JP5658665B2 - 代替作動流体を用いて発電システムを動作させるシステム及び方法 - Google Patents

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Description

本開示は、概してガスタービンエンジンに関し、特に代替作動流体を用いて動作する発電システムに関する。
ガスタービンエンジンは、エンジンに供給される作動流体を使用して機械エネルギーを創出する。より具体的には、既知のガスタービンエンジンにおいて、作動流体は空気であり、この空気が燃料及び酸素と一緒に圧縮されて燃焼器に供給され、燃焼機内でこの燃料−空気の混合物が点火される。燃料−空気の混合物の燃焼に伴って、そのエネルギーが熱として作動流体中に放出される。この温度上昇は、これに付随する作動流体の圧力の増大と後続の燃焼とを引き起こし、作動流体は、燃焼器から少なくとも1つのタービンに向かって下流へと排出されるのに伴って膨張する。作動流体が各タービンを通過するのに伴って、タービンが回転し、熱エネルギーが推力又は軸動力の形態の機械エネルギーに変換される。
世界的な大気汚染への懸念が、国内及び国外の両方において、更に厳格な排出基準に繋がっている。少なくとも幾つかのガスタービンからの汚染物質の排出量には、窒素酸化物(NOx)、未燃炭化水素(HC)、及び一酸化炭素(CO)の排出を規制する、環境保護局(EPA)の基準が適用される。概して、エンジンの排出物は、高火炎温度に起因して形成されるもの(NOx)と、燃料−空気反応の進行を完全に行えない低火炎温度に起因して形成されるもの(HC及びCO)とに二分される。
空気は、手軽に利用でき、無料で、圧縮性、熱容量、及び反応(酸素含有量)特性を予測可能なことから、作動流体として使用されている。しかし、空気中では窒素が高い割合を占めているので、燃焼プロセス時に窒素酸化物(NOx)が形成され得る。更に、燃料中に含まれる炭素が空気中に含まれる酸素と結び付いて、一酸化炭素(CO)及び/又は二酸化炭素(CO)が形成され得る。
国際公開第2004/044388号公報
NOx排出量の低減を促進するべく、少なくとも幾つかの既知のガスタービンエンジンは、低下した燃焼温度において、且つ/又は、選択触媒還元(SCR)装置を伴って動作する。しかし、低減した燃焼温度での動作は、ガスタービンエンジンの全体的な効率を低下させる。また、既知のSCR装置を使用することによって得られるいかなる利益と比べても、装置のコスト及び/又はNOxを処理するコストの方が大きいことがある。同様に、CO及び/又はCO排出量の低減を促進するべく、少なくとも幾つかの既知のガスタービンエンジンでは、作動流体としての空気と、少なくとも1つの隔離圧縮機とを使用する際に、タービンの排気をガス分離装置に通し、主要成分であるNからCOを分離する。しかし、この場合も、このような装置を使用することによって得られる利益と比べて、装置のコストの方が大きいことがある。
一態様において、タービンエンジンシステムを動作させる方法を提供する。この方法は、タービンエンジンシステム内において直列に連結された複数のタービン内に画定された燃焼室に酸素の流れを供給するステップと、タービンエンジンシステム内の複数のタービンの各々の燃焼室に炭化水素系燃料の流れを供給するステップと、タービンエンジンシステム内において結合された第1タービンエンジンの吸気口に作動流体を供給するステップとを有し、この作動流体は、窒素を実質的に含有しておらず、タービンエンジンシステム内において結合されたタービンの各々は、結果的に得られる燃料−酸素−作動流体の混合物を用いて動作可能である。
別の態様において、ガスタービンエンジンシステムを提供する。このガスタービンエンジンシステムは、複数のガスタービンエンジンと、排気ガス調節システムとを含む。各々のガスタービンエンジンは、少なくとも1つの燃焼室と、燃焼室よりも下流の少なくとも1つのタービンとを含む。燃焼室の各々は、炭化水素系燃料の供給源と酸素の供給源とに、流体連通した状態で結合されている。ガスタービンエンジンの各々は、窒素を実質的に含有していない作動流体を用いて動作可能である。排気ガス調節システムは、このシステム内において連結されているガスタービンエンジンのうち最後のものの排気口と、このシステム内において連結されているガスタービンエンジンのうち第1のものの吸気口との間に結合されている。
