JP5753318B2 - プロービングに基づくベアラ制御 - Google Patents

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Description

本発明はデータトラフィックを制御する方法とその対応する機器に関する。
通信ネットワークにおいて、ネットワークトラフィックの差別化された扱いが用いられて、ネットワークトラフィックのタイプに依存するサービス品質(QoS)に関する要求を満たすことができる。このため、データパケットの転送処理、即ち、ノードによるデータパケットを転送する方法は、調整され所望のQoSを得るために、或いは、一定のタイプのトラフィックを他のものに対して優先処理するために調整される。
例えば、移動体通信ネットワークにおいて、特定のサービスに関係したネットワークトラフィックは一定のQoSレベルを提供するベアラへと導くものであるかもしれない。この点に関して、ベアラは、例えば、キャパシティと遅延とビットエラー率との内の少なくともいずれかのような規定された特性の情報送信環境又は経路であると考えられる。移動体通信ネットワークのゲートウェイと、例えば、移動体電話又は他のタイプの移動体端末のようなユーザ機器(UE)との間で数多くのベアラを確立することが可能である。ベアラはネットワークからユーザ機器への方向のダウンリンク(DL)データトラフィックを搬送することができるし、ユーザ機器からネットワークへのアップリンク(UL)方向のデータトラフィックを搬送することができる。そのゲートウェイとUEとにおいて、複数のIPデータパケットを含むデータトラフィックは、例えば、IP 5テュープル(5-tuple)パケットフィルタを用いてフィルタされ、これによりIPデータパケットを所望のベアラへと進めることができる(IP“インターネットプロトコル”はIPv4としても言及されるIPバージョン4でも良いし、或いは、IPv6としても言及されるIPバージョン6でも良い)。
しかしながら、一定のタイプのデータトラフィックを対応するベアラへと導くことにより差別化された扱いを実行するとき、利用可能な資源が最善の方法で用いられない状況が生じるかもしれない。例えば、優先されるデータトラフィックが優先ベアラに割当てられるが、この優先ベアラを用いることが実際には、UEにおける所望の実体験の質(QoE)を達成するのには必ずしも必要ではない状況があるかもしれない。例えば、ネットワークが低負荷であるなら、そのような場合であるかもしれない。
従って、データトラフィックの差別化された扱いを実行するときに、資源の効率的な利用を可能とする技術の必要がある。
本発明の実施例によれば、データトラフィックを制御する方法が備えられる。その方法によれば、ユーザ機器に関して確立されたベアラを介して、少なくとも1つのプローブパケットが送信される。それから、前記プローブパケットに応じて返された少なくとも1つの応答パケットが受信され、前記プローブパケットの送信と前記応答パケットの受信との間の時間に対応するパラメータが測定される。その測定されたパラメータに基づいて、前記ユーザ機器に関するベアラ制御手順が開始される。
本発明の別の実施例によれば機器が備えられる。その機器には、パケットインタフェース、メモリ、及び、プロセッサが備えられる。そのパケットインタフェースは、ユーザ機器に関して確立されたベアラを介して、少なくとも1つのプローブパケットを送信し、前記プローブパケットに応じて返された少なくとも1つの応答パケットを受信するよう構成される。そのプロセッサは、前記プローブパケットの送信と前記応答パケットの受信との間の時間に対応するパラメータを測定し、その測定されたパラメータに基づいて、前記ユーザ機器に関するベアラ制御手順を開始するよう構成される。
本発明のさらに別の実施例によれば、上記の方法を実施する他の方法、機器、或いは、コンピュータプログラムが備えられる。
本発明の実施例に従う概念が実現される通信システムを模式的に示す図である。 図1の通信システムに本発明の実施例に従う概念を実施することを模式的に示す図である。 本発明の実施例に従いプロービングに基づくベアラ制御を模式的に示すシグナリングの図である。 本発明の実施例に従う概念がコンテンツブースターアーキテクチュアにおいて適用される通信ネットワーク環境を示す図である。 本発明の実施例に従う機器を模式的に示す図である。 本発明の実施例に従う方法を示すフローチャートである。
次に、代表的な実施例と添付図面とを参照して本発明について詳細に説明する。例示された実施例はネットワークトラフィック処理の概念に関するものである。図1に例示されているように、その概念は3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)技術仕様(TS)に従う移動体通信ネットワークにおいて適用される。しかしながら、この例示された概念は、例えば、DSLのような固定アクセス技術、ファイバー光アクセス、或いは、同軸ケーブルアクセスを用いた他のタイプの通信ネットワークにおいても同様に適用できることを理解されたい。
図1は、本発明の実施例に従う概念が適用される通信ネットワーク環境を模式的に図示している。
その通信ネットワーク環境は、端末としても言及されるUE10と、複数のネットワーク構成要素22、24、26、30とを含む。これらのネットワーク構成要素の間には、無線アクセスネットワーク(RAN)22がある。RANは、例えば、GSM(登録商標:移動体通信用グローバルシステム)、EDGE(発展型GSM用改良データ速度)、UMTS(全球規模移動体通信システム)、HSPA(高速パケットアクセス)、或いは、LTE(ロングタームエボルーション)のようなある種のタイプの、又は、ある複数種のタイプの無線アクセス技術に基づいている。RAN22は単一のノードとして図示されているが、RAN22は実際には複数の構成要素から形成されても良いが、ここではさらに説明はしない。RAN22はトランスポートノード24に接続され、それはゲートウェイ(GW)26に接続される。ここで、2つ以上のトランスポートノード24が代わりにRAN22とゲートウェイ26との間に接続されても良いし、或いは、RANが直接ゲートウェイ26に接続されても良いことを理解されたい。ゲートウェイ26は、GPRSベースのサービスの接続を1つ以上の外部パケットデータネットワークに提供するゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)であっても良い。また、ゲートウェイ26は、3GPP TSに従うシステムアーキテクチュアエボルーション ゲートウェイ(SAE GW)であっても良い。
