JP5731014B2 - 互換性がない電力線通信デバイスのための共存機構 - Google Patents

互換性がない電力線通信デバイスのための共存機構 Download PDF

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Description

関連出願
本出願は、2011年1月18日に出願された米国特許出願第13/008,570号の優先権の利益を主張する。
本発明の主題の実施形態は、一般に通信ネットワークの分野に関し、より詳細には、互換性がない電力線通信デバイスのための共存機構に関する。
送電線および配電線は、一般的には、生成器から建築物、居住地、および都市のインフラストラクチャの他の構成要素に電力を供給するために使用される。電力は、高電圧で送電線を介して伝送され、電力線を使用してより低い電圧で建築物および他の構造物に配電される。電力を供給すること以外に、電力線は、建築物および他の建造物内の電力線通信を実施するために使用することもできる。電力線通信は、複数の電子デバイスを一緒にネットワーク化し、さらにこれら電子デバイスをインターネットに接続するための手段を提供する。異なる通信規格を実装する複数の電力線通信デバイスが電力線ネットワークに接続されているとき、あるクラスの電力線通信デバイスからの通信は、別のクラスの電力線通信デバイスからの通信を妨害し得る。
いくつかの実施形態では、方法は、デュアルモードの電力線通信デバイスで、電力線通信ネットワークが第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えているかどうかを決定することと、電力線通信ネットワークが第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えていることを決定することに応答して、デュアルモードの電力線通信デバイスで、第1のクラスの電力線通信デバイスおよび第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある複数のパケットヘッダのうちの1つを選択することと、第1のクラスの電力線通信デバイスおよび第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある複数のパケットヘッダのうちの選択された1つに少なくとも部分的に基づいて、デュアルモードの電力線通信デバイスで、送信のためのパケットを生成することと、デュアルモード電力線通信デバイスから、電力線通信ネットワークを介してパケットを送信することとを備える。
いくつかの実施形態では、方法は、電力線通信ネットワークが第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えていないことを決定することに応答して、デュアルモードの電力線通信デバイスで、電力線通信ネットワークが第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスを備えていることを決定することと、電力線通信ネットワークが第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスを備えていることを決定することに応答して、デュアルモードの電力線通信デバイスで、第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のあるパケットヘッダを選択することと、第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある選択されたパケットヘッダに少なくとも部分的に基づいて、デュアルモードの電力線通信デバイスで、送信のためのパケットを生成することとをさらに備える。
いくつかの実施形態では、第1のクラスの電力線通信デバイスはHomePlug1.0デバイスおよびHomePlugAVデバイスの少なくとも1つまたは複数を備え、第2のクラスの電力線通信デバイスは1つまたは複数のG.HNデバイスを備える。
いくつかの実施形態では、第1のクラスの電力線通信デバイスおよび第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある複数のパケットヘッダのうちの1つを前記選択することは、第1のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられたバージョン、第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスが有効であるかどうか、および第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスが有効であるかどうかの少なくとも1つに基づく。
いくつかの実施形態では、方法は、電力線通信ネットワークを介して、デュアルモード電力線通信デバイスで第2のパケットを受信することと、デュアルモードの電力線通信デバイスで、第2のパケットが、第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたか、第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたかを決定することと、第2のパケットが、第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたことを決定することに応答して、第1のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた処理動作に従って第2のパケットを処理することと、第2のパケットが、第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたことを決定することに応答して、第2のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた処理動作に従って第2のパケットを処理することとをさらに備える。
いくつかの実施形態では、第2のパケットが、第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたか、第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたかを前記決定することは、第2のパケットが、第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたか、第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたかを前記決定するために、第2のパケットに関連付けられたヘッダを読み取ることと、第2のパケットが第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つによって提供されたか、それとも第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから提供されたかの指示を受信することと、第2のパケットが第1のクラスの電力線通信デバイスのために割り振られた通信時間間隔(communication time interval)の間に受信されたか、第2のクラスの電力線通信デバイスのために割り振られた通信時間間隔の間に受信されたかを決定することとのうちの1つを備える。
いくつかの実施形態では、方法は、デュアルモード電力線通信デバイスで、第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスが無効であることを決定することと、第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスが無効であることを決定することに応答して、デュアルモードの電力線通信デバイスを、第2のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた通信規格に従って動作するように構成することとをさらに備える。
いくつかの実施形態では、方法は、デュアルモード電力線通信デバイスで第2のパケットを受信することと、第2のパケットに関連付けられたヘッダに少なくとも部分的に基づいて、デュアルモード電力線通信デバイスで、第2のパケットに関連付けられた送信持続時間(transmission duration)を決定することと、デュアルモード電力線通信デバイスで、第2のパケットがデュアルモード電力線通信デバイス向けのものであるかどうかを決定することと、第2のパケットがデュアルモード電力線通信デバイス向けのものではないことを決定することに応答して、第2のパケットに関連付けられたペイロードの受信および処理を行わないことを決定することと、少なくとも第2のパケットに関連付けられた送信持続時間の間、デュアルモード電力線通信デバイスの送信を保留(suspend)することと、第2のパケットがデュアルモード電力線通信デバイス向けのものであることを決定することに応答して、デュアルモード電力線通信デバイスで、第2のパケットに関連付けられたペイロードを受信し、処理することとをさらに備える。
いくつかの実施形態では、第2のパケットに関連付けられた送信持続時間は、第2のパケットに関連付けられた長さと、第2のパケットが送信される時間間隔と、第2のパケットが送信されるクロックサイクルの数とのうちの1つまたは複数を備える。
いくつかの実施形態では、方法は、デュアルモード電力線通信デバイスで第2のパケットを受信することと、デュアルモード電力線通信デバイスで、第2のパケットがデュアルモード電力線通信デバイス向けのものではないことを決定することと、デュアルモード電力線通信デバイスで、第2のパケットが第2のパケットに関連付けられた送信持続時間の指示(indication)を備えていないことを決定することと、第2のパケットが第2のパケットに関連付けられた送信持続時間の指示を備えていないことを決定することに応答して、所定の時間間隔の間、デュアルモード電力線通信デバイスの送信を保留することとをさらに備える。
いくつかの実施形態では、電力線通信ネットワークを介してパケットを前記送信することが、デュアルモード電力線通信デバイスで、パケットに関連付けられた優先順位を決定することと、電力線通信ネットワークを介して、所定の優先順位解決時間間隔(predetermined priority resolution time intervals)の間、パケットに関連付けられた優先順位の指示を送信することと、デュアルモード電力線通信デバイスで、パケットに関連付けられた優先順位に少なくとも部分的に基づいてパケットを送信するために電力線通信ネットワークに関連付けられた電力線媒体の制御について競合するかどうかを決定することと、パケットを送信するために電力線通信ネットワークに関連付けられた電力線媒体の制御のために競合するかどうかを決定することに応答して、デュアルモード電力線通信デバイスで、競合解決手順(contention resolution procedures)を実行することと、デュアルモード電力線通信デバイスで、競合解決手順が成功かどうかを決定することと、競合解決手順が成功であることを決定することに応答して、電力線通信ネットワークを介してパケットを前記送信することと、デュアルモード電力線通信デバイスで、競合解決手順が不成功であることを決定することに応答して、およびパケットを送信するために電力線通信ネットワークに関連付けられた電力線媒体の制御について競合しないことを決定することに応答して、電力線通信ネットワークを介してパケットを送信しないことを決定することとをさらに備える。
いくつかの実施形態では、パケットに関連付けられた優先順位に少なくとも部分的に基づいてパケットを送信するために電力線通信ネットワークに関連付けられた電力線媒体の制御について競合するかどうかを前記決定することが、デュアルモード電力線通信デバイスで、電力線通信ネットワークの別の電力線通信デバイスが、デュアルモード電力通信デバイスのパケットに関連付けられた優先順位よりも大きい優先順位に関連付けられた、送信すべきパケットを備えているかどうかを決定することを備える。
いくつかの実施形態では、電力線通信ネットワークが、第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えていることを決定することに応答して、方法は、第2のクラスの電力線通信デバイスの通信のみのために割り振られた通信時間間隔、ならびに第1のクラスの電力線通信デバイスの通信および第2のクラスの電力線通信デバイスの通信のために割り振られたハイブリッド通信時間間隔を決定することと、第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスおよび第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスに、第2のクラスの電力線通信デバイスの通信のみのために割り振られた通信時間間隔およびハイブリッド通信時間間隔の指示を送信することとをさらに備える。
いくつかの実施形態では、第2のクラスの電力線通信デバイスの通信のみのために割り振られる通信時間間隔、およびハイブリッド通信時間間隔を前記決定することは、電力線通信ネットワークにおける第1のクラスの電力線通信デバイスの電力線通信デバイスの数と、電力線通信ネットワークにおける第2のクラスの電力線通信デバイスの電力線通信デバイスの数と、第1のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられたトラフィック負荷と、第2のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられたトラフィック負荷と、第1のクラスの電力線通信デバイスの通信に関連付けられた優先順位(priority)と、第2のクラスの電力線通信デバイスの通信に関連付けられた優先順位と、第1のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた帯域幅要件(bandwidth requirements)と、第2のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた帯域幅要件とのうちの1つまたは複数に基づく。
いくつかの実施形態では、通信ネットワークデバイスは、プロセッサと、プロセッサに結合されたネットワークインターフェースと、プロセッサおよびネットワークインターフェースに結合されたデュアルモード通信ユニットとを備える。デュアルモード通信ユニットは、電力線通信ネットワークが第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えているかどうかを決定し、電力線通信ネットワークが第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えていることをデュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、第1のクラスの電力線通信デバイスおよび第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある複数のパケットヘッダのうちの1つを選択し、第1のクラスの電力線通信デバイスおよび第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある複数のパケットヘッダのうちの選択された1つに少なくとも部分的に基づいて、送信のためのパケットを生成し、電力線通信ネットワークを介してパケットを送信するように動作可能である。
いくつかの実施形態では、デュアルモード通信ユニットは、電力線通信ネットワークが第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えていないことをデュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、電力線通信ネットワークが第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスを備えていることを決定し、電力線通信ネットワークが第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスを備えていることをデュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のあるパケットヘッダを選択し、第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある選択されたパケットヘッダに少なくとも部分的に基づいて、送信のためのパケットを生成するようにさらに動作可能である。
いくつかの実施形態では、第1のクラスの電力線通信デバイスはHomePlug1.0デバイスおよびHomePlugAVデバイスの少なくとも1つまたは複数を備え、第2のクラスの電力線通信デバイスは1つまたは複数のG.HNデバイスを備える。
いくつかの実施形態では、第1のクラスの電力線通信デバイスおよび第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある複数のパケットヘッダのうちの1つを選択するように動作可能なデュアルモード通信ユニットは、第1のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられたバージョン、第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスが有効(enabled)であるかどうか、および第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスが有効であるかどうかのうちの少なくとも1つに基づく。
いくつかの実施形態では、デュアルモード通信ユニットは、電力線通信ネットワークを介して第2のパケットを受信し、第2のパケットが第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたか、第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたかを決定し、第2のパケットが、第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたことをデュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、第1のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた処理動作に従って第2のパケットを処理し、第2のパケットが、第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたことをデュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、第2のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた処理動作に従って第2のパケットを処理するようにさらに動作可能である。
いくつかの実施形態では、デュアルモード通信ユニットは、第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスが無効(disabled)であることを決定し、第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスが無効であることをデュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、電力線通信デバイスを、第2のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた通信規格に従って動作するように構成するようにさらに動作可能である。
