JP5809998B2 - 通信システム、通信方法、通信プログラムおよび通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信システム、通信方法、通信プログラムおよび通信装置に関する。
ネットワークが混雑している時間帯を避けて、大容量の動画コンテンツ等を、端末装置に配信するサービス(Push型のサービス)、または、端末装置により取得するサービス(Pull型のサービス)がある。具体的には、このようなサービスとして、EZチャンネルプラスなどのサービスがある。
このようなサービスでは、一般的には、コンテンツの配信の時間帯が決定されており、大抵の場合は、深夜または早朝のネットワークがすいている時間帯にコンテンツの配信が行われる。
背景技術の例として、特許文献1には、デジタルコンテンツを格納したデジタルコンテンツ配信装置から、ネットワークを介して、携帯端末へ、所定期間内における所望の時間帯ごとにデジタルコンテンツを配信するデジタルコンテンツ配信方法が記載されている(特許文献1参照。)。
また、背景技術の例として、特許文献2には、予約された通信を無線リソースに余裕のある時間帯を学習して自律分散的に行う無線端末が記載されている(特許文献2参照。)。
また、背景技術の例として、非特許文献1には、好きな番組を登録しておくと、その番組のコンテンツを、夜の間に自動的に配信するサービスが記載されている(非特許文献3参照。)。
特開2009−245465号公報 特開2011−199592号公報
「EZチャンネルプラス」、[online]、KDDI、[2011年12月9日検索]、インターネット、<URL:http://www.au.kddi.com/ez_channel_plus>
しかしながら、通信システムにおいて端末装置へのコンテンツの提供を行う時間を決定する技術については、さらなる開発が要求されていた。
例えば、コンテンツを配信または取得するサービスでは、配信または取得の完了後に生成または更新された最新のコンテンツの取得が難しい。
そこで、このような最新のコンテンツを取得するために、1日に複数回の配信または取得を行う方法が考えられる。しかしながら、この方法では、固定的な配信または取得のスケジュールに従う場合には、例えば、閲覧されないのに配信または取得だけが行われるという非効率な処理が発生する可能性があり、また、混雑している時間帯は場所に依存するため、ネットワークインフラへの過負荷が発生する場所が生じる可能性がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、端末装置へのコンテンツの提供を行う時間を決定することを効果的に行うことができる通信システム、通信方法、通信プログラムおよび通信装置を提供することを課題とする。
(1)上記の課題を解決するために、本発明に係る通信システムは、端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報を取得する混雑度情報取得部と、コンテンツの閲覧に関する情報を取得するコンテンツ閲覧情報取得部と、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部と、前記ダウンロード時間帯決定部により決定される時間帯で前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うダウンロード部と、を備えることを特徴とする。
(2)本発明は、上記した(1)に記載の通信システムにおいて、前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果を求め、当該演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯を決定する、ことを特徴とする。
(3)本発明は、上記した(1)に記載の通信システムにおいて、前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果を求め、当該演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯を決定し、この場合に、前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報として、閲覧されたコンテンツの数を用いて計算される値の情報を用い、前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値として、時間経過に応じて所定の比率で小さくなる減衰係数を前記コンテンツの閲覧に関する情報の値に対して乗算した結果に基づく値を用いる、ことを特徴とする。
(4)本発明は、上記した(1)に記載の通信システムにおいて、前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値を求め、当該値の大きさに基づいて2つ以上のタイムスロットの時間帯を参照タイムスロットの時間帯として選択し、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記選択した2つ以上の参照タイムスロットの時間帯についてそれぞれの隣り合う参照タイムスロットの時間帯の間から1つのタイムスロットの時間帯を選択して、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯として決定し、さらに、必要である場合には、前記演算を行った結果の値の大きさに基づいて、タイムスロットの時間帯を選択して、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯として決定する、ことを特徴とする。
(5)上記の課題を解決するために、本発明に係る通信方法は、混雑度情報取得部が、端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報を取得し、コンテンツ閲覧情報取得部が、コンテンツの閲覧に関する情報を取得し、ダウンロード時間帯決定部が、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定し、ダウンロード部が、前記ダウンロード時間帯決定部により決定される時間帯で前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う、ことを特徴とする。
(6)上記の課題を解決するために、本発明に係る通信プログラムは、混雑度情報取得部が、端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報を取得するステップと、コンテンツ閲覧情報取得部が、コンテンツの閲覧に関する情報を取得するステップと、ダウンロード時間帯決定部が、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するステップと、ダウンロード部が、前記ダウンロード時間帯決定部により決定される時間帯で前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うステップと、をコンピュータに実行させるための通信プログラムである。
(7)上記の課題を解決するために、本発明に係る通信装置は、端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報とコンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部を備える、ことを特徴とする前記端末装置である通信装置である。
(8)上記の課題を解決するために、本発明に係る通信装置は、ネットワーク側から端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報とコンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部を備える、ことを特徴とする前記ネットワーク側の通信装置である。
本発明によれば、通信システムにおいて、端末装置へのコンテンツの提供を行う時間を決定することを効果的に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る通信システムの概略的な構成を示すブロック図である。 (A)、(B)、(C)は本発明の一実施形態に係る通信スケジュールの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る通信システムにおける無線通信のセルの概略的な構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
<本実施形態に係る通信システムの概略の説明>
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの概略的な構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る通信システムは、サーバ装置11と、コンテンツ記憶装置12と、基地局装置13と、回線14と、無線端末装置31と、有線の端末装置32と、を備える。
また、図1には、基地局装置13の無線による通信エリア21を示してある。
なお、本実施形態では、サーバ装置11と、コンテンツ記憶装置12と、基地局装置13と、無線端末装置31と、有線の端末装置32は、それぞれ、通信装置の例である。
ここで、サーバ装置11と、コンテンツ記憶装置12と、基地局装置13と、有線の端末装置32と、は、回線14を介して、互いに通信することが可能に接続されている。
回線14としては、任意のものが用いられてもよく、例えば、LAN(Local Area Network)の回線や、インターネットの回線などを用いることができる。
また、基地局装置13と、当該基地局装置13の通信エリア21に存在する無線端末装置31とは、互いに無線により通信することが可能に接続される。
回線14に接続されたサーバ装置11などと、無線端末装置31とは、それぞれが基地局装置13との通信を行うことで、当該基地局装置13を介して、互いに通信することが可能である。
具体的には、サーバ装置11と、コンテンツ記憶装置12と、基地局装置13と、有線の端末装置32とは、任意の2つの装置が、回線14を介して、互いに通信することができる。
また、サーバ装置11と、コンテンツ記憶装置12と、有線の端末装置32とのうちの1つの装置と、無線端末装置31とは、当該1つの装置が回線14を介して基地局装置13と通信するとともに、当該無線端末装置31が当該基地局装置13と無線により通信することにより、当該基地局装置13を中継装置として、互いに通信することができる。
なお、本実施形態では、各装置11〜13、31、32をそれぞれ1つずつ示すが、各装置11〜13、31、32について、同様な複数の装置が通信システムに備えられてもよい。
また、コンテンツ記憶装置12は、例えば、本実施形態に係る通信システムの外部に備えられてもよい。
また、通信システムとしては、例えば、有線の通信システムが用いられてもよく、または、無線の通信システムが用いられてもよく、または、有線の通信と無線の通信との両方を使用する通信システムが用いられてもよい。
