JP5752862B1 - 半導体回路装置及び半導体メモリシステム - Google Patents
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Abstract
半導体記憶装置とコントローラとが所定の信号伝送路を介して接続された半導体メモリシステムのための半導体回路装置であって、所定の終端電圧(VTT)を発生して終端電圧電源ラインに出力する終端電圧生成回路と、上記半導体回路装置に設けられたオンチップ終端抵抗であって、上記信号伝送路に接続された信号入力端子に一端がそれぞれ接続されかつ上記終端電圧電源ラインに他端がともに接続されたオンチップ終端抵抗とを備える。
Description
本発明は、例えば終端電圧(VTT)を用いたSSTL(Stub Series Terminated Logic)の入出力インターフェースを用いて、例えばDDR3 SDRAM(Double-Data-Rate 3 Synchronous Random Access Memory)又はDDR2 SDRAMなどの揮発性半導体メモリを制御するためのアドレス及びコマンド信号を発生するコントローラ集積回路(以下、「集積回路」を「IC」という。)からのアドレス及びコマンド信号を終端する終端抵抗を備えるICなどの半導体回路装置及びこれを用いた半導体メモリシステムに関する。
図8は従来例に係るDDR−SDRAMシステムの構成を示すブロック図である(例えば、特許文献1及び2参照)。図8において、例えば誘電体基板20上に、システムオンチップ(SoC)又はFPGAであるコントローラIC1と、例えばDDR2 SDRAM又はDDR3 SDRAMなどのDDR−SDRAM2,3と、終端電圧(VTT)を発生するVTT電源IC4Gと、複数のオンボード終端抵抗R21とが設けられている。コントローラIC1はODT(On Die Termination)回路を有する16ビットのデータバス6,7を介してそれぞれ、DDR−SDRAM2,3に接続され、これらの間でデータの送受信が行われる。また、コントローラIC1はアドレス及びコマンドバス5を介してDDR−SDRAM2,3に接続されて、アドレスデータ及び制御信号を送信してDDR−SDRAM2,3の動作を制御する。さらに、アドレス及びコマンドバス5は、誘電体基板20上に装着された複数のオンボード終端抵抗R21を介して、VTT電源IC4GのVTT電源ライン4LPに接続されている。
Joint Electron Device Engineering Council (JEDEC), Double Data Rate (DDR) SDRAM Specification, October 2, 2006, retrieved on August 8, 2013.
しかしながら、図8の従来例のDDR−SDRAMシステムにおいては、以下の問題点があった。
(1)誘電体基板上に複数のオンボード終端抵抗R21が設けられ、VTT電源ラインをボード上に敷設し、電源のインピーダンスを下げるためキャパシタを配置するなど誘電体基板のボードの面積を縮小することができない。
(2)複数のオンボード終端抵抗R21は固定抵抗であり、動作環境の変化などに応じてアドレス及びコマンドバス5上で伝送されるアドレス及び制御信号の信号伝送を最適化することができない。
(3)アドレス及びコマンドバス5に複数のオンボード抵抗R21を介して、VTT電源IC4GのVTT電源ライン4LPに常時接続されているので、メモリの動作状態に応じて信号伝送が不要な場合でも消費電力が多大になる。
(1)誘電体基板上に複数のオンボード終端抵抗R21が設けられ、VTT電源ラインをボード上に敷設し、電源のインピーダンスを下げるためキャパシタを配置するなど誘電体基板のボードの面積を縮小することができない。
(2)複数のオンボード終端抵抗R21は固定抵抗であり、動作環境の変化などに応じてアドレス及びコマンドバス5上で伝送されるアドレス及び制御信号の信号伝送を最適化することができない。
(3)アドレス及びコマンドバス5に複数のオンボード抵抗R21を介して、VTT電源IC4GのVTT電源ライン4LPに常時接続されているので、メモリの動作状態に応じて信号伝送が不要な場合でも消費電力が多大になる。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、従来例に比較して誘電体基板のボードの面積を縮小することができ、アドレス及び制御信号の信号伝送を最適化することができ、しかも消費電力を低減できる半導体回路装置及びそれを用いた半導体メモリシステムを提供することにある。
第1の発明に係る半導体回路装置は、
半導体記憶装置とコントローラとが所定の信号伝送路を介して接続された半導体メモリシステムのための半導体回路装置であって、
所定の終端電圧(VTT)を発生して終端電圧電源ラインに出力する終端電圧生成回路と、
上記半導体回路装置に設けられた少なくとも1つの第1のオンチップ終端抵抗を含む第1の終端抵抗回路であって、上記信号伝送路に接続された信号入力端子に上記各第1のオンチップ終端抵抗の一端がそれぞれ接続されかつ上記終端電圧電源ラインに上記各第1のオンチップ終端抵抗の他端がともに接続され、制御信号に応じて上記各第1のオンチップ終端抵抗の終端インピーダンスを調整可能な第1の終端抵抗回路と、
上記第1の終端抵抗回路と同様の構成を有するインピーダンス調整用抵抗回路と、
上記インピーダンス調整用抵抗回路のインピーダンスを変化しながら、上記インピーダンス調整用抵抗回路のインピーダンスと、外部端子に接続された外部抵抗のインピーダンスとを比較して、上記インピーダンス調整用抵抗回路のインピーダンスを上記外部抵抗に実質的に一致させて、上記第1の終端抵抗回路のインピーダンスが上記外部抵抗に実質的に一致するように上記第1の終端抵抗回路のインピーダンスを制御して保持する制御手段とを備えたことを特徴とする。
半導体記憶装置とコントローラとが所定の信号伝送路を介して接続された半導体メモリシステムのための半導体回路装置であって、
所定の終端電圧(VTT)を発生して終端電圧電源ラインに出力する終端電圧生成回路と、
