JP5676133B2 - タービンロータホイールを熱絶縁するためのシステム、方法及び装置 - Google Patents

タービンロータホイールを熱絶縁するためのシステム、方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、タービンロータホイールに関し、より具体的には、タービンロータホイールを熱絶縁するためのシステム、方法及び装置に関する。
タービンロータホイールは、ガスタービンエンジンの不可欠な要素となる可能性があるタービンの部品である。ガスタービンエンジンでは、圧縮機により燃焼器に加圧空気が供給され、燃焼器において、空気は燃料と混合され、混合気が点火されて高温燃焼ガスを発生する。それら高温燃焼ガスは、下流方向に1つ又はそれ以上のタービンロータに流れ、それらタービンロータは、高温燃焼ガスからエネルギーを取出して、圧縮機を駆動し、また発電機を駆動するか又は飛行中の航空機に動力を供給するような有用な仕事を行なう。
タービンロータは、タービンロータホイールの周辺部に取付けられた複数のタービンロータブレードを含むことができ、タービンロータホイールは、エンジンの中心軸線の周りで回転することができる。高温燃焼ガスが燃焼器から流出しかつタービンロータブレードを横切って流れると、タービンロータホイールは、回転し始める。そうすることで、高温燃焼ガスからのエネルギーが、変換される。これと同時に、タービンロータホイール、特に該タービンロータホイールのリム部は、高温燃焼ガスにより高温度に曝される。しかしながら、タービンロータホイールを構成するのに使用している材料は、その他のタービン構成要素とは異なっており、タービンロータホイールが耐熱性をもたない可能性がある。その結果、高温燃焼ガスの高温度がタービンロータホイールの冶金学的限界を越えて、熱応力、酸化及び構造割れを引き起こすおそれがある。
タービンロータホイールが過熱するのを防止するために、圧縮機から冷却空気を抽出して、タービンロータホイールと熱接触状態になっているものを含むタービンロータ組立体を囲む空間及びタービンロータ組立体内の空間を冷却することができる。しかしながら、空気をこのように抽出することは、空気を燃焼器から反らし、エンジンサイクルの効率を阻害する。この効率の損失を考えると、冷却のために燃焼器から反らす空気の量を、タービンロータホイールを付加的応力に曝すことなく最少化することが望ましい。加えて、より大型のかつより効率の良いガスタービンエンジンに対する要求は、個々の構成要素のコストを増大させることなく一層高い燃焼温度に耐えることができるタービンロータホイールを必要としている。
米国特許第7,189,063号公報
従って、タービンロータホイールを熱絶縁するためのシステム、方法及び装置に対する必要性が存在する。
本発明の実施形態は、上記の必要性の一部又は全てに対処することができる。本発明の一部の実施形態は、総括的に、タービンロータホイールを熱絶縁するためのシステム及び方法に関する。1つの実施形態によると、タービンロータホイールを熱絶縁する方法を提供することができ、この場合、タービンロータホイールは、それぞれのタービンロータブレードを支持する1対のブレード支柱を含み、またそれぞれのブレード支柱間には空洞を形成することができる。本方法は、空洞を上方領域及び下方領域に仕切るように機能可能である少なくとも1つのシールを準備するステップを含むことができる。さらに、本方法は、空洞内に少なくとも1つのシールを挿入して、該空洞内への冷却空気流が少なくとも下方領域及び少なくとも上方領域間に分割されかつ下方領域が上方領域よりも低い温度に維持されるようにするステップを含むことができる。
本発明の別の実施形態によると、タービンロータホイールを熱絶縁するためのシステムを提供することができる。本システムは、複数のブレード支柱によって支持された複数のタービンロータブレードを含み、それぞれのブレード支柱間には空洞を形成することができる。本システムはまた、空洞内に取付けられかつ該空洞を上方領域及び下方領域に仕切った少なくとも1つのシールを含むことができる。空洞を仕切ることによって、該空洞内への冷却空気流は、少なくとも下方領域及び少なくとも上方領域間に分割されて、下方領域が上方領域よりも低い温度に維持されるようになる。
本発明のさらに別の実施形態によると、タービンロータホイールを熱絶縁するための装置を提供することができ、この場合、タービンロータホイールは、それぞれのタービンロータブレードを支持する1対のブレード支柱を含み、またそれぞれのブレード支柱間には空洞が存在することができる。本装置は、空洞内に取付けられかつ該空洞を上方領域及び下方領域に仕切って、該空洞内への冷却空気流を下方領域及び上方領域間に分割することができるように機能可能である細長いシール部材を含むことができる。このようにして、下方領域は、上方領域よりも低い温度に維持することができる。
