JP5781701B2 - ワイヤレスローカルエリアネットワークにおけるリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減 - Google Patents

ワイヤレスローカルエリアネットワークにおけるリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減 Download PDF

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Description

関連出願への相互参照
[0001] この特許出願は、エイ.ケイ.サデック(A.K.Sadek)その他によって2011年10月26日に出願された米国仮出願61/551,896、および、エイ.ケイ.サデック(A.K.Sadek)その他によって2012年7月12日に出願された米国実用特許出願13/547,696の利益を主張し、それらにおける開示はここでの参照によりそれらの全てが明確に包含されている。
[0002] この説明は、一般的には、マルチ−無線技術に関し、より詳細には、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)においてリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減に関する技術に関する。
[0003] ワイヤレス通信システムは、音声、データ等のような、さまざまなタイプの通信コンテンツを提供するように、幅広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信パワー)を共有することによって多数のユーザとの通信をサポートすることのできるマルチプル−接続システムであることができる。このようなマルチプル接続ネットワークの例は、コード分割マルチプル接続(CDMA)システム、時間分割マルチプル接続(TDMA)システム、周波数分割マルチプル接続(FDMA)システム、3GPPロングタームエボリューション(LTE)システム、ならびに、直交周波数分割マルチプル接続(OFDMA)システムを含む。
[0004] 一般に、ワイヤレスマルチプル−接続通信システムは、マルチプルワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。各端末は、順方向および逆方向リンク上の送信を介して、1つまたはより多くの基地局と通信する。順方向リンク(すなわち、ダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、そして、逆方向リンク(すなわち、アップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。これらの通信リンクは、シングル−イン−シングル−アウト、マルチプル−イン−シングル−アウト、または、マルチプル−イン−マルチプルアウト(MIMO)システムによって、確立できる。
[0005] いくつかの従来の先進的機器は、異なる無線接続技術(RATs)を用いる送信/受信のためのマルチプル無線を含む。RATsの例は、例えば、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)、移動通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))、cdma2000、WiMAX、WLAN(例えば、WiFi)、ブルートゥース、LTE、そして類するものを含む。
[0006] 移動機器の1つの例は、第4世代(4G)移動電話のようなLTEユーザ装置(UE)を含む。そのような4G電話は、ユーザのための様々な機能を提供するための様々な無線を含むことができる。この例の目的に関して、4G電話は、音声とデータのためのLTE無線、IEEE802.11(WiFi)無線、グローバルポジショニングシステム(GPS)無線、および、ブルートゥース無線を含んでおり、そこで、上記の2つもしくは4つすべてが同時に動作することができる。異なる無線が電話のために有用な機能を提供する一方で、1つの機器の中に含まれるそれらが共存の問題を引き起こす。特に、1つの無線の動作は、無線的に、伝導的に、資源の競合、および/または、ほかの干渉メカニズムを通して、他の無線の動作と干渉することが、いくつかの場合において、できる。共存の問題はそのような干渉を含む。
[0007] 産業科学および医療用(ISM)バンドと隣接し、それとともに干渉を引き起こすことができるLTEアップリンクチャネルに関して特に真である。ブルートゥースといくつかのワイヤレスLAN(WLAN)チャネルがISMバンドの範囲に入ることに注意する。いくつかの場合において、ブルートゥースのエラーレートは、LTEがいくつかのブルートゥースチャネル状況に関するイーブンバンド40またはバンド7のいくつかのチャネルで動作するとき、許容できないものとなり得る。LTEに意味のある劣化がない場合でさえ、ブルートゥースとの同時動作は、ブルートゥースヘッドセットにおいて、音声サービスの中断を、途絶をもたらすことができる。このような途絶は、使用者に受け入れがたいものとなりうる。同様な問題が、LTE送信がGPSに干渉するときに起こる。現在、それ自身がいかなる劣化も受けないことによって、LTEからこの問題を解決できるメカニズムはない。
[0008] 特にLTEに関して、ダウンリンク上でUEによって見られる干渉をエボルブドノードB(eNB;例えば、無線通信ネットワークのための基地局)に報知するために、ユーザ装置がeNBと通信することに注意する。そのうえ、eNBはダウンリンクのエラーレートを使ってUEにおける干渉を推定することができうる。いくつかの場合において、eNBとUEは、UEそれ自体の中の無線に起因する干渉であってさえも、UEにおける干渉を減らすための解を見つけるために協力することができる。しかしながら、従来のLTEにおいて、干渉は、ダウンリンクが干渉を包括的にアドレスするのに十分でないことに関して推測する。
[0009] 1つの場合において、LTEアップリンク信号はブルートゥースの信号、または、WLANの信号と干渉する。しかしながら、このような干渉は、eNBにおいて、ダウンリンクの測定報告に反映されない。結果として、UEの一部における一方的な動作(例えば、アップリンク信号を異なるチャネルに移動)は、アップリンクの共存の問題に気が付かず、そして、該一方的な動作を取り消そうと試みるeNBによって妨害され得る。例えば、もしUEが異なる周波数チャネルで接続を再確立しても、ネットワークは機器内の干渉によって悪化された元の周波数チャネルに戻すようUEをなおもハンドオーバーすることができる。悪化したチャネルの所望の信号強度が、eNBへの参照信号受信電力(RSRP)に基づく新しいチャネルの測定報告に反映されたものより、時々、より高くなりうるのは、ありそうな状況である。よって、もしeNBがハンドオーバーの判定にRSRP報告を用いるなら、要求されたチャネルと悪化したチャネルとの間で行ったり来たり遷移するピンポン効果が発生し得る。
[0010] eNBの調整なしにアップリンクの通信を単に停止するようなUEの一部における他の一方的な動作がeNBにおけるパワーループ誤動作を引き起こし得る。従来のLTEに存在する付加的問題は、共存する問題を有する構成に代わるような所望の構成を提案するためのUEの部分における能力の全般的不足を含む。少なくとも、これらの理由により、UEにおけるアップリンクの共存の問題は、UEの他の無線に関する効率と性能を低下させ、長い期間、解決せずに残り得る。
[0011] この開示の1つの観点に従い、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)におけるリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減に関する方法が説明される。該方法は、リモート機器へ最初の送信パワーレベルでワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケットを送信することを含む。該方法は、WLAN ACKパケットの最初の送信パワーレベルより低い第2の送信パワーレベルでWLANデータパケットを、該リモート機器へ送信することを、さらに、含む。
[0012] 別の観点において、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)におけるリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減に関する装置が説明される。該装置は、少なくとも1つのプロセッサを含み、そして、該少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。該プロセッサ(the processor(s))は、リモート機器への最初の送信パワーレベルでワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケットの送信を設定する。該プロセッサ(the processor(s))は、WLAN ACKパケットの最初の送信パワーレベルより低い第2の送信パワーレベルでWLANデータパケットの、該リモート機器への送信を設定する。
[0013] さらなる観点において、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)におけるリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減に関するコンピュータプログラムプロダクトが説明される。該コンピュータプログラムプロダクトは、そこに記録されたプログラムコードを有する非一時的なコンピュータ可読媒体を含む。該コンピュータプログラムプロダクトは、リモート機器へ最初の送信パワーレベルでワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケットを送信するためのプログラムコードを有する。該コンピュータプログラムプロダクトは、WLAN ACKパケットの最初の送信パワーレベルより低い第2の送信パワーレベルでWLANデータパケットを、該リモート機器へ送信するためのプログラムコードも含む。
[0014] 別の観点において、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)におけるリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減に関する装置が説明される。該装置は、リモート機器へ最初の送信パワーレベルでワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケットを送信するための手段を含む。該装置は、WLAN ACKパケットの最初の送信パワーレベルより低い第2の送信パワーレベルでWLANデータパケットを、該リモート機器へ送信するための手段を、さらに、含む。
[0015] この開示の別の観点に従い、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)におけるリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減に関する方法が説明される。該方法は、WLANデータパケットが受信されるレートから独立して、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケット送信レートを選択することを含む。該方法は、該選択されたWLAN ACKパケット送信レートでWLAN ACKパケットを、リモート機器へ送信することを、さらに、含む。
[0016] 別の観点において、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)におけるリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減に関する装置が説明される。該装置は、少なくとも1つのプロセッサを含み、そして、該少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリを含む。該プロセッサ(the processor(s))は、WLANデータパケットが受信されるレートから独立したワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケット送信レートの選択を、設定する。該プロセッサ(the processor(s))は、該選択されたWLAN ACKパケット送信レートでWLAN ACKパケットの、リモート機器への送信も設定する。
[0017] さらなる観点において、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)におけるリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減に関するコンピュータプログラムプロダクトが説明される。該コンピュータプログラムプロダクトは、そこに記録されたプログラムコードを有する非一時的なコンピュータ可読媒体を含む。該コンピュータプログラムプロダクトは、WLANデータパケットが受信されるレートから独立して、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケット送信レートの選択をするためのプログラムコードを有する。該コンピュータプログラムプロダクトは、該選択されたWLAN ACKパケット送信レートでWLAN ACKパケットを、リモート機器へ送信するためのプログラムコードも含む。
