JP5705383B1 - タッチ操作対応プログラム・コード変換方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
課題:既存アプリケーション・プログラム資産を有効活用して、タッチ対応端末機器上でも使いやすいアプリケーション・プログラムを開発する。解決手段:タッチ操作に対応した画面管理部品を既存アプリケーション・プログラムに追加し、ユーザーが選択した一つ以上の画面部品がタッチ対応画面管理部品の子として管理されるようにアプリケーション・プログラムを変換して、タッチによる操作を容易にするための方法とプログラムを提供する。
Description
本発明はタッチ対応ディスプレイを備えたコンピューター機器向けにアプリケーション・プログラム・コードを変換する方法およびプログラムに関する。
タブレット端末に代表されるタッチ対応ディスプレイを備えたコンピューター機器が急速に普及し始めている。これらの機器は、特許文献1等に開示されているように指による画面のタッチ操作を使用した直感的な操作に基づくユーザー・インターフェースを提供することで、使いやすさを大きく向上させている。
従来型のタッチ対応ではないコンピューター機器向けに開発されたアプリケーション・プログラムも市場で広く普及していることから、これらのプログラムをタッチ対応機器上で稼働するニーズが存在する。システム・ソフトウェアの機能により、指によるタッチ操作をマウス操作としてエミュレートすることで、タッチ非対応のアプリケーション・プログラムをタッチ対応機器で稼働することは技術的には可能であるが、マウス操作やキーボード操作を前提とした小さな画面部品を指で操作することは困難であり、使いやすさが犠牲になっていた。
(従来技術の問題点)
この問題に対応するためにタッチ非対応のアプリケーション・プログラムを一部改修し、タッチ操作を容易にするために大きく以下のような手法が取られていたが、それぞれに問題点があった。
この問題に対応するためにタッチ非対応のアプリケーション・プログラムを一部改修し、タッチ操作を容易にするために大きく以下のような手法が取られていたが、それぞれに問題点があった。
第一は、画面部品を指のタッチ操作向けにサイズを大きくして画面を再設計する方法である。この方法は、画面部品が重ならないよう注意深い設計が必要であり、また、ウィンドウそのものを大きくする必要があることから端末機器の物理的画面サイズの制約を受けるという問題点があった。
なお、本明細書において、画面部品とはボタン、チェックボックス、リスト、メニュー等のウィンドウ上に表示され、ユーザーによる操作対象となるユーザー・インターフェースの構成要素を指すものとする(一般に、コントロール、ウィジェット等と呼ばれることもある)。
第二は、ウィンドウをリサイズ可能にし、ウィンドウのサイズの変更に応じてそのウィンドウ内の画面部品のサイズが自動的に変更されるようにする方法である。この方法でも、端末機器の物理的画面サイズの制約を受ける点は第一の方法と同様である。また、Windows(登録商標)などの普及したオペレーティング・システムでは、ウィンドウの縁のドラッグ操作がウィンドウをリサイズする際の標準的操作方法になっているが、指のタッチによってこの操作を行なうことは難しいという現実的問題点があった。
第三は、画面部品をタッチ操作に向いた物に変更する方法である。この方法は、元のアプリケーション・プログラムと比較して画面の体裁や操作手順が変わってしまうこと、および、変更した画面部品が正しく動作するかのテストをやり直す必要があるという問題があった。
加えて、上記の第一の方法、第二の方法、第三の方法では、マウス向けとタッチ向けでアプリケーション・プログラムのソースコードを二重管理しなければいけないという共通の問題点があった。
第四は、非特許文献1等に開示されている、主に視覚障がい者向けのアクセシビリティ向上を目的とした画面拡大ツールを使用する方法である。この方法は、汎用ツールの応用であるため、ユーザーの操作が煩雑になる、および、アプリケーション・プログラムに最適化された操作を提供できないという問題点があった。
マイクロソフト社Webサイト「画面上の項目を拡大して表示する (拡大鏡)」(http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows7/make-items-on-the-screen-appear-bigger-magnifier)