いくつかの実施形態では、デュアルモード通信ユニットは、電力線通信ネットワークを介して第2のパケットを受信し、第2のパケットに関連付けられたヘッダに少なくとも部分的に基づいて、第2のパケットに関連付けられた送信持続時間を決定し、第2のパケットが通信ネットワークデバイス向けのものであるかどうかを決定し、第2のパケットが通信ネットワークデバイス向けのものではないことをデュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、第2のパケットに関連付けられたペイロードの受信および処理を行わないことを決定し、少なくとも第2のパケットに関連付けられた送信持続時間の間、通信ネットワークデバイスの送信を保留し、第2のパケットが通信ネットワークデバイス向けのものではないことをデュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、第2のパケットに関連付けられたペイロードを受信し、処理するようにさらに動作可能である。
いくつかの実施形態では、電力線通信ネットワークを介してパケットを送信するように動作可能なデュアルモード通信ユニットは、パケットに関連付けられた優先順位を決定し、電力線通信ネットワークを介して、所定の優先順位解決時間間隔の間、パケットに関連付けられた優先順位の指示を送信し、パケットに関連付けられた優先順位に少なくとも部分的に基づいてパケットを送信するために電力線通信ネットワークに関連付けられた電力線媒体の制御について競合するかどうかを決定し、パケットを送信するために電力線通信ネットワークに関連付けられた電力線媒体の制御について競合することをデュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、競合解決手順を実行し、競合解決手順が成功であるかどうかを決定し、競合解決手順が成功であることをデュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、電力線通信ネットワークを介してパケットを送信し、競合解決手順が不成功であることをデュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、およびパケットを送信するために電力線通信ネットワークに関連付けられた電力線媒体の制御について競合しないことをデュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、電力線通信ネットワークを介してパケットを送信しないことを決定するように動作可能なデュアルモード通信ユニットを備える。
いくつかの実施形態では、1つまたは複数のプロセッサユニットによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサユニットに、デュアルモードの電力線通信デバイスで、電力線通信ネットワークが第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えているかどうかを決定することと、電力線通信ネットワークが第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えていることを決定することに応答して、第1のクラスの電力線通信デバイスおよび第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある複数のパケットヘッダのうちの1つを選択することと、第1のクラスの電力線通信デバイスおよび第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある複数のパケットヘッダのうちの選択された1つに少なくとも部分的に基づいて、送信のためのパケットを生成することと、電力線通信ネットワークを介してパケットを送信することとを備える動作を行わせる命令を記憶した1つまたは複数の機械可読記憶媒体。
いくつかの実施形態では、動作は、電力線通信ネットワークが第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えていないことを決定することに応答して、電力線通信ネットワークが第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスを備えていることを決定することと、電力線通信ネットワークが第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスを備えていることを決定する前記動作に応答して、第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のあるパケットヘッダを選択することと、第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある選択されたパケットヘッダに少なくとも部分的に基づいて、送信のためのパケットを生成することとをさらに備える。
いくつかの実施形態では、電力線通信ネットワークを介してパケットを送信する前記動作は、パケットに関連付けられた優先順位を決定することと、所定の優先順位解決時間間隔の間、パケットに関連付けられた優先順位の指示を送信することと、パケットに関連付けられた優先順位に少なくとも部分的に基づいてパケットを送信するために電力線通信ネットワークに関連付けられた電力線媒体の制御について競合するかどうかを決定することと、パケットを送信するために電力線通信ネットワークに関連付けられた電力線媒体の制御について競合することを決定することに応答して、競合解決手順を実行することと、競合解決手順が成功であるかどうかを決定することと、競合解決手順が成功であることを決定することに応答して、電力線通信ネットワークを介してパケットを送信することと、競合解決手順が不成功であることを決定することに応答して、およびパケットを送信するために電力線通信ネットワークに関連付けられた電力線媒体の制御について競合しないことを決定することに応答して、電力線通信ネットワークを介してパケットを送信しないことを決定することとをさらに備える。
添付の図面を参照することによって、本実施形態はより良く理解され、多数の目的、特徴および利点が当業者に明らかになろう。
電力線通信(PLC)デバイス間の共存(coexistence)を維持するための機構を含む電力線ネットワークを示す例示的なブロック図。 電力線ネットワークを介した通信のために適切なパケットヘッダを選択するための例示的な動作を示すフロー図。 HomePlugAVパケットの一実施形態の例示的なフォーマット。 デュアルモードG.HNパケットの一実施形態の例示的なフォーマット。 HomePlugAVパケットの第2の実施形態の例示的なフォーマット。 デュアルモードG.HNパケットの第2の実施形態の例示的なフォーマット。 デュアルモードG.HNパケットの第3の実施形態の例示的なフォーマット。 デュアルモードG.HNパケットの第4の実施形態の例示的なフォーマット。 PLCパケットを処理するための例示的な動作を示すフロー図。 電力線媒体アクセスのための例示的な競合解決動作を示すフロー図。 通信時間間隔を決定し、割り振るための例示的な動作を示すフロー図。 電力線媒体アクセスのための競合解決動作を示す例示的なタイミング図。 PLCデバイスの異なるクラスに割り振られる通信時間間隔を示す例示的なタイミング図。 電力線通信デバイス間の共存を維持するための機構を含む電子デバイスの一実施形態のブロック図。
以下の説明は、本発明の主題の技法を実施する例示的なシステム、方法、技法、命令シーケンス、およびコンピュータプログラム製品を含む。ただし、説明する実施形態は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることを理解されたい。例えば、例は、G.HNとHomePlugの電力線通信デバイス間の共存機構を指すが、実施形態はそのように限定されない。他の実装形態では、本明細書で説明する共存機構は、他の適切な互換性がない電力線通信デバイス(例えば、HomePlug電力線通信デバイスおよびOpera(登録商標)電力線通信デバイス)のために実装することもできる。他の場合では、説明を不明瞭にしないために、よく知られている命令インスタンス、プロトコル、構造、および技法を詳細に図示していない。
電力線通信上の広帯域は、既存の電力線ネットワーク(例えば、家および建築物における電力線)を介してブロードバンド通信を有効にすることに焦点を当てる。電力線ネットワークに接続されている電力線通信(PLC)デバイスは、電力線ネットワークに接続されている他のPLCデバイスと通信するために、適切な電力線通信規格を使用できる。PLCデバイスが同時に電力線ネットワークを介して通信することを試みるとき、(例えば、HomePlugデバイスおよびG.HNデバイスなど)電力線ネットワークに接続されているPLCデバイスの異なるクラスの間の干渉がもたらされ得る。一般的には、電力線ネットワークに接続されているHomePlugデバイスは、HomePlug電力線同盟によって定義される規格を使用している他のHomePlugデバイスと情報を交換する。同様に、電力線ネットワークに接続されているG.HNデバイスは、定義されたG.HN規格を使用している他のG.HNデバイスと情報を交換する。しかしながら、G.HNデバイスは、HomePlugデバイスと通信することができず、検出することができず、下位互換性がない。従って、HomePlugデバイスは、G.HNデバイスの通信中、通信を開始することを試みることがある。同様に、G.HNデバイスは、HomePlugデバイスの通信中、通信を開始することを試みることがある。これによって、HomePlugデバイスとG.HNデバイスとの間の干渉がもたらされ、通信が乱され、電力線ネットワークにおけるPLCデバイスの性能に影響が及ぼされ得る。
HomePlugデバイスの検出およびそれとの下位互換性を有効にするために、デュアルモードG.HNデバイスを実装できる。デュアルモードG.HNデバイスは、電力線ネットワークが(例えば、HomePlugデバイスおよびG.HNデバイスなど)PLCデバイスの2つ以上の互換性がないクラスを含む混在環境(mixed environment)を備えているかどうかを決定するように構成され得る。電力線ネットワークが混在環境を備えていることを決定すると、デュアルモードG.HNデバイスは、デュアルモードG.HN送信のためのPLCデバイスの両方の互換性がないクラスによって認識できる複数のヘッダのうちの1つ(「互換性パケットヘッダ」)を選択できる。互換性パケットヘッダは、HomePlugデバイスによって検出できるフォーマットのデュアルモードG.HN送信に関連付けられた送信持続時間の指示と、G.HNデバイスによって検出できるフォーマットの送信持続時間の別の指示の両方を備えることができる。これは、HomePlugデバイスとG.HNデバイスの両方がデュアルモードG.HN送信に関連付けられた送信持続時間の間のそれらのそれぞれの送信を延期できることを確実にすることができ、したがって、干渉が最小限に抑えられる。デュアルモードG.HNデバイスのそのような実装は、HomePlugデバイスとG.HNデバイスとの間の共存および互換性を可能にできる。
図1は、電力線ネットワーク102における電力線通信(PLC)デバイス間の共存を維持するための機構を含む電力線ネットワーク102を示す例示的なブロック図である。電力線ネットワーク102は、電力線デバイスが電力線ネットワーク102に接続することを可能にする電力線ソケット104と、106と、108とを備える。1つまたは複数のPLCデバイスは、電力線ソケットを介して電力線ネットワーク102に接続できる。例えば、図1に示すように、HomePlugデバイス114は、電力線ソケット104を介して電力線ネットワーク102に接続し、G.HNデバイス112は、電力線ソケット106を介して電力線ネットワーク102に接続し、デュアルモードG.HNデバイス110は、電力線ソケット108を介して電力線ネットワーク102に接続する。HomePlugデバイス114は、HomePlug1.0電力線通信規格、HomePlugAV電力線通信規格、またはHomePlug電力線通信規格の他の適切なバージョンを実装できる。HomePlugデバイス114は、HomePlug電力線同盟によって定義される任意の適切な通信規格を使用している他のHomePlugデバイスと、(電力線ネットワーク102を備える電力線媒体を介して)情報を交換できる。G.HNデバイス114は、G.HN通信規格に従って他のG.HNデバイスと電力線媒体を介して情報を交換できる。図1に示すように、デュアルモードG.HNデバイス110は、トランシーバ120と、動作モード構成ユニット122と、処理ユニット124とを備える。処理ユニット124は、パケット生成ユニット128とチャネルアクセスユニット130とを備える。パケット生成ユニット128は、電力線ネットワーク102に接続されたPLCデバイスのクラス(またはタイプ)(すなわち、G.HNデバイスおよび/またはHomePlugデバイスかどうか)に基づいて適切なヘッダを選択するための機能を備えることができる。処理ユニット124は、送信されるデータを選択されたヘッダにさらにカプセル化することができ、受信されたパケットからデータを抽出し/処理できる。段階A、B1、B2およびCに関して以下で説明するように、デュアルモードG.HNデバイス110は、HomePlugデバイス114の検出およびそれとの下位互換性を可能にするように構成できる。言い換えれば、デュアルモードG.HNデバイス110は、G.HNデバイス112と互換性がないHomePlugデバイス114の両方と通信するための互換性機構を実装できるG.HNデバイスである。
段階Aで、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102に接続された他のPLCデバイスを識別し、電力線ネットワーク102が混在環境を備えているかどうかを決定する。言い換えれば、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102がG.HNデバイスとHomePlugデバイスの両方を備えている混在環境であるかどうか、または、電力線ネットワーク102がG.HNデバイス(例えば、G.HNデバイス112)のみを備えているかどうかを決定できる。一例では、図2、図3A、および図4Aを参照しながら説明するように、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102が1つまたは複数の受信されたPLCパケットに関連付けられたヘッダを読み取ることに基づいて混在環境を備えているかどうかを決定できる。例えば、HomePlugパケットが受信されたことを動作モード構成ユニット122が決定する場合、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102が混在環境を備えることを結論付けることができる。別の例として、動作モード構成ユニット122が(例えば、所定の時間間隔にわたって)HomePlugパケットを受信しない場合、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102がG.HNデバイス(および/またはデュアルモードG.HNデバイス)のみを備えることを結論付けることができる。
混在環境では、デュアルモードG.HNデバイス110は、デュアルモード互換性デバイスとして動作することができ、段階B1を参照しながら説明するように、G.HNデバイス112とHomePlugデバイス114の両方によって認識できる適切なヘッダ(「互換性パケットヘッダ」)を有するデータを送信できる。電力線ネットワーク102が1つまたは複数のデュアルモードG.HNデバイス110に加えてG.HNデバイスのみを備えるとき、デュアルモードG.HNデバイス110は、G.HNデバイスとして動作することができ、段階B2を参照しながら説明するように、G.HN通信規格によるヘッダ(「G.HNパケットヘッダ」)を使用してデータを送信する。さらに、いくつかの実装形態では、電力線ネットワーク102が(他のデュアルモードG.HNデバイスに加えて)HomePlugデバイスのみを備える場合、デュアルモードG.HNデバイス110は、デュアルモード互換性デバイスとして動作し、互換性パケットヘッダを使用してデータを送信できる、またはHomePlugデバイスとして動作し、HomePlug通信規格によるヘッダ(「HomePlugパケットヘッダ」)を使用してデータを送信できる。
段階B1で、電力線ネットワーク102が混在環境であることを決定することに応答して、パケット生成ユニット128は、G.HNデバイスとHomePlugデバイスの両方の通信プロトコルと互換性のあるパケットヘッダ(すなわち、互換性パケットヘッダ)を選択する。例えば、パケット生成ユニット128は、電力線ネットワーク102が電力線ネットワーク102に接続されたG.HNデバイスとHomePlugデバイスの両方を備えることの指示(indication)を(動作モード構成ユニット122から)受信できる。従って、パケット生成ユニット128は、HomePlugデバイスとG.HNデバイスの両方が互換性パケットヘッダを受信できる適切な互換性パケットヘッダを選択し、電力線媒体が(例えば、デュアルモードG.HNデバイス110によって)使用中である持続時間を決定することができ、従って、電力線媒体が使用中である持続時間の間の送信の開始を延期(defer)できる。例えば、パケット生成ユニット128は、電力線ネットワーク102がG.HNデバイス、HomePlug1.0デバイス、および/またはHomePlugAVデバイスを備えていることを決定すると、図3Bを参照して以下で説明するように、ヘッダフォーマットを選択できる。別の例として、パケット生成ユニット128は、電力線ネットワーク102がHomePlugAVデバイスと、G.HNデバイスとを備えていることを決定すると、図4Bを参照して以下で説明するように、ヘッダフォーマットを選択できる。次いで、パケット生成ユニット128は、保留中(pending)のPLCパケットを生成するために、選択された互換性パケットヘッダに、送信されるデータをカプセル化できる。パケット生成ユニット128は、段階Cで、以下で説明するように、チャネルアクセスユニット130に電力線媒体について競合させ得る。
段階B2で、電力線ネットワーク102がG.HN互換デバイスのみを含むことを決定することに応答して、パケット生成ユニット128は、G.HNパケットヘッダを選択する。例えば、パケット生成ユニット128は、電力線ネットワーク102がG.HNデバイスのみを備える(すなわち、いかなるHomePlugデバイスも備えていない)ことの指示を(動作モード構成ユニット122から)受信できる。従って、パケット生成ユニット128は、G.HNデバイスのみ(およびデュアルモードG.HNデバイス)がG.HNパケットヘッダを受信できるG.HNパケットヘッダを選択し、電力線媒体が(例えば、デュアルモードG.HNデバイス110によって)使用中である持続時間を決定することができ、従って、電力線媒体が使用中である持続時間の間の送信の開始を延期できる。次いで、パケット生成ユニット128は、保留中のPLCパケットを生成するために、G.HNパケットヘッダに、送信されるデータをカプセル化できる。パケット生成ユニット128は、段階Cで、以下で説明するように、チャネルアクセスユニット130に電力線媒体について競合させ得る。
