JP5731000B2 - 差分バックアップからのデータベースの個別復元を実行する方法及びシステム - Google Patents

差分バックアップからのデータベースの個別復元を実行する方法及びシステム Download PDF

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Description

本発明は、一般に、データベースのバックアップに関し、且つ、更に詳しくは、差分バックアップからのデータベースの個別復元の実行に関する。
データベースのバックアップ及びリカバリは、企業のデータベースの成長とそのオンライン可用性に対する需要の増大に伴って、バックアップ及びリカバリ動作に利用可能な時間が制限されることにより、益々困難になっている難しいプロセスである。Microsoft(登録商標) SQL(Structured Query Language)データベースなどのデータベースは、しばしば、データベースのためのすべてのテーブル、レコード、及びインデックス付け情報を収容する単一のモノリシックなデータベースファイルとしてバックアップされている。しかしながら、データベース全体のバックアップは、大量のストレージメモリ、処理サイクル、及びネットワーク帯域幅を消費することになろう。
データベースの全体をバックアップする代わりに、差分バックアップを実行することにより、データベースのダウンタイムと、ネットワーク上において送信されると共にバックアップストレージ媒体内に保存されるデータ量と、を低減してもよい。差分バックアップを実行する前に、少なくとも一度だけ、データベースのフルバックアップを実行する。フルバックアップの後の後続のバックアップは、差分バックアップであってよい。差分バックアップは、最後のフルバックアップ以降にデータベースに対して実行された変更のみを含むものであってよい。データベースは、しばしば、規則的なスケジュールによってバックアップされ、且つ、連続的なバックアップの間において変化するのは、通常、データベース内の少量のデータのみであるため、これは、データベースをバックアップするための効率的な方法である。
データベースのバックアップが保存されたら、ユーザーは、必要に応じて、データベース又はデータベースの1つ又は複数の項目の復元を所望することになろう。ユーザーがデータベース全体の復元を必要としている場合には、データベースをホスティングしているサーバーにデータベースの全体を復元してもよい。但し、ユーザーが、データベースへのいくつかのオブジェクトの復元のみを所望している際にも、個別復元を実現する適切なメカニズムが存在していなければ、データベース全体を復元することが必要となろう。
差分バックアップを実行した後には、バックアップストレージ媒体内に保存されているデータは、差分バックアップと最後のフルバックアップに分割されることになり、従って、個別復元を実行する際にこれらの2つのバックアップのうちのいずれからデータを引き出すべきであるのかに関する判定は、低速且つ非効率的なプロセスになる可能性がある。現在使用されている1つの技法は、フルバックアップの全体を復元した後に差分バックアップから変更を再現するステップを必要としている。データベースのうちのいくつかの項目の復元しか必要としていない際には、これは、非効率的且つ低速の技法である。
以上の状況に鑑み、差分バックアップからデータベース項目の個別復元を実行するための改善された方法及びメカニズムが望ましい。
データベースの差分バックアップからデータベースの個別復元動作を実行するための方法及びメカニズムの様々な実施形態が想定される。一実施形態においては、データベースの差分バックアップを実行する際に、ビットマスクを生成すると共に差分バックアップファイルと共に保存してもよい。ユーザーが個別復元動作を要求した際には、差分バックアップファイルをフルバックアップファイルと論理的にマージすることにより、特定の時点において存在していたデータベースをユーザーに対して提示してもよい。次いで、ユーザーは、データベースに復元するためのオブジェクトをユーザーインターフェイスから選択してもよい。ビットマスクをメモリ内に読み込むと共に読み取ることにより、選択された項目が存在している場所、即ち、差分バックアップファイル内であるのか、或いは、フルバックアップファイル内であるのか、を判定してもよい。次いで、項目を正しい場所から取得すると共にデータベースに復元してもよい。
これらの及びその他の特徴及び利点については、本明細書に提示されている方法に関する以下の詳細な説明に鑑み、当業者に明らかとなろう。
方法及びメカニズムの上述の及び更なる利点については、添付図面との関連において以下の説明を参照することにより、更に十分に理解することができよう。
1つ又は複数の実施形態によるネットワークアーキテクチャを示す図である。 データベースアーカイブシステムの一実施形態を示す。 フルバックアップファイル、ビットマスク、及び差分バックアップファイルの一実施形態を示す。 データベースアーカイブのリストから選択するためのユーザーインターフェイスの一実施形態を示す。 復元対象の特定のレコード又はオブジェクトを選択するためのユーザーインターフェイスの一実施形態を示す。 複数のオブジェクトをデータベースに復元するための方法の一実施形態を示す一般化されたフローチャートである。 差分バックアップを実行するための方法の一実施形態を示す一般化されたフローチャートである。
以下の説明においては、本明細書において提示されている方法及びメカニズムについて十分に理解することができるように、多数の特定の詳細事項について記述している。しかしながら、当業者は、これらの特定の詳細事項を伴うことなしに、様々な実施形態を実施してもよいことを認識するであろう。いくつかの状況においては、周知の構造、コンポーネント、信号、コンピュータプログラム命令、及び技法については、本明細書に記述されている方法を曖昧にすることを避けるべく、詳細に示してはいない。図示の簡便性及び明瞭性を目的として、図面に示されている要素は、必ずしも、正確な縮尺で描かれてはいないことを理解されたい。例えば、要素のうちのいくつかの要素の寸法は、その他の要素との関係において誇張されている場合がある。
図1を参照すれば、ネットワークアーキテクチャ100の一実施形態が示されている。メディアサーバー150は、ネットワーク110を通じて、クライアントコンピュータシステム120、クライアントコンピュータシステム135、及びデータベースサーバー125に接続されている。メディアサーバー150は、少なくとも1つのプロセッサ又は中央処理装置と、その他のシステムハードウェアと、ソフトウェアアプリケーションを保存するためのストレージ媒体と、を含んでもよい。又、メディアサーバー150は、オペレーティングシステムを含んでもよく、且つ、オペレーティングシステムは、MS−DOS(登録商標)、MS−WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、Linux(登録商標)、Solaris(登録商標)、又はその他の既知のオペレーティングシステムを含む様々なタイプのうちのいずれかであってよい。オペレーティングシステムは、システムハードウェアとソフトウェアアプリケーションの間のインターフェイスとして機能してもよい。
メディアサーバー150は、1つ又は複数のソフトウェアアプリケーションをホスティングすることにより、データベース130及び140のバックアップを実行すると共にその動作を復元してもよい。メディアサーバー150は、データベース130及び140のバックアップをバックアップストレージ装置155内に保存してもよい。データベース130及び140のバックアップは、フルバックアップ及び/又は差分バックアップであってよい。データベースの差分バックアップは、最後のフルバックアップ以降においてデータベースに対して実施された変更のすべてを収容してもよい。又、増分バックアップ、トランザクションログ、及びその他のものを含むその他のタイプのデータベース130及び140のバックアップをバックアップストレージ装置155内に保存してもよい。又、メディアサーバー150は、個別復元動作(granular restore operation)を実行し、データオブジェクトをバックアップストレージ装置155からデータベース130及び140に復元してもよい。
