JP5703968B2 - プログラム開発支援装置およびそのプログラム - Google Patents
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Description
本発明は上記問題を鑑みて考案されたものであり、その課題はコンピュータの性能の低下を引き起こすようなバグやアクセス資源の劣化を故意に導くようなバグの修正箇所を明確にしてその修正を促し、プログラムの開発効率を向上させることが可能なプログラム開発支援装置やプログラムを提供することにある。
請求項1に係る発明は、プログラムを実行するプログラム実行手段と、このプログラム実行手段がアクセスする記憶手段と、プログラム実行手段が記憶手段をアクセスする際に呼び出され、該呼び出された時刻を記録テーブルに順次記録するアクセス時刻記録手段と、このアクセス時刻記録手段によって順次記録された時刻の前後の時間間隔に基づき記憶手段へのアクセスの頻度が異常であるかを判定する第1の判定手段と、この第1の判定手段による判定結果を記録テーブルに記録する記録手段と、この記録手段によって記録された記録テーブルを出力する判定結果出力手段と、を含むアクセス監視手段と、を備えるように構成する。
請求項7に係る発明は、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載されたプログラム開発支援装置において、記録テーブルは該プログラム開発支援装置に着脱可能な外部記憶手段に保存されるように構成する。
なお、アプリケーションプログラム103およびメモリアクセス監視プログラム104はプログラム保存用メモリ102に保持されているが、それぞれのプログラムは別媒体のメモリに保持されていても構わない。
アプリケーションプログラム103は処理103aを実行するプログラムである。アプリケーションプログラム103は処理103aの実行の過程でメモリアクセス監視プログラム104を呼び出す(コールする)ことにより、所定アドレスに配置されたメモリをアクセスするように構成されている。すなわち、アプリケーションプログラム103はメモリアクセス監視プログラム104をコールことによって、メモリへのアクセスを要求する。
メモリアクセス監視プログラム104はアプリケーションプログラム103によって呼び出されることは前述説明した通りである。さらに、アプリケーションプログラム103はメモリアクセス監視プログラム104の呼出の際のCPU101のプログラムカウンタと時刻情報とを不図示の記憶手段に退避している。メモリアクセス監視プログラム104は、これら退避されたプログラムカウンタおよび時刻情報を参照することができることを付け加えておく。
すなわち、メモリアクセス監視プログラム104はアクセス時刻の差分を算出してその間隔時間をチェックすること、もしくはプログラムカウンタの接近をチェックすることで、アクセス監視対象メモリ106へのアクセス頻度を検出し、正常/異常の判定を行っている。
(図5中段の監視結果105a)
インデックス1の「呼出時刻」欄に最新アクセス時刻値201が追加されている。これは図3のステップS2が実行された結果である。「呼出異常」欄はFALSEであり、この段階では正常を意味している。
(図5下段の監視結果105a)
インデックス1の「呼出異常」欄のステータスがTRUEに更新されている。これは図3のステップS4が実行された結果であり、この過程においてアクセスが異常と判定されたものである。図3のステップS3では、追加された時刻値201とその前のアクセス時刻値139とを基に、そのアクセスの頻度がメモリアクセス監視プログラム104によって求められ、正常/異常が判定される。この場合、最新アクセス時刻値が201であり、前のアクセス時刻値が139である。従って、差は201−139=62であり、時間に換算すると6.2msである。よって、当該アクセス監視対象メモリ106へのアクセス要求は10ms以内で複数回あったため、アクセス頻度が高く異常と判定されている。そして、監視結果105aの「呼出時刻」欄がステップS4の処理で異常ステータスに更新されている。なお、この際、実際のメモリアクセスは行われない。
また、図3のステップS4が記録手段に相当しており、該記憶手段は、上述判定1のみがステップS3に適用されれば、判定1のみの判定結果を判定結果105aに記録する。一方、上述判定2のみがステップS3に適用されれば、記憶手段は判定2のみの判定結果を判定結果105aに記録することになる。また、判定1と判定2の両方の判定がステップS3に適用された場合、記録手段は判定1と判定2の両方の判定が「正常」という条件にて、判定結果105aに正常という判定結果を記録することになる。
101 CPU
102 プログラム保存用メモリ
103 アプリケーションプログラム
104 メモリアクセス監視プログラム
105 監視結果保存用メモリ
105a 監視結果
106 アクセス監視対象メモリ
107 バス
