JP5794937B2 - 通信装置および通信制御方法 - Google Patents

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本発明は、ネットワークを介して通信を行う通信装置および通信制御方法に関する。
従来のスマートフォンでは、タッチパネルディスプレイによる簡易な操作で電話番号の入力や発信が可能である。ユーザがタッチパネルディスプレイ上に表示されているソフトテンキーの数字を電話番号としてタップ入力し、その後、タッチパネルディスプレイ上に配置された発信ボタンをタップ入力することで電話発信が可能となる。同様にタッチパネルディスプレイによる簡易な操作にてWebブラウザの起動が可能である。たとえば、タッチパネルディスプレイに表示されているアイコンを選択することができる携帯端末として、特許文献1に記載のものが挙げられる。
特開2010−97552号公報
スマートフォンのように限られた画面サイズに表示されているソフトテンキーやアンカーなどに対するタップ操作に対して、ユーザの意図通りの操作が出来ないことがある。例えば、タッチパネルディスプレイに表示されているアイコンをタップすることにより、アプリケーションを起動しようとする際、画面が小さいことから誤ってブラウザなど起動時に通信を発生させるアプリケーション起動用のアイコンをタップしてしまうことがあり、ユーザが意図しない通信を発生させるという問題がある。また、例えば電話のアプリケーションなどでユーザがダイヤル数字を入力中に発信ボタンに意図せず触れることで誤った番号への発信をしてしまい、意図しない課金をもたらすという問題がある。
そこで、本発明においては、誤操作により通信が開始されることのない、使い勝手の良い通信装置および通信制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の通信装置は、ハードウエアボタン機構を有するタッチパネルを備える通信装置において、前記タッチパネルを介したタッチ操作若しくはタップ操作、または当該タッチ操作から前記ハードウエアボタン機構による押下操作が行われることにより、前記通信装置の機能の実行の決定を受け付けるタッチパネル制御手段と、前記通信装置の機能と、当該機能の実行時において通信発生が生ずることを示す通信発生情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記タッチパネル制御手段において、前記通信装置の機能の実行の決定が受け付けられると、タッチ操作若しくはタップ操作により決定された一の機能は通信発生情報と対応付けられたものである場合、前記タッチ操作からハードウエアボタンの押下操作の有無に応じて、前記一の機能の実行の可否を判断する判断手段と、前記判断手段による判断に基づいて当該一の機能を実行する実行手段と、を備えている。
また、本発明の通信制御方法は、ハードウエアボタン機構を有するタッチパネルと、通信装置の機能と、当該機能の実行時において通信発生が生ずることを示す通信発生情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、を備える通信装置の通信制御方法において、前記タッチパネルを介したタッチ操作、または当該タッチ操作から前記ハードウエアボタン機構による押下操作が行われることにより、前記通信装置の機能の実行の決定を受け付けるタッチパネル制御ステップと、 前記タッチパネル制御ステップにおいて、前記通信装置の機能の実行の決定が受け付けられると、タッチ操作により決定された一の機能は通信発生情報と対応付けられたものであって、前記タッチ操作からハードウエアボタンの押下操作の有無に応じて、前記一の機能の実行の可否を判断する判断ステップと、前記判断ステップによる判断に基づいて当該一の機能を実行する実行ステップと、を備えている。
この発明によれば、タッチパネルを介したタッチ操作、または当該タッチ操作からハードウエアボタン機構による押下操作が行われることにより、通信装置の機能の実行の決定を受け付け、通信装置の機能の実行の決定が受け付けられると、タッチ操作若しくはタップ操作により決定された一の機能は通信発生情報と対応付けられて記憶されたものである場合、タッチ操作からハードウエアボタンの押下操作の有無に応じて、一の機能の実行の可否を判断し、当該一の機能を実行するものです。これにより、通信発生情報と対応付けられている機能については、ハードウエアボタンの押下操作の有無に応じて実行することになり、誤操作を防止することができる、という効果を奏する。
また、本発明の通信装置において、前記ハードウエアボタン機構は、タッチ操作面においてクリック操作を受付可能なクリック機構である。
