JP5724036B2 - Drxモードで端末が上りリンク同期を維持する処理方法及び装置 - Google Patents

Drxモードで端末が上りリンク同期を維持する処理方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、通信分野に関し、具体的には、特に、不連続受信(DRX :Discontinuous Reception)モードで端末が上りリンク同期を維持する処理方法及び装置に関する。
第3世代移動通信長期発展型(LTE: Long Term Evolution)システムにおいて、ユーザ装置(UE:User Equipmentが端末とも称される)の電池消費量を節約するために、システムに不連続受信(DRX: Discontinuous Reception)機能が配置されている。DRXにより、UEは、一定時間内に物理下りリンク制御チャネル(PDCCH: PhySical Downlink Control Channel)に対するモニタリングを停止することができる。
DRX周期(DRX Cycle)とは、持続時間(OnDuration)と非アクティブ時間(Inactive)が周期的に繰り返すものである。
持続時間タイマー(OnDuration Timer)は、DRX周期の開始時にUEが連続的にモニタリングする必要があるPDCCHのサブフレームの数を定義している。
図1は関連技術によるDRXの動作原理を示す図である。図1に示すように、DRXが配置された場合、UEのアクティブ時間(Active Time)は、持続時間タイマーまたはDRX非アクティブタイマーまたはDRX再送信タイマーまたはコンテンション解決タイマーが運転する場合の時間、スケジューリング要求(SR:Scheduling Request)が中断された時間、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat request)が上りリンク許可を再送信して割り当てるのに必要な時間、及び、UEがランダムアクセス応答メッセージを成功に受信した後にPDCCHによって示されるUEのセル無線ネットワーク一時識別子(C−RNII:Cell Radio Network Temporary Identifier)または一時C−RNTIに対する新たな伝送を受信しない時間を含む。DRXが配置された場合、UEは、アクティブ時間のみでC−RNTI、TPC−PUCCH−RNTI、TPC−PUSCH−RNTI 及び Semi−Persistent Scheduling C−RNTIがスクランブリングされたPDCCHをモニタリングする。
時間アライメントタイマー(timeAlignmentTimer)は、LTEシステムがUEの上りリンク同期状態を維持するためのタイマーである。上りリンク同期状態の維持は、UEが発展型基地局(eNodeB)と正常に通信する基本的な条件であり、UEが同期化される場合、UE、eNodeBの両方のクロックスキューまたはチャンネル状況の変更ので非同期状態になる可能性がある。時間アライメントタイマーtimeAlignmentTimerの時間長が無限大に配置される場合、上りリンク測定によりTA調整値が非ゼロであるのを見つけると、TAコマンドを送信する必要がある。時間アライメントタイマーtimeAlignmentTimerの時間長が有限長に配置される場合、timeAlignmentTimerのタイムアウト時間内に、eNodeBは、タイミングアドバンスコマンドMAC制御要素(TAコマンド:Timing Advance Command MAC control element)をUEに受信して、UEの上りリンクタイミングを一回調整または確認する必要があり、timeAlignmentTimerがタイムアウトになるときにUEがまだTAコマンドを受信していない場合、UEは、上りリンク非同期であると認定し、上りリンクまたは下りリンクデータがある場合、改めてランダムにアクセスして同期化される必要がある。
基地局がデータを送信してUEに到着するまでには一定の遅延があるので、時間アライメントタイマーtimeAlignmentTimerがタイムアウトになる前に端末がTAコマンドを受信できるように保証するために、基地局側によって維持される時間アライメントタイマー(TATimer)の時間長は、timeAlignmentTimerから1つのTA送信アドバンス時間(例えば30ms)を引くものとなり、基地局は、TATimerがタイムアウトになる前にTAコマンドを送信する必要がある。
上記の従来技術においてUEにDRXが配置された場合、TATimerの時間周期になり、かつTAコマンドを送信する必要がある時に、UEがアクティブ時間にあることではないのでUEがTAコマンドを受信せず、上りリンク非同期状態に入る問題に対して、まだ効果的な解決策がない。
本発明の主な目的は、従来技術においてUEにDRXが配置された場合に、TATimer時間周期になり、かつTAコマンドを送信する必要がある時に、UEがアクティブ時間にあることではないので、UEがTAコマンドを受信せず、上りリンク非同期状態に入る問題を解決するように、DRXモードで端末が上りリンク同期を維持する処理方法及び装置を提供することにある。
上記目的を実現するために、本発明の一態様によれば、DRXモードで端末が上りリンク同期を維持する処理方法を提供している。
本発明に係るDRXモードで端末が上りリンク同期を維持する処理方法は、基地局における第1のカウンターを介して端末がデータスケジューリングを実行しない場合の第1の時間長を記録するステップと、第1の時間長が第1の閾値より大きいかどうかを判断し、第1の時間長が第1の閾値以上である場合、基地局がタイミングアドバンスTAコマンドを送信しなく、第1の時間長が第1の閾値より小さい場合、基地局が時間アライメントタイマー(TATimer)のタイミング時間長と不連続受信(DRX)周期との比較結果によってTAコマンドの送信を確定するステップとを含む。