更なる態様において、発電システムを提供する。この発電システムは、吸気口及び排気口を含む第1タービンエンジンと、吸気口及び排気口を含む第2タービンエンジンとを含む。第2タービンエンジンの吸気口は、第2タービンエンジン内において作動流体として使用する、第1タービンエンジンの排気口から排出される排気ガスを受け取るように、第1タービンエンジンの排気口に結合されている。第1及び第2タービンの各々は、少なくとも1つの燃焼室と、少なくとも1つの燃焼室よりも下流の少なくとも1つのタービンとを含む。燃焼室の各々は、炭化水素系燃料の供給源と酸素の供給源とに、流体連通した状態で結合されている。
例示的なガスタービンエンジンの概略図である。 図1に示すガスタービンエンジンを有し得る例示的なタービンエンジンシステムの概略図である。 図2に示すタービンエンジンシステムと共に使用可能な例示的な発電システムの概略図である。
図1は、例示的なガスタービンエンジン10の概略図である。この実施例において、エンジン10は、低圧圧縮機14と、低圧圧縮機14から下流の高圧圧縮機18と、高圧圧縮機18から下流の燃焼器アセンブリ22と、燃焼器アセンブリ22から下流の高圧タービン26と、高圧タービン26から下流の低圧タービン30とを含む。また、この実施例においては、圧縮機14及び18、燃焼器アセンブリ22、並びにタービン26及び30が、直列に流体連通した状態で連結されている。
この実施例において、ガスタービンエンジン10の回転可能な部品は、参照符号34で示した長手方向軸を中心に回転する。このタイプのエンジンの典型的な構成は、同心二軸構造であり、低圧タービン30が第1シャフト38によって低圧圧縮機14に駆動的に結合されており、高圧タービン26が、シャフト38の内部にあり且つこのシャフト38に対して同心状にアライメントされた第2シャフト42によって、高圧圧縮機18に駆動的に結合されている。この実施例において、低圧タービン30は、低圧圧縮機14と負荷46とに直接、結合されている。例えば、一実施例において、エンジン10は、オハイオ州イブンデールに所在するGeneral Electric社によってLM6000の名称で製造されている。なお、本発明をガスタービンエンジン10と共に利用するものとして説明しているが、明らかなように、本発明は、負荷に接続された低圧タービン30から下流に別個の出力タービンを含むもの(例えば、General Electric社製造のLM1600)又は単一の圧縮機タービン構造(例えば、General Electric Company社製造のLM2500)等その他の構成の船舶及び産業用ガスタービンエンジンと共に利用すること、並びに、航空ガスタービンエンジン及び/又は適切に改変された頑丈なガスタービンエンジンと共に利用することも可能である。
動作時、空気が吸気口から進入し、高圧圧縮機14へ、そして低圧圧縮機18へと導かれる。圧縮された空気が燃焼器22に供給され、ここで空気が、燃料と少なくとも混合され、点火される。燃焼器18から排出された空気流は、高圧タービン26及び低圧タービン30を駆動させた後、ガスタービンエンジン10を出る。
図2は、ガスタービンエンジン10(図1に示す)と共に使用可能な例示的なタービンエンジンシステム100の概略図である。代替的に、システム100を、地上設置型及び/又は航空機用タービン、シングルフューエル又はデュアルフューエルタービン、及び/又は本明細書に説明するようにシステム100を機能させ得るように改変されたいかなるタービンと共に使用してもよい。また、システム100を、単純なサイクルマシンとして使用しても、統合ガス化複合サイクル(IGCC)システムを含む複合サイクルシステム内で使用してもよい。
この実施例において、システム100は、タービンエンジン110と、熱交換器、又は空気分離器ユニット(ASU)112と、隔離サブシステム114とを含む。より具体的には、この実施例において、タービンエンジン110は、少なくとも1つのタービン122から上流で結合された燃焼室120を含む。その他の実施例において、エンジン110は、これに限定されることはないが、ファンアセンブリ(図示せず)及び/又は圧縮機14(図1に示す)等、少なくとも1つの圧縮機のようなその他の部品を含んでもよい。また、その他の実施例において、システム100は、本明細書に説明するようにシステム100を機能させ得る、熱交換器又はASU以外のいかなる排気ガス調節装置も含んでもよい。
