JP5680527B2 - マルチキャリア通信システムにおける動的なカバレージ調整 - Google Patents

マルチキャリア通信システムにおける動的なカバレージ調整 Download PDF

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Description

本出願は、2008年5月16日付け提出され、本願の譲受人に譲渡され、参照によってり本明細書に組み込まれる「METHOD AND APPARATUS FOR ADAPTIVE MULTI-CARRIER WIRELESS COMMUNICATIONS」と題された米国仮出願第61/054,019号の優先権を主張する。
本開示は、一般に通信に関し、より詳しくは無線通信システムにおいて通信するための技術に関する。
無線通信システムは、様々な通信サービス(例えば、ボイス、ビデオ、パケット・データ、メッセージング、ブロードキャストなど)を提供するために、広く配置される。これらの無線システムは、利用できるシステム資源を共有することによって複数のユーザをサポートすることができる多元接続システムである場合がある。そのようなマルチアクセス・システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交FDMA(OFDMA)システム及びシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システムを含む。
無線通信システムは、多数の端末に関する通信をサポートできる多数の基地局を含み得る。該システムは、マルチキャリア上のオペレーションをサポートする場合がある。各々のキャリアは、特定の中心周波数及び特定のバンド幅に関連し得る。各々のキャリアは、キャリア上のオペレーションをサポートするために、パイロット及びオーバーヘッド情報を運ぶことがある。各々のキャリアはまた、キャリア上でオペレートしている端末のためにデータを運ぶことがある。各々のキャリア上の基地局からの伝送は、該キャリア上の他の基地局からの伝送に、干渉をもたらすことがあり、また、該キャリア上の他の基地局からの伝送から、干渉を観測することがある。干渉は、すべての影響を及ぼされた基地局のパフォーマンスに、不利に影響を与えるかもしれない。したがって、上記技術において、マルチキャリア通信システムにおいて干渉を軽減する技術が必要とされる。
マルチキャリア通信システムにおいて、干渉を軽減し、パフォーマンスを向上させるために、1又は複数のキャリア上でセクターのカバレージを動的に変化させるための技術が本明細書で説明される。セクターは、複数のキャリアの上でオペレートしても良い。所定のキャリアkのセクターのカバレージは、該キャリアk上の送信電力を調整することによって、変化させられても良い。それは、キャリアk上の他のセクターに対する干渉の量を変更し得る。セクターの負荷が軽いときに、より少ない干渉が他のセクターにもたらされ得るように、セクターは、その負荷に基づいて、キャリアkのカバレージを変化させても良い。
一つのデザインにおいて、セクターのための基地局は、第1の送信電力レベルで第1のキャリア上で通信しても良い(第1のキャリアは第1のカバレージを有する)。基地局は、第1の送信電力レベルと等しいか又はそれより低い第2の送信電力レベルで第2のキャリア上で通信しても良い(第2のキャリアは、第1のカバレージと等しいか又はそれより小さい第2のカバレージを有する)。基地局は、第2のキャリアの第2のカバレージを変更するために、第2セクターの負荷に基づいて、第2のキャリアのための第2の送信電力レベルを変更しても良い。
一つのデザインにおいて、基地局は、セクターの負荷が軽いならば、第2の送信電力レベルを0又は低いレベルに低減しても良い。基地局は、セクターにおけるアクティブ端末の数が、予め定められた時間の間、予め定められた端末数未満であるならば、負荷が軽いと判定しても良い。他のデザインにおいて、基地局は、セクターの負荷の関数に基づいて、第2の送信電力レベルを変更しても良い。第2の送信電力レベルは、セクター負荷が次第に軽くなるにつれて、次第に低くなるようにしても良い。さらにもう一つのデザインにおいて、基地局は、スイッチング・パターンに基づいて、高い送信電力と低い送信電力との間で、第2の送信電力レベルを変更しても良い。スイッチング・パターンのデューティー・サイクルは、セクターの負荷に基づいて判定されても良い。すべてのデザインについて、キャリアがターンオフ又はダウンされるとき、そのキャリア上でオペレートしている端末は、ターンオンされる他のキャリアの方へ移動させられても良い。
一つのデザインにおいて、端末は、複数のキャリア上のオペレーションをサポートしても良い。端末は、第1のキャリア上で第1のセクターに関する第1の信号対雑音干渉比(SINR)を得ても良く、また、第2のキャリア上で第1のセクターに関する第2のSINRを得ても良い。第2のSINRは、(i)第1のセクターが、該第1のセクターの負荷に基づいて第2のキャリア上でその送信電力を変更していること、及び/又は、(ii)第2のセクターが、該第2のセクターの負荷に基づいて第2のキャリア上でその送信電力を変更していることによって、第1のSINRとは異なり得る。端末は、第1及び第2のSINRに基づいて、通信のために、第1及び/又は第2のキャリアを選択しても良い。端末は、それから、選択された(1又は複数の)キャリア上で第1のセクターと通信しても良い。
本開示の様々な態様及び特徴が以下で更に詳細に説明される。
図1は、無線通信システムを示す。 図2は、マルチキャリア上の例示的な伝送を示す。 図3は、2つのセクターに関するキャリア上のSINR対送信電力のプロットを示す。 図4は、2つのセクターによるパイロット及びオーバーヘッド情報の伝送を示す。 図5は、キャリアに関する送信電力を調整するためのスイッチング・パターンを示す。 図6は、セクターに関する基地局による通信のための方法を示す。 図7は、端末による通信のための方法を示す。 図8は、基地局及び端末のブロック図を示す。
詳細な説明
本明細書で説明される技術は、様々な無線通信システム(例えば、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA及び他のシステム)のために使用されても良い。用語“システム”及び“ネットワーク”はしばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、例えばcdma2000、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)などのような無線技術を実装し得る。cdma2000は、IS−2000、IS−95及びIS−856標準をカバーする。IS−2000リリース0及びAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、ワイドバンドCDMA(WCDMA)及びCDMAの他の変形を含む。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のような無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、例えばウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(Evolved UTRA)(E−UTRA)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMax)、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)などのような無線技術を実装し得る。UTRA及びE−UTRAは、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)及びLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A及びGSMは、“第3世代パートナーシッププロジェクト”(3GPP)と言う名前の団体からのドキュメントに記載されている。cdma2000及びUMBは、“第3世代パートナーシッププロジェクト2”(3GPP2)という名前の団体からのドキュメントに記載されている。本明細書で説明される技術は、上記のシステム及び無線技術のためにも他のシステム及び無線技術のためにも使用されても良い。明確にするために、HRPDについて本技術の特定の態様が下で説明される。
図1は、複数の基地局110をもつ無線通信システム100を示す。基地局は、端末と通信する局であっても良く、アクセスポイント、Node B、発展型Node B(evolved Node B)(eNB)などと呼ばれることもある。各々の基地局110は、特定の地理的エリアのための通信カバレージを提供しても良い。システム・キャパシティーを向上させるために、基地局の全体的なカバレージエリアは、複数の(例えば、3つの)より小さなエリアに分割されても良い。各々のより小さなエリアは、それぞれの基地局サブシステムによってサービスされても良い。3GPPにおいて、“セル”という用語は、基地局の最も小さなカバレージエリア及び/又はこのカバレージエリアをサービスする基地局サブシステムを指し示すことができる。3GPP2において、“セクター”又は“セル−セクター”という用語は、基地局の最も小さなカバレージエリア及び/又はこのカバレージエリアをサービスする基地局サブシステムを指し示すことができる。明確にするために、“セル”の3GPP2の概念が、下記の説明で使用される。基地局は、1又は複数の(例えば、3つの)セクターをサポートしても良い。
システム100は、マクロ基地局のみを含んでも良いし、又は、異なるタイプ(例えば、マクロ、ピコ及び/又はフェムト基地局)の基地局を含んでも良い。マクロ基地局は、比較的広い地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーしても良く、また、サービス登録(service subscription)をもつ端末による無制限のアクセスを可能にしても良い。ピコ基地局は、比較的小さな地理的エリア(例えば、ピコセル)をカバーしても良く、また、また、サービス登録(service subscription)をもつ端末による無制限のアクセスを可能にしてもよい。フェムト又はホーム基地局は、比較的小さな地理的エリア(例えば、フェムトセル)をカバーしても良く、また、該フェムトセルとの関連を持つ端末(例えば、ホームにおけるユーザのための端末)による制限されたアクセスを可能にしても良い。システム100はまた、中継局(例えば、中継局110z)を含んでも良い。本明細書で説明される技術は、あらゆるタイプの基地局のために使用されても良い。
