JP5770647B2 - 画像符号化方法,画像符号化装置,画像復号方法,画像復号装置およびそれらのプログラム - Google Patents
画像符号化方法,画像符号化装置,画像復号方法,画像復号装置およびそれらのプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5770647B2 JP5770647B2 JP2012007627A JP2012007627A JP5770647B2 JP 5770647 B2 JP5770647 B2 JP 5770647B2 JP 2012007627 A JP2012007627 A JP 2012007627A JP 2012007627 A JP2012007627 A JP 2012007627A JP 5770647 B2 JP5770647 B2 JP 5770647B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- intensity
- edge
- undulation
- class set
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Description
図22は,従来手法における映像符号化装置のALF処理部の構成例を示す図である。ALF処理部500は,RAモード領域決定部501と,BAモード領域決定部502と,タップ形状およびRA/BA決定部503と,CU(Coding Unit) 適応モード決定部504とを備える。
図23は,図22に示す従来の映像符号化装置内のALF処理部500の処理フローチャートである。この処理手順では,“復号画像”,“CU情報”,“原画像”を入力とし,“ALFオーバーヘッド”と“出力画像”を出力する。機能は,最適なタップ形状,フィルタモード,フィルタ係数,CUごとのALF適応範囲を決定し,復号画像に対してALFを適用することである。
・ステップS1001:画面を16分割してRAモードの領域を決定する。各領域に該当する画素には適用される係数セットの番号が付与され,これら画素ごとの係数セット番号を出力する。
・ステップS1002:アクティビティ分類の段階/導出方法およびエッジ分類の段階/導出方法を用いてBAモードの領域を決定する。各領域に該当する画素には適用される係数セットの番号が付与され,これら画素ごとの係数セット番号を出力する。
・ステップS1003:タップ形状(クロス型/スター型)とフィルタモード(BA/RA )の組み合わせを用いて全パターンのALF出力画像からRD最適化を行い,最良のタップ形状とフィルタモードを導出する。
・ステップS1004:CUごとにALFの適用/非適用を切り替え,最適な分割をRD最適化によって決定する。
・ステップS1005:出力画像とALFオーバーヘッドを出力する。
図24は,従来手法における映像復号装置のALF処理部の構成例を示す図である。ALF処理部600は,RAモード領域決定部601と,BAモード領域決定部602と,CU適用領域決定部603と,ALF適用部604とを備える。
図25は,図24に示す従来の映像復号装置内のALF処理部600の処理フローチャートである。この処理手順では,“復号画像”,“CU情報”,“ALFオーバーヘッド”を入力とし,“出力画像”を出力する。機能は符号化装置側で決定されたタップ形状,フィルタモード,フィルタ係数,CUごとのALF適応範囲を用いて復号画像に対してALFを適用することである。
・ステップS1101:復号画像とALFオーバーヘッドを取得する。
・ステップS1102:フィルタモードに応じた分岐を行い,RAモードであれば,ステップS1103を実行し,BAモードであればステップS1104を実行する。
・ステップS1103:画面を16分割してRAモードの領域を決定する。各領域に該当する画素には,適用される係数セットの番号が付与され,これら画素ごとの係数セット番号を出力する。
・ステップS1104:アクティビティ分類の段階/導出方法およびエッジ分類の段階/導出方法を用いてBAモードの領域を決定する。各領域に該当する画素には,適用される係数セットの番号が付与され,これら画素ごとの係数セット番号を出力する。
・ステップS1105:CUごとにALFの適用/非適用を切り替え,画素ごとのALF適用情報を出力する。
・ステップS1106:ALFを適用して出力画像を出力する。
すべてのアクティビティ分類に対して,等しくN段階(非特許文献1,2では,N=3,2)にエッジ分類されるため,アクティビティが低い領域では発生符号量に無駄が多い。
すべてのアクティビティ分類に対して等しくN段階にエッジ分類されるため,アクティビティが高い領域では十分な画質改善が行えない。
周辺画素値にほとんど変化がない画素に対しても常にALFが適用されるため,復号装置の演算に無駄が多い。
(1)None:当該領域の画素群にはALFフィルタを適用しない(係数セットは不要)
(2)Single:エッジの特徴による分類を行わず,当該領域の全ブロックに対して平均的に二乗誤差を最小化することを目的とした係数セット
(3)Diagonal right:右斜め方向のエッジの特徴を持つブロックに対して二乗誤差を最小化することを目的とした係数セット
(4)Diagonal left :左斜め方向のエッジの特徴を持つブロックに対して二乗誤差を最小化することを目的とした係数セット