上記半導体回路装置に設けられた少なくとも1つの第1のオンチップ終端抵抗を含む第1の終端抵抗回路であって、上記信号伝送路に接続された信号入力端子に上記各第1のオンチップ終端抵抗の一端がそれぞれ接続されかつ上記終端電圧電源ラインに上記各第1のオンチップ終端抵抗の他端がともに接続され、制御信号に応じて上記各第1のオンチップ終端抵抗の終端インピーダンスを調整可能な第1の終端抵抗回路と、
上記第1の終端抵抗回路と同様の構成を有するインピーダンス調整用抵抗回路と、
上記インピーダンス調整用抵抗回路のインピーダンスを変化しながら、上記インピーダンス調整用抵抗回路のインピーダンスと、外部端子に接続された外部抵抗のインピーダンスとを比較して、上記インピーダンス調整用抵抗回路のインピーダンスを上記外部抵抗に実質的に一致させて、上記第1の終端抵抗回路のインピーダンスが上記外部抵抗に実質的に一致するように上記第1の終端抵抗回路のインピーダンスを制御して保持する制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記半導体回路装置において、上記半導体回路装置に設けられた少なくとも1つの第2のオンチップ終端抵抗であって、上記各第1のオンチップ終端抵抗の一端と上記コントローラとの間にそれぞれ挿入して接続され、制御信号に応じて上記各第2のオンチップ終端抵抗の終端インピーダンスを調整可能な第2のオンチップ終端抵抗をさらに備えたことを特徴とする。
さらに、上記半導体回路装置において、
上記半導体回路装置に設けられた少なくとも1つの第2のオンチップ終端抵抗を含む第2の終端抵抗回路であって、上記各第2のオンチップ終端抵抗が上記各第1のオンチップ終端抵抗の一端と上記コントローラとの間にそれぞれ挿入して接続され、制御信号に応じて上記各第2のオンチップ終端抵抗の終端インピーダンスを調整可能な第2の終端抵抗回路をさらに備え、
上記制御手段はさらに上記第2の終端抵抗回路のインピーダンスを制御することを特徴とする。
上記半導体回路装置に設けられた少なくとも1つの第2のオンチップ終端抵抗を含む第2の終端抵抗回路であって、上記各第2のオンチップ終端抵抗が上記各第1のオンチップ終端抵抗の一端と上記コントローラとの間にそれぞれ挿入して接続され、制御信号に応じて上記各第2のオンチップ終端抵抗の終端インピーダンスを調整可能な第2の終端抵抗回路をさらに備え、
上記制御手段はさらに上記第2の終端抵抗回路のインピーダンスを制御することを特徴とする。
またさらに、上記半導体回路装置において、上記制御手段は、上記半導体記憶装置の規格に準拠する制御信号、アドレス信号、データ信号に基づいて、上記第1及び第2の終端抵抗回路の少なくとも1つを用いて信号伝送路に対する終端インピーダンスを制御することを特徴とする。
また、上記半導体回路装置において、上記半導体記憶装置は、DDR−DRAMであることを特徴とする。
さらに、上記半導体回路装置において、上記半導体回路装置は、上記DDR−DRAMの設定を示すモードレジスタセット(MRS)のデータを記憶する記憶手段をさらに備えることを特徴とする。
またさらに、上記半導体回路装置において、上記半導体回路装置は、上記DDR−DRAMの動作状態を示す信号を記憶する記憶手段をさらに備えることを特徴とする。
また、上記半導体回路装置において、上記制御手段は、上記DDR−DRAMの制御信号に基づいて、上記DDR−DRAMの動作指示信号を外部回路に出力することを特徴とする。
さらに、上記半導体回路装置において、上記DDR−DRAMの動作指示信号はセルフリフレッシュ信号であり、
上記制御手段は、上記セルフリフレッシュ信号を検出して、上記第1及び第2の終端抵抗回路の少なくとも1つによる信号伝送路に対する終端インピーダンスをハイインピーダンスにするように制御することを特徴とする。
上記制御手段は、上記セルフリフレッシュ信号を検出して、上記第1及び第2の終端抵抗回路の少なくとも1つによる信号伝送路に対する終端インピーダンスをハイインピーダンスにするように制御することを特徴とする。
またさらに、上記半導体回路装置において、上記制御手段は、上記DDR−DRAMのクロックイネーブル信号が非アクティブであるときに上記第1及び第2の終端抵抗回路の少なくとも1つによる信号伝送路に対する終端インピーダンスをハイインピーダンスにするように制御することを特徴とする。
また、上記半導体回路装置において、上記制御手段は、上記DDR−DRAMのチップセレクト信号が非アクティブであるときに上記第1及び第2の終端抵抗回路の少なくとも1つによる信号伝送路に対する終端インピーダンスをハイインピーダンスにするように制御することを特徴とする。
さらに、上記半導体回路装置において、上記制御手段は、上記DDR−DRAMのいずれか1つのバンクがアクティブであるときに上記第1及び第2の終端抵抗回路の少なくとも1つによるデータ端子の信号伝送路に対するインピーダンスを所定の終端インピーダンスで終端するように制御することを特徴とする。
またさらに、上記半導体回路装置において、上記制御手段は、上記DDR−DRAMのリードコマンド信号又はライトコマンド信号に応答して上記第1及び第2の終端抵抗回路の少なくとも1つによるデータ端子の信号伝送路に対するインピーダンスを所定の終端インピーダンスで終端するように制御することを特徴とする。
また、上記半導体回路装置において、上記制御手段は、DDR−DRAMの外部抵抗を利用したインピーダンス調整用コマンドに基づいて、上記第1の終端抵抗回路のインピーダンスを制御することを特徴とする。
さらに、上記半導体回路装置において、上記制御手段は、DDR−DRAMのモードレジスタセット(MRS)コマンドに基づいて、上記第1の終端抵抗回路のインピーダンスを制御することを特徴とする。
第2の発明に係る半導体メモリシステムは、半導体記憶装置とコントローラとが所定の信号伝送路を介して接続された半導体メモリシステムであって、
上記半導体回路装置を備えたことを特徴とする。
上記半導体回路装置を備えたことを特徴とする。
上記半導体メモリシステムにおいて、上記半導体回路装置をT型分岐構造伝送路のT分岐部上に実装したことを特徴とする。
