JP5694539B2 - ワイヤレスネットワークにおける干渉緩和のための方法および装置 - Google Patents

ワイヤレスネットワークにおける干渉緩和のための方法および装置 Download PDF

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、参照によってその全体が明白に本明細書に組み込まれている、2010年9月17日に出願した、「JOINT RADIO RESOURCE MANAGEMENT AND INTERFERENCE MITIGATION PROCEDURES FOR WIRELESS NETWORKS」という名称の仮出願第61/384,163号、および2011年9月14日に出願した、「METHOD AND APPARATUS FOR INTERFERENCE MITIGATION IN WIRELESS NETWORKS」という名称の米国特許出願第13/232,883号に対する優先権を主張する。
背景
(分野)
以下の説明は、概してワイヤレスネットワーク通信に関し、より詳細には、干渉を緩和するための要件に関する。
(背景)
ワイヤレス通信システムは、たとえばボイス、データなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、使用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力、...)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムとすることができる。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムなどがある。さらに、システムは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)(たとえば、3GPP LTE(ロングタームエボリューション(Long Term Evolution))/LTE−Advanced)、ウルトラモバイルブロードバンド(ultra mobile broadband)(UMB)、エボリューションデータオプティマイズド(evolution data optimized)(EV−DO)などの規格に準拠することができる。
一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のモバイルデバイスのための通信を同時にサポートすることができる。各モバイルデバイスは、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数の基地局と通信し得る。順方向リンク(またはダウンリンク)は基地局からモバイルデバイスへの通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)はモバイルデバイスから基地局への通信リンクを指す。さらに、モバイルデバイスと基地局との間の通信は、単入力単出力(SISO)システム、多入力単出力(MISO)システム、多入力多出力(MIMO)システムなどを介して確立され得る。
従来の基地局を補うために、追加の制限付き基地局を展開して、よりロバストなワイヤレスカバレージをモバイルデバイスに与え得る。たとえば、増分キャパシティの増大、よりリッチなユーザエクスペリエンス、屋内または他の特定の地理的カバレージなどのために、(たとえば、一般に、集合的にH(e)NBと呼ばれるホームノードBまたはホームeNB、フェムトノード、ピコノードなどと呼ばれることがある)ワイヤレス中継局および低電力基地局が展開され得る。いくつかの構成では、モバイル事業者のネットワークへのバックホールリンクを与えることができる、ブロードバンド接続(たとえば、デジタル加入者回線(DSL)ルータ、ケーブルまたは他のモデムなど)を介して、そのような低電力基地局をインターネットに接続することができる。したがって、たとえば、ユーザの自宅内に低電力基地局を展開して、ブロードバンド接続を介して1つまたは複数のデバイスにモバイルネットワークアクセスを与えることができる。
低電力基地局は、従来のマクロセル基地局の電力よりも大幅に低い電力で動作するので、低電力基地局が、マクロセル基地局のセル内で、マクロセル基地局の比較的近くに位置する場合、低電力基地局の近くのデバイスは、マクロセル基地局からの電力増大を受け得る。この場合、低電力基地局からのサービスが所望され得るが、デバイスは、低電力基地局にハンドオーバすることは決してできない。
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
1つまたは複数の態様およびそれに対応する開示によると、本開示は、低電力基地局(たとえば、フェムトノード)、従来の基地局(たとえば、マクロセル基地局)、およびそれらと通信するデバイスの間での干渉の緩和に関連して、様々な態様について記載される。マクロセル基地局は、デバイスによって測定されたマクロセル基地局電力が、フェムトノードの電力と比較して閾値(threshold)を超えるように、フェムトノードへのデバイスのアーリーハンドオーバ(early handover)を実施することができる。マクロセル基地局は、フェムトノードへのアーリーハンドオーバイベントを示すことができ、フェムトノードは、マクロセル基地局によって引き起こされる干渉から保護されるリソースをデバイス用に選択することができる。たとえば、これらのリソースは、マクロセル基地局とフェムトノードとの間で交渉されることができる(can be negotiated)。同様に、デバイスがフェムトノードと通信している場合、フェムトノードは、デバイスに関するマクロセル基地局へのハンドオーバを遅らせるために、レートハンドオーバイベント(late handover event)を構成することができる。この例では、マクロセル基地局の電力が、フェムトノードの電力との閾値差(a threshold difference from the power of the femto node)を超えて増大すると、フェムトノードは、同様に、マクロセル基地局による干渉から保護されるリソースをデバイス用に選択することができる。したがって、干渉するマクロセル基地局があるとき、デバイスは、フェムトノードと通信することができる。
ある例によると、ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための方法が提供される。この方法は、基地局と通信しているデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出することと、ハンドオーバイベントが、アーリーまたはレートハンドオーバイベントの1つであるかどうか決定することとを含む。さらに、この方法は、ハンドオーバイベントに基づいて、ハンドオーバイベント後にモバイルデバイスと通信するための保護リソースセット(a set of protected resources)を割り当てることを含み得る。
別の態様では、ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための装置が提供される。この装置は、基地局と通信しているモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出するための手段を含む。この装置は、ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントまたはレートハンドオーバイベントの1つであるかどうかの決定に基づいて、モバイルデバイスと通信するための保護リソースセットを割り当てるための手段も含む。
さらに別の態様では、基地局と通信しているモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出し、ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントまたはレートハンドオーバイベントの1つであるかどうか決定するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む、ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための装置が提供される。少なくとも1つのプロセッサは、ハンドオーバイベントに基づいて、ハンドオーバイベント後にモバイルデバイスと通信するための保護リソースセットを割り当てるようにさらに構成される。この装置は、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリをさらに含む。
さらに、別の態様では、少なくとも1つのコンピュータに、基地局と通信しているモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出させるためのコードと、少なくとも1つのコンピュータに、ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントまたはレートハンドオーバイベントの1つであるかどうか決定させるためのコードとを有するコンピュータ可読媒体を含む、ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するためのコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、ハンドオーバイベントに基づいて、ハンドオーバイベント後にモバイルデバイスと通信するための保護リソースセットを割り当てさせるためのコードをさらに含む。
別の例では、基地局へのモバイルデバイスの通信のハンドオーバに関連したハンドオーバイベントを検出することと、ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントに対応するかどうかを示すハンドオーバメッセージを基地局に送信することとを含む、ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための方法が提供される。
別の態様では、ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための装置が提供される。この装置は、基地局への、モバイルデバイスの通信のハンドオーバに関連したハンドオーバイベントを検出するための手段を含む。この装置は、ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントに対応するかどうかを示すハンドオーバメッセージを基地局に送信するための手段も含む。
さらに別の態様では、ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための装置が提供される。この装置は、基地局へのモバイルデバイスの通信のハンドオーバに関連したハンドオーバイベントを検出し、ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントに対応するかどうかを示すハンドオーバメッセージを基地局に送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。この装置は、少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリをさらに含む。
さらに、別の態様では、少なくとも1つのコンピュータに、基地局への、モバイルデバイスの通信のハンドオーバに関連したハンドオーバイベントを検出させるためのコードを有するコンピュータ可読媒体を含む、ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するためのコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータ可読媒体は、少なくとも1つのコンピュータに、ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントに対応するかどうかを示すハンドオーバメッセージを基地局に送信させるためのコードをさらに含む。
上記および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明され特に特許請求の範囲で指摘される特徴を備える。以下の説明および添付の図面に、1つまたは複数の態様のうちのいくつかの例示的な特徴を詳細に記載する。ただし、これらの特徴は、様々な態様の原理を採用することができる様々な方法のほんのいくつかを示すものであり、この説明は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
開示する態様は、添付の図面とともに以下に説明され、開示する態様を限定するためではなく、開示する態様を例示するために与えられ、同様の表示は同様の要素を示す。
低電力基地局およびマクロセル基地局と通信するデバイスを含むシステムの態様のブロック図。 ハンドオーバイベントに基づいてデバイスにリソースを割り当てるためのシステムの態様のブロック図。 デバイスについてのハンドオーバイベントをフェムトノードに伝達するためのシステムの態様のブロック図。 デバイスに保護または非保護リソースを割り当てるための方法体系の態様のフローチャート。 基地局にハンドオーバメッセージを送信するための方法体系の態様のフローチャート。 測定報告を生成するよう、デバイスに指令するための方法体系の態様のフローチャート。 測定報告を生成するよう、デバイスに指令するためのリソースを決定するための方法体系の態様のフローチャート。 本明細書で説明する態様による基地局のブロック図。 本明細書に記載する様々な態様による、ワイヤレス通信システムの態様のブロック図。 本明細書で説明する様々なシステムおよび方法とともに採用され得るワイヤレスネットワーク環境の態様の概略ブロック図。
