JP5703902B2 - ファイルシステム、ファイルシステムの管理方法、ファイル排他制御装置 - Google Patents

ファイルシステム、ファイルシステムの管理方法、ファイル排他制御装置 Download PDF

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本発明は、複数のホストによる共有ファイルへのアクセスを制御するファイルシステム、当該ファイルシステムの管理方法、当該ファイルシステムを構成するファイル排他制御装置に関する。
複数のホストが共有ファイルにアクセスするファイルシステムでは、共有ファイルに矛盾が生じないように、ファイル排他制御装置による排他制御が行われる。このようなファイル排他制御装置に障害が発生すると、その障害が共有ファイルへのアクセスに影響を与え、ファイルシステムの運用が停止されてしまう可能性がある。そこで、信頼性の向上を図るために、ハードウェアの二重化を行い、ファイル排他制御装置の動作中において、二重化されたハードウェアに排他制御テーブルのコピーを行って、障害に備える方法が提案されている(例えば特許文献1)。
また、ファイル排他制御装置を複数用意し、運用系/待機系を構成することでホスト側の制御により、障害検出時のファイル排他制御装置の切り替えをソフトウェアにより実現するものがある。
特開平10−49395号公報
上述のハードウェア二重化方式では、相互バックアップ機能の故障等、被疑が何れの排他制御ユニットなのか判断できない場合がある。また、運用系と待機系とをソフトウェアにより切り替えを行う方法に関しても、障害要因を通知したファイル排他制御装置を切り離すためには、待機系として予め定義されているファイル排他制御装置が必要である。従って、ファイル排他制御装置が単体構成の場合には、運用系と待機系とをソフトウェアにより切り替えを行う方法を用いることはできない。
また、ハードウェア二重化方式の共通部の故障時において、単純なアルゴリズムでは、排他制御ユニットを番号順に優先的に残すなどといった処理が行われている。この場合、被疑のユニットを外す可能性が高く、残されたユニットに障害が発生していることが想定される。このように、残されたユニットに障害が発生していると、ファイル排他制御装置のダウンとなり、最悪の場合には、共有ファイルへのアクセスができなくなり、システム全体の継続が困難となってしまう。
本発明は、上述の課題を解決することのできるファイルシステム、ファイルシステムの管理方法、ファイル排他制御装置を提供することを目的としている。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の一態様によるファイルシステムは、複数のホストと、前記複数のホストによりアクセス可能な共有ファイルと、前記複数のホストが共有ファイルを排他的にアクセスするための排他制御を行うファイル排他制御装置とからなるファイルシステムであって、前記ファイル排他制御装置は、複数の排他制御ユニットと、前記複数の排他制御ユニットの排他制御情報を互いにバックアップする手段と、障害の発生の有無に応じて、前記複数の排他制御ユニットの構成を再構築する手段とを有し、前記複数の排他制御ユニットは、通常時には負荷分散を可能とするように動作する構成とし、障害部位が特定できない場合に、前記再構築する手段は、マスタ/スレーブの構成に再構築することを特徴とする。
また、本発明の一態様によるファイルシステムの管理方法は、複数のホストと、前記複数のホストによりアクセス可能な共有ファイルと、前記複数のホストが共有ファイルを排他的にアクセスするための排他制御を行うファイル排他制御装置とからなるファイルシステムの管理方法であって、前記ファイル排他制御装置に、複数の排他制御ユニットを設け、前記複数の排他制御ユニットの排他制御情報を互いにバックアップし、障害の発生の有無に応じて、前記複数の排他制御ユニットの構成を再構築し、前記複数の排他制御ユニットは、通常時には負荷分散を可能とするように動作する構成とし、障害部位が特定できない場合に、マスタ/スレーブの構成に再構築することを特徴とする。