エンジン110は、炭化水素系燃料の供給源130と酸素の供給源132とに、流体連通した状態で結合されている。この実施例において、燃料供給源130から供給される燃料は、これらに限定されないが、天然ガス、合成ガス、及び/又はその他の蒸留物であってよい。一実施例において、酸素は、圧力サイクル、及び/又はその他のO分離器からエンジン110に供給される。別の実施例において、酸素供給源132は、加圧された酸素タンクである。また、別の実施例において、酸素の供給源132は、酸素が既定の動作圧力でエンジン110に確実に供給されるように、圧縮機等の加圧源(図示せず)に結合されている。
熱交換器又は空気分離器ユニット(ASU)112は、タービン110から排出された排気ガス108が交換器112を通って導かれるように、タービン110から下流において、タービン110と流体連通した状態で結合されている。この実施例において、熱交換器112は、自身を通る排気ガス108からの熱及び水蒸気の除去を促進する。より具体的には、この実施例において、交換器112は、空気又は水に限定されることはないが、空気又は水等の冷却流体の供給源と流体連通した状態で結合されている。
熱交換器112もまた、エンジンの動作時に熱交換器112が作動流体をタービン110に供給するように、タービン110から上流において、流体連通した状態でタービン110と結合されている。より具体的には、以下で更に詳述するが、この実施例において、熱交換器112は、タービンの排気108からのCO及び蒸気の流れ、即ち、作動流体ストリーム150を、燃焼室120内で使用するべく、タービンエンジン110に排出する。
隔離サブシステム114は、熱交換器112と流体連通した状態で、熱交換器112から下流において結合されている。こうして、タービンの動作時は、以下に更に詳述するように、熱交換器112内におけるタービンの排気108からのCO及び蒸気の一部、即ち、隔離ストリーム152が隔離サブシステム114を通じて導かれる。この実施例において、熱交換器112は、タービン排気108と隔離ストリーム152から、蒸気を液化された水として効果的に除去する。また、この実施例において、サブシステム114は、貯蔵チャンバ140と、熱交換器112から貯蔵チャンバ140に運搬される流体の流れを加圧する圧縮機142とを含む。代替実施例において、圧縮機142は、隔離ストリーム152を作動流体として使用する第2タービンシステム(図示せず)に、流体連通した状態で結合されている。また、別の代替実施例において、サブシステム114は、圧縮機142を含まず、本明細書に説明するようにチャンバ140に導かれる流体の流れを加圧する任意のその他の既知の部品を含む。一実施例において、貯蔵チャンバ140は、地下隔離チャンバである。別の実施例において、チャンバ140は、地下の地質学的形状及び/又は枯渇した天然ガスのドームである。
動作時、タービンエンジン110は、窒素を実質的に含有していない作動流体150を使用して動作する。例えば、この実施例において、作動流体150は、その約99〜100%において窒素を含まない。より具体的には、以下に更に詳述するが、この実施例において、作動流体ストリーム150は実質的に二酸化炭素COである。例えば、この実施例において、作動流体150はその約98〜100%がCOである。
タービンエンジン110の始動動作を促進するべく、一実施例において、タービンエンジン110は、加圧されたCO供給源にも結合されている。動作時、この実施例においては、COが燃焼室120の吸気口(図示せず)に供給される。その他の実施例において、COは、タービンエンジン110の吸気口(図示せず)に供給され、これに限定されることはないが、ファンアセンブリ(図示せず)から上流等にある燃焼室120から上流においてタービンエンジン110に流入する。また、エンジン110には、燃料供給源130からの炭化水素系燃料と、酸素供給源132からの酸素も供給される。この実施例において、燃料供給源130及び酸素供給源132は各々、燃焼室120に結合されており、燃料と酸素それぞれのストリームを直接的に燃焼室120に供給する。燃料と酸素は、COストリーム150と混合され、結果的に得られる混合物が燃焼室120内で点火される。その結果生成された燃焼ガスは、タービン122に向かって下流に導かれ、タービン122を回転させる。タービン122の回転は、動力を負荷46に供給する。タービンエンジン110から排出された排気ガス108は、熱交換器112に向かって導かれる。
熱交換器112を流れる冷却流体は、ガス108の動作温度を低下させ、これによって、排気ガス108中に含まれる水蒸気が液化され、これによって、排気ガス108中に含まれる二酸化炭素COが水蒸気から実質的に分離される。タービンエンジン110の負荷要件に応じて、排気ガス108から分離された二酸化炭素COは、作動流体ストリーム150を介してエンジン110に戻されるか、或いは、貯蔵チャンバ140内における隔離のために隔離ストリーム152を介して導かれる。
