JP5655651B2 - 異常検出装置、通信異常検出システム、通信異常検出方法、及びプログラム - Google Patents

異常検出装置、通信異常検出システム、通信異常検出方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、異常検出装置、通信異常検出システム、通信異常検出方法、及びプログラムに関する。
ネットワークの通信の異常を、監視装置を用いて検出する方法が知られている。そのような検出方法では、例えば、通信異常を検出する複数の監視装置が、互いにデータを送受信して、データの品質劣化を判別することで、異常が生じているネットワークのリンクを判別することが行われる。なお、「リンク」とは、ネットワークの構成要素間の物理的な接続をいう。
複数の監視装置は、ネットワークに配置して、互いに試験用のデータの通信を行い、データの品質劣化を判断する。以下、このような試験用のデータ通信を「検査フロー」という。しかし、複数の監視装置間で送受信される検査フローは、複数のリンクを通過するため、1回の検査フローの送信では、検査フローが通過したリンクの何れかに異常があることがわかっても、データの品質劣化を招いたリンクを特定することはできない。そのため、送信場所及び受信場所が異なる複数の監視装置が、あるリンクを重複して通過するように検査フローをネットワーク上に流すことで、データの品質劣化を招いたリンクを特定することができる。
また、ネットワークの全リンク数に対して、検査フローの数が十分でない場合、検査フローが通過するリンクのうち、どのリンクに異常があったのかを判別できない場合がある。そのため、ネットワーク上の異常リンクを特定するために必要な検査フローを特定する方法が提案されている。
「電子情報通信学会技術研究報告「フロー品質情報からのネットワーク品質劣化箇所推定方式の提案」、2005年3月、p.31〜36」
上記のように、通信異常を検出する方法は、ネットワーク上に配置した複数の検査装置が、検査フローを通信して、データの品質劣化を検出することで、ネットワーク上の障害リンクを発見する。しかしながら、ネットワークが複雑化すると、それに伴いネットワークに配置される検査装置の数が増加して、検査装置間を通信する検査フローの数が増加する。
1つの側面では、本発明は、検査フロー数を削減することを目的とする。
つの通信装置を中継する通信装置が前記2つの通信装置と繋がる2つのリンクをリンク対として特定する手順と、前記2つのリンクのそれぞれの配下の複数の検査装置から、通信異常が同時に発生するリンクの数であるN(Nは、1以上の整数)に1を加えた数の検査装置を特定して、(N+1)個の検査装置対間の前記リンク対を経由する(N+1)個の検査フローを決定する手順と、前記決定された検査フローを含む検査対象情報を生成する手順と、を実行する制御部、及び検査対象情報を前記検査装置対の一方に送信する通信部、を備える異常検出装置が提供される。
1つの側面では、本発明は、検査フロー数を削減することができる。
通信異常検出システムの構成の第1例を示す図である。 異常検出装置の第1例を示す図である。 異常検出装置の記憶部が格納する情報の一例を示す図である。 異常検出装置の構成の第2例を示す図である。 検査装置の構成の一例を示す図である。 検査装置の記憶部が格納する情報の一例を示す図である。 通信装置の構成の一例を示す図である。 通信異常検出システムの構成の第2例を示す図である。 装置配置情報の一例を示す図である。 トポロジー情報の一例を示す図である。 同時異常数情報の一例を示す図である。 検査対象情報の一例を示す図である。 通信異常検出システム構成の第2例の変形例を示す図である。 異常検出装置による検査フロー決定処理の一例を示すフローチャートである。 異常リンク判断処理による検査フロー決定処理の一例を示すフローチャートである。 通信異常検出システムの構成の第3例を示す図である。 経路情報の一例を示す図である。 通信異常検出システムの構成の第4例を示す図である。 装置履歴情報の一例を示すである。 検査装置状態情報及び装置リンク情報の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、半導体記憶装置の実施形態を説明する。
[1.通信異常検出システム構成の第1例]
図1は、通信異常検出システムの構成の第1例を示す図である。第1例では、通信異常検出システムの構成を説明すると共に、当該システムの構成要素について説明する。
図1に示す通信異常検出システム10aは、異常検出装置100、検査装置200a、・・・、200n(nは、1以上の整数)を有する。ネットワーク1aは、複数の通信装置20a、・・・、20n(以下において「n」は、1以上の整数である。)を有する。検査装置200a、・・・、200nは、それぞれ通信装置20a、・・・、20zに繋がり、通信装置を介することで、他の検査装置と通信を行うことができる。異常検出装置100と、検査装置200a、・・・、200nは、互いにデータ通信可能なように接続している。通信異常検出システムが有する検査装置の数、並びに、検査装置の接続対象となる通信装置の数は限定されない。また、図1は、異常検出装置100と、検査装置200a、・・・、200nの接続をユーザ通信とは別回線で行っているが、ユーザ通信と同じ回線で行ってもよい。
検査装置200a、・・・、200nは、ネットワークに配置されて、互いに試験用のデータとしての「検査フロー」を送受信する装置である。よって、検査装置200a、・・・、200nは、検査フローの送信元の検査装置と、検査フローの送信先の検査装置の何れかになり、送信元検査装置と送信先検査装置とのペアを構成する。送信元の検査装置は、異常検出装置100が生成し且つ送信する、図3に示す検査対象情報930(後述)に従って、送信先検査装置を宛先とする検査フローを流す。送信先の検査装置は、検査フローを受け取って、検査フロー結果としての受信データを、異常検出装置100に送信する。なお、1つの検査装置において、送信元検査装置としての機能と、送信先検査装置としての機能を併せもってもよい。
異常検出装置100は、検査フロー決定処理を実行する。検査フロー決定処理では、ネットワークの通信異常を検出する検査フローを決定して、検査対象情報930を生成すると共に、検査フローの送信元となる検査装置に、検査対象情報930を送信する異常検出装置100はさらに、送信先の検査装置から、検査フロー結果としての受信データを受け取って、受信データの品質劣化判断を行うと共に、異常のあるリンクを決定する異常リンク判断処理を実行する。異常検出装置100による検査用データの品質劣化の判断には、例えば、試験用データの送信後の遅延ジッタ、遅延増加、パケットロスなどを、試験用データの送信前の状態と比較することにより行う。