段階Cで、チャネルアクセスユニット130は、電力線媒体を介して保留中のPLCパケットを送信することについて競合する。いくつかの実装形態では、チャネルアクセスユニット130は、保留中のPLCパケットの優先順位に基づいて、電力線媒体の制御について競合し得る。図7を参照しながらさらに説明するように、一実装形態では、チャネルアクセスユニット130は、優先順位解決タイムスロットの間、保留中のPLCパケットの優先順位を示すことができ、電力線ネットワーク102に接続された他のPLCデバイスがより優先順位の高い保留中のPLCパケットを有するかどうかを決定できる。チャネルアクセスユニット130は、デュアルモードG.HNデバイス110における保留中のPLCパケットの優先順位が最も高い優先順位を有することを決定した場合、電力線媒体の制御についてさらに競合するために、チャネル競合手順(例えば、キャリア検知多重アクセス(CSMA)手順)を実行できる。チャネルアクセスユニット130が電力線媒体の制御を獲得した場合、チャネルアクセスユニット130は、トランシーバ120に電力線媒体を介して保留中のPLCパケットを送信させることができる。他の実装形態では、保留中のPLCパケットに関連付けられた優先順位に加えて、電力線媒体の制御についての競合が保留中のPLCパケットに関連付けられたデータを生成したアプリケーション、保留中のPLCパケットの長さ、および/または保留中のPLCパケットに関連付けられた他の要因にも基づき得ることに留意されたい。
図2は、電力線ネットワークを介した通信のために適切なパケットヘッダを選択するための例示的な動作を示すフロー図(「フロー」)200である。フロー200は、ブロック202から始まる。
ブロック202で、PLCデバイスの第1のクラスのPLCデバイスの数、およびPLCデバイスの第2のクラスのPLCデバイスの数が、電力線ネットワークのデュアルモードデバイスで決定される。例えば、図1を参照すると、デュアルモードG.HNデバイス110の動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102に接続されたHomePlugデバイス(すなわち、PLCデバイスの第1のクラスのPLCデバイス)の数と、G.HNデバイス(すなわち、PLCデバイスの第2のクラスのPLCデバイス)の数とを決定できる。いくつかの実装形態では、デュアルモードG.HNデバイス110は、電力線ネットワーク102におけるHomePlugデバイスまたはG.HNデバイスの正確な数を決定することができない。代わりに、動作モード構成ユニット122は、デュアルモードG.HNデバイス110で受信されるパケットのフォーマットに基づいて、電力線ネットワーク102における様々なPLCデバイスの存在を識別できる。例えば、(以下で説明する)図3Aのパケットフォーマット300を有するパケット、およびG.HNパケットフォーマットを有するパケットを受信することは、電力線ネットワーク102がHomePlug1.0デバイスとHomePlugAVデバイスとG.HNデバイスとの組合せを備えることを示すことができる。別の例として、例えば、(以下で説明する)図4Aのパケットフォーマット400を有するパケット、およびG.HNパケットフォーマットを有するパケットを受信することは、電力線ネットワーク102がHomePlugAVデバイスとG.HNデバイスとを備える(およびHomePlug1.0デバイスを備えない)ことを示すことができる。フロー200は、ブロック204に進む。
ブロック204で、PLCデバイスの第1のクラスのPLCデバイスの数がゼロよりも大きいかどうかが決定される。例えば、動作モード構成ユニット122は、HomePlugデバイス(すなわち、PLCデバイスの第1のクラスのPLCデバイス)の数がゼロよりも大きいかどうかを決定できる。言い換えれば、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102が混在環境である(すなわち、G.HNデバイスとHomePlugデバイスとの組合せを備えている)かどうか、または、電力線ネットワーク102がG.HNデバイスのみを備えているかどうかを決定できる。PLCデバイスの第1のクラスのPLCデバイスの数がゼロよりも大きいことが決定された場合、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102が混在環境を備えていることを決定し、フローはブロック208に進む。そうでない場合、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102がG.HNデバイスのみを備えていることを決定し、フローはブロック206に進む。
ブロック206で、PLCデバイスの第2のクラスの通信に関連付けられたパケットヘッダが選択される。例えば、パケット生成ユニット128は、電力線ネットワーク102がいかなるHomePlugデバイスも備えていないことの指示、ならびに電力線ネットワーク102がG.HNデバイスおよび/またはデュアルモードG.HNデバイスのみを備えているという指示を(例えば、動作モード構成ユニット122から)受信できる。上述のように、デュアルモードG.HNデバイスは、G.HN通信規格を実装するPLCデバイスである。デュアルモードG.HNデバイスは、互換性がないPLCデバイスの2つのクラスの間の互換性のために、G.HNデバイス(HomePlugデバイスと互換性がない)およびHomePlugデバイスと通信するように構成される。従って、パケット生成ユニット128は、G.HNパケットヘッダを選択することができ、選択されたG.HNパケットヘッダを使用して、以後のデュアルモードG.HNパケットを生成できる。フローは、ブロック210に進む。
ブロック208で、PLCデバイスの第1のクラスの通信、およびPLCデバイスの第2のクラスの通信と互換性のあるパケットヘッダが選択される。例えば、パケット生成ユニットは、電力線ネットワーク102がHomePlugデバイスとG.HNデバイスの両方を備えることの指示を(例えば、動作モード構成ユニット122から)受信できる。従って、パケット生成ユニット128は、HomePlugデバイスとG.HNデバイスの両方によって検出できる適切な互換性パケットヘッダを選択できる。パケット生成ユニット128は、以後のデュアルモードG.HNパケットが選択された互換性パケットヘッダを使用して生成されなければならないことを決定することもできる。例えば、電力線ネットワーク102がHomePlug1.0デバイスと、HomePlugAVデバイスと、G.HNデバイスとの組合せを備えていることが決定された場合、以下で説明するように、パケット生成ユニット128は、図3Bのパケットフォーマット350、図5Aのパケットフォーマット500、または図5Bのパケットフォーマット550を使用することを決定できる。別の例として、電力線ネットワークがHomePlugAVデバイスとG.HNデバイスとの組合せを備えていることが決定された場合、パケット生成ユニット128は、図4Bのパケットフォーマット450、または図5Bのパケットフォーマット550を使用することを決定できる。フローは、ブロック210に進む。
ブロック210で、ターゲットパケットを得るために選択されたパケットヘッダによって送信されるデータがカプセル化される。電力線ネットワーク102がいかなるHomePlugデバイスも備えていないと決定すると、G.HNパケットヘッダが選択された後、フロー200は、ブロック206からブロック210に移動する。ブロック206の後、パケット生成ユニット128は、ターゲットデュアルモードG.HNパケットを得るためにG.HNパケットヘッダによって送信されるデータをカプセル化できる。電力線ネットワーク102がHomePlugデバイスとG.HNデバイスの両方を備えていることを決定すると、適切な互換性パケットヘッダが選択された後、フロー200は、ブロック208からブロック210に移動する。ブロック208の後、パケット生成ユニット128は、HomePlugデバイスとG.HNデバイスの両方と互換性のあるターゲットデュアルモードG.HNパケットを得るために互換性パケットヘッダによって送信されるデータをカプセル化できる。フローは、ブロック212に進む。
ブロック212で、ターゲットパケットは、電力線ネットワーク102を介して送信される。例えば、トランシーバ120は、ターゲットデュアルモードG.HNパケットを宛先のPLCデバイスに電力線ネットワーク102を介して送信できる。ブロック212の後、フローは終了する。
上述のように、デュアルモードG.HNデバイス110は、デュアルモードG.HNデバイス110で受信された(または、検出された)パケットに基づいて、電力線ネットワーク102におけるPLCデバイスを識別できる。従って、デュアルモードG.HNデバイス110は、デュアルモードG.HNデバイスの以後の送信のための適切なパケットヘッダを選択できる。以下で説明するように、図3Aおよび図4Aは、HomePlugパケットの例示的なフォーマットを示し、一方、図3B、図4B、図5A、および図5Bは、デュアルモードG.HNパケットの例示的なフォーマットを示す。
図3Aは、HomePlugAVパケット300の一実施形態の例示的なフォーマットである。HomePlugAVデバイスは、一般的に、HomePlugデバイスの様々なバージョンの間(例えば、HomePlug1.0デバイスとHomePlugAVデバイスとの間)の互換性を維持するために、ハイブリッドモードパケットフォーマットをサポートする(図3Aに示すように)。言い換えれば、HomePlugAVデバイスは、HomePlug1.0デバイスとの下位互換性があるので(すなわち、HomePlug1.0パケットフォーマットを検出し、読み取ることができる)、電力線ネットワーク102におけるHomePlug1.0デバイスの存在を検出すると、HomePlugAVデバイスは、HomePlug1.0とHomePlugAVデバイスとの間の共存を維持するために、ハイブリッドHomePlugAVパケットフォーマット300を利用できる。図3Aによって示すように、ハイブリッドHomePlugAVパケット300は、レガシーHomePlug1.0ヘッダ312と、HomePlugAVフレーム制御フィールド306と、HomePlugAVペイロードフィールド308とを備える。レガシーHomePlug1.0ヘッダ312は、HomePlugプリアンブル302とHomePlug1.0フレーム制御フィールド304とを備える。レガシーHomePlug1.0ヘッダ312は、HomePlug1.0との下位互換性のために送信できる。HomePlugプリアンブル302は、パケット送信の開始を示すシンボルの所定の組合せを備えることができる。HomePlug1.0フレーム制御フィールド304およびHomePlugAVフレーム制御フィールド306は各々、HomePlugAVパケット送信が電力線媒体を占有する時間間隔の指示(例えば、パケット長フィールドまたは送信持続時間フィールド)を備えることができる。HomePlug1.0デバイスは、HomePlug1.0フレーム制御フィールド304を受信し、HomePlug1.0フレーム制御フィールド304を読み取ることに基づいて、HomePlugAVパケット送信が電力線媒体を占有する時間間隔を決定できる。電力線ネットワーク102における他のHomePlugAVデバイスは、HomePlugAVフレーム制御フィールド306を受信し、HomePlugAVフレーム制御フィールド306を読み取ることに基づいて、HomePlugAVパケット送信が電力線媒体を占有する時間間隔を決定できる。HomePlugペイロードフィールド308は、宛先のHomePlugAVデバイス向けのペイロードまたはデータ(例えばアプリケーション/制御データ)を備えることができる。
ハイブリッドHomePlugAVパケット300を検出すると、デュアルモードG.HNデバイス110は、電力線ネットワーク102がHomePlug1.0デバイスと、HomePlugAVデバイスと、G.HNデバイスと(および/または他のデュアルモードG.HNデバイス)を含むハイブリッド環境を備えていることを決定できる。デュアルモードG.HN送信を開始することを決定すると、デュアルモードG.HNデバイス110は、HomePlugデバイス、G.HNデバイス、およびデュアルモードG.HNデバイスの異なるバージョンがパケットを受信し、処理できるようにするために(例えば、デュアルモードG.HN送信に関連付けられた送信持続時間を決定するために)、図3BのデュアルモードG.HNパケット350のパケットフォーマットを選択できる。図3Bによって示されるように、デュアルモードG.HNパケット350は、HomePlug1.0ヘッダ312(HomePlugプリアンブル302とHomePlug1.0フレーム制御フィールド304とを含む)と、G.HNパケットヘッダ354と、デュアルモードG.HNペイロード356とを備える。HomePlug1.0フレーム制御フィールド304は、送信側電力線デバイス(例えば、デュアルモードG.HNデバイス110)がデュアルモードG.HNパケットを送信する送信持続時間の指示(例えば、パケット長フィールド)を備えることができる。同じく、G.HNパケットヘッダ354も、例えば、デュアルモードG.HNデバイス110がデュアルモードG.HNパケットを送信する送信持続時間の指示(例えば、パケット長フィールド)を備えることができる。送信持続時間の指示は、パケット長(例えば、ビットまたはバイトなど、データ単位の数)、期間、クロックサイクルの数に関して記載できる。
HomePlugデバイスによって認識されるものと、G.HNデバイスによって認識されるものとの2つの別々のフォーマットのデュアルモードG.HN送信に関連付けられた送信持続時間についての情報を提供することによって、デュアルモードG.HNデバイス110は、デュアルモードG.HNデバイスとHomePlugデバイスとの間の共存を維持できる。これは、HomePlugデバイス114とG.HNデバイスの両方がデュアルモードG.HNデバイス110から適切なヘッダを受信し、電力線媒体がデュアルモードG.HNデバイス110によって使用中である送信持続時間を決定し、それに応じて、(干渉を回避する/最小限に抑えるために)決定された送信持続時間の間、データを送信することを延期できることを確実にすることもできる。さらに、デュアルモードG.HNペイロード356は、別のPLCデバイス(例えば、別のデュアルモードG.HNデバイス、レガシーG.HNデバイス112、またはHomePlugデバイス114)に提供されるべき、デュアルモードG.HNデバイス110によって生成されるペイロードまたはデータを備えることができる。
図4Aは、HomePlugAVデバイスがAV専用モードで構成されているときのHomePlugAVパケット400の第2の実施形態の例示的なフォーマットである。電力線ネットワーク102がいかなるHomePlug1.0デバイスも備えていないことを決定すると、HomePlugAVデバイスは、他のHomePlugAVデバイスと通信するために、HomePlugAVパケットフォーマット400を利用できる。図4Aによって示すように、HomePlugAVパケット400は、HomePlugAVヘッダ402と、HomePlugAVペイロードフィールド308とを備える。HomePlugAVヘッダ402は、HomePlugプリアンブル302とHomePlugAVフレーム制御フィールド306とを備える。
ハイブリッドHomePlugAVパケット400を検出すると、デュアルモードG.HNデバイス110は、電力線ネットワーク102が、G.HNデバイスおよび/または他のデュアルモードG.HNに加えて、HomePlugAVデバイスのみを備えていることを決定できる。デュアルモードG.HN送信を開始することを決定すると、デュアルモードG.HNデバイス110は、電力線ネットワーク102のHomePlugAVデバイス、G.HNデバイス、およびデュアルモードG.HNデバイスがパケットを受信し、処理できるようにするために(例えば、デュアルモードG.HN送信に関連付けられた送信持続時間を決定するために)、図4Bのパケットフォーマット450を選択できる。図4Bによって示されるように、デュアルモードG.HNパケット450は、HomePlugAVヘッダ402(HomePlugプリアンブル302とHomePlugAVフレーム制御部306とを含む)と、G.HNパケットヘッダ354と、デュアルモードG.HNペイロード356とを備える。
いくつかの実装形態では、電力線ネットワーク102がHomePlug1.0デバイスと、HomePlugAVデバイスと、G.HNデバイスとの組合せを備えるとき、デュアルモードG.HNデバイスは、(図3Bのパケットフォーマット350の代わりに)図5AのデュアルモードG.HNパケットフォーマット500を使用できる。デュアルモードG.HNパケット500は、HomePlug1.0ヘッダと、HomePlugAVヘッダとを備える。図5Aによって示されるように、デュアルモードG.HNパケット500は、HomePlugプリアンブル302と、HomePlug1.0フレーム制御フィールド304と、HomePlugAVフレーム制御フィールド306と、G.HNパケットヘッダ354と、デュアルモードG.HNペイロード356とを備える。HomePlug1.0デバイス、HomePlugAVデバイス、およびG.HNデバイスは各々、HomePlug1.0フレーム制御フィールド304、HomePlugAVフレーム制御フィールド306、およびG.HNパケットヘッダ354をそれぞれ読み取ることに基づいて、デュアルモードG.HN送信に関連付けられた送信持続時間を決定できる。従って、HomePlug1.0デバイス、HomePlugAVデバイス、およびG.HNデバイスは、デュアルモードG.HN送信に関連付けられた送信持続時間の間、それらのそれぞれの送信を防止できる。
いくつかの実装形態では、HomePlugデバイスとG.HNデバイスとの間の共存は、図5BのデュアルモードG.HNパケットフォーマット550を使用することによって維持することもできる。図5Bによって示されるように、デュアルモードG.HNパケット550は、HomePlugプリアンブル302と、G.HNパケットヘッダ354と、デュアルモードG.HNペイロード356とを備える。HomePlugプリアンブル302は、一般的に、送信の開始を示すが、HomePlugデバイスへのデュアルモードG.HN送信に関連付けられた送信持続時間に関するいかなる情報も提供しない。HomePlugプリアンブル302を検出すると、HomePlugデバイスは、デュアルモードG.HN送信に関連付けられた送信持続時間を決定するために、次のHomePlugフレーム制御フィールドを検出することを試みることができる。デュアルモードG.HNパケット550が有効なHomePlugフレーム制御フレームを備えていないことを決定することに応答して(すなわち、パケット送信の開始を検出するが、送信の終了の指示を検出することに失敗すると)、HomePlugデバイスは、所定の時間間隔の間、HomePlug送信を防止できる。一実施形態では、所定の時間間隔は、HomePlug通信規格によって定義される延長されたフレーム間スペース間隔とすることができる。別の実装形態では、所定の時間間隔は、任意の適切な構成可能な時間間隔とすることができる。HomePlugデバイスとG.HNデバイスとの間の共存を有効にするためのそのようなパケットフォーマットは、デュアルモードG.HNパケットを送信することに関連付けられたオーバーヘッドおよび実現コストを最小限に抑えることができ、デュアルモードG.HNパケットを送信することに関連付けられたスループットを向上させることができる。
