JP5769904B2 - 評価情報投稿装置および評価情報投稿方法 - Google Patents

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Description

この発明は、店舗などの施設に関する評価情報を生成して評価情報の管理サイトに投稿する評価情報投稿装置および評価情報投稿方法に関する。
近年、店舗などの施設の評価情報(口コミ)をユーザが投稿し、他のユーザが評価情報を閲覧して店舗の選択などに利用するWebサービス(以下、ユーザ投稿型サービスと記載する)が流行している。特に、オンラインショッピングサイトやレストラン検索サイトについては、ユーザ投稿(レビュー)機能が必須とも言え、多くのユーザが、ショッピングや目的地検索にあたり、レビューを参考にしている。この流れは、自動車業界においても無視できるものではなく、多くのテレマティクスサービスにおいてユーザ投稿型サービスとの連携が検討されている。
ところで、ユーザ投稿型サービスにおいて、評価内容の信頼性を確保するには、多くのユーザが投稿する必要がある。しかしながら、ユーザにとって評価情報の生成と投稿は、手間のかかる処理であり、ユーザが投稿を面倒と感じてしまうと投稿が集まらない。このため、評価情報の投稿におけるユーザ負荷を軽減する取り組みがなされている。
車載機器を利用してユーザに評価情報の投稿を促す従来の技術としては、例えば、特許文献1に開示される発明がある。この特許文献1では、自動車が停止状態から始動状態に遷移した際に、施設に関する評価操作をユーザに促す表示を提示する。
また、特許文献2には、目的地に設定した施設にユーザが立ち寄ったことを駐車位置と時間から判断して立ち寄り施設情報を生成し記憶するシステムが記載されている。
さらに、特許文献3においては、車室内の会話を音声認識することにより、発話された地点キーワードと感情キーワードを結び付け、自動的に施設の評価情報を作成している。
特開2006−178228号公報 特開2010−164385号公報 特開2007−255897号公報
特許文献1は、自動車が停止状態から始動状態に遷移したことを契機として、ユーザに評価情報を投稿するように促すことはできるが、評価情報の生成と投稿におけるユーザの負荷を軽減できない。このため、従来と同様に、ユーザが面倒と感じてしまうと評価情報が投稿されなくなる。
また、特許文献2では、目的地に設定した施設にユーザが立ち寄ったことを駐車位置と時間とから判断している。しかしながら、駐車位置の周辺に複数の店舗が存在する場合、ユーザがどの施設に立ち寄ったのかを判別できないため、正確な評価情報を作成することが困難である。
さらに、特許文献3では、車室内の会話を音声認識することにより、地点キーワードと感情キーワードを結び付けて自動的に施設の評価情報を作成している。この発明においては、地点キーワードが施設の正式名称、略称、俗称であり、このような施設を示すキーワードの発話がなければ立ち寄り施設を特定できない。
例えば、ユーザが“あそこのラーメン屋は辛くて美味しい”と発話した場合、“あそこのラーメン屋”では施設(ラーメン屋)の名称や略称などを示していないため、この発話内容から立ち寄り施設を特定できない。
すなわち、特許文献3に記載の発明では、音声認識したキーワードから立ち寄り施設を判定しないため、施設を示す正式名称、略称または俗称をユーザが発話しない限り、施設を特定できず、評価情報を作成することができない。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ユーザが立ち寄り施設に関する評価情報を作成して評価情報管理サーバに投稿する負荷を軽減することができる評価情報投稿装置および評価情報投稿方法を得ることを目的とする。
この発明に係る評価情報投稿装置は、移動体に搭載または所持され、移動体が立ち寄った施設の評価情報を生成して評価情報管理サーバに投稿する評価情報投稿装置において、移動体の位置情報を取得する位置情報取得部と、発話音声を取得する音声取得部と、音声取得部が取得した発話音声の中から、施設に関するキーワードを抽出する施設キーワード抽出部と、音声取得部が取得した発話音声の中から、評価に関するキーワードを抽出する評価キーワード抽出部と、移動体が停止したことを示す停止情報を取得する停止情報取得部と、停止情報取得部が取得した停止情報に基づいて移動体の停止状況を判別して、位置情報取得部が取得した移動体の停止位置の位置情報、この位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報および施設キーワード抽出部が抽出した移動体の停止位置の施設に関するキーワードを用いて、移動体が立ち寄った施設を判定する立ち寄り施設判定部と、立ち寄り施設判定部が判定した施設に関する施設情報およびこの施設について評価キーワード抽出部が抽出した評価に関するキーワードを用いて、この施設の評価情報を生成する評価情報生成部と、評価情報生成部が生成した評価情報を評価情報管理サーバに投稿する投稿処理部と、音声取得部が取得した発話音声の中から、時間に関するキーワードを抽出する時間キーワード抽出部と、移動体が立ち寄った施設に関する施設情報を記憶する立ち寄り施設記憶部とを備え、評価情報生成部は、時間キーワード抽出部が抽出したキーワードで特定された時間に立ち寄った施設の施設情報を立ち寄り施設記憶部から読み出し、読み出した施設情報、およびこの施設について評価キーワード抽出部が抽出した評価に関するキーワードを用いて、この施設の評価情報を生成することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザが立ち寄り施設に関する評価情報を作成して評価情報管理サーバに投稿する負荷を軽減することができるという効果がある。
この発明の実施の形態1に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。 施設ジャンル“鍋料理店”についての評価キーワードとこれに対応する評価内容との関連テーブルを示す図である。 施設ジャンル“アイスクリーム店”についての評価キーワードとこれに対応する評価内容との関連テーブルを示す図である。 実施の形態1に係る評価情報投稿方法を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2における立ち寄り施設判定処理の一例を示すフローチャートである。 評価キーワードとこれに対応する施設ジャンルの関連テーブルを示す図である。 この発明の実施の形態3に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3における立ち寄り施設判定処理の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態4における評価情報生成処理の一例を示すフローチャートである。 施設ジャンルとこれに対応する評価キーワードの関連テーブルを示す図である。 この発明の実施の形態5に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態5における立ち寄り施設判定処理の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態6に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態6における評価情報生成処理の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態7に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態8に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態8における不足情報を要求する音声ガイダンスの一例を示す図である。 この発明の実施の形態9に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態9における施設ジャンルと評価キーワードおよびその整合性のスコアとの関連テーブルを示す図である。 この発明の実施の形態10に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態10に係る評価情報投稿装置の他の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態11に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態11における立ち寄り施設判定処理の一例を示す図である。 この発明の実施の形態12に係る評価情報投稿システムを示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するため、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。評価情報投稿装置1は、移動体(例えば、車両)に搭載される車載装置であり、図1に示すように、位置情報取得部2、停止情報取得部3、地図情報記憶部4、立ち寄り施設判定部5、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9および投稿処理部10を備えて構成される。
なお、評価情報投稿装置1を車載装置に適用した場合を示したが、評価情報投稿装置1をスマートフォンなどの携帯端末に適用してもかまわない。
位置情報取得部2は、車両の現在の位置情報を取得する機能ブロックであり、例えば、GPS(Global Positioning System)またはジャイロなどのハードウェアデバイスと、これらが取得したデバイス情報に基づいて自車両の緯度経度を算出するソフトウェアとから実現することができる。
なお、車両への持ち込まれたナビゲーション装置または車載されたナビゲーション装置の1つの機能として評価情報投稿装置1が実現される場合は、位置情報取得部2は、ナビゲーション装置が取得した自車の位置情報を利用するソフトウェアなどで実現される。
停止情報取得部3は、車両が停止(駐車)したことを示す停止情報を取得する機能ブロックである。例えば、車両からパーキング信号を取得するパーキング信号取得装置で実現される。また、車両が停止したかどうかは、位置情報取得部2から車両の位置情報を逐次入力し、車両の位置の経時的な遷移に基づいて車両が停止しているか否かを判定してもよい。この場合、停止情報取得部3は、位置情報取得部2と連携して自車位置の遷移を検出するソフトウェアなどから実現される。
地図情報記憶部4は、少なくとも施設情報および道路情報を含んだ地図情報を記憶する記憶部である。また、地図情報記憶部4は、立ち寄り施設記憶部4によって適宜読み出しが可能な記憶部であり、車載装置に搭載されたハードディスク装置(HDD)などの記憶装置、あるいは、ネットワークに接続されたサーバまたはスマートフォンなどの外部機器が備える記憶装置に構築される。
立ち寄り施設判定部5は、位置情報取得部2が取得した車両の位置情報、この位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報、停止情報取得部3が取得した停止情報および施設キーワード抽出部7が抽出した施設に関するキーワードを用いて車両が立ち寄った施設を判定する。
