JP5746077B2 - 表示装置および電子機器 - Google Patents
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Description
1.第1の実施形態
1−1.表示装置の概略構成
1−2.色づきの発生原理
1−3.色づき抑制のための構成例
1−4.変形例
1−5.実施形態のまとめ
2.第2の実施形態
2−1.表示装置の概略構成
2−2.色づきの発生原理
2−3.色づき抑制のための構成例
2−4.変形例
2−5.実施形態のまとめ
3.電子機器に係る実施形態
4.本開示の他の実施形態
5.補足
(1−1.表示装置の概略構成)
まず、図1を参照して、本開示の第1の実施形態に係る表示装置の概略的な構成について説明する。図1は、本開示の第1の実施形態に係る表示装置の構成を概略的に示す図である。
次に、図2を参照して、レンチキュラレンズを用いる表示装置における色づきの発生原理について説明する。図2は、レンチキュラレンズを用いる表示装置における色づきの発生原理について説明するための図である。
次に、図3〜5を参照して、本開示の第1の実施形態に係る表示装置における色づき抑制のための構成例について説明する。図3〜5は、それぞれ、本開示の第1の実施形態に係る表示装置における色づき抑制のための構成の第1〜第3の例について説明するための図である。
図3を参照すると、(a)に示されるように、レンズ機能面と表示面との間の距離がG(緑色)の光のシリンドリカルレンズ122Lにおける焦点距離に整合するように、LCD110と液晶レンズ120とが配置される。上記で図2を参照して説明したように、この場合、表示面における各色の光の集光幅Wは、Wg(緑色)<Wb(青色)<Wr(赤色)になる。
図4を参照すると、(a)に示されるように、レンズ機能面と表示面との間の距離がB(青色)の光のシリンドリカルレンズ122Lにおける焦点距離に整合するように、LCD110と液晶レンズ120とが配置される。それゆえ、焦点距離がB(青色)の光よりも長いG(緑色)の光の焦点は、液晶レンズ120側から見てLCD110の表示面よりも奥に位置する。焦点距離がG(緑色)の光よりも長いR(赤色)の光の焦点は、それよりもさらに奥に位置する。従って、表示面における各色の光の集光幅Wは、Wb(青色)<Wg(緑色)<Wr(赤色)になる。
図5を参照すると、(a)に示されるように、レンズ機能面と表示面との間の距離がR(赤色)の光のシリンドリカルレンズ122Lにおける焦点距離に整合するように、LCD110と液晶レンズ120とが配置される。それゆえ、焦点距離がR(赤色)の光よりも短いG(緑色)の光の焦点は、液晶レンズ120側から見てLCD110の表示面よりも手前に位置する。焦点距離がG(緑色)の光よりも短いB(青色)の光の焦点は、それよりもさらに手前に位置する。従って、表示面における各色の光の集光幅Wは、Wr(赤色)<Wg(緑色)<Wb(青色)になる。
次に、図6を参照して、本開示の第1の実施形態の変形例について説明する。図6は、本開示の第1の実施形態の変形例における色づき抑制のための構成例について説明するための図である。
以上で説明した本開示の第1の実施形態では、光学素子としてレンチキュラレンズが用いられる場合に、これによって生じる波長分散による各色の発色の差を補正するように、表示部における各色の開口幅が調整される。これによって、各色の強度プロファイルが均等化され、観察される画像における色づきが低減される。
(2−1.表示装置の概略構成)
続いて、図7を参照して、本開示の第2の実施形態に係る表示装置の概略的な構成について説明する。図7は、本開示の第2の実施形態に係る表示装置の構成を概略的に示す図である。
次に、図8および図9を参照して、パララックスバリアを用いる表示装置における色づきの発生原理について説明する。図8は、パララックスバリアを用いる表示装置における色づきの発生原理について説明するための図である。図9は、図8の例における光の回折現象について説明するためのグラフである。
次に、図10を参照して、本開示の第2の実施形態に係る表示装置における色づき抑制のための構成例について説明する。図10は、本開示の第2の実施形態に係る表示装置における色づき抑制のための構成の例について説明するための図である。
次に、図11を参照して、本開示の第2の実施形態の変形例について説明する。図11は、本開示の第2の実施形態の変形例における色づき抑制のための構成例について説明するための図である。
以上で説明した本開示の第2の実施形態では、光学素子としてパララックスバリアが用いられる場合に、これによって生じる波長分散による各色の発色の差を補正するように、表示部における各色の実質的な開口幅が調整される。これによって、各色の強度プロファイルが均等化され、観察される画像における色づきが低減される。
次に、図12および図13を参照して、電子機器にかかる本開示の実施形態の例について説明する。
上記の実施形態では、LCDを用いた表示装置の実施形態について説明したが、本開示の実施形態はこれには限られない。例えば、LCDに代えて有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどの自発光型のディスプレイが用いられてもよい。このように、表示素子が自発光型のディスプレイである場合、画素の実質的な開口幅は、例えば下部電極と発光層との間の絶縁膜によって形成される開口部のように、ディスプレイにおける各色の発光領域の幅によって規定されうる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
(1)表示面に配置される画素によって画像を表示する表示素子と、
前記各画素に対応する光を空間的に分離させる光学素子と
を備え、
前記画素を構成する複数の色のそれぞれに対応する実質的な開口幅の差によって、前記光学素子によって生じる前記各色の間での前記表示面における集光幅の差が補正される表示装置。
