JP5781646B2 - ピアツーピアネットワーク中でサービス品質を提供するための方法および装置 - Google Patents

ピアツーピアネットワーク中でサービス品質を提供するための方法および装置 Download PDF

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Description

分野
さまざまな実施形態は、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、分散形ワイヤレスネットワーク中で無線リンクリソースをスケジュールすることに関連した方法および装置に関する。
背景
いくつかのワイヤレス通信システムは、システム制御装置または基地局のような集中制御装置を実現して、例えば、セルのような領域中のトラフィックセグメントの割振りを制御および調整する。そのような集中システムにおいて、進行中の動作の全体像を有し、インテリジェントなトレードオフの決定を下すことができる集中制御装置により、異なる接続および/または異なるワイヤレス端末に対応する、異なるサービス品質要求および/またはニーズを考慮に入れることができる。
しかしながら、そのような集中制御装置を欠いている、ピアツーピアアドホックネットワークのような分散形ワイヤレスネットワークにおいて、トラフィックセグメントのスケジューリングを調整し、異なるワイヤレス端末および/または接続に対応する、異なる、および/または、変化する、サービス品質要求に対処することはかなり困難になる。したがって、アドホックピアツーピアネットワークのような分散形ワイヤレスネットワーク中でサービス品質の差別化をサポートする、新規な方法および装置に対する必要性が存在する。そのような分散形ネットワーク中でサービス品質の差別化をサポートする、そのような方法および装置が、ローカルな近傍中の個々のデバイスによる、サービス品質決定の調整を可能にする場合、有利であろう。さもなければ、実際のトラフィック送信信号を搬送するために用いることができる無線リンクリソースを消費する大量のオーバーヘッドシグナリングを追加することを必要としない、そのような方法および装置を容易にする技術が用いられる場合、有益であろう。
概要
さまざまな実施形態は、例えば、集中制御を欠いているピアツーピア通信ネットワークのような、分散形ワイヤレス通信システム中でサービス品質の複数のレベルをサポートするための方法および装置に向けられている。いくつかの実施形態において使用される例示的なタイミング構造は、トラフィック送信スロットに対応する複数の要求ブロックを含み、異なる要求ブロックが、異なる要求ブロック優先順位に関係付けられている。いくつかの実施形態において、アクティブな接続に対応する個々のワイヤレス端末は、例えば、トラフィック送信スロットベース毎に、その要求ブロックの優先順位レベルに関して決定する。その要求ブロックの優先順位が、最も高い要求ブロック優先順位であることをワイヤレス端末が決定した場合、ワイヤレス端末は、最も高い優先順位の要求ブロック中でトラフィック送信要求を送信することが許可される。さもなければ、ワイヤレス端末は、最も高い優先順位の要求ブロック中でトラフィック送信要求を送信することが制限される。そのローカルな付近における他の接続に対応する、最も高い優先順位の要求ブロックの要求、および/または、要求応答を監視および追跡し、その要求ブロックの優先順位決定において、そのような情報を使用することにより、ワイヤレス端末は、システム負荷の考慮すべき事項を認識することができ、および/または、システム中のトラフィックのニーズの変更に対処するために調整できる。
ネットワーク中の第2のワイヤレス端末と通信するように第1のワイヤレス端末を動作させる例示的な方法を記述する。個々のトラフィック送信スロットが複数の要求ブロックに関係付けられており、トラフィック送信スロットに対応する異なる要求ブロックが、異なる要求ブロック優先順位を有する。第1のワイヤレス端末を動作させる例示的な方法は、第1の送信優先順位を決定することと、前記決定した送信優先順位が、最も高い要求ブロック優先順位であるとき、前記決定した第1の送信優先順位を有する送信要求ブロックを使用して、第1のトラフィック送信スロットに対応する第1の送信要求を送信することとを含む。
いくつかの実施形態にしたがった、例示的な第1のワイヤレス端末は、第1のトラフィック送信スロットに対して第1の送信優先順位を決定するモジュールであって、前記第1のトラフィック送信スロットは、送信要求ブロックと、トラフィック送信スロットとを含むタイミング構造の一部であり、複数の送信要求ブロックが、個々のトラフィック送信スロットに関係付けられており、個々のトラフィック送信スロットに対応する異なる送信要求ブロックは、異なる要求ブロック優先順位を有する、優先順位決定モジュールと、ワイヤレス送信機モジュールと、前記決定した第1の送信優先順位が、最も高い要求ブロック優先順位であるとき、ワイヤレス送信機モジュールを制御して、前記第1の決定した送信優先順位を有する送信要求ブロックを使用して、第1のトラフィック送信スロットに対応する送信要求を送信させる送信要求制御モジュールとを備える。
上述の概要において、さまざまな実施形態を述べているが、必ずしもすべての実施形態が同じ特徴を含むわけでなく、上述した特徴のいくつかは、必要でないが、いくつかの実施形態において、望ましいものであり得ることを理解すべきである。多数の追加の特徴、実施形態、および、さまざまな実施形態の利益は、以下の詳細な説明において述べられている。
図1は、例示的な実施形態にしたがった、例示的なピアツーピアネットワークの図である。 図2は、例示的なピアツーピアネットワーク中で実現される、例示的な繰り返し発生するタイミング構造を図示する図である。 図3は、1つの例示的な実施形態における、トラフィック送信スロットに対応する、要求ブロックおよび要求応答ブロックの無線リンクリソースの、より詳細な表示を図示する。 図4は、例示的な実施形態にしたがった、接続、例示的なブロック優先順位決定、および、無線リンクリソース利用の実現ルールに関係付けられている、例示的な1組の無線リンクリソースを図示する図である。 図5Aおよび図5Bの組み合わせから成る図5は、個々のトラフィック送信スロットが、複数の要求ブロックに関係付けられており、トラフィック送信スロットに対応する異なる要求ブロックが、異なる要求ブロック優先順位を有し、ネットワーク中の第2のワイヤレス端末と通信するように第1のワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャートである。 図5Aは、個々のトラフィック送信スロットが、複数の要求ブロックに関係付けられており、トラフィック送信スロットに対応する異なる要求ブロックが、異なる要求ブロック優先順位を有し、ネットワーク中の第2のワイヤレス端末と通信するように第1のワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャートである。 図5Bは、個々のトラフィック送信スロットが、複数の要求ブロックに関係付けられており、トラフィック送信スロットに対応する異なる要求ブロックが、異なる要求ブロック優先順位を有し、ネットワーク中の第2のワイヤレス端末と通信するように第1のワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャートである。 図6は、例示的な実施形態にしたがった、例えば、ピアツーピア移動ノードのような、例示的なワイヤレス端末の図である。 図7は、1つの例示的な観点にしたがった、例示的なタイミング構造中の例示的な無線リンクリソースを図示する。 図8は、例示的な実施形態にしたがった、ブロック優先順位の決定に基づくワイヤレス端末の概念を図示する。 図9Aおよび図9Bの組み合わせから成る図9は、例示的な実施形態にしたがって、ワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャートである。 図9Aは、例示的な実施形態にしたがって、ワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャートである。 図9Bは、例示的な実施形態にしたがって、ワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャートである。
詳細な説明
図1は、例示的な実施形態にしたがった、例えば、アドホック通信ネットワークのような、例示的なピアツーピアネットワーク100の図である。例示的なピアツーピアネットワーク100は、ピアツーピア通信をサポートする複数のワイヤレスデバイス(ピアツーピア通信デバイス1 102、ピアツーピア通信デバイス2 104、ピアツーピア通信デバイス3 106、ピアツーピア通信デバイス4 108、...、ピアツーピア通信デバイスN 110)と、例えば、ビーコン送信機のような、基準信号送信機116とを含む。
通信ネットワーク100中のワイヤレスデバイス(102、104、106、108、...、110)は、互いに接続を確立できる。ネットワーク100中で使用される、繰り返し発生するタイミング構造があり、例えば、基準信号送信機116からのOFDMビーコン信号のような信号を、ワイヤレスデバイスにより使用して、タイミング構造に対して同期させてもよい。代わりに、タイミング構造と同期させるために使用される信号は、例えば、GPS送信機、基地局、または、別のピアツーピアデバイスのような、別のデバイスから調達されてもよい。ネットワーク中で使用されるタイミング構造は、1つのトラフィックスロットに対応する複数の要求ブロックを有する、複数の個々のトラフィックスロットを含む。トラフィックスロットに関係付けられている、異なる要求ブロックは、異なる要求ブロック優先順位を有する。トラフィックスロットに対応して、接続が、最も高い優先順位の要求ブロック中の送信ユニットと、より低い優先順位の要求ブロック中の送信ユニットとに関係付けられている。接続を有するワイヤレス端末が、最も高い優先順位の送信要求ブロック中で要求を送信することを許可されるかどうかは、ワイヤレス端末により実施される送信優先順位の決定の関数として決定される。いくつかの実施形態において、ワイヤレス端末は、優先順位の決定を実施する際に、前のトラフィックスロットに対応する他の接続に対応する、検出された、要求および/または要求に応答に関する履歴情報を使用する。最も高い優先順位の送信要求ブロックへのアクセスは、ワイヤレス端末が、対応するトラフィック送信スロット中で送信することを許される可能性を増加させることができ、増加させることがある。したがって、分散形ワイヤレスネットワーク中でサービス品質の制御を実現するために、最も高い優先順位の送信要求ブロックへのアクセスを利用でき、利用することがある。
図2は、例示的なピアツーピアネットワーク中で実現される、例示的な繰り返し発生するタイミング構造を図示する図200である。縦軸202は、例えば、OFDMトーンのような周波数を表し、一方、横軸204は、時間を表す。この例示的なタイミング構造において、個々のトラフィック送信スロットが、複数の要求ブロックに関係付けられており、個々のトラフィック送信スロットに対応する異なる要求ブロックが、異なる要求ブロック優先順位を有する。さらに、この例において、各要求ブロックは、対応する要求応答ブロックを有する。より詳細には、高い優先順位の送信要求ブロック206と、高い優先順位の送信要求応答ブロック208と、低い優先順位の送信要求ブロック210と、低い優先順位の送信要求応答ブロック212とが、第1のトラフィック送信スロットセグメント214に関係付けられている。同様に、高い優先順位の送信要求ブロック216と、高い優先順位の送信要求応答ブロック218と、低い優先順位の送信要求ブロック220と、低い優先順位の送信要求応答ブロック222とが、N番目のトラフィック送信スロットセグメント224に関係付けられている。
図3は、1つの例示的な実施形態における、トラフィック送信スロットに対応する、要求ブロックおよび要求応答ブロックの無線リンクリソースの、より詳細な表示を図示する。図301は、高い優先順位の送信要求ブロック302と、高い優先順位の送信要求応答ブロック304と、低い優先順位の送信要求ブロック306と、低い優先順位の送信要求応答ブロック308と、トラフィック送信スロットセグメント310とを含む、1組の無線リンクリソースを図示する。無線リンクリソース(302、304、306、308、310)は、例えば、図2の1組の無線リンクリソース(206、208、210、212、214)または(216、218、220、222、224)のうちの1つである。