詳細な説明
次に、図面を参照しながら様々な態様について説明する。以下の説明では、説明のために、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、そのような(1つまたは複数の)態様は、これらの具体的な詳細なしに実施できることは明らかであろう。
低電力基地局およびマクロセル基地局を含むワイヤレスネットワーク内のデバイスについての干渉緩和に関連した様々な問題について、本明細書においてさらに説明する。低電力基地局は、本明細書では、フェムトノード、ピコノード、マイクロノード、または同様の基地局と呼ぶ場合がある。具体的には、デバイスに関連したハンドオーバイベントを検出することができ、保護リソースセットをデバイスに割り当てて、リソースセットにより干渉を緩和することができる。たとえば、マクロセル基地局はフェムトノードよりも望ましい信号品質をもつが、デバイスは、マクロセル基地局からフェムトノードにハンドオーバされる場合がある。これは、アーリーハンドオーバイベントと呼ばれ得る。この例では、フェムトノードは、リソースにより干渉を緩和するように、マクロセル基地局と交渉されたリソースをデバイスに割り当てることができる。リソースは、本明細書では、保護リソース(protected resources)、干渉キャンセルリソース(interference cancelled resources)、セル間干渉調整(inter-cell interference coordination)(ICIC)リソース、強化されたICIC(enhanced ICIC)(eICIC)リソースなどと呼ぶ場合がある。
同様の例において、マクロセル基地局とフェムトノードとの間の信号品質差(signal quality difference)が、通常はハンドオーバを示す閾値を超えるが、フェムトノードと通信するデバイスは、マクロセル基地局へのハンドオーバにおいて、遅延される場合がある。たとえば、閾値は調整することができ、および/またはデバイスをマクロセル基地局に実際にハンドオーバするための別のより高い閾値を設定することができる。信号品質差が、通常はハンドオーバを示す閾値に達すると、このことは、レートハンドオーバイベントへの進入を示すことができ、フェムトノードは同様に、保護リソースを、より高い閾値に達するまで(および/またはレートハンドオーバイベントからの退出が検出されるまで)、そのリソースにより通信するためにデバイスに割り当てることができる。一例では、ワイヤレス標準における既存のイベント閾値は、アーリーおよび/またはレートハンドオーバイベントがトリガされる(triggered)ときを決定するために使用されることができる(たとえば、3GPP LTEにおけるイベントA3、A2またはA4など)。別の例では、この目的のために新たなイベントを定義してよい。
本出願で使用する「構成要素」、「モジュール」、「システム」などの用語は、限定はしないが、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを含むものとする。たとえば、構成要素は、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータとすることができるが、これらに限定されない。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方を構成要素とすることができる。1つまたは複数の構成要素がプロセスおよび/または実行スレッド内に常駐することができ、1つの構成要素を1つのコンピュータ上に配置すること、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散することができる。さらに、これらの構成要素は、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらの構成要素は、信号を介して、ローカルシステム、分散システム内の別の構成要素と相互作用し、ならびに/あるいはインターネットなどのネットワーク上で他のシステムと相互作用する1つの構成要素からのデータのような、1つまたは複数のデータパケットを有する信号に従うことなどによって、ローカルプロセスおよび/またはリモートプロセスを介して通信し得る。
さらに、本明細書では、ワイヤード端末またはワイヤレス端末とすることができる端末に関する様々な態様について説明する。端末は、システム、デバイス、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、モバイルデバイス、リモート局、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)などと呼ばれることもある。ワイヤレス端末は、セルラー電話、衛星電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、タブレット、スマートブック、ネットブック、またはワイヤレスモデムなどに接続された他の処理デバイスとすることができる。さらに、本明細書では基地局に関する様々な態様について説明する。基地局は、(1つまたは複数の)ワイヤレス端末と通信するために利用でき、アクセスポイント、ノードB、発展型ノードB(eNB)、または何らかの他の用語で呼ばれることもある。
さらに、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味するものとする。すなわち、別段の規定がない限り、または文脈から明白でない限り、「XはAまたはBを使用する」という句は、自然な包括的置換のいずれかを意味するものとする。つまり、「XはAまたはBを使用する」という句は、以下の場合、すなわち、XがAを使用する場合、XがBを使用する場合、またはXがAとBの両方を使用する場合のうちのいずれかによって満足される。その上、本出願と添付の特許請求の範囲とで使用されるとき、冠詞「a」と「an」とは、別途指定されない限り、または単数形を対象とすべきであると文脈から明らかでない限り、通常、「1つまたは複数」を意味すると解釈されるべきである。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用できる。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000などの無線技術を実装することができる。UTRAは、Wideband−CDMA(W−CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。さらに、cdma2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、Evolved UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースであり、これは、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用する。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE/LTE−Advanced、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の組織からの文書に記載されている。さらに、cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。さらに、そのようなワイヤレス通信システムは、不対無資格スペクトル、802.xxワイヤレスLAN、BLUETOOTH(登録商標)および任意の他の短距離または長距離ワイヤレス通信技法をしばしば使用するピアツーピア(たとえば、モバイルツーモバイル)アドホックネットワークシステムをさらに含み得る。
様々な態様または特徴は、いくつかのデバイス、構成要素、モジュールなどを含むことができるシステムに関して提示される。様々なシステムは、追加のデバイス、構成要素、モジュールなどを含んでもよく、および/または各図に関連して論じるデバイス、構成要素、モジュールなどのすべてを含まなくてもよいことを理解および諒解されたい。これらの手法の組合せを使用することもできる。
図1は、様々なクラスの電力をもつワイヤレスネットワーク内の基地局の間での移動性および/または干渉緩和を提供するための例示的システム100を示す。システム100は、第1の電力クラスでのマクロセル基地局または同様の基地局(たとえば、eNB)であり得る基地局102と、第1の電力クラスよりも低い第2の電力クラスでのフェムトノード、ピコノード、マイクロノードなどのような低電力基地局であり得る基地局104とを含む異種展開ワイヤレスネットワークであり得る。ネットワークは、基地局102および/または104と通信するデバイス106(たとえば、UE)と、同様にマクロセル基地局であり得る基地局108とをさらに含み得る。システム100は、基地局102および/または108と通信することができるデバイス110も含む。さらに、基地局102は、ワイヤードまたはワイヤレスバックホール接続を介して(たとえば、LTE構成でのX2インターフェースを使って)基地局104および/または108と通信することができる。
概して、デバイス110は、基地局102と通信することができ、基地局108の方へ動き得る。デバイス110が基地局108のセルカバレージに入ると、基地局102は、デバイス110から受信した測定報告からの1つまたは複数のイベントの検出に基づいて、(たとえば、アイドルまたはアクティブモードにある)デバイス110を基地局108にハンドオーバすることができる。たとえば、1つまたは複数のイベントは、基地局108の信号品質測定値(signal quality measurement)が、基地局102の測定値との閾値差(a threshold difference from that of base station 102)を超えたことの検出に対応し得る。フェムトノード104が、基地局102によって提供されるセル内で動作する場合、上記イベントがデバイス106に対して所望の通信を十分に遂行することができないとき、移動性手順は修正してよい。
たとえば、従来の移動性手順を使って、フェムトノード104が基地局102に近づくほど、デバイス106は、フェムトノード104にハンドオーバされるために、フェムトノード104に近づき、または少なくとも基地局102から離れる(たとえば、セルエッジに近づく)必要があり得る。この点に関して、1つまたは複数のイベントについての閾値は、デバイス106をフェムトノード104により早くハンドオーバさせるように修正することができ(たとえば、基地局102とフェムトノード104との間の電力差がより大きい場合)、これを本明細書では、アーリーハンドオーバイベントと呼ぶ場合がある。同様に、デバイスがフェムトノード104と通信している場合、1つまたは複数のイベントは、デバイス106に、基地局102にハンドオーバする前にフェムトノード104とより長く通信し続けさせるように修正することができ(たとえば、フェムトノード104と基地局との間の電力差がより大きい場合)、電力差が元の閾値(original threshold)よりも大きく、修正された閾値(modified threshold)未満である時間は、本明細書ではレートハンドオーバイベント(a late handover event)と呼ぶ場合がある。したがって、レートハンドオーバイベントへの進入は、電力差が、ハンドオーバを引き起こすための元の閾値であるときに起こり得る。これは、たとえば、デバイス106が基地局102に極近接している場合に有益であり得る。
デバイス106が、基地局102から比較的離れている(たとえば、セルエッジに比較的近い)場合、1つまたは複数のイベントについての閾値は修正することができず、またはデバイス106が基地局102に比較的近い場合よりもわずかにしか修正することができない。したがって、閾値が大幅に修正される場合、デバイス106は、基地局102からの通信によって干渉される機会が増える(たとえば、デバイス106が、基地局102に比較的近く、そこからより高い電力を受けるので)。この場合、たとえば、デバイス106が基地局102からフェムトノード104にハンドオーバされると、フェムトノード104は、フェムトノード104と通信するための保護リソースセットをデバイス106に割り当てることができる。保護リソースセットは、ICIC、eICIC、または他の干渉除去方式で基地局102とフェムトノード104との間で交渉されるリソースに対応し得る。したがって、デバイス106は、基地局102に近い場合、フェムトノード104と通信するために基地局102によって使用されないリソースを割り当てられることによって、基地局からの干渉を避けることができる。この例では、フェムトノード104は、デバイス106がフェムトノード104にアーリーハンドオーバされるかどうか(たとえば、1つまたは複数の閾値が、アーリーハンドオーバを実施するために基地局102において修正されるかどうか)、1つまたは複数の閾値が修正される程度などについての指示を(たとえば、基地局102またはそれ以外から)受信することができ、フェムトノード104はしたがって、保護リソースをデバイス106に割り当てることができる。