例えば、本実施形態に係る通信システムについて、有線の端末装置32が備えられない構成が用いられてもよく、または、基地局装置13および無線の端末装置31が備えられない構成が用いられてもよい。
本実施形態に係る通信システムに備えられる各装置11〜13、31、32について説明する。
サーバ装置11は、本実施形態では、ネットワーク側の装置である。
サーバ装置11は、レコメンド部101を備える。
レコメンド部101は、端末装置31、32を使用するユーザの属性データや履歴データなどをベースとして、これらのデータに基づいて、当該ユーザの嗜好やニーズに合ったレコメンドコンテンツ(推薦する対象とするコンテンツ)を選択する。また、レコメンド部101は、レコメンドコンテンツの選択結果を該当する端末装置31、32(本実施形態では、端末装置31、32のダウンロード部114、124)に通知する。
ここで、ユーザの属性データとしては、様々なデータが用いられてもよく、例えば、ユーザの性別、年齢、ライフスタイルなどのデータを用いることができる。
また、ユーザの履歴データとしては、様々なデータが用いられてもよく、例えば、ユーザが端末装置31、32によって利用したコンテンツの履歴(コンテンツ利用履歴)、ユーザが端末装置31、32によって評価したコンテンツの履歴(コンテンツ評価履歴)などのデータを用いることができる。
また、レコメンド部101は、ユーザの属性データや履歴データなどをベースに当該ユーザの嗜好やニーズに合ったレコメンドコンテンツを選択するだけでなく、例えば、コンテンツのアップロード、削除、修正、あるいは、ランキング順位の変化などに応じて、レコメンドコンテンツの選択結果を、随時、更新することも可能である。この場合、レコメンド部101は、レコメンドコンテンツの選択結果を更新すると、その更新結果(更新後におけるレコメンドコンテンツの選択結果)を該当する端末装置31、32(本実施形態では、端末装置31、32のダウンロード部114、124)に通知する。
ここで、レコメンドコンテンツの選択結果としては、例えば、レコメンドの対象となるコンテンツを取得(本実施形態では、ダウンロード)するための情報が用いられる。具体例として、レコメンドコンテンツの選択結果としては、レコメンドの対象となるコンテンツが記憶されたコンテンツ記憶装置12および当該コンテンツを特定する情報(例えば、URLの情報など)を用いることができる。
なお、コンテンツをレコメンドする技術(レコメンド技術)については、例えば、公知の様々な技術を利用することもできる。
コンテンツ記憶装置12は、端末装置31、32に提供することが可能な様々なコンテンツを記憶する。
具体例として、コンテンツ記憶装置12は、インターネットに存在する複数のサイトについて、各サイトのコンテンツを記憶する記憶装置の集合から構成することができる。
ここで、コンテンツとしては、例えば、デジタルのコンテンツが用いられ、様々な内容の情報(データ)が用いられてもよい。
基地局装置13は、回線14を介して、サーバ装置11、コンテンツ記憶装置12、有線の端末装置32と通信し、また、無線の回線を介して、無線端末装置31と通信する。
基地局装置13は、例えば、自己の通信エリア21に存在して通信対象とする無線端末装置31を管理する。
無線端末装置31は、混雑度情報取得部111と、コンテンツ閲覧情報取得部112と、ダウンロード時間帯決定部113と、ダウンロード部114と、を備える。
混雑度情報取得部111は、通信における混雑度に関する情報(混雑度情報)を取得し、取得した混雑度情報をダウンロード時間帯決定部113に出力する。
ここで、混雑度情報取得部111は、通信における混雑度に関する情報として、例えば、コンテンツをダウンロードすることに関する通信回線(接続回線)のトラフィックの混雑度を表す情報を取得する。
また、混雑度としては、例えば、所定時間単位の混雑度が用いられてもよい。
所定時間単位の混雑度における当該所定時間単位としては、様々な長さの時間の単位が用いられてもよく、例えば、1時間の単位、などを用いることができる。
また、コンテンツをダウンロードすることに関する通信回線のトラフィックの混雑度としては、様々な手法で検出されてもよく、例えば、自己(ここでは、無線端末装置31)とサーバ装置11との間の通信回線のトラフィックの混雑度を検出する手法、または、自己(ここでは、無線端末装置31)とコンテンツ記憶装置12との間の通信回線のトラフィックの混雑度を検出する手法などを用いることができる。
また、コンテンツをダウンロードすることに関する通信回線のトラフィックの混雑度としては、例えば、有線の回線を使用する場合には当該有線の回線のトラフィックの混雑度を検出する手法を用いることができ、また、無線の回線を使用する場合には当該無線の回線のトラフィックの混雑度を検出する手法を用いることができ、また、有線の回線と無線の回線との両方を使用する場合には当該有線の回線と当該無線の回線とのうちの一方または両方のトラフィックの混雑度を検出する手法を用いることができる。
コンテンツ閲覧情報取得部112は、自己(ここでは、無線端末装置31)においてユーザにより行われたコンテンツの閲覧に関する情報(コンテンツ閲覧情報)を取得し、取得したコンテンツ閲覧情報をダウンロード時間帯決定部113に出力する。
ここで、コンテンツの閲覧に関する情報としては、様々なものが用いられてもよく、例えば、閲覧されたコンテンツの数に関する情報などを用いることができる。
ダウンロード時間帯決定部113は、混雑度情報取得部111から入力される混雑度情報と、コンテンツ閲覧情報取得部112から入力されるコンテンツ閲覧情報と、に基づいて、あらかじめ定められた演算により、ダウンロードを行う時間帯(タイミング)を決定し、決定した時間帯を特定する情報(時間帯特定情報)をダウンロード部114に出力する。
ここで、ダウンロードを行う時間帯としては、任意の方法で特定されてもよく、例えば、時間帯の始点のタイミングと終点のタイミングを用いて特定することができ、または、時間帯の始点のタイミングと当該時間帯の長さを用いて特定することができる。他の例として、ダウンロードを行う時間帯としては、例えば、時間帯の始点のタイミングのみが特定されてもよく、または、時間帯の中の始点以外の任意の1つ以上の時刻点のタイミングを用いて特定されてもよい。
ダウンロード部114は、サーバ装置11のレコメンド部101からレコメンドコンテンツの選択結果の通知を受け取る(受信する)と、ダウンロード時間帯決定部113から入力された時間帯特定情報により特定される時間帯に、レコメンドされたコンテンツ(当該レコメンドコンテンツの選択結果で指定されたコンテンツ)をダウンロードする。
本実施形態では、このダウンロードは、ユーザにより指示されることなく、先行的に自動的に行われる。
また、ダウンロード部114は、サーバ装置11のレコメンド部101からレコメンドコンテンツの選択結果の更新の通知を受け取る(受信する)と、ダウンロード時間帯決定部113から入力された時間帯特定情報により特定される時間帯に、更新後にレコメンドされたコンテンツ(当該レコメンドコンテンツの選択結果の更新で指定されたコンテンツ)をダウンロードする。
本実施形態では、このダウンロードは、ユーザにより指示されることなく、先行的に自動的に行われる。
ここで、ダウンロード部114は、例えば、ダウンロードの対象となるコンテンツのデータをコンテンツ記憶装置12から(サーバ装置11を介さずに)受信してもよく、または、ダウンロードの対象となるコンテンツのデータをサーバ装置11を介して受信してもよい。
なお、コンテンツをダウンロードする技術(ダウンロード技術)については、例えば、公知の様々な技術を利用することもできる。
有線の端末装置32は、混雑度情報取得部121と、コンテンツ閲覧情報取得部122と、ダウンロード時間帯決定部123と、ダウンロード部124と、を備える。
ここで、本実施形態では、無線端末装置31が基地局装置13を介して回線14と接続する一方、有線の端末装置32が直接に回線14と接続する点を除いては、有線の端末装置32に備えられる各処理部121〜124は無線端末装置31に備えられる各処理部111〜114と同様な機能を有する。
<通信システムの他の構成例の説明>
以上では、各種のダウンロードを、各端末装置31、32の主導で行う。具体的には、端末装置31、32にダウンロード部114、124を配置して、各端末装置31、32が自律分散的にダウンロードを行う構成を示した。
これに対して、他の構成例として、ネットワーク側に、端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを行うダウンロード部の機能を備えることもできる。
一例として、サーバ装置11に、ダウンロード部(サーバ側ダウンロード部)を備えることができる。この場合、各端末装置31、32には、ダウンロード部114、124は備えられなくてもよい。
また、他の構成例として、ネットワーク側のダウンロード部は、サーバ装置11ではなく、コンテンツ記憶装置12、または、他の任意の装置に備えられてもよい。
サーバ装置11のサーバ側ダウンロード部は、レコメンド部101から通知された情報(各端末装置31、32に対する初期的なレコメンドコンテンツや更新後のレコメンドコンテンツを識別する情報)に基づいて、各端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを制御して実行する。
また、サーバ装置11のサーバ側ダウンロード部は、各端末装置31、32のダウンロード時間帯決定部113、123から通知された時間帯特定情報に基づいて、当該時間帯特定情報により特定される時間帯にダウンロードが行われるように、各端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを制御して実行する。この場合、各端末装置31、32のダウンロード時間帯決定部113、123は、決定した時間帯特定情報をサーバ装置11のサーバ側ダウンロード部に送信して通知する。
このように、他の構成例に係る通信システムでは、各種のダウンロードを、ネットワーク側(ここで説明した例では、サーバ装置11)の主導で行う。
さらに、以上の構成例では、ネットワーク側と端末装置31、32の側とに各処理部の機能を配置する構成の幾つかの例を示したが、これに限られず、各処理部の機能は、任意のところに備えられてもよい。
例えば、本実施形態では、ネットワーク側(本実施形態では、サーバ装置11)にレコメンド部101を備える構成を示したが、他の構成例として、コンテンツをレコメンドする機能(例えば、レコメンド部101と同様なコンテンツのレコメンドを実現する機能)を各端末装置31、32に備える構成とすることも可能である。
また、本実施形態では、各端末装置31、32に混雑度情報取得部111、121を備える構成を示したが、他の構成例として、ネットワーク側(例えば、サーバ装置11)に混雑度に関する情報を取得する機能(例えば、混雑度情報取得部111、121と同様な混雑度情報の取得を実現する機能)を備える構成とすることも可能である。
また、本実施形態では、各端末装置31、32にダウンロード時間帯決定部113、123を備える構成を示したが、他の構成例として、ネットワーク側(例えば、サーバ装置11)にダウンロードを行う時間帯を決定する機能(例えば、ダウンロード時間帯決定部113、123と同様なダウンロードの時間帯の決定を実現する機能)を備える構成とすることも可能である。