バックアップストレージ装置155は、1つ又は複数のハードディスク、テープドライブ、サーバーブレード、又は専用の装置から構成されるいくつかの様々なストレージを含むか又はこれらに対して更に結合されてもよく、且つ、RAM、フラッシュRAM、MEMS(Micro Electro Mechanical System)ストレージ、電池バックアップ型のRAM、及び/又は不揮発性RAM(NVRAM))などの様々なメモリ装置を含んでもよい。この代わりに、別の実施形態においては、メディアサーバー150は、別のストレージ媒体、別のコンピュータシステム、又はネットワーク110を介して接続された別のサーバー(図示されてはいない)などの別の装置上にバックアップを保存してもよい。
ネットワーク110は、EthernetネットワークなどのLAN(local area network)、FDDI(Fiber Distributed Data Interface)ネットワーク、トークンリングネットワーク、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers) 802.11規格(Wi−Fi)に基づいたWLAN(wireless local area network)、インターネットなどのWAN(wide area network)、セルラーデータネットワーク、及びその他のデータ通信ネットワークの組合せを含む様々なネットワーク接続を有してもよい。
ネットワークアーキテクチャ100の様々な実施形態においては、クライアントコンピュータシステム120及び135は、サーバー、デスクトップPC、ラップトップ、ハンドヘルドコンピュータ、スマートフォンなどの任意の数の固定又は移動可能なコンピュータを表している。クライアント120及び135は、少なくとも単一のプロセッサ又は中央処理装置と、その他のシステムハードウェアと、ソフトウェアアプリケーションを保存するためのストレージ媒体と、を含んでもよい。いくつかの実施形態においては、クライアント120及び135は、上記にて列挙した様々なタイプのオペレーティングシステムを含んでもよい。オペレーティングシステムは、システムハードウェアとソフトウェアアプリケーションの間のインターフェイスとして機能してもよい。
クライアント120及び/又はクライアント135は、イントラネットポータルアプリケーションをホスティングしてもよい。イントラネットポータルアプリケーションは、複数のシステムユーザー用のウェブサイトを構成する複数のウェブページ及び電子文書を管理及び維持するように動作可能であってもよい。ウェブサイトデータは、データベース130及び/又はデータベース140内に保存してもよい。一実施形態においては、イントラネットポータルアプリケーションは、Microsoft(登録商標) SharePoint(登録商標) Server又は類似のエンタープライズ情報ポータルプログラムであってもよい。別の実施形態においては、イントラネットポータルアプリケーションは、その他のウェブサイト開発ソフトウェアを有してもよい。バックアップストレージ装置155上にウェブサイトのコピーを保存するイントラネットポータルアプリケーションのためのデータベースのバックアップを実行してもよい。ウェブサイト情報は、テーブル、レコード、項目のリスト、対応するグローバルに一意の識別子、及びサイト内のウェブページの画面をユーザーに対して提示するために使用されるその他のデータを含んでもよい。
又、イントラネットポータルアプリケーションは、リスト、項目、及びレコードを保存するためのカプセル化されたバージョンのデータベースを含んでもよい。一実施形態においては、イントラネットポータルアプリケーションは、データベースの「ユーザー」になるように構成してもよい。別の実施形態においては、Microsoft(登録商標) SQLサーバー、MicroSoft Sharepointサーバー、又はその他のデータベースサーバーシステムによってデータベースを実施している。1つ又は複数のその他のクライアントコンピュータをネットワークを介してクライアント120又はクライアント135に結合することにより、これらのクライアントシステムが中心に1つ又は複数のウェブページを介してイントラネットポータルアプリケーションにアクセスできるようにしてもよく、これには、データベースに対するアクセスも含まれることに更に留意されたい。
データベース130及び140は、ネットワーク110に接続された任意の数及びタイプのデータベースを表してもよい。データベースサーバー125は、データベース130に結合されており、且つ、データベース130には、データベースサーバー125を介してアクセスしてもよい。クライアントコンピュータシステム135は、データベース140に結合されており、且つ、データベース140には、クライアント135を通じてアクセスしてもよい。データベース130及び140は、データベースプログラム及び/又はその内部に実装された1つ又は複数の実際のデータベースの両方を表してもよい。データベースプログラムとは、実行可能なコマンド、ユーザーインターフェイス、及びデータベースを動作させるためのその他のプログラムコードを意味している。含まれているデータベースは、複数のデータレコードに対して働き掛けるように構成された様々なテーブル、インデックス、関係、問合せ、保存された手順、ファイルシステム、セキュリティ層、ネットワークインターフェイスなどを更に有してもよい。
データベース130及び140がリレーショナルデータベースである一実施形態においては、レコードをテーブル(行及び列構成)として構成してもよい。本明細書において使用されている「レコード」という用語は、データベース内のエンティティを意味している。関連するレコードの集合体を集合的にデータベース内の「テーブル」として記述してもよい。レコードは、1つ又は複数のフィールドから構成してもよく、これらのフィールドは、その他のテーブル内のその他のレコードに対するインデックス(又は、キー)として機能してもよい。例えば、文書管理データベース内においては、文書テーブル内のそれぞれのレコードは、データベース内に保存されている文書を表してもよい。一実施形態においては、文書をレコード自体のフィールド内に保存してもよい。いくつかの実施形態においては、メモリの場所などの文書に対する参照情報により、レコード内の文書を表してもよい。更には、データベースは、任意の所与の実装形態のリレーショナルデータベースを保存するか又はこれにアクセスするためのマウントされたデータベースファイルを生成及び変更してもよい。いくつかの実施形態においては、データベース130及び140は、通信ネットワークを介したその他のサーバー及びクライアントコンピュータによるアクセスのために構成されたデータベースサーバー125又はクライアント135などの専用の演算システム上において稼働してもよい。
データベース130及び140は、追加及び問合せ手順などのリレーショナルデータベースと関連する様々な種類の機能を含んでもよい。問合せ機能は、変更マップ、割当マップ、オブジェクト、テーブル、レコード、及びその他のデータなどの情報をデータベースから取得してもよい。追加機能は、情報をデータベース内に保存してもよい。データベース130及び140は、Microsoft SQL Serverデータベースであってもよく、且つ、データベース130及び140に対するアクセスを提供するために使用されるインターフェイスは、SQLを使用してもよい。データは、ページレベルにおいて、保存してもよく、且つ、Microsoft SQL Serverから取得してもよい。それぞれのページは、8キロバイト(KB)のサイズを有してもよく、且つ、ヘッダ及びデータから構成してもよい。ページヘッダは、ページ内のデータが属するオブジェクトIDを含んでもよい。サーバー入出力(I/O)動作は、SQL Serverがページの全体を読み取るか又は書き込むように、ページレベルにおいて実行してもよい。
一実施形態においては、変更マップは、Microsoft SQL Serverデータベース内に保存されたDCM(differential changed map)であってもよい。DCMは、最後のフルデータベースバックアップ以降の変化したエクステントを追跡してもよい。エクステントは、8つの物理的に連続したページの集合体であってもよく、且つ、効率的にページを管理するために使用されてもよい。DCMは、それぞれのビットが単一のエクステントを表すビットマップであってもよい。ビットマップは、エクステント用のビットが1である場合には、エクステントが最後のフルバックアップ以降に変更されているように、且つ、エクステント用のビットが0である場合には、エクステントが変更されていないように、編成してもよい。いくつかの実施形態においては、Microsoft SQL serverは、DCMページを読み取ることにより、いずれのエクステントが変更されているのかを判定してもよい。次いで、このサーバーは、変更されているそれらのエクステントを差分バックアップの一部としてメディアサーバー150に送信してもよい。
