JP5722230B2 - 操作制御装置、操作制御方法および入力装置 - Google Patents

操作制御装置、操作制御方法および入力装置 Download PDF

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Description

本発明は、把持可能な入力装置にユーザが入力する操作を制御する操作制御装置に関する。
近年のTVおよびBDレコーダ等のCE(Consumer Electronics)機器は、ネットワークに対応したアプリケーションを搭載することなどにより、これまでのTV視聴のような使用方法とは異なる使用方法を提供している。ネットワークに対応したアプリケーションには、例えば、ネットワークを用いた動画視聴および写真ビューワなどがある。これらのアプリケーションに対して、既存のリモコンの十字キー、テンキーまたは決定キー等による操作では、ユーザは、十分に快適な操作が行えない。そのため、新たな入力デバイスに対するニーズが増大している。
この新しい入力デバイスとして、複数のセンサを用いることで、ユーザに複数の持ち方を提供するリモコンが開発されている。このリモコンを実用化する上で、一般的なユーザの実使用に耐えうるロバスト性の向上が必要となる。特に、ユーザの意図しない誤操作を防止することが要求される。誤操作として、持ち方を変更する際に、誤って指が入力部に触れてしまい、ユーザの意図とは異なる入力動作が行われてしまうことがあげられる。
誤操作を防止するため、特許文献1に記載の入力装置は、複数面のタッチパネルを有している入力装置であって、操作される際、入力装置の姿勢を判定することにより、実際に操作可能な面を一面に限定する。これにより、特許文献1に記載の入力装置は、他の面への接触による誤操作を防止している。
特開2009−294928号公報
しかしながら、特許文献1に記載の入力装置においても、誤操作が発生する可能性がある。
例えば、ユーザは、リモコンなどの入力装置を持ち替える場合がある。この時、入力装置は、特許文献1に記載の技術により、入力装置の姿勢を検出して、操作可能な面を限定することにより、誤操作を防止してもよい。しかし、実際には、入力装置の姿勢が変わっても、ユーザによる持ち替え動作が完了していない場合がある。この場合、誤って指が操作可能な面に触れてしまい、ユーザの意図とは異なる入力動作が行われる可能性がある。
つまり、入力装置の姿勢に応じて、操作可能な面が限定されても、入力装置の持ち替え中に誤操作が発生する可能性がある。
そこで、本発明は、入力装置の持ち替え中の誤操作を防止する操作制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る操作制御装置は、把持可能な入力装置にユーザによって入力される操作を制御する操作制御装置であって、前記ユーザが前記入力装置を把持している態様である第1把持態様を検出する把持態様検出部と、前記入力装置の姿勢を検出する姿勢検出部と、前記第1把持態様と前記姿勢との組み合わせが所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する持ち替え判定部と、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を無効にし、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中でないと判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を有効にする操作制御部とを備える。
これにより、持ち替え中の操作が無効になる。したがって、入力装置の持ち替え中の誤操作が防止される。
また、前記把持態様検出部は、前記第1把持態様を検出する前に、前記ユーザが前記入力装置を把持している態様である第2把持態様を検出し、前記操作制御装置は、さらに、前記第2把持態様から前記第1把持態様への把持態様の変化を検出する把持態様変化検出部を備え、前記持ち替え判定部は、前記変化が検出された時に、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定してもよい。
これにより、入力装置の持ち方が変わったときに、持ち替え中か否かが判定される。したがって、適切な時に、持ち替え中か否かが判定される。
また、前記持ち替え判定部は、前記変化の量が所定の量よりも大きい前記変化が検出された時に、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定してもよい。
これにより、持ち方の変化が大きい場合に、持ち替え中か否かが判定される。したがって、より適切な時に、持ち替え中か否かが判定され、不要な処理が抑制される。
また、前記操作制御装置は、さらに、前記第2把持態様を示す情報である把持態様情報を記憶するための把持態様記憶部を備え、前記把持態様検出部は、検出した前記第2把持態様を示す前記把持態様情報を前記把持態様記憶部に格納し、前記把持態様変化検出部は、前記把持態様記憶部に記憶されている前記把持態様情報によって示される前記第2把持態様から、前記把持態様検出部で検出された前記第1把持態様への、前記変化を検出してもよい。
これにより、把持態様の情報が履歴として蓄積される。したがって、より的確に、把持態様の変化が検出される。
また、前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記入力装置に入力される前記操作によって操作される操作対象に対応する前記所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定してもよい。
これにより、持ち替え中であるか否かが、操作対象に応じて判定される。
また、前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記操作対象であるアプリケーションプログラムに対応する前記所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定してもよい。
これにより、持ち替え中であるか否かが、アプリケーションプログラムに応じて判定される。
また、前記操作制御装置は、さらに、前記操作対象の切替えを検出する操作対象切替え検出部を備え、前記持ち替え判定部は、前記切替えが検出された時に、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定してもよい。
これにより、操作対象が切替えられた時、持ち替え中であるか否かが判定される。操作対象が切替えられた時、ユーザが入力装置を持ち替える可能性が高い。そのような場合に、持ち替え中であるか否かが判定されることにより、誤操作が防止される。
また、前記操作制御装置は、さらに、前記操作対象に対応する前記所定の組み合わせを記憶するための判定条件記憶部と、前記操作対象の切替えを検出し、前記所定の組み合わせが前記切替えを検出した後の前記操作対象に対応するように、前記判定条件記憶部に記憶されている前記所定の組み合わせを更新する操作対象切替え検出部とを備え、前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記判定条件記憶部に記憶されている前記所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定してもよい。
これにより、操作対象に応じて判定条件が更新される。そして、更新された判定条件が用いられることにより、持ち替え中であるか否かが、的確に判定される。
また、前記操作制御装置は、さらに、前記操作対象に対応する前記所定の組み合わせを受信する判定条件受信部を備え、前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記判定条件受信部で受信された前記所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定してもよい。
これにより、受信された判定条件に応じて、持ち替え中であるか否かが判定される。これにより、柔軟な判定が実現される。
また、前記持ち替え判定部は、前記所定の組み合わせが受信された時に、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定してもよい。
これにより、ユーザが入力装置を持ち替える可能性が高い時に、持ち替え中であるか否かが判定される。
また、前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記ユーザが前記入力装置を片手で把持している態様と、前記片手で操作することに適していない姿勢との前記所定の組み合わせに該当する場合、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定してもよい。
これにより、ユーザが入力装置を片手で把持している場合、かつ、入力装置の姿勢が片手での操作に適した姿勢でない場合、操作が無効になる。したがって、誤操作が防止される。
また、前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、長手方向を有する形状で形成されている前記入力装置を前記ユーザが前記片手で把持している態様と、前記入力装置の前記長手方向が重力方向に対して横向きである姿勢との前記所定の組み合わせに該当する場合、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定してもよい。
これにより、ユーザが入力装置を片手で把持している場合、かつ、入力装置が横向きである場合、操作が無効になる。このような状態では、操作が困難であり、ユーザが入力装置の持ち替え中である可能性が高い。このような状態での操作が無効になることで、誤操作が防止される。
また、前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記ユーザが前記入力装置を右手で把持している態様と、前記右手で操作することに適していない姿勢との前記所定の組み合わせに該当する場合、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定してもよい。
これにより、ユーザが入力装置を右手で把持している場合、かつ、入力装置の姿勢が右手での操作に適した姿勢でない場合、操作が無効になる。したがって、誤操作が防止される。
また、前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記ユーザが前記入力装置を左手で把持している態様と、前記左手で操作することに適していない姿勢との前記所定の組み合わせに該当する場合、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定してもよい。