ネットワーク・コントローラ130は、一組の基地局に接続され、基地局のための調整(coordination)及び制御を提供しても良い。ネットワーク・コントローラ130は、バックホールを介して、基地局と通信しても良い。基地局はまた、(例えば無線又は有線のバックホールを介して)互いに通信しても良い。
端末120は、システム100の全体にわたって分散しても良く、また、各々の端末は、固定されたものであっても良いし或いはモバイルであっても良い。端末はまた、モバイル局、ユーザ装置(UE)、加入者ユニット、局などと呼ばれることがある。端末は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルド・デバイス、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであっても良い。端末は、順方向及び逆方向リンクを介して基地局と通信しても良い。順方向リンク(又はダウンリンク)は基地局から端末への通信リンクを指し示し、逆方向リンク(又はアップリンク)は端末から基地局への通信リンクを指し示す。図1において、二重の矢付きの実線は、端末とサービング・セクターとの間の要求される伝送を示す。二重の矢付きの点線は、端末と非サービング・セクターとの間の干渉する伝送を示す。
システム100は、複数のキャリア上のオペレーションをサポートする。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に1又は複数の変調信号を送信することができる。各々の変調信号は、CDMA信号、TDMA信号、OFDMA信号、SC−FDMA信号などであっても良い。一般に、各々の変調信号は、変調信号を生成するために使用される変調技術に依存し得る。各々の変調信号は、異なるキャリア上で送信されても良く、また、パイロット、オーバーヘッド情報、データなどを運んでも良い。パイロットは、送信機及び受信機によりアプリオリに知られており、基準信号、プリアンブルなどと呼ばれることもある。
図2は、K個のキャリア上でのK個の変調信号の例示的な伝送を示す。ここで、マルチキャリア・オペレーションについては、K>1である。この例において、キャリア1は、fの中心周波数及びBW1のバンド幅を有し、キャリア2は、fの中心周波数及びBW2のバンド幅を有し、その他も同様であり、そして、キャリアKは、fの中心周波数及びBWKのバンド幅を有する。中心周波数は、一般的に、キャリア間干渉を低減するためにキャリアが十分に遠く離れて間隔をあけられるように、選択される。K個のキャリアは、同一のバンド幅(例えば、cdma2000についての1.2288MHz、WCDMAについての3.84MHz又はIEEE 802.11についての20MHz)を有しても良い。K個のキャリアはまた、異なるバンド幅を有しても良く、それらは設定可能(configurable)であっても良い。
K個の変調信号は、K個のキャリア上で送信されても良い。各々の変調信号は、送信機について許容可能な最大送信電力レベルまでにおいて、送信されても良い。最大送信電力レベルは、送信機が基地局であるか端末であるか、基地局タイプ(例えば、マクロ、ピコ又はフェムト)などに依存し得る。
システム100は、一つの周波数再利用(frequency reuse of one)を使用しても良い。この場合、各々の基地局は、その基地局によりサービスされる各々のセクターについて、K個のキャリアすべての上で、最大送信電力レベルで送信しても良い。各々のキャリアはシステム中の各々のセクターにより使用されることができるので、これはシステム・キャパシティーを向上させ得る。しかし、所定のキャリアk上の所定のセクターXからの伝送は、キャリアk上の他のセクターからの伝送に対する干渉として働く可能性がある。他のセクターは、セクターXからの干渉の存在の下で、それらの伝送の信頼できる受信を確実にするために、キャリアk上で、より低いデータレートで、それらの伝送を送信する必要がある可能性がある。セクターXからの伝送は、それゆえ、他のセクターのキャパシティーを犠牲にして、セクターXのキャパシティーを増加させる可能性がある。
一つの態様において、1又は複数のキャリア上のセクターのカバレージは、システム・パフォーマンスを改善するために、動的に変更されても良い。セクターは、複数のキャリアの上でオペレートしても良い。セクターは、所定のキャリアk上での送信電力を調整すること(adjusting)によってキャリアkのカバレージを変更しても良く、それはキャリアk上での他のセクターに対する干渉の量を変え得る。セクターは、セクター負荷が軽い場合により少ない干渉が他のセクターにもたらさせるように、その負荷に基づいてキャリアkのカバレージを変更しても良い。それゆえ、セクターは、他のセクターのキャパシティーを向上させるために、必要でない場合に(その干渉と同様に)その能力を低減しても良い。
所定のキャリア上のセクターのカバレージは、該キャリアに関する受信信号品質の空間分布により定義され又は特徴付けられても良い。受信信号品質は、信号対雑音干渉比(signal-to-noise-and-interference ratio)(SINR)、信号対雑音比(SNR)、チップ当たりのエネルギー対総受信電力比(energy-per-chip-to- ratio)(Ec/Io)、キャリア対総干渉比(carrier-to-total-interference ratio)(C/I)などによって定量化されても良い。明確にするために、SINRは下記の説明の大半で受信信号品質について使用される。そして、所定のキャリア上のセクターのカバレージは、空間SINR分布により特徴付けられても良い。例えば、カバレージは、SINRが特定の確率で特定のSINR閾値を超える地理的エリアによって与えられても良い。SINRはデータレート又はスループットに関係するので、SINR閾値は特定の最小データレートに対応しても良く、そして、それは満足できるパフォーマンスを得るように定義されても良い。
図3は、2つの基地局によりサービスされる2つのセクターX及びYのための所定のキャリアk上のSINR対送信電力の例示的なプロットを示す。所定の端末によって達成されるSINRは、(i)サービング・セクターからの要求さるる伝送の受信電力、及び、(ii)他のセクターからの総干渉と雑音によって、判定されても良い。セクターの受信電力は、セクターにより使用される送信電力及び該セクターから端末への経路損失(pathloss)によって判定される。経路損失はd〜dで増加し得る。ここで、dはセクターから端末までの距離である。経路損失は、伝播経路における人工及び/又は自然の障害物(obstructions)に起因するランダムな変化に支配され得る。
プロット310及び312は、セクターX及びYが両方ともキャリアk上でPMAXの最大電力レベルで送信している場合に、キャリアk上の端末により達成されるSINRを示す。プロット310は、セクターXによりサービスされる端末に関するSINRを、セクターXに対する距離の関数として示す。SINRは、(i)より大きな経路損失(それは、サービング・セクターXについて、より低い受信電力をもたらす)、及び、(ii)非サービング・セクターからのより高い干渉によって、セクターXから離れる距離がより大きくなるほど、減少する。同様に、プロット312は、セクターYによりサービスされる端末に関するSINRを、セクターYに対する距離の関数として示す。SINRは、セクターYから離れる距離がより大きくなるほど、減少する。各々のセクターのカバレージは、SINRがSINR閾値(SINRTH)を超える地理的エリアによって与えられても良い。図3に示される例において、セクターXのカバレージはセクターXからdX1までの距離であっても良く、また、セクターYのカバレージはセクターYからdY1までの距離であっても良い。
プロット320及び322は、キャリアk上で、セクターXがPLOWの低電力レベルで送信しており、また、セクターYがPMAXの最大電力レベルで送信している場合に、キャリアk上の端末により達成されるSINRを示す。プロット320は、セクターXによりサービスされる端末に関するSINRを、セクターXに対する距離の関数として示す。同様に、プロット322は、セクターYによりサービスされる端末に関するSINRを、セクターYに対する距離の関数として示す。
プロット310及び320で示すように、セクターXのSINR分布及びカバレージは、キャリアk上のセクターXの送信電力を低下させることによって、低減され得る。図3に示される例において、セクターXのカバレージは、キャリアk上でのより低い送信電力レベルの使用によって、dX1からdX2まで低減し得る。より低い送信電力レベルは、セクターYに対する干渉を低減し得る。セクターXは、依然として、セクターXのより近くに位置する幾つかの端末にサービスすることができる。セクターXによりサービスされる所定の端末について、キャリアk上でセクターXによってより低い送信電力が使用される場合に、SINR及びサポートされるデータレートは減少する。
プロット312及び322で示されるように、セクターYのSINR分布及びカバレージは、セクターXがキャリアk上でその送信電力を減少していることによって、改善し得る。図3に示される例において、セクターYのカバレージは、キャリアk上でのセクターXによるより低い送信電力レベルの使用によって、dY1を越えて増加し得る。改善されたカバレージは、特に、セクターYのカバレージ・エッジの近くに位置する端末のために有益であり得る。セクターYによりサービスされるセクター・エッジの端末は、より高いSINRを達成し、より高いデータレートをサポートし得る。例えば、セクター・エッジの端末は、セクターX及びYの両方がPMAXで送信している場合にセクターX及びYについて等しい受信電力を有し、0dBのSINRを達成し得る。この端末は、セクターXがキャリアk上でより低い(又は、0の)送信電力を使用していることによって、セクターXに対する低い(又は、場合によって0の)受信電力とともに、より高いSINR(そして、場合によって、非常により高いSINR)を達成でき得る。
簡単にするために、図3は、2つのセクターX及びYだけのカバレージ及びSINR分布を示す(セクターXは、キャリアk上で異なる電力レベルで送信している)。一般に、カバレージ及びSINR分布は、任意の数のセクターについて判定されても良い。所定のセクターのカバレージ及びSINR分布は、他のセクターからの干渉に依存することがあり、言い換えると(in turn)、それはこれら他のセクターにより使用される送信電力に依存することがある。
