JP5770256B2 - 群知能を利用する大規模分散型システムにおける情報ルーティングのために枠組みを利用するシステムおよび方法 - Google Patents
群知能を利用する大規模分散型システムにおける情報ルーティングのために枠組みを利用するシステムおよび方法 Download PDFInfo
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Description
xi:(提供ノードのアドレス215)。
C(xi,Ti):(提供ノードの機能パラメータ217のセット)。ノードの機能を定量化するメトリックはすべてここで定義されてよい(例えば、計算力/メモリサイズおよび今利用可能な、計算力/メモリサイズ、待ち時間、コスト、セキュリティレベル等)。
Rep{Xi、Ti}:プロバイダの評価223により、過去の処理経験に基づいて、情報/サービス提供ノードの信頼度の尺度が提供される。パラメータは、移動時間窓における比率として計算されてよい(例えば、ある時間窓において成功した過去の処理数を過去の総処理数で除算して算出する)。加えて、信頼できるノード間の隣接するノード同士がこの情報を共有することで、より多くの情報を提供するようにしてもよい。これにより、利用したことがないノードであっても、プロバイダは評価を迅速に割り当てることができる。新たな情報/サービス提供ノードについてプロバイダの評価は、0.5またはその他の予め定められた格付けとすることができる。
最終更新タイムスタンプ:最終更新タイムスタンプ219は、このエントリが最後に更新されたときを記録する。最終更新タイムスタンプにより、現在のノードは、このエントリを廃れた(obsolete)情報で更新することがなくなる。
Pr{xi,Ti}:必要な情報/サービスを探す際に、同じ情報/サービスを提供する全てのノードからノードxiを選択する確率221である。
[項目1]
群知能を利用してネットワーク上で情報をルーティングするシステムであって、
上記ネットワーク上の複数のノードであって、各ノードは当該ノードの少なくとも1つの処理ユニットに連結されているメモリにルーティングテーブルを格納している、複数のノードと、
上記複数のノードのうちの、上記ネットワーク上の第2のノードに、情報および/またはサービスの少なくとも一方を提供する少なくとも1つのプロバイダノードと、
上記複数のノードのうちの、プロバイダノードの情報および/またはサービスを消費する少なくとも1つの消費ノードと、
上記複数のノードのうちの複数の中間ノードと、
を備え、
上記ネットワーク上のノード間の通信は、直接ノード間通信、または、少なくとも1つの中間ノードを介した通信のいずれかであり、ノード間の通信の実際のルートは、各ノードに常駐している上記ルーティングテーブルにより駆動され、
各プロバイダノードおよび消費ノードはさらに、
上記ネットワーク上のノードが提供するサービスおよび情報タイプTを特定する情報と、上記ネットワーク上のノードが提供する上記サービスおよび情報に興味を持つ他のノードのリストと、サービス/情報Tを提供する特定のプロバイダノードを選択する確率とを含む情報ルーティングテーブルと、
一のノードの上記ルーティングテーブルに対応するルーティングテーブル拡張であって、上記ルーティングテーブルは標準ネットワークプロトコルを利用し、上記ルーティングテーブル拡張は、需要尺度または上記ルーティングテーブルの一のノードが現在のノードと宛先ノードとの間の通信経路にある確率尺度のうち少なくとも一方を含む、ルーティングテーブル拡張とを有し、
各プロバイダノードはさらに、
情報蟻とも称される情報パケットを上記ネットワーク上の受信ノードに送信して、上記プロバイダノードが提供する情報/サービスTの利用可能性をアナウンスするサービス提供エージェントを有し、
上記ネットワーク上の受信ノードが上記情報蟻を受信すると、上記受信ノードは、(1)上記情報/サービスT、上記プロバイダノードのアドレス、上記情報/サービスTの機能に対応する情報を特定するエントリの上記情報ルーティングテーブルへの追加、(2)上記情報ルーティングテーブルの、上記情報/サービスT、上記プロバイダノードのアドレス、上記情報/サービスTの機能に対応する情報を特定する既存のエントリの更新、の一方を行い、
上記情報蟻の受信により、さらに、受信された上記情報蟻を上記ネットワーク上の別の受信ノードに選択的に転送させ、上記転送は、一部には上記情報蟻の新しさと、上記受信ノードが宛先ノードであるか、とに基づいて行われ、上記受信ノードはさらに、新たなエントリの追加後、または、上記情報ルーティングテーブルの既存のエントリの更新後に、上記サービス/情報Tを提供する各プロバイダノードを上記情報ルーティングテーブルから選択する確率を更新し、
各消費ノードはさらに、