また、本実施形態では、レコメンド部101によりレコメンドされるコンテンツを端末装置31、32へダウンロードする構成を示したが、ダウンロードの対象とするコンテンツは、任意の方法で決定されてもよい。具体的に、他の構成例として、あらかじめ定められたコンテンツを端末装置31、32へダウンロードする構成が用いられてもよく、または、端末装置31、32などにおいてユーザにより行われる操作によりダウンロードを希望するコンテンツの指示を受け付け、受け付けた指示に合致するコンテンツを該当する端末装置31、32へダウンロードする構成が用いられてもよい。
<通信システムにおける無線通信の説明>
図3は、本発明の一実施形態に係る通信システムにおける無線通信のセルの概略的な構成を示すブロック図である。
本実施形態では、例えば、携帯電話公衆網(ネットワーク)を使用する携帯電話システム(一例として、3G)などのように比較的大きいセル(本実施形態において、大セルと言う)1001と、Wi−Fi(登録商標)ネットワークなどのように比較的小さいセル(本実施形態において、小セルと言う)1011−1〜1011−5が存在する。
大セル1001の通信回線は、広いエリアの全てをカバーするのに対して、各小セル1011−1〜1011−5の通信回線は、当該広いエリアの全てをカバーせずに、それぞれ部分的なエリアをカバーするように設置される。
図3の例では、大セル1001の中に、複数(図3の例では、5個)の小セル1011−1〜1011−5が設けられている。
また、図3には、ユーザにより持ち運ばれるなどして移動する無線端末装置1101、1102を示してある。この無線端末装置1101、1102は、図1に示される無線端末装置31に対応するものである。
ここで、図1に示される基地局装置13を大セル1001の基地局装置であるとみなすと、基地局装置13の通信エリア21が大セル1001に相当する。
また、図1に示される基地局装置13を小セル(複数の小セル1011−1〜1011−5のうちの1つ)の基地局装置であるとみなすと、基地局装置13の通信エリア21が当該小セルに相当する。
本実施形態では、大セル1001ごと、および、小セル1011−1〜1011−5ごとに、基地局装置が備えられているとする。
本実施形態では、無線端末装置31は、大セル1001のシステムの基地局装置との間で無線通信する機能と、小セル1011−1〜1011−5のシステムの基地局装置との間で無線通信する機能と、を有している。また、無線端末装置31は、大セル1001のシステムの基地局装置との間で無線通信する機能と、小セル1011−1〜1011−5のシステムの基地局装置との間で無線通信する機能と、を切り替えて使用する機能を有している。
本実施形態では、無線端末装置31のダウンロード部114は、大セル1001の基地局装置との間で当該大セル1001の通信回線を使用して無線通信することにより、コンテンツのダウンロードを行う機能、および、小セル1011−1〜1011−5の基地局装置との間で当該小セル1011−1〜1011−5の通信回線を使用して無線通信することが可能な状態にある場合に、当該小セル1011−1〜1011−5の基地局装置との間で当該小セル1011−1〜1011−5の通信回線を使用して無線通信することにより、コンテンツのダウンロードを行う機能を有する。
このように、本実施形態に係る通信システムによると、例えば、大規模なセル(大セル1001)に比べて小規模なセル(小セル1011−1〜1011−5)のネットワークを検出して、当該小規模なセルのネットワークを用いて、各種のダウンロードを行うことができる。このように、例えば、Wi−Fi(登録商標)オフロードのように、小規模なセルのネットワークへのオフロードを実現することができる。
なお、本実施形態では、無線端末装置31に、小セル1011−1〜1011−5の基地局装置との間で当該小セル1011−1〜1011−5の通信回線を使用して無線通信する機能を備える場合について示したが、他の構成例として、有線の端末装置32に、同様な機能を備えてもよい。
例えば、有線の端末装置32が小セル1011−1〜1011−5の基地局装置との間で当該小セル1011−1〜1011−5の通信回線を使用して無線通信する機能を有しており、当該有線の端末装置32がユーザにより持ち運ばれるなどして移動させられるような場合には、当該有線の端末装置32が小セル1011−1〜1011−5の範囲内と範囲外とで移動させられることがある。
このような構成では、有線の端末装置32は、有線の回線14を介して通信する機能と、小セル1011−1〜1011−5のシステムの基地局装置との間で無線通信する機能と、を有している。また、有線の端末装置32は、有線の回線14を介して通信する機能と、小セル1011−1〜1011−5のシステムの基地局装置との間で無線通信する機能と、を切り替えて使用する機能を有している。
ここで、比較的大きいセル(大セル)を形成するシステムとしては、例えば、携帯電話システムに限られず、様々なものが用いられてもよい。このように大セルを形成するシステムとして扱うシステムは、例えば、あらかじめ定められる。
また、比較的小さいセル(限定的な通信回線を提供する小セル)を形成するシステムとしては、例えば、Wi−Fi(登録商標)ネットワークのシステムに限られず、様々なものが用いられてもよい。このように小セルを形成するシステムとして扱うシステムは、例えば、あらかじめ定められる。
<ダウンロードの時間帯を決定する方法における前提の説明>
図1に示される本実施形態に係る通信システムを例として、端末装置31、32に備えられた混雑度情報取得部111、121、コンテンツ閲覧情報取得部112、122、ダウンロード時間帯決定部113、123について説明する。
ダウンロード時間帯決定部113、123に入力されるパラメータ(入力パラメータ)について説明する。
なお、本実施形態では、入力パラメータは、システムで固定的に設定されて、例えば、あらかじめダウンロード時間帯決定部113、123のメモリに設定されて記憶されるが、他の構成例として、入力パラメータが可変な構成が用いられてもよい。
入力パラメータとして、閲覧時間帯の数をN_viewで表し、通信する「すきまタイムスロット」の数をN_offpeakで表し、2つの重み付け係数をそれぞれa、bで表し、減衰係数をk(i)で表し、1日のタイムスロットの数(1日の分割数)をnで表し、これらを用いる。
ここで、N_offpeak≧N_viewである。
また、i=0、1、2、・・・、n−1である。
また、nは、例えば、2以上の整数である。
また、減衰係数k(i)としては、様々なものが用いられてもよく、一例として、k=1、2、・・・、Kとして、k(i)=1/kなどを用いることができる。
また、減衰係数k(i)としては、例えば、数式を用いて設定されてもよく、または、k(i)=1/kのような場合に、それぞれのkの値ごとに減衰係数k(i)の値をあらかじめ手動で入力して、kの値とk(i)の値とを対応付けて端末装置31、32のメモリにテーブルとして記憶させておき、端末装置31、32において当該テーブルの内容を読み出して使用する構成を用いることもできる。
ダウンロード時間帯決定部113、123からダウンロード部114に出力されるパラメータ(出力パラメータ)について説明する。この出力パラメータは、時間帯特定情報に相当する。
出力パラメータとして、ダウンロードを行うべきN_offpeak個のタイムスロットを用いる。
ダウンロード時間帯決定部113、123の内部変数について説明する。
内部変数として、i(i=0、1、2、・・・、n−1)番目のタイムスロットを用いる。
また、内部変数として、各タイムスロットにおける混雑度の指標(混雑度指標)をC(i)で表し、これを用いる。
また、内部変数として、各タイムスロットで閲覧されるコンテンツ(本実施形態では、一例として、ビデオのコンテンツ)の数の期待値(閲覧コンテンツ数期待値)をN(i)で表し、これを用いる。
ここで、混雑度情報取得部111は、各タイムスロットにおける混雑度指標C(i)を計算し、計算した混雑度指標C(i)をダウンロード時間帯決定部113に出力する。本実施形態では、この混雑度指標C(i)は、混雑度情報に相当する。
また、コンテンツ閲覧情報取得部112は、各タイムスロットにおける閲覧コンテンツ数期待値N(i)を計算し、計算した閲覧コンテンツ数期待値N(i)をダウンロード時間帯決定部113に出力する。本実施形態では、この閲覧コンテンツ数期待値N(i)は、コンテンツ閲覧情報に相当する。
本実施形態では、混雑度情報取得部111は、タイムスロットを分割する対象となる全体の時間(本実施形態では、1日分の時間)の中で1回、i=0、1、2、・・・、n−1について、混雑度指標C(i)を計算して、ダウンロード時間帯決定部113に通知する。
また、コンテンツ閲覧情報取得部112は、タイムスロットを分割する対象となる全体の時間(本実施形態では、1日分の時間)の中で1回、i=0、1、2、・・・、n−1について、閲覧コンテンツ数期待値N(i)を計算して、ダウンロード時間帯決定部113に通知する。
なお、本実施形態では、混雑度情報取得部111が混雑度指標C(i)を計算してダウンロード時間帯決定部113に通知するタイミングと、コンテンツ閲覧情報取得部112が閲覧コンテンツ数期待値N(i)を計算してダウンロード時間帯決定部113に通知するタイミングとして、同じタイミングを用いており、具体的には、i=0のときのタイミングを用いている。
本実施形態では、i=0のときのタイミングで、混雑度情報取得部111が過去1日分の混雑度指標C(i)を計算し、コンテンツ閲覧情報取得部112が過去1日分の閲覧コンテンツ数期待値N(i)を計算する。
更に詳しく説明する。
混雑度情報取得部111は、スループット、呼損率、干渉量などのうちの1つ以上を用いるあらかじめ定められた演算式を使用して、混雑度指標C(i)を計算して決定し、決定した混雑度指標C(i)をダウンロード時間帯決定部113に通知する。
本実施形態では、一例として、混雑度情報取得部111は、混雑度が低い方が混雑度指標C(i)の値が大きくなるように、i=0、1、2、・・・、n−1の各タイムスロットにおける混雑度指標C(i)を計算して決定する。
ダウンロード時間帯決定部113は、混雑度情報取得部111から通知された混雑度指標C(i)について、前日までの値からの指数平滑平均を取り、その指数平滑平均の結果を、その後に使用する混雑度指標C(i)として、上書きする。
具体的には、前日までの混雑度指標C(i)をC(i)_yesterdayで表し、当日の混雑度指標C(i)をC(i)_todayで表すと、指数平滑平均を取った結果である新しい混雑度指標C(i)は、式(1)のように表される。
ここで、式(1)におけるαとしては、任意の値が用いられてもよく、例えば、0より大きく1より小さい値が用いられる。
Figure 0005809998
コンテンツ閲覧情報取得部112は、各タイムスロットにおいて閲覧されたコンテンツの数を用いるあらかじめ定められた演算式を使用して、閲覧コンテンツ数期待値N(i)を計算して決定し、決定した閲覧コンテンツ数期待値N(i)をダウンロード時間帯決定部113に通知する。
本実施形態では、一例として、コンテンツ閲覧情報取得部112は、i=0、1、2、・・・、n−1の各タイムスロットにおいて閲覧されたコンテンツの数を、閲覧コンテンツ数期待値N(i)とする。