タービンエンジン110が作動流体ストリーム150を使用しており、なお且つストリーム150が窒素を実質的に含有していないので、エンジンの動作時、NOxは、実質的に、殆ど又は全く生成されない。こうして、燃焼室120は、NOxの排出量を既定の限度内に維持しつつ、作動流体として空気を用いて動作する既知の燃焼室よりも高温で動作可能である。より高い動作温度によって、燃焼室120を、その熱力学的に最適な条件又はこれに近い状態で動作させることができる。また、窒素を含有していない作動流体150の使用によって、高価で/信頼性に劣る窒素/二酸化炭素隔離装置を使用している既知のタービンエンジンシステムに比べて、低コストでタービンエンジンシステム100から動力を生成できる。
また、ストリーム150は、窒素を実質的に含有しておらず、実質的に二酸化炭素のみを含有しているので、エンジン動作時、タービンエンジン110は、より大きな熱容量で動作可能である。幾つかの実施例において、より大きな熱容量によって、従来のタービンエンジンシステムに比べて、同等の温度においてより大きな圧縮機排出口圧力(即ち、等しい温度においてより多くの圧縮機段)でタービンエンジンシステム100を動作させることができる。こうして、タービンエンジンシステム100の全体的な動作効率は、その他既知のタービンエンジンシステムに比べて高い。また、作動流体150を使用して、タービン110に供給される二酸化炭素の量に対するタービン110に供給される酸素の量、即ちO/CO比を制御することによって、タービンエンジンシステム100内の燃焼率を、既知のタービンエンジンシステムに比べて容易に制御できる。こうして、より均一な放熱及び/又はより高度な再熱燃焼が得られる。
図3は、電力を生成するべくタービンエンジンシステム100と共に使用可能な例示的な発電システム300の概略図である。この実施例において、発電システム300は、以下に更に詳述するが、エンジンシステム100内において各々が動作可能な複数のタービンエンジン110を含む。より具体的には、図3に示すように、タービン300は各々、直列流路構造302において結合されている。以下に更に詳述するが、概して、直列流路構造で結合された各タービン110から排出される排気108は、そのタービン110の直ぐ下流にある後続のタービン110内に排出され、直列流路構造302において結合された最後のタービン110から排出される排気は、共通隔離サブシステム314に排出される。
この実施例において、システム300は、タービンエンジン110と、熱交換器又は空気分離器ユニット(ASU)312、並びに隔離サブシステム314とを含む。より具体的には、この実施例において、各タービンエンジン110は、少なくとも1つのタービン(図3には図示せず)から上流で結合された燃焼室(図3では図示せず)を含む。その他の実施例において、各エンジン110は、これに限定されることはないが、例えばファンアセンブリ(図示せず)及び/又は圧縮機14(図1に示す)等の少なくとも1つの圧縮機のような、その他の部品も含んでもよい。また、その他の実施例において、システム300に、本明細書に説明するようにシステム300を機能させ得る熱交換器又はASU以外のいかなる排気ガス調節装置も含めてもよい。
この実施例において、エンジン110は各々、実質的に同質である。例えば、各タービンエンジン110は、オハイオ州イブンデールに所在するGeneral Electric社製造のLM6000エンジンである。なお、図3には3つのエンジン110を示しているが、システム300は、3つを上回る又は下回る数のエンジン110を含み得る。各々の実施例において、システム300は、直列流路構造302におけるそれらの結合順序に基づいて、少なくとも第1エンジン320及び最後のエンジン322を含むことになる。また、図3に示すように、システム300は、第1エンジン320と最後のエンジン322との間で直列に流体連通した状態で結合される、少なくとも1つのタービン324も含んでもよい。代替的に、システム300内において結合された各々のエンジン110は、例えば負荷要件に応じて異なるものであってもよい。
熱交換器又は空気分離器ユニット(ASU)312は、タービン110から排出される排気ガス108が交換器312を通って導かれるように、タービン110から下流において、タービン110と流体連通した状態で結合されている。より具体的には、この実施例において、熱交換器312は、実質的に熱交換器110(図2に示す)と同様であり、タービン322から排出される排気108の全てが熱交換器312を通って導かれるように、タービン322と直列に流体連通した状態で結合されている。
