JP5726815B2 - 検索方法、システム、及びプログラム - Google Patents

検索方法、システム、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、検索方法、システム、及びプログラムに係り、特に、閲覧者が閲覧した閲覧履歴を検索する検索方法、システム、及びプログラムに関する。
近年、インターネットなどのコンピュータネットワークを通じて、大量の電子化された文書のやり取りや、不特定多数を対象にした情報発信ができるようになっている。
なかでもWWW(World Wide Web)上のHTMLと呼ばれる文書(Webページ)は、なんらかの情報を提示するだけではなく、他のコンピュータ上に存在する他の人が作成した文書を参照するための「ハイパーリンク」の機能がある。
これは、他の文書を信頼して自分の記している情報を補完したり、同様の内容の文書を参照するときなどに利用される。
一方で、インターネット上で実現されているWebサービスの一つとして、閲覧者向けに自動的に編集したWebページを提供するサービスが存在する。
有名なものとしては、商品やHTMLファイルを検索したりできる検索サービスがある。検索サービスでは、具体的な商品名や「1000円から5000円以内」などの値段といった要求条件を入力することで、入力された条件を満たす情報を提供してくれる。
これは即時的に、かつ、自分が求めたい情報が明確なときに利用されるが、別の方法としては、閲覧者が予め見たい情報を登録しておき、それに合致した内容が見つかった場合に提供する、といった実現方法もある。
そのための手法として、一般的なWebサービスでは閲覧者が閲覧した情報は「閲覧者が欲しい情報を選択している」という観点において、閲覧した履歴をもとに閲覧者の意図を汲み取る試みが行なわれている。
例えば、「閲覧した文章全てを対象に文章内に存在する単語を取り出す」、「取り出した単語に重要度を付与する」といった手法が取られるが、その他にも、ある個人のクリッピング(ブックマーク)を行なう際に、閲覧記録の内容を記録する手法も考案されている(非特許文献1)
こうした手法を用いて、これらの閲覧者の「閲覧履歴に基づく文書の特徴」を抽出しておき、該閲覧者が閲覧していない文書に対して類似性を定義することにより閲覧者に提示すべき文書かどうか判断することができる。
黒田慎介ら, Web環境におけるユーザアクティビティの共有と検索, 第13回データ工学ワークショップ(DEWS2002)論文集, A2-4(2002年)
検索サービスを含め、Webサービス提供側から閲覧者に対し、見たい情報を少ないやり取りで適切に提供するためには、閲覧者の要求条件をなんらかの形で取得しておく必要があり、また、取得する要求条件も、Webサービス提供側にとって情報を提供するのに有効な情報を数多く取得できるものであることが望まれる。
しかし、Webサービス提供側が、適切な要求条件で、かつ、数多くの情報を取得するために、閲覧者本人が人手で投入することは非常に困難である。なぜなら、Webサービス提供側が適切に情報提供するために必要とする入力情報を、閲覧者が全て理解しているわけではないからである。
本発明は、上記の点を鑑みなされたものであり、閲覧者の要求条件の入力負荷を軽減でき、要求条件の入力量が少なくても適切な検索結果を閲覧者に提示することができ、且つ閲覧者端末と文書提供装置との間でやり取りされる情報量を削減することができる検索方法、システム、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の検索方法は、文書を閲覧する閲覧者の閲覧者端末と、前記閲覧者端末に前記文書を提供する文書提供装置とを含む検索システムにおいて行なわれる検索方法であって、前記文書提供装置により、前記閲覧者が要求する情報を検索するための要求条件を受け付ける受付ステップと、前記文書提供装置により、前記受付ステップにより受け付けた要求条件に基づいて、前記閲覧者の閲覧履歴から情報を抽出するためのルールを、予めルールが記憶されたデータベースから取得する取得ステップと、前記閲覧者端末により、前記取得されたルールに従って、前記閲覧者の閲覧履歴から該当する情報を抽出する抽出ステップと、前記文書提供装置により、前記閲覧者端末にてルールに従って抽出された情報と前記受け付けた要求条件とに基づいて、前記閲覧者が要求する情報を検索して前記閲覧者端末に提供する提供ステップと、を含むものである。
