JP5754516B2 - 基地局、無線端末、無線通信システム、および無線通信方法 - Google Patents

基地局、無線端末、無線通信システム、および無線通信方法 Download PDF

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Description

本件は、無線通信を行う基地局、無線端末、無線通信システム、および無線通信方法に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)で仕様策定が行われているLTE−A(Long Term Evolution-Advanced)では、UL(Up Link)とDL(Down Link)のそれぞれの無線リンクにおいて、複数のCC(Component Carrier)を無線端末に割り当てることが可能である。基地局が無線端末に対し、同じ遅延要求特性の複数の大サイズのデータを短時間で送信するときに、複数のCCを同時に使用して送信することに加え、CCごとに異なる送信方式、異なる変調方式・符号化率、異なる送信パワーを適用して、異なる遅延要求特性の複数のデータを、異なるCCを使い同時に送信することが可能となる。
例えば、あるCCでは、音声データなど、小サイズであるが遅延要求特性が高いデータを送信ダイバシティ方式により送信する。また、別のCCでは、FTP(File Transfer Protocol)サーバからのデータなど、大サイズであるが遅延要求特性が緩やかなデータをMIMO(Multiple Input Multiple Output)空間多重方式により送信する。
無線通信に割り当てられるCCの数は、同じ基地局セル内において、無線端末ごとに設定でき、かつ、同一の無線端末であっても、データトラフィック量やセルの負荷に応じて変化させることが可能である。基地局は、無線端末に割り当てたCCの全てまたは一部を用いて、データ送信を行う。
また、基地局は、データを送信するデータ信号と、データ信号に適用する無線パラメータ(変調方式やデータ信号の周波数軸上での位置等)を送信する制御信号とを、別のキャリアで送信することも可能である。これは、クロスキャリアスケジューリングと呼ばれる。
クロスキャリアスケジューリングを行った場合、無線端末は、割り当てられたCCの数に関わらず、制御信号を受信するのに、特定の少数のCC上の制御信号をモニタすればよい。例えば、基地局は、無線端末にCC#1,CC#2の2つのCCを割り当てたとする。基地局は、データ信号#1とその制御信号#1をCC#1で送信するとする。また、基地局は、データ信号#2をCC#2で送信し、データ信号#2の制御信号#2をCC#1で送信するとする。この場合、無線端末は、1つのCC#1で制御信号#1,#2をモニタすればよく、CC#1でモニタした制御信号#1,#2に基づいて、データ信号#1,#2を受信できる。
制御信号には、CIF(Carrier Indicator Field)と呼ばれる領域がある。この領域には、CCのキャリア認識番号が格納される。無線端末は、制御信号のCIFに格納されているキャリア認識番号によって、その制御信号に対応するデータ信号がどのCCで送信されるか認識できる。
例えば、無線端末は、CC#1をモニタして、制御信号#1,#2を受信したとする。無線端末は、受信した制御信号#1のCIFに、CC#1を示す‘#1’が格納されている場合、制御信号#1に対応するデータ信号#1はCC#1で送信されると認識できる。そして、無線端末は、CC#1で送信されるデータ信号#1を受信できる。同様に、無線端末は、受信した制御信号#2のCIFに、CC#2を示す‘#2’が格納されている場合、制御信号#2に対応するデータ信号#2はCC#2で送信されると認識できる。そして、無線端末は、CC#2で送信されるデータ信号#2を受信できる。
なお、従来、連続および/または不連続な複数の周波数帯域(キャリア要素)を複合的に使用して広帯域な周波数帯域で通信を行う際に、移動局装置における送信電力を低く抑えたデータ(情報)の送受信を行うことができる移動通信システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−030118号公報
ところで、LTE−Aの仕様では、空間多重伝送を行わずに異なるデータ信号を異なる変調方式や符号化率で同時に送信するには、異なるCCの同じ無線サブフレーム上でデータ信号を同時送信する。例えば、QoS(Quality of Service)の低いデータ信号#1は、CC#1で送信し、QoSの高いデータ信号#2は、CC#2で送信する。そして、CC#1,#2で異なる変調方式や符号化率を適用する。さらには、データ信号#1とデータ信号#2に対し、異なる送信電力密度(dBm/Hz)を適用して送信してもよい。
無線端末に対し個別に送信されるデータに対しては、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)が適用される。3GPPのLTEにおけるHARQのプロセス数は8であり、CCごとに独立したHARQエンティティが存在する。データ送信に付随する制御信号には、HARQプロセス番号({1,2,3,4,5,6,7,8})の情報が含まれる。例えば、上記のデータ信号#1の制御信号#1には、データ信号#1のHARQプロセス番号が含まれ、データ信号#2の制御信号#2には、データ信号#2のHARQプロセス番号が含まれる。LTE−Aの仕様では、CCごとにHARQが独立しているので、データ信号#1とデータ信号#2を、異なるCC#1,CC#2で同時に送信する時、HARQプロセス番号がデータ信号#1とデータ信号#2の間で同じになっても、受信側でデータ信号#1とデータ信号#2を区別することができる。
一方、今後の仕様変更により、空間多重伝送を用いずに、異なる複数のデータ信号を1つのCCを用いて無線端末に送信することも考えられる。例えば、上記のQoSの低いデータ信号#1と、QoSの高いデータ信号#2とを、同じCC#1で送信することも考えられる。そして、1つのCC#1内において、データ信号#1,#2を異なる周波数領域で送信するとともに、データ信号#1とデータ信号#2との間で変調方式や符号化率を異なるようにすることが考えられる。
しかし、1つのCCで異なる複数の独立したデータ信号を送信する場合、データ信号間において、HARQプロセス番号が一致してしまい、データ信号間の区別ができなくなってしまう状況が発生する可能性があるという問題があった。
