JP5793463B2 - 情報選択装置、方法及びプログラム - Google Patents

情報選択装置、方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5793463B2
JP5793463B2 JP2012088628A JP2012088628A JP5793463B2 JP 5793463 B2 JP5793463 B2 JP 5793463B2 JP 2012088628 A JP2012088628 A JP 2012088628A JP 2012088628 A JP2012088628 A JP 2012088628A JP 5793463 B2 JP5793463 B2 JP 5793463B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gesture
information
basic trajectory
display item
link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012088628A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013041570A (ja
Inventor
篤彦 前田
篤彦 前田
良輔 青木
良輔 青木
裕 千明
裕 千明
小林 稔
稔 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2012088628A priority Critical patent/JP5793463B2/ja
Publication of JP2013041570A publication Critical patent/JP2013041570A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5793463B2 publication Critical patent/JP5793463B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

この発明は、例えば表示画面に表示されたメニューやボタン、ハイパーリンク等の選択候補となる表示項目情報をリモートコントローラを使用して選択する機能を備えた情報選択装置、方法及びプログラムに関する。
近年、パーソナル・コンピュータにとどまらずテレビジョン装置やゲーム機器の中には、ブラウザ機能を備えることでインターネット上のウェブサイトを閲覧することができる端末が増えている。ウェブサイトを閲覧する際には、ブラウザ機能によりウェブページ情報を受信して表示し、ユーザがこのウェブページの画面に表示されるメニューやボタン、ハイパーリンク等の選択候補となる表示項目の情報を選択操作することで、所望の情報を閲覧するようになっている。
上記端末のうちパーソナル・コンピュータは机上に設置されるため、マウス等のポインティングデバイスを利用してメニュー、ボタン或いはハイパーリンクを選択操作することは可能である。しかし、テレビジョン装置やゲーム機器はユーザから離れた場所に設置されるため、表示画面に表示されたメニューやボタン、ハイパーリンクの選択操作手段にマウス等のポインティングデバイスは馴染まない。
そこで、以下のような情報選択技術が提案されている。すなわち、テレビジョン装置では操作手段として一般にリモートコントローラが使用されることに着目し、ウェブページのメニューやボタン、ハイパーリンク等の選択候補となる表示項目にリモートコントローラの例えば方向キーを割り当て、この割り当てた方向キー表す記号を上記表示項目に重ねて表示する。そして、所望の表示項目を選択する際に、ユーザが当該選択対象の表示項目に表示された方向キーの記号に従いリモートコントローラの方向キーを操作すると、当該操作された方向キーに対応付けられた表示項目を選択対象として認識する(例えば特許文献1を参照。)。
特開2010−266958号公報
ところが、特許文献1に記載された技術では、ウェブページのメニュー、ボタン或いはハイパーリンク等の選択候補となる表示項目に対し方向キーを表す記号が重ねて表示される。このため、記号によりメニュー、ボタン或いはハイパーリンクの全部又は一部が隠されて表示項目を判読し難くなる。そこで、リモートコントローラの操作により記号の表示/非表示を切り替えることができるようにしたり、いわゆる吹き出しを用いて表示項目に重ならない位置に記号を表示することにより、メニュー、ボタン或いはハイパーリンクが記号により隠れないようにすることも考えられている。しかし、記号の表示/非表示を切り替えるものでは、表示項目を選択するための本来の操作以外に余分な操作が必要になり、これにより操作性の低下を招く。また、吹き出し表示を利用するものでは、メニュー、ボタン或いはハイパーリンク等の表示項目自体は判読できても、その周辺に他の表示情報があった場合にこれらの表示情報の判読を困難にするおそれがある。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、表示モードの切替えや吹き出しを用いることなく選択候補となる表示項目情報を常に明確に表示できるようにして視認性を高め、これにより少ない操作で正確かつ迅速に表示項目情報を選択可能にした情報選択装置、方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一観点は、各々が少なくとも1個の表現要素により表される複数の表示項目情報を含む表示データを表示部に表示させ、ジェスチャー入力部においてユーザが入力したジェスチャーの入力軌跡をもとに上記表示項目情報を選択する情報選択装置、方法及びプログラムにあって、先ず上記表示された表示項目情報ごとに、その表現要素から固有の特徴的形状を含む部位を抽出してこの抽出された部位をジェスチャーの基本軌跡を示す情報として設定し、この設定されたジェスチャーの基本軌跡を示す情報を上記抽出元の表示項目情報と関連付けて対応テーブルに記憶する。次に、上記表現要素の上記抽出された部位に、当該部位がジェスチャーの基本軌跡を示す部位であることをユーザに提示するマーク情報を付与し表示させる。そして、上記ジェスチャー入力部から、上記ユーザが入力したジェスチャーの入力軌跡を表す情報を受信し、この受信されたジェスチャーの入力軌跡を表す情報を上記対応テーブルに記憶されたジェスチャーの基本軌跡を表す情報と照合して、予め決められた範囲内で一致する基本軌跡を表す情報を検出し、この検出された基本軌跡を表す情報に関連付けられた表示項目情報を上記ユーザのジェスチャーにより選択された情報として認識するようにしたものである。