この発明によれば、ハードウエアボタン機構は、タッチ操作面においてクリック操作を受付可能なクリック機構とする場合、その操作性をより向上させることができる。
また、本発明の通信装置において、前記判断手段は、前記一の機能は通信発生情報と対応付けられたものであって、前記タッチ操作からハードウエアボタン機構に対する押下操作に移行したと判断すると、当該一の機能の実行を可と判断し、前記一の機能は通信発生情報と対応付けられたものであって、前記タッチ操作からハードウエアボタン機構に対する押下操作に移行しなかった場合には、当該一の機能の実行を拒絶する、ように構成する。
この発明によれば、一の機能は通信発生情報と対応付けられたものであって、タッチ操作からハードウエアボタン機構に対する押下操作に移行したと判断すると、当該一の機能の実行を可と判断し、一の機能は通信発生情報と対応付けられたものであって、タッチ操作からハードウエアボタン機構に対する押下操作に移行しなかった場合には、当該一の機能の実行を拒絶する。これにより、タッチ操作とハードウエアボタン機構に対する押下操作(たとえば、クリック操作)とを組み合わせることで、誤操作を高確率で防止することができる。
また、本発明の通信装置において、前記判断手段は、前記一の機能は通信発生情報と対応付けられたものではないと判断すると、前記タッチ操作からハードウエアボタン機構に対する押下操作への操作状態の有無によらず、前記一の機能の実行を可と判断する、ように構成する。
この発明によれば、一の機能は通信発生情報と対応付けられたものではないと判断すると、タッチ操作からハードウエアボタン機構に対する押下操作への操作状態の有無によらず、一の機能の実行を可と判断する。これにより、通信発生が生じない機能については、ハードウエアボタン機構に対する押下操作を必要としないため、その操作性を向上させることができる。すなわち、タッチ操作やタップ操作などの操作のみで機能の実行を行うことができる。
また、本発明の通信装置において、前記機能の実行とは、アプリケーションの起動である。
この発明によれば、機能の実行とは、アプリケーションの起動とし、これによりアプリケーションの起動をハードウエアボタン機構に対する押下操作の有無に応じて判断することができる。
また、本発明の通信装置において、前記機能の実行とは、アプリケーションにおけるオブジェクトを選択することにより決定される機能を実行することである。
この発明によれば、機能の実行とは、アプリケーションにおけるオブジェクトを選択することにより決定される機能を実行するものとし、これによりアプリケーション内における機能の実行をハードウエアボタン機構に対する押下操作の有無に応じて判断することができる。
本発明によれば、通信発生に関する機能については、ハードウエアボタンの押下操作の有無に応じて実行することになり、誤操作を防止することができる、という効果を奏する。
本実施形態の携帯端末100の外観構成を示す外観図である。 携帯端末100のクリック機構を示す断面図である。 本実施形態の携帯端末100の構成を示すブロック図である。 通信管理情報の具体例を示す説明図である。 アプリケーションを当該携帯端末100に保存するための処理を示すフローチャートである。 アプリケーションの起動時においてその起動の可否の判断を行う処理を示すフローチャートである。 アプリケーションX内におけるオブジェクトの操作処理を示すフローチャートである。 タッチパネルディスプレイ105の表示画面例を示す説明図である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態の携帯端末100の外観構成を示す外観図である。図1に示されるように、この携帯端末100は、タッチパネルディスプレイ105を備える通信装置であって、このタッチパネルディスプレイをタッチ操作することにより、アプリケーションの起動や、アプリケーション内におけるオブジェクト(アイコン)に対応する機能を実行することができる。この携帯端末100は、タッチパネルディスプレイ105の下にクリック機構を備えており、ユーザは、タッチパネルディスプレイを押下することによりクリック操作することができる。なお、本実施形態では、タッチ操作は、ユーザの指等(タッチペン等を含んでもよい)がタッチパネルディスプレイ105にタッチする操作(タッチ後、離間しない)のほか、タップ操作を含んでいる。タップ操作は、ユーザの指等がタッチパネルディスプレイ105に対してタッチ状態から離間状態になることである。
