JP5715404B2 - 水洗式便器の排水路 - Google Patents
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Description
前記下降流路は、前記上昇流路の頂部から内周面の左右側面に沿って左右が中央部に比べて後方に向けて伸びており、前記左右側面から内側に突出して形成された棚部を有していることを特徴とする。
実施例1の水洗式便器は、図1及び図2に示すように、便器本体1、便器本体1の後部上面に載置したタンク本体2、タンク本体2に貯留した洗浄水を便器本体1に吐水する分配管3、及び便器本体1の排出口40Aと便器本体1が設置されるトイレルームの床面に開口する図示しない排水管の流入口とを連通する接続配管4を有している。接続配管4は、排出口40Aの直下に排出口40Aから流下した洗浄水が衝突し、飛散する絞り部5を形成している。この絞り部5に洗浄水が衝突して飛散することによって水膜形成領域Sに水膜が形成される。これによって、排水路内にサイホン作用を発生させることができる。
実施例2の水洗式便器は、図14に示すように、便器排水路の下降流路140の下流端に連通し、便器本体101の後方に向けて横方向に延びる横引き流路146を有している。また、この水洗式便器は、下降流路140の後側面144の外周面の中央部に垂直方向に延びて便器本体101の後部を補強する補強壁150を有している。他の構成は、実施例1と同様であり、同一の構成については同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
(1)実施例1及び2では、上昇流路を導入路の下流端部に連続して形成したが、上昇流路を下流端部とは別体に形成して、導入路の下流端部に連結してもよい。
(2)実施例1及び2では、下降流路を上昇流路の下流側に連続して形成したが、下降流路を上昇流路とは別体に形成して、上昇流路の下流側に連結してもよい。
(3)実施例1及び2では、便器本体の後部上面に載置したタンク本体に貯留した洗浄水を便器本体に供給する水洗式便器であったが、タンク本体を有さず、開閉弁を介して給水源から直接的に洗浄水を供給する水洗式便器であってもよい。
(4)実施例1及び2では、上昇流路を洗浄水の排水方向に対して直角方向の断面形状において、上下方向の中央より上側の流路面積の大きさと下側の流路面積の大きさを中間部で逆転させたが、上昇流路の全体において上側の流路面積と下側の流路面積の比率を同じにしてもよい。
(5)実施例1及び2では、上昇流路の下側面を頂部に向けて徐々に広がって形成したが、上昇流路の下側面は頂部に向けて同じ幅で延びていてもよい。
(6)実施例1及び2では、上昇流路の下側面が略平坦面に形成したが、平坦面でなくてもよい。
(7)実施例1及び2では、頂部が洗浄水の排水方向に対して直角方向に延びた略水平面を有しているが、頂部が略水平面でなくてもよい。
(8)実施例1及び2では、上昇流路の上側面を山型に形成したが、山型でなくてもよい。
(9)実施例1及び2では、棚部が下降流路の内周面に沿って後方に向けて下降していたが、下降していなくてもよい。
(10)実施例1及び2では、棚部が下降流路の内周面に沿って後方に向けて幅が徐々に細くなっていたが、細くしなくてもよい。
(11)実施例1及び2では、棚部が内側上方を向いた傾斜面に形成されていたが、図19に示すように、棚部は水平面241であってもよく、また、図20に示すように、外側上方を向いた傾斜面341に形成されてもよい。
(12)実施例1及び2では、便鉢の下端部と上昇流路の上流端部とを連結する導入路を備えていたが、導入路を備えず、便鉢の下端部に直接的に上昇流路の上流端部を連結してもよい。
(13)実施例1及び2では、便鉢内に反時計回りに流れる旋回流を形成したが、洗浄水を時計回りに旋回させるものであってもよい。この場合、導入路の形状は実施例における形状を左右反転したものになる。
(14)実施例1では、接続配管に絞り部を形成したが、下降流路に絞り部を形成してもよい。
(15)実施例1及び2では、上昇流路の中間部から下流端部までは洗浄水の排水方向に対して直角方向の断面形状において、上下方向の中央より下側の流路面積を上側の流路面積よりも大きく形成しているが、上流端部近傍では上側の流路面積を下側の流路面積より大きくしてもよい。上昇流路の上流端部近傍では、上側面まで洗浄水が満水にならない場合が多く、上側面の形状や流路面積が流れに影響しないからである。
(16)実施例1及び2では、上昇流路を洗浄水の排水方向に対して直角方向の断面形状において、上下方向の最大長さを上流端部から下流側に向けて拡大したが、上昇流路の下流端の頂部を汚物等が通過する際に汚物等が引っ掛からないようにすればよく、上昇流路の適宜位置の断面形状の上下方向の長さが下流端部より拡大していればよい。
30…上昇流路
40…下降流路
41、141…棚部
144…後側面
Claims (5)
- 便鉢の下流側に連通して下流側に向けて斜め上方に上昇する上昇流路の下流側に連通し、下流側に向けて下降する下降流路を備えた水洗式便器の排水路であって、
前記下降流路は、前記上昇流路の頂部から内周面の左右側面に沿って左右が中央部に比べて後方に向けて伸びており、前記左右側面から内側に突出して形成された棚部を有していることを特徴とする水洗式便器の排水路。 - 前記棚部は内側上方を向いた傾斜面からなることを特徴とする請求項1記載の水洗式便器の排水路。
- 前記棚部は前記下降流路の内周面に沿って後方に向けて下降していることを特徴とする請求項1又は2記載の水洗式便器の排水路。
- 前記棚部は前記下降流路の内周面に沿って後方に向けて幅が細くなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の水洗式便器の排水路。
- 前記棚部は前記下降流路の後側面の中央部まで延びていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の水洗式便器の排水路。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2010279723A JP5715404B2 (ja) | 2010-12-15 | 2010-12-15 | 水洗式便器の排水路 |
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JP2845351B2 (ja) * | 1991-01-09 | 1999-01-13 | 東陶機器株式会社 | 水洗式便器 |
JP2003129550A (ja) * | 2001-08-13 | 2003-05-08 | Toto Ltd | 大便器 |
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2010
- 2010-12-15 JP JP2010279723A patent/JP5715404B2/ja active Active
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JP2012127115A (ja) | 2012-07-05 |
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