JP5677438B2 - 媒体アクセス制御順序配送のための方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信方法および通信装置に関する。エアリンクを介して受信するデータパケットは、媒体アクセス制御(MAC)層から上位層に順序を違えて配送されることがある。例えば、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)再送、自動再送要求(ARQ)再送、(例えばフラグメンテーションまたは再構築などを伴うまたは伴わない)異なるMACプロトコルデータユニット(PDU)毎の操作に起因する同じアプリケーションの異なるデータパケットに対する異なる処理経路および時間が、データパケットが上位層に順序を違えて配送される原因となることがある。
現行のIEEE 802.16m仕様によれば、MAC PDUは、データトランスポート接続においてシーケンス番号(SN)フィールドを含む。しかし、必ずしもすべてのアプリケーションがMAC順序配送(in−order delivery)を必要とするわけではないので、SNは、不必要なオーバヘッドとなることがある。MAC PDU内にSNを有する場合であっても、MACサービスデータユニット(SDU)順序配送は、保証されないことがある。受信処理におけるARQ動作の後、多重分離機能および再構築機能が実行される。複数のフローからのMAC PDUが、同じMAC PDUに多重化されることがあり、多重分離機能は、異なるフローからのMAC PDUを多重分離する。MAC PDU内には、MAC SDUフラグメントが含まれることがあり、再構築機能は、SDUフラグメントを元のMAC SDUに再構築する。多重分離機能および再構築機能は、MAC PDU毎またはMAC SDU毎の操作である。そのようなMAC PDU毎またはMAC SDU毎の操作は、同じ接続におけるMAC PDUまたはMAC SDUに対して異なる経路または処理時間を有することがあり、非順序配送(out−of−order delivery)をもたらすことがある。
MAC順序配送のための方法および装置が開示される。MAC順序配送は、接続毎に活動化することができ、接続セットアップ時にネゴシエートすることができる。非ARQ接続またはARQ接続についてのMAC順序配送は、HARQパケット順序付け情報を使用することによって実行することができる。あるいは、MAC順序配送は、MAC PDUレベルにおけるSNフィールドを使用して、またはMAC SDUレベルにおけるSNフィールドを使用して、実行することができる。MAC順序配送を無効化した接続の場合、MAC PDUは、SNフィールドを含まなくてよく、SNフィールドは、必要な場合には、MAC拡張ヘッダまたはMACサブヘッダ内に含むことができる。
1つまたは複数の開示される実施形態を実施できる例示的な通信システムのシステム図である。 図1Aに示された通信システム内で使用できる例示的な無線送受信ユニット(WTRU)のシステム図である。 図1Aに示された通信システム内で使用できる例示的な無線アクセスネットワークおよび例示的なコアネットワークのシステム図である。 HARQパケット順序付け情報を使用する、受信側における非ARQ接続についてのMAC順序配送の例示的な処理を示す図である。 HARQパケット順序付け情報を使用する、受信側におけるARQ接続および非ARQ接続の両方についてのMAC順序配送の例示的な処理を示す図である。 MAC順序配送のためにHARQバースト順序付け情報を使用する、例示的なダウンリンク(DL)HARQ送信および再送を示す図である。 図3のHARQバーストについての、HARQバースト順序付け情報を内部MACシーケンス番号にマッピングする例示的な受信側処理を示す図である。 複数のフローが1つのMAC PDUに多重化される、HARQパケット順序付け情報を使用する、受信側におけるMAC順序配送の例示的な処理を示す図である。 、別の実施形態による、MAC PDU SNに基づいた、例示的なMAC順序配送を示す図である。 802.16システムのための例示的なプロトコル層を示す図である。 例示的なMAC SDUフォーマットを示す図である。
オーバヘッドを最低限に抑えたMAC順序配送のための実施形態が以下で説明される。実施形態は、一例としてIEEE 802.16m規格を参照して説明されるが、本明細書で開示される実施形態は、IEEE 802.16、802.16m、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)のロングタームエボリューション(LTE)、LTEアドバンスト、高速パケットアクセス(HSPA)、HSPA+、およびCDMA2000などを含むが、これらに限定されない、任意の無線通信システムに適用可能であることに留意されたい。
図1Aは、1つまたは複数の開示される実施形態を実施できる例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、放送などのコンテンツを複数の無線ユーザに提供する、多元接続システムとすることができる。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共用を通して、そのようなコンテンツにアクセスできるようにすることができる。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、およびシングルキャリアFDMA(SC−FDMA)など、1つまたは複数のチャネルアクセス方法を利用することができる。
図1Aに示されるように、通信システム100は、無線送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、無線アクセスネットワーク(RAN)104、コアネットワーク106、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含むことができるが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU 102a、102b、102c、102dの各々は、無線環境において動作および/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。例を挙げると、WTRU 102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信および/または受信するように構成することができ、ユーザ機器(UE)、移動局、固定もしくは移動加入者ユニット、ページャ、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、および家電製品などを含むことができる。
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bも含むことができる。基地局114a、114bの各々は、WTRU 102a、102b、102c、102dの少なくとも1つと無線でインタフェースを取って、コアネットワーク106、インターネット110、および/またはネットワーク112などの1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを円滑化するように構成された、任意のタイプのデバイスとすることができる。例を挙げると、基地局114a、114bは、トランシーバ基地局(BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、および無線ルータなどとすることができる。基地局114a、114bは各々、単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができることが理解されよう。
基地局114aは、RAN 104の部分とすることができ、RAN 104は、他の基地局、および/または基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどのネットワーク要素(図示せず)も含むことができる。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれることがある特定の地理的領域内で、無線信号を送信および/または受信するように構成することができる。セルは、さらにセルセクタに分割することができる。例えば、基地局114aに関連付けられたセルは、3つのセクタに分割することができる。したがって、一実施形態では、基地局114aは、トランシーバを3つ、すなわち、セルのセクタ毎に1つずつ含むことができる。別の実施形態では、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を利用することができ、したがって、セルのセクタ毎に複数のトランシーバを利用することができる。