さらに、移動体通信ネットワークは、3GPP TSに従うポリシー課金ルール機能(PCRF)として実装されるポリシーコントローラ30を含む。ポリシーコントローラ30は、専用ハードウェアによって実現されることと、或いは、プロセッサによって実行されるソフトウェア機能を含むことの内の少なくともいずれかで良い。ゲートウェイ26とポリシーコントローラ30とは通常、コアネットワークの構成要素としてみなされる。ポリシーコントローラ30はシグナリング経路6を介してゲートウェイ26と通信する。シグナリング経路6は、3GPP TSに従うGxインタフェースを用いて実装されても良い。ポリシーコントローラ30はさらに、加入者データベース32とサービスポリシーデータベース34とに、例えば、3GPP TSに従うSpインタフェースを用いて実装されるシグナリング経路8を介して接続されると良い。従って、ポリシーコントローラ30は、例えば、移動体TV又はコンテンツ配信のような、移動体通信ネットワークにおいて利用可能な、特定のユーザに関係するか、或いは、特定のサービスに関係するかの内の少なくともいずれかであるポリシーデータを受信することができる。
他の機能の中でも特に、ポリシーコントローラ30は、フィルタ生成器35を含むと良い。フィルタ生成器35は、加入者データベース32からの加入者データとサービスポリシーデータベース34からのサービスポリシーとに基づいて達成されても良く、UE10と、ゲートウェイ26とにおいて使用されるパケットフィルタを特定するように適合される。
さらに図示されているように、ネットワークとユーザ機器10との間のデータトラフィックは複数のベアラ52、54によって搬送される。データトラフィックは通常、UE10で実行する1つ以上のクライアント/ピアアプリケーション12に関係する。例えば、それは一定のサービスに関係するかもしれない。図示されているように、データトラフィックはUE10と種々のネットワークリソース80、図示された例では、第1のネットワークリソース(NR1)、第2のネットワークリソース(NR2)、第3のネットワークリソース(NR3)との間で通信される。図示された例では、UE10と第1のネットワークリソースNR1との間で通信されるデータトラフィックとUE10と第2のネットワークリソースNR2との間で通信されるデータトラフィックとはベアラ52により搬送される。UE10と第3のネットワークリソースNR3との間で通信されるデータトラフィックはベアラ54により搬送される。従って、選択されたデータトラフィックはベアラ52、54の内の1つに導かれる。
ベアラ52、54は、ユーザ機器10とゲートウェイ26との間で確立される。ベアラ52、54は、DL方向とUL方向の両方でデータトラフィックを搬送する。即ち、これらはまた、DLベアラとULベアラとで形成されるものとみなされる。ベアラ52、54で双方向通信をサポートするために、UE10には対応するインタフェース15が備えられ、これによりベアラ52、54から到来するデータパケットを受信し、ベアラ52、54で発信するデータパケットを送信することを可能にする。同様に、ゲートウェイ26には対応するインタフェース25が備えられ、これによりベアラ52、54から到来するデータパケットを受信し、ベアラ52、54で発信するデータパケットを送信することを可能にする。
ベアラ52、54は、一般的にはパケットベースのサービスをユーザ機器10に提供するために確立されたデフォルトベアラ52を、オプション的には、異なるQoSレベル、例えば、デフォルトベアラよりも高いか、或いは、低いQoSレベルをもつ1つ以上の専用ベアラ54を含むことができる。UE10がゲートウェイ26にアタッチするときには、デフォルトベアラ52が通常、確立される。例えば、一定のQoSレベルを要求する選択されたデータトラフィックのデータパケットが送信される必要があるときには、専用ベアラがオンデマンドで確立されても良い。
各ベアラ52、54は対応するQoSプロファイルに関係づけられる。QoSプロファイルは、QoSクラス識別子(QCI)と、アロケーション/リテンション優先度(ARP)と、トラフィックハンドリング優先度(THP)と、最大ビット速度(MBR)と、総最大ビット速度(AMBR)と、保証ビット速度(GBR)との内、少なくともいずれかのようなQoSパラメータを通して定義される。従って、一定のQoSレベルが、データパケットを対応するベアラに関係づけすることにより、UE10とゲートウェイ26との間でデータパケットを通信するために備えらえる。加えて、そのデータパケットを通信するために備えられたQoSレベルはまた、例えば、デフォルトベアラ52のような現存するベアラを修正することにより適合されても良い。通常、専用ベアラは複数のQoSパラメータの内の少なくとも1つにおいてデフォルトベアラ52とは異なるであろう。
UE10では、データパケットが、対応して構成されたULパケットフィルタ62、64を用いて所望のベアラ52、54に導かれる。ゲートウェイ26では、データパケットが、対応して構成されたDLパケットフィルタ72、74を用いて所望のベアラ52、54に導かれる。QoSプロファイルのパラメータはポリシーコントローラ30からゲートウェイ26へシグナリング経路6を介してシグナリングされる。同様に、ゲートウェイ26において用いられるDLパケットフィルタ72、74は、ポリシーコントローラ30からゲートウェイ26へシグナリング経路6を介してシグナリングされる。UE10において用いられるULパケットフィルタ62、64に関しては、これらはゲートウェイ26を介してポリシーコントローラ30からUE10にシグナリングされる。
次に、あるタイプのデータパケットに関し、即ち、選択されたデータトラフィックに対する所望のレベルのQoSを提供する一方、リソースの効率的な使用を可能にする、本発明の実施例に従う概念について説明する。これらの概念は、UE10に関して確立された1つ以上のベアラをプローブすることに基づいている。即ち、次の説明にはデフォルトベアラ52と専用ベアラ54とをプローブすることが関係している。しかしながら、例えば、2つの異なる専用ベアラのような複数のベアラの他の組み合わせや、デフォルトベアラやある特定の専用ベアラだけのような単一のベアラだけが、次に説明するようにプローブが行われても良い。
説明したように、専用ベアラ54は選択されたデータトラフィックをUE10へ搬送したり、UE10から搬送するために確立される。選択されたデータトラフィックは、例えば、より高いレベルのQoSが求められる優先的なコンテンツやプレミアムコンテンツを含むかもしれない。このようにして、UE10のユーザには、選択されたデータトラフィック、例えば、コンテンツデータネットワーク(CDN)からのコンテンツ配信に基づいたサービスを用いるとき、改善されたQoSが提供され、図1に図示されているように、ネットワークリソース80が例として与えられている。
ある状況では、例えば、ネットワークにおいて負荷が低いなら、選択されたデータトラフィックに対してデフォルトベアラ52を用いるのと比較してQoEにおける改善はユーザによって気付かないものであるかもしれない。そのような状況では、それ故に、専用ベアラ54を確立することは、例えば、無線バンド幅、ネットワークにおけるシグナリング、信号やデータの処理、UE10の電池寿命などのリソースを不必要に用いてしまう結果となるかもしれない。例えば、UE10がそのセルでただ1つであるなら、即ち、RAN22が他のUEではなくUE10だけにサービスを提供しているなら、優先順位を付けなければならない他のデータトラフィックはないかもしれない。そのようなリソースの不必要な使用は望ましいことではない。