上記ジェスチャーの基本軌跡を示す情報を設定する手段又は方法としては、次の2つが考えられる。
第1の手段又は方法は、ジェスチャーの基本軌跡を示す情報を設定する際に、上記表示された表示項目情報をその表現要素の数に応じてソートし、表現要素の数が少ない表示項目情報から優先的にジェスチャーの基本軌跡を示す情報を設定するものである。
第2の手段又は方法は、上記表示された表示項目情報を、当該表示項目情報を表す表現要素に対応するジェスチャーの基本軌跡の候補数に応じてソートし、ジェスチャーの基本軌跡の候補数の最も少ない表示項目情報に対し優先的にジェスチャーの基本軌跡を示す情報を設定し、上記設定された基本軌跡を他の表現要素に対応するジェスチャーの基本軌跡の候補から除外する処理を、すべての表示項目情報に対しジェスチャーの基本軌跡の設定が終了するまで繰り返すものである。
したがって、この発明の一観点によれば、メニューやボタン、ハイパーリンク等の選択候補となる表示項目情報の表現要素から固有の特徴的形状を含む部位が抽出され、この部位がジェスチャーの基本軌跡を示す情報として記憶されると共に、当該部位がジェスチャーの基本軌跡を示す部位であることを示すマーク情報が上記部位に付与された状態で表示される。このため、表示項目情報の表現要素が備える特徴的形状がそのまま当該表示項目情報を選択するためのジェスチャーの基本軌跡として使用されることになるため、表示項目情報にはこのジェスチャーの基本軌跡を示す部位にマーキングするだけで済むことになる。この結果、表示項目情報とは異なる記号等を別途定義して表示項目情報に重ねて表示する必要はなくなり、これにより記号により表示項目情報の全部又は一部が隠されて判読し難くなるといった不具合は防止される。しかも、記号の表示/非表示を切り替える必要もないので、その分余分な操作が減って表示項目情報の選択操作性を高めることが可能となる。また、吹き出し表示も使用せずに済むので、表示項目情報の周辺領域に表示されている表示情報が隠されて判読不能となる不具合も防止される。
すなわちこの発明の一観点によれば、表示モードの切替えや吹き出しを用いることなく選択候補となる表示項目情報を常に明確に表示できるようになり、これにより少ない操作で正確かつ迅速に表示項目情報を選択可能にした情報選択装置、方法及びプログラムを提供することができる。
この発明に係る情報選択装置の第1の実施形態であるテレビジョン装置を備えたシステムの概略構成図。 この発明に係る情報選択装置の第1の実施形態であるテレビジョン装置の機能構成を示すブロック図。 図2に示したテレビジョン装置の相互排他的ジェスチャー付与部によるジェスチャー設定処理の手順と処理内容を示すフローチャート。 図2に示したテレビジョン装置の表現要素/ジェスチャー候補対応テーブルに記憶された、表現要素とジェスチャー候補との対応関係の一例を示す図。 図2に示したテレビジョン装置のジェスチャー/ジェスチャー付表現要素対応テーブルに記憶された、ジェスチャー情報とジェスチャー入力支援情報が付与された表現要素との対応関係の一例を示す図。 ジェスチャー入力支援情報が付与される前の表示情報の一例を示す図。 ジェスチャー入力支援情報が付与された表示情報の一例を示す図。 この発明に係る情報選択装置の第2の実施形態であるテレビジョン装置の機能構成を示すブロック図。 図8に示したテレビジョン装置のソート部兼相互排他的ジェスチャー設定部によるジェスチャーの基本軌跡の設定処理手順と処理内容を示すフローチャート。 ジェスチャーの基本軌跡の候補の一例を示す図。 図9に示したソート部兼相互排他的ジェスチャー設定部によるジェスチャーの基本軌跡の設定処理の一例を示す図。
以下、図面を参照してこの発明に係わる幾つかの実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
(構成)
図1は、この発明に係る情報選択装置を含むシステムの第1の実施形態を示す概略構成図である。このシステムは、情報選択装置としてのテレビジョン装置1と、リモートコントローラ(リモコン)2と、通信用の変復調装置(モデム)3とを備える。
リモコン2は、図1に示すようにタッチパッドからなる入力部(タブレット式入力部)21を有し、この入力部21においてユーザが筆記入力した操作情報、つまりジェスチャー入力した操作情報の入力軌跡データを、赤外線或いは無線を用いてテレビジョン装置1へ送信する。
モデム3は、図示しない通信ネットワークを介してウェブサイトとの間で通信を行う通信装置である。通信ネットワークはインターネットとこのインターネットにアクセスするためのアクセス網とからなり、アクセス網としては例えばLAN(Local Area Network)、無線LAN、WiMAX(登録商標)、CATV網(Cable Television Network)、公衆有線網等が用いられる。なお、モデムの代わりにターミナルアダプタやルータ等のネットワーク接続機器を用いることも可能である。
さて、テレビジョン装置1は以下のように構成される。図2はその機能構成を示すブロック図である。
すなわち、テレビジョン装置1は、この発明の実施形態を実施する上で必要な機能として、通信部11と、表示部12と、ジェスチャー入力処理部13と、ブラウザ部14とを備えている。
ブラウザ部14は、ウェブページのHTML(Hyper Text Markup Language)データを通信部11を介して受信すると、この受信されたHTMLデータを解釈して表示用画像を生成し表示部12に表示させる機能と、上記受信されたHTMLデータに含まれるポインタをジェスチャー入力処理部13のリンク抽出部134に通知する機能を有する。またブラウザ部14は、上記リンクを含む表示用画面が表示されている状態で、ジェスチャー入力処理部13の入力判定部139から上記リンクの選択情報が通知された場合に、当該選択情報に応じて通信部11から上記モデム3を介してウェブサイトにアクセスすることにより上記選択されたリンクに対応付けられた閲覧データを取得し、この閲覧データを表示部12に表示させる機能を有する。
