JP5678244B2 - Seismic holding device - Google Patents
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本発明は、耐震保持装置に関する。 The present invention relates to a seismic holding device.
木造家屋やマンションなどにおいて地震に遭った場合には、緊急地震速報などの通報に応じて食卓などのテーブルやその他の机類の下にもぐり込んで避難することが安全とされているが、木造家屋では地震で倒壊するので、テーブル自体が損壊して逆に危険でもある。そこで、テーブルの中央下に地震用つかまり棒のようなものを取り付けそれを床上まで達するようにしておくことで掴まり可能な抵抗棒となって避難した際の安全を確保するようにしたものがある。そうした安全性を考慮した器具が、例えば、特許文献1で開示されている。 In the event of an earthquake in a wooden house or condominium, etc., it is safe to evacuate under a table such as a table or other desk in response to a report such as an earthquake early warning. Then, because it collapses in an earthquake, the table itself is damaged and it is dangerous. Therefore, there is something that secures safety when evacuating as a resistance rod that can be gripped by attaching something like a seismic gripping rod under the center of the table and letting it reach the floor . An instrument in consideration of such safety is disclosed in
上記特許文献1には、支柱と、この支柱の上部に設けられたフランジ部と、支柱の下部に軸方向へ移動調節可能に取り付けられた調節支持体と、前記フランジ部とテーブルや机の天板の下面との間に介在される当該天板の補強用の取付盤とからなり、前記取付盤は平面方向へ分割可能であると共に、前記天板へ取り付ける側に接着剤層が設けられ、前記フランジ部を前記天板の下面に固着された前記取付盤を介して前記天板の下部に取り付けるように構成したことを特徴とする地震用つかまり棒が開示されている。このつかまり棒は、基本的には、支柱の上部にフランジ部を下部に調節支持体を備えてフランジ部を天板側に固着するものである。しかしながら、このつかまり棒の基本的なものは、上部こそテーブル面に取り付けられてはいるものの、下部である調節支持体の座部はフロアー上に単に載り掛かっているだけのものであることから、地震による初期突き上げや横揺れでテーブルが倒れたり盲動したりして元の正常状態を維持できないおそれがある。その結果、住人や家具・内壁・窓ガラスなどに危害が加わるだけでなく、テーブルの転倒により当該つかまり棒をつかむこともできないか、あるいはつかんでもテーブルと一緒に連れ回されて危害が加わるおそれも多分にある。しかも、テーブル自体が倒壊したり動き回ったりするため、テーブル下が避難場所にならないなど大きな問題がある。 In
本発明は、このような従来の問題を解決しようとするものであり、地震による震動によりテーブル類が突き上げられたり盲動したりしないように規定することにより、住人や家具・内壁・窓ガラスなどへの被害を極力減らすようにするとともにテーブル下をつかまり可能で動かず上や横などからの衝撃負荷にも耐え得る安心・確実な避難場所として住人を地震から有効に護ることができるようにした安価で普及性を考慮した耐震保持装置を提供することを目的とし、特に、その構造が非常に簡素化されたもので安価に提供できるようにするとともに、素人でも極く簡単・確実に設置できて地震時に有効確実に安全避難できるようにすることを目的とする。 The present invention is intended to solve such a conventional problem. By defining that the tables are not pushed up or blinded by the vibration caused by the earthquake, the present invention can be applied to residents, furniture, inner walls, window glass, etc. Inexpensive and safe to protect residents from earthquakes as a safe and secure evacuation site that can withstand the impact load from the top or side without moving and holding the table as much as possible The purpose is to provide a seismic holding device that takes into account its widespread use, and in particular, its structure has been greatly simplified so that it can be provided at low cost, and even an amateur can install it very easily and reliably. The purpose is to enable safe and secure evacuation in the event of an earthquake.
