JP5786701B2 - 修復システム、修復方法及びプログラム - Google Patents
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Description
図1は、修復システムのハードウェア構成例の概要を示すブロック図である。修復システムは、コンピュータ(記憶装置)1及びバックアップサーバ(バックアップ装置)2を含む。
ネットワーク3Nは、多くの通信機器によって利用される。そのため、ネットワーク3Nの帯域幅(通信路容量)又は通信速度は、ローカルエリアネットワーク1N、2Nの帯域幅(通信路容量)又は通信速度より小さい場合がある。
なお、コンピュータ1及びバックアップサーバ2は、地理的に離れた場所に設置されていてもよいし、地理的に近接した場所に設定されていてもよい。
ところで、ローカルエリアネットワーク1Nで接続された他のコンピュータ1が、リストアターゲットのコンピュータ1におけるデータの修復に必要なバックアップデータと同一のデータを保有している場合がある。同一の当該データは、例えばOS(Operating System)のシステムファイル、同報メールの添付ファイル、プログラム1P等である。かかる場合、リストアターゲットのコンピュータ1は、他のコンピュータ1から同一の当該データを取得し、取得した当該データを用いて破損等を被ったデータを修復する。これにより、修復システムは通信速度の遅いネットワーク3Nを使用しないため、迅速な修復処理が可能となる。
また、バックアップサーバ2の記憶装置には、上記のバックアップ処理及び修復処理を実行するプログラム2Pがインストールされている。プログラム2Pは、バックアップサーバ2に常駐する常駐プログラムである。
コンピュータ1は、制御部(生成部、識別子記憶部、固有値算出部、判定部、書き換え部、修復部)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13を含む。
RAM13は、例えばSRAM(Static RAM)又はDRAM(Dynamic RAM)であり、制御部11が実行する処理の過程で必要な作業変数、データ等を一時的に記憶する。なお、RAM13は主記憶装置の一例であり、RAM13の代わりにフラッシュメモリ、メモリカード等が用いられてもよい。
ハードディスク14は、バックアップサーバ2に保存されるバックアップデータに対応するオリジナルデータを記憶している。以下、ハードディスク14に記憶されているオリジナルデータを元データ1Dと呼ぶ。
通信部18は、有線又は無線通信のモデム、LANカード、USB端子等である。通信部18は、ローカルエリアネットワーク1Nを介して他のコンピュータ1と接続されている。通信部18は、ローカルエリアネットワーク1N、2Nと、ネットワーク3N又はLANスイッチ4とを介してバックアップサーバ2と接続されている。
図2は、ローカルエリアネットワーク1NがLANスイッチ4と接続されている様子を例示している。
バックアップサーバ2は、制御部(算出部、同一判定部、変換部、抽出部、削除部)21、ROM22、RAM23、ハードディスク(バックアップデータ記憶部)24、ディスクドライブ25及び表示部26を含む。
RAM23は、例えばSRAM又はDRAMであり、制御部21が実行する処理の過程で必要な作業変数、データ等を一時的に記憶する。また、RAM23は、例えば制御部21がビューを実行した結果を一時的に記憶してもよい。なお、RAM23は主記憶装置の一例であり、RAM23の代わりにフラッシュメモリ、メモリカード等が用いられてもよい。
サーバ保有データ一覧テーブル3Tは、バックアップサーバ2がハードディスク24に保有するバックアップデータ2Dの一覧情報を格納するテーブルである。バックアップサーバ2は、異なるバックアップ対象のコンピュータ1から同一のバックアップデータ2Dが複数転送されてきた場合、後述する重複データマージ処理により、サーバ保有データ一覧テーブル3Tのレコードを1件にマージする。
バックアップデータ2Dを格納する記憶媒体はテープでもよい。かかる場合、バックアップデータ2Dを格納する記憶装置はテープドライブ装置になる。更には、バックアップデータ2Dを格納する記憶媒体は光ディスク1aでもよい。かかる場合、バックアップデータ2Dを格納する記憶装置はディスクドライブ25になる。
また、バックアップデータ2Dは別のサーバと接続された記憶装置に格納してもよい。かかる場合、ハードディスク24には管理用の上記各種テーブルが記憶されるが、バックアップデータ2Dは別のサーバの内外に置かれた記憶装置に記憶される。
操作部27は、ユーザが各種の入力を行うキーボード、マウス、電源スイッチ、ディスクドライブ25から光ディスク1aを排出するための操作ボタン等の入力デバイスを含む。操作部27は、ユーザによる操作に基づいて入力信号を生成する。生成された入力信号は、バス2bを介して制御部21に送信される。
図3は、ローカルエリアネットワーク2Nがネットワーク3Nと接続されている様子を例示している。
