JP5717563B2 - 散乱体切替装置および粒子線治療装置 - Google Patents
散乱体切替装置および粒子線治療装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5717563B2 JP5717563B2 JP2011150686A JP2011150686A JP5717563B2 JP 5717563 B2 JP5717563 B2 JP 5717563B2 JP 2011150686 A JP2011150686 A JP 2011150686A JP 2011150686 A JP2011150686 A JP 2011150686A JP 5717563 B2 JP5717563 B2 JP 5717563B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scatterer
- stopper
- scatterers
- particle beam
- switching device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Description
図1〜図5は、本発明の実施の形態1にかかる散乱体切替装置およびこれを備えた粒子線治療装置の構成を説明するためのもので、図1は粒子線治療装置の照射系全体の構成を示す図、図2は粒子線治療装置に備えられている散乱体切替装置の構成を説明するための図で、図2(a)はビーム方向の上流側から見た平面図、図2(b)は図2(a)の平面図において筐体の一部を透視、あるいは一部を切り開いた場合の構成を示す図、図2(c)はビーム方向に垂直な方向から見た側面図であって、図2(b)と同様に筐体の一部を透視、あるいは一部を切り開いた場合の構成を示している。図3は散乱体切替装置における散乱体の駆動機構の構成を説明するための図で、図3(a)は駆動機構部分をビーム方向の上流側から見た平面図、図3(b)はビーム方向に垂直な方向から見た側面図、図3(c)は3つの散乱体のそれぞれに対応するストッパとの連携関係を示す図である。また、図4はビーム方向に垂直な面方向における各散乱体の駆動軌跡とストッパの配置との関係を説明するための図で、図4(a)は各散乱体の駆動範囲を示す図、図4(b)は各ストッパの大きさと配置を示す図である。さらに図5は散乱体切替装置における、動作を説明するための図であり、図5(a)〜図5(c)はそれぞれの散乱体が使用位置に駆動された場合に他の散乱体の侵入を排除する動作を示すものである。
ここで、説明を明瞭にするため、x方向及びy方向を定義する。照射系に供給される荷電粒子ビームBのビーム軸XBに沿った進行方向をz軸の正方向とし、x軸とy軸とz軸を、互いに直交する右手系の座標軸で表現する。走査電磁石1は、ビームの中心(ビーム軸XB)を挟んでx方向に対向するように配置され、荷電粒子ビームBをy方向に偏向するy方向用電磁石1yと、y方向に対向するように配置され、荷電粒子ビームBをx方向に偏向するx方向用電磁石1xの2組からなり、それぞれの電磁石1y、1xが荷電粒子ビームBのビーム軸XBに沿って連なるように配置している。また、図示しない加速器により加速され、輸送系を介して照射系に供給される荷電粒子ビームBは、直径数mm以下のいわゆるペンシルビームの状態とする。
図4(a)に示すように、散乱体2Aは現退避位置とビーム経路の中心であるビーム軸XBを中心とする使用位置間を駆動されることで、駆動範囲RmAを形成し、散乱体2Bは現退避位置と使用位置間を駆動されることで、駆動範囲RmBを形成し、散乱体2Cは現退避位置と使用位置間を駆動されることで、駆動範囲RmCを形成する。このとき、駆動範囲の重なる領域は排他領域Rx2となり、ひとつの散乱体2が排他領域Rx2に入っているときに、他の散乱体2が排他領域Rx2に侵入すると、散乱体2同士が衝突することになる。逆に言えば、ひとつの散乱体2が排他領域Rx2に入っているときに、他の散乱体2が排他領域Rx2に侵入できないようにすれば、散乱体2同士の衝突を回避することができる。
