JP5721747B2 - 通信システムにおいて干渉を低減するための方法 - Google Patents

通信システムにおいて干渉を低減するための方法 Download PDF

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Description

優先権の主張
本出願は、参照により内容全体が本明細書に組み込まれている、2010年1月28日に出願した米国特許仮出願第61/299,195号の利益を主張するものである。
屋内の高いデータレートのワイヤレス・システムにおけるワイヤレス・チャネルの多散乱環境、より小さいセル・サイズ、および近くのBS(基地局)間のより小さい距離のため、異なる送信機−受信機ペアが、互いに強い干渉を生じさせる可能性がある。これらの強い干渉は、ワイヤレス・システムのパフォーマンスをひどく制限する可能性がある。
ワイヤレス干渉は、屋外−屋内環境または屋内環境などの多散乱環境において対処するのがより困難である。この困難は、散乱、ならびに伝播される信号が複数の方向で反射されることにより、これらのことが、干渉を増大させ、さらにワイヤレス・システム・パフォーマンス(例えば、スペクトル効率、システム/ユーザ・スループット)を大幅に低下させる可能性がある。FFR(フラクショナル周波数繰り返し)およびビーム・スイッチングが、ワイヤレス干渉を抑制するのに使用される異なる2つの方法である。しかし、屋外−屋内伝播または屋内−屋内電波の場合、ビーム・スイッチングからの調整されたビーム形成によって得られる利得は、無線チャネルの多散乱の性質によって大幅に低下させられる可能性がある。FFRが、マクロ・セルラ・システムにおいて広く使用されており、さらにFFRは、屋内展開のために使用されることも可能である。FFRは、干渉を軽減するものの、FFRは、小さい周波数繰り返し率により、より低いスペクトル効率をもたらしもする。
例示的な実施形態は、通信システムにおいて干渉を低減する方法を対象とする。より具体的には、競合グラフが、共同のビーム・スイッチング技術およびFFR技術において基地局によって、隣接する/近くの基地局の間の干渉を軽減するのに使用され得る。
少なくとも1つの例示的な実施形態において、方法が、複数のビームを生成するように構成された多指向性アンテナを有する第1の送信機による、通信システムにおける少なくとも1つの送信機の複数のビームのうち少なくとも1つの干渉するビームの少なくとも1つの干渉レベルを第1に特定すること、干渉レベルに基づいて送信ビーム・パターンを第2に特定することであって、送信ビーム・パターンは、対応するタイムスロットにおいて複数のビームを放射するシーケンスを示すこと、送信ビーム・パターンに基づいて、フラクショナル周波数繰り返しパターンを第3に特定すること、および送信ビーム・パターンおよび周波数繰り返しパターンに基づいてデータを送信することを含む。
例示的な実施形態は、添付の図面と併せて解釈される以下の詳細な説明から、より明確に理解されよう。図1〜図5は、本明細書で説明される、限定的でない例示的な実施形態を表す。
或る例示的な実施形態によるワイヤレス・システムを示す図である。 図1Aに示される基地局に関連するビームの例示的な実施形態を示す図である。 図1Aに示されるワイヤレス・システムに関する従来のビーム・スイッチング・パターン行列を示す図である。 ワイヤレス・システムの拡張された競合グラフを構築するための方法の例示的な実施形態を示す図である。 或る例示的な実施形態による干渉レベルを特定する方法を示す図である。 或る例示的な実施形態による、干渉を低減し、さらに競合グラフを生成する方法を示す図である。 或る例示的な実施形態によるビーム形成パターンを決定する方法を示す図である。 或る例示的な実施形態によるFFRパターンを決定する方法を示す図である。 或る例示的な実施形態によるUE(ユーザ機器)にビームを送信するように構成された2つの基地局を示す図である。 或る例示的な実施形態による競合グラフを示す図である。 或る例示的な実施形態による競合グラフを示す図である。 或る例示的な実施形態によるビーム・スイッチングおよびFFRのスキームを示す図である。 或る例示的な実施形態による基地局に含められた送信機を示す図である。
次に、いくつかの例示的な実施形態が示される添付の図面を参照して、様々な例示的な実施形態をより詳しく説明する。これらの図面では、層および領域の厚さは、簡明のため強調されている可能性がある。
したがって、例示的な実施形態は、様々な変形、および代替の形態が可能であるが、例示的な実施形態のうちのいくつかの実施形態が、図面に例として示され、本明細書で詳細に説明される。しかし、例示的な実施形態を、開示される特定の形態に限定する意図は全くなく、それどころか、例示的な実施形態は、特許請求の範囲に含まれるすべての変形形態、均等形態、および代替形態を範囲に含むものとされることを理解されたい。同様の符号は、図の説明全体にわたって同様の要素を指す。
第1の、第2の、などの用語が様々な要素を記述するのに本明細書で使用され得るが、これらの要素は、これらの用語によって限定されるべきではないことが理解されよう。これらの用語は、1つの要素を別の要素から区別するのに使用されるに過ぎない。例えば、例示的な実施形態の範囲を逸脱することなく、第1の要素が第2の要素と呼ばれることも可能であり、同様に、第2の要素が第1の要素と呼ばれることも可能である。本明細書で使用される、「および/または」という用語には、関連するリストアップされる項目のうちの1つまたは複数の項目の任意の組合せ、およびすべての組合せが含まれる。或る要素が別の要素に「接続」または「結合」されていると記載される場合、その要素は、他方の要素に直接に接続される、または直接に結合されることも、介在する要素が存在することも可能であることが理解されよう。これに対して、或る要素が別の要素に「直接に接続」されている、または「直接に結合」されていると記載される場合、介在する要素は全く存在しない。要素間の関係を表すのに使用される他の語も、同様に解釈されるべきである(例えば、「〜の間」対「直に〜の間」、「隣接する」対「直に隣接する」など)。