受信ノードに対してクエリ蟻を生成して送信する第1のサービス消費エージェントであって、各クエリ蟻は、選択された情報/サービスTに関する情報の要求をもって上記ネットワークを伝播して、上記複数の中間ノードは、一部にはルーティングテーブルの需要尺度または確率尺度に基づいて上記受信したクエリ蟻を他のノードに選択的に転送する第1のサービス消費エージェントと、
上記受信ノードが上記要求されている情報を有する場合、受信したクエリ蟻に対する応答を生成して送信する第2のサービス消費エージェントと
を有するシステム。
[項目2]
一のノードは消費ノードおよびプロバイダノードの両方となり、上記第2のサービス消費エージェントはさらに上記サービス提供エージェントを有する項目1に記載のシステム。
[項目3]
一のノードは、プロバイダノードおよび消費ノードの両方となる項目1に記載のシステム。
[項目4]
上記情報ルーティングテーブルは、上記情報ルーティングテーブルの各情報/サービスタイプTエントリについて、各ノードx i がTの一のプロバイダに対応しているノードx i のリストを含み、Tに対応するエントリは、機能パラメータ、プロバイダの評価、最終更新タイムスタンプ、ノードx i を選択する確率、および、最終アクセスタイムスタンプを含み、
情報蟻およびクエリ蟻の宛先の設定は、上記ルーティングテーブルおよび上記ルーティングテーブル拡張、並びに、上記情報ルーティングテーブルを利用して決定される項目1に記載のシステム。
[項目5]
受信した上記情報蟻またはクエリ蟻の選択的な転送は、当該蟻を次の宛先にルーティングする前に、上記情報蟻の宛先ノードのアドレスを変更することで行われる項目1に記載のシステム。
[項目6]
上記宛先ノードのアドレスは、上記クエリ蟻とともに送信される1以上のフラグの値に基づいて、上記クエリ蟻のk番目のホッピングごとに変更される項目5に記載のシステム。
[項目7]
上記プロバイダノードはさらに、オフラインまたは停止状態からオンライン状態に復帰すると、上記プロバイダノードが提供する情報/サービスの利用可能性をアナウンスするために情報蟻の送信を自動開始する項目1に記載のシステム。
[項目8]
上記プロバイダノードはさらに、所定の間隔で、上記プロバイダノードが提供する情報/サービスの利用可能性をアナウンスするために情報蟻の送信を自動開始する項目7に記載のシステム。
[項目9]
消費ノードは、所望の情報/サービスTを提供するノードのリストからプロバイダノードを選択して、上記リストは、各ノードについて対応する確率係数とともに上記情報ルーティングテーブルに含まれており、エントリが存在しない場合には、情報/サービスTのプロバイダノードを探すために上記ネットワークにN個のクエリ蟻を送信する項目1に記載のシステム。
[項目10]
上記消費ノードはさらに、プロバイダノードの上記確率係数とともに、上記プロバイダノードを選択するために利用される乱数を生成する項目9に記載のシステム。
[項目11]
群知能を利用してネットワーク上で情報をルーティングするシステムであって、
プロバイダノード、消費ノード、中間ノードを有する、上記ネットワーク上の複数のノードであって、一のノードは、プロバイダノード、消費者ノード、および中間ノードの任意の組み合わせであり、各ノードは当該ノードの少なくとも1つの処理ユニットに連結されているメモリにルーティングテーブルを格納している、複数のノードと、
上記複数のノードのうちの、上記ネットワーク上の第2のノードに、情報および/またはサービスの少なくとも一方を提供する少なくとも1つのプロバイダノードと、
上記複数のノードのうちの、プロバイダノードの情報および/またはサービスを消費する少なくとも1つの消費ノードと
を備え、
各プロバイダノードおよび消費ノードはさらに、
上記ネットワーク上のプロバイダノードから利用可能な情報/サービスに対応して受信した情報をセーブする手段であって、上記情報/サービスに興味のある他のノード、上記利用可能な情報/サービスに対応する上記プロバイダノードの機能、および、選択された情報/サービスのために消費ノードが特定のプロバイダノードを選択する確率を特定することを含む手段と、
上記受信した情報の転送先である、上記ネットワーク上のノードを、一部には、送信元のノードのルーティングテーブルの需要尺度と、上記情報の新しさと、上記受信した情報をセーブする手段が特定する上記情報/サービスに興味のある他のノードの要求および格納されている嗜好とに基づいて選択する手段とを有するシステム。
[項目12]
上記受信した情報をセーブする手段は、情報ルーティングテーブルを含み、
上記情報ルーティングテーブルは、上記情報ルーティングテーブルの各情報/サービスタイプTエントリについて、各ノードx i がTの一のプロバイダに対応しているノードx i のリストを含み、Tに対応するエントリは、機能パラメータ、プロバイダの評価、最終更新タイムスタンプ、ノードx i を選択する確率、および、最終アクセスタイムスタンプを含み、