また、上記半導体メモリシステムにおいて、上記半導体回路装置は、
上記コントローラと上記T分岐部との間に挿入され、上記コントローラからのアドレス及び制御信号を通過させる直列終端抵抗と、
上記終端電圧(VTT)と上記T分岐部との間に挿入される並列終端抵抗とを備えることを特徴とする。
上記コントローラと上記T分岐部との間に挿入され、上記コントローラからのアドレス及び制御信号を通過させる直列終端抵抗と、
上記終端電圧(VTT)と上記T分岐部との間に挿入される並列終端抵抗とを備えることを特徴とする。
さらに、上記半導体メモリシステムにおいて、上記半導体回路装置は、マルチチップパッケージ又はパッケージオンパッケージにおいて、上記コントローラ及び半導体記憶装置ともに実装されたことを特徴とする。
従って、本発明に係る半導体回路装置及びそれを用いた半導体メモリシステムによれば、以下の効果を有する。
(1)誘電体基板上に複数のオンボード終端抵抗R21が設ける必要がなく、VTT電源ラインの敷設や配置するキャパシタ等の部品点数を削減でき、従来例に比較してボード面積を縮小することができる。
(2)オンチップ終端抵抗を用いてインピーダンスを調整することにより、アドレス及びコマンドバス5上で伝送されるアドレス及び制御信号の信号伝送を動作環境の変化などに応じて最適化することができる。
(3)オンチップ終端抵抗の切り離しにより、メモリの動作状態に応じて信号伝送が不要な場合に消費電力を低減できる。
(1)誘電体基板上に複数のオンボード終端抵抗R21が設ける必要がなく、VTT電源ラインの敷設や配置するキャパシタ等の部品点数を削減でき、従来例に比較してボード面積を縮小することができる。
(2)オンチップ終端抵抗を用いてインピーダンスを調整することにより、アドレス及びコマンドバス5上で伝送されるアドレス及び制御信号の信号伝送を動作環境の変化などに応じて最適化することができる。
(3)オンチップ終端抵抗の切り離しにより、メモリの動作状態に応じて信号伝送が不要な場合に消費電力を低減できる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。ここで、各実施形態においては、例えば終端電圧(VTT)を用いたSSTL(Stub Series Terminated Logic)の入出力インターフェースを用いて、例えばDDR3 SDRAM(Double-Data-Rate 3 Synchronous Random Access Memory)又はDDR2 SDRAMなどの揮発性半導体メモリを制御するためのアドレス及びコマンド信号を発生するコントローラICからのアドレス及びコマンド信号を終端する終端抵抗を備えるICなどの半導体回路装置及びこれを用いた半導体メモリシステムについて以下に説明する。
実施形態1.
図1は本発明の実施形態1に係るDDR−SDRAMシステムの構成を示すブロック図である。
図1は本発明の実施形態1に係るDDR−SDRAMシステムの構成を示すブロック図である。
図1において、例えば誘電体基板20上に、システムオンチップ(SoC)又はFPGAであるコントローラIC1と、例えばDDR2 SDRAM又はDDR3 SDRAMなどのDDR−SDRAM2,3と、終端電圧(VTT)を発生するVTT生成回路11及び複数のオンチップ終端抵抗R1を含むVTT電源IC4とが設けられている。コントローラIC1はODT(On Die Termination)回路を有する16ビットのデータバス6,7を介してそれぞれ、DDR−SDRAM2,3に接続され、これらの間でデータの送受信が行われる。また、コントローラIC1は信号伝送路であるアドレス及びコマンドバス5を介してDDR−SDRAM2,3に接続されて、アドレスデータ及び制御信号を送信してDDR−SDRAM2,3の動作を制御する。さらに、アドレス及びコマンドバス5は、VTT電源IC4に内蔵された複数のオンチップ終端抵抗R1及びVTT電源配線4Lを介してVTT生成回路11に接続されている。なお、外部端子T1に外部抵抗Rextを接続し、オンチップ終端抵抗R1のインピーダンス調整を行ってもよい(詳細後述)。
従って、本実施形態によれば、図8のオンボード抵抗R21に代えて、VTT電源IC4内に複数のオンチップ終端抵抗R1を設けたので、オンボード終端抵抗を設ける必要がなく、VTT電源ラインの敷設や配置するキャパシタ等の部品点数を削減でき、従来例に比較して誘電体基板20のボード面積を縮小できる。
図2は本発明の実施形態1の変形例1に係るDDR−SDRAMシステムのためのVTT電源IC4Aの構成を示す回路図である。図2のVTT電源IC4Aは、図1のVTT電源IC4に比較して、アドレス及びコマンドバス5の各入力信号の端子に対してそれぞれ、終端インピーダンスを調整可能な複数の終端抵抗部R1Aを備えた終端抵抗回路21と、各終端抵抗部R1Aの終端インピーダンスを制御するインピーダンスコントローラ10とを備えたことを特徴としている。
図2において、各終端抵抗部R1Aは、アドレス及びコマンドバス5の各の入力信号の端子に対して、オンチップ終端抵抗R1aとCMOS伝送ゲートTG1との直列回路を複数組並列に接続してなり、入力信号の端子とVTT電源配線4Lとの間に挿入される。各終端抵抗部R1Aはさらに、インピーダンスコントローラ10からの制御信号を反転するインバータINV1を備え、当該制御信号はCMOS伝送ゲートTG1の非反転制御入力端子に入力され、反転された制御信号はCMOS伝送ゲートTG1の反転制御入力端子に入力される。
ここで、インピーダンスコントローラ10は、例えばIC製造出荷のテスト時においてテスト装置からの制御信号に基づいて、1組の複数のCMOS伝送ゲートTG1のうちの所定の個数に対して所定のしきい値電圧以上のハイレベル信号の制御信号S1を印加することにより当該所定の個数のCMOS伝送ゲートTG1をオンさせる。これにより、アドレス及びコマンドバス5内の各1つの信号に対して所定の終端インピーダンスとなるように終端インピーダンスの設定を調整することができる。また、1組の複数のCMOS伝送ゲートTG1のうちのすべてのCMOS伝送ゲートTG1をオフにすることにより、1つの信号線を終端電圧VTTから切り離してハイインピーダンスにすることができ、これにより、メモリの動作状態に応じて信号伝送が不要な場合にDC電流をカットして消費電力を大幅に低減できる。