同様の例において、デバイス106が(たとえば、レートハンドオーバにおいて)フェムトノード104から基地局102にハンドオーバされる場合、フェムトノード104は、少なくとも、デバイスによって報告された基地局102の信号品質が、レートハンドオーバイベントについてのフェムトノード104の信号品質との閾値差の下であり(under the threshold difference from that of femto node 104 for a late handover event)、第2の閾値差(second threshold difference)(たとえば、ハンドオーバを引き起こす元の差(original difference)、または別の定義された閾値(another defined threshold))を超える場合、保護リソースセットをデバイス106に割り当てることができる。同様に、この点に関して、デバイス106は、基地局102の干渉から保護され得る。一例では、本明細書においてさらに説明するように、標準化イベント(standardized events)(たとえば、LTEにおけるイベントA3、A2、A4など)は、そのような機能性を達成するのに利用/修正することができる。他の例では、新たなイベントを、追加または代替として定義することができる。さらに、低電力基地局104は、フェムトノード104と呼ばれるが、低電力基地局104は、マクロセル基地局、ピコノード、マイクロノード、ホームNBまたはホームeNB(H(e)NB)などのような、実質的にどのeNBでもよいことを諒解されたい。
図2は、いくつかの移動性手順において干渉を緩和するための例示的装置200を示す。装置200は、1つまたは複数のデバイスと通信してデバイスにワイヤレスネットワークアクセスを提供することができるとともに図示するもの以外の追加モジュールを含み得るフェムトノード(たとえば、フェムトノード104)または他の低電力基地局であり得る。装置200は任意選択で、1つもしくは複数の基地局とリソースについて交渉するためのリソース交渉モジュール202および/またはデバイスが装置200にハンドオーバされるべきか決定するためのハンドオーバ検出モジュール204を含み得る。装置200はまた、ハンドオーバを円滑にするためにデバイスにリソースを割り振るための(for allocating resources)リソース割当てモジュール(resource assigning module)206と、リソース割振り(resource allocation)をデバイスに伝達し、かつ/またはリソース割振りによりデバイスと通信するための通信モジュール208とを含み得る。装置200は任意選択で、別の基地局へのデバイスのハンドオーバに関連した1つまたは複数のイベントの出現を決定するためのイベント決定モジュール210も含み得る。
ある例によると、リソース交渉モジュール202は、干渉キャンセルリソースについてソース基地局と交渉することができる。たとえば、この交渉は、リソースがソース基地局による干渉から保護されるようにするために、少なくとも、ソース基地局が1つまたは複数のデバイスと通信するのに使わない保護リソースセットを、リソース交渉モジュール202が受信することができるように、ICIC、eICIC、または同様の干渉除去機構を使って、リソースについて交渉することを含み得る。一例では、保護リソースは、装置200に割り当てられる時分割多重(TDM)リソースであり得る。リソース交渉モジュール202は、そのようなリソースについて、マクロセル基地局、他のフェムトノードまたは低電力基地局などを含み得る追加基地局と交渉し得ることを諒解されたい。
さらに、ある例では、ハンドオーバ検出モジュール204は、デバイスに関連したソース基地局からハンドオーバメッセージを受信することができる。ハンドオーバメッセージは、ハンドオーバ用に装置200を準備するための情報を含み得る。さらに、ハンドオーバメッセージは、デバイスが装置200に早期に(early)ハンドオーバされているかどうか(たとえば、ソース基地局の信号品質が、デバイスにおける、装置200の信号品質との閾値差を超えるかどうか)の指示を含み得る。別の例では、ハンドオーバメッセージは、デバイスによって報告された信号品質の差を含み得る。この情報に基づいて、リソース割当てモジュール206は、デバイスに保護リソースを割り当てるかどうか決定することができる。
たとえば、デバイスが、ソース基地局から早期にハンドオーバされている場合、および/または指示された信号品質差が閾値を超える場合、リソース割当てモジュール206は、装置200と通信するために、保護リソースの少なくとも一部分をデバイスに割り当てることができる。保護リソースは、リソース交渉モジュール202によって交渉されたリソースの一部分、装置200および/またはソース基地局によって既知の、事前構成された保護リソースセットの一部分などであり得る。デバイスが、早期にハンドオーバされていない、および/または指示された信号品質差が閾値を超えない場合、リソース割当てモジュール206は、たとえば、アーリーハンドオーバデバイス用に保護リソースを確保するために、デバイスに非保護リソースを割り当てることができる。さらに、装置200およびソース基地局が同様の送信電力を使う場合、リソース割当てモジュール206は、デバイスによる干渉からサービング基地局を保護するために、デバイスからのアップリンク通信に、サービング基地局と干渉しない保護リソースを割り当てることもできる。
いずれの場合にも、通信モジュール208は、デバイスにリソース割振りを伝達し、かつ/またはリソース割振りによりデバイスと通信することができる。したがって、いくつかのケースでは、ソース基地局からの干渉が存在し得る場合、デバイスには保護リソースを割り当てることができる。別の例では、デバイスが装置200と通信している場合、イベント決定モジュール210は、別の基地局の信号品質に基づいて、レートハンドオーバイベントがトリガされると決定することができる。この例では、たとえば、少なくとも、(たとえば、説明するように、装置200とのデバイス通信をより長い期間保つための)より高い信号品質差閾値をもつ別の実際のハンドオーバイベントがトリガされるまで、(たとえば、信号品質差が閾値を下回ることをハンドオーバ検出モジュール204が検出するのに基づいて)レートハンドオーバイベントからの退出が検出されるまで、リソース割当てモジュール206は、デバイスに保護リソースを同様に割り当てることができる。
図3は、いくつかの移動性手順において干渉を緩和するための例示的装置300を示す。装置300は、1つまたは複数のデバイスと通信してデバイスにワイヤレスネットワークアクセスを提供することができるとともに図示するもの以外の追加モジュールを含み得るマクロセル基地局(たとえば、基地局102)または他の高電力基地局でよい。装置300は任意選択で、1つまたは複数のフェムトノードまたは他の基地局とリソースについて交渉するためのリソース交渉モジュール302を含み得る。装置300はまた、デバイスと通信するための通信モジュール304と、デバイスについてのハンドオーバイベントを検出するためのハンドオーバイベント決定モジュール306とを含み得る。さらに、装置300は、ハンドオーバイベントに基づいてフェムトノードにハンドオーバメッセージを伝達するためのハンドオーバ通知モジュール308と、デバイスをフェムトノードにハンドオーバするのを円滑にするために、デバイスにハンドオーバコマンドを伝達するためのハンドオーバモジュール310とを含む。
ある例によると、リソース交渉モジュール302は、ICIC、eICICなどを使って、フェムトノードとリソースについて交渉して、フェムトノードが伝達する際に使わないリソースセットを取得し、かつ/または装置300が伝達する際に使わないリソースセットを提供することができる。通信モジュール304は、割り当てられた通信リソースセットにより、デバイスと通信することができる。ハンドオーバイベント決定モジュール306は、デバイスについてのハンドオーバ関連イベントを検出することができ、この検出は、付近のフェムトノードの信号品質が、少なくともデバイスにおける、装置300における信号品質への閾値差(threshold difference)にあると決定することを含み得る。たとえば、これは、説明するように、ハンドオーバをトリガする閾値差および/または修正された閾値差に基づき得る。
この例では、ハンドオーバ通知モジュール308は、フェムトノードにハンドオーバの準備をさせるために、フェムトノードにハンドオーバメッセージを送ることができる。ハンドオーバメッセージは、一例では、説明するように、ハンドオーバがアーリーハンドオーバであるという指示、および/またはデバイスにおける、フェムトノードと装置300との間の信号品質差の指示を含み得る。フェムトノードは、この情報を、上述したように、デバイスに保護リソースを割り当てるかどうか決定するのに使うことができる。さらに、ハンドオーバイベントの決定に応答して、ハンドオーバモジュール310は、デバイスに、フェムトノードに通信をハンドオーバするよう指令することができる。
特定の例では、LTEにおいて、基地局は、デバイスにおける、サービング基地局またはそのセルの信号品質よりも一定のオフセットだけ優れている信号品質をネイバーセルがもつ、デバイスに関連したイベントA3を検出することができる。3GPP TS36.331バージョン9.3.0によると、たとえば、イベントA3のための進入条件は、以下のときに起こり得る。
Figure 0005694539
上式で、Mnはネイバーセルの測定結果であり、Ofnはネイバーセルの周波数の周波数固有オフセットであり、Ocnはネイバーセルのセル固有オフセットであり、Hysは(たとえば、基地局の間でのピンポンハンドオーバを防止するための)イベント用のヒステリシスパラメータであり、Msはサービングセルの測定結果であり、Ofsはサービング周波数の周波数固有オフセットであり、Ocsはサービングセルのセル固有オフセットであり、Offはイベント用のオフセットパラメータである。
したがって、ハンドオーバイベント決定モジュール306は、Ocs、Ocn、および/またはOffパラメータを調整することによって、装置300におけるハンドオーバを引き起こすための異なるオフセットを構成し得る。図1を参照すると、たとえば、基地局102のOcsが0デシベル(dB)であるとすると、基地局108のOcnは0dBでよく、フェムトノード104のOcnは15dBに設定され得る。この例では、イベントA3は、異なるMsおよびMnオフセットで、デバイス110および106に関してトリガされる。一方、複数のA3イベントが、異なるOff値をもってデバイスに対して構成され得る。たとえば、1つは3dBのOffをもち、第2のものは15dBのOffをもつ、2つのイベントA3をデバイス106に対して構成することができよう。この場合、デバイス106が基地局102からフェムトノード104に動くと、2つのイベントA3がトリガされ得る。イベントA3は一般に、信号品質、すなわちXdB(X>0)がサービングセルの信号品質を、T秒の持続期間にわたって上回る場合、ハンドオーバをトリガするように構成される。同種ネットワークにおいて、3dBの典型的なハンドオーバ閾値(typical handover threshold)が、マクロセル基地局102とマクロセル基地局108との間で構成され得る。
一例では、異種ネットワークにおいて、イベントA3は、ハンドオーバなしのリソース分割、サービングセルからの干渉保護を伴うアーリーハンドオーバイベント、ネイバーセルからの干渉保護を伴うレートハンドオーバイベントなどをトリガするようにも構成され得る。たとえば、フェムトノード104の範囲を拡大するために、基地局102は、説明するように、基地局102からの干渉保護を伴う、基地局102からフェムトノード104へのアーリーハンドオーバおよび/またはフェムトノード104から基地局102へのレートハンドオーバをトリガするように、イベントA3を構成することができる。さらに、干渉を緩和するために、基地局102および/またはフェムトノード104は、ハンドオーバが実際に起こるかどうかにかかわらず、基地局102とフェムトノード104との間のリソース分割をトリガするように、イベントA3を構成することができる。
例示的構成において、図2および図3を参照すると、ハンドオーバイベント決定モジュール306は、イベントA3に入るとき、すなわちMn−Ms<0dBであるときなど、極低閾値(very low threshold)をもつ負のイベントA3閾値を構成することができる。たとえば、ハンドオーバイベント決定モジュール306は、Mn−Ms>−15dBであるときにトリガするように、イベントA3閾値を調整することができる。このような構成において、ネイバーセル(たとえば、装置200によって提供されるセル)の測定結果Mnと、サービングセル(たとえば、装置300によって提供されるセル)の測定結果Msとの間の信号品質差が−15dBであるとき、またはほぼその値であるとき、イベントA3に入る。一例では、調整閾値(adjusted threshold)は、無線リンク故障閾値(radio link failure threshold)を下回り得る(たとえば、LTEではほぼ−10dB)。この点に関して、ネイバーセルがサービングセルよりもはるかに弱いとき、ハンドオーバイベント決定モジュール306は、アーリーハンドオーバが干渉緩和なしで無効になり得るように、イベントA3をトリガすることができる。
アーリーハンドオーバの指示は、ハンドオーバ通知モジュール308によって、バックホール接続を介して装置200に伝達することができ、ハンドオーバ検出モジュール204はこの指示を受信することができる。この点に関して、リソース割当てモジュール206は、それと通信するための保護リソースセットをデバイスに割り当てることができる。指示は、アーリーハンドオーバの明示的指示でよく、かつ/またはアーリーハンドオーバイベントがそこから決定され得る関連セル識別子などとともに信号品質測定値Mn、Msなどを含み得る。たとえば、指示は、所与の周波数における最も強いセル(a strongest cell on a given frequency)からの信号品質測定値を、ハンドオーバ検出モジュール204が(たとえば、装置200の信号品質測定値と比較した信号品質測定値に基づいて)アーリーハンドオーバを見分け得るための、対応するセル識別子(the corresponding cell identifier)とともに含み得る。1つの具体例では、指示は、ハンドオーバ通知モジュール308からの明示的メッセージの中にあってよく、このメッセージは、通常は1つまたは複数の基地局の測定値を報告するためのキャリア集約において使われるメッセージであり得る。メッセージは、LTEにおける以下の固有データ構造と同様の形式をもち得る。
