JP5727868B2 - 蓄電モジュールおよび充電制御方法 - Google Patents
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Description
上述したCCCV充電によれば、内部抵抗の高い二次電池であっても満充電に近い状態まで充電することが可能となるが、充電には長時間を要することが欠点となる。例えば、携帯電話機に使用される550mAhのリチウムイオン二次電池をCCCV充電する場合には、後述する1Cでの定電流充電に1時間、定電圧充電に1時間の合計2時間を要する。
蓄電モジュールでは、その充放電時に、蓄電モジュール内の二次電池間でアンバランスが発生する。このような電圧のアンバランスは、各二次電池の製造ばらつきによる容量の違いや蓄電モジュール内における配置による環境温度の違い等によって発生する。
上記した電圧のアンバランスを解消するために、様々な電圧のバランシング方法が開発されてきた。従来の一般的なバランシング方法としては、抵抗とスイッチング素子とを直列接続したバイパス回路を各電池ユニットに並列接続する方法がある。このような方法は、例えば、特許文献1に記載されている。
なお、本明細書において、高速蓄電素子とは、使用可能電圧の最小値まで放電した状態から100C充電後の容量が、放電状態から1C充電後の容量の50%以上となる蓄電素子をいうものとする。
すなわち、特許文献1記載の蓄電モジュールでは、バイパス回路側に流れた電流は抵抗によって熱に変わる。このときに発生する熱量は電流の2乗に比例するので、二次電池を高速蓄電素子にかえて高速充電するために大きな充電電流を流すと大量の熱が発生し、蓄電モジュール内の温度を大幅に上昇させ、モジュール内の高速蓄電素子の寿命を短くしてしまう恐れがある。
また、本発明の蓄電モジュールは、上記した発明において、前記第1タイミング制御回路は、前記第1の所定の時間を可変とするタイミング制御回路であることが望ましい。
また、本発明の蓄電モジュールは、上記した発明において、前記第2タイミング制御回路は、前記第2の所定の時間を可変とするタイミング制御回路であることが望ましい。
また、本発明の蓄電モジュールは、上記した発明において、前記第3タイミング制御回路は、前記第3の所定の時間を可変とするタイミング制御回路であることが望ましい。
また、本発明の蓄電モジュールは、上記した発明において、前記電池ユニットが、単数の前記蓄電素子、または並列に接続された複数の蓄電素子を含むことが望ましい。
・第1実施形態
(蓄電モジュール)
図1は、本発明の第1実施形態の蓄電モジュール10の概略回路図である。第1実施形態の蓄電モジュール10は、複数の電池ユニット111、112が直列接続されて構成される蓄電体11と、蓄電体11に直列に接続されるスイッチング回路14と、を備えている。電池ユニット111、112は、それぞれ1つの高速蓄電素子B1、B2によって構成されている。なお、電池ユニットは1つの高速蓄電素子を含むものに限定されるものでなく、後述する他の実施形態のように複数の高速蓄電素子を含むものであってもよい。
スイッチング回路14は、スイッチング素子142、ダイオード素子141を有している。外部端子15a、15b間に充電装置が接続される充電時の状態においては、充電制御回路13がスイッチング素子142をONにする。スイッチング素子142がONされたことによって蓄電体11は充電される。また、スイッチング素子142が充電制御回路13によってOFFされると、蓄電体11の充電が停止する。
スイッチング素子142、121、123に用いられる素子としては、特に指定されるものではないが、MOSFET、サイリスタ、トライアック等が好適である。また、このような素子のうちから、蓄電モジュール10が使用する電圧値や電流値に応じて適するものを選択することができる。
バイパス回路12aは、直列接続された抵抗素子121と、スイッチング素子122とを備えている。バイパス回路12bは、直列接続された抵抗素子123と、スイッチング素子124とを備えている。