[0018] 別の観点において、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)におけるリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減に関する装置が説明される。該装置は、WLANデータパケットが受信されるレートから独立して、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケット送信レートの選択をするための手段を含む。該装置は、該選択されたWLAN ACKパケット送信レートでWLAN ACKパケットを、リモート機器へ送信するための手段を、さらに、含む。
[0019] これは、以下の詳細な説明がより良く理解されうるように、この開示の特徴および技術的利点をどちらかといえば幅広く概説している。本開示のさらなる特徴および利点が以下に説明される。この開示が、本開示と同じ目的を実行するための他の構造を改良または設計するための基礎として容易に利用されうることは、当業者によって理解されるべきである。また、そのような等価の構成が、添付された特許請求の範囲に記載の本開示の教示から逸脱しないことも、当業者によって理解されるべきである。さらなる目的および利点とともに、本開示の構成および動作の方法の両方について、本開示の特徴であると考えられる新規な特徴は、添付図面と関連して考慮されるとき、以下の説明からより良く理解されるであろう。しかしながら、各々の図は、例示および説明のみの目的で提供され、この開示の限定の定義として意図されるものではないことが、明確に理解されるべきである。
[0020] 同様の参照記号が全体を通して同一に扱われている図面と結合して考慮するとき、この開示の特徴、性質および利点は、以下で述べられる詳細な説明から、より明らかになる。
図1は、1つの観点に従うワイヤレス通信マルチプル接続システムを例示する。 図2は、1つの観点に従う通信システムのブロックダイヤグラムである。 図3は、ロングタームエボリューション(LTE)通信のダウンリンクにおけるフレーム構成の1例を例示する。 図4は、ロングタームエボリューション(LTE)通信のアップリンクにおけるフレーム構成を概念的に例示するブロックダイヤグラムである。 図5は、ワイヤレス通信環境の1例を例示する。 図6は、マルチ−無線ワイヤレス機器に関する構造の1例のブロックダイヤグラムである。 図7は、所定の判定期間における7例の無線の間の各潜在的衝突を示すグラフである。 図8は、共存管理(Coexistence Manager)(CxM)の経過の1例の工程を示すダイヤグラムである。 図9は、隣接する周波数バンドを例示するブロックダイヤグラムである。 図10は、この開示の1つの観点に従うマルチ−無線共存管理中のWLAN(ワイヤレスローカルエリアネットワーク)においてリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減に関するシステムのブロックダイヤグラムである。 図11は、この開示の1つの観点に従うリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減に関する方法を例示するフローダイヤグラムである。 図12は、この開示の1観点に従うパワー不均衡軽減システムを用いる装置に関するハードウェア実装の例を例示するダイヤグラムである。
詳細な説明
[0033] ユーザ装置(UE)のようなマルチ−無線機器は、同じ時に動作する、その構成する無線機器の様々な1つ1つとの間で共存の問題を受け得る。例えば、UEで動作するロングタームエボリューション(LTE)モデムからの送信は、802.11無線のようなワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)機器、または、同様なものと用いるためのUEレシーバと干渉し得る。この開示の1つの観点において、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケットは第1のパワーレベルで送信され、そして、WLANデータパケットはWLAN ACKパケット送信パワーレベルより低い第2のパワーレベルで送信される。この開示のこの観点において、マルチ−無線ワイヤレス局のWLAN無線機器とワイヤレスモデムとの間の共存の問題のために低下した送信パワーレベルでワイヤレス局が動作するとき、高められたACKパケット送信パワーレベルが用いられる。この開示のさらなる観点において、WLAN ACKパケット送信レートは、WLANデータパケットが受信されるレートから独立して選択される。
[0034] コード分割マルチプル接続(CDMA)ネットワーク、時分割マルチプル接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割マルチプル接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、単一搬送波FDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような、さまざまなワイヤレス通信ネットワークに対して、ここで記述した技術を使用することができる。「システム」と「ネットワーク」という用語は、互換性があるように使用されることが多い。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000等のような無線技術をインプリメントしうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))および低チップレート(LCR)を含む。CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、グローバルシステムフォーモバイル通信(GSM)のような無線技術を実現できる。OFDMAネットワークは、発展型UTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM等のような無線技術をインプリメントしうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)の一部である。ロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを用いるUMTSの最新の(upcoming)リリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と命名された組織からの文書の中で説明されている。cdma2000は、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と名づけられた組織からの文書の中で説明されている。これらの様々な無線技術および規格は、当該技術分野において周知である。明確にするために、技術のいくつかの観点はLTEに関して以下に記述され、以下の説明の部分部分においてLTEの専門用語が使用される。
[0035] 単一搬送波変調と周波数領域等化を用いる単一搬送波周波数分割マルチプル接続(SC−FDMA)は、ここに記述する様々な観点と共に用いられることができる技術である。SC−FDMAは、OFDMAシステムのものと基本的に同一の全体的な複雑性および類似した性能を有する。SC−FDMA信号は、それが単一搬送波構造を本来備えるために、より低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点においてより低いPAPRが大いに有益となるモバイル端末における、特にアップリンク通信において、特に大きな注目を集めた。それは、現在、3GPPロングタームエボリューション(LTE)または進化UTRAにおける、アップリンクマルチプル接続スキームに関して、検討の仮定である。
[0036] 図1を参照すると、1つの観点に従う、マルチプル接続ワイヤレス通信システムが図示されている。エボルブドノードB100(eNB)は、ユーザ装置、および/または、同様のものからの要求を拒否/許可し、パラメータと資源を配分することで、LTE通信を管理するための、メモリ資源および処理資源を有するコンピュータ115を含む。該eNB100は、アンテナ104とアンテナ106を含む1つのグループ、アンテナ108とアンテナ110を含む他のグループ、アンテナ112とアンテナ114を含む付加グループのマルチプルアンテナグループを持つ。図1では、それぞれのアンテナグループに関して2つのアンテナのみ示しているが、それぞれのアンテナグループに関して、より多くの、または、より少ないアンテナを使用できる。(アクセス端末として参照もされる)ユーザ装置(UE)116はアンテナ112と114と通信し、同時に、アンテナ112と114がアップリンク(UL)188を通してUE116へ情報を送信する。該UE122はアンテナ106と108と通信し、同時に、アンテナ106と108がダウンリンク(DL)126を通してUE122へ情報を送信し、および、アップリンク124を通してUE122から情報を受信する。周波数分割デュプレックス(FDD)システムにおいて、通信リンク118、120、124、および126は、通信のために異なる周波数を使用し得る。例えば、ダウンリンク120は、アップリンク118によって使われるのと異なる周波数を使うことができる。
[0037] そこで通信するように設計されているエリアおよび/またはアンテナのそれぞれのグループは、該eNBのセクタとしばしば呼ばれる。この観点において、それぞれのアンテナグループは、eNB100によってカバーされたエリアのセクタにおいてUEと通信するよう設計されている。
[0038] ダウンリンク120および126を通した通信において、eNB100の送信アンテナは、異なるUE116および122に関して、アップリンクの信号雑音比を高めるために、ビームフォーミングを用いる。同様に、そのカバー範囲で不規則に散らばらせたUEへの送信のためのビームフォーミングを用いるeNBは、全てのそのUEへシングルアンテナを通して送信するUEよりも隣接するセルにおいてUEへの干渉の減少をもたらす。
[0039] eNBは、端末と通信するために用いられる固定局であり得、そして、基地局、アクセスポイント、または、同様のその他の専門用語でも呼ばれることができる。UEは、アクセス端末、ワイヤレス通信機器、端末、または、同様のその他の専門用語で呼ばれることもできる。
[0040] 図2は、MIMOシステム200における、(UEとしても知られた)レシーバシステム250および(eNBとしても知られた)トランスミッタシステム210の1観点のブロックダイヤグラムである。いくつかの場合において、レシーバシステムおよびトランスミッタシステムを含むトランシーバをUEとeNBのいずれもがそれぞれ有する。トランスミッタシステム210において、データソース212から送信(TX)データプロセッサ214に、多数のデータストリームに関するトラフィックデータを提供する。
[0041] MIMOシステムは、データ送信のために、マルチプル(NT)送信アンテナおよびマルチプル(NR)受信アンテナを採用する。NTの送信およびNRの受信アンテナによって形成されたMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれるNSの独立チャネルに分解されることができ、ここで、NS≦min{NT,NR}である。NSの独立チャネルの各々は、次元に該当する。該MIMOシステムは、複数の送信および受信アンテナにより生成される付加的な次元を用いれば、改善された性能(例えば、高い処理能力および/または大きな信頼性)を提供することができる。
[0042] MIMOシステムは、時分割デュプレックス(TDD)および周波数分割デュプレックス(FDD)システムをサポートする。TDDシステムでは、アップリンクチャネルからダウンリンクチャネルの推定が相互関係の原理によってなされることができるように、アップリンクおよびダウンリンク送信が同じ周波数領域上でなされる。これは、eNBにおいてマルチプルアンテナが可能なとき、ダウンリンクでの送信ビームフォーミングゲインを導き出すことをeNBに可能にする。
[0043] 1観点では、それぞれのデータストリームは、各送信アンテナを通して送信される。該TXデータプロセッサ214は、コード化されたデータを提供するためのそのデータストリームに関して選択された特定のコーディングスキームに基づいて、各データストリームに関して、トラフィックデータをフォーマットし、コード化し、およびインターリーブする。
[0044] 各データストリームについての符号化されたデータは、OFDM技術を使用して、パイロットデータと多重化されることができる。該パイロットデータは、既知の手法で処理された既知のデータパターンであり、チャネルレスポンスを推定するためにレシーバシステムにより用いられうるものである。その後、各データストリームに関する多重化されたパイロットおよびコード化データは、変調シンボルを提供するためのそのデータストリームに関して選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、または、M−QAM)に基づいて、変調(例えば、シンボルマッピング)される。各データストリームに関する変調、および、コーディング、データレートは、メモリ232と共に動作するプロセッサ230によってなされる指示により決定することができる。
[0045] それぞれのデータストリームに関する変調シンボルが、その後、TX MIMOプロセッサ220に提供され、それは(例えば、OFDMのため)変調シンボルをさらに処理することができる。該TX MIMOプロセッサ220は、その後、NT変調シンボルストリームをNTトランスミッタ(TMTR)222aないし222tに提供する。いくつかの観点において、TX MIMOプロセッサ220は、データストリームのシンボルと、そのシンボルが送信されるアンテナに、ビームフォーミング重みを適用する。