本明細書で使用される技術用語は、特定の実施形態を説明することだけを目的としており、例示的な実施形態を限定することは意図していない。本明細書で使用される、「或る」および「その」という単数形は、文脈がそうでないことを明確に示すのでない限り、複数形も含むことを意図している。「備える」、「備えた」、「含む」、および/または「含んだ」という用語は、本明細書で使用される場合、記載される特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を明示するが、他の1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/または以上の群の存在または追加を排除するものではないことがさらに理解されよう。
また、一部の代替の実施形態において、記載される機能/動作は、図に記載される順序を外れて行われ得ることにも留意されたい。例えば、順に示される2つの図は、実際には、関与する機能/動作に依存して、実質的に同時に実行されてもよく、または、時として、逆の順序で実行されてもよい。別様に定義されない限り、本明細書で使用されるすべての用語(技術用語および科学用語を含む)は、例示的な実施形態が属する技術分野の業者によって一般的に理解されるのと同一の意味を有する。用語、例えば、一般的に使用される辞書で定義される用語は、関係のある技術分野の脈絡におけるそれらの用語の意味と合致する意味を有するものと解釈されなければならず、本明細書で特に定義されない限り、理念化された意味、または過度に形式的な意味で解釈されることはないことがさらに理解されよう。
例示的な実施形態、および対応する詳細な説明のいくつかの部分は、ソフトウェア、またはアルゴリズム、ならびにコンピュータ・メモリ内のデータビットに対する操作の記号表現に関連して提示される。これらの記述および表現は、当業者が、自らの作業の内容を他の当業者に効果的に伝える記述および表現である。アルゴリズムは、本明細書でこの用語が使用される場合、さらに一般的に使用される場合にも、所望される結果につながる自己矛盾のない一連のステップと考えられる。それらのステップは、物理量の物理的操作を要求するステップである。通常、必然的にではないものの、これらの量は、格納されること、転送されること、組み合わされること、比較されること、さらにそれ以外で操作されることが可能である光信号、電気信号、または磁気信号の形態をとる。主に一般的な用法の理由で、これらの信号をビット、値、要素、シンボル、文字、項、数などと呼ぶことが、時として好都合であることが分かっている。
以下の説明において、特定のタスクを実行する、または特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造などを含むプログラム・モジュールまたは機能プロセスとして実施されることが可能であり、さらに既存のシステム要素または制御ノード(例えば、セル・サイト、基地局、またはノードBに配置されたスケジューラ)における既存のハードウェアを使用して実施されることが可能である動作、および操作の記号表現(例えば、流れ図の形態の)に関連して、例示的な実施形態が説明される。そのような既存のハードウェアには、1つまたは複数のCPU(中央処理装置)、DSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)、特定用途向け集積回路、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ)コンピュータなどが含まれ得る。
しかし、これら、および類似する用語のすべては、適切な物理量に関連付けられるべきであり、これらの量に付けられる便利なラベルに過ぎないことに留意されたい。特に明記しない限り、または説明から明白なとおり、「処理する」または「算出する」または「計算する」または「判定する」または「表示する」などの用語は、コンピュータ・システムのレジスタおよびメモリの内部の物理的な、電子的な量として表されるデータを操作して、コンピュータ・システム・メモリもしくはコンピュータ・システム・レジスタ、または他のそのような情報格納デバイス、情報伝送デバイス、または情報表示デバイスの内部で物理量として同様に表される他のデータに変換する、コンピュータ・システム、または類似した電子コンピューティング・デバイスの動作およびプロセスを指す。
また、例示的な実施形態のソフトウェアによって実施される態様は、通常、何らかの形態の実体のある(または記録する)記憶媒体上に符号化される、または何らかのタイプの伝送媒体を介して実施されることにも留意されたい。その実体のある記憶媒体は、磁気型(例えば、フロッピーディスクまたはハードドライブ)であっても、光学型(例えば、コンパクトディスク読み取り専用メモリ、つまり、「CD ROM」)であってもよく、さらに読み取り専用型であっても、ランダムアクセス型であってもよい。同様に、その伝送媒体は、より対線、同軸ケーブル、光ファイバ、または当技術分野で知られている他の何らかの適切な伝送媒体であることが可能である。例示的な実施形態は、任意の所与の実施形態のこれらの態様によって限定されない。
本明細書で使用される、UE(「ユーザ機器」)という用語は、モバイル・ユーザ、移動局、モバイル端末装置、ユーザ、加入者、ワイヤレス端末装置、および/または遠隔局と同義であることが可能であり、さらにワイヤレス通信システムにおけるワイヤレス・リソースの遠隔ユーザを表すことが可能である。「基地局」という用語は、1つまたは複数のセル・サイト、基地局、アクセスポイント、および/または無線周波数通信の任意の終端として理解され得る。現在のシステム・アーキテクチャは、モバイル/ユーザ・デバイスとアクセスポイント/セル・サイトの区別を考慮する可能性があるものの、以降に説明される例示的な実施形態は、一般に、例えば、アドホック・システム・アーキテクチャおよび/またはメッシュ・システム・アーキテクチャなどの、その区別がそれほど明確でないアーキテクチャに一般に適用可能であり得る。