Figure 0005694539
この例では、rsrpResult−r10およびrsrqResult−r10は、アーリーハンドオーバを示すいくつかの値(certain values)を指定することができ、したがってハンドオーバ検出モジュール204は、この構造を受信し、その値に、その値と閾値の比較に、等、部分的に基づいて(based in part on the values, on comparing the values to thresholds, etc.)アーリーハンドオーバを決定することができる。たとえば、ハンドオーバ検出モジュール204は、(この例ではサービングセルを提供する)装置300のrsrpResult−r10および/またはrsrpResult−r10を、(この例ではネイバーセルを提供する)装置200のものと比較すればよい。physCellId−r10などの関連セル識別子(related cell identifiers)は、装置300の測定値を、たとえば、装置200の測定値および/または他の測定値と区別するのに使うことができる。ハンドオーバ検出モジュール204は、最も強い測定値を決定することができ、最も強い測定値は、この例では装置300のものであり得る。したがって、装置300についての信号品質測定値が、装置200についての測定値よりも大きい場合、このことは、ネイバーセルへのアーリーハンドオーバを示し得る。
図2および/または図3を参照して概要を説明したデバイスは、たとえばデバイス106を指し得る。同様に、装置200はフェムトノード104を指すことができ、装置300は基地局102を指すことができ、両方とも、以下に提示する様々な例においてサービングまたはネイバーセルと呼ばれ得る。たとえば、データと制御ダウンリンクリソースの両方が、アーリーハンドオーバ時にデバイス用にネイバーセルにおいて保護され得る。一例では、リソースのTDMは、干渉キャンセル保護リソースについて交渉するのに使われ得る。サービングセルおよびネイバーセルが同様の送信電力をもつ場合、リソース割当てモジュール206は、検出されたアーリーまたはレートハンドオーバイベントに基づいて、アップリンク通信にも保護リソースを割り当てることができる。
別の構成では、デバイスが、装置200のサービングセルと通信しており、装置300のネイバーセルへのハンドオーバを検討している場合、イベント決定モジュール210は、Mn−Ms>>0dBである(たとえば、Mn−Msが4dBよりも大きく、またはMn−Msが8dB〜10dBよりも大きい)ときにイベントA3条件がトリガするように、高いイベントA3閾値を構成することができる。たとえば、イベント決定モジュール210は、Mn−Ms>15dBであるときにイベントA3条件をトリガし得る。この場合、ネイバーセルは、サービングセルよりも強い。レートハンドオーバイベントの前にデバイスとサービングセルとの間のリンクの信頼性を維持するために、リソース割当てモジュール206は、ネイバーセルから干渉を全く受けないか、または少なくとも比較的低いレベルの干渉を受ける保護リソースでデバイスを同様に構成することができる。
この例では、データと制御ダウンリンクリソースの両方が、装置200からの通信のためにデバイス用に保護され得る。リソースのTDMが、リソース保護の一例である。サービングセルおよびネイバーセルが、同様の送信電力をもつ場合、リソース割当てモジュール206は、ネイバーセルにおけるアップリンクリソースを、サービングセル内で装置200によってサービングされるデバイスからの干渉から保護するために、デバイスに保護リソースを割り当てることができる。レートハンドオーバイベントは、デバイスがサービングセルに近いときに起こり得るので、サービングセルが、ネイバーセルよりもはるかに低い送信電力をもつ場合、リソース割当てモジュール206は、装置200でのアップリンクリソースを、ネイバーセルによってサービングされるデバイスによる干渉から保護するために、保護されたアップリンクリソースをデバイスに割り当てればよい。
他の例では、ハンドオーバイベント決定モジュール306は、LTE移動性のために定義されたイベントA2および/またはイベントA4を、イベントA3の挙動を修正するように構成することができる。たとえば、ハンドオーバイベント決定モジュール306は、サービングセル(たとえば、装置300のセル)の信号品質が閾値を下回る(条件:Ms+Hys<Thresh)イベントA2および/またはネイバーセル(たとえば、装置200のセル)の信号品質が隣接閾値(neighbor threshold)を上回る(条件:Mn+Ofn+Ocn−Hys>Thresh)イベントA4が起こると、干渉保護/緩和を伴うハンドオーバを防止することができる。デバイスが、熱および/または周辺干渉によって制限される場合、たとえば、支配的干渉の除去が、信号対干渉雑音比(SINR)における実質的な利得につながることはない。ハンドオーバのケースでは、サービングセルが絶対閾値(absolute threshold)(たとえば、熱と比較して、3dB)を下回るとハンドオーバイベント決定モジュール306が決定した場合、範囲拡張におけるより弱いセルへのハンドオーバをトリガすることはできない。
たとえば、Ms<3dBであるときにイベントA2がトリガされ、次いで、Mn−Ms>−15dBであるときにイベントA3がトリガされる場合、ネイバーセルの測定結果Mnが隣接閾値(たとえば、−12dB)未満なので、ハンドオーバイベント決定モジュール306は、サービングセルからネイバーセルへのデバイスのアーリーハンドオーバの実施を避けてよい。別の例では、ハンドオーバイベント決定モジュール306がイベントA4のトリガリングを検出せず(たとえば、Mn>−5dBでイベントA4がトリガされる場合に測定結果Mnが−8dBである)、次いで、Mn−Ms>−15dBであるときにイベントA3がトリガされる場合、ハンドオーバイベント決定モジュール306は、サービングセルからネイバーセルへのデバイスのアーリーハンドオーバの実施を避ければよい。これらの例の両方において、ハンドオーバ後のネイバーセルにおけるダウンリンクSINRが、サービングセルからの干渉がなくても熱的に制限され得ることが予想され得る。
同様に、この例において装置200によって提供され得るサービングセルが、絶対閾値(たとえば、熱と比較して、−6dB)を下回るとき、イベント決定モジュール210は、より強いネイバーセルに対する範囲拡張のためにハンドオーバをトリガしなくてよい。たとえば、Ms<−6dBであるときにイベントA2がトリガされ、次いで、Mn−Ms>15dBであるときにイベントA3がトリガされる場合、イベント決定モジュール210は、これらのイベントをトリガしてよいが、−6dBは無線リンク故障(radio link failure)に近い可能性があり、ネイバーセルが十分な信号強度をもち、それゆえサービングセルはネイバーセルへのレートハンドオーバのためにデバイスに固執せずにデバイスをネイバーセルにハンドオーバすることができるので、イベントの結果、サービングセルからネイバーセルへのデバイスのレートハンドオーバが起こらない場合もある。別の例として、イベント決定モジュール210は、イベントA4(たとえば、Mn>−9dB)、次いで、Mn−Ms>15dBであるときのイベントA3のトリガリングを決定した場合、−6dBは無線リンク故障に近い可能性があり、ネイバーセルは十分な信号強度をもち、それゆえサービングセルはセルへのレートハンドオーバのためにデバイスに固執せずにデバイスをネイバーセルにハンドオーバすることができるので、イベントのトリガリングの結果、サービングセルからネイバーセルへのデバイスのレートハンドオーバが起こるべきではない。
さらに別の例では、ハンドオーバイベント決定モジュール306は、ネイバーセルの測定結果と、サービングセル以外のセルからの干渉の合計との比較に基づいて、移動性および/または干渉管理条件を決定するための新たなイベントを構成することができる。さらに、ハンドオーバイベント決定モジュール306は、そのようなイベントを、(たとえば、ハンドオーバモジュール310からのリクエストにより)デバイスからの測定報告をトリガするのに使うことができる。たとえば、受信信号強度インジケータ(received signal strength indicator)(RSSI)が、基準信号(reference signal)(RS)シンボルにおける測定帯域幅にわたる総受信電力を表し、RS受信電力(RS received power)(RSRP)が、RSシンボルにおける測定帯域幅にわたるセルからの受信RS電力を表す場合、値Δxは、次のように定義することができる。
Figure 0005694539
上式で、RSRP_xは、セルxについてのRS電力であり、RSRP_servingは、サービングセルについてのRS電力であり、Nは、推定データおよびパイロット対パイロット電力比である。Nの最小および最大値は、2つの送信機を使用するシステムに対して、それぞれ1および3であり得る。たとえば、推定値は、ネットワークから、またはデバイスによって導出され得る。Nに対する最小および最大値を使うことは、多くのシナリオにおいて妥当であり得る。
代替メトリックは、最も強いネイバーを2番目に強いネイバーと比較するためのものである。したがって、メトリックΔxは、RSRP_1/RSRP_2と定義することができ、RSRP_1は最も強いネイバーのRSRPであり、RSRP_2は2番目に強いネイバーのRSRPである。最も強いネイバーが、2番目に強いネイバーよりも十分に高い場合、ネイバーからの受信電力が、総周辺干渉プラス熱と比較して、顕著である可能性が高い。いずれの場合にも、新たなメトリックΔxに基づいて、Δxが第1の閾値T1(first threshold T1)を上回る場合(たとえば、Δx>T1という進入条件で)、またはΔxが第2の閾値T2(second threshold T2)を下回る場合(たとえば、Δx<T2という退出条件で)、ハンドオーバモジュール310は、デバイスでの測定報告をトリガすることができる。測定報告を受信すると、ハンドオーバイベント決定モジュール306は、説明するように、ハンドオーバそれとも干渉緩和イベントがトリガされるか決定することができる。さらに、Δxと閾値との比較に基づいて、ネイバーセルが周辺干渉と比較して強くなる場合、リソース交渉モジュール302は、ネイバーセルとのリソース分割をトリガすることができる。
周波数間測定の場合、性能要件が満たされる限り、デバイスは、測定するべきサブフレームを任意にサンプリングすることができる。TDM分割を伴う異種ネットワークでは、複数のサブフレームにわたる測定品質は変わり得る。RS受信電力(RS received power)(RSRP)の場合、衝突RS(colliding RS)のケースでは、比較的弱いセルのRSRP測定値は、すべてのサブフレームにわたって一定である可能性が高い。非衝突RSのケースでは、比較的弱いセルのRSRP測定値は、サブフレームにわたって時変的である可能性が高い。RS受信品質(RSRQ)は、RSRP/RSSIとして定義され得る。RSSIは、トラフィック負荷に依存する時変的クロスサブフレームであり得る。RSRQ測定値はしたがって、RSRPとトラフィック負荷の両方の変動性を有し得る。
この例では、ハンドオーバモジュール310は、測定値の変動性が考慮されるように他のセルの測定値を報告するように、デバイスを構成することができる。たとえば、保存的であり、レガシーデバイスを範囲拡張領域外に保つことが望ましい場合、ハンドオーバモジュール310は、ネイバーセルの信号品質が、サービング呼からの干渉を比較的低く与えられ得る衝突RSに対する測定報告を生成するようにデバイスを構成すればよい。レガシーデバイスを保護リソース上に保つことが望ましい場合、ハンドオーバモジュール310は、デバイスがネイバーセルからの強い信号を受け得る非衝突RSに対する測定報告を生成するようにデバイスを構成すればよい。
さらに、高い干渉にさらされるサービングセルの、ノイズの多いRSRP測定値は、正バイアスを有し得る。時間に対するクリーンおよびノイズRSRP測定値の平均化も、正バイアスを有し得る。したがって、ハンドオーバイベント決定モジュール306は、レガシーデバイスからの報告が受信されたとき、バイアスを取り除いて、ハンドオーバイベントがトリガされるかどうか決定すればよい。ハンドオーバイベント決定モジュール306はさらに、一例では、測定値のゆらぎを分析して、測定報告が変わったとき、比較的大きいHys値を印加すればよい。
図4〜図7は、ワイヤレス通信における干渉の緩和に関する例示的方法体系を示す。説明を簡単にするために、方法体系を一連の行為として図示し説明するが、いくつかの行為は、1つまたは複数の実施形態によれば、他の行為と同時に、および/または本明細書で図示し説明する順序とは異なる順序で行われるので、方法体系は行為の順序によって限定されないことを理解および諒解されたい。たとえば、方法体系は、状態図など、一連の相互に関係する状態またはイベントとして代替的に表現され得ることを諒解されたい。さらに、1つまたは複数の実施形態による方法体系を実施するために、図示のすべての行為が必要とされるわけではない。
図4は、デバイス移動性における干渉を緩和するための例示的方法体系400を示す。