また、本発明の一態様によるファイル排他制御装置は、複数のホストを共有ファイルに排他的にアクセスさせるためのファイル排他制御装置であって、複数の排他制御ユニットと、前記複数の排他制御ユニットの排他制御情報を互いにバックアップする手段と、障害の発生の有無に応じて、前記複数の排他制御ユニットの構成を再構築する手段とを備え、前記複数の排他制御ユニットは、通常時には負荷分散を可能とするように動作する構成とし、障害部位が特定できない場合に、前記再構築する手段は、マスタ/スレーブの構成に再構築することを特徴とする。
本発明によれば、複数のホストにより共有ファイルをアクセスするファイルシステムにおいて、障害が発生したときの信頼性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態におけるファイルシステムの概略構成を示すブロック図である。 同実施形態におけるファイルシステムの各部の概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態におけるファイルシステムの概略構成を示すブロック図である。本発明は、図1に示すように、複数のホスト(図1の例では、2aおよび2b)から共有ファイル(図1の例では、共有ファイル3)を排他的にアクセスするファイルシステムに適用される。
図1において、ホスト2a、2bは、それぞれが共有ファイル3を利用している。ファイル排他制御装置1aおよび1bは、上位インタフェースによりホスト2aおよび2bと接続されている。そして、ファイル排他制御装置1aおよび1bは、ホスト2a、2bが行う、共有ファイル3へのアクセスを排他制御する。ファイル排他制御装置1aと1bとは、ネットワークを介して互いに接続されている。
図2は、本発明を適用可能なファイルシステムの各部の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、ファイル排他制御装置1aは、その内部に、ハードウェアにて実現される2つの排他制御ユニット10a、10bを有している。2つの排他制御ユニット10a、10bは、通常時には、別々の処理を並行的に実行し、負荷分散による効率化を行っており、また、互いの排他制御テーブル114の情報を互いにバックアップしている。また、2つの排他制御ユニット10a、10bは、何れかに障害が発生し、且つ、どちらの障害か特定できない場合に、マスタ/スレーブの構成に再構築される。
ファイル排他制御装置1bも、同様の構成を有する。
図1において、通常業務時に、例えば、ホスト2aが共有ファイル3へのアクセスを必要とする場合、ホスト2aは、例えばファイル排他制御装置1aに対してファイル利用権取得要求を行う。ファイル排他制御装置1aは、ホスト2aからのファイル利用権取得要求に対して、そのファイルが利用可能かどうかを判定し、利用可能なら、利用許可通知をホスト2aに送る。ホスト2aは、利用許可通知を受けると、共有ファイル3上の対象ファイルに対しアクセスを行い、アクセスが終了すると、利用権放棄要求を、ファイル排他制御装置1aに送る。上述と同様な処理により、ホスト2bも、ファイル排他制御装置1aにファイル利用権取得要求を送り、利用許可を取得して、共有ファイル3を利用することができる。
次に、図2を参照してホスト2a、2bについて説明する。
同図に示すように、ホスト2a、2bは、業務処理部201と、ファイル管理部202と、ファイル管理テーブル203と、排他制御IF(Interface)部204と、ファイル管理テーブル転送部205と、排他制御構成テーブル206とを有している。
業務処理部201は、通常の業務を行うための処理部である。ファイル管理部202は、共有ファイル3上のファイルを管理する。
ファイル管理テーブル203は、ファイル管理用のテーブルである。ファイル管理テーブル203には、業務上の管理(タスク)単位で共有ファイル3上のファイルのアクセス権に関する情報が格納されている。
排他制御IF部204は、ファイル排他制御装置1a、1bとのデータ通信及び障害通知を行う。
ファイル管理テーブル転送部205は、待機系の排他制御ユニット10a又は10b(又はファイル排他制御装置1a又は1b)にホスト内のファイル管理テーブル203の情報を転送する。