基本的には、駆動方向が交差する組となる散乱体同士について、ひとつの散乱体が制限領域Rp2に入っているときに、他の散乱体が制限領域Rp2に侵入せず、排他領域Rx2には接することもできないようにストッパ5を構成する。さらに、ストッパ5の配置については、ストッパ5および連結体5bが駆動する範囲が、荷電粒子ビームBのビーム経路および真空チェンバ42の外壁42w等にかからないように、図4(b)に示すように散乱体2の排他領域Rx2からz方向およびxy平面方向に平行移動した排他領域Rx5を基準とする。さらに、平行移動したストッパ5の排他領域Rx5に基づいて、散乱体駆動機構3の筐体3cや真空チェンバ42の外壁42w等にストッパ5や連結体5bが当たることのないように連結体5bの形状や駆動ロッド3bとの連結位置等を定める。
ストッパ5Bは、退避位置に駆動されたときに、排他領域Rx5からの距離GBFがG2Bとなるように、排他領域Rx5に対向する面5fBFの位置を設定する。そして、ストッパ5Bの駆動方向に垂直な方向(x方向)の長さL5BFを面5fBFが対向する排他領域Rx5の長さより2L長いLexH+2Lとし、ストッパ5Bが排他領域Rx5内に進入したときに、ストッパ5Aおよびストッパ5Cに対向する面5fBRと5fBLが、それぞれ排他領域Rx5の両端から出るようにx方向位置を合わせる。これにより、駆動方向に垂直で排他領域Rx5に対向する面5fBFと、排他領域Rx5に侵入した際に、ストッパ5A、5Cに対向する面5fBLと面5fBRがストッパとして機能する。なお、ストッパとして機能する面のうち、両端面5fBRと5fBLは、理論的には面積のない点でも機能するので、長さを規定する必要はなく、基本的には対向面5fBFの長さと位置を規定すればよい。
ストッパ5Aは、駆動方向が交差するストッパ5B(散乱体2B)のみを考慮すれば、退避位置に駆動されたときに、排他領域Rx5からの距離GAFがG2Aとなるように、排他領域Rx5に対向する面5fAFの位置を設定すればよい。さらに、駆動方向が同一直線上にあるストッパ5C(散乱体2C)との接近を避けるため、排他領域Rx5からの距離GAFをG2Aより所定量短いG2A−αと設定する。そして、ストッパ5Aの駆動方向に垂直な方向(y方向)の長さL5AFを面5fAFが対向する排他領域Rx5の長さよりL長いLexV+Lとし、ストッパ5Aが排他領域Rx5内に進入したときに、ストッパ5Bに対向する端面5fALが、排他領域Rx5のストッパ5B側の端部から出るようにy方向位置を合わせる。これにより、駆動方向に垂直で排他領域Rx5に対向する面5fAFと、排他領域Rx5に侵入した際に、ストッパ5Bに対向する端面5fALがストッパとして機能する。なお、ストッパとして機能する面のうち、端面5fALは、理論的には面積のない点でも機能するので、機械的な強度のみで長さを設定すればよく、基本的には対向面5fAFの長さと位置を規定すればよい。
ストッパ5Cはストッパ5Aと対照の関係であるので、考え方はストッパAと同様であり、退避位置に駆動されたときに、排他領域Rx5からの距離GCFがG2C−αとなるように、排他領域Rx5に対向する面5fCFの位置を設定する。そして、ストッパ5Cの駆動方向に垂直な方向(y方向)の長さL5CFを面5fCFが対向する排他領域Rx5の長さよりL長いLexV+Lとし、ストッパ5Cが排他領域Rx5内に進入したときに、ストッパ5Bに対向する端面5fCRが、排他領域Rx5のストッパ5B側の端部にかかるようにy方向位置を合わせる。これにより、駆動方向に垂直で排他領域Rx5に対向する面5fCFと、排他領域Rx5に侵入した際に、ストッパ5Bに対向する端面5fCRがストッパとして機能する。なお、ストッパとして機能する面のうち、端面5fCRも、理論的には面積のない点でも機能するので、機械的な強度のみで長さを設定すればよく、基本的には対向面5fCFの長さと位置を規定すればよい。
<散乱体2A使用時>
図5(a)に示すように、散乱体2Aを使用する場合、他の散乱体2B、2Cは退避位置にあり、散乱体2Aを退避位置から図中右側の使用位置に向かって駆動することができる。このとき、散乱体2Aが制限領域Rp2に進入した部分から使用位置に達するまでの範囲内のいずれの位置にあっても、ストッパ5Aの端面5fALは排他領域Rx5のストッパ5Bに対向する辺上のいずれかの位置に存在することになる。そのため、散乱体2Bが誤って使用位置に向かって駆動されても、散乱体2Bが制限領域Rp2に進入する直前にストッパ5Bの対向面5fBFが端面5fALにぶつかり、ストッパ5Bおよびこれに連動する散乱体2Bの駆動が阻止される。これにより、散乱体2Bが制限領域Rp2に進入することはなく、散乱体2Aに対して散乱体2Bが衝突するのを回避することができる。