図303は、要求ブロック(302、306)および要求応答ブロック(304、308)の、より詳細な表示を図示する。この例において、ブロック(302、304、306、308)のそれぞれは、16個の専用の送信ユニットに区分されており、ブロック内の異なる送信ユニットは、異なる、送信ユニットの優先順位に関係付けられている。個々の送信ユニットは、例えば、OFDMシンボル送信時間間隔に対してOFDMトーンを表す、OFDMトーンシンボルである。この例において、P1は、ブロック中で最も高い送信ユニット優先順位を表し、一方、P16は、ブロック中で最も低い送信ユニット優先順位を表す。高い優先順位の送信要求ブロック302中の例示的な送信ユニット312は、優先順位P1を有し、一方、高い優先順位の送信要求ブロック302中の例示的な送信ユニット314は、優先順位P6を有する。高い優先順位の送信要求応答ブロック304中の例示的な送信ユニット316は、優先順位P1を有し、一方、高い優先順位の送信要求ブロック304中の例示的な送信ユニット318は、優先順位P6を有する。低い優先順位の送信要求ブロック306中の例示的な送信ユニット320は、優先順位P1を有し、一方、低い優先順位の送信要求ブロック306中の例示的な送信ユニット322は、優先順位P6を有する。低い優先順位の送信要求応答ブロック308中の例示的な送信ユニット324は、優先順位P1を有し、一方、低い優先順位の送信要求応答ブロック308中の例示的な送信ユニット328は、優先順位P6を有する。
図305は、1組の送信ユニットが、1対のワイヤレス端末により保持される接続に専用であることを図示する。以下の記述において、図305の図示されている例を考える。高い優先順位の送信要求ブロック302中の送信ユニット314は、接続識別子C1に関係付けられており、接続識別子C1は、矢印330により示されるように、WT AからWT Bへの接続に現在関係付けられている。この送信ユニット314は、トラフィック送信スロットセグメント310中でトラフィック信号を送信することを要求する送信要求信号をWT AからWT Bに搬送してもよく、搬送することがある。高い優先順位の送信要求応答ブロック304中の送信ユニット318は、接続識別子C1に関係付けられており、接続識別子C1は、矢印332により示されるように、WT AからWT Bへの接続に現在関係付けられている。送信ユニット318は、送信ユニット314の要求に応答して、WT BからWT Aに、送信要求応答信号を搬送してもよく、搬送することがある。
低い優先順位の送信要求ブロック306中の送信ユニット322は、接続識別子C1に関係付けられており、接続識別子C1は、矢印334により示されるように、WT AからWT Bへの接続に現在関係付けられている。この送信ユニット322は、トラフィック送信スロットセグメント310中でトラフィック信号を送信することを要求する送信要求信号をWT AからWT Bに搬送してもよく、搬送することがある。低い優先順位の送信要求応答ブロック308中の送信ユニット328は、接続識別子C1に関係付けられており、接続識別子C1は、矢印336により示されるように、WT AからWT Bへの接続に現在関係付けられている。送信ユニット328は、送信ユニット322の要求に応答して、WT BからWT Aに、送信要求応答信号を搬送してもよく、搬送することがある。
図4は、例示的な実施形態にしたがった、接続、例示的なブロック優先順位決定、および、無線リンクリソース利用の実現ルールに関係付けられている、例示的な1組の無線リンクリソースを図示する図である。図4中で図示されている無線リンクリソースは、図3中で記述されているものと同じである。キャプション411は、正方形413のような斜交平行線模様のシェーディングを有する正方形は、送信ユニットが制限されていることを表し、その送信ユニットを使用して、WT AおよびWT B間でいかなる送信も行われないことを示す。キャプション411はまた、正方形415のような垂線のシェーディングを有する正方形は、送信がWT AおよびWT B間で認められていることを表すことを示す。
より詳細には、図4の図401は、例示的なワイヤレス端末A403が、情報405により示されているように、0に等しい、決定されたブロック優先順位を有することを図示しており、本実施形態では、0に等しいブロック優先順位は、低いブロック優先順位を表す。それゆえに、高い優先順位の送信要求ブロック302の送信ユニット314は、WT Bにトラフィック送信要求を送るために、WT Aにより使用されることが許可されない。同様に、高い優先順位の送信要求応答ブロック304の送信ユニット318は、WT Aに要求応答信号を送るために、WT Bにより使用されることが許可されない。しかしながら、低い優先順位の送信要求ブロック306中の送信ユニット322は、WT Bにトラフィック送信要求信号を送るために、WT Aにより使用されてもよく、使用されることがある。同様に、低い優先順位の送信要求応答ブロック308中の送信ユニット328は、例えば、RXエコー信号のような送信要求応答信号をWT Aに送信するために、WT Bにより使用されてもよく、使用されることがある。
図4の図407は、例示的なワイヤレス端末A403が、情報409により示されているように、1に等しい、決定されたブロック優先順位を有することを図示しており、本実施形態では、1に等しいブロック優先順位は、高いブロック優先順位を表す。それゆえに、高い優先順位の送信要求ブロック302の送信ユニット314は、WT Bにトラフィック送信要求を送るために、WT Aにより使用でき、使用されることがある。同様に、高い優先順位の送信要求応答ブロック304の送信ユニット318は、WT Aに要求応答信号を送るために、WT Bにより使用でき、使用されることがある。低い優先順位の送信要求ブロック306中の送信ユニット322は、WT Bにトラフィック送信要求信号を送信するために、WT Aにより使用されてもよく、使用されることがある。同様に、低い優先順位の送信要求応答ブロック308中の送信ユニット328は、例えば、RXエコー信号のような送信要求応答信号をWT Aに送信するために、WT Bにより使用されてもよく、使用されることがある。
図5Aおよび図5Bの組み合わせから構成されている図5は、ネットワーク中の第2のワイヤレス端末と通信するように第1のワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャート500であり、個々のトラフィック送信スロットが、複数の要求ブロックに関係付けられており、トラフィック送信スロットに対応する異なる要求ブロックが、異なる要求ブロック優先順位を有する。トラフィック送信スロットに対応する、そのようないくつかの実施形態において、最も高い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックは、より低い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックに時間的に先行する。例示的な方法の動作は、ステップ502において開始し、ここでは、第1のワイヤレス端末が電源投入され、初期化されて、ステップ504に進む。
ステップ504において、第1のワイヤレス端末は、第1の送信優先順位を決定する。いくつかの実施形態において、第1のワイヤレス端末は、第1のトラフィック送信スロットに対応する、最も高い優先順位の送信要求ブロック中に、専用の送信ユニットと、第1のトラフィック送信スロットに対応する、より低い優先順位の送信要求ブロック中に専用の送信ユニットとを有する。いくつかの実施形態において、せいぜい2つの異なる送信要求ブロック優先順位が、第1のトラフィック送信スロット対してサポートされている。他の実施形態において、2つよりも多い異なる送信要求ブロック優先順位が、第1のトラフィック送信スロットに対してサポートされている。次に、ステップ506において、第1のワイヤレス端末は、ステップ504の第1の送信順位の決定の関数として進む。決定された第1の送信優先順位が、最も高い要求ブロック優先順位である場合、動作は、ステップ506からステップ508に進む。しかしながら、決定された第1の送信優先順位が、最も高い要求ブロック優先順位でない場合、動作は、ステップ506からステップ522に進む。
ステップ508に戻ると、ステップ508において、第1のワイヤレス端末は、第1の決定された優先順位を有する送信要求ブロックを使用して、第1の送信スロットに対応する第1の送信要求を送信する。動作は、ステップ508からステップ510に進む。ステップ510において、第1のワイヤレス端末は、別のデバイスから受信した少なくとも1つの信号に基づいて、要求した送信をキャンセルするかどうか決定を下し、前記信号は、第1の送信スロットに対応する、最も高い優先順位の送信要求ブロックと、最も高い優先順位の送信要求応答ブロックとのうちの1つにおいて送信されている。
いくつかの実施形態において、第1のワイヤレス端末は、最も高い優先順位の送信要求応答ブロック内に専用の送信ユニットを有し、最も高い優先順位の要求応答ブロック内の異なる送信ユニットは、異なる送信ユニット優先順位を有する。そのようないくつかの実施形態において、別のデバイスから受信した前記信号が、最も高い優先順位の要求応答ブロック中で受信した信号であるとき、ステップ510の決定を下すことは、異なる送信ユニット優先順位の関数として実行される。
動作は、ステップ510からステップ512に進む。ステップ512において、動作は、要求した送信をキャンセルするかどうかの決定の関数として進む。決定がキャンセルすることである場合、動作は、ステップ512からステップ514に進み、ここでは、通常の動作が継続する。しかしながら、ステップ510の決定が、要求した送信をキャンセルすることでない場合、動作は、ステップ512からステップ516に進む。ステップ516において、第1のワイヤレス端末は、最も高い要求ブロック優先順位よりも低い要求ブロック優先順位を有する第2の送信要求ブロックを使用して、ステップ508の送信要求を繰り返す。動作は、ステップ516からステップ518に進む。ステップ518において、第1のワイヤレス端末は、ステップ508およびステップ516のトラフィック要求に対応する第1のトラフィック送信スロット中で、第1のワイヤレス端末から第2のワイヤレス端末にトラフィックデータを送信する。
動作は、接続ノードA520を介して、ステップ518からステップ526に進む。ステップ526において、第1のワイヤレス端末は、i)第1のトラフィック送信スロットに対応する最も高い送信要求ブロック中で受信した送信要求の数と、ii)第1のトラフィック送信スロットに対応する最も高い優先順位の要求応答ブロック中で検出した応答の数と、のうちの少なくとも1つに基づいて、履歴情報を更新する。いくつかの実施形態において、時々、履歴情報は、少なくとも50個の先行するトラフィック送信スロットに対応する情報を含む。動作は、ステップ526からステップ528に進む。
ステップ528において、第1のワイヤレス端末は、第2の送信優先順位を決定し、第2の送信優先順位は、第2のトラフィック送信スロットに関連する。ステップ528は、サブステップ530および532のうちの1つ以上を含む。サブステップ530において、第1のワイヤレス端末は、第1のワイヤレス端末により第2のワイヤレス端末に送信されることを待っているトラフィックデータのサービス品質要求の関数として、第2の送信優先順位を決定する。サブステップ532において、第1のワイヤレス端末は、i)最も高い優先順位の送信要求ブロック中でなされた要求と、ii)最も高い優先順位の要求応答ブロック中で検出した応答と、のうちの少なくとも1つに関する履歴情報の関数として、第2の送信優先順位を決定する。
動作は、ステップ528からステップ534に進む。決定された第2の送信優先順位が最も高い要求ブロック優先順位である場合、動作は、ステップ534からステップ536に進む。しかしながら、決定された第2の送信優先順位が最も高い要求ブロック優先順位でない場合、動作は、ステップ534からステップ538に進む。
ステップ536に戻ると、ステップ536において、第1のワイヤレス端末は、送信要求ブロックを使用して、第2のトラフィック送信スロットに対応する第1の送信要求を送信する。送信要求ブロックは、最も高い要求ブロック優先順位である、決定された第2の優先順位を有する。動作は、ステップ536からステップ542に進む。ステップ542において、第1のワイヤレス端末は、別のデバイスから受信した少なくとも1つの信号に基づいて、要求した送信をキャンセルするかどうか決定を下し、前記信号は、第2のトラフィック送信スロットに対応する、最も高い優先順位の送信要求ブロックと、最も高い優先順位の送信要求応答ブロックとのうちの1つにおいて送信されている。動作は、ステップ542からステップ544に進む。