タッチ操作向けでないアプリケーション・プログラムのコードを大幅に変更することなく、タッチ操作に適したユーザー・インターフェースを実現できるプログラム・コード変換方法、システム、および、プログラムを提供する。
本願発明は、第一のプログラム・コードを第二のプログラム・コードに変換するコンピューターにより実現する方法であって、ユーザーのタッチ操作により操作可能な画面管理部品を第一のプログラム・コードに付加するステップと、第一のプログラム・コードに含まれる画面部品からタッチ操作の対象とする一つ以上の画面部品を選択するステップと、前記画面管理部品を前記一つ以上の画面部品とを対応づけるステップと、前記画面管理部品および前記画面管理部品に対応づけられた前記一つ以上の画面部品を含む第二のプログラム・コードを生成するステップとを含むプログラム・コード変換方法を提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、前記タッチ操作は前記画面管理部品、および、前記画面管理部品に対応づけられた前記一つ以上の画面部品のサイズ変更操作である段落0014に記載されたプログラム・コード変換方法を提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、段落0014または段落0015に記載された方法で使用される画面管理部品プログラムであって、ユーザーのタッチ操作を読み取る手順と、前記タッチ操作に応じた処理を子として管理する一つ以上の画面部品に対して適用する手順とをコンピューターに実行させる画面管理部品プログラムを提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、ユーザーからの入力が一定時間なかった場合には前記画面部品を初期状態に戻す手順とを、さらにコンピューターに実行させる段落0016に記載の画面管理部品プログラムを提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、第一のプログラム・コードを第二のプログラム・コードに変換するプログラムであって、ユーザーのタッチ操作により操作可能な画面管理部品を第一のプログラム・コードに付加する手順と、第一のプログラム・コードに含まれる画面部品からタッチ操作の対象とする一つ以上の画面部品をユーザーに選択させる手順と、前記画面管理部品を前記一つ以上の画面部品とを対応づける手順と、前記画面管理部品および前記画面管理部品に対応づけられた前記一つ以上の画面部品を含む第二のプログラム・コードを生成する手順とを、コンピューターに実行させるプログラム・コード変換プログラムを提供することで上記課題を解決する。
また、本願発明は、前記タッチ操作は前記画面管理部品、および、前記画面管理部品に対応づけられた前記一つ以上の画面部品のサイズ変更操作である段落0018に記載されたプログラム・コード変換プログラムを提供することで上記課題を解決する。
本願発明によれば、タッチ操作向けでないアプリケーション・プログラムの資産を有効活用して、タッチ操作を提供する端末装置において容易に操作できるアプリケーション・プログラムを作成することができるようになる。
以下、図を参照しながら、本願発明の実施形態の一例について説明する。
(全体の構成)
図1に本発明の一実施形態の機能構成を示す。変換用コンピューター(101)は、プログラム・コードの変換を行なうコンピューターであり、具体的には、一般的なコンピューター機器、GUI機能を提供するオペレーティング・システム、および、統合開発ツール(IDE)の組み合わせである。変換用コンピューター(101)には、変換前プログラム・コード保存手段(1011)、画面管理部品保存手段(1012)、画面変換手段(1013)、変換後プログラム・コード保存手段(1014)が含まれる。それ以外にも、テキスト・エディター、ウィンドウ操作機能、コンパイル機能、および、デバッグ機能などのプログラム・コード開発作業に必要な機能が含まれるが周知の技術であるため特に説明は行なわない。