基地局114a、114bは、エアインタフェース116を介して、WTRU 102a、102b、102c、102dの1つまたは複数と通信することができ、エアインタフェース116は、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)とすることができる。エアインタフェース116は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立することができる。
より具体的には、上で言及したように、通信システム100は、多元接続システムとすることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、およびSC−FDMAなどの1つまたは複数のチャネルアクセス方式を利用することができる。例えば、RAN 104内の基地局114a、およびWTRU 102a、102b、102cは、広帯域CDMA(WCDMA)を使用してエアインタフェース116を確立できる、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実施することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含むことができる。
別の実施形態では、基地局114a、およびWTRU 102a、102b、102cは、ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTEアドバンスト(LTE−A)を使用してエアインタフェース116を確立できる、進化型UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)などの無線技術を実施することができる。
他の実施形態では、基地局114a、およびWTRU 102a、102b、102cは、IEEE 802.16(すなわちマイクロ波アクセス用の世界的相互運用性(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、暫定標準2000(IS−2000)、暫定標準95(IS−95)、暫定標準856(IS−856)、移動体通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、GSM進化型高速データレート(EDGE)、およびGSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実施することができる。
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイントとすることができ、会社、家庭、乗物、およびキャンパスなどの局所的エリアにおける無線接続性を円滑化するための任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態では、基地局114b、およびWTRU 102c、102dは、IEEE 802.11などの無線技術を実施して、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立することができる。別の実施形態では、基地局114b、およびWTRU 102c、102dは、IEEE 802.15などの無線技術を実施して、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立することができる。また別の実施形態では、基地局114b、およびWTRU 102c、102dは、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用して、ピコセルまたはフェムトセルを確立することができる。図1Aに示されるように、基地局114bは、インターネット110への直接的な接続を有することがある。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106を介して、インターネット110にアクセスする必要がないことがある。
RAN 104は、コアネットワーク106と通信することができ、コアネットワーク106は、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスをWTRU 102a、102b、102c、102dの1つまたは複数に提供するように構成された、任意のタイプのネットワークとすることができる。例えば、コアネットワーク106は、呼制御、請求サービス、モバイルロケーションベースのサービス、プリペイド通話、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供することができ、および/またはユーザ認証など、高レベルのセキュリティ機能を実行することができる。図1Aには示されていないが、RAN 104および/またはコアネットワーク106は、RAN104と同じRATまたは異なるRATを利用する他のRANと直接的または間接的に通信できることが理解されよう。例えば、E−UTRA無線技術を利用できるRAN 104に接続するのに加えて、コアネットワーク106は、GSM無線技術を利用する別のRAN(図示せず)と通信することもできる。
コアネットワーク106は、PSTN 108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするための、WTRU 102a、102b、102c、102dのためのゲートウェイとしてサービスすることもできる。PSTN 108は、基本電話サービス(POTS)を提供する回路交換電話網を含むことができる。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイート内の伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、およびインターネットプロトコル(IP)など、共通の通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワークとデバイスとからなるグローバルシステムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される有線または無線通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN104と同じRATまたは異なるRATを利用できる1つまたは複数のRANに接続された、別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100内のWTRU 102a、102b、102c、102dのいくつかまたはすべては、マルチモード機能を含むことができ、すなわち、WTRU 102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信するための複数のトランシーバを含むことができる。例えば、図1Aに示されたWTRU 102cは、セルラベースの無線技術を利用できる基地局114aと通信するように、またIEEE 802無線技術を利用できる基地局114bと通信するように構成することができる。
図1Bは、例示的なWTRU 102のシステム図である。図1Bに示されるように、WTRU 102は、プロセッサ118と、トランシーバ120と、送信/受信要素122と、スピーカ/マイクロフォン124と、キーパッド126と、ディスプレイ/タッチパッド128と、着脱不能メモリ106と、着脱可能メモリ132と、電源134と、全地球測位システム(GPS)チップセット136と、他の周辺機器138とを含むことができる。WTRU 102は、一実施形態との整合性を保ちながら、上記の要素の任意の部分的な組み合わせを含むことができる。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、他の任意のタイプの集積回路(IC)、および状態機械などとすることができる。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはWTRU 102が無線環境で動作できるようにする他の任意の機能を実行することができる。プロセッサ118は、トランシーバ120に結合することができ、トランシーバ120は、送信/受信要素122に結合することができる。図1Bは、プロセッサ118とトランシーバ120を別々のコンポーネントとして示しているが、プロセッサ118とトランシーバ120は、電子パッケージまたはチップ内に一緒に統合できることが理解されよう。