[0046] 各トランスミッタ222は、1つまたはより多くのアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボルストリームを受け取り、および処理し、そして、MIMOチャネルを通しての送信に適した変調された信号を提供するためのアナログ信号をさらに調整(例えば、増幅し、フィルタリングし、およびアップコンバート)する。トランスミッタ222aないし222tからのNT変調信号は、その後、それぞれ、アンテナ224aないし224tから送信する。
[0047] レシーバシステム250において、送信した変調信号は、NRアンテナ252aないし252rによって受信され、そして、各アンテナ252から受信された信号は、各レシーバ(RCVR)254aないし254rに提供される。各受信機254は、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)し、サンプルを提供するために調整された信号をデジタル化し、そして、さらに、対応する「受信された」シンボルストリームを提供するためにそれらのサンプルを処理する。
[0048] RXデータプロセッサ260は、そして、Nrの“検出した”シンボルストリームを提供するために、特定の受信機処理技術に基づいてNRの受信機254からのNRの受信シンボルストリームの処理および受信をする。該RXデータプロセッサ260は、そして、データストリームに関するトラフィックデータを回復させるために、それぞれの検出したシンボルストリームを復調し、デインターリーブし、およびデコードする。該RXデータプロセッサ260による処理は、トランスミッタシステム210において、TX MIMOプロセッサ220およびTXデータプロセッサ214によりなされた処理と相補的である。
[0049] (メモリ272と動作する)プロセッサ270は、(後に述べる)使用のためのプリ−コーディング行列を定期的に決定する。該プロセッサ270は、行列のインデックス部分とランク値の部分を持つアップリンクメッセージを形成する。
[0050] 該アップリンクメッセージは、受信したデータストリームおよび/または通信リンクに関する情報の様々なタイプを含むことができる。該アップリンクメッセージは、その後、データソース236から多数のデータストリームに関するトラフィックデータを受け取りもするTXデータプロセッサ238により処理され、変調器280によって変調され、トランスミッタ254aないし254rによって調整され、そして、トランスミッタシステム210へ送信される。
[0051] 該トランスミッタシステム210において、レシーバシステム250からの変調された信号は、アンテナ224によって受信され、レシーバ222によって調整され、復調器240によって復調され、そして、レシーバシステム250によって送信されたアップリンクメッセージを抽出するために、RXデータプロセッサ242によって、処理される。そして、該プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するために用いるプリ−コーディング・マトリクスを決定し、ついで、抽出されたメッセージを処理する。
[0052] 図3は、ロングタームエボリューション(LTE)通信のダウンリンクにおけるフレーム構成の1例を概念的に例示するブロックダイヤグラムである。該ダウンリンクのための送信時系列は、無線フレームのユニットに分割され得る。各無線フレームは所定の持続時間(例えば、10ミリ秒(ms))を有しうる、および、0〜9のインデクスを伴って10サブフレームに分割されうる。それぞれのサブフレームは、2つのスロットを含んでいてもよい。したがって、それぞれの無線フレームは、0ないし19のインデックスを持つ20個のスロットを含んでいてもよい。各スロットは、Lのシンボル期間、例えば、ノーマルなサイクリックプレフィックスのための7のシンボル期間(図3に示す)、または拡張されたサイクリックプレフィックスのための6個のシンボル期間を含み得る。各サブフレームにおける2Lのシンボル期間は、0ないし2L−1のインデックスを割り当てられうる。利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに分割され得る。各リソースブロックは、1つのスロットにおけるNのサブキャリア(例えば、12サブキャリア)をカバーし得る。
[0053] LTEにおいて、eNBは、eNBにおける各セルのために、プライマリ同期信号(PSS)およびセカンダリ同期信号(SSS)を送りうる。該PSSおよびSSSは、図3に示すように、ノーマルサイクリックプレフィックスを伴う各無線フレームの0ないし5サブフレームのそれぞれにおいて、それぞれ、6ないし5シンボル期間において送られ得る。同期信号は、セルの検出と捕捉のためにUEによって使用され得る。該eNBは、サブフレーム0のスロット1における0から3シンボル期間において物理報知チャネル(PBCH)を送り得る。該PBCHは、ある特定のシステム情報を搬送し得る。
[0054] 該eNBは、該eNBにおけるそれぞれのセルに関するセル固有参照信号(CRS)を送り得る。該CRSは、ノーマルサイクリックプレフィックスの場合においては各スロットに0、1、および、4シンボルを送りことができ、そして、拡張サイクリックプレフィックスの場合においては各スロットに0、1、および、3シンボルを送りことができる。該CRSは、物理チャネル、タイミングおよび周波数追跡、ラジオリンクモニタリング(RLM)、参照信号受信電力(RSRP)、そして、参照信号受信品質(RSRQ)などの整然とした復調をするために、UEによって使用される。
[0055] 該eNBは、図3からわかるように、各サブフレームの最初のシンボル期間において物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を送信し得る。該PCFICHは、制御チャネルに使用されるシンボル期間の数(M)を伝達しうる、そこで、Mは、1、2、または3に等しくでき、サブフレームからサブフレームへ変更しうる。Mはまた、例えば、10個未満のリソースブロックを有する狭いシステム帯域幅のために、4に等しいこともできる。図3に示す例では、M=3である。該eNBは、各サブフレームの最初のM個のシンボル期間において、物理HARQインジケータチャネル(PHICH)および物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を送信し得る。該PDCCHおよびPHICHはまた、図3に示す例では、最初の3個のシンボル期間に含まれる。該PHICHは、ハイブリッドオートクチックリピートリクエスト(HARQ)をサポートする情報を搬送し得る。該PDCCHは、UEのためのリソース割当についての情報と、ダウンリンクチャネルのための制御情報とを搬送しうる。該eNBは、各サブフレームの残りのシンボル期間において物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を送りうる。該PDSCHは、ダウンリンク上でのデータ送信のためにスケジューリングされたUEに対してデータを搬送し得る。LTEにおける様々な信号およびチャネルは、公表されている「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation,」と題される、3GPP TS 36.211において説明されている。
[0056] 該eNBは、該eNBによって使用されるシステム帯域幅の中心である1.08MHzにおいてPSS、SSS、およびPBCHを送りうる。該eNBは、該PCFICHおよびPHICHが送られる各シンボル期間において、システム帯域幅全体にわたってこれらのチャネルを送りうる。該eNBは、システム帯域幅の特定のある部分においてUEのグループにPDCCHを送りうる。該eNBは、システム帯域幅の特定の部分において特定のUEにPDSCHを送りうる。該eNBは、全てのUEにブロードキャスト形式で該PSS、SSS、PBCH、PCFICH、および、PHICHを送り、特定のUEにユニキャスト形式でPDCCHを送り、特定のUEにユニキャスト形式でPDSCHを送りうる。
[0057] 多数のリソースエレメントが各シンボル期間において利用可能であり得る。各リソースエレメントは、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーしうる、また、1つの変調シンボルを送信するために使用されうる、そしてそれは、実数または複素数でありうる。各シンボル期間における基準信号のために使用されないリソース要素は、リソース要素グループ(REG)内に配置されうる。各REGは、1つのシンボル期間における4つのリソース要素を含み得る。該PCFICHは、4つのREGを占めており、シンボル期間0において周波数にわたってほぼ均等に間隙を介しうる。該PHICHは、3つのREGを占めており、1つまたはより多くの構成可能なシンボル期間において、周波数にわたって拡散されうる。例えば、PHICHのための3つのREGはすべて、シンボル期間0に属するまたはシンボル期間0、1および2において拡散されうる。該PDCCHは9、18、32、あるいは64のREGを占有しうる。これらは、最初のM個のシンボル期間において、利用可能なREGから選択されうる。
[0058] REGのある組合せのみが、PDCCHに対して許可されうる。UEは、PHICHおよびPCFICHのために使用される特定のREGを知りうる。該UEは、PDCCHのために、REGの異なる組み合わせをサーチすることができる。探索するための組合せの数は通常、PDCCHに対して許可される組合せの数よりも少ない。該eNBは、UEが探索するであろう任意の組合せにおいてUEにPDCCHを送りうる。
[0059] 図4は、ロングタームエボリューション(LTE)通信のアップリンクにおけるフレーム構成を概念的に例示するブロックダイヤグラムである。アップリンクのために利用可能なリソースブロック(RB)は、データセクションおよび制御セクションに分割され得る。該制御セクションは、システム帯域幅の両端に形成されることができ、設定可能なサイズを有することができる。制御セクション内のリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられることができる。該データセクションは、制御セクションに含まれないすべてのリソースブロックを含むことができる。図4における設計は、連続するサブキャリアを含むデータセクションを結果としてもたらし、それは、単一のUEにデータセクション内の連続するサブキャリアのすべてが割り当てられることを可能にし得る。
[0060] UEは、eNBに制御情報を送信するために、制御セクションにおけるリソースブロックを割り当てられうる。該UEは、eノードBにデータを送信するために、データセクションにおけるリソースブロックを割り当てられうる。該UEは、制御セクションにおいて割り当てられたリソースブロックにおける、物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel)(PUCCH)で、制御情報を送信することができる。該UEは、データセクションにおいて割り当てられたリソースブロックにおける、物理アップリンク共有チャネル(physical uplink shared channel)(PUSCH)で、データと制御情報の両方、または、データのみを送信することができる。アップリンク送信は、図4に示すように、サブフレームの両方のスロットにわたることができ、周波数にわたってホッピングすることができる。
[0061] LTEにおけるPSS、SSS、CRS、PBCH、PUCCH、およびPUSCHは、「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation,」と題される、3GPP TS 36.211において説明されており、またこれは公表されているものである。
[0062] 1観点において、マルチ−無線共存解を促進するために、3GPP LTE環境もしくは類似のもののようなワイヤレス通信環境の中で、サポートを提供することに関する方法およびシステムかここで説明される。
[0063] そこにおいてここで説明する様々な観点が機能することができる1例ワイヤレス通信環境500を示す図5をここで参照する。該ワイヤレス通信環境500は、マルチプル通信システムと共に通信を可能にすることができるワイヤレス機器510を含むことができる。このシステムは、例えば、1つまたはより多くのセルラーシステム520および/または530、1つまたはより多くのWLANシステム540および/または550、1つまたはより多くのワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)システム560、1つまたはより多くのブロードキャストシステム570、1つまたはより多くの衛星位置システム580、図5に示されない他のシステム、または、それらに関する任意の組み合わせを含むことができる。以下の説明において、用語“ネットワーク”および“システム”は、しばしば置き換え可能に用いられることを理解すべきである。