これにより、ユーザが入力装置を左手で把持している場合、かつ、入力装置の姿勢が左手での操作に適した姿勢でない場合、操作が無効になる。したがって、誤操作が防止される。
また、前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記ユーザが前記入力装置を両手で把持している態様と、前記両手で操作することに適していない姿勢との前記所定の組み合わせに該当する場合、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定してもよい。
これにより、ユーザが入力装置を両手で把持している場合、かつ、入力装置の姿勢が両手での操作に適した姿勢でない場合、操作が無効になる。したがって、誤操作が防止される。
また、本発明に係る操作制御方法は、把持可能な入力装置にユーザによって入力される操作を制御する操作制御方法であって、前記ユーザが前記入力装置を把持している態様である把持態様を検出する把持態様検出ステップと、前記入力装置の姿勢を検出する姿勢検出ステップと、前記把持態様と前記姿勢との組み合わせが所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する持ち替え判定ステップと、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を無効にし、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中でないと判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を有効にする操作制御ステップとを含む操作制御方法でもよい。
これにより、前記操作制御装置が操作制御方法として実現される。
また、本発明に係る集積回路は、把持可能な入力装置にユーザによって入力される操作を制御する集積回路であって、前記ユーザが前記入力装置を把持している態様である把持態様を検出する把持態様検出部と、前記入力装置の姿勢を検出する姿勢検出部と、前記把持態様と前記姿勢との組み合わせが所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する持ち替え判定部と、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を無効にし、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中でないと判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を有効にする操作制御部とを備える集積回路でもよい。
これにより、前記操作制御装置が集積回路として実現される。
また、本発明に係るプログラムは、前記操作制御方法に含まれるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムでもよい。
これにより、前記操作制御方法がプログラムとして実現される。
また、本発明に係る記録媒体は、前記操作制御方法に含まれるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムが記録された非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体でもよい。
これにより、前記プログラムが記録媒体として実現される。
また、本発明に係る入力装置は、ユーザによって入力される操作を制御する把持可能な入力装置であって、前記ユーザが前記入力装置を把持している態様である把持態様を検出する把持態様検出部と、前記入力装置の姿勢を検出する姿勢検出部と、前記把持態様と前記姿勢との組み合わせが所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する持ち替え判定部と、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を無効にし、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中でないと判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を有効にする操作制御部とを備える入力装置でもよい。
これにより、前記操作制御装置が入力装置として実現される。
本発明により、持ち替え中の操作が無効になる。したがって、入力装置の持ち替え中の誤操作が防止される。
図1は、実施の形態1に係る入力装置および表示装置の一例を示す概略図である。 図2は、実施の形態1に係る入力装置が縦持ちされている状態の一例を示す概略図である。 図3は、実施の形態1に係る入力装置の構成の一例を示す構成図である。 図4は、実施の形態1に係る判定条件の一例を示す図である。 図5は、実施の形態1に係る把持態様記憶部で記憶される把持態様の情報、および、時刻情報の一例を示す図である。 図6は、実施の形態1に係る操作制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施の形態1に係る判定の第1の例を示す図である。 図8は、実施の形態1に係る判定の第2の例を示す図である。 図9は、実施の形態2に係る入力装置および表示装置の一例を示す概略図である。 図10は、実施の形態2に係る入力装置の構成の一例を示す構成図である。 図11は、実施の形態2に係る判定条件の一例を示す図である。 図12は、実施の形態2に係る操作制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図13は、実施の形態3に係る入力装置および表示装置の一例を示す概略図である。 図14は、実施の形態3に係る入力装置および表示装置の構成の一例を示す構成図である。 図15は、実施の形態3に係る操作制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図16は、実施の形態4に係る操作制御装置の構成の一例を示す構成図である。
以下、本発明に係る操作制御装置および操作制御方法の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1に係る操作制御装置は、ユーザが入力装置を把持している態様(以降、把持態様ともいう)が変化した場合、入力装置の把持態様と、入力装置の姿勢とに応じて、現在の状態が、操作中であるか、持ち替え中であるかを判定する。そして、実施の形態1に係る操作制御装置は、判定された状態に応じて、入力装置に入力される操作を制御する。
なお、ここで、入力装置に入力される操作とは、ユーザによって入力装置に入力される情報であって、アプリケーションプログラム等の操作対象を操作するための情報である。したがって、操作の表現は、操作情報、指示情報、入力信号または入力情報等の表現に置き換えられてもよい。
図1は、実施の形態1に係る入力装置および表示装置の一例を示す概略図である。
図1に示された入力装置101は、操作対象に対する操作を入力するための入力インタフェース装置である。入力装置101は、2つのタッチセンサ(左タッチセンサ102L、右タッチセンサ102R)と、把持センサ(図1には図示していない)と、加速度センサ(図1には図示していない)とを備える。
左タッチセンサ102Lおよび右タッチセンサ102Rは、それぞれ、左指201Lおよび右指201Rによって接触される。これにより、表示画面302に表示されているアプリケーションプログラムへの操作が入力信号として入力される。また、2つのタッチセンサは、それぞれ、指による接触のみではなく、指による押し込みを検出してもよい。
入力装置101は、左タッチセンサ102Lと右タッチセンサ102Rとによって取得された入力信号を、表示装置301へ、無線通信によって送信する。タッチセンサとして静電パッドを用いて指がどの位置に触れたかを検出する技術は、公知であるため、説明を省略する。また、無線通信には、BluetoothおよびZigBee/IEEE802.15.4などが用いられるが、無線通信の技術は、公知技術であるため、ここでは説明を省略する。
入力装置101によって表示装置301へ送信される信号は、ユーザの左指201Lが左タッチセンサ102Lに触れている位置を示す信号と、ユーザの右指201Rが右タッチセンサ102Rに触れている位置を示す信号とを含む。また、送信される信号は、加速度センサで取得した入力装置101の向きを示す信号と、把持センサで取得したユーザの手が入力装置101に接触している部分を示す信号とを含んでいる。
加速度センサを用いて入力装置101の向き、つまり、姿勢を計測する技術は、公知技術であるため、ここでは説明を省略する。また、把持センサを用いて、ユーザの手と入力装置101との接触を検出する技術も、公知技術であるため、ここでは説明を省略する。
表示装置301は、入力装置101から通知された位置を示す2つの信号に基づいて、左指201Lが左タッチセンサ102Lに触れている点の位置情報と、右指201Rが右タッチセンサ102Rに触れている点の位置情報とを取得する。表示装置301は、取得した位置情報に対応する位置であって、表示画面302内の位置に、それぞれ、左カーソル303Lおよび右カーソル303Rを表示する。
また、ユーザは、左タッチセンサ102L上の左指201Lを動かすことで、表示画面302に表示されている左カーソル303Lを操作する。また、ユーザは、右タッチセンサ102R上の右指201Rを動かすことで、表示画面302に表示されている右カーソル303Rを操作する。
表示画面302全体の座標系の左半分が、左タッチセンサ102Lの座標系に絶対座標で関連付けられている。また、表示画面302全体の座標系の右半分が、右タッチセンサ102Rの座標系に絶対座標で関連付けられている。
例えば、左タッチセンサ102Lおよび右タッチセンサ102Rの位置情報は、それぞれ、左下の端点を原点(0,0)として、X軸座標0〜400およびY軸座標0〜300の範囲で表される。表示画面302内の位置情報は、左下の端点を原点(0,0)として、X軸座標0〜960およびY軸座標0〜540の範囲で表される。
この場合、表示画面302内の左半分(X軸座標0〜480およびY軸座標0〜540の範囲)が、左タッチセンサ102Lに対応し、左カーソル303Lの動作範囲である。また、表示画面302内の右半分(X軸座標480〜960およびY軸座標0〜540の範囲)が、右タッチセンサ102Rに対応し、右カーソル303Rの動作範囲である。