更に、基地局が時間アライメントタイマー(TATimer)のタイミング時間長と不連続受信(DRX)周期との比較結果によってTAコマンドの送信を確定するステップは、TATimerのタイミング時間長がDRX周期より大きい場合、基地局が、TATimerがタイムアウトになる前の最後の持続時間内にTAコマンドを送信し、TATimerのタイミング時間長がDRX周期に等しい場合、基地局が、各持続時間内にTAコマンドを送信し、TATimerのタイミング時間長がDRX周期より小さい場合、基地局が、第2のカウンターを介して端末が非アクティブ状態にある場合の第2の時間長を記録し、第2の時間長が第2の閾値より大きい場合、基地局がTAコマンドを送信することを含む。
更に、TATimerのタイミング時間長がDRX周期より大きい場合、基地局がTATimerがタイムアウトになる前の最後の持続時間内にTAコマンドを送信するステップは、TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになるかどうかを判断し、TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになる時間までまだ1つのDRX周期の長さがあると、タイムアウトにならない期間における持続期間内にTAコマンドを送信し、それ以外の場合は、TAコマンドの送信を停止することを含む。
更に、TATimerのタイミング時間長がDRX周期より小さい場合、基地局が第2のカウンターを介して端末が非アクティブ状態にある場合の第2の時間長を記録し、第2の時間長が第2の閾値より大きい場合、基地局がTAコマンドを送信するステップは、基地局が端末の状態を判断し、端末が非アクティブ状態からアクティブ状態に入る場合、基地局が、第2の時間長が第2の閾値より大きい場合に、TAコマンドを送信し、端末がずっとアクティブ状態にある場合、TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになると、基地局がTAコマンドを送信することを含む。
更に、持続時間内にTAコマンドを送信するステップは、持続時間タイマーが起動時間になるかどうか判断し、起動時間になった場合、基地局がTAコマンドを送信することを含む。
上記目的を実現するために、本発明の別の態様によれば、DRXモードで端末が上りリンク同期を維持する処理装置を提供している。
本願に係るDRXモードで端末が上りリンク同期を維持する処理装置は、基地局における第1のカウンターを介して端末がデータスケジューリングを実行しない場合の第1の時間長を記録することに用いられる記録ユニットと、第1の時間長が第1の閾値より大きいかどうかを判断し、第1の時間長が第1の閾値以上である場合、基地局がタイミングアドバンスTAコマンドを送信しなく、第1の時間長が第1の閾値より小さい場合、基地局が時間アライメントタイマーTATimerのタイミング時間長と不連続受信DRX周期との比較結果によってTAコマンドの送信を確定することに用いられる処理ユニットと、を備える。
更に、処理ユニットは、TATimerのタイミング時間長がDRX周期より大きい場合、基地局がTATimerがタイムアウトになる前の最後の持続時間内にTAコマンドを送信することに用いられる第1の処理モジュールと、TATimerのタイミング時間長がDRX周期に等しい場合、基地局が各持続時間内にTAコマンドを送信することに用いられる第2の処理モジュールと、TATimerのタイミング時間長がDRX周期より小さい場合、基地局が第2のカウンターを介して端末が非アクティブ状態にある場合の第2の時間長を記録し、第2の時間長が第2の閾値より大きい場合に、基地局がTAコマンドを送信することに用いられる第3の処理モジュールと、を含む。
更に、第1の処理モジュールは、TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになるかどうかを判断し、TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになる時間までまだ1つのDRX周期の長さがあると、タイムアウトにならない期間における持続期間内にTAコマンドを送信し、それ以外の場合は、TAコマンドの送信を停止することに用いられる第1の判断モジュールを含む。
更に、第3の処理モジュールは、端末の状態を判断し、端末が非アクティブ状態からアクティブ状態に入る場合、基地局が、第2の時間長が第2の閾値より大きい場合に、TAコマンドを送信し、端末がずっとアクティブ状態にある場合、TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになると、基地局が、TAコマンドを送信することに用いられる第2の判断モジュールを含む。
更に、装置は、持続時間タイマーが起動時間になるかどうかを判断し、起動時間になった場合、基地局がTAコマンドを送信することに用いられる第3の判断モジュールを更に含む。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
DRXモードで端末が上りリンク同期を維持する処理方法であって、
基地局における第1のカウンターを介して端末がデータスケジューリングを実行しない場合の第1の時間長を記録するステップと、
前記第1の時間長が第1の閾値より大きいかどうかを判断し、
前記第1の時間長が前記第1の閾値以上である場合、前記基地局がタイミングアドバンスTAコマンドを送信しなく、