充電制御回路13は、後述する充電制御方法に従い、充電の開始、終了(中断)時にスイッチング素子142をON状態またはOFF状態に遷移させるように制御する。また、充電制御回路13は、電池ユニット111、112の電圧を検出し、検出された電圧値に応じてスイッチング素子122、124を個別にON状態またはOFF状態に遷移させるように制御する。
なお、以上の説明において、図1には説明を簡単にするため電池ユニットを2つ直列接続した例を示したが、電池ユニットの数は2つに限定されるものでなく、必要な電圧に応じて数を増やすことができる。
次に、以上説明した第1実施形態の蓄電モジュール10の充電制御方法を説明する。なお、第1実施形態では、第1実施形態の充電制御方法と比較するため、第1実施形態の充電制御方法の説明に先立って、従来の蓄電モジュールの充電制御方法について説明する。
(i)従来の充電制御方法
図2は、高速蓄電素子に従来の二次電池の充電制御方法を適用した場合の動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートは、図1に示した蓄電モジュール10の電池ユニット111、112を、従来の二次電池の充電制御方法を適用して充電した例を示している。
V20 =V1×N …式(1)
目標電圧の最大の電圧値V1は、電池ユニットに組み込まれる高速蓄電素子の充電電圧の最大値と放電電圧の最低値の間に設定される。一般的には、充電電圧の最大値と放電電圧の最低値の中間の値から、充電電圧の最大値の間に設定される。
例えば、内部抵抗13mΩのLICを充電電流I=30A、目標電圧の最大の電圧値V1=4.0Vで充電する場合、第2の所定の電圧V2は、V2=V1−IR=3.61V未満(例えば3.5V)に設定されることになる。
充電の開始と終了は、外部端子15a、15bに接続される前記した充電装置によって制御される。充電装置予め設定されている充電終了条件に到達すると、この充電装置が充電電流を停止し、充電を終了する。このとき充電制御回路13は、図2に示したステップ101から105のいずれかの状態で停止する。充電装置予め設定されている充電終了条件には、以下の条件が該当し、このうちの少なくともいずれか1つが成立すると、充電装置が充電電流を停止する。
・CCCV充電において、CC充電からCV充電に切り替わってから所定の時間が経過した場合
・CCCV充電において、CV充電中に流れる電流量が所定の値より小さくなった場合
・CCCV充電において、CV充電中に流れる電流量の時間変化が所定の値より小さくなった場合
図4は、このような従来技術の不具合を解消するための第1実施形態の蓄電制御方法を説明するためのフローチャートである。図4のフローチャートのうち、ステップS401〜S403までの処理は図2に示したフローチャートのステップS201〜S203までの処理と同様に行われる。つまり、充電開始時、充電制御回路13の電圧検出器13aは、定電流充電しながら電池ユニット111、112の電圧を検出する(ステップS401)。充電制御回路13は、検出された電池ユニット111、112の電圧が電圧値V1以上でない場合(ステップS402:No)、再び電圧を検出して電池ユニット111、112の電圧が電圧値V1に達するまで待機する。
電圧値V2の設定は、電圧値V2を、チャタリングを起こさせないようにV2=V1−(IR+α)と設定する従来技術とは大きく異なり、高速蓄電素子を大電流で短時間の間にバランスさせることを可能としている。
次に、本発明の実施形態2について説明する。
図6は、本発明の第2実施形態の蓄電モジュールの概略構成図である。なお、図6に示した構成のうち、図1に示した構成と同様の構成については同様の符号を付し、その説明を一部略すものとする。
第2実施形態の蓄電モジュール60は、図1に示した第1実施形態の蓄電モジュール10の、直列に接続された電池ユニット111、112を含む蓄電体11を、並列に接続された高速蓄電素子B1、B2を含む電池ユニット611と、並列に接続された高速蓄電素子B3、B4を含む電池ユニット612と、を含む蓄電体61に置き換えたものである。このような蓄電体61では、並列に接続されている高速蓄電素子B1、B2間、あるいは高速蓄電素子B3、B4間では電圧が常に等しいので、バイパス回路12a、12bは、それぞれ電池ユニット611、612に並列に接続される。