送信/受信要素122は、エアインタフェース116を介して、基地局(例えば基地局114a)に信号を送信し、または基地局から信号を受信するように構成することができる。例えば、一実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナとすることができる。別の実施形態では、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成された放射器/検出器とすることができる。また別の実施形態では、送信/受信要素122は、RF信号と光信号の両方を送信および受信するように構成することができる。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組み合わせを送信および/または受信するように構成できることが理解されよう。
加えて、図1Bでは、送信/受信要素122は単一の要素として示されているが、WTRU 102は、任意の数の送信/受信要素122を含むことができる。より具体的には、WTRU 102は、MIMO技術を利用することができる。したがって、一実施形態では、WTRU 102は、エアインタフェース116を介して無線信号を送信および受信するための2つ以上の送信/受信要素122(例えば複数のアンテナ)を含むことができる。
トランシーバ120は、送信/受信要素122によって送信される信号を変調し、送信/受信要素122によって受信された信号を復調するように構成することができる。上で言及したように、WTRU 102は、マルチモード機能を有することができる。したがって、トランシーバ120は、WTRU 102が、例えばUTRAおよびIEEE 802.11などの複数のRATを介して通信できるようにするための、複数のトランシーバを含むことができる。
WTRU 102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶表示(LCD)ディスプレイユニットもしくは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合することができ、それらからユーザ入力データを受け取ることができる。プロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128にユーザデータを出力することもできる。加えて、プロセッサ118は、着脱不能メモリ106および/または着脱可能メモリ132など、任意のタイプの適切なメモリから情報を入手することができ、それらにデータを記憶することができる。着脱不能メモリ106は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、ハードディスク、または他の任意のタイプのメモリ記憶デバイスを含むことができる。着脱可能メモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、およびセキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含むことができる。他の実施形態では、プロセッサ118は、WTRU 102上に物理的に配置されたメモリではなく、サーバまたはホームコンピュータ(図示せず)などの上に配置されたメモリから情報を入手することができ、それらにデータを記憶することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、WTRU 102内の他のコンポーネントへの電力の分配および/または制御を行うように構成することができる。電源134は、WTRU 102に給電するための任意の適切なデバイスとすることができる。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池(例えば、ニッケル−カドミウム(NiCd)、ニッケル−亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、および燃料電池などを含むことができる。
プロセッサ118は、GPSチップセット136に結合することもでき、GPSチップセット136は、WTRU 102の現在位置に関する位置情報(例えば経度および緯度)を提供するように構成することができる。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはその代わりに、WTRU 102は、基地局(例えば基地局114a、114b)からエアインタフェース116を介して位置情報を受け取ることができ、および/または2つ以上の近くの基地局から受信した信号のタイミングに基づいて、自らの位置を決定することができる。WTRU 102は、一実施形態との整合性を保ちながら、任意の適切な位置決定方法を用いて、位置情報を獲得できることが理解されよう。
プロセッサ118は、他の周辺機器138にさらに結合することができ、他の周辺機器138は、追加的な特徴、機能、および/または有線もしくは無線接続性を提供する、1つまたは複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる。例えば、周辺機器138は、加速度計、eコンパス、衛星トランシーバ、(写真またはビデオ用の)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、バイブレーションデバイス、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、およびインターネットブラウザなどを含むことができる。
図1Cは、一実施形態による、RAN 104およびコアネットワーク106のシステム図である。RAN 104は、IEEE 802.16無線技術を利用して、エアインタフェース116を介してWTRU 102a、102b、102cと通信する、アクセスサービスネットワーク(ASN)とすることができる。以下でさらに説明するように、WTRU 102a、102b、102cの異なる機能エンティティと、RAN 104と、コアネットワーク106との間の通信リンクは、参照点として定義することができる。
図1Cに示されるように、RAN 104は、基地局140a、140b、140cと、ASNゲートウェイ142とを含むことができるが、RAN 104は、一実施形態との整合性を保ちながら、任意の数の基地局とASNゲートウェイとを含むことができることが理解されよう。基地局140a、140b、140cは、各々をRAN 104内の特定のセル(図示せず)に関連付けることができ、各々が、エアインタフェース116を介してWTRU 102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバを含むことができる。一実施形態では、基地局140a、140b、140cは、MIMO技術を実施することができる。したがって、基地局140aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU 102aに無線信号を送信し、WTRU 102aから無線信号を受信することができる。基地局140a、140b、140cは、ハンドオフトリガリング、トンネル確立、無線リソース管理、トラフィック分類、およびサービス品質(QoS)方針実施などの、モビリティ管理機能を提供することもできる。ASNゲートウェイ142は、トラフィック集約ポイントとしてサービスすることができ、ページング、加入者プロフィールのキャッシング、およびコアネットワーク106へのルーティングなどを担うことができる。