通信部11は、上記ブラウザ部14の制御の下で上記モデム3を介してウェブサイトとの間で通信を行い、これによりウェブサイトからウェブページのHTMLデータを受信する。表示部12は、例えば液晶又はプラズマを用いた表示器からなり、図示しないテレビジョンチューナにより受信されたテレビジョン画像に加え、ブラウザ部14によりウェブサイトから取得されたウェブデータを表示する。
ジェスチャー入力処理部13は、表現要素/ジェスチャー候補対応テーブル131と、リンク/ジェスチャー記憶部132と、ジェスチャー/ジェスチャー付表現要素対応テーブル133とを備え、さらにリンク抽出部134と、リンク表現要素分解部135と、リンクソート部136と、相互排他的ジェスチャー設定部137と、ジェスチャー付表現要素表示制御部138と、入力判定部139を備えている。
このうち、リンク抽出部134、リンク表現要素分解部135、リンクソート部136、相互排他的ジェスチャー設定部137、ジェスチャー付表現要素表示制御部138及び入力判定部139は、図示しないプログラムメモリに格納されたアプリケーション・プログラムを中央処理ユニット(CPU)に実行させることにより実現される。
表現要素/ジェスチャー候補対応テーブル131は、選択候補となるハイパーリンクを表す代表的な表現要素(例えば先頭文字)に関連付けて、当該表現要素に設定可能なジェスチャーの基本軌跡候補を記憶するために用いられる。
リンク/ジェスチャー記憶部132は、後述する相互排他的ジェスチャー設定部137により表示中のハイパーリンクに対し設定されたジェスチャーの基本軌跡を表す情報を、当該リンクを表す情報に対応付けて記憶するために用いられる。
ジェスチャー/ジェスチャー付表現要素対応テーブル133は、上記表現要素/ジェスチャー候補対応テーブル131に記憶されたジェスチャーの基本軌跡候補と、このジェスチャーの基本軌跡候補のジェスチャー入力を支援するためのジェスチャー付表現要素を表す情報を、相互に関連付けて記憶するために用いられる。
リンク抽出部134は、上記ブラウザ部14からHTMLデータに含まれる複数のポインタを受け取った場合に、この複数のポインタからリンク要素のポインタの集合を抽出する。そして、この抽出されたポインタの集合をリンク表現要素分解部135に通知する処理を行う。
リンク表現要素分解部135は、上記リンク抽出部134からリンク要素のポインタの集合を受け取った場合に、このリンク要素のポインタからそれぞれ表現要素列を抽出して、これらを複数の表現要素に分解する処理を行う。例えば、表現要素列がテキストデータからなりこのテキストデータがアルファベットを表している場合には、上記表現要素列を一文字ずつに分解する処理を行う。
リンクソート部136は、上記リンク表現要素分解部135により表現要素ごとに分解されたリンク要素のポインタの集合を、当該ポインタを構成する表現要素の数が少ない順にソートする処理を行う。
相互排他的ジェスチャー設定部137は、上記リンクソート部136によりソートされたリンク要素のポインタ集合に対し、表現要素が少ないポインタから順に、上記表現要素/ジェスチャー候補対応テーブル131に記憶された候補情報をもとに当該ポインタに対し固有のジェスチャー基本軌跡を設定する。そして、この設定したジェスチャーの基本軌跡を表す情報を、設定相手のリンクを表す情報に関連付けてリンク/ジェスチャー記憶部132に記憶させる処理を行う。
ジェスチャー付表現要素表示制御部138は、上記相互排他的ジェスチャー設定部137により設定されたジェスチャーの基本軌跡をユーザに提示するために、ジェスチャー/ジェスチャー付表現要素対応テーブル133から該当するジェスチャー付表現要素を読み出す。そして、表示部12に表示中の表現要素を、上記読み出されたジェスチャー付表現要素に変更させるべく、当該ジェスチャー付表現要素をブラウザ部14へ出力する処理を行う。
入力判定部139は、リモコン2の入力部21においてユーザがジェスチャーで入力した操作情報の入力軌跡データをリモコン2から受信し、この受信した入力軌跡データをリンク/ジェスチャー記憶部132に記憶されたジェスチャーの基本軌跡データと照合する。そして、上記入力軌跡データと予め設定した範囲内で一致する基本軌跡データを検出し、この検出された基本軌跡データと関連付けられているリンク情報を読み出して、このリンク情報を上記ブラウザ部14に与える処理を行う。
(動作)
次に、以上のように構成されたテレビジョン装置1によるリンク選択処理動作を説明する。
(1)ジェスチャーの基本軌跡候補の事前登録
装置の使用に先立ち、例えば装置の製造者はジェスチャーによる選択候補となり得るハイパーリンクの代表的な表現要素(例えば先頭の文字)をリストアップする。そして、これらの表現要素ごとに、当該表現要素の特徴的形状を抽出してこの抽出した特徴的形状をジェスチャーの基本軌跡の候補とし、上記表現要素に関連付けて表現要素/ジェスチャー候補対応テーブル131に記憶させる。図4にその記憶結果の一例を示す。同図に示すように個々の表現要素に対し可能な限り複数のジェスチャーの基本軌跡候補が設定され、記憶される。
またそれと共に装置の製造者は、上記表現要素/ジェスチャー候補対応テーブル131に記憶されたジェスチャーの基本軌跡候補の各々について、当該ジェスチャーの基本軌跡を含む部位にマークを付与したジェスチャー付表現要素を作成する。そして、この作成されたジェスチャー付表現要素を、上記ジェスチャーの基本軌跡候補に関連付けてジェスチャー/ジェスチャー付表現要素対応テーブル133に記憶させる。図5はその記憶データの一例を示すものである。
(2)表示されたハイパーリンクに対するジェスチャーの基本軌跡の設定