ステップ544において、動作は、第2のトラフィック送信スロットに対して、要求した送信をキャンセルするかどうかの決定の関数として進む。ステップ542の決定がキャンセルすることである場合、動作は、ステップ544からステップ546に進み、ここでは、通常の動作が継続する。しかしながら、ステップ542の決定が、要求した送信をキャンセルすることでない場合、動作は、ステップ544からステップ548に進む。ステップ548において、第1のワイヤレス端末は、最も高い要求ブロック優先順位よりも低い要求ブロック優先順位を有する第2の送信要求ブロックを使用して、ステップ536の送信要求を繰り返す。動作は、ステップ548からステップ550に進む。ステップ550において、第1のワイヤレス端末は、ステップ536およびステップ548のトラフィック要求に対応する第2のトラフィック送信スロット中で、第1のワイヤレス端末から第2のワイヤレス端末にトラフィックデータを送信する。
図6は、例示的な実施形態にしたがった、例えば、ピアツーピア移動ノードのような、例示的なワイヤレス端末600の図である。例示的なワイヤレス端末600は、バス612によりともに結合された、ワイヤレス受信機モジュール602と、ワイヤレス送信機モジュール604と、プロセッサ606と、ユーザI/Oデバイス608と、メモリ610とを含み、バス612を通して、さまざまな構成要素が、データおよび情報を交換してもよい。いくつかの実施形態において、ワイヤレス端末600はまた、バス612に結合されたネットワークインターフェース607を含み、ワイヤレス端末は、ネットワークインターフェース607を使用して、バックホールネットワークにより、他のネットワークノードおよび/またはインターネットに結合できる。
メモリ610は、ルーチン619と、データ/情報620とを含む。例えばCPUのようなプロセッサ606が、ルーチン618を実行し、メモリ610中のデータ/情報620を使用して、ワイヤレス端末600の動作を制御し、例えば、図5のフローチャート500の方法、または、図9のフローチャート900の方法のような方法を実現する。
例えば、OFDMおよび/またはCDMA受信機のような、ワイヤレス受信機モジュール602は、受信アンテナ614に結合されており、受信アンテナ614により、ワイヤレス端末600は、他のワイヤレスデバイスから信号を受信する。受信される信号は、例えば、接続確立信号や、トラフィック送信要求信号や、トラフィック送信要求応答信号や、トラフィック信号を含む。
例えば、OFDMおよび/またはCDMA送信機のような、ワイヤレス送信機モジュール604は、送信アンテナ616に結合されており、送信アンテナ616により、ワイヤレス端末600は、他のワイヤレスデバイスに対して信号を送信する。送信される信号は、接続確立信号や、トラフィック送信要求信号や、トラフィック送信要求応答信号や、トラフィック信号を含む。いくつかの実施形態において、同じアンテナが、受信機および送信機に対して使用される。
ルーチン618は、通信ルーチン622と、制御ルーチン624とを含む。通信ルーチン622は、ワイヤレス端末600により使用される、さまざまな通信プロトコルを実現する。制御ルーチン624は、優先順位決定モジュール626と、送信要求制御モジュール628と、送信要求キャンセル決定モジュール630と、送信要求繰返しモジュール632と、リソース割振りモジュール634と、キューに入れられているトラフィックのサービス品質要求モジュール636と、送信要求カウントモジュール638と、送信要求応答カウントモジュール640と、履歴情報更新モジュール642と、トラフィックモジュール644とを含む。
データ/情報620は、記憶されているタイミング構造データ646と、獲得された接続識別子648と、キューに入れられている送信すべきデータ650と、サービス品質要求660と、受信信号662と、履歴情報652と、優先順位決定654と、トラフィックスロット識別子656と、要求信号666と、キャンセル決定664と、トラフィック信号668とを含む。記憶されているタイミング構造情報646は、複数の組の情報(1番目の組の情報670、...、N番目の組の情報672)を含む。1番目の組の情報670は、高い優先順位の送信要求ブロック情報674と、高い優先順位の送信要求応答ブロック情報676と、低い優先順位の送信要求ブロック情報678と、低い優先順位の送信要求応答ブロック情報680と、対応するトラフィック送信スロット1情報682とを含む。N番目の組の情報672は、高い優先順位の送信要求ブロック情報684と、高い優先順位の送信要求応答ブロック情報686と、低い優先順位の送信要求ブロック情報688と、低い優先順位の送信要求応答ブロック情報690と、対応するトラフィック送信スロットN情報692とを含む。履歴情報652は、要求情報694と、要求応答情報696とを含む。
記憶されているタイミング構造情報646は、最も高い優先順位の送信要求応答ブロック内に複数の専用の送信ユニットがあり、かつ、最も高い優先順位の要求応答ブロック内の異なる送信ユニットが異なる送信ユニット優先順位を有することを示している情報を含む。例えば、図3の最も高い優先順位の送信要求応答ブロック304を参照。図3は、異なる送信ユニット優先順位(P1、P2、...、P16)を有する、要求応答ブロック304中の16個の専用の送信ユニットを図示する。いくつかの実施形態において、送信ユニットの優先順位は、ブロック内の送信ユニットの位置に関係付けられている。さらに、いくつかの実施形態において、送信ユニットの優先順位は、例えば、1つのスロットから次のスロットに変化するような、所定の接続に対する時間に対して変化してもよい。いくつかの実施形態において、バリエーションは、平均して、各接続識別子が、同じ平均の優先順位レベルに実質的に対応するものである。
その一方で、送信ブロックの優先順位は、ワイヤレス端末600のモジュール626により決定され、送信ブロックの優先順位を使用して、ワイヤレス端末600が、トラフィックスロット中で送信することを許可される可能性を増加または減少させることができる。
本実施形態において、記憶されているタイミング構造情報646は、個々のトラフィックスロットに対応する最も高い優先順位の送信要求ブロック中の専用の送信ユニットが、同じ個々のトラフィック送信スロットに対応する、より低い優先順位の送信要求ブロック中に、対応する専用の送信ユニットを有することを示す。例えば、図3の図305を考慮すると、図3の305は、最も高い優先順位の送信要求ブロック302の、専用の送信ユニット314と、低い優先順位の送信要求ブロック306の、専用の送信ユニット322とを識別し、両方とも接続C1に関係付けられており、両方ともトラフィック送信スロット310に関係付けられている。
いくつかの実施形態において、記憶されているタイミング構造情報646は、例えば、高い要求ブロック優先順位および低い要求ブロック優先順位のように、トラフィック送信スロットに対してサポートされる、せいぜい2つの異なる要求ブロック優先順位があることを示す。他のいくつかの実施形態は、例えば、送信スロット毎に3組の要求ブロックと、高い、中間の、低い、要求ブロック優先順位とのように、2よりも多い要求ブロック優先順位レベルを含んでいてもよい。
優先順位決定モジュール626は、1つ以上のトラフィック送信スロットに対して送信優先順位を決定するためのものである。いくつかの実施形態において、優先順位決定モジュール626は、トラフィック送信スロットベース毎に、送信優先順位を決定する。いくつかの実施形態において、優先順位決定モジュール626は、高い要求ブロック優先順位および低い要求ブロック優先順位のどちらかに決定する。他のいくつかの実施形態において、2つよりも多い要求ブロック優先順位をサポートし、優先順位決定モジュール626は、2つよりも多い要求ブロック優先順位から選択する。
優先順位決定モジュール626は、第1のトラック送信スロットに対して第1の送信優先順位を決定するためのものであり、前記第1のトラフィック送信スロットは、送信要求ブロックとトラフィック送信スロットとを含むタイミング構造の一部であり、複数の送信要求ブロックが、個々のトラフィック送信スロットに関係付けられており、個々のトラフィック送信スロットに対応する、異なる送信要求ブロックは、異なる要求ブロック優先順位を有する。
優先順位決定モジュール626はまた、第1の送信優先順位を決定した後の時点において、第2の送信優先順位を決定するためのものである。優先順位決定モジュール626は、ワイヤレス端末により第2のワイヤレス端末に送信されることを待っているトラフィックデータのサービス品質要求の関数として、第2の送信優先順位を決定する。さまざまな実施形態において、優先順位決定モジュール626は、i)最も高い優先順位の送信要求ブロック中でなされた要求と、ii)最も高い優先順位の要求応答ブロック中で検出した応答と、のうちの少なくとも1つに関する履歴情報の関数として、第2の送信優先順位を決定する。
決定された第1の優先順位が最も高い要求ブロック優先順位であるとき、送信要求制御モジュール628は、ワイヤレス送信機モジュール604を制御して、決定された第1の優先順位を有する、第1のトラフィック送信スロットに関係付けられている送信要求ブロックを使用して、第1のトラフィック送信スロットに対応する送信要求を送信させる。
優先順位決定モジュール626が、送信スロットに対する優先順位が最も高い要求ブロック優先順位とは異なることを決定するとき、送信要求制御モジュール628はまた、ワイヤレス端末を制御して、最も高い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロック中で送信することを控えさせる。
情報646により示されるようなタイミング構造は、最も高い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックが、同じトラフィック送信スロットに対応する、より低い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックに時間的に先行するものである。
決定された第1の送信順位が、最も高い要求ブロック優先順位とは異なる優先順位であるとき、送信要求制御モジュール628は、ワイヤレス送信機モジュール604を制御して、第1のトラフィック送信スロットに関係付けられている、最も高い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロック中で送信することを控えさせる。
スロットに対する、決定された送信ブロック優先順位が最も高いものであるとき、送信要求キャンセル決定モジュール630は、送信スロットに対して、要求した送信をキャンセルするかどうか決定を下し、決定は、別のデバイスから受信した、少なくとも1つの信号に基づいている。受信信号は、例えば、同じトラフィック送信スロットに対応する送信要求ブロック中で送信された送信要求信号、または、同じトラフィック送信スロットに対応する、最も高い優先順位の送信要求応答中で送信された要求応答信号である。
いくつかの実施形態において、キャンセル決定において使用される受信信号が、最も高い優先順位の要求応答ブロック中で受信した信号であるとき、送信要求キャンセル決定モジュール630は、異なる送信ユニット優先順位の関数として決定を下す。
要求ブロックキャンセル決定モジュール630の決定が、要求した送信ンをキャンセルことではないとき、送信要求繰返しモジュール632が送信要求制御モジュール628を制御して、最も高い要求ブロック優先順位よりも低い要求ブロック優先順位を有する第2の送信要求ブロックを使用して、最も高い優先順位の送信要求ブロック中で以前に伝達された送信要求を繰り返させる。
リソース割振りモジュール634は、個々のトラフィック送信スロットに対応する最も高い優先順位の送信要求ブロック中に専用の送信ユニットと、同じ個々のトラフィック送信スロットに対応する、より低い優先順位の送信要求ブロック中に、対応する専用の送信ユニットとを含む、ワイヤレス端末600により使用される無線リンクリソースを識別するために使用される情報を取得する。
キューに入れられているサービス品質要求決定モジュール636は、ワイヤレス端末600により別のワイヤレス端末に送信されることを待っているトラフィックデータのサービス品質要求を決定する。サービス品質要求は、例えば、音声や、画像や、データファイルのようなトラフィックのタイプの、および/または、例えば、待ち時間考慮のような、トラフィック配信に関する要求の関数として変化してもよく、変化することがある。