ここで、立ち寄り施設を判定する前に、例えば車両による施設への立ち寄りが行われたかが判定される。まず、立ち寄り施設判定部5は、車両が停止したことを示す停止情報が得られた時刻とそのときの自車位置を不揮発性メモリに逐次記憶する。
この後、停止してから所定の下限時間範囲内であって、停止位置から所定の誤差範囲内で車両の走行が開始された場合は、信号待ちなどの停車と判断してメモリに記憶した停止時刻と停止位置を破棄する。
また、停止してから所定の中間時間範囲内(電源がオフされた時間を含んでもよい)であって、停止位置から所定の誤差範囲内で車両の走行が開始された場合は、施設への立ち寄りにより車両が駐車されたものと判定する。
さらに、停止してから中間時間範囲よりも長時間の上限時間範囲に時間が経過した場合は、自宅で駐車したものと判定し、メモリに記憶した停止時刻と停止位置を破棄する。
立ち寄り施設の判定方法としては、例えば、下記(1)〜(5)の方法が挙げられる。
(1)施設名または施設ジャンルを含むキーワードを用いる場合
立ち寄り施設判定部5が、停止位置およびこの位置周辺の施設情報を含む地図情報に基づいて立ち寄り施設候補を判別し、施設キーワード抽出部7が発話音声から抽出した施設に関するキーワード(以下、施設キーワードと記載する)に施設名または施設ジャンルが含まれていれば、立ち寄り施設候補のうち、この施設キーワードとの一致度が高いほど立ち寄られた可能性が高いと判定する。
(2)場所を示す指示代名詞を含むキーワードを用いる場合
立ち寄り施設判定部5が、停止位置およびこの位置周辺の施設情報を含む地図情報に基づいて立ち寄り施設候補を判別し、施設キーワード抽出部7が発話音声から抽出した施設キーワードとして場所を示す指示代名詞(“ここ”、“あそこ”など)が含まれていれば、立ち寄り施設候補のうち、この施設キーワードとの一致度が高いほど立ち寄られた確率が高いと判定する。
例えば、施設キーワードが“ここ”の場合では、停止位置と立ち寄り施設候補との距離が近いほど、この施設に立ち寄った可能性が高いと判定する。
(3)停止位置との距離を用いる場合
立ち寄り施設判定部5が、停止位置およびこの位置周辺の施設情報を含む地図情報に基づいて、停止位置との距離が近い施設を立ち寄った可能性が高いと判定する。
(4)停止時間を用いる場合
立ち寄り施設判定部5が、停止位置およびこの位置周辺の施設情報を含む地図情報に基づいて立ち寄り施設候補を判別し、立ち寄り施設候補のうち、施設ジャンルごとに指定された停止予想時間と車両が停止してからの経過時間(停止時間)とを比較してその差が少ない施設に立ち寄った可能性が高いと判定する。停止予想時間としては、例えば、コンビニエンスストアならばちょっとした買い物に要する時間として“5分”を指定し、レストランであれば食事に必要な時間として“30分”を指定することなどが考えられる。なお、停止予想時間は、上述した中間時間範囲内の時間となる。
(5)(1)〜(4)を総合評価して判定する場合
立ち寄り施設判定部5が、上述した(1)〜(4)の全てまたはいずれか2つの方法で判定を行って、各判定で立ち寄った可能性が高いとされた施設候補に所定のスコアを付与し、合計スコアが最も高い施設候補を立ち寄り施設と判定する。
音声取得部6は、ユーザの発話音声を取得する音声取得部であって、車内に設置されたマイクで音声を集音し、例えばPCM(Pulse Code Modulation)によりA/D(Analog/Digital)変換する。また、評価情報投稿装置1が車内に持ち込まれた携帯端末である場合は、音声取得部6は、この携帯端末に搭載されたマイクとなる。
音声取得部6による音声取得タイミングとしては、常時マイクを起動してユーザの発話音声を取得する場合が挙げられる。
また、音声取得部6が、あらかじめ設定された特定のタイミングで起動してユーザの発話音声を取得してもよい。例えば、車両を駐車させてユーザが施設に立ち寄ってから車両に戻って乗車し、再び車両のエンジンを起動させた後、音声取得部6も起動してユーザの発話音声を取得する。この場合、ユーザが意識しないタイミングで音声が取得される。
さらに、音声取得部6が、ユーザにより指定されたタイミングで音声を取得してもよい。例えば、ユーザが集音ボタンを押下することで、音声取得部6も起動してユーザの発話音声を取得する場合が考えられる。
施設キーワード抽出部7は、音声取得部6が取得した発話音声の中から施設キーワードを抽出する機能を有する。
なお、施設キーワードとは、施設を示すキーワードであって、例えば施設名などの施設に固有なキーワード、施設ジャンルとして、“ここ”、“あそこ”などの場所を示すキーワードのうちの少なくとも1つである。
評価キーワード抽出部8は、音声取得部6が取得した発話音声の中から施設の評価に関するキーワード(以下、評価キーワードと記載する)を抽出する機能を有する。
評価キーワードとは、施設の評価を示すキーワードであり、例えば、“うまい”、“まずい”、“辛い”、“甘い”、“熱い”、“ぬるい”などの味覚、臭覚、触覚を示すキーワードが挙げられる。
また、施設キーワード抽出部7および評価キーワード抽出部8は、音声取得部6により取得されデジタル化された発話音声の音声信号から発話された内容に該当する音声区間を検出して、この音声区間の音声データの特徴量を抽出し、その特徴量に基づいて音声認識辞書を用いて認識処理を行うことによりキーワードを抽出する。
なお、認識処理としては、例えばHMM(Hidden Markov Model)法のような一般的な方法を用いて行えばよい。
評価情報生成部9は、立ち寄り施設判定部5が判定した施設に関する立ち寄り施設情報と評価キーワード抽出部8が抽出した評価キーワードを用いて、立ち寄り施設の評価情報を生成する。例えば、立ち寄り施設を特定する情報、ユーザの評価、施設立ち寄り時刻、施設滞在時間などを含んだ情報が評価情報として自動生成される。
ここで、立ち寄り施設を特定する情報とは、施設名、施設ID、施設ジャンル、施設の位置(緯度経度)などであって、評価情報における必須項目となる。また、ユーザの評価も評価情報における必須項目であり、評価キーワードを基に設定される。なお、ユーザの評価以外の情報は、立ち寄り施設情報に含まれる。
ユーザの評価は、評価キーワードとして発話音声から抽出された“うまい”、“まずい”などのフリーコメントでもよいが、“Good”、“Bad”のように段階評価に置き換えてもよい。この場合、評価キーワードとして抽出されたフリーコメントと評価の関連付けは、図2および図3に示すように施設ジャンルごとに行ってもよい。
ここで、図2は、施設ジャンル“鍋料理店”についての評価キーワードとこれに対応する評価内容との関連テーブルを示す図である。また、図3は、施設ジャンル“アイスクリーム店”についての評価キーワードとこれに対応する評価内容との関連テーブルを示す図である。評価情報生成部9が読み出し可能なメモリ内に上記のような関連テーブルを記憶しておき、評価情報を生成する際に適宜読み出して参照する。
例えば、判定された立ち寄り施設のジャンルが“鍋料理店”であり、フリーコメントが“あつい”である場合は、図2に示す関連テーブルが参照されて段階評価が“Good”に置き換えられる。これにより、よく火の通った鍋を出す良い店という評価となる。
また、判定された立ち寄り施設のジャンルが“アイスクリーム店”でフリーコメントが“ぬるい”である場合には、図3に示す関連テーブルが参照されて段階評価が“Bad”に置き換えられる。これにより、あまり冷えていないアイスクリームを出す悪い店という評価となる。
なお、図2および図3では、施設ジャンルについての評価キーワードとこれに対応する評価内容との関連テーブルを示したが、施設ごとに評価キーワードとこれに対応する評価内容との関連テーブルを設けてもよい。
また、ユーザが複数の評価キーワードを発話した場合には、抽出された全ての評価キーワードの評価値を総合し、平均的なキーワードを最終的な評価としてもよい。
例えば、図2に示す関連テーブルの段階評価のGoodを評価値1、Badを評価値0とし、ジャンルが“鍋料理店”の施設における立ち寄った後に“辛い”、“あつい”、“ぬるい”、・・・といった複数の評価キーワードが発話された場合に、発話された全ての評価キーワードの評価値を総合して判断して、“辛い鍋のお店”と評価する。
投稿処理部10は、評価情報生成部9が生成した評価情報を評価情報管理サーバ200に投稿する機能を有する。ここで、評価情報管理サーバ200とは、ネットワークに接続した口コミサイトなどを管理するサーバ装置であり、評価情報の投稿を受けて自身の記憶装置に記憶し、口コミの閲覧を希望するユーザに対して評価情報を閲覧させる。
例えば、投稿処理部10は、評価情報管理サーバ200に通信接続する通信装置および評価情報管理サーバ200との通信で扱われる通信フォーマットで評価情報の投稿用情報を作成して投稿する通信ソフトウェアから構成される。
なお、位置情報取得部2、停止情報取得部3、立ち寄り施設判定部5、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9および投稿処理部10は、評価情報投稿装置1が構築された情報処理装置のマイクロコンピュータが、この発明に特有な処理に関するプログラムを実行することで、ハードウェアとソフトウェアとが協働した具体的な手段として実現される。
次に動作について説明する。
図4は、実施の形態1に係る評価情報投稿方法を示すフローチャートである。
まず、立ち寄り施設判定部5は、停止情報取得部3により取得される停止情報に基づいて、車両の停止状況を判定する(ステップST1)。例えば、立ち寄り施設判定部5が、車両のパーキング信号を停止情報として用いて判定してもよく、所定の時間範囲内に自車位置の遷移がなかった場合に停止したと判定してもよい。
ここで、車両が走行中と判定された場合は、ステップST1の判定が繰り返される。
車両が停止中と判定された場合、立ち寄り施設判定部5は、車両が施設に立ち寄ったか否かを判定する(ステップST2)。例えば、上述したように、停止情報が得られた時刻から所定の下限時間範囲内で車両の走行が開始されると、信号待ちなどの停車と判断して施設に立ち寄っていないと判定する。また、停止情報が得られた時刻から所定の中間時間範囲内で車両の走行が開始された場合は、施設への立ち寄りにより車両が駐車されたものと判定する。ここで、車両が施設に立ち寄っていないと判定した場合(ステップST2;NO)、立ち寄り施設判定部5は、ステップST1に戻り、上記処理を繰り返す。
一方、車両が施設に立ち寄ったと判定した場合(ステップST2;YES)、立ち寄り施設判定部5は、位置情報取得部2によって取得された現在の車両の位置情報を取得する(ステップST3)。続いて、立ち寄り施設判定部5は、地図情報記憶部4から当該位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報を読み出して取得する(ステップST4)。なお、このとき、施設キーワード抽出部7と評価キーワード抽出部8は、上述したように音声取得部6による音声取得と連動したタイミングでキーワードの抽出を行っている。