テレビジョン装置1が起動され、ユーザがウェブページの表示操作を行ったとする。そうするとブラウザ部14の制御の下で、ウェブページのHTML(Hyper Text Markup Language)データが通信部11を介して受信され、この受信されたHTMLデータが解釈されてその表示用画像が表示部12に表示される。図6はこの表示されたウェブページ表示画像の一例を示すもので、図中の下線が付与された文字列にハイパーリンクが設定されたポインタを示している。またブラウザ部14は、上記受信されたHTMLデータに含まれるポインタを、ジェスチャー入力処理部13のリンク抽出部134に通知する。
上記ブラウザ部14からHTMLデータに含まれる複数のポインタが通知されると、リンク抽出部134ではこの複数のポインタの中からリンク要素のポインタの集合が抽出される。そして、この抽出されたリンク要素のポインタの集合は、リンク表現要素分解部135に通知される。
リンク表現要素分解部135では、上記通知されたリンク要素のポインタの集合からそれぞれ表現要素列を抽出し、これらの表現要素列をそれぞれ複数の表現要素に分解する処理が行われる。例えば、表現要素列がテキストデータからなりこのテキストデータがアルファベットを表している場合には、上記表現要素列は一文字ずつに分解される。具体的には、各文字を一文字ずつHTMLの<span>タグで囲む。なお、<span>タグは内部的に情報を区切るだけのHTMLのタグであり、この<span>タグにより文字を囲んでも文字の表示には影響を与えない。このように文字ごとに分解されたリンク要素のポインタの集合、つまり文字ごとに<span>タグが付与されたリンク要素のポインタの集合は、リンクソート部136に通知される。
リンクソート部136では、上記リンク表現要素分解部135から通知された分解後(<span>タグ付与後)のリンク要素のポインタの集合を、当該ポインタを構成する表現要素の数が少ない順にソートする処理が行われる。例えば、図6に例示したウェブページ内のリンク要素の一部である“Autos”、“Dating”、“Finance”、“Games”、“Health”、“Mail”、“Messenger”を例にとると、これらはすべてアルファベットからなるので、単純に文字数が少ないものから“Mail”、“Autos”、“Games”、“Dating”、“Health”、“Finance”、“Messenger”の順にソートされる。このソートされたリンク要素のポインタの集合は、相互排他的ジェスチャー付与部137に渡される。
相互排他的ジェスチャー付与部137では、表現要素/ジェスチャー候補対応テーブル131に予め記憶されたジェスチャーの基本軌跡候補を参照して、上記リンクソート部136から渡されたソート後のリンク要素のポインタの集合に対し、個々のポインタをユーザがジェスチャー入力により選択するときのジェスチャーの基本軌跡を設定する処理が行われる。この処理は、上記ソート後の文字数の少ないリンクから順に、その表現要素列のできる限り先頭に近い表現要素に対しジェスチャーの基本軌跡を設定することにより行われる。
図3は、このジェスチャーの基本軌跡の設定処理手順と処理内容を示すフローチャートである。相互排他的ジェスチャー付与部137は、先ずステップS1において変数iを0に初期化し、ステップS2により変数iをリンク要素の数(link数)と比較する。この比較の結果、変数iがリンク要素の数(link数)より少なければ、まだジェスチャー基本軌跡を設定していないリンク要素が残っていると判断し、続いてステップS3により変数jを0に初期化して、この変数jをステップS4により上記i番目のリンク要素link[i]の表現要素(elem)数と比較する。
この比較の結果、変数jが上記i番目のリンク要素link[i]の表現要素(elem)数より少なければ、続いてステップS5により変数kを0に初期化し、図4に示した表現要素/ジェスチャー候補対応テーブル131を参照して、変数kが上記i番目のリンク要素link[i]のj番目の表現要素(elem)に対応したジェスチャーの基本軌跡候補数より多いか少ないかをステップS6で判定する。この判定の結果、多ければステップS7で変数jをインクリメントしてステップS4に戻り、上記ステップS4〜S5の処理を繰り返す。
これに対し、変数kが上記i番目のリンク要素link[i]のj番目の表現要素(elem)に対応したジェスチャーの基本軌跡候補数より少なければ、上記i番目のリンク要素link[i]のj番目の表現要素(elem)に対応したk番目のジェスチャーの基本軌跡候補を表現要素/ジェスチャー候補対応テーブル131から読み出す。そして、この読み出されたk番目のジェスチャーの基本軌跡候補が、リンク/ジェスチャー記憶部132に既に記憶されているか否かを、ステップS8により判定する。この判定の結果既に記憶されていれば、ステップS9で変数kをインクリメントしたのちステップS6に戻り、上記ステップS6からステップS8を繰り返す。
一方、上記k番目のジェスチャーの基本軌跡候補が、リンク/ジェスチャー記憶部132にまだ記憶されていなければ、上記i番目のリンク要素link[i]のhref属性(URLが格納されている)と、上記k番目のジェスチャーの基本軌跡候補とのセットを、リンク/ジェスチャー記憶部132にステップS10により記憶させる。
相互排他的ジェスチャー付与部137は、以上のステップS2〜ステップS10の処理を、変数iがリンク要素の最大数に達するまで、すべてのリンク要素(link)に対して繰り返し実施する。そして、すべてのリンク要素に対するジェスチャーの基本軌跡の設定及び記憶処理が終了すると、このすべてのリンク要素について、ジェスチャーの基本軌跡が設定された表現要素のポインタとそれに対応するk番目のジェスチャーの基本軌跡候補のポインタとのセットを、ジェスチャー付表現要素表示制御部138に通知する。
ジェスチャー付表現要素表示制御部138は、上記相互排他的ジェスチャー付与部137からすべてのリンク要素についてのジェスチャー基本軌跡の設定情報が通知されると、この通知されたジェスチャー基本軌跡能の設定情報に基づいて、ジェスチャー/ジェスチャー付表現要素対応テーブル133から対応するジェスチャー付表現要素を読み出す。具体的には、各々のリンク要素のジェスチャーが付与された表現要素のポインタを参照して、実際の表現要素のHTMLデータ、つまり<span>タグで囲んだHTMLデータを、ジェスチャー付き表現要素に対応したHTMLデータに書き換える。そして、この書き換えられたジェスチャー付表現要素の情報をブラウザ部14に渡す。