本実施形態では、一例として、閲覧されたコンテンツの数が多い方が、閲覧コンテンツ数期待値N(i)が大きい値となる。
なお、本実施形態では、混雑度が低い方が混雑度指標C(i)の値が大きくなり、閲覧されたコンテンツの数が多い方が閲覧コンテンツ数期待値N(i)が大きい値となる構成を示すが、これとは逆に、混雑度が低い方が混雑度指標C(i)の値が小さくなり、閲覧されたコンテンツの数が多い方が閲覧コンテンツ数期待値N(i)が小さい値となる構成を用いてもよく、この場合には、例えば、混雑度指標C(i)や閲覧コンテンツ数期待値N(i)の大小関係の処理の仕方(例えば、大小関係の判定の仕方)を本実施形態の場合と逆にする。
ダウンロード時間帯決定部113は、コンテンツ閲覧情報取得部112から通知された閲覧コンテンツ数期待値N(i)について、前日までの値からの指数平滑平均を取り、その指数平滑平均の結果を、その後に使用する閲覧コンテンツ数期待値N(i)として、上書きする。
具体的には、前日までの閲覧コンテンツ数期待値N(i)をN(i)_yesterdayで表し、当日の閲覧コンテンツ数期待値N(i)をN(i)_todayで表すと、指数平滑平均を取った結果である新しい閲覧コンテンツ数期待値N(i)は、式(2)のように表される。
ここで、式(2)におけるβとしては、任意の値が用いられてもよく、例えば、0より大きく1より小さい値が用いられる。
Figure 0005809998
なお、式(1)におけるαと式(2)におけるβとしては、例えば、同じ値が用いられてもよく、または、異なる値が用いられてもよい。
本実施形態に係る端末装置31、32では、混雑度情報取得部111により取得される混雑度情報およびコンテンツ閲覧情報取得部112により取得されるコンテンツ閲覧情報に基づいて、ネットワーク(回線)の空いているタイミングおよびコンテンツの閲覧タイミングの両者を自律的に学習し、この学習の結果に基づいて、サーバ装置11などに対して、適切なタイミングでコンテンツを取得することを要求する。
ここで、本実施形態では、1日分の時間の長さ(24時間)をn個のタイムスロットに等間隔に分割して、各タイムスロットの単位でタイミングを規定する。一例として、n=24である場合には、1つのタイムスロットは1時間の長さを有する。
なお、他の構成例として、分割する対象とする時間の長さは、1日分以外に、任意の様々な長さが用いられてもよい。また、他の構成例として、分割する対象とする時間の長さを、等間隔ではない間隔で分割する構成が用いられてもよい。また、分割する対象とする時間の長さを分割する数nとしては、様々な値が用いられてもよい。
また、分割する対象とする時間の区切りを跨ぐ場合(本実施形態では、日跨ぎの場合)の扱いについて説明する。
基本的に、タイムスロットの識別子(ID)であるiは、0、1、2、・・・、n−1、0、1、2、・・・、n−1、0、1、2、・・・というように、巡回する。
このため、本実施形態では、C(i+n)=C(i)、N(i+n)=N(i)と扱う。
例えば、N(i+k)のようにk(kは整数)個先のタイムスロットを考慮する場合を考える。
具体例として、k=3で、タイムスロットのIDであるiがn−1であるときは、N((n−1)+3)=N(n+2)=N(2)となる。この場合、i=2であるときのN(i)の値を参照すればよいことになる。
<第1実施形態に係るダウンロードの時間帯を決定する方法の説明>
図1に示される本実施形態に係る通信システムを例として、端末装置31、32に備えられたダウンロード時間帯決定部113、123について説明する。
本実施形態に係るダウンロード時間帯決定部113、123は、混雑度指標C(i)(本実施形態では、指数平滑平均したもの)および閲覧コンテンツ数期待値N(i)(本実施形態では、指数平滑平均したもの)に基づいて、ダウンロードに使用するのに適切なタイムスロットを選択するアルゴリズムの例として、式(3)を使用するアルゴリズムを用いる。
Figure 0005809998
ここで、式(3)において、a、bは、それぞれ、任意の値を取ってもよい。a、bは、それぞれ、例えば、パラメータとして、あらかじめ指定されて設定され、または、ユーザにより入力されて指定される。
また、max{C(i),i=0、1、・・・、n−1}は、i=0、1、・・・、n−1におけるC(i)の最大値を表す。
また、max{N(i),i=0、1、・・・、n−1}は、i=0、1、・・・、n−1におけるN(i)の最大値を表す。
ダウンロード時間帯決定部113、123は、式(3)により、i=0、1、・・・、n−1について、それぞれ、Z(i)を演算(計算)する。
そして、ダウンロード時間帯決定部113、123は、i=0、1、・・・、n−1について演算したZ(i)の中で、値が大きい方から上位にあるN_offpeak個のタイムスロットを選択する。ダウンロード時間帯決定部113、123は、選択したN_offpeak個のタイムスロットのタイミングを、ダウンロードを行う時間帯として決定し、決定した時間帯を特定する情報(時間帯特定情報)をダウンロード部114、124に出力する。
ここで、本実施形態では、ダウンロード時間帯決定部113、123は、i=0のタイミングで、i=0、1、・・・、n−1について、Z(i)を演算する。これにより、本実施形態では、ダウンロード時間帯決定部113、123は、分割する対象とする時間の長さ(本実施形態では、1日(24時間))に1回、Z(i)を演算する。
また、式(3)では、混雑度指標C(i)に関する項(右辺の第1項)に対して、閲覧コンテンツ数期待値N(i+1)に関する項(右辺の第2項)を加えており、このようにN(i)ではなくN(i+1)を使用する理由は、コンテンツが閲覧されるタイムスロットの直前に当該コンテンツをダウンロードすべきであるためである。
また、式(3)において、混雑度指標C(i)に関する項(右辺の第1項)で、max{C(i),i=0、1、・・・、n−1}で除算している理由、および、閲覧コンテンツ数期待値N(i+1)に関する項(右辺の第2項)で、max{N(i),i=0、1、・・・、n−1}で除算している理由は、混雑度指標C(i)および閲覧コンテンツ数期待値N(i+1)をそれぞれ0〜1で正規化するためである。
以上のように、本実施形態に係る通信システムでは、ネットワークの混雑度およびコンテンツの閲覧のパターンを考慮した時間帯にコンテンツのダウンロードを行う。
一例として、本実施形態に係る通信システムでは、各ユーザの端末装置31、32で動作するソフトウェアにおいて、1日のうちのいずれの時間帯にネットワークの空いている場所にいるか、および、当該ユーザが1日のうちのいずれの時間帯にコンテンツを閲覧するか、を自律的に学習し、この学習結果に応じてダウンロードの時間帯を決定して、コンテンツを取得する。
具体例として、本実施形態に係る通信システムでは、ユーザの端末装置31、32が、自律的に、混雑度およびコンテンツの閲覧時刻に関する情報を収集し、収集した混雑度およびコンテンツの閲覧時刻に関する情報に基づいて、1日のうちで混雑度が小さい時間帯およびコンテンツが閲覧される可能性が高い時間帯を学習(推定)し、当該学習(当該推定)の結果に基づく時間帯にコンテンツのダウンロードを行う。各ユーザの端末装置31、32は、混雑度に関連する指標(本実施形態では、混雑度情報)を取得する混雑度情報取得部111と、コンテンツの閲覧時刻に関連する情報(本実施形態では、コンテンツ閲覧情報)を取得するコンテンツ閲覧情報取得部112と、混雑していない時間帯およびコンテンツが閲覧される可能性が高い時間帯を自律的に学習してダウンロードの時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部113と、このような学習の結果に基づいて決定された時間帯にコンテンツをダウンロードするダウンロード部114と、を備える。
以上のように、本実施形態に係る通信システムによると、混雑度情報とコンテンツ閲覧情報に基づいて、端末装置31、32へのコンテンツの提供を行う時間(ダウンロードを行う時間)を決定することを効果的に行うことができる。
本実施形態に係る通信システムによると、例えば、混雑していない時間帯を有効利用することで、ネットワークインフラの効率利用が可能となり、これにより、ネットワークインフラへの過負荷を回避しつつ、効率的に、1日のうちに複数回、コンテンツを更新することが可能となる。
また、本実施形態に係る通信システムによると、先行的なダウンロードを行う場合には、例えば、日常的にコンテンツを消費する時間帯の直前にコンテンツをダウンロードすることができるため、これにより、ユーザは最新のコンテンツを取得することが可能となる。
一構成例として、本実施形態に係る通信システムは、端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報を取得する混雑度情報取得部111と、コンテンツの閲覧に関する情報を取得するコンテンツ閲覧情報取得部112と、混雑度情報取得部111により取得される混雑度に関する情報とコンテンツ閲覧情報取得部112により取得されるコンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部113と、ダウンロード時間帯決定部113により決定される時間帯で端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを行うダウンロード部114と、を備える。
具体的な一構成例として、本実施形態に係る通信システムでは、ダウンロード時間帯決定部113、123は、あらかじめ定められた長さの時間(本実施形態では、1日(24時間))を複数(n)に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、混雑度情報取得部111により取得される混雑度に関する情報に基づく値(本実施形態では、式(3)の右辺の第1項)とコンテンツ閲覧情報取得部112により取得されるコンテンツの閲覧に関する情報に基づく値(本実施形態では、式(3)の右辺の第2項)とを用いて演算を行った結果(本実施形態では、式(3)で表されるZ(i))を求め、当該演算を行った結果の値の大きさに基づいて、端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯を決定する。
ここで、混雑度に関する情報に基づく値としては、様々な値が用いられてもよい。具体的には、混雑度に関する情報に基づく値としては、例えば、通信速度、遅延時間、干渉量、同時接続端末数、呼損率、などのうちのいずれかの値や、または、これらの値のうちの一部もしくはこれらの値の全てを組み合わせて算出される値を用いることができる。
また、コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値としては、様々な値が用いられてもよい。具体的には、コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値としては、例えば、閲覧されたコンテンツの数、コンテンツの閲覧時間、閲覧されたコンテンツのデータ量、などのうちのいずれかの値、または、これらの値のうちの一部もしくはこれらの値の全てを組み合わせて算出される値を用いることができる。