図8は、図7に示した第2実施形態の蓄電制御方法によって電池ユニットを充電した場合の、電圧と時間との関係を説明するための図である。図8の横軸は時間を、縦軸は電池ユニットの充電電圧を示している。
・スイッチング素子122、124がそれぞれON、OFF制御される信号を用い、スイッチング素子122、124が全てOFF状態であることを検知したときにスイッチング素子142をON状態にする。
・蓄電モジュールを使用する(放電する)ときに、スイッチング回路14のダイオードに流れる電流を検知し、検知された電流が所定の電流値以上になった場合にスイッチング素子142をON状態にする。
以上、本発明に係る蓄電モジュールと充電制御方法について詳説した。本発明によれば、バイパス回路動作後に一定時間経過してから蓄電体へ掛かる充電電流を遮断する充電制御方法により、バランシングを実現した上で充電時の発熱量を抑えた蓄電モジュールを提供することができる。
次に、本発明の実施形態3について説明する。
図9は、本発明の第3実施形態の蓄電モジュールの概略構成図である。なお、図9に示した構成のうち、図1に示した構成と同様の構成については同様の符号を付し、その説明を一部略すものとする。実施形態3の蓄電モジュールは、図1に示した実施形態1の蓄電モジュールに、第1タイミング制御回路71、第2タイミング制御回路72、第3タイミング制御回路73を追加したものである。
なお、タイミング制御回路71、72、73の機能は、充電制御回路13の中に取り込んで一体とすることができる。また、実施形態3の蓄電モジュールでは、図示されない過充電保護回路や過放電保護回路を備えることもできる。
[実施例]
1)リチウムイオンキャパシタの作製
1−1)電極の作製
市販のピッチ系活性炭(BET比表面積1955m2 /g)150gをステンレススチールメッシュ製の籠に入れ、石炭系ピッチ300gを入れたステンレス製バットの上に置き、電気炉(炉内有効寸法300mm×300mm×300mm)内に設置して、熱処理を行った。熱処理は窒素雰囲気下で行い、室温から670℃まで4時間で昇温し、同温度で4時間保持し、続いて自然冷却により60℃まで冷却した後、電気炉から取り出した。得られた生成物である複合多孔性材料のBET比表面積は、245m2 /gであった。
上記したようにして得られた負極及び正極を用い、以下のようにして長辺、短辺それぞれの長さが120mm、70mmであり、長辺のうちの一辺から、正極、及び負極のリードタブを導出したタブ付き電極積層体を作製した。
先ず、負極、及び正極を上記寸法で電極タブを有するように打ち抜いた(以下では、打ち抜き後のものを単に「正極、負極」という)。負極の片面の複合多孔性材料層に接するように同面積で厚み20μmのリチウム金属箔を圧着し、正極と負極の間にポリエチレン製のセパレータ(厚み30μm)をはさみ込んで正極7枚負極6枚を積層した電極積層体とした。
正極端子用リードタブ及び負極端子用リードタブが接続されたタブ付き電極積層体を、最内層が熱溶融性樹脂からなる熱溶融性樹脂/アルミニウム箔/樹脂の三層ラミネートフィルムで構成された外装体の内部に入れ、非水系電解液を注入してヒートシールにより前記熱溶融性樹脂を融着させて密封し、LICを作製した。この非水系電解液は、EC(炭酸エチレン)とEMC(炭酸エチルメチル)を1:4の体積比率で混合した非水溶媒に、1mol/Lの濃度でLiN(SO2C2 F5)2を溶解したものである。
2)蓄電モジュールの作製
上記のようにして得られたLIC(静電容量100F、内部抵抗13mΩ)を、12個直列に接続して蓄電体とした。さらに、それぞれのLICにバイパス回路を並列に接続し、図1に示した蓄電モジュール10を作製した。