図1Aは、或る例示的な実施形態によるワイヤレス・システムを示す。図1Aに示されるとおり、6つのBS(基地局)BS1〜BS6が、9つの建造物105〜105の複数のフロアに関してワイヤレス・カバレッジを提供するように展開される。6つの基地局、および9つの建造物が例示されるが、例示的な実施形態は、これら数の基地局および建造物に限定されないことを理解されたい。例示的な実施形態は、6つの基地局、および/または9つの建造物より多い、または少ない基地局、および/または建造物で実施されてもよい。
基地局BS1〜BS6の相対的なロケーションは、UEからのフィードバックなどのパラメータに従って特定される。基地局BS1〜BS6のロケーションを特定するのに使用される方法は、よく知られており、さらに任意の知られている方法が、基地局BS1〜BS6のロケーションを特定するのに使用され得る。このため、簡明のため、さらなる説明は与えられない。
各基地局BS1〜BS6は、任意の所与の方向に向けてビームを形成することができるスマートアンテナを備える。図1Bは、6つの方向に向けて、それぞれ、ビーム、Beam1〜Beam6を形成するように構成されたスマートアンテナを有する基地局BS1の例示的な実施形態を示す。基地局BS1だけが図1Bに示されるが、基地局BS2〜BS6も、同一の、または類似したスマートアンテナを有する。さらに、基地局BS1は、6つの方向に向けて、それぞれ、6つのビーム、Beam1〜Beam6を形成するものとして例示されるが、例示的な実施形態において6つより多い、または少ない方向が実施されてもよいことを理解されたい。以下に与えられるのは、ビーム、Beam1〜Beam6に関する放射角の例である。
Figure 0005721747
図1Cは、図1Aに示されるワイヤレス・システムに関する従来のビーム・スイッチング行列を示す。
行列要素Bijは、jタイムスロットにおけるi基地局のビーム・インデックスを表す。例えば、最初の行は、基地局BS1が、第1のタイムスロット、第2のタイムスロット、第3のタイムスロット、第4のタイムスロット、第5のタイムスロット、および第6のタイムスロットにおいてビーム、Beam1、Beam2、Beam3、Beam4、Beam5、およびBeam6を放射することを示す。このシーケンスは、後続のタイムスロットにおいて同一の順序で繰り返される。しかし、図1Cに示される従来のビーム・スイッチング・パターン行列は、近くの複数の基地局が、互いに干渉するビームを放射することをもたらし得る。さらに、従来のビーム・スイッチング・パターンは、近くのBSの間で強い干渉をもたらし得る。
これらの例示的な実施形態において、競合グラフ・ベースの共同のビーム・スイッチングおよびFFRのアプローチが、特に、屋外−屋内ワイヤレス通信および屋内−屋内ワイヤレス通信に関して、多散乱環境において近くの基地局(例えば、BS1〜BS6)の間の干渉を軽減するのに使用される。
隣接するBS、および近くのBSとは、互いに物理的に近く、さらに強い干渉を受ける可能性があるBSを指し得る。強い干渉の一例が、UEが、近くの2つのBSから同等に強い信号を受信する場合である。UEは、1つのBSだけにアタッチされているので、他方のBSからの信号は、干渉である。この例において、SINR(信号対干渉雑音比)は、UEが、アタッチされたBSから情報を回復することができないようになる0dB未満である。
BSは、UEからのフィードバックに基づいて、近くのBSを特定することが可能である。複数のBSにまたがるビーム・スイッチングおよびFFRが、相互干渉効果を受けて実行される。各BSは、ビーム・スイッチング/周波数帯域シーケンスによって特徴付けられ、このシーケンスは、異なる時点で基地局アンテナによって放射されるビームのシーケンスである。このビーム・シーケンスは、時間的に繰り返されるものと予期される。
いくつかの例示的な実施形態において、一群の近くのBSの間でビーム・スイッチング・シーケンスを交換することによって、ビーム・スイッチングが、調整された仕方で実行されて、干渉が軽減されることが可能である。FFRが、このビーム・スイッチング方法と併せて使用されて、干渉をさらに除去する。やはり、動的に変化する環境において、適応アルゴリズムが、近くの複数のBSによって、環境、例えば、活性のユーザの数、ユーザのロケーション、チャネル品質、およびトラフィック条件を監視することによって収集された情報に基づいて、調整されたビーム・スイッチングおよびFFRを実行するのに使用される。
つまり、各ビームが、異なるタイムスロットによって指し示される0〜1を指示する変数のシーケンスに関連付けられる。特定のタイムスロットで指示する変数の値は、ビームが、基地局によって放射されるか否かを決定し、例えば、その変数が0である場合、対応するビームは活性化され、0ではない場合、ビームはオフにされる。
また、例示的な実施形態は、或るBSに属する複数のビームが、同時に活性であるとともに、各ビームが、或る周波数帯域に関連付けられ得る場合にも適用される。例えば、デューティサイクルを使用して、ビーム・シーケンスを繰り返す代わりに、BSは、N個のビームを同時に放射して、各ビームに特定の周波数帯域を割り当てることができる。
図2A〜図2Cは、競合グラフ、ワイヤレス・システム(例えば、スモールセルシステム)を構築するための方法の例示的な実施形態を示す。
図2Aに示されるとおり、4つのBS、BSA〜BSDが、2つのクラスタ205〜205のUE210にサービスを提供するのに使用される。各基地局、BSA〜BSDは、基地局BS1と同一であることが可能であり、このため、さらなる説明は、簡明のために省略される。
ワイヤレス・システムは、図2Bに示されるとおり、各基地局BSA〜BSDを対応するUE210に接続する4つのワイヤレス・リンク、Link1〜Link4として2つの基地局(例えば、BSAおよびBSD)によってモデル化され得る。各リンク、Link1〜Link4は、送信機−受信機ペアを表す。ワイヤレス・チャネルの周波数繰り返しの性質のため、異なる複数のワイヤレス・リンクが、互いに強い干渉を生じさせる可能性がある。図2Bに示される例において、リンク、Link1とLink2が、強い相互干渉を受ける一方で、リンク、Link1とLink3の間、またはLink1とLink4の間には強い干渉が全く存在しない。ワイヤレス・リンク、Link1〜Link4の間の競合は、図2Cに示される競合グラフにおいて捉えられる。この競合グラフは、二部グラフであり、ワイヤレス・システムにおける各ワイヤレス・リンク、Link1〜Link4が、可変ノードと呼ばれる、左側のノードによって表される。異なるリンク、Link1〜Link4の間の制約は、制約ノードと呼ばれる、右側の一群のノードCN〜CNによって表される。図示されるとおり、2つの可変ノードは、対応するワイヤレス・リンクが互いに競合している場合、すなわち、FFRが使用されない場合に互いに強く干渉している場合、制約ノードに接続される。