[1.1 異常検出装置の構成の第1例]
図2は、異常検出装置の第1例を示す図である。異常検出装置の第1例である異常検出装置100aは、制御部110、記憶部120、及び通信部130を有する。図3は、異常検出装置の記憶部が格納する情報の一例を示す図である。
以下に、図2及び図3を用いて、異常検出装置を説明する。
異常検出装置100aの記憶部120は、装置配置情報910、トポロジー情報920、検査対象情報930、同時異常数情報940、指定経路情報950、装置履歴情報960、検査装置状態情報970、装置リンク情報980、及びプログラム990を格納する。装置配置情報910は、検査装置とその検査装置が繋がる通信装置とを関係付けた情報である。トポロジー情報920は、リンクと、リンクによって繋がる2つの通信装置とを関係付けた情報である。制御部110は、トポロジー情報920を用いて、ネットワークトポロジーを認識し、装置配置情報910を用いて、ネットワークロポロジー内の通信装置がどの検査装置に繋がっているかを認識する。
検査対象情報930は、制御部110が検査フロー決定処理により特定する検査フローを含む情報である。制御部110は、検査対象情報930の中の検査フローに関係付けられる、送信元となる検査装置に検査対象情報930を送信するように、通信部130を制御する。
同時異常数情報940は、ネットワークで同時に発生する通信異常の数を規定した情報である。同時異常数情報940の説明は、図11を用いて後述する。
指定経路情報950は、ネットワーク内で経路指定された経路と、経路指定経路の末端に配置される検査装置との関係を規定した情報である。指定経路情報950の説明は、図16を用いて後述する。
装置履歴情報960は、異常検出装置100が検査フローを送受信する検査装置として検査装置を選択した回数を、検査装置毎に記憶する履歴情報である。装置履歴情報960の説明は、図19を用いて後述する。
検査装置状態情報970は、検査装置の状態情報を管理する情報であり、装置リンク情報980は、検査装置と検査装置の管理対象となるリンクの対応情報を規定した情報である。検査装置状態情報970及び装置リンク情報980は、図20を用いて後述する。
プログラム990は、検査フロー決定処理及び異常リンク判断処理を、異常検出装置100の制御部110に実行させるプログラムである。
検査フロー決定処理では、制御部110は、検査フローを決定し、決定した検査フローを検査対象情報930に登録すると共に、通信部130を用いて検査フローに関係する送信元の検査装置に検査対象情報930を送信する。
異常リンク判断処理では、制御部110は、送信先の検査装置から受信した検査用データを解析して、データの品質劣化を判断すると共に、データの品質劣化をもたらした異常リンクの判別処理を実行する。なお、検査フロー決定処理並びに異常リンク判断処理の詳細は、それぞれ図14及び図15を用いて後述される。
通信部130は、制御部110による指示を受けて、検査対象情報930を、ネットワークを介して送信元の検査装置に送信し、又は、ネットワークを介して送信先の検査装置から取得した検査フローの結果としての受信データを受信する処理を行う。通信部130は、受信したデータを制御部110に伝送する。
[1.2 異常検出装置の構成の第2例]
図4は、異常検出装置の構成の第2例を示す図である。図4に示す異常検出装置100bは、制御部110b、記憶部120b、メモリコントローラ140、バスインタフェース150、ドライブ部160、外部記憶部170、及び通信部130bを有する。図4に示す制御部110b、記憶部120b、通信部130bは、それぞれ、図2に示す制御部110、記憶部120、通信部130に対応し、図2を用いて説明した構成要素が有する機能を実現することができる。
制御部110bは、プロセッサコア112、L2キャッシュ(2次キャッシュ)RAM(Random Access Memory)114、L2キャッシュRAM114の制御を行うL2キャッシュコントローラ116を有する。制御部110bは、メモリコントローラ140を介して記憶部120bに接続する。また、制御部110bは、バスインタフェース150を介してドライブ部160、外部記憶部170、通信部130bと接続する。
L2キャッシュRAM114は、プロセッサコア112からの命令に従って記憶部120に格納される内容の一部を記憶する。L2キャッシュRAM114は、半導体素子により構成される記憶装置であり、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)である。プロセッサコア112は、L2キャッシュRAM114からデータ又は命令を読み出し、命令に従ってデータに対して演算を行うと共に、演算結果をL2キャッシュRAM114又は記憶部120bに格納する。命令又はデータは、プログラム990として記憶部120bに格納される。制御部110bは、プロセッサコア112を複数搭載するマルチコアプロセッサであっても良い。制御部110bは、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。メモリコントローラ140は、制御部110b又はバスインタフェース150からロード命令を受け取り、記憶部120bからデータ又は命令をロードして、制御部110b又はバスインタフェース150に出力する。メモリコントローラ140はさらに、制御部110b又はバスインタフェース150からストア命令並びに対象となるデータを受け取り、受け取ったデータを記憶部120bに格納する。
記憶部120bは、半導体素子により構成される記憶装置であり、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。外部記憶部170は、記憶部120bより、記憶容量が大きく、電源を供給しなくても記録が消えない不揮発性の記憶装置であり、例えば、磁気ディスクを有するディスクアレイ、又はフラッシュメモリを用いたSSD(Solid State Drive)である。外部記憶部170は、記憶部120bに格納される命令、データ、及びプログラムを記憶することができる。