本発明は上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ダイニングテーブルや机などの脚付きテーブル類を床面上に直接あるいは床面上に敷設された敷物を介して間接的 に定着固定するための耐震保持装置で、少なくとも支柱体と受承体と詰受材と固着手段とでなり、支柱体は、テーブル類の天板の裏面中央に複数本の止着具を介して取付けられる上取付盤と、その上取付盤の中央底面から下向きに伸びるように突設された支柱からなり、受承体は、上端が開口を形成する周壁と該周壁下端の底壁とを有して有底ケース型とされ該周壁で囲まれた内部空間には前記支柱の下部が前記開口を通じて入れられて前記支柱下端が底壁に対し上下に一定寸法離れた関係となるように構成されるとともに前記開口を有する周壁はそこに入れられる支柱下部に対しテーブル類とともに水平方向の相対移動を許しかつ前記開口を通じて詰受材を内部空間に入れ得るような周間隔を置いて離間した関係となるように構成されて、両面粘着層材や接着剤などでなる前記固着手段により床面あるいは敷物に対して直接あるいは下受盤を介して間接的に固定化可能とされ、詰受材は、粉粒状材・小塊状材・凝固材などを単独あるいは適宜組み合わせて前記開口を通じて受承体内の支柱まわりに入れられて支柱が受承されるようになっている。 In order to achieve the above object, the invention according to
本発明は上記のように構成されているので、地震による震動によりテーブル類が突き上げられたり盲動したりしないように規定することにより、住人や家具・内壁・窓ガラスなどへの被害を極力減らすようにするとともにテーブル下をつかまり可能で動かず上や横などからの衝撃負荷にも耐え得る安心・確実な避難場所として住人を地震から有効に護ることができるだけでなく、その構造が非常に簡素化されたもので安価に提供できるようにするとともに、素人でも極く簡単・確実に設置できて地震時に有効確実に安全避難できるようにすることを目的とする。 Since the present invention is configured as described above, it is possible to reduce damage to residents, furniture, inner walls, window glass, etc. as much as possible by stipulating that tables are not pushed up or blinded by vibration caused by an earthquake. As a safe and secure evacuation site that can withstand the impact load from above and from the side without being moved, it can effectively protect residents from earthquakes, and its structure is greatly simplified The purpose is to make it possible to provide it at low cost, and to enable even an amateur to install it very easily and reliably and to evacuate safely and effectively during an earthquake.
以下、本発明の一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
尚、各実施形態に含まれる個々の案(細部の案も含む)は他の実施形態にも適用がある。また、各構成部材および部分は、各実施形態で特定した形状に代えて、円形・楕円形・角(三角・四角・八角など)形などの幾何学形状を選ぶことができるものとする。また、各構成部材は、各実施形態で特定した材質に代えて、スチール、ステンレス、アルミなどの金属や樹脂、合成ゴム、陶磁器類などに変更可能とする。さらに、筒状のものは中実状に、中実状のものは筒状のものに変更可能である。Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
Note that the individual plans (including detailed plans) included in each embodiment can be applied to other embodiments. In addition, each component and part can be selected from geometric shapes such as a circle, an ellipse, and a corner (triangle, square, octagon, etc.) instead of the shape specified in each embodiment. In addition, each constituent member can be changed to a metal such as steel, stainless steel, and aluminum, a resin, synthetic rubber, ceramics, or the like, instead of the material specified in each embodiment. Further, the cylindrical shape can be changed to a solid shape, and the solid shape can be changed to a cylindrical shape.