図3は本発明の実施形態1の変形例2に係るDDR−SDRAMシステムのためのVTT電源IC4Bの構成を示す回路図である。図3において、VTT電源IC4Bは、VTT生成回路11及び終端抵抗部1Aを含む終端抵抗回路21に加えて、インピーダンス調整回路22と、インピーダンス調整回路22の動作を制御するインピーダンスコントローラ10と、外部抵抗Rextを接続する外部端子T1とを備えたことを特徴とする。なお、図3において、図示の簡単化のために、アドレス及びコマンドバス5のうちの1本の信号線の回路にみしか図示していない。
図3において、インピーダンス調整回路22は、コマンドデコーダCD1と、3個のPチャンネルMOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタという。)P1〜P3と、図2の終端抵抗部R1Aと同様の構成を有するインピーダンス調整用抵抗回路R2Aと、比較結果保持回路23と、インピーダンス調整コントローラ24とを備える。インピーダンスコントローラ10は比較結果保持回路23及びインピーダンス調整コントローラ24の動作を制御する。電源電圧VDDは、PMOSトランジスタP1及びP2を介して外部端子T1に接続されるとともに、PMOSトランジスタP1及びP3並びにインピーダンス調整用抵抗回路R2Aを介して接地される。以下、インピーダンス調整回路22の構成及び動作について以下に説明する。
(1)例えば非特許文献1において規定されているZQCL(ZQ Calibration Long)コマンド等をコマンドデコーダCD1によりデコードしてインピーダンス調整のトリガ信号VGを発生してPMOSトランジスタP1のゲートに印加してオンする。すなわち、それ以外では、PMOSトランジスタP1を常時オフで電流を流さない。
(2)PMOSトランジスタP2及びP3は互いに同一のサイズで形成され、かつカレントミラー回路を構成し、PMOSトランジスタP1がオンされると、PMOSトランジスタP2及びP3はそれぞれ同一の電流を流す。
(3)PMOSトランジスタP2は外部抵抗Rextのインピーダンスに応じた電流を流す。
(4)ここで、インピーダンス調整用抵抗回路R2Aのインピーダンスが外部抵抗Rextよりも高い場合、比較結果保持回路23へその比較結果を示す信号を出力する一方、インピーダンス調整用抵抗回路R2Aのインピーダンスが外部抵抗Rext以下の場合、比較結果保持回路23へその比較結果を示す信号を出力する。
(2)PMOSトランジスタP2及びP3は互いに同一のサイズで形成され、かつカレントミラー回路を構成し、PMOSトランジスタP1がオンされると、PMOSトランジスタP2及びP3はそれぞれ同一の電流を流す。
(3)PMOSトランジスタP2は外部抵抗Rextのインピーダンスに応じた電流を流す。
(4)ここで、インピーダンス調整用抵抗回路R2Aのインピーダンスが外部抵抗Rextよりも高い場合、比較結果保持回路23へその比較結果を示す信号を出力する一方、インピーダンス調整用抵抗回路R2Aのインピーダンスが外部抵抗Rext以下の場合、比較結果保持回路23へその比較結果を示す信号を出力する。
従って、インピーダンス調整用抵抗回路R2Aのインピーダンスをインピーダンス調整コントローラ24のコントロールに従い変化させた場合に外部抵抗Rextと最も近いインピーダンスとなるポイントを見つけることができ、比較結果保持回路23はその結果を保持する。保持された調整結果はインピーダンス調整用抵抗回路R2Aと全く等価な構成であるインピーダンス調整可能な終端抵抗回路21に適用され、終端抵抗回路21の終端抵抗部R1Aが最適なインピーダンスに調整される。
次いで、図3のインピーダンス調整回路22の動作例について以下に説明する。
例えば、外部回路からZQCLコマンドが入力されると、コマンドデコーダCD1によりデコードされたインピーダンス調整のトリガ信号VGによりPMOSトランジスタP1がオンされる。ここで、インピーダンス調整用抵抗回路R2Aには、複数N個のCMOS伝送ゲートTG1とN個の終端抵抗R1a(図2)があり、例えばN/2個のCMOS伝送ゲートTG1がオンされる。例えばクロックをインピーダンスコントローラ10から比較結果保持回路23及びインピーダンス調整コントローラ24に供給し、当該クロックの一定周期ごとにインピーダンス調整用抵抗回路R2Aのインピーダンスを例えば次のように変更する。直前の比較結果が、インピーダンス調整用抵抗回路R2Aのインピーダンスが外部抵抗Rextよりも高い場合(ハイレベルの制御信号S1)の場合は、インピーダンス調整用抵抗回路R2AのCMOS伝送ゲートTG1の個数を3N/4としてインピーダンスを下げる。一方、直前の比較結果が、インピーダンス調整用抵抗回路R2Aのインピーダンスが外部抵抗Rextよりも低い場合(ローレベルの制御信号S1)の場合は、インピーダンス調整用抵抗回路R2AのCMOS伝送ゲートTG1の個数をN/4としてインピーダンスを上げる。ここで、例えば二分探索法を用いて外部抵抗Rextと最も近いインピーダンスのときにオンされるCMOS伝送ゲートTG1の数を調整結果として、比較結果保持回路23は保持する。調整終了後はPMOSトランジスタP1をオフして、調整結果を終端抵抗回路21の終端抵抗部R1Aに適用する。
以上の実施例は、DDR−DRAMの外部抵抗を利用したインピーダンス調整用コマンドであるZQCLコマンドに基づく終端抵抗回路21のインピーダンスの調整方法であるが、ZQCS(ZQ Calibration Short)コマンドに基づいて同様に終端抵抗回路21のインピーダンスを調整してもよい。また、非特許文献1において開示されているモードレジスタセット(MRS)に基づいて、MR1コードのA9,A6,A2を用いて以下の表1のごとくインピーダンスを調整してもよい。
ここで、RZQは例えば240Ωである。また、これと同様に外部抵抗Rextの何分の一かの抵抗により終端することを設定するようにしてもよい。
実施形態2.
