記コンプレッサーと循環させることを特徴とする請求項7に記 載された循環式太陽熱発電装置
  9. 前記凝縮器と前記キャピラリーチューブ間の任意の位置に、補助電動機、補助コンプレッサー、補助凝縮器を設け、かつ、前記補助凝縮器の体積は前記凝縮器よりも小さくすることで、前記凝縮器で液化した冷媒を前記補助コンプレッサーで前記補助凝縮器に搬出して、補助凝縮器内の冷媒に加圧することにより、数m以上の高さに設けられている前記キャピラリーチューブに搬出することを特徴とする請求項8に記載された循環式太陽熱発電装置。
  10. 前記電動機で前記コンプレッサー内の冷媒を圧縮して、高温、高圧にし、前記凝縮器において、冷媒の熱を前記蓄熱箱に放熱して、冷媒を液化し、前記補助電動機で前記補助コンプレッサー内の液化した冷媒を再度高温、高圧にし、前記補助凝縮器で高温、高圧の液化した冷媒の熱を前記蓄熱箱に放熱することにより、太陽熱が得られない場合でも、上昇気流を発生させて、前記回転管を回転させて、発電することを特徴とする請求項9に記載された循環式太陽熱発電装置。
  11. 前記キャピラリーチューブ、前記気化器を前記冷却箱内に内蔵し、液化した冷媒 が気化するとき、前記冷却箱の熱を吸収することにより、前記冷却箱の前記放熱 板及び、前記放熱管で循環式太陽熱発電装置外に放熱できない熱を前記気化器で 吸収して、冷却箱を冷却することを特徴とする請求項10に記載された循環式太 陽熱発電装置
  12. 前記冷却箱において、前記気化器で前記冷却箱の温度を吸収して、前記冷却箱を冷却することにより、前記冷却箱内の温度および気圧と、前記回転管内の温度と気圧の差を大きくすることにより、前記複数個のL字型ノズルから噴射するエネルギーは前記冷却箱と前記回転管の温度差及び気圧差に比例した高エネルギーを得ることにより、前記回転管の回転エネルギーを得て、発電エネルギーを得ることを特徴とする請求項11に記載された循環式太陽熱発電装置。
  13. 前記蓄熱箱の天井に天井の温度を測定する温度測定器と、前記蓄熱箱内に熱を発生させる複数個のヒーターを設け、前記蓄熱箱の天井の温度測定により複数個のヒーターの電源をON/OFFする制御装置を設けることにより、昼夜、晴雨、日照時間、季節に関係なく発電することができることを特徴とする請求項12に記載された循環式太陽熱発電装置。
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