排他制御構成テーブル206は、排他制御ユニット10a、10bから通知された排他制御構成情報を格納するためのテーブルである。排他制御構成テーブル206は、ファイルシステムを構成するファイル排他制御装置1a、1bの接続情報、マスタ/スレーブを示す情報、ファイル排他制御装置1a、1b内の2つの排他制御ユニット10a、10bのマスタ/スレーブ関係を示す情報などを格納している。
次に、ファイル排他制御装置1a及び1bについて説明する。図2に示すように、ファイル排他制御装置1a及び1bは、内部に2つの排他制御ユニット10a、10bを有している。
各排他制御ユニット10a及び10bは、ホストIF部110と、排他制御部111と、テーブル構成更新制御部112と、障害復旧制御部113と、排他制御テーブル114と、排他制御装置間IF部115と、ユニット間IF部116と、障害要因管理テーブル117とを有している。
ホストIF部110は、各ホスト2a、2bとの通信を行う。排他制御部111は、ホスト2a、2bから通知された共有ファイル利用に関するファイル利用権の取得要求を排他制御する。
テーブル構成更新制御部112は、ホスト2a、2bからの指示により排他制御ユニット10a、10b内の排他制御テーブル114を再構築する。
障害復旧制御部113は、障害を検出してホスト2a、2bに対し終了事象報告/注意事象報告を行う。
排他制御テーブル114は、排他制御部111でファイルを排他制御するのに用いられる。排他制御テーブル114には、共有ファイル3上のファイルアクセス単位にファイルの使用中/空き/待ち状態/ホスト番号/有効時間/アクセス優先度などといった情報が格納されている。なお、「空き」は、ファイルが誰からも(どのホストからも)使用されていない状態であり、「待ち状態」はアクセス要求がキューに溜まっている状態である。
排他制御装置間IF部115は、ファイルシステムに複数のファイル排他制御装置が設けられている場合に、各ファイル排他制御装置(図2の例ではファイル排他制御装置1a、1b)間を接続する。ユニット間IF部116は、ファイル排他制御装置1a、1b内の排他制御ユニット10a、10bを互いに接続する。
障害要因管理テーブル117は、障害要因/状況対応表を含み、被疑特定情報を判断するのに用いられる。すなわち、障害要因管理テーブル117の内容は、エラーコードと、被疑箇所との対であり、障害要因管理テーブル117に保存される被疑箇所としては、CPUのキャッシュ、バスのターミネータなど、可能な限り、被疑箇所が具体的に示されている。
図2において、ホスト2a及びホスト2bは、通常業務時に共有ファイル3へのアクセスが必要となると、ファイル利用権取得要求を創出してファイル排他制御装置1a、1bに送信し、ファイル利用権を取得する。ここでは、ファイル排他制御装置1a、1bはマスタ/スレーブの関係になっている。以下では、ホスト2aがファイル排他制御装置1aにファイル利用権取得要求を出して、共有ファイル3をアクセスする場合を例に説明する。
ホスト2aの業務処理部201は、ファイル管理部202に依頼して対象のファイルへのアクセスを行う。ホスト2aのファイル管理部202は、ファイル排他制御装置1aの排他制御ユニット10a(又は10b)にファイル利用権取得要求を行う。ここでは、ホスト2aのファイル管理部202は、ファイル排他制御装置1aの排他制御ユニット10aにファイル利用権取得要求を行うものとする。
排他制御ユニット10aのホストIF部110は、ホスト2aからのファイル利用権取得要求を受け取ると、このファイル利用権取得要求を排他制御部111に送る。排他制御部111は、ホスト2aから送られてきたファイル利用権取得要求に対して、排他制御テーブル114を用いて排他制御を行う。前述したように、排他制御テーブル114には、共有ファイル3上のファイルアクセス単位にファイルの使用中/空き/待ち状態/ホスト番号/有効時間/アクセス優先度などといった情報が格納されている。排他制御部111は、ホストからのファイル利用権の取得/放棄といった共有ファイル3上のファイルアクセスに関するホスト間の排他制御を行っている。
ここで、排他制御ユニット10aの排他制御部111は、ホスト2aから送られてきたファイル利用権取得要求に対して利用可能と判定すると、ホストIF部110を通じてホスト2aに利用許可通知を送る。
ホスト2aのファイル管理部202は、排他制御ユニットから利用許可通知を受け取ると、共有ファイル3上の対象ファイルに対しアクセスを行い、その結果を業務処理部201に返す。業務処理部201は、共有ファイル3へのアクセスが終了した時点で、利用権放棄要求をファイル排他制御装置1aに送る。