本発明のその他の実施形態及び態様は、添付図面と関連させてなした以下の記述から明らかになるであろう。
従って、本発明を一般的な用語で説明してきたが、次に添付図面を参照することにするが、これら図面は、必ずしも縮尺通りには描かれていない。
先行技術に見られるタービンロータホイールを3次元で示した図。 先行技術に見られるタービンロータホイールを断面で示した図。 本発明の実施形態による、タービンロータホイールを熱絶縁するための例示的なシステムを示す図。 本発明の実施形態による、タービンロータホイールを熱絶縁するための例示的なシステムの断面図。 タービンロータホイールのための絶縁シールの実施例としての実施形態を示す図。 タービンロータホイールのための絶縁シールの実施例としての実施形態を示す図。 タービンロータホイールのための絶縁シールの実施例としての実施形態を示す図。 タービンロータホイールのための絶縁シールの実施例としての実施形態を示す図。 本発明の1つの実施形態による、タービンロータホイールを熱絶縁するための例示的なシステムの断面図。 本発明の実施形態による、タービンロータホイールを熱絶縁する例示的な方法を示す図。
次に以下において、本発明の実施例としての実施形態を示す添付図面を参照しながら、本発明をより完全に説明する。しかしながら、本発明は、多くの異なる形態で実施することができ、また本明細書に記載した実施例としての実施形態に限定されると解釈すべきではなく、むしろこれらの実施形態は、本開示が当業者に発明の技術的範囲を伝えるようにするために提示している。同じ参照符号は、図面全体を通して同様な要素を指している。
図1は、先行技術のシステム100の3次元図を示している。システム100は、ガスタービンエンジン内で使用するように構成されたタービンロータホイール105を含む。ガスタービンエンジンは、単一のシャフト上に配置された圧縮機及びタービンを含むことができる。圧縮機は、燃焼器に加圧空気を供給し、燃焼器は、空気を燃料と混合しかつ混合気を燃焼させて高温燃焼ガスを発生する。これら高温燃焼ガスは、タービンを横切って流れて、タービン及びシャフトを回転させる。このように、タービンは、高温燃焼ガス中のエネルギーを機械エネルギーに変換し、この機械エネルギーは、発電機で使用して電気を発生させるようにすることができ、航空機エンジンのターボファンで使用して推力を発生させるようにすることができ、或いは当技術分野において公知のその他の用途のためにその他のシステムで使用することができる。
タービンは、その各々が複数のタービンロータブレードを支持した複数のタービンロータホイールを含むことができる。図1に示すように、タービンロータホイール105は、ガスタービンエンジンの長手方向軸線の周りで回転することができる環状構成要素である。タービンロータホイール105は、半径方向に主ガスストリーム内に延びる複数のタービンロータブレード110を支持する。
タービンロータブレード110は、翼形部115、ブレードプラットフォーム120、シャンク125及びダブテール130を含む。翼形部115は、前縁及び後縁において互いに連結されたほぼ凹面形の正圧側面並びにほぼ凸面形の負圧側面を有する。翼形部115は、タービンロータブレードプラットフォーム120から先端(図示せず)まで半径方向外向きに延びる。
翼形部115及びシャンク125の接合部に形成されたブレードプラットフォーム120は、高温燃焼ガスストリームの半径方向内側境界面を形成する。ブレードプラットフォーム120は、高温燃焼ガスのための内側境界面の一部分を形成した半径方向外表面121と反対側の半径方向内表面122とを含む。プラットフォーム表面は、両側縁部から円周方向に延びかつ前縁部124及び後縁部126間で軸方向に延びる。
ブレード支柱とも呼ばれるシャンク125が、ブレードプラットフォーム120から支持ダブテール130までの半径方向移行部を構成して、ブレードプラットフォーム120からダブテール130まで半径方向内向きに延びる。ダブテール130もまた、シャンク125から半径方向内向きに延び、かつタービンロータブレード110をタービンロータホイール105に結合する。タービンロータホイール105は、複数の円周方向に交互になったダブテールスロット135及び支柱140を含み、各支柱140は、隣接するスロット135によって形成され、かつタービンロータホイール105の周辺部の周りに配置される。各スロット135は、タービンロータブレード110からのダブテール130を受けるようになっている。