このように、要求条件に応じたルールに従って、閲覧履歴から情報を抽出し、当該抽出した情報と要求条件とに基づいて閲覧者が要求する情報を検索して提供するようにしたため、従来の技術に比べて閲覧者の要求条件の入力負荷を軽減でき、要求条件の入力量が少なくても適切な検索結果を閲覧者に提示することができ、且つ閲覧者端末と文書提供装置との間でやり取りされる情報量を削減することができる。
また、前記抽出ステップは、前記ルールに従って、前記閲覧者の閲覧履歴から該当する情報を抽出し、前記閲覧者端末から前記文書提供装置に前記抽出した情報を送信し、前記閲覧者端末により、前記抽出された情報が前記文書提供装置に対して送信される前に、当該送信の可否を前記閲覧者に確認し、前記文書提供装置に対する送信が閲覧者により許可されなかった情報については、前記閲覧者端末から前記文書提供装置に対して送信されないように制御する制御ステップを更に含むようにしてもよい。
これにより、個人情報等、閲覧者により送信が許可されなかった情報が文書提供装置に送信されることを防止できる。
また、本発明の検索システムは、文書を閲覧する閲覧者の閲覧者端末と、前記閲覧者端末に前記文書を提供する文書提供装置とを含む検索システムであって、前記閲覧者端末は、前記文書提供装置から取得たルールに従って、前記閲覧者の閲覧履歴から該当する情報を抽出する抽出手段を備え、前記文書提供装置は、前記閲覧者が要求する情報を検索するための要求条件を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けた要求条件に基づいて、前記閲覧者の閲覧履歴から情報を抽出するためのルールを、予めルールが記憶されたデータベースから取得する取得手段と、前記閲覧者端末にてルールに従って抽出された情報と前記受け付けた要求条件とに基づいて、前記閲覧者が要求する情報を検索して前記閲覧者端末に提供する提供手段を備えている。
また、本発明の検索プログラムは、コンピュータに、上記検索方法の文書提供装置により行なわれる各ステップを実行させるためのプログラムである
以上説明したように、本発明の情報提供方法、装置、及びプログラムによれば、閲覧者の要求条件の入力負荷を軽減でき、要求条件の入力量が少なくても適切な検索結果を閲覧者に提示することができ、且つ閲覧者端末と文書提供装置との間でやり取りされる情報量を削減することができる、という効果が得られる。
実施形態における検索システムの概略構成例を示す図である。 実施形態における検索システムの機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施形態における検索システムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態における情報抽出部の処理の流れを示すフローチャートである。 ハイパーリンクによる参照情報を含む文書を閲覧した閲覧履歴の例を示す図である。 HTMLファイルが表示された画面及びそのソースの例を示す図である。 閲覧履歴からの情報抽出のための選択ルール及び抽出ルールの例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、実施形態を説明する全図において、同一要素には同一符号を付け、その繰り返しの説明を省く。
本実施形態の検索システム10は、複数の閲覧者端末20及び複数の文書提供装置(以下、Webサービス提供装置という)30がインターネット等の通信網40を介してそれぞれ接続されて構成されている。なお、図1では、閲覧者端末20が2台のみ示されているが、2台に限定されるものではなく、少なくとも1台の閲覧者端末20が通信網40を介してWebサービス提供装置30と接続されていればよい。また、Webサービス提供装置30についても、2台に限定されるものではない。
閲覧者端末20は、WWW上の文書(Webページ)を閲覧する閲覧者が使用する端末装置であり、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション、家庭用ゲーム機、インターネットTVや、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、携帯電話、PHS(Personal Handy phone System)などの携帯端末とすることができる。閲覧者端末20は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、CPUが実行するプログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)とを備えたコンピュータで構成されている。CPUがROMやハードディスク等の記憶部に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、上記ハードウェアとプログラムとを協働させて後述する機能が実現される。
