JP5672583B2 - 撮像装置、付着物検出装置、移動装置用機器制御システム及び移動装置 - Google Patents
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Description
なお、本発明に係る撮像装置は、車載機器制御システムに限らず、例えば、撮像画像に基づいて光透過性板状部材に付着している付着物を検出する付着物検出装置を利用するその他のシステムにも適用できる。
本車載機器制御システムは、自車両100に搭載された撮像装置で撮像した自車両進行方向前方領域(撮像領域)の撮像画像データを利用して、ヘッドランプの配光制御、ワイパーの駆動制御、デフロスタ制御、その他の車載機器(制御対象機器)の制御を行う。
撮像部200は、主に、撮像レンズ204と、光学フィルタ205と、2次元配置された画素アレイを有する撮像手段としての画像センサ206を含んだセンサ基板207と、センサ基板207から出力されるアナログ電気信号(画像センサ206上の各受光素子が受光した受光量)をデジタル電気信号に変換した撮像画像データを生成して出力する信号処理部208とから構成されている。また、本実施形態においては、センサ基板207上に光源部210が実装されている。この光源部210は、フロントガラス105の外壁面(他方の面)に付着した付着物(以下、付着物が主に雨滴である場合を例に挙げて説明する。)を検出するためのものである。
本実施形態の光源部210は、フロントガラス105上に付着した付着物(雨滴、凍結、曇り等)を検出するための照明光を照射するものである。本実施形態の光源部210は、その発光体としてのLEDを複数備えた構成となっている。このように発光体を複数具備することにより、発光体が1つである場合と比較して、フロントガラス105上の付着物を検出するための検出領域が広がり、フロントガラス105の状態変化の検出精度が向上する。
本実施形態の撮像ユニット101は、光路変更部材として、図6に示した導光体を用いる構成を採用するものである。本実施形態の撮像ユニット101は、反射偏向プリズム220を固定支持し、フロントガラス105の内壁面に固定配置される第一支持部材としての第一モジュール101Aと、画像センサ206及びLED211が実装されたセンサ基板207、導光体215、撮像レンズ204を固定支持する第二支持部材としての第二モジュール101Bとから構成されている。
まず、第一モジュール101Aの反射偏向プリズム220の一面がフロントガラス105の内壁面に密着するように、第一モジュール101Aをフロントガラス105に固定する。この固定には、例えば、フロントガラス105に対して第一モジュール101Aを接着したり、フロントガラス105に予め固定されたフック等の機構部品に第一モジュール101Aを係合させたりする固定方法を採用できる。
図10(a)は、水平面に対するフロントガラス105の傾斜角度θgが34°である車両に取り付けた状態の撮像ユニット101を示す側面図である。図10(b)は、図10(a)の状態における撮像ユニット101の光学系を示す説明図である。
この導光体215には、光源部210側に導光体215が取り付けられている。本実施形態の導光体215の入射側部分は、内面が反射面となるように配置された管状のミラーからなるテーパーロッドレンズを用いてもよい。導光体215は、入射端面側から出射端面側に向けて先広がりのテーパー形状となっている。導光体215としては、屈折率が1以上の材料、例えばガラス等からなるものが好ましい。成形により作製できるため、低コストに導光体215を作ることが可能である。
反射偏向プリズム220は、光源部210からの光が入射する被入射面223と、被入射面223から入射した光L1を反射させる反射面221と、フロントガラス105の内壁面と密着して反射光L2を透過させる透過面としての密着面222と、フロントガラス105の外壁面で反射した反射光L3を撮像部200に向けて出射する出射面224とを備えている。本実施形態では、被入射面223と出射面224とは互いに平行な面となるように構成されているが、両者を非平行な面としてもよい。
ここで、反射偏向プリズム220の一変形例について説明する。