情報の転送先の設定は、上記ルーティングテーブルおよび上記情報ルーティングテーブルを両方とも利用して決定される項目11に記載のシステム。
[項目13]
上記受信した情報の転送先である、上記ネットワーク上のノードを選択する手段は、宛先の修正が許可されているかを判断して、許可されている場合には、一部には、上記ルーティングテーブルで特定されるノードの需要尺度と、上記情報の新しさと、上記情報ルーティングテーブルで特定される上記情報/サービスに興味のある他のノードの要求および格納されている嗜好とに基づいてノードの宛先のアドレスを選択的に修正する論理を含む項目12に記載のシステム。
[項目14]
上記ノードの宛先のアドレスは、上記情報とともに送信される1以上のフラグの値に基づいて、受信された上記情報の上記ネットワークでのk番目のホッピングごとに変更することを許可されている項目13に記載のシステム。
[項目15]
ネットワーク上の消費ノードであって、
メモリに連結されている少なくとも1つのプロセッサユニットと、
標準ネットワークプロトコルを利用し、上記メモリに格納されているルーティングテーブルであって、上記ルーティングテーブルの一のノードが、上記消費ノードと宛先ノードとの間の通信経路にある確率尺度または需要尺度のうち少なくとも一方を含むルーティングテーブルと、
上記ネットワーク上のプロバイダノードが提供するサービスおよび情報タイプTを特定する情報と、上記ネットワーク上のノードが提供する上記サービスおよび情報に興味を持つ他のノードのリストと、サービス/情報Tを提供する特定のプロバイダノードを選択する確率とを含む、上記メモリに格納されている情報ルーティングテーブルと、
受信ノードに対してクエリ蟻を生成して送信する第1のサービス消費エージェントであって、各クエリ蟻は、選択された情報/サービスTに関する情報の要求をもって上記ネットワークを伝播して、上記ネットワーク上の複数の中間ノードは、一部にはルーティングテーブルの需要尺度と確率尺度とに基づいて上記受信したクエリ蟻を他のノードに選択的に転送する、第1のサービス消費エージェントと、
上記ノードが受信ノードであり、上記要求されている情報を有する場合、受信したクエリ蟻に対して応答を生成して送信する第2のサービス消費エージェントと
を備える消費ノード。
[項目16]
上記消費ノードは消費ノードおよびプロバイダノードの両方となり、上記第2のサービス消費エージェントはさらにサービス提供エージェントを有する項目15に記載のシステム。
[項目17]
情報/サービスTを、Tの要求に応じて提供するプロバイダノードにさらに接続して、接続のための上記プロバイダノードの選択には、上記情報ルーティングテーブルに格納されている情報に基づいて行われ、上記情報には、要求されているパフォーマンス要件、上記プロバイダノードを選択する確率、プロバイダノードの評価、およびプロバイダノードの機能パラメータが含まれる項目15に記載の消費ノード。
[項目18]
第2の消費ノードからTについてクエリ蟻を受信すると、情報/サービスTを提供するプロバイダノードに上記第2の消費ノードを接続し、接続のための上記プロバイダノードの選択は、上記情報ルーティングテーブルに格納されている情報に基づいて行われ、上記情報には、要求されているパフォーマンス要件、上記プロバイダノードを選択する確率、プロバイダノードの評価、およびプロバイダノードの機能パラメータが含まれ、上記接続の許可は、上記クエリ蟻の許可フラグに基づいて行われる項目15に記載の消費ノード。
[項目19]
上記情報ルーティングテーブルが上記要求されている情報を有さない場合には、受信したクエリ蟻を上記ネットワーク上の他のノードに選択的に転送し、上記情報ルーティングテーブルが上記要求されている情報を有する場合には、上記要求されている情報を含む情報応答蟻を、上記クエリ蟻を送信したノードに送信する項目15に記載の消費ノード。
[項目20]
1以上のプロバイダノードが送信する情報蟻を受信すると、上記情報ルーティングテーブルの情報/サービスTを提供および要求するノードに関する情報を更新する項目15に記載の消費ノード。
[項目21]
提供された情報/サービスTに対応する情報を有するプロバイダノードが送信した情報蟻を受信すると、上記情報ルーティングテーブルを更新する論理をさらに備える項目15に記載の消費ノード。
[項目22]
古い、廃れた(obsolete)受信情報およびクエリ蟻を破棄する論理をさらに備える項目21に記載の消費ノード。
[項目23]
ネットワーク上のプロバイダノードであって、
メモリに連結されている少なくとも1つのプロセッサユニットと、