この実施例において、熱交換器312は、熱交換器112と同様に機能し、自身を通って導かれる排気ガス108からの熱及び水蒸気の除去を促進する。また、熱交換器312は、エンジンの動作時に熱交換器312が作動流体をタービン320に供給するように、第1タービン320から上流において、第1タービン320と流体連通した状態で結合されている。より具体的には、以下に更に詳述するが、この実施例において、熱交換器312は、タービンの排気108からのCOのストリーム、即ち、作動流体ストリーム150をタービンエンジン320に排出する。
隔離サブシステム114が、熱交換器312と流体連通した状態で、熱交換器312から下流において結合されている。こうして、タービンの動作時、以下に更に詳述するが、熱交換器312内からのCOの一部、即ち、隔離ストリーム152は、隔離サブシステム114を通って導かれる。この実施例において、サブシステム114は、貯蔵チャンバ140と、熱交換器312から貯蔵チャンバ140に導かれる流体の流れを加圧する圧縮機142とを含む。また、代替実施例において、サブシステム114は、圧縮機142を含まず、本明細書に説明するようにチャンバ140に導かれる流体の流れを加圧する、任意のその他既知の部品を含む。一実施例において、貯蔵チャンバ140は、地下の隔離チャンバである。
動作時、各々のタービンエンジン110は、窒素を実質的に含有しない作動流体150を使用して動作する。例えば、この実施例において、作動流体150は、その約99%〜100%において窒素を含んでいない。より具体的には、以下に更に詳述するように、この実施例において、作動流体ストリーム150は、実質的に二酸化炭素COである。例えば、この実施例において、作動流体150は、その約98%〜100%がCOである。
システム300の始動動作を促進するべく、一実施例において、構造302は、加圧されたCOの供給源にも結合されている。動作時、各々のエンジン110には、燃料供給源からの炭化水素系燃料と酸素供給源からの酸素の流れも直接的に供給される。この実施例において、燃料供給源と酸素供給源は各々、燃料と酸素それぞれのストリームを、各々のタービンエンジン110内に画定された燃焼室(図3では図示せず)内に供給する。燃料及び酸素は、COストリーム150と混合され、結果的に得られた混合物が各々のタービンエンジン110内で点火される。結果的に創出された燃焼ガス108は、その直ぐ下流にあるタービンエンジンに向かって下流方向に、即ち、タービンエンジン320からタービンエンジン324の吸気口に、そしてタービンエンジン324からタービンエンジン322の吸気口に導かれる。タービンエンジン312から排出された排気ガス108は、熱交換器312を通って導かれる。
また、ストリーム150は、窒素を実質的に含有しておらず、実質的に二酸化炭素のみを含有しているので、エンジンの動作時、各々のタービンエンジン110は、より大きな熱容量で動作可能である。幾つかの実施例において、より大きな熱容量によって、従来のタービンエンジンシステムに比べて、同等の温度においてより大きな圧縮機排気口圧力(即ち、等しい温度においてより多くの圧縮機段)でタービンエンジンシステム300を動作させることができる。こうして、タービンエンジンシステム300の全体的な動作効率は、その他の既知のタービンエンジンシステムに比べて高くなる。また、作動流体150を使用すると、システム300内の各々のタービン110に供給される酸素の量を制御することによって、タービンエンジンシステム300内の燃焼率を、既知のタービンエンジンシステムに比べて容易に制御できる。こうして、より均一な放熱及び/又はより高度な再熱燃焼が得られる。
熱交換器312は、ストリーム150の動作温度を低下させる。より低い動作温度によって、ストリーム150の密度が増大し易くなり、これによって、高い動作温度を有するストリーム150で通常可能な圧力よりも高い圧力で、ストリーム356が熱交換器312から貯蔵チャンバ140に排出される。より増大した圧力によって、圧縮機142内及び貯蔵チャンバ140内におけるストリーム150の圧縮が促進される。また、この実施例においては、負荷要件に応じて、各々のタービン110に進入する作動流体150の一部360が、隔離のために、各々のタービン、即ち、320、322、及び324から放出される。より具体的には、この実施例において、タービンエンジン320、322、及び324の各々から放出されるCOストリーム150の一部360が、各々のタービン320、322、及び324内で燃焼時に生成されたCOの容積(又は、質量)比率とほぼ等しくなる。この実施例において、より大きな熱容量のCO作動流体ストリーム150は、タービン110の各々から放出された流体の一部360を、直接的に貯蔵チャンバ140に導き得る十分な圧力を有する。