図4は本発明の実施形態2に係るDDR−SDRAMシステムの構成を示すブロック図である。図4のDDR−SDRAMシステムは、図2のそれに比較して、以下の点が異なる。
(1)コントローラIC1に接続されたアドレス及びコマンドバス5と、終端抵抗回路21との間に、インピーダンスコントローラ10Aにより制御され、終端抵抗部R1Aと同様の構成を有する終端抵抗部R3Aを有する終端抵抗回路25を、アドレス及びコマンドバス5の各信号線毎に挿入した。なお、インピーダンスコントローラ10Aは、上述のインピーダンスコントローラ10と同様に終端抵抗回路25の終端インピーダンスを調整するように制御する。ここで、インピーダンスコントローラ10Aは、終端抵抗回路25,21のうちの少なくとも1つの終端インピーダンスを調整するように制御する。
(2)各終端抵抗回路25と、各終端抵抗回路21との間の接続ポートPTは、別のアドレス及びコマンドバス5Aを介してDDR−SDRAM2,3に接続される。
図4は本発明の実施形態2に係るDDR−SDRAMシステムの構成を示すブロック図である。図4のDDR−SDRAMシステムは、図2のそれに比較して、以下の点が異なる。
(1)コントローラIC1に接続されたアドレス及びコマンドバス5と、終端抵抗回路21との間に、インピーダンスコントローラ10Aにより制御され、終端抵抗部R1Aと同様の構成を有する終端抵抗部R3Aを有する終端抵抗回路25を、アドレス及びコマンドバス5の各信号線毎に挿入した。なお、インピーダンスコントローラ10Aは、上述のインピーダンスコントローラ10と同様に終端抵抗回路25の終端インピーダンスを調整するように制御する。ここで、インピーダンスコントローラ10Aは、終端抵抗回路25,21のうちの少なくとも1つの終端インピーダンスを調整するように制御する。
(2)各終端抵抗回路25と、各終端抵抗回路21との間の接続ポートPTは、別のアドレス及びコマンドバス5Aを介してDDR−SDRAM2,3に接続される。
ここで、複数の終端抵抗回路25,21はともにVTT電源IC4C内に形成され、複数の終端抵抗回路25はDDR−SDRAMシステムの直列終端抵抗回路(図7の直列終端抵抗Rsに対応する)を構成し、複数の終端抵抗回路21はDDR−SDRAMシステムの並列終端抵抗回路(図7の並列終端抵抗Rpに対応する)を構成する。従って、本実施形態によれば、インピーダンスコントローラ10Aは、並列終端抵抗回路に加えて、直列終端抵抗回路においても終端インピーダンスを最適値になるように調整することができる。
実施形態3.
図5は本発明の実施形態3に係るDDR−SDRAMシステムのためのVTT電源IC4Dの構成を示す回路図であり、VTT電源IC4Dにおいて、終端インピーダンスを調整可能な終端抵抗回路31〜34及びその周辺回路の構成を示す回路図である。図5において、終端抵抗回路31〜34はそれぞれ、図2の終端抵抗部R1Aと同様の回路構成を有し、各入力信号の端子に対して、オンチップ終端抵抗R1aとCMOS伝送ゲートTG1との直列回路を複数組並列に接続してなり、DDR−SDRAMの規格に準拠した制御信号、コマンド、アドレス信号、データ信号に対してインピーダンス調整を行うことができる終端抵抗回路である。ここで、VTT電源IC4DはVTT生成回路11を含み、VTT生成回路11は終端電圧(VTT)を発生して各終端抵抗回路31,32,33,34に出力する。
図5は本発明の実施形態3に係るDDR−SDRAMシステムのためのVTT電源IC4Dの構成を示す回路図であり、VTT電源IC4Dにおいて、終端インピーダンスを調整可能な終端抵抗回路31〜34及びその周辺回路の構成を示す回路図である。図5において、終端抵抗回路31〜34はそれぞれ、図2の終端抵抗部R1Aと同様の回路構成を有し、各入力信号の端子に対して、オンチップ終端抵抗R1aとCMOS伝送ゲートTG1との直列回路を複数組並列に接続してなり、DDR−SDRAMの規格に準拠した制御信号、コマンド、アドレス信号、データ信号に対してインピーダンス調整を行うことができる終端抵抗回路である。ここで、VTT電源IC4DはVTT生成回路11を含み、VTT生成回路11は終端電圧(VTT)を発生して各終端抵抗回路31,32,33,34に出力する。
終端抵抗回路31は、例えばクロックイネーブル信号CKEなどのDRAM制御用入力信号に対してインピーダンス調整を行う回路であって、オンチップ終端抵抗R1aとCMOS伝送ゲートTG1との直列回路を複数組並列に接続してなり、終端抵抗回路21と同様に動作する。クロックイネーブル信号CKEなどのDRAM制御用入力信号は差動増幅回路A1により所定の基準電圧VREFと差動増幅され、差動増幅後の信号はコマンドデコーダCD1に入力される。
終端抵抗回路32は、例えばチップセレクト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WEなどのDRAM制御用入力信号に対してインピーダンス調整を行う回路であって、オンチップ終端抵R1aとCMOS伝送ゲートTG1との直列回路を複数組並列に接続してなり、終端抵抗回路21と同様に動作する。チップセレクト信号/CS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WEなどのDRAM制御用入力信号は差動増幅回路A2により所定の基準電圧VREFと差動増幅され、差動増幅後の信号はコマンドデコーダCD1に入力される。
終端抵抗回路33は、DRAMアドレス入力信号に対してインピーダンス調整を行う回路であって、オンチップ終端抵抗R1aとCMOS伝送ゲートTG1との直列回路を複数組並列に接続してなり、終端抵抗回路21と同様に動作する。DRAMアドレス入力信号は差動増幅回路A3により所定の基準電圧VREFと差動増幅され、差動増幅後の信号はマルチプレクサMUL1に入力される。
終端抵抗回路34は、DQ端子を介して伝送されるDRAMデータ信号に対してインピーダンス調整を行う回路であって、オンチップ終端抵抗R1aとCMOS伝送ゲートTG1との直列回路を複数組並列に接続してなり、終端抵抗回路21と同様に動作する。ここで、コマンドデコーダCD1からレジスタREG1を介して出力されるコラムコマンド信号(DDR DRAM2,3の読み出し又は書き込みの動作状態を示す)に基づいて、例えば、複数のCMOS伝送ゲートTG1のうちの所定数のCMOS伝送ゲートTG1をすべてオンすることにより所望のインピーダンスでDQ端子を終端する。