標準ネットワークプロトコルを利用し、上記メモリに格納されているルーティングテーブルであって、上記ルーティングテーブルの一のノードが、消費ノードと宛先ノードとの間の通信経路にある確率尺度または需要尺度のうち少なくとも一方を含むルーティングテーブルと、
上記ネットワーク上のプロバイダノードが提供するサービスおよび情報タイプTを特定する情報と、上記ネットワーク上のノードが提供する上記サービスおよび情報に興味を持つ他のノードのリストと、サービス/情報Tを提供する特定のプロバイダノードを選択する確率とを含む、上記メモリに格納されている情報ルーティングテーブルと、
情報蟻とも称される情報パケットを上記ネットワーク上の受信ノードに送信して、上記プロバイダノードが提供する情報/サービスTの利用可能性をアナウンスするサービス提供エージェントと
を備え、
上記ネットワーク上の受信ノードが上記情報蟻を受信すると、上記受信ノードは、(1)上記情報/サービスT、上記プロバイダノードのアドレス、上記情報/サービスTの機能に対応する情報を特定するエントリを上記情報ルーティングテーブルに追加して、(2)上記情報ルーティングテーブルの、上記情報/サービスT、上記プロバイダノードのアドレス、上記情報/サービスTの機能に対応する情報を特定する既存のエントリを更新し、
上記情報蟻の受信により、さらに、受信された上記情報蟻を上記ネットワーク上の別の受信ノードに選択的に転送させ、上記転送は、一部には上記情報蟻の新しさと、上記受信ノードが宛先ノードであるか、とに基づいて行われ、上記受信ノードはさらに、新たなエントリの追加後、または、上記情報ルーティングテーブルの既存のエントリの更新後に、上記サービス/情報Tを提供する各プロバイダノードを上記情報ルーティングテーブルから選択する確率を更新するプロバイダノード。
[項目24]
上記プロバイダノードは受信ノードを備え、さらに、他の情報/サービスT i に関して他のプロバイダノードから受信した情報を記録して、上記他の情報/サービスT i に関して受信した情報を、上記ネットワーク上の他の受信ノードに選択的に転送する項目23に記載のプロバイダノード。
[項目25]
上記プロバイダノードは、上記ネットワーク上の第2のプロバイダノードから別の情報/サービスT i を消費する消費ノードを備える項目23に記載のプロバイダノード。
[項目26]
情報/サービスTをネットワーク上の消費ノードに提供する、上記ネットワーク上のプロバイダノードから、情報/サービスTに対応する情報蟻を、(a)上記プロバイダノードまたは上記プロバイダノードに対応する新たな情報/サービスが、オンラインになること、(b)上記プロバイダノードの機能パラメータの変更、(c)上記プロバイダノードがオフラインになる、または、上記情報/サービスが停止されることに起因して、上記プロバイダノードから情報/サービスが利用不可能になること、または、(d)自動定期プッシュ要件のうち少なくとも1つに呼応してプッシュする段階と、
上記ネットワーク上のノードにクエリ蟻を送信する段階、および上記ネットワーク上のノードからクエリ応答蟻を受信する段階を有し、消費ノードが上記ネットワーク上で利用可能な情報/サービスに対応する情報をプルする段階と、
上記クエリ応答蟻、および、上記ネットワークを伝播する情報蟻から受信した情報で、情報ルーティングテーブルを更新する段階と、
一部には上記情報ルーティングテーブルと、ルーティングテーブルの需要尺度とに基づいて、情報蟻、クエリ蟻、および、クエリ応答蟻を上記ネットワークに選択的に転送する段階と、
消費ノードからサービス要求を受信した後に、プロバイダノードが送信する応答メッセージに含まれる情報により、中間ノードおよび消費ノードの上記情報ルーティングテーブルを更新する段階と
を備える方法。
[項目27]
上記情報ルーティングテーブルは、上記ネットワーク上のプロバイダノードが提供するサービスおよび情報タイプTを特定する情報と、上記ネットワーク上のノードが提供する上記サービスおよび情報に興味を持つ他のノードのリストと、サービス/情報Tを提供する特定のプロバイダノードを選択する確率とを含む項目26に記載の方法。
[項目28]
上記ルーティングテーブルは標準ネットワークプロトコルを利用し、上記ルーティングテーブルの一のノードが、上記消費ノードと宛先ノードとの間の通信経路にある確率尺度または需要尺度のうち少なくとも一方を含む項目27に記載の方法。
[項目29]
プッシュされた情報蟻の宛先アドレスを新たな宛先アドレスに選択的に変更する段階をさらに備え、
上記新たな宛先アドレスは、消費ノードの興味およびノードの需要の少なくとも一方に基づいて選択される項目26に記載の方法。
[項目30]
古い、廃れた受信情報およびクエリ蟻を破棄する段階をさらに備える項目26に記載の方法。
[項目31]
上記情報ルーティングテーブルを更新する段階は、
上記受信されたクエリ応答蟻および情報蟻に関連付けられている上記情報/サービスTに対応するノードに関連付けられている確率を更新する段階と、