図4は、エージェント保有データ一覧テーブル1Tのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。エージェント保有データ一覧テーブル1Tは、コンピュータ1がハードディスク14に保有する元データ1Dの一覧情報を記憶するテーブルである。
エージェント保有データ一覧テーブルは、データID、ファイル名、パス、作成日時、サイズ及びハッシュ値の各列を含む。データIDは、元データ1D及び元データ1Dに対応するバックアップデータ2Dを識別する記号である。データIDは、バックアップサーバ2により発番される。データIDは、コンピュータ1がバックアップサーバ2からバックアップ時にデータIDを取得した場合、データID列に書き込まれる。元データ1Dが作成されてからバックアップ処理が実行されるまでの間、データID列にはnullが格納される。
サーバ保有データ一覧テーブル3Tは、データID、サイズ、ハッシュ値、データ保有マシン及びマージ済フラグの各列を含む。データIDは、元データ1D及び元データ1Dに対応するバックアップデータ2Dを識別する記号である。サイズは、バックアップデータ1Dの容量であり、単位は例えばKB(キロバイト)である。ハッシュ値は、バックアップデータ1Dのバイナリ表現に対してハッシュ関数を適用し、得られる固有値である。データ保有マシンは、バックアップデータ2Dに対応する元データ1Dを保有しているコンピュータ1の識別情報である。データ保有マシンは、例えばコンピュータ1が備える通信部18のMAC(Media Access Control)アドレスである。
データパステーブル4Tは、データID及びパスの各列を含む。データIDは、サーバ保有データ一覧テーブル3TのデータIDと同じである。パスは、バックアップサーバ2のハードディスク24におけるバックアップデータ2Dのパスである。
図6の例では、パスはバックアップデータ2Dのファイル名を含む。しかし、パスは、バックアップデータ2Dのファイル名を含まなくてもよい。パスがバックアップデータ2Dのファイル名を含まない場合、データパステーブル4Tにファイル名の列を追加する。
バックアップイメージ構成テーブル5Tは、イメージID、データID、ファイル名、パス及び作成日時の各列を含む。イメージIDは、1台のコンピュータ1に対して1回のバックアップ処理が実行された場合に発番される識別記号である。バックアップサーバ2は、イメージIDによりバックアップデータ2Dの世代管理も実行する。ファイル名は、バックアップデータ2Dのファイル名である。パスは、コンピュータ1のハードディスク14における元データ1Dのパスである。図7の例では、パスは元データ1Dのファイル名を含まない。しかし、パスは、元データ1Dのファイル名を含んでもよい。作成日時は、元データ1Dが作成された日時である。作成日時のフォーマット形式は、例えばyyyy/mm/dd hh:mmである。
なお、バックアップイメージ構成テーブル5Tは、図7に示した列の他にバックアップデータ2Dに関する他のメタデータを記憶する列を更に含んでもよい。他のメタデータの列は、例えば更新日時、更新履歴、アクセス日時、アクセス制限、元データ1Dの作成者、元データ1Dを作成したアプリケーション等である。
まず、コンピュータ1が実行するデータ管理処理について説明する。コンピュータ1が実行するデータ管理処理は、エージェント保有データ一覧テーブル1Tのレコード登録処理である。コンピュータ1は、操作部17からのユーザ操作により、データ管理処理を開始する。あるいは、コンピュータ1は、バックアップサーバ2から所定の命令を受け付けた場合、データ管理処理を実行してもよい。
修復システムが実行するバックアップは、特定のバックアップ方式に限定されない。例えば、修復システムが実行するバックアップは、フルバックアップ、差分バックアップ及び増分バックアップのいずれでもよい。また、バックアップされる元データ1Dは、ハードディスク14全体、パーティション単位、ディレクトリ単位、ファイル単位等のいずれでもよい。バックアップには、3rdミラー、スナップショット、レプリケーション等のいずれの技術が利用されてよい。
ユーザは、バックアップサーバ2の操作部27からバックアップ対象のコンピュータ1及び当該コンピュータ1のハードディスク14に記憶された元データ1Dを指定する。バックアップサーバ2は、一意な値であるイメージIDを発番し、バックアップ対象のコンピュータ1にバックアップ開始の信号を送信する。バックアップ対象のコンピュータ1は、バックアップサーバ1からバックアップ開始の信号を受信し、元データ1Dから複製されたバックアップデータ2Dをバックアップサーバ2に送信する。
なお、重複データマージ処理は、バックアップサーバ2により定期的に又はスケジュール管理の下に実行されるバッチ処理であってもよい。あるいは、重複データマージ処理は、バックアップ処理中、バックアップ処理終了後、制御部21のプロセッサ使用率が一定の割合より小さくなったとき等に実行されてもよい。