402で、基地局と通信しているモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントが検出され得る。一例では、ハンドオーバイベントは、イベントA3、A2、A4、および/または他のワイヤレスネットワーク技術における他のイベント、新たなイベントなどのようなLTEイベントであり得る。ハンドオーバイベントは、イベントの出現の決定に部分的に基づいて検出することができ、この決定は、1つまたは複数のパラメータの監視、イベントの出現の指示の受信などに基づき得る。一例では、ハンドオーバイベントは、サービング基地局の信号品質測定値の監視、ならびに測定値、または測定値と別の基地局の測定値との間の差と、1つもしくは複数の閾値との比較に基づいて決定され得る。別の例では、ハンドオーバイベントは、サービング基地局からのイベントの指示の受信によって決定され得る。
404で、ハンドオーバイベントがアーリーまたはレートハンドオーバイベントであるかどうか決定され得る。ハンドオーバイベントの進入に関連した閾値は、アーリーまたはレートハンドオーバを引き起こすように調整することができる。したがって、ハンドオーバイベントがアーリー(early)であるかまたはレート(late)であるかを検出することは、モバイルデバイスから受信された、サービング基地局との信号品質差を、修正された閾値と比較すること、ハンドオーバがアーリーまたはレートハンドオーバであるという通知をサービング基地局から受信することなどを備え得る。
ハンドオーバがアーリーまたはレートハンドオーバである場合、406で、モバイルデバイスと通信するための保護リソースセットが割り当てられ得る。保護リソースは、サービング基地局とあらかじめ交渉されたリソースのサブセットであり得る。たとえば、保護リソースセットは、モバイルデバイスに割り振ることができ、割当ての指示は、(たとえば、LTEにおける物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)などの制御チャネルを介する制御メッセージに入れて)モバイルデバイスに伝達することができる。
ハンドオーバイベントがアーリーまたはレートハンドオーバイベントではない場合、408で、モバイルデバイスをハンドオーバすることができる。たとえば、サービング基地局からハンドオーバイベントが受信される場合、このことは、モバイルデバイスのハンドオーバを受けることを含んでよく、モバイルデバイスにリソースを割り当てることを含み得る。たとえば、リソースは、この例では、保護リソース以外のリソースセットから選択され得る。別の例では、ハンドオーバイベントが、1つまたは複数の測定値に基づいて検出される場合、408でのモバイルデバイスのハンドオーバは、別の基地局へのモバイルデバイスのハンドオーバを含み得る。
図5は、ハンドオーバがアーリーハンドオーバであるかどうかを示すための例示的方法体系500を示す。
502で、基地局へのモバイルデバイスの通信のハンドオーバに関連したハンドオーバイベントを検出することができる。たとえば、イベントは、LTEにおけるイベントA3、A2、A4など、または他のワイヤレスネットワーク技術における他のイベント、新たなイベントなどに対応し得る。ある例では、ハンドオーバに関連した閾値は、いくつかのモバイルデバイスのアーリーハンドオーバを実施するために調整することができる。この点に関して、モバイルデバイスによって報告された信号品質は、基地局の信号品質と比較すればよく、その差は、イベントA3に入るための、修正された閾値と比較されて、モバイルデバイスのアーリーハンドオーバを実施するかどうか決定することができる。さらに、基地局は、たとえば、フェムトノード、ピコノード、マイクロノード、または実質的に任意のeNBもしくはH(e)NBなどの低電力基地局であり得る。
504で、ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントに対応するかどうかを示すハンドオーバメッセージが、基地局に送信され得る。一例では、ハンドオーバメッセージは、測定信号品質の間の差を含んでよく、別の例では、ハンドオーバイベントは、アーリーハンドオーバの明示的指示を備え得る。基地局は、この情報を利用して、干渉から保護された保護リソースセットを、基地局と通信するためにモバイルデバイスに割り当てることができる。
図6は、測定報告を生成するよう、モバイルデバイスに命令するための例示的方法体系600を示す。
602で、信号品質測定値差(signal quality measurement difference)は、モバイルデバイスによって測定されたネイバーセルのRSRPに基づいて決定され得る。たとえば、信号品質測定値差は、別のネイバーセルのRSRP、サービング基地局において受けられるRSSIなどにさらに基づき得る。
604で、モバイルデバイスは、信号品質測定値差と閾値との比較(comparing the signal quality measurement difference to a threshold)に基づいて測定報告を生成するよう、指令され得る。たとえば、コマンドは、測定報告の生成に関連したパラメータとともに、モバイルデバイスに送信され得る。たとえば、コマンドは、閾値信号品質測定値差(threshold signal quality measurement difference)が1つまたは複数の閾値を上回り、または下回るとき、測定報告を生成するための指示を含み得る。
図7は、測定報告を作成するよう、モバイルデバイスに指令するための例示的方法体系700を示す。
702で、モバイルデバイスは、割り当てられたリソースセットによって通信されることができる。たとえば、このセットは、モバイルデバイスからのアクセス要求を受信したときにモバイルデバイスに割り当てられたリソースセットであり得る。リソースは、一例ではPDCCHを介して割り当てることができる。
704で、範囲拡張が所望されるかどうかが決定され得る。たとえば、この決定は、モバイルデバイスのバージョンに基づく範囲拡張をサポートするかどうか(たとえば、モバイルデバイスがレガシーデバイスであるかどうか)に基づいて行うことができる。別の例では、この決定は、測定された負荷に基づき得る。したがって、いくつかのモバイルデバイスが通信を受けている場合、いくつかのモバイルデバイスに対する範囲拡張をサポートして、モバイルデバイスに、追加または代替としてフェムトノードと通信させることが望ましい場合がある。
範囲拡張が所望される場合、706で、モバイルデバイスは、衝突する基準信号を伴うリソースに対する測定報告(measurement reports over resources with colliding reference signals)を生成するよう、指令され得る。この点に関して、リソースに対するネイバーセルの測定値は、非衝突リソースに対する場合よりも高くなり得る。一例では、信号を測定するためのリソースの指定は、(たとえば、制御チャネル通信を介して)モバイルデバイスに与えられ得る。
範囲拡張が所望されない場合、708で、モバイルデバイスは、衝突する基準信号を伴わないリソースに対する測定報告(measurement reports over resources without colliding reference signals)を生成するよう、指令され得る。したがって、ネイバーセルの測定値は無視されることができる。同様に、この指令は、リソースの指定を(たとえば、制御チャネル通信を介して)モバイルデバイスに伝達することを含み得る。
本明細書で説明する1つまたは複数の態様によれば、説明したように、デバイスへの干渉を緩和するためにデバイスに保護リソースを割り当てるかどうかなどを決定することに関する推論が行われ得ることを諒解されよう。本明細書で使用する「推論する」または「推論」という用語は、概して、事象および/またはデータを介して捕捉された観察のセットから、システム、環境、および/またはユーザの状態について推理する、またはその状態を推論するプロセスを指す。推論は、特定のコンテキストまたはアクションを識別するために採用でき、あるいは、たとえば、状態の確率分布を生成することができる。推論は、確率的、すなわち、データおよび事象の考察に基づく当該の状態の確率分布の計算とすることができる。推論は、事象および/またはデータのセットからより高いレベルの事象を構成するために採用される技法を指すこともある。そのような推論から、イベントが時間的に緊切して相関するか否かにかかわらず、ならびにイベントおよびデータが1つまたは複数のイベントおよびデータの発生源に由来するかどうかにかかわらず、観測されたイベントおよび/または記憶されたイベントデータのセットから新しいイベントまたはアクションが構成される。
図8は、基地局およびフェムトノードの間での干渉の緩和を円滑にするシステム800を示す。システム800は、基地局802を含み、基地局802は、(たとえば、説明したように、複数のネットワーク技術であり得る)複数の受信アンテナ806を介して1つまたは複数のモバイルデバイスまたは基地局804から(1つまたは複数の)信号を受信する受信機810と、(たとえば、説明したように、複数のネットワーク技術であり得る)複数の送信アンテナ808を介して1つまたは複数のモバイルデバイスまたは基地局804に送信する送信機836とを有する。たとえば、基地局802は、モバイルデバイス804から受信した信号を基地局804に送信することができ、および/または逆もまた同様である。受信機810は、1つまたは複数の受信アンテナ806から情報を受信することができ、受信された情報を復調する復調器812と動作可能に結合される。さらに、一例では、受信機810は、ワイヤードバックホールリンクから受信することができる。別々のアンテナとして示してあるが、受信アンテナ806の少なくとも1つ、および送信アンテナ808の対応する1つは、同じアンテナとして組み合わされ得ることを諒解されたい。本明細書に記載した1つまたは複数の態様の実施に関係する情報を記憶するメモリ816に結合されたプロセッサ814によって、復調されたシンボルが分析される。
プロセッサ814は、たとえば、受信機810によって受信された情報の分析および/または送信機836による送信のための情報の生成に専用のプロセッサ、基地局802の1つまたは複数の構成要素もしくはモジュールを制御するプロセッサ、および/または受信機810によって受信された情報の分析、送信機836による送信のための情報の生成、ならびに基地局802の1つまたは複数の構成要素もしくはモジュールの制御を行うプロセッサとすることができる。さらに、プロセッサ814は、本明細書で説明した1つもしくは複数の機能を実施することができ、かつ/またはそのような目的のための構成要素もしくはモジュールと通信することができる。
メモリ816は、説明したように、プロセッサ814に動作可能に結合され、送信されるべきデータ、受信されたデータ、利用可能なチャネルに関連する情報、分析された信号および/または干渉の強度と関連付けられるデータ、割り当てられたチャネル、出力、速度などと関連する情報、ならびに、チャネルを推定しチャネルを介して通信するための任意の他の適切な情報を、記憶することができる。メモリ816は、ハンドオーバイベントの検出および/または1つもしくは複数のデバイスへの保護リソースの割当てに関連付けられたプロトコルおよび/またはアルゴリズムをさらに記憶することができる。
本明細書で説明するデータストア(たとえばメモリ816)は、揮発性メモリもしくは不揮発性メモリのいずれかであり得、または揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含むことができることを諒解されよう。限定ではなく例として、不揮発性メモリは、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、またはフラッシュメモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリとして動作するランダムアクセスメモリ(RAM)を含み得る。限定ではなく例として、RAMは、同期RAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDR SDRAM)、拡張SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクトランバスRAM(DRRAM(登録商標))など、多くの形態が利用可能である。主題のシステムおよび方法のメモリ816は、これらおよび任意の他の適切なタイプのメモリを、それらに限定されることなく、備えるものとする。
プロセッサ814はさらに、任意選択で、リソース交渉モジュール202および/または302と同様であり得るリソース交渉モジュール818、ハンドオーバ検出モジュール204と同様であり得るハンドオーバ検出モジュール820、リソース割当てモジュール206と同様であり得るリソース割当てモジュール822、通信モジュール208および/または304と同様であり得る通信モジュール824、イベント決定モジュール210と同様であり得るイベント決定モジュール826、同様のハンドオーバイベント決定モジュール306であり得るハンドオーバイベント決定モジュール828、ハンドオーバ通知モジュール308と同様であり得るハンドオーバ通知モジュール830、ならびに/あるいはハンドオーバモジュール310と同様であり得るハンドオーバモジュール832に結合される。
その上、たとえば、プロセッサ814は、変調器834を使用して送信されるべき信号を変調し、送信機836を使用して被変調信号を送信することができる。送信機836は、Txアンテナ808上で信号をモバイルデバイスまたは基地局804に送信することができる。さらに、プロセッサ814とは別個のものとして図示されているが、リソース交渉モジュール818、ハンドオーバ検出モジュール820、リソース割当てモジュール822、通信モジュール824、イベント決定モジュール826、ハンドオーバイベント決定モジュール828、ハンドオーバ通知モジュール830、ハンドオーバモジュール832、復調器812、および/または変調器834は、プロセッサ814または複数のプロセッサ(図示せず)の一部とすることができ、および/またはプロセッサ814が実行するためのメモリ816中の命令として記憶され得ることを諒解されたい。
さらに、基地局802は、バックホールインターフェースを介して1つまたは複数のeNB840と通信するためのバックホール通信モジュール838を含み得る。たとえば、バックホール通信モジュール838は、1つまたは複数のバックホールインターフェース(たとえば、LTEにおけるX2インターフェース)を使うワイヤードまたはワイヤレスバックホールリンクを介してeNB840と通信することができる。バックホールリンクがたとえばワイヤレスである場合、基地局802は、eNB840から通信を受信するのにRxアンテナ806および受信機810を、ならびに/あるいはeNB840に信号を伝達するのにTxアンテナ808および送信機836を使用し得ることを諒解されたい。
図9は、本明細書で提示する様々な実施形態によるワイヤレス通信システム900を示す。システム900は、複数のアンテナグループを含むことができる基地局902を備える。たとえば、1つのアンテナグループはアンテナ904および906を含み、別のグループはアンテナ908および910を備え、さらなるグループはアンテナ912および914を含むことができる。アンテナグループごとに2つのアンテナが示されているが、グループごとにより多いまたはより少ないアンテナを利用することができる。基地局902は、さらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含むことができ、送信機チェーンおよび受信機チェーンの各々は、諒解されるように、信号送信および受信に関連する複数の構成要素またはモジュール(たとえば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備えることができる。
基地局902は、モバイルデバイス916およびモバイルデバイス922など1つまたは複数のモバイルデバイスと通信することができるが、基地局902は、モバイルデバイス916および922と同様の実質的にいかなる数のモバイルデバイスとも通信することができることを諒解されたい。モバイルデバイス916および922は、たとえば、セルラー電話、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/またはワイヤレス通信システム900を介して通信するための任意の他の適切なデバイスとすることができる。図示のように、モバイルデバイス916は、アンテナ912および914と通信しており、アンテナ912および914は、順方向リンク918を介して情報をモバイルデバイス916に送信し、逆方向リンク920を介してモバイルデバイス916から情報を受信する。さらに、モバイルデバイス922は、アンテナ904および906と通信しており、アンテナ904および906は、順方向リンク924を介して情報をモバイルデバイス922に送信し、逆方向リンク926を介してモバイルデバイス922から情報を受信する。周波数分割複信(FDD)システムでは、たとえば、順方向リンク918は、逆方向リンク920によって使用される周波数帯とは異なる周波数帯を利用し、順方向リンク924は、逆方向リンク926によって使用される周波数帯とは異なる周波数帯を使用することができる。さらに、時分割複信(TDD)システムでは、順方向リンク918および逆方向リンク920は共通の周波数帯を利用し、順方向リンク924および逆方向リンク926は共通の周波数帯を利用することができる。
アンテナの各グループおよび/またはそれらが通信するように指定されたエリアを、基地局902のセクタと呼ぶことができる。たとえば、基地局902によってカバーされるエリアのセクタ中のモバイルデバイスに通信するようにアンテナグループを設計することができる。順方向リンク918および924を介した通信では、基地局902の送信アンテナは、モバイルデバイス916および922についての順方向リンク918および924の信号対雑音比を向上させるためにビームフォーミングを利用することができる。さらに、基地局902が、関連するカバレージ中に不規則に散在するモバイルデバイス916および922に送信するためにビームフォーミングを利用する間は、基地局が単一のアンテナを介してその基地局のすべてのモバイルデバイスに送信する場合と比較して、隣接セル内のモバイルデバイスは干渉を受けにくい場合がある。さらに、モバイルデバイス916および922は、図示のようにピアツーピアまたはアドホック技術を使用して互いに直接通信することができる。ある例によると、システム900は、基地局902とモバイルデバイス916および/または922との間で複数のキャリアを割り当てさせる多入力多出力(MIMO)通信システムまたは同様のシステムであり得る。
図10に、例示的なワイヤレス通信システム1000を示す。ワイヤレス通信システム1000には、簡潔のために、1つの基地局1010と、1つのモバイルデバイス1050とを示してある。ただし、システム1000は、2つ以上の基地局および/または2つ以上のモバイルデバイスを含むことができ、追加の基地局および/またはモバイルデバイスは、以下で説明する例示的な基地局1010およびモバイルデバイス1050と実質的に同様または異なるものとすることができることを諒解されたい。さらに、基地局1010および/またはモバイルデバイス1050は、それらの間のワイヤレス通信を可能にするために、本明細書で説明するシステム(図1〜図3、図8および図9)および/または方法(図4〜図7)を使用することができることを諒解されたい。たとえば、本願明細書で説明するシステムの構成要素または機能および/あるいは方法は、メモリ1032および/または1072の一部、あるいは以下で説明するプロセッサ1030および/または1070であり得、ならびに/あるいは開示する機能を実行するために、プロセッサ1030および/または1070によって実行され得る。
基地局1010において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース1012から送信(TX)データプロセッサ1014に供給される。一例によれば、各データストリームは、それぞれのアンテナを介して送信できる。TXデータプロセッサ1014は、トラフィックデータストリーム用に選択された特定の符号化方式に基づいて、そのデータストリームをフォーマット化し、符号化し、インタリーブして、符号化データを与える。
各データストリームの符号化データは、直交周波数分割多重(OFDM)技法を使用してパイロットデータと多重化できる。追加または代替として、パイロットシンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、または符号分割多重化(CDM)できる。パイロットデータは、一般に、知られている方法で処理される知られているデータパターンであり、チャネル応答を推定するためにモバイルデバイス1050において使用できる。各データストリームの多重化されたパイロットおよび符号化データは、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、2位相偏移キーイング(BPSK)、4位相偏移キーイング(QPSK)、M位相偏移キーイング(M−PSK)、多値直交振幅変調(M−QAM)など)に基づいて変調(たとえば、シンボルマッピング)して、変調シンボルを与えることができる。各データストリームのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ1030によって実行または与えられる命令によって決定できる。
データストリームの変調シンボルはTX MIMOプロセッサ1020に供給され、TX MIMOプロセッサ1020は、(たとえば、OFDM用に)変調シンボルをさらに処理することができる。次いで、TX MIMOプロセッサ1020は、NT個の変調シンボルストリームをNT個の送信機(TMTR)1022a〜1022tに供給する。様々な実施形態では、TX MIMOプロセッサ1020は、データストリームのシンボルと、シンボルの送信元のアンテナとにビームフォーミング重みを適用する。
各送信機1022は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を供給し、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を供給する。さらに、送信機1022a〜1022tからのNT個の被変調信号は、NT個のアンテナ1024a〜1024tからそれぞれ送信される。
モバイルデバイス1050において、送信された被変調信号はNR個のアンテナ1052a〜1052rによって受信され、各アンテナ1052からの受信信号は、それぞれの受信機(RCVR)1054a〜1054rに供給される。各受信機1054は、それぞれの信号を調整(たとえば、フィルタ処理、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化してサンプルを与え、さらに、それらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを与える。
RXデータプロセッサ1060は、特定の受信機処理技法に基づいてNR個の受信機1054からNR個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを与えることができる。RXデータプロセッサ1060は、各検出シンボルストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、データストリームのトラフィックデータを復元することができる。RXデータプロセッサ1060による処理は、基地局1010においてTX MIMOプロセッサ1020およびTXデータプロセッサ1014によって実行される処理を補足するものである。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備えることができる。逆方向リンクメッセージは、データソース1036からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ1038によって処理され、変調器1080によって変調され、送信機1054a〜1054rによって調整され、基地局1010に戻される。
基地局1010において、モバイルデバイス1050からの変調信号は、アンテナ1024によって受信され、受信機1022によって調整され、復調器1040によって復調され、RXデータプロセッサ1042によって処理されて、モバイルデバイス1050によって送信された逆方向リンクメッセージが抽出される。さらに、プロセッサ1030は、抽出されたメッセージを処理して、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを決定することができる。
プロセッサ1030および1070は、それぞれ基地局1010およびモバイルデバイス1050における動作を指示(たとえば、制御、調整、管理など)することができる。それぞれのプロセッサ1030および1070は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ1032および1072に関連付けできる。
本明細書で開示した実施形態に関して説明した様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、構成要素、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることができるが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態マシンとすることができる。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装することもできる。さらに、少なくとも1つのプロセッサは、上述のステップおよび/またはアクションの1つまたは複数を実行するように動作可能な1つまたは複数のモジュールを備えることができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化することができる。さらに、いくつかの態様では、プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐することができる。さらに、ASICはユーザ端末中に常駐することができる。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内に個別構成要素として常駐することができる。
1つまたは複数の態様では、説明した機能、方法またはアルゴリズムは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装する場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上で送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、実質的にいかなる接続もコンピュータ可読媒体と呼ばれ得る。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、通常、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
上記の開示は、例示的な態様および/または実施形態について論じたが、添付の特許請求の範囲によって定義された記載の態様および/または実施形態の範囲から逸脱することなく、様々な変更および改変を本明細書で行うことができることに留意されたい。さらに、記載の態様および/または実施形態の要素は、単数形で説明または請求されていることがあるが、単数形に限定することが明示的に述べられていない限り、複数形が企図される。さらに、任意の態様および/または実施形態の全部または一部は、別段の規定がない限り、任意の他の態様および/または実施形態の全部または一部とともに利用できる。
なお、以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための方法であって、
基地局と通信しているモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出することと、
前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントまたはレートハンドオーバイベントの1つであるかどうかを決定することと、
前記ハンドオーバイベントに基づいて、前記ハンドオーバイベント後に前記モバイルデバイスと通信するための保護リソースセットを割り当てることと、
を備える方法。
[C2]前記保護リソースセットについて前記基地局と交渉すること、をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]前記ハンドオーバイベントが前記アーリーハンドオーバイベントまたは前記レートハンドオーバイベントに対応するという指示を、前記基地局から受信すること、をさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]前記基地局から少なくとも1つの信号品質測定値を受信することをさらに備え、前記ハンドオーバイベントが前記アーリーハンドオーバイベントまたは前記レートハンドオーバイベントの1つであるかどうかを前記決定することは、前記少なくとも1つの信号品質測定値に部分的に基づく、C1に記載の方法。
[C5]前記少なくとも1つの信号品質測定値は、複数の信号品質測定値の間の差を備える、C4に記載の方法。
[C6]前記少なくとも1つの信号品質測定値は、周波数における最も強いセルの信号品質測定値と、対応するセル識別とを備える、C4に記載の方法。
[C7]第1の閾値信号品質差を第2の閾値信号品質差に調整することをさらに備え、前記第1の閾値信号品質差および前記第2の閾値信号品質差は、レートハンドオーバを実施するための異なる値に対応する、C1に記載の方法。
[C8]前記基地局から信号品質測定値差を受信することをさらに備え、
前記決定することは、前記受信信号品質測定値差、前記第1の閾値信号品質差、および前記第2の閾値信号品質差に基づいて、前記ハンドオーバイベントが前記レートハンドオーバイベントに対応すると決定すること、を備える、C7に記載の方法。
[C9]前記ハンドオーバイベントが、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)におけるイベントA3である、C7に記載の方法。
[C10]ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための装置であって、
基地局と通信しているモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出するための手段と、
前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントまたはレートハンドオーバイベントの1つであるかどうかの決定に基づいて、前記モバイルデバイスと通信するための保護リソースセットを割り当てるための手段と、
を備える装置。
[C11]前記保護リソースセットについて前記基地局と交渉するための手段をさらに備える、C10に記載の装置。
[C12]ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための装置であって、
基地局と通信しているモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出し、
前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントまたはレートハンドオーバイベントの1つであるかどうか決定し、
前記ハンドオーバイベントに基づいて、前記ハンドオーバイベント後に前記モバイルデバイスと通信するための保護リソースセットを割り当てる、
ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
を備える装置。
[C13]前記少なくとも1つのプロセッサは、前記保護リソースセットについて前記基地局と交渉するようにさらに構成されている、C12に記載の装置。
[C14]前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基地局から指示を受信したことに部分的に基づいて、前記ハンドオーバイベントが前記アーリーハンドオーバイベントまたは前記レートハンドオーバイベントに対応すると決定する、C12に記載の装置。
[C15]前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基地局から少なくとも1つの信号品質測定値を受信したことに部分的に基づいて、前記ハンドオーバイベントが前記アーリーハンドオーバイベントまたは前記レートハンドオーバイベントの1つであるかどうか決定する、C12に記載の装置。
[C16]前記少なくとも1つの信号品質測定値は、複数の信号品質測定値の間の差を備える、C15に記載の装置。
[C17]前記少なくとも1つの信号品質測定値は、周波数における最も強いセルの信号品質測定値と、対応するセル識別とを備える、C15に記載の装置。
[C18]前記少なくとも1つのプロセッサは、第1の閾値信号品質差を第2の閾値信号品質差に調整するようにさらに構成されており、前記第1の閾値信号品質差および前記第2の閾値信号品質差は、レートハンドオーバを実施するための異なる値に対応する、C12に記載の装置。
[C19]前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基地局に関連した受信信号品質差、前記第1の閾値信号品質差および前記第2の閾値信号品質差に基づいて、前記ハンドオーバイベントが前記レートハンドオーバイベントに対応すると決定する、C18に記載の装置。
[C20]前記ハンドオーバイベントは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)におけるイベントA3である、C18に記載の装置。
[C21]ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するためのコンピュータプログラム製品であって、
少なくとも1つのコンピュータに、基地局と通信しているモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントまたはレートハンドオーバイベントの1つであるかどうか決定させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ハンドオーバイベントに基づいて、前記ハンドオーバイベント後に前記モバイルデバイスと通信するための保護リソースセットを割り当てさせるためのコードと、
を備えるコンピュータ可読媒体、
を備えるコンピュータプログラム製品。
[C22]前記コンピュータ可読媒体は、前記少なくとも1つのコンピュータに、前記保護リソースセットについて前記基地局と交渉させるためのコードをさらに備える、C21に記載のコンピュータプログラム製品。
[C23]ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための方法であって、
基地局へのモバイルデバイスの通信のハンドオーバに関連したハンドオーバイベントを検出することと、
前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントに対応するかどうかを示すハンドオーバメッセージを、前記基地局に送信することと、
を備える方法。
[C24]前記ハンドオーバイベントを前記検出することは、前記基地局の信号品質差が、少なくとも、前記アーリーハンドオーバイベントに対応する閾値にあると決定すること、を備える、C23に記載の方法。
[C25]前記ハンドオーバイベントが、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)におけるイベントA3である、C24に記載の方法。
[C26]前記イベントA3の前記閾値を、前記アーリーハンドオーバイベントを引き起こすように修正すること、をさらに備える、C25に記載の方法。
[C27]前記基地局の信号品質差を含むように前記ハンドオーバメッセージを生成すること、をさらに備える、C23に記載の方法。
[C28]前記ハンドオーバイベントを前記検出することは、信号品質が閾値を下回るかどうか、および/または前記基地局の基地局信号品質が隣接閾値を上回るかどうかを決定すること、をさらに備える、C23に記載の方法。
[C29]前記基地局の基準信号受信電力に少なくとも部分的に基づき信号品質測定値差を決定することに基づいて、測定報告を生成するように、前記モバイルデバイスに指令することをさらに備える、C23に記載の方法。
[C30]時分割多重において衝突する基準信号を介して受信された信号に基づいて測定報告を生成するよう、前記モバイルデバイスに指令することをさらに備える、C23に記載の方法。
[C31]ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための装置であって、
基地局へのモバイルデバイスの通信のハンドオーバに関連したハンドオーバイベントを検出するための手段と、
前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントに対応するかどうかを示すハンドオーバメッセージを、前記基地局に送信するための手段と、
を備える装置。
[C32]検出するための前記手段は、部分的には、前記基地局の信号品質差が、少なくとも、前記アーリーハンドオーバイベントに対応する閾値にあると決定することによって、前記ハンドオーバイベントを検出する、C31に記載の方法。
[C33]ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための装置であって、
基地局へのモバイルデバイスの通信のハンドオーバに関連したハンドオーバイベントを検出し、
前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントに対応するかどうかを示すハンドオーバメッセージを、前記基地局に送信する、
ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
を備える装置。
[C34]前記少なくとも1つのプロセッサは、部分的には、前記基地局の信号品質差が少なくとも前記アーリーハンドオーバイベントに対応する閾値にあると決定することによって、前記ハンドオーバイベントを検出する、C33に記載の装置。
[C35]前記ハンドオーバイベントは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)におけるイベントA3である、C34に記載の装置。
[C36]前記少なくとも1つのプロセッサは、前記アーリーハンドオーバイベントを引き起こすために前記イベントA3の前記閾値を修正するようにさらに構成されている、C35に記載の装置。
[C37]前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基地局の信号品質差を含むように前記ハンドオーバメッセージを生成するようにさらに構成されている、C33に記載の装置。
[C38]前記少なくとも1つのプロセッサは、部分的には、信号品質が閾値を下回るかどうか、および/または前記基地局の基地局信号品質が隣接閾値を超えるかどうかを決定することによって、前記ハンドオーバイベントを検出する、C33に記載の装置。
[C39]前記基地局の基準信号受信電力に少なくとも部分的に基づき信号品質測定値差を決定することに基づいて、測定報告を生成するように、前記モバイルデバイスに指令するようにさらに構成されている、C23に記載の方法。
[C40]前記少なくとも1つのプロセッサは、時分割多重において衝突する基準信号を介して受信された信号に基づいて測定報告を生成するよう、前記モバイルデバイスに指令するようにさらに構成されている、C33に記載の装置。
[C41]ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するためのコンピュータプログラム製品であって、
少なくとも1つのコンピュータに、基地局へのモバイルデバイスの通信のハンドオーバに関連したハンドオーバイベントを検出させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントに対応するかどうかを示すハンドオーバメッセージを前記基地局に送信させるためのコードと、
を備えるコンピュータ可読媒体、
を備えるコンピュータプログラム製品。
[C42]前記少なくとも1つのコンピュータに検出させるための前記コードが、部分的には、前記基地局の信号品質差が、少なくとも、前記アーリーハンドオーバイベントに対応する閾値にあると決定することによって、前記ハンドオーバイベントを検出する、C41に記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (38)