例えば、LTEのDLにおいては、非同期型HARQを採用しており、あるデータ信号を再送する場合、前回に送信した時から(8+n)ms後に再送を行う(LTEのULでは、あるデータ信号を再送する場合、前回に送信した時から8ms後に再送を行う)。nの値は、可変であり、再送ごとに異なる値になってもかまわない。同じCC上で異なる複数のデータ信号を送信するとき、データ間で再送タイミングが異なると、ある無線サブフレームにおいて、同一無線端末向けの同じHARQプロセス番号を有するデータが複数存在するようになる状況が発生しうる。このような状況では、無線端末は、同一のHARQプロセス番号を有する複数のデータ信号の区別ができなくなる。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、異なるデータ信号の再送制御で用いられるプロセス番号の区別ができる基地局、無線端末、無線通信システム、および無線通信方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、無線端末と無線通信を行う基地局が提供される。この基地局は、複数のキャリアを用いて前記無線端末にデータ信号を送信することができる送信部と、前記送信部が前記無線端末に送信する異なるデータ信号を1つのキャリアに含めて送信する場合、前記異なるデータ信号のそれぞれに対応する制御信号のキャリア認識番号を格納する領域に、前記異なるデータ信号のそれぞれの再送制御のエンティティを識別するための識別情報を含める制御部と、を有する。
開示の装置および方法によれば、異なるデータ信号の再送制御で用いられるプロセス番号の区別ができる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
第1の実施の形態に係る無線通信システムを説明する図である。 基地局の動作を示したフローチャートである。 第2の実施の形態に係る無線通信システムを示した図である。 LTE−AのDL送信例を示した図のその1である。 LTE−AのDL送信例を示した図のその2である。 LTE−AのDL送信例を示した図のその3である。 HARQプロセス番号の区別を説明する図である。 HARQプロセス番号を区別できるDL送信例を示した図である。 HARQエンティティ識別情報の例を示した図である。 HARQエンティティ識別情報の他の例を示した図である。 基地局のブロック例を示した図である。 無線端末のブロック例を示した図である。 基地局の動作を示したフローチャートである。 基地局のハードウェアブロック例を示した図である。
以下、実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る無線通信システムを説明する図である。図1に示すように、無線通信システムは、基地局1および無線端末2を有している。また、図1には、基地局1が無線端末2に送信する、DLの無線サブフレーム3が示してある。
無線サブフレーム3は、制御信号領域3aとデータ信号領域3bとに分けられる。制御信号領域3aには、例えば、制御信号4a,4bが格納され、データ信号領域3bには、無線端末2に送信するデータ信号5a,5bが格納される。無線サブフレーム3の横方向は周波数を示し、縦方向は時間を示す。
制御信号4aは、データ信号5aの制御信号である。制御信号4aは、例えば、データ信号5aのデータ配置情報、データ信号5aの再送制御で用いられるプロセス番号、データ信号5aの変調方式、およびデータ信号5aの制御に関するその他の情報を有している。また、制御信号4aは、データ信号5aの再送制御のエンティティを識別するための識別情報を有している。
制御信号4bは、データ信号5bの制御信号である。制御信号4bも制御信号4aと同様に、例えば、データ信号5bのデータ配置情報、データ信号5bの再送制御で用いられるプロセス番号、データ信号5bの変調方式、およびデータ信号5bの制御に関するその他の情報を有している。また、制御信号4bは、データ信号5bの再送制御のエンティティを識別するための識別情報を有している。
再送制御は、例えば、HARQであり、1つのHARQエンティティは、8個のHARQプロセスを有している。よって、再送制御がHARQの場合、制御信号4a,4bのプロセス番号は、例えば、1〜8の値をとる。
識別情報を格納する領域は、データ信号5a,5bの送信に用いるキャリア認識番号を格納する領域を用いる。例えば、識別情報を格納する領域は、制御信号4a,4bのCIFを用いる。
基地局1は、図1に示すように、送信部1aおよび制御部1bを有している。送信部1aは、複数のキャリア(CC)を用いて、無線端末2に複数のデータ信号を同時に送信することができる。例えば、送信部1aは、CC#1,CC#2を同時に用いて、無線端末2に複数のデータ信号を送信することができる。
制御部1bは、送信部1aが無線端末2に送信する異なる複数のデータ信号を1つのキャリアに含めて送信する場合、異なるデータ信号のそれぞれに対応する制御信号の、キャリア認識番号を格納する領域に、異なるデータ信号のそれぞれの再送制御のエンティティを識別するための識別情報を含める。
例えば、送信部1aは、図1の無線サブフレーム3に示すように、無線端末2に送信する異なる2つのデータ信号5a,5bを、1つのCC#1に含めて送信するとする。この場合、制御部1bは、異なるデータ信号5a,5bのそれぞれに対応する制御信号4a,4bの、キャリア認識番号を格納する領域に、異なるデータ信号5a,5bのそれぞれの再送制御のエンティティを識別するための識別情報を含める。
より具体的には、制御部1bは、送信部1aが異なる2つのデータ信号5a,5bを1つのCC#1で送信する場合、1つのCC#1で同時に送信されるデータ信号5a,5bのHARQエンティティを区別するために、制御信号4aのCIFに、例えば、‘1’を格納し、制御信号4bのCIFに、例えば、‘2’を格納する。
これにより、無線端末2aは、制御信号4a,4bに含まれる識別情報によって、1つのCC#1で送信されるデータ信号5a,5bのHARQプロセス番号を区別することができる。例えば、無線端末2は、HARQエンティティを識別する識別情報‘1’のプロセス番号は、データ信号5aのプロセス番号であり、HARQエンティティを識別する識別情報‘2’のプロセス番号は、データ信号5bのプロセス番号であると区別できる。
無線端末2は、受信部2aを有している。受信部2aは、基地局1が送信する制御信号4a,4bを受信する。無線端末2は、受信した制御信号4a,4bのデータ配置情報に基づいて、データ信号5a,5bを受信することができる。
なお、送信部1aが、異なるデータ信号5a,5bを1つのCC#1で同時に送信しない場合、制御信号4a,4bのCIFには、キャリア認識番号が格納される。例えば、データ信号5aは、CC#1で送信され、データ信号5bは、CC#2で送信されるとする。この場合、データ信号5aに対応する制御信号4aのCIFには、CC#1を識別するための‘#1’が格納され、データ信号5bに対応する制御信号4bのCIFには、CC#2を識別するための‘#2’が格納される。
図2は、基地局の動作を示したフローチャートである。
[ステップS1]基地局1の制御部1bは、異なるデータ信号5a,5bが1つのキャリア(CC)で送信されるか否か判断する。制御部1bは、異なるデータ信号5a,5bが1つのCCで送信される場合、ステップS2へ進む。例えば、制御部1bは、図1に示すように、異なるデータ信号5a,5bが1つのCC#1で送信される場合、ステップS2へ進む。制御部1bは、異なるデータ信号5a,5bのそれぞれが異なるCCで送信される場合、ステップS3へ進む。