次に、ファイルシステム900における障害発生処理について説明する。例えば、ホスト2aがファイル排他制御装置1aの排他制御ユニット10aに対して共有ファイル3上のファイル利用権の取得を要求し、排他制御ユニット10aがその要求を処理している最中に、障害が発生したとする。この場合、排他制御ユニット10aの障害復旧制御部113は、排他制御ユニット10aの障害要因管理テーブル117内の障害要因/状況対応表を元に被疑特定情報を判断し、ホスト2aに対し注意事象報告として対象となる部位の切り離し要求を通知する。
ホスト2aは、排他制御ユニット10aから通知された注意事象報告を元に障害が発生した部位の切り離しを判断する。
排他制御ユニット10a内は、自装置内に障害箇所があると判断される場合は、排他制御テーブル114をユニット間IF部116経由で、対となる排他制御ユニット10bへ自動的に転送する。このバックアップ処理は、通常時においてもテーブル情報の変化に合わせて実施されている。
ホスト2aは、障害部位を特定できる場合には、対象の排他制御部を切り離すのみである。これは、対となる排他制御情報が相互バックアップされているため継続動作が可能だからである。
次に障害部位が特定できない障害要因だった場合、排他制御ユニット10aの障害復旧制御部113は、ホスト2aに対し、その旨を通知する。このとき、障害が発生している部位の切り離しを通知するのではなく、排他制御テーブル114の再構築依頼を通知する。
ホスト2aは、排他制御ユニット10aから排他制御テーブル114の再構築依頼を受け付けると、ファイル管理部202によりファイル管理テーブル203上の共有ファイルに関する情報を待機系ファイル排他制御装置(例えばファイル排他制御装置1b)へ転送する。
ここで、図2では、待機系のファイル排他制御装置1bが存在しているが、このような待機系のファイル排他制御装置が存在しない場合がある。待機系のファイル排他制御装置が存在しないシステム(つまり、ファイル排他制御装置が1台で構成されたファイルシステム)では、共有ファイルに関する情報を転送すべき相手がいない。
ファイルシステム900において、待機系のファイル排他制御装置が存在しない場合、ファイル排他制御装置10aは、2つの排他制御ユニット10a、10bのうち、一方を待機系の排他制御ユニットとして定義するようにしている。
ここで、排他制御ユニット10a、10bの構成に関する情報は、排他制御構成テーブル206内に保存されている。この排他制御構成テーブル206を元に、待機系のファイル排他制御装置が定義されておらず、注意事象報告内容から障害部位がどちらの排他制御ユニット10a、10bか特定できない場合、障害を検出したファイル排他制御装置1a内の2つの排他制御ユニット10a、10bのうちの一方を待機系の排他制御ユニットとして、マスタ/スレーブの関係に定義し直す。
ホスト2aは、共有ファイル3に関する管理すべき情報としてファイル管理テーブル203を運用系で定義された排他制御ユニット10a又は10bに対し転送する。排他制御ユニット10a又は10bは、各ホスト2aから転送されたファイル管理テーブル203の情報を元にテーブル構成更新制御部112により排他制御テーブル114を再構築する。ファイル排他制御装置1aは、再構築が完了すると、ホスト2aに対して再構築が完了した旨を報告する。
再構築時におけるマスタとなる排他制御ユニット10a、10bの選択は、どのように行っても良い。また、マスタと定義した排他制御ユニット10a又は10bに障害が発生した場合、マスタとスレーブとの入れ替えが行われる。
複数のファイル排他制御装置1a、1bで構成されるシステムにおいては、排他制御ユニット10a、10bが検出した障害は、排他制御装置間IF部115を経由して、全てのファイル排他制御装置1a、1bに通知されることにより、同期の取れた情報を各ファイル排他制御装置1a、1bが持つことができる。