ステップS308において、処理中のレコードに対応するバックアップデータ2Dのバイナリと一致するバイナリを有する重複バックアップデータ2Dの数は単数又は複数である。制御部21は、処理中のレコードに対応するバックアップデータ2D及びハッシュ値が一致した重複バックアップデータ2Dの中から、1つにマージするマージ先のバックアップデータ2DのデータIDを決定する。
制御部11は、重複バックアップデータ2DのデータID及びマージ先のバックアップデータ2Dに対応するところの決定されたデータIDを、バックアップサーバ2から受信したか否かを判定する(ステップS401)。
コンピュータ1が保有する元データ1Dが破壊、消失等を被った場合、ユーザは当該コンピュータ1をリストアターゲットに設定し、修復する元データ1Dの世代及び元データ1Dの修復範囲を決定する。ユーザは、修復の運用ポリシーに基づいて、バックアップサーバ2の操作部27からリストアターゲットのコンピュータ1の識別情報、修復する元データ1Dの世代及び元データ1Dの修復範囲を入力する。
他のコンピュータ1は、リストアターゲットのコンピュータ1からメタデータの組み合わせを受信した場合、当該メタデータの組み合わせに対応する元データ1Dを保有しているとき、リストアターゲットのコンピュータ1に保有している旨の応答をする。あるいは、他のコンピュータ1は、暗号化データ又は圧縮データを受け付けた場合、当該データを復元することにより、復元したデータに対応する元データ1Dを保有しているとき、リストアターゲットのコンピュータ1に保有している旨の応答をする。
第一の処理は、リストアターゲットのコンピュータ1が修復イメージ構成テーブル2Tのデータ保有マシンに対応する他のコンピュータ1から保有している旨の応答を受信した場合に該当する。第二の処理は、リストアターゲットのコンピュータ1が修復イメージ構成テーブル2Tのデータ保有マシンに対応しない他のコンピュータ1から保有している旨の応答を受信した場合に該当する。第二の処理は、例えば図8の修復イメージ構成テーブル2Tのデータ保有マシンが「なし」である場合、リストアターゲットのコンピュータ1が他のコンピュータ1から保有している旨の応答を受信する場合に該当する。第三の処理は、リストアターゲットのコンピュータ1がどのコンピュータ1からも保有している旨の応答を所定時間経過しても受信しない場合に該当する。
バックアップサーバ2は、修復処理の命令を受け付ける(ステップS501)。バックアップサーバ2は、バックアップイメージ構成テーブル5TをRAM13に読み出す(ステップS502)。バックアップサーバ2は、サーバ保有データ一覧テーブル3TをRAM13に読み出す(ステップS503)。バックアップサーバ2は、読み出したバックアップイメージ構成テーブル5T及びサーバ保有データ一覧テーブル3Tから修復イメージ構成テーブル2Tのレコードを作成する(ステップS504)。バックアップサーバ2は、作成した修復イメージ構成テーブル2Tのレコード及び修復処理の開始指示をリストアターゲットのコンピュータ1に送信する(ステップS505)。
なお、ステップS510において、他のコンピュータ1は、データID又はハッシュ値が一致する元データ1Dを保有している場合、問い合わせられた元データ1Dを保有していると判定してもよい。
リストアターゲットのコンピュータ1は、応答してきた他のコンピュータのうち、未処理のコンピュータ1に修復用の元データ1Dを要求する旨を送信する(ステップS601)。ステップS601は、修復イメージ構成テーブル2Tのデータ保有マシンが複数台である場合、データ保有マシンに対応するコンピュータ1に修復用の元データ1Dを要求するループ処理の始まりである。
リストアターゲットのコンピュータ1は、応答してきた他のコンピュータ1のうち、未処理のコンピュータ1に自身及びバックアップサーバ2に対して修復用の元データ1Dを送信する要求を送信する(ステップS701)。ステップS701は、修復イメージ構成テーブル2Tのデータ保有マシンに対応しないコンピュータ1が複数台である場合、データ保有マシンに対応しないコンピュータ1に修復用の元データ1Dを要求するループ処理の始まりである。
なお、ステップS707において、バックアップサーバ2は、修復イメージ構成テーブル2Tではなく、サーバ保有データ一覧テーブル3Tを参照してもよい。
バックアップサーバ2は、受信した修復用の元データ1Dのバイナリと、ハッシュ値が一致したバックアップデータ2Dのバイナリとが一致すると判定した場合(ステップS708:YES)、ステップS710に処理を進める。
バックアップサーバ2は、受信した元データは、修復用の元データ1Dとして妥当である旨の検証結果を設定する(ステップS710)。
リストアターゲットのコンピュータ1は、バックアップサーバ2に修復用のバックアップデータ2Dを要求する旨を送信する(ステップS801)。バックアップサーバ2は、リストアターゲットのコンピュータ1から修復用のバックアップデータ2Dを要求する旨を受信する(ステップS802)。
他のコンピュータ1は、リストアターゲットのコンピュータ1から上記メタデータを問い合わせと共に受信する。他のコンピュータ1は、上記メタデータに基づく情報と一致する情報に対応する元データ1Dが自身のハードディスク14に記憶されている場合、修復用の元データ1Dを保有している旨の応答をリストアターゲットのコンピュータ1に送信してもよい。