ユーザの左指201Lが触れている左タッチセンサ102Lの座標位置が(200,150)であれば、表示画面302に表示される左カーソル303Lの座標位置は(240,270)である。また、ユーザの右指201Rが触れている右タッチセンサ102Rの座標位置が(200,150)であれば、表示画面302に表示される右カーソル303Rの座標位置は(720,270)である。
また、ユーザが、図1に示すような2つのタッチセンサを備える入力装置101を操作する際、横持ちで操作する以外に、縦持ちで操作する場合がある。ここで、横持ちとは、図1に示すように、ユーザが、入力装置101を両手で横に持ち、左指201Lで左タッチセンサ102Lを操作し、右指201Rで右タッチセンサ102Rを操作する態様である。また、縦持ちとは、図2に示すように、ユーザが、入力装置101の向きを90度回転して、片手で縦に持ち、右指201Rで右タッチセンサ102Rを操作する、または、左指201Lで左タッチセンサ102Lを操作する態様である。また、ユーザは、入力装置101を操作している途中でも、横持ちから縦持ちに持ち替えることも可能である。縦持ちによる操作については、図2を用いて詳細を説明する。
なお、入力装置101は、入力装置101の向きを判定し、左右のタッチセンサの割り当てを行うことで、入力装置101の論理的な方向を回転してもよい。これにより、ユーザは、左指201Lで右タッチセンサ102Rを、あるいは、右指201Rで左タッチセンサ102Lを操作できる。つまり、入力装置101は、上下反対で操作可能であってもよい。
また、横持ちの場合も、同様に、入力装置101の論理的な方向が回転することにより、ユーザは、左指201Lで右タッチセンサ102Rを操作し、右指201Rで左タッチセンサ102Lを操作できる。
このとき、表示装置301は、入力装置101から送信される、把持センサによって取得された接触の信号と、加速度センサによって取得された向きの信号とに基づいて、把持態様および姿勢を判定する。すなわち、表示装置301は、入力装置101を把持している手(左右のどちらか一方、または、両手)と、入力装置101の向きとを判定する。
また、表示装置301は、判定された入力装置101を把持している手と、入力装置101の向きとを用いて、入力装置101から送信される位置を示す信号および押し込み信号に基づいて、表示画面302に表示するカーソルの位置を決定する。
図2は、図1に示された入力装置101が縦持ちされている状態の一例を示す概略図である。図2において、図1に示された構成要素と同一の構成要素は、同一の符号を用いて、説明を省略する。
図2には、ユーザが、入力装置101を右手のみで縦持ちし、右指201Rで右タッチセンサ102Rを操作する例が示されている。この場合、表示装置301に表示されるカーソルは、右カーソル303Rのみである。表示画面302の座標系は、図1の場合と異なり、表示画面302全体の座標系と、右タッチセンサ102Rの座標系とが、絶対座標で関連付けられている。
例えば、図1と同様に、表示画面302内の位置情報は、左下の端点を原点(0,0)として、X軸座標0〜960およびY軸座標0〜540の範囲で表される。また、図2に示された右タッチセンサ102Rは、図1に示された右タッチセンサ102Rと比べて、左方向に90度回転している。したがって、右タッチセンサ102Rの位置情報は、右下の端点が座標の原点(0,0)となり、X軸座標0〜400およびY軸座標0〜300の範囲で表される。
この場合、表示画面302の全てが、右タッチセンサ102Rに対応し、右カーソル303Rの動作範囲である。ただし、上述の通り、図2に示された右タッチセンサ102Rは、図1に示された右タッチセンサ102Rと比べて、左方向に90度回転している。そのため、座標系の対応関係も異なる。例えば、ユーザの右指201Rが触れている右タッチセンサ102Rの座標位置が(150,200)であれば、表示画面302に表示される右カーソル303Rの座標位置は(480,270)である。
図3は、図1に示された入力装置101の構成の一例を示す構成図である。図3において、図1または図2に示された構成要素と同一の構成要素は、同一の符号を用いて、説明を省略する。
入力装置101は、操作入力部115と、操作制御装置120と、操作出力部109とを備える。操作入力部115は、左タッチセンサ102Lと、右タッチセンサ102Rとを備える。操作制御装置120は、把持態様検出部103と、把持態様記憶部104と、把持態様変化検出部105と、姿勢検出部106と、持ち替え判定部107と、操作制御部108とを備える。
操作入力部115は、ユーザによって入力される操作を受け付ける。そして、操作入力部115は、受け付けた操作を入力信号として操作制御装置120に通知する。実施の形態1では、左タッチセンサ102Lと右タッチセンサ102Rとが、操作を受け付けて、受け付けた操作を入力信号として操作制御部108に通知する。
把持態様検出部103は、ユーザと入力装置101との接触箇所を検出する把持センサ等により実現される。把持態様検出部103は、接触箇所を検出することにより、ユーザが入力装置101を把持している態様である把持態様を検出する。把持態様として、例えば、ユーザが入力装置101を両手、片手、右手または左手で把持している態様等がある。把持態様検出部103は、ユーザが入力装置101を把持している部分を把持態様として検出してもよい。
把持態様検出部103は、検出した把持態様を示す情報である把持態様情報を、把持態様を検出した時刻情報と共に、把持態様記憶部104に格納する。また、把持態様検出部103は、把持態様情報および時刻情報を把持態様変化検出部105に通知する。
把持態様記憶部104は、把持態様情報を記憶する。これにより、把持態様情報が一定量蓄積される。
把持態様変化検出部105は、把持態様検出部103によって通知された把持態様情報と、把持態様記憶部104に蓄積された把持態様情報とに応じて、把持態様の変化を検出する。把持態様の変化が検出された場合、把持態様変化検出部105は、把持態様検出部103によって通知された把持態様情報を、持ち替え判定部107へと通知する。
姿勢検出部106は、入力装置101の向きを検出する加速度センサ等によって実現される。姿勢検出部106は、入力装置101の姿勢を検出する。例えば、入力装置101の姿勢は、重力方向に対する入力装置101の傾きである。
より具体的には、入力装置101の姿勢として、図1に示されたような横方向、または、図2に示されたような縦方向がある。また、入力装置101の形状が非対称である場合、入力装置101の姿勢として、上方向、下方向、右方向または左方向等がある。また、入力装置101が前方向または後方向に傾いている場合、姿勢検出部106は、入力装置101の姿勢として、前方向または後方向を検出してもよい。
姿勢検出部106は、検出した姿勢を示す姿勢情報を、持ち替え判定部107へと通知する。
持ち替え判定部107は、把持態様変化検出部105から把持態様情報が通知された際に、現在の操作状態が操作中であるか、持ち替え中であるかを判定する。この時、持ち替え判定部107は、把持態様変化検出部105から通知された把持態様情報と、姿勢検出部106から通知された姿勢情報とに応じて、現在の操作状態が操作中であるか、持ち替え中であるかを判定する。持ち替え判定部107は、判定した操作状態を操作制御部108へと通知する。なお、持ち替え判定部107が具体的にどのように操作状態を判定するかについては、図4、図5および図6を用いて後述する。
操作制御部108は、持ち替え判定部107によって判定された操作状態に応じて、左タッチセンサ102Lから通知された入力信号と、右タッチセンサ102Rから通知された入力信号とを制御する。
具体的には、持ち替え判定部107が操作中と判定した場合、操作制御部108は、入力信号を、そのまま操作出力部109へと通知する。これにより、操作制御部108は、操作を有効にする。持ち替え判定部107が持ち替え中と判定した場合、操作制御部108は、入力信号を操作出力部109へ通知しない。これにより、操作制御部108は、操作を無効にする。
操作出力部109は、操作制御部108から通知された入力信号を表示装置301へ出力する。これにより、操作出力部109は、入力装置101に入力された操作を入力信号として表示装置301へ出力する。
なお、把持態様検出部103は、接触を検出する把持センサを有してもよいし、外部の把持センサから通知を受けて、把持態様を検出してもよい。また、把持センサは、一例であって、把持態様検出部103は、他の手段によって、把持態様を検出してもよい。また、姿勢検出部106は、姿勢を検出する加速度センサを有してもよいし、外部の加速度センサから通知を受けて、姿勢を検出してもよい。また、加速度センサは、一例であって、姿勢検出部106は、他の手段によって、姿勢を検出してもよい。
図4は、図3に示された持ち替え判定部107における判定条件の一例を示す図である。
図4に示された判定条件401において、縦軸は、把持態様検出部103で検出される把持態様であり、横軸は、姿勢検出部106で検出される姿勢である。そして、把持態様と姿勢との組み合わせに応じて、現在の状態が持ち替え中であるか否かが判定される。
把持態様が両手である状態とは、図1で示すように、入力装置101を両手で把持している状態であり、把持態様が右手である状態とは、図2で示すように、入力装置101を右手のみで把持している状態である。把持態様が左手である状態とは、入力装置101を左手のみで把持している状態である。
また、姿勢が横の状態とは、図1で示すように、入力装置101の長辺が上の状態である。姿勢が縦の状態とは、図2で示すように、図1の状態から入力装置101が90度回転した状態であり、入力装置101の短辺が上の状態である。
図4に示された判定条件401の例では、「(i)ユーザが入力装置101を両手で把持し、入力装置101の姿勢が横である状態と、(ii)ユーザが入力装置101を右手または左手で把持し、入力装置101の姿勢が縦である状態とは、操作中と判定される。また、(iii)ユーザが入力装置101を両手で把持し、入力装置101の姿勢が縦である状態と、(iv)ユーザが入力装置101を右手または左手で把持し、入力装置101の姿勢が横である状態とは、持ち替え中と判定される。」ということが示されている。
なお、図4に示された判定条件401は、操作中と持ち替え中とを判定するための、把持態様と姿勢との組み合わせであるが、操作中および持ち替え中のうちいずれか一方のみを判定するための組み合わせでもよい。
また、判定条件401では、把持態様として、両手、右手または左手が示されているが、より詳細に把持態様が場合わけされてもよい。把持態様検出部103は、入力装置101に接触された部分から、このような把持態様を検出する。あるいは、把持態様検出部103は、入力装置101に接触された部分から、このような把持態様を判定してもよい。