シャンク125もまた、上流側壁及び下流側壁(図示せず)において互いに連結されたほぼ凹面形の側壁並びにほぼ凸面形の側壁を含む。従って、凹面形側壁は、上流及び下流側壁に対して凹設されて、ロータ組立体内に複数のタービンロータブレード110を結合した時に隣り合うロータブレードシャンク125間にシャンク空洞145が形成されるようになる。シャンク空洞145に加えて、タービンロータホイール105に対して複数のタービンロータブレード110を結合した時に、円周方向に隣り合うタービンロータブレード110間に所定のプラットフォームギャップ155が形成される。シャンク125におけるそれらの近接近と相互連結状態の欠如とによりそうでなければ生じることになる隣り合うタービンロータブレード110内の応力並びにそれらタービンロータブレード110間の衝突を制御するために、ダンパピン150を使用することができる。ダンパピン150は、シャンク125内に機械加工したスロット内に位置し、タービンロータブレード110を相互連結することによって、隣り合うタービンロータブレード110内の応力及びそれらの間の衝突の発生可能性を減少させることができる。
高温燃焼ガスがエネルギー変換のためにタービンロータブレード110を横切って流れると、タービンロータホイール105は、対流、伝導及び放射加熱によってその冶金学的限界を越えて加熱される可能性がある。例えば、伝導加熱は、高温燃焼ガスがタービンロータブレード110を横切って流れる時に起こる。これらの高温ガスにより、タービンロータブレード110が加熱されて該タービンロータブレード110の作動温度が上昇して、タービンロータホイール105と接触状態になっているタービンロータブレード110は、高温燃焼ガスからタービンロータホイール105に熱を伝導するようになる。対流加熱は、高温燃焼ガスがブレードプラットフォーム120を横切って流れる時に起こる。この空気がプラットフォーム12及びプラットフォームギャップ155におけるエアギャップを横切って流れる場合には、高温空気は、シャンク空洞145内に漏洩する可能性がある。従って、この高温空気の移動により、シャンク空洞145、ホイール支柱140及びタービンロータホイール105の頂部の温度が上昇する。さらには、高温空気がブレードプラットフォーム120を横切って流れる時に、半径方向外表面121の温度は、大量の熱が半径方向内表面122からシャンク空洞145内に放射されるようになる温度まで上昇する。
タービンロータブレード110の構成要素が耐えなくてはならないそれらの冶金学的熱露出限界及び量がある場合には、タービンロータブレード110は、内部冷却空洞を備えるようにすることができる。この内部冷却空洞は、少なくとも部分的には翼形部115、ブレードプラットフォーム120、シャンク125及びダブテール130で形成することができる。ガスタービン用途では、冷却空気は、圧縮機から抽出しかつこの内部冷却空洞内で循環させることができ、或いはさらにシャンク空洞145を加圧するように導いて、該シャンク空洞145内への高温燃焼ガスの漏洩を制御することができるようにすることができる。
図2は、これもまた先行技術に見られるタービンロータホイール105の断面図200を示している。図2において、冷却空気は、参照符号205及び210にて供給されてシャンク空洞145を加圧する。シャンク空洞145の周りでの、特にプラットフォームギャップ155を通しての空気漏洩の故に、シャンク空洞145を加圧しかつ冷却するためには、大量の冷却空気が必要となる。この冷却空気漏洩は、参照符号215、220、225及び230のホイール空間領域内の周囲空気及び参照符号216にてシャンク空洞145を通って軸方向に流れる空気の温度を低下させることができるが、これらの領域内の空気は、依然としてかなり温かい。従って、高温空気流がプラットフォームギャップ155を通って参照符号260、265及び270にてシャンク空洞145を横切って、また参照符号275、280及び285にてシャンク空洞145の周りを流れ続ける時に、冷却空気は、その領域内の高温空気の全てを必ずしも冷却することができない。その結果、大量の熱が、図2に上昇したノード290で示したように、タービンロータホイール105の頂部に伝達される。
プラットフォームギャップ155を通ってかつシャンク空洞145を横切って流れる高温空気の量を減少させるために、プラットフォームギャップ155をシールすることができる。例えば、再び図1を参照すると、冷却空気がない状態で又は冷却空気と組合せた状態で、シール本体160を使用して、空気制御するようにすることができる。シール本体160は、カバープレート165と、該シール本体160を支柱140の頂上にかつ隣り合うタービンロータホイール105間に取付けるための取付け組立体166とを含む。シール本体160は、軸方向シール作用を行なって、かつプラットフォームギャップ155を介してシャンク空洞145内への高温燃焼ガスの幾らかの漏洩を阻止する。シャンク空洞145が冷却空気により加圧された時に、シール本体160は、シャンク空洞145及びダブテール130間に冷却空気を送るようにすることができる。