閲覧者端末20は、通信網40上にWebサイトを展開し、閲覧者端末20に対してWebページを提供するサーバ(本実施形態のWebサービス提供装置30も含まれる)に対しWebページの閲覧要求を送信したり、閲覧要求に応じて送信されたデータに基づくWebページを、閲覧者端末20のモニタに表示させたりするためのソフトウェア(ブラウザ)が組み込まれている。
Webサービス提供装置30は、閲覧者端末20のブラウザからの閲覧要求に対してWebページを提供するサーバ装置であり、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、CPUが後述する各処理ルーチンを実行するためのプログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)とを備えたコンピュータで構成されている。CPUがROMやハードディスク等の記憶部に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、上記ハードウェアとプログラムとを協働させて後述する機能が実現される。
図2は、検索システム10の機能的な構成の一例を示すブロック図である。なお、図2では、1台の閲覧者端末20及び1台のWebサービス提供装置30を代表して説明する。
閲覧者端末20は、閲覧履歴記録部101、情報抽出部104、及び閲覧履歴DB(Database)106を備えている。Webサービス提供装置30は、要求条件受付部102、情報要求部103、情報提供部105、及びルールDB(Database)107を備えている。
閲覧履歴記録部101は、閲覧者が閲覧したWebページの閲覧履歴を取得して閲覧履歴DB106に記録する。
要求条件受付部102は、閲覧者により入力された要求条件を受け付ける。要求条件は、例えば、閲覧者端末20がWebサービス提供装置30のWebサイトをアクセスしたときに、閲覧者端末20に表示された当該WebサイトのWebページの入力欄(例えば検索キーワード等の入力ボックス等)に閲覧者により入力される情報であってもよい。ここで、要求条件とは、閲覧者が希望する(要求する)情報を検索するための条件とされる。要求条件受付部102で受け付けられた要求条件は、情報要求部103及び情報提供部105に入力される。
情報要求部103は、閲覧履歴DB106に記録された閲覧履歴から情報を抽出するためのルールを、上記受け付けた要求条件に基づいて、予めルールが記憶されたルールDB107から取得(選択)し、当該取得したルールを含む情報要求を閲覧者端末20に送信する。
情報抽出部104は、上記ルールを含む情報要求を情報要求部103から通信網40を介して受信すると、当該情報要求に含まれるルールを元に、閲覧履歴記録部101によって記録された閲覧履歴から該当する情報を抽出し、Webサービス提供側(情報提供部105)に送信する。
情報提供部105には、要求条件受付部102で入力された要求条件と、情報抽出部104にて抽出され送信された情報とが入力される。情報提供部105は、当該入力された要求条件及び情報を元に、閲覧者にとって有益な情報を検索し閲覧者の閲覧者端末20に提供する。
次に、本実施形態の処理の流れを、具体例を挙げて詳細に説明する。
閲覧者が閲覧者端末20により、Webページを閲覧すると、閲覧履歴記録部101は、閲覧履歴を閲覧履歴DB106に記録する処理を行なう。
閲覧履歴記録部101は、閲覧者の「閲覧日時」、「閲覧先URL」、「閲覧文書(HTMLファイル)」を閲覧履歴DB106に記録する。また、閲覧者が、閲覧文書の閲覧中にリンクをクリックした場合には、閲覧履歴記録部101は、「文書内におけるクリックした位置」等も閲覧履歴DB106に閲覧履歴として記録する。
ここで、閲覧者Aによる閲覧の流れの一例を図5に示す例に基づき簡単に説明する。
閲覧者は、「日本国外でも利用可能な電話」を必要としていた。