WTRU 102a、102b、102cとRAN 104の間のエアインタフェース116は、IEEE 802.16仕様を実施する、R1参照点として定義することができる。加えて、WTRU 102a、102b、102cの各々は、コアネットワーク106との論理インタフェース(図示せず)を確立することができる。WTRU 102a、102b、102cとコアネットワーク106の間の論理インタフェースは、R2参照点として定義することができ、R2参照点は、認証、認可、IPホスト構成管理、および/またはモビリティ管理のために使用することができる。
基地局140a、140b、140cの各々の間の通信リンクは、WTRUハンドオーバおよび基地局間でのデータの転送を円滑化するためのプロトコルを含む、R8参照点として定義することができる。基地局140a、140b、140cとASNゲートウェイ215の間の通信リンクは、R6参照点として定義することができる。R6参照点は、WTRU 102a、102b、100cの各々に関連するモビリティイベントに基づいたモビリティ管理を円滑化するためのプロトコルを含むことができる。
図1Cに示されるように、RAN 104は、コアネットワーク106に接続することができる。RAN 104とコアネットワーク106の間の通信リンクは、例えばデータ転送およびモビリティ管理機能を円滑化するためのプロトコルを含む、R3参照点として定義することができる。コアネットワーク106は、モバイルIPホームエージェント(MIP−HA)144と、認証認可課金(AAA)サーバ146と、ゲートウェイ148とを含むことができる。上記の要素の各々は、コアネットワーク106の部分として示されているが、これらの要素は、どの1つをとっても、コアネットワーク運営体とは異なるエンティティによって所有および/または運営できることが理解されよう。
MIP−HAは、IPアドレス管理を担うことができ、WTRU 102a、102b、102cが、異なるASNの間で、および/または異なるコアネットワーク106の間でローミングを行えるようにすることができる。MIP−HA 144は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU 102a、102b、102cに提供して、WTRU 102a、102b、102cとIP対応デバイスの間の通信を円滑化することができる。AAAサーバ146は、ユーザ認証、およびユーザサービスのサポートを担うことができる。ゲートウェイ148は、他のネットワークとの網間接続を円滑化することができる。例えば、ゲートウェイ148は、PSTN 108などの回路交換ネットワークへのアクセスをWTRU 102a、102b、102cに提供して、WTRU 102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスの間の通信を円滑化することができる。加えて、ゲートウェイ148は、ネットワーク112へのアクセスをWTRU 102a、102b、102cに提供することができ、ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線または無線ネットワークを含むことができる。
図1Cには示されていないが、RAN 104は、他のASNに接続でき、コアネットワーク106は、他のコアネットワークに接続できることが理解されよう。RAN 104と他のASNの間の通信リンクは、R4参照点として定義することができ、R4参照点は、RAN 104と他のASNの間で、WTRU 102a、102b、102cのモビリティを調整するためのプロトコルを含むことができる。コアネットワーク106と他のコアネットワークの間の通信リンクは、R5参照点として定義することができ、R5参照点は、ホームコアネットワークと訪問先コアネットワークの間の網間接続を円滑化するためのプロトコルを含むことができる。
一実施形態によれば、MAC順序配送は、接続毎(すなわちMAC層におけるフロー毎)に活動化することができ、接続セットアップ時にネゴシエート(すなわち有効化または無効化)することができる。異なるMACヘッダ、サブヘッダ、および拡張ヘッダ、ならびに異なるタイプの接続のための他のフィールドを含む、接続特有のMAC PDUフォーマットを提供することができる。
(非ARQ接続またはARQ接続についての)MAC順序配送は、HARQパケット順序付け情報(例えばHARQチャネル識別)を使用することによって、MAC PDUレベルにおけるSNフィールド(例えば、MACヘッダ、MACサブヘッダ、もしくはMAC拡張ヘッダ内のSNフィールド)を使用することによって、またはMAC SDUレベルにおけるSNフィールド(例えば、コンバージェンスサブレイヤPDU内のSNフィールド)を使用することによって、達成することができる。
MAC順序配送を無効化した接続の場合、MAC PDUは、SNフィールドを必要としなくてよく、SNフィールドは、(例えば、フラグメンテーションまたは再構築、ARQなどのために)必要な場合には、MAC拡張ヘッダまたはMACサブヘッダ内に含むことができる。こうすることで、MACオーバヘッド(すなわち、MACヘッダ、サブヘッダ、および拡張ヘッダ)が最低限に抑えられる。
HARQパケット順序付け情報を使用するMAC順序配送のための一実施形態について説明する。図2Aは、HARQパケット順序付け情報を使用する、受信側における非ARQ接続についてのMAC順序配送の例示的な処理を示している図である。物理的バースト(すなわちHARQパケット)が、物理層202において受け取られる。HARQ増加的冗長性(IR)を用いて、HARQパケットは、異なるサブパケットに符号化することができる(すなわち、HARQパケットの送信と再送は、異なるサブパケットを伝送することができる)。サブパケットの使用は、HARQパケット順序付け情報を使用するMAC順序配送操作を変化させない。したがって、簡潔さのため、HARQ IR再送におけるサブパケットを区別することなく、以下の実施形態を説明する。
1つまたは複数のMAC PDUは、連結して、同じ物理的バースト内に収めることができる。同じHARQパケット内に含まれるMAC PDUは、連結解除エンティティ204によって連結解除される。連結解除後、セキュリティが有効化されたMAC PDUは、セキュリティ機能エンティティ206によって処理され、そうでない場合は、セキュリティ機能はバイパスされる。セキュリティチェック後、ARQ接続上のMAC PDUは、ARQ動作のために、ARQエンティティ208によって処理される(すなわち、紛失したMAC PDUが、SNに基づいて識別され、ARQフィードバックが、自動再送動作のために、送信側に送られる)。ARQ接続上のMAC PDUは、以下で説明する別の実施形態によれば、MAC PDU SNに基づいて、並べ直すことができる。非ARQ接続の場合、MAC PDUは、HARQパケット順序付け情報に基づいて、順序配送エンティティ210によって並べ直され、受信機処理経路における次の処理エンティティ(すなわちアンパッキングエンティティ212)に配送される。
一代替的実施形態として、図2Bは、ARQ接続および非ARQ接続の両方についてHARQパケット順序付け情報を使用する、受信側におけるMAC順序配送の例示的な処理を示している図である。図2Bに示されるように、MAC順序配送は、ARQ接続上のMAC PDUの場合も、HARQパケット順序付け情報に基づいて実行することができる。図2Bでは、MAC PDUをHARQパケット順序付け情報に基づいて並べ直すことができるように、順序配送機能が、ARQエンティティ208の後に実行される。HARQパケット順序付け情報に基づいたMAC PDU並べ直しの例は、図3および図4を参照して詳細に説明される。
MAC PDUは、図2Aに示されるように、非ARQ接続の場合は順序配送エンティティ210から、ARQ接続の場合はARQエンティティ208から、順序通りに出てくる。あるいは、MAC PDUは、図2Bに示されるように、ARQ接続の場合も非ARQ接続の場合もともに順序配送エンティティ210から、順序通りに出てくる。同じ接続からのMAC SDUまたはSDUフラグメントを有するMAC PDUは、アンパッキングエンティティ212に転送される。アンパッキングエンティティ212は、MAC PDUからMAC SDUまたはSDUフラグメントを取り出す。SDUフラグメントは、再構築エンティティ214によってMAC SDUに再構築される。その後、MAC SDUは、アンパッキング順に上位層に配送される。アンパッキングエンティティ212は、再構築エンティティ214と一緒に働いて、MAC SDUが、対応するMAC PDUがアンパッキングエンティティ212において受け取られたのと同じ順序で、配送されることを保証する。