図1に本発明の一実施形態の機能構成を示す。変換用コンピューター(101)は、プログラム・コードの変換を行なうコンピューターであり、具体的には、一般的なコンピューター機器、GUI機能を提供するオペレーティング・システム、および、統合開発ツール(IDE)の組み合わせである。変換用コンピューター(101)には、変換前プログラム・コード保存手段(1011)、画面管理部品保存手段(1012)、画面変換手段(1013)、変換後プログラム・コード保存手段(1014)が含まれる。それ以外にも、テキスト・エディター、ウィンドウ操作機能、コンパイル機能、および、デバッグ機能などのプログラム・コード開発作業に必要な機能が含まれるが周知の技術であるため特に説明は行なわない。
ここで、画面管理部品とは一つ以上の画面部品を格納し(それらの画面部品の親部品として機能し)、それらの画面部品を一括して管理するための機能を提供するユーザー・インターフェース上の構成要素を実現するプログラムを意味する(一般には、コンテナーとも呼ばれる)。また、本明細書において、プログラム・コードには実行可能なプログラムだけではなく、プログラムの画面設計や挙動を決定するデータ(一般に、リソースとも呼ばれる)も含むものとする。
実行用コンピューター(102)は、変換用コンピューター(101)によって変換されたプログラム・コードを保存し、実行するコンピューターであり、具体的には、タッチ対応ディスプレイを備えたコンピューター機器(たとえば、タブレット端末)とタッチ対応のGUIを提供するオペレーティング・システムの組み合わせである。実行用コンピューター(102)は、変換後プログラム・コード保存手段(1021)と変換後プログラム・コード実行手段(1022)を含む。実行用コンピューター(102)のその他の機能は周知技術であるため特に説明は行なわない。実行用コンピューター(102)は、変換用コンピューター(101)とネットワークで接続されていてもされていなくてもよい。ネットワークで接続されていない場合には、変換後プログラム・コードは記憶媒体経由で変換用コンピューター(101)から実行用コンピューター(102)へ提供される。
(開発時の操作)
図2に、変換用コンピューター(101)において、変換対象のプログラム・コードの画面部品の中から複数の画面部品を選択して、拡大・縮小が可能な画面管理部品に対応づける際の画面表示と画面操作の例を示す。図2−aは初期状態であり、右側に変換対象のプログラム・コードのウィンドウが表示されており、左側に右側のウィンドウに追加できる画面部品および画面管理部品を列挙するツールボックスが表示されている。
図2に、変換用コンピューター(101)において、変換対象のプログラム・コードの画面部品の中から複数の画面部品を選択して、拡大・縮小が可能な画面管理部品に対応づける際の画面表示と画面操作の例を示す。図2−aは初期状態であり、右側に変換対象のプログラム・コードのウィンドウが表示されており、左側に右側のウィンドウに追加できる画面部品および画面管理部品を列挙するツールボックスが表示されている。
図2−bでは、ツールボックスからタッチ対応画面管理部品が選択され、変換対象ウィンドウにドラッグ・アンド・ドロップされることで、当該タッチ対応画面管理部品が変換対象ウィンドウに追加されることが示されている。この操作は一例であり、メニューから選択するなどの他の方法を使用してよい。
図2−cでは、変換対象ウィンドウの中からタッチ操作の対象としたい画面部品が選択され、タッチ対応画面管理部品にドラッグ・アンド・ドロップされることで、選択された画面部品がタッチ対応画面管理部品の管理下になることが示されている。この操作は一例であり、メニューから選択するなどの他の方法を使用してよい。
図3に図2の操作を行なった際の、画面変換手段(1013)の処理フローチャートの例を示す。一般に、ウィンドウ、画面部品、および、画面管理部品の間には親子関係がある。通常、子の画面部品は親の画面部品(ウィンドウ、画面管理部品)のサイズ変更に応じてサイズが変更される。画面変換手段(1013)は、図2に示したような開発者の画面操作にしたがって、この親子関係の変更を行なう。
ユーザーが図2に示した操作を行ない、画面変換手段(1013)が図3に示した処理を行なった際の、変換対象ウィンドウ内の画面部品および画面管理部品の親子関係の変化を図4に示す。変換処理により、ユーザーにより選択された画面部品(この例では、ボタン1、ボタン2、ボタン3、ボタン4、および、リスト2が、追加されたタッチ対応画面管理部品の子の位置に置かれる。なお、ユーザーにより選択されていない画面部品(この例では、リスト1の親子関係は変化しない。
(変換後プログラムの動作)
