JP6842535B2 - 2ステップ・グラントでのアクティブ時間処理 - Google Patents
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Description
1.DRXパラメータが設定されていない、又は、
2.DRXパラメータが設定されており、且つ
2.1 drx非アクティビティ・タイマが動作中である、又は
2.2 drx再送タイマが動作中である、又は
2.3 mac競合解決タイマが動作中である、又は
2.4 PUCCHで送信されたスケジューリング要求がペンディング中である、又は
2.5 ペンディング中のHARQ再送のためのアップリンク・グラントが生じてもよく、対応するHARQバッファ内にデータが存在する、又は
2.6 明示的にシグナリングされたプリアンブルのためのランダム・アクセス応答の受信成功後に、UEのC‐RNTIへ宛てられた新たな送信を示すPDCCHが受信されていない(RRC_CONNECTED内のUEにのみ当てはまる)。
そうでなければ、
3 DRXスリープが使用される状態である。
RRC_CONNECTED状態でありDRX機能で構成されたUEは、長期及び短期の両方のDRXサイクルで構成されうる。長期DRXサイクルの意図は、任意の新たなスケジューリング要求をリッスンするために、UEが長時間、スリープでき、DRXアクティブ時間内にのみ定期的にウェイクアップすべきであるということである。短期DRXサイクルの意図は、任意のスケジューリング要求をリッスンするためにUEが長期DRXサイクルよりも頻繁にアウェイクであるべきであるということである。スケジューリング要求をリッスンするためにUEがアウェイク中である期間はオン・デュレーション期間と呼ばれ、UEがアウェイク中である何らかの期間について構成される。
ロング・ターム・エボリューション(LTE)において、eNBは、PDCCHシグナリングを介してUEへアップリンク送信グラントを提供する。UEが送信時間間隔(TTI)NでPDCCHを介してアップリンク送信グラントを受信したならば、UEはTTI N+4で関連するPDCCH送信を実行する。
LAA Sセルであるサービング・セルについて、UEは、
‐UEに向けて意図されたサブフレームn内でDCIフォーマット0A/0B/4A/4Bを有し‘PUSCHトリガA’フィールドが‘0’に設定されたPDCCH/EPDCCHの検出に応じて、又は
‐UEに向けて意図されたサブフレームn‐vから最も直近のサブフレーム内でDCIフォーマット0A/0B/4A/4Bを有し‘PUSCHトリガA’フィールドが‘1’に設定されたPDCCH/EPDCCHの検出に応じて、且つサブフレームn内でCC‐RNTIによってスクランブルされたDCI CRCを有し‘PUSCHトリガB’フィールドが‘1’に設定されたPDCCHの検出に応じて、
PDCCH/EPDCCH及びHARQプロセスID mod(nHARQ_ID+i,NHARQ)に従ってi=0,1,...,N‐1としてサブフレームn+l+k+i内で、15.2.1項に記載されたチャネル・アクセス手続きを条件として、対応するPUSCH送信を実行し、ここで、
‐DCIフォーマット0A/4AについてN=1であり、Nの値は、対応するDCIフォーマット0B/4B内の‘スケジュールされたサブフレームの個数’フィールドによって決定される。
‐UEは、DCIフォーマット0Bについての上位層パラメータmaxNumberOfSchedSubframes-Format0B及びDCIフォーマット4Bについての上位層パラメータmaxNumberOfSchedSubframes-Format4BによってNの最大値が設定され、
‐‘PUSCHトリガA’フィールドが‘0’に設定されるならば表8.2dに従い、そうでないならば表8.2eに従って、対応するDCI 0A/0B/4A/4B内のスケジューリング遅延フィールドによってkの値が決定され、
‐対応するDCIフォーマット0A/0B/4A/4B内のHARQプロセス数フィールド及びHARQ=16によってnHARQ_IDの値が決定され、
