JP5698049B2 - 無線通信制御方法、無線通信制御装置及び無線通信システム - Google Patents
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Description
また、最も周波数利用効率が高くできる1セル繰り返し(隣接セルで同一周波数を繰り返す)では、隣接するセルからの同一周波数の電波による干渉が厳しいため、一般には、送信信号をコード拡散するCDMA(Code Division Multiple Access)方式や冗長ビットを付加する誤り訂正符号化方法が採用されている。
また、隣接する複数のセルの境界及びその近傍における干渉を回避するために、セル境界に位置する通信端末(移動局)に対して、互いに隣接する複数の基地局が協調して、同一周波数を用いて同一信号をタイミングを合わせて送信するように基地局間で協調通信制御を行う方法が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、上記従来のCDMA方式でも、1セル繰り返しを行う場合にはセル境界において隣接する他のセルの基地局からの送信信号が強くなるため、コード拡散率を上げるなどの対処を行わなければ復号誤りが発生しやすくなり、通信品質が低下するという問題点がある。
また、上記従来の誤り訂正符号化方法では、付加する冗長ビットが多いほど同一周波数の干渉に対する耐力が増してセル境界での通信品質は向上するが、その分、周波数の利用効率が低くなるという問題点がある。
また、上記従来の基地局間で協調通信制御を行う方法では、同一信号を基地局間で共有して同時送信する必要があることから、高精度の基地局間同期や同時送信制御技術が不可欠となり、基地局間の協調通信制御が非常に複雑になる。また、通信端末(移動局)でも複数の基地局から送信された信号を同時受信して処理する必要があり、通信端末(移動局)の構成が複雑になるという問題点がある。
また、前記無線通信制御方法において、前記協調制御エリアに在圏する複数の通信端末それぞれが前記協調制御対象の周波数の電波を受信したときの受信電力及び通信品質の情報を取得し、前記複数の通信端末について取得した受信電力及び通信品質の情報に基づいて、前記複数種類の無線通信制御状態それぞれについて前記複数の通信端末それぞれのスループットを推定し、前記複数の通信端末のスループットの推定結果に基づいて、前記総合的なスループットを推定してもよい。
また、前記無線通信制御方法において、前記協調制御エリアに在圏する複数の通信端末のうち指定された一部の通信端末が前記協調制御対象の周波数の電波を受信したときの受信電力及び通信品質の情報を取得し、前記一部の通信端末以外の他の通信端末が前記協調制御対象の周波数の無線送信を受信したときの通信品質の情報を取得し、前記一部の通信端末について取得した受信電力及び通信品質の情報と前記他の通信端末について取得した通信品質の情報とに基づいて、前記複数種類の無線通信制御状態それぞれについて前記複数の通信端末それぞれのスループットを推定し、前記複数の通信端末のスループットの推定結果に基づいて、前記総合的なスループットを推定してもよい。
また、前記無線通信制御方法において、前記複数種類の無線通信制御状態それぞれについて、前記複数の通信端末それぞれのスループットの推定値に調整係数をかけた値を、前記総合的なスループットの推定に用いてもよい。
また、前記無線通信制御方法において、予め設定された所定周期で、前記協調制御エリアにおける前記無線送信の許可及び停止の制御を定期的に行ってもよい。
また、前記無線通信制御方法において、前記複数の通信端末のいずれかにおける前記協調制御対象の周波数の無線送信に対する通信品質が低下したタイミングに、前記協調制御エリアにおける前記無線送信の許可及び停止の制御を行ってもよい。
また、前記無線通信制御方法において、前記協調制御対象の周波数は、前記協調制御エリア内の複数のアンテナのそれぞれから送信可能な互いに異なる複数の周波数であり、前記複数の周波数ごとに、前記協調制御エリアにおける前記無線送信の許可及び停止の制御を行ってもよい。
前記無線通信制御装置において、前記制御手段は、前記協調制御エリアに在圏する複数の通信端末それぞれにおける前記協調制御対象の周波数の無線送信に対する通信品質に基づいて、前記協調制御エリア内の複数のアンテナのすべてから前記協調制御対象の周波数の無線送信を行う第1の無線通信制御状態と前記協調制御エリア内の複数のアンテナの一部から前記協調制御対象の周波数の無線送信を行わない少なくとも一つの第2の無線通信制御状態とを含む複数種類の無線通信制御状態それぞれについて、前記協調制御エリアに在圏する複数の通信端末それぞれのスループットを加算した総合的なスループットを推定し、前記複数種類の無線通信制御状態の中で前記推定した総合的なスループットが最も大きい無線通信制御状態になるように、前記協調制御エリア内の複数のアンテナのそれぞれから送信する前記協調制御対象の周波数の無線送信の許可及び停止を制御してもよい。
また、前記無線通信制御装置において、前記協調制御エリアに在圏する複数の通信端末それぞれが前記協調制御対象の周波数の電波を受信したときの受信電力及び通信品質の情報を取得する情報取得手段を備え、前記制御手段は、前記複数の通信端末について取得した受信電力及び通信品質の情報に基づいて、前記複数種類の無線通信制御状態それぞれについて前記複数の通信端末それぞれのスループットを推定し、前記複数の通信端末のスループットの推定結果に基づいて、前記総合的なスループットを推定してもよい。
また、前記無線通信制御装置において、前記協調制御エリアに在圏する複数の通信端末のうち指定された一部の通信端末が前記協調制御対象の周波数の電波を受信したときの受信電力及び通信品質の情報を取得し、前記一部の通信端末以外の他の通信端末が前記協調制御対象の周波数の無線送信を受信したときの通信品質の情報を取得する情報取得手段を備え、前記制御手段は、前記一部の通信端末について取得した受信電力及び通信品質の情報と前記他の通信端末について取得した通信品質の情報とに基づいて、前記複数種類の無線通信制御状態それぞれについて前記複数の通信端末それぞれのスループットを推定し、前記複数の通信端末のスループットの推定結果に基づいて、前記総合的なスループットを推定してもよい。
また、前記無線通信制御装置において、前記制御手段は、前記複数種類の無線通信制御状態それぞれについて、前記複数の通信端末それぞれのスループットの推定値に調整係数をかけた値を、前記総合的なスループットの推定に用いてもよい。
また、前記無線通信制御装置において、前記制御手段は、予め設定された所定周期で、前記協調制御エリアにおける前記無線送信の許可及び停止の制御を定期的に行ってもよい。
また、前記無線通信制御装置において、前記制御手段は、前記複数の通信端末のいずれかにおける前記協調制御対象の周波数の無線送信に対する通信品質が低下したタイミングに、前記協調制御エリアにおける前記無線送信の許可及び停止の制御を行ってもよい。
また、前記無線通信制御装置において、前記協調制御対象の周波数は、前記協調制御エリア内の複数のアンテナのそれぞれから送信可能な互いに異なる複数の周波数であり、前記制御手段は、前記複数の周波数ごとに、前記協調制御エリアにおける前記無線送信の許可及び停止の制御を行うことを特徴とするものである。
図1は、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの構成の一例を模式的に示す説明図である。本実施形態に係る無線通信システム10では、協調制御対象の任意の周波数F1を用いた無線送信のタイミングが互いに重複する複数のセル(図示の例では3つのセルC1〜C3)を含む協調制御エリアAが設定されている。そして、その協調制御エリアAにおいて、自セルに在圏する移動局である通信端末(以下「端末」という。)M1〜M3それぞれに隣接セルから送信される同一周波数F1の干渉の状況に応じて、各セルC1〜C3の基地局B1〜B3それぞれの送信の許可及び停止を制御できる構成となっている。図示の例は、3つのセルC1〜C3のうちセルC1、C3の基地局B1、B3それぞれの送信が許可され、残りのセルC2の基地局B2の送信が停止するように制御されている例である。
まず、協調制御エリア内の基地局を一つ又は複数の組合わせを順次選択する。ここで、各組合わせは互いに異なる複数種類の無線通信制御状態それぞれに対応する。この複数種類の無線通信制御状態は、協調制御エリア内の複数の基地局のアンテナのすべてから協調制御対象の周波数の無線送信を行う第1の無線通信制御状態と、協調制御エリア内の複数の基地局のアンテナの一部から協調制御対象の周波数の無線送信を行わない複数の第2の無線通信制御状態とを含む。次に、上記選択した基地局からの送信の停止を仮定し、送信されている基地局のセルに在圏する端末についてSINRの値を推定し、そのSINRの推定値に基づいて各端末のスループットCi’を推定する。次に、各端末のスループットCi’の推定値を加算してトータルスループット(CT’)を推定する。ここで、トータルスループットの推定値CT’が、トータルスループットの最大推定値CT’maxよりも大きい場合は、そのトータルスループットの推定値でトータルスループットの最大推定値CT'maxを更新する。
上記協調制御協調制御(送信停止制御)ありの場合のトータルスループット(シャノン容量)CT’は、上記各端末のスループット(シャノン容量)C1’、C2’、C3’の値を加算して、CT=6.6となる。
本例において、協調制御エリアAは、セルC1の3つのセクタS11、S12、S13を含むように決定されている。また、協調制御装置100は、各基地局200内に設けられている。
本例の場合、図6中の破線で示すセクタ境界及びその近傍に在圏する端末が、複数のアンテナから同一周波数の電波を受信する場合でも、協調制御エリアAにおけるトータルスループットの向上を図りつつ、周波数の利用効率を高めることができる。
特に、本例では、協調制御装置100及び基地局内制御装置210が各基地局200内に設けられているので、協調制御装置100と基地局内制御装置210との間の通信回線御及び通信プロトコルが不要となる。従って、無線通信システム全体の構成が簡易になる。
特に、本例の協調制御によってスループットの向上を図ることができるセル間境界領域(図8中の破線の楕円の領域X12,X23,X31)は、「従来のセクタセル構成」におけるアンテナから遠いセル間境界領域と等価にすることができる。従って、「従来のセクタセル構成」においてセクタ間協調を行う場合に比べて、より大きなスループット向上効果が期待できる。
また、本例では、協調制御装置100及び基地局内制御装置210が各基地局200内に設けられているので、協調制御装置100と基地局内制御装置210との間の通信回線御及び通信プロトコルが不要となる。従って、無線通信システム全体の構成が簡易になる。
端末Miが短い周期で定期的に協調制御エリア内の各基地局からの受信電力Eik(k=1,2,−−−,n)及びSINR(通信品質):Γiを測定し、その測定された情報を協調制御装置に送信することは、非常に大きな負荷となる。そこで、各端末から協調制御装置への情報送信を削減するために、上記受信電力Eikの情報を取得する端末、すなわち協調制御装置が上記受信電力Eikの情報を取得する端末を制限する。
例えば、協調制御エリアに在圏する複数の端末のうち予め指定された一部の端末(詳細測定が指示されていない端末)Miは、定期的に、その端末が在圏するセル(自局エリア)でのSINR(通信品質):Γiだけを測定し、その測定結果の情報を、当該セルの基地局及び協調制御装置に送信する(簡易測定)。
一方、前記一部の端末以外の他の端末(詳細測定が指示されている端末)Miは、協調制御エリア内の各基地局の受信電力Eik(k=1,2,−−−,n)及びSINR(通信品質):Γiを測定し、その測定結果の情報を、当該セルの基地局及び協調制御装置に送信する(詳細測定)。
協調制御装置は、上記詳細測定が指示されている端末Miについては、その端末Miから取得した受信電力Eik及びSINR(通信品質):Γiの情報に基づいて、次の(23)式及び(24)式に示すように、1つまたは複数を停止した場合のSINR:Γi’を推定し、スループットCi’(シャノン容量)を推定する。
図10において、協調制御装置100は、複数のセル及び基地局を含む協調制御エリアを決定し(S201)、協調制御エリア内の各端末から通信品質情報(SINR及び受信電力)を受信する。そして、協調制御装置100は、協調制御エリア内の通信品質が低下した端末から通信品質情報を受信する(S202)と、そのタイミングで上記協調制御でトータルスループットが改善するか否か、すなわち前述の判定式CT<CT’maxを満たすか否かを判断する(S203)。ここで、トータルスループットが改善すると判断した場合(S203でYes)は、上記協調制御が実行され(S204)、トータルスループットが改善しないと判断した場合(S203でNo)は上記協調制御が実行されない(S205)。
特に、本実施形態によれば、協調制御エリアAに在圏する複数の端末それぞれにおける通信品質(SINR)に基づいて、協調制御エリアA内の複数のアンテナのすべてから周波数F1の無線送信を行う第1の無線通信制御状態と、協調制御エリアA内の複数のアンテナの一部から周波数F1の無線送信を行わない少なくとも一つの第2の無線通信制御状態とを含む複数種類の無線通信制御状態それぞれについて、協調制御エリアに在圏する複数の端末それぞれのスループットCi、Ci’を加算したトータルスループットCT、CT’を推定し、その複数種類の無線通信制御状態の中でトータルスループットが最も大きい無線通信制御状態になるように、協調制御エリアA内の複数のアンテナのそれぞれから送信する周波数F1の無線送信の許可及び停止を制御している。このように予め複数種類の無線通信制御状態を想定してトータルスループットCT、CT’を推定して制御することにより、協調制御エリアAに含まれる複数のセル又はセクタにおけるトータルスループットCTをより確実に向上させることができる。
また、本実施形態によれば、協調制御エリアAに在圏する複数の端末それぞれが周波数F1の電波を受信したときの受信電力及び通信品質(SINR)の情報を取得し、その複数の端末について取得した受信電力及び通信品質(SINR)の情報に基づいて、前記複数種類の無線通信制御状態それぞれについて複数の端末それぞれのスループットCi、Ci’を推定し、その複数の端末のスループットの推定結果Ci、Ci’に基づいてトータルスループットCT、CT’を推定している。このように協調制御エリアA内の各端末の受信電力及び通信品質(SINR)の情報を取得して用いることにより、スループットCi、Ci’としてシャノン容量を算出することができるため、スループットCi、Ci’の推定が容易になる。
また、本実施形態によれば、協調制御エリアAに在圏する複数の端末のうち指定された一部の端末(詳細測定が指示されている端末)が周波数F1の電波を受信したときの受信電力及び通信品質(SINR)の情報を取得し、前記一部の端末以外の他の端末(詳細測定が指示されていない端末)が周波数F1の無線送信を受信したときの通信品質(SINR)の情報を取得し、前記一部の端末について取得した受信電力及び通信品質(SINR)の情報と前記他の端末について取得した通信品質(SINR)の情報とに基づいて、前記複数種類の無線通信制御状態それぞれについて複数の端末それぞれのスループットCi、Ci’を推定し、その複数の端末のスループットCi、Ci’の推定結果に基づいてトータルスループットCT、CT’を推定している。このように協調制御エリアAに在圏する複数の端末のうち詳細測定が指示されていない端末については、通信品質(SINR)の情報のみを測定させて取得することができるため、通信の負荷を低減することができる。
また、本実施形態によれば、前記複数種類の無線通信制御状態それぞれについて、複数の端末それぞれのスループットの推定値に調整係数αi、aiをかけた値をトータルスループットの推定に用いることにより、特定の端末のスループットCi、Ci’を強調してトータルスループットCT、CT’を推定することができる。
また、本実施形態によれば、予め設定された所定周期で、協調制御エリアAにおける無線送信の許可及び停止の制御を定期的に行うことにより、当該制御の実行タイミングの判断が容易になる。
また、本実施形態によれば、協調制御エリアAに在圏する複数の通信端末のいずれかにおける周波数F1の無線送信に対する通信品質が低下したタイミングに、協調制御エリアAにおける無線送信の許可及び停止の制御を行うことにより、通信の負荷の低減を図りつつ、協調制御エリアAのトータルスループットを向上させることができる。
また、上記各実施形態では、上記スループット及びトータルスループットそれぞれを示すパラメータとしてシャノン容量を用いた場合について説明したが、本発明は、シャノン容量以外のパラメータをスループット及びトータルスループットとして用いた場合にも同様に適用できる。
また、上記各実施形態では、上記端末の通信品質としてSINRを用いた場合について説明したが、本発明は、SINR以外のパラメータを通信品質として用いた場合にも同様に適用できる。
200 基地局
210 基地局内制御装置
220 無線送信装置
230 アンテナ
231,232,233 アンテナ
240 ベースバンド信号処理装置
251,252,253 電気/光変換器(E/O変換器)
261,262,263 高周波増幅器
271,272,273 光/電気変換器(O/E変換器)
300 通信回線
311,312,313 光ファイバ
A 協調制御エリア
B1,B2,B3 基地局
C1,C2,C3 セル
M1,M2,M3 端末(移動局)
S11,S12,S13 セクタ
S21,S22,S23 セクタ
S31,S32,S33 セクタ
Claims (9)
- 複数のセルごとに又はセルを分割した複数のセクタごとに設けられたアンテナから通信端末に送信されるセル方式の無線通信を制御する無線通信制御方法であって、
協調制御対象の周波数を用いた無線送信のタイミングが互いに重複する複数のセル又は複数のセクタを含む協調制御エリアを設定し、
前記協調制御エリアに在圏する複数の通信端末それぞれにおける前記協調制御対象の周波数の無線送信に対する通信品質に基づいて、前記協調制御エリア内の複数のアンテナのすべてから前記協調制御対象の周波数の無線送信を行う第1の無線通信制御状態と前記協調制御エリア内の複数のアンテナの一部から前記協調制御対象の周波数の無線送信を行わない少なくとも一つの第2の無線通信制御状態とを含む複数種類の無線通信制御状態それぞれについて、前記協調制御エリアに在圏する複数の通信端末それぞれのスループットを加算した総合的なスループットを推定し、
前記複数種類の無線通信制御状態の中で前記推定した総合的なスループットが最も大きい無線通信制御状態になるように、前記協調制御エリア内の複数のアンテナのそれぞれから送信する前記協調制御対象の周波数の無線送信の許可及び停止を制御する
ことを特徴とする無線通信制御方法。 - 請求項1の無線通信制御方法において、
前記協調制御エリアに在圏する複数の通信端末それぞれが前記協調制御対象の周波数の電波を受信したときの受信電力及び通信品質の情報を取得し、
前記複数の通信端末について取得した受信電力及び通信品質の情報に基づいて、前記複数種類の無線通信制御状態それぞれについて前記複数の通信端末それぞれのスループットを推定し、
前記複数の通信端末のスループットの推定結果に基づいて、前記総合的なスループットを推定することを特徴とする無線通信制御方法。 - 請求項1の無線通信制御方法において、
前記協調制御エリアに在圏する複数の通信端末のうち指定された一部の通信端末が前記協調制御対象の周波数の電波を受信したときの受信電力及び通信品質の情報を取得し、
前記一部の通信端末以外の他の通信端末が前記協調制御対象の周波数の無線送信を受信したときの通信品質の情報を取得し、
前記一部の通信端末について取得した受信電力及び通信品質の情報と前記他の通信端末について取得した通信品質の情報とに基づいて、前記複数種類の無線通信制御状態それぞれについて前記複数の通信端末それぞれのスループットを推定し、
前記複数の通信端末のスループットの推定結果に基づいて、前記総合的なスループットを推定することを特徴とする無線通信制御方法。 - 請求項1乃至3のいずれかの無線通信制御方法において、
前記複数種類の無線通信制御状態それぞれについて、前記複数の通信端末それぞれのスループットの推定値に調整係数をかけた値を、前記総合的なスループットの推定に用いることを特徴とする無線通信制御方法。 - 請求項1乃至4のいずれかの無線通信制御方法において、
予め設定された所定周期で、前記協調制御エリアにおける前記無線送信の許可及び停止の制御を定期的に行うことを特徴とする無線通信制御方法。 - 請求項1乃至4のいずれかの無線通信制御方法において、
前記複数の通信端末のいずれかにおける前記協調制御対象の周波数の無線送信に対する通信品質が低下したタイミングに、前記協調制御エリアにおける前記無線送信の許可及び停止の制御を行うことを特徴とする無線通信制御方法。 - 請求項1乃至6のいずれかの無線通信制御方法において、
前記協調制御対象の周波数は、前記協調制御エリア内の複数のアンテナのそれぞれから送信可能な互いに異なる複数の周波数であり、
前記複数の周波数ごとに、前記協調制御エリアにおける前記無線送信の許可及び停止の制御を行うことを特徴とする無線通信制御方法。 - 複数のセルごとに又はセルを分割した複数のセクタごとに設けられたアンテナから通信端末に送信されるセル方式の無線通信を制御する無線通信制御装置であって、
協調制御対象の周波数を用いた無線送信のタイミングが互いに重複する複数のセル又は複数のセクタを含む協調制御エリアを設定された協調制御エリアに在圏する複数の通信端末それぞれにおける前記協調制御対象の周波数の無線送信に対する通信品質に基づいて、前記協調制御エリア内の複数のアンテナのすべてから前記協調制御対象の周波数の無線送信を行う第1の無線通信制御状態と前記協調制御エリア内の複数のアンテナの一部から前記協調制御対象の周波数の無線送信を行わない少なくとも一つの第2の無線通信制御状態とを含む複数種類の無線通信制御状態それぞれについて、前記協調制御エリアに在圏する複数の通信端末それぞれのスループットを加算した総合的なスループットを推定し、
前記複数種類の無線通信制御状態の中で前記推定した総合的なスループットが最も大きい無線通信制御状態になるように、前記協調制御エリア内の複数のアンテナのそれぞれから送信する前記協調制御対象の周波数の無線送信の許可及び停止を制御する制御手段を備えたことを特徴とする無線通信制御装置。 - 複数のセルごとに又はセルを分割した複数のセクタごとに設けられたアンテナから通信端末に無線送信されるセル方式の無線通信システムであって、
請求項8の無線通信制御装置と、その無線通信制御装置で無線送信の許可及び停止が制御される複数の無線送信装置と、を備えたことを特徴とする無線通信システム。
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