前記第1の時間長が前記第1の閾値より小さい場合、前記基地局が時間アライメントタイマーTATimerのタイミング時間長と不連続受信(DRX)周期との比較結果によって前記TAコマンドの送信を確定するステップとを含むことを特徴とする、前記方法。
(項目2)
前記基地局が時間アライメントタイマーTATimerのタイミング時間長と不連続受信(DRX)周期との比較結果によって前記TAコマンドの送信を確定するステップは、
前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期より大きい場合、前記基地局が、前記TATimerがタイムアウトになる前の最後の持続時間内に前記TAコマンドを送信し、
前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期に等しい場合、前記基地局が、各前記持続時間内に前記TAコマンドを送信し、
前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期より小さい場合、前記基地局が、第2のカウンターを介して前記端末が非アクティブ状態にある場合の第2の時間長を記録し、前記第2の時間長が第2の閾値より大きい場合、前記基地局が前記TAコマンドを送信することを含むことを特徴とする
項目1に記載の方法。
(項目3)
前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期より大きい場合、前記基地局が、前記TATimerがタイムアウトになる前の最後の持続時間内に前記TAコマンドを送信するステップは、
前記TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになるかどうかを判断し、前記TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになる時間までまだ1つの前記DRX周期があると、タイムアウトにならない期間における前記持続期間内に前記TAコマンドを送信し、それ以外の場合は、前記TAコマンドの送信を停止することを含むことを特徴とする
項目2に記載の方法。
(項目4)
前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期より小さい場合、前記基地局が第2のカウンターを介して前記端末が非アクティブ状態にある場合の第2の時間長を記録し、前記第2の時間長が第2の閾値より大きい場合、前記基地局が前記TAコマンドを送信するステップは、
前記基地局が前記端末の状態を判断し、
前記端末が非アクティブ状態からアクティブ状態に入る場合、前記基地局が、前記第2の時間長が前記第2の閾値より大きい場合に、前記TAコマンドを送信し、
前記端末がずっと前記アクティブ状態にある場合、前記TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになると、前記基地局が、前記TAコマンドを送信することを含むことを特徴とする
項目2に記載の方法。
(項目5)
前記持続時間内に前記TAコマンドを送信することは、
前記持続時間タイマーが起動時間になるかどうかを判断し、
起動時間になった場合、前記基地局が前記TAコマンドを送信することを特徴とする
項目2〜4のいずれか1項に記載の方法。
(項目6)
DRXモードで端末が上りリンク同期を維持する処理装置であって、
基地局における第1のカウンターを介して端末がデータスケジューリングを実行しない場合の第1の時間長を記録することに用いられる記録ユニットと、
前記第1の時間長が第1の閾値より大きいかどうかを判断し、前記第1の時間長が前記第1の閾値以上である場合、前記基地局がタイミングアドバンスTAコマンドを送信しなく、前記第1の時間長が前記第1の閾値より小さい場合、前記基地局が時間アライメントタイマーTATimerのタイミング時間長と不連続受信(DRX)周期との比較結果によって前記TAコマンドの送信を確定することに用いられる処理ユニットと、を備える特徴とする、前記装置。
(項目7)
前記処理ユニットは、
前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期より大きい場合、前記基地局が、前記TATimerがタイムアウトになる前の最後の持続時間内に前記TAコマンドを送信することに用いられる第1の処理モジュールと、
前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期に等しい場合、前記基地局が各前記持続時間内に前記TAコマンドを送信することに用いられる第2の処理モジュールと、
前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期より小さい場合、前記基地局が第2のカウンターを介して前記端末が非アクティブ状態にある場合の第2の時間長を記録し、前記第2の時間長が第2の閾値より大きい場合に、前記基地局が前記TAコマンドを送信することに用いられる第3の処理モジュールと、を含むことを特徴とする
項目6に記載の装置。
(項目8)
前記第1の処理モジュールは、
前記TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになるかどうかを判断し、前記TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになる時間までまだ1つの前記DRX周期があると、タイムアウトにならない期間における前記持続期間内に前記TAコマンドを送信し、それ以外の場合は、前記TAコマンドの送信を停止することに用いられる第1の判断モジュールを含むことを特徴とする