実施例では、以上のようにして作製された蓄電モジュールに、図7に示したフローチャートに基づいて充電制御を行った。具体的には、第1電圧値V1を3.70Vとし、第2電圧値V2を3.65Vとし、第2の所定の時間T1を1秒、第1の所定の時間T2を3秒とした。
前記したケースの電極端子と充放電装置(高砂製作所社製)とを接続し、充放電試験を行った。この試験は、電圧44.4Vに到達するまで一定の電流(電流30A)で蓄電モジュールに充電をし、その後、電圧値を一定(電圧44.4V)に保つように充電を行った。充放電装置から電流を流す時間(T10)は10秒とした。また、充電終了後、電圧値が27Vになるまで電流30Aの一定電流で放電を行う。上記の充電と放電を1セットとして、充電と放電の間に休止を設けず、これを繰り返す充放電サイクル試験を行った。
また、充放電サイクル試験中の図1に示した抵抗素子121、123の温度を評価するため、抵抗素子121、123の表面に熱電対を取り付けて温度を測定した。
図10は、上述した充放電サイクル試験における抵抗素子121、123の温度変化を示した図である。図10の縦軸は抵抗素子121、123の温度を示し、横軸は充放電のサイクル数を示している。図10中の2つの曲線のうち、実線は本実施例の結果を示し、破線は後述する比較例の結果を示している。
図10によれば、実施例では、実線で示すように充放電サイクル試験を350回(約75分)行ったところでほぼ温度が42℃の平衡状態に達したことが分かる。また、そのときの各LICの電圧ばらつきは、最も大きい電圧のLICと最も小さい電圧のLICとの差が28mVであった。
次に、以上説明した実施例と比較するために行った実験(比較例)について説明する。
1)充放電試験
比較例では、図1に示した蓄電モジュールからスイッチング回路14を除いた蓄電モジュールを用意し、充放電サイクル試験を行った。充電制御は、図7に示したフローチャートにおいて、第1の所定の電圧値V1を3.70Vとし、第2の所定の電圧値V2を3.65Vとし、第1の所定の時間T2は設けず、第2の所定の時間T1を1秒とした。充電条件は、電池ユニットが電圧44.4Vに到達するまで一定の電流(30A)で充電を行い、その後、電圧を一定の電圧値(44.4V)に保つように充電を行う。充放電装置から電流を流す時間は10秒とした。また、充電終了後に27Vまで一定の電流(30A)で放電を行う。上記の充電と放電を1セットとして、充電と放電の間に休止を設けず、これを繰り返す充放電サイクル試験を行った。
上述の充放電サイクル試験における図1に示した抵抗素子121、123の温度の温度変化を図10中に破線で示した。充放電サイクル試験を350回(約75分)行ったところでほぼ温度が48℃で平衡状態に達した。また、そのときの各LICの電圧ばらつきは、最も大きい電圧のLICと最も小さい電圧のLICとの差が29mVであった。
11、61 蓄電体
12a、12b バイパス回路
13 充電制御回路
13a 電圧検出器
14 スイッチング回路
15a、15b 外部端子
71、72、73 タイミング制御回路
111、112、611、612 電池ユニット
121、123 抵抗素子
122、124、142 スイッチング素子
141 ダイオード素子
Claims (10)
- 蓄電素子を含む複数の電池ユニットが直列に接続された蓄電体と、
前記蓄電体に直列に接続された第1スイッチング素子と、
複数の前記電池ユニットの各々に対応して並列に接続され、対応する電池ユニットに流れる電流をバイパスするように切り替えられる第2スイッチング素子を含む複数のバイパス回路と、
前記第1スイッチング素子、前記第2スイッチング素子を制御する充電制御回路と、を含み、
前記充電制御回路は、
前記電池ユニットの電圧値を個別に検出する電圧検出器と、
予め定められた充電終了条件が満たされた場合、前記第1スイッチング素子をOFFし、