例えば、リンク、Link1およびLink2を表す可変ノードが、リンク、Link1と、リンク、Link2が互いに競合するため、制約ノードCNに接続される。2つのリンクが制約ノードに接続される場合、1つだけのリンクがタイムスロット内で生成され、またはFFRが使用される。例えば、リンク、Link1およびLink2は、これらのリンク、Link1およびLink2が制約ノードCNに接続されるため、異なるタイムスロットにおいて、または異なる周波数で生成される。
異なるリンク、Link1〜Link4が、競合ノードCN〜CNに接続されるかどうかを判定するのに、各基地局BSA〜BSDは、分散化されたアルゴリズムに基づいて、ローカル測定(例えば、SINR(信号対雑音干渉比))を実行し、さらに/または近くの基地局を相手に情報を交換して、図3を参照してさらに詳細に説明されるとおり、図2Bに示されるモデル、および図2Cに示される完全な拡張された競合グラフを生成するように構成される。このことは、ワイヤレス・システムにおける、より小さいオーバーヘッドにつながる。
各基地局BSA〜BSDは、ワイヤレス・システムの完全な拡張された競合グラフの一部分である、ローカルの拡張された競合グラフを格納する。ローカルの拡張された競合グラフは、ノードの一部分と、完全な拡張された競合グラフのエッジとから成る完全な拡張された競合グラフの部分グラフである。完全な拡張された競合グラフは、図2Cに示されるとおり、接続された多くのノードとエッジから成る。
各基地局BSA〜BSDは、それらの測定(UEからのフィードバック)、ならびにワイヤレス・システムにおける他の近くのBSから受信された情報メッセージに基づいて、その基地局BSA〜BSDのローカルの拡張された競合グラフを生成する。代替として、マスタ・コントローラが、すべてのBSから情報を収集して、次に、完全な拡張された競合グラフを生成し、さらに各BSに、そのBSに対応するローカルの拡張された競合グラフを送信してもよい。
制約ノードCN〜CNは、干渉に関するしきい値レベルであることが可能である。測定情報に基づいて、基地局BSA〜BSDが、いずれのリンク、Link1〜Link4が制約ノードCN〜CNに接続されるかを判定するように構成される。例えば、リンク、Link1とリンク、Link2の間の干渉レベルが或る干渉しきい値を超えた場合、リンク、Link1およびリンク、Link2は、制約ノード(例えば、CN)に接続される。
拡張された競合ノードECN〜ECNが、各制約ノードCN〜CNに接続される。それぞれの拡張された制約ノードECN〜ECNは、ビーム間の競合を解決する可能なFFRを表す。
図3A〜図3Dは、或る例示的な実施形態による、干渉を低減し、さらに競合グラフを生成する方法を示す。図4A〜図4Dは、図3A〜図3Dの方法を実施するように構成されたワイヤレス・システムを示す。
図3Aは、初期設定の方法を示し、より具体的には、近くの基地局に関して干渉レベルを特定する方法を示す。S300で、BSが、この方法を開始する。図3Aに示される方法は、初期設定中にBSによって実行され得る。システムにおける他の各BSが、同一の方法を実行するように構成されることが可能であり、さらに初期設定プロセスを実行する際に、初期設定するBSからの通信を認識することが可能である。つまり、初期設定するBSは、システムにおける基地局のすべてによって共有される分散化されたアルゴリズムを使用することによって、測定の目的でビームを放射するよう、その他の基地局に命令するように構成される。さらに、図3Aは、初期設定に関連して説明されるが、BSは、この方法を定期的に実行してもよいことを理解されたい。
S305で、BSが、第1のタイムスロットにおいて第1のビームを放射する。S310で、BSが、第1のビームと、第1のタイムスロットで他のBSによって放射される他のビームとの間の干渉を特定する。
異なるビームの間の干渉レベルは、BSによって、BSと通信するUEからCQI(チャネル品質インジケータ)を収集することによって獲得される。例えば、測定は、BSからUEに訓練シーケンスを送出すること、およびフィードバックを受信することによって実行され得る。訓練シーケンスは、受信側に、この場合は、UEに知られているデータのシーケンスである。
つまり、BSは、干渉する基地局から情報を受信することなしに、干渉レベルを特定することが可能である。
さらに、BSが、バックホール、X2(バックボーン・システム)によって近くの基地局を相手に情報、および干渉レベル情報を交換し、さらに/または測定情報をブロードキャストすることが可能である。UEによって報告される情報は、システムにおけるBSの間で交換される情報の一部であることが可能である。
各ビームは、ビームID(識別情報)および/またはセルIDを有する。BSは、干渉するビーム(またはセル)のビームIDを調べることによって、複数の干渉するビームを見分ける。知られているとおり、セル/ビームIDは、システムの構成の一部である。各セル/ビームIDは、BSの初期設定プロセス中に割り当てられる。
S315で、BSが、第1のビームに関するすべての干渉が測定されているかどうかを判定する。BSは、近くのBSから交換される情報に基づいて、第1のビームに関するすべての干渉が測定されているかどうかを判定するように構成される。
すべての干渉が測定されてはいない場合、BSは、S320で、次のタイムスロットにおける第1のビームを放射する。次のタイムスロットで、システムにおけるその他の基地局は、第1のタイムスロットの場合とは異なるビームを放射している。その結果、BSは、次のタイムスロット中に第1のビームと、S310における干渉するビームとの間の干渉を特定する。