項目7に記載の装置。
(項目9)
前記第3の処理モジュールは、
前記端末の状態を判断し、前記端末が非アクティブ状態から前記アクティブ状態に入る場合、前記基地局が、前記第2の時間長が前記第2の閾値より大きい場合に、前記TAコマンドを送信し、前記端末がずっと前記アクティブ状態にある場合、前記TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになると、前記基地局が前記TAコマンドを送信することに用いられる第2の判断モジュールを含むことを特徴とする
項目7に記載の装置。
(項目10)
前記装置は、前記持続時間タイマーが起動時間になるかどうかを判断し、起動時間になった場合、前記基地局が前記TAコマンドを送信することに用いられる第3の判断モジュールを更に備えることを特徴とする
項目7〜9のいずれか1項に記載の装置。
本発明では、基地局における第1のカウンターを介して端末がデータスケジューリングを実行しない場合の第1の時間長を記録し、第1の時間長が第1の閾値より大きいかどうかを判断し、第1の時間長が第1の閾値以上である場合、基地局がタイミングアドバンスTAコマンドを送信しなく、第1の時間長が第1の閾値より小さい場合、基地局が時間アライメントタイマーTATimerのタイミング時間長と不連続受信DRX周期との比較結果によってTAコマンドの送信を確定することで、従来技術においてUEにDRXが配置された場合、TATimer時間周期になり、かつTAコマンドを送信する必要がある場合、UEがアクティブ時間にあることではないので、UEがTAコマンドを受信できず、上りリンク非同期状態に入る問題を解決し、さらにDRXが配置された場合、UEが基地局と上りリンク同期を柔軟に維持することができ、かつ上りリンク非同期の発生を最大限に減少させ、システム資源の利用率効果を最適化する。
関連技術によるDRXの動作原理を示す図である。 本発明の実施形態に係る発展型基地局の構造を示す図である。 本発明の実施形態に係るDRXモードで端末が上りリンク同期を維持する処理装置の構造を示す図である。 本発明の実施形態に係るDRXモードで端末が上りリンク同期を維持する処理方法のフローチャートである。 本発明の第1の好適な実施形態に係る処理方法を示す図である。 本発明の第2の好適な実施形態に係る処理方法を示す図である。 本発明の第3の好適な実施形態に係る処理方法を示す図である。 本発明の実施形態に係るDRXモードで端末が上りリンク同期を維持する処理方法の詳細なフローチャートである。
本発明が解決しようとする技術的問題、技術的な解決策及び有益な効果が明瞭、明確になるために、以下、図面と実施形態を参照しながら、本発明を更に詳しく説明する。本明細書に記載した具体的な実施形態は、ただ本発明を解釈するためのものだけであるが、本発明を限定することに用いられるものではない。
図2は本発明の実施形態に係る発展型基地局の構造を示す図である。図2に示すように、当該基地局eNodeBは、DRX各タイマーの開始及び終了とUEの状態変遷を維持するとともに、UEがデータスケジューリングを実行しない時間カウンターとUEがDRX非アクティブ時間にあるカウンターを維持することに用いられるDRXモジュール1と、TATimerタイマーを維持し、DRXモジュールから関連する配置情報とUE状態情報を取得して、TAコマンドを送信する必要があるかどうかを判断し、そしてTAコマンドの送信を実行することに用いられるTAモジュール2と、を備えることができる。
図3は本発明の実施形態に係るDRXモードで端末が上りリンク同期を維持する処理装置の構造を示す図である。図3に示すように、当該装置は、基地局における第1のカウンターを介して端末がデータスケジューリングを実行しない場合の第1の時間長を記録することに用いられる記録ユニット10と、第1の時間長が第1の閾値より大きいかどうかを判断して、第1の時間長が第1の閾値以上である場合、基地局がタイミングアドバンスTAコマンドを送信せず、第1の時間長が第1の閾値より小さい場合、基地局が時間アライメントタイマーTATimerのタイミング時間長と不連続受信(DRX)周期との比較結果によってTAコマンドの送信を確定することに用いられる処理ユニット30と、を備える。
本発明の上記実施形態によれば、主として、基地局が、DRXと時間アライメントタイマーtimeAlignmentTimerが配置されたUEに対して、DRX周期及びDRXでのUEの状態によって、TAコマンドの送信タイミングを調整することにより、UEができるだけTAコマンドを受信することを、実現する。即ち、基地局eNodeBがUEにDRXが配置され場合、合理的にTAコマンドをUEに送信することができ、UEが上りリンクタイミング調整を行うことができ、UEの上りリンク非同期の発生を効果的に減少させ、システム資源の利用率を最適化する。
本発明の上記実施形態における処理ユニット30は、TATimerのタイミング時間長がDRX周期より大きい場合、基地局がTATimerがタイムアウトになる前の最後の持続時間内にTAコマンドを送信することに用いられる第1の処理モジュール301と、TATimerのタイミング時間長がDRX周期に等しい場合、基地局が各持続時間内にTAコマンドを送信することに用いられる第2の処理モジュール302と、TATimerのタイミング時間長がDRX周期より小さい場合、基地局が第2のカウンターを介して端末が非アクティブ状態にある場合の第2の時間長を記録し、第2の時間長が第2の閾値より大きい場合、基地局がTAコマンドを送信することに用いられる第3の処理モジュール303と、を含む。