[ステップS2]制御部1bは、例えば、制御信号4a,4bのCIFに、再送制御のエンティティを識別する識別情報を格納する。CIFは、1つのCC#1でデータ信号5a,5bを送信する場合、CC#1,#2を区別するための領域として使用しなくて済むからである。
[ステップS3]制御部1bは、CIFにキャリア認識番号を格納する。例えば、データ信号5aをCC#1で送信し、データ信号5bをCC#2で送信するとする。この場合、データ信号5aの制御信号4aのCIFには、例えば、CC#1のキャリア認識番号を示す‘#1’が格納される。データ信号5bの制御信号4bのCIFには、例えば、CC#2のキャリア認識番号を示す‘#2’が格納される。
このように、基地局1は、無線端末2に送信する異なるデータ信号5a,5bを、1つのキャリア(CC#1)に含めて送信する場合、異なるデータ信号5a,5bのそれぞれに対応する制御信号4a,4bの、キャリアの認識番号を格納する領域に、異なるデータ信号5a,5bのそれぞれの再送制御のエンティティを識別するための識別情報を含めるようにした。そして、無線端末2は、基地局1から送信される制御信号4a,4bを受信するようにした。これにより、無線端末2は、制御信号4a,4bに含まれる識別情報によって、異なるデータ信号5a,5bの再送制御で用いるプロセス番号を区別することができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図3は、第2の実施の形態に係る無線通信システムを示した図である。図2に示すように、無線通信システムは、基地局11および無線端末12を有している。基地局11と無線端末12は、例えば、LTE−Aの無線方式によって無線通信を行う。無線端末12は、例えば、携帯電話機やスマートフォンである。以下、基地局11および無線端末12について説明する前に、LTE−Aについて説明する。
図4は、LTE−AのDL送信例を示した図のその1である。図4には、無線サブフレームが示してある。無線サブフレームの横方向は周波数を示し、縦方向は時間を示す。1無線サブフレーム長は、1msである。
1無線サブフレームは、図4に示すように、制御信号領域とデータ信号領域とに分けられる。データ信号領域には、基地局から無線端末に送信されるデータ信号が格納される。制御信号領域には、データ信号の制御信号が格納される。制御信号には、例えば、対応するデータ信号の変調方式(例えば、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)や16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)等)や符号化率、どの周波数軸上のどの時間帯にデータ信号を配置したかを示す無線パラメータが含まれる。無線端末は、受信した制御信号に基づいて、基地局の送信するデータ信号を受信し、復調および復号等の処理を行うことができる。
図4の例では、低QoSデータと高QoSデータとを有したデータ信号21,22がデータ信号領域に格納されている。データ信号21の制御信号は、図示していないが、図4の上側の制御信号領域に格納され、データ信号22の制御信号は、図4の下側の制御信号領域に格納されている。
LTE−Aの仕様では、データ品質や遅延要求等の特性が異なる複数のデータを、1つのCCを用いて送信することが可能である。例えば、QoSの異なる低QoSデータと高QoSデータとを1つのCC#1を用いて送信することが可能である。
ただし、LTE−Aの仕様では、1つのCCにおいては、1つの無線端末に対し、1つのトランスポートブロックが割り当てられる。そのため、複数のデータは、1つのCCにおいては、1つのトランスポートブロックに多重され、1つのデータ信号として無線端末に送信される。例えば、図4に示すように、低QoSデータと高QoSデータは、1つのトランスポートブロックに多重され、1つのデータ信号21および1つのデータ信号22として無線端末に送信される。
LTE−Aの仕様では、1つのCCにおいては、1台の無線端末宛ての1つのデータ信号に対し、1つの無線パラメータが割り当てられる。例えば、図4の例の場合、データ信号21に対して、所定の変調方式や符号化率等が適用される。また、データ信号22に対して、所定の変調方式や符号化率等が適用される。
従って、特性が異なる複数のデータを、1つのCCを用いて無線端末に送信する場合、複数のデータのそれぞれを、それぞれのデータ特性を考慮して送信することができない。例えば、図4の例では、低QoSデータと高QoSデータのそれぞれに対し、低QoSデータと高QoSデータの送信レートに合った送信を行うことができない。
図5は、LTE−AのDL送信例を示した図のその2である。LTE−Aでは、無線端末に複数のCCを割り当て、複数の異なるデータ信号を送信することができる。
図5には、CC#1,#2を無線端末に割り当て、低QoSのデータ信号をCC#1で送信し、高QoSのデータ信号をCC#2で送信する例が示してある。
図4で説明したように、1つのCCにおいては、1台の無線端末宛ての1つのデータ信号に対し、1つの無線パラメータが割り当てられる。従って、例えば、CC#1の低QoSのデータ信号に対しては、変調度の高い変調方式を適用でき、CC#2の高QoSのデータ信号に対しては、変調度の低い変調方式を適用できる。すなわち、異なるデータ信号を、異なるCCで送信することにより、異なるデータ信号の特性に合わせて送信することができる。
なお、図5に示すCC#1の上側の制御信号領域には、その下のデータ信号領域のデータ信号の制御信号が格納されている。CC#1の下側の制御信号領域には、その下のデータ信号領域のデータ信号の制御信号が格納されている。
また、CC#2の上側の制御信号領域には、その下のデータ信号領域のデータ信号の制御信号が格納されている。CC#2の下側の制御信号領域には、その下のデータ信号領域のデータ信号の制御信号が格納されている。
図6は、LTE−AのDL送信例を示した図のその3である。LTE−Aでは、複数のCCで送信するデータ信号の制御信号を、例えば、1つのCCで送信することができる(クロスキャリアスケジューリング)。
図6には、CC#1,#2で送信される無線サブフレームが示してある。図6の例では、データ信号32aは、CC#1で送信され、データ信号32bは、CC#2で送信されている。
制御信号31aは、データ信号32aの制御信号である。制御信号31aは、CIFを有している。CIFには、データ信号32aが送信されるCC#1のキャリア認識番号が格納される。例えば、CC#1のキャリア認識番号を‘#1’とする。データ信号32aは、CC#1で送信されるので、制御信号31aのCIFには、‘#1’が格納される。
また、制御信号31aは、データ信号32aのデータ配置情報やHARQプロセス番号などの無線パラメータを有している。無線パラメータは、図示していないが、データ信号32aの変調方式や符号化率等も含まれる。
制御信号31bは、データ信号32bの制御信号である。制御信号31bは、CIFを有している。CIFには、データ信号32bが送信されるCC#2のキャリア認識番号が格納される。例えば、CC#2のキャリア認識番号を‘#2’とする。データ信号32bは、CC#2で送信されるので、制御信号31bのCIFには、‘#2’が格納される。