所定のキャリアkの所定のセクターXのカバレージは、様々な方法で、動的に変更されても良い。動的なカバレージ調整(adjustment)の第1のデザインにおいて、セクターXの負荷が軽いとき、キャリアkは、シャットダウン(shut down)され又はターンオフ(turned off)されても良く、その送信電力は、0まで低減されても良く、そして、そのカバレージもまた、0まで低減されても良い。セクターは、一般的に、キャリア上のオペレーションをサポートするために、送信するデータがないときでさえ、キャリア上でパイロット及びオーバーヘッド情報を送信する。オーバーヘッド情報は、様々なシステム・パラメータを伝えるシステム情報、すべての端末に向けられたブロードキャスト情報、データ伝送をサポートするための制御情報などを含んでも良い。このキャリアがシャットダウンされている場合に、セクターXは、パイロット、オーバーヘッド情報及びキャリアkに関するデータを送信することを避けても良い。これは、結果として、セクターXがキャリアk上で他のセクターへの干渉をもたらさないことになるであろう。
軽いセクター負荷は、様々な方法で定量化されても良い。一つのデザインにおいて、予め定められた期間の間、アクティブ端末がほとんど存在しない場合に、セクターXは軽い負荷を有するとみなされても良い。HRPDについて、アクティブ端末は、セクターXを向いており、セクターXに対する空でないキューを有する、端末であっても良い。アクティブ端末は、他のシステムについて、他の方法で定義されても良い。セクターXにおけるアクティブ端末の数は、Nとして示されることがある。セクター負荷は、(i)Nが、T分(minutes)の間、低い閾値(low threshold)より少ない場合に、軽いとみなされ、(ii)Nが、高い閾値(high threshold)より多い場合に、軽くないとみなされても良い。Tは任意の適当な値であっても良く、また、オンとオフとの間の急激な切り替えを避けるために、十分に長くても良い。高い閾値及び低い閾値はまた、任意の適当な値であっても良く、また、等しくても或いは等しくなくても良く、また、満足できるパフォーマンスを得るように選択されても良い。
他のデザインにおいて、セクター負荷は、そのセクターの負荷についての過去の知識(historical knowledge)に基づいて判定されても良い。負荷はまた、時刻(time of day)、週の日付(date of week)などに基づいて判定されても良い。例えば、セクターXは、高速道路の一部分をカバーすることがあり、セクター負荷は、通勤時(commuting hours)の間は、重く、非通勤時(non-commuting hours)の間は、軽くても良い。他の例として、セクターXは、住宅地域(residential area)をカバーすることがあり、セクター負荷は、晩の時間(evening hours)の間、重く、昼間の時間(daytime hours)の間、軽くても良い。
さらにもう一つのデザインにおいて、セクター負荷は、アクティブなセクター・エッジの端末の数に基づいて判定されても良い。アクティブ端末の大部分又は全てがセクターXの近くに位置される場合に、セクター負荷は軽いとみなされても良く、キャリアkの送信電力が低減されても良い。端末がセクターXに対してどれくらい近くにあるかは、端末によりレポートされるパイロット強度に基づいて判定されても良い。レポートは、自立的に(autonomously)端末によって、又は、システムからのリクエストに応答して、生成されても良い。十分な数のアクティブ端末がセクターXのカバレージ・エッジに位置する場合には、セクター負荷は軽くないとみなされても良く、セクターXは、キャリアk上でPMAXで送信しても良い。セクター負荷はまた、他の方法で判定されても良い。
セクターXは、その負荷が軽い場合にキャリアkをターンオフし、その負荷が軽くない場合にキャリアkをターンオンしても良い。名目上の一つの周波数再利用を伴うシステムについて、キャリアkをターンオフすることは、周波数再利用を1より大きいものに効果的に変更する。それから、これは、キャリアk上での他のセクターのカバレージ及びSINR分布を改善し得る。
軽いセクター負荷の下でキャリアkをターンオフすることは、キャリアkをアイドル状態に保った上でシステム・パフォーマンスを改善し得る。上記したように、セクターXは、キャリアk上で送信するデータがない場合でさえ、パイロット及びアイドル状態のキャリアkに関するオーバーヘッド情報を送信しても良い。パイロット及びオーバーヘッド情報は、キャリアk上で他のセクターに干渉をもたらす可能性がある。干渉の量及びその影響は、パイロット及びオーバーヘッド情報がどのようにして送信されるかに依存し得る。
図4は、HRPDにおける1つのキャリア上での2つのセクターX及びYによるパイロット及びオーバーヘッド情報の例示的な伝送を示す。各々のセクターのための伝送スケジュールは、複数のスロットに分割されても良い(各々のスロットは、HRPDでは、1.2288Mcpsで1.67ミリ秒(ms)の継続時間を有し、2048チップにわたる)。各々のスロットは、2つのハーフ・スロットに分割され、各々のハーフ・スロットは、パイロット・バーストを含む。2つのシグナリング・バースト(図4中で“MAC”として示される)は、各々のパイロット・バーストの両側で送信される。各々のパイロット・バーストは96チップにわたり、各々のシグナリング・バーストは64チップにわたる。データは、各々のハーフ・スロットの残りの部分において送信されても良い。すべてのセクターは、同期されたフレーム・タイミングを有し、すべてのセクターのパイロット・バースト及びシグナリング・バーストは時間上で位置合わせされる(time aligned)。
図4に示される例において、セクターYは、各々のスロットにおいてPMAXで送信する。セクターXは、データの部分では送信しないが、各々のスロットにおいてPMAXでパイロット及びオーバーヘッド情報を送信する。セクターYからのデータ伝送は、それゆえ、セクターXからの干渉を観測しない。しかし、セクターYからのパイロット伝送及びオーバーヘッド伝送は、セクターXからの干渉を観測する。データ伝送及びパイロット伝送上の異なる量の干渉は、セクターYのパフォーマンスに不利に影響を与える可能性がある。例えば、セクターYにおける端末は、セクターYからのパイロットに基づいてSINRを推定しても良い。推定されたSINRは、サービング・セクターを選択するために及びデータ伝送のためのデータレートを選択するために、使用されても良い。セクターYからのパイロットは、セクターXからのパイロットに起因して、高い干渉を観測する可能性があり、パイロットのSINRはプア(poor)であってデータのSINRを示さない可能性がある。それゆえに、サービング・セクター及びデータレートの選択は、最適状態に及ばない(suboptimal)可能性がある。このシナリオは、その負荷が軽い場合に、セクターXにキャリアをターンオフさせ、パイロット及びオーバーヘッド情報を送信しないようにさせることによって、避けられ得る。
動的なカバレージ調整の第2のデザインにおいて、セクターXの負荷が軽いとき、キャリアkはターンダウンされても良く、その送信電力はより低いレベルに低減されても良く、そのカバレージは対応して低減されても良い。より低い送信電力レベルは、他のセクターに対する干渉を低減するように及びこれらセクターのカバレージ及びSINR分布が改善するように、十分に低くても良い。より低い送信電力レベルは、セクターXが、依然として、キャリアk上でいくつかの端末(例えば、セクターXのより近くに位置されるそれら)にサービスすることを可能にする。
一つのデザインにおいて、セクターXの負荷が軽いとき、固定された、より低い送信電力レベルが、セクターXにより使用されても良い。他のデザインにおいて、より低い送信電力レベルは設定可能であっても良く、また、セクターXの負荷に依存していても良い。例えば、より低い送信電力レベルは、セクターXの負荷に比例していても良い。
動的なカバレージ調整の第3のデザインにおいて、所定のキャリアk上の送信電力は、セクターXの負荷に基づいて、時間的に変化する方法で、オンとオフ/ダウンとの間で切り替えられても良い。キャリアkは、それゆえ、一部の期間、ターンオンされ、他の一部の期間、ターンオフ/ダウンされても良い。キャリアkは、送信電力を0に低減することによってターンオフされても良いし、あるいは、送信電力をより低いレベルに低減することによってターンダウンされても良い。
図5は、時間的に変化する方法でキャリアkの送信電力を調整するデザインを示す。このデザインにおいて、セクターXは、TON1の期間の間、PMAXでキャリアk上で送信し、それから、TOFF1の期間の間、キャリアkをターンオフし、それから、TON1の期間の間、PMAXでキャリアk上で送信し、そして、TOFF1の期間の間、キャリアkをターンオフするなどである。セクターYは、TON2の期間の間、PMAXでキャリアk上で送信し、それから、TOFF2の期間の間、キャリアkをターンオフし、それから、TON2の期間の間、PMAXでキャリアk上で送信し、そして、TOFF2期間の間、キャリアkをターンオフするなどである。
Figure 0005680527
各々のセクターについて、キャリアkのデューティー・サイクル(duty cycle)は、以下のように与えられても良い。
Figure 0005680527
キャリアkの各々のセクターの平均送信電力は、デューティー・サイクルに依存している(例えば、比例している)。各々のセクターは、より小さなデューティー・サイクルを選択することによって、キャリアk上でその平均送信電力を低減しても良い。各々のセクターは、それゆえ、そのセクターの負荷に基づいて、デューティー・サイクルを選択しても良い。
一般に、サイクルの継続期間TCYCLEは、固定されていても良いし、各々のセクターごとに設定可能であっても良い。異なるセクターのサイクルは、時間上で位置合わせされても良く(図5に示されていない)、時間上で位置合わせされなくても良い(図5に示されるように)。オンの継続期間TONは、固定されていても良いし、各々のセクターごとに設定可能であっても良い。オンの継続期間及びサイクルの継続期間は、オンとオフ/ダウンとの間でキャリアkを急激に切り替えることを避けるために、十分に長くても良い。図5に示されていないが、セクターは、キャリアkをターンオフ/ダウンするとき、その送信電力をゆっくりランプダウン(ramp down)しても良く、また、キャリアkをターンオンするとき、その送信電力をゆっくりランプアップ(ramp up)しても良い。ゆっくりしたランプダウン及びランプアップは、他のセクターが、フェーディングと類似する方法において、該セクターによる送信電力の変化を、説明することを可能にし得る。