‐対応するDCIフォーマット0A/0B/4A/4B内で‘0’に設定された‘PUSCHトリガA’フィールドについて、
‐l=4であり、
‐そうでなければ、
‐lの値は、13A号の手続きに従ってCC‐RNTIによってCRCがスクランブルされ、‘PUSCHトリガB’フィールドが‘1’に設定された対応するDCI内の‘LAAのためのUL設定’フィールドによって決定されるようなULオフセットであり、
‐表8.2fに従うDCIフォーマット0A/0B/4A/4Bを有し‘PUSCHトリガA’フィールドが‘1’に設定された対応するPDCCH/EPDCCH内の検証持続時間フィールドによってvの値が決定され、
‐UEによってサポートされるl+kの最小値がUE‐EUTRA能力に含まれる。
1つの実施形態で、UEは、2ステップ・グラントの第1トリガから第2トリガまで、ネットワークからのメッセージを求めて物理ダウンリンク制御チャネルをリッスンする状態にありうる。図6〜図12によって説明される実施形態で、この状態は“アクティブ時間”として示され、第1トリガ及び第2トリガはステップ1及びステップ2として示される。図6は、UEがステップ1からステップ2までアクティブ時間中であるシナリオを説明する。
1つの実施形態で、第1トリガが無効になったことに応じて又は第2トリガが受信されたことに応じてUEがタイマを開始でき、タイマが動作中であるとの事実に起因してUEがアクティブ時間中である。このタイマは、例えばLTEのDRX非アクティビティ・タイマのようなタイマであってもよい。したがって、方法500は、第1トリガが無効になったかどうかを判定することを含んでもよい。第1タイマが無効になったとの判定に応じて、方法500は、その後、タイマを開始することと、タイマの満了に応じてのみ上記状態から出ることと、を含む。図12は、ステップ1が無効になったことに応じてUEがタイマ(非アクティビティ・タイマ)を開始するシナリオを説明する。したがって、タイマが動作中であるため、ステップ1が無効になった後にUEがアクティブ時間中であってもよい。
本書の1つの実施形態に従って、第1トリガの受信に応じてUEがタイマを開始し、当該タイマが動作中である場合にUEがアクティブ時間中であるだろう。このタイマの持続時間は、第1トリガの妥当時間の持続時間であってもよい。そして、当該持続時間は、第1トリガでUEに示されてもよい。別の可能性は、例えばRRCシグナリングを使用して、eNBによって持続時間が設定可能であることである。
MACエンティティは、MACエンティティのC‐RNTI、TPC‐PUCCH‐RNTI、TPC‐PUSCH‐RNTI、(設定されるならば)半永続的スケジューリングC‐RNTI、(設定されるならば)eIMTA‐RNTI及び(設定されるならば)SL‐RNTIについてのUEによるPDCCHモニタ動作を制御するDRX機能を有するRRCによって設定されてもよい。RRC_CONNECTEDの場合に、DRXが設定されるならば、MACエンティティは、この号で特定されるDRX動作を用いて不連続にPDCCHをモニタすることが可能であり、そうでなければMACエンティティはPDCCHを連続的にモニタする。DRX動作を使用する場合に、MACエンティティはまた、この仕様の他の号に見つかる要件に従ってPDCCHをモニタする。RRCは、タイマ、すなわちオン・デュレーション・タイマ、drx非アクティビティ・タイマ、drx再送タイマ(ブロードキャスト・プロセスを除いてDL HARQプロセスごとに1つ)、drx‐UL再送タイマ(非同期UL HARQプロセスごとに1つ)、長期DRXサイクル、drx開始オフセットの値、及び場合によってはdrx短期サイクル・タイマ及び短期DRXサイクルを設定することによってDRX動作を制御する。(ブロードキャスト・プロセス除いて)DL HARQプロセスごとのHARQ RTTタイマ及び非同期UL HARQごとのUL HARQ RTTタイマも規定される(7.7号参照)。
‐(5.1.5号に規定されるような)オン・デュレーション・タイマ又はdrx非アクティビティ・タイマ又はdrx再送タイマ又はdrx‐UL再送タイマ又はmac競合解決タイマ、又は2ステップ・グラント・タイマが動作中である間、又は