別のノードからのサービス要求に応じてプロバイダノードが送信する応答メッセージに関連付けられている上記情報/サービスTに対応するノードに関連付けられている確率を更新する段階と
を有する項目26に記載の方法。
[項目32]
情報/サービスおよび対応する機能パラメータを提供するノードのリストを有し、ネットワークで利用可能な情報/サービスに対応する情報を受信すると自動更新される情報ルーティングテーブルを利用して、所望の情報/サービスTを提供する少なくとも1つのプロバイダノードを上記ネットワーク上で発見する段階と、
上記情報ルーティングテーブルの上記ノードのリストから、上記所望の情報/サービスTを提供するプロバイダノードを1つ、一部には上記プロバイダノードの確率尺度に基づいて選択する段階と、
上記選択されたプロバイダノードに接続して、上記情報/サービスTにアクセスする段階と
を備える方法。
[項目33]
上記選択する段階はさらに、上記プロバイダノードの評価係数に一部基づいて行われる項目32に記載の方法。
[項目34]
上記ネットワーク上の情報/サービスに対応する情報は、上記情報/サービスTを提供するノードに関する情報の要求、および/または、上記情報/サービスTを提供するノードに関する、要求していないが受信された情報に応じて受信される項目32に記載の方法。
[項目35]
上記ネットワーク上で利用可能な情報/サービスに対応して受信した情報を選択的に転送する段階をさらに備え、上記転送は、ルーティングテーブルのルーティング情報および需要尺度と、上記情報の新しさとに基づいて行われる項目32に記載の方法。
[項目36]
提供された情報/サービスTに対応するネットワーク上の複数のノードに情報を送信する段階を備え、
上記情報は、上記情報/サービスTを提供したノードのアドレスと、メッセージ生成時間コードと、機能パラメータと、ホッピングカウントと、転送フラグとを含み、
上記情報を送信する段階は、情報/サービスTに関するクエリ、上記情報/サービスTの利用可能性の変更、上記情報/サービスTを提供する上記ノードの機能の変更、および、定期的な間隔プッシュ要件に応じて行われ、
上記送信された情報を受信するノードは、情報/サービスおよび対応するプロバイダノードのリストを含むテーブルを自動更新し、各エントリは、上記対応するプロバイダノードに関連付けられた機能パラメータおよび評価係数を含む方法。
[項目37]
上記ネットワーク上の他のノードに関するルーティングテーブルの確率尺度またはノード需要尺度、上記ホッピングカウントに基づく上記情報の新しさ、および、上記転送フラグの少なくとも1つに一部基づいて、上記ネットワーク上の上記他のノードに上記情報を選択的に転送する段階をさらに備える項目36に記載の方法。
[項目38]
選択的な転送は、さらに、情報/サービスおよび対応するプロバイダノードのリストと、さらに、上記情報/サービスTに興味のあるノードのリストとを含む上記テーブルの情報に一部基づいて行われる項目37に記載の方法。
[項目39]
命令を格納するコンピュータ可読格納媒体であって、上記命令は機械に実行されると、上記機械に、
情報/サービスTをネットワーク上の消費ノードに提供する、上記ネットワーク上のプロバイダノードから、情報/サービスTに対応する情報蟻を、(a)上記プロバイダノードまたは上記プロバイダノードに対応する新たな情報/サービスが、オンラインになること、(b)上記プロバイダノードの機能パラメータの変更、(c)上記プロバイダノードがオフラインになる、または、上記情報/サービスが停止されることに起因して、上記プロバイダノードから情報/サービスが利用不可能になること、または、(d)自動定期プッシュ要件のうち少なくとも1つに呼応してプッシュする段階と、
上記ネットワーク上のノードにクエリ蟻を送信する段階、および上記ネットワーク上のノードからクエリ応答蟻を受信する段階を有し、消費ノードが上記ネットワーク上で利用可能な情報/サービスに対応する情報をプルする段階と、
上記クエリ応答蟻、および、上記ネットワークを伝播する情報蟻から受信した情報で、情報ルーティングテーブルを更新する段階と、
一部には上記情報ルーティングテーブルと、ルーティングテーブルの需要尺度とに基づいて、情報蟻、クエリ蟻、および、クエリ応答蟻を上記ネットワークに選択的に転送する段階と、
消費ノードからサービス要求を受信した後に、プロバイダノードが送信する応答メッセージに含まれる情報により、中間ノードおよび消費ノードの上記情報ルーティングテーブルを更新する段階と
を実行させるコンピュータ可読格納媒体。
[項目40]
上記情報ルーティングテーブルは、上記ネットワーク上のプロバイダノードが提供するサービスおよび情報タイプTを特定する情報と、上記ネットワーク上のノードが提供する上記サービスおよび情報に興味を持つ他のノードのリストと、サービス/情報Tを提供する特定のプロバイダノードを選択する確率とを含む項目39に記載のコンピュータ可読格納媒体。