立ち寄り施設判定部5は、施設キーワード抽出部7が車両の運転者および乗員(以下、ユーザと呼ぶ)の発話音声から抽出した施設キーワードを取得する(ステップST5)。
次に、立ち寄り施設判定部5は、上述のように取得した車両の位置情報、地図情報、停止情報および施設キーワードを用いて、ユーザが車両で立ち寄った施設を判定する(ステップST6)。例えば、車両の位置情報、地図情報、および停止情報を用いて車両で立ち寄ったと推定される立ち寄り施設候補を判別し、上述の(1)〜(5)のいずれかの方法を用いて立ち寄り施設候補を順に判定して最終的な立ち寄り施設を確定する。
ここで、立ち寄り施設が確定されなければ(ステップST7;NO)、立ち寄り施設判定部5は、ステップST5に戻り、上述の判定を繰り返す。
立ち寄り施設が確定されると(ステップST7;YES)、立ち寄り施設判定部5は、確定した施設に関する立ち寄り施設情報を評価情報生成部9に出力する。
なお、立ち寄り施設情報とは、地図情報に含まれる当該施設の施設情報を用いて構成された情報であり、施設名、施設ID、施設ジャンルおよび施設位置(緯度経度)に加え、設立ち寄り時刻、施設滞在時間も含まれる。
評価情報生成部9は、立ち寄り施設判定部5が判定した施設に関する立ち寄り施設情報を取得すると、評価キーワード抽出部8がユーザの発話音声から抽出した評価キーワードを取得する(ステップST8)。
続いて、評価情報生成部9は、立ち寄り施設判定部5が判定した施設に関する立ち寄り施設情報と評価キーワード抽出部8が抽出した評価キーワードを用いて、立ち寄り施設の評価情報を生成する(ステップST9)。例えば、上述したように、立ち寄り施設を特定する情報、ユーザの評価、施設立ち寄り時刻、施設滞在時間などを含んだ情報が評価情報として自動生成される。
この後、投稿処理部10は、評価情報生成部9が生成した評価情報を入力して評価情報管理サーバ200に投稿する(ステップST10)。
なお、投稿する前に、評価情報を表示画面に表示してユーザに確認させ、ユーザの承認があってから投稿してもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、車両の位置情報を取得する位置情報取得部2と、発話音声を取得する音声取得部6と、音声取得部6が取得した発話音声の中から、施設に関するキーワードを抽出する施設キーワード抽出部7と、音声取得部6が取得した発話音声の中から、評価に関するキーワードを抽出する評価キーワード抽出部8と、車両が停止したことを示す停止情報を取得する停止情報取得部3と、停止情報取得部3が取得した停止情報に基づいて車両の停止状況を判別して、位置情報取得部2が取得した車両の停止位置の位置情報、この位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報および施設キーワード抽出部7が抽出した車両の停止位置の施設に関するキーワードを用いて、車両が立ち寄った施設を判定する立ち寄り施設判定部5と、立ち寄り施設判定部5が判定した施設に関する施設情報およびこの施設について評価キーワード抽出部8が抽出した評価に関するキーワードを用いて、この施設の評価情報を生成する評価情報生成部9と、評価情報生成部9が生成した評価情報を評価情報管理サーバ200に投稿する投稿処理部10とを備える。このように、車両の停止情報と発話音声を利用してユーザが立ち寄った施設の評価情報を自動で生成して評価情報管理サーバ200に投稿することで、ユーザの評価情報の生成および投稿に関する負荷が軽減され、投稿数の増加も図ることができる。
また、実施の形態1で示したように、評価情報投稿装置1を車載装置とした場合には、この発明のために追加すべき専用装置が少なくて済み、安価な導入が可能である。
すなわち、車両に標準装備されている、GPSを位置情報取得部2として用い、パーキング信号を取得するパーキング信号取得装置を停止情報取得部3として用い、車内マイクを音声取得部6として用いることができる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。図5において、評価情報投稿装置1Aは、実施の形態1と同様に移動体(例えば、車両)に搭載される車載装置であり、位置情報取得部2、停止情報取得部3、地図情報記憶部4、立ち寄り施設判定部5A、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9、および投稿処理部10を備えて構成される。なお、図5において、図1と同一構成要素には、同一の符号を付して説明を省略する。
立ち寄り施設判定部5Aは、位置情報取得部2が取得した位置情報、地図情報記憶部4から読み出された上記位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報、車両が停止していることを示す停止情報および施設キーワードに加え、評価キーワード抽出部8が抽出した評価キーワードを用いて、車両が立ち寄った施設を判定する。すなわち、この実施の形態2では、立ち寄り施設候補のうち、評価キーワードに最も適した施設候補を最終的に立ち寄り施設として確定する。
なお、位置情報取得部2、停止情報取得部3、立ち寄り施設判定部5A、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9および投稿処理部10は、評価情報投稿装置1Aが構築された情報処理装置のマイクロコンピュータが、この発明に特有な処理に関するプログラムを実行することで、ハードウェアとソフトウェアとが協働した具体的な手段として実現される。
次に動作について説明する。
図6は、実施の形態2における立ち寄り施設判定処理の一例を示すフローチャートである。まず、立ち寄り施設判定部5Aは、実施の形態1と同様に、車両の位置情報、この位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報、停止情報、および施設キーワードを用いて、ユーザが車両で立ち寄ったと推定される立ち寄り施設候補を判別する(ステップST1a)。
次に、立ち寄り施設判定部5Aは、評価キーワード抽出部8がユーザの発話音声から抽出した評価キーワードを取得する(ステップST2a)。
続いて、立ち寄り施設判定部5Aは、ステップST1aで判別した立ち寄り施設候補の中から、評価キーワードとこれに対応する施設ジャンルの関連テーブルを参照することにより、評価キーワードに適合する施設候補を選別し、評価キーワードに最も適合した候補を最終的な立ち寄り施設として確定する(ステップST3a)。
図7は、評価キーワードとこれに対応する施設ジャンルの関連テーブルを示す図である。立ち寄り施設判定部5Aは、図7に示すような関連テーブルを参照して評価キーワードと立ち寄り施設候補の施設ジャンルを比較して適合する候補を選別する。
例えば、停止位置周辺に施設ジャンルがラーメン店の施設とアイスクリーム店の施設が立ち寄り施設候補として判別されており、評価キーワードとして“あつい”、“辛かった”が抽出されていた場合、立ち寄り施設判定部5Aは、図7の関連テーブルを参照することにより、“あつい”、“辛かった”という評価キーワードに適合している施設ジャンルがラーメン店の施設に立ち寄った可能性が高いと判定する。
この後、複数の評価キーワードに対して最も適合した施設ジャンルの施設候補が最終的な立ち寄り施設として確定される。
以上のように、この実施の形態2によれば、立ち寄り施設判定部5Aが、評価キーワード抽出部8が抽出した施設の評価キーワードを用いて車両が立ち寄った施設を判定する。
このようにすることで、停止位置周辺に複数の施設が存在する場合において、立ち寄り施設判定の確度を高めることが可能となる。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。図8において、評価情報投稿装置1Bは、実施の形態1と同様に移動体(例えば、車両)に搭載される車載装置であり、位置情報取得部2、停止情報取得部3、地図情報記憶部4、立ち寄り施設判定部5B、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9、投稿処理部10、および特定地設定部11を備えて構成される。なお、図8において、図1と同一構成要素には、同一の符号を付して説明を省略する。
立ち寄り施設判定部5Bは、位置情報取得部2が取得した位置情報、地図情報記憶部4から読み出された上記位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報、車両が停止していることを示す停止情報、および施設キーワードに加えて、特定地設定部11で設定された地点情報を用いて、車両が立ち寄った施設を判定する。
特定地設定部11は、車両が立ち寄る地点に関する地点情報の設定を受け付ける機能を有する。例えば、評価情報投稿装置1Bが車載のナビゲーション装置の一つの機能として構成される場合、ナビゲーション装置に設定される目的地または経由地に関する情報が、車両が立ち寄る地点(特定地)に関する地点情報に相当する。
また、車両が立ち寄る地点とは、目的または経由する予定の施設であり、地点情報は、この施設に関する施設情報である。
なお、位置情報取得部2、停止情報取得部3、立ち寄り施設判定部5B、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9、投稿処理部10および特定地設定部11は、評価情報投稿装置1Bが構築された情報処理装置のマイクロコンピュータが、この発明に特有な処理に関するプログラムを実行することで、ハードウェアとソフトウェアとが協働した具体的な手段として実現される。
次に動作について説明する。
図9は、実施の形態3における立ち寄り施設判定処理の一例を示すフローチャートである。まず、立ち寄り施設判定部5Bは、実施の形態1と同様に、車両の位置情報、この位置情報が示す位置を含む地図情報および停止情報を用いて、ユーザが車両で立ち寄ったと推定される立ち寄り施設候補を判別する(ステップST1b)。
次に、立ち寄り施設判定部5Bは、ステップST1bで求めた立ち寄り施設候補うち、特定地設定部11で設定された地点情報が示す特定地(目的地または経由地)周辺にあるものを選別して抽出する(ステップST2b)。
この後、立ち寄り施設判定部5Bは、目的地または経由地周辺の立ち寄り施設候補と施設キーワードを比較して施設キーワードに最も適合する施設候補を選別することにより、最終的な立ち寄り施設を確定する(ステップST3b)。
なお、目的地または経由地の施設が複合施設である場合には、上述の施設キーワードとの適合を判断して立ち寄り施設に確定してもよく、実施の形態2のように評価キーワードとの適合を判断して立ち寄り施設に確定してもよい。
以上のように、この実施の形態3によれば、車両が立ち寄る地点に関する地点情報の設定を受け付ける特定地設定部11を備え、立ち寄り施設判定部5Bが、特定地設定部11が設定を受け付けた地点情報を用いて、車両が立ち寄った施設を判定する。
このように、ナビゲーション装置に設定される目的地または経由地に関する情報を立ち寄り施設判定に用いることで、立ち寄り施設判定の確度を高めることが可能となる。
実施の形態4.