メディアサーバー150は、マウントされたデータベース130及び/又はマウントされたデータベース140からDCMを構成するページを取得するための問合せを実行してもよい。本明細書において使用されている「マウントされたデータベース」とは、読み込まれると共にサーバー又はクライアントコンピュータの認可されたユーザーがアクセス可能であるデータベースを意味している。第1DCMページは、マウントされたデータベースの第7ページに配置してもよい。第2DCMページは、第1DCMページから512232ページだけオフセットされた状態において、第512239番目のページに配置してもよい。第3ページDCMページは、第1022471番目ページにおいて、第1DCMページから1024464ページだけ、オフセットさせてもよく、以下同様である。一実施形態においては、メディアサーバー150は、取得したDCMページをビットマスクファイルとして保存してもよい。
又、メディアサーバー150は、マウントされたデータベース130及び/又はマウントされたデータベース140から1つ又は複数の割当マップを取得するための問合せを実行してもよい。割当マップは、オブジェクト又はインデックスが使用するエクステントに関する情報を含んでもよい。例えば、割当マップは、いずれのエクステントがそのオブジェクトについて使用中であるかを示すエクステントのビットマスクを含んでもよい。一実施形態においては、割当マップのうちの1つは、Microsoft SQL serverデータベースからのインデックス割当マップであってもよい。
その他の実施形態においては、クライアント、データベース、及びメディアサーバー、並びに、ストレージ装置の数及びタイプは、図1に示されているものに限定されるものではない。ネットワークアーキテクチャ100においては、モデムバンク、直接LAN接続、無線接続、WANリンクなどの様々な組合せを介して、ほとんど任意の数及び組合せのサーバー、ストレージ装置、並びに、固定及び移動可能クライアントを相互接続してもよい。又、1つ又は複数のクライアントは、様々な時点において、オフライン状態において稼働してもよい。更には、動作の際には、ネットワークアーキテクチャ100に接続する、これから接続切断する、且つ、これに再接続する場所から場所にモバイルユーザーが移動するのに伴って、個々のクライアントの接続タイプが変化してもよい。
図2を参照すれば、データをデータベースにバックアップ及び復元するためのシステムの一実施形態のブロックダイアグラムが示されている。左側には、データベース210が示されている。一実施形態においては、データベース210は、オブジェクト指向のデータベースであってもよい。別の実施形態においては、データベース210は、Microsoft SQL Serverデータベースなどの保護されたRDBMS(relational database management system)であってもよい。RDBMSは、リレーショナルデータベースプログラムとその内部に実装された1つ又は複数の実際のデータベースの両方であってもよい。リレーショナルデータベースプログラムとは、実行可能なコマンド、ユーザーインターフェイス、及びデータベース210を動作させるためのその他のプログラムコードを意味している。データベース210内に含まれている複数のデータベースは、「データベース」を構成するレコード又はエンティティとも呼ばれる複数のデータレコードに対して機能するように構成された様々なテーブル、インデックス、関係、問合せ、保存された手順、ファイルシステム、セキュリティ層、ネットワークインターフェイスなどを更に含んでもよい。レコードは、行及び列から構成されたテーブルとして構成してもよい。更には、データベース210は、任意の所与の実装形態のリレーショナルデータベースを保存すると共にこれに対してアクセスするためのマウントされたデータベースファイルを生成及び変更してもよい。
メディアサーバー220は、インターフェイス230を介してデータベース210にアクセスしてもよい。インターフェイス230は、ローカル又はリモートネットワークインターフェイスを含んでもよく、且つ、データベース210と通信するためのネットワーク及び/又はソフトウェアドライバ層を含んでもよい。一実施形態においては、インターフェイス230は、SQLを使用することにより、データベース210に対するアクセスを提供してもよい。
メディアサーバー220は、データベース210のコンテンツのバックアップを実行するように構成してもよい。メディアサーバー220は、データベース210のバックアップをMDF(master data file)として保存してもよい。又、メディアサーバー220は、マウントされていないフルデータベースバックアップファイル280内のバックアップされたコンテンツと共に、テーブル及びインデックス情報のスキーマを生成及び保存するように構成してもよい。一実施形態においては、スキーマとは、データベースファイルのデータ構造を意味してもよい。スキーマは、データベースファイル内の特定のデータ構造を規定するメモリの場所を含んでもよい。スキーマを使用することにより、大掛かりなサーチ動作の実行を要することなしに、データベースファイル内のオブジェクトを迅速且つ効率的に見出してもよい。スキーマは、データベースのバックアップが生成されている際に、データベース210に対して問い合わせることにより、生成してもよい。マウントされていないフルデータベースバックアップファイル280は、データベース210によって予め生成されたマウントされたデータベースファイルの同一のインスタンスであってもよい。スキーマを使用することにより、データベース210を使用することなしに、フルデータベースバックアップファイル280のコンテンツにアクセスするか又はこれを復元してもよい。
メディアサーバー220は、オブジェクト及びレコードのコピーをデータベース210からバックアップストレージ250に保管するように動作可能であってもよい。バックアップストレージ250は、様々なタイプのストレージ媒体のうちのいずれかであってよい。或いは、この代わりに、選択されたオブジェクト及びレコードは、ネットワークインターフェイスを通じて、データベース210からリモートアーカイブストレージに転送してもよい。又、様々な実施形態においては、メディアサーバー220は、オブジェクト、レコード、又はデータベース210に対する以前のアーカイブ動作から取得されたその他のデータを復元してもよい。又、メディアサーバー220は、必要に応じて、Symantec(登録商標)社のBackup Exec(商標)製品が提供する様々な機能などのその他の既知の保管機能を提供するように構成してもよい。一実施形態においては、メディアサーバー220は、バックアップシステムエージェントソフトウェアを含んでもよい。バックアップシステムエージェントは、既定のイベントの検出を待つと共にそれが検出された際に1つ又は複数の動作を実行するソフトウェアルーチンであってもよい。バックアップシステムエージェントは、1つ又は複数のバックアップ及び復元機能を実行するように構成されたソフトウェアであってもよい。
メディアサーバー220は、アーカイブ用のコンテンツを選択及び取得するためのインターフェイス240を介して、バックアップストレージ250にアクセスしてもよい。インターフェイス240は、バックアップストレージ250上に存在するファイルシステムに対するメディアサーバー220によるファイルアクセスを表してもよい。一実施形態においては、インターフェイス240は、リモートストレージ媒体に対するネットワーク接続を含んでもよい。別の実施形態においては、インターフェイス240は、SAN(storage area network)に対するストレージアクセスを表してもよく、SANは、分散した共有ストレージ環境であってもよい。
メディアサーバー220は、差分バックアップ動作の際にデータベース210に対して実施された変更を識別するデータを受信してもよく、且つ、変更を差分バックアップファイル270内に保存してもよい。又、メディアサーバー220は、データベース210のいずれのオブジェクト又はレコードが、変化しており、且つ、復元動作の際に差分バックアップファイル270から取得されるべきであるかを通知するためのビットマスク260を作成してもよい。これらのオブジェクトは、様々なサイズのバイナリオブジェクト、テーブル、レコード、レコードのフィールド内に保存されたデータ、文書、項目、リスト、及びその他のデータを含んでもよい。