なお、各終端抵抗回路31〜34は、例えば上述のZQCL又はZQCSコマンドにより自動的にインピーダンス調整を行う。
マルチプレクサMUX1は入力される2つのデータのうち1つのデータを、コマンドデコーダCD1からのモードレジスタセット(MRS)に基づいて選択してレジスタREG2に出力して保持してコマンドデコーダCD1及びマルチプレクサMUX1に出力する。ここで、レジスタREG2に保持されるDRAM設定データは、具体的には、以下を含む。
(1)CASレイテンシー(CL);
(2)付加レイテンシー(AL);および
(3)バースト長(BL)。
(1)CASレイテンシー(CL);
(2)付加レイテンシー(AL);および
(3)バースト長(BL)。
コマンドデコーダCD1は、入力される種々の入力信号に基づいて、従来技術と同様に、コラムコマンド信号、MRS信号、セルフリフレッシュ信号などの制御信号を発生する。以下、VTT電源IC4D内に差動増幅回路A1〜A4を有し、DQ端子を終端する動作例について以下に説明する。
(1)レジスタREG2はDRAMの設定値(CL、AL、BL等)を保持する。
(2)レジスタREG1からのコラムコマンド信号によりDQ端子の終端をオンする。
(3)クロックイネーブル信号CKEがローレベル(非アクティブ(非動作状態))であるとき、4つの終端抵抗回路31〜34の各CMOS伝送ゲートTG1をすべてオフとすることにより、各終端端子をハイインピーダンス状態とし、DRAMを動作させない。
(4)セルフリフレッシュ信号を検出して出力してDRAM用電源回路等に通知する。
(2)レジスタREG1からのコラムコマンド信号によりDQ端子の終端をオンする。
(3)クロックイネーブル信号CKEがローレベル(非アクティブ(非動作状態))であるとき、4つの終端抵抗回路31〜34の各CMOS伝送ゲートTG1をすべてオフとすることにより、各終端端子をハイインピーダンス状態とし、DRAMを動作させない。
(4)セルフリフレッシュ信号を検出して出力してDRAM用電源回路等に通知する。
例えばVTT電源IC4Dは、以下の2つの機能A,Bを有する。
(機能A)クロックイネーブル信号CKEがローレベル(非アクティブ(非動作状態))であるとき、4つの終端抵抗回路31〜34の各CMOS伝送ゲートTG1をすべてオフとすることにより、各終端端子をハイインピーダンス状態とする。
(機能B)リード(読み出し)コマンド信号又はライト(書き込み)コマンド信号に応答して、終端抵抗回路34の各CMOS伝送ゲートTG1をすべてオンとすることにより、データ信号を伝送するDQ端子を所定のインピーダンスでの終端状態とする。
(機能A)クロックイネーブル信号CKEがローレベル(非アクティブ(非動作状態))であるとき、4つの終端抵抗回路31〜34の各CMOS伝送ゲートTG1をすべてオフとすることにより、各終端端子をハイインピーダンス状態とする。
(機能B)リード(読み出し)コマンド信号又はライト(書き込み)コマンド信号に応答して、終端抵抗回路34の各CMOS伝送ゲートTG1をすべてオンとすることにより、データ信号を伝送するDQ端子を所定のインピーダンスでの終端状態とする。
上記機能Aに代えて下記の機能C又はDを備えてもよい。
(機能C)セルフリフレッシュを行うことを示すセルフリフレッシュ信号(動作指令信号)を外部回路に出力するときに、4つの終端抵抗回路31〜34の各CMOS伝送ゲートTG1をすべてオフとすることにより、各終端端子をハイインピーダンス状態とする。
(機能D)チップセレクト信号/CSがハイレベル(非アクティブ(非動作状態))であるとき、4つの終端抵抗回路31〜34の各CMOS伝送ゲートTG1をすべてオフとすることにより、各終端端子をハイインピーダンス状態とする。
(機能D)チップセレクト信号/CSがハイレベル(非アクティブ(非動作状態))であるとき、4つの終端抵抗回路31〜34の各CMOS伝送ゲートTG1をすべてオフとすることにより、各終端端子をハイインピーダンス状態とする。
また、機能Bの代わりに、下記の機能Eを有してもよい。
(機能E)DDR−SDRAM2,3のいずれか1つのバンクでもアクティブ(動作状態)であるときに、終端抵抗回路34の各CMOS伝送ゲートTG1をすべてオンとすることにより、データ信号を伝送するDQ端子を所定のインピーダンスでの終端状態とする。
表2は、図5のVTT電源IC4Dにおいて、アドレス及びコマンド信号の終端オフ期間の長短に応じて、セルフリフレッシュ信号の検出、クロックイネーブル信号CKEがローレベルのとき、チップセレクト信号/CSがハイレベルのときの各場合において終端抵抗回路31〜34でのインピーダンス制御の組み合わせを示す。
なお、セルフリフレッシュ時は常時クロックイネーブル信号CKEがローレベルであるため、その場合に包含される。また、クロックイネーブル信号CKEがローレベルである期間中はチップセレクト信号/CSは不定(Don't Care)のために併用される。
また、表3は、図5のVTT電源IC4Dにおいて、DQ/DQS信号の終端オン期間の長短に応じて、リード(読み出し)又はライト(書き込み)のためのコラムコマンド信号、バンクアクティブ化の各場合において終端抵抗回路31〜34でのインピーダンス制御の組み合わせを示す。
なお、読み出し又は書き込みのためのコラムコマンド信号はアクティブ化されたバンクのみに有効なために包含される。
以上説明したように、図5の本実施形態によれば、コマンドデコーダCD1はDDR−SDRAM2,3の動作状態に応じて、各終端抵抗回路31〜34を制御して各入力端子に対してインピーダンス調整などの終端状態を制御でき、これにより、メモリの動作状態に応じて信号伝送が不要な場合にDC電流をカットして消費電力を大幅に低減できる。
以上の実施形態3においては、レジスタREG1,REG2を備えているが、本発明はこれに限らず、例えばラッチ又はフリップフロップなどの一時的に記憶する記憶装置又は記憶手段であってもよい。
実施形態4.