閲覧者は、図5(1)に示すように「a.co.jp」というWebサイトにて、「ケータイ」というキーワードを入力して図5(2)に示すように検索をかけ、図5(3)に示すように、「ケータイ」というキーワードに該当する商品Aを閲覧したが、商品Aは、「国内のみ」の利用ということであった。このように閲覧されると、図5(A)〜(C)に示す「a.co.jp」のWebサイトの閲覧履歴として、例えば、図6に示すデータが記憶される。図6(A)には、閲覧先したWebサイトのURLと、当該URLのWebページの表示例(この表示例を示す画像は、閲覧履歴DB106に記憶されなくてもよい)とが示されている。図6(B)には、図6(A)に示すWebページのHTMLファイルが示されている。
本実施形態の検索システム10では、閲覧者端末20がWebサービス提供装置30にアクセスすると、閲覧履歴記録部101による閲覧履歴の記録処理とは別に(並行して)、図3のフローチャートに示す処理が行なわれる。なお、図3(A)は、閲覧者端末20で行なわれる処理の流れを示すフローチャート、図3(B)は、Webサービス提供装置30で行なわれる処理の流れを示すフローチャートである。
閲覧者端末20が本実施形態のWebサービス提供装置30のWebサイトにアクセスすると、閲覧者端末20では、図3(B)に示す処理ルーチンが実行される。
閲覧者端末20に表示された上記WebサイトのWebページの入力欄に、閲覧者により要求条件が入力されると、ステップS200において、当該入力された要求条件が閲覧者端末20からWebサービス提供装置30に送信される。閲覧者により入力される要求条件としては、例えば一般的な検索サービスでは主にキーワードが入力されるが、「金額」や「カメラの撮影時の画素数」といった数値による範囲指定や、「赤」や「青」といった色選択などにおける択一選択や複数選択なども要求条件となる。
本例では、図5の(1)に示すようにWebページの閲覧時に閲覧者が検索キーワードとして指定した「ケータイ」という言葉が、要求条件として閲覧者により入力されたものとする。
閲覧者端末20によりアクセスされているWebサービス提供装置30では、ステップS201において、要求条件受付部102が、閲覧者端末20で入力された要求条件を受け付ける。
Webサービス提供装置30の情報要求部103は、要求条件受付部102から要求条件が入力されると、ステップS202において、Webサービス提供側から閲覧者に情報を提供するために、閲覧履歴記録部101により保存された閲覧履歴から要求条件に応じて利用可能な情報を抽出するためのルールをルールDB107から選択し、選択したルールを情報要求に含めて情報抽出部104に通信網40を介して送信する。
ルールとしては、例えば、複数の閲覧履歴から閲覧履歴を選択するための選択ルールと、選択された閲覧履歴から情報を抽出するための抽出ルールとが組み合わされたルールとしてもよい。
具体的には、例えば、「過去に閲覧した商品購入サイトの“商品名”と“それに付随する商品情報”を、全て抜き出す」というルールであれば、選択ルールが「商品購入サイト」、抽出ルールが「商品名」及び「それに付随する商品情報」となる。また、「過去に閲覧した商品購入サイトにおいて入力された検索条件を、全て抜き出す」といったルールの場合には、選択ルールが「商品購入サイト」、抽出ルールが「検索条件」となる。
なお、ここでは、閲覧者が上記で入力した要求条件(本例では、「ケータイ」)に対応するルールがルールDB107から選択される。例えば、ルールDB107に複数のルールが記憶されていたとして、当該ルールには各々キーワードが紐付けられており、要求条件と合致する(或いは対応する)キーワードに紐付けられたルールが選択される。また、ルールDB107に記憶されているルールは、Webサービス提供装置30毎に予め定められているものとする。具体的には、例えば、携帯電話の様々なカラーバリエーションを扱うWebサイトを提供するものの、携帯電話の価格については他のWebサイトの提供価格に拘わらず定価で提供するWebサービス提供装置30であれば、携帯電話の価格についての情報は不要、色の情報だけ必要とされるため、商品購入サイトから、携帯電話の商品名及び色の情報を抽出するルールが予め定められていてもよい。
なお、図7に、選択ルールと抽出ルールの一例を示す。
閲覧者端末20では、ステップS203において、情報要求部103から送信された情報要求を受信すると、ステップS204において、情報抽出部104は、情報要求部103から送信された情報要求に含まれるルールに従って、閲覧履歴DB106に記録された閲覧履歴から該当する情報を抽出する。以下、情報抽出部104による抽出処理について、図4を参照しながら詳細に説明する。