一実施形態においては、メディアサーバー220は、データベース210に問い合わせてデータベース210内の第1の変更されたページを取得することにより、差分バックアップを実行してもよい。次いで、メディアサーバー220は、データベース210に問い合せることにより、データベース210内の第1の変更されたページのページ番号と第2の変更されたページのページ番号の間の差を含むオフセット値を取得してもよい。メディアサーバーは、データベース210に問い合わせることにより、複数のオフセット値を取得してもよく、それぞれのオフセット値は、データベース210の変更されたページのページ番号の間の差を含む。複数のオフセットを取得した後に、メディアサーバー220は、オフセット値を使用することにより、データベース210の最後のフルバックアップ以降に変更された複数のページを取得してもよい。
更には、メディアサーバー220は、特定のオブジェクト又はレコードをフルデータベースバックアップファイル280又は差分バックアップファイル270からデータベース210に追加するための個別復元機能を含んでもよい。又、個別復元機能は、復元のために1つ又は複数のレコード又はオブジェクトを選択するための手段を含んでもよい。一実施形態において、レコード又はオブジェクトを選択及び復元するためのユーザーインターフェイスを個別復元動作の一部として提供してもよい。個別リカバリにより、管理者又はユーザーは、データベース全体のリカバリを要することなしに、バックアップコピーから必要とされるレコード又はオブジェクトのみを選択することができよう。いくつかの実施形態においては、オブジェクトは、Microsoft Word(登録商標)、Excel(登録商標)、PowerPoint(登録商標)、PDF、ビデオWAVファイル、及びその他のものなどの文書であってもよい。その他の実施形態においては、オブジェクトは、サイト、サブサイト、リスト、及びリスト項目を含んでもよい。
又、メディアサーバー220は、フルバックアップファイル280から及び差分バックアップファイル270からデータを読み取ってもよい。一実施形態においては、メディアサーバー220は、フルバックアップファイル280から又は差分バックアップファイル270からオブジェクト又はレコードを取得してもよい。別の実施形態においては、メディアサーバー220は、ビットマスク260を参照することにより、最新のオブジェクト又はレコードが存在している場所―差分バックアップファイル270内であるのか又はフルデータベースバックアップファイル280内であるのか―を判定してもよい。様々な実施形態においては、メディアサーバー220は、データベース210、フルデータベースバックアップファイル280、差分バックアップファイル270、及びビットマスク260の間におけるデータのバックアップ及び復元に関連する様々な機能を実行するのに伴って、データをストレージ媒体内に一時的に保存してもよい。又、メディアサーバー220は、図2には示されていない更なるインターフェイスを使用することにより、ストレージ媒体にアクセスしてもよい。
一実施形態においては、フルデータベースバックアップファイル280及び/又は差分バックアップファイル270は、バックアップストレージ250のファイルシステムに対する標準的なファイルI/O呼出しを使用することによってシーケンシャルにアクセスされるバイナリファイルである。このファイルシステムは、バックアップストレージ250上において生成されたボリューム内のファイル又はディレクトリ内に階層的に編成されたデータを参照及び保存する情報システムであってもよい。
いくつかの実施形態においては、フルバックアップデータベースファイル280及び/又は差分バックアップファイル270は、ページ又は割当単位とも呼ばれるメモリのブロックを単位として構築してもよい。データベース210のタイプに応じて、ページサイズは、ある程度の数のバイトであってもよい。いくつかの実施形態においては、データベース210は、8KBのページサイズを有するMicrosoft SQL Serverであってもよい。従って、データベースファイル280及び/又は差分バックアップファイル270内のメモリアドレスに対する内部参照情報は、ページを単位として付与してもよい。
時点261は、差分バックアップが実行された特定の時点におけるデータベース210の状態を表している。メディアサーバー220は、差分バックアップが時点261に対応した特定の時点において実行された際のビットマスク260及び差分バックアップファイル270を生成及び保存してもよい。一実施形態においては、ビットマスク260及び差分バックアップファイル270は、バックアップストレージ250内の同一のフォルダ内に保存してもよい。時点262及び時点263は、差分バックアップが実行された際のその他の特定の時点に対応してもよい。時点262及び263について、保存された差分バックアップファイル及びビットマスクが存在してもよい。任意の数の時点に対応した任意の数のビットマスク及び差分バックアップファイルをバックアップストレージ250内に保存してもよい。又、フルデータベースバックアップファイル280は、データベース210の最後のフルバックアップが実行された際に対応する異なる時点(図示されてはいない)に対応していてもよい。
差分バックアップ動作が実行されるたびに、メディアサーバー220は、差分バックアップファイル及びビットマスクを保存してもよい。一実施形態においては、新しいフルバックアップ動作が実行された際に、メディアサーバー220は、バックアップストレージ250から古いフルデータベースバックアップファイルを削除してもよい。又、メディアサーバー220は、その時点において、古いビットマスク及び差分バックアップファイルを削除してもよい。別の実施形態においては、メディアサーバー220は、新しいフルバックアップ動作が実行された際に、1つ又は複数の先行するフルデータベースバックアップファイルを保持してもよい。メディアサーバー250は、古いファイルを削除することによってバックアップストレージ250内のストレージ空間を解放することに関連するビットマスク、差分バックアップファイル、及びフルデータベースバックアップファイルに関する保持ポリシーを有してもよい。
次に図3を参照すれば、フルバックアップファイル305、ビットマスク306、及び差分バックアップファイル307の一実施形態のブロックダイアグラムが示されている。フルバックアップファイル305は、任意の数の保存されているデータベースオブジェクトを表すオブジェクト311〜323を含む。オブジェクト311〜323は、テーブル、レコード、文書、項目、リスト、及びその他のデータを含むデータベース内に保存されている任意のタイプのデータを表してもよい。差分バックアップファイル307は、オブジェクト352及び359を含み、これらのオブジェクト352及び359は、フルバックアップファイル305が生成された以降に変化した任意の数のオブジェクトを表してもよい。又、フルバックアップファイル305及び差分バックアップファイル307内に表示されているオブジェクトは、オブジェクトと、そのオブジェクトについて記述するメタデータと、を有してもよい。
データベースをフルバックアップとして保存した後の後続のバックアップは、差分バックアップであってもよく、差分バックアップは、最後のフルバックアップ以降にデータベースに対して実施された変更を保存してもよい。差分バックアップに含まれる変化は、差分バックアップファイル307内に保存してもよい。又、差分バックアップが実行された際に、ビットマスク306を生成することにより、いずれのデータベースオブジェクトが、最後のフルバックアップ以降に、変化し、且つ、差分バックアップファイル307内に保存されたか、を示してもよい。復元動作を実行する際には、復元アプリケーションは、ビットマスク306を使用し、特定のオブジェクトをフルバックアップファイル305から引き出すのか又は差分バックアップファイル307から引き出すのかを判定してもよい。一実施形態においては、オブジェクトをフルバックアップファイル305及び/又は差分バックアップファイル307からデータベースの作業コピーに又はデータベースの別のコピーに復元してもよい。別の実施形態においては、オブジェクトは、データベースの作業コピーに復元する前に、メモリ内においてバッファリングしてもよい。更なる実施形態においては、オブジェクトは、フルバックアップファイル305及び/又は差分バックアップファイル307から、ストレージメディアサーバー、クライアント、又はその他の演算装置上のファイルシステムに復元してもよい。更なる実施形態においては、オブジェクトは、内部ポータルアプリケーション又はその他のソフトウェアアプリケーションに復元してもよい。