かかる場合、リストアターゲットのコンピュータ1は、応答してきた他のコンピュータ1のうち、未処理のコンピュータ1に自身のみに対して修復用の元データ1Dを送信する要求を送信する。そして、他のコンピュータ1は、要求された修復用の元データ1Dをリストアターゲットのコンピュータ1に送信する。リストアターゲットのコンピュータ1は、バックアップサーバ2に受信した修復用の元データ1D及びデータIDを送信する。バックアップサーバ2は、リストアターゲットのコンピュータ1から修復用の元データ1D及びデータIDを受信する。バックアップサーバ2は、受信したデータIDにより受信した修復用の元データ1Dを特定する。バックアップサーバ2による以降の手順は、図22、図23及び図24に示した手順と同じである。
リストアターゲットのコンピュータ1は、第一の処理(ステップS517)において、ローカルネットワーク1Nに接続された他のコンピュータ1から修復用の元データ1Dを取得する。そのため、第一の処理(ステップS517)において、帯域幅が狭いネットワーク3Nは使用されないので、迅速な修復処理が可能となる。
同様に、バックアップサーバ2を動作させるためのプログラム2Pは、ディスクドライブ25を介して光ディスク1aから読み込まれてもよい。あるいは、プログラム2Pは、通信部28を介して外部の情報処理装置又は記録装置から読み込まれてもよい。さらに、プログラム2Pを記録したフラッシュメモリ等の半導体メモリ1cが、バックアップサーバ2内に実装されていてもよい。
第一通信網に接続され、各々が記憶部を有する複数の記憶装置並びに
前記第一通信網及び該第一通信網の帯域幅と異なる帯域幅を有し、該第一通信網と接続された第二通信網を介して前記複数の記憶装置と通信するバックアップ装置
を備え、
前記複数の記憶装置に含まれる一の記憶装置が有する前記記憶部に記憶されたデータを修復する修復システムにおいて、
前記バックアップ装置は、
前記記憶部に夫々記憶されたデータ及び該データのメタデータを前記複数の記憶装置から受信する受信部と、
該受信部が受信したデータの識別子を生成する生成部と、
該生成部が生成したデータの識別子を、前記受信部が該データを受信した前記複数の記憶装置に夫々送信する識別子送信部と、
被修復データの指定を受け付ける受付部と、
該受付部が受け付けた被修復データに対応する識別子及び前記受信部が受信したデータに係るメタデータが関連付けてある一覧を前記一の記憶装置に送信する一覧送信部と
を有し、
前記複数の記憶装置は、
前記識別子送信部が送信したデータの識別子を受信する識別子受信部と、
該識別子受信部が受信した識別子を前記記憶部に記憶されたデータと対応付けて該記憶部に記憶する識別子記憶部と
を有し、
前記一の記憶装置は、
前記一覧送信部が送信した一覧を受信する一覧受信部と、
該一覧受信部が受信した一覧に基づいた一又は複数の他の記憶装置への問い合わせに対する応答に応じて、被修復データに対応するデータを自身に送信する要求を該他の記憶装置又は前記バックアップ装置に送信する要求送信部と、
該要求送信部が送信した要求に係るデータを前記他の記憶装置又は前記バックアップ装置から受信する要求受信部と、
前記一覧受信部が受信した一覧及び前記識別子記憶部が記憶した識別子に基づいて、前記要求受信部が受信したデータを用いて被修復データを修復する修復部と
を有する
修復システム。
前記バックアップ装置は、所定のアルゴリズムに基づいて、前記受信部が受信したデータから一意に定まる固有値を算出する算出部を有し、
前記バックアップ装置の前記一覧送信部が送信する一覧には、前記識別子及び前記算出部が算出した固有値が関連付けてあり、
前記複数の記憶装置は、前記バックアップ装置の前記算出部が用いたアルゴリズムと同一のアルゴリズムに基づいて、前記記憶部が記憶するデータから一意に定まる固有値を算出する固有値算出部を有し、
前記一の記憶装置は、
前記一覧受信部が受信した一覧に基づいて、被修復データに対応するデータを保有しているか否かの問い合わせを、前記他の記憶装置に送信する問い合わせ送信部と、
該問い合わせ送信部が問い合わせたデータの保有に関する応答を前記他の記憶装置から受信する応答受信部と
を有し、
前記他の記憶装置は、
前記問い合わせ送信部が送信した問い合わせを受信する問い合わせ受信部と、
前記識別子受信部が受信した識別子又は前記固有値算出部が算出した固有値に基づいて、夫々前記一覧において関連付けてある識別子又は固有値に対応するデータを前記記憶部が記憶しているか否かを判定する判定部と、
前記判定部が前記問い合わせ受信部により受信された問い合わせに関する前記データを記憶していると判定した場合、前記データの保有に関する応答を前記一の記憶装置に送信する応答送信部と
を有し、
前記一の記憶装置の前記要求送信部は、被修復データに対応するデータを、前記応答受信部が受信した前記応答を送信してきた前記他の記憶装置に要求する
付記1に記載の修復システム。
前記バックアップ装置の前記一覧送信部が送信する一覧には、前記識別子、前記固有値及び前記受信部がデータを受信した前記複数の記憶装置に夫々対応する識別情報が関連付けてあり、