図6は本発明の実施形態4に係るDDR−SDRAMシステムの構成を示すブロック図である。
図6は本発明の実施形態4に係るDDR−SDRAMシステムの構成を示すブロック図である。
図6において、例えば誘電体基板20上に、システムオンチップ(SoC)又はFPGAであるコントローラIC1と、例えばDDR2 SDRAM又はDDR3 SDRAMなどのDDR−SDRAM2,3と、終端電圧(VTT)を発生するVTT生成回路11及び複数のオンチップ終端抵抗R1を含むVTT電源IC4Eとが設けられている。ここで、DDR−SDRAM2,3はコントローラIC1から見て互いに90度の角度の位置に設けられ、VTT電源IC4EはコントローラIC1から見てDDR−SDRAM2,3の間の各SDRAM2,3から45度の角度の位置に設けられる。コントローラIC1からのアドレス及び制御信号は、VTT電源IC4Eにおいて第1の実施形態のごとく終端されかつT分岐されてSDRAM2,3にそれぞれ出力される。すなわち、VTT電源IC4Eは、T型分岐構造伝送路の分岐部上に実装される。なお、ここで、最上層にVTT電源IC4Eを実装することが好ましい。
図7は本発明の実施形態2の変形例に係るDDR−SDRAMシステムの構成を示すブロック図である。図7において、コントローラIC1からのアドレス及び制御信号は、VTT電源IC4Fにおいてオンチップ終端抵抗である直列終端抵抗Rsを介してT型分岐構造伝送路の分岐ポートPBに入力された後T分岐された後、SDRAM2,3にそれぞれ出力される。ここで、分岐ポートPBはオンチップ終端抵抗である並列終端抵抗Rpを介してVTT電源配線4Lを介してVTT生成回路11に接続される。なお、図7においては、アドレス及び制御信号のうちの1本の信号のみを図示しており、実際には複数本の伝送路が同様に実装される。
なお、VTT電源IC4A〜4Fは、例えば誘電体基板20上で、もしくは好ましくは、マルチチップパッケージ(MCP)又はパッケージオンパッケージ(PoP)においてSDRAM2,3及びコントローラIC1とともに実装される。
また、実施形態4及びその変形例に係るVTT電源IC4E,4Fは終端用ICであって、実施形態1〜3に係るVTT電源IC4A〜4Dと同様の構成を含んでもよい。
以上のように構成された第4の実施形態及び変形例によれば、コントローラIC1から出力されるアドレス及び制御信号が、コントローラIC1から所定の距離でT分岐されて終端された後、互いに実質的に同一の距離の電気長でSDRAM2,3に伝送されるので、インピーダンス調整を容易に行い得る。
以上の本実施形態においては、DDR−SDRAMシステムについて説明しているが、本発明はこれに限らず、半導体記憶装置のための半導体メモリシステムに広く適用することができる。
以上の実施形態においては、実施形態1〜4並びにそれらの変形例について説明しているが、本発明はこれに限らず、これらの実施形態又は変形例を互いに組み合わせて構成してもよい。
以上詳述したように、本発明に係る半導体回路装置及びそれを用いた半導体メモリシステムによれば、以下の効果を有する。
(1)誘電体基板上に複数のオンボード抵抗R21が設ける必要がなく、VTT電源ラインの敷設や配置するキャパシタ等の部品点数を削減でき、従来例に比較してボード面積を縮小することができる。
(2)オンチップ終端抵抗を用いてインピーダンスを調整することにより、アドレス及びコマンドバス5上で伝送されるアドレス及び制御信号の信号伝送を動作環境の変化などに応じて最適化することができる。
(3)オンチップ終端抵抗の切り離しにより、メモリの動作状態に応じて信号伝送が不要な場合に消費電力を低減できる。
(1)誘電体基板上に複数のオンボード抵抗R21が設ける必要がなく、VTT電源ラインの敷設や配置するキャパシタ等の部品点数を削減でき、従来例に比較してボード面積を縮小することができる。
(2)オンチップ終端抵抗を用いてインピーダンスを調整することにより、アドレス及びコマンドバス5上で伝送されるアドレス及び制御信号の信号伝送を動作環境の変化などに応じて最適化することができる。
(3)オンチップ終端抵抗の切り離しにより、メモリの動作状態に応じて信号伝送が不要な場合に消費電力を低減できる。
1…コントローラIC、
2,3…DDR−SDRAM、
4,4A,4B,4C,4D,4E,4F…VTT電源IC、
4L…VTT電源配線、
5,5A…アドレス及びコマンドバス、
6,7…データバス、
10,10A…インピーダンスコントローラ、
11…VTT生成回路、
20…誘電体基板、
21…終端抵抗回路、
22…インピーダンス調整回路、
23…比較結果保持回路、
24…インピーダンス調整コントローラ、
25…終端抵抗回路、
A1〜A3…差動増幅回路、
CD1…コマンドデコーダ、
TG1…CMOS伝送ゲート、
INV1…インバータ、
MUL1…セレクタ、
R1,R1a,R2…オンチップ終端抵抗、
R1A,R2A,R3A,31〜34…終端抵抗部、
REG1,REG2…レジスタ、
Rext…外部抵抗、
P1〜P3…PチャンネルMOSトランジスタ(PMOSトランジスタ)、
PB…T型分岐構造伝送路の分岐ポート、
PT…接続ポート、
S1,S2…制御信号、
T1…外部端子。
2,3…DDR−SDRAM、
4,4A,4B,4C,4D,4E,4F…VTT電源IC、
4L…VTT電源配線、
5,5A…アドレス及びコマンドバス、
6,7…データバス、
10,10A…インピーダンスコントローラ、
11…VTT生成回路、
20…誘電体基板、
21…終端抵抗回路、
22…インピーダンス調整回路、
23…比較結果保持回路、
24…インピーダンス調整コントローラ、
25…終端抵抗回路、
A1〜A3…差動増幅回路、
CD1…コマンドデコーダ、
TG1…CMOS伝送ゲート、
INV1…インバータ、
MUL1…セレクタ、
R1,R1a,R2…オンチップ終端抵抗、
R1A,R2A,R3A,31〜34…終端抵抗部、
REG1,REG2…レジスタ、
Rext…外部抵抗、
P1〜P3…PチャンネルMOSトランジスタ(PMOSトランジスタ)、
PB…T型分岐構造伝送路の分岐ポート、
PT…接続ポート、
S1,S2…制御信号、
T1…外部端子。
Claims (19)
- 半導体記憶装置とコントローラとが所定の信号伝送路を介して接続された半導体メモリシステムのための半導体回路装置であって、