また、タービンの動作時、この実施例においては、熱交換器112を通って流れる冷却流体が、排気108の動作温度を低下させ、これによって排気ガス108中に含まれる水蒸気が液化され、その結果、排気ガス108中に含まれる二酸化炭素COが水蒸気から実質的に分離される。この実施例において、創出された残りのCOストリームの全てが作動流体ストリーム150を介してエンジン110に戻される。
窒素を実質的に含有しない作動流体を用いてタービンエンジンシステムを動作させる前述の方法及びシステムによって、コスト効果的で信頼できる、タービンエンジンシステムからの動力の生成が可能になる。更に、前述の方法及びシステムによって、窒素酸化物及び二酸化炭素の生成を、既知のタービンエンジンシステムに比べて低減できる。結果的に、NOx、CO、及びCOの生成を低減しつつ、クリーンで比較的廉価な動力の生成を促進するタービンエンジンシステムが提供される。
以上、窒素を実質的に含有していない作動流体を用いてタービンエンジンを動作させる方法及びシステムの実施例を詳説した。これらの方法及びシステムは、本明細書で説明した特定の実施例に限定されることはなく、むしろ、方法の各ステップ及び/又はシステムの各部品を、本明細書で説明したその他のステップ及び/又は部品とは別個独立に利用してもよい。また、前述の方法の各ステップ及び/又はシステムの各部品を、その他の方法及び/又はシステムにおいて設けても、それらと組み合わせて使用してもよく、本明細書で説明した方法及びシステムと共に実施することに限定されない。
本発明の又は本発明の好適な実施例の各要素を説明する際、「a」「an」「the」「said」といった冠詞は、その要素が1つ又は複数存在することを意味する。「有する」、「含む」、及び「備える」という用語は、包含を意味しており、列挙した要素以外に追加の要素が存在し得ることを意味している。
本発明の技術的範囲から逸脱することなく、様々な変更を前述の構成及び方法に加えることができることから、以上の説明に含まれる事項及び添付の図面に示した事項は全て、例示目的であって、限定を目的としていないものと解釈されるべきである。

Claims (20)

  1. タービンエンジンシステムを動作させる方法であって、
    前記タービンエンジンシステム内で直列に連結された複数のタービンエンジン内に画定された燃焼室の各々に酸素の流れを供給するステップと、
    前記タービンエンジンシステム内の前記複数のタービンエンジンの各々の前記燃焼室に炭化水素系燃料の流れを供給するステップと、
    前記タービンエンジンシステム内において結合された第1タービンエンジンの吸気口に作動流体を供給するステップであって、前記作動流体は、窒素を実質的に含有しておらず、前記タービンエンジンシステム内において結合された前記タービンエンジンの各々は、結果的に得られる燃料−酸素−作動流体の混合物を用いて動作可能であるステップと、
    を有する方法。
  2. 前記第1タービンエンジンからの排気を、作動流体として使用するように、前記タービンエンジンシステムにおいて前記第1タービンエンジンに流体連通する状態で結合された第2タービンエンジンの吸気口に導くステップを更に有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記タービンエンジンシステム内において連結された前記複数のタービンエンジンのうち最後のものからの排気を、前記タービンエンジンシステム内において連結された前記最後のタービンエンジンの排気口と前記第1タービンエンジンの前記吸気口との間に結合された排気ガス調節システムに導くステップを更に有する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記排気ガス調節システムからの排気の一部を隔離貯蔵システムに導くステップを更に有する、請求項3に記載の方法。
  5. 前記最後のタービンエンジンからの排気を排気ガス調節システムに導くステップは、前記最後のタービンエンジンからの排気を熱交換器及び空気分離装置のうち少なくとも1つに導くステップを更に有する、請求項3に記載の方法。
  6. ガスタービンエンジンシステムであって、
    直列に流体連通する状態で連結された複数のガスタービンエンジンであって、該ガスタービンエンジンの各々は、少なくとも1つの燃焼室と、前記燃焼室から下流の少なくとも1つのタービンとを有し、前記燃焼室の各々は、炭化水素系燃料の供給源と酸素の供給源とに流体連通する状態で結合され、前記ガスタービンエンジンの各々は、窒素を実質的に含有していない作動流体を用いて動作可能である、複数のガスタービンエンジンと、
    前記システム内において連結された前記ガスタービンエンジンのうち最後のものの排気口と前記システム内において連結された前記ガスタービンエンジンのうち第1のものの吸気口との間に結合された排気ガス調節システムと、
    を有するガスタービンエンジンシステム。
  7. 前記排気ガス調節システムよりも下流において結合された、前記ガスタービンエンジンシステムから排出される排気の少なくとも一部を貯蔵する隔離チャンバを更に有する、請求項6に記載のガスタービンエンジンシステム。
  8. 前記隔離チャンバは、地下の貯蔵チャンバを有する、請求項7に記載のガスタービンエンジンシステム。
  9. 前記排気ガス調節システムは、前記最後のガスタービンエンジンと前記隔離チャンバとの間、且つ、前記第1ガスタービンエンジンの吸気口と前記最後のガスタービンエンジンの排気口との間において、流体連通する状態で結合された熱交換器及び空気分離装置のうち少なくとも1つを有する、請求項7に記載のガスタービンエンジンシステム。
  10. 前記排気ガス調節システムは、前記ガスタービンエンジンシステムから排出される排気からの熱及び水蒸気のうち少なくとも1つの除去を促進する、請求項9に記載のガスタービンエンジンシステム。
  11. 前記複数のガスタービンエンジンの各々は、前記排気ガス調節システムから供給される、作動流体として使用するための二酸化炭素のストリームを用いて動作可能である、請求項9に記載のガスタービンエンジンシステム。
  12. 前記排気ガス調節システムは、前記複数のガスタービンエンジンの各々の動作効率の改善を促進する、請求項6に記載のガスタービンエンジンシステム。
  13. 前記排気ガス調節システムは、前記ガスタービンエンジンシステムから生成される窒素酸化物の排出量の低減を促進する、請求項6に記載のガスタービンエンジンシステム。
  14. 発電システムであって、
    吸気口及び排気口を有する第1タービンエンジンと、
    吸気口及び排気口を有する第2タービンエンジンであって、前記第2タービンエンジンの前記吸気口は、前記第1タービンエンジンの前記排気口から排出される、前記第2タービンエンジン内で作動流体として使用するための排気ガスを受け取るように、前記第1タービンエンジンの前記排気口に結合されており、前記第1及び第2タービンエンジンの各々は、少なくとも1つの燃焼室と、前記少なくとも1つの燃焼室よりも下流の少なくとも1つのタービンとを有し、前記少なくとも1つの燃焼室の各々は、炭化水素系燃料の供給源と酸素の供給源とに流体連通状態で結合される、第2タービンエンジンと、
    を有する発電システム。
  15. 前記第1及び第2タービンエンジンの各々は、窒素を実質的に含有していない作動流体を用いて動作可能である、請求項14に記載の発電システム。
  16. 前記第2タービンエンジンの前記排気口と前記第1タービンエンジンの前記吸気口との間に結合された排気ガス調節システムを更に有し、前記排気ガス調節システムは、前記第2タービンエンジンから排出される前記排気の全てを受け取る、請求項14に記載の発電システム。
  17. 二酸化炭素を貯蔵する隔離チャンバを更に有し、前記隔離チャンバは、前記排気ガス調節システムから排出される排気の一部を受け取るように排気ガス調節システムに結合される、請求項16に記載の発電システム。
  18. 前記隔離チャンバは、前記複数のタービンエンジンの各々から放出される作動流体の一部を受け取るように、前記複数のタービンエンジンの各々に更に結合される、請求項17に記載の発電システム。
  19. 前記隔離チャンバは、地下のチャンバを有する、請求項17に記載の発電システム。
  20. 前記排気ガス調節システムは、熱交換器及び空気分離装置のうち少なくとも1つを有する、請求項16に記載の発電システム。
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