ブラウザ部14は、それまで表示されていた各リンク要素のポインタをそれぞれ上記ジェスチャー付表現要素を含むポインタに置換して表示させる。図7は、上記図6に示したリンク要素のポインタを、ジェスチャー付表現要素を含むリンク要素のポインタに置換した後のウェブページの表示例を示す。
(3)ジェスチャー入力判定処理
上記ジェスチャー付表現要素を含むリンク要素のポインタが表示された状態で、ユーザは選択対象のリンク要素に表示されたジェスチャー付表現要素に従い、リモートコントローラ2におけるタッチパッド形の入力部21においてジェスチャー入力を行う。ここで、ジェスチャーの入力ルールとして、基本的に時計回りか上から下方向へジェスチャー入力し、それができない場合にだけ反時計回りにジェスチャー入力するというルールがあり、ユーザはこのルールを知っているものとする。
例えば、図6に示した表示画面において、“Autos”というリンクを選択する場合には、ジェスチャー入力として右上にスライド操作を行ったのち右下にスライド操作を行う。“Mail”というリンクを選択する場合には、真上にスライド操作を行ったのち右下にスライド操作を行う。“Messenger”の場合には、右下にスライド操作を行ったのち右上にスライド操作を行う。図6に示した表示画像の例では“Fate of loud cell …”というリンクを選択するときのみ、反時計回りに“c”をなぞるようにジェスチャー入力を行う。
テレビジョン装置1は、入力判定部139において、上記リモートコントローラ2から送られたジェスチャーの入力軌跡を表す情報を、リンク/ジェスチャー記憶部132に記憶されたジェスチャーの基本軌跡を表す情報と順次照合する。そして、予め設定した誤差の範囲内で一致するジェスチャーの基本軌跡を表す情報が見つかると、このジェスチャーの基本軌跡を表す情報に関連付けられているリンク要素のポインタの情報、つまり対応するリンクのhref属性(URLが格納されている)をリンク/ジェスチャー記憶部132から読み出す。そして、この読み出されたリンク要素のポインタの情報をブラウザ部14へ出力する。
ブラウザ部14は、上記渡されたリンク要素のポインタの情報、つまりURLが格納されているhref属性に応じて、通信部11からモデム3を介してウェブサイトにアクセスし、これにより上記ユーザのジェスチャー入力により選択されたリンク要素に対応付けられた閲覧データを受信して、この閲覧データを表示部12に表示させる。
(第1の実施形態の作用効果)
以上詳述したようにこの第1の実施形態では、表示部12にリンク要素のポインタを含むウェブページが表示された状態で、先ずこの表示されたリンク要素のポインタごとに、表現要素/ジェスチャー候補対応テーブル131を参照して当該ポインタの表現要素の特徴的形状を含む部位をジェスチャーの基本軌跡を示す情報として設定し、この設定されたジェスチャーの基本軌跡を示す情報を上記リンク要素のポインタと関連付けてリンク/ジェスチャー記憶部132に記憶する。またそれと共に、上記設定されたジェスチャーの基本軌跡を表す情報をもとに、ジェスチャー/ジェスチャー付表現要素対応テーブル133からジェスチャー付表現要素を読み出し表示させるようにしている。
そして、この状態でリモートコントローラ2のタブレット形入力部21において、ユーザが選択対象のリンクに対し設定されたジェスチャーの基本軌跡に従いジェスチャー入力操作を行うと、この入力されたジェスチャーの入力軌跡を表す情報を受信して、上記リンク/ジェスチャー記憶部132に記憶されたジェスチャーの基本軌跡を表す情報と照合する。そして、予め決められた誤差の範囲内で一致する基本軌跡を表す情報が検出された場合に、この検出された基本軌跡を表す情報に関連付けられたリンク要素のポインタを読み出し、この情報をもとにウェブサイトに対しアクセスして閲覧データをダウンロードし表示部12に表示するようにしている。
したがってこの第1の実施形態によれば、リンク要素のポインタの表現要素が有する特徴的形状が、そのまま当該リンク要素のポインタを選択するためのジェスチャーの基本軌跡として設定される。このため、リンク要素のポインタにジェスチャーの基本軌跡を表示する際には、表現要素の当該基本軌跡を示す部位にマーキングするだけで済むことになる。この結果、リンク要素のポインタとは異なる記号やタグを別途生成してリンク要素のポインタに重ねて表示する必要はなくなり、これにより記号やタグによりリンク要素のポインタの全部又は一部が隠されて判読し難くなるといった不具合は防止される。しかも、記号やタグの表示/非表示を切り替える必要もないので、その分余分な操作が減って表示項目情報の選択操作性を高めることができる。また、吹き出し表示も使用せずに済むので、リンク要素のポインタの周辺領域に表示されている表示情報が隠されて判読不能となるといった不具合も防止される。
また、表現要素の数が少ないポインタは表現要素の数が多いポインタに比べ特徴的形状の数が少ないため、固有のジェスチャー基本軌跡を設定し難い。しかしながらこの実施形態では、リンク要素のポインタの集合を当該ポインタを構成する表現要素の数が少ない順にソートし、このソートされた順にポインタに対しジェスチャーの固有の基本軌跡を設定する処理を行うようにしている。したがって、表現要素が少ないリンク要素のポインタに対し優先的にジェスチャーの基本軌跡を設定することが可能となる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、ジェスチャーが割り当てられないリンク要素が出現してしまうことを防ぐため、リンク要素のポインタの集合を当該ポインタを構成する表現要素の数(文字数)が少ない順に予めソートして、文字数の少ないものから優先的にジェスチャーを割り当てる処理を行った。
しかし、必ずしもリンクを構成する表現要素数が少ないほど、可能なジェスチャー候補が少なくなるとは限らない。なぜなら、リンクの表現要素(文字)によって対応するジェスチャー候補の数が異なる場合が考えられるからである。したがって、実際にはリンク要素ごとにジェスチャー基本軌跡の候補を列挙し、その数に従いソートした方が処理を最適化できる。また、図3に示したリンク要素にジェスチャー基本軌跡を付与する処理(ステップS1〜S11)を繰り返す最中に、ソートした結果が実質的にジェスチャー基本軌跡の候補数が少ない順ではなくなる可能性もある。