ビットマスク306は、少なくとも部分的にDCM及び/又は1つ又は複数の割当マップなどの変更マップから取得した情報を使用することにより、作成してもよい。又、ビットマスク306は、少なくとも部分的にデータベースの差分バックアップから取得した変化したページ及びそれらのページについて記述するメタデータなどの情報に基づいて作成してもよい。ビットマスク306を生成するために使用される情報は、差分バックアップの際に取得した変更されたページ及び/又はオブジェクト並びにこれらの変更されたページ及び/又はオブジェクトについて記述するメタデータであってよい。ビットマスク306は、差分バックアップの時点において生成してもよく、或いは、ビットマスク306は、復元動作が検出された時点において生成してもよい。復元動作が検出された際にビットマスク306が生成される場合には、ビットマスク306を生成するために必要とされる情報は、差分バックアップファイル307から引き出してもよい。又、ビットマスク306は、データベースから取得したその他の情報に基づいて作成してもよい。
一実施形態においては、ビットマスク306は、フルバックアップファイル305に対するポインタ又は差分バックアップファイル307に対するポインタを有するように作成してもよい。別の実施形態においては、ビットマスク306は、データベースのオブジェクト用のバイナリデータを保存してもよい。例えば、ビットマスク306は、オブジェクトが、最後のフルバックアップ以降に変化しており、且つ、差分バックアップファイル307から取得するべきである場合には、そのオブジェクトについて「1」を保存してもよい。ビットマスク306は、オブジェクトが、最後のフルバックアップ以降に変化しておらず、且つ、フルバックアップファイル305から取得するべきである場合には、そのオブジェクトについて「0」を保存してもよい。更なる実施形態においては、ビットマスク306は、オブジェクトが差分バックアップファイル307内に保存されているのか又はフルバックアップファイル305内に保存されているのかを判定するためのTRUE又はFALSEの値を有するブーリアン型のフィールドを含んでもよい。ビットマスク306を編成するその他の方法も、可能であると共に想定される。
図3のフルバックアップファイル305、ビットマスク306、及び差分バックアップファイル307の図は、これらのファイルの論理的な表現である。これらのファイルの実際の構造及び編成は、図3に示されているものと異なってもよい。例えば、更なるデータを差分バックアップファイル307の末尾に追加してもよい。フルバックアップファイル305が生成された後にデータをデータベースに追加する場合には、その新しいデータは、差分バックアップファイル307の末尾に追加してもよい。更には、新しいデータに対応するポインタ又はバイナリデータをビットマップ306の末尾に追加してもよい。又、フルバックアップファイル305が生成された後にオブジェクトを削除する場合には、削除されたオブジェクトについて記述するメタデータを差分バックアップファイル307に追加してもよく、且つ、削除されたデータに対応するポインタ又はバイナリデータをビットマップ306に追加してもよい。
又、本明細書に記述されている方法及びメカニズムは、増分バックアップと共に使用してもよい。一般に、増分バックアップは、最後の増分バックアップ又は最後のフルバックアップ以降のデータベースに対するすべての変更を保存してもよい。例えば、フルバックアップを実行してもよく、且つ、次いで、任意の数の増分バックアップを実行してもよい。上述のように、増分バックアップのそれぞれからのメタデータをフルバックアップのメタデータとマージしてもよい。或いは、この代わりに、増分バックアップのメタデータを単一のファイルとして1つにマージしてもよく、次いで、この単一のファイルをフルバックアップのメタデータとマージしてもよい。すべての増分バックアップのメタデータを単一のファイルとして1つにマージすることにより、差分バックアップファイルに類似したファイルを生成してもよい。単一のマージされたファイルは、差分バックアップファイルのフォーマットとマッチングするように、異なる方式によって再フォーマット又は編成する必要があろう。ビットマスクは、保存されている差分バックアップファイルからビットマスクを生成する方式と同様に、単一ファイル内のデータについて記述するメタデータから生成してもよく、且つ、次いで、マージされたファイルは、本明細書に記述されている方法において、差分バックアップファイルの代わりとして機能してもよい。上述の方法を使用することにより、データベースの1回又は複数回の増分バックアップに続いて、個別復元動作を実行してもよい。本明細書において使用されている「部分的バックアップ」とは、差分又は増分バックアップを意味してもよい。
次に図4を参照すれば、データベースアーカイブのリストから選択するための、バックアップアプリケーションが提示してもよい、ユーザーインターフェイス400の一実施形態が示されている。バックアップアプリケーション410は、メディアサーバー、データベースサーバー、クライアントコンピュータ、又はその他の演算装置上において稼働してもよい。バックアップアプリケーション410は、データベースの複数の保存されている時点バックアップにアクセスすると共にこれらから選択するためのユーザーインターフェイス400をユーザーに対して提示してもよい。ユーザーインターフェイス400は、ドロップダウンメニュー、ナビゲーションバー、アドレスフィールド、並びに、ウェブページ及びGUI(graphical user interface)のその他の一般的な機能などの機能を含んでもよい。ユーザーは、管理者、ソフトウェア開発者、又はその他のユーザーであってもよい。ユーザーは、特定の時点におけるデータベースのバックアップコピーからの1つ又は複数のオブジェクトの復元を所望する場合がある。或いは、この代わりに、ユーザーは、特定の時点におけるデータベース全体の復元を所望する場合もある。図4に示されているように、ユーザーインターフェイス400は、復元動作を検討する際にユーザーが選択するための複数のバックアップを表示してもよい。これらの時点バックアップは、バックアップを実行した日付又は時刻に従って、一覧表示してもよい。時点バックアップを一覧表示及び編成するその他の方法も、可能であると共に想定される。
ユーザーインターフェイス400の「時点バックアップ」ペイン405内には、2010年6月1日のバックアップ410、6月1日の朝又はAMのバックアップ(420)、6月1日の午後又はPMのバックアップ(430)、6月2日のバックアップ440、6月3日のバックアップ450、6月4日のバックアップ460、及び6月5日のバックアップ470というバックアップが表示されている。「時点バックアップ」ペイン405内に表示されている特定の日付は、いずれも、その特定の日付における複数のバックアップを有してもよい。「時点アックアップ」ペイン405内に表示されているバックアップは、バックアップアプリケーション410のユーザーインターフェイス400の一部として表示してもよい任意の数のバックアップを表している。
ユーザーは、オブジェクトを復元するための特定の時点バックアップについて、「時点バックアップ」ペイン405内のリストをサーチしてもよい。その特定の時点において実行されたバックアップは、フルバックアップ又は差分バックアップであってもよい。一実施形態においては、ペイン405は、フルバックアップからのバックアップと差分バックアップからのバックアップを弁別しなくてもよい。別の実施形態においては、「時点バックアップ」ペイン405は、フルバックアップと差分バックアップについて異なるシェーディングを表示してもよく、或いは、いずれのタイプのバックアップがその時点において実行されたのかをユーザーが理解できるように、通知を付与してもよい。いずれのケースにおいても、ユーザーは、特定の時点におけるバックアップがフルであったのか又は差分であったのかを知らなくてもよく、ユーザーは、そのような知識を伴うことなしに、特定の時点におけるオブジェクトを復元してもよい。ユーザーは、オブジェクトを復元するための特定の時点バックアップを選択した後に、「開く」ボタンを選択してバックアップを展開させることにより、その時点において存在していたデータベースのオブジェクトを観察してもよい。ユーザーインターフェイス400は、図4に示されているもの以外の形態を有してもよく、或いは、それ以外の形態において時点バックアップを表示してもよい。