一つのデザインにおいて、セクターは、その負荷が軽いときは、1未満(例えば、0.5)の固定デューティー・サイクルを使用しても良く、また、その負荷が軽くないときは、常に、送信しても良い。他のデザインにおいて、セクターは、設定可能なデューティー・サイクルを使用しても良く、それは、セクターの負荷に基づいて(例えば、比例して)選択されても良い。例えば、セクター負荷が次第に軽くなるにつれて、デューティー・サイクルが1から0まで動いても良い。
一つのデザインにおいて、各々のセクターは、キャリアkをいつターンオン及びターンオフ/ダウンすべきかについて、自立的に判定しても良い。各々のセクターは、キャリアkをいつターンオンすべきか及びキャリアkをいつターンオフ/ダウンすべきかを示すスイッチング・パターンに基づいて、キャリアkをターンオン及びターンオフ/ダウンしても良い。他のデザインにおいて、セクターは、各々のセクターがいつ及び/又はどれくらい長くキャリアkをターンオフ/ダウンすべきかを、バックホールを介して通信して調整(coordinate)しても良い。セクターは、隣接するセクターのスイッチング・パターンを得ても良く、そして、それに応じて、その端末をスケジュールしても良い(例えば、隣接するセクターがキャリアkをオフ/ダウンするときに、キャリアk上でその端末をスケジュールした)。各々のセクターのスイッチング・パターンは、そのセクターの負荷に基づいて選択されても良い。スイッチング・パターンは、周期的であっても良く、また、固定されたオンの継続期間及び固定されたオフ/ダウンの継続期間を有しても良い(例えば、図5で示されるように)。スイッチング・パターンは、非周期的であっても良く、また、可変のオンの継続期間及び/又は可変のオフ/ダウンの継続期間を有しても良い。さらにもう一つのデザインにおいて、指定されたネットワーク実体(例えば、図1中のネットワーク・コントローラ130)は、それらの負荷を示しているセクターからのレポートを受信しても良く、そして、各々のセクターに、各々のキャリア上で、その送信電力を、ターンオン又はターンオフ/ダウンするように命令しても良い。指定されたネットワーク実体は、セクター間干渉が低減されることができるように、それらセクターのためにオン/オフ/ダウンのインストラクションを判定しても良い。
時間的に変化する方法でキャリアkをオン及びオフ/ダウンに切り替えることは、隣接するセクターがキャリアkをターンオフ/ダウンするとき、各々のセクターにおける端末が、一部の期間、より良いSINRを観測する結果をもたらす可能性がある。オポチューニスティック・スケジューリング(opportunistic scheduling)について、セクターは、隣接するセクターがキャリアkをターンオフ/ダウンするとき、そのカバレージ・エッジの端末をスケジュールしても良い。例えば、セクターXは、セクターYがキャリアkをターンオフ/ダウンするとき、継続期間の間、そのカバレージ・エッジの端末を、スケジュールしても良い。同様に、セクターYは、セクターXがキャリアkをターンオフ/ダウンするとき、継続期間の間、そのカバレージ・エッジの端末を、スケジュールしても良い。
図5は、セクターX及びYがキャリアkをターンオン及びターンオフ/ダウンするデザインを示す。他のデザインにおいて、セクターXは、キャリアkをターンオン及びターンオフ/ダウンしても良く、また、セクターYは、常に、キャリアkをターンオンしても良い。
セクターXは、キャリアk上で1又は複数の端末をサービスしても良く、また、例えば軽い負荷に起因して、キャリアkをオフ/ダウンすることに決めても良い。セクターXは、(i)セクターXによってターンオンされる他のキャリアに対して、又は、(ii)キャリアk上でオペレートしている他のセクターに対して、キャリアk上でオペレートしている各々の端末をハンドオフしても良い。
端末は、K個の利用可能なキャリアの中の1又は複数のキャリアの上でオペレートすることができる場合がある。サービング・セクター及びキャリアは、K個のキャリア上で該端末に潜在的にサービスできる全てのセクターについての該端末により達成されるSINRに基づいて、該端末のために選択されても良い。各々の潜在的なサービング・セクターについて、端末は、各々の利用可能なキャリア上で、そのセクターのSINRを推定しても良い。端末は、異なるセクターによる異なるキャリア上での異なる送信電力レベルの使用によって、所定のセクターの異なるキャリアに対して、異なるSINRを有する可能性がある。
一つのデザインにおいて、端末は、全てのキャリア上の全てのセクターに対するSINRに基づいて、サービング・セクター及びキャリアを選択しても良い。選択されたセクターの選択されたキャリアは、全てのセクター及び全てのキャリアに対するSINRの間で最高のSINRを有しても良い。例えば、端末は、例えばルックアップ・テーブルに基づいて、選択されたキャリア上の選択されたセクターのSINRを、データレートにマッピングしても良い。端末は、選択されたデータレートを含むメッセージを、(例えば、HRPDにおけるデータレート制御(DRC)チャネル上で)選択されたセクターに送信しても良い。そして、選択されたセクターは、選択されたキャリア上のデータ伝送について、該端末をスケジュールしても良い。
他のデザインにおいて、端末は、サービング・セクターを有しても良く、また、サービング・セクターにパイロット測定レポートを送信しても良い。パイロット測定レポートは、チャネル品質表示(CQI)情報(それは全てのセクター及びキャリアに関するSINRの量子化されたバージョンを含んでもよい)を含んでも良い。サービング・セクターは、CQI情報に基づいて、端末のためにキャリアを選択しても良い。他のサービング・セクターが、同様に、CQI情報に基づいて、端末のために選択されても良い。いずれにしても、端末は、選択されたキャリア上でサービング・セクター(又は新しいサービング・セクター)によってデータ伝送についてスケジュールされても良い。
一つのデザインにおいて、端末は、各々のキャリアのために一組の潜在的なサービング・セクターを有していても良く、それは、アクティブ・セット、候補セット、セクター・セットなどと呼ばれることがある。各々のキャリアについて、新しいセクターは、キャリア上の該セクターに関するSINRが十分に高い場合に、アクティブ・セットに加えられても良く、また、既存のセクターは、キャリア上の該セクターに関するSINRが十分に低い場合に、アクティブ・セットから削除されても良い。一つのデザインにおいて、端末は、すべてのKキャリアについてアクティブ・セットを維持しても良い。他のデザインにおいて、システムは、端末からのパイロット測定レポートに基づいて、該端末のために全てのK個のキャリアについてアクティブ・セットを維持しても良い。いずれにしても、サービング・セクター及びキャリアは、アクティブ・セットにおける潜在的なサービング・セクターの中から該端末のために選択されても良い。
図6は、無線通信システムにおいて通信する方法600のデザインを示す。プロセス600は、セクターのための基地局によって(下記のように)、又は、何らかの他の実体(例えば、端末)によって、実行されても良い。基地局は、第1の送信電力レベル(例えば、PMAX)で第1のキャリア(第1のキャリアは第1のカバレージを有する)の上で通信しても良い(ブロック612)。基地局は、第1の送信電力レベルと等しいか又はそれより低い第2の送信電力レベルで第2のキャリア上で通信しても良い(ブロック614)。第2のキャリアは、第1のカバレージと等しいか又はそれより小さい第2のカバレージを有しても良い。基地局は、第2のキャリアのカバレージを変化させるために、セクターの負荷に基づいて、第2のキャリアに対する第2の送信電力レベルを変更しても良い(ブロック616)。
基地局はまた、第1の送信電力レベルと等しいか又はそれより低い第3の送信電力レベルで第3のキャリア上で通信しても良い。第3のキャリアは、第1のカバレージと等しいか又はそれより小さい第3のカバレージを有しても良い。基地局は、第3のキャリアのカバレージを変化させるために、セクターの負荷に基づいて、第3のキャリアに対する第3の送信電力レベルを変更しても良い。一般に、基地局は、任意の数のキャリアの上で通信しても良く、また、セクターの負荷に基づいて、1又は複数のキャリアの送信電力を変更しても良い。
一つのデザインにおいて、ブロック612について、基地局は、第1の送信電力レベルで第1のキャリア上で1又は複数の端末にデータ伝送を送信しても良い。ブロック614について、基地局は、第2の送信電力レベルで第2のキャリア上で1又は複数の端末にデータ伝送を送信しても良い。他のデザインにおいて、ブロック612について、基地局は、第1の送信電力レベルで第1のキャリア上で1又は複数の端末により送信されるデータ伝送を受信しても良い。ブロック614について、基地局は、第2の送信電力レベルで第2のキャリア上で1又は複数の端末により送信されるデータ伝送を受信しても良い。両方のデザインについて、基地局は、異なるキャリア上で異なる端末にサービスしても良い。基地局はまた、所定の端末に複数のキャリア上でサービスしても良い。
ブロック616の一つのデザインにおいて、セクターの負荷が軽いならば、基地局は、第2のキャリアをターンオフするために、第2の送信電力レベルを0に低減しても良い。他のデザインにおいて、セクターの負荷が軽いならば、基地局は、第2の送信電力レベルを、第1の送信電力レベルを下回る低いレベルに低減しても良い。両方のデザインについて、基地局は、セクターにおけるアクティブ端末の数が、予め定められた期間の間、予め定められた端末数未満であるならば、セクターの負荷が軽いと判定しても良い。基地局はまた、何らかの他の基準に基づいてセクター負荷が軽いと判定しても良い。さらにもう一つのデザインにおいて、基地局は、セクターの負荷の関数に基づいて、第2の送信電力レベルを変更しても良い。第2の送信電力レベルは、セクター負荷が次第に軽くなるにつれて、次第に低くなるようにしても良い。基地局は、セクターのアクティブ端末の数、セクターの負荷に関する履歴情報(historical information)、時刻及び/又は他の情報に基づいて、セクターの負荷を判定しても良い。
ブロック616のさらにもう一つのデザインにおいて、基地局は、第2のキャリア上でいつ高い送信電力(例えば、PMAX)を使用すべきか及びいつ低い送信電力(例えば、PLOW又は0)を使用すべきかを示すスイッチング・パターンに基づいて、第2の送信電力レベルを変更しても良い(例えば図5で示されるように)。基地局は、セクターの負荷に基づいて、スイッチング・パターンのデューティー・サイクルを判定しても良い。基地局はまた、セクターの予期される負荷(例えば、その日の時刻)などに基づいて、スイッチング・パターンを選択しても良い。