しかしながら、たとえシール本体160を使用した場合でも、シール本体160は、高温空気がシャンク空洞145内に漏洩するのを防止することはできない。むしろ、シール本体160は、そのような漏洩を減少させることができるだけである。同時に、シール本体160は、タービンロータホイール105に質量を付加して、ホイールの回転時に不必要な物理的応力を引き起こす。それと同時に、それ自体が高温排気ガスに曝されるカバープレート165は、該カバープレートが高温燃焼ガスから熱を吸収しかつ次にその熱の一部分を空洞内に放射するので、シャンク空洞145に対する付加的な熱源になる。この漏洩及び放射の組合せは、シャンク空洞145の温度を実質的に上昇させ続ける。ダブテール130、ホイール支柱140及びタービンロータホイール105の頂部は、シャンク空洞145内の高温空気に曝されるので、これらの部品内に熱応力が生じて、それらの損傷に至る。そのような損傷の可能性を防止又はそうではなく最少化するために、これらの構成要素を上記の加熱作用の一部又は全てから熱絶縁することが望ましい。
図3は、本発明の1つの実施形態による、タービンロータホイールを熱絶縁するための例示的なシステム300を示している。システム100と同様に、システム300は、翼形部115を備えた複数のタービンロータブレード110を支持したタービンロータホイールを含む。その他の同様な構成要素には、以下のものすなわち、半径方向外表面121及び半径方向内表面122を備えたブレードプラットフォーム120と、複数のシャンクを互いに当接させた時にシャンク空洞145及びプラットフォームギャップ155が形成されるようになるシャンク125と、ホイール支柱140間でかつスロット135内に嵌合するようになったダブテール130とが含まれる。
システム300はまた、絶縁シール350を含む。絶縁シール350は、シャンク空洞145内に固定しかつホイール支柱140の僅かに上方に配置して、シャンク空洞145を上方領域345及び下方領域355に分割することができる。前述したように、先行技術のシステム100では、ブレードプラットフォーム120を横切りかつプラットフォームギャップ155を通って流れる高温空気は、タービンロータホイール内に対流加熱作用を引き起こす可能性がある。シャンク空洞145内にかつホイール支柱140の僅かに上方に絶縁シール350を配置することによって、タービンロータホイールの頂部は、シャンク空洞145を通って流れる高温空気の大部分から絶縁されかつその対流加熱作用を減少させることができ、これが、本発明の実施形態に関連する少なくとも1つの技術的効果である。絶縁シール350はまた、先行技術のシステム100において見られる放射作用を減少させることができる。ブレードプラットフォーム120を横切って流れる高温空気の結果として、ブレードプラットフォーム120の温度は、熱が半径方向内表面122からシャンク空洞145内に放射されるようになる温度まで上昇する。システム300では、絶縁シール350が絶縁バリヤを構成し、この絶縁バリヤは、半径方向内表面122においてブレードプラットフォーム120から放射されるこの熱の少なくとも一部分を遮断することができ、これが、本発明の実施形態に関連する少なくとも1つの技術的効果である。
さらに、シャンク空洞145を上方領域345及び下方領域355に分割することによって、絶縁シール350は、シャンク空洞145の下方領域355内に空気のバリヤを形成することができ、この下方領域355内の空気は、シャンク空洞145の上方領域345内の空気温度よりも低い。このより低温の空気は、ダブテール130、ホイール支柱140及びタービンロータホイール105の頂部の温度を低下させることができる。例えば、この例示的な実施形態では、絶縁シール350は、ホイール支柱140の温度を約10°F〜20°Fだけ低下させることができる。これらの構成要素を囲む空気温度におけるこの低下は、これらの構成要素内に生じる熱応力を減少させることができ、これが、本発明の実施形態に関連する少なくとも1つの技術的効果である。熱応力が減少するので、これらの構成要素は、より高い物理的応力に耐えることができ、このことは、絶縁シール350がより小型のかつより経済的な設計を可能にすることができることを意味している。例えば、ダブテール130がより低い温度で作動している時には、ダブテール130は、より高い材料能力を有し、かつより高い応力に耐えることができる。従って、ダブテール130は、そが物理的応力に耐えるより大きな能力を有するので、より小型の設計に適応することができる。別の実施形態では、ダブテール130のサイズを維持して、より廉価な製造材料の使用に有利なようにすることができる。また、さらに別の実施形態として、より小型のかつより廉価な設計の組合せを使用することができる。
例示的なシステム300では、絶縁シールは、ホイール支柱140の僅かに上方に配置しかつシャンク空洞145内に固定することができる。この例示的な設計では、絶縁シール350は、シャンク空洞145内にぴったり嵌合するように設計して、摩擦と耐熱性ファスナとの組合せを使用して絶縁シール350を所定の位置にて保持することができるようにすることができる。他の実施形態では、シャンク125は、タービンホイール支柱140ができたのと同様に、絶縁シール350のための取付け支持体を含むようにすることができる。それに代えて、シャンク125はまた、タービンロータホイールに取付ける場合に複数のシャンクを互いに当接させた時に、絶縁シール350の一部が形成されるようにすることができる。その他の実施形態と共にこれらの実施形態については、後に一層完全に説明する。
絶縁シール350は、いずれかの単一材料又は幾つかの材料の組合せで製造することができる。一般に、それらの材料には、鋼及び/又はニッケル基合金を含むことができる。具体的には、GTD111、Rene N5、L605、X750及びIN−738のような購入可能な材料もまた、使用することができる。
例示的なシステム300の1つの実施形態では、シャンク空洞145は、冷却空気により加圧されない。別の実施形態では、シャンク空洞145は、冷却空気により加圧することができる。図4は、シャンク空洞145がそのように加圧されている1つの例示的な実施形態400を断面図で示している。図4では、絶縁シール450は、シャンク空洞145を上方領域445及び下方領域455に分割することができる。
図4では、冷却空気は、参照符号405及び410にて供給することができる。冷却空気は、参照符号415、420、425及び430のタービンロータホイール空間領域を囲む空気を冷却し続けて、周囲空気を穏やかな温かさとすることができるようにすることができる。加えて、高温空気流が、プラットフォームギャップ155を通ってかつ参照符号460、465及び470にてシャンク空洞145を横切って、また参照符号475、480及び485にてシャンク空洞145の周りを流れ続けることができる。しかしながら、この例示的な実施形態では、絶縁シール450がシャンク空洞145を上方領域445及び下方領域455に分割しているので、より高温の空気を上方領域445内に含むことができる。このようにより高温の空気を上方領域445内に含むようにした結果、幾らかの穏やかな温かさの空気が、参照符号416にて示すようにギャップ155を通ってかつ下方領域455を横切って軸方向に流れ続けることができるとしても、下方領域455は、半径方向内表面122においてブレードプラットフォーム120から放射される熱から熱絶縁シール450によって絶縁することができるようになる。その結果、実施形態400では、先行技術のシステムと比較した時に、より少量の熱が、タービンロータホイール105の頂部に伝達されることになる。相対的温度でのこの変化は、図4において僅かに低下したノード490によって示している。
図5A〜図5Dは、本発明の一部の態様による熱絶縁シールの様々な例示的な実施形態を示している。図5Aでは、図500において、本発明の1つの実施形態によるピンシール505を示している。ピンシール505は、タービンロータブレード110内に機械加工した少なくとも1つの輪郭内に嵌合するようにすることができかつシャンク空洞を上方領域及び下方領域に分割することができるピンを含むことができる。ピンシール505により、タービンロータブレード110間における支持及び振動制御を行なうことができることが分かるであろう。1つの実施形態では、ピンシール505は、図1におけるダンパピン150と同様なその他の支持構造体に加えて使用することができる。別の実施形態では、ピンシール505は、そのような構造体と置換えることができる。
図5Bでは、図525において、本発明の1つの実施形態によるシェルフシール530を示している。シェルフシール530は、タービンロータブレード110の一部として製造した1つ又はそれ以上のフランジから形成することができる。タービンロータホイール105に対して2つのタービンロータブレード110を横並びに取付けた時に、それらのフランジが重なり合って1つのエアギャップを形成するようにすることができる。このエアギャップと共に、上方フランジの上方の上方領域及び下方フランジの下方の下方領域も同様に、シャンク空洞内に形成することができる。この実施形態によると、冷却空気によりシャンク空洞を加圧する時におけるエアギャップを介しての上方領域内への冷却空気漏洩の量を制限することができる。
図5Cでは、図550において、本発明の1つの実施形態によるプレートシール555を示している。プレートシール555は、タービンロータブレード110内に機械加工した1つ又はそれ以上のスロット内に嵌合するようになった平坦かつ平面構造体とすることができる。図5Dでは、図575において、プレートシール555はさらに、本発明のさらに別の実施形態によるプレートシール及びテール組立体580であるようにすることができる。この実施形態では、ホイール支柱140は、テール組立体580を取付けるためのT字形スロットを含むようにすることができ、またタービンロータホイール105には同様に、前述のスロットを機械加工することができる。両方の実施形態では、プレートシール555並びにプレートシール及びテール組立体580は、上記したようにシャンク空洞を上方領域及び下方領域に仕切ることができる。
本発明のさらに別の実施形態によると、熱絶縁シールは、カバープレートを含むようにすることができる。図6は、絶縁シール450の1つの例示的な実施形態600を断面で示しており、この場合、シャンク空洞145は、冷却空気により加圧され、また絶縁シール450はさらに、カバープレート650を含むようになっている。図4に示したのと同様に、絶縁シール450は、シャンク空洞145を上方領域445及び下方領域455に分割することができる。高温空気流もまた、参照符号660、665及び670にて上方領域445を通りシャンク空洞145を横切って、また参照符号675、680及び685にてシャンク空洞145の周りを流れ続けて、上方領域を下方領域455よりも高い作動温度に保つことができる。また図4と同様に、冷却空気は、参照符号605及び610にて供給することができる。
しかしながら、図4とは異なり、冷却空気は、参照符号615、620及び625のタービンロータホイールの空間領域を囲む空気を冷却し続けて、周囲空気を穏やかな温かさとすることができるようにすることができるが、この穏やかな温かさの空気は、カバープレート650によってプラットフォームギャップ155を通って軸方向に流れるのを防止することができる。同時に、この穏やかな温かさの空気は、参照符号611及び612にて示すような専用冷却空気で置換えることができる。従って、ギャップ155をシールしかつ冷却空気の専用供給源を使用することによって、下方領域455は、絶縁シール450のみを使用している場合よりもさらに低い作動温度に維持することができる。ノード690で示すように、冷却空気は下方領域455内に保持することができるので、実施形態600におけるタービンロータホイール105の頂部に伝達される熱の量は、先行技術のシステムと比較した時に遙かに少なくなる。
この例示的な実施形態では、カバープレートを含むようになった絶縁シールの使用により、ホイール支柱140の温度を約75°Fだけ低下させることができる。ホイール支柱140及び周囲区域における温度をそのように大きく低下させることにより、それらの構成要素を冷却するために必要となる冷却空気は、より少量となる。その結果、ガスタービン内において本発明の実施形態を使用した場合には、圧縮機から取出すのではなく該圧縮機に対してよりも多くの空気を供給することができる。圧縮機に付加的な空気を供給することによって、エンジンサイクルにおける熱力学的損失が減少し、ガスタービンシステムの全耐効率を増大させることができる。
図7は、複数のタービンロータブレードを支持する1対のホイール支柱つまりシャンクを備えたタービンロータホイールを熱絶縁する例示的な方法を示している。タービンロータホイールによって複数のタービンロータブレードを支持した時に、タービンロータブレードのそれぞれのシャンクつまりホイール支柱間にシャンク空洞が形成される。ブロック705において、シャンク空洞を上方領域及び下方領域に仕切るように機能可能である少なくとも1つのシールを準備することができる。
ブロック710において、シャンク空洞内にシールを挿入して、下方領域内の温度を上方領域内の温度よりも低い温度に維持することができる。ブロック715において、冷却空気の供給源を設けることができ、またブロック720において、冷却空気を使用してシャンク空洞を加圧することができる。前述したように、冷却空気でシャンク空洞を加圧することにより、シャンク空洞内への高温空気流を減少させることができ、それによってシャンク空洞及び該シャンク空洞を囲む構成要素と共に空気の作動温度を低下させることができる。
1つの実施形態では、方法700において使用するシールは、図3に示した絶縁シール350とすることができる。他の実施形態では、このシールは、ピンシール505、シェルフシール530、プレートシール555、或いはプレートシール及びテール組立体580を含む図5に示したシールの1つ又はそれ以上とすることができる。さらに別の実施形態では、このシールはさらに、カバープレートを含むようにすることができる。カバープレートは、ブレード支柱の一部分を覆うように機能可能とすることができ、またさらに少なくとも1つのカバープレートの一部分の周りにかつシャンク空洞内に冷却空気流を導くように機能可能とすることができる。さらに別の実施形態では、カバープレートはさらに、軸方向シール作用を行なうようにして、高温空気がそれぞれのブレード支柱間に流れるのを防止するようにすることができる。さらに別の実施形態では、絶縁シールは、上記した実施形態の1つ又はそれ以上を含むことができ、またシャンク空洞を複数の領域に仕切ることができる。
本明細書に記載した本発明の多くの修正形態及びその他の実施形態が、以上の説明及び関連する図面において示した教示の利益を有する当業者には想起されるであろう。従って、本発明は、多くの形態で具現化することができまた上記の実施形態に限定されるべきではないことが、当業者には分かるであろう。従って、本発明は、開示した特定の実施形態に限定されるものではないこと、並びに修正形態及びその他の実施形態が特許請求の範囲の技術的範囲内に含まれるものとなることを意図していることを理解されたい。本明細書では、特殊な用語を使用しているが、それらは、一般的かつ記述的な意味でのみ使用しており、限定を目的とするものではない。
100 システム
105 タービンロータホイール
110 タービンロータブレード
115 翼形部
120 タービンロータブレードプラットフォーム
121 半径方向外表面
122 半径方向内表面
124 前縁
125 ロータブレードシャンク
126 後縁
130 支持ダブテール
135 ダブテールスロット
140 ホイール支柱
145 シャンク空洞
150 ダンパピン
155 プラットフォームギャップ
160 シール本体
165 カバープレート
166 取付け組立体
200 断面図
205 冷却空気
210 冷却空気
215 ホイール空間領域
216 シャンク空洞空気
220 ホイール空間領域
225 ホイール空間領域
230 ホイール空間領域
260 シャンク空洞空気
265 シャンク空洞空気
270 シャンク空洞空気
275 シャンク空洞空気
280 シャンク空洞空気
285 シャンク空洞空気
290 上昇したノード
300 システム
345 上方領域
350 絶縁シール
355 下方領域
400 実施形態
405 冷却空気
410 冷却空気
416 シャンク空洞空気
445 上方領域
450 熱絶縁シール
455 下方領域
460 シャンク空洞空気
465 シャンク空洞空気
470 シャンク空洞空気
475 シャンク空洞空気
480 シャンク空洞空気
485 シャンク空洞空気
500 図
505 ピンシール
525 図
530 シェルフシール
550 図
555 プレートシール
575 図
580 テール組立体
600 実施形態
605 冷却空気
610 冷却空気
611 冷却空気
612 冷却空気
615 タービンロータホイール空間領域
620 タービンロータホイール空間領域
625 タービンロータホイール空間領域
650 カバープレート
660 シャンク空洞空気
665 シャンク空洞空気
670 シャンク空洞空気
675 シャンク空洞空気
680 シャンク空洞空気
685 シャンク空洞空気
690 ノード
700 方法
705 ブロック
710 ブロック
715 ブロック
720 ブロック

Claims (10)

  1. それぞれのタービンロータブレード(110)を支持する1対のブレード支柱(125)と前記それぞれのブレード支柱(125)間の空洞(145)とを含むタービンロータホイール(105)を熱絶縁する方法(700)であって、
    前記空洞(145)を、各々が冷却空気流を受けるように機能する上方領域及び下方領域に仕切るように機能可能である少なくとも1つのシール(350)を準備するステップ(705)と、
    前記空洞(145)内に前記少なくとも1つのシールを挿入して、該空洞(145)内への冷却空気流が少なくとも前記下方領域(355)及び少なくとも前記上方領域(345)間に分割されかつ前記下方領域(355)が前記上方領域(345)よりも低い温度に維持されるようにするステップ(710)と、
    を含む、方法(700)。
  2. 冷却空気の供給源を設けるステップ(715)と、
    前記冷却空気により前記空洞(145)を加圧して、該空洞内への高温ガス流を減少させるようにするステップ(720)と、
    をさらに含む、請求項1記載の方法(700)。
  3. 前記ブレード支柱(125)の一部分を覆うように機能可能でありかつその一部分の周りで前記空洞(145)内に前記冷却空気流を導くようにさらに機能可能である少なくとも1つのカバープレート(165)を設けるステップをさらに含む、請求項1又は2記載の方法(700)。
  4. 前記少なくとも1つのシール(350)が、ピン(505)、シェルフシール(530)、プレートシール(555)、或いはプレートシール(555)及びテール組立体(580)の少なくとも1つを含む、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法(700)。
  5. タービンロータホイール(105)を熱絶縁するためのシステム(300)であって、
    複数のタービンロータブレード(110)と、
    前記タービンロータホイール(105)に取付けられ、前記1つ又はそれ以上のタービンロータブレード(110)を支持するように機能可能であり、かつそれらのそれぞれの間に空洞(145)が形成された複数のブレード支柱(125)と、
    前記空洞(145)内に取付けられ、かつ該空洞を上方領域(345)及び下方領域(355)に仕切るように機能可能である少なくとも1つのシール(350)と、
    を含み、
    前記上方領域(345)及び下方領域(355)の各々が冷却空気流を受けるように機能し、
    前記空洞(145)内への冷却空気流が、少なくとも前記下方領域(355)及び少なくとも前記上方領域(345)間に分割されるようになり、また
    前記下方領域(355)が、前記上方領域(345)よりも低い温度に維持されるようになる、
    システム(300)。
  6. 前記少なくとも1つのシール(350)が、前記空洞(145)内に嵌合するように機能可能であるピン(505)を含み、
    前記ブレード支柱(125)が、前記ピン(505)を受けるようになった少なくとも1つの輪郭を備えるようにさらに機能可能であり、また
    前記ピン(505)が、前記少なくとも1つの輪郭の上方の前記空洞(145)領域を前記上方領域にまた該少なくとも1つの輪郭の下方の該領域を前記下方領域に仕切るように機能可能である、
    請求項5記載のシステム(300)。
  7. 前記少なくとも1つのシール(350)が、シェルフシール(530)を含み、
    前記ブレード支柱(125)が、互いに近接近状態で重なり合って前記シェルフシール(530)を形成したフランジを備えるようにさらに機能可能であり、また
    前記シェルフシール(530)が、前記フランジの上方の前記空洞(145)領域を前記上方領域にまた該フランジの下方の該領域を前記下方領域に仕切るように機能可能である、
    請求項5又は6記載のシステム(300)。
  8. 前記少なくとも1つのシール(350)が、前記ブレード支柱(125)内に嵌合するように機能可能であるプレートシール(555)を含み、
    前記ブレード支柱(125)が、前記プレートシール(555)を受けるようになった少なくとも1つのスロットを備えるようにさらに機能可能であり、また
    前記プレートシール(555)が、前記少なくとも1つのスロットの上方の前記空洞領域を前記上方領域にまた該少なくとも1つのスロットの下方の該領域を前記下方領域に仕切るように機能可能である、
    請求項5乃至7のいずれか1項に記載のシステム(300)。
  9. 前記少なくとも1つのシール(350)が、前記ブレード支柱(125)内に嵌合するように機能可能であるプレートシール(555)及びテール組立体(580)を含み、
    前記ブレード支柱(125)が、前記プレートシール(555)及びテール組立体(580)を受けるようになったT字形スロットを備えるようにさらに機能可能であり、また
    前記プレートシール(555)及びテール組立体(580)が、前記T字形スロットの上方の前記空洞領域を前記上方領域にまた該T字形スロットの下方の該領域を前記下方領域に仕切るように機能可能である、
    請求項5乃至7のいずれか1項に記載のシステム(300)。
  10. 前記冷却空気により前記空洞(145)を加圧するように機能可能である冷却空気の供給源をさらに含み、
    前記空洞内への高温ガス流が、減少するようになる、
    請求項5乃至9のいずれか1項に記載のシステム(300)。
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