図3は、MAC順序配送のためにHARQパケット順序付け情報を使用する、例示的なダウンリンク(DL)HARQ送信および再送を示している図である。802.16m規格では、HARQバースト送信のためのリソースは、アドバンストマップ(A−MAP)情報要素(IE)によって割り当てられる。A−MAP IEは、DL制御チャネルにおいて送信される。WTRU(例えば移動局)は、A−MAP IEを受け取り、その後、同じサブフレーム内の対応するHARQパケットを処理する。A−MAP IEは、4ビットのHARQチャネルID(ACID)と、1ビットのHARQバーストシーケンス番号(AI_SN)とを含むことができる。AI_SNが、同じACIDを有する最後に受け取ったHARQバーストと比較して反転している場合、それは、HARQパケットが新しいHARQパケットであることを示しており、反転していない場合、それは、HARQパケットが先のHARQパケットの再送であることを示している。
図3の例では、A−MAP IEおよびバースト−aが、フレームnのサブフレーム0において送信される。バースト−aは、フローID(FID)がそれぞれx、y、pの3つのMAC PDUを含む。A−MAP IEは、ACID=aと、新しいHARQバーストであることを示す反転したAI_SNとを含む。バースト−aは、正常に復号され、移動局は、ACID=aに対する肯定応答(ACK)を基地局に送信する。A−MAP IEおよびバースト−bが、フレームnのサブフレーム6において送信される。バースト−bは、FIDがそれぞれx、p、zの3つのMAC PDUを含む。A−MAP IEは、ACID=bと、新しいHARQバーストであることを示す反転したAI_SNとを含む。バースト−bは、正常に復号されず、移動局は、ACID=bに対する否定応答(NACK)を送信する。A−MAP IEおよびバースト−cが、フレームn+1のサブフレーム0において送信される。バースト−cは、FIDがそれぞれx、pの2つのMAC PDUを含む。A−MAP IEは、ACID=cと、新しいHARQバーストであることを示す反転したAI_SNとを含む。バースト−cは、正しく復号され、移動局は、ACID=cに対するACKを送信する。バースト−bが、フレームn+1のサブフレーム6において再送される。A−MAP IEは、ACID=bと、再送されたHARQバーストであることを示す反転していないAI_SNとを含む。再送されたバースト−bは、正常に復号され、移動局は、ACID=bに対するACKを送信する。A−MAP IEおよびバースト−dが、フレームn+2のサブフレーム0において送信される。バースト−dは、FIDがそれぞれy、zの2つのMAC PDUを含む。A−MAP IEは、ACID=dと、新しいHARQバーストであることを示す反転したAI_SNとを含む。バースト−dは、正しく復号され、移動局は、ACID=dに対するACKを送信する。
HARQパケット順序付け情報を使用するMAC順序配送の場合、複数の受信機側「内部」シーケンス番号を使用して、HARQパケット順序付け情報を内部MACシーケンス番号にマッピングすることができる。内部シーケンス番号は、MAC PDUの受け取り処理のために、受信機側において参照され、送信側には伝達されない。A−MAP IEの受け取り時に、WTRUは、A−MAP IEの受け取り順序に基づいて、受信機側内部バーストSN(RI−BSN)を対応するHARQバーストに割り当てる。HARQバーストは、A−MAP IE内で与えられるACIDおよびAI_SNによって識別することができる。RI−BSNは、番号順(例えば、i、i+1、i+2、...)とすることができるが、ACIDは、必ずしも番号順ではない。RI−BSNは、局毎のシーケンス番号とすることができる。
図4は、図3のHARQバーストについての、HARQパケット順序付け情報を内部MACシーケンス番号にマッピングする例示的な受信側処理を示している図である。受け取ったA−MAP IEに基づいたHARQバーストの順序は、図4(a)に示すように、バーストa、b、c、dである。WTRUは、図4(b)に示すように、その順序のHARQバーストにRI−BSNを(すなわち、バーストaにRI−BSN iを、バーストbにRI−BSN i+1を、バーストcにRI−BSN i+2を、バーストdにRI−BSN i+3を)割り当てる。
HARQバースト(初期送信または再送)を正常に受信した後、HARQバーストは連結解除される(すなわち、HARQバースト内に含まれるMAC PDUが取り出される)。連結解除順序は、正常に復号されたHARQバーストの順序と同じとすることができるが、HARQパケット到着順序とは同じでないことがある。例えば、図4では、バーストcは、バーストbよりも先に連結解除されることがある。図4(c)および図4(d)は、HARQバースト到着順序と、正常復号順序とを示している。WTRUは、関連するRI−BSNに基づいて、どのHARQバーストが順序通りでないかを決定する。
図4(e)は、連結解除されたMAC PDUを示しており、連結解除されたMAC PDUは、連結解除エンティティ204から順序配送エンティティ208に転送することができる。MAC PDUを連結解除する場合、MAC順序配送を必要としないフロー上のMAC PDU(例えば、図3および図4におけるFID=pのMAC PDU)は、受信処理経路上の次の処理モジュール(例えば、有効な場合はセキュリティ機能エンティティ206)に直ちに送ることができるが、MAC順序配送を必要とするフロー上のMAC PDU(例えば、図3および図4におけるFID=x、y、zのMAC PDU)は、すべての先行するHARQバーストが正常に復号されるか、または失敗するまで、関連するRI−BSNを伴って、MAC PDU並べ直しバッファ内に一緒に保持することができる。このようにして、MAC順序配送を必要とするフローについてのMAC PDUは、送信順序と同じ順序に置かれる(すなわち順序配送)。
連結解除後、MAC順序配送を必要とするフロー上の各MAC PDUに、受信機側内部MACシーケンス番号(RI−MSN)が割り当てられ、RI−MSNは、MAC PDUとともに、受信経路上の次の処理モジュールに送られる。図4(f)に示されるように、フローxの場合、バースト−a内のFID=xのMAC PDUには、RI−MSN ixが割り当てられ、バースト−b内のFID=xのMAC PDUには、RI−MSN ix+1が割り当てられ、バースト−c内のFID=xのMAC PDUには、RI−MSN ix+2が割り当てられる。フローyの場合、バースト−a内のFID=yのMAC PDUには、RI−MSN iyが割り当てられ、バースト−d内のFID=yのMAC PDUには、RI−MSN iy+1が割り当てられる。フローzの場合、バースト−b内のFID=zのMAC PDUには、RI−MSN izが割り当てられ、バースト−d内のFID=zのMAC PDUには、RI−MSN iz+1が割り当てられる。RI−MSNは、フロー毎のシーケンス番号とすることができ、上位層(例えばコンバージェンスサブレイヤ)へのMAC PDU配送順序を保つために、他の受信処理モジュールによって使用することができる。
802.16mでは、複数のフローからの複数のMAC SDUまたはSDUフラグメントは、それらのフローが同じセキュリティアソシエーションを有する限り、(「多重化」MAC PDUと呼ばれる)1つのMAC PDUに多重化することができる。多重化される場合、複数のフローは、MAC順序配送に関して異なる構成を有することができ、セキュリティ処理後に、各多重化フローについてのMAC PDUペイロードを取り出すことができる。したがって、連結解除の時点で、多重化MAC PDUは、多重化フローについてのMAC PDUペイロードに対して並べ直し処理を実行するための情報を有さないことがある。
図5は、複数のフローが1つのMAC PDUに多重化される、HARQパケット順序付け情報を使用する、受信側におけるMAC順序配送の例示的な処理を示している図である。一実施形態によれば、並べ直し機能(すなわち順序配送機能512)は、多重分離エンティティ508の後に移動することができる。物理的バースト(すなわちHARQパケット)が、物理層502において受け取られる。1つまたは複数のMAC PDUは、連結して、同じ物理バースト内に収めることができる。同じHARQパケット内に含まれるMAC PDUは、連結解除エンティティ504によって連結解除される。連結解除時に、MAC順序配送を必要とするフロー上の各多重化MAC PDUには、連結解除の順序に基づいて、受信機側内部多重化シーケンス番号(RI−XS)が割り当てられる。複数のフローが1つのMAC PDUに多重化されるので、このステージでは、MAC PDUは、フロー毎に分離されないことがある(すなわち、MAC SDUまたはフラグメントブロックは、多重分離後に分離することができる)。
連結解除後、セキュリティが有効化されたMAC PDUは、セキュリティ機能エンティティ506によって処理され、そうでない場合は、セキュリティ機能はバイパスされる。セキュリティチェック後、複数の接続のMAC SDU/フラグメントがMAC PDU内に多重化されている場合、MAC PDUは、多重分離エンティティ508によって処理される。多重分離時に、接続毎の各MAC SDU/フラグメントブロックが、MAC PDUから取り出され、各MAC SDU/フラグメントブロックには、受信機側フロー毎ペイロードシーケンス番号(RI−PSN)が割り当てられる。
多重分離後、ARQ接続上のMAC PDUおよび多重化された接続毎のMAC SDU/フラグメントブロックは、ARQ動作のために、ARQエンティティ506によって処理される(すなわち、紛失したMAC PDUまたは多重化された接続毎のブロックが、SNに基づいて識別され、ARQフィードバックが、自動再送動作のために、送信側に送られる)。ARQ接続上のMAC PDUおよび多重化された接続毎のMAC SDU/フラグメントブロックは、MAC PDU SNに基づいて、並べ直すことができる。あるいは、ARQ接続上のMAC順序配送は、RI−BSN、RI−XSN、およびRI−PSN内のHARQ順序付け情報を用いて、実行することもできる。
順序配送エンティティ512は、RI−BSN、RI−XSN、およびRI−PSNに基づいて、接続毎のMAC PDUおよび多重化されたSDU/フラグメントブロックを順序通りに並べ直す。MAC PDUおよび多重化されたSDU/フラグメントブロックは、アンパッキングエンティティ514に転送され、アンパッキングエンティティ514は、MAC PDUおよび多重化された接続毎のMAC SDU/フラグメントブロックから、MAC SDUまたはSDUフラグメントを取り出す。SDUフラグメントは、再構築エンティティ516によって、MAC SDUに再構築される。その後、MAC SDUは、アンパッキング順に上位層に配送される。アンパッキングエンティティ514は、再構築エンティティ516と一緒に働いて、MAC SDUが、対応する接続毎のMAC SDU/フラグメントブロックがアンパッキングエンティティ514において受け取られたのと同じ順序で、配送されることを保証する。
多重化を伴わないMAC PDUは、多重化の特殊ケース(すなわち、1つのフロー上のペイロードの多重化)と見なすことができ、図2Aおよび図5の上記の2つの処理は、組み合わせることができる(すなわち、図5の処理は、多重化されたMAC PDUと多重化されていないMAC PDUの両用に変更することができる)。より具体的には、連結解除エンティティ504は、MAC PDUを連結解除した後、3つ組み(MAC PDU、RI−BSN、RI−XSN)を受信経路上の次の処理モジュールに送る。多重分離エンティティ508は、RI−BSNとRI−XSNを使用して、順序通りでないMAC PDUフロー毎ペイロードを検出し、必要な並べ直しを実行し、RI−PSNをMAC PDUフロー毎ペイロードに割り当てる。順序配送エンティティ512は、RI−PSNを用いて、MAC PDUまたはフロー毎のMAC SDU/フラグメントブロックを並べ直す。多重化を伴わないMAC PDUも、多重化の特殊ケースとして扱われるので、多重分離エンティティ508に送られる。
現行の802.16m仕様によれば、WTRUは、サブフレーム内に複数のユニキャスト割り当てを有することができる。WTRUがサブフレーム内に複数のユニキャスト割り当てを有する場合、すべてのバーストは時間領域において同じサブフレーム内に存在し、バースト受信の順序は受信処理に依存することがあるので、A−MAP IEの順序は、WTRUにおいて受信したバーストの順序とは異なることがある。A−MAP IEとユニキャストデータバーストについての受信処理は、同じ受信順序をもたらさないことがある。したがって、A−MAP IE受信順序は、HARQバースト受信順序として使用することはできない。
一実施形態によれば、再送を含まないHARQバースト送信の受信順序を使用して、RI−BSNを割り当てることができ、HARQバーストは、A−MAP IE内のACIDおよびAS_SNフィールドによって依然として識別される。データ取り出し手順(すなわち、HARQ受信機側におけるHARQバーストからのデータの取り出し)は、データマッピング手順(すなわち、HARQ送信機側におけるHARQバースト内へのデータの収容)の順序を保つことが仮定される。ACIDと反転したAI_SNによって識別される新しい各HARQバーストには、新しいHARQバーストが正常に復号されたかどうかに係わらず、RI−BSNが割り当てられる。このようにして、RI−BSNは、HARQバースト送信順序を表すことができる。
図6は、別の実施形態による、MAC PDU SNに基づいた、例示的なMAC順序配送を示している図である。MAC接続(ARQ接続または非ARQ接続)についてのMAC順序配送のために、MAC PDUレベルのSNが使用される場合、各MAC PDUは、SNフィールドを有することができ、SNフィールドは、MACヘッダまたはMAC拡張ヘッダ内に存在することができる。
物理的バースト(すなわちHARQパケット)が、物理層602において受け取られる。1つまたは複数のMAC PDUは、連結して、同じ物理バースト内に収めることができる。同じHARQパケット内に含まれるMAC PDUは、連結解除エンティティ604によって連結解除される。連結解除後、セキュリティが有効化されたMAC PDUは、セキュリティ機能エンティティ606によって処理され、そうでない場合は、セキュリティ機能はバイパスされる。セキュリティチェック後、複数の接続からのMAC SDUまたはSDUフラグメントの複数のブロックを有するMAC PDUは、多重分離エンティティ608によって、接続毎のMAC SDU/フラグメントブロックに多重分離される。ARQ接続上のMAC PDUおよび多重化された接続毎のMAC SDU/フラグメントブロックは、ARQ動作のために、ARQエンティティ610によって処理される(すなわち、紛失したMAC PDUおよび接続毎のMAC SDU/フラグメントブロックが、SNに基づいて識別され、肯定応答(ACK)フィードバックが、自動再送動作のために、送信側に送られる)。ARQ処理後のMAC PDU、および非ARQ接続上のMAC PDUは、受信処理経路内の次の処理エンティティ、すなわち順序配送エンティティ612に転送される。順序配送エンティティ612は、MAC PDU SNに基づいて、MAC PDUまたは接続毎のMAC SDU/フラグメントブロックを並べ直す。
アンパッキングエンティティ614は、MAC PDUまたは接続毎のMAC SDU/フラグメントブロックから、MAC SDUまたはSDUフラグメントを取り出す。SDUフラグメントは、再構築エンティティ616によって、MAC SDUに再構築される。その後、MAC SDUは、アンパッキング順に上位層に配送される。アンパッキングエンティティ614は、再構築エンティティ616と一緒に働いて、MAC SDUが、対応するMAC PDUがアンパッキングエンティティ614において受け取られたのと同じ順序で、配送されることを保証する。