  1. 第1の基地局が実行する、ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための方法であって、
    第2の基地局と通信するモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出することと、
    前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントであるかどうかを決定することと、
    前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントである場合、前記ハンドオーバイベント後に前記モバイルデバイスと通信する際に干渉を緩和するように保護リソースセットを割り当てることと、
    を備え、前記ハンドオーバイベントは、前記第2の基地局の信号品質測定値に含まれる所与の周波数における最も強いセルの信号品質測定値が前記第1の基地局の信号品質測定値よりも大きい場合にアーリーハンドオーバイベントである方法。
  2. 前記保護リソースセットについて前記第2の基地局と交渉すること、をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ハンドオーバイベントが前記アーリーハンドオーバイベントに対応するという指示を、前記第2の基地局から受信すること、をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2の基地局から前記信号品質測定値を受信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記信号品質測定値は、複数の信号品質測定値の間の差を備える、請求項に記載の方法。
  6. 記信号品質測定値は、対応するセル識別をさらに備える、請求項に記載の方法。
  7. 第1の基地局が実行する、ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための方法であって、
    第2の基地局と通信するモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出することと、
    前記ハンドオーバイベントがレートハンドオーバイベントであるかどうかを決定することと、
    前記ハンドオーバイベントがレートハンドオーバイベントである場合、前記レートハンドオーバイベントからの退出が検出されるまで、前記モバイルデバイスと通信する際に干渉を緩和するように保護リソースセットを割り当てることと、
    を備える方法。
  8. 前記保護リソースセットについて前記第2の基地局と交渉すること、をさらに備える、請求項に記載の方法。
  9. 前記ハンドオーバイベントが前記レートハンドオーバイベントに対応するという指示を、前記第2の基地局から受信すること、をさらに備える、請求項に記載の方法。
  10. 前記第2の基地局から少なくとも1つの信号品質測定値を受信することをさらに備え、前記ハンドオーバイベントが前記レートハンドオーバイベントであるかどうかを前記決定することは、前記少なくとも1つの信号品質測定値に部分的に基づく、請求項に記載の方法。
  11. 前記少なくとも1つの信号品質測定値は、複数の信号品質測定値の間の差を備える、請求項10に記載の方法。
  12. 前記少なくとも1つの信号品質測定値は、周波数における最も強いセルの信号品質測定値と、対応するセル識別とを備える、請求項10に記載の方法。
  13. 第1の閾値信号品質差を第2の閾値信号品質差に調整することをさらに備え、前記第1の閾値信号品質差および前記第2の閾値信号品質差は、レートハンドオーバを実施するための異なる値に対応する、請求項に記載の方法。
  14. 前記第2の基地局から信号品質測定値差を受信することをさらに備え、
    前記決定することは、前記受信信号品質測定値差、前記第1の閾値信号品質差、および前記第2の閾値信号品質差に基づいて、前記ハンドオーバイベントが前記レートハンドオーバイベントに対応すると決定すること、を備える、請求項13に記載の方法。
  15. 前記ハンドオーバイベントが、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)におけるイベントA3である、請求項13に記載の方法。
  16. ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための装置であって、
    基地局と通信するモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出するための手段と、
    前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントであるかどうか決定するための手段と、
    前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントである場合、前記モバイルデバイスと通信する際に干渉を緩和するように保護リソースセットを割り当てるための手段と、
    を備え、前記ハンドオーバイベントは、前記基地局の信号測定値に含まれる所与の周波数における最も強いセルの信号品質測定値が前記装置の信号品質測定値よりも大きい場合にアーリーハンドオーバイベントである装置。
  17. 前記保護リソースセットについて前記基地局と交渉するための手段をさらに備える、請求項16に記載の装置。
  18. ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための装置であって、
    基地局と通信するモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出するための手段と、
    前記ハンドオーバイベントがレートハンドオーバイベントであるかどうか決定するための手段と、
    前記レートハンドオーバイベントからの退出が検出されるまで、前記モバイルデバイスと通信する際に干渉を緩和するように保護リソースセットを割り当てるための手段と、
    を備える装置。
  19. 前記保護リソースセットについて前記基地局と交渉するための手段をさらに備える、請求項18に記載の装置。
  20. ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための装置であって、
    基地局と通信するモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出し、
    前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントであるかどうかを決定し、
    前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントである場合、前記ハンドオーバイベント後に前記モバイルデバイスと通信する際に干渉を緩和するように保護リソースセットを割り当てる、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
    を備え、前記ハンドオーバイベントは、前記基地局の信号測定値に含まれる所与の周波数における最も強いセルの信号品質測定値が前記装置の信号品質測定値よりも大きい場合にアーリーハンドオーバイベントである装置。
  21. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記保護リソースセットについて前記基地局と交渉するようにさらに構成されている、請求項20に記載の装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基地局から指示を受信したことに部分的に基づいて、前記ハンドオーバイベントが前記アーリーハンドオーバイベントに対応すると決定する、請求項20に記載の装置。
  23. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基地局から少なくとも1つの信号品質測定値を受信したことに部分的に基づいて、前記ハンドオーバイベントが前記アーリーハンドオーバイベントであるかどうかを決定する、請求項20に記載の装置。
  24. 記信号品質測定値は、複数の信号品質測定値の間の差を備える、請求項20に記載の装置。
  25. 記信号品質測定値は、対応するセル識別をさらに備える、請求項20に記載の装置。
  26. ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための装置であって、
    基地局から少なくとも1つの信号品質測定値を受信し、
    前記基地局と通信するモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出し、
    前記ハンドオーバイベントがレートハンドオーバイベントであるかどうかを決定し、
    前記ハンドオーバイベントがレートハンドオーバイベントである場合、前記レートハンドオーバイベントからの退出が検出されるまで、前記ハンドオーバイベント後に前記モバイルデバイスと通信する際に干渉を緩和するように保護リソースセットを割り当てる、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリと、
    を備える装置。
  27. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記保護リソースセットについて前記基地局と交渉するようにさらに構成されている、請求項26に記載の装置。
  28. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基地局から指示を受信したことに部分的に基づいて、前記ハンドオーバイベントが前記レートハンドオーバイベントに対応すると決定する、請求項26に記載の装置。
  29. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基地局から少なくとも1つの信号品質測定値を受信したことに部分的に基づいて、前記ハンドオーバイベントが前記レートハンドオーバイベントであるかどうかを決定する、請求項26に記載の装置。
  30. 前記少なくとも1つの信号品質測定値は、複数の信号品質測定値の間の差を備える、請求項29に記載の装置。
  31. 前記少なくとも1つの信号品質測定値は、周波数における最も強いセルの信号品質測定値と、対応するセル識別とを備える、請求項29に記載の装置。
  32. 前記少なくとも1つのプロセッサは、第1の閾値信号品質差を第2の閾値信号品質差に調整するようにさらに構成されており、前記第1の閾値信号品質差および前記第2の閾値信号品質差は、レートハンドオーバを実施するための異なる値に対応する、請求項26に記載の装置。
  33. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記基地局に関連した受信信号品質差、前記第1の閾値信号品質差、および前記第2の閾値信号品質差に基づいて、前記ハンドオーバイベントが前記レートハンドオーバイベントに対応すると決定する、請求項32に記載の装置。
  34. 前記ハンドオーバイベントは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)におけるイベントA3である、請求項32に記載の装置。
  35. ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための、装置内のコンピュータプログラムであって、
    少なくとも1つのコンピュータに、基地局と通信するモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントであるかどうかを決定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ハンドオーバイベントがアーリーハンドオーバイベントである場合、前記ハンドオーバイベント後に前記モバイルデバイスと通信する際に干渉を緩和するように保護リソースセットを割り当てさせるためのコードと、
    を備え、前記ハンドオーバイベントは、前記基地局の信号測定値に含まれる所与の周波数における最も強いセルの信号品質測定値が前記装置の信号品質測定値よりも大きい場合にアーリーハンドオーバイベントであるコンピュータプログラム。
  36. 前記少なくとも1つのコンピュータに、前記保護リソースセットについて前記基地局と交渉させるためのコードをさらに備える、請求項35に記載のコンピュータプログラム。
  37. ワイヤレスネットワークにおける干渉を緩和するための、装置内のコンピュータプログラムであって、
    少なくとも1つのコンピュータに、基地局と通信するモバイルデバイスに関連したハンドオーバイベントを検出させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ハンドオーバイベントがレートハンドオーバイベントであるかどうかを決定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに、前記ハンドオーバイベントがレートハンドオーバイベントである場合、前記レートハンドオーバイベントからの退出が検出されるまで、前記モバイルデバイスと通信する際に干渉を緩和するように保護リソースセットを割り当てさせるためのコードと、
    を備えるコンピュータプログラム。
  38. 前記少なくとも1つのコンピュータに、前記保護リソースセットについて前記基地局と交渉させるためのコードをさらに備える、請求項37に記載のコンピュータプログラム。
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