また、制御信号31bは、データ信号32bのデータ配置情報やHARQプロセス番号などの無線パラメータを有している。無線パラメータは、図示していないが、データ信号32bの変調方式や符号化率等も含まれる。
図6では、複数のCC#1,#2で送信するデータ信号32a,32bの制御信号31a,31bを、1つのCC#1で送信している。これにより、無線端末は、1つのCC#1の制御信号31a,31bをモニタすればよい。すなわち、無線端末は、複数のCC#1,#2をモニタしなくて済む。
ところで、LTE−Aの仕様にはないが、異なるデータ信号を1つのCCを用いて無線端末に送信することも考えられる。そして、1つのCC内において、異なるデータ信号のそれぞれの変調方式や符号化率を、異なるようにすることが考えられる。
例えば、図6において、データ信号32bを、CC#1で送信することが考えられる。しかし、この場合、データ信号32a,32bのHARQエンティティを区別できなくなる場合が生じる。
なお、異なるデータ信号を1つのCCを用いて無線端末に送信した場合、無線端末の負荷を低減することができる。例えば、図5に示すように、異なるデータ信号を異なるCCで送信する場合、無線端末は、2つのCC#1,#2のDL無線特性を測定し、基地局に通知することになる。これに対し、異なるデータ信号を1つのCCを用いて無線端末に送信する場合、無線端末は、1つのCCのDL無線特性を測定し、基地局に通知すればよく、負荷が低減される。
図7は、HARQプロセス番号の区別を説明する図である。図7の上側に示す数字は、データ信号#1のHARQプロセス番号を示している。下側に示す数字は、データ信号#2のHARQプロセス番号を示している。HARQプロセス番号は、例えば、1から8まで1ずつインクリメントされ、循環する。
図7に示すHARQプロセス番号の1コマは、1つの無線サブフレームに対応している。また、図7に示すバツ印は、そのHARQプロセス番号に対応する無線サブフレームでのデータ信号の送信に失敗したことを示している。なお、データ信号#1,#2は、同じCCで送信されるとする。すなわち、データ信号#1,#2のそれぞれの制御信号のCIFは、同じ値であるとする。
基地局は、例えば、HARQプロセス番号‘1’のデータ信号#1を無線端末に送信したとする。そして、無線端末は、データ信号#1の受信に失敗したとする。この場合、基地局は、通常、8ms後の無線サブフレームでデータ信号#1を送信するが、その無線サブフレームの負荷が重く、その無線サブフレームでの再送が困難な場合、1ms後の次の無線サブフレームで再送を行う。
例えば、図7に示す点線枠41は、データ信号#2のHARQプロセス番号‘5’の送信失敗を示している。基地局は、8ms後の無線サブフレームでの再送が困難であると判断した場合、点線枠41の右隣に示すように、1ms後の無線サブフレームで、HARQプロセス番号‘5’のデータ信号#2を再送する。
ところで、図7に示すデータ信号#1,#2のそれぞれを、異なるCC#1,#2で送信した場合、無線端末は、点線枠42,43に示すように、データ信号#1,#2のHARQプロセス番号が同じになっても、そのHARQプロセス番号がどちらのデータ信号#1,#2のHARQプロセス番号が区別できる。例えば、図6に示すように、データ信号32a,32bのそれぞれを、CC#1,CC#2で送信する場合、無線端末は、データ信号32,32bのHARQプロセス番号が同じになっても、データ信号32a,32bのHARQプロセス番号を区別できる。
しかし、図7に示すデータ信号#1,#2のそれぞれを、同じCC#1で送信した場合、無線端末は、点線枠42,43に示すように、データ信号#1,#2のHARQプロセス番号が同じになると、そのHARQプロセス番号がどちらのデータ信号#1,#2のHARQプロセス番号か区別できなくなる。例えば、図1に示すように、2つのデータ信号5a,5bを、1つのCC#1で同時に送信する場合、無線端末は、データ信号5a,5bのHARQプロセス番号が同じになると、データ信号5a,5bのHARQプロセス番号を区別できない。
そこで、図2に示す基地局11は、無線端末12に送信する異なるデータ信号を1つのキャリアに含めて送信する場合、制御信号のCIFを利用(流用)し、HARQプロセス番号の区別ができるようにする。
図8は、HARQプロセス番号を区別できるDL送信例を示した図である。図8には、2つのCC#1,#2で送信される無線サブフレームが示してある。図8に示すデータ信号52a〜52cは、基地局11から無線端末12に送信されるデータ信号を示している。データ信号52a,52bは、CC#1で送信され、データ信号52cは、CC#2で送信されている。
制御信号51aは、データ信号52aの制御信号である。制御信号51aは、CIFを有しているが、基地局11は、制御信号51aのCIFに、データ信号52aを送信するCC#1のキャリア認識番号‘#1’を格納しない。基地局11は、制御信号51aに示すように、CIFに、データ信号52aのHARQエンティティを識別するためのHARQエンティティ識別情報を格納する。
また、制御信号51aは、データ信号52aのデータ配置情報やHARQプロセス番号などの無線パラメータを有している。無線パラメータは、図示していないが、データ信号52aの変調方式や符号化率等も含まれる。
制御信号51bは、データ信号52bの制御信号である。制御信号51bは、CIFを有しているが、基地局11は、制御信号51bのCIFに、データ信号52bを送信するCC#1のキャリア認識番号‘#1’を格納しない。基地局11は、制御信号51bに示すように、CIFに、データ信号52bのHARQエンティティを識別するためのHARQエンティティ識別情報を格納する。
また、制御信号51bは、データ信号52bのデータ配置情報やHARQプロセス番号などの無線パラメータを有している。無線パラメータは、図示していないが、データ信号52bの変調方式や符号化率等も含まれる。
異なるデータ信号52a,52bは、1つのCC#1で送信されるが、異なる無線パラメータを割り当てることができる。例えば、異なるデータ信号52a,52bのそれぞれの変調方式や符号化率を、異なるようにすることができる。
制御信号51cは、データ信号52cの制御信号である。制御信号51cは、CIFを有しているが、基地局11は、制御信号51cのCIFに、データ信号52cを送信するCC#2のキャリア認識番号‘#2’を格納しない。基地局11は、制御信号51cに示すように、CIFに、データ信号52cのHARQエンティティを識別するためのHARQエンティティ識別情報を格納する。
また、制御信号51cは、データ信号52cのデータ配置情報やHARQプロセス番号などの無線パラメータを有している。無線パラメータは、図示していないが、データ信号52cの変調方式や符号化率等も含まれる。
CIFは、3ビットの領域を有している。従って、基地局11は、3ビットのHARQエンティティ識別情報で、異なるデータ信号のHARQエンティティを識別する。