そこで、第2の実施形態では、ジェスチャー候補の設定対象となるリンク要素をジェスチャー基本軌跡の候補数が少ない順にソートしてジェスチャー基本軌跡を設定する。また、1つのリンク要素に対しジェスチャー基本軌跡を設定する毎に、他のリンク要素に対応するジェスチャー基本軌跡の候補から上記設定済の候補を削除し、この設定済の候補を削除した後のリンク要素をそのジェスチャー基本軌跡の候補数が少ない順にソートし直してジェスチャー基本軌跡を設定する。
図8は、この第2の実施形態に係るテレビジョン装置の構成を示すブロック図である。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
リンク表現要素分解部135は、リンク抽出部134から通知されたリンク要素のポインタの集合からそれぞれ表現要素列を抽出し、この抽出された表現要素列をそれぞれ複数の表現要素に分解する処理を行う。この処理は第1の実施形態と同じであるが、<span>タグが付与されたリンク要素のポインタの集合は、ジェスチャー候補設定部141に通知される。
ジェスチャー候補設定部141は、上記リンク表現要素分解部135から通知された分解後のリンク要素のポインタごとに、表現要素/ジェスチャー候補対応テーブル131を参照して、リンク要素の表現要素列に含まれる表現要素に対応するジェスチャー基本軌跡の候補をすべて抽出する処理を行う。図10に、「A」、「V」、「D」、「VA」というリンク要素が存在したときにそれぞれに対応するジェスチャー基本軌跡の候補をすべて抽出した例を示す。ジェスチャー基本軌跡の候補の抽出が終了するとジェスチャー候補設定部141は、リンク要素のポインタとそれに対応するすべてのジェスチャー基本軌跡の候補とのセットの集合をソート部兼相互排他的ジェスチャー設定部142に通知する。
ソート部兼ジェスチャー設定部142は、上記ジェスチャー候補設定部141から通知されたリンク要素のポインタの集合に対し、そのジェスチャー基本軌跡の候補の中から個々のポインタをユーザがジェスチャー入力により選択するときのジェスチャーの基本軌跡を選択し設定する処理を行う。
次に、上記ソート部兼ジェスチャー設定部142によるジェスチャー基本軌跡選択設定動作を説明する。図9はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
ソート部兼ジェスチャー設定部142は、先ずステップS21でジェスチャーの基本軌跡が設定されていないリンク要素の有無を判定する。この判定の結果、まだ設定されていないリンク要素があれば、ジェスチャー候補設定部141から通知されたリンク要素のポインタの集合をジェスチャー基本軌跡候補の数が少ない順にソートする(ステップS22)。図11(a)にそのソート後のリンク要素の一例を示す。
次にステップS23において、上記ソートされたリンク要素のポインタの集合の中でジェスチャー基本軌跡候補の数がもっとも少ないリンク要素を選び、このリンク要素に対応するジェスチャーの基本軌跡を設定する。例えば、上記した図11(a)の例では、ジェスチャー基本軌跡候補の数がもっとも少ないリンク要素としてリンク要素「A」を選択する。そして、このリンク要素「A」に対応するジェスチャー基本軌跡の候補の中から例えば「右上向き」の基本軌跡を選択し、この選択した基本軌跡を「A」に対応するジェスチャーの基本軌跡として設定する。
続いてステップS24において、上記リンク要素「A」に設定したジェスチャーの基本軌跡を、残りのリンク要素に対応するジェスチャー基本軌跡の候補から削除する。例えば、図11の例では、リンク要素「A」に対し「右上向き」の基本軌跡を設定したので、他のリンク要素「V」、「D」、「VA」のうち「V」、「VA」に対応するジェスチャーの基本軌跡の候補から上記「右上向き」の基本軌跡を削除する。
次にステップS21に戻り、ジェスチャーの基本軌跡が未設定のリンク要素が残っているか否かを判定する。そして残っていれば、ステップS22において、当該残っているリンク要素を上記削除処理後のジェスチャー基本軌跡の候補数が少ない順にソートし直す。続いてステップS23において、このソート処理の結果ジェスチャー基本軌跡の候補数が最も少ないリンク要素を選択して、このリンク要素に対応するジェスチャーの基本軌跡を設定する。例えば、上記した図11の例では、リンク要素は図11(b)に示すように「V」、「D」、「VA」の順にソートし直されるから、このソート後のジェスチャー基本軌跡の候補数がもっとも少ないリンク要素としてリンク要素「D」を選択する。そして、このリンク要素「V」に対応するジェスチャー基本軌跡の候補の中から例えば「V字」の基本軌跡を選択し、この選択した基本軌跡を「V」に対応するジェスチャーの基本軌跡として設定する。
そしてステップS24において、上記リンク要素「V」に設定したジェスチャーの基本軌跡を、残りのリンク要素に対応するジェスチャー基本軌跡の候補から削除する。例えば、図11の例では、リンク要素「V」に対し「V字」の基本軌跡を設定したので、他のリンク要素「D」、「VA」のうち「VA」に対応するジェスチャー基本軌跡の候補から上記「V字」の基本軌跡を削除する。
以後同様に、ステップS21〜S24の処理を繰り返し実行し、全てのリンク要素「VA」、「D」に対し順次ジェスチャーの基本軌跡を設定する。図11(c),(d)にその処理内容を示す。
以上述べたように第2の実施形態では、ジェスチャー候補の設定対象となるリンク要素をジェスチャー基本軌跡の候補数が少ない順にソートしてジェスチャー基本軌跡を設定している。また、1つのリンク要素に対しジェスチャー基本軌跡を設定する毎に、他のリンク要素に対応するジェスチャー基本軌跡の候補から上記設定済の候補を削除し、この設定済の候補を削除した後のリンク要素をそのジェスチャー基本軌跡の候補数が少ない順にソートし直してジェスチャー基本軌跡を設定するようにしている。