バスインタフェース150は、制御部110bと、他の接続装置とを繋ぐバスである。バスインタフェース150は、例えば、AGP(Accelerated Graphics Port)又はPCI Express(Peripheral Component Interconnect Express)などの規格に従って機能する回路である。
ドライブ部160は、例えば、フロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)などの記憶媒体180を読み書きする装置である。ドライブ部160は、記憶媒体180を回転させるモータや記憶媒体180上でデータを読み書きするヘッド等を含む。なお、記憶媒体180は、プログラム990を格納することができる。ドライブ部160は、ドライブ部160にセットされた記憶媒体180からプログラム990を読み出す。制御部110bは、ドライブ部160により読み出されたプログラム990を、記憶部120b及び/又は外部記憶部170に格納する。
通信部130bは、ネットワークに接続され、ネットワークに接続される通信装置や検査装置と通信を行う装置である。通信部130bは、例えば、NIC(Network Interface Controller)である。
[1.3 検査装置の構成]
図5は、検査装置の構成の一例を示す図である。図5に示す検査装置200は、制御部210、記憶部220、メモリコントローラ240、バスインタフェース250、ドライブ部260、外部記憶部270、及び通信部230を有する。制御部210は、プロセッサコア212、L2キャッシュ(2次キャッシュ)RAM(Random Access Memory)214、L2キャッシュRAM214の制御を行うL2キャッシュコントローラ216を有する。なお、検査装置200の上記各要素は、図4に示す異常検出装置100の同名称の要素と同じ機能を有することができるため、説明を省略する。
図6は、検査装置の記憶部が格納する情報の一例を示す図である。検査装置200の記憶部220は、図6に示すように、検査対象情報930と、プログラム995を有する。検査対象情報930は、異常検出装置100から受信した情報である。プログラム995は、検査対象情報930に含まれる検査フローに従って、検査装置200を送信元として検査フローを送信し、又は、送信先として検査フローを受信して、異常検出装置に検査フローを送信する機能を実現させるプログラムである。
図4及び図5を用いて説明したように、異常検出装置100と検査装置200とは、同じハードウェア構成とすることができる。したがって、検査装置200の1台が、記憶部にプログラム990、995を共有して、実行することで、異常検出装置100として機能することができる。なお、記憶部220は、プログラム990又はプログラム995は、記憶媒体又はネットワークを介して受け取ると共に、格納する。
したがって、以下に説明する異常検出装置100の説明においては、検査装置200の1台が、異常検出装置100として機能する場合も含むと理解してもよい。
[1.4 通信装置の構成]
図7は、通信装置の構成の一例を示す図である。通信装置20は、制御部21、記憶部22、メモリコントローラ23、バスインタフェース24、コマンドキュー25、受信キュー27、送信キュー26、及び物理ポート28を有する。
制御部21は、記憶部22に格納された通信プログラムを実行して、所定のプロトコルに従う通信処理機能を実現する。所定のプロトコルとは、例えば、イーサネット(登録商標)や、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)である。制御部21が実現する通信処理機能は、コマンドキュー25に保持されるコマンドを読み取り、制御部21は、コマンドに含まれるメモリアドレスで特定される記憶部22の位置からデータを取得し、ネットワークに取得データを転送する。または、制御部21は、受信キュー27に保持されるデータとデータを特定するコマンドを取得して、コマンドに含まれるメモリアドレスで特定される記憶部22の位置にデータを格納する。
通信装置の記憶部22、メモリコントローラ23、バスインタフェース24は、図4に示す異常検出装置100の記憶部120b、メモリコントローラ140、バスインタフェース150と同じ機能を有するので、説明を省略する。
物理ポート28は、各々が、ネットワークケーブルに接続される複数の物理ポートであり、ネットワークに対してデータの入出力を行う。例えば、物理ポート28−1は、受信用物理ポートとして動作し、外部から送信されるデータが入力される。入力されたデータは、受信キュー27に保持される。物理ポート28−2は、送信用物理ポートとして動作し、データを出力する。送信するデータは、送信キュー26に保持される。
記憶部22は、物理ポートとIPアドレス及び/又はMAC(Media Access Control addres)アドレスとを関係付けた情報を含むルーティングテーブルを格納する。制御部21は、記憶部22に格納された通信プログラムを実行して、所定のプロトコルに従う通信処理機能を実現すると共に、ルーティングテーブルを参照してルーティング処理を実行する。ルーティング処理とは、例えば、ルーティングテーブルを参照して、ある受信用物理ポート28−1から受信したデータの宛先アドレスを調べて、宛先アドレスの通信装置と接続する送信用物理ポート28−2へ受信したデータを送り出すことである。
制御部21は、コマンドキュー25に保持されるコマンドを読み取り、コマンドに含まれるメモリアドレスで特定される記憶部22の位置からデータを取得し、宛先となる検査装置にデータを転送する。または、制御部21は、受信キュー27に保持されるデータと、コマンドキュー25に保持されるコマンドを取得して、コマンドに含まれるメモリアドレスで特定される記憶部22の位置にデータを格納する。
なお、図7に示した通信装置は、異常検出装置100の機能、及び/又は、検査装置200の機能を兼ねてもよい。通信装置が、異常検出装置100の機能を実現する場合、通信装置20の記憶部22は、図3に示す各情報を格納し、制御部21は、図3に示すプログラム990を実行することで、異常検出装置100の機能を実現する。また、通信装置が、検査装置200の機能を実現する場合、通信装置20の記憶部22は、図6に示す各情報を格納し、制御部21は、図6に示すプログラム995を実行することで、検査装置200の機能を実現する。なお、記憶部22は、プログラム990及び995は、記憶媒体又はネットワークを介して受け取ると共に、格納する。