具体的には、上記実施形態の技術的な解決策では第1のカウンターと第2のカウンターの2つのカウンターを実現している。基地局側は、UEがどのぐらい時間でデータスケジューリングを行わないことを示すための第1のカウンターを維持し、当該カウンターが1つの閾値(例えばtimeAlignmentTimerの4倍)より大きいと、基地局側は、TAコマンドを自動的に送信しない。同時に、基地局側によって維持された第2のカウンターは、1つのUEがDRX非アクティブ状態時間にあるカウンター(SleepTimer)である。本発明に係る技術的な解決案として、UEがデータスケジューリングを行わない時間カウンターが閾値を超えない場合、TATimerの時間長とDRX周期の時間長との関係によって、下記のいくつの状況に分けて処理する。
TATimerがDRX周期より長い場合において、TATimerがタイムアウトになる前の最後のOnDuration Timer運転期間に、基地局は、TAコマンドを送信する。
TATimerがDRX周期に等しい場合において、各OnDuration Timer運転期間に、基地局は、TAコマンドを送信する。
TATimerがDRX周期時間より短い場合において、UEがDRX非アクティブ状態からアクティブ状態に入り、かつこの時にTATimerがタイムアウトにならなく、SleepTimerが1つの閾値(例えばtimeAlignmentTimerの時間長の1/2)に超えると、TAコマンドを送信する。他の場合、TATimerは、正常に維持し、TATimerがタイムアウトになる時刻に、UEがDRXアクティブ状態にあると、基地局は、TAコマンドを送信し、それ以外の場合は、基地局は、TAコマンドを送信しない。
当該装置は、DRXが配置された場合に、UEが基地局と上りリンク同期を柔軟に維持できることを効果的に保証した。UEが一定の動作量を有する場合、基地局のTAコマンドを受信でき、上りリンク非同期の発生を最大限に減少させ、UEの動作量が少ない場合、UEの上りリンク同期状態を維持しないことにより、システム資源の利用を最適化する。
好ましくは、本発明の上記実施形態における第1の処理モジュール301は、TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになるかどうかを判断し、TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになる時間までまだ1つのDRX周期の長さがある場合、タイムアウトしていない期間における持続期間内にTAコマンドを送信し、それ以外の場合は、TAコマンドの送信を停止することに用いられる第1の判断モジュールをさらに含むことができる。
好ましくは、本発明の上記実施形態における第3の処理モジュール303は、基地局が端末の状態を判断して、端末が非アクティブ状態からアクティブ状態に入る場合、基地局が第2の時間長が第2閾値より大きい場合に、TAコマンドを送信し、端末がずっとアクティブ状態にある場合、TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになると、基地局がTAコマンドを送信することに用いられる第2の判断モジュールをさらに含むことができる。
本発明の上記各実施形態において、当該装置は、持続時間タイマーが起動時間になるかどうかを判断して、起動時間になる場合、基地局がTAコマンドを送信することに用いられる第3の判断モジュールをさらに含むことができる。
図4は本発明の実施形態に係るDRXモードで端末が上りリンク同期を維持する処理方法のフローチャートである。図4に示すように、当該方法は、下記のステップを含む。
ステップS402において、基地局における第1のカウンターを介して端末がデータスケジューリングを実行しない場合の第1の時間長を記録する。
ステップS404において、第1の時間長が第1の閾値より大きいかどうかを判断し、第1の時間長が第1の閾値以上である場合、基地局がタイミングアドバンスTAコマンドを送信せず、第1の時間長が第1の閾値より小さい場合、基地局が時間アライメントタイマーTATimerのタイミング時間長と不連続受信DRX周期との比較結果によってTAコマンドの送信を確定する。
本発明では、主にDRXと時間アライメントタイマーtimeAlignmentTimerが配置されたUEに対して、DRX周期及びDRXでのUEの状態によって、TAコマンドの送信タイミングを調整することにより、UEは、できるだけTAコマンドを受信することが可能となる。
本方法によれば、DRXが配置された場合、UEが基地局と上りリンク同期を柔軟に維持できることを効果的に保証する。UEが一定の動作量を有する場合、基地局からのTAコマンドを受信でき、上りリンク非同期の発生を最大限に減少させ、UEの動作量が小さい場合、UEの上りリンク同期状態を維持しないことにより、システムの資源利用を最適化する。
本発明の上記実施形態では、ステップS404において基地局が時間アライメントタイマーTATimerのタイミング時間長と不連続受信DRX周期との比較結果によってTAコマンドの送信を確定することは、TATimerのタイミング時間長がDRX周期より大きい場合、基地局がTATimerタイムアウト前の最後の持続時間内にTAコマンドを送信し、TATimerのタイミング時間長がDRX周期に等しい場合、基地局が各持続時間内にTAコマンドを送信し、TATimerの時間長がDRX周期より小さい場合、基地局が第2のカウンターを介して端末が非アクティブ状態にある場合の第2の時間長を記録し、第2の時間長が第2の閾値より大きい場合、基地局がTAコマンドを送信することを含む。
具体的には、図5は本発明の第1の好適な実施形態に係る処理方法を示す図である。図5に示すように、TATimerがDRX周期より長い場面で、現在のプロトコルによって、TAコマンドの送信タイミングに、端末がPDCCHをモニタリングするかどうかの行為は、明らかではない。
当該場面では、本発明は、TATimer周期内の最後のonDurationが起動した後にTAコマンドを送信すると、端末がPDCCHをモニタリングしている時間におけるTAコマンドの着信を保証する。
具体的には、図6は本発明の第2の好適な実施形態の処理方法を示す図である。図6に示すように、TATimerがDRX周期に等しい場面で、現在のプロトコルによって、TAコマンドの送信タイミングに、端末がPDCCHをモニタリングするかどうかの行為は、明らかではない。
当該場面では、本発明は、各onDurationが起動する時にTAコマンドを送信すると、端末がPDCCHをモニタリングしている時間におけるTAコマンドの着信を保証する。特に、時刻1の場合、UEがデータスケジューリングを行わない時間カウンターが設定された閾値を超え、そして今回TAコマンドを送信ないと、端末は、改めてアクセスして上りリンク同期を取得する。
具体的には、図7は本発明の第3の好適な実施形態の処理方法を示す図である。図7に示すように、TATimerがDRX周期より短い場面で、現在のプロトコルによって、TAコマンドの送信タイミングに、端末がPDCCHをモニターリングするかどうかの行為は、明らかではない。
当該場面では、本発明においてUEの実際のDRX状態を組み合わせることにより分かるように、時刻1の場合、TATimerがタイムアウトになって正常にTAを送信し、その後UEはDRX非アクティブ状態に入り、再びアクティブ状態に入るときに、UEがDRX非アクティブ時間にあるカウンターが閾値を超えると判断し、この場合、直ちにTAを送信し、その後、UEはずっとDRXアクティブ状態にあり、TAはTATimer周期に従って送信される。時刻5と6の間に非アクティブ状態からアクティブ状態への変化があるが、UEがDRX非アクティブ時間にあるカウンターが閾値を超えないので、アクティブ状態に入った後、直ちにTAを送信しなく、正常にTATimerタイマーを維持し、タイムアウトになるとTAを送信する。時刻7の場合は時刻2と同じであり、再びアクティブ状態に入るときに、UEがDRX非アクティブ時間にあるカウンターが閾値を超えると判断し、この場合、直ちにTAを送信する。時刻8の場合、TATimer周期に従って送信すべきであるが、この場合にDRX非アクティブ状態にあるので、送信できなく、UEが上りリンク非同期であり、改めてアクセスして上りリンク同期を取得する必要がある。
本発明の上記実施形態のステップにおいて、TATimerのタイミング時間長がDRX周期より大きい場合、基地局がTATimerがタイムアウトになる前の最後の持続時間内にTAコマンドを送信するステップは、TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになるかどうかを判断し、TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになる時間までまだ1つのDRX周期がある場合、タイムアウトにならない期間における持続期間内にTAコマンドを送信し、それ以外の場合は、TAコマンドの送信を停止することを含む。
上記実施形態のステップにおいて、TATimerのタイミング時間長がDRX周期より小さい場合、基地局が第2のカウンターを介して端末が非アクティブ状態にある場合の第2の時間長を記録し、第2の時間長が第2の閾値より大きい場合、基地局がTAコマンドを送信するステップは、基地局が端末の状態を判断し、端末が非アクティブ状態からアクティブ状態に入るときに、基地局が第2の時間長が第2閾値より大きい場合、TAコマンドを送信し、端末がずっとアクティブ状態にある場合、TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになると、基地局がTAコマンドを送信することを含む。
好ましくは、上記実施形態において持続時間内にTAコマンドを送信するステップは、持続時間タイマーが起動時間になるかどうかを判断し、起動時間になった場合、基地局がTAコマンドを送信することを含む。
上記実施形態により分かるように、実現プロセスにおいて、基地局スケジューラは、端末のDRX配置パラメータを知ているので、DRX配置及び端末の上りリンクおよび下りリンクスケジューリング状況に応じて、DRXに関連するタイマーの運転状況を計算することができ、及び、端末がDRXアクティブ時間にあるかどうかを知ることができる。スケジューラは、DRXが配置された各UEに対して、UEがデータスケジューリングを実行しない時間カウンターと、UEがDRX非アクティブ時間にあるカウンターの2つのカウンターを維持する必要がある。UEがデータスケジューリングを実行しない時間カウンターの作用として、UEがかなり長い時間内にデータをスケジューリングしないと(当該タイマーが設定された閾値を超えることを判断根拠とする)、UEのデータ量が小さいと認定でき、基地局側がUEの上りリンク同期(このようにして、システム資源を節約することができる)を維持する必要がなく、必要な場合にUEが改めてアクセスする方式で同期化されることができる。UEがDRX非アクティブ時間にあるカウンターの作用として、基地局がTAコマンドタイマーを送信する時間長がDRX周期より小さい場合、TAコマンドタイマーのタイムアウト時間内にonDurationTimerの運転チャンスがあることを保証できなく、またUEがDRXアクティブ時間にある可能を保証できない。TAコマンドの送信チャンスを保証するために、基地局は、UEが毎回DRXアクティブ状態に入るときに判断し、UEがDRX非アクティブ時間にあるカウンターが設定された閾値より大きいと、TAコマンドタイマーが間もなくタイムアウトになる可能性が高く、この場合にTAコマンドを送信する必要がある。