次に図5を参照すれば、復元対象の特定のレコード又はオブジェクトを選択するための、バックアップアプリケーション510が提示してもよい、ユーザーインターフェイス500の一実施形態が示されている。ユーザーインターフェイス500は、ドロップダウンメニュー、ナビゲーションバー、アドレスフィールド、並びに、ウェブページ又はGUIのその他の一般的な機能などの機能を含んでもよい。ユーザーインターフェイス500は、説明を目的として提示されているものに過ぎず、ユーザーインターフェイスのその他の表現も、可能であると共に想定される。別の実施形態においては、ユーザーインターフェイス500は、復元のために選択してもよいサイト、サブサイト、リスト、及び/又は項目などのその他のタイプのオブジェクトを示してもよい。図5においては、ユーザーインターフェイス500は、特定の時点バックアップにおけるレコード及びオブジェクトをどのように提示するのかに関する画面を示しており、この場合には、特定の時点バックアップは、6月4日のバックアップ460である。6月4日のバックアップ460は、複数の時点バックアップをユーザーに対して提示する図4に示されているものなどの以前のユーザーインターフェイス上において選択されたものであってよい。
ユーザーインターフェイス500の「レコード」ペイン504内には、レコード及びオブジェクトの階層的な一覧を提示してもよい。「レコード」ペイン504内には、レコード510のオブジェクト511〜514を伴って、レコード510が表示されている。又、「レコード」ペイン504内には、レコード520、530、540、及び550も、表示されており、且つ、オブジェクト551〜55が、レコード550のリストとして表示されている。「レコード」ペイン504内に示されている一覧は、データベースの6月4日のバックアップ460内に保存されているレコード及びオブジェクトの一部に過ぎなくてもよい。6月4日のバックアップ460のエントリを検討することにより、ユーザーインターフェイス500内に表示されているレコード及びオブジェクトに到達したものであってもよい。「レコード」ペイン504内の一覧からレコード及びオブジェクトを選択し、且つ、「追加」ボタンを使用することにより、「オブジェクトの復元」ペイン505に追加してもよい。「除去」ボタンを使用することにより、「オブジェクトの復元」ペイン505からレコード及びオブジェクトを選択及び除去してもよい。図5に示されているように、オブジェクト514及び551が「オブジェクトの復元」ペイン505内の復元フォルダ560の下に表示されており、これにより、オブジェクト514及び551が復元のためにユーザーによって選択されていることを通知している。
一実施形態においては、フルデータベースバックアップファイルからのメタデータを6月4日の時点バックアップに対応した差分バックアップファイルからのメタデータとマージすることにより、ユーザーインターフェイス500内に示されている画面を生成してもよい。この意味において、この画面は、6月4日の時点バックアップ(即ち、部分的バックアップ)の代わりに実行された場合に表示されるであろうフルバックアップの画面を提示するという点において、「合成フルバックアップ画面」であると見なしてもよい。別の実施形態においては、差分バックアップファイルを最新のフルバックアップファイルと論理的にマージすることにより、ユーザーインターフェイス500に示される画面を生成してもよい。更なる実施形態においては、ビットマスクを使用することにより、ユーザーインターフェイス500に示される画面を生成してもよい。ユーザーインターフェイス500の画面は、特定の時点におけるデータベースの基礎をなすデータ構造の仮想的な表現である。又、オブジェクトをページに且つページをオブジェクトに変換するマップを使用することにより、ユーザーインターフェイス500の画面を提示してもよい。ユーザーインターフェイス500は、オブジェクトを表示し、且つ、差分バックアップファイル、ビットマスク、及びフルデータベースバックアップファイルは、ページに従って編成してもよい。変換マップを使用することにより、バックアップファイルのページ構造をユーザーインターフェイス500のオブジェクト画面に変換してもよい。又、変換マップを使用することにより、ユーザーインターフェイス500においてユーザーが復元のために選択したオブジェクトを差分バックアップファイル及びフルデータベースバックアップファイルのページ構造内において見出してもよい。
差分バックアップファイル、最後のフルバックアップファイル、及び/又はビットマスクをバックアップストレージからメディアサーバーの物理メモリに読み込むことにより、図5に示されている画面を提示してもよく、且つ、ファイルは、ユーザーが復元用のオブジェクトを選択した後にオブジェクトが迅速に取得されるように、メモリ内に留まってもよい。図5のユーザーインターフェイス500内に示されている6月4日のバックアップ460の画面は、差分バックアップが6月4日において実行された時点において存在していたデータベースを示してもよい。その他の実施形態においては、ユーザーインターフェイス500は、異なるタイプの画面を提示してもよい。例えば、データベースがウェブサイトを保存している場合には、ユーザーインターフェイス500は、過去の特定の時点において観察されるウェブサイトの画面を提示してもよい。
次に図6を参照すれば、複数のオブジェクトをデータベースに復元するための方法600の一実施形態が示されている。説明を目的として、この実施形態におけるステップは、シーケンシャルな順序において示されている。後述する方法の様々な実施形態においては、記述されている要素のうちの1つ又は複数は、同時に実行されてもよく、図示のものとは異なる順序で実行されてもよく、或いは、完全に省略されてもよいことに留意されたい。又、必要に応じて、その他の更なる要素を実行してもよい。
方法600は、ブロック610において始まり、次いで、ブロック620において、複数のオブジェクトをデータベースに復元するための要求を検出している。次いで、それぞれのオブジェクトごとに(ブロック630)、以下のステップを実行してもよい。ブロック640において、ビットマスクファイルを読み取ることにより、オブジェクトが差分バックアップファイル内に保存されているのかどうかを判定してもよい。オブジェクトが差分バックアップファイル内に存在している場合には(条件判定ブロック650)、オブジェクトを差分バックアップファイルから取得してもよい(ブロック670)。オブジェクトが差分バックアップファイル内に存在していない場合には(条件判定ブロック650)、オブジェクトをフルバックアップファイルから取得してもよい(ブロック660)。ブロック660又はブロック670の後に、オブジェクトをデータベースに復元してもよい(ブロック680)。次いで、ブロック680において復元されたオブジェクトが最後のオブジェクトである場合には(条件判定ブロック690)、方法600は、ブロック695において終了してもよい。最後のオブジェクトではない場合には(条件付きブロック690)、方法600は、ブロック630に戻り、次のオブジェクトを復元してもよい。
次に図7を参照すれば、差分バックアップを実行するための方法700の一実施形態が示されている。説明を目的として、この実施形態におけるステップは、シーケンシャルな順序において示されている。後述する方法の様々な実施形態においては、記述されている要素の1つ又は複数は、同時に実行されてもよく、図示のものとは異なる順序において実行されてもよく、或いは、完全に省略されてもよいことに留意されたい。又、必要に応じて、その他の更なる要素を実行してもよい。
方法700は、ブロック705において始まり、且つ、次いで、データベースバックアップを実行するための要求を検出してもよい(ブロック710)。次いで、カスタマイズされた問合せを実行することにより、データベースから変更マップを見出すと共に取得してもよい(ブロック720)。一実施形態においては、変更マップは、DCM(differential changed map)であってよい。次いで、変更マップをバックアップアプリケーションによって保存してもよい(ブロック730)。次いで、データベースバックアップのページを読み取り、且つ、保存されている変更マップと比較してもよい(ブロック740)。次いで、変更マップによって示されている変更を含むページを収集し、且つ、差分バックアップファイルとして保存してもよい(ブロック750)。ブロック750の後に、方法700は、ブロック760において終了してもよい。この方法においては、フルバックアップをクライアントの観点から実行してもよいが、メディアサーバーは、差分バックアップが実行されたかのように、データベースに対する変更を保存するのみであってもよい。