一つのデザインにおいて、オポチューニスティック・スケジューリングが実行されても良い。基地局は、他の基地局における隣接するセクターのスイッチング・パターンを判定しても良い。基地局は、隣接するセクターがスイッチング・パターンに基づいて第2のキャリア上でその送信電力を低減するであろうときに、休眠期間(quiet period)を判定しても良い。基地局は、隣接するセクターから高い干渉を観測している端末を識別しても良く、また、休眠期間の間、第2のキャリア上で端末と通信しても良い(例えば、該端末へのスケジュール・データ伝送)。
一つのデザインにおいて、基地局は、低い送信電力から高い送信電力への移行のために、第2の送信電力レベルをランプアップしても良い。基地局は、高い送信電力から低い送信電力への移行のために、第2の送信電力レベルをランプダウンしても良い。このランプアップ及びランプダウンは、隣接するセクターに対する送信電力の変更の悪影響を軽減し得る。
一つのデザインにおいて、基地局は、第2のキャリアのための第2の送信電力レベルに関して他のネットワーク実体又は他のセクターと通信することなく、該第2の送信電力レベルを自立的に変更しても良い。他のデザインにおいて、基地局は、第2のキャリアのための第2の送信電力レベルを判定するために、ネットワーク実体又は隣接するセクターと通信しても良い。第2の送信電力レベルは、隣接するセクターの負荷に更に基づいて、変更されても良い。例えば、そのセクターが軽い負荷を有し及び/又は隣接するセクターが重い負荷を有する場合に、第2の送信電力レベルが低減されても良い。
図7は、無線通信システムにおいて通信する方法700のデザインを示す。プロセス700は、端末によって(下記のように)、又は、何らかの他の実体によって、実行されても良い。端末は、第1のキャリア上で第1のセクターに関する第1のSINRを得ても良い(ブロック712)。端末は、第2のキャリア上で第1のセクターに関する第2のSINRを得ても良い(ブロック714)。第2のSINRは、(i)第1のセクターが、該第1のセクターの負荷に基づいて第2のキャリア上でその送信電力を変更していること、及び/又は、(ii)第2のセクターが、該第2のセクターの負荷に基づいて第2のキャリア上でその送信電力を変更していることによって、第1のSINRとは異なり得る。端末は、第1及び第2のSINRに基づいて、通信のために少なくとも一つのキャリアを選択しても良い(ブロック716)。2つを超えるキャリアが利用可能であっても良い。この場合、端末は、各々のキャリアごとにSINRを得ても良く、また、通信のために少なくとも一つのキャリア(例えば、最も高いSINRをもつキャリア)を選択しても良い。いずれにしても、端末は、少なくとも一つの選択されたキャリアの上で、第1のセクターと通信しても良い(ブロック718)。
ブロック716について、第2のSINRは、例えば第2のセクターが、該第2のセクターにおける軽い負荷に応答して第2のキャリア上でその送信電力を低減していることによって、第1のSINRより高い場合がある。端末は、それから、第2のSINRが第1のSINRより高いことに起因して、第2のキャリアを選択しても良い。あるいは、第1のSINRは、例えば第1のセクターが、該第1のセクターにおける軽い負荷に応答して第2のキャリア上でその送信電力を低減していることによって、第2のSINRより高い場合がある。端末は、それから、第1のSINRが第2のSINRより高いことに起因して、第1のキャリアを選択しても良い。端末はまた、第1及び第2のキャリアを選択しても良い。いずれにしても、データ伝送は、第1及び/又は第2のキャリア上で、それぞれ第1及び第2のデータレートで送信されても良い。第1及び第2のデータレートは、それぞれ第1及び第2のSINRに基づいて判定されても良い。
一つのデザインにおいて、端末は、各々の選択されたキャリアに関するSINRに基づいてデータレートを選択しても良い。端末は、少なくとも一つの選択されたキャリア及び各々の選択されたキャリアに関するデータレートを含むメッセージを、第1のセクターに送信しても良い。ブロック718について、端末は、各々の選択されたキャリア上で、選択されたデータレート(又はより低いデータレート)で、第1のセクターにより送信されるデータ伝送を受信しても良い。
一般に、任意の数のキャリアが利用可能であっても良い。端末は、同時に複数のキャリア上でオペレートすることができるマルチキャリア端末であっても良い。端末は、各々のキャリアの上で第1のセクターに関するSINRを判定しても良い。所定のキャリアk上での第1のセクターに関するSINRが低い(例えば、特定の閾値未満である)場合に、端末は、幾つかのオプションを有しても良い。第1に、端末は、キャリアk上で、より高いSINRをもつ他のセクターを選択しても良い。第2に、端末は、キャリアk上に、そのSINRが十分に高い他のセクターが存在しない場合に、キャリアk上でサービスされなくても良い。例えば、第1のセクターがキャリアk上で(例えば、軽い負荷のため)その送信電力を0又は低レベルに低減する場合に、端末は、キャリアk上でそれ以上サービスされない場合があるが、残りのキャリア上でサービスされ続ける可能性がある。
一つのデザインにおいて、端末は、第1のキャリアのために潜在的なサービング・セクターの第1のセットを判定しても良い。端末はまた、第2のキャリアのために潜在的なサービング・セクターの第2セットを判定しても良い。第1のセットは、例えば1又は複数のセクターが、それらセクターの負荷に基づいて第1又は第2のキャリア上でそれらの送信電力を変更していることによって、第2セットと異なることがある。端末は、SINRの測定結果(measurements)に基づいて、第1及び第の2セットを更新しても良い。あるいは、端末は、SINRの測定結果を、システムにレポートしても良く、また、第1及び第2のセットとともに提供されても良い。いずれにしても、端末は、第1及び第2のセットに基づいて、サービング・セクター及びキャリアを選択しても良い。
図8は、基地局110及び端末120のデザインのブロック図を示す。それらは、図1中の基地局のうちの一つ及び端末のうちの一つであっても良い。基地局110において、送信(TX)データプロセッサ812は、データ伝送のためにスケジュールされる端末についてデータ・ソース810からデータを受け取り、コントローラ/プロセッサ820からオーバーヘッド情報を受け取っても良い。TXデータプロセッサ812は、各々の端末のためのデータを、その端末のために選択されるデータレートに基づいて処理(例えば、符号化、インターリーブ、変調)して、すべての端末についてデータ・シンボルを得ても良い。TXデータプロセッサ812はまた、オーバーヘッド情報を処理して、オーバーヘッド・シンボルを取得しても良い。TXデータプロセッサ812は、更に、データ・シンボル、オーバーヘッド・シンボル及びパイロット・シンボルを処理して(例えば、CDMA、OFDMAなどのために)、出力サンプルを生成しても良い。送信機(TMTR)814は、出力サンプルを処理(例えば、アナログへの変換、増幅、フィルタリング及び周波数アップコンバート)して、順方向リンク信号を生成しても良い。そして、順方向リンク信号は、アンテナ816を介して端末へ送信されても良い。
端末120において、アンテナ852は、基地局110及び/又は他の基地局から順方向リンク信号を受信しても良い。受信機(RCVR)854は、アンテナ852から受信した信号を処理して、入力サンプルを供給しても良い。受信(RX)データプロセッサ856は、受信シンボルを得るために、入力サンプルを処理しても良い(例えば、CDMA、OFDMAなどのために)。RXデータプロセッサ856は、更に、受信シンボルを処理(例えば、復調、デインターリーブ、復号化)して、端末120のための復号化データをデータ・シンク858に供給し、また、復号化オーバーヘッド情報をコントローラ/プロセッサ860に供給しても良い。
端末110において、TXデータプロセッサ872は、データ・ソース870からデータを受け取り、コントローラ/プロセッサ860から制御情報(例えば、データレート・リクエスト、CQI情報など)を受け取っても良い。TXデータプロセッサ872は、データ及び制御情報を処理して、出力サンプルを生成しても良い。送信機874は、出力サンプルを処理して、逆方向リンク信号を生成しても良い。そして、逆方向リンク信号は、アンテナ852を介して基地局110に送信されても良い。
基地局110において、アンテナ816は、端末120及び/又は他の端末から逆方向リンク信号を受信しても良い。受信機830は、アンテナ816からの受信信号を処理して、入力サンプルを供給しても良い。RXデータプロセッサ832は、入力サンプルを処理して、各々の端末のための復号化データをデータ・シンク834に供給し、また、復号化制御情報をコントローラ/プロセッサ820に供給しても良い。
コントローラ/プロセッサ820及び860は、それぞれ、基地局110及び端末120におけるオペレーションを指示しても良い。基地局110におけるコントローラ/プロセッサ820及び/又は他のモジュールは、図6中のプロセス600及び/又は本明細書で説明される技術のための他のプロセスを、実行又は指示しても良い。端末120におけるコントローラ/プロセッサ860及び/又は他のモジュールは、図6中のプロセス600、図7中のプロセス700及び/又は本明細書で説明される技術のための他のプロセスを、実行又は指示しても良い。メモリ822及び862は、それぞれ、基地局110及び端末120のためのプログラム・コード及びデータを記憶しても良い。スケジューラ824は、順方向及び/又は逆方向リンク上のデータ伝送のために端末をスケジュールしても良い。
情報及び信号は、いろいろな異なるテクノロジー及びテクニックの任意のものを用いて表現可能であることを、当業者は理解できるであろう。例えば、上記説明の間に参照される、データ、インストラクション、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、及び、チップは、電圧、電流、電磁波、磁場若しくは磁性粒子(magnetic fields or particles)、光場若しくは光学粒子(optical fields or particles)、又はそれらの任意の組み合わせにより表現可能である。