従って、ここで説明するような概念には、ベアラ52、54の少なくとも1つをプローブすることが関係する。このように、所望のQoEを依然として提供する間にではなく、デフォルトベアラ52が選択されたデータトラフィックを搬送するために用いられても良いかどうかを判断する。より具体的には、そのプローブには、プローブされるベアラを介して少なくとも1つのプローブパケットを送信することと、そのプローブパケットに応じて返される少なくとも1つの応答パケットを受信することとを含む。その応答パケットはプローブされるベアラを介して同様に受信されても良い。例えば、そのプローブパケットはプローブされるベアラのDL部分を介してUE10に送信され、その応答パケットはプローブされるベアラのUL部分を介してUE10から送信される。それから、プローブパケットの送信と応答パケットの受信との間の時間に対応するパラメータが測定される。このパラメータはプローブされるベアラで送信されるとき選択されたデータトラフィックが経験する遅延を表わす。例えば、このパラメータは往復時間(ラウンドトリップタイム:RTT)として測定される。
測定されたパラメータに基づいて、例えば、専用ベアラ54を確立し、専用ベアラ54を解放し、データパケットをベアラ52、54の1つへ、或いは、ベアラ52、54の1つからデータパケットを導き、或いは、1つ以上のベアラ52、54の少なくとも1つのQoSパラメータを修正し、例えば、専用ベアラ54の質を低下させたり、或いは、デフォルトベアラ52の質を向上させることなどのベアラ制御手順が開始される。例えば、デフォルトベアラ52がプローブされ、パラメータがデフォルトベアラ52で選択されたデータトラフィックにより経験する遅延が輻輳が生じていないネットワークで経験する遅延に相当することを示すなら、優先順位付けは必要とはされず、専用ベアラ54は解放されても良い。専用ベアラ54はまた、1つ以上のQoSパラメータを修正することによりその質を低下させて、例えば、ベストエフォートベアラに対応するようにしても良い。そのとき、選択されたトラフィックは専用ベアラ54により配信されても良い。もし、専用ベアラ54がまだ確立されていないなら、専用ベアラ54を確立することを留め、むしろ、選択されたトラフィックを搬送するためにデフォルトベアラ52を用いるように決定しても良い。もし、そのパラメータがデフォルトベアラ52で選択されたデータトラフィックが経験する遅延がほとんど輻輳が生じていないネットワークにおいて経験する遅延に相当することを示すなら、デフォルトベアラ52の質を向上させても良い。
パラメータは、例えば、ベアラ52、54のいずれか1つで選択されたデータトラフィックの進行中の通信がある限り、繰り返し測定されると良い。もし、そのような繰り返される測定が、例えば、ネットワークにおける負荷増加のために遅延が増すことを示唆するなら、以前に解放された専用ベアラ54を再確立したり、以前に品質を低下させた専用ベアラ54の質を向上させると良い。
上記のベアラ制御処理は、1つのベアラから別のベアラへ選択されたデータをリダイレクトすることが関係しており、それは1つ以上のパケットフィルタ62、64、72、74を適合させることにより達成される。特に、選択されたデータトラフィックは、もしプローブがこのベアラが依然として所望のQoSを得るのに適切であることを示すなら、より低いQoSレベルをもつベアラへとリダイレクトされても良い。
本発明の実施例に従う上記プロービングの概念を実施することはさらに図2において図示されている。即ち、図2は、ネットワークノード100とUE10とRAN22とGW26とポリシーコントローラ30との間での相互作用を示している。トランスポートノード24は図示されていないが、同様に存在しても良い。図2において、プロービングはネットワークノード100、例えば、ユーザへのコンテンツ配信を制御するネットワークノードにより実行される。図示のように、そのネットワークノードは、遅延モニタ110とパケットインタフェース130とを含む。さらに、ネットワークノード100はまた、ポリシーコントローラ30へのシグナリング経路5に関するインタフェースも含む。シグナリング経路5は、3GPP TSに従うRxインタフェースを用いて実装されると良い。
図2のシナリオでは、優先的な、さもなければ、差別化された扱いを要求する選択されたデータトラフィックの送信はUE10に関して専用ベアラ54を確立することを既にトリガしているか、或いは、専用ベアラ54が既に別の理由のために確立されており、そして、選択されたデータトラフィックが通常は専用ベアラ54により搬送されることを仮定している。さらに、デフォルトベアラ52もUE10に関して確立されている。この状況で、ネットワークノード100の遅延モニタ110はパケットインタフェース130を用いて、UE10に対してデフォルトベアラ52でプローブパケットを定期的に送信する。プローブパケットを受信することに応じて、UE10はネットワークノード100に応答パケットを送信する。即ち、各プローブパケットは対応する応答パケットのトリガを与える。例えば、プローブパケットは、ピンパケットとしても言及されるインターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)のエコー要求パケットであることが可能であり、それは、ネットワークノード100により、例えば、UE10のIPアドレスのようなネットワークアドレスに向かって送信され、UE10にネットワークノード100に対してICMPエコー応答パケットを返信することにより応答を行わせる。しかしながら、他のタイプのプローブパケットが用いられても良い。例えば、データパケットの受信が、送信制御プロトコル(TCP)の受信確認パケットのような応答パケットの送信のトリガとなることを仮定するなら、選択されたデータトラフィックのデータパケット、又は、他のデータトラフィックのデータパケット、例えば、優先的ではないデータトラフィックをプローブパケットとして用いることも可能であろう。今述べたことの可能性は、例えば、選択されたデータトラフィックがネットワークノード100を通ってルーティングされるなら、使用できるかもしれない。例えば、今述べたことの可能性は。選択されたデータトラフィックがネットワークノード100を通ってルーティングされるなら、使用できるかもしれない。