また、演算としては、例えば、加算、減算、乗算、除算などのうちの1つ以上を用いることができる。
[第2実施形態]
本実施形態に係る通信システムの概略は、第1実施形態における<本実施形態に係る通信システムの概略の説明>で説明したのと同様である。このため、本実施形態では、図1に示されるものと同じ符号を用いて説明する。
また、本実施形態では、第1実施形態における<通信システムの他の構成例の説明>や<通信システムにおける無線通信の説明>で説明した事項も適用され得る。
本実施形態に係る通信システムは、第1実施形態に係る通信システムと比べて、ダウンロード時間帯決定部113によりダウンロードの時間帯を決定する方法が異なる。
以下では、主に、本実施形態に係る通信システムについて、第1実施形態に係る通信システムとは異なる点について説明する。
なお、本実施形態における<ダウンロードの時間帯を決定する方法における前提の説明>については、第1実施形態における<ダウンロードの時間帯を決定する方法における前提の説明>で説明したものと同様である。
<第2実施形態に係るダウンロードの時間帯を決定する方法の説明>
図1に示される本実施形態に係る通信システムを例として、端末装置31、32に備えられたダウンロード時間帯決定部113、123について説明する。
本実施形態に係るダウンロード時間帯決定部113、123は、混雑度指標C(i)(本実施形態では、指数平滑平均したもの)および閲覧コンテンツ数期待値N(i)(本実施形態では、指数平滑平均したもの)に基づいて、ダウンロードに使用するのに適切なタイムスロットを選択するアルゴリズムの例として、式(4)を使用するアルゴリズムを用いる。
Figure 0005809998
ここで、式(4)において、a、bは、それぞれ、任意の値を取ってもよい。a、bは、それぞれ、例えば、パラメータとして、あらかじめ指定されて設定され、または、ユーザにより入力されて指定される。
また、max{C(i),i=0、1、・・・、n−1}は、i=0、1、・・・、n−1におけるC(i)の最大値を表す。
また、max{N(i),i=0、1、・・・、n−1}は、i=0、1、・・・、n−1におけるN(i)の最大値を表す。
また、式(4)において、k、Kは、それぞれ、パラメータである。
Kは、任意の値を取ってもよく、例えば、2以上の整数である。Kは、例えば、パラメータとして、あらかじめ指定されて設定され、または、ユーザにより入力されて指定される。
式(4)における右辺の第2項に関して、本実施形態では、N(i+k)に対して、時間傾斜の重み付けとなる減衰係数k(i)=1/kの重み付けを与えて、その結果をk=1、2、・・・、Kで総和している。
具体的には、閲覧コンテンツ数期待値N(i)について、1個先のタイムスロットの影響が1/k=1であるとき、2個先のタイムスロットの影響が1/k=1/2となり、3個先のタイムスロットの影響が1/k=1/3となり、以降も同様となる。
ここで、Kは、何個先までのタイムスロットの影響を考慮するかを示す。
ダウンロード時間帯決定部113、123は、式(4)により、i=0、1、・・・、n−1について、それぞれ、Z(i)を演算(計算)する。
そして、ダウンロード時間帯決定部113、123は、i=0、1、・・・、n−1について演算したZ(i)の中で、値が大きい方から上位にあるN_offpeak個のタイムスロットを選択する。ダウンロード時間帯決定部113、123は、選択したN_offpeak個のタイムスロットのタイミングを、ダウンロードを行う時間帯として決定し、決定した時間帯を特定する情報(時間帯特定情報)をダウンロード部114、124に出力する。
ここで、本実施形態では、ダウンロード時間帯決定部113、123は、i=0のタイミングで、i=0、1、・・・、n−1について、Z(i)を演算する。これにより、本実施形態では、ダウンロード時間帯決定部113、123は、分割する対象とする時間の長さ(本実施形態では、1日(24時間))に1回、Z(i)を演算する。
また、式(4)では、混雑度指標C(i)に関する項(右辺の第1項)に対して、k=1、2、・・・、Kについて閲覧コンテンツ数期待値N(i+k)に関する項(右辺の第2項)を加えており、このようにN(i)ではなくN(i+k)を使用する理由は、コンテンツが閲覧されるタイムスロットより前に当該コンテンツをダウンロードすべきであるためである。
また、式(4)において、混雑度指標C(i)に関する項(右辺の第1項)で、max{C(i),i=0、1、・・・、n−1}で除算している理由、および、閲覧コンテンツ数期待値N(i+k)に関する項(右辺の第2項)で、max{N(i),i=0、1、・・・、n−1}で除算している理由は、混雑度指標C(i)および閲覧コンテンツ数期待値N(i+k)をそれぞれ0〜1などで正規化するためである。
以上のように、本実施形態に係る通信システムでは、ネットワークの混雑度およびコンテンツの閲覧のパターンを考慮した時間帯にコンテンツのダウンロードを行う。
一例として、本実施形態に係る通信システムでは、各ユーザの端末装置31、32で動作するソフトウェアにおいて、1日のうちのいずれの時間帯にネットワークの空いている場所にいるか、および、当該ユーザが1日のうちのいずれの時間帯にコンテンツを閲覧するか、を自律的に学習し、この学習結果に応じてダウンロードの時間帯を決定して、コンテンツを取得する。
具体例として、本実施形態に係る通信システムでは、ユーザの端末装置31、32が、自律的に、混雑度およびコンテンツの閲覧時刻に関する情報を収集し、収集した混雑度およびコンテンツの閲覧時刻に関する情報に基づいて、1日のうちで混雑度が小さい時間帯およびコンテンツが閲覧される可能性が高い時間帯を学習(推定)し、当該学習(当該推定)の結果に基づく時間帯にコンテンツのダウンロードを行う。各ユーザの端末装置31、32は、混雑度に関連する指標(本実施形態では、混雑度情報)を取得する混雑度情報取得部111と、コンテンツの閲覧時刻に関連する情報(本実施形態では、コンテンツ閲覧情報)を取得するコンテンツ閲覧情報取得部112と、混雑していない時間帯およびコンテンツが閲覧される可能性が高い時間帯を自律的に学習してダウンロードの時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部113と、このような学習の結果に基づいて決定された時間帯にコンテンツをダウンロードするダウンロード部114と、を備える。
以上のように、本実施形態に係る通信システムによると、混雑度情報とコンテンツ閲覧情報に基づいて、端末装置31、32へのコンテンツの提供を行う時間(ダウンロードを行う時間)を決定することを効果的に行うことができる。
本実施形態に係る通信システムによると、例えば、混雑していない時間帯を有効利用することで、ネットワークインフラの効率利用が可能となり、これにより、ネットワークインフラへの過負荷を回避しつつ、効率的に、1日のうちに複数回、コンテンツを更新することが可能となる。
また、本実施形態に係る通信システムによると、先行的なダウンロードを行う場合には、例えば、日常的にコンテンツを消費する時間帯の直前にコンテンツをダウンロードすることができるため、これにより、ユーザは最新のコンテンツを取得することが可能となる。
一構成例として、本実施形態に係る通信システムは、端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報を取得する混雑度情報取得部111と、コンテンツの閲覧に関する情報を取得するコンテンツ閲覧情報取得部112と、混雑度情報取得部111により取得される混雑度に関する情報とコンテンツ閲覧情報取得部112により取得されるコンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部113と、ダウンロード時間帯決定部113により決定される時間帯で端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを行うダウンロード部114と、を備える。
具体的な一構成例として、本実施形態に係る通信システムでは、ダウンロード時間帯決定部113、123は、あらかじめ定められた長さの時間(本実施形態では、1日(24時間))を複数(n)に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、混雑度情報取得部111により取得される混雑度に関する情報に基づく値(本実施形態では、式(4)の右辺の第1項)とコンテンツ閲覧情報取得部112により取得されるコンテンツの閲覧に関する情報に基づく値(本実施形態では、式(4)の右辺の第2項)とを用いて演算を行った結果(本実施形態では、式(4)で表されるZ(i))を求め、当該演算を行った結果の値の大きさに基づいて、端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯を決定する。この場合に、前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報として、閲覧されたコンテンツの数を用いて計算される値の情報を用い、前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値として、時間経過に応じて所定の比率で小さくなる減衰係数(本実施形態では、k(i)=1/k)を前記コンテンツの閲覧に関する情報の値に対して乗算した結果に基づく値を用いる。
[第3実施形態]
本実施形態に係る通信システムの概略は、第1実施形態における<本実施形態に係る通信システムの概略の説明>で説明したのと同様である。このため、本実施形態では、図1に示されるものと同じ符号を用いて説明する。
また、本実施形態では、第1実施形態における<通信システムの他の構成例の説明>や<通信システムにおける無線通信の説明>で説明した事項も適用され得る。
本実施形態に係る通信システムは、第1実施形態に係る通信システムと比べて、ダウンロード時間帯決定部113によりダウンロードの時間帯を決定する方法が異なる。
以下では、主に、本実施形態に係る通信システムについて、第1実施形態に係る通信システムとは異なる点について説明する。
なお、本実施形態における<ダウンロードの時間帯を決定する方法における前提の説明>については、第1実施形態における<ダウンロードの時間帯を決定する方法における前提の説明>で説明したものと同様である。
<第3実施形態に係るダウンロードの時間帯を決定する方法の説明>
図1に示される本実施形態に係る通信システムを例として、端末装置31、32に備えられたダウンロード時間帯決定部113、123について説明する。
本実施形態に係るダウンロード時間帯決定部113、123は、混雑度指標C(i)(本実施形態では、指数平滑平均したもの)および閲覧コンテンツ数期待値N(i)(本実施形態では、指数平滑平均したもの)に基づいて、ダウンロードに使用するのに適切なタイムスロットを選択するアルゴリズムの例として、式(5)、式(6)、式(7)を使用するアルゴリズムを用いる。
Figure 0005809998
Figure 0005809998
Figure 0005809998
本実施形態に係るアルゴリズム(手順1)〜(手順4)についてより詳しく説明する。
(手順1)