図5は、図3に示された把持態様記憶部104で記憶される把持態様情報および時刻情報の一例を示す図である。
図5に示された時刻は、把持態様検出部103が把持態様を検出した時刻である。
図5に示された例では、「時刻が0ms、30ms、60ms、90ms、120ms、150ms、180msの時点で、入力装置101が、それぞれ、右手、右手、右手、両手、左手、両手、両手で把持されている」ことを示している。
図6は、図3に示された操作制御装置120の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、把持態様検出部103は、現在の把持態様を検出することにより、現在の把持態様を取得する。そして、把持態様検出部103は、現在の把持態様を示す把持態様情報を、現在の時刻情報と共に、把持態様記憶部104に格納する。また、把持態様検出部103は、把持態様情報および時刻情報を把持態様変化検出部105に通知する(S101)。
次に、把持態様変化検出部105は、把持態様記憶部104に蓄積されている把持態様情報を取得することにより、過去の把持態様を取得する(S102)。ここでは、把持態様変化検出部105は、把持態様検出部103によって通知された時刻よりも過去のデータの中で、最新の把持態様情報を参照する。
次に、把持態様変化検出部105は、把持態様検出部103から通知された把持態様情報によって示される現在の把持態様と、把持態様記憶部104に蓄積されていた把持態様情報によって示される過去の把持態様とを比較し、把持態様の変化を検出する(S103)。把持態様の変化が無かった場合(S103でNo)、操作の制御を変更しないため、把持態様変化検出部105は、再度、把持態様検出部103から把持態様情報を取得する(S101)。
把持態様に変化があった場合(S103でYes)、把持態様変化検出部105は、把持態様検出部103によって検出された把持態様を、持ち替え判定部107に通知する。そして、姿勢検出部106は、姿勢を検出する(S104)。
次に、持ち替え判定部107は、把持態様検出部103によって検出された把持態様と、姿勢検出部106よって検出された姿勢とに基づいて、入力装置101の現在の操作状態を判定する(S105)。具体的には、持ち替え判定部107は、図4で示した判定条件401を用いて、現在の操作状態が操作中であるか、持ち替え中であるかを判定する。そして、持ち替え判定部107は、判定結果を操作制御部108に通知する。
操作制御部108は、持ち替え判定部107から通知された判定結果に応じて、入力信号の制御を行う。
具体的には、持ち替え判定部107によって判定された判定結果が持ち替え中の場合(S105でYes)、操作制御部108は、左タッチセンサ102Lと右タッチセンサ102Rとからの入力情報を無効化する(S106)。つまり、この場合、操作制御部108は、操作入力部115からの入力信号を操作出力部109に出力しない。
判定結果が操作中である場合(S105でNo)、操作制御部108は、左タッチセンサ102Lと右タッチセンサ102Rからの入力情報を有効化する(S107)。この場合、操作制御部108は、操作入力部115からの入力信号を操作出力部109に出力する。
図6に示された一連の処理を具体的な例に基づいて説明する。ここでは、縦持ちでの操作から横持ちでの操作へと把持態様が変化する場合の例を示す。
例として、(i)最初に、把持態様検出部103が把持態様を検出した時刻が60msで、把持態様が右手で、姿勢が縦である場合、(ii)次に、把持態様検出部103が把持態様を検出した時刻が90msで、把持態様が両手で、姿勢が縦である場合、(iii)次に、把持態様検出部103が把持態様を検出した時刻が120msで、把持態様が左手で、姿勢が横である場合、(iv)最後に、把持態様検出部103が把持態様を検出した時刻が150msで、把持態様が両手で、姿勢が横である場合を示す。
また、把持態様記憶部104に蓄積された把持態様情報として、図5に記載された内容を用いる。
(i)まず、最初に、時刻が60msで、把持態様が右手で、姿勢が縦である場合を示す。
把持態様検出部103は、時刻(60ms)と把持態様(右手)とを、把持態様記憶部104に格納する。そして、把持態様検出部103は、時刻(60ms)と把持態様(右手)とを把持態様変化検出部105に通知する(S101)。
次に、把持態様変化検出部105は、把持態様検出部103によって通知された時刻(60ms)よりも過去で、最新の把持態様を示す把持態様情報を取得する(S102)。把持態様検出部103によって通知された時刻(60ms)よりも過去で、最新の把持態様情報は、時刻が30msで、把持態様が右手であることを示す。
次に、把持態様変化検出部105は、把持態様の変化を検出する(S103)。ここでは、時刻(60ms)に対応した把持態様(右手)と、時刻(30ms)に対応した把持態様(右手)とが比較され、変化が無いと判定される。したがって、把持態様検出部103によって、再度、最初の処理(S101)が実行される(S103でNo)。
(ii)次に、時刻が90msで、把持態様が両手で、姿勢が縦である場合を示す。
把持態様検出部103は、時刻(90ms)と把持態様(両手)とを、把持態様記憶部104に格納する。また、把持態様検出部103は、時刻(90ms)と把持態様(両手)とを把持態様変化検出部105に通知する(S101)。
次に、把持態様変化検出部105は、把持態様検出部103によって通知された時刻(90ms)よりも過去で、最新の把持態様を示す把持態様情報を取得する(S102)。把持態様検出部103によって通知された時刻(90ms)よりも過去で、最新の把持態様情報は、時刻が60msで、把持態様が右手であることを示す。
次に、把持態様変化検出部105は、把持態様の変化を検出する(S103)。ここでは、時刻(90ms)に対応した把持態様(両手)と、時刻(60ms)に対応した把持態様(右手)とが比較され、変化があると判定される。そのため、把持態様変化検出部105は、把持態様(両手)を持ち替え判定部107へと通知する(S103でYes)。
次に、持ち替え判定部107は、姿勢検出部106から入力装置101の姿勢を取得する(S104)。ここでは、姿勢検出部106から取得した姿勢は、縦である。
次に、持ち替え判定部107は、把持態様検出部103よって通知された把持態様(両手)と、姿勢検出部106から取得した姿勢(縦)とに応じて、入力装置101の操作状態を判定する(S105)。判定には、図4に示された判定条件401が用いられる。判定条件401によれば、把持態様(両手)と姿勢(縦)との組み合わせは、持ち替え中である。そのため、持ち替え判定部107は、現在の状態が持ち替え中であると判定し、現在の状態を操作制御部108へ通知する(S105でYes)。
次に、操作制御部108は、持ち替え判定部107よって通知された操作状態(持ち替え中)に基づいて、入力信号を制御する。現在の操作状態は持ち替え中であるため、操作制御部108は、左タッチセンサ102Lと右タッチセンサ102Rとからの入力信号を無効化し、入力信号を操作出力部109へ通知しない(S106)。
(iii)次に、時刻が120msで、把持態様が左手で、姿勢が横である場合を示す。
把持態様検出部103は、時刻(120ms)と把持態様(左手)とを、把持態様記憶部104に格納する。また、把持態様検出部103は、時刻(120ms)と把持態様(左手)とを把持態様変化検出部105に通知する(S101)。
次に、把持態様変化検出部105は、把持態様検出部103によって通知された時刻(120ms)よりも過去で、最新の把持態様を示す把持態様情報を取得する(S102)。把持態様検出部103によって通知された時刻(120ms)よりも過去で、最新の把持態様情報は、時刻が90msで、把持態様が両手であることを示す。
次に、把持態様変化検出部105は、把持態様の変化を検出する(S103)。ここでは、時刻(120ms)に対応した把持態様(左手)と、時刻(90ms)に対応した把持態様(両手)とが比較され、変化があると判定される。そのため、把持態様変化検出部105は、把持態様(左手)を持ち替え判定部107へと通知する。
次に、持ち替え判定部107は、姿勢検出部106から入力装置101の姿勢を取得する(S104)。ここでは、姿勢検出部106から取得した姿勢は、横である。
次に、持ち替え判定部107は、把持態様検出部103によって通知された把持態様(左手)と、姿勢検出部106から取得した姿勢(横)とに基づいて、入力装置101の操作状態を判定する(S105)。判定には、図4に示された判定条件401が用いられる。判定条件401によれば、把持態様(左手)と姿勢(横)との組み合わせは、持ち替え中である。そのため、持ち替え判定部107は、現在の操作状態が持ち替え中であると判定し、現在の操作状態を操作制御部108へ通知する(S105でYes)。
次に、操作制御部108は、持ち替え判定部107によって通知された操作状態(持ち替え中)に基づいて、入力信号を制御する。現在の操作状態は持ち替え中であるため、操作制御部108は、左タッチセンサ102Lと右タッチセンサ102Rとからの入力信号を無効化し、入力信号を操作出力部109へ通知しない(S106)。
(iv)最後に、時刻が150msで、把持態様が両手で、姿勢が横である場合を示す。
把持態様検出部103は、時刻(150ms)と把持態様(両手)とを、把持態様記憶部104に格納する。また、把持態様検出部103は、時刻(150ms)と把持態様(両手)とを把持態様変化検出部105に通知する(S101)。
次に、把持態様変化検出部105は、把持態様検出部103によって通知された時刻(150ms)よりも過去で、最新の把持態様を示す把持態様情報を取得する(S102)。把持態様検出部103よって通知された時刻(150ms)よりも過去で、最新の把持態様情報は、時刻が120msで、把持態様が左手であることを示す。
次に、把持態様変化検出部105は、把持態様の変化を検出する(S103)。ここでは、時刻(150ms)に対応した把持態様(両手)と、時刻(120ms)に対応した把持態様(左手)とが比較され、変化があると判定される。そのため、把持態様変化検出部105は、把持態様(両手)を持ち替え判定部107へと通知する(S103でYes)。
次に、持ち替え判定部107は、入力装置101の姿勢を姿勢検出部106から取得する(S104)。ここでは、姿勢検出部106から取得した姿勢は、横である。
次に、持ち替え判定部107は、把持態様検出部103よって通知された把持態様(両手)と、姿勢検出部106から取得した姿勢(横)とに基づいて、入力装置101の操作状態を判定する(S105)。判定には、図4に示された判定条件401が用いられる。判定条件401によれば、把持態様(両手)と姿勢(横)との組み合わせは、操作中である。そのため、持ち替え判定部107は、現在の操作状態は操作中であると判定し、現在の操作状態を操作制御部108へ通知する。(S105でNo)。
