JP5651558B2 - 管理サーバ、映像配信制御システム及び映像配信制御方法 - Google Patents

管理サーバ、映像配信制御システム及び映像配信制御方法 Download PDF

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Description

本発明はネットワークを経由する映像配信サービスに対して制御を行なう管理サーバ、映像配信制御システム及び映像配信制御方法に関する。
ファイバーツーザホーム技術(Fiber To The Home:FTTH)に代表されるアクセスネットワーク技術の発達に伴い、ユーザが利用可能なネットワーク帯域は増加の一途をたどっている。帯域の増加は、ネットワーク上での広帯域コンテンツ配信サービスを可能にし、且つIPTVサービス、ビデオオンデマンド(VoD)サービスなどの映像を中心とするサービスが市場に展開されつつある。配信される映像コンテンツは様々な符号方式により符号化され、また配信経路のネットワークも有線、無線に分かれて多様化している。そのため、動画データの配信ビットレートや符号化方式を変換するトランスコーダ技術が提案されている。例えば、従来技術である特許文献1では、映像データを視聴するときの画質が満たすべき最低条件と、携帯端末が要求する画質の条件を鑑みて、映像データの配信ビットレートをネットワーク側で算出し、トランスコーダを用いて映像の配信ビットレートが算出したビットレートになるように制御する技術が開示されている。
特開2008−211568号
映像データの制御には映像データフォーマットに関する情報が必要である。前記従来技術においてトランスコーダは外部の映像配信サーバからデータフォーマットに関する情報を取得して制御を行うが、このような処理は映像配信サーバとトランスコーダの間にデータフォーマットを送受信する通信プロトコルが規定されている場合にのみ行うことが出来る。実際のシステム運用においては、映像配信サーバは任意のコンテンツプロバイダが提供するため、トランスコーダは映像データフォーマットに関する情報を映像配信サーバから取得できるとは限らない。
本発明は上記の問題点を鑑みてなされたものであり、管理サーバ、映像配信制御システムおよび映像配信制御方法を提供し、プロキシサーバを経由して端末から取得した映像配信要求を分析することで、いずれの場合でも映像データフォーマットに関する情報を取得可能にすることを目的とする。
本発明に係わる一つの技術案はネットワークを経由して映像配信サービスを提供する映像配信制御システムであって、プロキシサーバと前記プロキシサーバに接続されたトランスコーダを含み、前記プロキシサーバは、映像配信を要求する端末と配信対象の映像データを管理する映像配信サーバ間の通信を中継し、ネットワークを経由して通信を行なうネットワークインターフェースと、前記ネットワークインターフェースを経由して前記端末から映像配信の開始を要求する映像配信要求を受信した場合、前記映像配信要求を解析して、映像種別に関する情報を抽出し、抽出した情報を映像種別情報として前記トランスコーダに送信する映像配信要求解析部と、を有し、前記トランスコーダは受信した映像種別情報を用いて、前記プロキシサーバの指示に基づいて、配信中の前記映像データに対して種々の映像データ処理を行なうことを特徴とする。
本発明によると、ユーザに映像を配信するシステムにプロキシサーバとトランスコーダから構成された映像配信制御システムを導入することで、トランスコーダがプロキシサーバを介して端末側から映像データフォーマットに関する情報を取得することができる。
また、本発明は、映像種別情報に少なくともコンテナ種別情報またはCODEC種別情報が含まれてもよい。
コンテナ種別情報とCODEC種別情報は従来映像データ処理において必要とされる映像データ種別情報である。
また、本発明は、それぞれの映像種別情報が複数の映像種別候補と当該映像種別候補に対応して当該映像種別候補の確度を示す種別情報確度の組を含んでもよい。
このような場合、前記トランスコーダは映像種別情報判断部をさらに含んでもよく、当該映像種別情報判断部が前記プロキシサーバから前記映像種別情報を受信した場合、それぞれの映像種別情報の複数の映像種別候補が対応する種別情報確度に応じて、高い順に種別情報確度が対応する映像種別候補の判断アゴリズムを順次適用して映像データの映像種別を特定する。
