JP5674967B1 - 多自由度ロック装置付き支持アーム - Google Patents
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Abstract
Description
上支持枠15には、品物(図示せず)を取り付けることが可能である。支持アーム10は、複数のレバーとバネ14の組合により、上支持枠15に取り付けられている品物を支持して固定することが可能である。また、バネ14が上レバー12と下レバー13の間に取り付けられているため、支持アーム10の支持力は、回転角度の変化に従って変化することが可能である。このように、支持アーム10を調整しているとき、又は支持アーム10を調整したときに、上支持枠15に取り付けられている品物は、重力により移動することはない。
上ケースと、下ケースと、上ケースと下ケースの間に枢着されているサイドケースと、を備え、サイドケースは、第1枢着部と第2枢着部とにそれぞれ枢着されている二つのラグ部と、上ケース及び下ケースとから構成され、第1枢着部及び第2枢着部と連通する枢着溝と、を有するケース固定ユニットと、
枢着溝の内部に位置するねじ部と、枢着溝の外部に位置する螺旋部と、を有し、ケース固定ユニットに上下動可能に枢着されているねじ軸と、
ねじ部と螺合するねじ穴と、押さえブロックテーパー面と、を有し、ケース固定ユニットの枢着溝内に上下動可能に枢着されている円錐形押さえブロックと、
押さえブロックテーパー面に面するフサギ板テーパー面と、フサギ板テーパー面の反対側に位置し、枢着溝の溝壁面、第1枢着部及び第2枢着部に対応するフサギ板当接面と、を有し、ケース固定ユニットの枢着溝内に外側へ拡張可能に設けられており、円錐形押さえブロックとサイドケースの間に位置する少なくとも一つの円錐形フサギ板と、を含み、
ねじ軸が第1方向に回転しているときには、円錐形押さえブロック及び円錐形フサギ板が駆動されて、フサギ板当接面が枢着溝の溝壁面、第1枢着部及び第2枢着部に押付けて、サイドケースが上ケース及び下ケースに対して回転できず、第1枢着部と第2枢着部は、回転できないように二つのラグ部に定位されており、ねじ軸が第1方向の反対方向である第2方向に回転しているときには、円錐形押さえブロック及び円錐形フサギ板が駆動されて、フサギ板当接面が枢着溝の溝壁面、第1枢着部及び第2枢着部から離脱して、サイドケースが上ケース及び下ケースに対して回転できるようになり、第1枢着部と第2枢着部は、二つのラグ部に対して回転できるようになることを特徴とする。
本実施例の多自由度ロック装置付き支持アームは、支持アームユニット20と、ケース固定ユニット30と、ねじ軸40と、円錐形押さえブロック50と、二つの円錐形フサギ板60と、から構成される。
本実施例では、ラグ部331、331の外側にサイドシート35、35をそれぞれ設けて、サイドシート35、ラグ部331、第1枢着部221及び第2枢着部231にボルト36を挿通することにより、第1枢着部221及び第2枢着部231が二つのラグ部331の間に枢着されている。上ケース31と下ケース32の間には、複数のガイドピン38が設けられている。
図5及び図3に示すように、ねじ軸40が第1方向D1の反対方向である第2方向D2に回転しているときには、円錐形押さえブロック50及び円錐形フサギ板60が駆動されて、フサギ板当接面62が枢着溝34の溝壁面341、第1枢着部221及び第2枢着部231から離脱して、サイドケース33が上ケース31及び下ケース32に対して回転できるようになり、第1枢着部221と第2枢着部231は、二つのラグ部331に対して回転できるようになる。
このとき、ねじ軸40のねじ部41が円錐形押さえブロック50のねじ穴51と螺合しているため、円錐形押さえブロック50が上ケース31へ移動する。円錐形押さえブロック50が上ケース31へ移動しているときには、押さえブロックテーパー面52がフサギ板テーパー面61に面しているため、押さえブロックテーパー面52は、フサギ板テーパー面61に当接して、円錐形フサギ板60を押さえてサイドケース33、第1枢着部221及び第2枢着部231へ移動し、フサギ板当接面62が枢着溝34の溝壁面341、第1枢着部221及び第2枢着部231を止める。
フサギ板当接面62が枢着溝34の溝壁面341を止めているときには、サイドケース33が上ケース31及び下ケース32に対して回転できない。このとき、支持アームユニット20の第1の自由度(すなわち、水平方向)が制限される。フサギ板当接面62が第1枢着部221及び第2枢着部231を止めているときには、第1枢着部221と第2枢着部231は、回転できないように二つのラグ部331に定位されている。このとき、支持アームユニット20の第2の自由度(すなわち、垂直方向)が制限される。
