JP5752768B2 - 被覆具および内装方法 - Google Patents

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この発明は、火災警報器等の装置が固定された天井や壁に壁紙を貼付けるための技術に関する。
従来より住宅やビル等の建造物の内装材に壁紙がよく使用されている。この種の壁紙は、表面が装飾面、裏面が貼着面となっていて、室内の壁面や天井面に貼る場合、壁紙を適当な長さに裁断したら、貼着面を壁紙や天井面に密着させた状態で、一端側より押え刷毛で壁紙を押え付けて壁面や天井面に貼り付けている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−191699号公報
ところで、集合住宅等では、例えば火災警報器が固定された天井に壁紙を貼ることが多い。このような場合、火災警報器を天井に固定したまま、この火災報知器を避けて綺麗に壁紙を貼るのは極めて困難である。そこで、天井の美観を損ねないように壁紙の貼付けを行うために、天井から火災警報器を一旦取り外し、壁紙を貼付けた後、天井に火災警報器を取り付ける作業を行うことが必要になる。しかし、その場合、火災警報器を取り外しても警報が鳴らないようにするための措置をとる必要があり、そのための手間が掛かるという問題があった。
この発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、火災警報器等の装置が固定された天井や壁に対し、美観を損ねることなく効率的に壁紙を貼付けることを可能にする技術的手段を提供することを目的としている。
この発明は、天井面または壁面から突出した装置を収容可能な孔を有し、前記孔に前記装置を収容して前記天井面または壁面に貼られる壁紙における前記孔の周囲の部分と前記装置との間に生じる隙間を覆うための被覆具であって、前記装置を内側に収容して前記装置に固定される縁部を有し、前記縁部は、前記装置に固定された状態において、前記壁紙における前記孔の周囲の部分と前記装置との間に生じる隙間を覆うことを特徴とする被服具を提供する。
この被覆具を用いることにより次のような内装方法の実施が可能となる。
まず、天井面または壁面に貼る壁紙に、前記天井面または壁面から突出した装置を露出させるための孔を形成する。次に前記孔に前記装置を収容させて、前記壁紙を前記天井面または壁面に貼付する。次に前記壁紙に形成された孔から露出した装置を前記被覆具の縁部の孔に収容し、前記壁紙における前記孔の周囲の部分と前記装置との間に生じる隙間を前記縁部により覆い、前記被覆具を前記装置に固定するのである。
この発明によれば、天井面または壁面から突出した装置と、それを取り囲む壁紙との間に隙間が生じても、その隙間は被覆具の縁部により覆われるので、居住者により視認されることはない。従って、この発明によれば、火災警報器等の装置が固定された天井や壁に対し、美観を損ねることなく効率的に壁紙を貼付けることができる。
この発明の一実施形態である被覆具を火災警報器、天井とともに示す断面図である。 同実施形態における被覆具、火災警報器、天井を下方から見上げた平面図である。 この発明により被覆具の第1の変形例の構成を示す平面図である。 この発明により被覆具の第2の変形例の構成を示す平面図である。 この発明により被覆具の第3の変形例の構成を示す平面図である。
以下、図面を参照し、この発明の実施形態について説明する。
図1および図2は、天井1に設置された火災警報器2と、火災警報器2を避けて天井1の表面に貼付された壁紙3と、この発明の一実施形態である被覆具4の構成例を示すものであり、図1は断面図、図2は火災警報器2等を下方から見上げた平面図である。なお、図1では、図面が煩雑になるのを防止するため、火災警報器2については側面図が示されている。
図1および図2に示すように、本実施形態による被覆具4は、円形の孔41を取り囲む円環状の縁部42により構成されている。被覆具4の孔41は、円筒形をなす火災警報器2が丁度収まる大きさを有している。そして、被覆具4は、孔41に火災警報器2を収容した状態で火災警報器2に固定されている。被覆具4の縁部42は、数cm程度の十分な幅を有しており、火災警報器2の周囲の外側に出っ張っている。ある好ましい態様では、縁部42の天井1との対向面には粘着シートが貼付されており、縁部42はこの粘着シートにより壁紙3に接着される。
本実施形態によれば、火災警報器2を収容可能なやや大きめの孔を壁紙3に空け、火災警報器2をこの孔に収容させて壁紙3を天井1に貼付し、その後、火災警報器2に被覆具4を固定する、という内装方法を実施することができる。
このように火災警報器2に被覆具4を固定すると、被覆具4の縁部42により、天井1における火災警報器2の周囲の領域が覆われる。従って、壁紙3と火災警報器2との間に隙間Dが生じたとしても、被覆具4の縁部42によりこの隙間Dが覆われるため、隙間Dが居住者によって視認されることはない。
従って、本実施形態によれば、火災警報器2を取り外さないで、美観を損なうことなく、壁紙3を貼付することができる。また、本実施形態によれば、壁紙3を天井1に貼付ける際に、火災警報器2と壁紙3との間にある程度の隙間Dが生じても構わないので、貼付けの作業が容易になり、効率的に壁紙3の貼付けを行うことができる。
<他の実施形態>
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明には他にも実施形態が考えられる。例えば次の通りである。
(1)図3は被覆具4の第1の変形例である被覆具4Aの構成を示す平面図である。この被覆具4Aは、開閉可能な2つの部材、具体的には、半円環状の第1の部分4A1と、同様な半円環状の第2の部分4A2とに分かれている。ここで、第1の部分4A1の両端部には係合部43および44が設けられており、他方の第2の部分4A2の両端部にはこれらの係合部43および44を受け容れる係合部(図示略)が設けられている。そして、これらの第1の部分4A1と第2の部分4A2の係合部同士を係合させることにより、第1の部分4A1と第2の部分4A2とを相互に固定して閉じ、円環状の被覆具4Aを構成することができるようになっている。
この態様によれば、例えば火災警報器2を第1の部分4A1および第2の部分4A2間に挟み、第1の部分4A1および第2の部分4A2を閉じて被覆具4Aを火災警報器2に固定することができるので、被覆具4Aを火災警報器2に固定する作業が容易であるという利点がある。
(2)図4は被覆具4の第2の変形例である被覆具4Bの構成を示す平面図である。この被覆具4Bは、半円環状の第1の部分4B1と、同様な半円環状の第2の部分4B2とにより構成されている。ここで、第1の部分4B1と第2の部分4B2は、支点45において結合されており、この支点廻りに回動することが可能である。第1の部分4B1における支点45と反対側の端部には係合部46が設けられ、第2の部分4B2における支点45と反対側の端部にはこの係合部46を受け容れる係合部(図示略)が設けられている。
この態様においても、例えば火災警報器2を第1の部分4B1および第2の部分4B2間に挟み、第1の部分4B1および第2の部分4B2を閉じて被覆具4Bを火災警報器2に固定することができる。
(3)図5は被覆具4の第3の変形例である被覆具4Cの構成を示す平面図である。この被覆具4Cは、円環状の縁部4C1の内側にゴムパッキン等の弾性部材からなるリング4C2が設けられている。ここで、リング4C2の内径は、火災警報器2の外径よりもやや大きい。従って、被覆具4の孔に火災警報器2を収容させて被覆具4を火災警報器2に固定するとき、リング4C2は、弾性変形することにより火災警報器2を受け容れる。従って、この態様によれば、容易に、かつ、強固に被覆具4Cを火災警報器2に固定することができる。
(4)図3〜図5に示す各態様において、被覆具の天井との対向面に粘着シートを設けてもよい。
(5)壁紙の模様や色のバリエーションに合わせて、模様や色の異なる各種の被覆具を用意し、使用する壁紙に合った被覆具(例えば壁紙と同じ模様、色を有する被覆具)を選択して使用するようにしてもよい。
(6)上記実施形態では、天井に固定された装置の例として火災警報器を挙げたが、この発明は、火災警報器以外の各種の装置が固定された天井や壁に壁紙を貼り付ける際の手段として使用可能である。
1…天井、2……火災警報器、3…壁紙、4,4A,4B,4C…被覆具、41…孔、42,4C1…縁部、4A1,4B1…第1の部分、4A2,4B2…第2の部分、4C2…リング、43,44,46…係合部。

Claims (3)

  1. 天井面または壁面に貼る壁紙に、前記天井面または壁面から突出した装置を露出させるための孔を形成する工程と、
    前記孔に前記天井面または壁面から突出した装置を収容させて、前記壁紙を前記天井面または壁面に貼付する工程と、
    前記装置を収容する孔を有するとともに当該孔を囲む縁部を有する被覆具の当該孔に前記装置における前記天井面または壁面から突出した部分を収容し、前記壁紙における前記孔の周囲の部分と前記装置との間に生じる隙間を前記縁部により覆い、前記被覆具を前記装置に固定する工程と
    を具備することを特徴とする内装方法。
  2. 天井面または壁面から突出した装置を収容可能な孔を有し、前記孔に前記装置における前記天井面または壁面から突出した部分を収容して前記天井面または壁面に貼られる壁紙における前記孔の周囲の部分と前記装置との間に生じる隙間を覆うための被覆具であって、
    前記装置における前記天井面または壁面から突出した部分を内側に収容して前記装置に固定される縁部を有し、前記縁部は、前記天井面または壁面から突出した装置に固定された状態において、前記壁紙における前記孔の周囲の部分と前記装置における前記天井面または壁面から突出した部分との間に生じる隙間を覆うことを特徴とする被服具。
  3. 前記縁部において前記装置における前記天井面または壁面から突出した部分を取り囲む領域に弾性部材を設けたことを特徴とする請求項2に記載の被覆具。
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