所定の終端電圧(VTT)を発生して終端電圧電源ラインに出力する終端電圧生成回路と、
上記半導体回路装置に設けられた少なくとも1つの第1のオンチップ終端抵抗を含む第1の終端抵抗回路であって、上記信号伝送路に接続された信号入力端子に上記各第1のオンチップ終端抵抗の一端がそれぞれ接続されかつ上記終端電圧電源ラインに上記各第1のオンチップ終端抵抗の他端がともに接続され、制御信号に応じて上記各第1のオンチップ終端抵抗の終端インピーダンスを調整可能な第1の終端抵抗回路と、
上記第1の終端抵抗回路と同様の構成を有するインピーダンス調整用抵抗回路と、
上記インピーダンス調整用抵抗回路のインピーダンスを変化しながら、上記インピーダンス調整用抵抗回路のインピーダンスと、外部端子に接続された外部抵抗のインピーダンスとを比較して、上記インピーダンス調整用抵抗回路のインピーダンスを上記外部抵抗に実質的に一致させて、上記第1の終端抵抗回路のインピーダンスが上記外部抵抗に実質的に一致するように上記第1の終端抵抗回路のインピーダンスを制御して保持する制御手段とを備えたことを特徴とする半導体回路装置。 - 上記半導体回路装置に設けられた少なくとも1つの第2のオンチップ終端抵抗であって、上記各第1のオンチップ終端抵抗の一端と上記コントローラとの間にそれぞれ挿入して接続され、制御信号に応じて上記各第2のオンチップ終端抵抗の終端インピーダンスを調整可能な第2のオンチップ終端抵抗をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体回路装置。
- 上記半導体回路装置に設けられた少なくとも1つの第2のオンチップ終端抵抗を含む第2の終端抵抗回路であって、上記各第2のオンチップ終端抵抗が上記各第1のオンチップ終端抵抗の一端と上記コントローラとの間にそれぞれ挿入して接続され、制御信号に応じて上記各第2のオンチップ終端抵抗の終端インピーダンスを調整可能な第2の終端抵抗回路をさらに備え、
上記制御手段はさらに上記第2の終端抵抗回路のインピーダンスを制御することを特徴とする請求項1記載の半導体回路装置。 - 上記制御手段は、上記半導体記憶装置の規格に準拠する制御信号、アドレス信号、データ信号に基づいて、上記第1及び第2の終端抵抗回路の少なくとも1つを用いて信号伝送路に対する終端インピーダンスを制御することを特徴とする請求項3記載の半導体回路装置。
- 上記半導体記憶装置は、DDR−DRAMであることを特徴とする請求項4記載の半導体回路装置。
- 上記半導体回路装置は、上記DDR−DRAMの設定を示すモードレジスタセット(MRS)のデータを記憶する記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項5記載の半導体回路装置。
- 上記半導体回路装置は、上記DDR−DRAMの動作状態を示す信号を記憶する記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項5又は6記載の半導体回路装置。
- 上記制御手段は、上記DDR−DRAMの制御信号に基づいて、上記DDR−DRAMの動作指示信号を外部回路に出力することを特徴とする請求項5〜7のうちのいずれか1つに記載の半導体回路装置。
- 上記DDR−DRAMの動作指示信号はセルフリフレッシュ信号であり、
上記制御手段は、上記セルフリフレッシュ信号を検出して、上記第1及び第2の終端抵抗回路の少なくとも1つによる信号伝送路に対する終端インピーダンスをハイインピーダンスにするように制御することを特徴とする請求項8記載の半導体回路装置。 - 上記制御手段は、上記DDR−DRAMのクロックイネーブル信号が非アクティブであるときに上記第1及び第2の終端抵抗回路の少なくとも1つによる信号伝送路に対する終端インピーダンスをハイインピーダンスにするように制御することを特徴とする請求項5〜8のうちのいずれか1つに記載の半導体回路装置。
- 上記制御手段は、上記DDR−DRAMのチップセレクト信号が非アクティブであるときに上記第1及び第2の終端抵抗回路の少なくとも1つによる信号伝送路に対する終端インピーダンスをハイインピーダンスにするように制御することを特徴とする請求項5〜8のうちのいずれか1つに記載の半導体回路装置。
- 上記制御手段は、上記DDR−DRAMのいずれか1つのバンクがアクティブであるときに上記第1及び第2の終端抵抗回路の少なくとも1つによるデータ端子の信号伝送路に対するインピーダンスを所定の終端インピーダンスで終端するように制御することを特徴とする請求項5〜11のうちのいずれか1つに記載の半導体回路装置。
- 上記制御手段は、上記DDR−DRAMのリードコマンド信号又はライトコマンド信号に応答して上記第1及び第2の終端抵抗回路の少なくとも1つによるデータ端子の信号伝送路に対するインピーダンスを所定の終端インピーダンスで終端するように制御することを特徴とする請求項5〜11のうちのいずれか1つに記載の半導体回路装置。
- 上記制御手段は、DDR−DRAMの外部抵抗を利用したインピーダンス調整用コマンドに基づいて、上記第1の終端抵抗回路のインピーダンスを制御することを特徴とする請求項1記載の半導体回路装置。
- 上記制御手段は、DDR−DRAMのモードレジスタセット(MRS)コマンドに基づいて、上記第1の終端抵抗回路のインピーダンスを制御することを特徴とする請求項1記載の半導体回路装置。
- 半導体記憶装置とコントローラとが所定の信号伝送路を介して接続された半導体メモリシステムであって、
請求項1〜15のうちのいずれか1つに記載の半導体回路装置を備えたことを特徴とする半導体メモリシステム。 - 上記半導体回路装置をT型分岐構造伝送路のT分岐部上に実装したことを特徴とする請求項16記載の半導体メモリシステム。
- 上記半導体回路装置は、
上記コントローラと上記T分岐部との間に挿入され、上記コントローラからのアドレス及び制御信号を通過させる直列終端抵抗と、
上記終端電圧(VTT)と上記T分岐部との間に挿入される並列終端抵抗とを備えることを特徴とする請求項17記載の半導体メモリシステム。 - 上記半導体回路装置は、マルチチップパッケージ又はパッケージオンパッケージにおいて、上記コントローラ及び半導体記憶装置ともに実装されたことを特徴とする請求項16〜18のうちのいずれか1つに記載の半導体メモリシステム。
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