(2)前記光学素子は、液晶表示装置である、前記(1)に記載の表示装置。
(3)前記光学素子は、レンチキュラレンズであり、
前記各色の前記レンチキュラレンズにおける焦点距離の差によって生じる前記集光幅の差が、前記開口幅の差によって補正される、前記(1)または(2)に記載の表示装置。
(4)前記開口幅は、前記各色のうち、前記光学素子の機能面と前記表示面との距離が前記焦点距離に近い色ほど小さく設定される、前記(3)に記載の表示装置。
(5)前記光学素子は、パララックスバリアであり、
前記各色の前記パララックスバリアの開口部における回折度の差によって生じる前記集光幅の差が、前記開口幅の差によって補正される、前記(1)または(2)に記載の表示装置。
(6)前記開口幅は、前記各色のうち、光の波長が短い色ほど小さく設定される、前記(5)に記載の表示装置。
(7)前記表示素子は、透過型ディスプレイであり、
前記開口幅は、前記透過型ディスプレイにおいて前記各色の光を透過させる領域の幅によって規定される、前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の表示装置。
(8)前記表示素子は、自発光型ディスプレイであり、
前記開口幅は、前記自発光型ディスプレイにおける前記各色の発光領域の幅によって規定される、前記(1)〜(6)のいずれか1項に記載の表示装置。
(9) 表示面に配置される画素によって画像を表示する表示素子と、
前記各画素に対応する光を空間的に分離させる光学素子と
を含み、
前記画素を構成する複数の色のそれぞれに対応する実質的な開口幅の差によって、前記光学素子によって生じる前記各色の間での前記表示面における集光幅の差が補正される表示装置
を備える電子機器。
110 LCD
113 液晶層
114 カラーフィルタ基板
114R,114G,114B サブ画素
120 液晶レンズ
122,222 液晶層
122L シリンドリカルレンズ
220 パララックスバリア
222B バリア
10,20 電子機器
Claims (9)
- 表示面に配置される画素によって画像を表示する表示素子と、
前記各画素に対応する光を空間的に分離させる光学素子と、
を備え、
前記画素を構成する複数の色のそれぞれに対応する実質的な開口幅は、前記光学素子による前記表示面における集光幅が大きい色ほど大きく設定される表示装置。 - 前記光学素子は、液晶表示装置である、請求項1に記載の表示装置。
- 前記光学素子は、レンチキュラレンズであり、
前記開口幅は、前記各色の前記レンチキュラレンズにおける焦点距離の差によって生じる前記集光幅の差に基づいて設定される、請求項1に記載の表示装置。 - 前記開口幅は、前記焦点距離が前記光学素子の機能面と前記表示面との距離に近い色ほど小さく設定される、請求項3に記載の表示装置。
- 前記光学素子は、パララックスバリアであり、
前記開口幅は、前記各色の前記パララックスバリアの開口部における回折度の差によって生じる前記集光幅の差に基づいて設定される、請求項1に記載の表示装置。 - 前記開口幅は、光の波長が短い色ほど小さく設定される、請求項5に記載の表示装置。
- 前記表示素子は、透過型ディスプレイであり、
前記開口幅は、前記透過型ディスプレイにおいて前記各色の光を透過させる領域の幅によって規定される、請求項1に記載の表示装置。 - 前記表示素子は、自発光型ディスプレイであり、
前記開口幅は、前記自発光型ディスプレイにおける前記各色の発光領域の幅によって規定される、請求項1に記載の表示装置。 - 表示面に配置される画素によって画像を表示する表示素子と、
前記各画素に対応する光を空間的に分離させる光学素子と、
を含み、
前記画素を構成する複数の色のそれぞれに対応する実質的な開口幅は、前記光学素子による前記表示面における集光幅が大きい色ほど大きく設定される表示装置
を備える電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012058461A JP5746077B2 (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | 表示装置および電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012058461A JP5746077B2 (ja) | 2012-03-15 | 2012-03-15 | 表示装置および電子機器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2013190737A JP2013190737A (ja) | 2013-09-26 |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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US7477206B2 (en) * | 2005-12-06 | 2009-01-13 | Real D | Enhanced ZScreen modulator techniques |
WO2008100826A1 (en) * | 2007-02-13 | 2008-08-21 | Clairvoyante, Inc | Subpixel layouts and subpixel rendering methods for directional displays and systems |
-
2012
- 2012-03-15 JP JP2012058461A patent/JP5746077B2/ja not_active Expired - Fee Related
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