上述の実施形態は、ソフトウェアを有してもよいことに留意されたい。そのような一実施形態においては、記述されているシステム及び/又は方法を表すプログラム命令及び/又はデータベース(これらは、いずれも、「命令」と呼称してもよい)をコンピュータ可読ストレージ媒体上に保存してもよい。一般に、コンピュータ可読ストレージ媒体は、命令及び/又はデータをコンピュータに提供するために使用の際にコンピュータによってアクセス可能な任意のストレージ媒体を含んでもよい。例えば、コンピュータ可読ストレージ媒体は、例えば、ディスク(固定又は着脱自在)、テープ、CD−ROM、DVD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RW、又はBlu−Rayなどの磁気又は光学媒体などのストレージ媒体を含んでもよい。ストレージ媒体は、USBインターフェイスなどの周辺インターフェイスを介してアクセス可能なRAM(例えば、SDRAM(synchronous dynamic RAM)、ダブルデータレート(DDR、DDR2、DDR3など)SDRAM、低電力DDR(LPDDR2など)SDRAM、RDRAM(Rambus DRAM)、SRAM(static RAM))、ROM、フラッシュメモリ、不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)などの揮発性又は不揮発性メモリ媒体を更に含んでもよい。ストレージ媒体は、MEMS(micro−electro−mechanical system)と、ネットワーク及び/又は無線リンクなどの通信媒体を介してアクセス可能なストレージ媒体と、を含んでもよい。
様々な実施形態においては、本明細書において記述されている方法及びメカニズムの1つ又は複数の部分は、クラウド演算環境の一部を構成してもよい。そのような実施形態においては、1つ又は複数の様々なモデルに従って、リソースをサービスとしてインターネット上において提供してもよい。そのようなモデルは、IaaS(Infrastructure as a Service)、PaaS(Platform as a Service)、及びSaaS(Software as a Service)を含んでもよい。IaaSにおいては、コンピュータインフラストラクチャがサービスとして供給される。このような場合には、演算機器は、一般に、サービスプロバイダによって所有され、且つ、操作されている。PaaSモデルにおいては、ソフトウェアソリューションを開発するために開発者が使用するソフトウェアツール及び基礎をなす機器をサービスとして提供してもよいと共にサービスプロバイダによってホスティングしてもよい。SaaSは、通常、サービスプロバイダが要求に応じてサービスとしてソフトウェアをライセンスするステップを含む。サービスプロバイダは、ソフトウェアをホスティングしてもよく、或いは、ソフトウェアを所与の期間にわたって顧客に提供してもよい。上述のモデルの多数の組合せが可能であると共に想定される。
方法のいくつかの実施形態について図示及び説明したが、当業者には、記述されている方法に対して多数の変更、変形、又は修正を実施してもよいことが明らかであろう。従って、変更、変形、及び修正は、本明細書に記述されている方法及びメカニズムの範囲内に含まれるものと見なされたい。又、上述の実施形態が非限定的な実装形態の例に過ぎないことについても、強調しておく。

Claims (14)

  1. データベースに個別復元動作を実行する方法であって、
    データベースから複数のオブジェクトを復元するための要求を検出するステップと、
    第1の時点での前記データベースの状態に対応した、前記データベースのフルバックアップを識別するステップと、
    前記第1の時点よりも後の第2の時点での前記データベースの状態に対応した、前記データベースの部分的バックアップを識別するステップと、
    前記フルバックアップ及び前記部分的バックアップに基づいて、前記データベースの合成フルバックアップ画面の少なくとも一部分を提示するステップであって、前記合成フルバックアップ画面は前記第2の時点に対応する、ステップと、
    前記第2の時点に対応するそれぞれの状態への復元対象である前記複数のオブジェクトを選択する、前記合成フルバックアップ画面内のユーザーによる入力を検出するステップであって、前記選択された複数のオブジェクトは第1のオブジェクトを含み、前記第2の時点に対応する前記第1のオブジェクトの最新バージョンは前記部分的バックアップに保存され、前記第1の時点に対応する前記第1のオブジェクトの古いバージョンは前記フルバックアップに保存される、ステップと、
    前記選択された複数のオブジェクトのうちそれぞれのオブジェクトごとに、前記第2の時点に対応する前記それぞれの状態に基づいて前記それぞれのオブジェクトを復元すべき対応するバックアップを判定するステップであって、前記対応するバックアップは前記フルバックアップ又は前記部分的バックアップであり、前記第2の時点に対応するビットマスクファイルであって前記部分的バックアップと前記フルバックアップとのどちらから前記それぞれのオブジェクトを復元すべきかを規定するインジケータを保存するビットマスクファイルにアクセスすることによって、前記第1のオブジェクトの前記最新バージョンは前記部分的バックアップから復元されるべきと判定すること及び前記選択された複数のオブジェクトのうち1つ又は複数の他のオブジェクトは前記フルバックアップから復元されるべきと判定することを含む、ステップと、
    前記選択された複数のオブジェクトのうちそれぞれのオブジェクトごとに、当該それぞれのオブジェクトに対して判定された前記対応するバックアップから当該それぞれのオブジェクトを復元するステップであって、前記部分的バックアップから前記第1のオブジェクトの前記最新バージョンを復元すること及び前記フルバックアップから前記1つ又は複数の他のオブジェクトを復元することを含む、ステップと、
    を有する方法。
  2. 前記合成フルバックアップ画面を提示する前記ステップは、
    前記フルバックアップと関連するメタデータにアクセスするステップと、
    前記部分的バックアップと関連するメタデータにアクセスするステップと、
    前記フルバックアップと関連する前記メタデータと前記部分的バックアップと関連する前記メタデータのマージに基づいて前記データベースの合成フルバックアップ画面を提示するステップと、
    を有する請求項1に記載の方法。
  3. 前記復元動作を実行するための前記要求を検出するステップの前に、
    前記データベースのフルバックアップを実行し、且つ、前記フルバックアップから取得したデータを保存するステップと、
    前記データベースの部分的バックアップを実行するステップと、
    を有し、
    部分的バックアップを実行する前記ステップは、
    前記データベースの部分的バックアップを実行するための要求を検出するステップと、
    前記部分的バックアップから取得したデータを保存するステップと、
    前記データベース内のいずれのオブジェクトが、前記フルバックアップに続いて変更され、且つ、前記部分的バックアップの一部として保存されたのかを規定するインジケータを含む前記ビットマスクファイルを作成するステップと、
    前記ビットマスクファイルを保存するステップと、
    を有する請求項1に記載の方法。
  4. 前記部分的バックアップを生成するステップを更に含み、
    前記部分的バックアップを生成する前記ステップは、
    前記データベースのバックアップを実行するための要求を検出するステップと、
    バックアップ手順を開始するステップと、
    カスタマイズされた問合せを前記データベースに対して実行し、最後のフルバックアップ以降の前記データベース内の変更されたオブジェクトを識別するステップと、
    前記変更されたオブジェクトを識別する変更マップを保存するステップと、
    前記バックアップ手順において複数のデータオブジェクトを取得するステップと、