図5(b)に示すように、散乱体2Bを使用する場合、他の散乱体2A、2Cは退避位置にあり、散乱体2Bを退避位置から図中下側の使用位置に向かって駆動することができる。このとき、散乱体2Bが制限領域Rp2に進入した部分から使用位置に達するまでの範囲内のいずれの位置にあっても、ストッパ5Bの端面5fARは排他領域Rx5のストッパ5Aに対向する辺上のいずれかの位置に存在する。また、端面5fALは排他領域Rx5のストッパ5Cに対向する辺から外側に平行移動した線上のいずれかの位置に存在することになる。そのため、散乱体2Aが誤って使用位置に向かって駆動されても、散乱体2Aが制限領域Rp2に進入する直前にストッパ5Aの対向面5fAFが端面5fBRにぶつかり、ストッパ5Aおよびこれに連動する散乱体2Aの駆動が阻止される。これにより、散乱体2Aが制限領域Rp2に進入することはなく、散乱体2Bに対して散乱体2Aが衝突するのを回避することができる。
図5(c)に示すように、散乱体2Cを使用する場合、他の散乱体2A、2Bは退避位置にあり、散乱体2Cを退避位置から図中左側の使用位置に向かって駆動することができる。このとき、散乱体2Cが制限領域Rp2に進入した部分から使用位置に達するまでの範囲内のいずれの位置にあっても、ストッパ5Cの端面5fCRは排他領域Rx5のストッパ5Bに対向する辺から外側に平行移動した直線上のいずれかの位置に存在することになる。そのため、散乱体2Bが誤って使用位置に向かって駆動されても、散乱体2Bが制限領域Rp2に進入する直前にストッパ5Bの対向面5fBFが端面5fCRにぶつかり、ストッパ5Bおよびこれに連動する散乱体2Bの駆動が阻止される。これにより、散乱体2Bが制限領域Rp2に進入することはなく、散乱体2Cに対して散乱体2Bが衝突するのを回避することができる。
上記実施の形態1では、各散乱体2の駆動方向が直交または同一直線上にある場合について説明した。本実施の形態では、3つの散乱体の駆動方向が同一平面内で互いに120度で交差するような構成とした。他の構成については基本的に実施の形態1と同様である。
ストッパ5Bの駆動方向に垂直な方向の長さは、同方向における排他領域Rx5の幅から左右にそれぞれ余裕分L広げた幅とし、散乱体2Bが制限領域Rp2に進入したときに、ストッパ5Bが排他領域Rx5の駆動方向における近い部分に進入するように配置する。これにより、駆動方向に垂直で排他領域Rx5に対向する面と、排他領域Rx5に侵入した際に、駆動方向に垂直な方向の両端面がストッパとして機能する。なお、ストッパとして機能する面のうち、両端面は、理論的には面積のない点でも機能するので、長さを規定する必要はなく、基本的には対向面の長さと位置を規定すればよい。
ストッパ5Aと5Cについては、駆動距離を散乱体Bの駆動方向に平行(y方向)の成分と垂直方向(x方向)に分解して、構成を設定する。ストッパ5B(散乱体2B)のみを考慮すれば、散乱体2Aが制限領域R2pに進入した際に、ストッパ5Aが排他領域Rx5にかかるようにすればよい。しかし、ストッパ5C(散乱体2C)との衝突を考慮して、ストッパ5Aは、さらに排他領域Rx5よりx方向にα分近づける。そして、ストッパ5Aのy方向の長さを排他領域Rx5のy方向断面長さとし、ストッパ5Aが排他領域Rx5内に進入したときに、ストッパ5Bに対向する端面が、排他領域Rx5のストッパ5B側の端部にかかるようにy方向位置を合わせる。ストッパ5Cも同様である。
<散乱体2A使用時>
図7(a)に示すように、散乱体2Aを使用する場合、他の散乱体2B、2Cは退避位置にあり、散乱体2Aを退避位置から図中右上方30度の使用位置に向かって駆動することができる。このとき、散乱体2Aが制限領域Rp2に進入した部分から使用位置に達するまでの範囲内のいずれの位置にあっても、ストッパ5Aのストッパ5Bに対向する端面は排他領域Rx5のストッパ5Bに対向する辺を外側に平行移動した線上のいずれかの位置に存在することになる。そのため、散乱体2Bが誤って使用位置に向かって駆動されても、散乱体2Bが制限領域Rp2に進入する直前にストッパ5Bの対向面がストッパ5Aの端面にぶつかり、ストッパ5Bおよびこれに連動する散乱体2Bの駆動が阻止される。これにより、散乱体2Bが制限領域Rp2に進入することはなく、散乱体2Aに対して散乱体2Bが衝突するのを回避することができる。