次に、操作制御部108は、持ち替え判定部107によって通知された操作状態(操作中)に基づいて、入力信号を制御する。現在の操作状態は操作中であるため、操作制御部108は、左タッチセンサ102Lと右タッチセンサ102Rとからの入力信号を有効化し、入力信号を操作出力部109へ通知する(S107)。
これにより、把持態様および姿勢に応じて予め設定された操作状態に基づいて、操作の有効化と無効化とが切替えられる。したがって、操作制御装置120は、ユーザが入力装置101を持ち替える際に、誤って指がタッチセンサに触れてしまい、ユーザの意図とは異なる入力動作が行われてしまう誤操作を防止することができる。
図7および図8は、実施の形態1に係る判定の例を示す図である。
図7および図8に示された例において、入力装置101の姿勢が縦であって、把持態様が、片手で入力装置101の上側が把持されている態様である場合、持ち替え判定部107は、ユーザが入力装置101を操作中であると判定する。また、入力装置101の姿勢が横であって、把持態様が、両手で入力装置101の両側が把持されている態様である場合、持ち替え判定部107は、ユーザが入力装置101を操作中であると判定する。
姿勢と把持態様との組み合わせがその他の組み合わせである場合、持ち替え判定部107は、ユーザが入力装置101を持ち替え中であると判定する。
上記の判定条件が、図4に示された判定条件401と同様に、予め定められる。そして、持ち替え判定部107は、予め定められた判定条件に基づいて、ユーザが入力装置101を持ち替え中であるか否かを判定する。
図7で示された例では、まず、入力装置101の姿勢は縦である。把持態様は、ユーザが左手で入力装置101の上側を把持している態様である。この場合、持ち替え判定部107は、予め定められた判定条件に基づいて、操作中と判定する。そして、操作制御部108は、操作を有効化する。
次に、入力装置101の姿勢は縦である。把持態様は、ユーザが両手で入力装置101を把持している態様である。この場合、持ち替え判定部107は、予め定められた判定条件に基づいて、持ち替え中と判定する。そして、操作制御部108は、操作を無効化する。
次に、入力装置101の姿勢は縦である。把持態様は、ユーザが右手で入力装置101の下側を把持している態様である。この場合、持ち替え判定部107は、予め定められた判定条件に基づいて、持ち替え中と判定する。そして、操作制御部108は、操作を無効化する。
次に、入力装置101の姿勢は縦である。把持態様は、ユーザが右手で入力装置101の上側を把持している態様である。この場合、持ち替え判定部107は、予め定められた判定条件に基づいて、操作中と判定する。そして、操作制御部108は、操作を有効化する。
図8で示された例では、まず、入力装置101の姿勢は縦である。把持態様は、ユーザが左手で入力装置101の上側を把持している態様である。この場合、持ち替え判定部107は、予め定められた判定条件に基づいて、操作中と判定する。そして、操作制御部108は、操作を有効化する。
次に、入力装置101の姿勢は縦である。把持態様は、ユーザが両手で入力装置101を把持している態様である。この場合、持ち替え判定部107は、予め定められた判定条件に基づいて、持ち替え中と判定する。そして、操作制御部108は、操作を無効化する。
次に、入力装置101の姿勢は横である。把持態様は、ユーザが両手で入力装置101の右側を把持している態様である。この場合、持ち替え判定部107は、予め定められた判定条件に基づいて、持ち替え中と判定する。そして、操作制御部108は、操作を無効化する。
次に、入力装置101の姿勢は横である。把持態様は、ユーザが右手で入力装置101を把持している態様である。この場合、持ち替え判定部107は、予め定められた判定条件に基づいて、持ち替え中と判定する。そして、操作制御部108は、操作を無効化する。
次に、入力装置101の姿勢は横である。把持態様は、ユーザが両手で入力装置101の両側を把持している態様である。この場合、持ち替え判定部107は、予め定められた判定条件に基づいて、操作中と判定する。そして、操作制御部108は、操作を有効化する。
このように、姿勢と把持態様との組み合わせに基づいて、ユーザが入力装置101を持ち替え中であるか否かが判定される。また、把持態様として、両手または片手のみではなく、入力装置101のどの部分が把持されているかが用いられる。操作制御装置120は、詳細な把持態様を検出することにより、より適切に、持ち替え中か否かを判定できる。
また、持ち替え中および操作中の状態が変化する時、少なくとも把持態様が変化する。したがって、操作制御装置120は、把持態様の変化を検出した時に、持ち替え中か否かを判定することにより、誤操作がないように、より適切に操作を制御することができる。
なお、持ち替え判定部107は、把持態様の変化の量を特定し、変化の量が所定の量よりも大きい場合に、持ち替え中か否かを判定してもよい。また、把持態様の変化の量は、接触している部分の変化から特定されてもよい。これにより、把持態様の変化が大きい場合に、持ち替え中か否かが判定される。したがって、より適切なタイミングで、持ち替え中か否かが判定される。
また、実施の形態1に係る操作制御部108は、持ち替え中の場合、操作入力部115に入力された操作を示す信号を操作出力部109に通知しないことにより、操作を無効化している。しかし、操作を無効化する方法は、このような方法に限定されない。
操作制御部108は、操作入力部115にユーザからの入力を受け付けないように、操作入力部115を制御することにより、操作を無効化してもよい。あるいは、操作制御部108は、入力装置101が無効な状態であることを表示装置301へ操作出力部109に送信させることにより、操作を無効化してもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2に係る操作制御装置は、把持態様が変化した場合、あるいは、入力装置に入力される操作によって操作される操作対象が切替えられた場合、現在の操作状態が、操作中であるか、持ち替え中であるかを判定する。この時、操作制御装置は、把持態様と、入力装置の姿勢と、操作対象に応じて予め定められた判定条件とに応じて、現在の操作状態が、操作中であるか、持ち替え中であるかを判定する。そして、操作制御装置は、判定された入力装置の操作状態に応じて、入力装置に入力される操作を制御する。
操作対象は、典型的には、アプリケーションプログラムであって、表示装置に表示される。例えば、操作対象は、ユーザがGUI(Graphical User Interface)等を用いて操作するアプリケーションプログラムである。さらに、ユーザは、GUI等を用いて、操作対象のアプリケーションプログラムを切替えることができる。
判定条件は、操作対象に応じて予め定められている。例えば、ビデオゲーム、または、医療用のアプリケーションプログラムでは、右手または左手等の把持態様、および、入力装置の姿勢が、厳密に、予め定められている場合がある。実施の形態2に係る操作制御装置は、持ち替え中の判定条件として、このような条件を用いる。
図9は、実施の形態2に係る入力装置および表示装置の一例を示す概略図である。図9において、図1に示された構成要素と同一の構成要素については同一の符号を用いて、説明を省略する。
図9に示された入力装置601は、実施の形態1に示された入力装置101と同様に、2つのタッチセンサ(左タッチセンサ102L、右タッチセンサ102R)と、把持センサ(図9には図示していない)と、加速度センサ(図9には図示していない)とを備える。
左タッチセンサ102L、および、右タッチセンサ102Rには、それぞれ、左指201Lおよび右指201Rによって操作が入力される。入力装置601は、左タッチセンサ102Lと右タッチセンサ102Rとによって取得した信号を、表示装置301へ、無線通信によって送信する。
なお、入力装置601によって表示装置301へ送信される信号は、ユーザの左指201Lが左タッチセンサ102Lに触れている位置を示す信号と、ユーザの右指201Rが右タッチセンサ102Rに触れている位置を示す信号とを含む。また、送信される信号は、加速度センサで取得した入力装置601の向きを示す信号、および、把持センサで取得したユーザの手と入力装置601との接触の信号を含んでもよい。
さらに、入力装置601は、表示画面302に表示されているアプリケーションプログラムに応じて、判定条件を変更するためのスイッチ610を備える。スイッチ610は、本発明に係る操作対象切替え検出部の一例であって、押下されることによって、操作対象の切替えを検出する。スイッチ610による具体的な動作については、図10、図11および図12を用いて詳細に説明する。
図10は、図9に示された入力装置601の構成の一例を示す構成図である。図10において、図3または図9に示された構成要素と同一の構成要素は、同一の符号を用いて、説明を省略する。
図10に示された操作制御装置620は、実施の形態1に示された操作制御装置120と比べて、操作対象切替え検出部612と、判定条件記憶部611とを備える点が異なっている。また、持ち替え判定部607の動作が変更されている。
判定条件記憶部611は、判定条件を記憶する。判定条件については、後に図11を用いて、詳細に説明を行う。
操作対象切替え検出部612は、スイッチ610等によって実装され、操作対象の切替えを検出する。ユーザは、操作対象であるアプリケーションプログラムが切替えられた際、ユーザ自身の手でスイッチ610を切替える。これにより、操作対象切替え検出部612は、操作対象の切替えを検出し、判定条件記憶部611に記憶された判定条件を操作対象に応じた判定条件に更新する。
なお、操作対象切替え検出部612は、スイッチ610を有してもよいし、外部のスイッチから通知を受けて、操作対象の切替えを検出してもよい。また、スイッチ610は、一例であって、操作対象切替え検出部612は、他の手段によって、操作対象の切替えを検出してもよい。例えば、操作対象切替え検出部612は、操作対象の切替えを示す情報を表示装置301から受信することにより、操作対象の切替えを検出してもよい。
持ち替え判定部607は、把持態様変化検出部105が把持態様の変化を検出した時、あるいは、操作対象切替え検出部612が操作対象の切替えを検出した時、現在の入力装置601の操作状態を判定する。この時、持ち替え判定部607は、把持態様検出部103によって検出された把持態様と、姿勢検出部106によって検出された姿勢とに応じて、現在の入力装置601の操作状態を判定する。そして、持ち替え判定部607は、判定された操作状態を操作制御部108へ通知する。入力装置601の操作状態を判定する方法については、後に図12を用いて詳細に説明を行う。