送信要求カウントモジュール638は、トラフィック送信スロットに対応する最も高い送信要求ブロック中で受信した送信要求の数をカウントする。送信要求応答カウントモジュール640は、トラフィック送信スロットに対応する最も高い優先順位の要求応答ブロック中で検出した応答の数をカウントする。
履歴情報更新モジュール642は、i)トラフィック送信スロットに対応する最も高い送信要求ブロック中で受信した送信要求の数と、ii)トラフィック送信スロットに対応する最も高い優先順位の要求応答ブロック中で検出した応答の数と、のうちの少なくとも1つに基づいて、履歴情報を更新する。例えば、第1の送信スロットに対応する、モジュール638および/または640により収集されたカウント情報は、履歴情報を更新するために使用され、履歴情報は後に、第2の送信スロットに関して優先順位を決定するときに、優先順位決定モジュール626により使用される。
いくつかの実施形態において、時々、履歴情報は、少なくとも50個の先行するトラフィック送信スロットに対応する情報を含み、優先順位決定モジュール626は、少なくとも50個の先行するトラフィック送信スロットに対応する情報を使用して決定する。いくつかの実施形態において、履歴情報は、重み付きフィルタ中で使用される。
トラフィックモジュール644は、トラフィック信号を発生させ、ワイヤレス送信機モジュール604を制御して、トラフィック送信スロット無線リンクリソースを使用して、発生されたトラフィック信号を送信させる。
獲得された接続識別子648は、ワイヤレス端末600と、例えば、タイミング構造中の、専用の要求送信ユニットおよび専用の要求応答送信ユニットのような、1組の無線リンクリソースに関係付けられている別のワイヤレスデバイスとの間の確立された接続に対応する接続識別子である。獲得された接続識別子648は、リソース割振りモジュール634の出力である。
キューに入れられている送信すべきデータ650は、例えば、1つ以上のトラフィック送信スロットを使用して別のワイヤレスデバイスに送信されるのを待っている、音声データ、画像データ、ファイルデータなどのような、ユーザデータを含む。QoS要求660は、キューに入れられている送信すべきデータ650に関係付けられているサービス品質要求を識別する情報を含み、そのような情報は、例えば、音声または非音声のようなデータタイプ情報、待ち時間情報、データレート情報などである。QoS要求情報660
は、キューに入れられているトラフィックのサービス品質モジュール636の出力であり、優先順位決定モジュール626への入力として使用される。
受信信号662は、例えば、最も高い優先順位の送信要求ブロックおよび最も高い優先順位の送信要求応答ブロック中で伝達される信号のような、例えば、他の接続に対応する、受信した送信要求と、他の接続に対応する、受信した送信要求応答とを含む。そのようないくつかの受信信号は、カウントモジュール638および/または640によりカウントされる。
キャンセル決定664は、送信要求キャンセル決定モジュール630の出力であり、繰返し要求が、より低い優先順位の要求ブロック中で送信されるべきであるかどうか、または、繰返し要求が、より低い優先順位の要求ブロック中で送られるべきでないかどうかを決定するために使用される。
履歴情報652は、優先順位決定モジュール626による、後の優先順位の決定のために利用可能であるように、追跡され、更新され、記憶されている情報を含む。要求情報694は、送信要求カウントモジュール638により収集され、履歴情報更新モジュール642により記憶されている情報を含む。要求応答情報696は、送信要求応答カウントモジュール640により収集され、履歴情報更新モジュール642により記憶されている情報を含む。
優先順位決定654は、優先順位決定モジュール626の出力であり、例えば、最も高い要求ブロック優先順位と、低い要求ブロック優先順位とのうちの1つである。
トラフィックスロット識別子656は、情報646に対応する繰り返し発生するタイミング構造中のN個の可能性のあるトラフィック送信スロットから、現在のトラフィックスロットを識別する。
要求信号666は、送信要求制御モジュール628の制御下にある送信要求ブロックの、ワイヤレス端末600により現在保持されている接続識別子に対応する送信ユニット中で伝達される、発生されたトラフィック送信要求信号である。
トラフィック信号668は、トラフィックモジュール644により発生された信号であり、トラフィック信号668は、少なくともいくつかの、キューに入れられている送信すべきデータ650を伝達し、トラフィック信号668は、ワイヤレス端末600がトラフィック送信スロット中で送信するのを許可されることを意味する要求応答信号をワイヤレス端末600が受信している、そのスロットセグメントを使用して、トラフィックモジュール644の制御の下でワイヤレス送信機モジュール604により送信される。いくつかの実施形態において、対象とする受信機が、トラフィック送信要求に従わない場合、それは、接続に対応する要求応答送信ユニット上でいかなる信号も送信しない。
図7は、1つの例示的な実施形態にしたがった、例示的なタイミング構造中の例示的な無線リンクリソースを図示する。図701は、この例示的な実施形態において、各トラフィック送信スロットセグメント710に対して、高い優先順位の送信要求ブロック702と、高い優先順位の送信要求応答ブロック704と、低い優先順位の送信要求ブロック706と、低い優先順位の送信要求応答ブロック708とがあることを図示する。
図703は、トラフィック送信スロットセグメント1 720に対応する接続識別子への、要求ブロック(712、716)および要求応答ブロック(714、718)内の送信ユニットの例示的なマッピングを図示する。高い優先順位の送信要求ブロック712は、異なる接続識別子に関係付けられている、16個の異なる送信ユニットを含む。高い優先順位の送信要求応答ブロック714は、異なる接続識別子に関係付けられている、16個の異なる送信ユニットを含む。低い優先順位の送信要求ブロック716は、異なる接続識別子に関係付けられている、16個の異なる送信ユニットを含む。低い優先順位の送信要求応答ブロック718は、異なる接続識別子に関係付けられている、16個の異なる送信ユニットを含む。
個々のブロック内では、例えば、高い優先順位の要求応答ブロック内では、送信ユニットの優先順位が、送信ユニットのそれぞれに関係付けられている。例えば、順序付けられている、送信ユニットの優先順位は、図3の図303の優先順位であってもよい。
図705は、トラフィック送信スロットセグメント2 730に対応する接続識別子への、要求ブロック(722、726)および要求応答ブロック(724、728)内の送信ユニットの例示的なマッピングを図示する。高い優先順位の送信要求ブロック722は、異なる接続識別子に関係付けられている、16個の異なる送信ユニットを含む。高い優先順位の送信要求応答ブロック724は、異なる接続識別子に関係付けられている、16個の異なる送信ユニットを含む。低い優先順位の送信要求ブロック726は、異なる接続識別子に関係付けられている、16個の異なる送信ユニットを含む。低い優先順位の送信要求応答ブロック728は、異なる接続識別子に関係付けられている、16個の異なる送信ユニットを含む。
個々のブロック内では、例えば、高い優先順位の要求応答ブロック内では、送信ユニットの優先順位が、送信ユニットのそれぞれに関係付けられている。例えば、順序付けられている、送信ユニットの優先順位は、図3の図303の優先順位であってもよい。
図703と図705とを比較すると、同じ接続識別子に関係付けられている、送信ユニットの優先順位は、2つのスロット間で変化していることが観察されるかもしれない。例えば、トラフィック送信スロットセグメント1 720に対応する高い優先順位の送信要求ブロック712では、接続C1は、最も高い送信ユニット優先順位(レベル1)を有し、接続C16は、最も低い送信ユニット優先順位(レベル16)を有する。しかしながら、トラフィック送信スロットセグメント2 730に対応する高い優先順位の送信要求ブロック722では、接続C1は、送信ユニット優先順位レベル11を有し、接続C16は、送信ユニット優先順位レベル2を有する。
いくつかの実施形態において、接続と、要求ブロック中の要求送信ユニットとの間のホッピングパターンは、各接続識別子が、例えば、繰り返し発生するタイミング構造の1つの繰返しに対して、同じか、または実質的に同じである、平均の送信ユニット優先順位レベルを有するものである。そのような実施形態において、この観点から、1つの接続識別子は、別の識別子に比べて有利ではない。
図8の図800は、例示的な実施形態にしたがった、ブロック優先順位の決定に基づくワイヤレス端末の概念を図示する。図7中で示したような繰り返し発生するタイミング構造が、例えば、集中制御を欠いているピアツーピアワイヤレス通信ネットワーク中で使用されていると考える。この例において、ワイヤレス端末の対が、接続識別子を獲得しており、接続識別子を保持していると仮定する。第1の列802は、接続識別子を識別し、第2の列804は、接続に対応するトラフィックを発信することに関係付けられている送信デバイスを識別し、一方、第3の列806は、接続に対応するトラフィックを受信することに関係付けられている受信デバイスを識別する。接続識別子1に対応して、現在、WT1が送信デバイスであり、一方、WT2が受信デバイスである。接続識別子2は、現在使用されていない。接続識別子3に対応して、現在、WT3が送信デバイスであり、一方、WT4が受信デバイスである。接続識別子16に対応して、現在、WT5が送信デバイスであり、一方、WT6が受信デバイスである。
この例示的な実施形態において、各トラフィック送信スロットに対応して、現在保持されている接続識別子に関係付けられている送信デバイスであるワイヤレス端末は、ブロック優先順位の決定を実施する。ブロック優先順位決定の要求は、決定を実施したワイヤレス端末が、トラフィックスロットに対応する高い優先順位の送信要求ブロック中でトラフィック送信要求を送信することが許可されるかどうかを決定する。列808は、トラフィック送信スロット1に対応する例示的な決定を図示し、一方、列810は、トラフィック送信スロット2に対応する例示的な決定を図示し、列812は、トラフィック送信スロットNに対応する例示的な決定を図示する。
この例において、接続識別子1に対応して、WT1は、そのブロック優先順位が、スロット(1、2、N)に対応する(高、高、低)であることを決定する。それゆえに、WT1は、トラフィック送信スロット1および2に対応する高い優先順位の送信要求ブロック中で要求を送信することを許可されるが、トラフィック送信スロットNに対応する、高い優先順位のトラフィック送信スロット中で要求を送信することを許可されない。
この例において、接続識別子3に対応して、WT3は、そのブロック優先順位が、スロット(1、2、N)に対応する(低、低、高)であることを決定する。それゆえに、WT3は、トラフィック送信スロット1および2に対応する高い優先順位の送信要求ブロック中で要求を送信することを許可されないが、トラフィック送信スロットNに対応する高い優先順位のトラフィック送信スロット中で要求を送信することを許可される。
この例において、接続識別子16に対応して、WT5は、そのブロック優先順位が、スロット(1、2、N)に対応する(高、高、高)であることを決定する。それゆえに、WT5は、トラフィック送信スロット1、2およびNに対応する高い優先順位の送信要求ブロック中で要求を送信することを許可される。
ワイヤレス端末のブロック優先順位決定の使用と、決定の実現とにより、異なる接続識別子に関してシステム中のバランスまたは重みづけを変更できる。一般に、ワイヤレス端末が、そのブロック優先順位が高いものであると決定したとき、そのブロック優先順位が低いものであると決定した状況に比べて、それがトラフィック送信スロット中で送信することを許可される可能性を増加させ、他の接続が同じトラフィック送信スロット中で送信することを許可される可能性を減少させる。この例において、制は集中化されておらず、個々のワイヤレス端末が、ブロック優先順位の決定を実施する。さまざまな実施形態において、ワイヤレス端末は、例えば、他の接続に対応する、高い優先順位の要求および要求応答のような、他の接続の活動を追跡し、履歴情報を記憶し、そのブロック優先順位の決定において、そのような情報を使用する。特定のトラフィック送信スロットに対応する、ブロック優先順位決定は、前のスロットに対応する他の接続に対応するブロック優先順位決定情報を使用してもよく、使用することがある。例えば、スロット2に対するブロック優先順位決定は、スロット1を含む、先のスロットからの情報を使用してもよく、スロットNに対するブロック優先順位決定は、スロット1、スロット2、...、スロットN−1を含む、先のスロットに対応する情報を使用してもよい。