図10は、この発明の実施の形態4に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。図10において、評価情報投稿装置1Cは、実施の形態1と同様に移動体(例えば、車両)に搭載される車載装置であり、位置情報取得部2、停止情報取得部3、地図情報記憶部4、立ち寄り施設判定部5、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9A、投稿処理部10、および有効評価キーワード抽出部12を備えて構成される。なお、図10において、図1と同一構成要素には、同一の符号を付して説明を省略する。
評価情報生成部9Aは、立ち寄り施設判定部5が判定した施設に関する立ち寄り施設情報および有効評価キーワード抽出部12が抽出した評価キーワードを用いて、この施設の評価情報を生成する機能を有する。
また、有効評価キーワード抽出部12は、立ち寄り施設判定部5が判定した施設に関する立ち寄り施設情報を用いて、評価キーワード抽出部8が抽出した評価キーワードの中から、立ち寄り施設判定部5が判定した施設の評価キーワードを抽出する。
なお、位置情報取得部2、停止情報取得部3、立ち寄り施設判定部5、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9A、投稿処理部10および有効評価キーワード抽出部12は、評価情報投稿装置1Cが構築された情報処理装置のマイクロコンピュータが、この発明に特有な処理に関するプログラムを実行することで、ハードウェアとソフトウェアとが協働した具体的な手段として実現される。
次に動作について説明する。
図11は、実施の形態4における評価情報生成処理の一例を示すフローチャートである。まず、有効評価キーワード抽出部12が、立ち寄り施設判定部5が判定した施設に関する立ち寄り施設情報から立ち寄り施設の施設ジャンルを抽出する(ステップST1c)。
次に、有効評価キーワード抽出部12は、評価キーワード抽出部8が抽出した評価キーワードを取得する(ステップST2c)。
続いて、有効評価キーワード抽出部12は、立ち寄り施設の施設ジャンルとこの施設に有効な評価キーワードとの関連テーブルを参照することにより、評価キーワード抽出部8が抽出した評価キーワードの中から、ステップST1cで求めた施設ジャンルに適合した有効な評価キーワードを抽出する(ステップST3c)。
この後、評価情報生成部9Aは、立ち寄り施設判定部5が判定した施設に関する立ち寄り施設情報と有効評価キーワード抽出部12が抽出した有効な評価キーワードを用いて、立ち寄り施設の評価情報を生成する(ステップST4c)。
図12は、施設ジャンルとこれに対応する評価キーワードとの関連テーブルを示す図である。図12に示すような関連テーブルは、有効評価キーワード抽出部12から読み出し可能なメモリに記憶されている。有効評価キーワード抽出部12は、有効な評価キーワードを抽出する際に上記関連テーブルを適宜読み出して参照する。
例えば、立ち寄り施設判定部5が判定した立ち寄り施設の施設ジャンルが温泉であった場合、評価キーワード抽出部8が抽出した評価キーワードの中から、“温泉”に関連する“あつい”、“混雑”などのキーワードが有効な評価キーワードとして抽出される。
なお、図12では、施設ジャンルとこれに対応する評価キーワードとの関連テーブルを示したが、施設ごとに対応する評価キーワードとの関連テーブルを設けてもよい。
以上のように、この実施の形態4によれば、評価キーワード抽出部8が抽出した評価に関するキーワードの中から、立ち寄り施設判定部5が判定した施設の評価に関するキーワードを抽出する有効評価キーワード抽出部12を備え、評価情報生成部9Aが、車両が立ち寄った施設に関する立ち寄り施設情報および有効評価キーワード抽出部12が抽出したキーワードを用いて、この施設の評価情報を生成する。このように構成することで、施設に対して適切な評価キーワードのみを評価情報として投稿することができ、評価情報の質の向上を図ることができる。
実施の形態5.
図13は、この発明の実施の形態5に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。図13において、評価情報投稿装置1Dは、実施の形態1と同様に移動体(例えば、車両)に搭載される車載装置であり、位置情報取得部2、停止情報取得部3、地図情報記憶部4、立ち寄り施設判定部5C、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9、投稿処理部10、および走行ルート記憶部13を備えて構成される。なお、図13において、図1と同一構成要素には、同一の符号を付して説明を省略する。
立ち寄り施設判定部5Cは、位置情報取得部2が取得した位置情報、地図情報記憶部4から読み出された上記位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報、車両が停止していることを示す停止情報、および施設キーワードに加え、走行ルート記憶部13から読み出された走行ルート情報(経路情報)を用いて、車両が立ち寄った施設を判定する。
なお、走行ルート情報とは、車両が走行しているルートに関する情報であり、出発地、現在地、経由地、目的地などの各地点を結ぶ道路情報である。
走行ルート記憶部13は、車両が走行しているルートに関する走行ルート情報(経路情報)を記憶する記憶部であり、車載装置に搭載されたハードディスク装置(HDD)などの記憶装置、あるいは、ネットワークに接続されたサーバまたはスマートフォンなどの外部機器が備える記憶装置に構築される。走行ルート記憶部13への走行ルート情報の記憶は、例えば、評価情報投稿装置1Dが車載のナビゲーション装置の一つの機能として構成される場合は、ナビゲーション装置が走行ルート情報を走行ルート記憶部13に記憶することなどが考えられる。
なお、位置情報取得部2、停止情報取得部3、立ち寄り施設判定部5C、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9、投稿処理部10、および走行ルート記憶部13は、評価情報投稿装置1Dが構築された情報処理装置のマイクロコンピュータが、この発明に特有な処理に関するプログラムを実行することで、ハードウェアとソフトウェアとが協働した具体的な手段として実現される。
次に動作について説明する。
図14は、実施の形態5における立ち寄り施設判定処理の一例を示すフローチャートである。まず、立ち寄り施設判定部5Cは、実施の形態1と同様に、車両の位置情報、この位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報および停止情報を用いて、ユーザが車両で立ち寄ったと推定される立ち寄り施設候補を判別する(ステップST1d)。
次に、立ち寄り施設判定部5Cは、車両の位置情報および停止情報を用いて走行ルート記憶部13から車両の停止位置に対応する走行ルート情報を読み出し、ステップST1dで求めた立ち寄り施設候補の中から、この走行ルート情報が示すルートに沿った施設候補を抽出する(ステップST2d)。このようにして、車両が走行しているルートに沿った施設が立ち寄った可能性の高い施設として抽出される。
この後、立ち寄り施設判定部5Cは、走行ルート情報が示すルートに沿った施設候補と施設キーワードとを比較して、施設キーワードに最も適合する施設候補を選別することにより、最終的な立ち寄り施設を確定する(ステップST3d)。
以上のように、この実施の形態5によれば、車両が走行しているルートに関する走行ルート情報を記憶する走行ルート記憶部13を備え、立ち寄り施設判定部5Cが、走行ルート記憶部13から読み出された履歴情報を用いて、車両が立ち寄った施設を判定する。
このようにすることで、立ち寄り施設判定の確度を高めることができる。例えば、高速道路と立体交差する一般道路を走行していた車両が停車した場合、高速道路上のサービスエリアに立ち寄ったとは考えにくい。この場合、実施の形態5は、サービスエリアと走行ルートとでは整合性が低いため、立ち寄りの可能性が低いと判定される。
実施の形態6.