[項目41]
上記ルーティングテーブルは標準ネットワークプロトコルを利用し、上記ルーティングテーブルの一のノードが、上記消費ノードと宛先ノードとの間の通信経路にある確率尺度または需要尺度のうち少なくとも一方を含む項目40に記載のコンピュータ可読格納媒体。
[項目42]
プッシュされた情報蟻の宛先アドレスを新たな宛先アドレスに選択的に変更する命令をさらに備え、
上記新たな宛先アドレスは、消費ノードの興味およびノードの需要の少なくとも一方に基づいて選択される項目39に記載のコンピュータ可読格納媒体。
[項目43]
古い、廃れた受信情報およびクエリ蟻を破棄する命令をさらに備える項目39に記載のコンピュータ可読格納媒体。
[項目44]
情報ルーティングテーブルを更新する段階は、
上記受信されたクエリ蟻、クエリ応答蟻、および情報蟻に関連付けられている上記情報/サービスTに対応するノードに関連付けられている確率を更新する命令と、
別のノードからのサービス要求に応じてプロバイダノードが送信して受信された応答メッセージに関連付けられている上記情報/サービスTに対応するノードに関連付けられている確率を更新する命令と
をさらに有する項目39に記載のコンピュータ可読格納媒体。
[項目45]
命令を格納するコンピュータ可読格納媒体であって、上記命令は機械により実行されると、上記機械に、
情報/サービスおよび対応する機能パラメータを提供するノードのリストを有し、ネットワークで利用可能な情報/サービスに対応する情報を受信すると自動更新される情報ルーティングテーブルを利用して、所望の情報/サービスTを提供する少なくとも1つのプロバイダノードを上記ネットワーク上で発見する段階と、
上記情報ルーティングテーブルの上記ノードのリストから、上記所望の情報/サービスTを提供するプロバイダノードを1つ、一部には上記プロバイダノードの確率尺度に基づいて選択する段階と、
上記選択されたプロバイダノードに接続して、上記情報/サービスTにアクセスする段階と
を実行させるコンピュータ可読格納媒体。
[項目46]
上記選択する段階はさらに、上記プロバイダノードの評価係数に一部基づいて行われる項目45に記載のコンピュータ可読格納媒体。
[項目47]
上記ネットワーク上の情報/サービスに対応する情報は、上記情報/サービスTを提供するノードに関する情報の要求、および/または、上記情報/サービスTを提供するノードに関する、要求していないが受信された情報に応じて受信される項目45に記載のコンピュータ可読格納媒体。
[項目48]
上記ネットワーク上で利用可能な情報/サービスに対応して受信した情報を選択的に転送する命令をさらに備え、上記転送は、ルーティングテーブルのルーティング情報および需要尺度と、上記情報の新しさとに基づいて行われる項目45に記載のコンピュータ可読格納媒体。
[項目49]
命令を格納するコンピュータ可読格納媒体であって、上記命令は機械により実行されると、上記機械に、
提供された情報/サービスTに対応するネットワーク上の複数のノードに情報を送信する段階を実行させるコンピュータ可読格納媒体であって、
上記情報は、上記情報/サービスTを提供したノードのアドレスと、メッセージ生成時間コードと、機能パラメータと、ホッピングカウントと、転送フラグとを含み、
上記情報を送信する段階は、情報/サービスTに関するクエリ、上記情報/サービスTの利用可能性の変更、上記情報/サービスTを提供する上記ノードの機能の変更、および、定期的な間隔プッシュ要件に応じて行われ、
上記送信された情報を受信するノードは、情報/サービスおよび対応するプロバイダノードのリストを含むテーブルを自動更新し、各エントリは、上記対応するプロバイダノードに関連付けられた機能パラメータおよび評価係数を含むコンピュータ可読格納媒体。
[項目50]
上記ネットワーク上の他のノードに関するルーティングテーブルの確率尺度またはノード需要尺度、上記ホッピングカウントに基づく上記情報の新しさ、および、上記転送フラグの少なくとも1つに一部基づいて上記ネットワーク上の上記他のノードに上記情報を選択的に転送する命令をさらに備える項目49に記載のコンピュータ可読格納媒体。
[項目51]
選択的な転送は、さらに、情報/サービスおよび対応するプロバイダノードのリストと、さらに、上記情報/サービスTに興味のあるノードのリストとを含む上記テーブルの情報に一部基づいて行われる項目50に記載のコンピュータ可読格納媒体。
Claims (20)
- 情報/サービスおよび対応する機能パラメータを提供するノードのリストを有し、ネットワークで利用可能な情報/サービスに対応する情報を受信すると自動更新される情報ルーティングテーブルを利用して、所望の情報/サービスのタイプを提供する少なくとも1つのプロバイダノードを前記ネットワーク上で発見する段階と、