図4に示すように、情報抽出部104は、まずステップS300において、情報要求部103からの情報要求に含まれるルール(本例では、選択ルール及び抽出ルールからなるルール)を取得する。
ステップS301において、情報抽出部104は、閲覧履歴DB106に記録されている過去の閲覧履歴の全てを読出した否か判断する。情報抽出部104は、ここで、閲覧履歴DB106に記録されている過去の閲覧履歴の全てを読出していないと判断した場合には、ステップS302において、閲覧履歴DB106から過去の閲覧履歴の1つを読出して取得する。
なお、抽出対象となる閲覧履歴の閲覧期間をWebサービス提供装置30側から定めて情報要求に含めてもよい。この場合には、情報抽出部104は、閲覧履歴DB106に記録されている過去の閲覧履歴のうち、当該情報要求に含まれる閲覧期間内に閲覧された閲覧履歴を読出すものとし、ステップS301では、当該期間の閲覧履歴を全て読出したか否かを判断する。
ステップS303において、情報抽出部104は、上記読出した閲覧履歴のURLが、ステップS300において取得した「選択ルール」と一致するか否かを判断する。情報抽出部104は、取得した閲覧履歴のURLが「選択ルール」と一致すると判断した場合には、ステップS304において、当該一致した「選択ルール」に紐付けられた「抽出ルール」に基づいて、HTMLファイルから抽出ルールに該当する箇所の情報を抽出する。
ステップS304の処理後、及びステップS303において、情報抽出部104は、読み出した閲覧履歴が選択ルールと一致しないと判断した場合には、ステップS301に戻り、まだ読出していない過去の閲覧履歴があれば、ステップS302において、その中から1つ選択して読出し上記処理を繰り返す。
また、ステップS301において、情報抽出部104は、過去の閲覧履歴を全て読出したと判断した場合には、本処理ルーチンを終了する。
その後、図3のステップ205において、情報抽出部104は上記抽出した情報の各々を抽出結果としてWebサービス提供装置30の情報提供部105に送信する。
ここで、情報抽出部104の処理について、具体例を挙げて説明する。
閲覧者端末20がWebサイト「b.com」を提供するWebサービス提供装置30にアクセスし、当該Webサービス提供装置30の情報要求部103より、閲覧者の利用している閲覧者端末20内の情報抽出部104に対し、例えば「過去に閲覧した商品購入サイト“a.com”の“商品名”と“それに付随する商品情報”を、全て抜き出す」というルールが指定された情報要求が送信された場合を例に挙げる。ここでは、「商品購入サイト」が選択ルールで、「商品名」と「それに付随する商品情報」とが、抽出ルールとなる。この場合、図6に示すURL「a.com」のHTMLファイルから、「商品A」「携帯A」「国内のみ」というデータが抽出され、情報提供部105に送信される。
また、その他の例としては、情報要求部103より「過去に閲覧した商品購入サイト“a.com”において入力された検索条件を、全て抜き出す」というルールが指定された情報要求を受信した場合には、情報抽出部104により、Webサイトa.co.jpにて検索条件として入力された“ケータイ”というデータが抽出結果として情報提供部105に送信される。
これにより、Webサービス提供側で必要な情報が送信され、不要な情報を送信せずに済むため、データ通信量を削減できる。
Webサービス提供装置30の情報提供部105は、ステップS206において、情報抽出部104から抽出結果を受信すると、ステップS207において、要求条件受付部102から取得した要求条件と、情報抽出部104の抽出結果とを検索クエリ又は検索条件として、様々な情報を記憶する記憶部から閲覧者にとって有益な情報を検索し、検索された情報を提供する。
閲覧者端末20では、ステップS208において、情報提供部105から提供された情報がブラウザにより閲覧者端末20の画面に表示される