‐スケジューリング要求がPUCCHで送信され、(5.4.4号に規定されるように)ペンディング中である間、又は
‐ペンディング中のHARQ再送のためのアップリンク・グラントが生じてもよく、同期HARQプロセスについて対応するHARQバッファ内にデータが存在する間、又は
‐(5.1.4号に記載されるように)MACエンティティによって選択されていないプリアンブルについてのランダム・アクセス応答の受信成功後に、MACエンティティのC‐RNTIへ宛てられた新たな送信を示すPDCCHが受信されていない間。
‐HARQ RTTタイマがこのサブフレームで満了したならば、
‐対応するHARQプロセスのデータの復号が成功しなかったならば、
‐対応するHARQプロセスについてdrx再送タイマを開始し、
‐NB‐IoTならば、drx非アクティビティ・タイマを開始又は再開する。
‐UL HARQ RTTタイマがこのサブフレームで満了したならば、
‐対応するHARQプロセスについてdrx‐UL再送タイマを開始する。
‐NB‐IoTならば、drx非アクティビティ・タイマを開始又は再開する。
‐DRXコマンドMAC制御要素又は長期DRXコマンドMAC制御要素が受信されるならば、
‐オン・デュレーション・タイマを停止し、
‐drx非アクティビティ・タイマを停止する。
‐drx非アクティビティ・タイマが満了するかDRXコマンドMAC制御要素がこのサブフレームで受信されるならば、
‐短期DRXサイクルが設定されるならば、
‐drx短期サイクル・タイマを開始又は再開し、
‐短期DRXサイクルを使用する。
‐それ以外の場合に、
‐長期DRXサイクルを使用する。
‐drx短期サイクル・タイマがこのサブフレームで満了するならば、
‐長期DRXサイクルを使用する。
‐長期DRXコマンドMAC制御要素が受信されるならば、
‐drx短期サイクル・タイマを停止し、
長期DRXサイクルを使用する。
‐短期DRXサイクルが使用され、且つ[(SFN×10)+サブフレーム番号]mod(短期DRXサイクル)=(drx開始オフセット)mod(短期DRXサイクル)ならば、又は
‐長期DRXサイクルが使用され、且つ[(SFN×10)+サブフレーム番号]mod(長期DRXサイクル)=(drx開始オフセット)ならば、
‐オン・デュレーション・タイマを開始する。
‐アクティブ時間の間に、PDCCH‐サブフレームについて、半二重通信FDD UE動作のためのアップリンク送信にサブフレームが要求されず、且つサブフレームが半二重通信ガード・サブフレーム[7]ではなく、且つサブフレームが、設定された測定ギャップの一部ではなく、且つサブフレームが、受信のための設定されたサイドリンク・ディスカバリ・ギャップの一部ではなく、且つNB‐IoTについてサブフレームがPDCCH以外のアップリンク送信又はダウンリンク送信に要求されないならば、又は
‐アクティブ時間中に、PDCCHサブフレーム以外のサブフレームについて且つ集約されたセル内で同時受信及び送信が可能なUEについて、サブフレームが、スケジューリング・セルID[8]で設定されていない少なくとも1つのサービング・セルについて有効なeIMTA L1シグナリングによって示されるダウンリンク・サブフレームであるならば、且つサブフレームが、設定された測定ギャップの一部ではないならば、且つサブフレームが、受信のための設定されたサイドリンク・ディスカバリ・ギャップの一部ではないならば、
‐アクティブ時間中に、PDCCHサブフレーム以外のサブフレームについて且つ集約されたセル内で同時受信及び送信が可能でないUEについて、サブフレームが、Spセルについて有効なeIMTA L1シグナリングによって示されるダウンリンク・サブフレームであるならば、且つサブフレームが、設定された測定ギャップの一部ではないならば、且つサブフレームが、受信のための設定されたサイドリンク・ディスカバリ・ギャップの一部ではないならば、
‐PDCCHをモニタし、
‐PDCCHがDL送信を示すならば、又はDL割り当てがこのサブフレームに対して設定されているならば、