図3A、図3B、図4A、図4B、図5A、および図5Bを参照しながら説明したパケットフォーマットが任意の好適な数のフィールドを備えることができ、各フィールドが任意の好適なビット数を備えることができることに留意されたい。さらに、パケットフォーマットは、任意の適切な符号化方式を使用して符号化できる。いくつかの実装形態では、同じパケット内の異なるフィールドは、異なる符号化方式を使用して符号化できる。例えば、HomePlug1.0フレーム制御フィールド304は、ターボ積畳み込みコードを使用して符号化することができ、HomePlugAVフレーム制御フィールド306は、ターボ畳み込み(並列連接)コード(Turbo convolutional (parallel concatenated) code)を使用して符号化できる。
図6は、PLCパケットを処理するための例示的な動作を示すフロー図600である。フロー600は、ブロック602から始まる。
ブロック602で、電力線ネットワークにおいて、PLCパケットが検出される。例えば、デュアルモードG.HNデバイス110のトランシーバ120は、PLCパケットのプリアンブルを検出することに基づいて、PLCパケットを検出できる。フローは、ブロック604に進む。
ブロック604で、検出されたPLCパケットのヘッダが読み取られる。例えば、処理ユニット124は、検出されたPLCパケットのヘッダを読み取ることができる。以下で説明するように、検出されたPLCパケットのヘッダを読み取ることに基づいて、処理ユニット124は、PLCパケットのペイロードを受信し続けるべきかどうかを決定することができ、また、電力線媒体が使用中である時間間隔を決定することもできる。フローは、ブロック606に進む。
ブロック606で、検出されたPLCパケットがデュアルモードG.HNデバイス向けのものであるかどうかが決定される。一実装形態では、処理ユニット124は、検出されたPLCパケットがデュアルモードG.HNデバイス110向けのものであるかどうかを決定できる。例えば、処理ユニット124は、検出されたPLCパケットのヘッダにおける宛先アドレスフィールドを読み取ることができる。処理ユニット124は、宛先アドレスフィールドにおける値がデュアルモードG.HNデバイス110に関連付けられたアドレスと一致するかどうかを決定できる。検出されたPLCパケットがデュアルモードG.HNデバイス110向けであることが決定された場合、フローはブロック608に進む。そうでない場合、フローは、ブロック610に進む。
ブロック608で、PLCパケットのペイロードが受信され、処理される。検出されたPLCパケットがデュアルモードG.HNデバイス110向けであることを処理ユニット124が決定した場合、フロー600は、ブロック606からブロック608に移動する。検出されたPLCパケットがデュアルモードG.HNデバイス110向けのものであることを決定すると、処理ユニット124は、PLCパケットのペイロードを受信し始めることができる。処理ユニット124は、PLCパケットのペイロードを処理する(例えば、復号し、復調し、そこからデータを取り出す)こともできる。フローは、ブロック612に進む。
ブロック610で、PLCパケットのペイロードの受信が防止される。検出されたPLCパケットがデュアルモードG.HNデバイス110向けのものではないことを処理ユニット124が決定した場合、フロー600は、ブロック606からブロック610に移動する。PLCパケットが(PLCパケットのヘッダに基づいて)デュアルモードG.HNデバイス110向けのものではないことを決定すると、処理ユニット124は、PLCパケットのペイロードの受信を防止できる。フローは、ブロック612に進む。
ブロック612で、検出されたPLCパケットのヘッダが検出されたPLCに関連付けられた送信持続時間を示すかどうかが決定される。例えば、処理ユニット124は、検出されたPLCパケットのヘッダが検出されたPLCに関連付けられた送信持続時間を示すかどうかを決定できる。一実装形態では、PLCパケットのヘッダは、PLCパケットの長さ(例えば、バイトなど)を示す長さフィールドを備えることができる。PLCパケットの送信データレートと関連した長さフィールドは、電力線媒体が使用中であるときの送信持続時間(すなわち、PLCパケットの送信を完了するために必要な持続時間)を計算するために使用できる。別の実装形態では、PLCパケットのヘッダは、送信持続時間(例えば、ミリ秒)を示す持続時間フィールドを備えることができる。検出されたPLCパケットのヘッダが検出されたPLCに関連付けられた送信持続時間を示すことが決定された場合、フローはブロック614に進む。そうでない場合、フローは、ブロック616に進む。
ブロック614で、検出されたPLCパケットに関連付けられた送信持続時間の間、PLCパケットの送信が防止される。例えば、処理ユニット124は、トランシーバ120が検出されたPLCパケットに関連付けられた送信持続時間の間PLCパケットを送信することを防止できる。ヘッダがPLCパケットに関連付けられた送信持続時間を示すことを処理ユニット124が決定した場合、フロー600は、ブロック612からブロック614に移動する。ブロック614の後、フローは終了する。
ブロック616で、所定の待ち時間間隔の間、PLCパケットの送信が防止される。例えば、処理ユニット124は、トランシーバ120が所定の待ち時間間隔の間PLCパケットを送信することを防止できる。ヘッダがPLCパケットに関連付けられた送信持続時間を示していないことを処理ユニット124が決定した場合、フロー600は、ブロック612からブロック616に移動する。一実装形態では、所定の待ち時間間隔は、G.HNパケットの最大パケット長またはHomePlugパケットの最大パケット長に基づいて選択できる。例えば、HomePlugデバイスがPLCパケット(ブロック602で検出された)を送信したことを処理ユニット124が決定した場合、処理ユニット124は、HomePlugパケットの最大パケット長に基づいて計算される所定の待ち時間間隔の間、デュアルモードG.HNデバイス110のPLCパケットの送信を防止できる。ブロック616から、フローは終了する。
いくつかの実装形態では、電力線ネットワーク102がHomePlugデバイスとG.HNデバイスとを備えるとき、電力線媒体へのアクセスは、保留中の送信の優先順位に基づいて、HomePlugデバイス、デュアルモードG.HNデバイス、またはG.HNデバイスのいずれかに提供され得る。一実装形態では、PLCデバイス(すなわち、G.HNデバイス、デュアルモードG.HNデバイス、およびHomePlugデバイス)は、最も優先順位の高い保留中の送信を識別するために、優先順位解決スロットを使用できる。最も高い優先順位に関連付けられた保留中の送信を備えるPLCデバイスは、図7および図9Aを参照しながらさらに説明するように、衝突を回避するために、電力線媒体について競合し得る。
図7は、電力線媒体アクセスのための例示的な競合解決動作を示すフロー図700である。フロー700は、ブロック702から始まる。
ブロック702で、電力線ネットワークのデュアルモードデバイスは、電力線媒体を介して保留中のPLCパケットを送信することを決定する。例えば、デュアルモードG.HNデバイス110の処理ユニット124は、電力線ネットワーク102を備える電力線媒体を介して保留中のPLCパケットを送信することを決定できる。上述のように、保留中のPLCパケットは、G.HNパケットヘッダ(電力線ネットワーク102がG.HNデバイスおよび/またはデュアルモードG.HNデバイスのみを備える場合)、または互換性パケットヘッダ(電力線ネットワーク102がHomePlugデバイスも備える場合)を備えることができる。保留中のPLCパケットは、デュアルモードG.HNペイロード354を備えることもできる。フローは、ブロック704に進む。
ブロック704で、保留中のPLCパケットに関連付けられた優先順位が、優先順位解決タイムスロットにおいて、優先順位解決信号を介して示される。例えば、チャネルアクセスユニット130は、保留中のPLCパケットに関連付けられた優先順位を決定できる。保留中のPLCパケットに関連付けられた優先順位に基づいて、チャネルアクセスユニット130は、優先順位解決信号を送信すべきかどうか、どれぐらいの優先順位解決信号を送信すべきか、および優先順位解決信号をいつ(例えば、優先順位解決タイムスロットのどれで)送信すべきかを決定できる。一実装形態では、チャネルアクセスユニット130は、分散的な方法で電力線媒体の優先されるアクセスのための優先順位解決機構を実装できる。例えば、チャネルアクセスユニット130は、4つの優先順位レベルを提供するHomePlug優先順位解決機構を実装できる。チャネルアクセスユニット130は、2つの連続する優先順位解決スロットにわたって0個以上の優先順位解決信号を送信することによって、保留中のPLCパケットに関連付けられた優先順位レベルを示すことができる。図9Aは、電力線媒体アクセスのための例示的なタイミング図900を示す。タイミング図900は、優先順位解決スロット0 902および優先順位解決スロット1 904の2つの優先順位解決スロットを示す。4優先順位レベル解決機構では、最も高い優先順位(例えば3の優先順位レベル)に関連付けられた送信は、優先順位解決スロット902と904の両方で優先順位解決信号を送信することによって、識別できる。2番目に高い優先順位(例えば2の優先順位レベル)に関連付けられた送信は、優先順位解決スロット904では優先順位解決信号を送信せず、優先順位解決スロット902でのみ優先順位解決信号を送信することによって識別できる。3番目に高い優先順位(例えば1の優先順位レベル)に関連付けられた送信は、優先順位解決スロット902では優先順位解決信号を送信せず、優先順位解決スロット904でのみ優先順位解決信号を送信することによって識別できる。保留中の送信が最も低い優先順位(例えば、0の優先レベル)に関連付けられている場合、優先順位解決信号は、優先順位解決スロット902および904のいずれでも送信され得ない。一実装形態では、優先順位解決信号は、複数のPLCデバイスが同じ優先順位解決スロットで優先順位解決信号を送るとき、弱め合う干渉を最小限に抑えるために、遅延拡散に対する高い許容度を有し、非常にロバストなスペクトル拡散信号を備えることができる。チャネルアクセスユニット130は、電力線ネットワーク102の他のPLCデバイスに対して保留中のPLCパケットに関連付けられた優先順位を示すために、トランシーバ120に、電力線媒体を介して優先順位解決信号を送信させることができる。フローは、ブロック706に進む。
ブロック706で、電力線媒体を介して保留中のPLCパケットを送信することについて競合するかどうかが決定される。例えば、チャネルアクセスユニット130は、電力線媒体の制御について競合するかどうかを決定できる。優先順位解決スロット902および904の間、(保留中のPLCパケットが最も低い優先レベルに関連付けられているときを除いて)優先順位解決信号を送信することに加えて、チャネルアクセスユニット130は、他のPLCデバイスによって送信される優先順位解決信号をリッスンすることもできる。例えば、4レベル優先順位解決機構で、保留中のPLCパケットが2の優先順位レベルに関連付けられている場合、チャネルアクセスユニット130は、優先順位解決スロット902において優先順位解決信号を送ることができ、優先順位解決スロット904において優先順位解決信号をリッスンすることができる。別の例として、保留中のPLCパケットが1の優先順位レベルに関連付けられている場合、チャネルアクセスユニット130は、それが優先順位解決スロット902においてどんな優先順位解決信号も検出しない場合、優先順位解決スロット902において優先順位解決信号をリッスンすることができ、優先順位解決スロット904において優先順位解決信号を送ることができる。別の例として、保留中のPLCパケットが0の優先順位レベルに関連付けられている場合、チャネルアクセスユニット130は、優先順位解決スロット902と904の両方において優先順位解決信号をリッスンできる。チャネルアクセスユニット130は、それがリッスンするようにプログラムされているとき、優先順位解決スロットにおいて優先順位解決信号を検出した場合、チャネルアクセスユニット130は、より高い優先順位に関連付けられた保留中のPLCパケットを有する他のPLCデバイスがあることを決定できる。従って、チャネルアクセスユニット130は、電力線媒体の制御について競合しないことを決定できる。例えば、電力線ネットワーク102に接続されているPLCデバイスは、4つの優先順位レベルのうちの1つに関連付けられた保留中のPLCパケットを備えることができる。優先順位レベル2および3(すなわち、2つの最も高い優先順位レベル)に関連付けられた保留中のPLCパケットを有するPLCデバイスは、優先順位解決スロット902において優先順位解決信号を送信できる。優先順位レベル0および1(すなわち、2つの最も低い優先順位レベル)に関連付けられた保留中のPLCパケットを有するPLCデバイスは、優先順位解決スロット902において優先順位解決信号を検出し、電力線媒体について競合しないことを決定し、より高い優先順位に関連付けられた保留中のPLCパケットを有するPLCデバイスに譲ることができる。最も高い優先順位レベル3に関連付けられた保留中のPLCパケットを有するPLCデバイスは、次いで、優先順位解決スロット904において優先順位解決信号を送信できる。優先順位レベル2に関連付けられた保留中のPLCパケットを有するPLCデバイスは、優先順位解決スロット904において優先順位解決信号を検出することができ、電力線媒体について競合しないことを決定し、より高い優先順位レベル3に関連付けられた保留中のPLCパケットを有するPLCデバイスに譲ることができる。従って、優先順位レベル3に関連付けられた保留中のPLCパケットを有するPLCデバイスのみが、電力線媒体の制御について競合し得る。電力線媒体の制御について競合することが決定された場合、フローはブロック708に進む。そうでない場合、フローは終了する。
ブロック708で、保留中のPLCパケットを送信すべきかどうかを決定するために、競合解決手順が実行される。例えば、トランシーバ120と連動するチャネルアクセスユニット130は、保留中のPLCパケットを送信すべきかどうかを決定するために、(図9Aの)競合タイムスロット908の間、競合解決手順を実行できる。(ブロック702で決定された)保留中のPLCパケットが最も高い優先順位に関連付けられていることをチャネルアクセスユニット130が決定した場合、フロー700は、ブロック706からブロック708に移動する。一実装形態では、チャネルアクセスユニット130は、キャリア検知多重アクセス(CSMA)競合解決手順を実行できる。チャネルアクセスユニット130は、ランダムに選択された遅延間隔の間待つことができ、次いで、トランシーバ120に、(電力線媒体が使用中でない場合)保留中のPLCパケットを送信させることができる。フローは、ブロック710に進む。
ブロック710で、保留中のPLCパケットを送信すべきかどうかが決定される。例えば、チャネルアクセスユニット130は、保留中のPLCパケットを送信すべきかどうかを決定できる。上述のように、競合解決手順に従って、(電力線媒体の制御について競合する各PLCデバイスに関連付けられた)チャネルアクセスユニット130は、ランダムに選択された遅延間隔の間待つことができる。ランダムに選択された遅延間隔が経過した後、チャネルアクセスユニット130は、電力線媒体が依然としてアイドル状態であるかどうか、または、(電力線媒体について競合もしていた)別のPLCデバイスが電力線媒体の制御を得たかどうかを決定するために、電力線媒体を検知できる。別の競合しているPLCデバイスが電力線媒体の制御を得ていないことをチャネルアクセスユニット130が決定した場合、チャネルアクセスユニット130は、保留中のPLCパケットを送信することを決定し、フローはブロック712に進む。そうでない場合、フローは終了する。
ブロック712で、保留中のPLCパケットが、電力線媒体を介して送信される。例えば、トランシーバ120は、送信持続時間906の間、電力線媒体を介して、保留中のPLCパケットを送信できる。ブロック712から、フローは終了する。
図7は、電力線媒体の制御について競合していないことをチャネルアクセスユニット130が決定した場合、または、チャネルアクセスユニット130が、競合解決手順を実行した後、電力線媒体の制御を得ない場合、フロー700が終了することを示しているが、実施形態はそのように限定されないことに留意されたい。他の実施態様では、チャネルアクセスユニット130は、保留中のPLCパケットを送信することができない場合、送信されるPLCパケットに関連付けられた送信持続時間906の間待つことができ、次いで、再び電力線媒体の制御についての競合を試みることができる。
さらに、いくつかの実装形態では、チャネルアクセスユニット130は、電力線ネットワーク102に接続されたPLCデバイスのクラスに基づいて、適切な優先順位解決機構と適切な競合解決機構とを選択できる。例えば、電力線ネットワーク102がHomePlugデバイスのみとデュアルモードG.HNデバイスとを備えている場合、チャネルアクセスユニット130は、HomePlug優先順位解決機構と対応するHomePlug競合既決機構とを実装することを決定できる。例えば、電力線ネットワーク102がG.HNデバイスのみとデュアルモードG.HNデバイスとを備えている場合、チャネルアクセスユニット130は、G.HN優先順位解決機構と対応するG.HN競合解決機構とを実装することを決定できる。
いくつかの実装形態では、デュアルモードG.HNデバイスは、電力線ネットワーク102においてHomePlugデバイスが検出された時間間隔の間、またはHomePlugデバイスがHomePlugパケットを送信するようにスケジュールされている時間間隔の間、図3B、図4B、図5A、および図5Bを参照しながら説明された互換性パケットヘッダのみを使用できる。いくつかの実装形態では、図8および図9Bを参照しながら以下で説明するように、通信時間間隔を、HomePlugおよびG.HN通信のために(例えば、互換性パケットヘッダを使用して)、およびG.HN通信のみのために(例えば、G.HNパケットヘッダのみを使用して)割り振ることができる。
図8は、通信時間間隔を決定し、割り振るための例示的な動作を示すフロー図800である。フローは、ブロック802から始まる。
ブロック802で、電力線ネットワークのデュアルモードデバイスで、電力線ネットワークにおけるPLCデバイスの第1のクラスのPLCデバイスの数と、PLCデバイスの第2のクラスのPLCデバイスの数とが決定される。例えば、デュアルモードG.HNデバイス110の動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102に接続されたHomePlugデバイス(すなわち、PLCデバイスの第1のクラスのPLCデバイス)の数と、G.HNデバイス(すなわち、PLCデバイスの第2のクラスのPLCデバイス)の数とを決定できる。いくつかの実装形態では、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102におけるHomePlugデバイスまたはG.HNデバイスの正確な数を決定することができない。代わりに、デュアルモードG.HNデバイス110で受信されたパケットのフォーマットに基づいて、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102における様々なPLCデバイスの存在を識別できる。フローは、ブロック804に進む。