図1ないし図6は、テーブルTと床面1との間に耐震保持装置M(以下の実施形態においては形状・構造・材質等は多少異なるが符号Mで統一して表す)を構成した実施形態を示す。
同実施形態は、4本脚型テーブル(ダイニングテーブル(食卓)や座卓、机(家庭用やデスク用など)を対象に装備されるものについて示すが、2本脚タイプ(図20(底面図)参照)にも適用できる。1 to 6 show an embodiment in which an anti-seismic holding device M (in the following embodiments, the shape, structure, material, etc. are slightly different but are unified with the symbol M) is provided between the table T and the
The embodiment shows a four-legged table (dining table (dining table), a table, a desk (for home use, for desks, etc.) that is equipped with a two-legged type (see FIG. 20 (bottom view)). This can also be applied to the
1は広い意味でのフロアー(床面)で、木製(樹脂板のこともある)やコンクリート製の床あるいは畳などすべてを含み、このフロアー1の上には、天板2と4本の脚3…からなり側つなぎ材(図示省略)で補強されたテーブルTが既設(新設も含む)のものとして設置されている。側部に四角枠を備えて脚部としたものも4本脚型の中に含む。4本を超えるものもここでいう4本脚型に含む。前記4本脚型とは、2本脚型のように天板の下側に離れて両脚間の渡し部材を装架していないタイプの全てをいい、2本脚型とは前記渡し部材を装架したものをいう。即ち、渡し部材の有無によってテーブルTを分類し、有の場合の一例が2本脚型で、無の場合の一例が4本脚型である。 1 is a floor (floor surface) in a broad sense, and includes all of wooden floors (which may be resin plates), concrete floors, and tatami mats. On top of this
耐震保持装置Mは、支柱体5と受承体10と詰受材18と固着手段20とで主になっている。支柱体5は、スチール製でなり、丸板状や角板状で孔6付きの上取付盤7と、同上取付盤7の中央底面に上端が溶接により固着されて下向きに伸びる円筒状あるいは角筒状の支柱8とからなり、支柱8の下端は図1では開放状に、図2では蓋9で塞がれているが、いずれでもよい。上取付盤7は、テーブルTの天板2の裏面中央に止着具s…によりネジ止めされたり強力両面接着材により固着することで装着される。仮止め機能と緩衝機能とをもつ両面接着材とネジ止めとを併用することもある。 The seismic holding device M is mainly composed of the
支柱8は、例えば、脚3の長さが68cmであればそれよりも5〜10cm短い58〜63cm程度に短めにする。この支柱8の長さは、受承体10の高さや詰受材15の詰め入れ量に応じて変更する。 For example, if the length of the
受承体10は、プラスチック製の丸筒状(楕円や長円状を含む)あるいは角筒状(正方形や長四角形その他の多角形を含む)などの鉢容器あるいはトラッシュ・ボックスや専用容器でなり、詰受材18を詰め入れ(収容)可能な周壁(周面)11と底壁(底面)12とを有する有底ケース型に形成されている。同受承体10は、板木や棒木、板金、竹材、ゴム材、葦などを資材にして容器型に造ったり、陶器製にしてもよい。詰受材18は、その外周にさらに装飾用の筒体を備えたものにしてもよい。 The receiving
受承体10の上端は、前記支柱8の下部が差し入れられるだけでなく詰受材18が入れやすいような大きな開口13に形成されている。この開口13の内径は15〜20cm程度とされるが、避難時の邪魔にならないように15cmより小さくしたり逆に安定性を高めるため20cmより大きくしてもよい。受承体10には上部開放の袋状物を含み、この場合、折り畳んでコンパクトにして梱包や輸送ができる点で有利である。 The upper end of the receiving
受承体10の底壁12には、複数の通孔h1が同心円上に明けられているとともに、下受盤15にも対応する位置に通孔h2…が明けられている。
下受盤15は、一般にタイルカーペットと呼ばれるもので、下地がゴム質の可撓質マットでその上面全体にパイルを一体植設したものになっている。同下受盤15の材質は一般にラグと呼ばれるように下地がゴム質以外のものでもよく、また、木板や樹脂板、金属板、ゴム板などでもよい。A plurality of through holes h1 are concentrically opened on the
The
受承体10と上取付盤15とは、止めネジbを下側の通孔h2と上側の通孔h2に通し座付きナットnをねじ止めることで連結される。勿論、粘着あるいは接着により両者10,15を連結してもよく、止着具b,nとこれら粘着あるいは接着方法とを併用することもできる。
尚、受承体10と下受盤15との間には、各種ゴムやエラストマー樹脂のような緩衝座14を介装して突き上げや上からの負荷を緩衝する機能を持たせるようにしてもよい。また、止めネジbは広い面積の頭をもつものかあるいは広いワッシャを介装すれば抜けが防止されて連結が確実に得られる。The receiving
It should be noted that a cushioning
固着手段20は、剥離ライナー21付きの両面粘着層材や接着剤などでなり、下受盤15の適所(コーナーや中央部など)に剥離ライナー21付きで貼り付けられる。この固着手段20は、工場出荷時点で下受盤15に貼り付けられる場合と、テーブルT設置作業時点で貼り付けられる場合とがある。 The fixing means 20 is made of a double-sided pressure-sensitive adhesive layer material with a
詰受材18は、図2のように、各種の砂(水をかけることで固まる砂を含む)18a…やサンゴ粒、火山灰、溶岩粒、シュレッダーによる裁断微細片(水を添加して固めることができる)などの粉粒状材であったり、大中小の石材(軽石や溶岩石などを含む)18b…や樹脂玉、補充用パイプ(短寸樹脂チューブで枕に入れるためのもの)などの小塊状材、さらに当初は液状あるいは粘質状のもので注入後に凝固する凝固材(接着剤や消臭剤・芳香剤などを含む)などでなる。 As shown in FIG. 2, the packing
前記砂などは互いに組み合わせて使用できる。例えば、石材18bを受承体10の底に敷きその上の支柱8まわり全体に砂を詰め入れるような態様である。石材に代えて粘土(大塊状あるいは小塊状など)を底に入れると上・下からの衝撃負荷を緩和することができる。また、詰受材18に、ゴム粒(粉状物も含む)や玉を単独であるいは砂などと混合して入れると緩衝作用が出る。 The sand and the like can be used in combination with each other. For example, the stone material 18b is laid on the bottom of the receiving
詰受材18には、消臭剤(活性炭を含む)を単独であるいは砂など他のものと混ぜて入れると室内環境の改善にも役立つ。尚、詰受材18は、底層に砂や小石などをまたその上層に活性炭などを詰め入れると、重心が低くなって震動に対し揺れにくくなり、支柱8・テーブルTを有効に安定保持する。一方、詰受材18を植物育成用の資材としそれに好みの植物を生育するようにしてもよい。この植物は人工装飾的なものでもよい。 If the deodorizer (including activated carbon) is added to the filling
尚、図2に示すように、パック23内に必要な止着具s…や下孔明け具24、ドライバー25をセットにして例えば、受承体10内に同梱しておけば、工具を探す必要もなく現場での作業が即座に行える。受承体10内には詰受材18を同梱することもできる。
また、受承体10は、下受盤15を省略して同受承体10の底に固着手段20を付してフロアー1に固定化することもできる。この場合、固着手段20は受承体10に止め付けておくことができる。In addition, as shown in FIG. 2, if the necessary fasteners s... There is no need to search, and work on site can be done immediately. The receiving
Further, the receiving
耐震保持装置Mは、例えば、図2のものが一式セットとして宅配あるいは商店などを通じて顧客は手に入れることができる。出荷時点では、受承体10と下受盤15とは分離されている場合と止着具b,nで連結されている場合とがある。分離されている場合、下受盤15は受承体10内に巻装して入れられたり支柱8回りに巻き付けたりする。詰受材18も受承体10に内装したり必要なコンパクト化を図る。 As for the seismic holding device M, for example, the one shown in FIG. 2 can be obtained as a set by customers through home delivery or a store. At the time of shipment, the receiving
設置場所では、まず、図3のように、テーブルTを逆様にしてその天板2の中央に上取付盤7がくるようにして同上取付盤7を止着具s…で止め付けることでテーブルT側に支柱体5が取り付けられる。一方、下受盤15の付いた受承体10を図4のようにフロアー1上の好ましい室内レイアウトのもとに置く。この時点で剥離ライナー21(図1参照)を剥がして固着手段20で受承体10をフロアー1上に粘着固定しておいてもよいし、レイアウトが最終段階で決まったあとでライナー21を剥がすようにしてもよい。 At the installation location, first, as shown in FIG. 3, the table T is reversed and the upper mounting
そのあとで、支柱体5の付いたテーブルTを元の状態に戻してその支柱8が図5のように受承体10内に入るようにする。そして、受承体10とテーブルTの位置が室内において望む好適レイアウトに納まるように再度位置調整しておく。それが終わると、図6のように、詰受材18…を詰め入れておく。詰め入れる前に剥離ライナー21を剥がして受承体10を固定するようにしてもよい。
詰受材18の詰め入れが終わると、下受盤15のコーナー部分を図1の矢印のようにめくり上げて剥離ライナー21を剥がし固着手段20をフロアー1に粘着固定しておく。この実施形態の場合、固着手段20が上からみて受承体10より外側にあるので前記めくり上げが自由にできる。After that, the table T with the
When the filling
上記のように支柱体5と床側の受承体10とを分離して構成したので、レイアウト調整が簡単確実に行える。また、支柱体5と受承体10との結合は、詰受材18を詰め入れれば済むので、例えば、支柱8に長さ調節可能な別筒やネジ棒などのアジャスタ部材を全く必要とせず構造自体が簡素化するだけでなく、そのアジャストのための煩雑な作業を顧客に要求することなく作業を完了することができる。しかも、支柱8とアジャスタ部材とのロックを忘れたりロックが充分でないことにより実際の地震時に装置が機能しなくなることも避けられる。 As described above, since the
さらに、詰受材18の存在は地震時の上下からの衝撃負荷を自らの相互摩擦作用によって効果的に吸収減衰するのみでなく横揺れも効果的に減衰する。特に、詰受材18が砂であったり弾性質材(ゴムピースなど)の混ざるものであれば前記減衰作用はより大きなものとなり、また、受承体10が樹脂製、合成ゴム製、銅やアルミ板金製などの弾性質を有する鉢であればより一層の減衰作用を発揮する。 Further, the presence of the clogging
また、受承体10に広い下受盤15を介して床面に固定化しておけば、地震による震動で横揺れが作用しても固着手段20には主として水平力しか作用しない状態になるため水平力に極めて強い特性をもつ固着手段20は剥がれにくく安定した装置となる。固着手段20は下受盤15の中央に設けて前もって仮固定できるようにしてもよい。
尚、前記実施形態では、支柱8が詰受材18によってやや深めに埋め入れられているが、支柱8の下端を詰受材18内に少ししか入れない状態にしたり支柱8と詰受材18とを同じレベルにすることは自由である。Further, if the receiving
In the above-described embodiment, the
尚、図6のようにテーブルTの天板2の裏面や受承体10などを利用して緊急地震警報器27を付属装備することができる。28は機器ホルダーで、ビス止めや両面接着などにより取付けることができる。この場合、避難場所であるテーブルTの下で報知があるので、暗闇の中であっても音の発する方向に避難すれば自動的にテーブルT下となるので合理的である。この場合の警報器27には地震に連動してテーブルT下を照らす非常用照明を併設しておけば避難が安全確実になる。警報機27は電池式でもよい。 As shown in FIG. 6, an
図7に示すように、支柱8の直径を60mmとした場合に受承体10の直径が120ないし150mmに小径なものにしてもよい。尚、支柱8の下部に孔8aを設けておけば同孔8aを通じて砂が下まで流れ込み、上下方向の力の伝達が確実になる。
図8に示すように、受承体10を外フランジ10a付としそれに通孔h1…を明けて下受盤15と連結するようにしてもよい。また、図9に示すように、その外フランジ10aはその下欄に示すように部分突片状のものでもよい。
図10に示すように、下受盤15は受承体10と略同一径にしてその底面に固着手段20を貼るようにすれば、詰受材18の重量が固着手段20に加わり粘着固定性能が向上する。As shown in FIG. 7, when the diameter of the