したがって、リンクの表現要素(文字)によって対応するジェスチャー基本軌跡の候補数が異なる場合であっても、また1つのリンク要素にジェスチャー基本軌跡を付与する処理を繰り返す最中に、ソートした結果が実質的にジェスチャー基本軌跡の候補数が少ない順ではなくなっても、常にジェスチャー基本軌跡の候補数が少ない順にジェスチャー基本軌跡を設定することができる。
[他の実施形態]
なお、この発明は上記一実施形態に限定されるものではない。例えば、前記一実施形態ではウェブページに含まれるハイパーリンクを選択操作の対象とする場合を例にとって説明した。しかし、メニューやボタンを選択操作の対象とする場合にもこの発明を適用可能である。また、表現要素はアルファベット文字に限らず、カナ文字や記号、図形であってもよく、これらのカナ文字や記号、図形から固有の特徴的な形状を抽出してこの形状に基づいてジェスチャーの基本軌跡を設定するようにしてもよい。
さらに、情報選択装置としてはテレビジョン装置に限らず、ゲーム機器や電子掲示板等を適用することができる。また、ジェスチャーの入力手段としては、リモートコントローラのタブレット式入力部を用いる以外に、ユーザの腕や指の動きをカメラにより撮像し、その撮像画像をもとにジェスチャーの入力軌跡を認識するものであってもよい。
その他、ジェスチャー入力処理部の構成やその処理手順と処理内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…テレビジョン装置、2…リモートコントローラ(リモコン)、3…モデム、11…通信部、12…表示部、13…ジェスチャー入力処理部、14…ブラウザ部、131…表現要素/ジェスチャー候補対応テーブル、132…リンク/ジェスチャー記憶部、133…ジェスチャー/ジェスチャー付表現要素対応テーブル、134…リンク抽出部、135…リンク表現要素分解部、136…リンクソート部、137…相互排他的ジェスチャー設定部、138…ジェスチャー付表現要素表示制御部、139…入力判定部、141…ジェスチャー候補設定部、142…ソート部兼相互排他的ジェスチャー設定部。

Claims (7)

  1. 各々が少なくとも1個の表現要素により表される複数の表示項目情報を含む表示データを表示部に表示させ、ジェスチャー入力部においてユーザが入力したジェスチャーの入力軌跡をもとに前記表示項目情報を選択する情報選択装置であって、
    前記表示された表示項目情報ごとに、その表現要素から固有の特徴的形状を含む部位を抽出してこの抽出された部位をジェスチャーの基本軌跡の候補を示す情報として設定し、この設定されたジェスチャーの基本軌跡の候補を示す情報を前記抽出元の表示項目情報と関連付けて対応テーブルに記憶するジェスチャー設定手段と、
    前記表現要素の前記抽出された部位に、当該部位がジェスチャーの基本軌跡を示す部位であることをユーザに提示するマーク情報を付与し表示させるマーク付与手段と、
    前記ジェスチャー入力部から、前記ユーザが入力したジェスチャーの入力軌跡を表す情報を受信するジェスチャー受信手段と、
    前記受信されたジェスチャーの入力軌跡を表す情報を、前記対応テーブルに記憶されたジェスチャーの基本軌跡の候補を表す情報と照合して、予め決められた範囲内で一致する基本軌跡を表す情報を検出し、この検出された基本軌跡を表す情報に関連付けられた表示項目情報を前記ユーザのジェスチャーにより選択された情報として認識する認識手段と
    を具備することを特徴とする情報選択装置。
  2. 前記ジェスチャー設定手段は、前記表示された表示項目情報を当該表示項目情報を表す表現要素の数に応じてソートし、表現要素の数が少ない表示項目情報から優先的にジェスチャーの基本軌跡を示す情報を設定することを特徴とする請求項1記載の情報選択装置。
  3. 前記ジェスチャー設定手段は、
    前記表示された表示項目情報を、当該表示項目情報を表す表現要素に対応するジェスチャーの基本軌跡の候補数に応じてソートする第1の手段と、
    前記ジェスチャーの基本軌跡の候補数の最も少ない表示項目情報に対し優先的にジェスチャーの基本軌跡を示す情報を設定する第2の手段と、
    前記設定された基本軌跡を、他の表現要素に対応するジェスチャーの基本軌跡の候補から除外する第3の手段と
    を備え、
    前記第1、第2及び第3の手段による処理を、すべての表示項目情報に対しジェスチャーの基本軌跡の設定が終了するまで繰り返すことを特徴とする請求項1記載の情報選択装置。
  4. 各々が少なくとも1個の表現要素により表される複数の表示項目情報を含む表示データを表示部に表示させ、ジェスチャー入力部においてユーザが入力したジェスチャーの入力軌跡をもとに前記表示項目情報を選択する情報選択方法であって、
    前記表示された表示項目情報ごとに、その表現要素から固有の特徴的形状を含む部位を抽出してこの抽出された部位をジェスチャーの基本軌跡の候補を示す情報として設定し、この設定されたジェスチャーの基本軌跡の候補を示す情報を前記抽出元の表示項目情報と関連付けて対応テーブルに記憶する第1の過程と、
    前記表現要素の前記抽出された部位に、当該部位がジェスチャーの基本軌跡を示す部位であることをユーザに提示するマーク情報を付与し表示させる第2の過程と、
    前記ジェスチャー入力部から、前記ユーザが入力したジェスチャーの入力軌跡を表す情報を受信する第3の過程と、
    前記受信されたジェスチャーの入力軌跡を表す情報を、前記対応テーブルに記憶されたジェスチャーの基本軌跡の候補を表す情報と照合して、予め決められた範囲内で一致する基本軌跡を表す情報を検出し、この検出された基本軌跡を表す情報に関連付けられた表示項目情報を前記ユーザのジェスチャーにより選択された情報として認識する第4の過程と
    を具備することを特徴とする情報選択方法。
  5. 前記第1の過程は、前記表示された表示項目情報を当該表示項目情報を表す表現要素の数に応じてソートし、表現要素の数が少ない表示項目情報から優先的にジェスチャーの基本軌跡を示す情報を設定することを特徴とする請求項4記載の情報選択方法。