図14は、変形例における反射偏向プリズム220を示す斜視図である。
図15は、変形例における反射偏向プリズム220を用いた撮像ユニット101の光学系を示す説明図である。
本変形例に係る反射偏向プリズム220は、導光体215から射出される光を、フロントガラス105の外壁面に付着している雨滴検出のみに使用するのではなく、例えば、フロントガラス105の内壁面に付着した曇り等の検出など、他の用途にも利用可能しようとするものである。
フロントガラス105の外壁面上の雨滴を検出する際、光源部210からの赤外光を撮像部200で撮像するが、撮像部200の画像センサ206には、光源部210からの赤外光のほか、例えば太陽光などの赤外光を含む大光量の外乱光も入射し得る。よって、光源部210からの赤外光をこのような大光量の外乱光と区別するためには、光源部210の発光量を外乱光よりも十分に大きくする必要があるが、このような大発光量の光源部210を用いることは困難である場合が多い。
図19は、撮像画像データの画像例を示す説明図である。
図19に示すように、車両検出用画像領域231は撮像画像上部2/3に対応し、付着物検出用画像領域232は撮像画像下部1/3に対応する。対向車両のヘッドランプ及び先行車両のテールランプ、白線、道路標識など、撮像領域(車両前方領域)の画像は、主に撮像画像上部に存在することが多く、撮像画像下部には自車両前方の直近路面や自車両100のボンネットの画像が存在するのが通常である。よって、対向車両のヘッドランプ及び先行車両のテールランプ並びに白線の識別に必要な情報は撮像画像上部に集中しており、その識別において撮像画像下部の情報はあまり重要でない。よって、単一の撮像画像データから、対向車両や先行車両、白線、道路標識等の検出と雨滴203などの付着物の検出とを両立して行う場合には、図19に示すように、撮像画像下部を付着物検出用画像領域232とし、残りの撮像画像上部を車両検出用画像領域231とし、これに対応して光学フィルタ205を領域分割するのが好適である。
図21は、本実施形態に係る光学フィルタ205の車両検出用フィルタ部205A及び付着物検出用フィルタ部205Bと、画像センサ206上の車両検出用画像領域231及び付着物検出用画像領域232に対応する箇所との対応関係を示す説明図である。
画像センサ206の受光面には、光学フィルタ205が近接配置される。光学フィルタ205は、図20に示すように、透明なフィルタ基板252の一方の面(画像センサ206の受光面と対向する面)に分光フィルタ層255を形成し、他方の面に偏光フィルタ層253と分光フィルタ層255を順次形成した層構成となっている。光学フィルタ205と画像センサ206は、例えば、UV接着剤で接合してもよいし、撮像に用いる有効画素範囲外でスペーサにより支持した状態で有効画素外の四辺領域をUV接着や熱圧着してもよい。
光学フィルタ205のフィルタ基板252は、使用帯域(本実施形態では、可視光領域と赤外光領域)の光を透過可能な透明な材料、例えば、ガラス、サファイア、水晶等で形成することができる。本実施形態では、ガラス、特に、安価でかつ耐久性もある石英ガラス(屈折率1.46)やテンパックスガラス(屈折率1.51)を用いると好適である。
図25(b)は、変形例における反射偏向プリズム220を用いて雨滴が付着しておりかつ曇りも付着している状態を撮像した撮像画像の一例を示す説明図である。
変形例における反射偏向プリズム220を用いる場合、付着物検出用画像領域232の左右方向中央部は、光源部210からの光L1のうち雨滴203が付着していないフロントガラス105の外壁面で正反射した光L3が受光されるので、その部分は高輝度なものとなる。また、付着物検出用画像領域232の左右方向中央部において、光源部210からの光L1のうち雨滴203が付着しているフロントガラス105の外壁面からの正反射光の受光量は減少するので、その部分は低輝度なものとなる。
Ya = Ya/Ta ・・・(1)
Yb = Yb/Tb ・・・(2)
Yr = Ya − Yb ・・・(3)
図27は、画像解析ユニット102が実行するフロントガラス状態検出処理の流れを示すフローチャートである。