Claims (9)
- プログラムを実行するプログラム実行手段と、
このプログラム実行手段がアクセスする記憶手段と、
前記プログラム実行手段が前記記憶手段をアクセスする際に呼び出され、
該呼び出された時刻を記録テーブルに順次記録するアクセス時刻記録手段と、
このアクセス時刻記録手段によって記録された前記時刻の前後の時間間隔に基づき前記記憶手段へのアクセスの頻度が異常であるかを判定する第1の判定手段と、
この第1の判定手段による判定結果を記録テーブルに記録する記録手段と、
この記録手段によって記録された前記記録テーブルを出力する判定結果出力手段と、を含むアクセス監視手段を備えることを特徴とするプログラム開発支援装置。 - 請求項1に記載されたプログラム開発支援装置において、
前記プログラム実行手段は、1の機能のプログラム実行処理において前記アクセス監視手段を複数回呼び出し、この呼び出し毎に前記1の機能のプログラム実行処理の実行箇所を示す実行ポインタを前記アクセス監視手段に与え、
前記アクセス監視手段は、さらに、
前記プログラム実行手段から与えられた前記実行ポインタを前記記録テーブルに順次記録するポインタ記録手段と、
このポインタ記録手段によって記録されたそれぞれの前記実行ポインタの値の差分値に基づき前記記憶手段へのアクセスの頻度が異常であるかを判定する第2の判定手段と、を備え、
前記記録手段は前記第1の判定手段および前記第2の判定手段による判定結果を前記記録テーブルに記録することを特徴とするプログラム開発支援装置。 - 請求項1に記載されたプログラム開発支援装置において、
前記アクセス監視手段は、さらに、前記記憶手段をアクセスするアクセス実行手段を備え、
該アクセス実行手段は前記第1の判定手段による判定結果が正常のとき前記記憶手段をアクセスし、
前記第1の判定手段による判定結果が異常のとき前記記憶手段のアクセスを未実行とすることを特徴とするプログラム開発支援装置。 - 請求項2に記載されたプログラム開発支援装置において、
前記アクセス監視手段は、さらに、前記記憶手段をアクセスするアクセス実行手段を備え、
該アクセス実行手段は前記第1の判定手段および前記第2の判定手段の両方の判定結果が正常のときのみ前記記憶手段をアクセスし、
前記第1の判定手段もしくは前記第2の判定手段のいずれか一方の判定結果が異常のとき前記記憶手段のアクセスを未実行とすることを特徴とするプログラム開発支援装置。 - 請求項2又は請求項4に記載されたプログラム開発支援装置において、
前記実行ポインタ値は前記プログラム実行手段が備えるCPUのプログラムカウンタであることを特徴とするプログラム開発支援装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載されたプログラム開発支援装置において、
前記記憶手段はデータの書き換えが可能な不揮発性メモリであることを特徴とするプログラム開発支援装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載されたプログラム開発支援装置において、
前記記録テーブルは該プログラム開発支援装置に着脱可能な外部記憶手段に保存されることを特徴とするプログラム開発支援装置。 - プログラムを実行するプログラム実行手段と、このプログラム実行手段がアクセスする記憶手段と、を備えたコンピュータに実行させるプログラム開発支援プログラムであって、
前記プログラム実行手段が前記記憶手段をアクセスする際に呼び出され、
該呼び出された時刻を記録テーブルに順次記録するアクセス時刻記録機能と、
このアクセス時刻記録機能によって記録された前記時刻の前後の時間間隔に基づき前記記憶手段へのアクセスの頻度が異常であるかを判定する第1の判定機能と、
この第1の判定機能による判定結果を記録テーブルに記録する記録機能と、
この記録機能によって記録された前記記録テーブルを出力する判定結果出力機能と、を含むアクセス監視機能を前記コンピュータに実行させるプログラム開発支援プログラム。 - 請求項8に記載されたプログラム開発支援装置プログラムにおいて、
前記プログラム実行手段は、1の機能のプログラム実行処理において前記アクセス監視機能を複数回呼び出し、この呼び出し毎に前記1の機能のプログラム実行処理の実行箇所を示す実行ポインタを前記アクセス監視機能に与え、
前記アクセス監視機能は、さらに、
前記プログラム実行手段から与えられた前記実行ポインタを前記記録テーブルに順次記録するポインタ記録機能と、
このポインタ記録機能によって記録されたそれぞれの前記実行ポインタの値の差分値に基づき前記記憶手段へのアクセスの頻度が異常であるかを判定する第2の判定手段と、を備え、
前記記録機能は前記第1の判定機能および前記第2の判定機能による判定結果を前記記録テーブルに記録することを特徴とするプログラム開発支援プログラム。
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