図11は、図10に示された持ち替え判定部607における判定条件の一例を示す図である。
図11に示された判定条件701において、縦軸は、把持態様検出部103によって検出された把持態様であり、横軸は、姿勢検出部106によって検出された姿勢である。姿勢と把持態様との組み合わせに応じて、現在の状態が持ち替え中であるか否かが判定される。
また、判定条件701は、入力装置601によって操作されるアプリケーションプログラムの全てに対応して用意される。そして、スイッチ610が押下される毎に、判定条件701が変更される。
図11に示された判定条件701の例では、「(i)ユーザが入力装置601を右手または左手で把持し、入力装置601の姿勢が縦である状態は、操作中と判定される。また、(ii)ユーザが入力装置601を両手で把持し、入力装置601の姿勢が横である状態と、(iii)ユーザが入力装置601を両手で把持し、入力装置601の姿勢が縦である状態と、(iv)ユーザが入力装置601を右手または左手で把持し、入力装置601の姿勢が横である状態とは、持ち替え中と判定される。」ということが示されている。
図12は、図10に示された操作制御装置620の動作の一例を示すフローチャートである。図12において、図6に示された処理と同一の処理は、同一の符号を用いて、説明を省略する。
まず、把持態様検出部103は、現在の把持態様を検出する。そして、把持態様変化検出部105は、現在の把持態様を把持態様検出部103から取得する(S101)。また、把持態様変化検出部105は、把持態様記憶部104から過去の把持態様を取得する(S102)。
そして、把持態様変化検出部105は、把持態様検出部103から取得した現在の把持態様と、把持態様記憶部104から取得した過去の把持態様を用いて、把持態様の変化を検出する。以上の処理は、実施の形態1と同様に、実行される。実施の形態2では、把持態様の変化が検出された場合に加えて、操作対象が切替えられた場合に、持ち替え中であるか否かが判定される。
表示画面302に表示される操作対象が切替えられた場合、ユーザは、スイッチ610を押下する。これにより、操作対象切替え検出部612は、操作対象の切替えを検出する。操作対象切替え検出部612は、判定条件記憶部611に記憶された判定条件を操作対象に対応した判定条件701に更新する。そして、操作対象切替え検出部612は、操作対象が切替えられたことを持ち替え判定部607に通知する。
そして、持ち替え判定部607は、把持態様に変化があったか否か、および、操作対象が切替えられたか否かを判定する(S203)。
把持態様に変化が無かった、もしくは、操作対象が切替えられていない場合(S203でNo)、入力信号の制御は行われないため、再度、把持態様の変化、もしくは、操作対象の切替えが発生するまで、上述の処理が繰り返される。
把持態様に変化があった、あるいは、操作対象が切替えられた場合(S203でYes)、姿勢検出部106は、姿勢を検出する(S104)。持ち替え判定部607は、姿勢検出部106によって検出された姿勢を取得する。
次に、持ち替え判定部607は、把持態様検出部103によって検出された把持態様と、姿勢検出部106によって検出された姿勢と、判定条件記憶部611によって記憶されている判定条件701とに基づいて、入力装置601の現在の操作状態を判定する(S205)。具体的には、持ち替え判定部607は、図11で示した判定条件701を用いて、現在の操作状態を判定する。
現在の状態が持ち替え中である場合(S205でYes)、操作制御部108は、操作を無効化する(S106)。現在の状態が操作中である場合(S205でNo)、操作制御部108は、操作を有効化する(S107)。
図12に示された一連の処理を具体的な例に基づいて説明する。ここでは、スイッチ610が、時刻が180msの時点で操作され、判定条件401が、切替え後の操作対象に対応する判定条件701に更新される例を示す。まず、時刻が150msであり、把持態様が両手であり、姿勢が横である場合を示し、次に、時刻が180msであり、把持態様が両手であり、姿勢が横である場合を示す。また、以下では、把持態様記憶部104には、図5に記載の内容が蓄積される場合を示す。
まず、時刻が150msであり、把持態様が両手であり、姿勢が横である場合を示す。
把持態様検出部103は、時刻(150ms)と把持態様(両手)とを、把持態様記憶部104に格納する。また、把持態様検出部103は、時刻(150ms)と把持態様(両手)とを把持態様変化検出部105に通知する(S101)。
次に、把持態様変化検出部105は、把持態様検出部103によって通知された時刻(150ms)よりも過去で、最新の把持態様情報を取得する(S102)。把持態様検出部103によって通知された時刻(150ms)よりも過去で、最新の把持態様情報は、時刻が120msであり、把持態様が左手であることを示す。
次に、把持態様変化検出部105は、把持態様の変化を検出する(S203)。ここでは、時刻(150ms)に対応した把持態様(両手)と、時刻(120ms)に対応した把持態様(左手)とが比較され、変化があると判定される。そのため、把持態様変化検出部105は、把持態様(両手)を持ち替え判定部607へと通知する。
次に、持ち替え判定部607は、姿勢検出部106から入力装置601の姿勢を取得する(S104)。ここでは、姿勢検出部106から取得した姿勢は、横である。
次に、持ち替え判定部607は、把持態様検出部103によって検出された把持態様(両手)と、姿勢検出部106によって検出された姿勢(横)とに応じて、入力装置601の操作状態を判定する(S205)。判定には、図4に示された判定条件401が用いられる。判定条件401によれば、把持態様が両手であり、姿勢が横である組み合わせは、操作中である。そのため、持ち替え判定部607は、現在の操作状態が操作中であると判定し、現在の操作状態を操作制御部108へ通知する(S205でNo)。
次に、操作制御部108は、持ち替え判定部607によって通知された操作状態(操作中)に応じて、入力信号を制御する。現在の操作状態が操作中であるため、操作制御部108は、左タッチセンサ102Lと右タッチセンサ102Rとからの入力信号を有効化し、入力信号を操作出力部109へ通知する(S107)。
次に、時刻が180msの時点で、操作対象が変更され、スイッチ610が押下されると、操作対象切替え検出部612は、操作対象の切替えを検出する。そして、操作対象切替え検出部612は、判定条件記憶部611に記憶された判定条件401を、切替え後の操作対象に対応した判定条件701に更新する。
操作対象の切替えが検出された時(S203でYes)、姿勢検出部106は、姿勢を検出する(S104)。
次に、持ち替え判定部607は、把持態様検出部103によって検出された把持態様(両手)と姿勢検出部106によって検出された姿勢(横)とに応じて、入力装置601の操作状態を判定する(S205)。判定には、図11に示された判定条件701が用いられる。判定条件701によれば、把持態様が両手であって、姿勢が横である組み合わせは、持ち替え中である。そのため、持ち替え判定部607は、現在の操作状態が持ち替え中であると判定し、現在の操作状態を操作制御部108へと通知する(S205でNo)。
次に、操作制御部108は、持ち替え判定部607によって通知された操作状態(持ち替え中)に応じて、入力信号を制御する。現在の操作状態が持ち替え中であるため、操作制御部108は、左タッチセンサ102Lと右タッチセンサ102Rとからの入力信号を無効化し、入力信号を操作出力部109へ通知しない(S106)。
これにより、操作制御装置620は、操作対象に応じた判定条件を設定しておくことにより、持ち方を変更する際に、誤って指がタッチセンサに触れてしまい、ユーザの意図とは異なる入力動作が行われてしまう誤操作を防止することができる。
(実施の形態3)
実施の形態2では、操作対象が切替えられた際に、入力装置601が備えているスイッチ610が押下されることにより、操作対象の切替えを検出し、誤操作を防止する例が示された。実施の形態3では、表示装置が操作対象に関する情報を送信し、操作対象毎に判定条件が切替えられる。これにより、誤操作が防止される。以下、図13、図14および図15を用いて、実施の形態3について説明する。
図13は、実施の形態3に係る入力装置および表示装置の一例を示す概略図である。図13において、図1に示された構成要素と同一の構成要素は、同一の符号を用いて、説明を省略する。
図13に示された入力装置901は、図1に示された入力装置101と同様に、2つのタッチセンサ(左タッチセンサ102L、右タッチセンサ102R)と、把持センサ(図13には図示していない)と、加速度センサ(図13には図示していない)とを備える。さらに、入力装置901は、操作対象に関する情報を表示装置1001から受信する受信部(図13には図示していない)を備えている。
表示装置1001は、図1に示された表示装置301と同様に、入力装置901から通知された位置を示す信号に基づいて、左指201Lが左タッチセンサ102Lに触れている点の位置情報と、右指201Rが右タッチセンサ102Rに触れている点の位置情報とを取得する。そして、表示装置1001は、取得した位置情報に対応する表示画面302内の位置に、それぞれ、左カーソル303Lおよび右カーソル303Rを表示する。
また、ユーザは、左タッチセンサ102L上の左指201Lを動かすことにより、表示画面302に表示されている左カーソル303Lを操作する。そして、ユーザは、右タッチセンサ102R上の右指201Rを動かすことで、表示画面302に表示されている右カーソル303Rを操作する。
表示画面302全体の座標系の左半分が、左タッチセンサ102Lの座標系に絶対座標で関連付けられている。また、表示画面302全体の座標系の右半分が、右タッチセンサ102Rの座標系に絶対座標で関連付けられている。
さらに、表示装置1001は、操作対象となるアプリケーションの情報を入力装置901に送信するための送信部(図13には図示していない)を備えている。
また、図13では、表示画面302の右上に、操作に適切でない入力装置901の姿勢が表示されている。このように、表示装置1001は、操作対象に応じて、適切な入力装置901の姿勢、または、適切でない入力装置901の姿勢を表示画面302に表示してもよい。
図14は、図13に示された入力装置901および表示装置1001の構成の一例を示す構成図である。図14において、図3または図13に示された構成要素と同一の構成要素は、同一の符号を用い、説明を省略する。