以上説明したように、ファイルシステム900では、ファイル排他制御装置1a、1bの内部に2つの排他制御ユニット10a、10bが設けられ、通常時には、排他制御ユニット10a、10bが負荷分散を可能とするように並行的に動作し、排他制御ユニット10a、10bのうちのどちらか一方が故障した場合は、対となる他方の排他制御ユニットに排他制御に必要な情報を引き継ぎ可能な状態となっている。このような構成では、1つの排他制御ユニットに障害が発生しても、待機系のファイルユニットに処理を引き継ぐソフトウェアリカバリ機能がサポート可能となる。
ここで、障害の発生した排他制御ユニットを切り離す方法では、どちらの排他制御ユニットに障害が発生しているかを特定できない場合に、切り離しを行うことができない、あるいは、どちらかに決めて切り離しを行うと、障害の発生している側を残してしまったときに、システムダウンの恐れがある。
これに対して、本発明では、障害が発生している場合に、排他制御ユニットをマスタ/スレーブ方式に再定義しているため、マスタにしたシステムに障害が発生していても、マスタとスレーブとを切り替えることで、障害に対する対応処理が可能である。
このように、本発明によれば、複数のホストにより共有ファイルをアクセスするファイルシステムにおいて、障害が発生したときの信頼性の向上を図ることができる。特にファイル排他制御装置が単体構成のファイルシステムにおいて、信頼性の向上を図ることができる。また、通常時は分散制御を行って処理効率の向上を図ることができる。
なお、ファイル排他制御装置1aおよび1bの全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1a、1b:ファイル排他制御装置
2a、2b:ホスト
10a、10b:排他制御ユニット
110:ホストIF部
111:排他制御部
112:テーブル構成更新制御部
113:障害復旧制御部
114:排他制御テーブル
115:排他制御装置間IF部
116:ユニット間IF部
117:障害要因管理テーブル
201:業務処理部
202:ファイル管理部
203:ファイル管理テーブル
204:排他制御IF部
205:ファイル管理テーブル転送部
206:排他制御構成テーブル

Claims (3)

  1. 複数のホストと、前記複数のホストによりアクセス可能な共有ファイルと、前記複数のホストが共有ファイルを排他的にアクセスするための排他制御を行うファイル排他制御装置とからなるファイルシステムであって、
    前記ファイル排他制御装置は、
    複数の排他制御ユニットと、
    前記複数の排他制御ユニットの排他制御情報を互いにバックアップする手段と、
    障害の発生の有無に応じて、前記複数の排他制御ユニットの構成を再構築する手段と
    を有し、
    前記複数の排他制御ユニットは、通常時には負荷分散を可能とするように動作する構成とし、障害部位が特定できない場合に、前記再構築する手段は、マスタ/スレーブの構成に再構築する
    ことを特徴とするファイルシステム。
  2. 複数のホストと、前記複数のホストによりアクセス可能な共有ファイルと、前記複数のホストが共有ファイルを排他的にアクセスするための排他制御を行うファイル排他制御装置とからなるファイルシステムの管理方法であって、
    前記ファイル排他制御装置に、複数の排他制御ユニットを設け、
    前記複数の排他制御ユニットの排他制御情報を互いにバックアップし、
    障害の発生の有無に応じて、前記複数の排他制御ユニットの構成を再構築し、
    前記複数の排他制御ユニットは、通常時には負荷分散を可能とするように動作する構成とし、障害部位が特定できない場合に、マスタ/スレーブの構成に再構築する
    ことを特徴とするファイルシステムの管理方法。
  3. 複数のホストを共有ファイルに排他的にアクセスさせるためのファイル排他制御装置であって、
    複数の排他制御ユニットと、
    前記複数の排他制御ユニットの排他制御情報を互いにバックアップする手段と、
    障害の発生の有無に応じて、前記複数の排他制御ユニットの構成を再構築する手段と
    を備え
    前記複数の排他制御ユニットは、通常時には負荷分散を可能とするように動作する構成とし、障害部位が特定できない場合に、前記再構築する手段は、マスタ/スレーブの構成に再構築する
    ことを特徴とするファイル排他制御装置。
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