以上のように、通信異常検出システム構成の第1例に従って、通信異常検出システムを構成する異常検出装置、検査装置、通信装置について説明した。下記に示す通信異常検出システムの他の例でも、当該第1例において説明した異常検出装置、検査装置、通信装置が動作するものとする。
[2.通信異常検出システム構成の第2例]
図8は、通信異常検出システムの構成の第2例を示す図である。第2例では、システム構成を説明すると共に、装置配置情報910c、トポロジー情報920c、検査対象情報930c、検査フロー決定処理及び異常リンク判断処理の一例を説明する。
図8に示される通信異常検出システム10cは、異常検出装置100、検査装置200a〜200lを有する。ネットワーク1cは、複数の通信装置20a〜20qを有する。検査装置200a〜200lは、それぞれ通信装置20f〜20qに繋がる。
図8に示すように、ネットワーク1cは、構造化されたネットワークであり、最上位である第1階層に通信装置20aを、第2階層に、通信装置20b〜20eを、第3階層に通信装置20f〜20qを有する。通信装置20aは、通信装置20b〜20eの何れか2つを中継する通信装置である。
[2.1 装置配置情報]
図9は、装置配置情報の一例を示す図である。図9に示される装置配置情報910cは、検査装置列912c、通信装置列914cを有する。装置配置情報910cは、図8のネットワーク1cに示される検査装置と通信装置の接続関係が入力される。装置配置情報910cにおいて、同一のエントリ(行)に入力される検査装置と通信装置は、図9に示すように、リンクで接続した関係にある検査装置と通信装置である。
[2.2 トポロジー情報]
図10は、トポロジー情報の一例を示す図である。図10に示されるトポロジー情報920cは、リンク列922c、第1通信装置列924c、第2通信装置列926cを有する。リンク列922cには、図9のネットワーク1cに示されるリンクが入力され、第1通信装置列924c、第2通信装置列926cには、同じエントリで示されるリンクの両端に配置される通信装置が入力される。
[2.3 同時異常数情報]
図11は、同時異常数情報の一例を示す図である。図11に示されるように、検査対象情報930は、同時異常発生数の数を含む。図11の例では、同時異常発生数が「2」である。なお、同時異常発生数とは、ネットワークにおいて同時に発生する通信異常のあるリンクの数である。
[2.4 同時異常数を考慮した検査フローの決定]
異常検出装置100は、ネットワーク1cにおいて同時異常数であるN(Nは、1以上の整数)に1を加えた回数となるように、リンク対を通過する検査フローの数を決定する。例えば、異常検出装置100が特定するリンク対が、図8に示すように、L1、L2であり、且つ同時異常数が2である場合、異常検出装置100は、リンク対L1、L2を通過する検査フローの数を3とする。
以下に、調査対象リンク対が、L1、L2である場合を例に挙げて、検査対象情報930による検査フロー決定手順を説明する。
ステップ1:異常検出装置100は、トポロジー情報920cおよび装置配置情報910cを基に、リンクL1、L2配下の検査装置の配置数を検査する。リンクL1配下に3台、リンクL2配下に3台の検査装置があり、検査装置の重複がないことを認識する。
ステップ2:異常検出装置100は、リンクL1配下から、「同時異常数(2)+1」に相当する3つの検査装置をランダム抽出し、200a、200b、200cの順に選ぶ。
ステップ3:異常検出装置100は、リンクL2配下から、「同時異常数+1」に相当する3つの検査装置をランダム抽出し、200d、200e、200fの順に選ぶ。
ステップ4:ステップ2、3で選ばれた順に組み合わせ、(200a,200d)、(200b,200e)、(200c,200f)の検査装置間の3つのフローF11〜F13を検査フローとして決定する。
検査フローF11は、検査装置200aと200d間の通信装置とリンクを次のように経由する。
200aー20f−(L5)−20b−(L1)−20aー(L2)−20c−(L8)ー20iー200d
検査フローF12は、検査装置200bと200e間の通信装置とリンクを次のように経由する。
200bー20g−(L6)−20b−(L1)−20aー(L2)−20c−(L9)ー20jー200e
検査フローF13は、検査装置200cと200f間の通信装置とリンクを次のように経由する。
200cー20h−(L7)−20b−(L1)−20aー(L2)−20c−(L10)ー20kー200f4
以上のようにして、検査フローF11は、リンクL5、L1、L2、L8を経由する。検査フローF12は、リンクL6、L1、L2、L9を経由する。検査フローF13は、リンクL7、L1、L2、L10を経由する。検査対象リンクL1、L2には、すべての検査フローF11〜F12が流れる。その他のリンクは検査フローF11〜F12のいずれか1つに含まれるだけである。したがって、3つの検査フローF11〜F13の全てで異常が発生すると、3つの検査フローF11〜F13に共通するリンクL1、L2の少なくとも一方に異常があると判断することができる。同時異常数が2であるので、リンクL1、L2両方に異常がある可能性がある。しかし、リンクL1、L2のうちのいずれか一方に異常があり、リンクL1、L2以外の他のリンクに異常がある可能性もある。リンクL1、L2についていずれに異常があるかを特定するためには、後述するように、検査フローを変更して検査する。
3つの検査フローF11〜F13のうち少なくとも1つで異常が発生しない場合、3つの検査フローF11〜F13のうち少なくとも1つは異常箇所を経由しない。よって、異常検出装置100は、3つの検査フローF11〜F13のすべてが通るリンクL1、L2に異常がないと判断し、リンクL1、L2を被疑箇所から外すことができる。
このように、検査フローの数を、同時異常発生数に1を加えた数とすることにより、同時異常発生数より1つ多い検査フローによって、異常検出装置は、調査対象リンク対に被疑箇所があるか否かを判別することができる。
[2.5 検査対象情報]