図14に示された操作制御装置920は、実施の形態1に示された操作制御装置120と比べて、判定条件受信部914を備える。また、持ち替え判定部907の動作が変更されている。また、表示装置1001は、操作対象切替え検出部1012と、判定条件記憶部1011と、判定条件送信部1013とを備える。
表示装置1001は、入力装置901等の要求に応じて、表示画面302において表示されているアプリケーションプログラム等の操作対象を切替える。
操作対象切替え検出部1012は、操作対象の切替えを検出する。また、操作対象切替え検出部1012は、操作対象に対応する判定条件を判定条件記憶部1011から取得する。
判定条件記憶部1011は、判定条件を記憶している記憶部である。記憶されている判定条件の例は、図4に示された判定条件401、および、図11に示された判定条件701等である。
判定条件送信部1013は、判定条件記憶部1011から取得した操作対象に対応する判定条件を入力装置901に送信する。
判定条件受信部914は、表示装置1001から送信された判定条件を受信する。そして、判定条件受信部914は、受信した判定条件を持ち替え判定部907へと通知する。
持ち替え判定部907は、把持態様変化検出部105が把持態様の変化を検出した時、あるいは、判定条件受信部914が判定条件を受信した時、現在の入力装置901の操作状態を判定する。この時、持ち替え判定部907は、把持態様検出部103によって検出された把持態様と、姿勢検出部106によって検出された姿勢とに応じて、現在の入力装置901の操作状態を判定する。そして、持ち替え判定部907は、判定した操作状態を操作制御部108へ通知する。入力装置901の操作状態を判定する方法については、後に図15を用いて詳細に説明する。
図15は、図14に示された操作制御装置920の動作の一例を示すフローチャートである。図15において、図6または図12に示された処理と同一の処理は、同一の符号を用いて、説明を省略する。
図15に示すように、把持態様検出部103が現在の把持態様を取得する動作は、図6に示された実施の形態1の動作と同様である(S101)。また、把持態様変化検出部105が把持態様記憶部104から過去の把持態様を取得する動作は、図6に示された実施の形態1の動作と同様である(S102)。また、姿勢検出部106が姿勢を取得する動作は、図6に示された実施の形態1の動作と同様である(S104)。また、操作制御部108が操作状態に応じて入力信号の制御を行う動作は、図6に示された実施の形態1の動作と同様である(S106、S107)。
実施の形態3に係る持ち替え判定部907は、把持態様の変化が検出された時に加え、判定条件受信部914が判定条件を受信した時に、ユーザが入力装置901を持ち替え中であるか否かを判定する。
したがって、判定条件受信部914が判定条件を受信した場合(S303でYes)、姿勢検出部106は入力装置901の姿勢を取得する(S104)。
そして、持ち替え判定部907は、判定条件受信部914によって受信された判定条件に基づいて、把持態様と姿勢との組み合わせが、受信された判定条件によって示される所定の組み合わせに該当するか否かを判定する。これにより、ユーザが入力装置901の持ち替え中であるか否かが判定される(S305)。
例えば、ユーザが、入力装置901を用いて、アプリケーションプログラム等の操作対象を切替える場合がある。そして、操作対象毎に適切な把持態様および姿勢が異なる場合がある。そのため、表示装置1001は、事前に、操作対象に対応した判定条件を判定条件記憶部1011に保持する。そして、表示装置1001は、操作対象の切替えを検出して、操作対象に対応した判定条件を送信する。
そして、表示装置1001から受信された判定条件を用いることにより、持ち替え判定部907は、操作対象毎に、持ち替え中か否かを適切に判定することができる。
また、操作対象が切替えられた時に、判定条件受信部914は判定条件を受信する。そして、操作対象が切替えられた時に、入力装置901が持ち替えられる可能性が高い。したがって、判定条件受信部914が判定条件を受信した時に、持ち替え判定部907は、ユーザが入力装置901を持ち替え中であるか否かを判定することにより、適切なタイミングで操作が制御される。
図15に示された一連の処理は、図12とほぼ同様であるため、具体的な例を用いた説明は省略する。
(実施の形態4)
図16は、実施の形態4に係る操作制御装置の構成の一例を示す構成図である。
図16に示された操作制御装置1120は、把持態様検出部103と、姿勢検出部106と、持ち替え判定部1107と、操作制御部108とを備える。操作制御装置1120は、典型的には、入力装置に組み込まれる。
把持態様検出部103は、ユーザが入力装置を把持している態様である把持態様を検出する。
姿勢検出部106は、入力装置の姿勢を検出する。
持ち替え判定部1107は、把持態様と姿勢との組み合わせが所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、ユーザが入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する。すなわち、持ち替え判定部1107は、所定の組み合わせを実施の形態1等で示された判定条件として用いる。
所定の組み合わせには、(i)ユーザが入力装置を片手で把持している態様と、片手で操作することに適していない姿勢との組み合わせ、(ii)ユーザが入力装置を右手で把持している態様と、右手で操作することに適していない姿勢との組み合わせ、(iii)ユーザが入力装置を左手で把持している態様と、左手で操作することに適していない姿勢との組み合わせ、および、(iv)ユーザが入力装置を両手で把持している態様と、両手で操作することに適していない姿勢との組み合わせ等がある。
また、例えば、入力装置が長手方向を有する形状で形成されている場合、所定の組み合わせは、ユーザが入力装置を片手で把持している態様と、入力装置の長手方向が重力方向に対して横向きである姿勢(横方向)との組み合わせであってもよい。また、入力装置が長手方向を有する形状で形成されている場合、所定の組み合わせは、ユーザが入力装置を両手で把持している態様と、入力装置の長手方向が重力方向に対して縦向きである姿勢(縦方向)との組み合わせであってもよい。
また、例えば、入力装置が図1で示された入力装置101である場合、所定の組み合わせは、ユーザが入力装置101の右側を左手で把持している態様と、入力装置101が横向きである姿勢との組み合わせであってもよい。また、入力装置が図1で示された入力装置101である場合、所定の組み合わせは、ユーザが入力装置101の左側を右手で把持している態様と、入力装置101が横向きである姿勢との組み合わせであってもよい。
持ち替え判定部1107は、把持態様と姿勢との組み合わせが上述のような所定の組み合わせに該当する場合、ユーザが入力装置の持ち替え中であると判定する。ここでは、所定の組み合わせに該当する場合に持ち替え中であると判定される例が示されているが、所定の組み合わせに該当する場合に持ち替え中でないと判定されてもよい。また、所定の組み合わせは、ひとつであってもよいし、複数であってもよい。
操作制御部108は、ユーザが入力装置の持ち替え中であると判定された場合、入力装置に入力される操作を無効にする。また、操作制御部108は、ユーザが入力装置の持ち替え中でないと判定された場合、入力装置に入力される操作を有効にする。
これにより、操作制御装置1120は、入力装置の持ち替え中の誤操作を防止する。実施の形態4に示された操作制御装置1120のように、実施の形態1に示された把持態様記憶部104および把持態様変化検出部105は、無くてもよい。
以上、本発明に係る操作制御装置について、複数の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。実施の形態に対して当業者が思いつく変形を施して得られる形態も本発明に含まれる。また、実施の形態における構成要素を任意に組み合わせて実現される別の形態も本発明に含まれる。
また、本発明は、操作制御装置として実現できるだけでなく、操作制御装置を構成する処理手段をステップとする方法として実現できる。例えば、それらのステップは、コンピュータによって実行される。そして、本発明は、それらステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現できる。さらに、本発明は、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なCD−ROM等の記録媒体として実現できる。
また、図3、図10、図14および図16に示された操作制御装置の構成要素は、集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現されてもよい。これらの構成要素は、個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC(Integrated Circuit)、システムLSI、スーパーLSIまたはウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、または、LSI内部の回路セルの接続および設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて、表示制御装置に含まれる構成要素の集積回路化を行ってもよい。
また、表示制御装置の構成要素のうち、データを格納する手段だけ1チップ化せずに別構成としてもよい。
本発明に係る操作制御装置は、把持可能な入力装置によって操作が入力されるテレビジョン受像機(TV)またはコンピュータシステムなどの様々な装置に利用することができる。
101、601、901 入力装置
102L 左タッチセンサ
102R 右タッチセンサ
103 把持態様検出部
104 把持態様記憶部
105 把持態様変化検出部
106 姿勢検出部
107、607、907、1107 持ち替え判定部
108 操作制御部
109 操作出力部
115 操作入力部
120、620、920、1120 操作制御装置
201L 左指
201R 右指
301、1001 表示装置
302 表示画面
303L 左カーソル
303R 右カーソル
401、701 判定条件
610 スイッチ
611、1011 判定条件記憶部
612、1012 操作対象切替え検出部
914 判定条件受信部
1013 判定条件送信部

Claims (20)

  1. 把持可能な入力装置にユーザによって入力される操作を制御する操作制御装置であって、
    前記ユーザが前記入力装置を把持している態様である第1把持態様を検出する把持態様検出部と、
    前記入力装置の姿勢を検出する姿勢検出部と、