分光フィルタ層251を備える付着物検出用フィルタ部205Bは、分光フィルタ層251を備えていない車両検出用フィルタ部205Aと比較して受光量が少ない。そのため、付着物検出用フィルタ部205Bを透過する光量と車両検出用フィルタ部205Aを透過する光量との間には大きな差がある。そのため、車両検出用フィルタ部205Aに対応する車両検出用画像領域231に適した撮像条件(露光量等)と、付着物検出用フィルタ部205Bに対応する付着物検出用画像領域232に適した撮像条件との間には、大きな差がある。そこで、本実施形態では、車両検出用画像領域231の撮像用(車両等の検出用)と、付着物検出用画像領域232の撮像用(付着物検出用)とで、異なる露光量を用いる。
本実施形態では、ワイパー制御用やデフロスタ制御用に検出されるパラメータとして、車両検出用画像領域231における輝度分散の値を用いる(S31)。また、本実施形態では、このパラメータとして、自車両100のボンネットと背景とのエッジ部分が検出できるように撮像領域を設定しておき、そのボンネットのエッジ抽出結果も用いる(S32)。
本実施形態では、ワイパー制御用やデフロスタ制御用に検出されるパラメータとして、付着物検出用画像領域232における輝度平均値を算出する(S71)。本実施形態では、フロントガラス105に、雨滴、曇り部分、凍結部分などが付着していると、付着物検出用画像領域232の輝度平均値が低下する。したがって、付着物検出用画像領域232の輝度平均値により、このような付着物が付着しているか否かを検出することができる。
図32は、フロントガラス105の状態判定処理の流れを示すフローチャートである。
図33は、この状態判定処理の判定基準を示す表である。
フロントガラス105の状態判定処理では、まず、上記ステップS1において行われた車両検出用画像領域231についての自動露光調整により決定された露光時間が閾値A(例えば40ms)よりも短いか否かを判断する(S91)。この露光時間が閾値A以上のような非常に長い時間に設定される場合、これは撮像領域の光量が少ない夜間であると判定できる。よって、露光時間が閾値Aよりも短いか否かによって、撮像領域が昼間であるか夜間であるかを識別できる。
まず、付着物検出用画像領域232の輝度平均値が閾値Cよりも大きいか否かを判断する(S94)。この判断結果は所定の記憶領域に記憶される。上述したとおり、フロントガラス105に雨滴等が付着すると輝度平均値が下がる。例えば、付着物検出用画像領域232の輝度が1024階調であれば、ノイズ成分を除いた900(閾値C)よりも小さい輝度平均値が検出されたか否かを判断する。
また、以上の説明では、光源部210から照射された光を反射させる反射面221を有する光学部材として、反射偏向プリズム220を用いる場合であったが、このような反射面221を有するミラー部材であってもよい。
(態様A)
光透過性を有するフロントガラス105等の板状部材の一方の面(内壁面)側から該板状部材を照明する光を照射する光源部210等の光照射手段と、上記光照射手段が照射した光によって照明された板状部材の他方の面(外壁面)上に付着している雨滴203等の付着物を撮像する画像センサ206等の撮像手段とを有する撮像ユニット101等の撮像装置であって、上記光照射手段及び上記撮像手段を支持する第二モジュール101B等の支持部材と、上記板状部材に固定されかつ上記光照射手段から照射された光を該板状部材に向けて反射する反射面221,225,226を備える第一モジュール101A等の反射偏向部に対し、上記支持部材の相対位置を決める回転連結機構240等の相対位置決め機構とを有することを特徴とする。
これによれば、光照射手段から照射された光が撮像手段による撮像画像に適切に映し出されるように撮像装置を設置する作業が容易になる。
上記態様Aにおいて、上記相対位置決め機構は、上記反射偏向部の上記反射面で反射した光の上記板状部材の上記一方の面に対する入射面に直交する回転軸241回りで、該反射偏向部に対して上記支持部材を相対回転可能に連結する回転連結機構240であることを特徴とする。