図15は、この発明の実施の形態6に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。図15において、評価情報投稿装置1Eは、実施の形態1と同様に移動体(例えば、車両)に搭載される車載装置であり、位置情報取得部2、停止情報取得部3、地図情報記憶部4、立ち寄り施設判定部5、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9B、投稿処理部10、時間キーワード抽出部14および立ち寄り施設記憶部15を備えて構成される。なお、図15において、図1と同一構成要素には、同一の符号を付して説明を省略する。
評価情報生成部9Bは、時間キーワード抽出部14に抽出されたキーワードが示す時間に立ち寄った施設に関する立ち寄り施設情報を立ち寄り施設記憶部15から読み出して、この立ち寄り施設情報および評価キーワード抽出部8が抽出した評価に関するキーワードを用いて、この施設の評価情報を生成する。
時間キーワード抽出部14は、音声取得部6が取得した発話音声の中から、時間に関するキーワードを抽出する機能を有する。時間に関するキーワード(以下、時間キーワードと記載する)とは、時間を示すキーワードおよびこれを含んだ発話の認識結果である。
例えば、“昨日行った”、“昨日のお昼に行った”などのキーワードが挙げられる。
立ち寄り施設記憶部15は、車両が立ち寄った施設に関する立ち寄り施設情報を記憶する記憶部である。例えば、立ち寄り施設記憶部15は、車載装置に搭載されたハードディスク装置(HDD)などの記憶装置、あるいは、ネットワークに接続されたサーバまたはスマートフォンなどの外部機器が備える記憶装置に構築される。
なお、位置情報取得部2、停止情報取得部3、立ち寄り施設判定部5、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9B、投稿処理部10および時間キーワード抽出部14は、評価情報投稿装置1Eが構築された情報処理装置のマイクロコンピュータが、この発明に特有な処理に関するプログラムを実行することで、ハードウェアとソフトウェアとが協働した具体的な手段として実現される。
図16は、実施の形態6における評価情報生成処理の一例を示すフローチャートである。立ち寄り施設判定部5は、立ち寄り施設を確定すると、この施設に関する立ち寄り施設情報を立ち寄り施設記憶部15に記憶する(ステップST1e)。
このとき、時間キーワード抽出部14は、実施の形態1で説明した音声取得部6による音声取得と連動したタイミングで、音声取得部6が取得した発話音声の中から、時間キーワードを抽出している。
次に、評価情報生成部9Bは、時間キーワード抽出部14が抽出した時間キーワードと評価キーワード抽出部8が抽出した評価キーワードを取得する(ステップST2e)。
次いで、評価情報生成部9Bは、時間キーワードが示す時間に立ち寄った施設の立ち寄り施設情報を立ち寄り施設記憶部15から読み出す(ステップST3e)。例えば、立ち寄り施設情報に含まれる立ち寄り時刻と時間キーワードが示す時間を比較して、時間キーワードが示す時間に立ち寄った施設の立ち寄り施設情報を選別する。
この後、評価情報生成部9Bが、ステップST3eで読み出した立ち寄り施設情報と、評価キーワード抽出部8が抽出した評価キーワードを用いて、この施設の評価情報を生成する(ステップST4e)。
例えば、ユーザが“昨日のお昼に行ったラーメン屋はおいしかった”と発話した場合、時間キーワードとして“昨日のお昼”が抽出され、この時間に対応する立ち寄り施設情報が読み出され、さらに評価キーワードとして“おいしかった”が抽出され、この評価キーワードと立ち寄り施設情報とが紐付けられた評価情報が生成される。
以上のように、この実施の形態6によれば、音声取得部6が取得した発話音声の中から時間キーワードを抽出する時間キーワード抽出部14と、車両が立ち寄った施設に関する立ち寄り施設情報を記憶する立ち寄り施設記憶部15とを備え、評価情報生成部9Bが、時間キーワード抽出部14が抽出したキーワードで特定された時間に立ち寄った施設の立ち寄り施設情報を立ち寄り施設記憶部15から読み出して、この立ち寄り施設情報および評価キーワード抽出部8が抽出した評価キーワードを用いて、この施設の評価情報を生成する。このように構成することで、ユーザが施設に立ち寄った後にすぐに評価しなかった場合であっても、時間キーワードが示す過去の時点に立ち寄った施設についての評価情報を生成できる。これにより、立ち寄りから数日経過した後に、ユーザが思い出したように評価キーワードを発話した場合であっても、評価情報の生成と投稿が可能である。
実施の形態7.
図17は、この発明の実施の形態7に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。図17において、評価情報投稿装置1Fは、実施の形態1と同様に移動体(例えば、車両)に搭載される車載装置であり、位置情報取得部2、停止情報取得部3、地図情報記憶部4、立ち寄り施設判定部5、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9C、投稿処理部10および生体情報取得部16を備えて構成される。なお、図17において、図1と同一構成要素には、同一の符号を付して説明を省略する。
位置情報取得部2、停止情報取得部3、立ち寄り施設判定部5、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9C、投稿処理部10および生体情報取得部16は、評価情報投稿装置1Fが構築された情報処理装置のマイクロコンピュータが、この発明に特有な処理に関するプログラムを実行することで、ハードウェアとソフトウェアとが協働した具体的な手段として実現される。
評価情報生成部9Cは、立ち寄り施設判定部5が判定した施設の立ち寄り施設情報と、評価キーワード抽出部8が抽出した評価キーワードとに加え、生体情報取得部16が取得した生体情報を用いて、この施設の評価情報を生成する。
生体情報取得部16は、ユーザの生体情報を取得する機能を有する。例えば、車室内に設置された脳波センサ、体重計、体温計などに接続して、ユーザの生体情報として脳波、体重、体温を取得する。
特に、ユーザが評価キーワードを含む発話を行わなかった場合であっても、評価情報生成部9Cは、生体情報取得部16が取得した生体情報を用いて、ユーザが立ち寄った施設の評価情報を生成する。
例えば、温泉を利用した後にユーザの脳波が安定していれば“リラックスできる温泉”といった評価が含まれる評価情報が生成される。
また、レストランを利用した後にユーザの体重が増加していれば“たっぷり食べられるレストラン”といった評価が含まれる評価情報が生成される。
さらに、レストランを利用した後にユーザの体温が大きく上昇していれば“寒いときに適した食事が可能なレストラン”といった評価が含まれる評価情報が生成される。
以上のように、この実施の形態7によれば、ユーザの生体情報を取得する生体情報取得部16を備え、評価情報生成部9Bが、生体情報取得部16が取得した生体情報を用いて車両が立ち寄った施設の評価情報を生成する。このように構成することで、ユーザが詳細な評価を発話しない場合であっても、ユーザの実体験に基づく確度の高い評価情報を生成することができる。
実施の形態8.
図18は、この発明の実施の形態8に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。図18において、評価情報投稿装置1Gは、実施の形態1と同様に移動体(例えば、車両)に搭載される車載装置であり、位置情報取得部2、停止情報取得部3、地図情報記憶部4、立ち寄り施設判定部5、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9D、投稿処理部10、および不足情報通知入力部17を備えて構成される。なお、図18において、図1と同一構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
位置情報取得部2、停止情報取得部3、立ち寄り施設判定部5、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9D、投稿処理部10および不足情報通知入力部17は、評価情報投稿装置1Gが構築された情報処理装置のマイクロコンピュータが、この発明に特有な処理に関するプログラムを実行することで、ハードウェアとソフトウェアとが協働した具体的な手段として実現される。
評価情報生成部9Dは、立ち寄り施設判定部5が判定した施設に関する立ち寄り施設情報および評価キーワード抽出部8が抽出した評価キーワードに加えて、不足情報通知入力部17が受け付けた不足分の情報を用いて、この施設の評価情報を生成する。
なお、評価情報生成部9Dは、評価情報を生成するために必要な情報が不足していると判断した場合に、現時点で得られている評価キーワードと立ち寄り施設情報を不足情報として不足情報通知入力部17に通知する。
例えば、立ち寄り施設のジャンルがアイスクリーム店である場合に、“あまい”という評価キーワードのみが得られても、アイスクリームが甘いのは当たり前であり、店の評価にならない可能性が高い。この場合、評価情報生成部9Dは、評価情報を生成するために必要な情報が不足していると判断し、不足情報通知入力部17に通知して不足分の情報を求める。
不足情報通知入力部17は、評価情報の生成に情報が不足していることをユーザに通知し、これに応じた不足分の情報の入力を受け付ける。例えば、図18に不図示の出力部であるモニタ画面に評価情報の生成に情報が不足していることを表示するか、車内スピーカから評価情報の生成に情報が不足していることを音声ガイダンスする。
また、不足情報通知入力部17は、この通知に応じた不足分の情報の入力を、図18に不図示の入力部(タッチパネル、ハードキー、音声認識など)によって受け付ける。
すなわち、不足情報通知入力部17は、情報の不足を通知し不足分の情報の入力を受け付けるHMI(Human Machine Interface)を提供する。
図19は、実施の形態8における不足情報を要求する音声ガイダンスの一例を示す図である。まず、不足情報通知入力部17は、評価情報生成部9Dから不足情報が通知されると、上述した出力部を用いて、評価情報を生成するために必要な情報が不足していることをユーザに通知する。
例えば、不足情報から現時点での評価状況およびユーザに最終的な評価を求める内容として、図19に示すように、“フリーコメントから○○○屋の評価は「からい」と判断されました。料理はおいしかったですか?GoodまたはBadでお答え下さい。”といった音声ガイダンスを行う。ユーザは、この音声ガイダンスに応じて、不足分の情報を入力する。入力された情報は、新規入力情報として評価情報生成部9Dに送られる。
これにより、評価情報生成部9Dは、立ち寄り施設情報および評価キーワードに加え、不足情報通知入力部17が受け付けた不足分の情報を用いて、この施設の評価情報を生成する。
なお、図19に示すように、不足情報通知入力部17からの通知に対する応答として、ユーザが“Bad”を発話し、音声認識により不足分の情報を取得してもよい。
つまり、ユーザが発話した“Bad”は、音声取得部6によって取得されて、評価キーワード抽出部8が、評価キーワードとして抽出して評価情報生成部9Dに入力する。
以上のように、この実施の形態8によれば、評価情報の生成に情報が不足していることを通知し、これに応じた不足分の情報の入力を受け付ける不足情報通知入力部17を備え、評価情報生成部9Dが、不足情報通知入力部17が受け付けた不足分の情報を用いて、車両が立ち寄った施設の評価情報を生成する。
このように自動で評価情報を生成するには情報が不足している場合、ユーザに情報入力を促して不足情報を補完することで、完全な評価情報を生成することができる。
なお、実施の形態8は、他の実施の形態に比べてユーザに情報を入力させる負担が増えるが、ユーザに最終的な評価の機会を与えることで、この発明を利用しない場合と比較してユーザが評価情報を投稿する回数の確保が期待できる。
実施の形態9.