ブロック804で、電力線ネットワークが混在環境を備えているかどうかが決定される。例えば、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102がHomePlugデバイスとG.HNデバイスの両方を備えているかどうかを決定できる。一実施形態では、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワークに接続されているHomePlugデバイスの数および電力線ネットワーク102に接続されているG.HNデバイスの数がいずれも0よりも大きいかどうかを決定できる。動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102が混在環境を備えていることを決定し、フローはブロック806に進む。そうでない場合、フローは終了する。
ブロック806で、混在環境に関連付けられた通信時間間隔(「ハイブリッド通信時間間隔」)と、PLCデバイスの第2のクラスに関連付けられた通信時間間隔とが決定される。例えば、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102に接続されているG.HNデバイスのみ、またはすべてのPLCデバイスがそれらのそれぞれのパケットを送信できる時間間隔に、電力線媒体の時間を分割できる。一実装形態では、動作モード構成ユニット122は、G.HNデバイスおよびHomePlugデバイスによってサポートされる時分割多元接続(TDMA)割振り方式を使用して、電力線媒体の時間を分割できる。別の実装形態では、動作モード構成ユニット122は、システム間プロトコル(ISP)またはG.cxなど、任意の適切な共存機構を使用して、電力線媒体の時間を分割できる。例えば、図9Bのタイミング図950に関して、動作モード構成ユニット122は、HomePlugデバイスとG.HNデバイスの両方がHomePlugパケットとG.HNパケットとをそれぞれ送信できるハイブリッド通信時間間隔952Aおよび952Bを決定できる。動作モード構成ユニット122は、G.HNデバイスのみおよびデュアルモードG.HNデバイスが通信できる、G.HNデバイス954Aおよび954Bに関連付けられた通信時間間隔(「G.HN通信時間間隔」)を決定することもできる。図9Bに示すように、ハイブリッド通信時間間隔952AおよびG.HN通信時間間隔954Aは一緒に、すべてのPLCデバイスが電力線媒体について競合する機会を得る1つのPLC通信間隔956Aを備える。いくつかの実装形態では、これらのPLC通信間隔は、連続的であり、定期的に反復する時間間隔であり得る。図9Bに示すように、PLC通信間隔956Aが経過した後、ハイブリッド通信時間間隔952BとG.HN通信時間間隔954Bとを備える次のPLC通信間隔956Bが開始する。一実施形態では、ハイブリッド通信時間間隔とG.HN通信時間間隔とに関連付けられた時間期間をあらかじめ定義できる。別の実施形態では、ハイブリッド通信時間間隔と、G.HN通信時間間隔とを、電力線ネットワーク102におけるHomePlugデバイスの数、電力線ネットワーク102におけるG.HNデバイスの数、HomePlugデバイスのトラフィック負荷、G.HNデバイスのトラフィック負荷、G.HNデバイスの通信に関連付けられた優先順位、HomePlugデバイスの通信に関連付けられた優先順位、ならびにHomePlugデバイスおよびG.HNデバイスに関連付けられた帯域幅要件のうちの1つまたは複数に基づいて計算できる。いくつかの実装形態では、動作モード構成ユニット122は、HomePlugトラフィックおよびG.HNトラフィックに対する変化に応じて、ハイブリッド通信時間間隔およびG.HN通信時間間隔を動的に変化させるように構成され得ることに留意されたい。フローは、ブロック808に進む。
ブロック808で、電力線ネットワークに接続されたPLCデバイスに対して、PLCデバイスの第2のクラスに関連付けられた通信時間間隔およびハイブリッド通信時間間隔が示される。例えば、動作モード構成ユニット122は、トランシーバ120に、電力線ネットワーク102に接続されているすべてのHomePlugデバイスおよびG.HNデバイスに対して、ハイブリッド通信時間間隔およびG.HN通信時間間隔の指示を提供させることができる。一実装形態では、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102に接続されている他のデュアルモードG.HNデバイスに対して、ハイブリッド通信時間間隔およびG.HN通信時間間隔の指示を提供できる。しかしながら、他の実施形態では、他のデュアルモードG.HNデバイスの各々は、ハイブリッド通信時間間隔およびG.HN通信時間間隔を別個に計算できる。ブロック808から、フローは終了する。
図1〜図9Bは、実施形態を理解するのを助けるための例であり、実施形態を限定したり、特許請求の範囲を限定したりするために使用するものではないことを理解されたい。実施形態は、追加の動作、より少ない動作、異なる順序での動作、並行した動作、および別様にいくつかの動作を行うことができる。例えば、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102が混在環境を備えていないことを検出した場合、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102がHomePlugデバイスのみ、またはG.HNデバイスのみを備えていることを決定できる。従って、動作モード構成ユニット122は、電力線ネットワーク102がHomePlugデバイスのみを備えているかどうか、または電力線ネットワーク102がG.HNデバイスのみを備えているかどうかを決定できる。電力線ネットワーク102がHomePlugデバイスのみを備える場合、デュアルモードG.HNデバイス110は、デュアルモードG.HN送信のために(図3B、図4B、図5A、および図5Bを参照しながら上述した)互換性パケットヘッダのうちの1つを使用することを決定する(および他のデュアルモードG.HNデバイスに対して示す)ことができる。電力線ネットワーク102がG.HNデバイスのみを備える場合、デュアルモードG.HNデバイス110は、デュアルモードG.HN送信のためにG.HNパケットヘッダを使用することを決定する(および他のデュアルモードG.HNデバイスに対して示す)ことができる。
いくつかの実装形態では、デュアルモードG.HNデバイス110は、電力線ネットワーク102に接続されているHomePlugデバイスがHomePlugパケットを送信すると予想される時間間隔の間のみ、互換性パケットヘッダにおいて送信されるデータをカプセル化できる。デュアルモードG.HNデバイス110は、電力線ネットワーク102に接続されているHomePlugデバイスに関連付けられた通信スケジュールの指示を決定(または受信)できる。従って、デュアルモードG.HNパケットを生成する前に、デュアルモードG.HNデバイス110は、HomePlugデバイスが低出力状態であるかどうか、または、HomePlugデバイスがHomePlugパケットを送信するようにスケジュールされているかどうかを決定できる。HomePlugデバイスが低出力状態であることが決定された場合、パケット生成ユニット128は、G.HNパケットヘッダを使用してデュアルモードG.HNパケットを生成できる。HomePlugデバイスのうちの少なくとも1つがパケットを送信するようにスケジュールされていることが決定された場合、パケット生成ユニット128は、図3B、図4B、図5A、または図5Bで説明したように、互換性パケットヘッダのうちの1つを使用してデュアルモードG.HNパケットを生成できる。
図8を参照すると、電力線ネットワーク102が混在環境を備えることを動作モード構成ユニット122が決定した場合、動作モード構成ユニット122は、ハイブリッド通信間隔、G.HN通信間隔、さらにはHomePlugデバイスに関連付けられた通信時間間隔(「HomePlug通信時間間隔」)を決定できることに留意されたい。上述のように、一実装形態では、ハイブリッド通信時間間隔と、G.HN通信時間間隔と、HomePlug通信時間間隔とに関連付けられた時間期間をあらかじめ定義できる。別の実装形態では、電力線ネットワーク102に接続されているHomePlugデバイスおよびG.HNデバイスの数ならびに他のそのような要因に基づいて、ハイブリッド通信間隔、G.HN通信間隔、およびHomePlug通信時間間隔を動的に計算できる(および変更できる)。
さらに、いくつかの実装形態では、デュアルモードG.HNデバイス110は、電力線ネットワーク102のマスタデバイス(または制御デバイス)として構成できる。マスタデュアルモードG.HNデバイス110は、ハイブリッド通信時間間隔、HomePlug通信時間間隔、および/またはG.HN通信時間間隔を決定できる。マスタデュアルモードG.HNデバイス110は、HomePlugデバイスに対して、HomePlugデバイスがHomePlug送信を開始し始めることができる時刻と、HomePlugデバイスが通信できる持続時間(すなわち、HomePlug通信時間間隔)と、HomePlugデバイスがすべてのHomePlug送信を中止し、低出力状態に切り替えなければならない時刻とを示すことができる。同じく、マスタデュアルモードG.HNデバイス110は、G.HNデバイスに対して、G.HNデバイスがG.HN送信を開始し始めることができる時刻と、G.HNデバイスが通信できる持続時間(すなわち、G.HN通信時間間隔)と、G.HNデバイスがすべてのG.HN送信を中止し、低出力状態に切り替えなければならない時刻とを示すことができる。デュアルモードG.HNデバイスは、適切なパケットヘッダを使用していつでも送信できる。デュアルモードG.HNデバイス110は、HomePlug通信時間間隔の間に互換性パケットヘッダを使用してデュアルモードG.HNパケットを送信することができ、G.HN通信時間間隔の間にG.HNパケットヘッダを使用してデュアルモードG.HNパケットを送信できる。
いくつかの実装形態では、デュアルモードG.HNデバイス110は、適切なデュアルモードG.HNパケットフォーマット(図3B、図4B、図5A、および図5Bに記載されている)を使用して、PLCデバイスの1つのクラスから受信された情報を変換し、PLCデバイスの別の互換性がないクラスに提供できる。例えば、デュアルモードG.HNデバイス110は、HomePlugデバイスの通信スケジュールを決定し、HomePlugデバイスの通信スケジュールをG.HNデバイスに提供できる。同じく、デュアルモードG.HNデバイス110は、G.HNデバイスの通信スケジュールを決定し、パケットフォーマット350を使用して、G.HNデバイスの通信スケジュールをHomePlugデバイスに提供できる。
最後に、いくつかの実装形態では、PLCデバイス(例えば、HomePlugデバイス、G.HNデバイス、デュアルモードG.HNデバイスなど)からPLCパケットを受信すると、デュアルモードG.HNデバイス110は、PLCパケットを送信したPLCデバイスに応じて、受信されたPLCパケットを処理できる。デュアルモードG.HNデバイス110の処理ユニット124は、受信されたPLCパケットを処理するために、様々な技法を実施できる。一実装形態では、電力線ネットワーク102が混在環境を備えているかどうかに基づいて、(例えば、電力線ネットワーク102がHomePlugデバイスとG.HNデバイスの両方を備えているかどうかに基づいて)、処理ユニット124は、受信されたPLCパケットをどのように処理するかを決定できる。別の実装形態では、処理ユニット124は、PLCパケットが受信された時間間隔に基づいて、受信されたPLCパケットをどのように処理するかを決定できる。例えば、PLCパケットが図9Bのハイブリッド通信時間間隔952Aの間に受信されたことを処理ユニット124が決定した場合、処理ユニット124は、受信されたPLCパケットがおそらく、図3B、図4B、図5A、および図5Bにおいて上述した互換性パケットヘッダのうちの1つを備えていることを決定できる。別の実装形態では、処理ユニット124は、受信されたPLCパケットのヘッダを分析するための機能を備えることができ、受信されたPLCパケットをどのように処理するかを動的に決定できる。例えば、処理ユニット124は、受信されたPLCパケットのヘッダを分析することに基づいて、G.HNデバイスがG.HNパケットヘッダを使用してPLCパケットを送信したことを決定できる。従って、処理ユニット124は、G.HN処理技法に従ってPLCパケットを処理できる。さらに、いくつかの実装形態では、動作モード構成ユニット122は、受信されたPLCパケットを分析して、送信側の電力線デバイスがG.HNデバイス112であるか、HomePlugデバイス114であるかを決定できることに留意されたい。HomePlugデバイス114がPLCパケットを送信したことが決定された場合、動作モード構成ユニット122は、処理ユニット124のHomePlug処理ユニット(図示せず)に、受信されたPLCパケットを処理するよう指示できる。あるいは、G.HNデバイス112がPLCパケットを送信したことが決定された場合、動作モード構成ユニット1022は、処理ユニット124のG.HN処理ユニット(図示せず)に、受信されたPLCパケットを処理するよう指示できる。
実施形態は、完全にハードウェア実施形態、完全にソフトウェア実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)、または本明細書ではすべて一般に「回路」、「モジュール」または「システム」と呼ばれ得るソフトウェア態様とハードウェア態様とを結合する一実施形態の形態をとることができる。さらに、本発明の主題の実施形態は、媒体にコンピュータ使用可能プログラムコードを組み込む表現の任意の有形の媒体に組み込まれるコンピュータプログラム製品の形態をとることができる。説明した実施形態は、すべての想到できる変形がここに列挙されているわけではないので、現在記載されているかどうかにかかわらず、実施形態に従ってプロセスを行うために、コンピュータシステム(または他の電子デバイス)をプログラムするために使用され得る命令を記憶する機械可読媒体を含み得る、コンピュータプログラム製品またはソフトウェアとして提供できる。機械可読媒体は、機械(例えば、コンピュータ)によって読取り可能な形態(例えば、ソフトウェア、処理アプリケーション)で情報を記憶または送信するための任意の機構を含む。機械可読媒体は、非一時的機械可読記憶媒体、または一時的な機械可読信号媒体とすることができる。機械可読記憶媒体は、例えば、限定はしないが、磁気記憶媒体(例えば、フロッピー(登録商標)ディスケット)、光学記憶媒体(例えば、CD−ROM)、光磁気記憶媒体、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、消去可能プログラマブルメモリ(例えば、EPROMおよびEEPROM)、フラッシュメモリ、または電子命令を記憶することに適した他のタイプの有形の媒体を含み得る。機械可読信号媒体は、例えば、電気、光学、音響、または他の形態の伝搬された信号(例えば、搬送波、赤外線信号、デジタル信号など)など、コンピュータ可読プログラムコードが組み込まれた伝搬されたデータ信号を含み得る。機械可読媒体上で実施されるプログラムコードは、限定はしないが、有線、ワイヤレス、光学ファイバーケーブル、RF、または他の通信媒体など、任意の適切な媒体を使用して送信できる。
実施形態の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、オブジェクト指向プログラミング言語、例えばJava(登録商標)、Smalltalk、C++など、および従来の手続き型プログラミング言語、例えば「C」プログラミング言語または類似のプログラミング言語を含めて、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組合せで書くことができる。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータにおいて、部分的にユーザのコンピュータにおいて、スタンドアロンのソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザのコンピュータにおいて、および部分的にリモートコンピュータにおいて、または完全にリモートコンピュータまたはサーバにおいて実行できる。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、または広域ネットワーク(WAN)を含む、任意のタイプのネットワークを介してユーザのコンピュータに接続され得る、または、接続が(例えば、インターネットサービスプロバイダーを使用してインターネットを介して)外部コンピュータに行われ得る。
図10は、電力線通信デバイス間の共存を維持するための機構を含む電子デバイスの一実施形態のブロック図である。いくつかの実装形態では、電子デバイス1000は、パーソナルコンピュータ(PC)、ラップトップ、ネットブック、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、スマート機器、または有線のネットワーク(例えば、電力線ネットワークまたはイーサネット(登録商標)ネットワーク)またはワイヤレス通信ネットワーク(例えば、WLAN)を介して通信するように構成された他の電子システムとすることができる。電子デバイス1000は、プロセッサユニット1002(場合によっては、複数のプロセッサ、複数のコア、複数のノードを含む、および/またはマルチスレッドを実装するなど)を含む。電子デバイス1000は、メモリユニット1006を含む。メモリユニット1006は、システムメモリ(例えば、1つまたは複数のキャッシュ、SRAM、DRAM、ゼロキャパシタRAM、ツイントランジスタRAM、eDRAM、EDO RAM、DDR RAM、EEPROM、NRAM、RRAM(登録商標)、SONOS、PRAMなど)または機械可読媒体の上記のすでに記載した可能性がある実現のうちの任意の1つまたは複数とすることができる。電子デバイス1000は、バス1010(例えば、PCI、ISA、PCI−Express、HyperTransport(登録商標)、InfiniBand(登録商標)、NuBus、AHB、AXIなど)、および少なくとも1つの有線ネットワークインターフェース(例えば、電力線通信インターフェース)またはワイヤレスネットワークインターフェース(例えば、WLANインターフェース、Bluetooth(登録商標)インターフェース、WiMAXインターフェース、ZigBee(登録商標)Rインターフェース、ワイヤレスUSBインターフェースなど)を含むネットワークインターフェース1004も含む。
電子デバイス1000は、デュアルモードG.HNデバイス1008も含む。デュアルモードG.HNデバイス1008は、トランシーバ1020と、動作モード構成ユニット1022と、処理ユニット1024とを備える。処理ユニット1024は、パケット生成ユニット1026とチャネルアクセスユニット1028とを備える。デュアルモードG.HNデバイス1008は、電力線ネットワークに接続されているHomePlugデバイスとG.HNデバイスとの間の互換性を可能にするための機能を実装できる。図1〜図6を参照しながら説明するように、デュアルモードG.HNデバイス1008は、(デュアルモードG.HNパケットを送信するための)適切なパケットヘッダを選択することができ、電力線ネットワークが混在環境を備えているかどうかに応じて、受信されたPLCパケットを処理できる。図7および図9Aを参照しながら説明するように、デュアルモードG.HNデバイス1008は、デュアルモードG.HNパケットを送信することについて競合し得る。図8および図9Bを参照しながら説明するように、デュアルモードG.HNデバイス1008は、PLCデバイスの1つまたは複数のクラスが通信できる時間間隔を割り振ることができる。