前記電圧検出器によって検出された電圧値に応じて複数の前記第2スイッチング素子それぞれのON、OFFを制御し、さらに、前記第1スイッチング素子をON状態からOFF状態に遷移させる動作タイミングを、前記電圧検出器によって前記電池ユニットのいずれかの電圧値が第1電圧値以上になったことが検出されてから第1の所定の時間が経過したタイミングとする第1タイミング制御回路と、を有することを特徴とする蓄電モジュール。 - 前記第1タイミング制御回路は、前記第1の所定の時間を可変とするタイミング制御回路であることを特徴とする請求項1に記載の蓄電モジュール。
- 前記第2スイッチング素子の各々をOFF状態からON状態にするタイミングを、該第2スイッチング素子が接続された前記電池ユニットの電圧値が前記電圧検出器によって前記第1電圧値以上となったことが検出されてから第2の所定の時間が経過したタイミングとする第2タイミング制御回路をさらに含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蓄電モジュール。
- 前記第2タイミング制御回路は、前記第2の所定の時間を可変とするタイミング制御回路であることを特徴とする請求項3に記載の蓄電モジュール。
- 前記第2スイッチング素子の各々をON状態からOFF状態にするタイミングを、該第2スイッチング素子が接続された前記電池ユニットの電圧が前記電圧検出器によって第2電圧値以下となったことが検出されてから第3の所定の時間が経過したタイミングとする第3タイミング制御回路をさらに含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の蓄電モジュール。
- 前記第3タイミング制御回路は、前記第3の所定の時間を可変とするタイミング制御回路であることを特徴とする請求項5に記載の蓄電モジュール。
- 前記蓄電素子が、リチウムイオンキャパシタ、または電気二重層キャパシタのいずれかであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の蓄電モジュール。
- 前記電池ユニットは、単数の前記蓄電素子、または並列に接続された複数の蓄電素子を含むことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の蓄電モジュール。
- 蓄電素子を含む複数の電池ユニットが直列に接続された蓄電体と、前記蓄電体に直列に接続された第1スイッチング素子と、複数の前記電池ユニットの各々に対応して並列に接続され、対応する電池ユニットに流れる電流をバイパスするように切り替えられる第2スイッチング素子を含む複数のバイパス回路と、前記電池ユニットの電圧値に応じて前記第1スイッチング素子、前記第2スイッチング素子を制御する充電制御回路と、を含む蓄電モジュールの充電を制御する充電制御方法であって、
前記充電制御回路が、
複数の前記電池ユニットの少なくとも1つの電圧値が第1電圧値以上になるまで前記蓄電体を充電する第1のステップと、
電圧値が前記第1電圧値以上になった前記電池ユニットに対応する前記バイパス回路の前記第2スイッチング素子をON状態に切り替えて、前記電池ユニットに流れる電流を前記バイパス回路に流す第2ステップと、
前記第2ステップによって電流がバイパスされた前記電池ユニットの電圧値が第2電圧値以下になった場合、前記第2スイッチング素子をOFF状態に切り替えて、前記バイパス回路に流れる電流を当該バイパス回路に対応する前記電池ユニットに流す第3ステップと、
前記第2ステップの開始から第1の所定の時間の経過後に、前記蓄電体へ流れる電流を、前記第1スイッチング素子をOFFすることによって遮断する第4ステップと、
を含むことを特徴とする充電制御方法。 - 前記第2ステップと前記第3ステップとが繰返し実行され、
前記第2ステップは、前記電池ユニットに対し、電圧値が前記第1電圧値以上になってから第2の所定の時間が経過した後、当該電池ユニットに対応する前記バイパス回路の前記第2スイッチング素子をON状態に切り替えて前記電池ユニットに流れる電流を前記バイパス回路に流すことを特徴とする請求項9に記載の充電制御方法。
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