図20は、この発明の実施の形態9に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。図18において、評価情報投稿装置1Hは、実施の形態1と同様に移動体(例えば、車両)に搭載される車載装置であり、位置情報取得部2、停止情報取得部3、地図情報記憶部4、立ち寄り施設判定部5、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9Eおよび投稿処理部10Aを備えて構成される。
なお、図20において、図1と同一構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
また、位置情報取得部2、停止情報取得部3、立ち寄り施設判定部5、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9Eおよび投稿処理部10Aは、評価情報投稿装置1Hが構築された情報処理装置のマイクロコンピュータが、この発明に特有な処理に関するプログラムを実行することで、ハードウェアとソフトウェアとが協働した具体的な手段として実現される。
評価情報生成部9Eは、評価情報を生成するとともに、この評価情報が示す評価の確度を判定する。例えば、評価情報生成部9Eが、評価キーワードの整合性のスコアと、立ち寄り施設判定で付与したスコア(実施の形態1で示した立ち寄り施設判定方法(5))とに基づいて算出する。
施設ジャンルに対する評価キーワードの整合性のスコアは、図21に示すように、施設ジャンルと評価キーワードおよびその整合性のスコアとの関連テーブルとして、評価情報生成部9Eが読み出し可能なメモリにあらかじめ登録しておく。
また、評価キーワードの整合性のスコアは、施設ジャンルごとに施設に対する評価キーワードの整合性を数値化したものである。
評価情報の確度は、立ち寄り施設判定で付与されたスコアに対して評価キーワードごとの整合性のスコアを乗算して算出される。
例えば、立ち寄り施設がラーメン店であって、立ち寄り施設判定で付与されたスコアが“5”の場合、この施設についての評価キーワード“あつい”を含む評価情報の確度は、立ち寄り施設判定で付与されたスコア“5”に対して評価キーワード“あつい”の整合性のスコア“5”を乗算した値“25”となる。
評価情報生成部9Eは、評価情報およびこの評価確度を投稿処理部10Aに出力する。
投稿処理部10Aは、評価情報生成部9Eが判定した確度が閾値以上の評価情報のみを評価情報管理サーバ200に投稿する。ここで、確度と比較する閾値は、評価情報の質として許容可能な下限の確度に相当し、あらかじめ決まった値を装置に設定してもよいが、ユーザが適宜設定できるようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態9によれば、評価情報生成部9Eが、評価情報を生成するとともに、この評価情報が示す評価の確度を判定し、投稿処理部10Aが、評価情報生成部9Eが判定した確度が閾値以上の評価情報のみを投稿する。このように構成することで、評価情報の質を高めることができる。
実施の形態10.
図22は、この発明の実施の形態10に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。図22において、評価情報投稿装置1Iは、実施の形態1と同様に移動体(例えば、車両)に搭載される車載装置であり、位置情報取得部2、停止情報取得部3、地図情報記憶部4、立ち寄り施設判定部5、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9F、投稿処理部10B、および評価情報記憶部18を備えて構成される。なお、図22において、図1および図20と同一構成要素には、同一の符号を付して説明を省略する。
また、位置情報取得部2、停止情報取得部3、立ち寄り施設判定部5、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9F、および投稿処理部10Bは、評価情報投稿装置1Iが構築された情報処理装置のマイクロコンピュータが、この発明に特有な処理に関するプログラムを実行することで、ハードウェアとソフトウェアとが協働した具体的な手段として実現される。
評価情報生成部9Fは、立ち寄り施設判定部5が判定した施設に関する立ち寄り施設情報および評価キーワード抽出部8が抽出した評価キーワードを用いて、評価情報記憶部18から読み出した評価情報およびその確度を更新する。
例えば、評価情報生成部9Fは、立ち寄り施設判定部5から新たに立ち寄り施設情報を取得する度に、この施設情報が示す施設に対応する評価情報を、評価情報記憶部18から検索し、検索結果の評価情報を新たに得られた立ち寄り施設情報および評価キーワードで更新する。このとき、評価情報生成部9Fは、評価情報の確度も更新して、再び評価情報記憶部18に記憶する。
投稿処理部10Bは、評価情報記憶部18に記憶されている評価情報のうち、確度が閾値以上の評価情報のみを投稿する。
評価情報記憶部18は、評価情報およびこの評価情報が示す評価の確度を記憶する記憶部である。例えば、評価情報記憶部18は、車載装置に搭載されたハードディスク装置(HDD)などの記憶装置あるいはネットワークに接続されたサーバまたはスマートフォンなどの外部機器が備える記憶装置に構築される。
このようにすることで、評価情報を生成する時点で評価キーワードがあまり発話されなかったために評価の確度が低い場合であっても、同じ施設に再び立ち寄った場合などに、評価キーワードが発話されれば、評価情報およびその確度を更新することができる。
これにより、評価の確度が高まった時点で評価情報が投稿されるので、評価情報の質の向上を図ることができる。
図23は、実施の形態10に係る評価情報投稿装置の他の構成を示すブロック図である。評価情報投稿装置1Jは、図22に示した構成に対して、時間キーワード抽出部14を追加したものである。評価情報生成部9Gは、時間キーワード抽出部14が抽出したキーワードで特定された時間における評価情報を評価情報記憶部18から読み出し、この評価情報およびその確度を更新する。なお、図23において、図22と同一構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
例えば、ユーザが“昨日のお昼に行ったラーメン屋は、からくておいしかった”と発話した場合、時間キーワードとして“昨日のお昼”が抽出され、この時間に対応する施設の評価情報が評価情報記憶部18から読み出され、さらに評価キーワードとして“からい”、“おいしかった”が抽出され、この評価キーワードと立ち寄り施設情報とで評価情報が更新される。このとき、評価の確度も更新される。このようにすることでも、評価の確度が高まった時点で評価情報が投稿されるので、評価情報の質の向上を図ることができる。
以上のように、この実施の形態10によれば、評価情報およびその確度を記憶する評価情報記憶部18を備え、評価情報生成部9Fが、車両が立ち寄った施設に関する立ち寄り施設情報およびこの施設について評価キーワード抽出部8が抽出した評価キーワードを用いて、評価情報記憶部18から読み出した評価情報およびその確度を更新し、投稿処理部10Bが、評価情報記憶部18に記憶されている評価情報のうち、確度が閾値以上の評価情報のみを投稿する。このように構成することで、評価キーワードの発話が少ないために評価情報の確度が低くかった場合でも、その後のユーザによる評価キーワードの発話によって評価情報およびその確度を更新することができる。これにより、評価の確度が高まった時点で評価情報が投稿されるので、評価情報の質の向上を図ることができる。
また、この実施の形態10によれば、音声取得部6が取得した発話音声の中から、時間に関するキーワードを抽出する時間キーワード抽出部14を備え、評価情報生成部9Gが、時間キーワード抽出部14が抽出したキーワードで特定された時間における評価情報を評価情報記憶部18から読み出し、この評価情報およびその確度を更新する。このようにすることでも、評価の確度が高まった時点で評価情報が投稿されるので、評価情報の質の向上を図ることができる。
実施の形態11.