本明細書での開示に関連して説明された、各種の説明する論理ブロック、モジュール、回路、及び、アルゴリズムのステップは、電子回路用ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又は、それらの組み合わせとして、実装されても良いことを、当業者はさらに理解できるであろう。このハードウェア及びソフトウェアの互換性をめいりょうに説明するために、各種の説明するコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、及びステップが、一般に、それらの機能性の観点で、前述された。当該の機能性は、システム全体に課される特定のアプリケーション及びデザインの制約に応じて、ハードウェア又はソフトウェアとして実装される。当業者は、説明された機能性を、各々のアプリケーションのためのさまざまな方法で実装しても良いが、当該の実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱をもたらすものとして説明されるべきではない。
本明細書での開示に関連して説明された、種々の説明に役立つ、論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、個別ゲート又はトランジスタロジック、個別のハードウェアコンポーネント、又は本明細書で説明された機能を実行するようにデザインされた任意のそれらの組み合わせで実装されても良い。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであっても良いが、代わりに、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又はステートマシンであっても良い。プロセッサはまた、コンピュータデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結する1つ又は複数のマイクロプロセッサ、又は、他のそのような構成、として実装されても良い。
本明細書での開示に関連して説明された方法又はアルゴリズムのステップは、直接、ハードウェアにより具体化されても良いし、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールにより具体化されても良いし、又は、それら二つの組合せにより具体化されても良い。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、又は当該技術分野において周知の任意の他のフォームの記憶媒体に存在しても良い。例示的な記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み込み、また、それへ情報を書き込むことができるように、そのプロセッサに接続される。代わりに、記憶媒体は、プロセッサに一体化されていても良い。プロセッサ及び記憶媒体は、ASICにおいて存在してもよい。ASICは、ユーザ端末に存在しても良い。代案では、プロセッサ及び記憶媒体は、ユーザ端末の個別のコンポーネントとして存在しても良い。
一つ又は複数の例示的なデザインにおいて、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせにより実行されても良い。ソフトウェアで実装される場合には、機能は、コンピュータ読み取り可能な媒体に、1又は複数のインストラクション又はコードとして、格納され又は伝送されても良い。コンピュータ読み取り可能な媒体は、或る場所から他の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を容易にする任意の媒体を含むコンピュータ記憶媒体及び通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータ又は専用コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体であっても良い。制限ではなく、例として、上記コンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置若しくは他の磁気記憶装置、又は、インストラクション若しくはデータ構造の形で所望のプログラム・コード手段を伝えるか若しくは記憶するのに使用でき、且つ、汎用若しくは専用コンピュータ又は汎用若しくは専用プロセッサによってアクセスできる任意の他の媒体を含むことができる。また、任意のコネクション(connection)は、適切にコンピュータ読み取り可能な媒体と呼ばれる。例えば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、又は、例えば赤外線、無線、マイクロ波のような無線技術を使用することによって、ウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースからソフトウェアが送信される場合に、その同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、又は、例えば赤外線、無線、マイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で用いられるディスク(Disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク及びブルーレイディスク(登録商標)を含む。ここで、ディスク(disks)は、通常、磁気的にデータを複製(reproduce)し、一方、ディスク(discs)は、レーザーを使って光学的にデータをさせる。上記の組み合わせはまた、コンピュータ読み取り可能な媒体の範囲の中に含まれるべきである。
本開示の前の説明は、当業者が本開示を製造又は使用できるようにするために提供される。本開示への種々の変形は、当業者には容易に明白になるであろう。また、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の精神又は範囲から逸脱することなく、他のバリエーションに適用されても良い。それゆえ、本開示は、本明細書で示された例及びデザインに限定されることが意図されているのではなく、本明細書に開示された原理及び新規な特徴に合致する最も広い範囲を与えられることが意図されている。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 無線通信のための方法において、第1の送信電力レベルで第1のキャリア上で通信することと、前記第1の送信電力レベルと等しいか又はそれより低い第2の送信電力レベルで第2のキャリア上で通信することと、セクターの負荷に基づいて、前記第2のキャリアのための前記第2の送信電力レベルを変更することを含む方法。
[2] 前記第2の送信電力レベルを前記変更することは、前記セクターの前記負荷が軽いかどうか判定することと、前記セクターの前記負荷が軽い場合に、前記第2の送信電力レベルを0に又は前記第1の送信電力未満の低レベルに低減することを含む[1]の方法。
[3] 前記セクターの前記負荷が軽いかどうか判定することは、前記セクターにおけるアクティブ端末の数が、予め定められた期間について、予め定められた数の端末未満である場合に、前記セクターの前記負荷が軽いと判定することを含む[2]の方法。
[4] 前記第2の送信電力レベルを前記低減することは、前記セクターの前記負荷が軽い場合に、前記第2のキャリアをターンオフするために前記第2の送信電力レベルを0に低減することを含む[2]の方法。
[5] 前記第2の送信電力レベルを前記変更することは、前記セクターの前記負荷の関数に基づいて、前記第2の送信電力レベルを変更する(該第2の送信電力レベルは、負荷が次第に軽くなるにつれて、次第に低くなる)ことを含む[1]の方法。
[6] 前記第2の送信電力レベルを前記変更することは、前記第2のキャリア上で高い送信電力を使用するタイミング及び低い送信電力を使用するタイミングを示すスイッチング・パターンに基づいて、前記第2の送信電力レベルを変更することを含む[1]の方法。
[7] 前記セクターの前記負荷に基づいて、前記スイッチング・パターンのデューティー・サイクルを判定することを更に含む[6]の方法。
[8] 前記セクターの予期される負荷に基づいて、前記スイッチング・パターンを選択することを更に含む[6]の方法。
[9] 前記セクターにおけるアクティブ端末の数、前記セクターの前記負荷に関する履歴情報及び時刻のうちの少なくとも一つに基づいて、前記セクターの前記負荷を判定することを更に含む[1]の方法。
[10] 隣接するセクターのスイッチング・パターンを判定することと、前記スイッチング・パターンに基づいて、前記隣接するセクターが前記第2のキャリア上の送信電力を低減するであろう休眠期間を判定することと、前記隣接するセクターから高い干渉を観測している端末を識別することと、前記休眠期間の間に前記第2のキャリア上で前記端末と通信することを更に含む[1]の方法。
[11] 前記第2の送信電力レベルを前記変更することは、低い送信電力から高い送信電力への移行のために前記第2の送信電力レベルをランプアップすることと、高い送信電力から低い送信電力への移行のために前記第2の送信電力レベルをランプダウンすることを含む[1]の方法。
[12] 前記第2の送信電力レベルを前記変更することは、前記第2の送信電力レベルに関して他のネットワーク実体又は他のセクターと通信することなしに、前記第2のキャリアのための前記第2の送信電力レベルを、前記セクターにより自立的に変更する[1]の方法。
[13] 前記第2の送信電力レベルを前記変更することは、前記第2のキャリアのための前記第2の送信電力レベルを判定するために、前記セクターにより、ネットワーク実体又は隣接するセクターと通信する(前記第2の送信電力レベルは、前記隣接するセクターの負荷に更に基づいて変更される)ことを含む[1]の方法。
[14] 前記第1の送信電力レベルと等しいか又はそれより低い第3の送信電力レベルで第3のキャリア上で通信することと、前記セクターの前記負荷に基づいて、前記第3のキャリアのための前記第3の送信電力レベルを変更することを更に含む[1]の方法。
[15] 無線通信のための装置において、第1の送信電力レベルで第1のキャリア上で通信するための手段と、前記第1の送信電力レベルと等しいか又はそれより低い第2の送信電力レベルで第2のキャリア上で通信するための手段と、セクターの負荷に基づいて、前記第2のキャリアのための前記第2の送信電力レベルを変更するための手段とを含む装置。
[16] 前記第2の送信電力レベルを変更するための前記手段は、前記セクターの前記負荷が軽いかどうか判定するための手段と、 前記セクターの前記負荷が軽い場合に、前記第2の送信電力レベルを0に又は前記第1の送信電力未満の低レベルに低減するための手段とを含む[15]の装置。