図12は、検査対象情報の一例を示す図である。図3の異常検出装置100は、装置配置情報910c、トポロジー情報920c、検査対象情報930cを用いて、検査対象情報930cを生成する。図12に示される検査対象情報930cは、フロー列932c、検査装置のペア列934c、及び通信装置列936cを有する。フロー列932cには、異常検出装置100が決定する検査フローの識別名称が入力される。検査装置のペア934cには、同じエントリの検査フローを送受信する検査装置が入力される。なお、検査装置のペア934cのエントリは、左側が送信元であり、右側が送信先である。通信装置列936cには、同エントリの検査フローが通過する通信装置が入力される。
検査対象情報としての検査フローは、調査対象リンク対を含み、同時異常発生数に従って決定される数だけ生成される。図12に示す例では、調査対象リンク対であるリンクL1(20a⇔20b)及びリンクL2(20a⇔20c)を含む検査フローとして検査フローF11〜F13が生成される。ここで、異常検出装置100は、同時異常発生数が2であるため、2に1を加えた数の3つの検査フローF11〜F13を生成する。
上述のように、検査フローF11〜F13のすべてに異常が発見された場合は、リンクL1,L2の少なくとも一つが異常であると判断され、検査フローF11〜F13の少なくとも一つに異常が発見されなかった場合は、リンクL1,L2には異常がなく、他のリンクに異常があると判定される。しかしながら、異常が発生したリンクを特定することはできない。そこで、検査対象リンク対を、リンク対L1、L2から他のリンク対に変え、変更された検査対象リンク対を検査するのに必要な全ての検査フローを決定する。例えば、L5とL6のリンク対に着目すると、L5とL6のリンク対を通りうる一つの検査フローF14(200aと200b間)が決まる。検査対象であるリンク対を通る検査フローが複数ある場合は、リンク対を通る検査フローが必ず残るように検査フローを決定する手順を、各中継通信装置の各リンク対に行うことで、全ての検査フローを決定できる。
検査装置200a〜200cと、検査装置200d〜200fとにフルメッシュで検査フローを流すと、調査対象リンク対L1、L2に流れる検査フローは、3×3=9本になる。一方、検査フローを、通信装置20b下位の検査装置200a〜200cと、通信装置20c下位の検査装置200d〜200fとから、検査装置の重複がないようにペアにした検査装置で検査フローを決定することによって、当該調査対象リンク対を通過する検査フローの数を3本に減らすことができる。また、同時異常発生数2の異常が生じていても、どのリンクに異常が発生しているか否かを判別する検査フローを決定することができる。
[2.6 通信異常検出システム構成の第2例の変形例]
図13は、通信異常検出システム構成の第2例の変形例を示す図である。図8で示したネットワーク1cの通信装置20a〜20c、20f〜20kは、図13に示すように、通信装置20f〜20kの配下に、複数の通信装置20rを有してもよい。図8に示した検査装置200a〜200fは、図13に示すように、通信装置20f〜20k配下の通信装置の何れかに接続されている。
図13に示す通信異常検出システム構成でも、例えば、調査対象リンク対L1、L2で、同時異常発生数2の場合、検査フローの数を減らすことができる。図13に示す例では、通信装置20b配下に検査装置が10台、通信装置20c配下に検査装置が9台ある。そのため、リンクL1、L2を通過する検査フローは、10×9=90本の検査フローとなる。しかしながら、調査対象リンク対L1、L2で、同時異常発生数2のときの検査フロー数は、3本(F11〜F13)で済むので、1/30に検査フローが削減できる。
このように、図13に示すように、図8に示したネットワーク1cは、検査フローF11〜F13を流すように最下層の通信装置に接続される検査装置を選択することで、多階層型の階層ネットワークに適用できる。また、多階層になればなるほど、調査対象リンク対L1、L2を通過する検査フローの数は多いため、検査フローの削減効果は大きい。
[2.7 検査フロー決定処理]
図14は、異常検出装置による検査フロー決定処理の一例を示すフローチャートである。図14を用いて、検査フロー決定処理として、検査対象情報の生成処理、及び検査対象情報の送信処理を説明する。
まず、異常検出装置100は、装置配置情報910c及びトポロジー情報920cを参照して、図8に示すネットワークトポロジーを認識する(S701)。異常検出装置100はネットワークトポロジーから、2つの通信装置を中継する通信装置がそれぞれ繋がる調査対象リンク対を特定する(S702)。図8に示す例では、2つの通信装置20b、20cを中継する通信装置20aとそれぞれ繋がるリンク対L1、L2を調査対象リンク対とする。
異常検出装置100は、リンク対を通過する検査フローの数を最小限にするように、ネットワーク内の経路を通過する検査フローを決定する(S703)。
異常検出装置100は、決定された検査フローを送受信する検査装置のペアを特定する(S704)。図8に示す例では、例えば、同時異常発生数が2であるから、検査フローを送受信するペアの検査装置は、(200a,200d)、(200b,200e)、(200c,200f)となる。
次に、異常検出装置100は、検査フローと、検査フローを送受信する検査装置のペアとを含む検査対象情報を生成する(S705)。そして、異常検出装置100は、検査対象情報の検査装置のペアにおいて送信元となっている通信装置に検査対象情報930を送信する(S706)。
このようにして、異常検出装置100は、複数の通信装置を有するネットワークの通信異常を検出する検査フローを決定するとともに、通信装置に検査対象情報930を送信する。
[2.8 異常リンク判断処理]
図15は、異常リンク判断処理の一例を示すフローチャートである。検査装置は、異常検出装置100から送信された検査対象情報に従って検査フローを送信するとともに、検査フローの結果を取得して、異常検出装置100に送信する。異常検出装置100は、検査フローの結果を受信する(S751)。
異常検出装置100は、検査フローの結果が異常であったか否かを判別する(S752)。図8に示す例では、異常検出装置100は、リンク対L1、L2を通過する検査フローF11〜F13に異常があったか否かを判断する。
検査フローの結果がすべて異常であった場合(S752 Y)、検査対象リンク対のうちのいずれか又は両方が異常であることが分かる。しかし、異常なリンクを特定することができない。したがって、検査対象であるリンク対の一方を含む他のリンク対に対して検査を行う。そのために他のリンク対を選定する(S753)。例えば、調査対象リンク対L1、L2についての検査フローF11〜F13の全てが異常であった場合、異常検出装置100は、他のリンク対L1及びL3、L1及びL4、L2及びL3、L2及びL4を選択する。異常検出装置100は、選択したリンク対について検査フロー決定処理(S701〜706)を行い、S751に戻る。