    前記複数のデータオブジェクトのうちのオブジェクトを前記変更マップ内において識別されているオブジェクトと比較するステップと、
    特定のオブジェクトが変化していると前記変更マップが通知しているという判定に応答して、前記部分的バックアップのみを要求する通知が検出されなくても、前記複数のデータオブジェクトのうちの前記特定のオブジェクトのみ前記第2の時点での前記部分的バックアップの一部として保存するステップであって、前記変化した特定のオブジェクト以外の他のオブジェクトを保存しない、ステップと、
    前記部分的バックアップと関連する前記保存された特定のオブジェクトを少なくとも規定するインジケータを含む前記ビットマスクファイルを作成するステップと、
    を有する請求項1に記載の方法。
  5. それぞれのオブジェクトを復元すべき前記対応するバックアップを判定する前記ステップは、前記オブジェクトと関連するヘッダ内に含まれている識別子を前記ビットマスクファイル内に保存されている識別子と比較することを有する請求項に記載の方法。
  6. 前記ビットマスクファイルは、SQLサーバー内のデータに基づいて生成される請求項に記載の方法。
  7. フルバックアップ手順が完了していること且つ以前のフルバックアップが存在していることを検出したことに応答して前記以前のフルバックアップを除去するステップを更に有し、それぞれの部分的バックアップは前記以前のフルバックアップに対応し、それぞれのビットマスクファイルは前記以前のフルバックアップ及びそれぞれの部分的バックアップと対応する、請求項1に記載の方法。
  8. 個別復元動作を実行するためのプログラム命令を有する非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体であって、コンピュータシステムによって実行された際に、前記プログラム命令は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法を実行させるように動作可能である、媒体。
  9. 個別復元動作を実行するためのコンピュータシステムであって、
    1つ又は複数のプロセッサと、
    プログラム命令を保存するメモリであって、前記プログラム命令は前記1つ又は複数のプロセッサにより実行可能である、メモリと、
    を有し、
    前記1つ又は複数のプロセッサは、
    データベースから複数のオブジェクトを復元するための要求を検出することと、
    第1の時点での前記データベースの状態に対応した、前記データベースに対応するフルバックアップを識別することと、
    前記第1の時点よりも後の第2の時点での前記データベースの状態に対応した、前記データベースに対応する部分的バックアップを識別することと、
    前記フルバックアップ及び前記部分的バックアップに基づいて、前記データベースの合成フルバックアップ画面の少なくとも一部分を提示することであって、前記合成フルバックアップ画面は前記第2の時点に対応することと、
    前記第2の時点に対応するそれぞれの状態への復元対象である前記複数のオブジェクトを選択する、前記合成フルバックアップ画面内のユーザーによる入力を検出することであって、前記選択された複数のオブジェクトは第1のオブジェクトを含み、前記第2の時点に対応する前記第1のオブジェクトの最新バージョンは前記部分的バックアップに保存され、前記第1の時点に対応する前記第1のオブジェクトの古いバージョンは前記フルバックアップに保存されることと、
    前記選択された複数のオブジェクトのうちそれぞれのオブジェクトごとに、前記第2の時点に対応する前記それぞれの状態に基づいて当該それぞれのオブジェクトを復元すべき対応するバックアップを判定することであって、前記対応するバックアップは前記フルバックアップ又は前記部分的バックアップであり、前記第2の時点に対応するビットマスクファイルであって前記部分的バックアップと前記フルバックアップとのどちらから前記それぞれのオブジェクトを復元すべきかを規定するインジケータを保存するビットマスクファイルにアクセスすることによって、前記第1のオブジェクトの前記最新バージョンは前記部分的バックアップから復元されるべきと判定すること及び前記選択された複数のオブジェクトのうち1つ又は複数の他のオブジェクトは前記フルバックアップから復元されるべきと判定することを含むことと、
    前記選択された複数のオブジェクトのうちそれぞれのオブジェクトごとに、前記それぞれのオブジェクトに対して判定された前記対応するバックアップから当該それぞれのオブジェクトを復元することであって、前記部分的バックアップから前記第1のオブジェクトの前記最新バージョンを復元すること及び前記フルバックアップから前記1つ又は複数の他のオブジェクトを復元することを含むことと、
    を実行する、コンピュータシステム。
  10. 前記1つ又は複数のプロセッサは、
    前記フルバックアップと関連するメタデータにアクセスすることと、
    前記部分的バックアップと関連するメタデータにアクセスすることと、且つ、
    前記フルバックアップと関連する前記メタデータと前記部分的バックアップと関連する前記メタデータのマージに基づいて前記データベースの合成フルバックアップ画面を提示することと、
    を実行するように更に構成されている請求項9に記載のコンピュータシステム。
  11. 個別復元動作を実行するための要求を検出する前に、前記1つ又は複数のプロセッサは、
    前記データベースのフルバックアップを実行し、且つ、前記フルバックアップから取得したデータを保存することと、且つ、
    前記データベースの部分的バックアップを実行することと、
    を実行するように更に構成されており、
    部分的バックアップを実行することは、
    前記データベースの部分的バックアップを実行するための要求を検出することと、
    前記部分的バックアップから取得したデータを保存することと、
    前記データベース内のいずれのオブジェクトが、前記フルバックアップの後に、変更され、且つ、前記部分的バックアップの一部として保存されたのかを規定するインジケータを含む前記ビットマスクファイルを作成することと、
    前記ビットマスクファイルを保存することと、
    を有する請求項9に記載のコンピュータシステム。
  12. 前記1つ又は複数のプロセッサは前記部分的バックアップを生成することを実行するように更に構成され、前記部分的バックアップを生成することにおいて、前記1つ又は複数のプロセッサは、
    前記データベースのバックアップを実行するための要求を識別し、
    バックアップ手順を開始し、
    カスタマイズされた問合せを前記データベースに対して実行することにより、前記データベース内の変更されたオブジェクトを識別し、
    前記変更されたオブジェクトを識別する変更マップを保存し、
    前記バックアップ手順において複数のデータオブジェクトを取得し、
    前記複数のデータオブジェクトのうちのオブジェクトを前記変更マップ内において識別されているオブジェクトと比較し、
    前記部分的バックアップのみを要求する通知が検出されなくても、前記複数のデータオブジェクトのうち前記第2の時点で変化していると識別されたオブジェクトのみを保存し
    変化していると識別されてはいない前記複数のデータオブジェクトのうちのオブジェクトを廃棄且つ、
    前記部分的バックアップと関連する前記保存された特定のオブジェクトを少なくとも規定するインジケータを含む前記ビットマスクファイルを作成する、
    ように更に構成されている請求項9に記載のコンピュータシステム。
  13. それぞれのオブジェクトを復元すべき前記対応するバックアップを判定することにおいて、前記1つ又は複数のプロセッサは、前記オブジェクトと関連するヘッダ内に含まれている識別子を前記ビットマスクファイル内に保存されている識別子と比較するように構成されている請求項に記載のコンピュータシステム。
  14. フルバックアップ手順が完了していること且つ以前のフルバックアップが存在していることを検出したことに応答して前記以前のフルバックアップを除去するように前記プログラム命令は更に実行可能であり、それぞれの部分的バックアップは前記以前のフルバックアップに対応し、それぞれのビットマスクファイルは前記以前のフルバックアップ及びそれぞれの部分的バックアップと対応する、請求項9に記載のコンピュータシステム。
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