本態様においては、反射面221,225,226を備える反射偏向部を板状部材の一方の面に固定配置し、かつ、光照射手段及び撮像手段が支持された支持部材を所望の箇所や姿勢で固定配置するという設置作業を行って、当該撮像装置の設置を完了する。このとき、本態様では、反射偏向部に対して支持部材が回転連結機構により相対回転可能に連結されている。そのため、上記の設置作業を行う際、これらの支持部材間の相対位置関係は制限される。したがって、反射偏向部と支持部材とが別個独立に構成されていてこれらの間の相対位置関係が制限のないフリーな状態である場合と比較して、これらの間の相対位置関係の調整が容易である。
上記態様Bにおいて、上記反射偏向部と上記支持部材との相対角度が予め決められた規定角度範囲内にある限り、上記光照射手段から照射されて上記反射偏向部の反射面で正反射した光L2のうち、上記板状部材の上記他方の面における付着物の非付着領域で正反射した正反射光L3が上記撮像手段に受光される関係が維持されるように、上記反射偏向部が上記板状部材に固定されることを特徴とする。
上述した図35に示した先願の撮像装置において、フロントガラス105の傾斜角度θgが予め決まっている場合、撮像部200と光源部210をユニット化し、撮像部200に対する光源部210の相対位置や光源部210の光照射方向を固定しておくことで、撮像装置の設置作業は、その撮像部200の撮像方向Pが特定の方向を向くように撮像装置を取り付けるだけの簡単な作業で済む。しかしながら、フロントガラスの傾斜角度θgは車両の種類によって違いがあるため、上記のように撮像部200と光源部210をユニット化すると、限られた車両にしか対応することができないという不具合が発生する。この不具合について、以下詳しく説明する。
図36は、フロントガラスの傾斜角度が20°であるときに最適化されている撮像装置を、傾斜角度が20°であるフロントガラス105に対して設置した場合における、光源からの光がフロントガラス105の外壁面で反射する光路を示す説明図である。
図37は、フロントガラスの傾斜角度が20°であるときに最適化されている撮像装置を、傾斜角度が35°であるフロントガラス105に対して設置した場合における、光源からの光がフロントガラス105の外壁面で反射する光路を示す説明図である。
光源部210から照射される光の一部はフロントガラス105の内壁面や外壁面で反射する。図36は、フロントガラス105の外壁面で反射する例である。このようにフロントガラス105の外壁面で反射した正反射光が付着物検出用画像領域232に映し出されると、このような光強度の強い正反射光が外乱光となることで、雨滴Rdの検出精度が悪化する。そのため、光源部210は、図35(a)に示したように雨滴Rdで反射した雨滴反射光が付着物検出用画像領域232内に映し出され、かつ、フロントガラス105の外壁面で反射した正反射光は付着物検出用画像領域232に映し出されないように、角度調整することが必要となる。
ここで、フロントガラス105の傾斜角度が20°である車両に対応するように角度調整された撮像部200及び光源部210が固定支持された撮像装置を考える。この撮像装置は、傾斜角度が20°であるフロントガラス105であれば、撮像部200の撮像方向が特定の方向を向くように角度調整して設置するという簡単な設置作業により、図36に示すように、フロントガラス105の外壁面で反射した正反射光が撮像部200へ入射しないように配置される。よって、撮像部200の車両検出用画像領域231で車両前方の画像を撮像しつつ、付着物検出用画像領域232で雨滴の画像を、当該正反射光によるノイズを含むことなく、撮像することができる。しかしながら、この撮像装置をフロントガラス105の傾斜角度が20°よりも大きい車両に設置した場合、光源部210から照射される光がフロントガラス105の内壁面に入射する入射角は、フロントガラス105の傾斜角度が20°である場合の入射角よりも大きくなる。その結果、フロントガラス105の外壁面で反射する正反射光の向きは図36に示す場合よりも上側へずれ、当該正反射光が撮像部200に入射してしまう。