[17] 前記第2の送信電力レベルを変更するための前記手段は、前記セクターの前記負荷の関数に基づいて、前記第2の送信電力レベルを変更する(該第2の送信電力レベルは、負荷が次第に軽くなるにつれて、次第に低くなる)ための手段を含む[15]の装置。
[18] 前記第2の送信電力レベルを変更するための前記手段は、前記第2のキャリア上で高い送信電力を使用するタイミング及び低い送信電力を使用するタイミングを示すスイッチング・パターンに基づいて、前記第2の送信電力レベルを変更するための手段と、前記セクターの前記負荷に基づいて、前記スイッチング・パターンのデューティー・サイクルを判定するための手段とを含む[15]の装置。
[19] 隣接するセクターのスイッチング・パターンを判定するための手段と、前記スイッチング・パターンに基づいて、前記隣接するセクターが前記第2のキャリア上の送信電力を低減するであろう休眠期間を判定するための手段と、前記隣接するセクターから高い干渉を観測している端末を識別するための手段と、前記休眠期間の間に前記第2のキャリア上で前記端末と通信するための手段とを更に含む[15]の装置。
[20] 無線通信のための装置において、第1の送信電力レベルで第1のキャリア上で通信し、前記第1の送信電力レベルと等しいか又はそれより低い第2の送信電力レベルで第2のキャリア上で通信し、セクターの負荷に基づいて、前記第2のキャリアのための前記第2の送信電力レベルを変更するように構成された少なくとも一つのプロセッサを含む装置。
[21] 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記セクターの前記負荷が軽いかどうか判定し、前記セクターの前記負荷が軽い場合に、前記第2の送信電力レベルを0に又は前記第1の送信電力未満の低レベルに低減するように構成された[20]の装置。
[22] 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記セクターの前記負荷の関数に基づいて、前記第2の送信電力レベルを変更する(該第2の送信電力レベルは、負荷が次第に軽くなるにつれて、次第に低くなる)ように構成された[20]の装置。
[23] 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記第2のキャリア上で高い送信電力を使用するタイミング及び低い送信電力を使用するタイミングを示すスイッチング・パターンに基づいて、前記第2の送信電力レベルを変更し、前記セクターの前記負荷に基づいて、前記スイッチング・パターンのデューティー・サイクルを判定するように構成された[20]の装置。
[24] 前記少なくとも一つのプロセッサは、隣接するセクターのスイッチング・パターンを判定し、前記スイッチング・パターンに基づいて、前記隣接するセクターが前記第2のキャリア上の送信電力を低減するであろう休眠期間を判定し、前記隣接するセクターから高い干渉を観測している端末を識別し、前記休眠期間の間に前記第2のキャリア上で前記端末と通信するように構成された[20]の装置。
[25] 無線通信のための装置において、少なくとも一つのコンピュータに、第1の送信電力レベルで第1のキャリア上で通信させるためのコードと、前記少なくとも一つのコンピュータに、前記第1の送信電力レベルと等しいか又はそれより低い第2の送信電力レベルで第2のキャリア上で通信させるためのコードと、前記少なくとも一つのコンピュータに、セクターの負荷に基づいて、前記第2のキャリアのための前記第2の送信電力レベルを変更させるためのコードとを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータ・プログラム製品。
[26] 第1のキャリア上での第1のセクターに関する第1の信号対雑音干渉比(SINR)を取得することと、第2のキャリア上で前記第1のセクターに関する第2のSINR(該第2のSINRは、前記第1のセクターが、該第1のセクターの負荷に基づいて該第2のキャリア上の送信電力を変更していることによって、若しくは、第2のセクターが、該第2のセクターの負荷に基づいて該第2のキャリア上の送信電力を変更していることによって、又は、それらの両方によって、前記第1のSINRとは異なっている)を取得することと、前記第1及び第2のSINRに基づいて、通信のための少なくとも一つのキャリアを選択することと、前記少なくとも一つの選択されたキャリア上で前記第1のセクターと通信することを含む無線通信のための方法。
[27] 前記第2のSINRは、前記第2のセクターが、該第2のセクターにおける軽い負荷に応答して前記第2のキャリア上の送信電力を低減していることによって、第1のSINRより高くなっており、前記第2のキャリアは、前記第2のSINRが前記第1のSINRより高いことに起因して、選択される[26]の方法。
[28] 前記第1のSINRは、前記第1のセクターが、該第1のセクターにおける軽い負荷に応答して前記第2のキャリア上の送信電力を低減していることによって、前記第2のSINRより高くなっており、前記第1のキャリアは、前記第1のSINRが前記第2のSINRより高いことに起因して、選択される[26]の方法。
[29] 前記第1及び第2のキャリアが選択され、データ伝送は、前記第1及び第2のキャリア上で、前記前記第1及び第2のSINRにそれぞれ基づいて判定された前記第1及び第2のデータレートで送信される[26]の方法。
[30] 少なくとも一つの選択されたキャリアの各々に関するSINRに基づいて、データレートを選択することと、前記少なくとも一つの選択されたキャリア及び各々の選択されたキャリアに関する前記データレートを含むメッセージを、前記第1のセクターに送信することを含む[26]の方法。
[31] 前記第1のキャリアのための潜在的なサービング・セクターの第1のセットを判定することと、前記第2のキャリアのための潜在的なサービング・セクターの第2のセット(該第1のセットは、該第2のセットとは異なっている)を判定することを含む[26]の方法。
[32] 無線通信のための装置において、第1のキャリア上での第1のセクターに関する第1の信号対雑音干渉比(SINR)を取得するための手段と、第2のキャリア上で前記第1のセクターに関する第2のSINR(該第2のSINRは、前記第1のセクターが、該第1のセクターの負荷に基づいて該第2のキャリア上の送信電力を変更していることによって、若しくは、第2のセクターが、該第2のセクターの負荷に基づいて該第2のキャリア上の送信電力を変更していることによって、又は、それらの両方によって、前記第1のSINRとは異なっている)を取得するための手段と、前記第1及び第2のSINRに基づいて、通信のための少なくとも一つのキャリアを選択するための手段と、前記少なくとも一つの選択されたキャリア上で前記第1のセクターと通信するための手段とを含む装置。
[33] 前記第2のSINRは、前記第2のセクターが、該第2のセクターにおける軽い負荷に応答して前記第2のキャリア上の送信電力を低減していることによって、第1のSINRより高くなっており、前記第2のキャリアは、前記第2のSINRが前記第1のSINRより高いことに起因して、選択される[32]の装置。
[34] 前記第1のSINRは、前記第1のセクターが、該第1のセクターにおける軽い負荷に応答して前記第2のキャリア上の送信電力を低減していることによって、前記第2のSINRより高くなっており、前記第1のキャリアは、前記第1のSINRが前記第2のSINRより高いことに起因して、選択される[32]の装置。
[35] 前記第1のキャリアのための潜在的なサービング・セクターの第1のセットを判定することと、前記第2のキャリアのための潜在的なサービング・セクターの第2のセット(該第1のセットは、該第2のセットとは異なっている)を判定することを含む[32]の装置。

Claims (35)

  1. 無線通信のための方法において、
    第1の送信電力レベルでセクター内の第1のキャリア上で通信することと、
    前記第1の送信電力レベルと等しいか又はそれより低い第2の送信電力レベルで前記セクター内の第2のキャリア上で通信することと、
    前記セクターの負荷に基づいて、前記第2のキャリアのための前記第2の送信電力レベルを変更することを含む方法。
  2. 前記第2の送信電力レベルを前記変更することは、
    前記セクターの前記負荷が軽いかどうか判定することと、
    前記セクターの前記負荷が軽い場合に、前記第2の送信電力レベルを0に又は前記第1の送信電力未満の低レベルに低減することを含む請求項1の方法。
  3. 前記セクターの前記負荷が軽いかどうか判定することは、前記セクターにおけるアクティブ端末の数が、予め定められた期間について、予め定められた数の端末未満である場合に、前記セクターの前記負荷が軽いと判定することを含む請求項2の方法。
  4. 前記第2の送信電力レベルを前記低減することは、前記セクターの前記負荷が軽い場合に、前記第2のキャリアをターンオフするために前記第2の送信電力レベルを0に低減することを含む請求項2の方法。
  5. 前記第2の送信電力レベルを前記変更することは、前記セクターの前記負荷の関数に基づいて、前記第2の送信電力レベルを変更することを含み、該第2の送信電力レベルは、負荷が次第に軽くなるにつれて次第に低くなる請求項1の方法。
  6. 前記第2の送信電力レベルを前記変更することは、前記第2のキャリア上で高い送信電力を使用するタイミング及び低い送信電力を使用するタイミングを示すスイッチング・パターンに基づいて、前記第2の送信電力レベルを変更することを含む請求項1の方法。
  7. 前記セクターの前記負荷に基づいて、前記スイッチング・パターンのデューティー・サイクルを判定することを更に含む請求項6の方法。
  8. 前記セクターの予期される負荷に基づいて、前記スイッチング・パターンを選択することを更に含む請求項6の方法。
  9. 前記セクターにおけるアクティブ端末の数、前記セクターの前記負荷に関する履歴情報及び時刻のうちの少なくとも一つに基づいて、前記セクターの前記負荷を判定することを更に含む請求項1の方法。
  10. 隣接するセクターのスイッチング・パターンを判定することと、ここにおいて、前記スイッチング・パターンは、前記第2のキャリア上で高い送信電力を使用するタイミング及び低い送信電力を使用するタイミングを示すものであり、
    前記スイッチング・パターンに基づいて、前記隣接するセクターが前記第2のキャリア上の送信電力を低減するであろうときに、休眠期間を判定することと、
    前記隣接するセクターから高い干渉を観測している端末を識別することと、