図24は、この発明の実施の形態11に係る評価情報投稿装置の構成を示すブロック図である。図24において、評価情報投稿装置1Kは、実施の形態1と同様に移動体(例えば、車両)に搭載される車載装置であり、位置情報取得部2、停止情報取得部3、地図情報記憶部4、立ち寄り施設判定部5D、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9、投稿処理部10および施設利用履歴取得部19を備えて構成される。なお、図24において、図1と同一構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
立ち寄り施設判定部5Dは、位置情報取得部2が取得した位置情報、地図情報記憶部4から読み出された上記位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報、車両が停止していることを示す停止情報および施設キーワードに加え、施設利用履歴取得部19が取得した施設の利用履歴情報を用いて、車両が立ち寄った施設を判定する。
施設利用履歴取得部19は、ユーザが利用した立ち寄り施設の利用履歴情報を取得する機能を有する。例えば、携帯電話やスマートフォンなどの携帯端末に接続して、立ち寄り施設にある近距離通信(NFC;Near Field Communication)を用いた支払い機などの利用履歴を、この施設の利用履歴情報として取得する。
なお、位置情報取得部2、停止情報取得部3、立ち寄り施設判定部5D、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9、投稿処理部10および施設利用履歴取得部19は、評価情報投稿装置1Kが構築された情報処理装置のマイクロコンピュータが、この発明に特有な処理に関するプログラムを実行することで、ハードウェアとソフトウェアとが協働した具体的な手段として実現される。
次に動作について説明する。
図25は、実施の形態11における立ち寄り施設判定処理の一例を示すフローチャートである。まず、立ち寄り施設判定部5Dは、実施の形態1と同様にして、車両の位置情報、この位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報、停止情報、および施設キーワードを用いて、ユーザが車両で立ち寄ったと推定される立ち寄り施設候補を判別する(ステップST1f)。次に、立ち寄り施設判定部5Dは、施設利用履歴取得部19が取得した利用履歴情報を参照して、ステップST1fで求めた立ち寄り施設候補の中から利用履歴情報が示す施設に該当する施設候補を選別することにより、最終的な立ち寄り施設を確定する(ステップST2f)。
以上のように、この実施の形態11によれば、利用した立ち寄り施設の利用履歴情報を取得する施設利用履歴取得部19を備え、立ち寄り施設判定部5Dが、施設利用履歴取得部19が取得した施設の利用履歴情報を用いて、車両が立ち寄った施設を判定する。
このように、立ち寄り施設にあるNFC支払い機などの利用履歴を立ち寄り施設判定に用いることで、より確度の高い立ち寄り施設判定が可能となる。
実施の形態12.
図26は、この発明の実施の形態12に係る評価情報投稿システムを示す図である。図26に示す評価情報投稿システムは、車載装置100が、スマートフォンなどの携帯端末101、およびサーバ装置102の少なくとも一方と連携して評価情報の生成および投稿処理を行う。以下、この評価情報投稿システムの構成態様について説明する。
まず、サーバ装置102と連携して車載装置100が評価情報投稿装置として機能する場合について説明する。
この構成においては、車載装置100がサーバ装置102と直接通信するか、または、車載装置100が携帯端末101を経由してサーバ装置102と通信する。
サーバ装置102は、図1に示した、停止情報取得部3、地図情報記憶部4、立ち寄り施設判定部5、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9、および投稿処理部10を備えている。また、車載装置100は、車両に搭載されて、車両の位置情報を取得する位置情報取得部2およびユーザの発話音声を取得する音声取得部6を、少なくとも備える端末装置となる。
このように構成することで、サーバ装置102は、車載装置100と通信して位置情報と発話音声を受信し、位置情報と発話音声を用いて、車両が立ち寄った施設の評価情報を生成し評価情報管理サーバ200(図26において不図示)に投稿する。
次に、携帯端末101が、サーバ装置102と連携して評価情報の生成および投稿処理を行う構成について説明する。
この構成においては、携帯端末101が、位置情報取得部2、停止情報取得部3、立ち寄り施設判定部5、音声取得部6、施設キーワード抽出部7、評価キーワード抽出部8、評価情報生成部9、および投稿処理部10を備えて構成される。また、サーバ装置102が地図情報記憶部4を備える。
携帯端末101は、車両の乗員に所持され、位置情報取得部2が取得した車両の位置情報をサーバ装置102に送信して、この位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報を受信する。
次いで、携帯端末101は、車両の上記位置情報、サーバ装置102から受信した上記地図情報、停止情報取得部3が取得した停止情報および音声取得部6が取得した発話音声から抽出した施設キーワードを用いて車両が立ち寄った施設を判定し、この施設に関する情報および発話音声から抽出した評価キーワードを用いて、判定結果の施設の評価情報を生成して評価情報管理サーバ200に投稿する。
以上のように、この実施の形態12によれば、サーバ装置102が、音声取得部6が取得した発話音声の中から、施設キーワードを抽出する施設キーワード抽出部7と、音声取得部6が取得した発話音声の中から、評価キーワードを抽出する評価キーワード抽出部8と、車両が停止したことを示す停止情報を取得する停止情報取得部3と、停止情報取得部3が取得した停止情報に基づいて車両の停止状況を判別して、位置情報取得部2が取得した車両の停止位置の位置情報、この位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報および施設キーワード抽出部7が抽出した車両の停止位置の施設に関するキーワードを用いて、車両が立ち寄った施設を判定する立ち寄り施設判定部5と、立ち寄り施設判定部5が判定した施設に関する立ち寄り施設情報およびこの施設について評価キーワード抽出部8が抽出した評価に関するキーワードを用いて、この施設の評価情報を生成する評価情報生成部9と、評価情報生成部9が生成した評価情報を評価情報管理サーバ200に投稿する投稿処理部10とを備える。
このように構成することで、車両の停止情報と発話音声を利用してユーザが立ち寄った施設の評価情報を自動で生成して評価情報管理サーバ200に投稿することができ、ユーザの評価情報の生成および投稿に関する負荷が軽減され、投稿数の増加も図ることができる。
また、この実施の形態12によれば、スマートフォンなどの携帯端末101において、位置情報取得部2が車両の位置情報を取得するステップと、音声取得部6が発話音声を取得するステップと、施設キーワード抽出部7が、音声取得部6が取得した発話音声の中から施設キーワードを抽出するステップと、評価キーワード抽出部8が、音声取得部6が取得した発話音声の中から評価キーワードを抽出するステップと、停止情報取得部3が、車両が停止したことを示す停止情報を取得するステップと、立ち寄り施設判定部5が、停止情報取得部3が取得した停止情報に基づいて車両の停止状況を判別して、位置情報取得部2が取得した車両の停止位置の位置情報、この位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報および施設キーワード抽出部7が抽出した車両の停止位置の施設に関するキーワードを用いて、車両が立ち寄った施設を判定するステップと、評価情報生成部9が、立ち寄り施設判定部5が判定した施設に関する立ち寄り施設情報およびこの施設について評価キーワード抽出部8が抽出した評価に関するキーワードを用いて、この施設の評価情報を生成するステップと、投稿処理部10が、評価情報生成部9が生成した評価情報を評価情報管理サーバ200に投稿するステップが実行される。
このようにすることでもユーザの評価情報の生成および投稿に関する負荷が軽減され、投稿数の増加も図ることができる。
また、スマートフォンなどの携帯端末101には、位置情報取得部2となるGPS受信部、マイクなどの音声取得部6などが標準的に設けられていることから、この発明のために追加すべき専用装置が少なくて済み、安価な導入が可能である。
また、実施の形態1〜3、5、12に示した構成の全てまたはこれらのうち少なくとも2つの構成を備えて立ち寄り施設判定を実行してもよい。
すなわち、立ち寄り施設判定部が、位置情報、この位置情報が示す位置を含む地図情報、停止情報および施設キーワードに加え、評価キーワード抽出部8が抽出した評価キーワード、特定地設定部11で設定された地点情報、走行ルート記憶部13から読み出された走行ルート情報、および施設利用履歴取得部19が取得した施設の利用履歴情報の全てまたはこれらのうち少なくとも2つを用いて、立ち寄り施設を判定してもよい。
この場合、評価キーワード、地点情報、走行ルート情報、および施設の利用履歴情報にそれぞれ判定の優先度を付与する。優先度は、ユーザが適宜設定してもよいが、判定の確度に応じてあらかじめ設定してもよい。
さらに、実施の形態4、6〜8に示した構成の全てまたはこれらのうち少なくとも2つの構成を備えて施設の評価情報を生成してもよい。
すなわち、評価情報生成部が、立ち寄り施設判定部が判定した施設に関する立ち寄り施設情報、有効評価キーワード抽出部12が抽出したキーワード、時間キーワード抽出部14が抽出したキーワードで特定された時間に立ち寄った施設の立ち寄り施設情報、生体情報取得部16が取得した生体情報、不足情報通知入力部17が受け付けた不足分の情報の全てまたはこれらのうち少なくとも2つを用いて、施設の評価情報を生成してもよい。
上記実施の形態1〜12においては、移動体が車両である場合を示したが、人、鉄道、船舶または航空機などを含む移動体であってもよい。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る評価情報投稿装置は、ユーザが立ち寄り施設に関する評価情報を作成して評価情報管理サーバに投稿する負荷を軽減することができるので、例えば、様々な施設に立ち寄りが可能な車載用のナビゲーション装置に好適である。