応答パケットはパケットインタフェース130を介して受信され、プローブパケットの送信と対応する応答パケットの受信との間の時間、例えば、RTTに対応するパラメータを測定する遅延モニタ110により検出される。その測定パラメータに基づいて、ネットワークノード100はベアラ制御手順を開始することができる。例えば、デフォルトベアラ52で測定されたパラメータが所定数の連続測定の間、閾値未満であるなら、専用ベアラ54は解放され、選択されたデータトラフィックはデフォルトベアラ52へと導かれると良い。もし、パラメータがRTTとして測定されるなら、その閾値は負荷のないネットワークにおける典型的なRTTに対応し、オプション的には、典型的なRTTを決定する際の不確実性を考慮に入れるために、例えば、それに一定のマージンを加えたものに対応する。ベアラ制御手順を開始するかどうかに係らず、ネットワークノード100は、選択されたデータトラフィックがデフォルトベアラ52又は専用ベアラ52を流れている限り、デフォルトベアラ52のプロービングを続行すると良い。例示のシナリオでは、ネットワークノード100はポリシーコントローラ30へ制御信号、例えば、専用ベアラ54を解放する要求を送信することにより、ベアラ制御手順を開始するためのシグナリング経路5を使用する。ポリシーコントローラ30は次に、シグナリング経路6を用いて、ゲートウェイ26へ制御信号、例えば、専用ベアラ54を解放する命令を送信することによりベアラ制御手順を実行すると良い。
専用ベアラ54を解放することの代替案として、ベアラ制御手順はまた、専用ベアラ54をアクティブ状態に保ち、1つ以上のパケットフィルタ62、64、72、74を修正して選択されたデータトラフィックがデフォルトベアラ52に導かれるようにすることに関係する。1つ以上のパケットフィルタ62、64、72、74を修正することの代替案として、所望のベアラへと導かれるようにパケットフィルタにより用いられるデータパケットにマーキングすること、例えば、差別化サービスコードポイント(DSCP)マーキングも修正される。
上述のベアラ制御手順は、従って、選択されたデータトラフィックがデフォルトベアラ52により搬送されているという状況へと導くものとなる。そのような状況で、もし、デフォルトベアラ52の品質が、例えば、負荷の増大のために低下するなら、別のベアラ制御手順を開始するための基礎としてパラメータの連続測定が用いられるかもしれない。例えば、デフォルトベアラ52での測定パラメータが所定回数の連続測定の間、更なる閾値を越えて増加し、負荷が増加し、キューがネットワークにおいて増大していることを示すなら、ネットワークノード100により別のベアラ制御手順が開始され、最初のベアラ制御手順以前の状況を回復するようにすることができる。この更なる閾値とは、最初のベアラ制御手順を開始するために用いられたものとを同じ閾値で良いが、制御プロセスにおけるいくつかのヒステリシスを実現するために異なる値を設定するようにもできる。従って、デフォルトベアラ52で測定されたパラメータが、そのデフォルトベアラはもはや選択されたデータトラフィックを搬送するためには適切ではないことを示すなら、専用ベアラ54が再確立され、選択されたデータトラフィックを搬送するために再び用いられても良いし、或いは、1つ以上のパケットフィルタ62、64、72、74或いはデータパケットのマーキングを修正することにより、その選択されたデータトラフィックがデフォルトベアラ52から専用ベアラへとリダイレクトされても良い。
専用ベアラ54をアクティブな状態に保つ場合には、専用ベアラ54にも図2に示すようなプロービングが施される。この場合、遅延モニタ110はまた、パケットインタフェース130を用いて専用ベアラ54で更なるプローブパケットをUE10に定期的に送信する。更なるプローブパケットを受信することに応じて、UE10はネットワークノード100に更なる応答パケットを送信する。即ち、更なるプローブパケット各々は、対応する更なる応答パケットのトリガとなる。更なる応答パケットはパケットインタフェース130を介して受信され、更なるプローブパケットの送信と対応する応答パケットの受信との間の時間、例えば、RTTに対応するパラメータを測定する遅延モニタ110により検出される。デフォルトベアラ52と専用ベアラ54とは従って、同時にプロービングがなされる。専用ベアラ54で測定されるパラメータは、ベアラ制御手順を開始するための付加的な或いは代替的な基礎として用いられる。特に、デフォルトベアラ52で測定されたパラメータは専用ベアラ54で測定されたパラメータと比較されると良い。例えば、専用ベアラで測定されたパラメータに対するデフォルトベアラで測定されたパラメータの差が閾値、例えば、ある適切に選択された正のマージンより小さいなら、このことはデフォルトベアラ52が選択されたデータトラフィックを搬送するのに適切であることを示し、専用ベアラ54の代わりに用いられ、対応するベアラ制御手順を開始し、例えば、1つ以上のパケットフィルタ、例えば、1つ以上のパケットフィルタ62、64、72、74や、データパケットにおけるマーキングを上述のように修正することを関与させることにより選択されたデータトラフィックを搬送するようにできる。デフォルトベアラ52で測定されたパラメータと専用ベアラ54で測定されたパラメータとの差が所定の閾値より大きいなら、このことは、デフォルトベアラ52が、例えば、輻輳のために選択されたデータトラフィックを搬送するのには適切ではないことを示し、専用ベアラ54が用いられ選択されたデータトラフィックを搬送するようにできる。異なるベアラで測定されたそのようなパラメータの比較を用いて、絶対的な閾値の設定を行うことが回避できる。
図3は本発明の実施例に従うプロービングに基づいたベアラ制御を例示するシグナリングを示す図である。その信号図では、UE10とGW26とポリシーコントローラ30とネットワークノード100とが図示されている。図1のトランスポートノード24や図1〜図2のRANのような他のノードは図示されていないが、同様に存在するものである。
図3に図示されているように、デフォルトベアラ52と専用ベアラ54とは初めにステップ301で確立される。ここで、デフォルトベアラと専用ベアラとは同時に確立される必要はないことを理解されたい。例えば、デフォルトベアラはUE10が移動体ネットワークにアタッチしたときに確立される一方、専用ベアラはあるタイプの差別化された扱い、例えば、優先順位付けを必要とする選択されたデータトラフィックがUE10に関して通信される必要があるときに確立することができる。しかしながら、あるシナリオでは、デフォルトベアラ52と専用ベアラ54の両方が、UE10が移動体ネットワークにアタッチしたときに確立されることが可能である。
それから、ネットワークノード100は1つ以上のプローブパケットをデフォルトベアラ52を介してUE10に送信する。そのようなプローブパケット302の受信時、UE10は対応する応答パケット303をネットワークノード100に返す。上述のように、プローブパケット302は、例えば、ICMPエコー要求パケット又はパケット受信者が対応する応答パケット303を返すようになる他のタイプのパケットでも良い。例えば、プローブパケット302はまた、TCP又は受信者が確認応答パケットを返すようになる他のトランスポートプロトコルに従って送信される選択されたデータトラフィックのデータパケットでも良い。