‐UEがNB‐IoT UE、BL UE又は強化カバレッジ内のUEであるならば、
‐対応するPDSCH受信の最後の反復を含むサブフレーム内の対応するHARQプロセスについてHARQ RTTタイマを開始し、
‐それ以外の場合に、
‐対応するHARQプロセスについてHARQ RTTタイマを開始し、
‐対応するHARQプロセスについてdrx再送タイマを停止する。
‐PDCCHが非同期HARQプロセスについてのUL送信を示すならば、
‐対応するPUSCH送信の最後の反復を含むサブフレーム内の対応するHARQプロセスについてUL HARQ RTTタイマを開始し、
‐対応するHARQプロセスについてdrx‐UL再送タイマを停止する。
‐PDCCHが新たな送信(DL、UL又はSL)を示すならば、
‐NB‐IoTを除いて、drx非アクティビティ・タイマを開始又は再開する。
‐PDCCHがPUSCHトリガAを示すならば、
‐2ステップ・グラント・タイマを開始又は再開し、
‐PDCCHがPUSCHトリガBを示すならば、
‐2ステップ・グラント・タイマを停止し、
‐PDCCHがNB‐IoTのための送信(DL、UL)を示すならば、
‐drx非アクティビティ・タイマ、drx‐UL再送タイマ及びオン・デュレーション・タイマを停止する。
‐現在のサブフレームnで、この号で特定されるように、すべてのDRXアクティブ時間条件を評価する場合に、サブフレームn‐5を含みこれまでに受信されたグラント/割り当て/DRXコマンドMAC制御要素/長期DRXコマンドMAC制御要素及び送信されたスケジューリング要求を考慮してMACエンティティがアクティブ時間中でないならば、タイプ‐0‐起動されたSRS[2]は報告されないだろう。
‐CQIマスキング(cqi‐マスク)が上位層によってセットアップされるならば、
‐現在のサブフレームnで、この号で特定されるように、すべてのDRXアクティブ時間条件を評価する場合に、サブフレームn‐5を含みこれまでに受信されたグラント/割り当て/DRXコマンドMAC制御要素/長期DRXコマンドMAC制御要素を考慮してオン・デュレーション・タイマが動作中でないならば、PUCCH上のCQI/PMI/RI/PTI/CRIは報告されないだろう。
‐それ以外の場合に、
‐現在のサブフレームnで、この号で特定されるように、すべてのDRXアクティブ時間条件を評価する場合に、サブフレームn‐5を含みこれまでに受信されたグラント/割り当て/DRXコマンドMAC制御要素/長期DRXコマンドMAC制御要素及び送信されたスケジューリング要求を考慮してMACエンティティがアクティブ時間中でないならば、PUCCH上のCQI/PMI/RI/PTI/CRIは報告されないだろう。
注記:同じアクティブ時間が、すべてのアクティベートされたサービング・セルに適用される。
注記:下りリンク空間多重化の場合に、HARQ RTTタイマが動作中の間にTBが受信され、現在のサブフレームの少なくともN個のサブフレーム前に(NはHARQ RTTタイマに対応する)同じTBの以前の送信が受信されたならば、MACエンティティはそれを処理し、HARQ RTTタイマを再開すべきである。
注記:BL、UE及び強化カバレッジ内のUEは、次の指定動作を実行する前に、設定されたMPDCCHサーチ空間の最後のサブフレームまで待つ。
別の実施形態に従って、UEがアクティブ時間中であるとみなすための条件が追加されてもよく、当該条件は、条件が満たされる場合に(本書の実施形態によって記載されるように)UEがアクティブ時間中であることである。
“間欠受信(DRX)”とラベル付けされた5.7節は、部分的に、以下を記述するように編集されうる。
DRXサイクルが設定される場合に、アクティブ時間は以下の時間を含む。
‐(5.1.5号に規定されるような)オン・デュレーション・タイマ又はdrx非アクティビティ・タイマ又はdrx再送タイマ又はdrx‐UL再送タイマ又はmac競合解決タイマ、又は2ステップ・グラント・タイマが動作中である間、又は
‐スケジューリング要求がPUCCHで送信され、(5.4.4号に規定されるように)ペンディング中である間、又は