このように、サイドケース33は上ケース31及び下ケース32に対して回転できるようになり、第1枢着部221と第2枢着部231はラグ部331、331に対して回転できるようになる。このとき、支持アームユニット20の第1の自由度(すなわち、水平方向)は解放状態となって、支持アームユニット20の水平方向への調整が可能となる。
フサギ板当接面62が第1枢着部221及び第2枢着部231から離れているときには、第1枢着部221及び第2枢着部231が回転できるように二つのラグ部331に定位されている。このとき、支持アームユニット20の第2の自由度(すなわち、垂直方向)は解放状態となって、支持アームユニット20の垂直方向への調整が可能となる。
本実施例の多自由度ロック装置付き支持アームは、支持アームユニット20と、ケース固定ユニット30と、ねじ軸40と、円錐形押さえブロック50と、二つの円錐形フサギ板60と、から構成される。
本実施例では、ねじ軸40は、ケース固定ユニット30の上ケース31と下ケース32とに上下動可能に設けられており、且つケース固定ユニット30に回転可能に設けられていることが必要であるため、ねじ軸40のロッド部43は上下動及び回転が可能である。ねじ軸40のロッド部43がケース固定ユニット30に対して上下動及び回転を可能にするために、ねじ軸40のロッド部43と連動ブロック73の第1連動部731は、連動ユニット80によって一体に枢着されていることが必要である。
連動ユニット80は、挿通ロッド81と、コイルバネ82と、を含む。挿通ロッド81は、第1連動部731を挿通しており、貫通孔811を有する。貫通孔811には、ロッド部43を挿入して枢着することが可能である。コイルバネ82は、挿通ロッド81の下方に設けられており、連動ケース71の収容空間711の凹部712に収容されている。ロッド部43はコイルバネ82を挿通している。このように、ねじ軸40のロッド部43は、連動ブロック73に対して回転して、連動ブロック73を傾斜状態から水平状態にし、又は水平状態から傾斜状態にすることが可能である。
12 上レバー
13 下レバー
14 バネ
15 上支持枠
20 支持アームユニット
21 支持枠
22 第1レバー
23 第2レバー
30 ケース固定ユニット
31 上ケース
32 下ケース
33 サイドケース
34 枢着溝
35 サイドシート
36 ボルト
37 螺子
38 ガイドピン
40 ねじ軸
41 ねじ部
42 螺旋部
43 ロッド部
50 円錐形押さえブロック
51 ねじ穴
52 押さえブロックテーパー面
60 円錐形フサギ板
61 フサギ板テーパー面
62 フサギ板当接面
71 連動ケース
72 枢着軸
73 連動ブロック
74 連動ロッドユニット
80 連動ユニット
81 挿通ロッド
82 コイルバネ
221 第1枢着部
231 第2枢着部
331 ラグ部
341 溝壁面
711 収容空間
712 凹部
721 第1枢着軸部
722 第2軸部
731 第1連動部
732 第2連動部
741 連動ロッド部
742 円弧形当接部
811 貫通孔
D1 第1方向
D2 第2方向
Claims (4)
- 支持枠と、前記支持枠に枢着されており、第1枢着部を有する第1レバーと、前記支持枠に枢着されており、第2枢着部を有する第2レバーと、を備える支持アームユニットと、
上ケースと、下ケースと、前記上ケースと前記下ケースの間に枢着されているサイドケースと、を備え、前記サイドケースは、前記第1枢着部と前記第2枢着部とにそれぞれ枢着されている二つのラグ部と、前記上ケース及び前記下ケースとから構成され、前記第1枢着部及び前記第2枢着部と連通する枢着溝と、を有するケース固定ユニットと、
前記枢着溝の内部に位置するねじ部と、前記枢着溝の外部に位置する螺旋部と、を有し、前記ケース固定ユニットに上下動可能に枢着されているねじ軸と、
前記ねじ部と螺合するねじ穴と、押さえブロックテーパー面と、を有し、前記ケース固定ユニットの前記枢着溝内に上下動可能に枢着されている円錐形押さえブロックと、
前記押さえブロックテーパー面に面するフサギ板テーパー面と、前記フサギ板テーパー面の反対側に位置し、前記枢着溝の溝壁面、前記第1枢着部及び前記第2枢着部に対応するフサギ板当接面と、を有し、前記ケース固定ユニットの前記枢着溝内に外側へ拡張可能に設けられており、前記円錐形押さえブロックと前記サイドケースの間に位置する少なくとも一つの円錐形フサギ板と、を含み、
前記ねじ軸が第1方向に回転しているときには、前記円錐形押さえブロック及び前記円錐形フサギ板が駆動されて、前記フサギ板当接面が前記枢着溝の溝壁面、前記第1枢着部及び前記第2枢着部に押付けて、前記サイドケースが前記上ケース及び前記下ケースに対して回転できず、前記第1枢着部と前記第2枢着部は、回転できないように前記二つのラグ部に定位されており、前記ねじ軸が前記第1方向の反対方向である第2方向に回転しているときには、前記円錐形押さえブロック及び前記円錐形フサギ板が駆動されて、前記フサギ板当接面が前記枢着溝の溝壁面、前記第1枢着部及び前記第2枢着部から離脱して、前記サイドケースが前記上ケース及び前記下ケースに対して回転できるようになり、前記第1枢着部と前記第2枢着部は、前記二つのラグ部に対して回転できるようになることを特徴とする、
多自由度ロック装置付き支持アーム。 - 前記上ケースと前記下ケースの間には、複数のガイドピンが挿通されており、前記各ガイドピンにより、前記円錐形押さえブロックは、前記ガイドピンに沿って、前記上ケースと前記下ケースの間に移動可能であり、前記円錐形押さえブロックの前記押さえブロックテーパー面は、前記上ケースから前記下ケースへ徐々に拡径し、前記円錐形フサギ板の前記フサギ板テーパー面は、前記上ケースから前記下ケースへ徐々に拡径することを特徴とする、請求項1に記載の多自由度ロック装置付き支持アーム。
- 更に、連動ケースと、枢着軸と、連動ブロックと、連動ロッドユニットと、を含み、前記連動ケースは、前記下ケースに固定されており、収容空間を有し、前記ねじ軸は、更に、前記螺旋部の反対側に位置するロッド部を有し、前記ロッド部は前記収容空間に位置し、前記枢着軸は、前記収容空間に位置する第1枢着軸部と、前記第1枢着軸部と連接して前記収容空間の外部に位置する第2軸部と、を有し、前記連動ケースに枢着されており、前記連動ブロックは、前記ロッド部に枢着されている第1連動部と、第2連動部と、を有し、前記収容空間に配されており、前記ロッド部と前記枢着軸の間に位置し、前記連動ロッドユニットは、前記第2連動部に枢着されている連動ロッド部と、前記連動ロッド部の反対側に位置して前記第1枢着軸部に対応する円弧形当接部と、を有し、前記収容空間に水平に設けられており、前記連動ブロックと前記枢着軸の間に位置し、前記ねじ軸が前記第1方向に回転しているときには、前記ロッド部が前記連動ブロックを押さえて、前記連動ブロックが傾斜状態から水平状態になって、前記連動ロッドユニットの前記円弧形当接部が前記第1枢着軸部に当接し、これにより、前記枢着軸は、回転できないように前記連動ケースに定位されており、前記ねじ軸が前記第2方向に回転しているときには、前記ロッド部が前記連動ブロックを駆動して、前記連動ブロックが水平状態から傾斜状態になって、前記連動ロッドユニットの前記円弧形当接部が前記第1枢着軸部から離れ、これにより、前記枢着軸は、回転できるように前記連動ケースに定位されていることを特徴とする、請求項1に記載の多自由度ロック装置付き支持アーム。
- 前記ねじ軸の前記ロッド部と前記連動ブロックの前記第1連動部は、連動ユニットによって一体に枢着されており、前記連動ユニットは、挿通ロッドと、コイルバネと、を含み、前記挿通ロッドは、前記第1連動部を挿通しており、貫通孔を有し、前記貫通孔には、前記ロッド部を挿入して枢着することが可能であり、前記コイルバネは前記挿通ロッドの下方に設けられており、前記ロッド部は前記コイルバネを挿通していることを特徴とする、請求項3に記載の多自由度ロック装置付き支持アーム。
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CN110451056A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-11-15 | 蜂井包装工业无锡有限公司 | 围板箱分层装换装置 |
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JPS5738518U (ja) * | 1980-08-13 | 1982-03-01 | ||
JP2000353423A (ja) * | 1999-06-10 | 2000-12-19 | Mikiyoshi Iga | 電気スタンド |
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- 2014-01-23 JP JP2014010343A patent/JP5674967B1/ja active Active
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CN110451056B (zh) * | 2019-07-29 | 2023-06-20 | 佳贺科技无锡有限公司 | 围板箱分层转换装置 |
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