JP5708989B2 - 機器制御システム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、セミパッシブRFIDタグを用いて、セミパッシブRFIDを備えた移動体の位置を検出する技術が提案されている。
RFIDリーダ94は、電子タグ93から送信されるRFID波を受信し、受信したRFID波に含まれる位置情報及び識別情報を組み合わせた検出情報をサーバ装置95に送信する。サーバ装置95は、RFIDリーダ94から受信する検出情報に基づいて、建物への入退場を管理や、居室内に備えられている設備機器の制御などを行う。
すなわち、セミパッシブRFIDである電子タグ93の位置を検出する位置検出システムにおいて、電子タグ93がLF波を検出できない位置を生じさせないようにLF波受信エリアを設けた場合、電子タグ93の位置を正しく検出できないことがある。
図1は、本実施形態における機器制御システム1の構成を示す概略ブロック図である。同図に示すように、機器制御システム1は、位置検出システム10と、制御装置20と、複数の設備機器30とを具備している。
機器制御システム1は、建物内を予め定めた複数のエリアに分け、各エリアにおける人の有無に応じて、各エリアに備えられている複数の設備機器30の運転を制御するシステムである。ここで、複数の設備機器30には、それぞれを一意に識別する識別子が予め割り当てられており、制御装置20は識別子を用いて複数の設備機器30を制御する。また、設備機器30は、例えば、照明器具や、空調設備などである。
電子タグ13は、建物を利用する利用者が所持するセミパッシブRFIDタグであり、LFアンテナ12から放射されるLF波を検出すると、検出したLF波に含まれる位置情報と、自機を識別する識別情報とを含む極超短波帯の信号(以下、RFID波という。)を送信する。ここで、電子タグ13がLF波を検出できる範囲であるLF波受信エリアは、LF発信機11におけるLF波の送信電力やLFアンテナ12を配置する位置及びその形状などにより、広くしたり、狭くしたり、またその形状を変更するなどの調節を行うことができる。
位置履歴記憶部141には、電子タグ13から受信されたRFID波に含まれる位置情報及び識別情報の組合せである履歴情報が、識別情報ごとに、RFID波を受信した順に記憶されている。エリアテーブル記憶部142には、今回受信したRFID波に含まれる位置情報と、前回受信したRFID波に含まれる位置情報との組合せごとに、電子タグ13が現在位置するエリアを示す情報を対応付けたエリアテーブルが予め記憶されている。すなわち、エリアテーブル記憶部142には、電子タグ13が前回送信した位置情報(エリア)と、当該電子タグ13が今回送信した位置情報(エリア)との組合せから、現在、当該電子タグ13が位置するエリアを判定するためのエリアテーブルが予め記憶されている。例えば、エリアテーブルには、電子タグ13が前回送信した位置情報と、当該電子タグ13が今回送信した位置情報とが同じエリアを示す場合、当該エリアに位置することを示す情報が記憶され、また、電子タグ13が前回送信した位置情報と、当該電子タグ13が今回送信した位置情報とが異なるエリアを示す場合、前回判定したエリアに位置することを示す情報が記憶されている。
このように、本実施形態の位置検出システム10は、電子タグ13の移動の履歴に基づいて、電子タグ13が位置するエリアを判定するので、電子タグ13から受信した位置情報のみを用いて電子タグ13の位置を判定する場合に比べ、電子タグ13が位置するエリアを安定して判定することができる。その結果、図7に示すようにLF波受信エリアが重なり合う領域に電子タグ13が位置する場合においても、隣接するエリアA11とエリアA12とを示す情報が交互に検出される場合にも、電子タグ13が当該隣接するエリアを行き来していると判定しないようにすることができ、位置検出における検出の精度を向上させることができる。
このとき、LF発信機11がLF波を出力する間隔が、適切に設定されていれば、位置検出システム10に備えられている検出情報生成部144は、次の順に検出情報を出力する。例えば、LF発信機11がLF波を出力する間隔(周期)は、利用者が歩いて1つのエリアを通過する際に要する時間よりも長く、2つのエリアを通過する際に要する時間よりも短く設定する。
制御装置20は、位置判定部145から入力される判定情報に基づいて、エリアA33に備えられている照明器具を点灯させる制御を行う。これにより、利用者の執務席における照度を確保し、執務席において作業を行える視環境を得ることができる。
図3は、実施例2における機器制御システム1を適用するオフィスの概略を示す図である。同図に示すように、機器制御システム1を適用するオフィスは、執務席、打合せ席、及び通路の3つのエリアに分けられている。図4は、実施例2におけるエリアテーブル記憶部142に記憶されているエリアテーブルを示す図である。同図に示すように、エリアテーブルには、オフィス内の各エリアの組合せごとに、電子タグ13(利用者)が位置するエリアを示す情報が対応付けられている。例えば、(前回位置情報,今回位置情報)の組合せが、(執務席,通路)の組合せに対して執務席が対応付けられている。
このように、エリアテーブルを設定することにより、利用者が執務席から離れ、すぐにまた執務席に戻るような場合に、打合せ席や、通路に備えられている照明器具を点灯させずに、執務席に備えられている照明器具を点灯させておくことができる。その結果、利用者のちょっとした移動に応じて照明器具の点灯と消灯とを繰り返して行うことを避けて、執務席における視環境を損なわずに、省エネルギー化を図ることができる。
Claims (2)
- 複数のエリアごとに設置され、それぞれがエリアに対応付けられた位置情報を含む信号を周期的に送信する複数の発信部と、
前記発信部が送信する信号を受信すると、該信号に含まれる位置情報、及び予め割り当てられている自機を識別する識別情報を含む信号を送信する電子タグ部と、
前記電子タグ部が送信する信号を受信すると、今回受信した信号に含まれる識別情報と一致する識別情報を含む信号のうち1回前に受信した信号に含まれる位置情報である前回位置情報と、今回受信した信号に含まれる位置情報である今回位置情報と、該識別情報とを含む検出情報を出力する検出情報生成部と、
前記検出情報に含まれる前回位置情報及び今回位置情報が同じエリアを示す場合には今回位置情報が示すエリアに電子タグ部が位置すると判定し、前回位置情報及び今回位置情報が異なるエリアを示す場合には前回判定したエリアに電子タグ部が位置すると判定する位置判定部と、
を備えている位置検出システムと、
前記複数のエリアごとに設置されている設備機器と、
前記位置検出システムが検出した前記電子タグ部が位置するエリアに基づいて、前記設備機器の運転を制御する設備機器制御部と
を具備し、
前記複数の発信部が信号を送信する周期は、前記電子タグ部を所持する利用者が歩いて一つのエリアを通過する際に要する時間よりも長く、利用者が歩いて二つのエリアを通過する際に要する時間よりも短く定められ、
前記設備機器制御部は、前記位置判定部が連続して同じエリアに前記電子タグ部が位置すると判定した場合に、前記設備機器の運転を変更する制御を行う
ことを特徴とする機器制御システム。 - 優先順位が予め定められている複数のエリアごとに設置され、それぞれがエリアに対応付けられた位置情報を含む信号を周期的に送信する複数の発信部と、
前記発信部が送信する信号を受信すると、該信号に含まれる位置情報、及び予め割り当てられている自機を識別する識別情報を含む信号を送信する電子タグ部と、
前記電子タグ部が送信する信号を受信すると、今回受信した信号に含まれる識別情報と一致する識別情報を含む信号のうち1回前に受信した信号に含まれる位置情報である前回位置情報と、今回受信した信号に含まれる位置情報である今回位置情報と、該識別情報とを含む検出情報を出力する検出情報生成部と、
前記検出情報に含まれる前回位置情報及び今回位置情報が同じエリアを示す場合には今回位置情報が示すエリアに電子タグ部が位置すると判定し、前回位置情報及び今回位置情報が異なるエリアを示す場合には前回位置情報が示すエリアと今回位置情報が示すエリアとのうち優先順位が高いエリアに電子タグ部が位置すると判定する位置判定部と、
を備えている位置検出システムと、
前記複数のエリアごとに設置されている設備機器と、
前記位置検出システムが検出した前記電子タグ部が位置するエリアに基づいて、前記設備機器の運転を制御する設備機器制御部と
を具備し、
前記複数の発信部が信号を送信する周期は、前記電子タグ部を所持する利用者が歩いて一つのエリアを通過する際に要する時間よりも長く、利用者が歩いて二つのエリアを通過する際に要する時間よりも短く定められ、
前記設備機器制御部は、前記位置判定部が連続して同じエリアに前記電子タグ部が位置すると判定した場合に、前記設備機器の運転を変更する制御を行う
ことを特徴とする機器制御システム。
Priority Applications (1)
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JP2011049628A JP5708989B2 (ja) | 2011-03-07 | 2011-03-07 | 機器制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011049628A JP5708989B2 (ja) | 2011-03-07 | 2011-03-07 | 機器制御システム |
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JP2012185101A JP2012185101A (ja) | 2012-09-27 |
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ID=47015301
Family Applications (1)
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JP2011049628A Active JP5708989B2 (ja) | 2011-03-07 | 2011-03-07 | 機器制御システム |
Country Status (1)
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Family Cites Families (3)
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JP2004212066A (ja) * | 2002-12-26 | 2004-07-29 | Toshiba Corp | 動線観測システム、動線観測方法及び動線観測プログラム |
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2011
- 2011-03-07 JP JP2011049628A patent/JP5708989B2/ja active Active
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