次に、光源部210をフロントガラス105の内壁面に固定するものであって、光源部210を固定した状態で撮像部200の撮像方向Pを調整可能な撮像装置を考える。この撮像装置は、撮像部200の撮像方向が特定の方向を向くように角度調整して設置する作業と、光源部210をフロントガラス105の内壁面に固定する作業という簡単な設置作業により、図36に示すように、傾斜角度が20°であるフロントガラス105において、その外壁面で反射した正反射光が撮像部200へ入射しないように配置される。この撮像装置においては、フロントガラス105の傾斜角度θgが20°よりも大きい車両に設置した場合でも、光源部210から照射される光がフロントガラス105の内壁面に入射する入射角θは、フロントガラス105の傾斜角度θgが20°である場合の入射角θと同じとなる。
しかしながら、この撮像装置は、光源部210の光照射方向(水平方向を基準とした方向)がフロントガラス105の傾斜角度θgに応じて変化することになる。そのため、フロントガラス105の傾斜角度θgが異なれば、入射角θが同じでも、フロントガラス105の外壁面での正反射光の方向(水平方向を基準とした方向)がずれることになる。よって、例えば、この撮像装置をフロントガラス105の傾斜角度が35°である車両に設置した場合、図37に示すように、フロントガラス105の傾斜角度の差(15°)の分だけ、フロントガラス105の外壁面で反射する正反射光の向きは図36に示す場合よりも上側へずれる。その結果、当該正反射光が撮像部200に入射してしまう。
図38は、フロントガラス105の外壁面で正反射した正反射光が撮像部200に入射しない場合の雨滴反射光とフロントガラスでの反射光との受光量を比較したグラフである。
図39は、フロントガラス105の外壁面で正反射した正反射光が撮像部200に入射した場合の雨滴反射光とフロントガラスでの反射光との受光量を比較したグラフである。
フロントガラス105の外壁面で正反射した正反射光が撮像部200に入射しない場合、図38に示すように、フロントガラス105の内壁面や外壁面で反射した拡散反射光の一部が受光されるだけであり、その受光量は雨滴反射光の受光量に対して十分に少ないものとなっている。よって、この場合、雨滴を検出する際に高いS/N比を確保することができる。一方、フロントガラス105の外壁面で正反射した正反射光が撮像部200に入射する場合、図39に示すように、フロントガラス105の外壁面で反射した正反射光という強い光強度をもった外乱光が受光される。この受光量は雨滴反射光の受光量に対して多いものとなっているので、雨滴を検出する際に高いS/N比を確保することができない。
フロントガラス105の傾斜角度θgが20°から多少外れた角度であっても、フロントガラス105で反射した正反射光が撮像部200へ入射しない範囲であれば、高いS/N比を確保できるので、雨滴の検出精度が悪化することはない。しかしながら、光源部210から照射される光は実際には広がりをもって照射される場合が多いため、フロントガラス105で反射した正反射光の全体が撮像部200へ入射しないフロントガラス105の傾斜角度範囲は非常に狭い。そのため、上述したような設置作業が簡易な撮像装置を、広いフロントガラスの傾斜角度範囲に対応させることはできないという問題があった。一方、撮像部200の撮像方向Pを特定の方向へ向くように角度調整するだけでなく、光源部210の位置や光照射方向も調整するようにすれば、広いフロントガラスの傾斜角度範囲に対応させることも可能であるが、この場合、光源部210の位置や光照射方向を調整する作業が必要となり、撮像装置の設置作業の簡略化を実現できないといった問題が生じる。
以上の説明では、雨滴で反射した雨滴反射光を撮像手段で受光し、雨滴が付着していないフロントガラス外壁面部分で正反射した反射光を撮像手段で受光しないことで、撮像画像中に雨滴を映し出す方式(ここでは「ポジティブ方式」という。)を例に挙げた。しかしながら、上述した問題は、雨滴が付着していないフロントガラス外壁面の非付着部分で正反射した反射光を撮像手段で受光し、雨滴の付着部分で正反射した反射光は撮像手段で受光しないことで、撮像画像中に雨滴を映し出す方式(ここでは「ネガティブ方式」という。)でも、同様に生じ得る。なぜなら、ポジティブ方式で雨滴の非付着部分での正反射光を撮像手段で受光しないことが求められるのと同様、ネガティブ方式では、雨滴の非付着部分での正反射光を撮像手段で受光しないことが求められるからである。