検査フローの結果の少なくとも1つがが異常でなかった場合(S752 N)、異常検出装置100は、調査対象リンク対を被疑箇所から外す(S754)。例えば、図8の例では、リンク対L1、L2が被疑箇所から外される。そして、異常検出装置100は、検査フローの結果から、下位リンクの異常個所を判断して(S755)、異常リンク異常判断処理を終了する。
[3.通信異常検出システム構成の第3例]
図16は、通信異常検出システムの構成の第3例を示す図である。図16に示される通信異常検出システム10dは、異常検出装置100、検査装置200m〜200uを有する。
ネットワーク1dは、構造化されたネットワークであり、最上位である第1階層に通信装置20aを、第2階層に、通信装置20s、20tを、第3階層に複数の通信装置20a、20s、20t、及び20v1〜20v8を有する。指定経路L40は、リンクL30を通る通信装置間において経路指定された経路である。検査装置200m〜200uは、複数の通信装置20v1〜20v8の何れかに接続する。
図17は、経路情報の一例を示す図である。図17に示す指定経路情報950は、通信装置間で経路指定された経路を、検査装置と共に示す情報である。指定経路情報950は、検査装置列952、指定経路列954を有する、検査装置列952には、指定経路の両端に配置される検査装置のペアが入力される。指定経路列954には、指定経路を中継する通信装置が入力される。図17の指定経路列954に入力される指定経路は、一例では図16の指定経路L40に相当する。
検査対象のリンク対がリンクL31、L32であった場合、指定経路L40は、リンク対L31、L32を通らないで、検査装置のペアを接続するプ経路となっている。したがって、異常検出装置100は、リンクL31、L32を通らない指定経路L40の両端の検査装置を検査フロー用の検査装置から除外する。すなわち、指定経路情報950に指定される指定経路を、検査対象の検査フローから除外する。これにより、リンクL31、L32のリンク対を通過しない検査フローを形成することを回避することができる。
[4.検査装置の選択均等化の例]
図18は、通信異常検出システムの構成の第4例を示す図である。図18に示される通信異常検出システム10eは、異常検出装置100、検査装置200m〜200uを有する。ネットワーク1eは、複数の通信装置20a、20s、20t、及び20v1〜20v8を有する。検査装置200m〜200uは、複数の通信装置20v1〜20v8の何れかに接続する。
図18では、調査対象リンク対がリンクL31、L32である場合を例に挙げて、検査フロー決定処理における検査装置の選択均等化を説明する。図19は、装置履歴情報の一例を示すである。装置履歴情報960は、検査装置列962と、選択回数列964を有する。検査装置列962には、検査装置の名称が入力され、選択回数列964には同エントリの検査装置が選択された回数が入力される。
図19に示す装置履歴情報960aは、異常検出装置100による検査装置選択前の装置履歴情報である。異常検出装置100は、以下の方法で、検査装置の選択を均等化する。
[4.1 過去抽出回数による均等化(固定抽出)]
当該方法は、過去抽出回数の少ないものから固定的に抽出する方法である。図18に示すシステムで、異常検出装置100は、検査装置200m〜200pから(最多許容同時異常数+1)に相当する3つの検査装置を抽出回数の少ない順に200o、200p、200nを選択する。異常検出装置100は、検査装置200p〜200uから3つの検査装置を選択回数の少ない順に200u、200s、200tを選択する。検査装置を選択することにより、(200o、200u)、(200p、200s)、(200n、200t)の3つの検査フローを決定する。図19の装置履歴情報960aは、当該選択後には、装置履歴情報960bに更新される。
[4.2 過去抽出回数により重み付け(確率抽出)]
当該方法は、過去抽出回数により重み付けして確率的に抽出する方法である。本例の場合、異常検出装置100は、検査装置200m〜200pから(最多許容同時異常数+1)に相当する3つの検査装置を、抽出回数の逆数の確率比1/3:1/2:1:1で選択し、本例では、200o、200p、200nを抽出する。また、異常検出装置100は、検査装置200p〜200uから3つの検査装置を抽出回数の逆数の確率比1/5:1/2:1/4:1で抽出し、本例では、200s、200u、200qを選択する。これにより、(200o、200s)、(200p、200u)、(200n、200q)の3つの検査フローを決定する。図19の装置履歴情報960aは、当該選択後には、装置履歴情報960cに更新される。
このように、検査装置の過去抽出回数情報を利用することにより、各検査装置の選択数の均等化が可能となる。
[5.検査装置異常時の検査フロー再決定例]
図20は、装置状態情報及び装置リンク情報の一例を示す図である。検査装置状態情報970は、検査装置列973と、状態情報列974とを有する。状態情報列974には、同エントリに示される検査装置が、正常「0」か異常「1」かの状態が入力される。装置リンク情報980は、検査装置ペア列987と、同レコードの検査装置による検査フローが通過するリンク列988とを有する。
図8の通信異常検出システム10c、及びネットワーク1cに基づいて、検査装置異常時の検査フローの再決定を説明する。図8に示す通信異常検出システム10cは、検査対象リンク対に対して、既に検査フローを決定している。決定された検査フローの検査装置ペアと、検査装置ペアの決定に至った検査対象リンク対の対応管理情報は、図20の装置リンク情報980として管理される。
異常検出装置100は、検査装置に対する定期ポーリングや検査装置からのSNMP(Simple Network Management Protocol)トラップ受信等により、例えば、検査装置200aの異常を検出した場合、検査フロー再決定を行う。まず、異常検出装置100は、検査装置ペアとリンクの装置リンク情報980を基に、異常が生じた検査装置200aを選択するに至ったリンク対を抽出する。本例の場合、検査装置200aが検査フローを送信するリンクが含まれる(L1、L2)、(L1、L3)・・・のリンク対が抽出され、当該リンク対に対して、異常検出装置100は、検査フローの再決定を行う。