ステップ304に図示されているように、それから、ネットワークノード100はデフォルトベアラ52のRTTを測定する。RTTは実質的に、ネットワークノード100からのプローブパケット302の送信とネットワークノード100における対応する応答パケット303の受信との間の時間に対応している。他の実施形では、デフォルトベアラ52での遅延を表現する他のパラメータが測定される。
加えて、ネットワークノード100はまた1つ以上の更なるプローブパケット305を専用ベアラ54を介してUE10に送信する。そのような更なるプローブパケット305の受信時、UE10は対応する更なる応答パケット306をネットワークノード100に返す。更なるプローブパケット305と更なる応答パケット306とは、プローブパケット302と応答パケット303と同じタイプのもので良い。
ステップ307により図示されているように、それからネットワーク100は専用ベアラ54のRTTを測定する。RTTは実質的に、ネットワークノード100からの更なるプローブパケット305の送信とネットワークノード100における対応する更なる応答パケット306の受信との間の時間に対応している。他の実施形では、専用ベアラ54での遅延を表現する他のパラメータが測定される。
デフォルトベアラ52での遅延をプロービングすることと、専用ベアラ54での遅延をプロービングすることの上記処理は図示された順番で発生する必要はないことを理解されたい。むしろ、プローブパケット302を送信し、対応する応答パケット303を受信し、デフォルトベアラ52でRTTを測定することを繰り返し行うことにより、デフォルトベアラ52をプロービングする連続処理と、更なるプローブパケット305を送信し、対応する更なる応答パケット306を受信し、専用ベアラ54でRTTを測定することを繰り返し行うことにより、専用ベアラ54をプロービングする連続処理とがあっても良く、これらの連続処理が並列に実行されても良い。
ステップ308で図示されるように、ネットワークノード100はそれから、デフォルトベアラ52の測定RTTと専用ベアラ54の測定RTTとに基づいたベアラ制御手順を開始できる。特に、ネットワークノード100は、デフォルトベアラ52の測定RTTと専用ベアラ54の測定RTTとを比較し、その比較に基づいて、デフォルトベアラが通常は専用ベアラ54により搬送される選択されたデータトラフィックを搬送するのに適切であるかどうかを決定する。例えば、デフォルトベアラ52の測定RTTと専用ベアラ54の測定RTTとの差が一定の数の連続測定の間、一定の値より小さいなら、これはネットワークノード100により、デフォルトベアラが選択されたデータトラフィックを搬送するのに適していることの示唆であるとして解釈される。デフォルトベアラ52が選択されたデータトラフィックを搬送するのに適していることが分かったなら、ネットワークノードはベアラ制御手順を開始し、上述のように、例えば、1つ以上のパケットフィルタやパケットのマーキングを変更することにより、選択されたデータトラフィックがデフォルトベアラ52に導かれるようにする。
ネットワークノード100は制御信号309をポリシーコントローラ30に送信することによりベアラ制御手順を開始する。次に、ポリシーコントローラ30は制御信号310をGW26に送信することによりベアラ制御手順を実行する。更に、ベアラ制御手順はまた、GW26からUE10への制御信号311のシグナリングも関係する。他の実施形では、ベアラ制御手順は異なる方法で、例えば、ネットワークノード100からGW26への制御信号の直接シグナリングを用いて実装される。
デフォルトベアラ52と専用ベアラ54をプロービングすることはベアラ制御手順の後も、即ち、選択されたデータトラフィックがデフォルトベアラ52により搬送される間にも継続されることを理解されたい。ある時点での連続プロービングがデフォルトベアラ52がもはや選択されたデータトラフィックを搬送するのに適切ではないことを示すなら、更なるベアラ制御手順がネットワークノード100により開始され、専用ベアラ54に選択されたデータトラフィックを導くようにする。
図4はプロービングに基づくベアラ制御の上記概念が適用されるコンテンツブースターアーキテクチュアを備えた通信ネットワーク環境を示す。このコンテンツブースターアーキテクチュアの目的は、図1に図示されているようにネットワークリソース80の例として挙げられている1つ以上のコンテンツプロバイダからのコンテンツ配信において改善したQoEを提供することにある。図示されているように、コンテンツブースターアーキテクチュアは、移動体ブロードバンド(MBB)運用者のインフラストラクチュア、即ち、UE410がアタッチするGW420、ポリシーコントローラ430、ローカルドメイン名システム(DNS)425、インターネットピアリングポイントGiUPを含む。このインフラストラクチュアと同じ場所にコンテンツブースターインフラストラクチュア450が設置される。これは、ブースティングコントローラ460を含む。さらに、コンテンツブースターインフラストラクチュア450はCDNのエッジサーバ470とCDNのキャッシュサーバ480との内の少なくともいずれかを含む。エッジサーバ470とキャッシュサーバ480の目的は、ローカルプロキシとローカルキャッシュとしてぞれぞれ作用させることにより、コンテンツプロバイダ(CP)サーバ510からGW420へのコンテンツ配信を高速にすることにある。更に、MBB運用者のインフラストラクチュアと設置場所を同じにすることによってもGW420からUE10へのコンテンツ配信を高速にすることを可能にしている。
加えて、図4はまた、CP DNS520、外部CDN DNS560、外部サーバ580、例えば、何らかのタイプのインターネットサーバを図示している。コンテンツブースターインフラストラクチュア450は実際には複数のMBBネットワーク、複数のCP、複数のCDNに向かうインタフェースを有することができることを理解されたい。