上記で説明した機能のうちの任意の1つが部分的に(または完全に)ハードウェアに、および/またはプロセッサユニット1002に実装され得ることに留意されたい。例えば、機能は、特定用途向け集積回路、プロセッサユニット1002に実装される論理、周辺デバイスまたはカード上のコプロセッサなどに実装され得る。さらに、実現形態は、より少ない構成要素、または図10(例えば、追加のネットワークインターフェース、周辺デバイスなど)に示されていない追加の構成要素を含むことができる。プロセッサユニット1002およびネットワークインターフェース1004は、バス1010に結合される。バス1010に結合されるものとして示されているが、メモリユニット1006は、プロセッサユニット1002に結合され得る。さらに、いくつかの実装形態では、デュアルモードG.HNデバイス1008は、個別のチップ、チップ上のシステム(SoC)、特定用途向け集積回路(ASIC)、回路板などに実装する、電子デバイス1000内(例えば、電子デバイス1000のマザーボードと結合される)に実装する、または、電子デバイス1000とは別個に実装できる(および、電子デバイス1000に外部的に結合されてもされなくてもよい)。
実施形態は様々な実装および利用に関して記載されているが、これらの実施形態は、例示的であり、本発明の主題の範囲がそれらに限定されないことを理解されよう。一般に、本明細書で説明する互換性がない電力線通信デバイスのための共存機構の技法は、任意のハードウェアシステムまたはハードウェアシステムに一致する設備によって実施できる。多くの変形、変更、追加、および改良が可能である。
複数の事例は、本明細書で単一の事例として説明する構成要素、動作または構造のために提供され得る。最後に、様々な構成要素、動作、およびデータストア間の境界はいくぶん任意であり、特定の図示する構成のコンテキストでは特定の動作が例示される。機能の他の割振りが想定され、本発明の主題の範囲内に含まれ得る。一般に、例示的な構成の別の成分として提示される構造および機能は、結合された構造または構成要素として実装できる。同様に、単一の構成要素として提示される構造および機能は、個別の構成要素として実装できる。これらおよび他の変形、変更、追加、および改良は、本発明の主題の範囲内に含まれ得る。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
デュアルモードの電力線通信デバイスで、電力線通信ネットワークが第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えているかどうかを決定することと、
前記電力線通信ネットワークが前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスと前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えていることを決定することに応答して、前記デュアルモードの電力線通信デバイスで、前記第1のクラスの電力線通信デバイスおよび前記第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある複数のパケットヘッダのうちの1つを選択することと、
前記第1のクラスの電力線通信デバイスおよび前記第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある前記複数のパケットヘッダのうちの前記選択された1つに少なくとも部分的に基づいて、前記デュアルモードの電力線通信デバイスで、送信のためのパケットを生成することと、
前記デュアルモード電力線通信デバイスから、前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信することと
を備える方法。
[C2]
前記電力線通信ネットワークが前記第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと前記第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えていないことを決定することに応答して、前記デュアルモードの電力線通信デバイスで、前記電力線通信ネットワークが前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスを備えていることを決定することと、
前記電力線通信ネットワークが前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスを備えていることを決定することに応答して、前記デュアルモードの電力線通信デバイスで、前記第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のあるパケットヘッダを選択することと、
前記第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある前記選択されたパケットヘッダに少なくとも部分的に基づいて、前記デュアルモードの電力線通信デバイスで、送信のためのパケットを生成することと
をさらに備えるC1に記載の方法。
[C3]
前記第1のクラスの電力線通信デバイスがHomePlug1.0デバイスおよびHomePlugAVデバイスの少なくとも1つまたは複数を備え、前記第2のクラスの電力線通信デバイスが1つまたは複数のG.HNデバイスを備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記第1のクラスの電力線通信デバイスおよび前記第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある前記複数のパケットヘッダのうちの前記1つを前記選択することが、前記第1のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられたバージョン、前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスが有効であるかどうか、および前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスが有効であるかどうかの少なくとも1つに基づく、C1に記載の方法。
[C5]
前記電力線通信ネットワークを介して、前記デュアルモード電力線通信デバイスで第2のパケットを受信することと、
前記デュアルモードの電力線通信デバイスで、前記第2のパケットが、前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたか、前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたかを決定することと、
前記第2のパケットが、前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたことを決定することに応答して、前記第1のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた処理動作に従って前記第2のパケットを処理することと、
前記第2のパケットが、前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたことを決定することに応答して、前記第2のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた処理動作に従って前記第2のパケットを処理することと
をさらに備えるC1に記載の方法。
[C6]
前記第2のパケットが、前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたか、前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたかを前記決定することが、
前記第2のパケットが、前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたか、前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたかを前記決定するために、前記第2のパケットに関連付けられたヘッダを読み取ることと、
前記第2のパケットが前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つによって提供されたか、それとも前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから提供されたかの指示を受信することと、
前記第2のパケットが前記第1のクラスの電力線通信デバイスのために割り振られた通信時間間隔の間に受信されたか、前記第2のクラスの電力線通信デバイスのために割り振られた通信時間間隔の間に受信されたかを決定することと
のうちの1つを備える、C5に記載の方法。
[C7]
前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスが無効であることを決定することと、
前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスが無効であることを決定することに応答して、前記デュアルモードの電力線通信デバイスを、前記第2のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた通信規格に従って動作するように構成することと
をさらに備えるC1に記載の方法。
[C8]
前記デュアルモード電力線通信デバイスで第2のパケットを受信することと、
前記第2のパケットに関連付けられたヘッダに少なくとも部分的に基づいて、前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記第2のパケットに関連付けられた送信持続時間を決定することと、
前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記第2のパケットが前記デュアルモード電力線通信デバイス向けのものであるかどうかを決定することと、
前記第2のパケットが前記デュアルモード電力線通信デバイス向けのものではないことを決定することに応答して、
前記第2のパケットに関連付けられたペイロードの受信および処理を行わないことを決定することと、
少なくとも前記第2のパケットに関連付けられた前記送信持続時間の間、前記デュアルモード電力線通信デバイスの送信を保留することと、
前記第2のパケットが前記デュアルモード電力線通信デバイス向けのものであることを決定することに応答して、
前記デュアルモード電力線通信デバイスで前記第2のパケットに関連付けられた前記ペイロードを受信し、処理することと
をさらに備えるC1に記載の方法。
[C9]
前記第2のパケットに関連付けられた前記送信持続時間が、前記第2のパケットに関連付けられた長さと、前記第2のパケットが送信される時間間隔と、前記第2のパケットが送信されるクロックサイクルの数とのうちの1つまたは複数を備える、C8に記載の方法。
[C10]
前記デュアルモード電力線通信デバイスで第2のパケットを受信することと、
前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記第2のパケットが前記デュアルモード電力線通信デバイス向けのものではないことを決定することと、
前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記第2のパケットが前記第2のパケットに関連付けられた送信持続時間の指示を備えていないことを決定することと、
前記第2のパケットが前記第2のパケットに関連付けられた前記送信持続時間の前記指示を備えていないことを決定することに応答して、所定の時間間隔の間、前記デュアルモード電力線通信デバイスの送信を保留することと
をさらに備えるC1に記載の方法。
[C11]
前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを前記送信することが、
前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記パケットに関連付けられた優先順位を決定することと、
前記電力線通信ネットワークを介して、所定の優先順位解決時間間隔の間、前記パケットに関連付けられた前記優先順位の指示を送信することと、
前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記パケットに関連付けられた前記優先順位に少なくとも部分的に基づいて前記パケットを送信するために前記電力線通信ネットワークに関連付けられた電力線媒体の制御について競合するかどうかを決定することと、
前記パケットを送信するために前記電力線通信ネットワークに関連付けられた前記電力線媒体の制御のために競合するかどうかを決定することに応答して、前記デュアルモード電力線通信デバイスで、競合解決手順を実行することと、
前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記競合解決手順が成功かどうかを決定することと、
前記競合解決手順が成功であることを決定することに応答して、前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを前記送信することと、
前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記競合解決手順が不成功であることを決定することに応答して、および前記パケットを送信するために前記電力線通信ネットワークに関連付けられた前記電力線媒体の制御について競合しないことを決定することに応答して、前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信しないことを決定することと
をさらに備えるC1に記載の方法。
[C12]
前記パケットに関連付けられた前記優先順位に少なくとも部分的に基づいて前記パケットを送信するために前記電力線通信ネットワークに関連付けられた前記電力線媒体の制御について競合するかどうかを前記決定することが、
前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記電力線通信ネットワークの別の電力線通信デバイスが、前記デュアルモード電力通信デバイスの前記パケットに関連付けられた前記優先順位よりも大きい優先順位に関連付けられた、送信すべきパケットを備えているかどうかを決定すること
を備えるC11に記載の方法。
[C13]
前記電力線通信ネットワークが、前記第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えていることを決定することに応答して、
前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記通信のみのために割り振られた通信時間間隔、ならびに前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記通信および前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記通信のために割り振られたハイブリッド通信時間間隔を決定することと、
前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスおよび前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスに、前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記通信のみのために割り振られた前記通信時間間隔および前記ハイブリッド通信時間間隔の指示を送信することと
をさらに備えるC1に記載の方法。
[C14]
前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記通信のみのために割り振られる前記通信時間間隔、および前記ハイブリッド通信時間間隔を前記決定することが、前記電力線通信ネットワークにおける前記第1のクラスの電力線通信デバイスの電力線通信デバイスの数と、前記電力線通信ネットワークにおける前記第2のクラスの電力線通信デバイスの電力線通信デバイスの数と、前記第1のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられたトラフィック負荷と、前記第2のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられたトラフィック負荷と、前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記通信に関連付けられた優先順位と、前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記通信に関連付けられた優先順位と、前記第1のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた帯域幅要件と、前記第2のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた帯域幅要件とのうちの1つまたは複数に基づく、C13に記載の方法。
[C15]
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたネットワークインターフェースと、
前記プロセッサと前記ネットワークインターフェースとに結合されたデュアルモード通信ユニットとを備え、前記デュアルモード通信ユニットが、
電力線通信ネットワークが第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えているかどうかを決定し、
前記電力線通信ネットワークが前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスと前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えていることを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、前記第1のクラスの電力線通信デバイスおよび前記第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある複数のパケットヘッダのうちの1つを選択し、
前記第1のクラスの電力線通信デバイスおよび前記第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある前記複数のパケットヘッダのうちの前記選択された1つに少なくとも部分的に基づいて、送信のためのパケットを生成し、
前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信する
ように動作可能である、
通信ネットワークデバイス。
[C16]
前記デュアルモード通信ユニットが、
前記電力線通信ネットワークが前記第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと前記第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えていないことを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、前記電力線通信ネットワークが前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスを備えていることを決定し、