As shown in FIG. 8, the receiving
As shown in FIG. 10, if the
図11に示すように、上取付盤7は、フランジ付き受皿型でもよく、またその支柱8回りには安全カバーRを付してもよい。安全カバーRの外周面が凹凸状であれば矢印方向への抜けが阻止される。
支柱10の下端には、図2に示すように、円板状の蓋9を溶接して上下からの負荷が確実に伝わるようにしてもよい。
図12のように蓋9は支柱8よりも少し大きな直径にしてもよく、この場合、支柱8の抜けが防止される。As shown in FIG. 11, the upper mounting
As shown in FIG. 2, a disc-shaped
As shown in FIG. 12, the
図13に示すように蓋9は、合成ゴム・シリコーンゴム・エラストマー樹脂製のキャップ型にしてもよい。この蓋9を支柱8に固着しておけば支柱8の抜けを防止するとともに上下からの衝撃負荷を減衰して受け止める。
図14に示すように、蓋9Aは帯長板状にして翼状に伸びた状態で溶接したものにしてもよい。As shown in FIG. 13, the
As shown in FIG. 14, the
図12ないし図14に示す蓋9,9Aは、地震時の上方からの負荷を支柱8の下端周円のみで詰受材18に力を伝える場合に比べ、面でもって有効に伝えて確実に受け止めるようにする機能があり、支柱8よりも少し直径を大きくした蓋9や蓋9Aは地震による突き上げ作用時に翼部分が抵抗になって詰受材18から抜け出ないようにする機能がある他、支柱8の直径に比べて広い面状でなく小径でもって突出する図12のもの9や図14のように幅狭状のもの9Aとしておけば、詰受材18を受承体10内に入れる際に詰受材18が受承体10の側方を抜けて下へ流れ込んで詰め入れやすくする機能もある。尚、図14の蓋9Aには詰受材18を落ち込みやすくするための通穴9aを明けておいてもよい。 The
図15に示すように、支柱8の下端に蓋9を備える一方受承体10の内周に三角や半丸形断面をした抜け止め突部10bを設けておいて、テーブルTが突き上げにより浮き上がり支柱8も持ち上がろうとして蓋9が詰受材18を持ち上げようとしても楔のように抵抗して支柱8の浮き上がりを阻止しテーブルTの突き上げを防止する。
この抜け止め突部10bは、同図の受承体10の内周に示すような突部でもよい。
また、突部10bは、同図右欄上のように、受承体10の周面を細胴形に一体成形して形成してもよい。As shown in FIG. 15, a table 9 is provided with a
The retaining
Further, the
さらに、図16に示すように、支柱8に数珠玉のようなアンカー19を両端取り付けにより吊り下げておいて詰受材18とともに埋め込まれるようにすれば、支柱8の抜けを防止することができる。尚、このアンカー19は、左欄のように直線状のままでもよい。また、このアンカー19は、右欄のように金属や樹脂などのリンクチェーン型のものや簡易チェーン、さらにワイヤや各種紐類を使用してもよい。また、アンカー19をつなぐ線材はワイヤなどの他にゴム紐などを使用してもよい。アンカー19は複数本でもよい。 Further, as shown in FIG. 16, if the
また、下受盤15は、図17のように丸形や多角形など種々の幾何学形状を採用できる。
さらに、図17に示すように、下受盤15の一部を仮想線のように工場で打ち抜いて孔15bを複数造るとともに打ち抜かれてできた基材15aを利用してその上側に、基材15aよりも大きな径のストッパ16を固着する一方、基材15aの下側に両面接着材のような固着手段20を剥離ライナー21付きのものとして粘着して1つの固着具Gを構成して、下受盤15を固着するようにしてもよい。孔15b…は、受承体10の底壁12よりも外径側にあるようにしてある。基材15aは別途形成した円板であってもよい。基材15aとストッパ16は樹脂などによる一体成形品であってもよい。In addition, the
Further, as shown in FIG. 17, a part of the receiving
尚、ストッパ16には、回し溝16aを設けておいて図示しない回し具でこじ回すようにすれば固着手段20は容易に剥がすことができ、下受盤15のレイアウト調整後に再セットするようにすればレイアウト変更が何度も可能になる。ストッパ16は、仮想線のように下受盤15の外周縁に掛かるように粘着固定することができる。受承体10付き下受盤15を床面1の好ましい位置にレイアウトしたあとに、剥離ライナー21を剥いだ固着具Gを孔15b…に嵌め込んで粘着させれば下受盤15は固着され、ストッパ16が下受盤15の上に当たることで同下受盤15は抜け止めされる。 In addition, if the