図8は本発明の実施形態に係るDRXモードで端末が上りリンク同期を維持する処理方法の詳細なフローチャートである。図8を参照しながら本方法の実施を更に詳しく説明する。
ステップS201において、配置されたtimeAlignmentTimerによってTATimerタイマーを計算し、そして配置されたDRX周期長と比較し、結果によって相応するステップに移行して実行する。TATimerがDRX周期より長いと、ステップS202に入り、TATimerがDRX周期に等しいと、ステップS203に入り、TATimerがDRX周期時間より短いと、ステップ204(ステップS204a、ステップS204b、ステップS204cを含む)に入る。
ステップS202において、TATimerのタイムアウト時間を判断し、TATimerがタイムアウトになるまでまだ1つのDRX周期の長さの時間点があると、次のonDurationに運転する時にTAコマンドを送信し、ステップ203に入って実行することができる。
ステップS203において、 onDurationタイマーの起動時間になるかどうかを判断し、onDurationタイマーの起動時間になった場合、ステップS205を実行し、それ以外の場合は、本操作を終了させる。
ステップS204において、UEの状態を判断し、UEがアクティブ状態にあり、かつTATimerのタイムアウト時間になると、ステップS205を実行し、UEが非アクティブ状態からアクティブ状態に入ると、DRX非アクティブ時間にあるカウンターが設定された閾値を超えるかどうかを判断し、設定された閾値を超えた場合、ステップS205を実行し、それ以外の場合は、正常にTATimerを維持する。
ステップS205において、UEがデータスケジューリングを実行しない時間カウンターが設定された閾値を超えるかどうかを判断し、設定された閾値を超えた場合、TAコマンドを送信する。
本発明の実施形態において図面におけるフローチャートに示されるステップは、コマンドを実行可能な1組のコンピュータのようなコンピュータシステムで実行されることができ、かつ、フローチャートに倫理的順序が示されたが、ある場合で、これとは異なる順序で示されるまたは記載されるステップを実行することができると説明すべきである。
以上の実施形態の記載より分かるように、本発明によれば、eNodeBがUEにDRXが配置された場合に、合理的にTAコマンドをUEに送信することができ、UEが上りリンクタイミングを調整することが可能となり、UEの上りリンク非同期の発生を効果的に減少させるという技術的効果を達成した。
明らかに、当業者にとっては、上記の本発明の各モジュールまたは各ステップが汎用コンピュータ装置で実現されることができ、それらが単一のコンピュータに統合されてよく、または複数のコンピュータ装置からなるネットワークに分散されてもよく、必要に応じて、それらがコンピュータ装置実行可能なプログラムコードで実現されることができ、したがって、それらを記憶装置に記憶してコンピュータ装置により実行し、または、それらをそれぞれ複数の集積回路モジュールに製作し、または、それらのうちの複数のモジュールまたはステップを単一の集積回路モジュールに製作して実現することができると理解すべきである。このように、本発明は、いかなる特定のハードウエアとソフトウエアの組み合わせに限定されるものではない。
上記の説明は、本発明の1つの好適な実施形態を示して説明するが、上述したように、本発明は、本明細書に開示された形態に限定されるものではないと理解すべきであって、他の実施形態を排除するとみなすべきではなく、様々な他の組み合わせ、変更及び環境に応用することができ、そして本説明書に記載の発明の構想範囲内に、上記の教示または関連分野の技術または知識で変更することができる。当業者により行われた修正および変更は、本発明の主旨精神及び範囲を逸脱することないと、本発明に添付した特許請求の範囲にあるべきである。
本発明によれば、eNodeBがUEにDRXが配置された場合、TAコマンドを合理的にUEに送信することにより、UEが上りリンクタイミングを調整することが可能となり、UEの上りリンク非同期の発生を効果的に減少させることを、達成する。

Claims (8)

  1. DRXモードで端末が上りリンク同期を維持する処理方法であって、
    基地局における第1のカウンターを介して端末がデータスケジューリングを実行しない場合の第1の時間長を記録するステップと、
    前記第1の時間長が第1の閾値より大きいかどうかを判断し、
    前記第1の時間長が前記第1の閾値以上である場合、前記基地局がタイミングアドバンスTAコマンドを送信しなく、
    前記第1の時間長が前記第1の閾値より小さい場合、前記基地局が時間アライメントタイマーTATimerのタイミング時間長と不連続受信(DRX)周期との比較結果によって前記TAコマンドの送信を確定するステップとを含み
    前記基地局が時間アライメントタイマーTATimerのタイミング時間長と不連続受信(DRX)周期との比較結果によって前記TAコマンドの送信を確定するステップは、
    前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期より大きい場合、前記基地局が、前記TATimerがタイムアウトになる前の最後の持続時間内に前記TAコマンドを送信し、
    前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期に等しい場合、前記基地局が、各前記持続時間内に前記TAコマンドを送信し、