図8の例の場合、基地局11は、異なるデータ信号52a,52bを1つのCC#1で送信するとともに、データ信号52cを別のCC#2で送信する。
従って、HARQエンティティ識別情報は、1つのCC#1で送信される異なるデータ信号52a,52bのHARQエンティティ(HARQプロセス番号)を識別するとともに、他のCC#2で送信される異なるデータ信号52cのHARQエンティティ(HARQプロセス番号)を識別する。すなわち、HARQエンティティ識別情報は、CC#1,#2のキャリア認識番号と、HARQエンティティを識別する情報とを組み合わせた3ビットの情報となる。
図9は、HARQエンティティ識別情報の例を示した図である。図9に示すHARQエンティティ識別情報の欄の値は、制御信号のCIFに格納されるHARQエンティティ識別情報を示している。キャリア認識番号の欄の値は、データ信号が送信されるCCのキャリア認識番号を示している。HARQプロセスグループ番号は、各キャリア内におけるデータ信号のHARQエンティティを識別するための値を示している。なお、CIFは、3ビットの領域を有しているので、HARQエンティティ識別情報は、最大8個とすることができる。
例えば、図8において、データ信号52a,52bは、同じCC#1で無線端末12に送信される。従って、データ信号52a,52bのHARQエンティティを識別するHARQエンティティ識別情報は、図9の例では、少なくとも‘1〜4’のいずれかになる。すなわち、1つのCCに多重される異なるデータ信号のHARQエンティティの区別は、HARQプロセスグループ番号で区別するようにする。
より具体的には、基地局11は、図8のデータ信号52aのHARQエンティティを識別する値として、HARQプロセスグループ番号‘1’を割り当てたとする。また、基地局11は、データ信号52aと同じCC#1で送信されるデータ信号52bのHARQエンティティを識別する番号として、HARQプロセスグループ番号‘2’を割り当てたとする。この場合、図8に示す制御信号51aのHARQエンティティ識別情報は、‘1’となる。また、制御信号51bのHARQエンティティ識別情報は、‘2’となる。
また、図8において、データ信号52cは、CC#2で無線端末12に送信される。従って、データ信号52cのHARQエンティティを識別するHARQエンティティ識別情報は、図9の例では、少なくとも‘5〜8’のいずれかになる。
より具体的には、基地局11は、データ信号52cのHARQエンティティを識別する値として、HARQプロセスグループ番号‘5’を割り当てたとする。この場合、図8に示す制御信号51cのHARQエンティティ識別情報は、‘5’となる。
基地局11は、図9に示す情報を、例えば、メモリなどの記憶装置に記憶している。無線端末12も同様に、図9に示す情報を記憶装置に記憶している。
従って、無線端末12は、基地局11から受信した制御信号51a〜51cに含まれているHARQプロセス番号が同じ値になっても、図9に示す情報を記憶した記憶装置を参照することにより、データ信号のHARQエンティティを区別でき、HARQプロセス番号を区別できる。また、無線端末12は、受信するデータのキャリア認識番号も知ることができる。
図10は、HARQエンティティ識別情報の他の例を示した図である。図10の例では、基地局11は、異なるデータ信号を4つのCCを用いて送信することが可能になる。また、図10の例では、1つのCCで同時に送信できる異なるデータ信号は2つとなる。
なお、第1の実施の形態のように、異なるデータ信号の全てを1つのCCで送信する場合は、HARQエンティティ識別情報の値と、HARQプロセスグループ番号の値は、例えば、同じ値となる。異なるデータ信号の全てを1つのCCで送信するので、キャリア認識番号の情報をHARQエンティティ識別情報に含ませなくてよいからである。
例えば、図10のキャリア認識番号の欄は、異なるデータ信号の全てを1つのCCで送信するので、全て同じ値となる。例えば、異なるデータ信号の全てを1つのCC#1で送信する場合、図10のキャリア認識番号の欄は全て‘#1’となる。そして、HARQプロセスグループ番号は、1〜8の値をとることができる。すなわち、HARQエンティティ識別情報の値と、HARQプロセスグループ番号の値を、同じにできる。なお、基地局11は、1つのCCに8個の異なるデータ信号を多重して送信することが可能となる。
図11は、基地局のブロック例を示した図である。図11に示すように、基地局11は、プロセス管理部61、多重信号生成部62a,62b,63a,64a、信号生成部63b,64b、SW(スイッチ)65,66、多重部67a〜67c、変調部68、およびRF(Radio Frequency)部69を有している。
図11には、無線端末12に制御信号およびデータ信号を送信するブロックが示してある。従って、基地局11は、実際、複数の無線端末に対応する分、図11に示すブロックを有している。
図11に示すメインキャリア、セカンドキャリア、およびサードキャリアは、3つのCCに対応する。多重信号生成部62a,62bは、メインキャリアで送信される制御信号およびデータ信号を生成する。多重信号生成部63aおよび信号生成部63bは、セカンドキャリアまたはメインキャリアで送信される制御信号およびデータ信号を生成する。多重信号生成部64aおよび信号生成部64bは、サードキャリアまたはメインキャリアで送信される制御信号およびデータ信号を生成する。
プロセス管理部61は、HARQエンティティ識別情報を生成する。プロセス管理部61は、例えば、図示しないスケジューラからスケジューリング情報が入力され、そのスケジューリング情報に基づいて、HARQエンティティ識別情報を生成する。
例えば、プロセス管理部61は、スケジューリング情報によって、図8に示すデータ信号52a〜52cがどのCC#1,#2に割り当てられて送信されるか知ることができる。すなわち、プロセス管理部61は、送信部(多重信号生成部62a〜RF部69)が無線端末12に送信する異なるデータ信号52a〜52cを1つのキャリアに含めて送信するか否か知ることができる。そして、プロセス管理部61は、例えば、図9または図10に示す情報が記憶された記憶装置を参照して、データ信号52a〜52cのHARQエンティティを識別するためのHARQエンティティ識別情報を生成することができる。プロセス管理部61によって生成されたHARQエンティティ識別情報は、多重信号生成部62a,63a,64aに出力される。
なお、上記では、プロセス管理部61は、HARQエンティティ識別情報を生成するとしたが、異なる複数のデータ信号を1つのキャリアで同時に送信しない場合は、CIFに格納するキャリア認識番号を生成し、各部に出力する。
多重信号生成部62aには、プロセス管理部61によって生成されたHARQエンティティ識別情報またはキャリア認識番号が入力される。また、多重信号生成部62aには、ユーザデータ制御信号が入力される。ユーザデータ制御信号は、例えば、無線パラメータの情報を示す信号である。多重信号生成部62aは、入力されたHARQエンティティ識別情報またはキャリア認識番号と、ユーザデータ制御信号とを多重し、制御信号を生成する。例えば、多重信号生成部62aは、図8に示す制御信号51aを生成する。