‐ペンディング中のHARQ再送のためのアップリンク・グラントが生じてもよく、同期HARQプロセスについて対応するHARQバッファ内にデータが存在する間、又は
‐(5.1.4号に記載されるように)MACエンティティによって選択されていないプリアンブルについてのランダム・アクセス応答の受信成功後に、MACエンティティのC‐RNTIへ宛てられた新たな送信を示すPDCCHが受信されていない間、又は
‐有効なPUSCHトリガAについてPUSCHトリガBがまだ受信されていない間。
この代替で、セクション5.7は、部分的に(下線付加された追加)、以下を記述するように編集されうる。
DRXサイクルが設定される場合に、アクティブ時間は以下の時間を含む。
‐(5.1.5号に規定されるような)オン・デュレーション・タイマ又はdrx非アクティビティ・タイマ又はdrx再送タイマ又はdrx‐UL再送タイマ又はmac競合解決タイマが動作中である間、又は
‐スケジューリング要求がPUCCHで送信され、(5.4.4号に規定されるように)ペンディング中である間、又は
‐ペンディング中のHARQ再送のためのアップリンク・グラントが生じてもよく、同期HARQプロセスについて対応するHARQバッファ内にデータが存在する間、又は
‐(5.1.4号に記載されるように)MACエンティティによって選択されていないプリアンブルについてのランダム・アクセス応答の受信成功後に、MACエンティティのC‐RNTIへ宛てられた新たな送信を示すPDCCHが受信されていない間、又は、
‐PUCCHトリガAについてPUSCHトリガBがまだ受信されておらず、PDCCHトリガAがなおも有効である間。
別の代替に従って、ステップ2の受信に応じて又はステップ1が無効になったことに応じて、UEは、UEをアクティブ時間に入らせるdrx非アクティビティ・タイマを開始することが示されうる。
DRXサイクルが設定される場合に、アクティブ時間は以下の時間を含む。
‐(5.1.5号に規定されるような)オン・デュレーション・タイマ又はdrx非アクティビティ・タイマ又はdrx再送タイマ又はdrx‐UL再送タイマ又はmac競合解決タイマ、又は2ステップ・グラント・タイマが動作中である間、又は
‐スケジューリング要求がPUCCHで送信され、(5.4.4号に規定されるように)ペンディング中である間、又は
‐ペンディング中のHARQ再送のためのアップリンク・グラントが生じてもよく、同期HARQプロセスについて対応するHARQバッファ内にデータが存在する間、又は
‐(5.1.4号に記載されるように)MACエンティティによって選択されていないプリアンブルについてのランダム・アクセス応答の受信成功後に、MACエンティティのC‐RNTIへ宛てられた新たな送信を示すPDCCHが受信されていない間。
‐HARQ RTTタイマがこのサブフレームで満了したならば、
‐対応するHARQプロセスのデータの復号が成功しなかったならば、
‐対応するHARQプロセスについてdrx再送タイマを開始し、
‐NB‐IoTならば、drx非アクティビティ・タイマを開始又は再開する。
‐UL HARQ RTTタイマがこのサブフレームで満了したならば、
‐対応するHARQプロセスについてdrx‐UL再送タイマを開始する。
‐NB‐IoTならば、drx非アクティビティ・タイマを開始又は再開する。
‐DRXコマンドMAC制御要素又は長期DRXコマンドMAC制御要素が受信されるならば、
‐オン・デュレーション・タイマを停止し、
‐drx非アクティビティ・タイマを停止する。
‐drx非アクティビティ・タイマが満了するかDRXコマンドMAC制御要素がこのサブフレームで受信されるならば、
‐短期DRXサイクルが設定されるならば、
‐drx短期サイクル・タイマを開始又は再開し、
‐短期DRXサイクルを使用する。
‐それ以外の場合に、
‐長期DRXサイクルを使用する。
‐drx短期サイクル・タイマがこのサブフレームで満了するならば、
‐長期DRXサイクルを使用する。
‐長期DRXコマンドMAC制御要素が受信されるならば、
‐drx短期サイクル・タイマを停止し、
長期DRXサイクルを使用する。