ここで,エッジ分類パターンを増やすだけでは,係数セットの数が増加するため符号量が増加する上,例えば上記の None や Single のように他のパターンとの重複を許容しないパターンも存在する。そこで,図1(B)のように分類手法が1つ以上のエッジ分類パターンを保持するクラスセット(ClassSet)と呼ぶ構造を与える。
図2は,本発明を適用した映像符号化装置の構成例を示す図である。本発明は,例えば図2に示すような映像符号化装置に適用されるが,これは一例であり,本発明は必ずしも図2に示すような装置構成のものに限定されるわけではない。本実施形態は,特にALF処理部1103の部分が従来技術と異なる部分であり,他の部分は従来の一般的な映像符号化装置の構成と同様である。
図3は,図2に示す映像符号化装置の処理フローチャートである。この処理手順における入力は,符号化対象シーケンスであり,出力は,符号化ストリームである。機能は,符号化対象シーケンスを符号化ストリームに変換することである。
・ステップS101:符号化対象シーケンスを符号化対象画像ごとに読み込む。
・ステップS102:符号化対象画像をブロックごとに読み込む。
・ステップS103:読み込んだ符号化対象ブロックと予測ブロックとの差分をとり,差分ブロックを生成する。
・ステップS104:差分ブロックに対して直交変換を適用する。
・ステップS105:直交変換後の係数値を量子化する。
・ステップS106:量子化後の係数値を逆量子化する。
・ステップS107:逆量子化後の係数値を逆直交変換する。
・ステップS108:逆直交変換後の予測残差とステップS103の予測ブロックとを加算合成し,復号画像記憶部109に格納する。
・ステップS109:すべてのブロックの処理が終了したかの判定を行い,未処理のブロックがある場合には,ステップS102へ戻り,次のブロックについて同様に処理を繰り返す。
・ステップS110:すべてのブロックの処理が終了したならば,復号画像に対してインループフィルタ(DF,SAO,ALF)を適用し,フレームバッファ111に格納する。
・ステップS111:予測情報や量子化後の係数値,インループフィルタオーバーヘッドなどをエントロピー符号化する。
・ステップS112:すべてのフレームの処理が終了したかの判定を行い,未処理のフレームがある場合には,ステップS101へ戻り,次のフレームについて同様に処理を繰り返す。
・ステップS113:符号化ストリームを出力する。
図4は,本実施形態における映像符号化装置のALF処理部1103の構成例を示す図である。本実施形態における映像符号化装置のALF処理部1103は,RAモード領域決定部201と,BAモード領域決定部202と,タップ形状およびRA/BA決定部203と,CU適応モード決定部204と,最適ClassSet決定部205と,エッジ分類の段階/導出手法決定部206とを備える。
図5は,図4に示す本実施形態における映像符号化装置内のALF処理部1103の処理フローチャートである。この処理手順における入力は,“復号画像”,“CU情報”,“原画像”であり,出力は,最適なALFのパターンで符号化されたときの“ALFオーバーヘッド”と“出力画像”である。
・ステップS201:画面を16分割してRAモードの領域を決定する。各領域に該当する画素には適用される係数セットの番号が付与され,これら画素ごとの係数セット番号を出力する。
・ステップS202:係数セット数上限値を超えない範囲でアクティビティ分類の段階ごとに最適なClassSet番号を決定する。
・ステップS203:ステップS202で決定されたClassSet番号から,各ClassSetに対してあらかじめ定められているエッジ分類の段階/導出手法を決定する。
・ステップS204:アクティビティ分類の段階/導出方法およびエッジ分類の段階/導出方法を用いてBAモードの領域を決定する。各領域に該当する画素には適用される係数セットの番号が付与され,これら画素ごとの係数セット番号を出力する。
・ステップS205:タップ形状(クロス型/スター型)とフィルタモード(BA/RA )の組み合わせを用いて全パターンのALF出力画像からRD最適化を行い,最良のタップ形状とフィルタモードを導出する。
・ステップS206:CUごとにALFの適用/非適用を切り替え,最適な分割をRD最適化によって決定する。
・ステップS207:出力画像とALFオーバーヘッドを出力する。
図6は,本発明が適用される復号装置の構成例を示す図である。本発明は,例えば図6に示すような映像復号装置に適用されるが,これは一例であり,本発明は必ずしも図3に示すような装置構成のものに限定されるわけではない。本実施形態は,特にALF処理部3083の部分が従来技術と異なる部分であり,他の部分は従来の一般的な映像復号装置の構成と同様である。
図7は,図6に示す映像復号装置の処理フローチャートである。この処理手順における入力は,符号化ストリームであり,出力は,復号シーケンスである。機能は,入力した符号化ストリームを復号シーケンスに変換することである。
・ステップS301:符号化ストリームを読み込む。
・ステップS302:符号化ストリームをエントロピー復号し,予測情報や量子化後の係数値,インループフィルタオーバーヘッド等の情報を復号する。
・ステップS303:量子化後の係数値を逆量子化する。
・ステップS304:逆量子化後の係数値を逆直交変換する。
・ステップS305:逆直交変換で得られた予測残差と予測ブロックとを加算合成し,復号画像記憶部307に格納する。
・ステップS306:復号画像に対してインループフィルタ(DF,SAO,ALF)を適用し,復号画像をフレームバッファ309に格納する。