まず、ダウンロード時間帯決定部113、123は、閲覧コンテンツ数期待値N(i)(本実施形態では、指数平滑平均したもの)について、値が大きい方から上位にあるN_view個のタイムスロットを、参照するタイムスロット(参照タイムスロット)として、選択する。
(手順2)
次に、ダウンロード時間帯決定部113、123は、選択したN_view個の参照タイムスロット以外のタイムスロット(選択した参照タイムスロットのiに該当しないi)について、式(5)〜式(7)により、Z(i)の値を演算(計算)する。
なお、ダウンロード時間帯決定部113、123は、この(手順2)において、すべてのiについて、Z(i)の値を演算してもよい。
(手順3)
次に、ダウンロード時間帯決定部113、123は、選択したN_view個の参照タイムスロットについて、それぞれの隣り合う参照タイムスロットの間において、Z(i)の値が最大となる1つのタイムスロットを、ダウンロードを行うタイムスロット(ダウンロード用タイムスロット)として、選択し、これにより、計N_view個のダウンロード用タイムスロットを選択する。
(手順4)
次に、ダウンロード時間帯決定部113、123は、ダウンロードを行うべき残りのタイムスロットである(N_offpeak−N_view)個のタイムスロット(ダウンロード用タイムスロット)を、すべての時間帯(本実施形態では、1日)を通じて、Z(i)が大きい順に選択する。但し、既に選択されている計N_view個のダウンロード用タイムスロットについては、二重には選択されない。
なお、(手順4)において、ダウンロード時間帯決定部113、123により(手順1)で選択したN_view個の参照タイムスロットについてZ(i)が求められていない場合には、ダウンロード時間帯決定部113、123は、そのZ(i)を演算して処理に使用する。
ダウンロード時間帯決定部113、123は、選択した計N_offpeak個のタイムスロットのタイミングを、ダウンロードを行う時間帯として決定し、決定した時間帯を特定する情報(時間帯特定情報)をダウンロード部114、124に出力する。
ここで、式(5)において、k、Kは、それぞれ、パラメータである。
Kは、任意の値を取ってもよく、例えば、2以上の整数である。Kは、例えば、パラメータとして、あらかじめ指定されて設定され、または、ユーザにより入力されて指定される。
式(5)における右辺に関して、本実施形態では、N(i+k)に対して、時間傾斜の重み付けとなる減衰係数k(i)=1/kの重み付けを与えて、その結果をk=1、2、・・・、Kで総和している。
具体的には、閲覧コンテンツ数期待値N(i)について、1個先のタイムスロットの影響が1/k=1であるとき、2個先のタイムスロットの影響が1/k=1/2となり、3個先のタイムスロットの影響が1/k=1/3となり、以降も同様となる。
ここで、Kは、何個先までのタイムスロットの影響を考慮するかを示す。
また、式(6)におけるmax{N’(i),i=0、1、・・・、n−1}は、i=0、1、・・・、n−1におけるN’(i)の最大値を表す。
また、式(7)において、a、bは、それぞれ、任意の値を取ってもよい。a、bは、それぞれ、例えば、パラメータとして、あらかじめ指定されて設定され、または、ユーザにより入力されて指定される。
ここで、本実施形態では、ダウンロード時間帯決定部113、123は、i=0のタイミングで、i=0、1、・・・、n−1について、Z(i)を演算する。これにより、本実施形態では、ダウンロード時間帯決定部113、123は、分割する対象とする時間の長さ(本実施形態では、1日(24時間))に1回、Z(i)を演算する。
また、式(7)では、混雑度指標C(i)に関する項(右辺の第1項)に対して、k=1、2、・・・、Kについて閲覧コンテンツ数期待値N(i+k)に関する項(右辺の第2項)を加えており、このようにN(i)ではなくN(i+k)を使用する理由は、コンテンツが閲覧されるタイムスロットより前に当該コンテンツをダウンロードすべきであるためである。
また、式(6)において、閲覧コンテンツ数期待値N(i+k)に関する項(右辺の項)で、max{N’(i),i=0、1、・・・、n−1}で除算している理由は、閲覧コンテンツ数期待値に関する値N’(i)を0〜1で正規化するためである。
図2(A)、(B)、(C)を参照して、ダウンロード時間帯決定部113、123により行われる(手順1)〜(手順4)の処理の具体例を説明する。
図2(A)、(B)、(C)は、本発明の一実施形態に係る通信スケジュールの一例を示す図である。
図2(A)、(B)、(C)の例では、N_view=3、N_offset=5である場合を示す。
(手順1)において、ダウンロード時間帯決定部113、123は、閲覧コンテンツ数期待値N(i)(本実施形態では、指数平滑平均したもの)について、値が大きい方から上位にあるN_view(=3)個のタイムスロットを、参照するタイムスロット(参照タイムスロット)として、選択する。
図2(A)の例では、ダウンロード時間帯決定部113、123は、時間が早い方から順に、タイムスロットs1、タイムスロットs2、タイムスロットs3を、参照タイムスロットとして、選択する。
(手順2)において、ダウンロード時間帯決定部113、123は、選択したN_view(=3)個の参照タイムスロット以外のタイムスロット(選択した参照タイムスロットのiに該当しないi)について、式(5)〜式(7)により、Z(i)の値を演算(計算)する。
なお、この例では、ダウンロード時間帯決定部113、123は、この(手順2)において、すべてのiについて、Z(i)の値を演算する。
(手順3)において、ダウンロード時間帯決定部113、123は、選択したN_view(=3)個の参照タイムスロットについて、それぞれの隣り合う参照タイムスロットの間において、Z(i)の値が最大となる1つのタイムスロットを、ダウンロードを行うタイムスロット(ダウンロード用タイムスロット)として、選択し、これにより、計N_view(=3)個のダウンロード用タイムスロットを選択する。
図2(B)の例では、ダウンロード時間帯決定部113、123は、参照タイムスロットs1と参照タイムスロットs2との間でZ(i)が最大となるタイムスロットs12をダウンロード用タイムスロットとして選択し、参照タイムスロットs2と参照タイムスロットs3との間でZ(i)が最大となるタイムスロットs13をダウンロード用タイムスロットとして選択し、参照タイムスロットs3と参照タイムスロットs1との間でZ(i)が最大となるタイムスロットs11をダウンロード用タイムスロットとして選択する。
(手順4)において、ダウンロード時間帯決定部113、123は、ダウンロードを行うべき残りのタイムスロットである(N_offpeak−N_view=2)個のタイムスロット(ダウンロード用タイムスロット)を、すべての時間帯(本実施形態では、1日)を通じて、Z(i)が大きい順に選択する。
図2(C)の例では、ダウンロード時間帯決定部113、123は、時間が早い方から順に、タイムスロットs21と、タイムスロットs22を、ダウンロード用タイムスロットとして、選択する。
以上により、ダウンロード時間帯決定部113、123は、計5個のダウンロード用タイムスロットs11、s12、s13、s21、s22を選択する。
以上のように、本実施形態に係る通信システムでは、ネットワークの混雑度およびコンテンツの閲覧のパターンを考慮した時間帯にコンテンツのダウンロードを行う。
一例として、本実施形態に係る通信システムでは、各ユーザの端末装置31、32で動作するソフトウェアにおいて、1日のうちのいずれの時間帯にネットワークの空いている場所にいるか、および、当該ユーザが1日のうちのいずれの時間帯にコンテンツを閲覧するか、を自律的に学習し、この学習結果に応じてダウンロードの時間帯を決定して、コンテンツを取得する。
具体例として、本実施形態に係る通信システムでは、ユーザの端末装置31、32が、自律的に、混雑度およびコンテンツの閲覧時刻に関する情報を収集し、収集した混雑度およびコンテンツの閲覧時刻に関する情報に基づいて、1日のうちで混雑度が小さい時間帯およびコンテンツが閲覧される可能性が高い時間帯を学習(推定)し、当該学習(当該推定)の結果に基づく時間帯にコンテンツのダウンロードを行う。各ユーザの端末装置31、32は、混雑度に関連する指標(本実施形態では、混雑度情報)を取得する混雑度情報取得部111と、コンテンツの閲覧時刻に関連する情報(本実施形態では、コンテンツ閲覧情報)を取得するコンテンツ閲覧情報取得部112と、混雑していない時間帯およびコンテンツが閲覧される可能性が高い時間帯を自律的に学習してダウンロードの時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部113と、このような学習の結果に基づいて決定された時間帯にコンテンツをダウンロードするダウンロード部114と、を備える。
以上のように、本実施形態に係る通信システムによると、混雑度情報とコンテンツ閲覧情報に基づいて、端末装置31、32へのコンテンツの提供を行う時間(ダウンロードを行う時間)を決定することを効果的に行うことができる。
本実施形態に係る通信システムによると、例えば、混雑していない時間帯を有効利用することで、ネットワークインフラの効率利用が可能となり、これにより、ネットワークインフラへの過負荷を回避しつつ、効率的に、1日のうちに複数回、コンテンツを更新することが可能となる。
また、本実施形態に係る通信システムによると、先行的なダウンロードを行う場合には、例えば、日常的にコンテンツを消費する時間帯の直前にコンテンツをダウンロードすることができるため、これにより、ユーザは最新のコンテンツを取得することが可能となる。
一構成例として、本実施形態に係る通信システムは、端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報を取得する混雑度情報取得部111と、コンテンツの閲覧に関する情報を取得するコンテンツ閲覧情報取得部112と、混雑度情報取得部111により取得される混雑度に関する情報とコンテンツ閲覧情報取得部112により取得されるコンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部113と、ダウンロード時間帯決定部113により決定される時間帯で端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを行うダウンロード部114と、を備える。