このように下受盤15のレイアウトが終わりあるいはさらに詰受材18を詰め入れたあとで、固着具G…によって別途下受盤15を固着することができる点で有利であり、特に、前記のようなカーペット状の下受盤15であれば、同下受盤15をレイアウトしたあとめくり上げることで別途固着手段20を固着状態にすることができるが、下受盤15が板ものである場合にはめくり上げができず、その場合は、上記のような固着具G…による嵌め込み方式であれば独自に固着できて作業上有利である。 In this way, after the layout of the
図18の実施形態は、支柱体5をスチールや樹脂パイプとしてその中に砂などの充填材29を入れて強力化を図ったものである。充填材29には炭や水、オイルなどより軽量なものを選択できる。8bは充填材29の注入口で、シール(図示省略)で塞がれる。
尚、蓋9は同図のように支柱8より少し広い面積のものにしておけば、地震による上下の負荷をこの突出部分が抵抗になって減衰するし、大きな円板ではないので詰受材18を詰め入れる際の流れ落ちの支障にもならない。また、テーブルTの各脚3の底には、粘着質の脚パッドp…を介装してもよい。これは他の実施形態でも適用がある。例えば、図3を参照。In the embodiment of FIG. 18, the
If the
尚、図18右欄に示すように、支柱8の回りに上下できるスポンジ製(枕などに使用される超低反発素材も含まれる)やゴム製の緩衝部材Eを設けておき、支柱8を受承体10内に差し入れたあと砂や砂利、粘土などの詰受材18…などを受承体10の底層に敷設したあとでこの緩衝部材Eを下げてきて受承体10内に差し入れるようにすれば、特に横揺れ時に支柱8側と受承体10側とで有効な緩衝機能を発揮する。
緩衝部材Eは、棒状のもの(右上欄)や小ピース状のものとして詰受材18…を入れた上に別途補充するようにしても同様の緩衝機能を発揮する。以上のことは他の実施形態でも適用される。As shown in the right column of FIG. 18, a cushioning member E made of sponge (including an ultra-low-resilience material used for pillows and the like) that can move up and down around the
The buffer member E exhibits the same buffer function even if it is replenished separately after the filling
図19(底面図)の実施形態は、支柱8を2本、3本あるは4本寄せ合わせた別の案を示す。
図20(底面図)の実施形態は、幅広な脚30を一対備えその間を高さ中間において渡し部材31で連結してなる2本脚型テーブルTを対象にした支柱体5を示す。支柱体5は、一対の支柱8を互いに離間させて上取付盤7でつないだもので、上取付盤7が天板2の裏面に直角になり支柱8が天板2に平行になるようにして天板2と渡し部材31間に持ち込み、そのあと、支柱8間が渡し部材31を跨ぐように転回させて上取付盤7を天板2に取付けるようにする。
この場合、受承体10は単一個とするが、各支柱8に対応して複数個にしてもよい。The embodiment of FIG. 19 (bottom view) shows another proposal in which two, three, or four
The embodiment of FIG. 20 (bottom view) shows a
In this case, the receiving
同図右欄のようにそれぞれ上取付盤7を備えた一対の支柱8は四角パイプにして下端間をつなぎ材32を溶接してつないだ支柱体5にしてもよい。さらに右欄に示すように折り曲げ板状の支柱8にしてつなぎ材32で下端をつないだものにしてもよい。上取付盤7を一対にしておくと、その間を渡し部材31が通されて上取付盤7をテーブルTに簡単に固定できる。4本脚タイプのテーブルTを対象にする場合、上取付盤7は支柱8間をつなぐ1枚ものにしてもよい。前記各例の支柱体5は4本脚タイプのテーブルTにも取り付けできる。これらのことは他の実施形態でも同様にいえる。 As shown in the right column of the figure, the pair of
図21(底面図)の実施形態は、支柱8を四角パイプとしたものを示し、同四角は正方形や長四角形でもよく、また、それらを寄せ合わせて一本化したり互いに離間させて図20の2本脚型テーブルTに対応できるようにしてもよい例を示す。 The embodiment of FIG. 21 (bottom view) shows a structure in which the