1,1A〜1K 評価情報投稿装置、2 位置情報取得部、3 停止情報取得部、4 地図情報記憶部、5,5A〜5D 立ち寄り施設判定部、6 音声取得部、7 施設キーワード抽出部、8 評価キーワード抽出部、9,9A〜9G 評価情報生成部、10,10A,10B 投稿処理部、11 特定地設定部、12 有効評価キーワード抽出部、13 走行ルート記憶部、14 時間キーワード抽出部、15 立ち寄り施設記憶部、16 生体情報取得部、17 不足情報通知入力部、18 評価情報記憶部、19 施設利用履歴取得部、100 車載装置、101 携帯端末、102 サーバ装置、200 評価情報管理サーバ。

Claims (13)

  1. 移動体に搭載または所持され、前記移動体が立ち寄った施設の評価情報を生成して評価情報管理サーバに投稿する評価情報投稿装置において、
    前記移動体の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    発話音声を取得する音声取得部と、
    前記音声取得部が取得した発話音声の中から、施設に関するキーワードを抽出する施設キーワード抽出部と、
    前記音声取得部が取得した発話音声の中から、評価に関するキーワードを抽出する評価キーワード抽出部と、
    前記移動体が停止したことを示す停止情報を取得する停止情報取得部と、
    前記停止情報取得部が取得した停止情報に基づいて前記移動体の停止状況を判別して、前記位置情報取得部が取得した前記移動体の停止位置の位置情報、この位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報および前記施設キーワード抽出部が抽出した前記移動体の停止位置の施設に関するキーワードを用いて、前記移動体が立ち寄った施設を判定する立ち寄り施設判定部と、
    前記立ち寄り施設判定部が判定した施設に関する施設情報およびこの施設について前記評価キーワード抽出部が抽出した評価に関するキーワードを用いて、この施設の評価情報を生成する評価情報生成部と、
    前記評価情報生成部が生成した評価情報を前記評価情報管理サーバに投稿する投稿処理部と
    前記音声取得部が取得した発話音声の中から、時間に関するキーワードを抽出する時間キーワード抽出部と、
    前記移動体が立ち寄った施設に関する施設情報を記憶する立ち寄り施設記憶部とを備え、
    前記評価情報生成部は、前記時間キーワード抽出部が抽出したキーワードで特定された時間に立ち寄った施設の施設情報を前記立ち寄り施設記憶部から読み出し、読み出した施設情報、およびこの施設について前記評価キーワード抽出部が抽出した評価に関するキーワードを用いて、この施設の評価情報を生成することを特徴とする評価情報投稿装置。
  2. 前記立ち寄り施設判定部は、前記評価キーワード抽出部が抽出した施設の評価に関するキーワードを用いて、前記移動体が立ち寄った施設を判定することを特徴とする請求項1記載の評価情報投稿装置。
  3. 前記移動体が立ち寄る地点に関する地点情報の設定を受け付ける特定地設定部を備え、
    前記立ち寄り施設判定部は、前記特定地設定部が設定を受け付けた地点情報を用いて、前記移動体が立ち寄った施設を判定することを特徴とする請求項1記載の評価情報投稿装置。
  4. 前記評価キーワード抽出部が抽出した評価に関するキーワードの中から、前記立ち寄り施設判定部が判定した施設の評価に関するキーワードを抽出する有効評価キーワード抽出部を備え、
    前記評価情報生成部は、前記移動体が立ち寄った施設に関する施設情報および前記有効評価キーワード抽出部が抽出したキーワードを用いて、この施設の評価情報を生成することを特徴とする請求項1記載の評価情報投稿装置。
  5. 前記移動体が移動している経路に関する経路情報を記憶する経路情報記憶部を備え、
    前記立ち寄り施設判定部は、前記経路情報記憶部から読み出された経路情報を用いて、前記移動体が立ち寄った施設を判定することを特徴とする請求項1記載の評価情報投稿装置。
  6. ユーザの生体情報を取得する生体情報取得部を備え、
    前記評価情報生成部は、前記生体情報取得部が取得した生体情報を用いて、前記移動体が立ち寄った施設の評価情報を生成することを特徴とする請求項1記載の評価情報投稿装置。
  7. 前記評価情報の生成に情報が不足していることを通知し、これに応じた不足分の情報の入力を受け付ける不足情報通知入力部を備え、
    前記評価情報生成部は、前記不足情報通知入力部が受け付けた不足分の情報を用いて、前記移動体が立ち寄った施設の評価情報を生成することを特徴とする請求項1記載の評価情報投稿装置。
  8. 前記評価情報生成部は、評価情報を生成するとともに、この評価情報が示す評価の確度を判定し、
    前記投稿処理部は、前記評価情報生成部が判定した前記確度が閾値以上の評価情報のみを投稿することを特徴とする請求項1記載の評価情報投稿装置。
  9. 前記評価情報およびその評価の確度を記憶する評価情報記憶部を備え、
    前記評価情報生成部は、前記移動体が立ち寄った施設に関する施設情報およびこの施設について前記評価キーワード抽出部が抽出した評価に関するキーワードを用いて、前記評価情報記憶部から読み出した前記評価情報およびその確度を更新し、
    前記投稿処理部は、前記評価情報記憶部に記憶されている評価情報のうち、前記確度が閾値以上の評価情報のみを投稿することを特徴とする請求項1記載の評価情報投稿装置。
  10. 記評価情報生成部は、前記時間キーワード抽出部が抽出したキーワードで特定された時間における評価情報を前記評価情報記憶部から読み出し、この評価情報およびその確度を更新することを特徴とする請求項記載の評価情報投稿装置。
  11. 立ち寄り施設の利用履歴情報を取得する施設利用履歴取得部を備え、
    前記立ち寄り施設判定部は、前記施設利用履歴取得部が取得した施設の利用履歴情報を用いて、前記移動体が立ち寄った施設を判定することを特徴とする請求項1記載の評価情報投稿装置。
  12. 移動体に搭載または所持され、前記移動体の位置情報を取得する位置情報取得部および発話音声を取得する音声取得部を有した端末装置と通信して前記位置情報と前記発話音声を受信し、前記位置情報と前記発話音声を用いて前記移動体が立ち寄った施設の評価情報を生成して評価情報管理サーバに投稿する評価情報投稿装置において、
    前記音声取得部が取得した発話音声の中から、施設に関するキーワードを抽出する施設キーワード抽出部と、
    前記音声取得部が取得した発話音声の中から、評価に関するキーワードを抽出する評価キーワード抽出部と、
    前記移動体が停止したことを示す停止情報を取得する停止情報取得部と、
    前記停止情報取得部が取得した停止情報に基づいて前記移動体の停止状況を判別して、前記位置情報取得部が取得した前記移動体の停止位置の位置情報、この位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報および前記施設キーワード抽出部が抽出した前記移動体の停止位置の施設に関するキーワードを用いて、前記移動体が立ち寄った施設を判定する立ち寄り施設判定部と、
    前記立ち寄り施設判定部が判定した施設に関する施設情報およびこの施設について前記評価キーワード抽出部が抽出した評価に関するキーワードを用いて、この施設の評価情報を生成する評価情報生成部と、
    前記評価情報生成部が生成した前記評価情報を前記評価情報管理サーバに投稿する投稿処理部と
    前記音声取得部が取得した発話音声の中から、時間に関するキーワードを抽出する時間キーワード抽出部と、
    前記移動体が立ち寄った施設に関する施設情報を記憶する立ち寄り施設記憶部とを備え、
    前記評価情報生成部は、前記時間キーワード抽出部が抽出したキーワードで特定された時間に立ち寄った施設の施設情報を前記立ち寄り施設記憶部から読み出し、読み出した施設情報、およびこの施設について前記評価キーワード抽出部が抽出した評価に関するキーワードを用いて、この施設の評価情報を生成することを特徴とする評価情報投稿装置。
  13. 移動体が立ち寄った施設の評価情報を生成して評価情報管理サーバに投稿する評価情報投稿方法において、
    位置情報取得部が前記移動体の位置情報を取得するステップと、
    音声取得部が発話音声を取得するステップと、
    施設キーワード抽出部が、前記音声取得部が取得した発話音声の中から、施設に関するキーワードを抽出するステップと、
    評価キーワード抽出部が、前記音声取得部が取得した発話音声の中から、評価に関するキーワードを抽出するステップと、
    停止情報取得部が、前記移動体が停止したことを示す停止情報を取得するステップと、
    立ち寄り施設判定部が、前記停止情報取得部が取得した停止情報に基づいて前記移動体の停止状況を判別し、前記位置情報取得部が取得した前記移動体の停止位置の位置情報、この位置情報が示す位置周辺の施設情報を含む地図情報および前記施設キーワード抽出部が抽出した前記移動体の停止位置の施設に関するキーワードを用いて、前記移動体が立ち寄った施設を判定するステップと、
    評価情報生成部が、前記立ち寄り施設判定部が判定した施設に関する施設情報およびこの施設について前記評価キーワード抽出部が抽出した評価に関するキーワードを用いて、この施設の評価情報を生成するステップと、
    投稿処理部が、前記評価情報生成部が生成した評価情報を前記評価情報管理サーバに投稿するステップと
    時間キーワード抽出部が、前記音声取得部が取得した発話音声の中から、時間に関するキーワードを抽出するステップと、
    立ち寄り施設記憶部が、前記移動体が立ち寄った施設に関する施設情報を記憶するステップとを備え、
    前記評価情報生成部は、前記時間キーワード抽出部が抽出したキーワードで特定された時間に立ち寄った施設の施設情報を前記立ち寄り施設記憶部から読み出し、読み出した施設情報、およびこの施設について前記評価キーワード抽出部が抽出した評価に関するキーワードを用いて、この施設の評価情報を生成することを特徴とする評価情報投稿方法。
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