また、以上の説明では、雨滴を撮像する撮像手段によって車両前方領域も同時に撮像する場合を例に挙げたが、雨滴を撮像する撮像手段で車両前方領域を撮像しない場合であっても、同様の問題を生じ得る。これは次の理由による。すなわち、前者の場合において、上述した問題は、フロントガラスに取り付けられる光源と、水平方向を基準に特定方向を向くように撮像方向が調整される撮像手段との関係が、フロントガラスの傾斜角度に応じて変化することに起因した問題である。一方で、雨滴を撮像する撮像手段はフロントガラスの内壁面に取り付けることが困難であることから、通常は自車両の室内天井部やルームミラー等に取り付けられる。フロントガラスの傾斜角度の違いは、通常、車種の違いによるものであり、車種が違えば、撮像手段を取り付ける箇所や取り付け姿勢等も共通にできない場合が多い。そのため、後者の場合でも、フロントガラスに取り付けられる光源と、車種の違いによって取り付け箇所や姿勢等が異なる撮像手段との関係は、車種の違いによるフロントガラスの傾斜角度に応じて変化する。
本態様においては、板状部材の傾斜角度が異なる場合でも、板状部材の一方の面に固定される反射偏向部の姿勢は板状部材の傾斜角度に応じて変わるが、支持部材の姿勢は板状部材の傾斜角度に依存しない別の条件によって決められる。そのため、支持部材に支持される光照射手段の光照射方向は、板状部材の傾斜角度に依存しない方向を向くことになる。一方、反射面を備える反射偏向部の姿勢は板状部材の傾斜角度に依存するので、光照射手段の光照射方向に対する反射面の向きは、板状部材の傾斜角度に応じて変わることになる。よって、板状部材の傾斜角度が異なる場合、光照射手段から照射される光の反射面への入射角が異なるものとなる。
ただし、本態様においては、反射偏向部と支持部材との相対角度が規定角度範囲内にある限り、ネガティブ方式であれば、反射面での正反射光のうち、板状部材の他方の面における付着物の非付着領域で正反射した反射光が撮像手段に受光される関係が維持される。したがって、板状部材の傾斜角度が異なる場合でも、反射偏向部と支持部材との相対角度が規定角度範囲内となる範囲で、支持部材を反射偏向部に対して相対回転させて配置することで、光照射手段からの光の反射面への入射角が異なっても、非付着領域での正反射光を撮像手段で安定して受光できる。
なお、ポジティブ方式を採用する場合には、上記反射偏向部と上記支持部材との相対角度が予め決められた規定角度範囲内にある限り、上記光照射手段から照射されて上記反射面で正反射した光L2のうち、上記板状部材の上記他方の面上に付着している付着物で正反射する正反射光を撮像手段に受光される関係が維持されるようにする。これによれば、ポジティブ方式において、板状部材の傾斜角度が異なる場合でも、非付着領域での正反射光L3を撮像手段で安定して受光し、安定した付着物の検出を実現できる。
上記態様B又はCにおいて、上記回転連結機構は、上記反射偏向部と上記支持部材との相対角度が予め決められた規定角度範囲内にある限り、上記板状部材の上記他方の面における付着物の非付着領域で正反射した正反射光を受光する上記撮像手段の受光面上の受光位置が予め決められた規定受光範囲内に維持され、又は、該他方の面上に付着している付着物で正反射する正反射光を受光する上記撮像手段の受光面上の受光位置が予め決められた規定受光範囲内に維持されるように、構成されていることを特徴とする。
これによれば、板状部材の傾斜角度が異なる場合でも、より安定した付着物の検出を実現できる。
上記態様A〜Dのいずれかの態様において、上記支持部材は、上記光照射手段の構成部品と上記撮像手段の構成部品とをセンサ基板207等の単一の基板上に実装した構成を有することを特徴とする。
これによれば、これらを別々の基板上に実装する場合よりも基板枚数を減らすことができ、低コストを実現できる。
上記態様A〜Eのいずれかの態様において、上記反射偏向部は、上記光照射手段によって照射された光が上記板状部材の上記他方の面で1回のみ全反射して上記撮像手段に向けて出射するように構成されていることを特徴とする。
これによれば、複数回全反射してから撮像手段に向けて出射する構成と比較して、反射偏向部を小型化でき、撮像装置全体として小型化を図ることが容易になる。また、光損失を抑えることも可能である。