[0064] 該セルラーシステム520および530は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、シングルキャリアFDMA(SC―FDMA)または他の適切なシステムに、それぞれ、成り得る。CDMAシステムは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、cdma2000等のような無線技術を実装してもよい。UTRAは、ワイドバンドCDMA(WCDMA)(登録商標)およびCDMAの他の変形を含む。さらに、IS−2000をカバーするCDMA2000(CDMA2000 1X)、IS−95、IS−856(HRPD)企画も。TDMAシステムは、移動通信のためのグローバルシステム(GSM)、デジタル先進移動電話システム(D―AMPS)、その他のような無線技術を実装できる。OFDMAシステムは、エボルブドUTMA(E−UTLA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュOFDM(登録商標)、その他のような無線技術を実装できる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)の部分である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新リリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称される団体からの文書内に説明されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称される団体からの文書内に説明されている。1観点において、セルラーシステム520は、それらのカバー範囲においてワイヤレス機器に関して双方向通信をサポートできる多くの基地局522を含むことができる。同様に、セルラーシステム530は、それらのカバー範囲においてワイヤレス機器に関して双方向通信をサポートできる多くの基地局532を含むことができる。
[0065] WLANシステム540および550は、IEEE802.11(WiFi)、ハイパーラン(Hiperlan)、その他の無線技術をそれぞれ実装できる。WLANシステム540は、双方向通信をサポートできる1つまたはより多くのアクセスポイント542を含むことができる。同様に、WLANシステム550は、双方向通信をサポートできる1つまたはより多くのアクセスポイント552を含むことができる。該WPANシステム560は、ブルートゥース(BT)、IEEE802.15、その他の無線技術を実装できる。さらに、WPANシステム560は、ワイヤレス機器510、ヘッドセット562、コンピュータ564、マウス566、または、類するもののような様々な機器に関する双方向通信をサポートできる。
[0066] 該ブロードキャストシステム570は、テレビジョン(TV)ブロードキャストシステム、周波数変調(FM)ブロードキャストシステム、デジタルブロードキャストシステム、その他であり得る。デジタルブロードキャストは、メディアフロー(登録商標)、ハンドヘルドのためのデジタルビデオ放送(DVB−H)、地上テレビ放送のためのデジタル総合サービス放送(ISDB−T)または同様のもののような無線技術を実装できる。さらに、ブロードキャストシステム570は、一方向通信をサポートできる1つまたはより多くの放送局572を含むことができる。
[0067] 該衛星位置システム580は、米国全地球位置システム(GPS)、ヨーロッパガリレオシステム、ロシアグロナスシステム、日本における準天頂衛星システム(QZSS)、インドにおけるインド地域航法衛星システム(IRNSS)、中国におけるバイドウシステム、および/または、何かほかの適切なシステムであり得る。さらに、衛星位置システム580は、位置決定のための信号を送信する多くの衛星582を含むことができる。
[0068] 1観点において、該ワイヤレス機器510は、固定または移動可能であり得、そして、ユーザ装置(UE)、移動局、移動装置、端末、アクセス端末、加入者設備、局、その他と呼ばれることもできる。ワイヤレス機器510は、セルラホン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、手持ち機器、ラップトップコンピュータ、コードレスホン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、その他であり得る。加えて、ワイヤレス機器510は、セルラーシステム520および/または530、WLANシステム540および/または550、WPANシステム560の機器、および/または何かほかの適切なシステムおよび/または機器に関して、両方向通信をすることができる。該ワイヤレス機器510は、ブロードキャストシステム570および/または衛星位置システム580からの信号を付加的にまたは交代的に受信することができる。一般に、ワイヤレス機器510は、任意のタイミングで任意のシステムと通信することができることを理解することができる。ワイヤレス機器510は、同じ時に動作するその構成する無線機器の様々な1つ1つとの間で、共存問題を受け得る。それに応じて、機器510は、後にさらに説明するように、共存の問題を感知し、減少させる機能モジュールを有する共存管理(CxM、示されない)を含む。
[0069] 次に図6に移って、ブロックダイヤグラムは、マルチ−無線ワイヤレス機器600に関する1例を示すよう提供され、図5の無線510の実装として用いられ得るものである。図6に示すように、ワイヤレス機器600は、N無線620aないし620nを含み得、そしてそれは、Nアンテナ610aないし610nに接続することができ、そこで、Nは任意の値をとることができる。しかしながら、無線620はそれぞれ任意の数のアンテナ610と接続でき、そして、マルチプル無線620は所与のアンテナ610を共有することもできることを理解すべきである。
[0070] 一般に、無線620は、電磁スペクトルとしてエネルギーを放射または放出し、電磁スペクトルとしてエネルギーを受け、または、伝導手段を通して広がるエネルギーを生み出すユニットであることができる。例として、無線620は、システムまたは機器から信号を受信するユニットまたは機器またはシステムへ信号を送信するユニットであることができる。したがって、無線620はワイヤレス通信をサポートすることに用いることができることを理解することができる。別の例として、無線620は、他の無線の性能に影響を与えることができるノイズを発するユニット(例えば、コンピュータのスクリーン、回路板基板など)でもあることができる。したがって、無線620はワイヤレス通信をサポートしない干渉およびノイズを発するユニットであることもできることを理解することができる。
[0071] 1観点において、無線620はそれぞれ1つまたはより多くのシステムとの通信をサポートすることができる。マルチプル無線620は、例えば、異なる周波数帯(例えば、セルラおよびPCSバンド)における受信または送信のため、所与のシステムに関して、付加的にまたは交代的に用いられることができる。
[0072] 他の観点において、デジタルプロセッサ630は、無線620aないし620nに接続されることができ、そして、無線620を介して受信され、または、送信されるデータを処理するような、様々な機能を遂行する。それぞれの無線620に関する該処理は、無線によってサポートされる無線技術に依存することができ、そして、トランスミッタに関して、暗号化、符号化、変調など、レシーバに関して復調、複号、暗号解読など、または、類するものを含むことができる。1つの例として、デジタルプロセッサ630は、ここでおよそ説明するように、ワイヤレス機器600の能力を高めるために、無線620の動作を制御することができる共存管理(CxM)640を含むことができる。該共存管理640は、無線620の動作を制御するために用いられる情報を格納することができるデータベース644に接続していることができる。以下に、さらに、説明するように、共存管理640は、無線間の干渉を少なくするための様々な技術に適応することができる。1つの例として、共存管理640は、LTEが動作していない期間を通して通信するためのISM無線を許可するDRXサイクルまたはメジャーメント間隔パターンを求める。
[0073] 簡単に、デジタルプロセッサ630は、シングルプロセッサとして図6に示される。しかしながら、デジタルプロセッサ630は任意の数のプロセッサ、コントローラ、メモリなどを含むことができることを理解すべきである。1つの例において、コントローラ/プロセッサ650は、ワイヤレス機器600における様々なユニットの動作を管理することができる。付加的にまたは交代的に、メモリ652は、ワイヤレス機器600に関するデータおよびプログラムコードを格納することができる。該デジタルプロセッサ630、コントローラ/プロセッサ650、および、メモリ652は、1つまたはより多くの集積回路、特定用途向け集積回路(ASICs)など実装できる。特に、限定されない例として、デジタルプロセッサ630は、モバイルステーションモデム(MSM)ASICを含むことができる。
[0074] ユーザ装置(UE)のようなマルチ−無線機器は、同じ時に動作するその構成する無線機器の様々な1つ1つとの間で、共存問題を受け得る。特に、マルチ−無線UEは、UEのWLAN無線機器と(例えば、LTE)ブロードバンド無線との間の共存の問題のため、送信パワーレベルを減らすよう動作することができる。規格802.11がアクノウリッジメント(ACK)パケットのPHY(物理レイヤ)レートはリモート機器によって用いられる送信レートに依存すると規定することから、マルチ−無線UEはそのデータパケットより高いレートでACKパケットを送る。しかしながら、ACKパケットが送信されることにおいて、減少された送信パワーレベルは増加したPHYレートをサポートできないから、該ACKパケットは、リモート機器によって受信されないことがあり得る。該リモート機器は、ACKパケットが受信されないときそのPHYレートを減少させることができ、低いパワーレベルの通信に関して、マルチ−無線UEによって用いられるレートに、リモートノードにおけるデータレートの下方スパイラルを招く。
[0075] この開示の1つの観点において、WLAN ACKパケットは、第1のパワーレベルで送信され、そして、WLAN データパケットは、WLAN ACKパケットの送信レベルより低い第2のパワーレベルで送信される。この開示のこの観点において、マルチ−無線ワイヤレス局のWLAN無線機器とブロードバンド無線モデムとの間の共存の問題により、減少した送信パワーレベルでワイヤレス局が動作するとき、増加されたACKパケットの送信パワーレベルは用いられる。
[0076] 1つの側面において、共存管理640は、無線620それぞれの間の衝突に関連付けられた他の性能低下および/または干渉を回避するために、ワイヤレス機器600によって用いられる無線620それぞれの動作を管理することができる。共存管理640は、図11および13に説明するように、1つまたはより多くのプロセスを実行しうる。さらなる説明として、図7のグラフ700は、所定の期間における7例の無線の間の位置の個々の衝突を示す。グラフ700が示す例において、7の無線は、WLANトランスミッタ(Tw)、LTEトランスミッタ(Tl)、FMトランスミッタ(Tf)、GSM/WCDMAトランスミッタ(Tc/Tw)、LTEレシーバ(Rl)、ブルートゥースレシーバ(Rb)、そして、GPSレシーバ(Rg)を含む。該4のトランスミッタは、グラフ700の左側の4のノードによって示される。該4のレシーバは、グラフ700の右側の3のノードによって示される。
[0077] トランスミッタとレシーバの位置の衝突は、トランスミッタに関するノードおよびレシーバに関するノードを結ぶ枝によって、グラフ700の上でそれぞれ示される。したがって、グラフ700において示す例において、衝突は、(1)WLANトランスミッタ(Tw)とブルートゥースレシーバ(Rb)、(2)LTEトランスミッタ(Tl)とブルートゥースレシーバ(Rb)、(3)WLANトランスミッタ(Tw)とLTEレシーバ(Rl)、(4)FMトランスミッタ(Tf)とGPSレシーバ(Rg)、(5)WLANトランスミッタ(Tw)、GSM/WCDMAトランスミッタ(Tc/Tw)とGPSレシーバ(Rg)との間に存在し得る。
[0078] 1つの観点において、1例の共存管理640は、図8におけるダイヤグラム800によって示されるようなやり方とタイミングで動作することができる。ダイヤグラム800が示すように、共存管理の動作に関するタイムラインは、決定したユニット(DUs)に分けられる。それは、そこで通知が処理される所定の適切な一定のまたは一定でない長さ(例えば、100μs)で、および、そこで命令が様々な無線620に提供されるレスポンス段階(例えば、20μs)で、および/または、評価(evaluation)段階においてとられた動作に基づいて実行される他の動作で、あることができる。1つの例において、ダイヤグラム800において示すタイムラインは、例えば、所与のDUにおいて通知の位相の次の期間すぐに所与の無線から通知を受け取った場合における応答タイミングなど、タイムラインでの動作の最悪の場合によって決められる待ち時間パラメータを有することができる。
[0079] 図9に示すように、(周波数分割デュプレックス(FDD)アップリンクに関する)バンド7、(時分割デュプレックス(TDD)通信に関する)バンド40、および、(TDDダウンリンクに関する)バンド38におけるロングタームエボリューション(LTE)は、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)およびブルートゥース(BT)によって用いられる2.4GHz産業科学および医療(ISM)バンドに隣接している。これらのバンドの周波数プランは、隣接する周波数における干渉を避けるための従来のフィルタリング解を許容するガードバンドがない、または、限定されているものである。例えば、20MzガードバンドがISMおよびバンド7の間に存在し、しかし、ISMおよびバンド40の間にガードバンドはない。