一般的な用語で言えば、コンテンツブースターアーキテクチュアの思想は、ブローカーとして作用するコンテンツブースターインフラストラクチュアを用いて通信経路上のデータトラフィックに差別化した扱いを実行することである。ブローカーは一つには1つ以上のCP、例えば、インターネットオークションプロバイダとのサービス合意があり、またこれに対して、各UEと関係する加入者をもつ1つ以上のMBB運用者とのサービス合意がある。複数のCPはまた、コンテンツのホストとなり、それが異なる方法で、例えば、より高いサービス品質でユーザに送信可能とするために複数のCDNプロバイダとの合意がある。ブローカーはGW420とUE410との間のトラフィックの優先順位を上げたり、下げたりする制御を行うことができる。このため、ブースティングコントローラ460はエンドユーザのコンテンツ要求メッセージを調べ、エンドユーザDNS応答を調べ、課金及びサービス合意の達成度を追跡し、優先度向上要求にトリガをかけ、或いは、優先度低下要求にトリガをかけることができる。これらの目的のため、ブースティングコントローラ460と一般にはコンテンツブースターアーキテクチュア450とは図4に描かれているようなインタフェースを有する。即ち、ブースティングコントローラ460は、例えば、ベアラ制御手順を開始することにより、トラフィックの優先度を上げたり、下げたりするために、ポリシーコントローラ430に関してインタフェースを備える。図示のように、このインタフェースは、3GPP TSに従うRインタフェースとして実施されると良い。さらに、ブースティングコントローラ460はGE420とローカルDNS425との間の複製されたDNSトラフィックCDを受信するインタフェースを備える。これにより、ブースティングコントローラ460はDNS要求がコンテンツブースティングインフラストラクチュア450による優先付けされたコンテンツ配信を要求するピアCPからのコンテンツに関するものであるかどうかを識別することが可能になる。更に、ブースティングコントローラ460は、GW420に関する複製された認証シグナリングCR、例えば、ラディウス(Radius)プロトコルやダイアメータ(Diameter)プロトコルに従うシグナリングを受信するGW420に関するインタフェースを備える。さらにその上、ブースティングコントローラ460にはエッジサーバ470とキャッシュサーバ480との内の少なくともいずれかへのインタフェースとともに、GW420に関するインタフェースが備えられる。後者のインタフェースは、エッジサーバ470とキャッシュサーバ480との内の少なくともいずれかのサーバと、GW420との間のブースティングコントローラを介したトラフィックをルーティングする目的がある。このトラフィックは優先順位が付けられる選択されたデータトラフィックを含む。
次に、エッジサーバ470にはCPサーバ510に関した外部パケットインタフェースが備えられる。そのインタフェースによりエッジサーバ470はGW420に接続された複数のUEに対して配信するコンテンツデータを取得することができ、また、エッジサーバ470にはブースティングコントローラ460とキャッシュサーバ480とに関した内部パケットインタフェースも備えられる。同様に、キャッシュサーバ480には、ブースティングコントローラ460とエッジサーバ470とに関した内部パケットインタフェースが備えられる。キャッシュサーバ480の内部パケットインタフェースによりキャッシュサーバ480はエッジサーバ470により取得されたコンテンツデータをキャッシュし、キャッシュされたコンテンツデータをブースティングコントローラ460とGW420とを介して複数のUEに提供することが可能になる。いくつかの実施形、例えば、エッジサーバ470を備えない実施形では、キャッシュサーバ480にはCPサーバ510に関する外部パケットインタフェースも備えられ、そのインタフェースによりキャッシュサーバ480がGW420に接続された複数のUEへの配信のためにコンテンツデータを直接取得することが可能になる。
ここで、コンテンツブースティングアーキテクチュア450の上記実施例の内部パケットインタフェースは、例えば、プライベートサブネットからのIPアドレスのような特定の範囲からのネットワークアドレスを用いて実施されることが好ましいことに注意されたい。従って、コンテンツブースティングインフラストラクチュア450からのトラフィックと、例えば、サーバ580からのトラフィックとを、そのトラフィックのデータパケットのネットワークアドレスを用いて効率的に区別することが可能である。即ち、GW420とUE410との内の少なくともいずれかは、特定の範囲からのネットワークアドレスにマッチングするパケットフィルタを用いると良い。
いくつかの実施形では、コンテンツブースティングアーキテクチュア450は2つの異なる特定のネットワークアドレス範囲、例えば、2つの異なるプライベートサブネットからのIPアドレスをもつように構成される。1つの具体的な範囲は、優先順位が付けられたコンテンツ配信を要求する複数のピアCPと関係づけされる一方、他の具体的な範囲は、優先順位が付けられたコンテンツ配信や異なるレベルの優先順位付けを要求しない複数のピアCPと関係づけされる。
CDN DNS560は従って、複数のピアCPに向かうDNS要求を解決するように構成される。例えば、それは、コンテンツブースティングインフラストラクチュアにより用いられるネットワークアドレスの具体的な1つ以上の範囲からの対応するアドレスを返すことができる。CDN DNS560はローカルDNS425のネットワークアドレスによりMBB運用者を識別できる。
図4に図示されているようなコンテンツブースティングアーキテクチュアにおいて、プロービングを行うことに基づいたベアラ制御の上記概念はブースティングコントローラ460において適用される。即ち、ブースティングコントローラ460は、図2〜図3のネットワークノード100、図2〜図3のUE10に対応するUE410、図2〜図3のGW26に対応するGW420として作用しても良い。この場合、ブースティングコントローラ460は優先順位付けが実際に必要とされる場合にだけ、GW420とUE410との間の一定の専用ベアラの使用を求める可能性をもつ。これは、無線リソースのより効率的な使用を可能にするのでMBB運用者にとって有益である。例えば、HSPAやLTEにおいて、トラフィックの優先順位付けを適用することにより、次善の無線スケジューリング、従って、削減されたシステム容量が導かれることになる。更に、このことは無線インタフェースのより効率的な構成により電池消費を削減するUE410を用いる加入者にとっても有益である。
図5はさらにプロービングに基づくベアラ制御の上記概念を実施する機器を図示している。この機器は、図2〜図3のネットワークノード100に対応している。しかしながら、その機器はある別のネットワークノードやUE10に対応していても良い。
図示された例では、その機器はパケットを送受信するパケットインタフェース130を含む。パケットインタフェース130は、特に、例えば、ICMPパケットのようなIPパケット、或いは、正規のデータトラフィックのデータパケットのような形式で、上述のプローブパケットを送信し、対応する応答パケットを受信するために用いられると良い。更に、その機器には制御インタフェース140も備えられると良い。制御インタフェース140は上述のように、ベアラ制御手順を開始するために制御信号を送信するために用いられる。例示の3GPPシナリオでは、制御インタフェース140は、3GPP TSに従うRxインタフェースとして実施されると良い。もし、その機器がUEとして実施されるなら、パケットインタフェース130は無線インタフェースであり、制御インタフェースは同じ無線インタフェースを用いて、例えば、無線インタフェースを介して確立される制御チャネルにより実現される。
更に、その機器は、インタフェース130、140に接続されたプロセッサ150と、プロセッサ150に接続されたメモリ160とを含む。メモリ160は、例えば、フラッシュROMのような読出専用メモリ(ROM)、ダイナミックRAM(DRAM)やスタティックRAM(SRAM)のようなランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードディスクや半導体ディスクなどの大容量記憶部などを含む。メモリ160は、プロービングに基づく上述のベアラ制御機能を実施するために、プロセッサ150により実行される適切に構成されたプログラムコードを含む。即ち、メモリ160は、上述のプローブパケットの送信、応答パケットの受信、あるベアラではトラフィックが経験する遅延を表現するパラメータの測定を実施するためのプロービングモジュール170と、測定されたパラメータに基づく上述したベアラ制御手順の開始を実現するための制御モジュール180とを含む。プロービングモジュール170に関係するプロセッサ150は、図2で図示したような遅延モニタ110の機能を実装する一方、制御モジュールに関係するプロセッサ150は上述のような種々の制御機能を実装、即ち、ベアラ制御手順やその他の制御機能を開始させることを担当するコントローラを実装する。
図5で例示した構造は単に模式的なものであり、その機器は実際には更に構成要素を含むものであるが、説明を簡単にするために、例えば、更なるインタフェースなどは図示していないことを理解されたい。また、メモリ160は更に、ここでは図示していない種々のタイプのプログラムコードモジュール、例えば、適切にプローブパケットを生成するプログラムコードモジュールを含むことができることを理解されたい。幾つかの実施例に従えば、コンピュータプログラム製品、例えば、メモリ160に格納されることになるプログラムコードを格納する記憶媒体もまた、本発明の実施例に従う概念を実現するために、提供されるものである。
図6は本発明の実施例に従う方法を示すフローチャートを示している。その方法は、図1に例示するような移動体通信システムにおいて使用され、特に、ネットワークノード100により実施される。しかしながら、その方法は、UE10のような他の機器においても実施することができることを理解されたい。
ステップ610では、1つ以上のプローブパケットがUEに関して確立された1つ以上のベアラを介して送信される。これらベアラの少なくとも1つは、選択されたデータトラフィックを搬送するのに用いられる。例えば、上述のように、プローブパケットは1つのベアラ、例えば、図2〜図3のデフォルトベアラ52で送信され、更なるプローブパケットが更なるベアラ、例えば、図2〜図3の専用ベアラ54で送信される。プローブパケットはパケットの受信者が応答パケット、例えば、ICMPエコー要求パケットや、確認応答パケットの送信を要求するトランスポートプロトコル、例えば、TCPを用いて送信される選択されたデータトラフィックや他のデータトラフィックのデータパケットを返すようにさせるパケットであれば任意のタイプのもので良い。
あるベアラをプローブすることを可能にするために、プローブパケットは、そのプローブパケットが所望のベアラに導かれるようにする識別子、例えば、適切に選択された送信元ネットワークアドレスや、例えば、DSCPなどのパケットマーキングを含む。プローブパケットは従って、例えば、対応して構成されたパケット生成器により生成される。
ステップ620では、プローブパケットに応じて返される少なくとも1つの応答パケットが受信される。応答パケットのタイプは用いられるタイプのプローブパケットに依存する。例えば、プローブパケットがICMPエコー要求パケットであれば、応答パケットはICMPエコー応答パケットである。
ステップ630では、プローブパケットの送信と応答パケットの受信との間の時間に対応するパラメータが測定される。例えば、そのパラメータはRTTとして測定される。そのパラメータは、プローブされるベアラで選択されたデータトラフィックが経験する遅延を示すものである。
ステップ640では、ベアラ制御手順が測定されたパラメータに基づいて開始される。このため、そのパラメータはプローブされるベアラが選択されたデータトラフィックを搬送するのに適しているかどうかを判断するために用いられる。例えば、測定されたパラメータが閾値と比較される。もし、選択されたデータトラフィックがプローブされたベアラとは別のベアラにより搬送されており、閾値との比較がプローブされたベアラが選択されたデータトラフィックを搬送するのに適切であることを示すなら、ベアラ制御手順が開始され、データパケットをプローブされたベアラへと導くようにできる。もし、選択されたデータトラフィックがプローブされたベアラにより搬送されており、閾値との比較がプローブされたベアラが選択されたデータトラフィックを搬送するのに適切ではないことを示すなら、ベアラ制御手順が開始され、データパケットをプローブされたベアラから別のベアラへと導くようにできる。
ベアラ制御手順は、例えば、パケットフィルタを構成設定したり、或いは、データパケットのマーキングを修正したりすることにより、選択されたデータトラフィックのデータパケットをプローブされたベアラへと導くことを含む。また、そのベアラ制御手順は、例えば、パケットフィルタを構成設定したり、或いは、データパケットのマーキングを修正したりすることにより、選択されたデータトラフィックのデータパケットを更なるベアラへと導くことを含む。その更なるベアラはプローブされたベアラとは異なるサービス品質のパラメータをもつと良い。そのベアラ制御手順はまた、更なるベアラを確立したり、その更なるベアラを解放したりすることを含む。そのベアラ制御手順はまた、プローブされたベアラの少なくとも1つのサービス品質のパラメータを修正し、これにより、ベアラの質を向上させたり、低下させたりすることを含む。
いくつかの実施例では、複数のベアラがプローブされ、異なるベアラについての測定されたパラメータがベアラ制御手順を開始するための基礎として用いられる。例えば、UEに関して確立された1つのベアラ、例えば、デフォルトベアラ52でプローブパケットを送信するのに加えて、1つ以上の更なるプローブパケットがそのUEに関して確立された更なるベアラ、例えば、専用ベアラ54で送信されても良い。この場合も、更なるプローブパケットを受信するのに応じて返される更なる応答パケットが受信され、前記更なるプローブパケットの送信と前記更なる応答パケットの受信との間の時間に対応する更なるパラメータが測定される。それから、ベアラ制御手順が、そのパラメータと更なるパラメータとに基づいて、例えば、そのパラメータと更なるパラメータとの比較や、又は、そのパラメータと更なるパラメータとの差と閾値との比較に基づいて開始される。
プローブパケットと更なるプローブパケットの送信がなされる一方で、データパケットがそのベアラで送信され続けて搬送され、例えば、規則正しい時間間隔でベアラのプローブを繰り返し行うようにできる。しかしながら、そのベアラに他のデータトラフィックがないなら、ベアラのプローブもまた停止され、不必要なリソース利用を回避することができる。
理解されるように、プロービングに基づく上述したベアラ制御の概念は、例えば、トラフィックの優先順位付けや、他のタイプの差別化された扱いに関し、不要なベアラの使用を回避することにより、効率的なリソースの使用を可能にしている。
上述の例や実施例は単に例示的なものであり、種々の変型を許すことができることを理解されたい。例えば、その概念は他のタイプのベアラを用いた通信ネットワーク環境において使用可能である。また、そのプロービングは、図4のブースティングコントローラ460のようなネットワークノードや、ゲートウェイやUEのような移動体通信ネットワークにおけるネットワークを含む種々のデバイスにより実行される。さらに、上述の概念は、存在するデバイスのプロセッサにより実行される対応して設計されたソフトウェアを用いて、又は、専用デバイスハードウェアを用いて実装されることを理解されたい。

Claims (17)

  1. データトラフィックを制御する方法であって、
    ユーザ機器(10)に関して確立されたデフォルトベアラ(52)を介して、少なくとも1つのプローブパケット(302,305)を送信する工程と、
    前記プローブパケット(302,305)に応じて返された少なくとも1つの応答パケット(303,306)を受信する工程と、
    前記プローブパケット(302,305)の送信と前記応答パケット(303,306)の受信との間の時間に対応するパラメータを測定する工程と、
    前記測定されたパラメータに基づいて、前記ユーザ機器(10)に関するベアラ制御手順を開始する工程とを有し、
    前記ベアラ制御手順は、選択されたデータトラフィックのデータパケットを、前記ユーザ機器(10)に関して確立された前記デフォルトベアラ(52)又は専用ベアラ(54)へと導くことを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記ベアラ制御手順は、前記専用ベアラ(54)を確立することを含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. 前記ベアラ制御手順は、前記専用ベアラ(54)を解放すること含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記データパケットを導くことは、1つ以上のパケットフィルタ(64,64,72,74)を修正することにより達成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記データパケットを導くことは、前記データパケットにおける識別子を修正することにより達成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記ベアラ制御手順は、前記デフォルトベアラ(52)の少なくとも1つのサービス品質パラメータを修正することを含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記ベアラ制御手順は、前記パラメータと閾値との比較に基づいて開始されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記プローブパケットは、前記プローブパケット(302,305)が前記デフォルトベアラ(52)へと導かれるようにする識別子を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記専用ベアラ(54)を介して、少なくとも1つの更なるプローブパケット(302,305)を送信する工程と、
    前記更なるプローブパケット(302,305)の受信に応じて返された少なくとも1つの更なる応答パケット(303,306)を受信する工程と、
    前記更なるプローブパケット(302,305)の送信と前記更なる応答パケット(303,306)の受信との間の時間に対応する更なるパラメータを測定する工程とをさらに有し、
    前記ベアラ制御手順は、前記パラメータと前記更なるパラメータに基づいて開始されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記ベアラ制御手順は、前記パラメータと前記更なるパラメータとの比較に基づいて開始されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  11. 前記ベアラ制御手順は、前記パラメータと前記更なるパラメータの差と閾値との比較に基づいて開始されることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記更なるプローブパケットは、前記更なるプローブパケット(302,305)が前記専用ベアラ(54)へと導かれるようにする識別子を含むことを特徴とする請求項乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記プローブパケット(302,305)の送信がなされる一方で、データパケットが前記専用ベアラ(54)で送信されることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記プローブパケット(302,305)と前記応答パケット(303,306)とは前記ユーザ機器(10)に関するデータトラフィック通信のためのデータパケットであることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の方法。
  15. ユーザ機器(10)に関して確立されたデフォルトベアラ(52)を介して、少なくとも1つのプローブパケット(302,305)を送信し、前記プローブパケット(302,305)に応じて返された少なくとも1つの応答パケット(303,306)を受信するパケットインタフェース(130)と、
    前記プローブパケット(302,305)の送信と前記応答パケット(303,306)の受信との間の時間に対応するパラメータを測定し、前記測定されたパラメータに基づいて、前記ユーザ機器(10)に関するベアラ制御手順を開始するよう構成されたプロセッサ(150)とを有し、
    前記ベアラ制御手順は、選択されたデータトラフィックのデータパケットを、前記ユーザ機器(10)に関して確立された前記デフォルトベアラ(52)又は専用ベアラ(54)へと導くことを含むことを特徴とする機器。
  16. 前記ベアラ制御手順を開始するために制御信号(309)を送信する制御インタフェース(140)をさらに有することを特徴とする請求項15に記載の機器。
  17. 前記機器は、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の方法に従って動作するよう構成されていることを特徴とする請求項15又は16に記載の機器。
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