‐短期DRXサイクルが使用され、且つ[(SFN×10)+サブフレーム番号]mod(短期DRXサイクル)=(drx開始オフセット)mod(短期DRXサイクル)ならば、又は
‐長期DRXサイクルが使用され、且つ[(SFN×10)+サブフレーム番号]mod(長期DRXサイクル)=(drx開始オフセット)ならば、
‐オン・デュレーション・タイマを開始する。
‐アクティブ時間の間に、PDCCH‐サブフレームについて、半二重通信FDD UE動作のためのアップリンク送信にサブフレームが要求されず、且つサブフレームが半二重通信ガード・サブフレーム[7]ではなく、且つサブフレームが、設定された測定ギャップの一部ではなく、且つサブフレームが、受信のための設定されたサイドリンク・ディスカバリ・ギャップの一部ではなく、且つNB‐IoTについてサブフレームがPDCCH以外のアップリンク送信又はダウンリンク送信に要求されないならば、又は
‐アクティブ時間中に、PDCCHサブフレーム以外のサブフレームについて且つ集約されたセル内で同時受信及び送信が可能なUEについて、サブフレームが、スケジューリング・セルID[8]で設定されていない少なくとも1つのサービング・セルについて有効なeIMTA L1シグナリングによって示されるダウンリンク・サブフレームであるならば、且つサブフレームが、設定された測定ギャップの一部ではないならば、且つサブフレームが、受信のための設定されたサイドリンク・ディスカバリ・ギャップの一部ではないならば、
‐アクティブ時間中に、PDCCHサブフレーム以外のサブフレームについて且つ集約されたセル内で同時受信及び送信が可能でないUEについて、サブフレームが、Spセルについて有効なeIMTA L1シグナリングによって示されるダウンリンク・サブフレームであるならば、且つサブフレームが、設定された測定ギャップの一部ではないならば、且つサブフレームが、受信のための設定されたサイドリンク・ディスカバリ・ギャップの一部ではないならば、
‐PDCCHをモニタし、
‐PDCCHがDL送信を示すならば、又はDL割り当てがこのサブフレームに対して設定されているならば、
‐UEがNB‐IoT UE、BL UE又は強化カバレッジ内のUEであるならば、
‐対応するPDSCH受信の最後の反復を含むサブフレーム内の対応するHARQプロセスについてHARQ RTTタイマを開始し、
‐それ以外の場合に、
‐対応するHARQプロセスについてHARQ RTTタイマを開始し、
‐対応するHARQプロセスについてdrx再送タイマを停止する。
‐PDCCHが非同期HARQプロセスについてのUL送信を示すならば、
‐対応するPUSCH送信の最後の反復を含むサブフレーム内の対応するHARQプロセスについてUL HARQ RTTタイマを開始し、
‐対応するHARQプロセスについてdrx‐UL再送タイマを停止する。
‐PDCCHが新たな送信(DL、UL又はSL)を示すならば、
‐NB‐IoTを除いて、drx非アクティビティ・タイマを開始又は再開する。
‐PDCCHがPUSCHトリガAを示すならば、
‐2ステップ・グラント・タイマを開始又は再開し、
‐PDCCHがPUSCHトリガBを示す、又はPUSCHトリガAが無効になるならば、
‐2ステップ・グラント・タイマを停止し、
‐drx非アクティビティ・タイマを開始又は再送し、
‐PDCCHがNB‐IoTのための送信(DL、UL)を示すならば、
‐drx非アクティビティ・タイマ、drx‐UL再送タイマ及びオン・デュレーション・タイマを停止する。
‐現在のサブフレームnで、この号で特定されるように、すべてのDRXアクティブ時間条件を評価する場合に、サブフレームn‐5を含みこれまでに受信されたグラント/割り当て/DRXコマンドMAC制御要素/長期DRXコマンドMAC制御要素及び送信されたスケジューリング要求を考慮してMACエンティティがアクティブ時間中でないならば、タイプ‐0‐起動されたSRS[2]は報告されないだろう。
‐CQIマスキング(cqi‐マスク)が上位層によってセットアップされるならば、