異常検出装置100は、抽出されたリンク対に着目して、検査装置200aを利用しないという条件で、例えば、図14で説明した検査フロー決定処理により、新たな検査フローをそれぞれ1つずつ決定する。このように、異常が生じた検査装置を選択するに至った着目リンク対との関連情報を保持及び参照することにより、異常検出装置100は、検査装置の障害時においても、異常で影響を受ける検査フローのみを再決定することができる。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
2つの通信装置を中継する中継通信装置が前記2つの通信装置と繋がる2つのリンクをリンク対として特定する手順と、前記2つのリンクのそれぞれの配下の複数の検査装置から、通信異常が同時に発生するリンクの数であるN(Nは、1以上の整数)に1を加えた数の検査装置を特定して、(N+1)個の検査装置対間の(N+1)個の検査フローを決定する手順と、前記決定された検査フローを含む検査対象情報を生成する手順と、を実行する制御部、
前記検査対象情報を格納する記憶部、及び
前記検査対象情報を前記検査装置対の一方に送信する通信部、
を備えることを特徴とする異常検出装置。
(付記2)
前記検査フローを決定する手順は、前記異常検出装置が、前記複数の検査装置から、検査装置の重複が無いように前記検査装置対を特定することを含む付記1に記載の異常検出装置。
(付記3)
前記異常検出装置は、前記検査フローが通るリンクを指定する指定経路情報を有し、
前記検査フローを決定する手順は、前記異常検出装置が、前記指定経路情報により指定されるリンクを含む経路から、前記検査フローをを決定することを含む付記1又は2に記載の異常検出装置。
(付記4)
前記異常検出装置は、前記検査装置が前記検査装置対に選択された回数を含む装置履歴情報を有し、
前記異常検出装置が、前記装置履歴情報を参照して、選択回数の少ない検査装置、又は、過去の抽出回数に反比例した確率比の検査装置を選択して、前記検査装置対を特定することを含む付記1〜3の何れか1項に記載の異常検出装置。
(付記5)
前記異常検出装置は、前記検査装置の状態を管理する検査装置状態情報、および、前記検査装置対と前記リンク対の対応関係を管理する装置リンク情報を有し、前記異常検出装置は、前記検査装置状態情報により前記検査装置に障害が発生したと判断される場合前記装置リンク情報を参照し、前記障害が発生した検査装置を除外して、前記リンク対に対して検査フローの再決定を行う付記1〜4の何れか1項に記載の異常検出装置。
(付記6)
複数の通信装置と、
複数の検査装置と、
2つの前記通信装置を中継する中継通信装置と、
前記中継通信装置が前記2つの通信装置と繋がる2つのリンクをリンク対として特定する手順と、前記2つのリンクのそれぞれの配下の複数の検査装置から、通信異常が同時に発生するリンクの数であるN(Nは、1以上の整数)に1を加えた数の検査装置を特定して、(N+1)個の検査装置対間の(N+1)個の検査フローを決定する手順と、前記決定された検査フローを含む検査対象情報を生成する手順と、を実行する制御部、前記検査対象情報を格納する記憶部、及び、前記検査対象情報を前記検査装置対の一方に送信する通信部を備える異常検出装置と、
を備えることを特徴とする通信異常検出システム。
(付記7)
前記検査フローを決定する手順は、前記異常検出装置が、前記複数の検査装置から、検査装置の重複が無いように前記検査装置対を特定することを含む付記6に記載の通信異常検出システム。
(付記8)
前記異常検出装置は、前記検査フローが通るリンクを指定する指定経路情報を有し、
前記検査フローを決定する手順は、前記異常検出装置が、前記指定経路情報により指定されるリンクを含む経路から、検査フローを決定することを含む付記6又は7に記載の通信異常検出システム。
(付記10)
前記異常検出装置は、前記検査装置が前記特定された検査装置に選択された回数を含む装置履歴情報を有し、
前記異常検出装置が、前記装置履歴情報を参照して、選択回数の少ない検査装置、又は、過去の抽出回数に反比例した確率比の検査装置を選択して、前記ペアを特定することを含む付記6〜9の何れか1項に記載の通信異常検出システム。
(付記11)
前記異常検出装置は、前記検査装置の状態を管理する検査装置状態情報、および、前記検査装置対と前記リンク対の対応関係を管理する装置リンク情報を有し、
前記異常検出装置は、前記検査装置状態情報により前記検査装置に障害が発生したと判断される場合、前記装置リンク情報を参照し、障害が発生した検査装置を除外して、該リンク対に対して検査フローの再決定を行う付記6〜10の何れか1項に記載の通信異常検出システム。
(付記12)
異常検出装置が、2つの通信装置を中継する中継通信装置が前記2つの通信装置と繋がる2つのリンクをリンク対として特定し、
前記異常検出装置が、前記2つのリンクのそれぞれの配下の複数の検査装置から、通信異常が同時に発生するリンクの数であるN(Nは、1以上の整数)に1を加えた数の検査装置を特定して、(N+1)個の検査装置対間の(N+1)個の検査フローを決定する、
通信異常検出方法。
(付記13)
前記検査フローの決定するは、前記異常検出装置が、前記複数の検査装置から、検査装置の重複が無いように前記検査装置対を特定することを含む付記12に記載の通信異常検出方法。
(付記14)
前記異常検出装置は、前記検査フローが通るリンクを指定する指定経路情報を有し、
前記検査フローの決定は、前記異常検出装置が、前記指定経路情報により指定されるリンクを含む経路から、前記検査フローを決定することを含む付記12又は13に記載の通信異常検出方法。
(付記15)
前記異常検出装置は、前記検査装置が前記検査装置対に選択された回数を含む装置履歴情報を有し、
前記検査装置対の特定は、前記異常検出装置が、前記装置履歴情報を参照して、選択回数の少ない検査装置、又は、過去の抽出回数に反比例した確率比の検査装置を選択して、前記検査装置対を特定することを含む付記12〜14の何れか1項に記載の通信異常検出方法。
(付記16)
前記異常検出装置は、前記検査装置の状態を管理する検査装置状態情報、および、前記検査装置対と前記リンク対の対応関係を管理する装置リンク情報を有し、