図5は、変換用コンピューター(101)において、本願発明に係る技術によって変換された後のプログラム・コードを実行用コンピューター(102)で実行する際の、ユーザー操作と画面表示の例である。図5−aはアプリケーション・プログラムの初期状態画面である。ボタン1、ボタン2,ボタン3,ボタン4、および、リスト2はタッチ操作には小さすぎて操作性が悪化するため、図2の例で示したように、ズーム処理を提供するタッチ対応画面管理部品を使用することでこれらの画面部品をズーム可能な状態に変換しているものとする。
図5は、変換用コンピューター(101)において、本願発明に係る技術によって変換された後のプログラム・コードを実行用コンピューター(102)で実行する際の、ユーザー操作と画面表示の例である。図5−aはアプリケーション・プログラムの初期状態画面である。ボタン1、ボタン2,ボタン3,ボタン4、および、リスト2はタッチ操作には小さすぎて操作性が悪化するため、図2の例で示したように、ズーム処理を提供するタッチ対応画面管理部品を使用することでこれらの画面部品をズーム可能な状態に変換しているものとする。
図5−bおよび図5−cは、ボタン1、ボタン2,ボタン3,ボタン4、および、リスト2の親であるタッチ対応画面管理部品の領域において、ユーザーがタッチによるピンチアウト操作前後の画面例である。ボタンやリストが拡大表示され、タッチによる選択や押下が行ないやすくなっている。なお、図5−cではウィンドウの領域外に表示されているボタン2、ボタン4、および、リスト2はユーザーのスワイプ操作(あるいは、他の所定のタッチジェスチャー、マウス操作、キーボード操作等)によりタッチ対応画面管理部品の領域をスクロールすることで表示可能である。タッチ操作に十分な大きさがあるため変換の対象外とした画面部品(この例では、リスト1の大きさは変化しない。また、拡大対象の画面部品はウィンドウや端末の物理画面の制約を超えて拡大可能である。画面管理部品の拡大操作(および、それに伴う当該画面管理部品の子であるひとつ以上の画面部品の拡大操作)はピンチアウト操作だけではなく、それ以外のタッチジェスチャー、あるいは、マウス操作やキーボード操作等で行なえるようにしてもよい。
本願発明の効果を説明するための比較対象例として、本願発明に係る技術を使用せず、ウィンドウそのものの拡大操作を行なった場合の画面表示の例を図6に示した。この場合には、端末の物理画面の制限を超えて画面を拡大できない、拡大の必要がない画面部品(この例では、リスト1まで拡大の対象となってしまう、そして、それらの結果として拡大が必要な画面部品(この例では、ボタン1、ボタン2,ボタン3,ボタン4、および、リスト2が十分な大きさまで拡大できないという問題が生じる。
タッチによる拡大操作が不要になった時はウィンドウを初期の状態に戻して拡大の対象になっていた領域の全体を表示することができる。この画面部品のサイズ復帰の操作はピンチイン操作で行なうことができるが、それ以外のタッチジェスチャー、あるいは、マウスやキーボードによる所定の操作であってよい。また、タイマー処理により一定時間ユーザーからの入力がなかった時はウィンドウを初期の状態に戻すようにしてもよい。
図7に、ユーザーが図5−bから図5−cに至る操作を行なった場合の、変換されたプログラム・コード中のタッチ操作対応画面管理部品の処理の概要を示す。
(本発明による顕著な技術的効果)
本願発明により以下のような顕著な技術的効果が得られる。第一に、元々の画面設計(画面部品の大きさを定義したソースコード)をタッチ操作向けに書き換える必要がない。第二に、個々の画面部品を直接拡大するのではなく、画面管理部品(コンテナー)を介した拡大操作を行なうことでウィンドウ枠や画面枠の上限を超えた拡大操作が可能になる。第三に、ウィンドウ枠や画面枠の縦横比に依存せずに画面管理部品の領域を拡大できるため、ウィンドウ全体をリサイズする場合と異なり、元の画面の縦横比を維持できる。第四に、画面管理部品領域内の任意の場所でタッチ操作(ピンチアウト)によって拡大を指示できるため、ウィンドウの端をつかむ標準的リサイズ操作によって画面を大きくする場合と比較して指による操作が容易になる。第五に、マウス向けの画面デザインをそのまま維持できるため、開発工数を削減できる。第六に、タッチ操作対応処理が画面管理部品として一箇所にまとめられているため、開発作業において、アプリケーションのソースコードがタッチ操作によるズームに対応しているのか否かを、開発者がこの画面管理部品の有無によって容易に識別できる。第七に、開発者が複数のアプリケーションのソースコードに対してタッチ対応の変換作業を行なう際に、画面管理部品を追加するという同等の手順によって効率的に変換作業を反復できる。第八に、新たなデバイスやズーム処理への対応が必要になった時には、これらに対応できる新たな画面管理部品への交換によって、容易にアプリケーションのタッチ対応機能をアップグレードできる。第九に、タッチ対応機能が不要になった場合には画面管理部品を削除だけでタッチ対応機能を削除できるため、アプリケーションのソースコード管理の負担を減らすことができる。