具体的な一構成例として、本実施形態に係る通信システムでは、ダウンロード時間帯決定部113、123は、あらかじめ定められた長さの時間(本実施形態では、1日(24時間))を複数(n)に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、コンテンツ閲覧情報取得部112、122により取得されるコンテンツの閲覧に関する情報に基づく値(本実施形態では、N(i))を求め、当該値の大きさに基づいて2つ以上のタイムスロットの時間帯(本実施形態では、図2(A)に示されるN_view個のタイムスロットs1、s2、s3の時間帯)を参照タイムスロットの時間帯として選択し、混雑度情報取得部111、121により取得される混雑度に関する情報に基づく値(本実施形態では、式(7)の右辺の第1項)とコンテンツ閲覧情報取得部112、122により取得されるコンテンツの閲覧に関する情報に基づく値(本実施形態では、式(7)の右辺の第2項)とを用いて演算を行った結果(本実施形態では、式(7)で表されるZ(i))の値の大きさに基づいて、前記選択した2つ以上の参照タイムスロットの時間帯についてそれぞれの隣り合う参照タイムスロットの時間帯の間から1つのタイムスロットの時間帯(本実施形態では、図2(B)に示される計3つのタイムスロットs11、s12、s13の時間帯)を選択して、端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯として決定し、さらに、必要である場合(本実施形態では、N_offpeak個のタイムスロットの時間帯が未だに選択されていない場合)には、前記演算を行った結果の値の大きさに基づいて、タイムスロットの時間帯(本実施形態では、図2(C)に示される計2つのタイムスロットs21、s22の時間帯)を選択して、端末装置31、32へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯として決定する。
なお、本実施形態では、この場合に、コンテンツ閲覧情報取得部112により取得されるコンテンツの閲覧に関する情報に基づく値(本実施形態では、式(7)の右辺の第2項)は、あらかじめ定められた減衰係数(本実施形態では、k(i)=1/k)を用いて求められる。
[以上の実施形態のまとめ]
ここで、端末装置31、32としては、様々なものが用いられてもよく、例えば、スマートフォンを含む携帯電話、パーソナルコンピュータ(PC)、ホームゲートウェイ、専用端末などの端末装置を用いることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、以上に示した各実施形態に係る各装置の機能(例えば、サーバ装置11、各端末装置31、32などのうちの1つ以上の装置の機能)を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、処理を行ってもよい。
なお、ここで言う「コンピュータシステム」とは、オペレーティング・システム(Operating System;OS)や周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことを言う。
さらに、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことを言う。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
11…サーバ装置、12…コンテンツ記憶装置、13…基地局装置、14…回線、21…通信エリア、31…端末装置(無線端末装置)、32…端末装置(有線の端末装置)、101…レコメンド部、111、121…混雑度情報取得部、112、122…コンテンツ閲覧情報取得部、113、123…ダウンロード時間帯決定部、114、124…ダウンロード部、1001…セル(大セル)、1011−1〜1011−5…セル(小セル)、1101、1102…端末装置、s1〜s3、s11〜s13、s21、s22…タイムスロット

Claims (15)

  1. 端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報を取得する混雑度情報取得部と、
    コンテンツの閲覧に関する情報を取得するコンテンツ閲覧情報取得部と、
    前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部と、
    前記ダウンロード時間帯決定部により決定される時間帯で前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うダウンロード部と、
    を備え
    前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果を求め、当該演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯を決定する、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報を取得する混雑度情報取得部と、
    コンテンツの閲覧に関する情報を取得するコンテンツ閲覧情報取得部と、
    前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部と、
    前記ダウンロード時間帯決定部により決定される時間帯で前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うダウンロード部と、
    を備え
    前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果を求め、当該演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯を決定し、
    この場合に、前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報として、閲覧されたコンテンツの数を用いて計算される値の情報を用い、
    前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値として、時間経過に応じて所定の比率で小さくなる減衰係数を前記コンテンツの閲覧に関する情報の値に対して乗算した結果に基づく値を用いる、
    ことを特徴とする通信システム。
  3. 端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報を取得する混雑度情報取得部と、
    コンテンツの閲覧に関する情報を取得するコンテンツ閲覧情報取得部と、
    前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部と、
    前記ダウンロード時間帯決定部により決定される時間帯で前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うダウンロード部と、
    を備え
    前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値を求め、当該値の大きさに基づいて2つ以上のタイムスロットの時間帯を参照タイムスロットの時間帯として選択し、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記選択した2つ以上の参照タイムスロットの時間帯についてそれぞれの隣り合う参照タイムスロットの時間帯の間から1つのタイムスロットの時間帯を選択して、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯として決定し、さらに、必要である場合には、前記演算を行った結果の値の大きさに基づいて、タイムスロットの時間帯を選択して、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯として決定する、
    ことを特徴とする通信システム。
  4. 混雑度情報取得部が、端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報を取得し、
    コンテンツ閲覧情報取得部が、コンテンツの閲覧に関する情報を取得し、
    ダウンロード時間帯決定部が、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定し、
    ダウンロード部が、前記ダウンロード時間帯決定部により決定される時間帯で前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行
    前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果を求め、当該演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯を決定する、
    ことを特徴とする通信方法。
  5. 混雑度情報取得部が、端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報を取得し、
    コンテンツ閲覧情報取得部が、コンテンツの閲覧に関する情報を取得し、
    ダウンロード時間帯決定部が、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定し、
    ダウンロード部が、前記ダウンロード時間帯決定部により決定される時間帯で前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行
    前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果を求め、当該演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯を決定し、
    この場合に、前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報として、閲覧されたコンテンツの数を用いて計算される値の情報を用い、
    前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値として、時間経過に応じて所定の比率で小さくなる減衰係数を前記コンテンツの閲覧に関する情報の値に対して乗算した結果に基づく値を用いる、
    ことを特徴とする通信方法。
  6. 混雑度情報取得部が、端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報を取得し、
    コンテンツ閲覧情報取得部が、コンテンツの閲覧に関する情報を取得し、
    ダウンロード時間帯決定部が、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定し、
    ダウンロード部が、前記ダウンロード時間帯決定部により決定される時間帯で前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行
    前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値を求め、当該値の大きさに基づいて2つ以上のタイムスロットの時間帯を参照タイムスロットの時間帯として選択し、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記選択した2つ以上の参照タイムスロットの時間帯についてそれぞれの隣り合う参照タイムスロットの時間帯の間から1つのタイムスロットの時間帯を選択して、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯として決定し、さらに、必要である場合には、前記演算を行った結果の値の大きさに基づいて、タイムスロットの時間帯を選択して、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯として決定する、
    ことを特徴とする通信方法。
  7. 混雑度情報取得部が、端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報を取得するステップと、
    コンテンツ閲覧情報取得部が、コンテンツの閲覧に関する情報を取得するステップと、
    ダウンロード時間帯決定部が、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するステップと、
    ダウンロード部が、前記ダウンロード時間帯決定部により決定される時間帯で前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うステップと、
    をコンピュータに実行させるための通信プログラムであって、
    前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果を求め、当該演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯を決定する、
    通信プログラム
  8. 混雑度情報取得部が、端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報を取得するステップと、
    コンテンツ閲覧情報取得部が、コンテンツの閲覧に関する情報を取得するステップと、
    ダウンロード時間帯決定部が、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するステップと、
    ダウンロード部が、前記ダウンロード時間帯決定部により決定される時間帯で前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うステップと、
    をコンピュータに実行させるための通信プログラムであって、
    前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果を求め、当該演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯を決定し、
    この場合に、前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報として、閲覧されたコンテンツの数を用いて計算される値の情報を用い、
    前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値として、時間経過に応じて所定の比率で小さくなる減衰係数を前記コンテンツの閲覧に関する情報の値に対して乗算した結果に基づく値を用いる、
    通信プログラム
  9. 混雑度情報取得部が、端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報を取得するステップと、
    コンテンツ閲覧情報取得部が、コンテンツの閲覧に関する情報を取得するステップと、
    ダウンロード時間帯決定部が、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するステップと、
    ダウンロード部が、前記ダウンロード時間帯決定部により決定される時間帯で前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うステップと、
    をコンピュータに実行させるための通信プログラムであって、
    前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値を求め、当該値の大きさに基づいて2つ以上のタイムスロットの時間帯を参照タイムスロットの時間帯として選択し、前記混雑度情報取得部により取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と前記コンテンツ閲覧情報取得部により取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記選択した2つ以上の参照タイムスロットの時間帯についてそれぞれの隣り合う参照タイムスロットの時間帯の間から1つのタイムスロットの時間帯を選択して、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯として決定し、さらに、必要である場合には、前記演算を行った結果の値の大きさに基づいて、タイムスロットの時間帯を選択して、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯として決定する、
    通信プログラム
  10. 端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報とコンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部を備え
    前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果を求め、当該演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯を決定する、
    ことを特徴とする前記端末装置である通信装置。
  11. 端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報とコンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部を備え
    前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果を求め、当該演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯を決定し、
    この場合に、取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報として、閲覧されたコンテンツの数を用いて計算される値の情報を用い、
    取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値として、時間経過に応じて所定の比率で小さくなる減衰係数を前記コンテンツの閲覧に関する情報の値に対して乗算した結果に基づく値を用いる、
    ことを特徴とする前記端末装置である通信装置。
  12. 端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報とコンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部を備え
    前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値を求め、当該値の大きさに基づいて2つ以上のタイムスロットの時間帯を参照タイムスロットの時間帯として選択し、取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記選択した2つ以上の参照タイムスロットの時間帯についてそれぞれの隣り合う参照タイムスロットの時間帯の間から1つのタイムスロットの時間帯を選択して、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯として決定し、さらに、必要である場合には、前記演算を行った結果の値の大きさに基づいて、タイムスロットの時間帯を選択して、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯として決定する、
    ことを特徴とする前記端末装置である通信装置。
  13. ネットワーク側から端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報とコンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部を備え
    前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果を求め、当該演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯を決定する、
    ことを特徴とする前記ネットワーク側の通信装置。
  14. ネットワーク側から端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報とコンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部を備え
    前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果を求め、当該演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯を決定し、
    この場合に、取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報として、閲覧されたコンテンツの数を用いて計算される値の情報を用い、
    取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値として、時間経過に応じて所定の比率で小さくなる減衰係数を前記コンテンツの閲覧に関する情報の値に対して乗算した結果に基づく値を用いる、
    ことを特徴とする前記ネットワーク側の通信装置。
  15. ネットワーク側から端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うために使用される通信回線の混雑度に関する情報とコンテンツの閲覧に関する情報に基づいて、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行う時間帯を決定するダウンロード時間帯決定部を備え
    前記ダウンロード時間帯決定部は、あらかじめ定められた長さの時間を複数に分割して構成される複数のタイムスロットの時間帯のそれぞれについて、取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値を求め、当該値の大きさに基づいて2つ以上のタイムスロットの時間帯を参照タイムスロットの時間帯として選択し、取得される前記混雑度に関する情報に基づく値と取得される前記コンテンツの閲覧に関する情報に基づく値とを用いて演算を行った結果の値の大きさに基づいて、前記選択した2つ以上の参照タイムスロットの時間帯についてそれぞれの隣り合う参照タイムスロットの時間帯の間から1つのタイムスロットの時間帯を選択して、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯として決定し、さらに、必要である場合には、前記演算を行った結果の値の大きさに基づいて、タイムスロットの時間帯を選択して、前記端末装置へのコンテンツのダウンロードを行うタイムスロットの時間帯として決定する、
    ことを特徴とする前記ネットワーク側の通信装置。
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