このように、例えば、コンテナ種別情報の中に複数の映像種別候補が存在し、且つ映像種別候補に対応する種別情報確度が存在する場合、トランスコーダは確度の大きさに基づいて、正確な映像種別が見つかるまでに種々の判断アゴリズムを順次適用することができる。
また、前記プロキシサーバは通知機能判断部をさらに含んでもよく、端末から映像配信要求を受信した場合、当該通知機能判断部は前記映像配信要求の示す映像配信サーバが映像種別通知機能を有するかどうかを判断し、映像種別通知機能を有しないと判断した場合にのみ、映像配信要求解析部により映像配信要求を解析する。
このようにして、プロキシサーバの解析を行なう時間とリソースを節約し、システム全体の効率を向上することができる。
また、本発明は、前記プロキシサーバと前記トランスコーダを統合した管理サーバおよび映像配信制御方法であってもよい。
本発明はネットワークを経由してユーザに映像を配信するシステムを改良できる。本発明の映像配信制御システムによれば、プロキシサーバと映像配信サーバの間に映像データフォーマット情報を通知する手段を設置しなかった場合でも、プロキシサーバを介してトランスコーダに映像データフォーマット情報を通知し、コード変換に基づいた映像配信制御を実行することが可能である。
本発明を適用した一実施形態を示す映像配信制御システムのブロック図である。 プロキシサーバの構成を示すブロック図である。 トランスコーダの構成を示すブロック図である。 映像配信サーバの構成を示すブロック図である。 映像配信サーバが映像種別を通知する手段を備える場合の映像配信処理のタイムチャートである。 プロキシサーバが映像種別を推定する場合の映像配信処理のタイムチャートである。 映像配信サーバが映像配信サーバの映像通知機能を判断する手段を持たない場合の映像配信処理のタイムチャートである。 プロキシサーバにおける制御の一例を示すフローチャートである。 トランスコーダにおける制御の一例を示すフローチャートである。 映像配信サーバにおける制御の一例を示すフローチャートである。 映像配信制御システムで使用されるパケットの例を示す説明図である。 コンテナ種別判断手段情報DBとCODEC種別判断手段情報DBの初期値を表す説明図である。 コンテナ種別判断手段情報DBとCODEC種別判断手段情報DBの更新状態を表す説明図である。 コンテナ種別判断手段情報DBとCODEC種別判断手段情報DBの更新状態を表す説明図である。 コンテナ種別判断手段情報DBとCODEC種別判断手段情報DBの更新状態を表す説明図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明を適用した映像配信制御システムを示すコンテンツ配信システムの構成図である。図1において、コンテンツ配信システムは、映像配信を要求する端末5(5−1〜5−N)と、端末5からの映像配信要求を受信するとともにトランスコーダ2を制御するプロキシサーバ1と、プロキシサーバ1と接続して通信を行い、プロキシサーバ1からの指示を受信して種々の映像配信処理を実行するトランスコーダ2と、プロキシサーバ1を経由して端末5の映像配信要求を受信し、映像配信要求に対応した映像コンテンツを提供する映像配信サーバ3(3−1〜3−N)と、これらの間を接続するネットワーク4およびアクセスネットワーク6と、から構成される。
プロキシサーバ1は端末5と映像配信サーバ3(3−1〜3−N)の間に位置し、映像配信に関する種々の制御を行う。例えば、典型的なシステム構成において、プロキシサーバ1と端末5の間は、アクセスネットワーク6で構成されるが、アクセスネットワーク6が混み合って、十分な帯域を提供できない場合、プロキシサーバ1はトランスコーダ2に対して、映像の配信レートを下げるように指示する。また、映像配信サーバ3(3−1〜3−N)が提供する映像コンテンツのフォーマットと、端末5が再生可能な映像コンテンツのフォーマットが一致しない場合、プロキシサーバ1はトランスコーダ2に対して、フォーマットの変換を行うように通知する。これら一連の制御において、トランスコーダ2は処理を行う前に、処理対象の映像コンテンツの映像データフォーマット情報を取得する必要がある。映像データフォーマットの取得方法については後文にて詳述する。