例えば、図5(A)〜(C)に示すように、閲覧者Aが過去に閲覧した商品情報は1つであり、要求条件として「ケータイ」が入力され、情報抽出部104の抽出結果として「商品A」「携帯A」「国内のみ」というデータが抽出された場合、情報提供部105における、閲覧者端末20に情報を提供するアルゴリズムを「過去の閲覧した商品では閲覧者の要求は不十分であったことから、その商品とは異なる条件の商品を提供する」とすると、情報抽出部104の抽出結果として得られた「商品A」「携帯A」「国内のみ」というデータ以外の商品情報として、「国外(利用)可」の「商品B」というデータを検索して提供することができる。この場合、商品Bについての情報を閲覧者端末20により閲覧されるWebページに表示させるためのHTMLファイルを生成して、閲覧者端末20に送信する。閲覧者端末20は送信されたHTMLファイルに基づいてWebページを表示して商品Bについての情報を表示する。例えば、閲覧者がb.comのWebサイトをアクセスした際に、当該アクセスしたページ(例えば、トップページ等)に、商品Bについての情報が表示される。これにより、閲覧者は、当該表示された商品Bについての情報を取得することができ、自分の要求を短時間に満たすことが可能となる。
なお、情報提供部105は、例えば、商品Bの情報を表示する位置或いはその近傍に、当該Webサイトの当該商品Bを購入するためのWebページへのリンクをはっておき、閲覧者が商品Bを容易に購入することが可能なHTMLファイルを生成して、閲覧者端末20に送信するようにしてもよい。これにより、閲覧者は、容易に商品Bを購入できる。
なお、本実施形態で説明した検索システム10を用いない従来の構成では、閲覧者は、図5(A)〜(C)に示すWebページの閲覧の後、図5(D)〜図5(G)に示すように、自力で「b.com」というWebサイトにて同様に「ケータイ」というキーワードを入力し、URLを辿りながら「国外(利用)可」と書かれた商品Bを発見し、購入することとなる。自力で偶然発見できればよいが、発見できない場合には、更に他のサイトを探すこととなり、閲覧者は自分の要求を満たすまで時間がかかることとなる。
また、上記では、情報提供部105の例として、「国外(利用)可」の商品を探し利用者の要求と合致した例を示したが、なにを提供するかはサービス提供側によって決めることができる。例えば「過去に見た商品と同等のもの(閲覧者の要求条件)」を「他社より安くする(サービス提供側)」といった商品情報を提供するアルゴリズムを情報提供部105に設定しておき、情報提供部105が当該アルゴリズムに基づいて情報を検索して提供することで、サービス提供側の商品販売を推し進めることが可能である。
情報抽出部104から情報提供部105への情報の送信前に、送信しても良いかどうかを閲覧者に確認する行程を入れることで、「個人情報」など閲覧者が提供したくない情報を取捨選択するようにすることも可能である。すなわち、上記確認工程において閲覧者が送信を許可しなかった情報については、情報抽出部104から情報提示部105に送信されないように制御する制御手段を閲覧者端末20に設けることができる。
例えば、制御手段は、閲覧者端末20のディスプレイに、情報抽出部104で抽出された情報の送信を許可するか否かを確認する確認画面を表示し、閲覧者に上記抽出された情報の送信許可、不許可を入力させる。確認画面には、抽出された情報の各々が列挙され表示されていてもよい。制御手段は、この確認画面に対して、閲覧者が送信を許可しない旨が入力された情報については、情報抽出部104から情報提示部105に送信されないように制御する。
また、「個人に関する情報の保護」の観点で、閲覧履歴記録部101により記録された閲覧履歴の内、情報抽出部104にて提供可能な情報を取捨選択したり、そもそも閲覧履歴記録部101にて記録しないといった利用方法も可能である。すなわち、上記制御手段は、閲覧者が送信を許可しなかった情報だけでなく、「個人に関する情報の保護」の観点で通常送信が許可されない情報についても、送信されないように制御することができる。
また、要求条件受付部102での入力が特にない場合でも、それに応じた選択ルールや抽出ルールを用いて情報抽出部104にて情報を抽出することで、閲覧者に対して適切な情報を提供可能になる。
また、要求条件受付部102での要求条件の入力が、「商品名」「型番」といった表示すべき情報を特定するのに十分であった場合は、情報要求部103から情報抽出部104に対する情報要求が行なわれないこともありえる。
以上説明したように、本実施形態の検索システム10によれば、閲覧者がWebサービス提供側のサーバ(Webサービス提供装置30)にアクセスした際に、Webサービス提供側から閲覧者が所有する過去の閲覧履歴から必要な部分の情報のみを抽出するためのルールとその処理内容を閲覧者側の閲覧者端末20に渡し、閲覧者の許可のもと、閲覧者が所有する閲覧履歴(閲覧者がアクセスしているWebサービス提供装置30以外の他のWebサービス提供装置に対する閲覧履歴も含む)内から抽出された結果を、当該アクセスしたWebサービス提供装置30に返し、その返された情報を元に閲覧者にとって適切な結果をWebサービス提供装置30から提供するため、Webサービス提供側の各サイトにて同様な要求条件を入力する必要性を減少させ、閲覧者が必要としている情報を取得するための負荷の軽減が図られる。