例示的なピアツーピア通信ネットワークにおいて、1つまたは複数の接続が、例えば、干渉の考慮次第で、同じトラフィック送信スロットを使用することが許可されるかもしれない。一般に、より低い優先順位の接続からの干渉レベルが受容できない場合、より低い優先順位の接続は、より高い優先順位の接続に降伏する。この例示的な実施形態において、低い優先順位のブロック決定に対応する接続が、同じトラフィック送信セグメントの使用を望む高い優先順位のブロック決定に対応する接続に対して、受容できないレベルの干渉をもたらすと考えられる場合には、低い優先順位のブロック決定に対応する接続は、スロットの同じトラフィック送信セグメントを使用することが許可されない。
図8の例において、ブロック優先順位の決定は、スロットベース毎に実施される。このアプローチは有利にも、サービス品質に関して、ネットワークにおいて迅速な調整を容易にする。他の実施形態において、ブロック優先順位の決定は、例えば、いくつかのスロット毎に1回のように、異なるレートで実施される。さらに、他の実施形態において、例えば、ブロック優先順位における決定および/または変更が、検出されたイベントまたは状態に起因して実施されるように、ブロック優先順位の決定は、トラフィックスロットタイミングから独立して生じてもよく、生じることがある。
図8の例において、図8は、1組のN個の送信スロットに対して保持されている接続識別子を示す。一般に、接続識別子の獲得および開放の時間は、タイミング構造全体を通して異なる時点において生じる。
図9Aおよび図9Bの組合せで構成される図9は、例示的な実施形態にしたがって、ワイヤレス端末を動作させる例示的な方法のフローチャート900である。動作は、ステップ902において開始し、ここでは、ワイヤレス端末が電源投入され、初期化されて、ステップ904、ステップ910、ステップ918、接続ノードA928を介してステップ930、および、ステップ919に進む。
ステップ904において、ワイヤレス端末は、他の接続に対応する要求シグナリングを監視する。ステップ904はサブステップ906を含み、サブステップ906において、ワイヤレス端末は、例えば、トラフィック送信スロットに対応する、検出した高い優先順位の要求ブロックの要求の数をカウントする。動作は、ステップ904からステップ908に進み、ステップ908において、ワイヤレス端末は、ステップ904の検出およびカウントに基づいて、履歴情報916を更新する。動作は、例えば、次のトラフィック送信スロットに対応する次の要求ブロックに対する追加の監視のために、ステップ908からステップ904の入力に進む。
ステップ910において、ワイヤレス端末は、例えば、他の接続に対応する、送信トラフィック要求信号への受信エコー信号シグナリング肯定応答のような、要求応答シグナリングを監視する、ステップ910は、サブステップ912を含み、サブステップ912において、ワイヤレス端末は、高い優先順位の要求応答ブロックの応答の数をカウントする。動作は、ステップ910からステップ914に進み、ステップ914において、ワイヤレス端末は、ステップ910の検出およびカウントに基づいて、履歴情報916を更新する。動作は、例えば、次のトラフィック送信スロットに対応する次の要求応答ブロックに対する追加の監視のために、ステップ914からステップ910の入力に進む。
ステップ918に戻ると、ステップ918において、ワイヤレス端末は、ワイヤレス端末がピアとの通信を望むかどうかを決定する。ワイヤレス端末が、現在、ピアと通信することを望まない場合には、動作は、ステップ918の入力に再度進む。しかしながら、ワイヤレス端末が、ピアと通信することを望む場合には、動作は、ステップ918からステップ920に進む。ステップ920において、ワイヤレス端末は、例えば、それが通信することを望むピアデバイスとのシグナリング交換により、ピアツーピア接続を確立する。ステップ920は、サブステップ922を含み、サブステップ922において、ワイヤレス端末は、接続識別子を取得する。動作は、ステップ920からステップ924に進む。ステップ924において、ワイヤレス端末は、それが、依然として、確立された接続を維持することを望んでいるかどうかをテストする。ワイヤレス端末が接続を維持することを望む場合、動作は、後の時間における別のテストのために、ステップ924の入力に再度進む。しかしながら、ワイヤレス端末が、接続を維持することを望まない場合、動作は、ステップ924からステップ926に進み、ステップ926において、ワイヤレス端末は、接続識別子を放棄する。いくつかの実施形態において、ワイヤレス端末は、1つ以上の予期される信号の送信を中止することを含む制御動作により、接続識別子を放棄する。他のいくつかの実施形態において、ワイヤレス端末は、接続の一部である他のピアツーピアデバイスに対して、接続確立解除信号を送信することを含む制御動作により、接続識別子を放棄する。動作は、ステップ926からステップ918の入力に進む。
ステップ919に戻ると、継続的に実行されるステップ919において、ワイヤレス端末は、送信すべき入力データを監視し、例えば、送信すべき入力データは、トラフィックシグナリングによりピアデバイスに伝達されるように向けられている、発信元のユーザI/Oデバイスにより入力される入力ユーザデータ、選択されたユーザデータ、および/または処理から生じるユーザデータのようなものである。さまざまなタイプのユーザデータは、例えば、音声データ、画像データ、および/または、ファイルデータを含む。例えば、音声のような、何らかのタイプのユーザデータは、送信に関して待ち時間の制約を有するのに対して、例えば、何らかのデータファイルのような他のタイプのデータは、待ち時間の制約を有さない。何らかのタイプのユーザデータは、ベストエフォートトラフィックであるのに対して、他のタイプのユーザデータは、サービス品質制約付きデータである。例えば、何らかの音声パケットのような、トラフィックのいくつかの特定の部分に対応して、送信に対する緊急度は、例えば、それが送信キュー中で待っている時間量の関数として、時間とともに変化してもよい。
検出された入力に対して、動作は、ステップ919からステップ921、925および929に進む。ステップ921において、ワイヤレス端末は、キューに入れられる送信トラフィックデータ923として、送信すべきデータを記憶する。ステップ923において、ワイヤレス端末は、送信すべきデータに対応する宛先情報を宛先情報927として記憶する。例えば、宛先情報27は、ピアノード、ノード識別子、および/または、接続識別子を識別する。ステップ929において、ワイヤレス端末は、送信すべきデータに関係付けられているサービス品質情報を、キューに入れられているトラフィックのQoS情報916として記憶する。動作は、ステップ929からステップ931に進んでもよく、進むことがある。ステップ931において、ワイヤレス端末は、例えば、送信されていない、キューに入れられている送信すべきトラフィックに対応する、QoS情報を更新する。例えば、送信されることを待っている、何らかの待ち時間に依存するデータが、いくつかのトラフィック送信スロットを取りそこなっているか、または、落とされることに危険なほど近づいているときに、ワイヤレス端末は、ワイヤレス端末の送信に関係付けられているサービス品質レベルを増加させてもよい。
ステップ930に戻ると、ステップ930において、ワイヤレス端末は、それが接続識別子を有し、かつ、それが接続を有するピアデバイスに対してトラフィックを送信すること望んでいるかどうかをテストする。ステップ930の条件が満たされない場合、動作は、後の時点における別のテストのために、ステップ930の入力に戻る。しかしながら、ワイヤレス端末が接続識別子を保持し、かつ、それが接続を有するピアに対してトラフィックデータを送信することを望む場合、動作は、ステップ930からステップ932に進む。
ステップ932において、ワイヤレス端末は、送信されるのを待っているトラフィックのサービス品質要求の関数として、要求ブロックの優先順位を決定する。ステップ932は、サブステップ933を含み、サブステップ933において、ワイヤレス端末は、履歴情報916を使用して、要求ブロックの優先順位決定を実施する。動作は、ステップ932からステップ934に進む。
ステップ934において、ワイヤレス端末は、ステップ932の要求ブロックの優先順位決定次第で、異なるように進む。ワイヤレス端末が、それが高い要求ブロック優先順位を有することになることを決定した場合、動作は、ステップ934からステップ936に進む。しかしながら、ワイヤレス端末が、それが低い要求ブロック優先順位を有することになることを決定した場合、動作は、ステップ934からステップ948に進む。
ステップ936に戻ると、ステップ936において、ワイヤレス端末は、それが接続を有するワイヤレス端末に向けられるトラフィック要求を高い優先順位の送信要求ブロック中で送信する。次に、ステップ938において、ワイヤレス端末は、それが接続を有するワイヤレス端末からの要求応答信号に対する、高い優先順位の要求応答ブロックを監視する。動作は、ステップ938からステップ940に進む。
ステップ940において、ワイヤレス端末が、それが要求を送ったワイヤレス端末からの要求応答信号を検出していない場合、動作は、ステップ940からステップ946に進み、ここで、ワイヤレス端末は、このトラフィックスロットに対するトラフィック送信の試みを終了する。しかしながら、ワイヤレス端末が、それが要求を送ったワイヤレス端末から、例えば、要求への肯定応答を意味する受信エコー信号のような、要求応答信号を検出している場合、動作は、ステップ940からステップ942に進む。
ステップ942において、ワイヤレス端末は、送信機が与えるプロトコルルールの関数として、低い優先順位の送信要求ブロック中で繰返し送信要求を送信するか、または、要求をキャンセルするか決定を下す。動作は、ステップ942からステップ944に進む。
ステップ948に戻ると、ステップ948において、ワイヤレス端末は、高い優先順位の送信要求ブロック中でトラフィック要求を送信することを控えるように制御される。動作は、ステップ948からステップ950に進む。ステップ950において、ワイヤレス端末は、送信機降伏プロトコルルールの関数として、低い優先順位の送信要求ブロック中でトラフィック送信要求を送信するかどうか決定を下す。
ステップ944において、ワイヤレス端末は、ステップ942または950の決定次第で異なるように進む。決定が、送信することでなかった場合、動作は、ステップ944からステップ946に進み、ここで、ワイヤレス端末は、このトラフィックスロットに対するトラフィック送信の試みを終了する。しかしながら、決定が送信することであった場合、動作は、ステップ944からステップ952に進む。
ステップ952において、ワイヤレス端末は、低い優先順位の要求ブロック中で要求を送信し、その後、953において、ワイヤレス端末は、低い優先順位の要求応答ブロック中の要求応答を監視する。動作は、ステップ953からステップ954に進む。
ステップ954において、例えば、送信要求への肯定応答を意味する受信エコー信号のような要求応答信号が、要求がステップ952中で送信されたワイヤレス端末から受信されたかどうか次第で、ワイヤレス端末は異なるように進む。要求応答が受信されていない場合、動作は、ステップ946に進み、ここで、ワイヤレス端末は、このトラフィックスロットに対するトラフィック送信の試みを終了する。しかしながら、要求応答信号が、要求が向けられたワイヤレス端末から受信された場合、動作は、ステップ954からステップ956に進む。ステップ956において、ワイヤレス端末は、プロトコルルールにしたがって、送信機降伏決定を実施する。
動作は、ステップ956からステップ960に進む。ステップ960において、ワイヤレス端末は、ステップ956の送信機降伏決定次第で、異なるように進む。決定が降伏することである場合、動作は、ステップ960からステップ946に進み、ここで、端末は、トラフィックスロットに対するトラフィック送信の試みを終了する。しかしながら、決定が降伏することでない場合、動作は、ステップ960からステップ962に進む。ステップ962において、ワイヤレス端末は、1つ以上の要求を搬送した要求リソースに関係付けられているトラフィックスロットセグメント中でトラフィックデータを送信する。
動作は、ステップ946またはステップ962から、接続ノードA928を介してステップ930に進み、ここでは、ワイヤレス端末が、それが依然として、接続識別子を保持するかどうか、および、ワイヤレス端末が、それが接続に関係付けられているワイヤレス端末に対して送信することを望むトラフィックを有しているかどうかをチェックする。
低いオーバーヘッドシグナリングを有するワイヤレスネットワーク中で、複数レベルのサービス品質(QoS)を提供するための方法および装置のさまざまな観点を、本出願中で記述している。さまざまな実施形態は、ピアツーピアワイヤレスネットワークを通して配信されるQoSを提供するメカニズムを実現すること、および/または、利用することに関係する。分散形ワイヤレスネットワークを通して、例えば、ユーザ毎の厳格なレート要求や、厳しいデッドライン保証や、確率的なデッドライン保証などのような、絶対的な保証は、システムの容量およびメッセージングオーバーヘッドの両方の点で、実現するのに非常に費用がかかる。さまざまな方法および装置は、低いオーバーヘッドシグナリング(1または2、3のビット)を使用して、例えば、音声ユーザまたはTCP ACKのような、小さなクラスのユーザに対する、平均の、または確率的な遅延保証(いわゆる、絶対的な遅延保証)とともに、大きなクラスのユーザに対する、複数レベルの相対的QoS保証を提供する。
さまざまな実施形態において、送信機および/または受信機のリンクは、確率的(決定論的)方法でQoSを要求する。ここで、リンクは、送信機−受信機の対に対応する。そのようないくつかの実施形態において、要求の確率(レート)は、リンクのセンシング半径内のQoS要求負荷の関数である。QoSを要求するリンクの数が成長するにつれて、各リンクの要求確率が減少し、したがって、任意の空間領域に対して全QoS要求負荷を制御する。
各時刻において、1つの例示的なアプローチは、1または2、3のQoS要求ビットを使用して、アクティブなリンクを、QoS要求レベルによりインデックス付けされるクラスに分離する。アクティブなリンクは、送信するためのデータを有するリンクである。QoSクラスは、例えば、QoSの瞬時のレベルである。例えば、1つのビットにより、我々は、2つのクラスへの分離を達成でき、QoSビット=0を有するアクティブリンクは、クラス−0であり、QoSビット=1を有するアクティブリンクは、クラス−1である。kビットにより、我々は、2k個までのクラスを有することができる。
各リンクに対して異なるように、時間の関数として要求確率を制御することにより、QoSの複数のグレード(QoSグレード:リンク毎にロングタームのQoS仕様)は、リンク毎に非常に少ないビット(1または2、3のビット)の明示的なシグナリングにより実現できる。ここで、グレードの数は、クラスの数よりも大きい。
関連するQoSグレードとともに例示的な構成を以下で記述する。時間同期システムを考慮する。すなわち、時間が、優先順位が付けられたQoS要求に対するリンク毎に1ビットのシグナリングによりスロット化される。このシステムは、2つのQoSクラスを含み、2つのQoSクラスは、例えば、今後、高い優先順位クラスおよび低い優先順位クラスと呼ばれる、タイムスロット毎の、2つの瞬時のQoSレベルである。
各タイムスロット中で送信機会を得るリンクは、分散マッチングにより決定される。分散マッチングは、著しい干渉を互いにもたらすことなく同時に送信できるリンクの集合を決定するための手続きである。分散マッチングは、例えば、RX降伏および/またはTX降伏の考慮を含む。マッチングの間、例示的な構成は、最初に、高い優先順位を有するリンクから、すなわち、QoSビット=1を有するリンクからマッチングし、その後、より低い優先順位を有するリンクをマッチングする。このスキームは、より低い優先順位の送信が、マッチングされた、高い優先順位のリンクに対して、著しい干渉をもたらさないことを保証する。各QoSクラス内では、いくつかの実施形態において、リンクの順序はランダムに選ばれる。
1つの例示的な実施形態において、各リンクは、次の量を測定する。
m(t)=リンクmにより使用される平均のQoS
L(t)はシステム上の知覚されるQoS要求負荷を測定
m(t+1)=(1−γ)Qm(t)γI{リンクmがtにおいてQoSビットを使用している}
ここで、γは、(0,1)間のパラメータである
Figure 0005781646
リンク毎のQoSパラメータ:(αm,βm)が利用される
αm:非パーシステントパラメータ、αm〜[0,1]
βm:パーシステントパラメータ(例えば、音声トラフィックにより使用されるパラメータ)
対(αm,βm)は、サービスのロングタームのQoSグレードを指定する。許容できる対のそれぞれの集合は、システムがサポートするQoSサービスの可能なグレードのそれぞれを指定する。各リンクは、固有の1対のパラメータを潜在的に選ぶことができることから、システムがサポートできるQoSサービスのグレードの数は任意の大きさである。
QoSグローバルパラメータ:(L,c)もまた利用される。
いくつかの実施形態において使用される例示的なQoSアルゴリズムをこれから記述する。
各時間において、QoSを要求するリンクは、確率pm(t)によりビットを1に設定
m(t)=最小[1,最大[I{パーシステントアクティブ},c2αm/WL(t))]]
パーシステントQoSメカニズム:トークンがレートβmに達する
トークンは、パーシステントアクティブを要求するために使用できる
リンクmがマッチングしている場合、トークンを除去
成功するまでトークンパーシステント
通常、遅延保証を与えるために音声ユーザに対して使用される
非パーシステントQoSメカニズム:データユーザがパラメータαmを有する
相対QoSを指定
QoS負荷が増加するにつれて、非パーシステント要求の確率は、先の等式において記述したように減少する。
リンクにわたって異なるパラメータ{αm、1、2、...、N}を有する、非パーシステントQoSを望むN個のリンクがあることを仮定する。L=0.5では、QoSを要求するリンク(すなわち、特定のタイムスロットにおいて、それらのQoSビットを1に設定するリンク)の平均数は、次の式によって与えられる:
Figure 0005781646
0<αm<1であることから、上の括弧中の項は1より小さいことを観察する。
したがって、非パーシステントリンクに起因して、QoSを要求するリンクの平均数は、cにより制限される。
これは、(単一の)パーシステントリンク(β−リンク)が、(c+1)個のタイムスロットにより制限される平均遅延を有する送信に対してスケジュールされることを意味する。
システム中のリンクの数に依存しない
“厳しい”保証が音声ユーザに与えられることを意味する。
K個のパーシステント(β)リンクがある場合、QoSビットを1に設定するリンクの平均数は、(c+K+1)により与えられる。
上述した観点は、図5のフローチャート500の方法、図9のフローチャート900の方法、および/または、図6の装置600中で実現されてもよく、実現されることがある。リンクは、代替として、接続と呼ばれることがある。いくつかの実施形態において、QoSビット設定=1を有するリンクは、それが最も高い要求ブロック優先順位を有することを決定したリンクである。一方、いくつかの実施形態において、QoSビット設定=0を有するリンクは、それが低い要求ブロック優先順位を有することを決定したリンクである。
さまざまな実施形態の技術は、ソフトウェア、ハードウェア、ならびに/あるいは、ソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせを使用して、実現してもよい。さまざまな実施形態は、装置に向けられており、装置は、例えば、移動アクセス端末のような移動ノード、1つ以上の接続点を含む基地局、および/または、通信システムである。さまざまな実施形態はまた、方法に向けられており、方法は、例えば、移動ノード、基地局、および/または、例えば、ホストのような通信システムを制御する、および/または、動作させる方法である。さまざまな実施形態はまた、機械に向けられており、機械は、例えば、コンピュータや、例えば、ROM、RAM、CD、ハードディスクのような読み取り可能媒体などであり、それらは、機械を制御して、方法の1つ以上のステップを実現するための機械読み取り可能命令を含む。
さまざまな実施形態において、ここで記述したノードは、1つ以上の方法に対応するステップを実行する1つ以上のモジュールを使用して実現され、1つ以上の方法は、例えば、第1の送信優先順位を決定すること、第1の送信要求を送信すること、送信要求をキャンセルするかどうか決定すること、送信要求を繰り返すこと、他の接続に対応する情報を収集すること、履歴情報を更新すること、トラフィックデータを送信することである。したがって、いくつかの実施形態において、さまざまな特徴は、モジュールを使用して実現される。そのようなモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、または、ソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせを使用して実現してもよい。上述した方法または方法ステップの多くは、例えば、RAM、フロッピー(登録商標)ディスクなどのメモリデバイスのような機械読み取り可能媒体中に含まれる、ソフトウェアのような機械実行可能命令を使用して実現でき、機械実行可能命令は、追加のハードウェアとともに、または、追加のハードウェアを伴わず、例えば、汎用コンピュータのような機械を制御し、例えば、1つ以上のノードにおいて、上述した方法のすべてまたは一部を実現する。したがって、とりわけ、さまざまな実施形態は、上述した方法のステップの1つ以上を、例えば、プロセッサおよび関連するハードウェアのような機械に実行させるための機械実行可能命令を含む機械読み取り可能媒体に向けられている。いくつかの実施形態は、例えば、本発明の1つ以上の方法のステップのうちの1つ、複数またはすべてを実現するように構成されているプロセッサを含む通信デバイスのようなデバイスに向けられている。
いくつかの実施形態は、例えば、上述した1つ以上のステップのような、さまざまな機能、ステップ、活動、および/または動作を、コンピュータまたは複数のコンピュータに実現させるためのコードを含むコンピュータ読み取り可能媒体を備えるコンピュータプログラムプロダクトに向けられている。実施形態次第で、コンピュータプログラムプロダクトは、実行すべき各ステップに対して異なるコードを含むことができ、含むことがある。したがって、コンピュータプログラムプロダクトは、例えば、通信デバイスまたはノードを制御する方法のような、方法の個々の各ステップに対するコードを含んでいてもよく、含むことがある。コードは、例えば、コンピュータのような機械や、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(読み出し専用メモリ)、または、他のタイプの記憶デバイスのようなコンピュータ読み取り可能媒体に記憶されている実行可能命令の形態であってもよい。したがって、いくつかの実施形態は、ここで記述した方法のステップのいくつかまたはすべてを実現するように構成されている、例えば、CPUのようなプロセッサに向けられている。プロセッサは、例えば、本出願中で記述している、通信デバイスまたは他のデバイスにおいて使用するためのものであってもよい。
いくつかの実施形態において、例えば、ワイヤレス端末のような通信デバイスである、1つ以上のデバイスの、例えば、CPUのようなプロセッサは、通信デバイスにより実行されるとして記述した方法のステップを実行するように構成されている。したがって、すべてではないが、いくつかの実施形態は、例えば、プロセッサを有する通信デバイスのようなデバイスに向けられており、プロセッサは、それが含まれているデバイスにより実行される、さまざまな記述した方法のステップのそれぞれに対応するモジュールを含む。すべてではないが、いくつかの実施形態において、例えば、通信デバイスのようなデバイスは、プロセッサが含まれているデバイスにより実行される、さまざまな記述した方法のステップのそれぞれに対応するモジュールを含む。モジュールは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアを使用して実現してもよい。
OFDMシステムの文脈において記述しているが、さまざまな実施形態の方法および装置の少なくともくつかは、多くの非OFDMシステムおよび/または非セルラシステムを含む、幅広い範囲の通信システムに対して適用可能である。
上述したさまざまな実施形態の方法および装置に対して多数の追加のバリエーションが、先の記述を考慮して当業者に明らかになるであろう。そのようなバリエーションは、範囲内であると考えられる。方法および装置は、さまざまな実施形態において、CDMA、直交周波数分割多重化(OFDM)、および/または、他のさまざまなタイプの通信技術とともに使用されてもよく、かつ、使用され、それらの技術を使用して、アクセスノードと移動ノードとの間にワイヤレス通信リンクを提供してもよい。いくつかの実施形態において、アクセスノードは、OFDMおよび/またはCDMAを使用して移動ノードと通信リンクを確立する基地局として実現される。さまざまな実施形態において、移動ノードは、ノートブックコンピュータ、パーソナルデータアシスタント(PDA)、または、本方法を実現するための、受信機/送信機回路、ならびに、論理および/またはルーチンを含む他のポータブルデバイスとして実現される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]個々のトラフィック送信スロットが複数の要求ブロックに関係付けられており、トラフィック送信スロットに対応する異なる要求ブロックが、異なる要求ブロック優先順位を有し、ネットワーク中の第2のワイヤレス端末と通信するように第1のワイヤレス端末を動作させるための方法において、
前記方法は、
第1の送信優先順位を決定することと、
前記決定した送信優先順位が、最も高い要求ブロック優先順位であるとき、前記決定した第1の送信優先順位を有する送信要求ブロックを使用して、第1のトラフィック送信スロットに対応する第1の送信要求を送信することとを含む方法。
[2]前記最も高い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックは、より低い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックに時間的に先行する上記[1]記載の方法。
[3]前記決定した送信優先順位が、前記最も高い要求ブロック優先順位とは異なる優先順位であるとき、前記第1のワイヤレス端末を制御して、前記最も高い要求ブロック優先順位を有する前記送信要求ブロック中で送信することを控えさせる上記[2]記載の方法。
[4]前記決定した送信優先順位が最も高いものであるとき、前記方法は、
別のデバイスから受信した少なくとも1つの信号に基づいて、前記要求した送信をキャンセルするかどうか決定を下し、前記信号は、前記第1のトラフィック送信スロットに対応する、送信要求ブロックと、最も高い優先順位の送信要求応答ブロックとのうちの1つにおいて送信されていることをさらに含む上記[2]記載の方法。
[5]前記第1のワイヤレス端末は、前記最も高い優先順位の送信要求応答ブロック内に専用の送信ユニットを有し、前記最も高い優先順位の要求応答ブロック内の異なる送信ユニットが、異なる送信ユニット優先順位を有し、
前記信号が、前記最も高い優先順位の要求応答ブロック中で受信した信号であるとき、前記決定を下すことは、前記異なる送信ユニット優先順位の関数として実行される上記[4]記載の方法。
[6]前記決定が、前記要求した送信をキャンセルすることではないとき、前記最も高い要求ブロック優先順位よりも低い要求ブロック優先順位を有する第2の送信要求ブロックを使用して、前記送信要求を繰り返す上記[4]記載の方法。
[7]前記第1のワイヤレス端末は、前記第1のトラフィック送信スロットに対応する前記最も高い優先順位の送信要求ブロック中に専用の送信ユニットと、前記第1のトラフィック送信スロットに対応する前記より低い優先順位の送信要求ブロック中に専用の送信ユニットとを有する上記[2]記載の方法。
[8]せいぜい2つの異なる送信要求ブロック優先順位が、前記第1のトラフィック送信スロットに対してサポートされており、
前記決定した第1の優先順位は、前記最も高い要求ブロック優先順位とは異なっており、
前記方法は、
前記第1のワイヤレス端末を制御して、前記最も高い要求ブロック優先順位を有する前記送信要求ブロック中で送信することを控えさせることをさらに含む上記[4]記載の方法。
[9]前記第1の送信優先順位を決定した後の時点で、第2の送信優先順位を決定することをさらに含み、
前記第2の送信優先順位を決定することは、前記第1のワイヤレス端末により前記第2のワイヤレス端末に送信されることを待っているトラフィックデータのサービス品質要求の関数として実行される上記[2]記載の方法。
[10]前記第2の送信優先順位を決定することはまた、i)最も高い優先順位の送信要求ブロック中でなされた要求と、ii)最も高い優先順位の要求応答ブロック中で検出した応答と、のうちの少なくとも1つに関する履歴情報の関数として実行される上記[9]記載の方法。
[11]前記第2の送信優先順位を決定する前に、i)前記第1のトラフィック送信セグメントに対応する前記最も高い送信要求ブロック中で受信した送信要求の数と、ii)前記第1のトラフィック送信スロットに対応する最も高い優先順位の要求応答ブロック中で検出した応答の数と、のうちの少なくとも1つに基づいて、前記履歴情報を更新することをさらに含む上記[10]記載の方法。
[12]前記履歴情報は、少なくとも50個の先行するトラフィック送信スロットに対応する情報を含む上記[11]記載の方法。
[13]第1のワイヤレス端末において、
第1のトラフィック送信スロットに対して第1の送信優先順位を決定するモジュールであって、前記第1のトラフィック送信スロットは、送信要求ブロックと、トラフィック送信スロットとを含むタイミング構造の一部であり、複数の送信要求ブロックが、個々のトラフィック送信スロットに関係付けられており、個々のトラフィック送信スロットに対応する異なる送信要求ブロックが、異なる要求ブロック優先順位を有する、優先順位決定モジュールと、
ワイヤレス送信機モジュールと、
前記決定した第1の送信優先順位が、最も高い要求ブロック優先順位であるとき、前記ワイヤレス送信機モジュールを制御して、前記決定した第1の送信優先順位を有する送信要求ブロックを使用して、第1のトラフィック送信スロットに対応する送信要求を送信させる送信要求制御モジュールとを具備する第1のワイヤレス端末。
[14]前記最も高い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックは、同じトラフィック送信スロットに対応する、より低い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックに時間的に先行する上記[13]記載の第1のワイヤレス端末。
[15]前記決定した第1の送信優先順位が、前記最も高い要求ブロック優先順位とは異なる優先順位であるとき、前記送信要求制御モジュールは、前記ワイヤレス送信機モジュール制御して、前記最も高い要求ブロック優先順位を有する前記送信要求ブロック中で送信することを控えさせる上記[14]記載の第1のワイヤレス端末。
[16]前記決定した送信優先順位が最も高いものであるとき、別のデバイスから受信した少なくとも1つの信号に基づいて、前記要求した送信をキャンセルするかどうか決定を下す送信要求キャンセル決定モジュールをさらに具備し、前記受信信号は、前記第1のトラフィック送信スロットに対応する、送信要求ブロックと、最も高い優先順位の送信要求応答ブロックとのうちの1つにおいて送信されている上記[14]記載の第1のワイヤレス端末。
[17]記憶されているタイミング構造情報を含んでいるメモリをさらに具備し、
前記記憶されているタイミング構造情報は、前記最も高い優先順位の送信要求応答ブロック内に複数の専用の送信ユニットがあることと、前記最も高い優先順位の要求応答ブロック内の異なる送信ユニットが、異なる送信ユニット優先順位を有することとを示し、
前記信号が、前記最も高い優先順位の要求応答ブロック中で受信した信号であるとき、前記送信要求キャンセル決定モジュールは、前記異なる送信ユニット優先順位の関数として前記決定を下す上記[16]記載の第1のワイヤレス端末。
[18]前記送信要求キャンセル決定モジュールの決定が、前記要求した送信をキャンセルすることではないとき、前記ワイヤレス送信機モジュールを制御する前記送信要求制御モジュールを制御して、前記最も高い要求ブロック優先順位よりも低い要求ブロック優先順位を有する第2の送信要求ブロックを使用して、前記送信要求を繰り返させる送信要求繰返しモジュールをさらに具備する上記[16]記載の第1のワイヤレス端末。
[19]前記記憶されているタイミング構造情報は、個々のトラフィック送信スロットに対応する前記最も高い優先順位の送信要求ブロック中の専用の送信ユニットが、同じ個々のトラフィック送信スロットに対応する前記より低い優先順位の送信要求ブロック中に、対応する専用の送信ユニットを有することを示し、前記第1のワイヤレス端末は、
個々のトラフィック送信スロットに対応する前記最も高い優先順位の送信要求ブロック中に専用の送信ユニットと、同じ個々のトラフィック送信スロットに対応する前記より低い優先順位の送信要求ブロック中に、対応する専用の送信ユニットとを含む、前記第1のワイヤレス端末により使用される無線リンクリソースを識別するために使用される情報を取得するリソース割振りモジュールをさらに具備する上記[14]記載の第1のワイヤレス端末。
[20]前記記憶されているタイミング構造情報は、せいぜい2つの異なる送信要求ブロック優先順位が、前記第1のトラフィック送信スロットに対してサポートされていることを示し、
前記優先順位決定モジュールが、前記第1の優先順位が前記最も高い要求ブロック優先順位とは異なっていることを決定したとき、前記送信要求制御モジュールは、前記第1のワイヤレス端末を制御して、前記最も高い要求ブロック優先順位を有する前記送信要求ブロック中で送信することを控えさせる上記[16]記載の第1のワイヤレス端末。
[21]前記第1のワイヤレス端末により前記第2のワイヤレス端末に送信されることを待っているトラフィックデータのサービス品質要求を決定する、キューに入れられているトラフィックのサービス品質要求決定モジュールをさらに具備し、
前記優先順位決定モジュールはまた、前記第1の送信優先順位を決定した後の時点で、第2の送信優先順位を決定するためのものであり、
前記優先順位決定モジュールは、前記第1のワイヤレス端末により前記第2のワイヤレス端末に送信されることを待っているトラフィックデータのサービス品質要求の関数として、前記第2の送信優先順位を決定する上記[14]記載の第1のワイヤレス端末。
[22]前記優先順位決定モジュールは、i)最も高い優先順位の送信要求ブロック中でなされた要求と、ii)最も高い優先順位の要求応答ブロック中で検出した応答と、のうちの少なくとも1つに関する履歴情報の関数として、前記第2の送信優先順位を決定する上記[21]記載の第1のワイヤレス端末。
[23]前記第1のトラフィック送信セグメントに対応する前記最も高い送信要求ブロック中で受信した送信要求の数をカウントする送信要求カウントモジュールと、
前記第1のトラフィック送信スロットに対応する最も高い優先順位の要求応答ブロック中で検出した応答の数をカウントする送信要求応答カウントモジュールと、
前記第2の送信優先順位を決定する前に、i)前記第1のトラフィック送信セグメントに対応する前記最も高い送信要求ブロック中で受信した送信要求の数と、ii)前記第1のトラフィック送信スロットに対応する前記最も高い優先順位の要求応答ブロック中で検出した応答の数と、のうちの少なくとも1つに基づいて、前記履歴情報を更新する履歴情報更新モジュールとをさらに具備する上記[22]記載の第1のワイヤレス端末。
[24]前記履歴情報は、少なくとも50個の先行するトラフィック送信スロットに対応する情報を含み、
前記優先順位決定モジュールは、前記少なくとも50個の先行するトラフィック送信スロットに対応する情報を使用して決定する上記[23]記載の第1のワイヤレス端末。
[25]第1のワイヤレス端末において、
第1のトラフィック送信スロットに対して第1の送信優先順位を決定する手段であって、前記第1のトラフィック送信スロットは、送信要求ブロックと、トラフィック送信スロットとを含むタイミング構造の一部であり、複数の送信要求ブロックが、個々のトラフィック送信スロットに関係付けられており、個々のトラフィック送信スロットに対応する異なる送信要求ブロックが、異なる要求ブロック優先順位を有する、優先順位決定手段と、
ワイヤレス送信機手段と、
前記決定した第1の送信優先順位が、最も高い要求ブロック優先順位であるとき、前記ワイヤレス送信機手段を制御して、前記第1の決定した送信優先順位を有する送信要求ブロックを使用して、第1のトラフィック送信スロットに対応する送信要求を送信させる送信要求制御手段とを具備する第1のワイヤレス端末。
[26]前記最も高い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックは、同じトラフィック送信スロットに対応する、より低い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックに時間的に先行する上記[25]記載の第1のワイヤレス端末。
[27]前記決定した第1の送信優先順位が、前記最も高い要求ブロック優先順位とは異なる優先順位であるとき、前記送信要求制御手段は、前記ワイヤレス送信モジュール制御して、前記最も高い要求ブロック優先順位を有する前記送信要求ブロック中で送信することを控えさせる上記[26]記載の第1のワイヤレス端末。
[28]前記決定した送信優先順位が最も高いものであるとき、別のデバイスから受信した少なくとも1つの信号に基づいて、前記要求した送信をキャンセルするかどうか決定を下す送信要求キャンセル決定手段をさらに具備し、前記受信信号は、前記第1のトラフィック送信スロットに対応する、送信要求ブロックと、最も高い優先順位の送信要求応答ブロックとのうちの1つにおいて送信されている上記[26]記載の第1のワイヤレス端末。
[29]記憶されているタイミング構造情報を含んでいるメモリ手段をさらに具備し、
前記記憶されているタイミング構造情報は、前記最も高い優先順位の送信要求応答ブロック内に複数の専用の送信ユニットがあることと、前記最も高い優先順位の要求応答ブロック内の異なる送信ユニットが、異なる送信ユニット優先順位を有することとを示し、
前記信号が、前記最も高い優先順位の要求応答ブロック中で受信した信号であるとき、前記送信要求キャンセル決定手段は、前記異なる送信ユニット優先順位の関数として前記決定を下す上記[28]記載の第1のワイヤレス端末。
[30]個々のトラフィック送信スロットが複数の要求ブロックに関係付けられており、トラフィック送信スロットに対応する異なる要求ブロックが、異なる要求ブロック優先順位を有し、ネットワーク中の第2のワイヤレス端末と通信する第1のワイヤレス端末中で使用するコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
前記コンピュータプログラムプロダクトは、
第1の送信優先順位をコンピュータに決定させるためのコードと、
前記決定した送信優先順位が、最も高い要求ブロック優先順位であるとき、前記決定した第1の送信優先順位を有する送信要求ブロックを使用して、第1のトラフィック送信スロットに対応する第1の送信要求をコンピュータに送信させるためのコードと、
を含むコンピュータ読み取り可能媒体を具備するコンピュータプログラムプロダクト。
[31]前記最も高い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックは、より低い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックに時間的に先行する上記[30]記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[32]前記コンピュータ読み取り可能媒体は、
前記決定した送信優先順位が、前記最も高い要求ブロック優先順位とは異なる優先順位であるとき、前記第1のワイヤレス端末を制御して、前記最も高い要求ブロック優先順位を有する前記送信要求ブロック中で送信することを控えさせることをコンピュータに生じさせるためのコードをさらに含む上記[31]記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[33]個々のトラフィック送信スロットが複数の要求ブロックに関係付けられており、トラフィック送信スロットに対応する異なる要求ブロックが、異なる要求ブロック優先順位を有し、ネットワーク中の第2のワイヤレス端末と通信する第1のワイヤレス端末中で使用する装置において、
前記装置は、
第1の送信優先順位を決定し、
前記決定した送信優先順位が、最も高い要求ブロック優先順位であるとき、前記決定した第1の送信優先順位を有する送信要求ブロックを使用して、第1のトラフィック送信スロットに対応する第1の送信要求を送信する、ように構成されているプロセッサを具備する装置。
[34]前記最も高い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックは、より低い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックに時間的に先行する上記[33]記載の装置。
[35]前記決定した送信優先順位が、前記最も高い要求ブロック優先順位とは異なる優先順位であるとき、前記プロセッサは、前記第1のワイヤレス端末を制御して、前記最も高い要求ブロック優先順位を有する前記送信要求ブロック中で送信することを控えさせるようにさらに構成されている上記[34]記載の装置。

Claims (10)

  1. トラフィック送信スロットに対応する異なる要求ブロックが、異なる要求ブロック優先順位を有し、第2のワイヤレス端末と通信するように第1のワイヤレス端末を動作させるための方法において、
    前記方法は、
    要求シグナリングおよび要求応答シグナリングを監視することと、
    前記監視に基づいて第1の送信優先順位を決定することと、
    前記決定した第1の送信優先順位が、最も高い要求ブロック優先順位であるとき、前記決定した第1の送信優先順位を有する送信要求ブロックを使用して、第1のトラフィック送信スロットに対応する第1の送信要求を送信することと、
    前記決定した第1の送信優先順位が最も高いものであるとき、別のデバイスから受信した少なくとも1つの信号に基づいて、前記要求した送信をキャンセルするかどうか決定を下し、前記信号は、前記第1のトラフィック送信スロットに対応する、送信要求ブロックと、最も高い優先順位の送信要求応答ブロックとのうちの1つにおいて送信されていることとを含み、
    前記最も高い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックは、より低い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックに時間的に先行する方法。
  2. 前記第1のワイヤレス端末は、前記最も高い優先順位の送信要求応答ブロック内に専用の送信ユニットを有し、前記最も高い優先順位の要求応答ブロック内の異なる送信ユニットが、異なる送信ユニット優先順位を有し、
    前記信号が、前記最も高い優先順位の要求応答ブロック中で受信した信号であるとき、前記決定を下すことは、前記異なる送信ユニット優先順位の関数として実行される請求項1記載の方法。
  3. 前記決定が、前記要求した送信をキャンセルすることではないとき、前記最も高い要求ブロック優先順位よりも低い要求ブロック優先順位を有する第2の送信要求ブロックを使用して、前記送信要求を繰り返す請求項1記載の方法。
  4. 最大で2つの異なる送信要求ブロック優先順位が、前記第1のトラフィック送信スロットに対してサポートされており、
    前記決定した第1の送信優先順位は、前記最も高い要求ブロック優先順位とは異なっており、
    前記方法は、
    前記第1のワイヤレス端末を制御して、前記最も高い要求ブロック優先順位を有する前記送信要求ブロック中で送信することを控えさせることをさらに含む請求項1記載の方法。
  5. 第1のワイヤレス端末において、
    要求シグナリングおよび要求応答シグナリングを監視することに基づいて、第1のトラフィック送信スロットに対して第1の送信優先順位を決定するモジュールであって、前記第1のトラフィック送信スロットは、送信要求ブロックと、トラフィック送信スロットとを含むタイミング構造の一部であり、複数の送信要求ブロックが、個々のトラフィック送信スロットに関係付けられており、個々のトラフィック送信スロットに対応する異なる送信要求ブロックが、異なる要求ブロック優先順位を有する、優先順位決定モジュールと、
    ワイヤレス送信機モジュールと、
    前記決定した第1の送信優先順位が、最も高い要求ブロック優先順位であるとき、前記ワイヤレス送信機モジュールを制御して、前記決定した第1の送信優先順位を有する送信要求ブロックを使用して、第1のトラフィック送信スロットに対応する送信要求を送信させる送信要求制御モジュールと、
    前記決定した第1の送信優先順位が最も高いものであるとき、別のデバイスから受信した少なくとも1つの信号に基づいて、前記要求した送信をキャンセルするかどうか決定を下す送信要求キャンセル決定モジュールとを具備し、
    前記受信した信号は、前記第1のトラフィック送信スロットに対応する、送信要求ブロックと、最も高い優先順位の送信要求応答ブロックとのうちの1つにおいて送信されており、
    前記最も高い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックは、同じトラフィック送信スロットに対応する、より低い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックに時間的に先行する第1のワイヤレス端末。
  6. 記憶されているタイミング構造情報を含んでいるメモリをさらに具備し、
    前記記憶されているタイミング構造情報は、前記最も高い優先順位の送信要求応答ブロック内に複数の専用の送信ユニットがあることと、前記最も高い優先順位の要求応答ブロック内の異なる送信ユニットが、異なる送信ユニット優先順位を有することとを示し、
    前記信号が、前記最も高い優先順位の要求応答ブロック中で受信した信号であるとき、前記送信要求キャンセル決定モジュールは、前記異なる送信ユニット優先順位の関数として前記決定を下す請求項5記載の第1のワイヤレス端末。
  7. 前記送信要求キャンセル決定モジュールの決定が、前記要求した送信をキャンセルすることではないとき、前記ワイヤレス送信機モジュールを制御する前記送信要求制御モジュールを制御して、前記最も高い要求ブロック優先順位よりも低い要求ブロック優先順位を有する第2の送信要求ブロックを使用して、前記送信要求を繰り返させる送信要求繰返しモジュールをさらに具備する請求項5記載の第1のワイヤレス端末。
  8. 前記記憶されているタイミング構造情報は、最大で2つの異なる送信要求ブロック優先順位が、前記第1のトラフィック送信スロットに対してサポートされていることを示し、
    前記優先順位決定モジュールが、前記第1の送信優先順位が前記最も高い要求ブロック優先順位とは異なっていることを決定したとき、前記送信要求制御モジュールは、前記第1のワイヤレス端末を制御して、前記最も高い要求ブロック優先順位を有する前記送信要求ブロック中で送信することを控えさせる請求項記載の第1のワイヤレス端末。
  9. 第1のワイヤレス端末において、
    要求シグナリングおよび要求応答シグナリングを監視することに基づいて、第1のトラフィック送信スロットに対して第1の送信優先順位を決定する手段であって、前記第1のトラフィック送信スロットは、送信要求ブロックと、トラフィック送信スロットとを含むタイミング構造の一部であり、複数の送信要求ブロックが、個々のトラフィック送信スロットに関係付けられており、個々のトラフィック送信スロットに対応する異なる送信要求ブロックが、異なる要求ブロック優先順位を有する、優先順位決定手段と、
    ワイヤレス送信機手段と、
    前記決定した第1の送信優先順位が、最も高い要求ブロック優先順位であるとき、前記ワイヤレス送信機手段を制御して、前記決定した第1の送信優先順位を有する送信要求ブロックを使用して、第1のトラフィック送信スロットに対応する送信要求を送信させる送信要求制御手段と、
    前記決定した第1の送信優先順位が最も高いものであるとき、別のデバイスから受信した少なくとも1つの信号に基づいて、前記要求した送信をキャンセルするかどうか決定を下す送信要求キャンセル決定手段とを具備し、
    前記受信した信号は、前記第1のトラフィック送信スロットに対応する、送信要求ブロックと、最も高い優先順位の送信要求応答ブロックとのうちの1つにおいて送信されており、
    前記最も高い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックは、同じトラフィック送信スロットに対応する、より低い要求ブロック優先順位を有する送信要求ブロックに時間的に先行する第1のワイヤレス端末。
  10. 記憶されているタイミング構造情報を含んでいるメモリ手段をさらに具備し、
    前記記憶されているタイミング構造情報は、前記最も高い優先順位の送信要求応答ブロック内に複数の専用の送信ユニットがあることと、前記最も高い優先順位の要求応答ブロック内の異なる送信ユニットが、異なる送信ユニット優先順位を有することとを示し、
    前記信号が、前記最も高い優先順位の要求応答ブロック中で受信した信号であるとき、前記送信要求キャンセル決定手段は、前記異なる送信ユニット優先順位の関数として前記決定を下す請求項9記載の第1のワイヤレス端末。
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