前記情報ルーティングテーブルの前記ノードのリストから、前記所望の情報/サービスのタイプを提供するプロバイダノードを1つ、一部には前記プロバイダノードの確率尺度に基づいて選択する段階と、
前記選択されたプロバイダノードに接続して、前記情報/サービスのタイプにアクセスする段階と
を備え、
前記確率尺度は、情報/サービスのタイプを提供するために特定のプロバイダノードが選択される確率である、方法。 - 前記選択する段階はさらに、前記プロバイダノードの評価係数に一部基づいて行われる請求項1に記載の方法。
- 前記ネットワーク上の情報/サービスに対応する情報は、前記情報/サービスのタイプを提供するノードに関する情報の要求、および/または、前記情報/サービスのタイプを提供するノードに関する、要求していないが受信された情報に応じて受信される請求項1または請求項2に記載の方法。
- 前記ネットワーク上で利用可能な情報/サービスに対応して受信した情報を選択的に転送する段階をさらに備え、前記転送は、ルーティングテーブルのルーティング情報および需要尺度と、前記情報の新しさとに基づいて行われ、
前記需要尺度は、時間窓において特定のノードがパケットの宛先ノードに設定される頻度の尺度である、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の方法。 - 提供された情報/サービスのタイプに対応するネットワーク上の複数のノードに情報を送信する段階を備え、
前記情報は、前記情報/サービスのタイプを提供したノードのアドレスと、メッセージ生成時間コードと、機能パラメータと、ホッピングカウントと、転送フラグとを含み、
前記情報を送信する段階は、情報/サービスのタイプに関するクエリ、前記情報/サービスのタイプの利用可能性の変更、前記情報/サービスのタイプを提供する前記ノードの機能の変更、および、定期的な間隔プッシュ要件に応じて行われ、
前記送信された情報を受信するノードは、情報/サービスおよび対応するプロバイダノードのリストを含むテーブルを自動更新し、各エントリは、前記対応するプロバイダノードに関連付けられた機能パラメータおよび評価係数を含む方法。 - 前記ネットワーク上の他のノードに関するルーティングテーブルの確率尺度またはノードの需要尺度、前記ホッピングカウントに基づく前記情報の新しさ、および、前記転送フラグの少なくとも1つに一部基づいて、前記ネットワーク上の前記他のノードに前記情報を選択的に転送する段階をさらに備え、
前記確率尺度は、情報/サービスのタイプを提供するために特定のプロバイダノードが選択される確率であり、
前記需要尺度は、時間窓において特定のノードがパケットの宛先ノードに設定される頻度の尺度である、請求項5に記載の方法。 - 選択的な転送は、さらに、情報/サービスおよび対応するプロバイダノードのリストと、さらに、前記情報/サービスのタイプに興味のあるノードのリストとを含む前記テーブルの情報に一部基づいて行われる請求項6に記載の方法。
- コンピュータに、
情報/サービスおよび対応する機能パラメータを提供するノードのリストを有し、ネットワークで利用可能な情報/サービスに対応する情報を受信すると自動更新される情報ルーティングテーブルを利用して、所望の情報/サービスのタイプを提供する少なくとも1つのプロバイダノードを前記ネットワーク上で発見する段階と、
前記情報ルーティングテーブルの前記ノードのリストから、前記所望の情報/サービスのタイプを提供するプロバイダノードを1つ、一部には前記プロバイダノードの確率尺度に基づいて選択する段階と、
前記選択されたプロバイダノードに接続して、前記情報/サービスのタイプにアクセスする段階と
を実行させ、
前記確率尺度は、情報/サービスのタイプを提供するために特定のプロバイダノードが選択される確率である、プログラム。 - 前記選択する段階はさらに、前記プロバイダノードの評価係数に一部基づいて行われる請求項8に記載のプログラム。
- 前記ネットワーク上の情報/サービスに対応する情報は、前記情報/サービスのタイプを提供するノードに関する情報の要求、および/または、前記情報/サービスのタイプを提供するノードに関する、要求していないが受信された情報に応じて受信される請求項8または請求項9に記載のプログラム。
- 前記ネットワーク上で利用可能な情報/サービスに対応して受信した情報を選択的に転送する段階をさらに実行させ、前記転送は、ルーティングテーブルのルーティング情報および需要尺度と、前記情報の新しさとに基づいて行われ、
前記需要尺度は、時間窓において特定のノードがパケットの宛先ノードに設定される頻度の尺度である、請求項8から請求項10のいずれか1つに記載のプログラム。 - コンピュータに、
提供された情報/サービスのタイプに対応するネットワーク上の複数のノードに情報を送信する段階を実行させるためのプログラムであって、