‐現在のサブフレームnで、この号で特定されるように、すべてのDRXアクティブ時間条件を評価する場合に、サブフレームn‐5を含みこれまでに受信されたグラント/割り当て/DRXコマンドMAC制御要素/長期DRXコマンドMAC制御要素を考慮してオン・デュレーション・タイマが動作中でないならば、PUCCH上のCQI/PMI/RI/PTI/CRIは報告されないだろう。
‐それ以外の場合に、
‐現在のサブフレームnで、この号で特定されるように、すべてのDRXアクティブ時間条件を評価する場合に、サブフレームn‐5を含みこれまでに受信されたグラント/割り当て/DRXコマンドMAC制御要素/長期DRXコマンドMAC制御要素及び送信されたスケジューリング要求を考慮してMACエンティティがアクティブ時間中でないならば、PUCCH上のCQI/PMI/RI/PTI/CRIは報告されないだろう。
注記:同じアクティブ時間が、すべてのアクティベートされたサービング・セルに適用される。
注記:下りリンク空間多重化の場合に、HARQ RTTタイマが動作中の間にTBが受信され、現在のサブフレームの少なくともN個のサブフレーム前に(NはHARQ RTTタイマに対応する)同じTBの以前の送信が受信されたならば、MACエンティティはそれを処理し、HARQ RTTタイマを再開すべきである。
注記:BL、UE及び強化カバレッジ内のUEは、次の指定動作を実行する前に、設定されたMPDCCHサーチ空間の最後のサブフレームまで待つ。
Claims (19)
- 間欠受信、DRX、設定に従って動作し、無線通信ネットワークからアップリンク送信のための2ステップ・グラントを受信するように構成された無線通信デバイス(14)によって実行される方法(500)であって、
前記デバイス(14)が2ステップ・グラントの第1トリガを受信したかどうかを判定すること(502)と、
前記デバイス(14)が前記第1トリガを受信したとの判定に応じて、前記デバイス(14)が前記ネットワークからのメッセージを求めて物理ダウンリンク制御チャネルをリッスンする状態に入ること(504)と、
前記第1トリガが無効になったかどうかを判定することと、
前記第1トリガが無効になったとの判定に応じて、タイマを開始することと、
前記タイマの満了に応じてのみ、前記状態から出ることと、
を有する、方法。 - 請求項1に記載の方法(500)であって、前記状態に入ることは、前記状態に入る前に、前記第1トリガを受信してから所定の期間を待つことを含む、方法。
- 請求項1又は2に記載の方法(500)であって、前記タイマの持続時間が前記第1トリガとともに受信される、方法。
- 請求項1又は2に記載の方法(500)であって、前記タイマの持続時間が無線リソース制御、RRC、シグナリングで受信される、方法。
- 請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法(500)であって、前記2ステップ・グラントの第2トリガの受信に応じて、前記タイマを停止することを更に有する、方法。
- 請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法(500)であって、前記タイマの満了に応じてのみ、前記状態から出ることは、前記2ステップ・グラントの第2トリガが受信される前に、前記状態から出ることを含む、方法。
- 請求項5又は6に記載の方法(500)であって、前記デバイスが前記状態である時間は、前記第2トリガが受信された送信時間間隔、TTI、を含む、方法。
- 請求項1乃至7の何れか1項に記載の方法(500)であって、前記デバイスが前記状態である時間は、前記第1トリガが受信された送信時間間隔、TTI、を含む、方法。
- 間欠受信、DRX、設定に従って動作し、無線通信ネットワークからアップリンク送信のための2ステップ・グラントを受信するように構成された無線通信デバイス(14)であって、
前記ネットワークとの通信のために構成された送受信機回路(52)と、
前記送受信機回路(52)に動作可能に関連する処理回路(48)であって、
前記デバイス(14)が2ステップ・グラントの第1トリガを受信したかどうかを判定することと、