前記一の記憶装置の前記要求送信部は、前記応答受信部が前記一覧受信部により受信された一覧において関連付けられた識別情報に対応しない前記他の記憶装置から前記応答を受信した場合、被修復データに対応するデータを自身及び前記バックアップ装置に送信する要求を前記識別情報に対応しない前記他の記憶装置に送信し、
前記他の記憶装置は前記要求送信部により送信された要求に係るデータを前記一の記憶装置及び前記バックアップ装置に送信するデータ送信部を有し、
前記バックアップ装置は、
前記データ送信部が送信したデータを受信するデータ受信部と、
該データ受信部が受信したデータ及び前記受信部が受信したデータが同一か否かを判定する同一判定部と、
該同一判定部が判定した判定結果を前記一の記憶装置に送信する判定結果送信部と
を有し、
前記一の記憶装置は前記判定結果送信部が送信した判定結果を受信する判定結果受信部を有し、
前記一の記憶装置の前記要求受信部は、前記他の記憶装置の前記データ送信部が送信したデータを受信し、
前記一の記憶装置の前記修復部は、前記判定結果受信部により受信された判定結果が同一である場合、前記要求受信部が受信したデータを用いて被修復データを修復する
付記2に記載の修復システム。
前記バックアップ装置は前記データ受信部が受信したデータ及び前記受信部が受信したデータをバイナリデータに夫々変換する変換部を有し、
前記バックアップ装置の前記算出部は、前記データ受信部が受信したデータ及び前記受信部が受信したデータから一意に定まる固有値を夫々算出し、
前記バックアップ装置の前記同一判定部は、前記算出部が算出した各固有値が一致した場合又は前記変換部が変換した各バイナリデータが一致した場合、同一と判定する
付記3に記載の修復システム。
前記一の記憶装置の前記要求送信部は、前記応答受信部が前記一覧受信部により受信された一覧において関連付けられた識別情報に対応する前記他の記憶装置から前記応答を受信した場合、被修復データに対応するデータを自身に送信する要求を前記識別情報に対応する前記他の記憶装置に送信し、
前記識別情報に対応する前記他の記憶装置の前記データ送信部は、前記要求送信部により送信された要求に係るデータを前記一の記憶装置に送信し、
前記一の記憶装置の前記要求受信部は、前記データ送信部が送信したデータを受信し、
前記一の記憶装置の前記固有値算出部は、前記要求受信部が受信したデータから固有値を算出し、
前記一の記憶装置の前記修復部は、前記一覧受信部が受信した一覧において関連付けられた固有値及び前記固有値算出部が算出した固有値が同一である場合、前記要求受信部が受信したデータを用いて被修復データを修復する
付記3又は付記4に記載の修復システム。
前記一の記憶装置の前記要求送信部は、前記応答受信部が前記応答を受信しない場合、被修復データに対応するデータを自身に送信する要求を前記バックアップ装置に送信し、
前記バックアップ装置は前記要求送信部が送信した要求に係るデータを前記一の記憶装置に送信する通信網データ送信部を有し、
前記一の記憶装置の前記要求受信部は、前記通信網データ送信部が送信したデータを受信し、
前記一の記憶装置の前記修復部は、前記要求受信部が受信したデータを用いて被修復データを修復する
付記3から付記5までのいずれか一項に記載の修復システム。
前記バックアップ装置は第三通信網に接続されており、
前記複数の記憶装置及び前記バックアップ装置は、前記第一通信網と、前記第三通信網と、該第一及び第三通信網を接続する通信網接続装置又は該第一及び第三通信網の帯域幅と異なる帯域幅を有し、第一及び第三通信網と接続された第二通信網とを介して通信する
付記1から付記6までのいずれか一項に記載の修復システム。
前記バックアップ装置の前記算出部及び前記複数の記憶装置の前記固有値算出部が算出する固有値は、ハッシュ値である
付記2から付記7までのいずれか一つに記載の修復システム
前記複数の記憶装置は前記記憶部に記憶されたデータ及び該データのメタデータを前記バックアップ装置に送信する送信部を有し、
前記バックアップ装置の前記受信部は、前記送信部が夫々送信したデータ及びメタデータを受信する
付記1に記載の修復システム。
前記一の記憶装置の前記修復部は、前記一覧受信部が受信した一覧において関連付けられた識別子及び前記識別子記憶部がデータと対応付けて記憶した識別子に基づいて、前記記憶部に記憶された被修復データを特定することにより、前記要求受信部が受信したデータを用いて、特定した被修復データを修復する
付記1に記載の修復システム。
前記バックアップ装置の前記変換部は、前記受信部が前記複数の記憶装置から受信したデータをバイナリデータに夫々変換し、
前記バックアップ装置は、
前記受信部が受信したデータを前記生成部が生成した識別子と関連付けて記憶するバックアップデータ記憶部と、
前記生成部が生成した識別子から、前記算出部が算出した固有値及び前記変換部が変換したバイナリデータが夫々一致するデータに対応する識別子を抽出する抽出部と、
該抽出部が抽出した複数の識別子から一の識別子以外の他の識別子に対応するデータを前記バックアップデータ記憶部から削除する削除部と、