    前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期より小さい場合、前記基地局が、第2のカウンターを介して前記端末が非アクティブ状態にある場合の第2の時間長を記録し、前記第2の時間長が第2の閾値より大きい場合、前記基地局が前記TAコマンドを送信することを含むことを特徴とする、前記方法。
  2. 前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期より大きい場合、前記基地局が、前記TATimerがタイムアウトになる前の最後の持続時間内に前記TAコマンドを送信するステップは、
    前記TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになるかどうかを判断し、前記TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになる時間までまだ1つの前記DRX周期があると、タイムアウトにならない期間における前記持続期間内に前記TAコマンドを送信し、それ以外の場合は、前記TAコマンドの送信を停止することを含むことを特徴とする
    請求項に記載の方法。
  3. 前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期より小さい場合、前記基地局が第2のカウンターを介して前記端末が非アクティブ状態にある場合の第2の時間長を記録し、前記第2の時間長が第2の閾値より大きい場合、前記基地局が前記TAコマンドを送信するステップは、
    前記基地局が前記端末の状態を判断し、
    前記端末が非アクティブ状態からアクティブ状態に入る場合、前記基地局が、前記第2の時間長が前記第2の閾値より大きい場合に、前記TAコマンドを送信し、
    前記端末がずっと前記アクティブ状態にある場合、前記TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになると、前記基地局が、前記TAコマンドを送信することを含むことを特徴とする
    請求項に記載の方法。
  4. 前記持続時間内に前記TAコマンドを送信することは、
    前記持続時間タイマーが起動時間になるかどうかを判断し、
    起動時間になった場合、前記基地局が前記TAコマンドを送信することを特徴とする
    請求項のいずれか1項に記載の方法。
  5. DRXモードで端末が上りリンク同期を維持する処理装置であって、
    基地局における第1のカウンターを介して端末がデータスケジューリングを実行しない場合の第1の時間長を記録することに用いられる記録ユニットと、
    前記第1の時間長が第1の閾値より大きいかどうかを判断し、前記第1の時間長が前記第1の閾値以上である場合、前記基地局がタイミングアドバンスTAコマンドを送信しなく、前記第1の時間長が前記第1の閾値より小さい場合、前記基地局が時間アライメントタイマーTATimerのタイミング時間長と不連続受信(DRX)周期との比較結果によって前記TAコマンドの送信を確定することに用いられる処理ユニットと、を備え
    前記処理ユニットは、
    前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期より大きい場合、前記基地局が、前記TATimerがタイムアウトになる前の最後の持続時間内に前記TAコマンドを送信することに用いられる第1の処理モジュールと、
    前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期に等しい場合、前記基地局が各前記持続時間内に前記TAコマンドを送信することに用いられる第2の処理モジュールと、
    前記TATimerのタイミング時間長が前記DRX周期より小さい場合、前記基地局が第2のカウンターを介して前記端末が非アクティブ状態にある場合の第2の時間長を記録し、前記第2の時間長が第2の閾値より大きい場合に、前記基地局が前記TAコマンドを送信することに用いられる第3の処理モジュールと、を含むことを特徴とする、前記装置。
  6. 前記第1の処理モジュールは、
    前記TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになるかどうかを判断し、前記TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになる時間までまだ1つの前記DRX周期があると、タイムアウトにならない期間における前記持続期間内に前記TAコマンドを送信し、それ以外の場合は、前記TAコマンドの送信を停止することに用いられる第1の判断モジュールを含むことを特徴とする
    請求項に記載の装置。
  7. 前記第3の処理モジュールは、
    前記端末の状態を判断し、前記端末が非アクティブ状態から前記アクティブ状態に入る場合、前記基地局が、前記第2の時間長が前記第2の閾値より大きい場合に、前記TAコマンドを送信し、前記端末がずっと前記アクティブ状態にある場合、前記TATimerのタイミング時間長がタイムアウトになると、前記基地局が前記TAコマンドを送信することに用いられる第2の判断モジュールを含むことを特徴とする
    請求項に記載の装置。
  8. 前記装置は、前記持続時間タイマーが起動時間になるかどうかを判断し、起動時間になった場合、前記基地局が前記TAコマンドを送信することに用いられる第3の判断モジュールを更に備えることを特徴とする
    請求項のいずれか1項に記載の装置。
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