    前記休眠期間の間に前記第2のキャリア上で前記端末と通信することを更に含む請求項1の方法。
  11. 前記第2の送信電力レベルを前記変更することは、
    低い送信電力から高い送信電力への移行のために前記第2の送信電力レベルをランプアップすることと、
    高い送信電力から低い送信電力への移行のために前記第2の送信電力レベルをランプダウンすることを含む請求項1の方法。
  12. 前記第2の送信電力レベルを前記変更することは、前記第2の送信電力レベルに関して他のネットワーク実体又は他のセクターと通信することなしに、前記第2のキャリアのための前記第2の送信電力レベルを、前記セクターにより自立的に変更する請求項1の方法。
  13. 前記第2の送信電力レベルを前記変更することは、前記第2のキャリアのための前記第2の送信電力レベルを判定するために、前記セクターにより、ネットワーク実体又は隣接するセクターと通信することを含み、前記第2の送信電力レベルは、前記隣接するセクターの負荷に更に基づいて変更される請求項1の方法。
  14. 前記第1の送信電力レベルと等しいか又はそれより低い第3の送信電力レベルで第3のキャリア上で通信することと、
    前記セクターの前記負荷に基づいて、前記第3のキャリアのための前記第3の送信電力レベルを変更することを更に含む請求項1の方法。
  15. 無線通信のための装置において、
    第1の送信電力レベルでセクター内の第1のキャリア上で通信するための手段と、
    前記第1の送信電力レベルと等しいか又はそれより低い第2の送信電力レベルで前記セクター内の第2のキャリア上で通信するための手段と、
    前記セクターの負荷に基づいて、前記第2のキャリアのための前記第2の送信電力レベルを変更するための手段とを含む装置。
  16. 前記第2の送信電力レベルを変更するための前記手段は、
    前記セクターの前記負荷が軽いかどうか判定するための手段と、
    前記セクターの前記負荷が軽い場合に、前記第2の送信電力レベルを0に又は前記第1の送信電力未満の低レベルに低減するための手段とを含む請求項15の装置。
  17. 前記第2の送信電力レベルを変更するための前記手段は、前記セクターの前記負荷の関数に基づいて、前記第2の送信電力レベルを変更するための手段を含み、該第2の送信電力レベルは、負荷が次第に軽くなるにつれて次第に低くなる請求項15の装置。
  18. 前記第2の送信電力レベルを変更するための前記手段は、
    前記第2のキャリア上で高い送信電力を使用するタイミング及び低い送信電力を使用するタイミングを示すスイッチング・パターンに基づいて、前記第2の送信電力レベルを変更するための手段と、
    前記セクターの前記負荷に基づいて、前記スイッチング・パターンのデューティー・サイクルを判定するための手段とを含む請求項15の装置。
  19. 隣接するセクターのスイッチング・パターンを判定するための手段と、ここにおいて、前記スイッチング・パターンは、前記第2のキャリア上で高い送信電力を使用するタイミング及び低い送信電力を使用するタイミングを示すものであり、
    前記スイッチング・パターンに基づいて、前記隣接するセクターが前記第2のキャリア上の送信電力を低減するであろうときに、休眠期間を判定するための手段と、
    前記隣接するセクターから高い干渉を観測している端末を識別するための手段と、
    前記休眠期間の間に前記第2のキャリア上で前記端末と通信するための手段とを更に含む請求項15の装置。
  20. 無線通信のための装置において、
    第1の送信電力レベルでセクター内の第1のキャリア上で通信し、
    前記第1の送信電力レベルと等しいか又はそれより低い第2の送信電力レベルで前記セクター内の第2のキャリア上で通信し、
    前記セクターの負荷に基づいて、前記第2のキャリアのための前記第2の送信電力レベルを変更するように構成された少なくとも一つのプロセッサを含む装置。
  21. 前記少なくとも一つのプロセッサは、
    前記セクターの前記負荷が軽いかどうか判定し、
    前記セクターの前記負荷が軽い場合に、前記第2の送信電力レベルを0に又は前記第1の送信電力未満の低レベルに低減するように構成された請求項20の装置。
  22. 前記少なくとも一つのプロセッサは、
    前記セクターの前記負荷の関数に基づいて前記第2の送信電力レベルを変更するように構成されており、該第2の送信電力レベルは、負荷が次第に軽くなるにつれて次第に低くなる請求項20の装置。
  23. 前記少なくとも一つのプロセッサは、
    前記第2のキャリア上で高い送信電力を使用するタイミング及び低い送信電力を使用するタイミングを示すスイッチング・パターンに基づいて、前記第2の送信電力レベルを変更し、
    前記セクターの前記負荷に基づいて、前記スイッチング・パターンのデューティー・サイクルを判定するように構成された請求項20の装置。
  24. 前記少なくとも一つのプロセッサは、
    隣接するセクターのスイッチング・パターンを判定し、ここにおいて、前記スイッチング・パターンは、前記第2のキャリア上で高い送信電力を使用するタイミング及び低い送信電力を使用するタイミングを示すものであり、
    前記スイッチング・パターンに基づいて、前記隣接するセクターが前記第2のキャリア上の送信電力を低減するであろうときに、休眠期間を判定し、
    前記隣接するセクターから高い干渉を観測している端末を識別し、
    前記休眠期間の間に前記第2のキャリア上で前記端末と通信するように構成された請求項20の装置。
  25. なくとも一つのコンピュータに、第1の送信電力レベルでセクター内の第1のキャリア上で通信させるためのコードと、
    前記少なくとも一つのコンピュータに、前記第1の送信電力レベルと等しいか又はそれより低い第2の送信電力レベルで前記セクター内の第2のキャリア上で通信させるためのコードと、
    前記少なくとも一つのコンピュータに、前記セクターの負荷に基づいて、前記第2のキャリアのための前記第2の送信電力レベルを変更させるためのコードとを含むコード群を記録したコンピュータ読み取り可能な記録体。
  26. 第1のキャリア上での第1のセクターに関する第1の信号対雑音干渉比(SINR)を取得することと、
    前記第1のセクター内の第2のキャリア上で前記第1のセクターに関する第2のSINRを取得することと、ここにおいて、該第2のSINRは、前記第1のセクターが、該第1のセクターの負荷に基づいて該第2のキャリア上の送信電力を変更していることによって、若しくは、第2のセクターが、該第2のセクターの負荷に基づいて該第2のキャリア上の送信電力を変更していることによって、又は、それらの両方によって、前記第1のSINRとは異なるものであり、
    前記第1及び第2のSINRに基づいて、通信のための少なくとも一つのキャリアを選択することと、
    前記少なくとも一つの選択されたキャリア上で前記第1のセクターと通信することを含む無線通信のための方法。
  27. 前記第2のSINRは、前記第2のセクターが、該第2のセクターにおける軽い負荷に応答して前記第2のキャリア上の送信電力を低減していることによって、第1のSINRより高くなっており、
    前記第2のキャリアは、前記第2のSINRが前記第1のSINRより高いことに起因して、選択される請求項26の方法。
  28. 前記第1のSINRは、前記第1のセクターが、該第1のセクターにおける軽い負荷に応答して前記第2のキャリア上の送信電力を低減していることによって、前記第2のSINRより高くなっており、
    前記第1のキャリアは、前記第1のSINRが前記第2のSINRより高いことに起因して、選択される請求項26の方法。
  29. 前記第1及び第2のキャリアが選択され、
    データ伝送は、前記第1及び第2のキャリア上で、前記前記第1及び第2のSINRにそれぞれ基づいて判定された前記第1及び第2のデータレートで送信される請求項26の方法。
  30. 少なくとも一つの選択されたキャリアの各々に関するSINRに基づいて、データレートを選択することと、
    前記少なくとも一つの選択されたキャリア及び各々の選択されたキャリアに関する前記データレートを含むメッセージを、前記第1のセクターに送信することを含む請求項26の方法。
  31. 前記第1のキャリアのための潜在的なサービング・セクターの第1のセットを判定することと、
    前記第2のキャリアのための潜在的なサービング・セクターの第2のセットを判定することを含み、該第1のセットは該第2のセットとは異なっている請求項26の方法。
  32. 無線通信のための装置において、
    第1のキャリア上での第1のセクターに関する第1の信号対雑音干渉比(SINR)を取得するための手段と、
    前記第1のセクター内の第2のキャリア上で前記第1のセクターに関する第2のSINRを取得するための手段と、ここにおいて、該第2のSINRは、前記第1のセクターが、該第1のセクターの負荷に基づいて該第2のキャリア上の送信電力を変更していることによって、若しくは、第2のセクターが、該第2のセクターの負荷に基づいて該第2のキャリア上の送信電力を変更していることによって、又は、それらの両方によって、前記第1のSINRとは異なるものであり、
    前記第1及び第2のSINRに基づいて、通信のための少なくとも一つのキャリアを選択するための手段と、
    前記少なくとも一つの選択されたキャリア上で前記第1のセクターと通信するための手段とを含む装置。
  33. 前記第2のSINRは、前記第2のセクターが、該第2のセクターにおける軽い負荷に応答して前記第2のキャリア上の送信電力を低減していることによって、第1のSINRより高くなっており、
    前記第2のキャリアは、前記第2のSINRが前記第1のSINRより高いことに起因して、選択される請求項32の装置。
  34. 前記第1のSINRは、前記第1のセクターが、該第1のセクターにおける軽い負荷に応答して前記第2のキャリア上の送信電力を低減していることによって、前記第2のSINRより高くなっており、
    前記第1のキャリアは、前記第1のSINRが前記第2のSINRより高いことに起因して、選択される請求項32の装置。
  35. 前記第1のキャリアのための潜在的なサービング・セクターの第1のセットを判定することと、
    前記第2のキャリアのための潜在的なサービング・セクターの第2のセットを判定することを含み、該第1のセットは、該第2のセットとは異なっている請求項32の装置。
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