多重信号生成部62bには、ユーザ制御信号、共通制御信号、およびユーザデータが入力される。ユーザ制御信号は、例えば、無線端末12に割り当てられたCCの情報を有している。従って、無線端末12は、受信したユーザ制御信号により、自分に割り当てられたCCを知ることができる。なお、制御信号は、常に無線端末12に送信しなくてよく、例えば、基地局11と無線端末12が初めてデータ通信するときに送信したり、CCの数を変更するときに送信したりする。
共通制御信号は、例えば、基地局11の送信電力や帯域幅、アンテナ数等を示すシステムパラメータである。ユーザデータは、無線端末12に送信するユーザデータである。多重信号生成部62bは、入力されたユーザ制御信号、共通制御信号、およびユーザデータを多重し、データ信号を生成する。例えば、多重信号生成部62bは、図8に示すデータ信号52aを生成する。
多重信号生成部63aには、プロセス管理部61によって生成されたHARQエンティティ識別情報またはキャリア認識番号が入力される。また、多重信号生成部63aには、ユーザデータ制御信号が入力される。多重信号生成部63aは、入力されたHARQエンティティ識別情報またはキャリア認識番号と、ユーザデータ制御信号とを多重し、制御信号を生成する。
信号生成部63bには、無線端末12に送信するユーザデータが入力される。信号生成部63bは、入力されたユーザデータから、データ信号を生成する。
多重信号生成部64aには、プロセス管理部61によって生成されたHARQエンティティ識別情報またはキャリア認識番号が入力される。また、多重信号生成部64aには、ユーザデータ制御信号が入力される。多重信号生成部64aは、入力されたHARQエンティティ識別情報またはキャリア認識番号と、ユーザデータ制御信号とを多重し、制御信号を生成する。
信号生成部64bには、無線端末12に送信するユーザデータが入力される。信号生成部64bは、入力されたユーザデータから、データ信号を生成する。
SW65は、多重信号生成部63aから出力される制御信号および信号生成部63bから出力されるデータ信号の出力先を切り替える。SW65は、例えば、図示しないスケジューラから出力されるスケジューリング情報に基づいて、制御信号およびデータ信号の出力先を切り替える。
例えば、SW65は、多重信号生成部63aから出力される制御信号および信号生成部63bから出力されるデータ信号を、メインキャリアで送信するというスケジューリング情報を受信したとする。この場合、SW65は、多重信号生成部63aから出力される制御信号および信号生成部63bから出力されるデータ信号を、多重部67aに出力する。また、SW65は、多重信号生成部63aから出力される制御信号および信号生成部63bから出力されるデータ信号を、セカンドキャリアで送信するというスケジューリング情報を受信したとする。この場合、SW65は、多重信号生成部63aから出力される制御信号および信号生成部63bから出力されるデータ信号を、多重部67bに出力する。
多重信号生成部64a、信号生成部64b、およびSW66は、多重信号生成部63a、信号生成部63b、およびSW65と同様であり、その説明を省略する。ただし、SW66の制御信号およびデータ信号の出力先は、メインキャリアの多重部67aまたはサードキャリアの多重部67cとなる。
多重部67aは、多重信号生成部62aおよびSW65,66から出力される制御信号を多重し、メインキャリアの制御信号領域に格納する。また、多重部67aは、多重信号生成部62bおよびSW65,66から出力されるデータ信号を多重し、メインキャリアのデータ信号領域に格納する。
多重部67bは、SW65から出力される制御信号およびデータ信号を、セカンドキャリアの制御信号領域およびデータ信号領域に格納する。多重部67cは、SW66から出力される制御信号およびデータ信号を、サードキャリアの制御信号領域およびデータ信号領域に格納する。
変調部68は、多重部67a〜67cから出力されるキャリアを変調する。変調部68は、例えば、図示しないスケジューラから出力されるスケジューリング情報に基づいて、各キャリアのデータ信号を変調する。
RF部69は、変調部68で変調されたキャリアを無線周波数に変換し、無線信号をアンテナに出力する。
なお、図11に示す多重信号生成部62a〜RF部69は、例えば、図1の送信部1aに対応する。また、図11に示すプロセス管理部61は、例えば、図1の制御部1bに対応する。
図12は、無線端末のブロック例を示した図である。図12に示すように、無線端末12は、RF部81、復調/復号部82、分離部83a〜83c,85a,85b,86a,87a、SW84a,84b、データ抽出部86b,87b、および信号抽出部88を有している。なお、図12に示す分離部85aから出力される信号は、図11に示す多重信号生成部62bに入力される信号に対応する。分離部85bから出力される信号は、図11に示す多重信号生成部62aに入力される信号に対応する。また、分離部86aおよびデータ抽出部86bから出力される信号は、図11に示す多重信号生成部63aおよび信号生成部63bに入力される信号に対応する。さらに、分離部87aおよびデータ抽出部87bから出力される信号は、図11に示す多重信号生成部64aおよび信号生成部64bに入力される信号に対応する。
RF部81は、アンテナで受信された無線信号の周波数をベースバンドの周波数にダウンコンバートする。
復調/復号部82には、信号抽出部88から出力されるキャリア情報が入力される。キャリア情報は、無線端末12に割り当てられたCCの情報である。復調/復号部82は、入力されるキャリア情報に基づいて、ダウンコンバートされた無線信号を、メインキャリア、セカンドキャリア、およびサードキャリアに分離する。
分離部83aは、メインキャリアの制御信号領域に含まれている、異なるデータ信号に対応した制御信号を分離する。例えば、3つの異なるデータ信号がメインキャリアで送信された場合、制御信号は、3つに分離される。分離されたそれぞれの制御信号は、分離部85b、SW84a、またはSW84bに出力される。
また、分離部83aは、メインキャリアのデータ信号領域に含まれている、異なるデータ信号を分離する。例えば、3つの異なるデータ信号がメインキャリアで送信された場合、データ信号は、3つに分離される。分離されたそれぞれのデータ信号は、分離部85a、SW84a、またはSW84bに出力される。
分離部83bは、セカンドキャリアの制御信号領域に含まれている制御信号と、データ信号領域に含まれているデータ信号とを分離する。分離された制御信号およびデータ信号は、SW84aに出力される。
分離部83cは、サードキャリアの制御信号領域に含まれている制御信号と、データ信号領域に含まれているデータ信号とを分離する。分離された制御信号およびデータ信号は、SW84bに出力される。