別の実施形態によれば、MAC SDUレベルのSNを使用して、MAC接続(ARQ接続または非ARQ接続)のMAC順序配送を達成することができる。図7は、802.16システムのための例示的なプロトコル層を示している。図7には、物理層708とMAC層702が示されている。MAC層702は、コンバージェンスサブレイヤ(CS)704と、MAC共通部サブレイヤ706とを含むことができる。CS 704は、外部ネットワークデータのMAC SDUへの任意の変換またはマッピングを提供し、MAC SDUは、MACサービスアクセスポイント(SAP)712を介して、MAC共通部サブレイヤ706によって受け取られる。図7には、CS SAP 710と、物理SAP 714も示されている。MAC共通部サブレイヤ706は、順序配送を含むコアMAC機能を、CS 704に提供する。
一実施形態によれば、MAC SDU 800にSNフィールド804を追加することができる。図8は、例示的なMAC SDU 800を示している。MAC SDUは、ペイロードヘッダ抑制インデックス(PHSI)802と、SN 804と、CS SDUフィールド806とを含むことができる。SN 802は、接続毎とすることができる。CS 704は、MAC SDUレベルのSN 804に基づいたCS SDUの順序配送を保証するのに必要な機能を実行することができる。
実施形態
1.MAC順序配送のための方法。
2.HARQバーストを受信するステップを含み、各HARQバーストは、少なくとも1つのMAC PDUを含む、実施形態1に記載の方法。
3.MAC PDUに収めて搬送されるデータパケットをMAC層によって上位層に順序通りに配送するステップを含み、MAC順序配送は、MACレベルの接続毎に活動化される、実施形態2に記載の方法。
4.MAC PDUは、HARQパケット順序付け情報に基づいて並べ直される、実施形態2〜3のいずれか1つに記載の方法。
5.HARQバーストについてのリソース割り当て情報の受け取りの順序に基づいて、各HARQバーストに受信機内部バーストシーケンス番号を割り当てるステップをさらに含む、実施形態4に記載の方法。
6.各MAC PDUに受信機内部MACシーケンス番号を割り当てるステップを含み、
MAC PDUは、受信機内部バーストシーケンス番号と受信機内部MACシーケンス番号とに基づいて、順序通りに配送される、実施形態5に記載の方法。
7.受信機内部MACシーケンス番号は、MAC PDUがHARQバーストから連結解除された後に、MAC PDUに割り当てられる、実施形態6に記載の方法。
8.HARQバーストについてのリソース割り当て情報の受け取りの順序に基づいて、各HARQバーストに受信機内部バーストシーケンス番号を割り当てるステップをさらに含む、実施形態2〜7のいずれか1つに記載の方法。
9.各MAC PDUに受信機内部多重化MACシーケンス番号を割り当てるステップを含む、実施形態8に記載の方法。
10.接続毎のMAC SDU/フラグメントブロックをMAC PDUから多重分離するステップを含む、実施形態9に記載の方法。
11.接続毎の各MAC SDU/フラグメントブロックに受信機内部フロー毎ペイロードシーケンス番号を割り当てるステップを含み、MAC PDUは、受信機内部バーストシーケンス番号、受信機内部多重化MACシーケンス番号、および受信機内部フロー毎ペイロードシーケンス番号の少なくとも1つに基づいて、順序通りに配送される、実施形態10に記載の方法。
12.MAC PDUは、MAC PDUレベルのシーケンス番号を含まない、実施形態2〜11のいずれか1つに記載の方法。
13.MAC PDUは、MAC PDUレベルのシーケンス番号に基づいて並べ直される、実施形態2〜12のいずれか1つに記載の方法。
14.MAC PDUは、MAC SDUレベルのシーケンス番号に基づいて並べ直される、実施形態2〜13のいずれか1つに記載の方法。
15.MAC順序配送の活動化は、接続セットアップ時にネゴシエートされる、実施形態2〜14のいずれか1つに記載の方法。
16.MAC PDUは、必要に応じて、シーケンス番号を含む、実施形態2〜15のいずれか1つに記載の方法。
17.MAC順序配送のための装置。
18.HARQバーストを受信するように構成された受信機を備え、各HARQバーストは、少なくとも1つのMAC PDUを含む、実施形態17に記載の装置。
19.データパケットを上位層に順序通りに配送するように構成されたMACエンティティを備え、MAC順序配送は、MACレベルの接続毎に活動化される、実施形態18に記載の装置。
20.MAC PDUは、HARQパケット順序付け情報に基づいて並べ直される、実施形態19に記載の装置。
21.MACエンティティは、HARQバーストについてのリソース割り当て情報の受け取りの順序に基づいて、各HARQバーストに受信機内部バーストシーケンス番号を割り当てるように構成される、実施形態20に記載の装置。
22.MACエンティティは、各MAC PDUに受信機内部MACシーケンス番号を割り当てるように構成される、実施形態21に記載の装置。
23.MACエンティティは、受信機内部バーストシーケンス番号と受信機内部MACシーケンス番号とに基づいて、MAC PDUを順序通りに配送するように構成される、実施形態22に記載の装置。
24.MACエンティティは、MAC PDUがHARQバーストから連結解除された後に、受信機内部MACシーケンス番号をMAC PDUに割り当てるように構成される、実施形態22〜23のいずれか1つに記載の装置。
25.MACエンティティは、HARQバーストについてのリソース割り当て情報の受け取りの順序に基づいて、各HARQバーストに受信機内部バーストシーケンス番号を割り当てるように構成される、実施形態20〜24のいずれか1つに記載の装置。
26.MACエンティティは、各MAC PDUに受信機内部多重化MACシーケンス番号を割り当てるように構成される、実施形態25に記載の装置。
27.MACエンティティは、接続毎のMAC SDU/フラグメントブロックをMAC PDUから多重分離するように構成される、実施形態26に記載の装置。
28.MACエンティティは、接続毎の各MAC SDU/フラグメントブロックに受信機内部フロー毎ペイロードシーケンス番号を割り当てるように構成される、実施形態27に記載の装置。
29.MACエンティティは、受信機内部バーストシーケンス番号、受信機内部多重化MACシーケンス番号、および受信機内部フロー毎ペイロードシーケンス番号の少なくとも1つに基づいて、MAC PDUを順序通りに配送するように構成される、実施形態28に記載の装置。
30.MAC PDUは、MAC PDUレベルのシーケンス番号を含まない、実施形態18〜29のいずれか1つに記載の装置。
31.MACエンティティは、MAC PDUレベルのシーケンス番号に基づいて、MAC PDUを並べ直すように構成される、実施形態18〜30のいずれか1つに記載の装置。
32.MACエンティティは、MAC SDUレベルのシーケンス番号に基づいて、MAC PDUを並べ直すように構成される、実施形態18〜31のいずれか1つに記載の装置。
33.MAC順序配送の活動化は、接続セットアップ時にネゴシエートされる、実施形態18〜32のいずれか1つに記載の装置。
34.MAC PDUは、必要に応じて、シーケンス番号を含む、実施形態18〜33のいずれか1つに記載の装置。
上では特徴および要素を特定の組み合わせで説明したが、各特徴または要素を単独で、または他の特徴および要素との任意の組み合わせで使用できることを当業者であれば理解されよう。加えて、本明細書で説明した方法は、コンピュータまたはプロセッサによって実行する、コンピュータ可読媒体内に包含された、コンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実施することができる。コンピュータ可読媒体の例は、(有線接続または無線接続を介して送信される)電子信号と、コンピュータ可読記憶媒体とを含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよび着脱可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD−ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含むが、これらに限定されない。ソフトウェアと連携するプロセッサは、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータにおいて使用する無線周波数トランシーバを実施するために使用することができる。

Claims (20)

  1. 媒体アクセス制御(MAC)順序配送のための方法であって、