加えて、そのために閲覧履歴の全てをWebサービス側に提供する必要はなく、Webサービス提供装置30から情報を提供するために必要な情報を抽出するためのルールを送信することで、必要な情報のみをやり取りすることが可能となる。
また、閲覧履歴の中には「本名」「自宅住所」「勤務先」「銀行の口座番号」といった個人情報も含まれる可能性があるが、そのような情報をサイト側に提供する形を取ることは避けることが可能となる。
なお、上記実施形態では、閲覧履歴DB106が、閲覧者端末20に設けられている場合について説明したが、例えば、閲覧履歴を保持するためのサーバ(不図示)に閲覧履歴DB106を設け、このサーバの閲覧履歴DB106に閲覧履歴を記録してもよい。この場合、例えば、閲覧者端末20の情報抽出部104がWebサービス提供装置30から受信したルールに従って当該サーバの閲覧履歴DB106から情報を抽出してWebサービス提供装置30に送信してもよいし、Webサービス提供装置30が直接当該サーバの閲覧履歴DB106から情報要求部103で取得したルールに従って情報を抽出して用いてもよい。
なお、本願明細書中において、プログラムが予めインストールされている実施形態として説明したが、当該プログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。
10 検索システム
20 閲覧者端末
30 Webサービス提供装置
40 通信網
101 閲覧履歴記録部
102 要求条件受付部
103 情報要求部
104 情報抽出部
105 情報提供部
106 閲覧履歴DB
107 ルールDB

Claims (4)

  1. 文書を閲覧する閲覧者の閲覧者端末と、前記閲覧者端末に前記文書を提供する文書提供装置とを含む検索システムにおいて行なわれる検索方法であって、
    前記文書提供装置により、前記閲覧者が要求する情報を検索するための要求条件を受け付ける受付ステップと、
    前記文書提供装置により、前記受付ステップにより受け付けた要求条件に基づいて、前記閲覧者の閲覧履歴から情報を抽出するためのルールを、予めルールが記憶されたデータベースから取得する取得ステップと、
    前記閲覧者端末により、前記取得されたルールに従って、前記閲覧者の閲覧履歴から該当する情報を抽出する抽出ステップと、
    前記文書提供装置により、前記閲覧者端末にてルールに従って抽出された情報と前記受け付けた要求条件とに基づいて、前記閲覧者が要求する情報を検索して前記閲覧者端末に提供する提供ステップと、
    を含む検索方法。
  2. 前記抽出ステップにおいて、
    前記閲覧者端末により、前記抽出された情報が前記文書提供装置に対して送信される前に、当該送信の可否を前記閲覧者に確認し、前記文書提供装置に対する送信が閲覧者により許可されなかった情報については、前記閲覧者端末から前記文書提供装置に対して送信されないように制御する制御ステップを更に含む
    請求項1に記載の検索方法。
  3. 文書を閲覧する閲覧者の閲覧者端末と、前記閲覧者端末に前記文書を提供する文書提供装置とを含む検索システムであって、
    前記閲覧者端末は、
    前記文書提供装置から取得たルールに従って、前記閲覧者の閲覧履歴から該当する情報を抽出する抽出手段を備え、
    前記文書提供装置は、
    前記閲覧者が要求する情報を検索するための要求条件を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により受け付けた要求条件に基づいて、前記閲覧者の閲覧履歴から情報を抽出するためのルールを、予めルールが記憶されたデータベースから取得する取得手段と、
    前記閲覧者端末にてルールに従って抽出された情報と前記受け付けた要求条件とに基づいて、前記閲覧者が要求する情報を検索して前記閲覧者端末に提供する提供手段を備えた、
    検索システム。
  4. コンピュータに、請求項1若しくは請求項2に記載の検索方法の文書提供装置により行なわれる各ステップを実行させるための検索プログラム。
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