前記情報は、前記情報/サービスのタイプを提供したノードのアドレスと、メッセージ生成時間コードと、機能パラメータと、ホッピングカウントと、転送フラグとを含み、
前記情報を送信する段階は、情報/サービスのタイプに関するクエリ、前記情報/サービスのタイプの利用可能性の変更、前記情報/サービスのタイプを提供する前記ノードの機能の変更、および、定期的な間隔プッシュ要件に応じて行われ、
前記送信された情報を受信するノードは、情報/サービスおよび対応するプロバイダノードのリストを含むテーブルを自動更新し、各エントリは、前記対応するプロバイダノードに関連付けられた機能パラメータおよび評価係数を含む、プログラム。 - 前記ネットワーク上の他のノードに関するルーティングテーブルの確率尺度またはノードの需要尺度、前記ホッピングカウントに基づく前記情報の新しさ、および、前記転送フラグの少なくとも1つに一部基づいて前記ネットワーク上の前記他のノードに前記情報を選択的に転送する段階をさらに実行させ、
前記確率尺度は、情報/サービスのタイプを提供するために特定のプロバイダノードが選択される確率であり、
前記需要尺度は、時間窓において特定のノードがパケットの宛先ノードに設定される頻度の尺度である、請求項12に記載のプログラム。 - 選択的な転送は、さらに、情報/サービスおよび対応するプロバイダノードのリストと、さらに、前記情報/サービスのタイプに興味のあるノードのリストとを含む前記テーブルの情報に一部基づいて行われる請求項13に記載のプログラム。
- 情報/サービスおよび対応する機能パラメータを提供するノードのリストを有し、ネットワークで利用可能な情報/サービスに対応する情報を受信すると自動更新される情報ルーティングテーブルを利用して、所望の情報/サービスのタイプを提供する少なくとも1つのプロバイダノードを前記ネットワーク上で発見する手段と、
前記情報ルーティングテーブルの前記ノードのリストから、前記所望の情報/サービスのタイプを提供するプロバイダノードを1つ、一部には前記プロバイダノードの確率尺度に基づいて選択する手段と、
前記選択されたプロバイダノードに接続して、前記情報/サービスのタイプにアクセスする手段と
を備え、
前記確率尺度は、情報/サービスのタイプを提供するために特定のプロバイダノードが選択される確率である、ネットワーク上の消費ノード。 - 前記選択する手段は、前記プロバイダノードの評価係数に一部基づいて前記プロバイダノードを選択する請求項15に記載の消費ノード。
- 前記ネットワーク上の情報/サービスに対応する情報は、前記情報/サービスのタイプを提供するノードに関する情報の要求、および/または、前記情報/サービスのタイプを提供するノードに関する、要求していないが受信された情報に応じて受信される請求項15または請求項16に記載の消費ノード。
- 前記ネットワーク上で利用可能な情報/サービスに対応して受信した情報を選択的に転送する手段をさらに備え、前記転送は、ルーティングテーブルのルーティング情報および需要尺度と、前記情報の新しさとに基づいて行われ、
前記需要尺度は、時間窓において特定のノードがパケットの宛先ノードに設定される頻度の尺度である、請求項15から請求項17のいずれか1つに記載の消費ノード。 - 提供された情報/サービスのタイプに対応するネットワーク上の複数のノードに情報を送信する手段を備え、
前記情報は、前記情報/サービスのタイプを提供したノードのアドレスと、メッセージ生成時間コードと、機能パラメータと、ホッピングカウントと、転送フラグとを含み、
前記情報を送信する段階は、情報/サービスのタイプに関するクエリ、前記情報/サービスのタイプの利用可能性の変更、前記情報/サービスのタイプを提供する前記ノードの機能の変更、および、定期的な間隔プッシュ要件に応じて行われ、
前記送信された情報を受信するノードは、情報/サービスおよび対応するプロバイダノードのリストを含むテーブルを自動更新し、各エントリは、前記対応するプロバイダノードに関連付けられた機能パラメータおよび評価係数を含む、ネットワーク上のプロバイダノード。 - 前記ネットワーク上の他のノードに関するルーティングテーブルの確率尺度またはノードの需要尺度、前記ホッピングカウントに基づく前記情報の新しさ、および、前記転送フラグの少なくとも1つに一部基づいて前記ネットワーク上の前記他のノードに前記情報を選択的に転送する段階をさらに実行させ、
前記確率尺度は、情報/サービスのタイプを提供するために特定のプロバイダノードが選択される確率であり、
前記需要尺度は、時間窓において特定のノードがパケットの宛先ノードに設定される頻度の尺度である、請求項19に記載のプロバイダノード。
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