図7(b)に示すように、散乱体2Bを使用する場合、他の散乱体2A、2Cは退避位置にあり、散乱体2Bを退避位置から図中下側の使用位置に向かって駆動することができる。このとき、散乱体2Bが制限領域Rp2に進入した部分から使用位置に達するまでの範囲内のいずれの位置にあっても、ストッパ5Bのストッパ5Aに対向する端面は排他領域Rx5のストッパ5Aに対向する辺を外側に平行移動した線上のいずれかの位置に存在する。また、ストッパ5Bのストッパ5Cに対向する端面は排他領域Rx5のストッパ5Cに対向する辺を外側に平行移動した線上のいずれかの位置に存在することになる。そのため、散乱体2Aが誤って使用位置に向かって駆動されても、散乱体2Aが制限領域Rp2に進入する直前にストッパ5Aのストッパ5Cに対向する面がストッパ5Bの端面にぶつかり、ストッパ5Aおよびこれに連動する散乱体2Aの駆動が阻止される。これにより、散乱体2Aが制限領域Rp2に進入することはなく、散乱体2Bに対して散乱体2Aが衝突するのを回避することができる。
上記実施の形態1では、散乱体が3つの場合について説明した。本実施の形態では、4つの散乱体の駆動方向が同一平面内で90度ずつ異なるように構成とした。他の構成については基本的に実施の形態1と同様である。
ストッパ5Bは、散乱体2A、2Cとの衝突を回避するため、実施の形態1におけるストッパ5Bと同様に排他領域Rx5Dに基づいて構成したストッパ5BSと、散乱体2Dとの衝突を回避するために排他領域Rx5とは独立して構成したストッパ5BFと、これらを駆動ロッド3bBに連結する連結体5bBとからなる。また、ストッパ5Dはストッパ5Bに対して面ACXで面対称になるように構成し、ストッパ5BSと対称なストッパ5DSと、ストッパ5BFと対称なストッパ5DFと、連結体5bBと対称な連結体5bDとからなる。そして、ストッパ5BFとストッパ5DFは、図8(b)、図8(c)に示すように、排他領域Rx5Dを設定した平面とは異なる平面(距離をあけた平行な面)内で駆動し、駆動方向(y方向)における間隔が散乱体2Bと2D間の間隔よりも短くなるように構成、配置している。
ストッパ5Aについては、実施の形態1におけるストッパ5Aに対応するストッパ5ALと、ストッパ5ALと面ACXで面対称となるストッパ5ARと、これらを駆動ロッド3bAに連結する連結体5bAとからなる。ストッパ5Cについても同様に、実施の形態1におけるストッパ5Cに対応するストッパ5CLRと、ストッパ5CRと面ACXで面対称となるストッパ5CLと、これらを駆動ロッド3bCに連結する連結体5bCとからなる。
<散乱体2A使用時>
散乱体2Aを使用する場合、他の散乱体2B、2C、2Dのうち、散乱体2Bと2Cとの関係については実施の形態1と同様である。そして散乱体2Dに対しては、ストッパ5ALとストッパ5BSとの組み合わせと面対称となるストッパ5ARとストッパ5DSとによって、衝突を回避できる。
散乱体2Bを使用する場合、他の散乱体2B、2C、2Dのうち、散乱体2Aと2Cとの関係については実施の形態1と同様である。そして散乱体2Dに対しては、散乱体2Bと2Dが衝突する前にストッパ5BFとストッパ5DFが先に当たるので、衝突を回避できる。
散乱体2Cを使用する場合、散乱体2Aと同様に、他の散乱体2A、2B、2Dとの衝突を回避することができる。また、散乱体2Dを使用する場合、散乱体2Bと同様に、他の散乱体2A、2B、2Cとの衝突を回避することができる。
10 粒子線治療装置、 20 散乱体切替装置、
B:荷電粒子ビーム、 Rm:散乱体の駆動領域、 Rp2:散乱体の制限領域、 Rx2:散乱体の排他領域(駆動領域の重なり)、 Rx5:ストッパの排他領域、 X42:散乱体切替装置の中心、 XB ビーム軸(ビーム経路の中心)
Claims (4)
- 粒子線治療装置において、荷電粒子ビームのビーム径を調整する散乱体を切り替える散乱体切替装置であって、
散乱特性が異なる複数の散乱体が配置されるとともに、前記荷電粒子ビームのビーム軸に中心軸を合わせるように設置される真空チェンバと、
前記中心軸に垂直な第1の平面内において、前記真空チェンバの外側であって互いに異なる方向から前記中心軸に向かって前記真空チェンバ内に延伸し、延伸した先端にそれぞれ散乱体が接続された駆動ロッドを備え、接続された散乱体を、それぞれ前記中心軸を含む使用位置、または前記使用位置から離れた退避位置のいずれか一方に駆動する駆動機構と、
前記散乱体のそれぞれに対応する駆動ロッドに連結され、当該散乱体に連動することで当該散乱体の他の散乱体への衝突を防止するストッパと、を備え、
前記ストッパのそれぞれの駆動領域を、前記第1の平面と平行で前記中心軸から離れた前記真空チェンバの外側に設定し、前記複数の散乱体のうちの1つの散乱体が前記退避位置から前記使用位置に進入する際に、前記1つの散乱体に対応する前記ストッパが前記複数の散乱体のうちの他の散乱体に対応する前記ストッパのそれぞれの駆動を阻止する位置に配置される、
ことを特徴とする散乱体切替装置。 - 前記複数の散乱体のうち、少なくとも2つの散乱体の駆動方向は交差する方向であり、
前記2つの散乱体のそれぞれに対応するストッパの駆動領域は、前記第1の平面内におけるそれぞれ対応する散乱体の駆動軌跡が重なる第1の領域を平行移動した第2の領域に基づき、前記ビーム軸、前記真空チェンバおよび前記駆動機構にかからないように設定されることを特徴とする請求項1に記載の散乱体切替装置。 - 前記2つの散乱体の駆動方向が直交していることを特徴とする請求項2に記載の散乱体切替装置。
- 加速器から供給された荷電粒子ビームを走査方向が異なる2つの電磁石で走査する走査電磁石と、
前記走査電磁石の下流側に配置された、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の散乱体切替装置と、
前記走査電磁石の走査モードをスキャニング照射またはブロード照射のいずれかに切り替える走査モード切替装置と、を備え、
前記散乱体切替装置は、前記切り替えた走査モードに基づいて、前記使用位置に駆動する散乱体を切替える、
ことを特徴とする粒子線治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011150686A JP5717563B2 (ja) | 2011-07-07 | 2011-07-07 | 散乱体切替装置および粒子線治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011150686A JP5717563B2 (ja) | 2011-07-07 | 2011-07-07 | 散乱体切替装置および粒子線治療装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013017500A JP2013017500A (ja) | 2013-01-31 |
JP5717563B2 true JP5717563B2 (ja) | 2015-05-13 |
Family
ID=47689571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011150686A Active JP5717563B2 (ja) | 2011-07-07 | 2011-07-07 | 散乱体切替装置および粒子線治療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5717563B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10653896B2 (en) * | 2014-05-22 | 2020-05-19 | Our New Medical Technologies | Radiotherapy apparatus incorporating multi-source focusing therapy and conformal and intensity-modulated therapy |
US20180008841A1 (en) * | 2015-04-09 | 2018-01-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Therapy planning apparatus and particle radiation therapy apparatus |
WO2018211576A1 (ja) * | 2017-05-16 | 2018-11-22 | 株式会社日立製作所 | 粒子線照射装置 |
CN110420397A (zh) * | 2019-09-04 | 2019-11-08 | 江苏工大博实医用机器人研究发展有限公司 | 一种多排粒子弹匣 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61203057U (ja) * | 1985-06-07 | 1986-12-20 | ||
JPH0453600U (ja) * | 1990-09-14 | 1992-05-07 | ||
US6777700B2 (en) * | 2002-06-12 | 2004-08-17 | Hitachi, Ltd. | Particle beam irradiation system and method of adjusting irradiation apparatus |
JP2008264062A (ja) * | 2007-04-17 | 2008-11-06 | Ihi Corp | レンジシフタ及び粒子線照射装置 |
CN101789277B (zh) * | 2009-01-24 | 2014-06-11 | Ge医疗系统环球技术有限公司 | 滤波器和x射线成像系统 |
-
2011
- 2011-07-07 JP JP2011150686A patent/JP5717563B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013017500A (ja) | 2013-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5107113B2 (ja) | 荷電粒子線照射装置 | |
JP5717563B2 (ja) | 散乱体切替装置および粒子線治療装置 | |
EP2612692B1 (en) | Neutron beam irradiation system | |
JP5225200B2 (ja) | 粒子線治療装置 | |
KR102179573B1 (ko) | 가변 각도 시준기 | |
US8193512B2 (en) | Irradiation field forming device | |
TWI462761B (zh) | 粒子束治療裝置 | |
US9153404B2 (en) | Charged particle beam scanning using deformed high gradient insulator | |
US9694209B2 (en) | Particle beam therapy system | |
JP2012002772A (ja) | 深さ方向線量分布測定装置、粒子線治療装置及び粒子線照射装置 | |
CN107789746A (zh) | 带电粒子束治疗装置及脊形滤波器 | |
KR102297764B1 (ko) | 이온 주입기 및 이온 주입기를 동작시키는 방법, 이온 주입기에서 듀얼 모드 동작을 위한 시스템 | |
US10183178B2 (en) | Method and apparatus for controlled pencil beam therapy | |
JP6085070B1 (ja) | 治療計画装置および粒子線治療装置 | |
JP6253268B2 (ja) | 粒子線治療装置 | |
CN211959649U (zh) | 一种质子加速器束流配送机构 | |
KR101083604B1 (ko) | 하전입자선 조사장치 | |
JP3964769B2 (ja) | 医療用荷電粒子照射装置 | |
JP5670800B2 (ja) | 荷電粒子線照射装置及び荷電粒子線照射装置の照射位置検出方法 | |
JP2020130539A (ja) | 粒子線治療装置及び照射野形成方法 | |
CN214209191U (zh) | 多叶准直器及治疗头 | |
WO2015015579A1 (ja) | 荷電粒子ビーム照射装置 | |
JP2018207014A5 (ja) | ||
JP2022086619A (ja) | 電子ビームを生成するための装置および3d印刷装置 | |
JP2015518262A (ja) | 荷電粒子を偏向させるための偏向板および偏向装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140519 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150317 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5717563 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |