JP5695142B2 - 生体内撮像方法 - Google Patents

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Description

胃腸管(GI)内の管路や管腔等の生体内管路や体腔内で撮像すべく構成された各種の自律的装置が開発されている。これらの装置は通常、照明用の光源と共にカプセル内に収納されたデジタルカメラを含んでいる。当該カプセルは、電池、または体外からの誘導電力により電力供給することができる。当該カプセルはまた、撮像された画像を格納するメモリおよび/または体外にある体外受信器へデータを送信する無線送信器を含んでいてよい。
一般的な診断手順には、患者がカプセルを嚥下するステップを含み、嚥下したらすぐにカメラが撮像を開始し、蠕動の作用によりカプセルが胃腸管の内側組織壁からなる体腔を通って受動的に移動するのに伴い間隔を置いて撮像し続ける。カプセルの診断ツールとしての価値は、当該カプセルが注目する器官または器官群の内側面全体を撮像することによるものである。医師が機械的に操作する内視鏡とは異なり、カプセルカメラの向きと動きは操作者の制御下になく、単にカプセルのサイズ、形状、重量、表面の粗さ等の物理的特性、および身体の体腔の物理的特性および動作だけで決定される。カプセルの物理的特性
並びにその内部の撮像システムの設計および動作は、カプセルが体腔を透過する際に対象内腔の一部の領域が撮像されないリスクを最小化するために最適化されなければならない。
撮像される器官のサイズに応じて二通りの一般的な撮像シナリオが考えられる。食道や小腸のように比較的くびれた管路では、長円形であって長さが通過径より短いカプセルは自然に管路内で長軸に沿う方向を向く。通常、カメラはカプセルの一端(または両端)で透明なドームの下側に配置されている。カメラは管路を下に見るため、画像の中央は暗い穴を含んでいる。注目する領域は画像の周辺にある腸壁である。
図1のカプセル100は、生体内の食道や小腸等の器官102の内側の体腔104内を移動できるように筐体101に収納されている。カプセルは器官の内側面106、108と接触していてよく、カメラレンズ開口部110はその視野範囲112内にある画像を撮像することができる。カプセルは、画像データを出力する出力ポート114、カメラの構成要素に電力を供給する電源116、画像を格納するメモリ118、メモリに保存する画像を圧縮する画像圧縮回路120、画像データを処理する画像プロセッサ122、および表面から散乱する光により撮像できるように表面106、108を照らすLED126を含んでいてよい。
各画像において、撮像された領域において腸壁の割合がより多く、中央の窪んだ穴の割合が少ないことが望ましい。従って、視野が大きいことが望ましい。典型的な視野は140°である。残念ながら、簡単な広角レンズでは、大きい視野角で歪みが増大し、解像度および開口数が減少する。高性能の広角および“魚眼”レンズは通常、開口および焦点距離に比べて大きく、複数のレンズ素子からなる。カプセルカメラは小型でかつ低価格であることが求められるが、そのような構成は費用対効果が良くない。更に、これらの従来型装置は、これらのレンズの正面領域で照明を浪費するため、そのような照明に使用される電力も浪費される。電力消費は常に関心事であるため、そのような照明の浪費は問題である。また更に、視野内の腸壁はカプセルから遠ざかる方向へ伸びるため、奥行きが短縮されて撮像されると共に、全体を明瞭に撮像するには相当の被写界深度を要する。被写界深度は露出感度の犠牲を伴う。
第2のシナリオは、直径がカプセルのどの寸法よりも大きい結腸等の体腔にカプセルがある場合に生じる。このシナリオでは、カプセルの向きは、何らかの機構がこれを安定させない限りはるかに予測し難い。器官内に食物、糞便、および流体が存在しないと仮定すれば、カプセルに作用する主要な力は重力、表面張力、摩擦、およびカプセルを押し付ける体腔壁の力である。体腔は、カプセルを体腔に押し付ける重力等の他の力に対する受動的な反応として、および蠕動の周期的な能動的圧力として、圧力をカプセルに対して加える。これらの力は、カプセルの動きおよび静止している間の向きを決定する。これらの各
々の力の強さおよび方向はカプセルと体腔の物理的特性の影響を受ける。例えば、カプセルの質量が大きいほど、重力はより強くなり、カプセルが円滑であるほど、摩擦力は弱まる。結腸壁のうねりは、カプセルの長軸が結腸の長軸と平行にならないようにカプセルを傾ける傾向がある。
また、体腔の大小に拘わらず、前方しか見ないカプセルからは見ることが困難な小嚢形成が存在することは公知である。例えば、小腸、大腸その他の器官の壁に隆起が存在する。これらの隆起は、器官の壁に対してやや垂直に伸びていて、背後を見ることが困難である。組織表面を適切に見るには、横からまたは反対側からみることが必要である。従来の装置は、それらの視野が実質的に前方を見ているため、このような表面を見ることが不可能である。正確な診断のためにポリープその他の不規則性を完全に観察することが必要なため、医師がこれらの器官の全領域を見ることは重要である。従来のカプセルは隆起の周
囲の隠れた領域を見ることができないため、不規則性を見落とす恐れがあり、深刻な病状の重大な診断を誤る恐れがある。従って、カプセルを用いて、これらの見落としがちな領域をより正確に見る必要がある。
図2に、人の結腸等の管路134が隆起136を除いて比較的水平であって、カメラの光軸が結腸の長軸と平行になるようにカプセルが底面132に位置している比較的直裁な例を示す。隆起は、上述の問題含みの撮像領域を例示しており、カプセル100が隆起に接近するにつれて、正面138がカプセル100によって視認および観測可能になる。
しかし、カプセルの背後140は、視野110が限られていて当該表面を捕捉しないため、カプセルのレンズからは見えない。具体的には、視野110は、表面の一部を見落とし、更にポリープ142として示す不規則性を見落とす。
視野110内の3個の被写体点にA、BおよびCとラベル付けしている。これら3個の点までの被写体距離は全く異なり、視野範囲112は、カプセルの一方の側がもう一方の側より広いため、3点全てに同時に十分焦点を合わせるために大きい被写界深度が必要とされる。また、LED(発光ダイオード)照明装置が角視野全体にわたり均一な光束を提供する場合、点Aは点Bよりも、点Bは点Cよりも明るく照らされる。従って、点Bに対する最適露出は結果的に点Aでは露出過多になり、点Cでは露出不足となる。
また、各画像に対して、視野の比較的僅かな部分しか適切な焦点および露出を有しないため、システムが非効率的になる。電力は、フラッシュ、およびCMOSまたはCCDピクセルのアレイからなる撮像装置によって、画像のあらゆる部分で消費される。更に、画像圧縮が無ければ、情報内容の乏しい画像部分を保存または送信するために更なるシステム資源が消費されるであろう。結腸内の全ての表面が十分に撮像されている可能性を最大にするために、相当の冗長性、すなわち、複数の重なり合う画像が必要である。
これらの問題を軽減する一つのアプローチは、瞬間視野を狭めながら一方で視野を可変にすることである。特許出願第2005/0146644号は、回転する視野を有する生体内センサーを開示している。照明光源もまた、瞬間視野の外側の領域が無駄に照明されないように視野と共に回転することができる。このアプローチでは無駄な照明の問題は完全にはなくならず、更に回転時に別の電力需要が生じる。また、この新方式自体は上述の被写界深度および露出制御の問題を解決しない。
従って、視野角が適切であるほど組織表面の観察精度が向上する、より改良されたカプセル利用器官撮像システムおよび方法が当分野において必要とされている。以下で明らかになるように、本発明は従来技術による問題を洗練された仕方で解決するシステムおよび方法を提供する。
上記課題を解決するため、本発明の生体内撮像方法は、光源と該光源からの少なくとも1つの光線を反射する反射器が封入され、光を透過させる透明な窓を備えたカプセル内に収納されているカメラを用いる生体内撮像方法であり、以下のステップ(a)〜(e)を含む。
(a)所定の波長範囲での電磁放射に対して少なくとも部分的に透明な窓を有するカプセル筐体を提供するステップ、
(b)患者によってカプセル筐体を摂取するステップ、
(c)上述の波長範囲での電磁放射を、カプセル筐体の窓を通して放射するステップ、
(d)この窓を通して、カメラ内の画像センサーにより、患者の被写体面による電磁放射の反射から画像を検出するステップ。
そして、上記ステップ(a)〜(d)を実行することにより、反射器により反射された後の出射光線が、透明な窓の表面上の共通点において、入射画像光線と交差しようとも、前記反射器により反射された前記出射光線及び表面法線との間の角度が、透明な窓の表面上の、反射器により反射された後の出射光線と入射画像光線とが交差する全ての点において、入射画像光線と表面法線との間の角度を上回ることにより表面からの出射光線の反射が、カメラの視野内に入らないようにする。

小腸内のカプセルカメラの視野を示す。 大腸内のカプセルカメラの視野を示す。 内視鏡カプセル内のパノラマ環状レンズ(PAL)を示す。 内視鏡カプセル内のパノラマ環状レンズ(PAL)を示す。 レンズの光軸がシリンダの長軸に沿って向けられているカプセルを示す。 LEDが第1の反射器の下方かつ外側に配置されたパノラマカメラの幾何学 的形状を示す。 カプセルに入射する光線経路を示す。 LED、筐体、および第1の反射器の外側の領域の間が屈折率整合ポッティ ング材で満たされたパノラマカプセルカメラおよびLED照明装置の別の実施形態を 示す。 図8の実施形態の光線経路を更に例示する。
本発明はパノラマ生体内カメラシステムに関する。一実施形態において、本システムはカプセルとして構成されており、パノラマカメラがカプセル内に収納されていて、カプセル近辺または周囲の組織表面のパノラマ画像を撮像すべく構成されている。光学システムが、カプセルの外側にある注目領域をカメラシステムに対して照明すべく構成されている。より一般的には、本発明は、例えばカプセル等の送達システムとして機能する筐体を含む遠隔撮像システムを提供する。当該筐体は、遠隔撮像システムを機能させるべくそして保護すべく、封入する。カメラが筐体内に封入されていて、被験者の食道、結腸や小腸その他の器官内に、筐体のすぐ外側を囲む環境のパノラマ画像を撮像すべく構成されている。カメラに照明光源を提供すべく光源も含まれている。少なくとも1個の電源が光源および処理システムに電子的に結合され各々に電力を供給することができる。
光学システムは、パノラマカメラへ画像を露出させるための透明な窓を含んでいてよい。パノラマカメラは、経度方向の視野および緯度方向の視野をもつことができ、カメラは器官のパノラマ画像を撮像すべく構成されている。
一実施形態において、本発明は生体内撮像システムを目的としており、本システムは入射瞳を有するカメラを含み、当該カメラは当該カメラを囲む環境のパノラマ画像を撮像すべく構成されていて、当該パノラマ画像が単一の画像平面上へ撮像される。本システムは更に、カメラに対して照明光源を提供する光源、およびカメラと光源を封入する閉じた筐体を含んでいる。本システムは更に、光源とカメラに電力を供給する電源を含んでいてよく、電源はカプセル内に配置された電池であってよい。電源は、カプセルの外側に配置された誘導電源であって、カプセル内に電力を誘導し、カメラと照明光源に電力を供給すべく構成されていてよい。閉じた筐体は、パノラマカメラ内へ光を透過させる透明な窓を含んでいてよく、パノラマカメラは、カプセルの長軸に対してある範囲の視野角により画定される経度方向の視野および長軸回りの方位角のパノラマ範囲により画定される緯度方向の視野をもつことにより、カメラは、実質的に360度の緯度方向視野、および0度超の角度から90度超の角度の範囲にわたる経度方向視野をカバーするパノラマ画像を撮像することができる。
カメラは、角視野が実質的に平面全体を含むように長軸を有していてよく、当該平面は軸に垂直であって瞳と交差する。本システムは、画像の焦点を単一の画像平面に合わせるべく構成されたパノラマ環状レンズを備えた光学システムを含んでいてよい。カプセルは、長円形の本体を有し、本体の長さに沿った長軸を有すべく構成されていてよく、本システムは更に、パノラマカメラにより長軸の回りに放射状に単一画像平面上へ撮像可能にするパノラマ環状レンズを有する光学システムを含んでいる。カメラは、カプセル内で長軸の回りに放射状に撮像すべく向けられていて、カプセルの移動の主方向と平行な向きにあ
る組織表面の視認を可能にし、かつ単一画像平面上への組織表面の撮像を可能にすべくカプセルに対して実質的に垂直な視野を有する。カプセルは長円形の筐体を有していてよく、カメラは筐体内で、長軸の回りを放射状に、かつ本体の軸に沿って撮像すべく向けられていて、本システムは更に、パノラマ環状レンズと、物体からの光線を当該パノラマ環状レンズ内へ受光すべく長円形の本体の領域を実質的に囲むように配置された窓を有する光学システムを含んでいる。長軸はパノラマ環状レンズの同心対称軸であってよい。
パノラマ環状レンズは、同心対称軸を有していてよく、入射光が第1の屈折面を通って透明な媒体に入射できるように構成された2個の屈折面および2個の反射面を含んでいる。あるいは、パノラマ環状レンズは同心対称軸を有していてよく、入射光が第1の屈折面を通って透明な媒体に入射して第1の反射面により反射され、次いで第2の反射面により反射され、次いで第2の屈折面を通って媒体から出射できるように構成された2個の屈折面および2個の反射面を含んでいる。パノラマ環状レンズは、同心軸上の視点から円筒状の視野を有する画像を生成すべく構成されていてよい。反射および屈折面は、回転尖円面であってよく、第1反射器の円錐定数は−0.6〜+2の範囲にある。反射および屈折面はまた、回転尖円面であってよく、第1反射面の円錐定数は−0.6〜+2の範囲にあり、第2反射面の円錐定数は第1反射面の円錐定数より小さくなるように選ばれている。反射および屈折面は、回転尖円面、回転楕円面、または回転非楕円面のうち一つであってよい。
本システムは更に、撮像された複数の画像からなる連続画像を生成すべく構成されたデータプロセッサを含んでいてよい。本データプロセッサは、カプセルの外側に配置されていてよい。本データプロセッサは、撮像された複数の隣接する画像からなる連続画像を生成すべく構成されていてよい。本システムは更に、撮像された画像を格納すべく構成されたメモリを含んでいてよく、メモリは電子メモリその他の種類のメモリである。メモリはカプセル内に配置されていてよい。メモリはカプセル内に配置されていてよく、プロセッサは画像データを圧縮し、圧縮された画像データを電子メモリに格納すべく構成されている。
メモリは、カプセルの外側に配置されていてよく、画像データは後続する処理のためにメモリに格納され、本システムは更に、画像データを圧縮して、圧縮された画像データをメモリに格納すべく構成された遠隔プロセッサを含んでいてよい。
本システムは更に、パノラマカメラにより撮像された画像を、撮像された画像を受信すべく構成された遠隔受信器へ送信すべく構成された送信モジュールを含んでいてよい。送信モジュールは、パノラマカメラにより撮像された画像を、撮像された画像を画像プロセッサで処理するために格納すべく構成されたデータ格納部を有する遠隔受信器へ送信すべく構成されていてよい。
本システムは、単一の画像平面上へ胃腸管のパノラマ生体内撮像を行なう装置を提供することにより、動作時に生体内撮像の方法を実行することができる。本方法は更に、カプセルから電磁放射線の放射を行なうステップと、胃腸管内の移動の主方向に垂直な方向の全方向を実質的に含む視野から組織のパノラマ画像を形成するのに用いるために、組織表面からの電磁放射線の反射を受信するステップと、を含んでいる。
本方法は更に、圧縮された画像データを処理すべくホストコンピュータにアップロードするステップを含んでいてよく、画像センサーにより検知された画像の圧縮を最初に実行して圧縮された画像データを生成することができる。本処理は更に、カプセル内の画像センサーにより検知された画像の圧縮を実行して圧縮された画像データを生成し、圧縮された画像データをカプセル内のメモリに格納し、次いで圧縮された画像データをホストコンピュータにアップロードするステップを含んでいてよい。画像をホストコンピュータにアップロードするステップは更に、カプセルの筐体を回収して、カプセルをホストコンピュータに接続することにより画像をアップロードするステップを含んでいてよい。画像をホストコンピュータにアップロードするステップは更に、カプセルからホストコンピュータへ画像を送信することにより画像をアップロードするステップを含んでいてよい。
無線システムにおいて本方法は更に、圧縮された画像データを無線信号によりホストコンピュータにアップロードするステップを含んでいてよい。本方法はまた、画像センサーにより検知された画像の圧縮を実行して圧縮された画像データを生成し、次いで圧縮された画像データをホストコンピュータに無線通信信号を介してアップロードすることができる。
本方法は、カプセル内の画像センサーにより検知された画像の圧縮を実行して圧縮された画像データを生成し、圧縮された画像データをカプセル内のメモリに格納し、次いで圧縮された画像データを、無線通信信号を介してホストコンピュータにアップロードすることにより処理を実行することができる。
より具体的には、カプセル内に収納されているカメラを用いる生体内撮像方法は、所与の波長範囲での電磁放射に対して少なくとも部分的に透明な部分を有するカプセル筐体を提供し、患者がカプセルを摂取し、カプセルから所与の波長範囲の電磁放射線を放射し、パノラマカメラを用いて画像センサーにより電磁放射線の反射から画像を検知し、カプセル内の画像センサーにより検知された画像の圧縮を、画像をカプセル内のトランジスタメモリに保存する前に実行し、カプセルを患者から回収し、次いで画像をホストコンピュータにアップロードするステップを含む。
また別の実施形態において、本発明は生体内撮像用のカメラを収納すべく構成されたカプセルを提供し、当該カプセルはパノラマカメラおよび照明光源を含んでいる。当該カプセルは、カメラ視野内の入射画像光線と窓の内側および外側面との交差により境界が画定された内側および外側の透明な窓表面領域の第1の組と、カプセルの内側から外側へ透過する光線と窓の内側および外側面との交差により境界が画定された内側および外側の透明な窓表面領域の第2の組とを有する閉カプセルであってよく、各組の内側面の領域と各組の外側面の領域とが十分にずれていることにより、窓表面の共通位置のどこで入射画像光線と出射照明光線が交差するかに関わらず、出射光線と当該表面の法線との間の角度が入射光線と当該表面の法線との間の角度を上回るため、当該表面からの出射光線の反射がカメラ視野内に入らない。各組の内側面の領域は重なり合わない。あるいは、各組の外側面の領域は重なり合わない。カプセルは更に、照明光源からの照明光をカメラから遠さかる方向へ、かつ被写体面へ向けて反射すべく構成された反射器を含んでいてよい。カメラは、被写体面から反射された照明光を受光すべく構成されたレンズを含んでいてよく、カプセルは、迷光が被写体面により散乱されることなくカメラレンズに直接入射するのを防止するように、照明光源からの照明光をカメラから遠ざかる方向へ反射すべく構成された反射器を有する。
パノラマ環状レンズ(PAL)302を有するカプセルカメラ300の別の実施形態を図3に模式的に示す。レンズ302は同心対称軸を有して、2個の屈折面および2個の反射面を含んでいることにより、入射光が第1の屈折面を通って透明な媒体へ入射して、第1の反射面、次いで第2の反射面により反射され、次いで第2の屈折面を通って媒体から出射する。
カプセルカメラ300は、撮像されている組織表面等、カプセルの外側の被写体を照明すべく構成されたLED出力304を含んでいる。LEDは、いかなるLED迷光もレンズ302から遠ざかる方へ反射すべく構成されたLED反射器306を含んでいる。LED光線の目的は、画像が記録できるように、組織表面から反射されてレンズ302に入射することである。反射器は、光源、LEDからのあらゆる光をレンズ302から遠ざかる方へ反射することにより組織表面から反射された光線だけが撮像される働きをする。LEDは、導線またはプレート307を介して互いに接続されていて各LEDに電力を分配する印刷回路基板(PCB)305に接続されている。レンズ302は、組織表面等の外側面から反射光線308を受光して撮像すべく構成されていて、反射された光線を第1の屈折器310を介して受光する。屈折光線312は第1の反射器314へ伝送され、第1の反射器314は反射光線316を第2の反射器318の表面へ伝送する。第2の反射器は次いで、第2の屈折器322を介して反射光線320を反射し、開口部326を通して屈折光線324をリレーレンズシステム327へ送る。
図に示すシステムはクック・トリプレット・リレー・レンズであり、第2の屈折器322からの屈折光線324を受光する第1のレンズ328を含んでいる。第1のレンズは、光線330の焦点を第2のレンズ332に合わせる。これらの焦点を合わされた光線334は第3のレンズ336へ送られ、第3のレンズ336は光線338の焦点をセンサー340に合わせる。センサーは、カプセルの外壁344に接続されたPCB342に搭載されている。
カプセル300は更に、センサーを保持しているPCB342を、導体プレート即ち導線307に接続する導電体346を含んでいる。導電体346は、LED304を保持する導体プレート307およびPCB305を介してLED304に電力を供給すべく構成されている。当業者は、添付の請求項により規定される本発明の概念および範囲から逸脱することなく、他の構成が可能であることを理解されよう。
PALレンズ302は、円筒状の視野により同心軸上の視点からの画像を生成する。レンズ302の表面は錐状回転面であっても、あるいは、他の回転楕円体または非楕円回転体形状であってもよい。好適な実施形態において、第1の反射器の円錐定数は、−0.6〜+2の範囲にあるのが最適であって、第2の反射器の円錐定数は第1の円錐定数よりも小さくなるように選ばれている。例えば、第1の反射器は楕円体であって、第2の反射器は双曲面であってよい。
PALレンズ302の後側のリレー撮像装置は、CMOSまたはCCDアレイとして一般に知られる2次元光センサー340上に画像を形成する。図3にクック・トリプレット・リレー・レンズ327を示す。当分野で公知であってダブルガウス構成を含む構成がある。
図4を参照するに、リレー撮像システム用の総トラック長が減少されたレンズ設計350を示す。レンズ350は、組織表面等の外側面から反射光線352を受光して撮像すべく構成されていて、反射された光線を第1の屈折器354を介して受光する。屈折光線356は第1の反射器358へ伝送され、第1の反射器358は反射光線360を第2の反射器362の表面へ伝送する。第2の反射器は次いで、反射光線364を第2の屈折器366を介して反射し、開口部326を通して屈折光線365をリレーレンズシステム368へ送る。リレーレンズシステムは、光線の焦点をセンサー340に合わせるべくレンズ
370,372,374,376で構成されている。撮像システムの総光路が減少していることにより、撮像カプセル内のカメラのより小型に設計および製造することができ、異なる設計および構成が可能になる。
図3または図4に示す実施形態のいずれにおいても、カプセルカメラは、円筒状視野を画像平面にマッピングすべく、リレーレンズと合わせて、放物面、回転楕円体、円錐、または四面体の形状をなす単一の反射器を利用するものを含む、他のパノラマレンズ設計を代わりに用いてよい。他の設計では単一の凹楕円体反射器を利用する場合がある。
再び図3を参照するに、図は内視鏡カプセル内のPALレンズ302を図示している。当該カプセルは、半球状の端部を有するシリンダとして示されている。好適な実施形態において、少なくともカプセル筐体の円周帯は、照明光がカプセルから出射して、画像光がカプセルに入射できるように透明でなければならない。好適な実施形態において、レンズの光軸は、シリンダの長軸(図5)に沿った、あるいは楕円体カプセル構成では楕円体の主軸に沿った向きに合わせられている。
図5を参照するに、LED304は、組織表面等の被写体面130上に光線A、B、Cを放射すべく構成されている。カプセル壁311は、各々が第1の屈折器310で受光される入射光線A”、B”、C”に対して透過的である。LED光線A’、B’、C’はレンズ302から反射されることにより、LED光線はセンサー340により撮像された画像を歪ませない。
上で述べたように、レンズ302は、組織表面等の外側面から反射光線308を受光して撮像すべく構成されていて、反射された光線を第1の屈折器310を介して受光する。屈折光線312は第1の反射器314へ伝送され、第1の反射器314は反射光線316を第2の反射器318の表面へ伝送する。第2の反射器は次いで、反射光線320を第2の屈折器322を介して反射し、開口部326を通して屈折光線324をリレーレンズシステム327へ送る。
しかし、カプセルは任意の長円または球面形状であってよく、光軸はカプセル内で任意の方向を向いていてよい。第2の反射器上方のレンズの端と第1の反射器下方の領域との間に電気的接続があればある程度視野が不明瞭になる。センサーは必然的にレンズの下方にある。従って、レンズの上方に配置された電子部品とセンサーは、導線接続が錯綜することなしには共通の電力供給および制御回路を共有するができない。従って、第2の反射器がカプセルの一端に隣接する状態でレンズを配置することが好都合である。同様に、PALの準球面形状がカプセルの半球の端に無駄なくはまり込む。しかし、レンズ上方のカ
プセルの端に風船が取り付けられている場合、風船が視野に入らないようにレンズを下げることが望ましいであろう。レンズの上方に電池が配置されている場合、導線が細いか、またはインジウム酸化物等の透明な導電材料である場合、レンズの上方から下方まで最小限の口径食(ケラレ)で電気的接続を行なうことができる。
再び図3aを参照するに、発光ダイオード(LED)照明光源が、PALの外側かつ第1の屈折面の下方の多層印刷回路基板(PCB)に存在する。LEDは、その低コスト、高効率性、小型であること、および低コヒーレンス(スペックルを防止する)により魅力的光源である。レーザー、白熱灯、アーク灯、または蛍光光源等の他の照明光源も同様に考えられる。カラー写真は白色光源を必要とする。LEDにより励起され、より長い波長で光子を発する、燐光発光材料と共に青色または紫色LEDを含む白色LEDが利用できる。白色光源は、可視スペクトル内の赤、緑、青等の異なる色で発光し、連続スペクトル
白色光源と同様に、センサー(特定の色帯域に感応するピクセルを有する)から同じスペクトル応答を共に生成するLEDまたはレーザーの組合せを含んでいてよい。
LEDを保持するPCBはまた、LEDの取り付け台、リレーレンズ用のバッフルおよび/または開口絞りとしても機能することができる。あるいは、これらの機能を実行する構造は、リレーレンズバレルと共にPCBに取り付けたり、PCBを支持することができる。LED駆動回路は、同一PCB上に、または他のPCB上に配置されていてよい。いずれの場合も、LEDに制御信号を渡さなければならない。従って、LED−PCBと他のPCB、例えばセンサーを保持するPCB、との間で何らかの電気的接続が必要である。このコネクタは、フレキシブルPCB、一連の導電性ピンまたは導線であっても、ある
いは他の何らかのコネクタの形状であってもよい。
カプセルカメラに伴う潜在的な問題は、カプセル本体の外側面および内側面により反射された照明光がセンサーに影響を及ぼす恐れがあることである。反射防止コーティングによりこれらの反射を減らすことができるが、カプセルにこれらのコーティングを施すことでシステムのコストが増加する。しかし、正しい幾何学的形状は、反射がセンサー上の画像と重ならないことを保証する。米国特許第6,836,377号および米国特許第6,918,872号に、非パノラマカプセルカメラのそのような2個の幾何学的形状を開示している。第1の形状では、カプセルのドームは楕円であり、中心にセンサーがあってLEDが焦曲線上にある。第2の形状では、ドームは球状であり、中心にセンサーがあって同一平面内のLEDが球の端側にある。
図6に、LEDが第1の反射器の下方かつ外側に配置されたパノラマカプセルカメラの幾何学的形状を示す。反射プリズム502が、プリズムの1個の面が長軸に対して概ね45°の角度にある状態で各LED504の上方に配置されている。この面には、LEDから光を物体または被写体面へ反射する金属または誘電体反射コーティングが施されていてよい。一実施形態において、各LEDに別々のプリズムを使用するのではなく、断面が三角形の連続リングを単一の反射器502内に形成してもよい。好適な実施形態において、当該リングは屈折率がカプセル筐体506の屈折率と実質的に同じである材料で作られて
いて、リングと筐体の間の界面での反射が最小化されるように、屈折率整合接着剤を用いて筐体に接着してもよい。図に、LED504から腸壁508まで到達する光線A、B、およびCを示す。散乱光は、経路A’、B’、およびC’に沿って進行し、レンズ510により集光されてセンサー(図示せず)上に撮像される。反射512は、カプセルの外側面で生じる。しかし、破線で示すこれらの反射は、プリズム(またはリング)内へ反射されて戻り、レンズにより集光することはできない。
引き続き図6を参照するに、2個の追加的な光線DおよびEを示す。光線Dは反射器502からの光であって、鋭角で屈折して、壁がより近い場合、視野内の腸壁を照明する。
光線Dの反射もまたリング内へ逆向きに戻る。光線Eは、リングの上端を越えて行く。しかし、筐体の外壁への入射角は、全内部反射の臨界角を上回る。カプセルの壁は、反射光を中に収容する光パイプとして機能し、光の大部分は第2の反射器とカプセルの上端の間に配置されたブロックから散乱してレンズから遠ざかる。
図6に隆起520も示す。背景技術の項で議論したように、そのような隆起は従来の装置を使用した場合に視認における問題が生じる。すなわち、従来技術カプセルは、カプセルが隆起に接近するにつれて前方522を視認して観察することができるが、視野が制限されるため後方524を見落とす。ポリープ526またはポリープの後の領域は通常、従来型装置では観察不可能である。一方、本発明は、後方524およびポリープ526を観察するのにより有用かつ正確な手段を提供する。すなわち、カメラは、図に示すような光線Cによりこれらの表面を見ることが可能である。光線Cは次いで反射されて、カプセルのシェルを通ってカメラへ戻ってレンズ510へ入射する光線C’となる。従って、本発明は、従来技術によるカプセルカメラではこれまで視認できなかったこれらの遠隔表面を観察するための極めて有用かつ効果的な手段を提供する。
図7において、光線Aはカメラの開口部が撮像する最大視野角で位置Pからカプセルに入射する。筐体の本体内で、光線は表面の法線に対して角度αをなす。LEDから位置Pへα以下の角度で透過できる光線が存在しない場合、筐体の外壁から反射されたLED光は一切カメラ開口部に入射しない。プリズムの頂点と、面の法線に対し角度−αで点Pから伸びる線分の筐体内壁との交点との距離gが存在する限り、プリズム下方のLEDの正確な位置に拘らずこの条件が満たされる。
図8に、パノラマカプセルカメラ702およびLED照明装置704の同様の実施形態を示す。この場合、LED、筐体、および第1の反射器の外側の間の領域は、屈折率整合ポッティング材706で満たされている。この領域は本質的に、図7のプリズムまたはリング602と同等の照明装置として機能を果たす。しかし、この方式は、図7の間隙gを除去する。光線Aはカメラの開口部が撮像する最大視野角で位置Pからカプセルに入射する。光線は、筐体表面の法線に対して角度αをなす。表面の法線は、水平方向に対して角度βをなす。光線Aは、筐体壁内の表面の法線に対して角度αをなし、nsinα
=sinα、nは筐体の屈折率である。LEDから発せられて、第1の反射器の遠端から反射された光線は、筐体に入射して位置Pで外壁と交差する。この光線が表面の法線に対して角度−αをなす場合、壁から反射された光線がカメラの視野内に入る。そのような光線が存在しないことを保証するために、LEDは、第1の反射器の最外端での接線と、LED発光面の平面との交点から距離a以上離して配置されなければならない。次式が示される。
[数1]
a=h[cot(γ)−cot(2γ−α−β)]
ここに、hはLED平面から光線反射器の切片までの距離、γは接線がLED平面となす角度である。
図9を参照するに、カプセルの直径806と同等のまたはより小さい直径804を有する体腔802を有する小腸その他の器官を撮像するパノラマカプセルカメラ800を示す。直径が同等である場合、カプセルは体腔壁に密着する。従って、体腔壁はカプセルの外壁に接触するかまたはその近くにある。体腔の直径がカプセルの直径よりも小さい場合、カプセルが体腔を透過する際に、カプセルにより体腔の内側面がカプセルの回りで拡張してカプセルに寄りかかる。図に示す態様において、入射瞳は、光線810がLED光源812の出力814から発せられ、体腔の内壁816から反射されて、反射光線818としてカプセルへ戻る領域808である。本実施形態において、パノラマカメラ800の瞳808は、半球状または同様に形成された透明なカプセル端ドーム820の湾曲中心またはその近傍に配置されている。LED出力814は、LED出力814から発せられた光線810がカメラへ逆向きに入射して、LED光線810が第1の反射器822、824上へ、次いで第2の反射器の表面826,828上へ各々、およびセンサー(図9に示さず)上へ反射されないように配置されている。従って、カプセルの内側または外側面のいずれかから反射されたLED光は一切、カメラ入射瞳により集光されず、かつセンサーへ伝送されて撮像された画像の品質に歪みその他の影響を及ぼすことがない。オプションとして、屈折率整合ポッティング接着剤830をカメラレンズ反射面828、826とカプセル筐体820との間に配置してもよい。あるいは、レンズ自体をカプセル筐体に対して間隙が殆どまたは全くないようにぴったり合わせることができる。引き続き図9を参照するに、本実施形態は、入射瞳808を透過する各種の照明光線のうち、腸壁の表面により散乱されて反射されたLED光線810を示す。
本発明は、例えば、画像処理機能をソフトウェアアプリケーション(オペレーティングシステム要素として)、専用プロセッサ、または専用コードを有する専用プロセッサとして構成されることにより実装することができる。カプセル内に配置された小型の専用プロセッサがセンサーと連動して限定された機能を実行して画像の撮像および送信を行なうようにしてもよい。一実施形態において、プロセッサは、簡単な論理回路、専用マイクロプロセッサ、集積回路、あるいは画像データを担持する画像信号を受信すべく構成された近接配置された受信器のように単に画像信号を遠隔位置へ送信すべく構成された他のプロセッサであってよい。そこから、画像データを格納、処理、転送、他のプロセッサへのアップロード、または別途利用することができる。
画像データは最初に、カプセル内で圧縮することができるため、より少ないデータ量を遠隔位置へ送信することができる。これにより、情報の送信に要する電力を減らせる。本発明は、カプセルによるパノラマ画像の撮像に関する。従って、送信される情報の量がかなりの量であり、送信量を減らすにはそのようなデータの圧縮が望ましい。送信には相当の電力を必要とするため、電力節減は極めて重要である。従って、送信前に圧縮により送信されるデータの量を減らすことが望ましい。多くの圧縮技術が当業者に公知であるが、本発明はいかなる特定の方法または技術に限定されない。
ソフトウェアは、コードとも呼ばれる一連の機械可読命令を実行する。これらの命令は、各種の信号担持媒体に格納されていてよい。この点で、本発明の一態様は、上で述べた本発明に関する処理方法および他の機能を実行すべくデジタル処理装置により実行可能な機械可読命令のプログラムを具体的に実装している信号担持媒体または信号担持媒体群を含む、プログラム製品に関する。
この信号担持媒体は、例えば、特定の構成に応じてカプセル内に配置されたメモリ、ホストコンピュータまたはサーバ内のメモリを含んでいてよい。メモリは、不揮発性記憶装置、データディスク、またはインストール用にプロセッサにダウンロードする専用サーバまたはベンダーサーバ上のメモリであってもよい。あるいは、これらの命令は光データ記憶ディスク等の信号担持媒体に実装されていてもよい。あるいは、これらの命令は、各種の機械可読データ記憶媒体または媒体群のいずれかに格納されていてもよく、これらには例えば、”ハードディスクドライブ”、RAIDアレイ、RAMAC、磁気データ記憶デ
ィスケット(フロッピーディスク等)、磁気テープ、デジタル光テープ、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、光磁気記憶、紙穿孔カード、あるいは、電気、光および/または無線の、デジタルおよび/またはアナログ通信リンク等の送信媒体を含む他の任意の適当な信号担持媒体を含んでいてよい。一例として、機械可読命令は、”C++”等の言語からコンパイルされたソフトウェアオブジェクトコードを含んでいてよい。
更に、プログラムコードは例えば、圧縮、暗号化、またはその両方がなされていてよく、実行可能ファイル、スクリプトファイルおよびインストール用のウィザードをZipファイルおよびcabファイルとして含んでいてよい。本明細書で用いる、信号担持媒体に格納されている機械可読命令またはコードという用語は、上述の配信手段の全て含んでいる。
上の開示内容は本発明の多くの例示的実施形態を示すが、添付の請求項により規定される本発明の範囲から逸脱することなく各種の変更および改造が可能であることは当業者には明らかであろう。更に、本発明の要素が単数形で記述または権利請求されている場合があるが、単数への限定を明示的に述べていない限り複数の場合も考慮されている。
100・・・カプセル
101 筐体
102 器官
104 体腔
106、108 内側面
110 カメラレンズ開口部
112 視野
114 出力ポート
116 電源
118 メモリ
120 画像圧縮回路
122 画像プロセッサ
124 センサー
126 LED
130 被写体面
132 底面
134 管路
136 隆起
138 正面
140 カプセルの背後
142 ポリープ
300 カプセルカメラ
302 レンズ
304 LED
305 印刷回路基板
306 LED反射器
308 反射光線
310 第1屈折器
311 カプセル壁
312 屈折光線
314 第1反射器
316 反射光線
318 第2反射器
320 反射光線
322 第2屈折器
324 屈折光線
326 開口部
327 リレーレンズシステム
328 第1レンズ
330 光線
332 第2レンズ
334 光線
336 第3レンズ
338 光線
340 センサー
342 印刷回路基板
344 カプセル外壁
346 電気コネクタ
350 レンズ設計
352 反射光線
354 第1屈折器
356 屈折光線
358 第1反射器
360 反射光線
362 第2反射器
364 反射光線
365 屈折光線
366 第2屈折器
368 リレーレンズシステム
370,372,374,376 レンズ
502 反射プリズム
504 LED
506 カプセル筐体
508 腸壁
510 レンズ
520 隆起
522 前方
524 後方
526 ポリープ
602 リング
702 パノラマカプセルカメラ
704 第1反射器
706 ポッティング材
800 パノラマカプセルカメラ
802 体腔
804 体腔の直径
806 カプセルの直径
808 パノラマカメラ
810 光線
812 LED光源
814 出力
816 体腔の内壁
818 反射光線
820 カプセル端ドーム
822,824 第1反射器
826,828 第2反射器
830 屈折率整合ポッティング接着剤

Claims (12)

  1. 光源と該光源からの少なくとも1つの光線を反射する反射器が封入され、光を透過させる透明な窓を備えたカプセル内に収納されているカメラを用いる生体内撮像方法であって、
    所定の波長範囲での電磁放射に対して少なくとも部分的に前記透明な窓を有するカプセル筐体を提供するステップと、
    患者前記カプセル筐体を摂取するステップと、
    前記波長範囲での電磁放射を、前記カプセル筐体の窓の表面領域を通して放射するステップと、
    前記窓を通して、前記カメラ内の画像センサーにより、前記患者の被写体面による前記電磁放射の反射から画像を検出するステップと、を含み、
    前記反射器により反射された後の出射光線が、前記透明な窓の表面上の共通点において、入射画像光線と交差しようとも、前記反射器により反射された前記出射光線及び表面法線との間の角度が、透明な窓の表面上の、反射器により反射された後の出射光線と入射画像光線とが交差する全ての点において、入射画像光線と表面法線との間の角度を上回ることにより、前記表面からの出射光線の反射が、前記カメラの視野内に入らないようにした、
    生体内撮像方法。
  2. 前記検出の結果としての画像を圧縮して圧縮された画像データを生成するステップと、
    前記圧縮された画像データをコンピュータにアップロードするステップと、を更に含む、
    請求項1に記載の生体内撮像方法。
  3. 前記圧縮の後で、前記アップロードの前に、前記圧縮された画像データを前記カプセルのメモリに格納するステップを更に含む、
    請求項2に記載の生体内撮像方法。
  4. 前記圧縮された画像データをコンピュータにアップロードするステップは、前記カプセル筐体を回収するステップと、前記カプセルを前記コンピュータに接続するステップと、を更に含む、
    請求項2に記載の生体内撮像方法。
  5. 前記画像データをコンピュータにアップロードするステップは、前記画像データを前記カプセルから前記コンピュータへ送信するステップを更に含む、
    請求項2に記載の生体内撮像方法。
  6. 前記画像センサーで検出された前記画像を、無線信号でコンピュータにアップロードするステップを更に含む、
    請求項1に記載の生体内撮像方法。
  7. 前記検出の結果としての画像を圧縮して、圧縮された画像データを生成するステップと、
    前記圧縮された画像データを、無線通信信号を介してコンピュータにアップロードするステップと、を更に含む、
    請求項1に記載の生体内撮像方法。
  8. 前記カプセル内の画像センサーにより検出された画像の圧縮を実行して圧縮された画像データを生成するステップと、
    前記圧縮された画像データを前記カプセル内のメモリに格納するステップと、
    前記圧縮された画像データを、無線通信信号を介してコンピュータにアップロードするステップと、を更に含む、
    請求項1に記載の生体内撮像方法。
  9. 前記カメラの視野は、180度を超える、
    請求項1に記載の生体内撮像方法。
  10. 前記カメラはパノラマカメラである、
    請求項1に記載の生体内撮像方法。
  11. 前記検出の結果としての複数の画像を含む連続画像を生成するステップを更に含む、
    請求項1に記載の生体内撮像方法。
  12. 画像データを、前記画像センサーから、前記患者の外側の受信機にアップロードするステップを更に含む、
    請求項1に記載の生体内撮像方法。
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