該削除部が削除しなかったデータに対応する一の識別子及び該削除部が削除したデータに対応する他の識別子を前記複数の記憶装置に送信する重複識別子送信部と
を有し、
前記複数の記憶装置は、
前記重複識別子送信部が送信した各識別子を受信する重複識別子受信部と、
前記識別子記憶部により記憶されたデータの識別子が前記重複識別子受信部により受信された前記他の識別子を含む場合、該他の識別子に対応するデータの識別子を前記一の識別子で書き換える書き換え部と
を有する
付記4に記載の修復システム。
第一通信網に接続され、各々が記憶部を有する複数の記憶装置が、該第一通信網及び該第一通信網の帯域幅と異なる帯域幅を有し、該第一通信網と接続された第二通信網を介して、バックアップ装置と通信することにより、前記複数の記憶装置に含まれる一の記憶装置が有する前記記憶部に記憶されたデータを修復する修復方法において、
前記記憶部に夫々記憶されたデータ及び該データのメタデータを前記複数の記憶装置から前記バックアップ装置へ送信し、
送信したデータの識別子を前記バックアップ装置により生成し、
生成したデータの識別子を前記バックアップ装置から前記複数の記憶装置のうち少なくとも前記一の記憶装置へ送信し、
前記複数の記憶装置が前記識別子を受信した場合、該識別子を前記記憶部に記憶されたデータと対応付けて該記憶部に該複数の記憶装置により夫々記憶し、
被修復データの指定を前記バックアップ装置により受け付け、
受け付けた被修復データに対応する識別子及び受信したデータに係るメタデータが関連付けられた一覧を前記バックアップ装置から前記一の記憶装置へ送信し、
前記一覧に基づいた一の記憶装置と、一又は複数の他の記憶装置との間の応答に応じて、被修復データに対応するデータを前記一の記憶装置へ送信する要求を、該一の記憶装置から前記他の記憶装置又は前記バックアップ装置へ送信し、
前記一の記憶装置が前記要求に係るデータを前記他の記憶装置又は前記バックアップ装置から受信した場合、受信した一覧及び記憶した識別子に基づいて、受信したデータを用いて前記記憶部に記憶された被修復データを前記一の記憶装置により修復する
修復方法。
第一通信網に接続され、記憶部を有するコンピュータに、該第一通信網及び該第一通信網の帯域幅と異なる帯域幅を有し、該第一通信網と接続された第二通信網を介してバックアップ装置と通信することにより、前記記憶部に記憶されたデータを修復する処理を実行させるプログラムにおいて、
前記記憶部に記憶されたデータ及び該データのメタデータを前記バックアップ装置に送信し、
送信したデータの識別子を受信し、
受信した識別子を前記記憶部に記憶されたデータと対応付けて該記憶部に記憶し、
被修復データに対応する識別子及び送信したデータに係るメタデータが関連付けられた一覧を前記バックアップ装置から受信し、
受信した一覧に基づいて、被修復データに対応するデータを保有しているか否かの問い合わせを前記第一通信網と接続された一又は複数の他のコンピュータに送信し、
送信した問い合わせに対する応答を前記他のコンピュータから受信し、
受信した応答に応じて、被修復データに対応するデータを前記コンピュータに送信する要求を前記他のコンピュータ又は前記バックアップ装置に送信し、
送信した要求に係るデータを前記他のコンピュータ又は前記バックアップ装置から受信し、
受信した一覧及び前記記憶部に記憶した識別子に基づいて、受信したデータを用いて前記記憶部に記憶された被修復データを修復する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
11 制御部(生成部、識別子記憶部、固有値算出部、判定部、書き換え部、修復部)
14 ハードディスク(記憶部)
1D 元データ
1P プログラム
18 通信部(識別子受信部、一覧受信部、要求送信部、要求受信部、問い合わせ送信部、応答受信部、問い合わせ受信部、応答送信部、データ送信部、判定結果受信部、重複識別子受信部、送信部)
2 バックアップサーバ(バックアップ装置)
21 制御部(算出部、同一判定部、変換部、抽出部、削除部)
24 ハードディスク(バックアップデータ記憶部)
27 操作部(受付部)
2D バックアップデータ
2P プログラム
28 通信部(受信部、識別子送信部、一覧送信部、データ受信部、判定結果送信部、通信網データ送信部、重複識別子送信部)
4 LANスイッチ(通信網接続装置)
1N ローカルエリアネットワーク(第一通信網)
2N ローカルエリアネットワーク(第三通信網)
3N ネットワーク(第二通信網)
1T エージェント保有データ一覧テーブル
2T 修復イメージ構成テーブル
3T サーバ保有データ一覧テーブル
4T データパステーブル
5T バックアップイメージ構成テーブル
Claims (9)
- 第一通信網に接続され、各々が記憶部を有する複数の記憶装置並びに
前記第一通信網及び該第一通信網の帯域幅と異なる帯域幅を有し、該第一通信網と接続された第二通信網を介して前記複数の記憶装置と通信するバックアップ装置
を備え、