    複数のハイブリッド自動再送要求(HARQ)バーストを受信するステップであって、各HARQバーストは、少なくとも1つのMACプロトコルデータユニット(PDU)を含み、前記MAC PDUは複数のデータパケットを含み、前記複数のデータパケットの各々はIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)806.16データフローに対応している、受信するステップと、
    前記少なくとも1つのMAC PDUの中で搬送される前記複数のデータパケットをMAC層によって上位層に配送するステップであって、IEEE 802.16データフロー確立において、MAC順序配送が前記対応するIEEE 802.16データフローに対して活動化される条件で前記複数のデータパケットは前記上位層へ順序通りに配送され、前記MAC順序配送は、各々のIEEE 802.16データフローついて独立に活動化される、配送するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記複数のデータパケットは、HARQパケット順序付け情報に基づいて並べ直されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記HARQバーストについてのリソース割り当て情報の受け取りの順序に基づいて、各HARQバーストに受信機内部バーストシーケンス番号を割り当てるステップと、
    各MAC PDUに受信機内部MACシーケンス番号を割り当てるステップであって、前記MAC PDUは、前記受信機内部バーストシーケンス番号と前記受信機内部MACシーケンス番号とに基づいて順序通りに配送される、割り当てるステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記受信機内部MACシーケンス番号は、前記MAC PDUが前記HARQバーストから連結解除された後に、前記MAC PDUに割り当てられることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記HARQバーストについてのリソース割り当て情報の受け取りの順序に基づいて、各HARQバーストに受信機内部バーストシーケンス番号を割り当てるステップと、
    各MAC PDUに受信機内部多重化MACシーケンス番号を割り当てるステップと、
    接続毎のMACサービスデータユニット(SDU)/フラグメントブロックを各MAC PDUから多重分離するステップと、
    接続毎の各MAC SDU/フラグメントブロックに受信機内部フロー毎ペイロードシーケンス番号を割り当てるステップであって、前記複数のデータパケットは、前記受信機内部バーストシーケンス番号、前記受信機内部多重化MACシーケンス番号、および前記受信機内部フロー毎ペイロードシーケンス番号の少なくとも1つに基づいて、順序通りに配送される、割り当てるステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  6. 前記MAC PDUは、MAC PDUレベルのシーケンス番号を含まないことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  7. 前記複数のデータパケットは、MAC PDUレベルのシーケンス番号に基づいて並べ直されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記複数のデータパケットは、MACサービスデータユニット(SDU)レベルのシーケンス番号に基づいて並べ直されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記MAC順序配送の活動化は、接続セットアップ時にネゴシエートされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記MAC PDUは、必要に応じて、シーケンス番号を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 媒体アクセス制御(MAC)順序配送のための装置であって、
    複数のハイブリッド自動再送要求(HARQ)バーストを受信するように構成された受信機であって、各HARQバーストは、少なくとも1つのMAC プロトコルデータユニット(PDU)を含み、前記MAC PDUは複数のデータパケットを含み、前記複数のデータパケットの各々はIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)806.16データフローに対応している、受信機と、
    前記少なくとも1つのMAC PDUの中で搬送された前記複数のデータパケットを上位層に順序通りに配送するように構成されたMACエンティティであって、IEEE 802.16データフロー確立において、MAC順序配送が前記対応するIEEE 802.16データフローに対して活動化される条件で前記複数のデータパケットは前記上位層へ順序通りに配送され、前記MAC順序配送は、各々のIEEE 802.16データフローについて独立に活動化される、MACエンティティと
    を備えたことを特徴とする装置。
  12. 前記複数のデータパケットは、HARQパケット順序付け情報に基づいて並べ直されることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記MACエンティティは、前記HARQバーストについてのリソース割り当て情報の受け取りの順序に基づいて、各HARQバーストに受信機内部バーストシーケンス番号を割り当て、各MAC PDUに受信機内部MACシーケンス番号を割り当て、前記受信機内部バーストシーケンス番号と前記受信機内部MACシーケンス番号とに基づいて、前記複数のデータパケットを順序通りに配送するように構成されることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記MACエンティティは、前記MAC PDUが前記HARQバーストから連結解除された後に、前記受信機内部MACシーケンス番号を前記MAC PDUに割り当てるように構成されることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記MACエンティティは、前記HARQバーストについてのリソース割り当て情報の受け取りの順序に基づいて、各HARQバーストに受信機内部バーストシーケンス番号を割り当て、各MAC PDUに受信機内部多重化MACシーケンス番号を割り当て、接続毎のMACサービスデータユニット(SDU)/フラグメントブロックをMAC PDUから多重分離し、接続毎の各MAC SDU/フラグメントブロックに受信機内部フロー毎ペイロードシーケンス番号を割り当て、前記受信機内部バーストシーケンス番号、前記受信機内部多重化MACシーケンス番号、および前記受信機内部フロー毎ペイロードシーケンス番号の少なくとも1つに基づいて、前記複数のデータパケットを順序通りに配送するように構成されることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  16. 前記MAC PDUは、MAC PDUレベルのシーケンス番号を含まないことを特徴とする請求項12に記載の装置。
  17. 前記MACエンティティは、MAC PDUレベルのシーケンス番号に基づいて、前記複数のデータパケットを並べ直すように構成されることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  18. 前記MACエンティティは、MACサービスデータユニット(SDU)レベルのシーケンス番号に基づいて、前記複数のデータパケットを並べ直すように構成されることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  19. 前記MAC順序配送の活動化は、接続セットアップ時にネゴシエートされることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  20. 前記MAC PDUは、必要に応じて、シーケンス番号を含むことを特徴とする請求項11に記載の装置。
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