前記異常検出装置は、前記検査装置状態情報により前記検査装置に障害が発生したと判断される場合前記装置リンク情報を参照し、前記障害が発生した検査装置を除外して、前記リンク対に対して検査フローの再決定を行う付記12〜15の何れか1項に記載の通信異常検出方法。
(付記17)
複数の通信装置を有するネットワークと接続するコンピュータに、2つの通信装置を中継する中継通信装置が前記2つの通信装置と繋がる2つのリンクをリンク対として特定する手順と、
前記2つのリンクのそれぞれの配下の複数の検査装置から、通信異常が同時に発生するリンクの数であるN(Nは、1以上の整数)に1を加えた数の検査装置を特定して、(N+1)個の検査装置対間の(N+1)個の検査フローを決定する手順と、
を実行させるためのプログラム。
(付記18)
前記検査フローを決定する手順は、前記複数の検査装置から、検査装置の重複が無いように前記検査装置対を特定することを含む付記17に記載のプログラム。
(付記19)
前記コンピュータは、前記検査フローが通るリンクを指定する指定経路情報を有し、
前記検査フローを決定する手順は、前記異常検出装置が、前記指定経路情報により指定されるリンクを含む経路から、前記検査フローを決定することを含む付記17又は18に記載のプログラム。
(付記20)
前記コンピュータは、前記検査装置が前記検査装置対に選択された回数を含む装置履歴情報を有し、
前記コンピュータが、前記装置履歴情報を参照して、選択回数の少ない検査装置、又は、過去の抽出回数に反比例した確率比の検査装置を選択して、前記検査装置対を特定することを含む付記17〜19の何れか1項に記載のプログラム。
(付記21)
前記コンピュータは、前記検査装置の状態を管理する検査装置状態情報、および、検査装置対と前記リンク対の対応関係を管理する装置リンク情報を有し、
前記コンピュータに、前記検査装置状態情報により前記検査装置に障害が発生したと判断される場合前記装置リンク情報を参照し、前記障害が発生した検査装置を除外して、前記リンク対に対して検査フローの再決定を行う手順をさらに実行させるための付記17〜20の何れか1項に記載のプログラム。
1、1a〜1e ネットワーク
10a〜10e 通信異常検出システム
20、20a〜20s 通信装置
100、100a、100b 異常検出装置
200、200a〜200x 検査装置
910 装置配置情報
920 トポロジー情報
930 検査対象情報
940 同時異常数情報
950 指定経路情報
960 装置履歴情報
970 検査装置状態情報
980 装置リンク情報
990 プログラム
995 プログラム

Claims (8)

  1. 2つの通信装置を中継する中継通信装置が前記2つの通信装置と繋がる2つのリンクをリンク対として特定する手順と、前記2つのリンクのそれぞれの配下の複数の検査装置から、通信異常が同時に発生するリンクの数であるN(Nは、1以上の整数)に1を加えた数の検査装置を特定して、(N+1)個の検査装置対間の前記リンク対を経由する(N+1)個の検査フローを決定する手順と、前記決定された検査フローを含む検査対象情報を生成する手順と、を実行する制御部、及
    前記検査対象情報を前記検査装置対の一方に送信する通信部、
    を備えることを特徴とする異常検出装置。
  2. 前記検査フローを決定する手順は、前記異常検出装置が、前記複数の検査装置から、検査装置の重複が無いように前記検査装置対を特定することを含む請求項1に記載の異常検出装置。
  3. 前記異常検出装置は、前記検査フローが通るリンクを指定する指定経路情報を有し、
    前記検査フローを決定する手順は、前記異常検出装置が、前記指定経路情報により指定されるリンクを含む経路から、前記検査フローを決定することを含む請求項1又は2に記載の異常検出装置。
  4. 前記異常検出装置は、前記検査装置が前記検査装置対に選択された回数を含む装置履歴情報を有し、
    前記異常検出装置が、前記装置履歴情報を参照して、選択回数の少ない検査装置、又は、過去の抽出回数に反比例した確率比の検査装置を選択して、前記検査装置対を特定することを含む請求項1〜3の何れか1項に記載の異常検出装置。
  5. 前記異常検出装置は、前記検査装置の状態を管理する検査装置状態情報、および、前記検査装置対と前記リンク対の対応関係を管理する装置リンク情報を有し、前記異常検出装置は、前記検査装置状態情報により前記検査装置に障害が発生したと判断される場合前記装置リンク情報を参照し、前記障害が発生した検査装置を除外して、前記リンク対に対して検査フローの再決定を行う請求項1〜4の何れか1項に記載の異常検出装置。
  6. 複数の通信装置と、
    複数の検査装置と、
    2つの前記通信装置を中継する中継通信装置と、
    前記中継通信装置が前記2つの通信装置と繋がる2つのリンクをリンク対として特定する手順と、前記2つのリンクのそれぞれの配下の複数の検査装置から、通信異常が同時に発生するリンクの数であるN(Nは、1以上の整数)に1を加えた数の検査装置を特定して、(N+1)個の検査装置対間の(N+1)個の前記リンク対を経由する検査フローを決定する手順と、前記決定された検査フローを含む検査対象情報を生成する手順と、を実行する制御部、及び、前記検査対象情報を前記検査装置対の一方に送信する通信部を備える異常検出装置と、
    を備えることを特徴とする通信異常検出システム。
  7. 異常検出装置が、2つの通信装置を中継する中継通信装置が前記2つの通信装置と繋がる2つのリンクをリンク対として特定し、
    前記異常検出装置が、前記2つのリンクのそれぞれの配下の複数の検査装置から、通信異常が同時に発生するリンクの数であるN(Nは、1以上の整数)に1を加えた数の検査装置を特定して、(N+1)個の検査装置対間の前記リンク対を経由する(N+1)個の検査フローを決定する、
    通信異常検出方法。
  8. 複数の通信装置を有するネットワークと接続するコンピュータに、
    2つの通信装置を中継する中継通信装置が前記2つの通信装置と繋がる2つのリンクをリンク対として特定する手順と、
    前記2つのリンクのそれぞれの配下の複数の検査装置から、通信異常が同時に発生するリンクの数であるN(Nは、1以上の整数)に1を加えた数の検査装置を特定して、(N+1)個の検査装置対間の前記リンク対を経由する(N+1)個の検査フローを決定する手順と、
    を実行させるためのプログラム。
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