・ステップS307:復号シーケンスを出力する。
図8は,本実施形態における映像復号装置のALF処理部3083の構成例を示す図である。本実施形態における映像復号装置のALF処理部3083は,RAモード領域決定部401と,BAモード領域決定部402と,CU適用領域決定部403と,ALF適用部404と,エッジ分類の段階/導出手法決定部405とを備える。
図9は,図8に示す本実施形態における映像復号装置内のALF処理部3083の処理フローチャートである。この処理手順では,“復号画像”,“CU情報”,“ALFオーバーヘッド”を入力とし,“出力画像”を出力する。機能は,符号化装置側で決定されたタップ形状,フィルタモード,フィルタ係数,CUごとのALF適応範囲を用いて復号画像に対してALFを適用することである。
・ステップS401:復号画像とALFオーバーヘッドを取得する。
・ステップS402:フィルタモードの分岐を行い,RAモードであればステップS403を実行し,BAモードであればステップS404,S405を実行する。
・ステップS403:画面を16分割してRAモードの領域を決定する。各領域に該当する画素には適用される係数セットの番号が付与され,これら画素ごとの係数セット番号を出力する。
・ステップS404:ClassSet番号からエッジ分類の段階/導出手法を決定する。
・ステップS405:アクティビティ分類の段階/導出方法およびClassSetに関連付けられたエッジ分類の段階/導出方法を用いてBAモードの領域を決定する。各領域に該当する画素には適用される係数セットの番号が付与され,これら画素ごとの係数セット番号を出力する。
・ステップS406:CUごとにALFの適用/非適用を切り替え,画素ごとのALF適用情報を出力する。
・ステップS407:ALFを適用して出力画像を出力する。
アクティビティが低い領域のエッジ分類の数を減らし,合計の係数セット数を削減することで,発生符号量の削減を実現する。
・ステップS501:アクティビティの段階,最適化対象とするClassSet群を読み込む。
・ステップS502:アクティビティ分類の各段階に対するループを行う。
・ステップS503:コスト最小値を十分に大きな値で初期化する。
・ステップS504:最適化対象とするClassSetの全パターンに対するループを行う。
・ステップS505,S506:アクティビティ分類の段階が3以下で,かつ当該ClassSetの係数セット数が3以下か否かの判定を行い,判定結果が“真”であれば,ステップS507を実行する。
・ステップS507:アクティビティ分類における当該段階の全ブロックに対して当該ClassSetを用いてRDコストを算出する。
・ステップS508:ステップS507にて算出したRDコストがコスト最小値より小さければ,ステップS509を実行する。
・ステップS509:コスト最小値をRDコストで上書きし,当該段階の最適ClassSetを更新する。
・ステップS510:算出されたアクティビティ分類の段階ごとの最適ClassSet番号を出力する。
アクティビティが高い領域のエッジ分類の数を増やし,二乗誤差を削減して画質を改善する。
・ステップS601:アクティビティの段階,最適化対象とするClassSet群を読み込む。
・ステップS602:アクティビティ分類の各段階に対するループを行う。
・ステップS603:コスト最小値を十分に大きな値で初期化する。
・ステップS604:最適化対象とするClassSetの全パターンに対するループを行う。
・ステップS605,S606:アクティビティ分類の段階が3以上で,かつ当該ClassSetの係数セット数が3以上か否かの判定を行い,判定結果が“真”であれば,ステップS607を実行する。
・ステップS607:アクティビティ分類における当該段階の全ブロックに対して当該ClassSetを用いてRDコストを算出する。
・ステップS608:ステップS607にて算出したRDコストがコスト最小値より小さければ,ステップS609を実行する。
・ステップS609:コスト最小値をRDコストで上書きし,当該段階の最適ClassSetを更新する。
・ステップS610:算出されたアクティビティ分類の段階ごとの最適ClassSet番号を出力する。
アクティビティが低い領域のALF処理を省略し,復号装置の演算量を削減する。
・ステップS701:アクティビティの段階,最適化対象とするClassSet群を読み込む。
・ステップS702:アクティビティ分類の各段階に対するループを行う。
・ステップS703:コスト最小値を十分に大きな値で初期化する。
・ステップS704:最適化対象とするClassSetの全パターンに対するループを行う。
・ステップS705:アクティビティ分類における当該段階の全ブロックに対して当該ClassSetを用いてRDコストを算出する。
・ステップS706:ステップS705にて算出したRDコストがコスト最小値より小さければ,ステップS707を実行する。
・ステップS707:コスト最小値をRDコストで上書きし,当該段階の最適ClassSetを更新する。
・ステップS708:当該段階の全ブロックに対して,フィルタ前のRDコストを算出する。
・ステップS709:フィルタ前後の平均改善量が,設定される閾値より低ければステップS710を実行する。平均改善量は,例えば次式によって算出される。
・ステップS710:最適ClassSetを“None”に設定する。
・ステップS711:算出されたアクティビティ分類の段階ごとの最適ClassSet番号を出力する。
係数セット数の上限を設定し,上限を超えないように最適化を行うことで,ハードウェアの回路規模肥大化を抑制する。
・ステップS801:アクティビティの段階,最適化対象とするClassSet群および係数セット数上限値を読み込む。
・ステップS802:アクティビティ分類の各段階に対するループを行う。
・ステップS803:最適化対象とするClassSetの全パターンに対するループを行う。
・ステップS804:アクティビティ分類における当該段階の全ブロックに対して当該ClassSetを用いてRDコストを算出する。
・ステップS805:RDコストを算出した全パターンの組み合わせの中から合計係数セット数が上限以下になる組み合わせと各RDコストの合計値を構築する。
・ステップS806:コスト最小値を十分に大きな値で初期化する。
・ステップS807:合計係数セット数が上限以下のすべての組み合わせに対するループ を行う。
・ステップS808:もし組み合わせのRDコスト合計値がコスト最小値より低い場合には,ステップS809を実行する。
・ステップS809:コスト最小値をRDコストで上書きし,当該段階の最適ClassSetを 更新する。
・ステップS810:算出されたアクティビティ分類の段階ごとの最適ClassSet番号を出力する。
IntraスライスのGOP構造を用いてインループフィルタ処理部110におけるSAO処理部1102が出力したALF適用前の画像に対し,BAモードを用いたスター型のALFを適用して試験データを取得した。対象シーケンスは,FullHD解像度のMPEG標準シーケンス5つの各先頭60フレームを使用し,計300フレームのSSD削減量と予測発生符号量およびフィルタ処理時間の各平均を取得した。
以上説明した映像符号化および映像復号の処理は,コンピュータとソフトウェアプログラムとによっても実現することができ,そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供することも,ネットワークを通して提供することも可能である。
113,310 符号化情報記憶部
201,401 RAモード領域決定部
202,402 BAモード領域決定部
203 タップ形状およびRA/BA決定部
204 CU適応モード決定部
205 最適ClassSet決定部
206,405 エッジ分類の段階/導出手法決定部
403 CU適用領域決定部
404 ALF適用部
Claims (16)
- フィルタ対象画素周辺の画素値と各画素に対応した重みの線形結合により入力画像と原画像の二乗誤差を最小化するフィルタを用いる画像符号化方法であって,
入力画像をブロックに細分化し,ブロック内の起伏の強度に応じて複数のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンに対してさらにエッジの特徴に応じて1つ以上のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンおよび前記エッジの特徴に応じた各パターンそれぞれに対して二乗誤差を最小化するフィルタを生成するにあたって,前記エッジの特徴に応じた分類の1または複数のパターンにそれぞれ関連付けられた複数のクラスセットの中から,所定の最適化方法に従って前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを決定するクラスセット決定過程と,
前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てられたクラスセットによって指定される前記エッジの特徴に応じた分類のパターンに対応する係数セットを用いてフィルタを生成し,前記入力画像のブロックに対してフィルタを適用するフィルタ処理過程と,
前記起伏の強度に応じた各パターンに対して,どのクラスセットが割り当てられたかを示す情報を符号化する符号化過程とを有し,
かつ,前記クラスセット決定過程において前記起伏の強度に応じたパターンに対して割り当てるクラスセットの一つとして,さらに前記エッジの特徴に応じたパターン数が零のクラスセットを有しており,
前記クラスセット決定過程では,前記起伏の強度が低いパターンに対して,前記エッジの特徴に応じたパターン数が零のクラスセットを割り当てる
ことを特徴とする画像符号化方法。 - フィルタ対象画素周辺の画素値と各画素に対応した重みの線形結合により入力画像と原画像の二乗誤差を最小化するフィルタを用いる画像符号化方法であって,
入力画像をブロックに細分化し,ブロック内の起伏の強度に応じて複数のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンに対してさらにエッジの特徴に応じて1つ以上のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンおよび前記エッジの特徴に応じた各パターンそれぞれに対して二乗誤差を最小化するフィルタを生成するにあたって,前記エッジの特徴に応じた分類の1または複数のパターンにそれぞれ関連付けられた複数のクラスセットの中から,所定の最適化方法に従って前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを決定するクラスセット決定過程と,
前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てられたクラスセットによって指定される前記エッジの特徴に応じた分類のパターンに対応する係数セットを用いてフィルタを生成し,前記入力画像のブロックに対してフィルタを適用するフィルタ処理過程と,
前記起伏の強度に応じた各パターンに対して,どのクラスセットが割り当てられたかを示す情報を符号化する符号化過程とを有し,
かつ,前記クラスセット決定過程では,前記起伏の強度に応じた各パターンに割り当てられるクラスセットにそれぞれ対応する前記エッジの特徴に応じたパターンのすべてのパターン合計数が所定の上限値を超えないように制限した範囲内で,前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを決定する
ことを特徴とする画像符号化方法。 - 請求項1または請求項2に記載の画像符号化方法において,
前記起伏の強度が低いパターンに対しては前記エッジの特徴に応じたパターン数を前記起伏の強度が高いパターンと比較して削減する
ことを特徴とする画像符号化方法。 - 請求項1,請求項2または請求項3に記載の画像符号化方法において,
前記起伏の強度が高いパターンに対しては前記エッジの特徴に応じたパターン数を前記起伏の強度が低いパターンと比較して増やす
ことを特徴とする画像符号化方法。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の画像符号化方法において,
前記クラスセットに関連付けられるパターンの一つとして,エッジの特徴による分類を行わず,当該領域の全ブロックに対して平均的に二乗誤差を最小化することを目的とした係数セットを割り当てることを示すパターン,または右斜め方向のエッジの特徴を持つブロックに対して二乗誤差を最小化することを目的とした係数セットを割り当てることを示すパターン,または左斜め方向のエッジの特徴を持つブロックに対して二乗誤差を最小化することを目的とした係数セットを割り当てることを示すパターンを有する
ことを特徴とする画像符号化方法。 - フィルタ対象画素周辺の画素値と各画素に対応した重みの線形結合により入力画像と原画像の二乗誤差を最小化するフィルタを用いる画像符号化装置であって,
入力画像をブロックに細分化し,ブロック内の起伏の強度に応じて複数のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンに対してさらにエッジの特徴に応じて1つ以上のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンおよび前記エッジの特徴に応じた各パターンそれぞれに対して二乗誤差を最小化するフィルタを生成するにあたって,前記エッジの特徴に応じた分類の1または複数のパターンにそれぞれ関連付けられた複数のクラスセットの中から,所定の最適化方法に従って前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを決定するクラスセット決定手段と,
前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てられたクラスセットによって指定される前記エッジの特徴に応じた分類のパターンに対応する係数セットを用いてフィルタを生成し,前記入力画像のブロックに対してフィルタを適用するフィルタ処理手段と,
前記起伏の強度に応じた各パターンに対して,どのクラスセットが割り当てられたかを示す情報を符号化する符号化手段とを備え,
かつ,前記クラスセット決定手段において前記起伏の強度に応じたパターンに対して割り当てるクラスセットの一つとして,さらに前記エッジの特徴に応じたパターン数が零のクラスセットを有しており,
前記クラスセット決定手段は,前記起伏の強度が低いパターンに対して,前記エッジの特徴に応じたパターン数が零のクラスセットを割り当てる
ことを特徴とする画像符号化装置。 - フィルタ対象画素周辺の画素値と各画素に対応した重みの線形結合により入力画像と原画像の二乗誤差を最小化するフィルタを用いる画像符号化装置であって,
入力画像をブロックに細分化し,ブロック内の起伏の強度に応じて複数のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンに対してさらにエッジの特徴に応じて1つ以上のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンおよび前記エッジの特徴に応じた各パターンそれぞれに対して二乗誤差を最小化するフィルタを生成するにあたって,前記エッジの特徴に応じた分類の1または複数のパターンにそれぞれ関連付けられた複数のクラスセットの中から,所定の最適化方法に従って前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを決定するクラスセット決定手段と,
前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てられたクラスセットによって指定される前記エッジの特徴に応じた分類のパターンに対応する係数セットを用いてフィルタを生成し,前記入力画像のブロックに対してフィルタを適用するフィルタ処理手段と,
前記起伏の強度に応じた各パターンに対して,どのクラスセットが割り当てられたかを示す情報を符号化する符号化手段とを備え,
かつ,前記クラスセット決定手段は,前記起伏の強度に応じた各パターンに割り当てられるクラスセットにそれぞれ対応する前記エッジの特徴に応じたパターンのすべてのパターン合計数が所定の上限値を超えないように制限した範囲内で,前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを決定する
ことを特徴とする画像符号化装置。 - フィルタ対象画素周辺の画素値と各画素に対応した重みの線形結合により入力画像と原画像の二乗誤差を最小化するフィルタを用いる画像復号方法であって,
入力画像をブロックに細分化し,ブロック内の起伏の強度に応じて複数のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンに対してさらにエッジの特徴に応じて1つ以上のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンおよび前記エッジの特徴に応じた各パターンそれぞれに対して二乗誤差を最小化するフィルタを生成するにあたって,前記エッジの特徴に応じた分類の1または複数のパターンにそれぞれ関連付けられた複数のクラスセットの中から,前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを指定する情報を復号し,復号した情報に基づいて前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを決定するクラスセット導出過程と,
前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てられたクラスセットによって指定される前記エッジの特徴に応じた分類のパターンに対応する係数セットを用いてフィルタを生成し,前記入力画像のブロックに対してフィルタを適用するフィルタ処理過程とを有し,
かつ,前記クラスセット導出過程において前記起伏の強度に応じたパターンに対して割り当てるクラスセットの一つとして,さらに前記エッジの特徴に応じたパターン数が零のクラスセットを有しており,
前記クラスセット導出過程では,前記起伏の強度が低いパターンに対して,前記エッジの特徴に応じたパターン数が零のクラスセットを割り当てる
ことを特徴とする画像復号方法。 - フィルタ対象画素周辺の画素値と各画素に対応した重みの線形結合により入力画像と原画像の二乗誤差を最小化するフィルタを用いる画像復号方法であって,
入力画像をブロックに細分化し,ブロック内の起伏の強度に応じて複数のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンに対してさらにエッジの特徴に応じて1つ以上のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンおよび前記エッジの特徴に応じた各パターンそれぞれに対して二乗誤差を最小化するフィルタを生成するにあたって,前記エッジの特徴に応じた分類の1または複数のパターンにそれぞれ関連付けられた複数のクラスセットの中から,前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを指定する情報を復号し,復号した情報に基づいて前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを決定するクラスセット導出過程と,
前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てられたクラスセットによって指定される前記エッジの特徴に応じた分類のパターンに対応する係数セットを用いてフィルタを生成し,前記入力画像のブロックに対してフィルタを適用するフィルタ処理過程とを有し,
かつ,前記クラスセット導出過程では,前記起伏の強度に応じた各パターンに割り当てられるクラスセットにそれぞれ対応する前記エッジの特徴に応じたパターンのすべてのパターン合計数が所定の上限値を超えないように制限した範囲内で,前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを決定する
ことを特徴とする画像復号方法。 - 請求項8または請求項9に記載の画像復号方法において,
前記起伏の強度が低いパターンに対しては前記エッジの特徴に応じたパターン数を前記起伏の強度が高いパターンと比較して削減する
ことを特徴とする画像復号方法。 - 請求項8,請求項9または請求項10に記載の画像復号方法において,
前記起伏の強度が高いパターンに対しては前記エッジの特徴に応じたパターン数を前記起伏の強度が低いパターンと比較して増やす
ことを特徴とする画像復号方法。 - 請求項8から請求項11までのいずれか1項に記載の画像復号方法において,
前記クラスセットに関連付けられるパターンの一つとして,エッジの特徴による分類を行わず,当該領域の全ブロックに対して平均的に二乗誤差を最小化することを目的とした係数セットを割り当てることを示すパターン,または右斜め方向のエッジの特徴を持つブロックに対して二乗誤差を最小化することを目的とした係数セットを割り当てることを示すパターン,または左斜め方向のエッジの特徴を持つブロックに対して二乗誤差を最小化することを目的とした係数セットを割り当てることを示すパターンを有する
ことを特徴とする画像復号方法。 - フィルタ対象画素周辺の画素値と各画素に対応した重みの線形結合により入力画像と原画像の二乗誤差を最小化するフィルタを用いる画像復号装置であって,
入力画像をブロックに細分化し,ブロック内の起伏の強度に応じて複数のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンに対してさらにエッジの特徴に応じて1つ以上のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンおよび前記エッジの特徴に応じた各パターンそれぞれに対して二乗誤差を最小化するフィルタを生成するにあたって,前記エッジの特徴に応じた分類の1または複数のパターンにそれぞれ関連付けられた複数のクラスセットの中から,前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを指定する情報を復号し,復号した情報に基づいて前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを決定するクラスセット導出手段と,
前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てられたクラスセットによって指定される前記エッジの特徴に応じた分類のパターンに対応する係数セットを用いてフィルタを生成し,前記入力画像のブロックに対してフィルタを適用するフィルタ処理手段とを備え,
かつ,前記クラスセット導出手段において前記起伏の強度に応じたパターンに対して割り当てるクラスセットの一つとして,さらに前記エッジの特徴に応じたパターン数が零のクラスセットを有しており,
前記クラスセット導出手段は,前記起伏の強度が低いパターンに対して,前記エッジの特徴に応じたパターン数が零のクラスセットを割り当てる
ことを特徴とする画像復号装置。 - フィルタ対象画素周辺の画素値と各画素に対応した重みの線形結合により入力画像と原画像の二乗誤差を最小化するフィルタを用いる画像復号装置であって,
入力画像をブロックに細分化し,ブロック内の起伏の強度に応じて複数のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンに対してさらにエッジの特徴に応じて1つ以上のパターンに分類し,前記起伏の強度に応じた各パターンおよび前記エッジの特徴に応じた各パターンそれぞれに対して二乗誤差を最小化するフィルタを生成するにあたって,前記エッジの特徴に応じた分類の1または複数のパターンにそれぞれ関連付けられた複数のクラスセットの中から,前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを指定する情報を復号し,復号した情報に基づいて前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを決定するクラスセット導出手段と,
前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てられたクラスセットによって指定される前記エッジの特徴に応じた分類のパターンに対応する係数セットを用いてフィルタを生成し,前記入力画像のブロックに対してフィルタを適用するフィルタ処理手段とを備え,
かつ,前記クラスセット導出手段は,前記起伏の強度に応じた各パターンに割り当てられるクラスセットにそれぞれ対応する前記エッジの特徴に応じたパターンのすべてのパターン合計数が所定の上限値を超えないように制限した範囲内で,前記起伏の強度に応じた各パターンに対して割り当てるクラスセットを決定する
ことを特徴とする画像復号装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の画像符号化方法を,コンピュータに実行させるための画像符号化プログラム。
- 請求項8から請求項12までのいずれか1項に記載の画像復号方法を,コンピュータに実行させるための画像復号プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012007627A JP5770647B2 (ja) | 2012-01-18 | 2012-01-18 | 画像符号化方法,画像符号化装置,画像復号方法,画像復号装置およびそれらのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012007627A JP5770647B2 (ja) | 2012-01-18 | 2012-01-18 | 画像符号化方法,画像符号化装置,画像復号方法,画像復号装置およびそれらのプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013150084A JP2013150084A (ja) | 2013-08-01 |
JP5770647B2 true JP5770647B2 (ja) | 2015-08-26 |
Family
ID=49047199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012007627A Active JP5770647B2 (ja) | 2012-01-18 | 2012-01-18 | 画像符号化方法,画像符号化装置,画像復号方法,画像復号装置およびそれらのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5770647B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH711968A1 (de) * | 2015-12-28 | 2017-06-30 | C3 Casting Competence Center Gmbh | Durchlauferhitzer. |
WO2018105579A1 (ja) * | 2016-12-09 | 2018-06-14 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 符号化装置、復号装置、符号化方法及び復号方法 |
JP2021166319A (ja) * | 2018-07-06 | 2021-10-14 | ソニーグループ株式会社 | 符号化装置、符号化方法、復号装置、及び、復号方法 |
JP2022002353A (ja) * | 2018-09-25 | 2022-01-06 | ソニーグループ株式会社 | 符号化装置、符号化方法、復号装置、及び、復号方法 |
CN112740678A (zh) * | 2018-09-25 | 2021-04-30 | 索尼公司 | 编码装置、编码方法、解码装置和解码方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102948151B (zh) * | 2010-06-17 | 2016-08-03 | 夏普株式会社 | 图像滤波装置、解码装置及编码装置 |
-
2012
- 2012-01-18 JP JP2012007627A patent/JP5770647B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013150084A (ja) | 2013-08-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20190349587A1 (en) | Image processing method, and device for same | |
KR20190016989A (ko) | 영상 복호화 방법 및 장치 | |
EP2755388B1 (en) | Method, device, and program for encoding and decoding image | |
TW201921953A (zh) | 在圖像或視頻編碼系統中處理圖像的方法和裝置 | |
US10893267B2 (en) | Method for processing image on basis of intra-prediction mode and apparatus therefor | |
KR20190029732A (ko) | 인트라 예측 모드 기반 영상 처리 방법 및 이를 위한 장치 | |
EP3522538A1 (en) | Image processing method and apparatus therefor | |
KR102138828B1 (ko) | 영상 부호화 방법 및 장치 | |
JP2023090929A (ja) | ビデオ復号化方法、ビデオ復号化装置及び記憶媒体 | |
JP5770647B2 (ja) | 画像符号化方法,画像符号化装置,画像復号方法,画像復号装置およびそれらのプログラム | |
US10735728B2 (en) | Method for processing image and apparatus therefor | |
KR20130045151A (ko) | 복원 블록을 생성하는 방법 및 장치 | |
CN113632479B (zh) | 越界节点视频数据的处理方法及装置 | |
KR20200000543A (ko) | 지도 학습을 이용한 영상 개선 방법 및 장치 | |
KR20140129417A (ko) | 복수의 트랜스폼들을 이용한 영상 부호화/복호화 방법 및 장치 | |
JP5868157B2 (ja) | 画像処理方法/装置,映像符号化方法/装置,映像復号方法/装置およびそれらのプログラム | |
WO2014084674A2 (ko) | 잔차 변환을 이용한 인트라 예측 방법 및 장치 | |
WO2022140905A1 (zh) | 预测方法、编码器、解码器以及存储介质 | |
CN112806006B (zh) | 使用由预定义准则确定的参考样本以编解码的方法和设备 | |
KR20150105348A (ko) | 트랜스폼을 이용한 영상 부호화/복호화 방법 및 장치 | |
KR101475286B1 (ko) | 인트라 예측 방법 및 장치, 그리고 영상 처리 장치 | |
KR101688085B1 (ko) | 고속 인트라 예측을 위한 영상 부호화 방법 및 장치 | |
JP7109961B2 (ja) | 画像復号装置、画像符号化装置、画像処理システム、画像復号方法及びプログラム | |
JP2014007713A (ja) | デブロッキング処理方法、デブロッキング処理装置、プログラム、及び記録媒体 | |
JP6396782B2 (ja) | デブロッキング処理方法、デブロッキング処理装置、コンピュータプログラム及び記録媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140501 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150623 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150625 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5770647 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |