JP5672018B2 - 位置検出システム、表示システム及び情報処理システム - Google Patents
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Description
難である。また、CCDなどの撮像素子で検知するシステムは安価でない。特許文献1で
は、レンズ群を配置した光学系を工夫することでLED光を用いた座標入力、位置検出手
法を提案しているが、構成部品が多いためコスト面で優位性がなく、さらに位置検出精度
が低い。
精度な位置検出を実用的なコスト及び処理時間で実現可能な位置検出システム、表示シス
テム及び情報処理システム等を提供することができる。
象物からの反射光を受光することで検出される前記対象物の初期座標情報を取得する座標
情報取得部と、撮像部から撮像画像を取得する撮像画像取得部と、前記撮像画像取得部で
取得された前記撮像画像のうち、前記初期座標情報により特定され、かつ、前記撮像画像
よりも狭い範囲の画像に対して処理を行って、前記対象物の最終座標情報を求める座標演
算部と、を含む位置検出システムに関係する。
座標情報により特定され、かつ、撮像画像よりも狭い範囲の画像に対して座標演算処理を
行い、最終座標情報を取得する。よって、光学式位置検出装置により狭い範囲に限定した
上で画像処理による位置検出を行うため、コストや処理時間の面で実用的なシステムを構
築すること等が可能になる。
して設定される検出エリアでのX座標情報及びY座標情報を求めてもよい。
として求めることが可能になる。
合に、前記座標演算部は、前記撮像部に対して設定されるカメラ座標系における座標情報
に対して所定の座標変換処理を行うことで、前記検出エリアでのX座標情報及びY座標情
報を求めてもよい。
処理により補正すること等が可能になる。
が設定される場合に、前記座標演算部は、前記キャリブレーションポイントと、前記キャ
リブレーションポイントに対応するカメラ座標系における対応キャリブレーションポイン
トとの関係を、キャリブレーション情報として取得し、前記座標演算部は、取得した前記
キャリブレーション情報に基づいて前記座標変換処理を行ってもよい。
ションポイントとの関係から座標変換処理を行うこと等が可能になる。
ラ座標系での奥行き特定情報に基づいて、前記対象物の前記検出エリアでのZ座標情報を
求めてもよい。
て検出エリアでの座標系におけるZ座標情報を求めることができる。よって、対象物が対
象面に触れているか否かの判定を行うこと等が可能になる。
前記複数のカメラから取得された複数の撮像画像の視差情報に基づいて得られた奥行き特
定情報により、前記検出エリアでの前記Z座標を求めてもよい。
視差情報に基づいて奥行き特定情報を取得すること等が可能になる。
前記デプスカメラにより得られた前記奥行き特定情報に基づいて、前記検出エリアでの前
記Z座標を求めてもよい。
得すること等が可能になる。
情報に基づいて、前記検出エリアでの前記X座標情報及び前記Y座標情報の少なくとも一
方の補正処理を行ってもよい。
Z座標情報に基づいて、検出エリアでのX座標情報及びY座標情報の少なくとも一方の補
正処理を行うことが可能になる。よって、対象物が対象面に対して浮いている状況でのず
れを補正すること等ができる。
される値Zが、Z>0の場合に前記補正処理を行ってもよい。
真の値からのずれを補正することが可能になる。
される値Zが0の場合に前記補正処理をスキップしてもよい。
負荷の軽減を図ることが可能になる。
と、前記照射光が前記対象物に反射することによる前記反射光を受光する受光部と、前記
受光部での受光結果に基づいて前記対象物の前記初期座標情報を検出する検出部と、を含
んでもよい。
いることが可能になる。
像部は、前記撮像画像として、赤外帯域の画像である赤外光帯域画像を撮像し、前記座標
演算部は、前記赤外光帯域画像に対して処理を行って、前記対象物の前記最終座標情報を
求めてもよい。
るとともに、該赤外光を画像処理による位置検出においても用いることが可能になる。よ
って、出射部をそれぞれに設ける必要がなくなりシステムの構成を簡単化できる。
を含む表示システムに関係する。
検出情報に基づいて処理を行う情報処理装置と、前記情報処理装置からの画像データに基
づいて画像の表示を行う表示装置と、を含む情報処理システムに関係する。
範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明さ
れる構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
まず、本実施形態の手法について説明する。投写型表示装置(プロジェクター、図9の
PR)により画像を対象面(図9の20)に投射した上で、投射した画像とユーザーの用
いる対象物(オブジェクト、図9のOB)の連携によりユーザインターフェースを実現す
るシステムが考えられる。このようなシステムでは、例えば画像上の任意のマークをさわ
ることにより、表示が切り替わる等の操作を行うことが考えられるため、対象物OBの位
置検出手法が重要となってくる。
出装置を用いる手法及び撮像装置による撮像画像の画像処理を用いる手法等が考えられる
。しかしながら、対象物OBにセンサ等を搭載する場合には、専用のオブジェクトを用い
る必要が生じてしまい、指等を用いて簡単に操作を行うことができない。また、光学式位
置検出装置には精度の点で問題が残る。さらに、撮像画像による画像処理を用いる手法は
、精度は高いものの処理負荷が重く、ホワイトボードのような広い範囲を高精度(例えば
XGAやWXGA等)で処理を行うことは現実的ではない。
ることが想定されるため、対象物が対象面に触れているか否かを高精度で判定する必要が
生じる。しかしながら、通常の撮像装置を用いた位置検出手法では、対象面20からの浮
きを正確に判定することが困難であった。
物OBの概略的な位置(初期座標情報)を取得しておいて、その概略位置により特定され
る範囲に対して撮像装置による撮像画像を用いて画像処理を行う。このようにすれば、撮
像画像の演算処理量、演算処理時間を抑えることが可能になり、コスト、応答速度ともに
実用的なものにすることができる。さらに、撮像装置は、図9に示すように、2つの撮像
部(500−1及び500−2)を有する2眼の撮像装置を用いて奥行き特定情報を取得
する。このようにすることで、後述する図12(A)のように、対象物OBが対象面20
から浮いている場合にも、ΔZを求めることができるため、正確な座標情報を取得するこ
とが可能になる。ただし、撮像装置は奥行き特定情報を取得できればよく、2眼の撮像装
置に限定されるものではない。
法について述べる。その後、光学式位置検出装置と撮像装置を連動させた位置検出手法に
ついて説明する。具体的には、システム構成例、撮像装置の構成、初期座標情報の取得と
処理対象範囲の設定手法、最終座標情報の取得手法の順に説明していく。
図1に、本実施形態の光学式位置検出装置100を用いた光学式検出システムの基本的
な構成例を示す。図1の光学式位置検出装置100は、検出部200、処理部300、照
射部EU及び受光部RUを含む。なお、本実施形態の光学式検出システムは図1の構成に
限定されず、その構成要素の一部を省略したり、他の構成要素に置き換えたり、他の構成
要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
式位置検出装置100として実現される形態には限定されない。情報処理装置(例えばP
C等)により、検出部200や処理部300の機能が実現され、照射部EU及び受光部R
Uと、上記情報処理装置とが連動して動作することにより、光学式検出システムが実現さ
れてもよい。
結果に基づいて、対象物OBの対象物情報(例えば、座標情報や反射率情報)を検出する
。具体的には例えば、検出部200は、対象物OBが検出されるエリアである検出エリア
RDETがX−Y平面に沿ったエリアである場合に、少なくとも検出エリアRDETに存
在する対象物OBのX座標情報及びY座標情報を検出する。なお、検出部200による座
標情報の検出手法については、後述する。また、具体的には対象物OBの反射率に関する
情報である反射率情報を検出する。
は、例えば照射光LTが対象物OBに反射されることによる反射光LRを、受光部RUが
受光して、対象物OBを検出することができるエリアである。より具体的には、受光部R
Uが反射光LRを受光して対象物OBを検出することが可能であって、かつ、その検出精
度について、許容できる範囲の精度が確保できるエリアである。
照射部EUは、LED(発光ダイオード)等の発光素子から成る光源部を含み、光源部が
発光することで、例えば赤外光(可視光領域に近い近赤外線)を出射する。
る。受光部RUは、複数の受光ユニットPDを含んでもよい。受光ユニットPDは、例え
ばフォトダイオードやフォトトランジスターなどを用いることができる。
RUは受光ユニットPDを含む。受光ユニットPDは、入射光が入射する角度(Y−Z平
面上の角度)を制限するためのスリット等(入射光制限部)が設けられ、検出エリアRD
ETに存在する対象物OBからの反射光LRを受光する。検出部200は、受光ユニット
PDの受光結果に基づいて、X座標情報及びY座標情報を検出する。なお、照射部EUは
、検出エリアRDETに対して照射光LTを出射する。また検出エリアRDETは、X−
Y平面に沿ったエリアである。なお、図2の構成例は1つの受光ユニットで構成されるが
、2つ以上の受光ユニットを含む構成としてもよい。
Dの構成例を示す。図3(A)に示すように、受光素子PHDの前面にスリットSLTを
設けて、入射する入射光を制限する。スリットSLTはX−Y平面に沿って設けられ、入
射光が入射するZ方向の角度を制限することができる。すなわち受光ユニットPDは、ス
リットSLTのスリット幅で規定される所定の角度で入射する入射光を受光することがで
きる。
ばアルミニウム等の筐体(ケース)内に配線基板PWBが設けられ、この配線基板PWB
上に受光素子PHDが実装される。
、光源部LS1、LS2と、ライトガイドLGと、照射方向設定部LEを含む。また反射
シートRSを含む。そして照射方向設定部LEは光学シートPS及びルーバーフィルムL
Fを含む。なお、本実施形態の照射部EUは、図4の構成に限定されず、その構成要素の
一部を省略したり、他の構成要素に置き換えたり、他の構成要素を追加するなどの種々の
変形実施が可能である。
の発光素子を有する。この光源部LS1、LS2は例えば赤外光(可視光領域に近い近赤
外線)の光源光を放出する。即ち、光源部LS1、LS2が発光する光源光は、ユーザー
の指やタッチペン等の対象物により効率的に反射される波長帯域の光や、外乱光となる環
境光にあまり含まれない波長帯域の光であることが望ましい。具体的には、人体の表面で
の反射率が高い波長帯域の光である850nm付近の波長の赤外光や、環境光にあまり含
まれない波長帯域の光である950nm付近の赤外光などである。
第2の光源部LS2は、F2に示すようにライトガイドLGの他端側に設けられる。そし
て光源部LS1が、ライトガイドLGの一端側(F1)の光入射面に対して光源光を出射
することで、照射光LT1を出射し、第1の照射光強度分布LID1を対象物の検出エリ
アに形成(設定)する。一方、光源部LS2が、ライトガイドLGの他端側(F2)の光
入射面に対して第2の光源光を出射することで、第2の照射光LT2を出射し、第1の照
射光強度分布LID1とは強度分布が異なる第2の照射光強度分布LID2を検出エリア
に形成する。このように照射部EUは、検出エリアRDETでの位置に応じて強度分布が
異なる照射光を出射することができる。
ものである。例えばライトガイドLGは、光源部LS1、LS2からの光源光を曲線状の
導光経路に沿って導光し、その形状は曲線形状になっている。具体的には図4ではライト
ガイドLGは円弧形状になっている。なお図4ではライトガイドLGはその中心角が18
0度の円弧形状になっているが、中心角が180度よりも小さい円弧形状であってもよい
。ライトガイドLGは、例えばアクリル樹脂やポリカーボネートなどの透明な樹脂部材等
により形成される。
光源光の出光効率を調整するための加工が施されている。加工手法としては、例えば反射
ドットを印刷するシルク印刷方式や、スタンパーやインジェクションで凹凸を付ける成型
方式や、溝加工方式などの種々の手法を採用できる。
ライトガイドLGの外周側に設けられ、ライトガイドLGの外周側(外周面)から出射さ
れる光源光を受ける。そして曲線形状(円弧形状)のライトガイドLGの内周側から外周
側へと向かう方向に照射方向が設定された照射光LT1、LT2を出射する。即ち、ライ
トガイドLGの外周側から出射される光源光の方向を、ライトガイドLGの例えば法線方
向(半径方向)に沿った照射方向に設定(規制)する。これにより、ライトガイドLGの
内周側から外周側に向かう方向に、照射光LT1、LT2が放射状に出射されるようにな
る。
シートPSやルーバーフィルムLFなどにより実現される。例えばプリズムシートPSは
、ライトガイドLGの外周側から低視角で出射される光源光の方向を、法線方向側に立ち
上げて、出光特性のピークが法線方向になるように設定する。またルーバーフィルムLF
は、法線方向以外の方向の光(低視角光)を遮光(カット)する。
、LS2を設け、これらの光源部LS1、LS2を交互に点灯させることで、2つの照射
光強度分布を形成することができる。すなわちライトガイドLGの一端側の強度が高くな
る照射光強度分布LID1と、ライトガイドLGの他端側の強度が高くなる照射光強度分
布LID2を交互に形成することができる。
よる対象物の反射光を受光することで、環境光などの外乱光の影響を最小限に抑えた、よ
り精度の高い対象物の検出が可能になる。即ち、外乱光に含まれる赤外成分を相殺するこ
とが可能になり、この赤外成分が対象物の検出に及ぼす悪影響を最小限に抑えることが可
能になる。
図5(A)、図5(B)は、本実施形態の光学式位置検出装置100による座標情報検
出の手法を説明する図である。
向の角度と、その角度での照射光LT1の強度との関係を示す図である。図5(A)のE
1では、照射方向が図5(B)のDD1の方向(左方向)である場合に強度が最も高くな
る。一方、DD3の方向(右方向)である場合に強度が最も低くなり、DD2の方向では
その中間の強度になる。具体的には方向DD1から方向DD3への角度変化に対して照射
光の強度は単調減少しており、例えばリニア(直線的)に変化している。なお図5(B)
では、ライトガイドLGの円弧形状の中心位置が、照射部EUの配置位置PEになってい
る。
射方向の角度と、その角度での照射光LT2の強度との関係を示す図である。図5(A)
のE2では、照射方向が図5(B)のDD3の方向である場合に強度が最も高くなる。一
方、DD1の方向である場合に強度が最も低くなり、DD2の方向ではその中間の強度に
なる。具体的には方向DD3から方向DD1への角度変化に対して照射光の強度は単調減
少しており、例えばリニアに変化している。なお図5(A)では照射方向の角度と強度の
関係はリニアな関係になっているが、本実施形態はこれに限定されず、例えば双曲線の関
係等であってもよい。
すると、光源部LS1が発光することで照射光強度分布LID1を形成した場合(E1の
場合)には、図5(A)に示すように、DDB(角度φ)の方向に存在する対象物OBの
位置での強度はINTaになる。一方、光源部LS2が発光することで照射光強度分布L
ID2を形成した場合(E2の場合)には、DDBの方向に存在する対象物OBの位置で
の強度はINTbになる。
る方向DDB(角度φ)を特定できる。そして例えば後述する図6(A)、図6(B)の
手法により光学式位置検出装置の配置位置PEからの対象物OBの距離を求めれば、求め
られた距離と方向DDBとに基づいて対象物OBの位置を特定できる。或いは、後述する
図7に示すように、照射部EUとして2個の照射ユニットEU1、EU2を設け、EU1
、EU2の各照射ユニットに対する対象物OBの方向DDB1(φ1)、DDB2(φ2
)を求めれば、これらの方向DDB1、DDB2と照射ユニットEU1、EU2間の距離
DSとにより、対象物OBの位置を特定できる。
Uが、照射光強度分布LID1を形成した際の対象物OBの反射光(第1の反射光)を受
光する。この時の反射光の検出受光量をGaとした場合に、このGaが強度INTaに対
応するようになる。また受光部RUが、照射光強度分布LID2を形成した際の対象物O
Bの反射光(第2の反射光)を受光する。この時の反射光の検出受光量をGbとした場合
に、このGbが強度INTbに対応するようになる。従って、検出受光量GaとGbの関
係が求まれば、強度INTa、INTbの関係が求まり、対象物OBの位置する方向DD
Bを求めることができる。
k、Eaとする。また光源部LS2の制御量(電流量)、変換係数、放出光量を、各々、
Ib、k、Ebとする。すると下式(1)、(2)が成立する。
Eb=k・Ib (2)
また光源部LS1からの光源光(第1の光源光)の減衰係数をfaとし、この光源光に
対応する反射光(第1の反射光)の検出受光量をGaとする。また光源部LS2からの光
源光(第2の光源光)の減衰係数をfbとし、この光源光に対応する反射光(第2の反射
光)の検出受光量をGbとする。すると下式(3)、(4)が成立する。
Gb=fb・Eb=fb・k・Ib (4)
従って、検出受光量Ga、Gbの比は下式(5)のように表せる。
ここでGa/Gbは、受光部RUでの受光結果から特定することができ、Ia/Ibは
、照射部EUの制御量から特定することができる。そして図5(A)の強度INTa、I
NTbと減衰係数fa、fbとは一意の関係にある。例えば減衰係数fa、fbが小さな
値となり、減衰量が大きい場合は、強度INTa、INTbが小さいことを意味する。一
方、減衰係数fa、fbが大きな値となり、減衰量が小さい場合は、強度INTa、IN
Tbが大きいことを意味する。従って、上式(5)から減衰率の比fa/fbを求めるこ
とで、対象物の方向、位置等を求めることが可能になる。
なるように、他方の制御量Ibを制御する。例えば光源部LS1、LS2を逆相で交互に
点灯させる制御を行い、検出受光量の波形を解析し、検出波形が観測されなくなるように
(Ga/Gb=1になるように)、他方の制御量Ibを制御する。そして、この時の他方
の制御量Ib=Im・(fa/fb)から、減衰係数の比fa/fbを求めて、対象物の
方向、位置等を求める。
が一定になるように制御してもよい。
Im=Ia+Ib (7)
上式(6)、(7)を上式(5)に代入すると下式(8)が成立する。
=(fa/fb)・{(Im−Ib)/Ib} (8)
上式(8)より、Ibは下式(9)のように表される。
ここでα=fa/(fa+fb)とおくと、上式(9)は下式(10)のように表され
、減衰係数の比fa/fbは、αを用いて下式(11)のように表される。
fa/fb=α/(1−α) (11)
従って、Ga/Gb=1になると共にIaとIbの和が一定値Imになるように制御す
れば、そのときのIb、Imから上式(10)によりαを求め、求められたαを上式(1
1)に代入することで、減衰係数の比fa/fbを求めることができる。これにより、対
象物の方向、位置等を求めることが可能になる。そしてGa/Gb=1になると共にIa
とIbの和が一定になるように制御することで、外乱光の影響等を相殺することが可能に
なり、検出精度の向上を図れる。
について説明する。図6(A)は、光源部LS1、LS2の発光制御についての信号波形
例である。信号SLS1は、光源部LS1の発光制御信号であり、信号SLS2は、光源
部LS2の発光制御信号であり、これらの信号SLS1、SLS2は逆相の信号になって
いる。また信号SRCは受光信号である。
場合に消灯する。また光源部LS2は、信号SLS2がHレベルの場合に点灯(発光)し
、Lレベルの場合に消灯する。従って図6(A)の第1の期間T1では、光源部LS1と
光源部LS2が交互に点灯するようになる。即ち光源部LS1が点灯している期間では、
光源部LS2は消灯する。これにより図4に示すような照射光強度分布LID1が形成さ
れる。一方、光源部LS2が点灯している期間では、光源部LS1は消灯する。これによ
り図4に示すような照射光強度分布LID2が形成される。
交互に発光(点灯)させる制御を行う。そしてこの第1の期間T1において、光学式位置
検出装置(照射部)から見た対象物の位置する方向が検出される。具体的には、例えば上
述した式(6)、(7)のようにGa/Gb=1になると共に制御量IaとIbの和が一
定になるような発光制御を、第1の期間T1において行う。そして図5(B)に示すよう
に対象物OBの位置する方向DDBを求める。例えば上式(10)、(11)から減衰係
数の比fa/fbを求め、図5(A)、図5(B)で説明した手法により対象物OBの位
置する方向DDBを求める。
対象物OBまでの距離(方向DDBに沿った方向での距離)を検出する。そして、検出さ
れた距離と、対象物OBの方向DDBとに基づいて、対象物の位置を検出する。即ち図5
(B)において、光学式位置検出装置の配置位置PEから対象物OBまでの距離と、対象
物OBの位置する方向DDBを求めれば、対象物OBのX、Y座標位置を特定できる。こ
のように、光源の点灯タイミングと受光タイミングの時間のずれから距離を求め、これと
角度結果を併せることで、対象物OBの位置を特定できる。
S2の発光タイミングから、受光信号SRCがアクティブになるタイミング(反射光を受
光したタイミング)までの時間Δtを検出する。即ち、光源部LS1、LS2からの光が
対象物OBに反射されて受光部RUで受光されるまでの時間Δtを検出する。この時間Δ
tを検出することで、光の速度は既知であるため、対象物OBまでの距離を検出できる。
即ち、光の到達時間のずれ幅(時間)を測定し、光の速度から距離を求める。
出することが難しいという問題もある。このような問題を解決するためには、図6(B)
に示すように発光制御信号の変調を行うことが望ましい。ここで図6(B)は、制御信号
SLS1、SLS2の振幅により光の強度(電流量)を模式的に表している模式的な信号
波形例である。
で距離を検出する。この連続波変調TOF方式では、一定周期の連続波で強度変調した連
続光を用いる。そして、強度変調された光を照射すると共に、反射光を、変調周期よりも
短い時間間隔で複数回受光することで、反射光の波形を復調し、照射光と反射光との位相
差を求めることで、距離を検出する。なお図6(B)において制御信号SLS1、SLS
2のいずれか一方に対応する光のみを強度変調してもよい。また図6(B)のようなクロ
ック波形ではなく、連続的な三角波やSin波で変調した波形であってもよい。また、連
続変調した光としてパルス光を用いるパルス変調のTOF方式で、距離を検出してもよい
。距離検出手法の詳細については例えば特開2009−8537号などに開示されている
。
第2の照射ユニットEU1、EU2が設けられる。これらの第1、第2の照射ユニットE
U1、EU2は、対象物OBの検出エリアRDETの面に沿った方向において所与の距離
DSだけ離れて配置される。即ち図1のX軸方向に沿って距離DSだけ離れて配置される
。
出射する。第2の照射ユニットEU2は、照射方向に応じて強度が異なる第2の照射光を
放射状に出射する。受光部RUは、第1の照射ユニットEU1からの第1の照射光が対象
物OBに反射されることによる第1の反射光と、第2の照射ユニットEU2からの第2の
照射光が対象物OBに反射されることによる第2の反射光を受光する。そして検出部20
0は、受光部RUでの受光結果に基づいて、対象物OBの位置POBを検出する。
EU1に対する対象物OBの方向を第1の方向DDB1(角度φ1)として検出する。ま
た第2の反射光の受光結果に基づいて、第2の照射ユニットEU2に対する対象物OBの
方向を第2の方向DDB2(角度φ2)として検出する。そして検出された第1の方向D
DB1(φ1)及び第2の方向DDB2(φ2)と、第1、第2の照射ユニットEU1、
EU2の間の距離DSとに基づいて、対象物OBの位置POBを求める。
OBとの距離を求めなくても、対象物OBの位置POBを検出できるようになる。
4.1 システム構成例
図8に本実施形態の位置検出システムの構成例を示す。本実施形態の位置検出システム
400は、光学式位置検出装置100からの初期座標情報を取得する座標情報取得部41
0と、撮像部500からの撮像画像を取得する撮像画像取得部420と、座標演算処理を
行う座標演算部430と、を含む。
35と、を含む。奥行き特定情報取得部431は、座標情報取得部410からの初期座標
情報に基づいて、画像処理を行う対象となる範囲を限定した上で、撮像画像から奥行き特
定情報を取得する。補正部433は、奥行き特定情報に基づいてX座標情報及びY座標情
報の少なくとも一方の補正処理を行う。座標変換部435は、座標変換を行うことで、斜
めからの撮像により歪みが生じた撮像画像の変換処理を行う。
画像取得部420に接続される。座標情報取得部410と、撮像画像取得部420は、奥
行き特定情報取得部431に接続される。奥行き特定情報取得部431は、補正部に接続
される。補正部433は、座標変換部435に接続される。
次に、本実施形態における撮像装置の構成について説明する。図9に示したように、本
実施形態においては例えば、対象面20(スクリーン)に対して表示画像を投影する投写
型表示装置PR(プロジェクター)に撮像装置が搭載される。ただし、撮像装置の位置は
これに限定されるものではなく、投写型表示装置PRとは別の位置に設けられてもよい。
また、本実施形態の画像表示手法は投写型表示装置PRによるものに限定されるものでは
ない。
ある。そのため、図9に示したように2つの撮像部(500−1及び500−2)が所定
の距離だけ離れた位置に設けられ、視差情報(或いはステレオ画像)を取得することが可
能な形態となる。それぞれの撮像部で取得される撮像画像の例を、図10(A)及び図1
0(B)に示す。或いは2眼の撮像装置を用いずに、Time−of−flight方式
等により奥行き情報を持った画像を取得可能な撮像装置を用いてもよい。
本実施形態の手法においては、まず、光学式位置検出装置を用いて、初期座標情報を取
得する。例えば本実施形態においては、上述したような光学式位置検出装置を用いて、対
象物OBのX座標情報及びY座標情報を取得する。ここで、光学式位置検出装置は、対象
面20(スクリーン)に対して取り付けられてもよいし、投写型表示装置PRに取り付け
られてもよい。
初期座標情報により特定される範囲を、撮像装置による位置検出を行う際の処理対象範囲
とする。このようにして、例えば図11に示すように、撮像装置により得られた撮像画像
に対する画像処理の対象範囲を、撮像画像全体(図11のC2に対応)よりも狭い範囲(
図11のC1に対応)に限定することが可能となる。そのため、光学式検出手法等に比べ
て処理負荷の重い画像処理による検出手法を、現実的な処理時間、コストで実現すること
が可能になる。
、初期座標情報を含む範囲を設定すればよい。その際には、光学式位置検出装置による座
標情報の誤差等が問題にならない程度に広く、かつ、処理負荷が重くなりすぎない程度に
狭い領域を指定する。
光学式位置検出装置による初期座標情報はA1に対応する座標となる。それに対して、撮
像画像においては、あたかもA2の位置に対象物OBがあるように見える。つまり、撮像
画像上では、初期座標情報に対してΔYだけY座標情報がずれることになる。よって、画
像処理の処理対象範囲は、ΔYのずれを考慮して中心又は大きさ等を決定する必要がある
点に留意する。
次に、初期座標情報に基づいて画像処理の処理対象範囲が適切に設定された後に、撮像
画像に対する画像処理により、対象物OBの最終座標情報を求める手法について説明する
。なお、撮像装置は対象面全面を撮影するものとする。つまり、ここでは処理対象範囲を
撮影するものではなく、全面を撮影した上で処理対象範囲のデータを取り込むことになる
が、手法はこれに限定されるものではない。
まずは、撮像画像上での対象物OBの座標を求める。これは、公知の画像処理手法を用
いればよい。例えば、対象物OBをテンプレートとしてテンプレートマッチング処理等を
行う。これにより、撮像画像上でのX座標情報及びY座標情報を取得することができる。
を事前に行っておくものとする。ここでのキャリブレーションとは、図12(A)におけ
るΔZ=0(つまり図12(B)のように対象面20に接している)場合に、2つの撮像
部(図9の500−1及び500−2)が取得する撮像画像において、対象物OBの位置
が同一になるように設定しておく。つまり、図10(B)において、2つの撮像部の位置
の違いに基づく視差(画像のずれ)を表すδはΔZが0の時には0となり、ΔZが大きく
なるほど大きくなるように設定されることになる。
)を設定すれば、ΔZの値は下式(12)により表される。
よって、δ=0の場合には、ΔZ=0となり、対象物OBが対象面20に触れていると
判定することができる。この場合図12(B)のような状態であるため、撮像画像によっ
て得られたX座標情報及びY座標情報は、そのまま真のX座標情報及びY座標情報として
用いることができる。
なる。その場合、図12(A)のような状態となっているため、Y座標情報は真のY座標
情報に比べてΔYだけずれていることになる。このとき、撮像装置(及び撮像装置を搭載
した投写型表示装置PR)の設置位置と方向から、対象面20と撮像装置の光軸方向D1
(ここではPRの投射方向とほぼ一致するものとするが、これに限定されるものではない
)とのなす角度θは既知である。よって図よりΔYの値は下式(13)により求めること
ができる。
よって、撮像画像から得られたY座標情報を上式(13)のΔYだけ補正した値が、真
のY座標情報となる。なお、この場合X座標情報についての補正は必要ない。今回の座標
設定においては、対象物OBが対象面20から浮いていようが触れていようが、X軸方向
での位置に変化はないからである。もちろん座標系の設定によってはX座標情報について
補正の必要が生じる場合があることは言うまでもない。
次に、撮像画像により得られたX座標情報、Y座標情報について、座標変換を行う。な
ぜなら、本実施形態における撮像画像は、図9のような位置から対象面20を撮像した画
像であるため、図13(A)に示したように、画像が歪んでしまっているためである。上
述してきた撮像部500に対して設定されるX座標情報及びY座標情報は、あくまで、撮
像画像上での座標情報であって、画像の歪みの分、実空間における座標情報とは一致しな
い。そのため、座標変換(射影変換)を行うことにより、歪みを解消し、実空間における
適切な座標情報を求める必要がある。なお、撮像部500に対して設定される座標系及び
対象面20に対して設定される座標系を図14に示す。
x’、y’が変換後の座標を表し、x、yが変換前の座標を表すものとする。各hは任意
の係数である。
の四角形に移すことが可能となる。つまり、図15に示したように、歪んだ撮像画像を歪
みのない状態に戻すことができる。この際、係数hについては、キャリブレーション等に
より求めてもよい。つまり、対象面上の任意の点と、撮像画像上における対応する点との
位置関係を求めることにより、射影変換の係数を設定することができる。
報(ΔZ)が本実施形態の手法により求められる最終座標情報となる。
得部410と、撮像画像取得部420と、座標演算部430とを含む。座標情報取得部4
10は、光学式位置検出装置100により出射された照射光が対象物OBに反射すること
による反射光を受光することで検出される対象物OBの初期座標情報を取得する。撮像画
像取得部420は、撮像部500から撮像画像を取得する。座標演算部430は、撮像画
像取得部420で取得した撮像画像のうち、初期座標情報により特定され、かつ、撮像画
像よりも狭い範囲の画像に対して処理を行い、対象物OBの最終座標情報を求める。
検出装置等が考えられるが、これに限定されるものではない。
、撮像画像に対する画像処理による位置検出を用いることが可能になる。上述したように
、光学式位置検出装置100は検出する座標情報の精度が、画像処理を用いる手法等に比
べて低い。また、画像処理を用いる手法は光学式位置検出装置等を用いる場合に比べて処
理負荷が重く、例えば電子黒板システムで用いられる大きさのホワイトボード全体をXG
A程度の高精度で処理を行うことは、コスト或いは処理時間の観点から現実的ではない。
その点、本実施形態の手法では、まず、光学式位置検出装置100により対象物OBの概
略的な座標情報である初期座標情報を求める。その上で、初期座標情報により特定され、
かつ、撮像画像よりも狭い範囲(図11のC1に対応する範囲)に対して画像処理よる位
置検出を行う。よって、高精度な位置検出を可能にしつつ、コスト及び処理時間を実用的
なものにすることができる。なお、初期座標情報により特定される範囲とは、初期座標情
報により表される座標を含む範囲でもよいし、含まない範囲でもよい。
エリアでのX座標情報及びY座標情報を求める。
の軸であり、最終座標情報はこの座標系において求められる。処理過程で用いる撮像部5
00に対して設定される座標系(カメラ座標系)とは異なるため注意が必要である。X軸
、Y軸は図14に示したような方向とする。つまり、X軸及びY軸により規定されるXY
平面は対象面20を含む平面であり、かつ、鉛直方向の正方向(重力方向)がY軸正方向
に対応する。また、Y軸に直交し、図14において手前方向をX軸正方向とし、XY平面
に垂直で、かつ、対象面20の裏側から表側の方向をZ軸正方向とする。ただし、XYZ
軸の方向はこれに限定されるものではない。
報を求めることが可能になる。よって、対象面20に表示された画像のどの部分をポイン
ティングしているのか等の情報を取得することができる。
が斜め方向に交差する場合に、座標演算部430は、カメラ座標系における座標情報に対
して所定の座標変換処理を行うことで、検出エリアでのX座標情報及びY座標情報を求め
てもよい。
能になる。図9に示したように、撮像部500の光軸方向と対象面20とが斜め方向に交
差する場合には、撮像画像における対象面20の形は歪むことになる。これはつまり、検
出エリアでの座標系とカメラ座標系とで軸が一致しないことによる。画像処理による位置
検出手法では、まずカメラ座標系での座標情報が取得されるのであるから、これら2つの
座標系の間での座標変換処理を行うことで、検出エリアに対して設定された座標系での最
終座標情報を求める必要がある。
標演算部430は、キャリブレーションポイントと、カメラ座標系での対応する点である
対応キャリブレーションポイントとの関係を、キャリブレーション情報として取得する。
そして、座標演算部430は、キャリブレーション情報に基づいて座標変換処理を行って
もよい。
(14)を用いて上述したように、一般的な座標変換処理は係数h(或いは座標系間の回
転角等)を決定する必要がある。その際、対象面20におけるキャリブレーションポイン
トを設定し、設定したキャリブレーションポイントがカメラ座標系ではどの位置に対応す
るかという情報を用いることで、係数hを決定することができる。なお、ここではそれぞ
れのZ軸は特に考慮する必要はなく、各座標系はXY軸のみの平面座標系として取り扱え
ば十分である。
情報に基づいて、検出エリアでの座標系におけるZ座標情報を求める。
が可能になる。よって、対象面20に表示された画像のどの部分をポインティングしてい
るかにとどまらず、図12(B)のように当該ポインティング対象に触れているのか(対
象面20に触れているか)、図12(A)のように浮いた状態なのか等の判定を行うこと
ができる。
を有し、座標演算部430は、複数のカメラから取得された複数の撮像画像の視差情報に
基づいて得られた奥行き特定情報により、検出エリアでのZ座標情報を求めてもよい。
を意味する。つまり、異なる位置に設けられた2つのカメラにより得られる2つの撮像画
像においては、対象物OBの位置がずれることになり、ここでは視差情報とは当該画像の
ずれを表すものとする。
出エリアに設定された座標系でのZ座標情報を求めることが可能になる。具体的には図1
0(A)、図10(B)及び式(12)を用いて上述したように、対象物OBの撮像画像
上での位置のずれδから検出エリアでの座標系におけるZ座標(ΔZ)を求めることがで
きる。なお、δから直接求められるのは、カメラ座標系におけるZ座標であるが、カメラ
座標系から検出エリアでの座標系へのZ座標の値の変換は容易であり、そのための値も上
式(12)の係数Aに含まれているものとする。
得られた奥行き特定情報に基づいて検出エリアでの座標系におけるZ座標を求めてもよい
。
ラが考えられる。これは、赤外光のパスル波或いはサインカーブ波を被写体に照射し、反
射光の位相差を検出することで奥行き特定情報を取得するものである。
、検出エリアでの座標系におけるZ座標情報を求めることが可能になる。
での座標系におけるX座標情報及びY座標情報の少なくとも一方の補正処理を行ってもよ
い。具体的には、カメラ座標系での奥行き特定情報により求められた検出エリアでの座標
系でのZ座標の値が、Z>0の場合は補正処理を行い、Z=0の場合は補正処理をスキッ
プしてもよい。
けるX座標情報及びY座標情報の少なくとも一方の補正処理を行うことが可能になる。図
12(A)、図12(B)に示したように対象物OBが対象面20に接しているか浮いて
いるかにより、処理が異なる。図12(A)のように対象物OBが対象面20から浮いて
いる場合には、撮像画像から得られるXY座標(A1)に比べて、実際のXY座標(A2
)はΔYだけずれることになる。そのため、Z>0の場合には、このΔYだけY座標を補
正する必要が生じる。それに対し、Z=0の場合には、ずれが生じないため補正も必要な
い。なお、上述したカメラ座標系から検出エリア座標系への座標変換処理は補正処理後に
行われるものとするが、これに限定されるものではない。
照射部EU)と、照射光が対象物OBに反射することによる反射光を受光する受光部RU
と、受光部RUでの受光結果に基づいて対象物OBの初期座標情報を検出する検出部20
0とを含む。
置を用いることが可能になる。
00は、赤外帯域の画像を撮像してもよい。そして、座標演算部430は、赤外光帯域画
像に対して処理を行って、前記対象物の前記最終座標情報を求めてもよい。
。投写型表示装置PRを用いる場合、対象物OBに表示画像が写ってしまうことにより、
対象物OBが表示画像にとけ込んでしまうという問題が生じうる。そうでなくとも、縦横
の線が多い複雑な表示画像の場合には対象物OBを画像処理から認識することが難しくな
ってしまう。その点、赤外帯域の画像を用いれば、撮像画像は対象物OBの模様(写り込
んだ表示画像等)を問題にせず対象物OBの形状のみを撮像するため、表示画像の影響を
受けることがなくなる。特に、光学式位置検出装置が光学的な位置の検出のために出射す
る光が赤外光である場合には、光学式位置検出装置での位置検出及び画像処理による位置
検出の両方について、同一の赤外光を用いることができる。そのため、個別に赤外光を出
射する出射部を設ける必要がなくなり、システムの構成を簡単化することができる。
含む表示システムに関係する。
に撮像部500を搭載し、画像処理による位置検出を行うとともに、光学式位置検出装置
100による位置検出手法を併用するシステムに相当する。さらに具体的には、後述する
図16の10及び100の構成等が考えられる。
た上で、投射した画像とユーザーの用いる対象物OB(オブジェクト)の連携によるユー
ザインターフェースを実現すること等が可能になる。なお、画像の表示は投写型表示装置
PRによるものに限定されるわけではない。
情報に基づいて処理を行う情報処理装置と、情報処理装置からの画像データに基づいて画
像の表示を行う表示装置とを含む情報処理システムに関係する。
位置検出装置100、情報処理装置30及び表示装置10を含む。情報処理装置30は、
例えばパーソナルコンピューター(PC)などであって、光学式位置検出装置100から
の検出情報に基づいて処理を行う。光学式位置検出装置100と情報処理装置30とは、
USBケーブルUSBCを介して電気的に接続される。表示装置10は、例えば投射型表
示装置(プロジェクター)などであって、情報処理装置30からの画像データに基づいて
、表示部(スクリーン)20に画像を表示する。ユーザーは、表示部20に表示された画
像を参照しながら、表示画像のアイコン等をポインティングすることで、情報処理装置3
0に対して必要な情報を入力することができる。
他の場所に取り付けることもできる。例えば、光学式位置検出装置100を表示装置10
に取り付けてもよいし、天井や壁などに取り付けてもよい。また、表示装置10としては
、投射型表示装置(プロジェクター)に限定されるものではなく、例えばデジタルサイネ
ージ用表示装置であってもよい。
た上で、投射した画像とユーザーの用いる対象物OB(オブジェクト)の連携によるユー
ザインターフェースを実現することが可能になる。その際、位置検出システムによる検出
情報の処理及び表示装置に表示する表示画像(画像データ)の処理や制御等を情報処理装
置により行うことができる。
果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるで
あろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば
、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記
載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換え
ることができる。また光学式位置検出装置、撮像装置等の構成、動作も本実施形態で説明
したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
300 処理部、400 位置検出システム、410 座標情報取得部、
420 撮像画像取得部、430 座標演算部、431 奥行き特定情報取得部、
433 補正部、435 座標変換部、500 撮像部、
EU 照射部、LE 照射方向設定部、LF ルーバーフィルム、LG ライトガイド、
PD 受光ユニット、PS プリズムシート、PS 光学シート、
RS 反射シート、RU 受光部
Claims (12)
- 光学式位置検出装置により、対象物に対して照射光を出射し前記対象物からの反射光を受光することで検出される前記対象物の初期座標情報を取得する座標情報取得部と、
撮像部から撮像画像を取得する撮像画像取得部と、
前記撮像画像取得部で取得された前記撮像画像のうち、前記初期座標情報により特定され、かつ、前記撮像画像よりも狭い範囲の画像に対して処理を行って、前記対象物の最終座標情報として、対象面に対して設定される検出エリアでのX座標情報及びY座標情報を求める座標演算部と、を含み、
前記座標演算部は、前記撮像部の光軸と前記対象面とが斜め方向に交差する場合に、前記撮像部に対して設定されるカメラ座標系における座標情報に対して所定の座標変換処理を行うことで、前記検出エリアでのX座標情報及びY座標情報を求めることを特徴とする位置検出システム。 - 請求項1において、
前記対象面において、複数のキャリブレーションポイントが設定される場合に、
前記座標演算部は、
前記キャリブレーションポイントと、前記キャリブレーションポイントに対応するカメラ座標系における対応キャリブレーションポイントとの関係を、キャリブレーション情報として取得し、
前記座標演算部は、
取得した前記キャリブレーション情報に基づいて前記座標変換処理を行うことを特徴とする位置検出システム。 - 請求項1又は2において、
前記座標演算部は、
前記撮像画像の情報から得られるカメラ座標系での奥行き特定情報に基づいて、前記対象物の前記検出エリアでのZ座標情報を求めることを特徴とする位置検出システム。 - 請求項3において、
前記撮像部は、
複数のカメラを有し、
前記座標演算部は、
前記複数のカメラから取得された複数の撮像画像の視差情報に基づいて得られた奥行き特定情報により、前記検出エリアでの前記Z座標を求めることを特徴とする位置検出システム。 - 請求項3において、
前記撮像部は、
デプスカメラを有し、
前記座標演算部は、
前記デプスカメラにより得られた前記奥行き特定情報に基づいて、前記検出エリアでの前記Z座標を求めることを特徴とする位置検出システム。 - 請求項3乃至5のいずれかにおいて、
前記座標演算部は、
前記カメラ座標系での前記奥行き特定情報に基づいて、前記検出エリアでの前記X座標情報及び前記Y座標情報の少なくとも一方の補正処理を行うことを特徴とする位置検出システム。 - 請求項6において、
前記座標演算部は、
前記対象物の前記Z座標情報により表される値Zが、Z>0の場合に前記補正処理を行うことを特徴とする位置検出システム。 - 請求項6において、
前記座標演算部は、
前記対象物の前記Z座標情報により表される値Zが0の場合に前記補正処理をスキップすることを特徴とする位置検出システム。 - 請求項1乃至8において、
前記光学式位置検出装置は、
前記照射光を出射する出射部と、
前記照射光が前記対象物に反射することによる前記反射光を受光する受光部と、
前記受光部での受光結果に基づいて前記対象物の前記初期座標情報を検出する検出部と、
を含むことを特徴とする位置検出システム。 - 請求項9において、
前記出射部は、
前記照射光として赤外光を出射し、
前記撮像部は、
前記撮像画像として、赤外帯域の画像である赤外光帯域画像を撮像し、
前記座標演算部は、
前記赤外光帯域画像に対して処理を行って、前記対象物の前記最終座標情報を求めることを特徴とする位置検出システム。 - 請求項1乃至10のいずれかに記載の位置検出システムと、
画像を表示する表示装置と、
を含むことを特徴とする表示システム。 - 請求項1乃至10のいずれかに記載の位置検出システムと、
前記位置検出システムからの検出情報に基づいて処理を行う情報処理装置と、
前記情報処理装置からの画像データに基づいて画像の表示を行う表示装置と、
を含むことを特徴する情報処理システム。
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