図2は、携帯端末100のクリック機構を示す断面図である。タッチパネルディスプレイ105のタッチ操作面の裏側には、ユーザからの押下によりクリック感を与えるとともに、その押下を検出するためのタクトスイッチ109を備えている。タクトスイッチ109は、基盤107に備えられている。
図3は、本実施形態の携帯端末100の構成を示すブロック図である。図3に示される通り、携帯端末100は、通信機能部101、通信発生操作制御部102(判断手段)、通信操作管理DB103(記憶手段)、クリック検知部104、タッチパネルディスプレイ105(タッチパネル制御手段)、およびCPU106(実行手段)から構成されている。以下、各構成について説明する。
通信機能部101は、無線ネットワークを介して通信を行う部分である。すなわち、通信機能部101は、電子メールアプリケーションや、ウェブブラウザアプリケーションなどによるパケット通信を行う部分である。そのほか、通信機能部101は、電話通信機能を備え、音声通話を行うことができる。
通信発生操作制御部102は、タッチパネルディスプレイ105に対するタップ操作に基づいて、各アプリケーションの起動や、通信機能の実行による通信を許可するか否かを判断する部分である。
通信操作管理DB103は、各アプリケーションの起動時またはアプリケーションにおける一機能の実行時における通信発生の有無を示す通信発生情報である通信管理情報を記憶する部分である。
図4に、通信管理情報の具体例を示す。図4(a)に示されるように、通信発生有無情報、起動時通信発生有無情報、および通信発生インターフェースが、それぞれ対応付けられて通信操作管理DBに記憶されている。“起動時通信発生有無情報”は、アプリケーション起動時に即座に通信が発生するか否かを示す情報である。“通信発生インターフェース”はアプリケーションが表示される際に、通信を発生させる領域を定義するものであり、該当領域をタッチ後にクリックされた場合に通信が行われることを意味している。具体的には、ボタンやリストなどの描画オブジェクトで定義されるが、画面上の座標という形式で定義することも可能である。
そして、通信発生有無情報および起動時通信発生有無情報には、それぞれその有無が、通信発生インターフェースには、通信を発生させるための操作ボタンやアイコン等の操作条件が記憶されている。
図4(b)〜図4(d)は、通信管理情報をさらに具体的にしたものであって、たとえば図4(b)においては、通信操作管理DB103に、通信発生有無情報が“有り”、起動時通信発生有無情報が“無し”、通信発生インターフェースには、“発信ボタン”が登録されている、ことを示している。
また、図4(c)においては、通信操作管理DB103に、通信発生有無情報が“有り”、起動時通信発生有無情報が“有り”、通信発生インターフェースには“NULL”(すなわち規定されておらず)、が登録されている、ことを示している。
また、図4(d)においては、通信操作管理DB103に、通信発生有無情報が“有り”、起動時通信発生有無情報が“有り”、通信発生インターフェースに、“メール新着確認ボタン”、“メール送信ボタン”、が登録されている、ことを示している。
なお、通信発生インターフェースとして、説明の便宜上、“発信ボタン”等と概略的に記載しているが、実際には、その発信ボタンの定義を示す情報や、タッチ位置・タップ位置等の情報を含んだものである。
この通信管理情報は、CPU106によるアプリケーションのインストール時に取得され、記憶される。
クリック検知部104は、上述したタッチパネルディスプレイ105の下方に配置されているタクトスイッチ109の接触状態を検知する部分である。
タッチパネルディスプレイ105は、メニュー画面や、ブラウザの画面、電子メールの画面、または電話発信時におけるボタン情報(発信ボタンを含む)等の各種情報を表示するとともに、当該各種情報に含まれるオブジェクト(アイコン)をユーザの指がタッチまたはタップすることを検出する部分である。なお、本実施形態では、タッチパネルとディスプレイ部とが一緒になったタッチパネルディスプレイとしているが、タッチパネルと、ディスプレイとを別々の構成としてもよい。
CPU106は、通信機能部101、通信発生操作制御部102、通信操作管理DB103、クリック検知部104、およびタッチパネルディスプレイ105を総括的に制御する部分である。
そして、このように構成された携帯端末100においては、クリック検知部104においてクリック検知がなされると、バスを通じてCPU106に、クリック検知の旨が通知され、CPU106が通信発生操作制御部102に通知する。この際、CPU106はタッチパネルディスプレイ105上にてタッチまたはタップされた領域を通信発生操作制御部102に通知する。
このように構成された携帯端末100における操作処理について説明する。図5は、アプリケーションを当該携帯端末100に保存するための処理を示すフローチャートである。
まず、CPU106による処理に従って、ユーザ操作によりアプリケーションが携帯端末にインストールされる(S101)。そして、通信発生操作制御部102により、アプリケーションの通信管理情報がチェックされ(S102)、通信発生有無情報の有無が判断される(S103)。通信発生有無情報には通信発生“無し”と記述されていると判断されると、通信発生操作制御部102により通信管理情報が通信操作管理DB103に記憶されない(S104)。また、通信発生有無情報に通信発生“有り”と記述されていると判断されると、通信発生操作制御部102により通信管理情報が通信操作管理DB103に記憶される(S105)。このようにして、通信操作管理DB103に通信発生管理情報が記憶される。
つぎに、アプリケーションの起動時の通信制御方法について説明する。図6は、アプリケーションの起動時においてその起動の可否の判断を行う処理を示すフローチャートである。
まず、タッチパネルディスプレイ105にメニュー画面を構成するアイコンが表示され、ユーザはアプリケーションXを起動するために、そのアイコンをユーザがタッチまたはタップする(S201)。そして、通信発生操作制御部102により、通信操作管理DB103が参照され、アプリケーションXの登録内容が確認される(S202)。
ここで、通信発生操作制御部102により、アプリケーションXの起動時通信発生有無情報が“有り”と判断されると(S203)、さらにクリック検知部104により、クリック検知が行われる(S204)。そして、タッチ操作後、クリック操作が行われたかが判断されると、CPU106により、アプリケーションXが起動される(S206)。ここでの操作は、タップ操作ではなく、タッチしてそのままクリック操作を行うことを意図している。
また、クリック検知が行われず、タッチまたはタップ操作のみがタッチパネルディスプレイ105において検知されると、通信発生操作制御部102により、起動エラーと判断され、アプリケーションXは起動されない(S205)。
また、S203において、通信発生操作制御部102により、アプリケーションXの起動時通信発生有無情報が“無し”と判断されると、クリック操作の有無を問わずにタッチまたはタップ操作を行うことを条件にして、アプリケーションXの起動がCPU106により行われる(S206)。
このようにして、起動時通信発生有無情報が“有り”であるときには、クリック検知を条件としてアプリケーションを起動するように制御しているため、誤操作を軽減することができる。
ここで、アプリケーションXとしてブラウザを想定してみる。この場合、通信操作管理DB103においては、図4(c)のように定義される。起動時に通信を伴うことから、アプリケーション製作者は通信管理情報の“起動時通信発生有無情報”を“有り”と定義し、その情報が通信操作管理DB103に記憶されている。また、ブラウザ起動中の通信発生操作は一般的にはハイパーテキスト上のリンクをタッチまたはタップすることで行われ、その領域を事前に特定することは不可能であることから、通信発生インターフェースとして何も定義されておらず、その情報が通信操作管理DB103に記憶されている。そして、ユーザは、ブラウザのアイコンをタッチ後にクリックした場合のみ、ブラウザを起動することができ、タッチまたはタップ操作のみではブラウザの起動は行われない。
つぎに、アプリケーションXが起動したのちの通信制御方法について説明する。図7は、アプリケーションX内におけるオブジェクトの操作処理を示すフローチャートである。アプリケーションXが起動すると、タッチパネルディスプレイ105には、アプリケーションXの各種機能を実行するためのオブジェクトが表示されている。そして、ユーザがそのアプリケーションX内のオブジェクトYを選択するためにタッチまたはタップすると(S301)、通信発生操作制御部102により、通信操作管理DB103が参照され、アプリケーションXの登録内容が確認される(S302)。
ここで、通信発生操作制御部102により、オブジェクトYは、通信発生インターフェースとして登録されているか否かが判断される(S303)。通信インターフェースとして登録されていると判断されるが、クリック検知部104においてクリック検知がなされないと(S304)、通信発生操作制御部102により、当該操作は無効であると判断され、オブジェクトに対応する機能は実行されない(S305)。
また、通信インターフェースとして登録されていると判断されるとともに、クリック検知部104においてクリック検知がなされると(S304)、通信発生操作制御部102により、オブジェクトに応じた機能が実行される(S306)。
また、S303において、オブジェクトYが通信発生インターフェースとして登録されていない場合には、クリック検知の有無を判断することなく、オブジェクトYに対応する機能が実行される(S306)。
このようにして、アプリケーション内におけるオブジェクトの機能を実行する際に、通信発生が生じるアプリケーションについては、クリック操作を条件とすることで、誤操作による通信を開始することがなくなる。
例えば、電話アプリケーションを考えてみると、図4(b)に示される通信管理情報が通信操作管理DB103に記憶されている。そして、図8に示されるように、タッチパネルディスプレイ105には、テンキー201および発信ボタン202が表示されている。そして、ユーザは、テンキー201をタップすることにより、電話番号を入力し、最後に発信ボタン202をタッチし、そのままクリック操作することにより発信処理を実行することができる。ここで、ユーザは、クリック操作を行わないと発信処理を行うことができない。
同様に、アプリケーションとしてメーラを想定してみる。この場合、通信操作管理DB103は、図4(d)のように定義される。一般的にはメール起動直後に新着情報を確認することから、アプリケーション製作者は通信管理情報の“起動時通信発生有無情報”を“有り”と定義して、通信操作管理DB103にはその情報が記憶される。また、メーラの場合、随時新着情報の確認や作成メールの送信が行われることから、それらのボタンが通信発生インターフェースとして登録される。よって、ユーザは、メーラのアイコンをタッチまたはタップしただけでは起動せず、タッチ操作後、そのままクリックした場合のみ、起動され通信が行われる。また、新着情報確認ボタンやメール送信ボタンがタッチされた後、そのままクリックされた場合のみ通信が行われる。
以上のように、アプリケーションを起動する際、またはアプリケーションにおけるオブジェクトを実行する際において、通信発生情報が有りであるものについては、クリック操作を条件としているが、これに限るものではない。
図1に示した携帯端末100において通信を発生させる操作は該当領域をタッチ後にそのままクリックすることと定義したが、クリック機構を持たない携帯端末100においては、該当領域をタッチ後に特定のハードウエアボタンを押下することと定義しても構わない。また、該当領域を特定回数連続タップすることが通信を発生させる操作と定義しても構わない。
つぎに、本実施形態の携帯端末100の作用効果について説明する。この携帯端末100によれば、タッチパネルディスプレイ105は、タッチ若しくはタップ操作、または当該タッチ操作からハードウエアボタン機構(たとえば、クリック機構)による押下操作が行われることにより、携帯端末100の機能(アプリケーションやアプリケーションにおける機能)の実行の決定を受け付ける。そして、タッチパネルディスプレイ105において、携帯端末100の機能の実行の決定が受け付けられると、通信発生操作制御部102が、タッチ若しくはタップ操作により決定された一の機能は通信発生情報と対応付けられて記憶されたものであると判断する場合、タッチ操作からハードウエアボタン(たとえば、ハードウエアボタン機構、クリック機構)の押下操作の有無(クリック検知部104の検知状態)に応じて、一の機能の実行の可否を判断し、CPU106は、当該一の機能を実行するものです。これにより、通信発生情報と対応付けられている機能については、ハードウエアボタンの押下操作の有無に応じて実行することになり、誤操作を防止することができる、という効果を奏する。
上述ハードウエアボタン機構は、タッチ操作面においてクリック操作を受付可能なクリック機構である場合、その操作性をより向上させることができる。
また、この携帯端末100によれば、通信発生操作制御部102は、一の機能(アプリケーションまたはアプリケーションにおける一機能)は通信発生情報と対応付けられたものであって、タッチ操作からクリック機構等のハードウエアボタン機構に対する押下操作に移行したと判断すると、当該一の機能の実行を可と判断し、一の機能は通信発生情報と対応付けられたものであって、タッチ操作からクリック機構等のハードウエアボタン機構に対する押下操作に移行しなかった場合には、当該一の機能の実行を拒絶する。これにより、タッチ操作とハードウエアボタン機構に対する押下操作(たとえば、クリック操作)とを組み合わせることで、誤操作を高確率で防止することができる。