SW84aは、分離部83aから出力される制御信号およびデータ信号と、分離部83bから出力される制御信号およびデータ信号とを切り替えて出力する。例えば、SW84aは、分離部83aから制御信号およびデータ信号が出力された場合、その制御信号およびデータ信号を分離部86aおよびデータ抽出部86bに出力する。また、SW84aは、分離部83bから制御信号およびデータ信号が出力された場合、その制御信号およびデータ信号を分離部86aおよびデータ抽出部86bに出力する。
SW84bもSW84aと同様である。SW84bは、分離部83aから出力される制御信号およびデータ信号と、分離部83cから出力される制御信号およびデータ信号とを切り替えて、分離部87aおよびデータ抽出部87bに出力する。
分離部85aは、分離部83aから出力されるデータ信号に含まれているユーザ制御信号、共通制御信号、およびユーザデータを分離する。
分離部85bは、分離部83aから出力される制御信号に含まれているHARQエンティティ識別情報またはキャリア認識番号(図示していない)と、ユーザデータ制御信号とを分離する。
分離部86aは、SW84aから出力される制御信号に含まれているHARQエンティティ識別情報またはキャリア認識番号と、ユーザデータ制御信号とを分離する。
データ抽出部86bは、SW84aから出力されるデータ信号からユーザデータを抽出する。
分離部87aは、SW84bから出力される制御信号に含まれているHARQエンティティ識別情報またはキャリア認識番号と、ユーザデータ制御信号とを分離する。
なお、分離部85b,86a,87aは、分離部83a〜83cから出力される制御信号に基づいて、制御信号のCIFに、キャリア認識番号が格納されているのかまたはHARQエンティティ識別情報が格納されているのか判断できる。例えば、分離部85b,86a,87aは、分離部83aから2つの制御信号が出力される場合、1つのCC(メインキャリア)で異なるデータ信号が送信されていると判断でき、CIFには、HARQエンティティ識別情報が格納されていると判断できる。また、分離部85b,86a,87aは、例えば、分離部83aから1つの制御信号が出力され、分離部83bから1つの制御信号が出力される場合、CIFには、キャリア認識番号が格納されていると判断できる。すなわち、無線端末12は、受信したキャリアに含まれる制御信号の数に基づいて、制御信号のCIFに、キャリア認識番号が格納されているのかまたはHARQエンティティ識別情報が格納されているのか判断できる。
データ抽出部87bは、SW84bから出力されるデータ信号からユーザデータを抽出する。
信号抽出部88は、ユーザ制御信号に含まれている、無線端末12に割り当てられたCCの情報(キャリア情報)を抽出する。抽出されたキャリア情報は、復調/復号部82に出力される。なお、無線端末12は、キャリア情報に基づいて、無線測定するCCがどれであるか知ることができる。
なお、図12に示すRF部81〜信号抽出部88は、例えば、図1の受信部2aに対応する。
また、無線端末12は、分離部85b,86a,87aから出力されるHARQエンティティ識別情報に基づいて、分離部85aおよびデータ抽出部86b,87bから出力されるユーザデータのHARQエンティティを区別することができる。
図13は、基地局の動作を示したフローチャートである。
[ステップS11]基地局11のプロセス管理部61は、例えば、スケジューラのスケジューリング情報に基づいて、複数の異なるデータ信号を1つのキャリア(CC)で送信するか否か判断する。例えば、プロセス管理部61は、図1や図8に示す例のように、1つのキャリアで、複数の異なるデータ信号を送信するか否か判断する。プロセス管理部61は、複数の異なるデータ信号を1つのキャリアで送信すると判断した場合、ステップS13へ進む。また、プロセス管理部61は、複数の異なるデータ信号を1つのキャリアで送信しないと判断した場合(複数の異なるデータ信号のそれぞれを異なるキャリアで送信すると判断した場合)、ステップS12へ進む。
[ステップS12]プロセス管理部61は、制御信号のCIFに、データ信号を送信するCCのキャリア認識番号を格納する。
[ステップS13]プロセス管理部61は、例えば、スケジューラのスケジューリング情報に基づいて、異なるデータ信号の全てが1つのキャリアで送信されるか否か判断する。プロセス管理部61は、異なるデータ信号の全てが1つのCCで送信される場合、ステップS14へ進む。また、プロセス管理部61は、異なるデータ信号の全てが1つのCCで送信されない場合、ステップS15へ進む。
例えば、図1の例の場合、異なるデータ信号5a,5bの全てが、1つのCC#1で送信されるので、プロセス管理部61は、ステップS14へ進む。図8の例の場合、異なるデータ信号52a〜52cの全てが1つのCC#1で送信されないので、プロセス管理部61は、ステップS15へ進む。
[ステップS14]プロセス管理部61は、制御信号のCIFに、HARQプロセスグループ番号に対応したHARQエンティティ識別情報を格納する。
[ステップS15]プロセス管理部61は、制御信号のCIFに、キャリア認識番号とHARQプロセスグループ番号とを組み合わせたHARQエンティティ識別情報を格納する。
図14は、基地局のハードウェアブロック例を示した図である。図14に示すように、基地局11は、プロセッサ101、HDD(Hard Disk Drive)102、RAM(Random Access Memory)103、BB(BaseBand)部104、RF部105、IF(InterFace)部106、およびバス107を有している。
プロセッサ101は、バス107を介して、HDD102、RAM103、BB部104、RF部105、およびIF部106と接続されている。基地局11は、プロセッサ101によって装置全体が制御されている。プロセッサ101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)である。
HDD102には、OS(Operating System)のプログラムやHARQエンティティを識別するためのHARQエンティティ識別情報を制御信号に含めるためのプログラムが格納されている。RAM103には、プロセッサ101の各種処理で用いられるデータやプログラムの一部または全部が一時的に格納される。
BB部104は、無線端末12に送信するデータおよび無線端末12から受信するデータのBB処理を行う。RF部105は、無線端末12に送信する信号および無線端末12から受信する信号の無線処理を行う。
IF部106は、例えば、MME(Mobility Management Entity)など、コアネットワークに存在する装置と、例えば、有線を介して通信する。
図1に示す送信部1aは、例えば、プロセッサ101、BB部104、およびRF部105によってその機能が実現される。また、制御部1bは、例えば、プロセッサ101によってその機能が実現される。
図11に示すプロセス管理部61は、例えば、プロセッサ101によってその機能が実現される。また、多重信号生成部62a〜変調部68は、BB部104によってその機能が実現される。RF部69は、RF部105に対応する。