上記態様A〜Fのいずれかの態様において、上記反射偏向部の反射面は、上記光照射手段からの光を透過させたうえで反射させる反射偏向プリズム220等のプリズムの反射面であることを特徴とする。
これによれば、上記反射偏向部を安価に実現することが可能である。
光透過性を有するフロントガラス105等の板状部材の一方の面(内壁面)側から該板状部材の他方の面(外壁面)上に付着している雨滴等の付着物を撮像する撮像装置と、上記撮像装置が撮像した撮像画像に基づいて上記板状部材の上記他方の面上に付着している付着物を検出する画像解析ユニット102等の付着物検出手段を備えた付着物検出装置300であって、上記撮像装置として、上記態様A〜Gのいずれかの態様に係る撮像装置を用いたことを特徴とする。
これによれば、光照射手段から照射された光が撮像手段による撮像画像に適切に映し出されるように設置する作業が容易な撮像装置を用いて板状部材の上記他方の面に付着する付着物を検出することが可能となる。
自動車等の車両などの移動装置のフロントガラス105等の板状窓部材の内壁面側に設置された画像センサ206等の撮像手段によって該板状窓部材の外壁面上に付着している雨滴203等の付着物を撮像する撮像ユニット101等の撮像装置を備えた当該移動装置に搭載されているワイパー107やデフロスタ110等の制御対象機器を制御する車載機器制御システム等の移動装置用機器制御システムであって、上記撮像装置が撮像した撮像画像に基づいて上記板状窓部材の外壁面上に付着している付着物を検出する付着物検出装置として用いられる上記態様Hに係る付着物検出装置と、上記付着物検出装置の検出結果に基づいて上記制御対象機器を制御する画像解析ユニット102、ワイパー制御ユニット106、デフロスタ制御ユニット109等の機器制御手段とを有することを特徴とする。
これによれば、移動装置の板状窓部材外壁面上に付着している付着物を、設置作業が容易な撮像装置を用いて検出し、制御対象機器を制御できる。
フロントガラス105等の板状窓部材を有する自動車等の車両などの移動装置において、当該移動装置に搭載されている制御対象機器を制御する移動装置用機器制御システムとして、上記態様Iに係る移動装置用機器制御システムを用いたことを特徴とする。
これによれば、移動装置の板状窓部材外壁面上に付着している付着物を、設置作業が容易な撮像装置を用いて検出し、制御対象機器を制御できる移動装置を実現できる。
100a ボンネット
101 撮像ユニット
101A 第一モジュール
101B 第二モジュール
102 画像解析ユニット
103 ヘッドランプ制御ユニット
104 ヘッドランプ
105 フロントガラス
106 ワイパー制御ユニット
107 ワイパー
108 車両走行制御ユニット
109 デフロスタ制御ユニット
110 デフロスタ
111 外気温センサ
200 撮像部
203 雨滴
203’ 曇り
204 撮像レンズ
205 光学フィルタ
205A 車両検出用フィルタ部
205B 付着物検出用フィルタ部
206 画像センサ
207 センサ基板
208 信号処理部
210 光源部
211 LED
212 コリメートレンズ
213 偏向プリズム
215 導光体
220 反射偏向プリズム
221 反射面
222 密着面
223 被入射面
224 出射面
225 反射面
226 反射ミラー面
230 遮光部材
231 車両検出用画像領域
232 付着物検出用画像領域
240 回転連結機構
241 回転軸
242 固定ピン
243 ガイド孔
251,255 分光フィルタ層
252 フィルタ基板
253 偏光フィルタ層
254 充填層
Claims (11)
- 光透過性を有する板状部材の一方の面側から該板状部材を照明する光を照射する光照射手段と、
上記光照射手段が照射した光によって照明された板状部材の他方の面上に付着している付着物を撮像する撮像手段とを有する撮像装置であって、
上記光照射手段及び上記撮像手段を支持する支持部材と、
上記板状部材に固定されかつ上記光照射手段から照射された光を該板状部材に向けて反射する反射面を備える反射偏向部に対し、上記支持部材の相対位置を決める相対位置決め機構とを有し、