[0080] 適切な規格に準拠するために、特定のバンドで動作する通信機器は、完全に規定された周波数レンジで動作可能にされる。例えば、LTEに準拠するために、移動局/ユーザ装置は、(3GPP)によって定義されたようなバンド7(2500−2570MHz)およびバンド40(2300−2400MHz)両方の全部を通して通信可能でなければならない。十分なカードバンド無しで、機器は、帯域干渉を起こす他のバンドへのオーバーラップを濾すフィルタを用いる。バンド40フィルタはバンド全体をカバーするために100MHz幅であるから、それらのフィルタからのロールオーバーは干渉を起こすISMバンドへ入り込むことになる。同様に、ISMバンド(例えば、2401からおよそ2480MHzまで)の全体を用いるISM機器は、隣のバンド40およびバンド7の中にロールオーバーする(rollover into)フィルタを用い、そして、干渉を引き起こし得る。
[0081] 例えば、LTEおよびISMバンド(例えば、ブルートゥース/WLAN)のようなリソースの間で、UEに関して機器内(In-device)共存問題が存在し得る。現在のLTE実装において、LTEへのいかなる干渉問題も、UEによって報告されるダウンリンクメジャーメント(例えば、参照信号受信品質(RSRQ)等)に、および/または、例えばLTEを共存問題の無いRATまたは周波数に移動させるなどの周波数間またはRAT間の受け渡し決定をするためにeNBが使うことができるダウンリンクのエラーレートに、反映される。しかしながら、もし、例えば、LTEアップリンクがブルートゥース/WLANに干渉を引き起こし、しかし、LTEダウンリンクがブルートゥース/WLANからのいかなる干渉も認識しない場合、そのような既存の技術は、働かない。さらに特別に、もし、UEがアップリンクの別のチャネルにそれ自身自発的に移動するとしてさえも、eNBは、場合によっては、付加バランスの目的で問題のあるチャネルへUEを戻してしまうことができる。任意の場合において、既存の技術は、効率よく問題のあるチャネルのバンド幅の利用を促進できない。
リモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減
[0082] ユーザ装置(UE)のようなマルチ−無線機器は、同じ時に動作するその構成する無線機器の間で、共存問題を受け得る。例えば、マルチ−UEにおけるロングタームエボリューション(LTE)無線からの送信は、ワイヤレス ローカル エリア ネットワーク(WLAN)、または、同様のもののような、802.11機器に関するUEレシーバと干渉し得る。この開示の1つの観点において、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケットは、第1のパワーレベルで送信され、そして、WLANデータパケットは、WLAN ACKパケット送信パワーレベルより低い第2のパワーレベルで送信される。この開示のこの観点において、増加されたACKパケット送信パワーレベルは、ワイヤレスモデムとマルチ−無線ワイヤレス局のWLAN無線機器との間で共存の問題のために減少させた送信レベルでワイヤレス局が動作するときに用いられる。この開示のさらなる観点において、WLAN ACKパケット送信レートは、WLANデータパケットが受信されるレートから独立して選択される。
[0083] 802.11ワイヤレスネットワーク(Wi−Fi)は、搬送波感知多重アクセス(CSMA)手法に従って動作し、そこにおいて、ノードは、電磁スペクトラムの周波数バンドのような共有する媒体での送信の前に、他のトラフィックの不足を確認する。アクセスポイント(AP)およびワイヤレス局(STA)が通信するとき、データパケットの受信ノードはデータパケットが成功裏に受信された後にアクノウリッジメント(ACK)パケットを送信する。該802.11規格は、アクノウリッジメント(ACK)パケットPHY(物理レイヤ)レートの選択に関する詳細ルールを定義する。具体的には、規格は、テーブル1に示される例に関して、受信(RX)データパケットにおいて用いられたデータレートおよびACKパケットに関して選択された送信(TX)レートから、1対1マッピングを定義する。
[0084] すなわち、ACKパケット送信レートは、例えば、802.11において、ノードがBSS(ベーシックサービスセット)に接続することに関して規定されたBSSベーシックレートセットから選択される。該802.11規格は、テーブル1に示すように、同じ変調に使用され、および、前に受信したパケットにおいて用いられたレートより高くない、BSSベーシックレートセットの中の最も高いレートとしてACKパケットソウシンレートが選択されることを規定する。
[0085] 図5を再び参照して、ワイヤレス局(STA)510およびアクセスポイント(AP)542/552は、異なる送信パワーレベルで動作することができる。例えば、該ワイヤレスSTA(例えば、マルチ−無線UE)510は、マルチ−無線UE510上で他の無線と共存可能な低いパワーレベルで送信することができる。該マルチ−無線UE510は、例えば、ホワイトスペースにおける固定および携帯ノードに関するFCC(連邦通信委員会)によって定義された、放射規制規則(regulatory emission rules)により、低いパワーレベルで送信し得る。同様に、該マルチ−無線UE510の他の無線(例えば、ブロードバンド無線モデム)と共に用いられる802.11無線は、SAR(比吸収率)の要求に適合するための低いパワーレベルで送信し得る。他の例として、アクセスポイント542/552およびマルチ−無線UE510は、802.11ahで定義されるように、異なるパワークラスに従って動作し得る。
[0086] 異なる送信パワーレベルでのアクセスポイント542/552およびマルチ−無線UE510の動作は、マルチ−無線UE510とアクセスポイント542/552との間でパワー不均衡をもたらす。結果として、低い送信パワーのノードは、それのデータパケットに関して低いPHY(物理レイヤ)レートを用いる。より高い送信パワーレベルのリモートノードは、より高いデータレートで送信する。ACKパケットPHYレートはリモート機器によって用いられる送信レートによって決まることを802.11規格が規定することにより、低いパワーレベルでのローカルノードの送信は、データパケットより高いレートでACKパケットを送り得る。このことは、低減された送信パワーレベルはそれらが送信されるときの増加したPHYレートをサポートできないから、ACKパケットに関して、増加したパケットエラーレートをもたらす。それに応じ、データパケットが正しく受信できないとリモート機器が仮定することによってそのPHYレートを低減することによるACKパケットが受信されないことに、リモート機器が対応する。低いパワーレベルでの送信に関してローカル機器によって用いられるレートにレートを近づけるために、リモートノードにおいてデータレートのスパイラルがもたらされる。
[0087] ローカル機器の低い送信パワーによってリモート機器のPHYレートが不必要に影響を受けることで、送信データレートのスパイラルは望まれない挙動である。共存問題(すなわち、規制規則に準拠しないなど)によって送信パワーが低下するとき、この開示の1つの観点において、共存問題とともに、機器は、増加したPHYレートでACKパケットが正しくデコードされることが見込まれるほど増加した高いパワーレベルでACKパケットを送信する。ACKパケットのパワーレベルを決定することに関して様々な方法が開示される。
[0088] この開示の1つの観点において,802.11ワイヤレスネットワークのような、WLANにおけるリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減に関する解が説明される。特に、ACKパケットのパワーレベルは、現在のACKPHYレートでUEとアクセスポイントの間のパス−ロスのファンクションとして選択されることができる。加えて、ACKパケットのパワーレベルは、ACKパケットが正しく受信されることを保証することに関して、レシーバ感度のファンクションとして選択されることができる。規制またはパワークラスの制限によりパワー不均衡を有することができるWLAN規格の例は、電子および電気技術学会(IEEE)802.11af(ホワイトスペースにおけるWiFi)規格およびIEEE802.11ah規格を含む。
[0089] この開示の1つの観点において、ACKパケットのパワーレベルは、WLANスループットロスにおいて、ACK送信パワーレベルの低下の影響の減少と、ACKパケット送信から他の一緒に用いられる無線に対する干渉のバランスのために適応される。例えば、ACKパケットのパワーレベルは、ACKパケットデコード感度、および、WLANパス−ロス、影響を受ける(victim)一緒に用いられる無線(例えば、LTEブロードバンド無線モデム)の受信信号強度のファンクションとして適用される。代わりに、ACKパケットのパワーレベルは、WLAN ACKパケットからマルチ−無線UE501の影響を受けるブロードバンド無線モデムに対する干渉のレベルに従って選択され得る。
[0090] 例えば、マルチ−無線UEのWLAN無線とLTE送信との間で共存ができるようにするためにパワーバック−オフ(a power back-off)が用いられるとき、パワー不均衡は存在し得る。この開示の1つの観点において、パワーバック−オフ方法は、最小WLAN送信パワーレベルPmin1(例えば、WLAN送信パワーレベルはPmin1を下回ることができない)の下でデータパケットに関して最大送信パワーレベルを適合させる。さらなる観点において、ACK送信パワーレベルは、より高い最小パワーレベルPmin2(Pmin2>=Pmin1)の下で、あるパワーバック−オフ方法と共に調整される。Pmin1とPmin2の双方は、例えば、影響を受ける無線に対して許容できる干渉を提供するためのRF(無線周波数)構成に基づき、静的に選択され得る。代えて、Pmin1とPmin2の双方は、例えば、影響を受ける無線リンクの質のファンクションとして準静的手法において動的に選択され得る。その上、Pmin1とPmin2の間の違いは、ACKパケットおよびデータの適切なデコードに関する異なるレシーバの感度要求およびWLANリンク品質に基づいて選択され得る。
[0091] ここに説明するように、最大送信パワーレベル(または、パワーバック−オフ値)は、WLANの最大送信パワーを決定し、そして、(Pmin2およびPmin1としていくつかの項で表される)最小送信パワーレベルは、WLAN送信パワーに適合された最大バック−オフ(maximum back-off)の下限である。この開示の1つの観点において、最小送信パワーレベルは、RF較正、LTE/WLANパス−ロス、または、そのようなものの下で準静的である一方で、最大送信パワーレベルは、例えば、(信号対干渉プラスノイズ比(SINR)のような)LTE信号品質メジャーメントおよびWLAN物理レイヤ(PHY)レートに基づいて動的にアップデートされる。
[0092] この開示の1つの観点に従うパワーバック−オフ法(a power back-off method)の1例は、次のようである。共存管理(CxM)640(図6)は、Xms毎のLTEダウンリンク部分の間、所定の時間間隔(例えば、1ms)に関してWLAN送信を妨げる。WLAN送信がないときのLTEダウンリンクサブフレームに対応するSINRは、SINRgoodとして特定され、そして、等式(1)に従う次のフィルタを通される。そこでαgoodはフィルタの係数である。
[0093] この構成において、WLAN送信がオフ(WLAN TX OFF)で有るという明確な知見がない他のLTEサブフレームに対応するSINRは、SINRbadとして特定され、等式(2)に従うWLAN ONに伴う平均SINRを計算する次のフィルタに送られる。そこでαbadはフィルタの係数である。
[0094] この構成において、WLAN TXパワーリミットアップデートサイクルのインデックスをnで示す。アップデートサイクルはYms毎に選択される。加えて、(YmsであるWLAN TXパワーリミットアップデートサイクル間の平均である)平均WLAN PHYレートは、R(n)で示すWLANレート適合アルゴリズムによって制御される。データパケットに関するWLAN TXパワーバック−オフ計算は、等式(3)および(4)に従って次のとおり説明する。そこでμ1およびμ2はスケーリング係数であり、sは影響を与える(aggressor)および影響を受ける量の重みであり、εは影響を受ける量における許容できるSINRの落ち込みであり、そして、γはレート量におけるエラーレートでの重み係数sの依存を定義する。
[0095] 等式(4)で示すように、RminはLTEダウンリンクサブフレームの中にWLAN TXパケットを確実に適合させることができる最小レートであり、Pmin1はデータパケットに関して最小バック−オフに対応するWLAN TXパワーであり、そして、Pmaxは最大WLANパワーである。これをACKパケットに適応するとき、ACKパケットに関するWLAN TXパワーレベルは等式(5)によって与えられる。
[0096] 1つの構成において、パワーバック−オフレベルは格納され、そして、送信パワーは従属的に決定される。他の構成において、最大送信パワーレベルは格納され、そして、送信パワーは従属的に決定される。該最大送信パワーレベルは影響を受けるおよび影響を与える量の結合に基づき決定されることができ、データ物理レイヤ(PHY)レートのような影響を与える量、および、スペクトル効率またはLTE SINRを制限しない。ACK(Pmin1およびPmin2)またはデート(date)に関する最小送信パワーレベルは、RF較正よって静的に決定され、または、WLANパス−ロス、ACKレート、ACKパケット感度、または類するもの、および、LTEリンク品質(例えば、参照信号受信電力(RSRP)、参照信号受信品質(RSRQ)、SINR等)に基づいて動的に決定される。