  6. 前記第1の過程は、前記表示された表示項目情報を、当該表示項目情報を表す表現要素に対応するジェスチャーの基本軌跡の候補数に応じてソートし、ジェスチャーの基本軌跡の候補数の最も少ない表示項目情報に対し優先的にジェスチャーの基本軌跡を示す情報を設定し、前記設定された基本軌跡を他の表現要素に対応するジェスチャーの基本軌跡の候補から除外する処理を、すべての表示項目情報に対しジェスチャーの基本軌跡の設定が終了するまで繰り返すことを特徴とする請求項4記載の情報選択方法。
  7. 請求項1乃至3のいずれかに記載の情報選択装置が具備する手段が備える機能を、前記情報選択装置が備えるコンピュータに実行させるプログラム。
JP2012088628A 2011-07-19 2012-04-09 情報選択装置、方法及びプログラム Expired - Fee Related JP5793463B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012088628A JP5793463B2 (ja) 2011-07-19 2012-04-09 情報選択装置、方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011158444 2011-07-19
JP2011158444 2011-07-19
JP2012088628A JP5793463B2 (ja) 2011-07-19 2012-04-09 情報選択装置、方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013041570A JP2013041570A (ja) 2013-02-28
JP5793463B2 true JP5793463B2 (ja) 2015-10-14

Family

ID=47889867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012088628A Expired - Fee Related JP5793463B2 (ja) 2011-07-19 2012-04-09 情報選択装置、方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5793463B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103164027A (zh) * 2013-04-09 2013-06-19 青岛旲天下智能科技有限公司 采用手势的人机交互设备
DE102013012394A1 (de) * 2013-07-26 2015-01-29 Daimler Ag Verfahren und Vorrichtung zur Fernsteuerung einer Funktion eines Fahrzeugs
JP2017157245A (ja) * 2017-06-16 2017-09-07 株式会社三菱東京Ufj銀行 情報処理装置およびプログラム
CN113760146A (zh) * 2021-01-05 2021-12-07 北京沃东天骏信息技术有限公司 一种菜单视图的呈现方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013041570A (ja) 2013-02-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5243240B2 (ja) 自動提案リスト及び手書き入力
JP5487208B2 (ja) 情報検索装置
US8370393B2 (en) Process and apparatus for selecting an item from a database
CN103270483B (zh) 具有手势识别单元的系统
CN109101291B (zh) 信息处理装置及信息处理方法
WO2013085528A1 (en) Methods and apparatus for dynamically adapting a virtual keyboard
JP2014535110A (ja) ジェスチャベースの検索
JP2005352849A (ja) 画面表示制御のためのプログラム、方法及び携帯情報機器
CN104808807A (zh) 用于汉字拼音输入的方法和装置
JP5793463B2 (ja) 情報選択装置、方法及びプログラム
CN112269475A (zh) 文字显示方法、装置和电子设备
CN103902736A (zh) 对移动信息设备屏幕上显示的词语进行手指单击取词搜索
JP5056133B2 (ja) 情報抽出システム、情報抽出方法および情報抽出用プログラム
CN104133905A (zh) 通过搜索器进行点击取词搜索的系统和方法
JP6044965B2 (ja) 情報処理装置、プログラム及び方法
JP2021135911A (ja) 表示装置
JP4887514B2 (ja) 漢字後続文字入力法
CN104267843A (zh) 基于手持设备端的用于代码设计的智能化输入系统与方法
US20120154436A1 (en) Information display apparatus and information display method
JP2010262535A (ja) 手書き入力機能を備えた計算機およびプログラム
JP5703244B2 (ja) トレース支援装置、トレース支援システム、トレース支援方法、およびトレース支援プログラム
CN112698734A (zh) 候选词显示方法及装置、电子设备
JP5794073B2 (ja) 情報表示装置及び情報表示プログラム
JP6814676B2 (ja) 電子機器および電子機器の制御方法
JP2010211660A (ja) 電子機器及び情報表示プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130515

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150810

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5793463

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees