JP5707729B2 - 中継装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の従来構成においては、建物の床下のスラブ上に平板状の台座が固定され、その台座上の支軸には上面を開放した函体が取り付けられている。函体の上部外周にはフランジ状の床受座が突設され、函体の上端部が床材の開口に嵌挿された状態で、この床受座が床材の下面に当接される。函体内には電気コンセントなどが設けられている。函体の上面開放部には蓋パネルが着脱可能に取り付けられている。
前記の構成において、前記台座は、前記回転支持台を載置する載置部と、脚部と、その脚部の下端に位置する固定部とを有し、その固定部が建物の設置面に固定されることが望ましい。
前記の構成において、前記電気配線の接続部は、給電用のコンセントと、信号線用のコネクタとよりなることが好ましい。
以下に、この発明を具体化した中継装置の第1実施形態を、図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、前記建物の設置面21上には一対の冷温水の床下配管(以下、単に床下配管という)42が開口23を通るように延長状態で配置され、その各床下配管42の一部を構成する一対のエルボ42aが台座22内において固定座43を介して設置面21上に固定されている。従って、前記開口23は床下配管42の通過部を構成する。各エルボ42aの立ち上がり端部には、カプラ片44a,44bよりなり、冷温水配管の一部を構成する止水機能付きカプラ44が接続され、このカプラ44は台座22の透孔24を介して回転支持台30の配管通過部41内に挿通されている。
さて、通常の状態においては、補助蓋50が室内の電気機器及び空調機器の方を向くように蓋板49の位置が設定され、床上配線61及び床上配管51が電気機器及び空調機器に向かって延びる。
(1) この中継装置においては、建物の室内で空調機器や電気機器の設置位置を変更する場合には、回転支持台30を台座22に対して、設置面21と平行な面内において回転方向に位置調節することにより、電気配線の接続部39の指向方向を機器の設置位置に合わせて変更することができる。一方、空調機器に接続される配管のカプラ44は、回転支持台30の通過部41内を相対移動して、定位置を保持する。このため、床板46上に引き出される床上配管51は捩れたり、潰れたりすることなく、取出し方向を変更できる。よって、位置が変更された電気機器の床上配線61や空調機器の床上配管51を床上に無理なく引き出して中継装置の接続部39に対して簡単に接続することができる。
次に、この発明を具体化した中継装置の第2実施形態を説明する。この第2実施形態以降の各実施形態及び変更例においては、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
また、設置面21上における回転支持台30の回転軸線Lの位置において設置面21に支持軸53が立設されている。台座22の載置部22cの透孔24内には架設部54が形成され、その架設部54の中央部には支持軸53を挿通させるための挿通孔55が形成されている。回転支持台30の支持部30dの中心には、支持軸53を挿通させるための挿通孔56が形成されている。そして、支持軸53が台座22及び回転支持台30の挿通孔55,56が挿通された状態で、回転支持台30が台座22に対して支持軸53を中心に回転可能に支持されている。なお、支持軸53の先端ネジ部にナット57が螺合されているが、このネジ部やナット57は必ずしも必要ではない。
(8) この中継装置においては、回転支持台30が支持軸53を中心に回転されるため、台座22に対する回転支持台30の回転による位置調節をさらに容易に行うことができる。
次に、この発明を具体化した中継装置の第3実施形態を説明する。
この第3実施形態においては、図7及び図8に示すように、台座22が平面円形状をなし、円環状の載置部22cと、円筒状の脚部22bと、載置部22cと同様な円環状の固定部22aとから構成されている。台座22の固定部22aの180度離れた2箇所には各一対のボルト挿通孔25が形成されるとともに、載置部22cには多数の第2ネジ孔27が同一円周上で所定角度間隔おきに形成されている。そして、台座22の固定部22aの下面に固定座58がボルト挿通孔25に挿通した複数のボルト28及びナット29により平行状態で固定され、この固定座58が図示しないボルトなどの固定手段により建物の設置面21に固定されている。
(9) この中継装置においては、台座22及び回転支持台30が円環状に形成され、台座22の載置部22cに多数の第2ネジ孔27が同一円周上で所定角度間隔おきに形成されている。このため、回転支持台30を台座22に対して細かい角度間隔で位置調節することができる。
次に、この発明を具体化した中継装置の第4実施形態を説明する。
この第4実施形態においては、図9に示すように、台座22が長四角形の板金を折り曲げるとともに、載置部22cの中央に透孔24を形成して構成されている。従って、第1ネジ孔26を有する脚部22bは2箇所に形成される。
(10) この中継装置においては、台座22が単純形状である長四角形の板金によって構成されているため、製造コストを抑制できる。
次に、この発明を具体化した中継装置の第5実施形態を説明する。
この第5実施形態においては、図10に示すように、回転支持台30の配管通過部41が2つの円の一部を重ねた形状に形成されている。
(第6実施形態)
次に、この発明を具体化した中継装置の第6実施形態を説明する。
従って、この第6実施形態においても、前記第1実施形態に記載の効果とほぼ同様な効果を得ることができる。
次に、この発明を具体化した中継装置の第7実施形態を説明する。
この第7実施形態においては、図12に示すように、1つの大径円形状の配管通過部41が回転支持台30の支持部30dの中心部に形成されている。
(11) この中継装置によれば、配管通過部41を1箇所に設ければよいため、製造コストを低減できる。
次に、この発明を具体化した中継装置の第8実施形態を説明する。
この第8実施形態においては、図13及び図14に示すように、台座22の展開形状が四角形となるように板金によって構成されている。載置部22cに透孔24が打ち抜き形成されている。そして、図14に示すように、板材60の四隅部を第1折曲線60aに沿って谷折りすることにより、三角形状の固定部22aが形成されている。また、板材60の四隅部を第1折曲線60aから所定間隔をおいた第2折曲線60bに沿って山折りすることにより、台形状の脚部22bが形成されている。その結果、残りの部分に正八角形状の載置部22cが形成される。
(12) この中継装置においては、前記台座22が板金よりなり、その展開形状が四角形となるように構成されている。このため、台座22の打ち抜きや折り曲げ加工を簡単に行なうことができて、製造コストを低減できる。
次に、この発明を具体化した中継装置の第9実施形態を説明する。
この第9実施形態においては、図15及び図16に示すように、支持台20として、台座22と回転支持台30との2部材を用いた前記各実施形態の構成とは異なり、支持台20がひとつの部材によって構成されている。この支持台20は、支持部30dを有するとともに、その外周縁に脚部22bを有し、脚部22bの下端には固定部22aを有するとともに、固定部22aにはボルト挿通孔25が形成されている。そして、支持台20は、設置面21上のボルト28に固定部22aのボルト挿通孔25において固定される。このため、接続部39の指向方向を変更する場合は、ボルト挿通孔25とボルト28との関係を入れ換えることにより、支持台の20の向きを変更する。
(13) この中継装置においては、支持台20が台座22及び回転支持台30の機能を兼ねるひとつの部材によって構成されているため、部品点数が少なくなり、構成が簡単になる。
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記各実施形態の構成を適宜に組み合わせること。例えば、前記第3実施形態において、第2実施形態と同様に、回転支持台30の回転中心を設定する支持軸53を設けること。
・ 前記第1〜第8実施形態において、蝶ネジ38を単純なピンに変更すること。すなわち、台座22及び回転支持台30の一方にピンを他方にそのピンが挿入される孔を設けること。
Claims (8)
- 建物の設置面に固定される支持台を有し、
その支持台には、電気配線の接続部を支持するための回転支持台を設けるとともに、配管の通過部を形成し、前記回転支持台を前記設置面に対してその設置面と平行な面内において位置調節可能にして、前記接続部の指向方向を変更できるように構成し、
前記通過部において、前記配管が着脱可能になっているとともに、分離時に閉鎖される止水機能付き弁を設けたことを特徴とする中継装置。 - 前記支持台を、
建物の設置面に固定される台座と、
その台座上に設置され電気配線の接続部を支持する回転支持台とにより構成し、
前記回転支持台を前記台座に対して、前記設置面と平行な面内において位置調節可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の中継装置。 - 前記配管の通過部を前記台座及び回転支持台に形成したことを特徴とする請求項2に記載の中継装置。
- 前記台座は、前記回転支持台を載置する載置部と、脚部と、その脚部の下端に位置する固定部とを有し、その固定部が建物の設置面に固定されることを特徴とする請求項2または3に記載の中継装置。
- 前記台座は、板金よりなり、その展開形状が四角形であることを特徴とする請求項4に記載の中継装置。
- 前記電気配線の接続部は、給電用のコンセントと、信号線用のコネクタとよりなることを特徴とする請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の中継装置。
- 前記回転支持台は、1つの軸線を中心に回転されることにより位置調節されるように構成され、前記配管の通過部は、前記軸線を中心にした円形の領域の複数箇所に形成されたことを特徴とする請求項2〜6のうちのいずれか一項に記載の中継装置。
- 前記台座と電気配線の接続部との間には、接続部の高さを調節するための高さ調節手段を設けたことを特徴とする請求項2〜7のうちのいずれか一項に記載の中継装置。
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