本願発明により以下のような顕著な技術的効果が得られる。第一に、元々の画面設計(画面部品の大きさを定義したソースコード)をタッチ操作向けに書き換える必要がない。第二に、個々の画面部品を直接拡大するのではなく、画面管理部品(コンテナー)を介した拡大操作を行なうことでウィンドウ枠や画面枠の上限を超えた拡大操作が可能になる。第三に、ウィンドウ枠や画面枠の縦横比に依存せずに画面管理部品の領域を拡大できるため、ウィンドウ全体をリサイズする場合と異なり、元の画面の縦横比を維持できる。第四に、画面管理部品領域内の任意の場所でタッチ操作(ピンチアウト)によって拡大を指示できるため、ウィンドウの端をつかむ標準的リサイズ操作によって画面を大きくする場合と比較して指による操作が容易になる。第五に、マウス向けの画面デザインをそのまま維持できるため、開発工数を削減できる。第六に、タッチ操作対応処理が画面管理部品として一箇所にまとめられているため、開発作業において、アプリケーションのソースコードがタッチ操作によるズームに対応しているのか否かを、開発者がこの画面管理部品の有無によって容易に識別できる。第七に、開発者が複数のアプリケーションのソースコードに対してタッチ対応の変換作業を行なう際に、画面管理部品を追加するという同等の手順によって効率的に変換作業を反復できる。第八に、新たなデバイスやズーム処理への対応が必要になった時には、これらに対応できる新たな画面管理部品への交換によって、容易にアプリケーションのタッチ対応機能をアップグレードできる。第九に、タッチ対応機能が不要になった場合には画面管理部品を削除だけでタッチ対応機能を削除できるため、アプリケーションのソースコード管理の負担を減らすことができる。
Claims (6)
- 第一のプログラム・コードを第二のプログラム・コードに変換するコンピューターにより実現する方法であって、
ユーザーのタッチ操作により操作可能な画面管理部品を第一のプログラム・コードに付加するステップと、
第一のプログラム・コードに含まれる画面部品からタッチ操作の対象とする一つ以上の画面部品を選択するステップと、
前記画面管理部品と前記一つ以上の画面部品とを対応づけるステップと、
前記画面管理部品、および、前記画面管理部品に対応づけられた前記一つ以上の画面部品を含む第二のプログラム・コードを生成するステップと
を含むプログラム・コード変換方法 - 前記タッチ操作は前記画面管理部品、および、前記画面管理部品に対応づけられた前記一つ以上の画面部品のサイズ変更操作である請求項1に記載のプログラム・コード変換方法
- 請求項1または請求項2に記載の方法で使用される画面管理部品プログラムであって、
ユーザーのタッチ操作を読み取る手順と、
前記タッチ操作に応じた処理を子として管理する一つ以上の画面部品に対して適用する手順とを
コンピューターに実行させる画面管理部品プログラム - ユーザーからの入力が一定時間なかった場合には前記画面部品を初期状態に戻す手順とを、さらにコンピューターに実行させる
請求項3に記載の画面管理部品プログラム - 第一のプログラム・コードを第二のプログラム・コードに変換するプログラムであって、
ユーザーのタッチ操作により操作可能な画面管理部品を第一のプログラム・コードに付加する手順と、
第一のプログラム・コードに含まれる画面部品からタッチ操作の対象とする一つ以上の画面部品をユーザーに選択させる手順と、
前記画面管理部品と前記一つ以上の画面部品とを対応づける手順と、
前記画面管理部品、および前記画面管理部品に対応づけられた前記一つ以上の画面部品を含む第二のプログラム・コードを生成する手順とを
コンピューターに実行させるプログラム・コード変換プログラム - 前記タッチ操作は画面部品のサイズ変更操作である請求項5に記載のプログラム・コード変換プログラム
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