前記電力線通信ネットワークが前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスを備えていることを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、前記第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のあるパケットヘッダを選択し、
前記第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある前記選択されたパケットヘッダに少なくとも部分的に基づいて、送信のためのパケットを生成する
ようにさらに動作可能である、C15に記載の通信ネットワークデバイス。
[C17]
前記第1のクラスの電力線通信デバイスがHomePlug1.0デバイスおよびHomePlugAVデバイスの少なくとも1つまたは複数を備え、前記第2のクラスの電力線通信デバイスが1つまたは複数のG.HNデバイスを備える、C15に記載の通信ネットワークデバイス。
[C18]
前記第1のクラスの電力線通信デバイスおよび前記第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある前記複数のパケットヘッダのうちの1つを選択するように動作可能な前記デュアルモード通信ユニットが、前記第1のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられたバージョン、前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスが有効であるかどうか、および前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスが有効であるかどうかの少なくとも1つに基づく、C15に記載の通信ネットワークデバイス。
[C19]
前記デュアルモード通信ユニットが、
前記電力線通信ネットワークを介して第2のパケットを受信し、
前記第2のパケットが前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたか、前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたかを決定し、
前記第2のパケットが、前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたことを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、前記第1のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた処理動作に従って前記第2のパケットを処理し、
前記第2のパケットが、前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスのうちの1つから受信されたことを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、前記第2のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた処理動作に従って前記第2のパケットを処理する
ようにさらに動作可能である、C15に記載の通信ネットワークデバイス。
[C20]
前記デュアルモード通信ユニットが、
前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスが無効であることを決定し、
前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスが無効であることを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、前記電力線通信デバイスを、前記第2のクラスの電力線通信デバイスに関連付けられた通信規格に従って動作するように構成する
ようにさらに動作可能である、C15に記載の通信ネットワークデバイス。
[C21]
前記デュアルモード通信ユニットが、
前記電力線通信ネットワークを介して第2のパケットを受信し、
前記第2のパケットに関連付けられたヘッダに少なくとも部分的に基づいて、前記第2のパケットに関連付けられた送信持続時間を決定し、
前記第2のパケットが前記通信ネットワークデバイス向けのものであるかどうかを決定し、
前記第2のパケットが前記通信ネットワークデバイス向けのものではないことを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、
前記第2のパケットに関連付けられたペイロードの受信および処理を行わないことを決定し、
少なくとも前記第2のパケットに関連付けられた前記送信持続時間の間、前記通信ネットワークデバイスの送信を保留し、
前記第2のパケットが前記通信ネットワークデバイス向けのものであることを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、
前記第2のパケットに関連付けられた前記ペイロードを受信し、処理する
ようにさらに動作可能である、C15に記載の通信ネットワークデバイス。
[C22]
前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信するように動作可能な前記デュアルモード通信ユニットが、
前記パケットに関連付けられた優先順位を決定し、
前記電力線通信ネットワークを介して、所定の優先順位解決時間間隔の間、前記パケットに関連付けられた前記優先順位の指示を送信し、
前記パケットに関連付けられた前記優先順位に少なくとも部分的に基づいて前記パケットを送信するために前記電力線通信ネットワークに関連付けられた電力線媒体の制御について競合するかどうかを決定し、
前記パケットを送信するために前記電力線通信ネットワークに関連付けられた前記電力線媒体の制御について競合することを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、競合解決手順を実行し、
前記競合解決手順が成功であるかどうかを決定し、
前記競合解決手順が成功であることを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信し、
前記競合解決手順が不成功であることを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、および前記パケットを送信するために前記電力線通信ネットワークに関連付けられた前記電力線媒体の制御について競合しないことを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信しないことを決定する
ように動作可能な前記デュアルモード通信ユニットをさらに備える、C15に記載の通信ネットワークデバイス。
[C23]
1つまたは複数のプロセッサユニットによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサユニットに、
デュアルモードの電力線通信デバイスで、電力線通信ネットワークが第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えているかどうかを決定することと、
前記電力線通信ネットワークが前記第1のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスと前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えていることを決定することに応答して、前記第1のクラスの電力線通信デバイスおよび前記第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある複数のパケットヘッダのうちの1つを選択することと、
前記第1のクラスの電力線通信デバイスおよび前記第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある前記複数のパケットヘッダのうちの前記選択された1つに少なくとも部分的に基づいて、送信のためのパケットを生成することと、
前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信することと
を備える動作を行わせる命令を記憶した1つまたは複数の機械可読記憶媒体。
[C24]
前記動作が、
前記電力線通信ネットワークが前記第1のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスと前記第2のクラスの電力線通信デバイスの1つまたは複数の電力線通信デバイスとの組合せを備えていないことを決定することに応答して、前記電力線通信ネットワークが前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスを備えていることを決定することと、
前記電力線通信ネットワークが前記第2のクラスの電力線通信デバイスの前記1つまたは複数の電力線通信デバイスを備えていることを決定する前記動作に応答して、前記第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のあるパケットヘッダを選択することと、
前記第2のクラスの電力線通信デバイスと互換性のある前記選択されたパケットヘッダに少なくとも部分的に基づいて、送信のためのパケットを生成することと
をさらに備える、C23に記載の機械可読記憶媒体。
[C25]
前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信する前記動作が、
前記パケットに関連付けられた優先順位を決定することと、
所定の優先順位解決時間間隔の間、前記パケットに関連付けられた前記優先順位の指示を送信することと、
前記パケットに関連付けられた前記優先順位に少なくとも部分的に基づいて前記パケットを送信するために前記電力線通信ネットワークに関連付けられた電力線媒体の制御について競合するかどうかを決定することと、
前記パケットを送信するために前記電力線通信ネットワークに関連付けられた前記電力線媒体の制御について競合することを決定することに応答して、競合解決手順を実行することと、
前記競合解決手順が成功であるかどうかを決定することと、
前記競合解決手順が成功であることを決定することに応答して、前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信することと、
前記競合解決手順が不成功であることを決定することに応答して、および前記パケットを送信するために前記電力線通信ネットワークに関連付けられた前記電力線媒体の制御について競合しないことを決定することに応答して、前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信しないことを決定することと
をさらに備える、C23に記載の機械可読記憶媒体。

Claims (25)

  1. デュアルモード電力線通信デバイスで、電力線通信ネットワークが第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちのつの電力線通信デバイスと第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちのつの電力線通信デバイスとを含む複数の電力線デバイスクラスの組合せを備えているかどうかを決定することと、
    前記電力線通信ネットワークが、複数の電力線デバイスクラス前記組合せを備えていることを決定することに応答して、
    前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスおよび前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスと互換性のあるパケットヘッダを選択することであって前記選択されたパケットヘッダは、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスと互換性のある第1のヘッダを含む第1の部分および前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスと互換性のある第2のヘッダを含む第2の部分を含む、選択することと、
    記デュアルモード電力線通信デバイスで、送信のためのパケットを前記選択されたパケットヘッダに基づいて生成することと、
    電力線媒体の制御について競合すると決定することに応答して、前記デュアルモード電力線通信デバイスで、競合解決手順を実行することと、
    前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記競合解決手順が成功かどうかを決定することと、
    前記競合解決手順が成功であると決定することに応答して、前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信することと、
    前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記競合解決手順が不成功であると決定することに応答して、前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信しないことを決定することと
    を備える動作を行うことと
    を備える方法。
  2. 前記電力線通信ネットワークが、複数の電力線デバイスクラスの前記組合せを備えていないことを決定することに応答して、前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記電力線通信ネットワークが前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスを備えていることを決定することと、
    前記電力線通信ネットワークが前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスを備えていることを決定することに応答して、
    前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスと互換性のあるパケットヘッダを選択することと、
    前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスと互換性のある前記選択されたパケットヘッダに基づいて、前記デュアルモード電力線通信デバイスで、送信のための第2のパケットを生成することと
    を備える処理を行うことと、
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスがHomePlug1.0デバイスおよびHomePlugAVデバイスのうちの1つまたは複数を備え、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスが1つのG.HNデバイスを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記パケットヘッダを前記選択することが、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスに関連付けられたバージョン、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスが有効であるかどうか、および前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスが有効であるかどうかの少なくとも1つに基づく、請求項1に記載の方法。
  5. 前記電力線通信ネットワークを介して、前記デュアルモード電力線通信デバイスで第2のパケットを受信することと、
    前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記第2のパケットが、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスから受信されたか、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスから受信されたかを決定することと、
    前記第2のパケットが、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスから受信されたことを決定することに応答して、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスに関連付けられた処理動作に従って前記第2のパケットを処理することと、
    前記第2のパケットが、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスから受信されたことを決定することに応答して、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスに関連付けられた処理動作に従って前記第2のパケットを処理することと
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記第2のパケットが、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスから受信されたか、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスから受信されたかを前記決定することが、
    前記第2のパケットが、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスから受信されたか、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスから受信されたかを前記決定するために、前記第2のパケットに関連付けられたヘッダを読み取ることと、
    前記第2のパケットが前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスによって提供されたか、それとも前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスから提供されたかの指示を受信することと、
    前記第2のパケットが前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのために割り振られた通信時間間隔の間に受信されたか、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのために割り振られた通信時間間隔の間に受信されたかを決定することと
    のうちの1つを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスが無効であることを決定することと、
    前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスが無効であることを決定することに応答して、前記デュアルモード電力線通信デバイスを、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスに関連付けられた通信規格に従って動作するように構成することと
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  8. 前記デュアルモード電力線通信デバイスで第2のパケットを受信することと、
    前記第2のパケットに関連付けられたヘッダに基づいて、前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記第2のパケットに関連付けられた送信持続時間を決定することと、
    前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記第2のパケットが前記デュアルモード電力線通信デバイス向けのものであるかどうかを決定することと、
    前記第2のパケットが前記デュアルモード電力線通信デバイス向けのものではないことを決定することに応答して、
    前記第2のパケットに関連付けられたペイロードの受信および処理を行わないことを決定することと、
    少なくとも前記第2のパケットに関連付けられた前記送信持続時間の間、前記デュアルモード電力線通信デバイスの送信を保留することと、
    前記第2のパケットが前記デュアルモード電力線通信デバイス向けのものであることを決定することに応答して、
    前記デュアルモード電力線通信デバイスで前記第2のパケットに関連付けられた前記ペイロードを受信し、処理することと
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2のパケットに関連付けられた前記送信持続時間が、前記第2のパケットに関連付けられた長さと、前記第2のパケットが送信される時間間隔と、前記第2のパケットが送信されるクロックサイクルの数とのうちの1つまたは複数を備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記デュアルモード電力線通信デバイスで第2のパケットを受信することと、
    前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記第2のパケットが前記デュアルモード電力線通信デバイス向けのものではないことを決定することと、
    前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記第2のパケットが前記第2のパケットに関連付けられた送信持続時間の指示を備えていないことを決定することと、
    前記第2のパケットが前記第2のパケットに関連付けられた前記送信持続時間の前記指示を備えていないことを決定することに応答して、所定の時間間隔の間、前記デュアルモード電力線通信デバイスの送信を保留することと
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  11. 前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを前記送信することが、
    前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記パケットに関連付けられた優先順位を決定することと、
    前記電力線通信ネットワークを介して、所定の優先順位解決時間間隔の間、前記パケットに関連付けられた前記優先順位の指示を送信することと、
    前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記パケットに関連付けられた前記優先順位に基づいて前記パケットを送信するために前記電力線通信ネットワークに関連付けられた前記電力線媒体の制御について競合するかどうかを決定することと
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  12. 記電力線媒体の制御について競合するかどうかを前記決定することが、
    前記デュアルモード電力線通信デバイスで、前記電力線通信ネットワークの別の電力線通信デバイスが、前記デュアルモード電力通信デバイスの前記パケットに関連付けられた前記優先順位よりも大きい優先順位に関連付けられた、送信すべきパケットを備えているかどうかを決定すること
    を備える請求項11に記載の方法。
  13. 前記電力線通信ネットワークが、複数の電力線デバイスクラスの前記組合せを備えていることを決定することに応答して、前記方法は、
    前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスの通信のみのために割り振られた通信時間間隔、ならびに前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスの通信および前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスの前記通信のために割り振られたハイブリッド通信時間間隔を決定することと、
    前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスおよび前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスの前記1つの電力線通信デバイスに、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスの前記通信のみのために割り振られた前記通信時間間隔および前記ハイブリッド通信時間間隔の指示を送信することと
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  14. 前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスの前記通信のみのために割り振られる前記通信時間間隔、および前記ハイブリッド通信時間間隔を前記決定することが、前記電力線通信ネットワークにおける前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスの電力線通信デバイスの数と、前記電力線通信ネットワークにおける前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスの電力線通信デバイスの数と、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスに関連付けられたトラフィック負荷と、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスに関連付けられたトラフィック負荷と、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスの前記通信に関連付けられた優先順位と、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスの前記通信に関連付けられた優先順位と、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスに関連付けられた帯域幅要件と、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスに関連付けられた帯域幅要件とのうちの1つまたは複数に基づく、請求項13に記載の方法。
  15. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合されたネットワークインターフェースと、
    前記プロセッサと前記ネットワークインターフェースとに結合されたデュアルモード通信ユニットとを備え、前記デュアルモード通信ユニットが、
    電力線通信ネットワークが第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちのつの電力線通信デバイスと第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちのつの電力線通信デバイスとを含む複数の電力線デバイスクラスの組合せを備えているかどうかを決定し、
    前記電力線通信ネットワークが複数の電力線デバイスクラスの前記組合せを備えていることを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスおよび前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスと互換性のあるパケットヘッダを選択することとであって前記選択されたパケットヘッダは、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスと互換性のある第1のヘッダを含む第1の部分および前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスと互換性のある第2のヘッダを含む第2の部分を含む、選択することと、
    前記選択されたパケットヘッダに基づいて、送信のためのパケットを生成することと
    電力線媒体の制御について競合すると決定することに応答して、競合解決手順を実行することと、
    前記競合解決手順が成功かどうかを決定することと、
    前記競合解決手順が成功であると決定することに応答して、前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信することと、
    前記競合解決手順が不成功であると決定することに応答して、前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信しないことを決定することと
    を備える動作を行う
    ように動作可能である、
    通信ネットワークデバイス。
  16. 前記デュアルモード通信ユニットが、
    前記電力線通信ネットワークが、複数の電力線デバイスクラスの前記組合せを備えていないことを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、
    前記電力線通信ネットワークが前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスを備えていることを決定し、
    前記電力線通信ネットワークが前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスを備えていることを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスと互換性のあるパケットヘッダを選択することと
    前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスと互換性のある前記選択されたパケットヘッダに基づいて、送信のための第2のパケットを生成することと
    を備える動作を行う
    ようにさらに動作可能である、請求項15に記載の通信ネットワークデバイス。
  17. 前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスがHomePlug1.0デバイスおよびHomePlugAVデバイスのうちの1つまたは複数を備え、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスが1つのG.HNデバイスを備える、請求項15に記載の通信ネットワークデバイス。
  18. 記デュアルモード通信ユニットが、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスに関連付けられたバージョン、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスが有効であるかどうか、および前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスが有効であるかどうかの少なくとも1つに基づいて前記パケットヘッダを選択するように動作可能である、請求項15に記載の通信ネットワークデバイス。
  19. 前記デュアルモード通信ユニットが、
    前記電力線通信ネットワークを介して第2のパケットを受信し、
    前記第2のパケットが前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスから受信されたか、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスから受信されたかを決定し、
    前記第2のパケットが、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスから受信されたことを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスに関連付けられた処理動作に従って前記第2のパケットを処理し、
    前記第2のパケットが、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスから受信されたことを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスに関連付けられた処理動作に従って前記第2のパケットを処理する
    ようにさらに動作可能である、請求項15に記載の通信ネットワークデバイス。
  20. 前記デュアルモード通信ユニットが、
    前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスが無効であることを決定し、
    前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスが無効であることを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、前記通信ネットワークデバイスを、前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスに関連付けられた通信規格に従って動作するように構成する
    ようにさらに動作可能である、請求項15に記載の通信ネットワークデバイス。
  21. 前記デュアルモード通信ユニットが、
    前記電力線通信ネットワークを介して第2のパケットを受信し、
    前記第2のパケットに関連付けられたヘッダに基づいて、前記第2のパケットに関連付けられた送信持続時間を決定し、
    前記第2のパケットが前記通信ネットワークデバイス向けのものであるかどうかを決定し、
    前記第2のパケットが前記通信ネットワークデバイス向けのものではないことを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、
    前記第2のパケットに関連付けられたペイロードの受信および処理を行わないことを決定し、
    少なくとも前記第2のパケットに関連付けられた前記送信持続時間の間、前記通信ネットワークデバイスの送信を保留し、
    前記第2のパケットが前記通信ネットワークデバイス向けのものであることを前記デュアルモード通信ユニットが決定することに応答して、
    前記第2のパケットに関連付けられた前記ペイロードを受信し、処理する
    ようにさらに動作可能である、請求項15に記載の通信ネットワークデバイス。
  22. 前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信するように動作可能な前記デュアルモード通信ユニットが、
    前記パケットに関連付けられた優先順位を決定し、
    前記電力線通信ネットワークを介して、所定の優先順位解決時間間隔の間、前記パケットに関連付けられた前記優先順位の指示を送信し、
    前記パケットに関連付けられた前記優先順位に基づいて前記パケットを送信するために前記電力線通信ネットワークに関連付けられた前記電力線媒体の制御について競合するかどうかを決定する
    ように動作可能な前記デュアルモード通信ユニットをさらに備える、請求項15に記載の通信ネットワークデバイス。
  23. 1つまたは複数のプロセッサユニットによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサユニットに、
    デュアルモード電力線通信デバイスで、電力線通信ネットワークが第1のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちのつの電力線通信デバイスと第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちのつの電力線通信デバイスとを含む複数の電力線デバイスクラスの組合せを備えているかどうかを決定することと、
    前記電力線通信ネットワークが、複数の電力線デバイスクラスの前記組合せを備えていることを決定することに応答して、
    前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスおよび前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスと互換性のあるパケットヘッダを選択することであって前記選択されたパケットヘッダは、前記第1のクラスの複数の電力線通信デバイスと互換性のある第1のヘッダを含む第1の部分および前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスと互換性のある第2のヘッダを含む第2の部分を含む、
    前記選択されたパケットヘッダに基づいて、送信のためのパケットを生成することと、
    電力線媒体の制御について競合すると決定することに応答して、前記デュアルモード電力線通信デバイスで、競合解決手順を実行することと、
    前記競合解決手順が成功かどうかを、前記デュアルモード電力線通信デバイスで決定することと、
    前記競合解決手順が成功であると決定することに応答して、前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信することと、
    前記競合解決手順が不成功であると決定することに応答して、前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信しないことを、前記デュアルモード電力線通信デバイスで決定することと
    を備える動作を行うことと
    を備える動作を行わせる命令を記憶した1つまたは複数の機械可読記憶媒体。
  24. 前記動作が、
    前記電力線通信ネットワークが複数の電力線デバイスクラス前記組合せを備えていないことを決定することに応答して、前記電力線通信ネットワークが前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスを備えていることを決定することと、
    前記電力線通信ネットワークが前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスのうちの前記1つの電力線通信デバイスを備えていることを決定する前記動作に応答して、
    前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスと互換性のあるパケットヘッダを選択することと、
    前記第2のクラスの複数の電力線通信デバイスと互換性のある前記選択されたパケットヘッダに基づいて、送信のための第2のパケットを生成することと
    を備える動作を行うことと
    をさらに備える、請求項23に記載の機械可読記憶媒体。
  25. 前記電力線通信ネットワークを介して前記パケットを送信する前記動作が、
    前記パケットに関連付けられた優先順位を決定することと、
    所定の優先順位解決時間間隔の間、前記パケットに関連付けられた前記優先順位の指示を送信することと、
    前記パケットに関連付けられた前記優先順位に基づいて前記パケットを送信するために前記電力線通信ネットワークに関連付けられた電力線媒体の制御について競合するかどうかを決定すること
    をさらに備える、請求項23に記載の機械可読記憶媒体。
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