第1のビームに関するすべての干渉が特定されると、BSは、S325で、BSのビームのすべてに関するすべての干渉が特定されているかどうかを判定する。すべてのビームに関するすべての干渉が特定されてはいない場合、BSは、S330で、放射するビームを変更する。このため、BSは、S305で、第1のタイムスロットで第2のビームを放射し、BSのビームのすべてに関するすべての干渉が特定されるまで、ステップS310〜325を繰り返す。
BSのビームのすべてに関するすべての干渉が特定されると、S335で、初期干渉特定方法が終了する。システムにおける近くのBSから受信された測定、およびそのBS自らの干渉測定に基づいて、各BSは、ローカルの拡張された競合グラフを特定することが可能である。
図3Bは、或る例示的な実施形態による、干渉を低減し、さらに競合グラフを生成する方法を示す。S340で、BSが、図3Aに示される方法において特定された干渉に基づいて、ビーム形成パターンを決定する。
図3Cは、S340の例示的な実施形態を示す。S3402で、BSが、第1のタイムスロットで開始する。図3Cは、BSが特定を行うことに関連して説明されるが、システムのコントローラが、図3Cの方法を実行して、システムにおけるBSにビーム形成決定を送信してもよく、または図3Cの方法が、近くのBSを介して分散された仕方で実行されてもよいことを理解されたい。
S3404で、BSが、第1のタイムスロット中に放射するのに、最大の重みを有するビームを選択し、このことは、貪欲アルゴリズムを実施することとしても知られる。貪欲アルゴリズムを実施することによって、BSは、最も大きい重み係数を有するビームを選択する。ビームの重み係数は、トラフィック条件およびチャネル品質に基づいて基地局によって決定される。例えば、重み係数は、バッファの中のデータ・パケットのキューの長さと、ビームに関連するワイヤレス・チャネルのスループットの積であり得る。さらに、重み係数は、ビームに関連するユーザのタイプに基づくことも可能である。例えば、プレミアムサービスを有するユーザに関連するビームに、基地局によって、より大きい重みが与えられる。
S3406で、BSが、第1のタイムスロット中に最大の重みを有する選択されたビームが放射される場合、最大の重みを有する選択されたビームと競合するビームをオフにするよう、他のBSに命令するビーム形成パターンを決定する。このため、選択されたビームが放射される際(S350で)、競合するビームは放射されない。BSは、選択されたビームとそれらのビームが競合しており、したがって、制約ノードに接続されることを示すように、ローカルの拡張された競合グラフを更新する。
BSは、そのビームと干渉するビームの間の干渉が或る干渉しきい値を超えた場合、干渉するビームが競合していると判定する。干渉しきい値は、システムが実施される前に、経験的なデータおよび試験に基づいて決定された値である。このしきい値は、システムによって使用されるMCS(変調符号化スキーム)、およびワイヤレス・チャネルの特性によって決定され得る。また、しきい値は、システムが活性化/実施された後に変更されることも可能である。
S3408で、BSが、選択されていない、または考慮から除外されていない、残っているビームが存在するかどうかを判定する。残っているビームがある場合、BSは、S3404で、やはり第1のタイムスロット中に放射されるのに最大の重みを有する、残っているビームを選択する。BSは、残っているビームが無くなるまで、ステップS3404〜S3408を繰り返す。
例えば、システムは、5つのBSを含み、各BSが、第1のビームと、第2のビームとを出力するように構成されている。第1のBSの第1のビームが最大の重みを有し、第1のタイムスロット中に放射されるように選択される。第1のBSの第2のビーム、ならびに第2のBSおよび第3のBSの第1のビームは、第1のBSの第1のビームと競合しており、このため、選択されたビームとともに考慮から除外される。次に、BSは、第2のBS、および第3のBSの第2のビーム、ならびに第4のBS、および第5のBSからの第1のビーム、および第2のビームから、第1のタイムスロット中に放射されるように別のビームを選択する。BSは、第1のタイムスロットにおける考慮のために残っているビームが無くなるまで、このプロセスを繰り返す。
残っているビームが無くなると、BSは、S3410で、そのタイムスロットが、ビーム形成サイクルの終わりにあるかどうかを判定する。ビーム形成サイクルは、N個のタイムスロットを有する。
タイムスロットが、ビーム形成サイクルの終わりにはない場合、BSは、S3412で、タイムスロットを1だけインクリメントし、インクリメントされたタイムスロットに関してS3404〜S3410を実行する。
BSは、各タイムスロットの後に各ビームに関する重み係数を計算するように構成される。このため、各ビームに関する重み係数は、各タイムスロットに関して変わる可能性がある。例えば、或るビームが、先行するタイムスロット内で放射されるようにBSによって選択された場合、データのキューの長さは短くなる(データが、先行するタイムスロット内で送信される)ため、選択されたビームの重み係数は、小さくなる。
システムにおける複数の基地局は、互いに通信することを理解されたい。このため、図3A〜図3Dは、1つのBSがすべてのステップを実行して説明されるが、計算および判定は、システム内のすべてのBSと共有されることを理解されたい。このため、各BSが、各BSのビーム・スイッチング・パターンおよびFFRパターンを知っている。
ビーム形成パターンがS340で完了すると、BSは、図3Bに示されるとおり、S345でFFRパターンを決定する。
図3Dは、S345におけるFFRパターンを決定することの例示的な実施形態を示す。システムにおける各BSが、FFRパターンを決定する。代替として、集中コントローラが、FFRパターンを決定して、その決定を各BSに送信するように構成されてもよい。2つのビームが互いに強い相互干渉を生じる場合、基地局は、FFRを使用して、その干渉を軽減して、少なくとも2つの干渉するビームが放射されることを許すことが可能である。
S3452で、BSが、第1のタイムスロットで方法を開始する。S3454で、BSが、競合するビーム、および第1のタイムスロットにおける選択された放射されるビームに関してFFRが可能であるかどうかを判定する。前述したとおり、各ビームには、トラフィック条件およびチャネル品質に基づいて変わる重み係数が関連付けられる。その結果、重み係数は、他のビームが同時に放射される場合、変わる可能性がある。
特定のビームに関して、各FFRパターンは、その特定のビームに割り当てられたサブバンドの特定のグループに対応する。重みは、BSによって、そのビームのバッファ長と、サブバンドのその特定のグループの合計スループットの積として計算され得る。さらに、ビームは、合計で3つのサブバンドのうち1つだけしか使用しないことが可能であり、このことは、第1のタイプの制約と呼ばれ得る。このタイプの制約に加えて、他の2つのタイプの競合が存在する。第2のタイプの制約は、ビーム間干渉回避のために、各サブバンドが、同一のBSの1つのビームだけによってしか使用され得ないという事実を表す。第3のタイプの制約は、同一のサブバンド周波数を有する異なる複数のBSからのビームの間のセル間干渉を表す。
BSは、競合するビームが放射される場合の放射されるビームの重みに、競合するビームの重みを足した値が、競合するビームが放射されない場合の放射されるビームの重みより大きい場合、FFRが可能であると判定する。ビームの組合せが、この3つの制約のうち1つの制約を受ける場合、BSは、FFRが可能でないと判定する。
FFRが可能である場合、放射されるビームは、周波数帯域の1/2を占めることが可能であり、さらに競合するビームは、残りの1/2を占めることが可能である。複数の競合するビームが放射され得ることを理解されたい。
例えば、BSは、UEからのフィードバック、ならびに各ビームの帯域幅およびキュー長に基づいて、チャネルスループットの積である各ビームに関する重みを計算し、次に、その積に応じて帯域幅を分割することが可能である。2つの競合するビームに関して、第1のビームの重みが2であり、さらに第2のビームの重みが1である場合。競合する放射されるビームなしに放射される第1のビームの重みが3未満である場合、FFRが実施される。すると、FFRが可能である場合、第1のビームが、完全な帯域幅の最初の2/3を占め、さらに第2のビームが、帯域幅の残りの1/3を占める。このため、帯域幅は、帯域幅に基づいて割り当てられることが可能である。
S3454でFFRが可能である場合、BSは、S3456でそのタイムスロットに関してFFRを実施する。次に、BSは、S3458で、ビーム形成サイクルにおけるすべてのタイムスロットが考慮されているかどうかを判定する。FFRが可能でない場合、方法は、S3458に進む。
すべてのタイムスロットが考慮されてはいない場合、BSは、S3460でタイムスロットを1だけインクリメントし、さらにステップS3454〜S3458を繰り返す。
すべてのタイムスロットがBSによって考慮されている場合、BSは、図3Bに示されるとおり、S350で、決定されたビーム形成パターンおよびFFRパターンに従って、データを送信し、BSのビームを放射する。
S355で、BSは、BSが追加されている、もしくは除去されているかどうか、または新たなビームサイクルに達しているかどうかを判定する。BSが追加されている、もしくは除去されている、または新たなビームサイクルに達している場合、BSは、S360で、それに相応して、干渉を再び特定し、さらにBSのローカルの拡張された競合グラフを更新する。次に、BSは、BSのローカルの拡張された競合グラフを、システムにおける複数のBSに送信する。すると、それらのBSは、受信された更新済みのローカルの拡張された競合グラフに基づいて、完全な競合グラフを更新することができる。S360は、図3Aに示される方法と同一であることが可能である。
図3A〜図3Dの方法の例として、図4Aは、建造物405〜405の中のUEにビームを送信するように構成された2つの基地局BS4aおよびBS4bを示す。図4Aで、基地局BS4aおよびBS4bは、図3Cの方法を使用して基地局BS4aおよびBS4bのそれぞれのビーム・スイッチング・パターンを既に決定している。
基地局基地局BS4aは、複数のビームB1を送信するように構成され、ただし、xは、送信されるビームの数を表す。基地局基地局BS4bは、複数のビームB2を送信するように構成され、ただし、wは、送信されるビームの数を表す。複数のビームB1およびB2のそれぞれは、通信のために使用される任意の周波数帯域で送信され得る。重なり合わない周波数サブバンドが、ビーム間干渉を回避するように同一の基地局の異なる複数のビームに割り当てられる。
異なる複数のビームの間の干渉レベルが、基地局BS4aおよびBS4bによって、図3Aの方法を使用して、基地局BS4aおよびBS4bと通信するUEからCQI(チャネル品質インジケータ)を収集することによって獲得される。
干渉レベルが干渉しきい値を超えるかどうか、およびビームが、前述した3つの制約を受けるかどうかに基づいて、競合グラフにおいて制約ノードが生成される。例えば、ビームB1およびB2に関する測定される干渉レベルが、周波数サブバンドにおける干渉しきい値を超える場合、基地局BS4aおよびBS4bに関する競合グラフにおいて制約ノードが生成される。
例えば、図4B〜図4Cは、図4Aにおける基地局BS4aによって生成された完全な競合グラフを示す。基地局BS4aは、基地局BS4aのローカルの拡張された競合グラフ、および基地局BS4bから受信されたローカルの拡張された競合グラフに基づいて、完全な競合グラフを生成するように構成される。
図4B〜図4Cに示されるとおり、各円は、特定のワイヤレス・リンク、Linkに、すなわち、データ送信のためにサブバンド周波数を使用する1つのビーム(アンテナ)に対応し、ただし、tは、BSであり、yは、ビームであり、zは、サブバンドである。例えば、第1の円は、第1のサブバンドが、第1のBS(BS4)の第1のビーム(B1)によって使用されるLinkを表す。
各長方形ノードは、複数のワイヤレス・リンクの間の制約(競合)CNを表し、ただし、vは、制約のタイプを表す。図4Bで、ビームB1は、合計で3つのサブバンドのうちの1つだけしか使用することができず、このことが、第1の行における第1の長方形ノード(CN)によって表される。このことは、第1のタイプの制約と見なされ得る。このタイプの制約に加えて、この例において他の2つのタイプの競合が存在する。第2のタイプの制約は、各サブバンドが、ビーム間干渉回避のために同一のBSの1つのビームだけによってしか使用され得ないことを示す。第3のタイプの制約は、異なる複数のBSからのビームの間のセル間干渉を表す。
図3A〜図3Dの方法を使用して決定されたビーム形成パターンおよびFFRパターンを使用して、基地局BS4aが、図4Cに示される単純化された競合グラフを生成することが可能である。
この場合、弧に接続された円ノードは、対応するワイヤレス・リンクが活性である一方で、接続されていない円ノードに対応する他のワイヤレス・リンクはオフにされることを示す。図4Cで、各制約(長方形)ノードが、せいぜい1つの可変(円)ノードに接続されており、このことは、活性のワイヤレス・リンクの間に競合が全く存在しないことを示す。最後に、図4Dは、基地局BS4aおよびBS4bによって使用される獲得された周波数繰り返しパターンを示す。
図5は、例示的な実施形態による基地局BS4aに含められた送信機を示す。送信機500は、基地局BS4a内に実装されるものとして示されるが、送信機500は、すべての基地局に含められてもよいことを理解されたい。さらに、送信機500は、図5に示される以外のさらなる特徴を含み得ることを理解されたい。
送信機500のチャネル・コーデック/インターリーバ505が、送信されるべきデータを受け取るように構成される。送信機500は、MCS(変調および符号化スキーム)コントローラ510と、変調器515と、ビーム・スイッチング・コントローラ520と、FFRコントローラ525と、チャネル情報/制御情報プロセッサ530と、ビーム・スイッチング・アンテナ(全方向性)535とをさらに含む。
MCSコントローラ510は、チャネル情報/制御情報プロセッサ530から受け取られた出力に基づいて、チャネル・コーデック/インターリーバ505および変調器515にMCSデータを出力するように構成される。チャネル情報/制御情報プロセッサ530は、ビーム・スイッチング・コントローラ520、FFRコントローラ525からのフィードバック・データ、ならびに他の基地局および移動局からのチャネル情報/制御情報を受け取る。
チャネル・コーデック/インターリーバ505、MCSコントローラ510、変調器515、チャネル情報/制御情報プロセッサ530、およびビーム・スイッチング・アンテナ535は、知られており、したがって、これらの特徴のさらなる説明は省略される。
チャネル情報/制御情報プロセッサ530から受け取られたチャネル情報および制御情報(各BSに関するローカルの拡張された競合グラフを決定するのに使用される2つのタイプの情報)に基づいて、ビーム・スイッチング・コントローラ520およびFFRコントローラ525は、前述した、拡張された競合グラフ・アプローチを使用して、ビーム・シーケンスおよび周波数帯域を決定する。
全方向性アンテナを用いる従来のFFRパターンと比較して、例示的な実施形態は、ビーム・スイッチングベースの技術、FFRベースの技術、および競合グラフ・ベースの技術を統一された枠組みで組み合わせて、空間周波数ダイバーシティを十分に利用する。
例示的な実施形態による競合グラフは、隣接するBSの間のセル間干渉をモデル化し、このことは、ワイヤレススモールセルシステムなどのワイヤレス・システム内のワイヤレス・リンクの競合を特徴付ける簡単な、統一されたフレームワークをもたらすだけでなく、全体的なシステムパフォーマンス(例えば、スペクトル効率、システム/ユーザ・スループット)を向上させる効率的で、堅牢で、複雑度の低いビーム・スイッチング・アルゴリズムの設計を円滑にもする。また、競合グラフ・ベースのアプローチは、柔軟性があり、動的に適応的であり、さらに複数のビームが同時に放射されることを許す。
例示的な実施形態において、FFRパターンが、調整されたビーム・スイッチングと併せて使用されて、干渉をさらに軽減することが可能である。競合するビームに関連するユーザに直交周波数帯域を割り当てることによって、干渉は、完全に回避される、または相当に除去されることが可能である。
少なくとも1つの例示的な実施形態において、各BSは、ときどき、そのBSのビーム・スイッチング・シーケンスを、そのBSに隣接する基地局にローカルでブロードキャストする。例えば、BSは、或るリソース単位、または1つまたは複数のリソース単位(例えば、LTEにおける無線ブロック)の或る割合を使用して、この情報をブロードキャストすることができる。さらに、ビーム・スイッチング・シーケンスは、差分フォーマットで通信され得る。さらに、屋内アプリケーションに関して、無線チャネルは、準静的であり、経時変化がゆっくりなので、メッセージ・オーバーヘッドは小さい。
さらに、移動局からの必須の頻度の低いフィードバックだけが、基地局によって利用されることが可能である。例えば、LTE標準において、1フレームのデータビットは、1ミリ秒の時間にわたる。そのようなスモールセル・システムに関する通常のコヒーレンス時間は、200フレームのデータビットに等しい200ミリ秒にもなる可能性がある。各ビームが10のLTEフレームにわたり、さらに各サイクル内に4つのビームが存在するものと想定した場合、5ビーム・スイッチング・サイクルごとに移動局からのチャネル品質の1つのフィードバックで十分である。
前述したとおり、各基地局は、トラフィックおよび/またはユーザ移動性の進展などのシステム動態、ならびに他の基地局のビーム・スイッチング・パターンに基づいて、ビーム・スイッチング・パターンを計算することができる分散化されたアルゴリズムを備える。したがって、例示的な実施形態によるビーム・スイッチング機構は、トポロジ/建造物のタイプ、散乱環境の性質、トラフィックの不均一性、ユーザ移動性、および経時的なトラフィックおよび干渉の進展を含む様々なシナリオに適応する。
協力に参加するBSは、クラスタを形成する。このクラスタ内の各BSは、アンテナの数などの他のBSの構成を知らなくてもよい。さらに、クラスタ内のBSは、クラスタ外のBSについて何も知らなくてもよい。さらに、FFRスキームにおいてパケット・レベル同期は、全く要求されない。例示的な実施形態は、ビーム・レベルにおける同期を想定する。
例示的な実施形態がこのように説明されて、これらの例示的な実施形態は、多くの仕方で変更され得ることが明白となろう。そのような変種は、例示的な実施形態の趣旨および範囲からの逸脱と見なされるべきではなく、当業者には明白なすべてのそのような変形は、特許請求の範囲に含まれることが意図される。

Claims (9)

  1. 通信システムにおいて干渉を低減する方法であって、
    複数のビームを生成するように構成された多指向性アンテナ(535)を有する第1の送信機(500)による、前記通信システムにおける少なくとも1つの干渉する送信機(BS4b)の複数のビームのうち少なくとも1つの干渉するビームの少なくとも1つの干渉レベルを第1に特定するステップ(S310)と、
    前記干渉レベルに基づいて送信ビーム・パターンを第2に特定するステップ(S340)であって、前記複数のビームに関する重み係数、および前記少なくとも1つの干渉するビームに基づいて、前記送信するビーム・パターンを決定し、前記送信ビーム・パターンは、対応するタイムスロットにおいて前記複数のビームを放射するシーケンスを示すステップと、
    前記送信ビーム・パターンに基づいて、フラクショナル周波数繰り返しパターンを第3に特定するステップ(S345)と、
    前記送信ビーム・パターンおよび前記周波数繰り返しパターンに基づいてデータを送信するステップ(S350)とを備える方法。
  2. 前記第1の送信機(500)は、基地局(BS4a)内にあり、さらに
    前記第1の特定するステップ(S310)は、前記少なくとも1つの干渉する送信機(BS4b)から情報を受信することなしに前記干渉レベルを特定する請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1に特定するステップ(S310)は、
    前記通信システムにおける移動局からチャネル品質インジケータを受信し、前記干渉レベルは、前記チャネル品質インジケータに基づくステップを含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2に特定するステップ(S340)は、
    競合グラフを生成することによって第1のタイムスロット内の前記送信ビーム・パターンを第2に特定し、前記競合グラフは、前記第1の送信機(BS4a)の前記複数のビームと、前記少なくとも1つの干渉する送信機(BS4b)の前記複数のビームとの間の干渉を表すステップを含む請求項1に記載の方法。
  5. 前記フラクショナル周波数繰り返しパターンを前記第3に特定するステップ(S345)は、
    前記干渉レベルに基づいて、前記干渉する送信機(BS4b)に直交周波数を割り当てるステップを含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記第3に特定するステップ(S345)は、
    UE(ユーザ機器)から受信された情報に基づいて、第1のローカルの拡張された競合グラフを特定し、前記第1のローカルの拡張された競合グラフは、前記第1の送信機(BS4a)の前記複数のビームと、前記少なくとも1つの干渉する送信機(BS4b)の複数のビームとの間の干渉を表すステップと、
    前記第1のローカルの拡張された競合グラフに基づいて、前記フラクショナル周波数繰り返しパターンを決定するステップとを含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記第3に特定するステップ(S345)は、
    前記少なくとも1つの干渉する送信機から第2のローカルの拡張された競合グラフを受信し、前記第2のローカルの拡張された競合グラフは、前記少なくとも1つの干渉する送信機(BS4b)の前記複数のビームと、前記少なくとも1つの干渉する送信機(BS4b)と干渉する送信機の複数のビームとの間の干渉を表すステップと、
    前記第2のローカルの拡張された競合グラフに基づいて、前記フラクショナル周波数繰り返しパターンを決定するステップとを含む請求項6に記載の方法。
  8. 前記第3に特定するステップ(S345)は、
    前記第1のローカルの拡張された競合グラフ、および前記第2のローカルの拡張された競合グラフに基づいて、拡張された競合グラフを特定し、前記拡張された競合グラフは、前記第1の送信機(BS4a)の前記複数のビーム、および前記少なくとも1つの干渉する送信機(BS4b)の前記複数のビームのそれぞれに関連するサブバンド周波数を識別するステップを含む請求項6に記載の方法。
  9. 複数のビームを生成するように構成された多指向性アンテナ(535)を有する送信機(500)であって、
    前記通信システムにおける少なくとも1つの干渉する送信機(BS4b)の複数のビームのうち少なくとも1つの干渉するビームの少なくとも1つの干渉レベルを特定するための第1の手段(530)と、
    前記干渉レベルに基づいて送信ビーム・パターンを特定するための第2の手段であって、前記複数のビームに関する重み係数、および前記少なくとも1つの干渉するビームに基づいて、前記送信するビーム・パターンを決定し、前記送信ビーム・パターンは、対応するタイムスロットにおいて前記複数のビームを放射するシーケンスを示す第2の手段(520)と、
    前記送信ビーム・パターンに基づいて、フラクショナル周波数繰り返しパターンを特定するための第3の手段(525)と、
    前記送信ビーム・パターンおよび前記周波数繰り返しパターンに基づいてデータを送信するための手段(535)とを備える送信機(500)。
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