[0097] この開示の1つの観点において、WLAN ACKパケットは第1のパワーレベルで送信され、そして、WLANデータパケットは、WLAN ACKパケット送信パワーレベルより低い第2のパワーレベルで送信される。この構成において、WLAN ACKパケット送信パワーレベルに関するACK最大送信パワーレベルは、格納される。加えて、WLANデータパケット送信パワーレベルに関するデータ最大送信パワーレベルは独立して格納される。例えば、WLAN ACKパケット最大送信パワーレベルは10dBmであり得、および、WLANデーパケット最大送信パワーレベルは、静的構成に従って、8dBmであることができる。この構成において、WLAN無線ハードウェア/ソフトウェアは、ACK最大送信パワーレベルを格納するための第1のテーブル、および、データ最大送信パワーレベルを格納するための第2のテーブルを用いる。動的構成において、WLAN ACKパケットは、格納されたACK最大パワーレベルに基づくパワーレベルで送信される。加えて、WLANデータパケットは、格納されたデータ最大パワーレベルに基づくパワーレベルで送信される。
[0098] 別の構成において、2つのパワーバック−オフループが走り得る。1つのループはACK送信パワーに関し、および、他のループはデータ送信パワーに関する。該ACKパワーループはACKパケットに関する干渉を監視するために制限され得る。
[0099] この開示のさらなる観点において、パワー不均衡が規制規則によるとき、ACKパケットは、収束したレートループでのローカル機器PHYレート、および、リモート機器データレート双方の関数であるBSSベーシックレートセットにおける低いレートで送信されることができる。この構成において、リモート機器が十分な媒体時間を確保し、低いデータレートでのACKパケットの受信を許すことに関して、リモート機器はACKパケットがBSSベーシックデータレートセットにおける最低レートで送られることを仮定することができる。この開示のこの観点において、WLAN ACKパケット送信レートは、WLANデータパケットが受信されるレートから独立して選択される。この構成において、WLAN ACKパケットは、受信されたWLANデータパケットのレートから切り離された選択されたACKパケット送信レートで送信される。
[0100] ここで図10をみて、WLANにおけるリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減に関するシステム1000のブロックダイヤグラムが示されている。1観点において、システム1000は、システム1000において任意の他のエンティティ、および/または、お互いに、任意の他の適切な通信、および/または、アップリンク、ダウンリンクにおいて携わることができる1つまたはより多くのUE1010、および/またはeノードB1020を含むことができる。1つの例として、UE1010、および/または、eノードB1020は、その他の無線資源(例えば、LTEモデムのようなブロードバンドモデム)と衝突し得ることができるいくつかの、サブバンド、および、周波数チャネルを含む、様々な資源を用いる通信のための動作をすることができる。そして、UE1010は、ここにおよそ説明するように、UE1010によって用いられるマルチプル無線の間での共存を管理することに関して、様々な技術を用いることができる。
[0101] 示された欠点を少なくとも軽減するために、UE1010は、UE1010におけるマルチ−無線の共存に関するサポートを助けるために、システム1000によって説明され、および、ここで説明された特徴の1つまたはより多くを包含する。特に、チャネル監視モジュール1012、パワーバック−オフモジュール1014、および、ACKパケット送信レート選択モジュール1016が説明されている。チャネル監視モジュール1012は、共存問題の可能性に関して通信チャネルの動作を監視する。例えば、チャネル監視モジュールは、マルチ−無線UE(STA)1010のWLAN無線の動作中に、LTEブロードバンド無線モデムのリンクの品質を監視することができる。
[0102] 開示の1つの観点において、パワーバック−オフモジュール1014は、例えば、LTEブロードバンド無線モデムとの干渉を低減するために、WLAN無線の送信パワーを下げることができる。該ACKパケット送信レート選択モジュール1016は、上記詳述したとおり、WLANデータパケット送信パワーレベルより大きいWLAN ACKパケット送信パワーレベルを選択することができる。いくつかの例として、様々なモジュール1012−1016が、図6の共存管理640のような共存管理の部分として実装される。様々なモジュール1012−1016およびその他は、ここで説明した観点を遂行するために構成されることができる。
[0103] 図11は、この開示の1つの観点に従う802.11ワイヤレスネットワークにおけるリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減に関する方法1100を示すフローダイヤグラムである。図11に示すように、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケットは、ブロック1102で示すように、第1のパワーレベルでリモート機器へ送信される。さらに、図11に示すように、WLANデータパケットは、ブロック1104で示すように、WLAN ACKパケット送信パワーレベルより低い第2のパワーレベルでリモート機器へ送信される。この構成において、WLAN ACKパケット送信パワーレベルに関するACKパワーバック−オフレベルは格納される。加えて、WLANデータパケット送信パワーレベルに関するデータパワーバック−オフレベルは、別々に格納される。この構成において、WLAN ACKパケットは、格納されたACKパワーバック−オフレベルに基づくパワーレベルで送信される。加えて、WLANデータパケットは、格納されたデータパワーバック−オフレベルに基づくパワーレベルで送信される。
[0104] 図12は、パワー不均衡軽減システム1214を用いる装置1200に関するハードウェア実装の例を示すダイヤグラムである。該パワー不均衡軽減システム1214は、バス1224によっておよそ示されるバスアーキテクチャで実装され得る。該バス1224は、所望の数の相互バス、および、パワー不均衡軽減システム1214の適切なアプリケーションによるブリッジ、および、一般的な設計制約を含むことができる。該バス1224は、プロセッサ1226、第1の送信モジュール1202、第2の送信モジュール1204、および、コンピュータ可読媒体1228によって示される、1つまたはより多くのプロセッサ、および/または、ハードウェアモジュールを含む様々な回路どうしをリンクする。該バス1224はまた、タイミング・ソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および、電力管理回路のようなさまざまな他の回路をリンクさせることもでき、これらは、当該技術でよく知られており、従って、これ以上説明しない。
[0105] 該装置は、トランシーバ1222に結合されたパワー不均衡軽減システム1214を含む。該トランシーバ1222は、1つまたはより多くのアンテナ1220に結合される。該トランシーバ1222は、伝送媒体を介してさまざまな他の装置と通信するための手段を提供する。該パワー不均衡軽減システム1214は、コンピュータ可読媒体1228に結合されたプロセッサ1226を含む。該プロセッサ1226は、コンピュータ可読媒体1228に格納されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担う。プロセッサ1226によって実行されるとき、該ソフトウェアは、パワー不均衡軽減システム1214が任意の特定の装置に関して上記説明した様々な機能を実行するようにする。該コンピュータ可読媒体1228は、また、ソフトウェアを実行する際にプロセッサ1226によって操作されるデータを格納するために使用されることもできる。
[0106] 該パワー不均衡軽減システム1214は、さらに、リモート機器に第1の送信パワーレベルでワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジ(ACK)パケットを送信するための第1の送信モジュール1202、および、WLAN ACKパケットの第1の送信パワーレベルより低い第2の送信パワーレベルでWLANデータパケットをリモート機器に送信するための第2の送信モジュール1204を含む。該第1の送信モジュール1202および第2の送信モジュール1204は、コンピュータ可読媒体1228に格納された/常駐するプロセッサ1226で走るプログラム、1つまたはより多くのプロセッサ1226に結合されたハードウェアモジュール、または、それらのいくつかの組み合わせであり得る。該パワー不均衡軽減システム1214は、UE250の構成要素であり得、図2に示すようなプロセッサ270および/またはメモリ272を含みうる。
[0107] 1つの構成において、ワイヤレス通信に関する装置1200は、送信のための第1の手段および送信のための第2の手段を含む。該手段は、第1の送信モジュール1202、第2の送信モジュール1204および/または第1の送信手段および第2の送信手段によって現される(recited)機能を実行するために構成された装置1200のパワー不均衡軽減システム1214でありうる。上で説明したように、第1の送信手段または第2の送信手段は、チャネル監視モジュール1012、パワーバック−オフモジュール1014、ACKパケット送信レート選択モジュール1016、アンテナ1220、アンテナ252a−252r、プロセッサ270、メモリ272、送信データプロセッサ260、変調器280、および/または、第1の送信手段によって現される(recited)機能を実行するために構成されたUE250のトランスミッタ254a−254rであり得る。別の観点において、上記手段は、上記手段によって現される(recited)機能を実行するように構成された任意のモジュールまたは任意の装置であることができる。
[0108] 図13は、この開示の1つの観点に従う802.11ワイヤレスネットワークにおけるリモートデータレートにおけるパワー不均衡の影響の軽減に関する方法1100を示すフローダイヤグラムである。図13に示すように、装置は、ブロック1302で示すように、WLANデータパケットが受信されるレートから独立して、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケット送信レートを選択し得る。装置は、ブロック1304で示すように、選択されたWLAN ACKパケット送信レートでWLAN ACKパケットを、リモート機器に、送信もし得る。
[0109] 図14は、パワー不均衡軽減システム1414を用いる装置1400に関するハードウェア実装の例を示すダイヤグラムである。該パワー不均衡軽減システム1414は、バス1424によっておよそ示されるバスアーキテクチャを実装し得る。該バス1424は、所望の数の相互バス、および、パワー不均衡軽減システム1414の適切なアプリケーションによるブリッジ、および、一般的な設計制約を含むことができる。該バス1424は、プロセッサ1426、選択モジュール1402、送信モジュール1404、および、コンピュータ可読媒体1428によって示される、1つまたはより多くのプロセッサ、および/または、ハードウェアモジュールを含む様々な回路どうしをリンクする。該バス1424はまた、タイミング・ソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および、電力管理回路のようなさまざまな他の回路をリンクさせることもでき、これらは、当該技術でよく知られており、従って、これ以上説明しない。
[0110] 該装置は、トランシーバ1422に結合されたパワー不均衡軽減システム1414を含む。該トランシーバ1422は、1つまたはより多くのアンテナ1420に結合される。該トランシーバ1422は、伝送媒体を介してさまざまな他の装置と通信するための手段を提供する。該パワー不均衡軽減システム1414は、コンピュータ可読媒体1428に結合されたプロセッサ1426を含む。該プロセッサ1426は、コンピュータ可読媒体1428に格納されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担う。プロセッサ1426によって実行されるとき、該ソフトウェアは、パワー不均衡軽減システム1414が任意の特定の装置に関して上記説明した様々な機能を実行するようにする。該コンピュータ可読媒体1428は、また、ソフトウェアを実行する際にプロセッサ1426によって操作されるデータを格納するために使用されることもできる。
[0111] 該パワー不均衡軽減システム1414は、WLANデータパケットが受信されるレートから独立してワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケット送信レートを選択することに関する選択モジュール1402、および、選択されたWLAN ACKパケット送信レートでWLAN ACKパケットをリモート機器へ送信するための送信モジュール1404を、さらに、含む。該選択モジュール1402および送信モジュール1404は、コンピュータ可読媒体1428に格納された/常駐するプロセッサ1426で走るプログラム、1つまたはより多くのプロセッサ1426に結合されたハードウェアモジュール、または、それらのいくつかの組み合わせであり得る。該パワー不均衡軽減システム1414は、UE250の構成要素であり得、図2に示すようなプロセッサ270および/またはメモリ272を含みうる。
[0112] 1つの構成において、ワイヤレス通信に関する該装置1400は、選択のため手段を含む。該手段は、選択モジュール1402、および/または、選択手段によって現される(recited)機能を実行するために構成された装置1400のパワー不均衡軽減システム1414でありうる。上で説明したように、選択手段は、第1の送信手段によって現される(recited)機能を実行するために構成されたUE250の、チャネル監視モジュール1012、パワーバック−オフモジュール1014、ACKパケット送信レート選択モジュール1016、プロセッサ270およびまたはメモリ272でありうる。
[0113] 1つの構成において、ワイヤレス通信のための装置1400は、送信のための手段を含む。該手段は、送信モジュール1404、および/または、送信手段によって現される(recited)機能を実行するために構成された装置1400のパワー不均衡軽減システム1414でありうる。上で説明したように、送信に関する手段は、第1の送信手段によって現される(recited)機能を実行するために構成されたUE250のアンテナ1420、アンテナ252a−252r、プロセッサ270、メモリ272、送信データプロセッサ260、変調器280、および/または、トランスミッタ254a−254rでありうる。別の観点において、上記手段は、上記手段によって現される(recited)機能を実行するように構成された任意のモジュールまたは任意の装置であることができる。
[0114] 上記例は、LTEシステムに実装された観点を説明する。開示の範囲は、しかし、そのような限定をされない。様々な観点は、限定されないが、CDMAシステム、TDMAシステム、FDMAシステム、および、OFDMAシステムを含む任意の様々な通信システムを用いるような他の通信システムと共に用いることに関して、適合されることができる。
[0115] 開示したプロセスにおける、ステップの特定の順序または階層は、例示的なアプローチの例であることが理解される。設計の選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、本開示の範囲内にとどまりながら再構成されうることが理解される。添付の方法の請求項は、サンプルの順序において、さまざまなステップの要素を示し、そして、示された具体的な順序または階層に限定されるようには意図されない。
[0116] 当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なるテクノロジーおよびテクニックのうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記の説明を通して参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界あるいは磁気粒子、光学界または光学粒子、あるいはそれら任意の組み合わせによって表わされうる。
[0117] 当業者は、ここに開示された観点に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいは両方の組み合わせとしてインプリメントされうることをさらに理解するであろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、さまざまな例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップを、これらの機能の観点から上記で概して記述している。このような機能が、ハードウェアまたはソフトウェアとして実現されるか否かは、システム全体に課せられている、特定のアプリケーションおよび設計制約に依存する。当業者は、各々の特定のアプリケーションに関して、多様な方法で説明された機能をインプリメントすることができるが、このようなインプリメンテーションの決定は、本開示の範囲からの逸脱を引き起こしていると解釈されるべきでない。
[0118] ここで開示された観点と関係して記述される様々な実例となる論理ブロック、モジュール、および、回路は、汎用のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、もしくは、ここに記述された機能を実行するよう設計されたこれらの任意の組み合わせと一緒に実行または実装され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替で、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、もしくはステートマシンであり得る。プロセッサは、また、例えば、DSPとマクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに結合した1またはより多くのマイクロプロセッサ、もしくは任意の他のそのような構成の組み合わせといったコンピューティングデバイスの組み合わせとしても実行され得る。
[0119] ここで開示された観点に関係して記述される方法もしくはアルゴリズムは、直接的にハードウェアに、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールに、もしくは、それら二つの組み合わせにおいて具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野において周知のその他任意の形態の格納媒体内に存在しうる。例示的な格納媒体は、プロセッサが格納媒体から情報を読み取り、格納媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合されている。代替において、格納媒体は、プロセッサと一体化されうる。プロセッサおよび格納媒体は、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。代替において、プロセッサおよび格納媒体は、ユーザ端末中にディスクリートコンポーネントとして存在していてもよい。
[0120] 当業者がこの開示を実施および使用することを可能にするために、開示された態様の以上の記述は提供される。これらの観点に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、ここにおいて定義された包括的な原理は、本開示の精神または範囲を逸脱することなく他の観点に適用可能である。したがって、この開示は、ここに示された観点に限定されるようには意図されず、ここに開示される原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲を与えられることとなる。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システムにおけるワイヤレス通信に関する方法であって、
リモート機器へ第1の送信パワーレベルでワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケットを送信すること、
および、
該WLAN ACKパケットの該第1の送信パワーレベルより低い第2の送信パワーレベルでWLANデータパケットを、該リモート機器へ、送信すること、
を備える、方法。
[C2] C1の方法であって、
マルチ−無線局のWLAN無線の動作中にブロードバンドワイヤレスモデムのリンク品質に従って、該WLAN ACKパケットに関する該第1の送信パワーレベルを選択すること、
をさらに備える、方法。
[C3] C1の方法であって、
該WLAN ACKパケットからマルチ−無線局の他のブロードバンド無線モデムに対する干渉のレベルに従って、該WLAN ACKパケットに関する該第1の送信パワーレベルを選択すること、
をさらに備える、方法。
[C4] C1の方法であって、
WLAN ACKパケット送信パワーレベルに関するACKパワーバック−オフレベルを格納すること、
WLANデータパケット送信パワーレベルに関するデータパワーバック−オフレベルを格納すること、
該格納されたACKパワーバック−オフレベルに基づく該第1の送信パワーレベルで該WLAN ACKパケットを送信すること、
および、
該格納されたデータパワーバック−オフレベルに基づく該第2の送信パワーレベルで該WLANデータパケットを送信すること、
をさらに備える、方法。
[C5] C4の方法であって、
マルチ−無線局とWLANアクセスポイントとの間のパス−ロス、ACKパケット物理レイヤレート、および、該ACKパケット物理レイヤレートでACKパケットを受信するための該WLANアクセスポイントのレシーバの所定の感度に従って、該格納されたデータパワーバック−オフレベルをセットすること、
をさらに備える、方法。
[C6] C4の方法であって、
マルチ−無線局のワイヤレスモデムの受信した信号強度、マルチ−無線局とWLANアクセスポイントとの間のパス−ロス、および、ACKパケット物理レイヤレートでACKパケットを受信するための該WLANアクセスポイントのレシーバの所定の感度に従って、該格納されたデータパワーバック−オフレベルをセットすること、
をさらに備える、方法。
[C7] ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システムにおけるワイヤレス通信に関して構成された装置であって、
該装置は、
メモリ、および、該メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサを備え、
該少なくとも1つのプロセッサは、
リモート機器へ第1の送信パワーレベルでワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケットを送信するために、
および、
該WLAN ACKパケットの該第1の送信パワーレベルより低い第2の送信パワーレベルでWLANデータパケットを、該リモート機器へ、送信するために、
構成される、
装置。
[C8] C7の装置であって、
そこにおいて、該少なくとも1つのプロセッサは、マルチ−無線局のWLAN無線の動作中にブロードバンドワイヤレスモデムのリンク品質に従って、該WLAN ACKパケットに関する該第1の送信パワーレベルを選択するために、さらに構成されている、装置。
[C9] C7の装置であって、
そこにおいて、該少なくとも1つのプロセッサは、該WLAN ACKパケットからマルチ−無線局の他のブロードバンド無線モデムに対する干渉のレベルに従って、該WLAN ACKパケットに関する該第1の送信パワーレベルを選択するために、さらに構成されている、装置。
[C10] C7の装置であって、
そこにおいて、該少なくとも1つのプロセッサは、
WLAN ACKパケット送信パワーレベルに関するACKパワーバック−オフレベルを格納するために、
WLANデータパケット送信パワーレベルに関するデータパワーバック−オフレベルを格納するために、
該格納されたACKパワーバック−オフレベルに基づく該第1の送信パワーレベルで該WLAN ACKパケットを送信するために、
および、
該格納されたデータパワーバック−オフレベルに基づく該第2の送信パワーレベルで該WLANデータパケットを送信するために、
さらに構成されている、装置。
[C11] C10の装置であって、
そこにおいて、該少なくとも1つのプロセッサは、マルチ−無線局とWLANアクセスポイントとの間のパス−ロス、ACKパケット物理レイヤレート、および、該ACKパケット物理レイヤレートでACKパケットを受信するための該WLANアクセスポイントのレシーバの所定の感度に従って、該格納されたデータパワーバック−オフレベルをセットするために、さらに構成されている、装置。
[C12] C10の装置であって、
そこにおいて、該少なくとも1つのプロセッサは、マルチ−無線局のワイヤレスモデムの受信した信号強度、該マルチ−無線局とWLANアクセスポイントとの間のパス−ロス、および、ACKパケット物理レイヤレートでACKパケットを受信するための該WLANアクセスポイントのレシーバの所定の感度に従って、該格納されたデータパワーバック−オフレベルをセットするために、さらに構成されている、装置。
[C13] ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システムにおけるワイヤレス通信に関して構成されたコンピュータプログラムプロダクトであって、
該コンピュータプログラムプロダクトは、
その上に記録された非一時的なプログラムコードを有する非一時的なコンピュータ可読媒体を備え、
該プログラムコードは、
リモート機器へ第1の送信パワーレベルでワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケットを送信するためのプログラムコード、
および、
該WLAN ACKパケットの該第1の送信パワーレベルより低い第2の送信パワーレベルでWLANデータパケットを、該リモート機器へ、送信するためのプログラムコード
を備える、
プログラムプロダクト。
[C14] C13のコンピュータプログラムプロダクトであって、
そこにおいて、該プログラムコードは、マルチ−無線局のWLAN無線の動作中にブロードバンドワイヤレスモデムのリンク品質に従って、該WLAN ACKパケットに関する該第1の送信パワーレベルを選択するためのプログラムコードを、さらに備えるプログラムプロダクト。
[C15] ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システムにおけるワイヤレス通信に関して構成された装置であって、
該装置は、
リモート機器へ第1の送信パワーレベルでワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケットを送信するための手段、
および、
該WLAN ACKパケットの該第1の送信パワーレベルより低い第2の送信パワーレベルでWLANデータパケットを、該リモート機器へ、送信するための手段
を備える、装置。
[C16] C15の装置であって、
マルチ−無線局のWLAN無線の動作中にブロードバンドワイヤレスモデムのリンク品質に従って、該WLAN ACKパケットに関する該第1の送信パワーレベルを選択するための手段を、さらに備える、装置。