無線端末12も図14と同様のハードウェアブロックを有する。ただし、無線端末12は、IF部106を有さない。図1に示す受信部2aは、例えば、プロセッサ101、BB部104、およびRF部105によってその機能が実現される。
このように、基地局11は、無線端末12に送信する異なるデータ信号を、1つのキャリアに含めて送信する場合、異なるデータ信号のそれぞれに対応する制御信号のCIFに、異なるデータ信号のそれぞれのHARQエンティティを識別するためのHARQエンティティ識別情報を含めるようにした。そして、無線端末12は、基地局11から送信される制御信号を受信するようにした。これにより、無線端末12は、制御信号に含まれるCIFに格納されたHARQエンティティ識別情報によって、異なるデータ信号のHARQプロセス番号を独立して管理でき区別することができる。
また、基地局11は、無線端末12に送信する異なるデータ信号を、1つのキャリアに含めて送信するとともに、別の異なるデータ信号を、別のキャリアで送信する場合、HARQエンティティ識別情報に、別のキャリアを識別するための情報を含ませるようにした。これにより、基地局11は、複数の異なるデータ信号を、1つのキャリアに含めて送信できるとともに、他の異なるデータ信号を別のキャリアに含めて送信でき、無線端末12は、それぞれのデータ信号のHARQプロセス番号を独立して管理でき区別することができる。
また、基地局11は、無線端末12に1つのCCを割り当てる場合でも、複数のCCを割り当てた場合と同様に、異なるデータ信号を1つのCC上の同一無線サブフレームで送信することができる。そして、基地局11は、例えば、異なるデータ信号間でHARQプロセス番号の一致を避けるような管理をしなくて済み、時間領域での柔軟なデータ信号の送信スケジューリングが可能になる。
また、無線端末12は、無線測定を行うべきCCの数を減らせるので、無線測定処理に起因する無線端末12の消費電力を低減できる。また、無線端末12は、基地局11に報告する無線測定結果の量が減らせるので、ULで使用される無線リソース量の低減と、ULでの送信に起因する消費電力を低減できる。
さらに、複数のCCが割り当てられることができる無線端末12には、CCのキャリア認識番号が制御信号のCIFに含められるが、1つのCCが割り当てられる場合には、CIFは他の目的に使用することができる。基地局11は、このCIFをHARQエンティティの識別に用いることにより、CIFの有効利用が可能となる。また、基地局11は、HARQプロセス番号を識別するための情報を、無線端末12に通知するために使用する無線リソースを新たに追加しなくて済む。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
1 基地局
1a 送信部
1b 制御部
2 無線端末
2a 受信部
3 無線サブフレーム
3a 制御信号領域
3b データ信号領域
4a,4b 制御信号
5a,5b データ信号

Claims (10)

  1. 無線端末と無線通信を行う基地局において、
    複数のキャリアを用いて前記無線端末にデータ信号を送信することができる送信部と、
    前記送信部が前記無線端末に送信する異なるデータ信号を1つのキャリアに含めて送信する場合、前記異なるデータ信号のそれぞれに対応する制御信号のキャリア認識番号を格納する領域に、前記異なるデータ信号のそれぞれの再送制御のエンティティを識別する識別情報を含める制御部と、
    を有することを特徴とする基地局。
  2. 前記送信部が前記異なるデータ信号を前記1つのキャリアとは別のキャリアも用いて送信する場合、前記識別情報には、前記別のキャリアを識別する情報も含まれることを特徴とする請求項1記載の基地局。
  3. 前記1つのキャリアを用いて送信される前記異なるデータ信号は、異なる無線パラメータが割り当てられることを特徴とする請求項1記載の基地局。
  4. 基地局と無線通信を行う無線端末において、
    前記基地局が送信する制御信号を受信する受信部を備え、
    前記基地局が異なるデータ信号を1つのキャリアに含めて送信する場合、前記受信部が受信する前記異なるデータ信号のそれぞれに対応する制御信号には、前記異なるデータ信号のそれぞれの再送制御で用いられるプロセス番号を識別する識別情報が含まれることを特徴とする無線端末。
  5. 基地局と無線端末とを有する無線通信システムにおいて、
    前記基地局は、
    複数のキャリアを用いて前記無線端末にデータ信号を送信することができる送信部と、
    前記送信部が前記無線端末に送信する異なるデータ信号を1つのキャリアに含めて送信する場合、前記異なるデータ信号のそれぞれに対応する制御信号のキャリア認識番号を格納する領域に、前記異なるデータ信号のそれぞれの再送制御のエンティティを識別する識別情報を含める制御部と、を備え、
    前記無線端末は、
    前記基地局が送信する前記制御信号を受信する受信部、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  6. 無線端末と無線通信を行う基地局の無線通信方法において、
    送信部によって、複数のキャリアを用いて前記無線端末にデータ信号を送信し、
    前記送信部が前記無線端末に送信する異なるデータ信号を1つのキャリアに含めて送信する場合、前記異なるデータ信号のそれぞれに対応する制御信号のキャリア認識番号を格納する領域に、前記異なるデータ信号のそれぞれの再送制御のエンティティを識別する識別情報を含める、
    ことを特徴とする無線通信方法。
  7. 前記送信部が前記異なるデータ信号を前記1つのキャリアとは別のキャリアも用いて送信する場合、前記識別情報には、前記別のキャリアを識別する情報も含まれることを特徴とする請求項6記載の無線通信方法。
  8. 前記1つのキャリアを用いて送信される前記異なるデータ信号は、異なる無線パラメータが割り当てられることを特徴とする請求項6記載の無線通信方法。
  9. 基地局と無線通信を行う無線端末の無線通信方法において、
    受信部によって、前記基地局が送信する制御信号を受信し、
    前記基地局が異なるデータ信号を1つのキャリアに含めて送信する場合、前記受信部が受信する前記異なるデータ信号のそれぞれに対応する制御信号には、前記異なるデータ信号のそれぞれの再送制御で用いられるプロセス番号を識別する識別情報が含まれることを特徴とする無線通信方法。
  10. 基地局と無線端末とを有する無線通信システムの無線通信方法において、
    前記基地局は、
    送信部によって、複数のキャリアを用いて前記無線端末にデータ信号を送信し、
    前記送信部が前記無線端末に送信する異なるデータ信号を1つのキャリアに含めて送信する場合、前記異なるデータ信号のそれぞれに対応する制御信号のキャリア認識番号を格納する領域に、前記異なるデータ信号のそれぞれの再送制御のエンティティを識別する識別情報を含め、
    前記無線端末は、
    前記基地局が送信する前記制御信号を受信する、
    ことを特徴とする無線通信方法。
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