前記デバイス(14)を、前記デバイス(14)が前記第1トリガを受信したとの判定に応じて、前記デバイス(14)が前記ネットワークからのメッセージを求めて物理ダウンリンク制御チャネルをリッスンする状態に入らせることと、
前記第1トリガが無効になったかどうかを判定することと、
前記第1トリガが無効になったとの判定に応じて、タイマを開始することと、
前記タイマの満了に応じてのみ、前記デバイス(14)を前記状態から出させることと、を行うように構成された処理回路と、
を備える、無線通信デバイス。 - 請求項9に記載のデバイス(14)であって、前記処理回路(48)は、前記デバイス(14)を前記状態に入らせる前に、前記第1トリガを受信してから所定の期間を待つように構成される、デバイス。
- 請求項9又は10に記載のデバイス(14)であって、前記タイマの持続時間が前記第1トリガとともに受信される、デバイス。
- 請求項9又は10に記載のデバイス(14)であって、前記タイマの持続時間が無線リソース制御、RRC、シグナリングで受信される、デバイス。
- 請求項9乃至12の何れか1項に記載のデバイス(14)であって、前記処理回路(48)は、前記2ステップ・グラントの第2トリガの受信に応じて、前記タイマを停止するように構成される、デバイス。
- 請求項9乃至12の何れか1項に記載のデバイス(14)であって、前記処理回路(48)は、前記タイマの満了に応じてのみ、且つ前記2ステップ・グラントの第2トリガが受信される前に、前記デバイス(14)を前記状態から出させるように構成される、デバイス。
- 請求項1乃至8の何れか1項に記載の方法(500)を実行するように適合された無線通信デバイス(14)。
- プログラム命令を有するコンピュータ・プログラムを格納する非一時的コンピュータ可読記憶媒体(50)であって、前記プログラム命令は、間欠受信、DRX、設定に従って動作するように構成され、無線通信ネットワークからアップリンク送信のための2ステップ・グラントを受信するように構成された無線通信デバイス(14)の処理回路(48)で実行された場合に、前記デバイス(14)に、
前記デバイス(14)が2ステップ・グラントの第1トリガを受信したかどうかを判定することと、
前記デバイス(14)を、前記デバイス(14)が前記第1トリガを受信したとの判定に応じて、前記デバイス(14)が前記ネットワークからのメッセージを求めて物理ダウンリンク制御チャネルをリッスンする状態に入らせることと、
前記第1トリガが無効になったかどうかを判定することと、
前記第1トリガが無効になったとの判定に応じて、タイマを開始することと、
前記タイマの満了に応じてのみ、前記デバイス(14)を前記状態から出させることと、
を行わせる、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。 - 少なくとも1つの処理回路(48)で実行された場合に、前記少なくとも1つの処理回路(48)に、請求項1乃至8の何れか1項に記載の方法(500)を実行させる命令を有するコンピュータ・プログラム。
- 請求項17に記載のコンピュータ・プログラムを含むコンピュータ可読記憶媒体(50)。
- 間欠受信、DRX、設定に従って動作し、無線通信ネットワークからアップリンク送信のための2ステップ・グラントを受信するように構成された無線通信デバイス(14)であって、
前記デバイスが2ステップ・グラントの第1トリガを受信したかどうかを判定するための判定モジュール(66)と、
前記デバイスが前記第1トリガを受信したとの判定に応じて、前記デバイスを、前記デバイス(14)が前記ネットワークからのメッセージを求めて物理ダウンリンク制御チャネルをリッスンする状態に入らせるための前記判定モジュール(66)と、
前記第1トリガが無効になったかどうかを判定するためのモジュールと、
前記第1トリガが無効になったとの判定に応じて、タイマを開始するためのモジュールと、
前記タイマの満了に応じてのみ、前記デバイス(14)を前記状態から出させるためのモジュールと、
を備える、デバイス。
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