上記撮像手段は、受光素子が2次元配置された画素アレイで構成された画像センサを用い、上記光照射手段から照射された光が上記板状部材の上記他方の面のうち付着物が付着していない非付着領域で反射した正反射光を所定のセンサ領域で受光するものであり、
上記板状部材の上記一方の面の傾斜角度が所定角度範囲内のいずれの角度であっても、上記光照射手段から照射された光が上記板状部材の上記他方の面における上記非付着領域で反射した正反射光が上記所定のセンサ領域に入射するように、構成されていることを特徴とする撮像装置。 - 請求項1の撮像装置において、
上記相対位置決め機構は、上記反射偏向部の上記反射面で反射した光の上記板状部材の上記一方の面に対する入射面に直交する回転軸回りで、該反射偏向部に対して上記支持部材を相対回転可能に連結する回転連結機構であることを特徴とする撮像装置。 - 請求項2に記載の撮像装置において、
上記反射偏向部と上記支持部材との相対角度が予め決められた規定角度範囲内にある限り、上記光照射手段から照射されて上記反射偏向部の反射面で正反射した光のうち、上記板状部材の上記他方の面における付着物の非付着領域で正反射した正反射光が上記撮像手段に受光される関係が維持されるように、上記反射偏向部が上記板状部材に固定されることを特徴とする撮像装置。 - 請求項2又は3に記載の撮像装置において、
上記回転連結機構は、上記反射偏向部と上記支持部材との相対角度が予め決められた規定角度範囲内にある限り、上記板状部材の上記他方の面における付着物の非付着領域で正反射した正反射光を受光する上記撮像手段の受光面上の受光位置が予め決められた規定受光範囲内に維持されるように、構成されていることを特徴とする撮像装置。 - 請求項4に記載の撮像装置において、
上記回転連結機構は、上記反射偏向部の上記反射面を上記光照射手段から照射された光の光軸が入射する位置と、その正反射光の光軸が上記板状部材の上記他方の面に入射する位置との間に上記回転軸が位置するように、構成されていることを特徴とする撮像装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置において、
上記支持部材は、上記光照射手段の構成部品と上記撮像手段の構成部品とを単一の基板上に実装した構成を有することを特徴とする撮像装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置において、
上記反射偏向部は、上記光照射手段によって照射された光が上記板状部材の上記他方の面で1回のみ全反射して上記撮像手段に向けて出射するように構成されていることを特徴とする撮像装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置において、
上記反射偏向部の反射面は、上記光照射手段からの光を透過させたうえで反射させるプリズムの反射面であることを特徴とする撮像装置。 - 光透過性を有する板状部材の一方の面側から該板状部材の他方の面上に付着している付着物を撮像する撮像装置と、
上記撮像装置が撮像した撮像画像に基づいて上記板状部材の上記他方の面上に付着している付着物を検出する付着物検出手段とを備えた付着物検出装置であって、
上記撮像装置として、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置を用いたことを特徴とする付着物検出装置。 - 移動装置の板状窓部材の内壁面側に設置された撮像手段によって該板状窓部材の外壁面上に付着している付着物を撮像する撮像装置を備えた当該移動装置に搭載されている制御対象機器を制御する移動装置用機器制御システムであって、
上記撮像装置が撮像した撮像画像に基づいて上記板状窓部材の外壁面上に付着している付着物を検出する付着物検出装置として用いられる請求項9の付着物検出装置と、
上記付着物検出装置の検出結果に基づいて上記制御対象機器を制御する機器制御手段とを有することを特徴とする移動装置用機器制御システム。 - 板状窓部材を有する移動装置において、
当該移動装置に搭載されている制御対象機器を制御する移動装置用機器制御システムとして、請求項10の移動装置用機器制御システムを用いたことを特徴とする移動装置。
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