さらに、リップ付き溝形鋼の寄せ合わせでもよいなどの例を示す他、図20のような2本脚型テーブルTを対象とする場合に寄せ合わせでなく互いに離間したものでもよいとする案を示す。四角な支柱8を使用する場合、図21の左下欄のように、支柱8の上端にアングルを止め付けたり溶接したりして上取付盤15を構成できることも示している。 Furthermore, in addition to showing an example in which lip-shaped grooved steel may be brought together, a proposal that two-legged table T as shown in FIG. 20 may be separated from each other instead of being brought together. Show. When the
図22の実施形態は、フロアー1上に既にあるいは新規に敷物33を敷設する場合に、その敷物33のコーナーなどに固着手段20…を介して敷物33をフロアー1に固定化してその移動を制止するようにしたものである。この場合の粘着剤は、例えば、日東電工製両面パッドX(商品名;ハイパージョイントH9012)を積層したものとか(株)SHIMADA製防犯粘着シートY(同シートは片面に主とした強粘着剤があるためそれが表裏にくるように折り畳み状にして使用する)などが有効であり、これは他の部分(下受盤15の底部)にも適用される。 In the embodiment of FIG. 22, when a
図23の実施形態は、木製の支柱体5を示す。上取付盤7はスチールなどでもよく、また支柱8は中実の丸棒でもよい。さらに支柱8は中実状以外に右欄のように四辺組み合わせ式でもよい。
図24の実施形態は、図20のような2本脚型テーブルTに適用される二股型のもので、上取付盤7と支柱8が離間した一対で構成されていて、その下部間を同図右欄のようにつなぎ材34で連結してある。
図25の実施形態は、図21の左下欄の支柱8を木柱製としたものである。尚、支柱8の下部には制動片35を付してもよい。The embodiment of FIG. 23 shows a
The embodiment of FIG. 24 is a bifurcated type that is applied to a two-legged table T as shown in FIG. 20, and the upper mounting
In the embodiment of FIG. 25, the
図26は他の実施形態を示し、同実施形態は、下受盤15を網状あるいは多孔状(右下欄)などの通口15c…付きのものにして、下受盤15を床面1上にレイアウトした際に、床面1の目地1a…に合致する通口15c…を通して止着具s…をねじ付けることで下受盤15・受承体10を床面1に固定するようにしたものである。止着具sのねじ込みは目地1aの位置であるので、傷付きが軽度で目立たずしかも溝を通じてのねじ込みであるのでねじ込みやすくなるものである。また、下受盤15を通口15c…付きにしておくと、その上の受承体10の底壁とのネジ止めが特に孔加工なしに通口15cそのものを利用して簡単に行える。 FIG. 26 shows another embodiment. In this embodiment, the
尚、この実施形態は、図27に示すように、上取付盤7・支柱8でなる上コラムに対し下受盤15・アジャスタ筒37でなる下コラムを昇降自在でロック具38で長さ固定できるタイプとした耐震保持装置M、その他方式の耐震保持装置にも全て適用がある。39はゴムやスポンジなどの緩衝部材で、必須のものではない。
図27の右欄に示すものは他の実施形態を示し、アジャスタ筒37に下受盤15を備えた耐震保持装置Mの下部の固定を図17に示すような孔15bと目地ねじ込み式止着具sとの組み合わせにより行うようにしたものである。止着具sに代えて図17に示す固着具Gを使用してもよい。In this embodiment, as shown in FIG. 27, the lower column made up of the
The right column of FIG. 27 shows another embodiment, and fixing of the lower part of the earthquake-resistant holding device M provided with the
T…テーブル M…耐震保持装置 1…フロアー 2…天板 3…脚 5…支柱体 7…上取付盤 8…支柱 10…受承体 15…下受盤 18…詰受材 20…固着手段 33…敷物。 T ... Table M ...
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