[C17] ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システムにおけるワイヤレス通信の方法であって、
WLANデータパケットが受信されるレートから独立してワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケット送信レートを選択すること、
および、
該選択されたWLAN ACKパケット送信レートでWLAN ACKパケットを、リモート機器へ、送信すること、
を備える、方法。
[C18] C17の方法であって、
そこにおいて、該WLANデータパケットの送信レートがWLANベーシックサービスセットにおいて規定された最低レートであると仮定することによって、該WLAN ACKパケット送信レートが選択される、方法。
[C19] C17の方法であって、
そこにおいて、該WLANシステムのWLAN規格は、電子および電気技術学会(IEEE)802.11af規格またはIEEE802.11ah規格である、方法。
[C20] ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システムにおけるワイヤレス通信に関して構成された装置であって、
該装置は、
メモリ、および、該メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサを備え、
該少なくとも1つのプロセッサは、
WLANデータパケットが受信されるレートから独立してワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケット送信レートを選択するために、
および、
該選択されたWLAN ACKパケット送信レートでWLAN ACKパケットを、リモート機器へ、送信するために、
構成される、
装置。
[C21] ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システムにおけるワイヤレス通信に関して構成されたコンピュータプログラムプロダクトであって、
該コンピュータプログラムプロダクトは、
その上に記録された非一時的なプログラムコードを有する非一時的なコンピュータ可読媒体を備え、
該プログラムコードは、
WLANデータパケットが受信されるレートから独立してワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケット送信レートを選択するためのプログラムコード、
および、
該選択されたWLAN ACKパケット送信レートを、リモート機器へ、送信するためのプログラムコード、
を備える、
プログラムプロダクト。
[C22] ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システムにおけるワイヤレス通信に関して構成された装置であって、
該装置は、
WLANデータパケットが受信されるレートから独立してワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクノウリッジメント(ACK)パケット送信レートを選択するための手段、
および、
該選択されたWLAN ACKパケット送信レートでWLAN ACKパケットを、リモート機器へ、送信するための手段、
を備える、装置。

Claims (16)

  1. ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システムにおけるワイヤレス通信に関する方法であって、
    第1の送信パワーレベルに関するアクノウリッジメント(ACK)パワーバック−オフレベルを決定すること、ここで、該第1の送信パワーレベルの最大値は、該ACKパワーバック−オフレベルに少なくとも部分的に基づく、
    第2の送信パワーレベルに関するデータパワーバック−オフレベルを決定すること、ここで、該データパワーバック−オフレベルは、該ACKパワーバック−オフレベルと異なり、該第2の送信パワーレベルの最大値は、該データパワーバック−オフレベルに少なくとも部分的に基づく、
    第1のWLANデータパケットに応答して、第1の送信パワーレベルでWLAN ACKパケットを、WLANアクセスポイントへ、マルチ−無線ユーザ機器(UE)によって送信すること、
    および、
    該WLAN ACKパケットの該第1の送信パワーレベルより低い第2の送信パワーレベルで第2のWLANデータパケットを、該WLANアクセスポイントへ、該マルチ−無線UEによって送信すること、
    を備える、方法。
  2. 請求項1の方法であって、
    該マルチ−無線UEのWLAN無線の動作中に、該マルチ−無線UEのブロードバンドワイヤレスモデムのリンク品質に従って、該WLAN ACKパケットに関する該第1の送信パワーレベルを選択すること、
    をさらに備える、方法。
  3. 請求項1の方法であって、
    該WLAN ACKパケットから該マルチ−無線UEのブロードバンド無線モデムに対する干渉のレベルに従って、該WLAN ACKパケットに関する該第1の送信パワーレベルを選択すること、
    をさらに備える、方法。
  4. 請求項1の方法であって、
    該第1の送信パワーレベルに関するACKパワーバック−オフレベルを格納すること、
    および、
    該第2の送信パワーレベルに関するデータパワーバック−オフレベルを格納すること、
    さらに備える、方法。
  5. 請求項の方法であって、
    そこにおいて、マルチ−無線局とWLANアクセスポイントとの間のパス−ロス、ACKパケット物理レイヤレート、および、該ACKパケット物理レイヤレートでACKパケットを受信するための該WLANアクセスポイントのレシーバの所定のパワー感度に従って、該データパワーバック−オフレベルが決定される
    法。
  6. 請求項の方法であって、
    そこにおいて、該マルチ−無線UEのワイヤレスモデムの受信した信号強度、該マルチ−無線局と該WLANアクセスポイントとの間のパス−ロス、および、ACKパケット物理レイヤレートでACKパケットを受信するための該WLANアクセスポイントのレシーバの所定のパワー感度に従って、該データパワーバック−オフレベルが決定される、
    法。
  7. ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システムにおけるワイヤレス通信に関して構成されたマルチ−無線ユーザ機器(UE)であって、
    マルチ−無線UEは、
    メモリ、および、該メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサを備え、
    該少なくとも1つのプロセッサは、
    第1の送信パワーレベルに関するアクノウリッジメント(ACK)パワーバック−オフレベルを決定するために、ここで、該第1の送信パワーレベルの最大値は、該ACKパワーバック−オフレベルに少なくとも部分的に基づく、
    第2の送信パワーレベルに関するデータパワーバック−オフレベルを決定するために、ここで、該データパワーバック−オフレベルは、該ACKパワーバック−オフレベルと異なり、該第2の送信パワーレベルの最大値は、該データパワーバック−オフレベルに少なくとも部分的に基づく、
    第1のWLANデータパケットに応答して、第1の送信パワーレベルでWLAN ACKパケットを、WLANアクセスポイントへ、送信するために、
    および、
    該WLAN ACKパケットの該第1の送信パワーレベルより低い第2の送信パワーレベルで第2のWLANデータパケットを、該WLANアクセスポイントへ、送信するために、
    構成される、
    マルチ−無線ユーザ機器(UE)。
  8. 請求項7のマルチ−無線UEであって、
    そこにおいて、該少なくとも1つのプロセッサは、該マルチ−無線UEのWLAN無線の動作中に、該マルチ−無線UEのブロードバンドワイヤレスモデムのリンク品質に従って、該WLAN ACKパケットに関する該第1の送信パワーレベルを選択するために、さらに構成されている、マルチ−無線UE。
  9. 請求項7のマルチ−無線UEであって、
    そこにおいて、該少なくとも1つのプロセッサは、該WLAN ACKパケットから該マルチ−無線UEのブロードバンド無線モデムに対する干渉のレベルに従って、該WLAN ACKパケットに関する該第1の送信パワーレベルを選択するために、さらに構成されている、マルチ−無線UE。
  10. 請求項7のマルチ−無線UEであって、
    そこにおいて、該少なくとも1つのプロセッサは、
    該第1の送信パワーレベルに関するACKパワーバック−オフレベルを格納するために、
    および、
    該第2の送信パワーレベルに関するデータパワーバック−オフレベルを格納するために、
    らに構成されている、マルチ−無線UE。
  11. 請求項10のマルチ−無線UEであって、
    そこにおいて、該少なくとも1つのプロセッサは、該マルチ−無線UEと該WLANアクセスポイントとの間のパス−ロス、ACKパケット物理レイヤレート、および、該ACKパケット物理レイヤレートでACKパケットを受信するための該WLANアクセスポイントのレシーバの所定のパワー感度に従って、該データパワーバック−オフレベルを決定するために、さらに構成されている、マルチ−無線UE。
  12. 請求項10のマルチ−無線UEであって、
    そこにおいて、該少なくとも1つのプロセッサは、該マルチ−無線UEのワイヤレスモデムの受信した信号強度、該マルチ−無線UEと該WLANアクセスポイントとの間のパス−ロス、および、ACKパケット物理レイヤレートでACKパケットを受信するための該WLANアクセスポイントのレシーバの所定のパワー感度に従って、該データパワーバック−オフレベルを決定するために、さらに構成されている、マルチ−無線UE。
  13. ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システムにおけるワイヤレス通信に関して構成されたコンピュータプログラムであって、
    該コンピュータプログラムはログラムコードを備え、
    該プログラムコードは、
    第1の送信パワーレベルに関するアクノウリッジメント(ACK)パワーバック−オフレベルを決定することを少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのプログラムコード、ここで、該第1の送信パワーレベルの最大値は、該ACKパワーバック−オフレベルに基づく、
    第2の送信パワーレベルに関するデータパワーバック−オフレベルを決定することを該少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのプログラムコード、ここで、該データパワーバック−オフレベルは、該ACKパワーバック−オフレベルと異なり、該第2の送信パワーレベルの最大値は、該データパワーバック−オフレベルに基づく、
    第1のWLANデータパケットに応答して第1の送信パワーレベルでWLAN ACKパケットを、WLANアクセスポイントへ、マルチ−無線ユーザ機器(UE)によって送信することを該少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのプログラムコード、
    および、
    該WLAN ACKパケットの該第1の送信パワーレベルより低い第2の送信パワーレベルで第2のWLANデータパケットを、該WLANアクセスポイントへ、該マルチ−無線UEによって送信することを該少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのプログラムコード
    を備える、
    コンピュータプログラム。
  14. 請求項13のコンピュータプログラムであって、
    そこにおいて、該プログラムコードは、該マルチ−無線UEのWLAN無線の動作中に、ブロードバンドワイヤレスモデムのリンク品質に従って、該WLAN ACKパケットに関する該第1の送信パワーレベルを選択することを該少なくとも1つのコンピュータに行わせるためのプログラムコードを、さらに備えるコンピュータプログラム。
  15. ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システムにおけるワイヤレス通信に関して構成された装置であって、
    該装置は、
    第1の送信パワーレベルに関するアクノウリッジメント(ACK)パワーバック−オフレベルを決定するための手段、ここで、該第1の送信パワーレベルの最大値は、該ACKパワーバック−オフレベルに基づく、
    第2の送信パワーレベルに関するデータパワーバック−オフレベルを決定するための手段、ここで、該データパワーバック−オフレベルは、該ACKパワーバック−オフレベルと異なり、該第2の送信パワーレベルの最大値は、該データパワーバック−オフレベルに基づく、
    第1のWLANデータパケットに応答して、第1の送信パワーレベルでWLAN ACKパケットを、WLANアクセスポイントへ、マルチ−無線ユーザ機器(UE)によって送信するための手段、
    および、
    該WLAN ACKパケットの該第1の送信パワーレベルより低い第2の送信パワーレベルで第2のWLANデータパケットを、該WLANアクセスポイントへ、該マルチ−無線UEによって送信するための手段
    を備える、装置。
  16. 請求項15の装置であって、
    該マルチ−無線UEのWLAN無線の動作中に、該マルチ−無線UEのブロードバンドワイヤレスモデムのリンク品質に従って、該WLAN ACKパケットに関する該第1の送信パワーレベルを選択するための手段を、さらに備える、装置。
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