    前記第1把持態様と前記姿勢との組み合わせが所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する持ち替え判定部と、
    前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を無効にし、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中でないと判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を有効にする操作制御部とを備える
    操作制御装置。
  2. 前記把持態様検出部は、前記第1把持態様を検出する前に、前記ユーザが前記入力装置を把持している態様である第2把持態様を検出し、
    前記操作制御装置は、さらに、前記第2把持態様から前記第1把持態様への把持態様の変化を検出する把持態様変化検出部を備え、
    前記持ち替え判定部は、前記変化が検出された時に、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する
    請求項1に記載の操作制御装置。
  3. 前記持ち替え判定部は、前記変化の量が所定の量よりも大きい前記変化が検出された時に、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する
    請求項2に記載の操作制御装置。
  4. 前記操作制御装置は、さらに、前記第2把持態様を示す情報である把持態様情報を記憶するための把持態様記憶部を備え、
    前記把持態様検出部は、検出した前記第2把持態様を示す前記把持態様情報を前記把持態様記憶部に格納し、
    前記把持態様変化検出部は、前記把持態様記憶部に記憶されている前記把持態様情報によって示される前記第2把持態様から、前記把持態様検出部で検出された前記第1把持態様への、前記変化を検出する
    請求項2または請求項3に記載の操作制御装置。
  5. 前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記入力装置に入力される前記操作によって操作される操作対象に対応する前記所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の操作制御装置。
  6. 前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記操作対象であるアプリケーションプログラムに対応する前記所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する
    請求項5に記載の操作制御装置。
  7. 前記操作制御装置は、さらに、前記操作対象の切替えを検出する操作対象切替え検出部を備え、
    前記持ち替え判定部は、前記切替えが検出された時に、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する
    請求項5または請求項6に記載の操作制御装置。
  8. 前記操作制御装置は、さらに、
    前記操作対象に対応する前記所定の組み合わせを記憶するための判定条件記憶部と、
    前記操作対象の切替えを検出し、前記所定の組み合わせが前記切替えを検出した後の前記操作対象に対応するように、前記判定条件記憶部に記憶されている前記所定の組み合わせを更新する操作対象切替え検出部とを備え、
    前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記判定条件記憶部に記憶されている前記所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する
    請求項5または請求項6に記載の操作制御装置。
  9. 前記操作制御装置は、さらに、前記操作対象に対応する前記所定の組み合わせを受信する判定条件受信部を備え、
    前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記判定条件受信部で受信された前記所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する
    請求項5または請求項6に記載の操作制御装置。
  10. 前記持ち替え判定部は、前記所定の組み合わせが受信された時に、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する
    請求項9に記載の操作制御装置。
  11. 前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記ユーザが前記入力装置を片手で把持している態様と、前記片手で操作することに適していない姿勢との前記所定の組み合わせに該当する場合、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定する
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の操作制御装置。
  12. 前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、長手方向を有する形状で形成されている前記入力装置を前記ユーザが前記片手で把持している態様と、前記入力装置の前記長手方向が重力方向に対して横向きである姿勢との前記所定の組み合わせに該当する場合、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定する
    請求項11に記載の操作制御装置。
  13. 前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記ユーザが前記入力装置を右手で把持している態様と、前記右手で操作することに適していない姿勢との前記所定の組み合わせに該当する場合、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定する
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の操作制御装置。
  14. 前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記ユーザが前記入力装置を左手で把持している態様と、前記左手で操作することに適していない姿勢との前記所定の組み合わせに該当する場合、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定する
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の操作制御装置。
  15. 前記持ち替え判定部は、前記第1把持態様と前記姿勢との前記組み合わせが、前記ユーザが前記入力装置を両手で把持している態様と、前記両手で操作することに適していない姿勢との前記所定の組み合わせに該当する場合、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定する
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の操作制御装置。
  16. 把持可能な入力装置にユーザによって入力される操作を制御する操作制御方法であって、
    前記ユーザが前記入力装置を把持している態様である把持態様を検出する把持態様検出ステップと、
    前記入力装置の姿勢を検出する姿勢検出ステップと、
    前記把持態様と前記姿勢との組み合わせが所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する持ち替え判定ステップと、
    前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を無効にし、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中でないと判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を有効にする操作制御ステップとを含む
    操作制御方法。
  17. 把持可能な入力装置にユーザによって入力される操作を制御する集積回路であって、
    前記ユーザが前記入力装置を把持している態様である把持態様を検出する把持態様検出部と、
    前記入力装置の姿勢を検出する姿勢検出部と、
    前記把持態様と前記姿勢との組み合わせが所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する持ち替え判定部と、
    前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を無効にし、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中でないと判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を有効にする操作制御部とを備える
    集積回路。
  18. 請求項16に記載の操作制御方法に含まれるステップをコンピュータに実行させるための
    プログラム。
  19. 請求項16に記載の操作制御方法に含まれるステップをコンピュータに実行させるための
    プログラムが記録された非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  20. ユーザによって入力される操作を制御する把持可能な入力装置であって、
    前記ユーザが前記入力装置を把持している態様である把持態様を検出する把持態様検出部と、
    前記入力装置の姿勢を検出する姿勢検出部と、
    前記把持態様と前記姿勢との組み合わせが所定の組み合わせに該当するか否かを判定することにより、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であるか否かを判定する持ち替え判定部と、
    前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中であると判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を無効にし、前記ユーザが前記入力装置の持ち替え中でないと判定された場合、前記入力装置に入力される前記操作を有効にする操作制御部とを備える
    入力装置。
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