また、この携帯端末100によれば、通信発生操作制御部102は、一の機能(アプリケーションまたはアプリケーションにおけるオブジェクトにより定義された一機能)は通信発生情報と対応付けられたものではないと判断すると、タッチ操作からクリック機構等のハードウエアボタン機構に対する押下(クリック)操作への操作状態の有無によらず、一の機能(アプリケーションまたはそのオブジェクトの機能)の実行を可と判断する。これにより、通信発生が生じない機能については、クリック機構等のハードウエアボタン機構に対する押下(クリック)操作を必要としないため、その操作性を向上させることができる。すなわち、タッチ操作やタップ操作などの操作のみで機能の実行を行うことができる。
100…携帯端末、101…通信機能部、102…通信発生操作制御部、103…通信操作管理DB、104…クリック検知部、105…タッチパネルディスプレイ、106…CPU、107…基盤、109…タクトスイッチ、201…テンキー、202…発信ボタン。

Claims (7)

  1. ハードウエアボタン機構を有するタッチパネルを備える通信装置において、
    前記タッチパネルを介したタッチ操作若しくはタップ操作、または当該タッチ操作から前記ハードウエアボタン機構による押下操作が行われることにより、前記通信装置の機能の実行の決定を受け付けるタッチパネル制御手段と、
    前記通信装置の機能と、当該機能の実行時において通信発生が生ずることを示す通信発生情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記タッチパネル制御手段において、前記通信装置の機能の実行の決定が受け付けられると、タッチ操作若しくはタップ操作により決定された一の機能は通信発生情報と対応付けられたものである場合、前記タッチ操作からハードウエアボタンの押下操作の有無に応じて、前記一の機能の実行の可否を判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断に基づいて当該一の機能を実行する実行手段と、を備える通信装置。
  2. 前記ハードウエアボタン機構は、タッチ操作面においてクリック操作を受付可能なクリック機構である、ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記判断手段は、
    前記一の機能は通信発生情報と対応付けられたものであって、前記タッチ操作からハードウエアボタン機構に対する押下操作に移行したと判断すると、当該一の機能の実行を可と判断し、
    前記一の機能は通信発生情報と対応付けられたものであって、前記タッチ操作からハードウエアボタン機構に対する押下操作に移行しなかった場合には、当該一の機能の実行を拒絶する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。
  4. 前記判断手段は、
    前記一の機能は通信発生情報と対応付けられたものではないと判断すると、前記タッチ操作からハードウエアボタン機構に対する押下操作への操作状態の有無によらず、前記一の機能の実行を可と判断することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記機能の実行とは、アプリケーションの起動であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記機能の実行とは、アプリケーションにおけるオブジェクトを選択することにより決定される機能を実行することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. ハードウエアボタン機構を有するタッチパネルと、通信装置の機能と、当該機能の実行時において通信発生が生ずることを示す通信発生情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、を備える通信装置の通信制御方法において、
    前記タッチパネルを介したタッチ操作、または当該タッチ操作から前記ハードウエアボタン機構による押下操作が行われることにより、前記通信装置の機能の実行の決定を受け付けるタッチパネル制御ステップと、
    前記タッチパネル制御ステップにおいて、前記通信装置の機能の実行の決定が受け付けられると、タッチ操作により決定された一の機能は通信発生情報と対応付けられたものであって、前記タッチ操作からハードウエアボタンの押下操作の有無に応じて、前記一の機能の実行の可否を判断する判断ステップと、
    前記判断ステップによる判断に基づいて当該一の機能を実行する実行ステップと、を備える通信制御方法。
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