前記複数の記憶装置に含まれる一の記憶装置が有する前記記憶部に記憶されたデータを修復する修復システムにおいて、
前記バックアップ装置は、
前記記憶部に夫々記憶されたデータ及び該データのメタデータを前記複数の記憶装置から受信する受信部と、
該受信部が受信したデータの識別子を生成する生成部と、
該生成部が生成したデータの識別子を、前記受信部が該データを受信した前記複数の記憶装置に夫々送信する識別子送信部と、
被修復データの指定を受け付ける受付部と、
該受付部が受け付けた被修復データに対応する識別子及び前記受信部が受信したデータに係るメタデータが関連付けてある一覧を前記一の記憶装置に送信する一覧送信部と
を有し、
前記複数の記憶装置は、
前記識別子送信部が送信したデータの識別子を受信する識別子受信部と、
該識別子受信部が受信した識別子を前記記憶部に記憶されたデータと対応付けて該記憶部に記憶する識別子記憶部と
を有し、
前記一の記憶装置は、
前記一覧送信部が送信した一覧を受信する一覧受信部と、
該一覧受信部が受信した一覧に基づいた一又は複数の他の記憶装置への問い合わせに対する応答に応じて、被修復データに対応するデータを自身に送信する要求を該他の記憶装置又は前記バックアップ装置に送信する要求送信部と、
該要求送信部が送信した要求に係るデータを前記他の記憶装置又は前記バックアップ装置から受信する要求受信部と、
前記一覧受信部が受信した一覧及び前記識別子記憶部が記憶した識別子に基づいて、前記要求受信部が受信したデータを用いて被修復データを修復する修復部と
を有する
修復システム。 - 前記バックアップ装置は、所定のアルゴリズムに基づいて、前記受信部が受信したデータから一意に定まる固有値を算出する算出部を有し、
前記バックアップ装置の前記一覧送信部が送信する一覧には、前記識別子及び前記算出部が算出した固有値が関連付けてあり、
前記複数の記憶装置は、前記バックアップ装置の前記算出部が用いたアルゴリズムと同一のアルゴリズムに基づいて、前記記憶部が記憶するデータから一意に定まる固有値を算出する固有値算出部を有し、
前記一の記憶装置は、
前記一覧受信部が受信した一覧に基づいて、被修復データに対応するデータを保有しているか否かの問い合わせを、前記他の記憶装置に送信する問い合わせ送信部と、
該問い合わせ送信部が問い合わせたデータの保有に関する応答を前記他の記憶装置から受信する応答受信部と
を有し、
前記他の記憶装置は、
前記問い合わせ送信部が送信した問い合わせを受信する問い合わせ受信部と、
前記識別子受信部が受信した識別子又は前記固有値算出部が算出した固有値に基づいて、夫々前記一覧において関連付けてある識別子又は固有値に対応するデータを前記記憶部が記憶しているか否かを判定する判定部と、
前記判定部が前記問い合わせ受信部により受信された問い合わせに関する前記データを記憶していると判定した場合、前記データの保有に関する応答を前記一の記憶装置に送信する応答送信部と
を有し、
前記一の記憶装置の前記要求送信部は、被修復データに対応するデータを、前記応答受信部が受信した前記応答を送信してきた前記他の記憶装置に要求する
請求項1に記載の修復システム。 - 前記バックアップ装置の前記一覧送信部が送信する一覧には、前記識別子、前記固有値及び前記受信部がデータを受信した前記複数の記憶装置に夫々対応する識別情報が関連付けてあり、
前記一の記憶装置の前記要求送信部は、前記応答受信部が前記一覧受信部により受信された一覧において関連付けられた識別情報に対応しない前記他の記憶装置から前記応答を受信した場合、被修復データに対応するデータを自身及び前記バックアップ装置に送信する要求を前記識別情報に対応しない前記他の記憶装置に送信し、
前記他の記憶装置は前記要求送信部により送信された要求に係るデータを前記一の記憶装置及び前記バックアップ装置に送信するデータ送信部を有し、
前記バックアップ装置は、
前記データ送信部が送信したデータを受信するデータ受信部と、
該データ受信部が受信したデータ及び前記受信部が受信したデータが同一か否かを判定する同一判定部と、
該同一判定部が判定した判定結果を前記一の記憶装置に送信する判定結果送信部と
を有し、
前記一の記憶装置は前記判定結果送信部が送信した判定結果を受信する判定結果受信部を有し、
前記一の記憶装置の前記要求受信部は、前記他の記憶装置の前記データ送信部が送信したデータを受信し、
前記一の記憶装置の前記修復部は、前記判定結果受信部により受信された判定結果が同一である場合、前記要求受信部が受信したデータを用いて被修復データを修復する
請求項2に記載の修復システム。 - 前記バックアップ装置は前記データ受信部が受信したデータ及び前記受信部が受信したデータをバイナリデータに夫々変換する変換部を有し、
前記バックアップ装置の前記算出部は、前記データ受信部が受信したデータ及び前記受信部が受信したデータから一意に定まる固有値を夫々算出し、
前記バックアップ装置の前記同一判定部は、前記算出部が算出した各固有値が一致した場合又は前記変換部が変換した各バイナリデータが一致した場合、同一と判定する
請求項3に記載の修復システム。 - 前記一の記憶装置の前記要求送信部は、前記応答受信部が前記一覧受信部により受信された一覧において関連付けられた識別情報に対応する前記他の記憶装置から前記応答を受信した場合、被修復データに対応するデータを自身に送信する要求を前記識別情報に対応する前記他の記憶装置に送信し、
前記識別情報に対応する前記他の記憶装置の前記データ送信部は、前記要求送信部により送信された要求に係るデータを前記一の記憶装置に送信し、
前記一の記憶装置の前記要求受信部は、前記データ送信部が送信したデータを受信し、
前記一の記憶装置の前記固有値算出部は、前記要求受信部が受信したデータから固有値を算出し、
前記一の記憶装置の前記修復部は、前記一覧受信部が受信した一覧において関連付けられた固有値及び前記固有値算出部が算出した固有値が同一である場合、前記要求受信部が受信したデータを用いて被修復データを修復する
請求項3又は請求項4に記載の修復システム。 - 前記一の記憶装置の前記要求送信部は、前記応答受信部が前記応答を受信しない場合、被修復データに対応するデータを自身に送信する要求を前記バックアップ装置に送信し、
前記バックアップ装置は前記要求送信部が送信した要求に係るデータを前記一の記憶装置に送信する通信網データ送信部を有し、
前記一の記憶装置の前記要求受信部は、前記通信網データ送信部が送信したデータを受信し、
前記一の記憶装置の前記修復部は、前記要求受信部が受信したデータを用いて被修復データを修復する
請求項3から請求項5までのいずれか一項に記載の修復システム。 - 前記バックアップ装置は第三通信網に接続されており、
前記複数の記憶装置及び前記バックアップ装置は、前記第一通信網と、前記第三通信網と、該第一及び第三通信網を接続する通信網接続装置又は該第一及び第三通信網の帯域幅と異なる帯域幅を有し、第一及び第三通信網と接続された第二通信網とを介して通信する
請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の修復システム。 - 第一通信網に接続され、各々が記憶部を有する複数の記憶装置が、該第一通信網及び該第一通信網の帯域幅と異なる帯域幅を有し、該第一通信網と接続された第二通信網を介して、バックアップ装置と通信することにより、前記複数の記憶装置に含まれる一の記憶装置が有する前記記憶部に記憶されたデータを修復する修復方法において、
前記記憶部に夫々記憶されたデータ及び該データのメタデータを前記複数の記憶装置から前記バックアップ装置へ送信し、
送信したデータの識別子を前記バックアップ装置により生成し、
生成したデータの識別子を前記バックアップ装置から前記複数の記憶装置のうち少なくとも前記一の記憶装置へ送信し、
前記複数の記憶装置が前記識別子を受信した場合、該識別子を前記記憶部に記憶されたデータと対応付けて該記憶部に該複数の記憶装置により夫々記憶し、
被修復データの指定を前記バックアップ装置により受け付け、
受け付けた被修復データに対応する識別子及び受信したデータに係るメタデータが関連付けられた一覧を前記バックアップ装置から前記一の記憶装置へ送信し、
前記一覧に基づいた一の記憶装置と、一又は複数の他の記憶装置との間の応答に応じて、被修復データに対応するデータを前記一の記憶装置へ送信する要求を、該一の記憶装置から前記他の記憶装置又は前記バックアップ装置へ送信し、
前記一の記憶装置が前記要求に係るデータを前記他の記憶装置又は前記バックアップ装置から受信した場合、受信した一覧及び記憶した識別子に基づいて、受信したデータを用いて前記記憶部に記憶された被修復データを前記一の記憶装置により修復する
修復方法。 - 第一通信網に接続され、記憶部を有するコンピュータに、該第一通信網及び該第一通信網の帯域幅と異なる帯域幅を有し、該第一通信網と接続された第二通信網を介してバックアップ装置と通信することにより、前記記憶部に記憶されたデータを修復する処理を実行させるプログラムにおいて、
前記記憶部に記憶されたデータ及び該データのメタデータを前記バックアップ装置に送信し、
送信したデータの識別子を受信し、
受信した識別子を前記記憶部に記憶されたデータと対応付けて該記憶部に記憶し、
被修復データに対応する識別子及び送信したデータに係るメタデータが関連付けられた一覧を前記バックアップ装置から受信し、
受信した一覧に基づいて、被修復データに対応するデータを保有しているか否かの問い合わせを前記第一通信網と接続された一又は複数の他のコンピュータに送信し、
送信した問い合わせに対する応答を前記他のコンピュータから受信し、
受信した応答に応じて、被修復データに対応するデータを前記コンピュータに送信する要求を前記他のコンピュータ又は前記バックアップ装置に送信し、
送信した要求に係るデータを前記他のコンピュータ又は前記バックアップ装置から受信し、
受信した一覧及び前記記憶部に記憶した識別子に基づいて、受信したデータを用いて前記記憶部に記憶された被修復データを修復する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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