なお、図1に示すシステムにおいて、プロキシサーバ1とトランスコーダ2を二つの独立した装置として説明する。プロキシサーバ1とトランスコーダ2は映像配信制御システムを構成し、共同で映像配信制御を行なうが、プロキシサーバ1とトランスコーダ2の両方を一つの装置(例えば管理サーバ)に形成するかまたはその他のシステムの中に統合させて制御を行なってもよい。
次に、各装置の詳細な構成について説明する。
図2はプロキシサーバ1の装置構成である。図2において、プロキシサーバ1はバス18に接続されたCPU12、メモリ16、ハードディスク14およびネットワークインターフェース10を備えており、ネットワークインターフェース10のパケット送受信部101を経由して外部と通信を行う。ハードディスク14には、制御対象の映像ストリームに関する情報を保存した映像ストリーム情報データベース(DB)141および映像配信サーバに関する情報を保存した映像配信サーバ情報DB143が格納されている。また、メモリ16上において、ロードされたプロキシ制御プログラム161により読み書きが行われる。
メモリ16上のプロキシ制御プログラム161は、アプリケーションのセッション状態を管理するセッション管理モジュール1611、映像配信要求メッセージの受信時に映像配信要求メッセージを解析して映像フォーマット情報を取得する映像配信要求解析モジュール1613、および通信監視タイマ1615を備える。プロキシ制御プログラム161は通信監視タイマ1615を通してプロキシサーバ1とトランスコーダ2、映像配信サーバ3(3−1〜3−N)および端末5の間の通信セッションを監視し、エラーの発生を検出する。
図2に示すように、映像ストリーム情報DB141は、通信セッションを唯一に特定するためのセッション識別子、コンテンツを唯一に特定するためのコンテンツ識別子、映像配信要求を送信した端末5のアドレスを格納する映像要求元アドレス、映像配信ソースを示す映像配信サーバアドレス、映像のパケットフォーマットを示すコンテナ種別、および映像の符号化フォーマットを示すCODEC種別から構成される。
映像配信サーバ情報DB143は、映像配信サーバのアドレスと、映像配信サーバが映像種別の通知機能を有するかどうかを示す映像種別通知機能フラグから構成される。映像種別通知機能フラグはそれぞれ「YES」または「NO」を示す2つの値を取り、映像種別通知機能フラグが「NO」の場合には映像配信サーバがプロキシサーバ1に映像種別を通知する機能を有しないことを示す。このような場合、プロキシサーバ1は映像配信要求解析モジュール1613を用いて端末5から映像データフォーマット情報の取得を試みる。
図3はトランスコーダ2の装置構成である。トランスコーダ2はバス28に接続されたCPU22、メモリ26、ハードディスク24およびネットワークインターフェース20を備えており、ネットワークインターフェース20のパケット送受信部201を経由して外部と通信を行う。ハードディスク24には、制御対象の映像ストリームに関する情報を保存した映像ストリーム情報DB241、制御対象の映像のコンテナ種別の識別子と判断アルゴリズムの対を保存したコンテナ種別判断手段情報DB243、およびCODEC種別の識別子と判断アルゴリズムの対を保存したCODEC種別判断手段情報DB245が格納されている。また、メモリ26上において、ロードされた映像トランスコード制御プログラム261により読み書きが行われる。
メモリ26上の映像トランスコード制御プログラム261は、アプリケーションのセッション状態を管理するセッション管理モジュール2611、映像フォーマットを解析する映像種別判断モジュール2613、プロキシサーバ1からの指示に従って映像送信レート変換、CODEC変換などの処理を行うトランスコードモジュール2615、および通信監視タイマ2617を備える。映像トランスコード制御プログラム261は通信監視タイマ2617により、プロキシサーバ1との間の通信セッションを監視し、エラーの発生を検出する。
次に、各データベースの管理する情報について説明する。映像ストリーム情報DB241は、通信セッションを唯一に特定するためのセッション識別子、コンテンツを唯一に特定するためのコンテンツ識別子、映像配信要求を送信した端末5のアドレスを格納する映像要求元アドレス、映像配信ソースを示す映像配信サーバアドレス、映像のパケットフォーマットを示すコンテナ種別、コンテナ種別の確かさを示すコンテナ種別情報確度、映像の符号化フォーマットを示すCODEC種別、およびCODEC種別の確かさを示すCODEC種別情報確度から構成される。コンテナ種別判断手段情報DB243は、通信セッションを唯一に特定するためのセッション識別子、コンテナを唯一に特定するためのコンテナ種別、およびコンテナ種別に対応したコンテナ種別判断アルゴリズムから構成される。CODEC種別判断手段情報DB245は、通信セッションを唯一に特定するためのセッション識別子、CODECを唯一に特定するためのCODEC種別、およびCODEC種別に対応したCODEC種別判断アルゴリズムから構成される。
図4は映像配信サーバ3の装置構成である。映像配信サーバ3はバス38に接続されたCPU32、メモリ36、ハードディスク34、およびネットワークインターフェース30を備えており、ネットワークインターフェース30のパケット送受信部301を経由して外部と通信を行う。ハードディスク34には、配信対象の映像コンテンツに関する情報を保存したコンテンツ情報DB341と、配信対象の映像ストリームに関する情報を保存した映像ストリーム情報DB343が格納されている。また、メモリ36上において、ロードされた映像配信プログラム361により読み書きが行われる。
メモリ36上の映像配信プログラム361は、アプリケーションのセッション状態を管理するセッション管理モジュール3611、映像データの伝送を行うデータ伝送制御モジュール3613、および通信監視タイマ3615を備える。映像配信プログラム361は通信監視タイマ3615により、プロキシサーバ1との間の通信セッションを監視し、エラーの発生を検出する。
コンテンツ情報DB341は、コンテンツを唯一に特定するためのコンテンツ識別子、配信対象のコンテンツデータ、映像のパケットフォーマットを示すコンテナ種別、および映像の符号化フォーマットを示すCODEC種別から構成される。コンテナ種別は映像の格納形式を示し、CODEC種別は映像そのものの符号化形式を示す。したがって、映像データの種別を解析するには、まずコンテナ種別を解析し、次にCODEC種別を解析する必要がある。映像ストリーム情報DB343は、通信セッションを唯一に特定するためのセッション識別子、コンテンツを唯一に特定するためのコンテンツ識別子、コンテナを唯一に特定するためのコンテナ種別、映像配信要求を送信した端末5のアドレスを格納する映像要求元アドレス、映像のパケットフォーマットを示すコンテナ種別、および映像の符号化フォーマットを示すCODEC種別から構成される。
以上では本発明のプロキシサーバ1とトランスコーダ2の構成および本発明に関わる映像配信サーバ3の構成について説明した。
また、プロキシサーバ1とトランスコーダ2は一つの管理サーバに統合されて動作してもよい。このような場合、管理サーバの構成はプロキシサーバ1とトランスコーダ2を合併した構成になる。具体的には、管理サーバはプロキシサーバ1およびトランスコーダ2と同様に、ネットワークインターフェース、メモリ、CPU、ハードディスクおよびバスを備える。メモリ上にはプロキシ制御プログラム161及び映像トランスコード制御プログラム261を、ハードディスクには映像ストリーム情報DB241、映像配信サーバ情報DB143、コンテナ種別判断手段情報DB243、および符号化種別判断手段情報DB245をそれぞれ備える。これにより、図1と図2の中の同一名称の部材は一つの部材に統合することができ、プロキシサーバ1とトランスコーダ2のデータ交換は内部装置の間の各部材間のデータ交換になるが、その他および原理においては映像配信制御システムのときと同じである。
次に、図5〜図6に示すタイムチャートを参照して本発明が開示する映像配信制御システムの全体の動作について説明する。
最初に、映像配信サーバ3が映像種別を通知する機能を有している場合について、図5を用いて説明する。
映像配信処理は、端末5がプロキシサーバ1を経由して映像配信サーバ3に映像配信要求を送信する(S1−01)ことから始まる。映像配信要求のメッセージフォーマットは図11のPF−01の構成を採用する。図11のPF−01に示すように、映像配信要求はメッセージの送信元アドレスと宛先アドレス、パケット種別(映像配信要求)、通信セッションのセッション識別子、映像配信を要求した端末5のアドレスを含む映像要求元アドレス、映像配信サーバ3のアドレスを含む映像配信サーバアドレス、コンテンツ識別子、およびコンテンツに補足説明を加えるコンテンツ補足情報を含む。映像配信要求を受信したプロキシサーバ1は、映像配信要求に含まれているセッション識別子、コンテンツ識別子、映像要求元アドレスおよび映像配信サーバアドレスを、映像ストリーム情報DB141のセッション識別子、コンテンツ識別子、映像要求元アドレスおよび映像配信サーバアドレスにそれぞれ設定して、映像ストリーム情報DB141に新規レコードを作成する。
次に、映像配信要求に含まれている映像配信サーバアドレスを用いて、映像配信サーバ情報DB143を検索し、対応する映像配信サーバアドレスと映像種別通知機能フラグを抽出する(S1−04)。ここでは映像配信サーバ3が映像種別を通知する機能を有しているため、映像種別通知機能フラグは「YES」である。プロキシサーバ1は映像配信サーバ3から映像種別に関する情報を取得できることが保証されているため、プロキシサーバ1は受信した映像配信要求を映像配信要求の映像配信サーバアドレスが示す映像配信サーバ3へ転送する(S1−07)。
プロキシサーバ1から映像配信要求を受信した映像配信サーバ3は、映像配信要求に含まれているコンテンツ識別子を用いてコンテンツ情報DB341を検索し、対応するコンテンツデータ、コンテナ種別およびCODEC種別を取得する。次に、映像配信要求に含まれているセッション識別子、コンテンツ識別子、映像要求元アドレス、コンテンツ情報DB341から取得したコンテナ種別およびCODEC種別を、映像ストリーム情報DB343のセッション識別子、コンテンツ識別子、映像要求元アドレス、コンテナ種別およびCODEC種別にそれぞれ設定して、映像ストリーム情報DB343に新規レコードを作成する。
その後、セッション識別子、コンテンツ識別子、映像要求元アドレス、コンテナ種別およびCODEC種別を映像種別通知に含め、プロキシサーバ1に通知する(S1−10)。映像種別通知のメッセージフォーマットは図11のPF−02の構成を採用する。図11のPF−02に示すように、映像種別通知はメッセージの送信元アドレスと宛先アドレス、パケット種別(映像配信要求)、セッション識別子、コンテンツ識別子、映像要求元アドレス、コンテナ種別、コンテナ種別情報確度、CODEC種別およびCODEC種別情報確度を含む。コンテナ種別情報確度とCODEC種別情報確度はコンテナ種別とCODEC種別に関する情報の正確度合いを表し、0から1の値をとりうる。値が1の時は、情報は完全に正しく、数値が小さくなるにつれて情報の確度は低くなる。情報確度が1以外の値をとる場合については後述する。映像配信サーバ3はコンテンツ情報DB341によってコンテナ種別及びCODEC種別に関する正確な情報を保持するため、情報確度は1となる。
また、映像配信サーバが送信する映像種別通知は常に正しいと想定できるため、ステップS1−10で送信される映像種別通知の情報確度は省略してもよい。映像配信サーバ3から映像種別通知を受信したプロキシサーバ1は、映像種別通知に含まれているセッション識別子、コンテナ種別およびCODEC種別を抽出し、抽出したセッション識別子に対応した映像ストリーム情報DB343のレコード中のコンテナ種別及びCODEC種別を、抽出したコンテナ種別及びCODECに更新する。その後、ステップS1−10で受信した映像種別通知をトランスコーダ2へ転送する(S1−13)。
このとき、映像種別通知がコンテナ種別情報確度及びCODEC種別情報確度を含まなければ、コンテナ種別情報確度またはCODEC種別情報確度をそれぞれ1に設定した後の映像種別通知をトランスコーダ2へ送信する。映像種別通知を受信したトランスコーダ2は、映像種別通知に含まれているセッション識別子、コンテンツ識別子、映像要求元アドレス、コンテナ種別、コンテナ種別情報確度、CODEC種別及びCODEC種別情報確度を、映像ストリーム情報DB241のセッション識別子、コンテンツ識別子、映像要求元アドレス、コンテナ種別、コンテナ種別情報確度、CODEC種別およびCODEC種別情報確度にそれぞれ設定して、映像ストリーム情報DB241に新規レコードを作成する。
次に、映像配信サーバはステップS1−07において要求されたコンテンツの配信を開始する(S1−16)。当該コンテンツに対応する映像データはプロキシサーバ1を経由してトランスコーダ2に到達する(S1−19)。トランスコーダ2はステップS1−13において、映像データのコンテナ種別とCODEC種別に関して情報確度1の情報を取得しているため、コンテナ種別とCODEC種別を判断する必要はない。したがって、トランスコーダ2は、取得した映像データに対し、直ちにCODEC変換、送信レート変換、解像度変換などの映像データ処理を実行することができる。トランスコーダ2が実行すべき処理は、規定の動作として定義する処理もあれば、外部から状況に応じて動的に動作を指示する処理もある。一つの実現例としては、例えば特許文献1のように、プロキシサーバ1にて最適な映像の送信レートを算出し、トランスコーダ2に対して算出した送信レートへの変換を指示する方式がある。映像データを受信したトランスコーダ2は上に例示したような映像データ処理を開始し(S1−21)、トランスコーダ2が処理した映像データはプロキシサーバ1を経由して、最終的に端末5に到達する(S1−22、S1−25)。
次に、映像配信サーバ3が映像種別を通知する機能を有しない場合について、図6を用いて説明する。
図5と同様、映像配信処理は、端末5がプロキシサーバ1を経由して映像配信サーバ3に映像配信要求を送信する(S2−01)ことから始まる。映像配信要求を受信したプロキシサーバ1は、映像配信要求に含まれているセッション識別子、コンテンツ識別子、映像要求元アドレスおよび映像配信サーバアドレスを、映像ストリーム情報DB141のセッション識別子、コンテンツ識別子、映像要求元アドレスおよび映像配信サーバアドレスにそれぞれ設定して、映像ストリーム情報DB141に新規レコードを作成する。
次に、映像配信要求に含まれている映像配信サーバ3のアドレスを用いて、映像配信サーバ情報DB143を検索し、対応する映像配信サーバアドレスと映像種別通知機能フラグを抽出する(S2−04)。ここでは映像配信サーバ3が映像種別を通知する機能を有しないため、映像種別通知機能フラグは「NO」である。従って、プロキシサーバ1は映像種別に関する情報を取得するために、映像配信要求メッセージを解析してコンテナ種別に関する情報とCODEC種別に関する情報の抽出を試みる(S2−07、S2−10)。映像種別に関する情報は、コンテンツ識別子もしくはコンテンツ補足情報から得られる。例えば、コンテンツ識別子として一般的に用いられるものに、Hyper Text Transfer Protocol(HTTP)などで利用されているUniform Resource Locator(URL)があるが、映像配信サービスにおいては、URLが配信対象のファイル名であることが多い。また、ファイル名の末尾は慣例ではファイルの種類を表す拡張子である。たとえば、拡張子がmpgである場合はCODECがMPEGに関連すると推測できるし、拡張子がaviである場合はAudio Video Interleave(AVI)と呼ばれる動画フォーマットであることがわかる。URLからファイル名や拡張子に関する情報を取得することが難しい場合でも、たとえばHTTPにはコンテンツの種類を表すContent−Typeと呼ばれるメッセージフィールドがあり、このような付加的な情報は映像配信要求のコンテンツ補足情報として端末5からプロキシサーバに送信される。Content−Typeがとりうる値の例としては、「video/mpeg」や「video/x−msvideo」があり、前者はMPEG映像を、後者はaviフォーマットの動画であることを表す。映像種別を解析する方法はまたいろいろあるが、従来の技術または原理に基づいて解析することができ、上述の方法のみに限定するものではない。
しかしながら、応用方法がいろいろあっても、このような情報はいつも取得できるとは限らない。例えば、HTTPにおけるContent−Typeには「application/octet−stream」という値が規定されているが、これは任意のデータストリームを表すため、このような値に対してはプロキシサーバ1がコンテナまたはCODECに関する情報を取得することは難しい。
上記の例が示すように、映像種別に関してプロキシサーバ1が映像配信要求に含まれているコンテンツ識別子またはコンテンツ補足情報から断片的で不完全な情報を得ることは可能であり、具体的な処理方法は以下の4つの場合に分類される。
(ケース1)プロキシサーバ1がコンテナ種別とCODEC種別に関する情報を両方抽出する
(ケース2)プロキシサーバ1がコンテナ種別に関する情報のみを抽出する
(ケース3)プロキシサーバ1がCODEC種別に関する情報のみを抽出する
(ケース4)プロキシサーバ1が情報抽出に失敗する
抽出できた情報の種類によって、ステップS2−13においてプロキシサーバ1がトランスコーダ2に送信する映像種別通知の内容は変化する。ただし、(ケース1)から(ケース4)のいずれの場合においても、送信元アドレスはプロキシサーバ1のアドレス、宛先アドレスはトランスコーダ2のアドレス、パケット種別は映像種別通知である。
(ケース1)において、プロキシサーバ1は抽出したコンテナ種別に関する情報とCODEC種別に関する情報を映像種別通知に含める。ただし、これらの情報はプロキシサーバ1が推定した情報であり、必ずしも正しいという保証はない。そこで、情報の確度に基づいて、コンテナ種別情報確度とCODEC種別情報確度にそれぞれ0以上1以下の値、例えばここではいずれも0.5を設定する。
(ケース2)において、映像種別通知にはコンテナ種別を含めることができるが、CODEC種別は空に設定する。コンテナ種別情報確度には0以上1以下の値を設定し、CODEC種別情報確度には0を設定する。(ケース3)も同様に、映像種別通知にはCODEC種別を含めることができるが、コンテナ種別は空に設定する。コンテナ種別情報確度には0、CODEC種別情報確度には0以上1以下の値を設定する。
(ケース4)において、プロキシサーバ1はいかなる情報も取得できないため、コンテナ種別とCODEC種別はいずれも空に設定し、それぞれの情報確度には0を設定して、トランスコーダ2が情報なしで映像種別を判断する必要があることを示す。
また、(ケース1)、(ケース2)、(ケース3)において、プロキシサーバ1は複数の情報を取得する場合がある。例えば、前述のContent−Typeにおいて、値が 「video/mpeg」である場合に、プロキシサーバ1はCODECがMPEGであることは判断できるが、MPEGにはMPEG1、MPEG2およびMPEG4の複数の種別があり、これだけではどのCODECを示すものか判断できない。このような場合、MPEG1、MPEG2およびMPEG4に対して同じ値の情報確度を割り当てるか、異なる情報確度を割り当てることが考えられる。異なる情報確度を割り当てるには、さらなる情報が必要であり、例えばステップS02−01で受信した映像配信要求のコンテンツ補足情報を解析した結果、端末が携帯端末であることが分かった場合、プロキシサーバ1は圧縮率の高いMPEG4の情報確度を、MPEG1、MPEG2の情報確度よりも高い値に設定することが可能である。
プロキシサーバ1が複数の情報を抽出した場合、ステップS2−13で送信する映像種別通知のフォーマットは、図11のPF−03の構成を採用する。PF−02と比べて、PF−03の構成では、コンテナ種別、コンテナ種別情報確度の組、およびCODEC種別とCODEC種別情報確度の組を複数個含めることで、複数の情報をまとめて送信することが可能である。
プロキシサーバ1から、情報確度に1以外の値が設定された映像種別通知を受信したトランスコーダ2は、映像種別を判断する必要があるかどうかと判断し、判断手段の適用順序を調整する(S2−16)。トランスコーダ2はコンテナ種別判断手段情報DB243、CODEC種別判断手段情報DB245に、通信セッションごとの映像手段の判断手段に関する情報を保持している。これらのデータベースは、トランスコーダ2が判断可能な全てのコンテナ種別、CODEC種別およびそれに対応する判断アルゴリズムを含んでいる。トランスコーダ2は、種別の不明な映像データを受信した場合、これらの判断アルゴリズムを逐次適用することで、映像データの種別を判断する。
図12はコンテナ種別判断手段情報DB243、CODEC種別判断手段情報DB245の具体例である。図12において、コンテナ種別に関しては最初に適用される5つの種別判断アルゴリズムがTS、AVI、3GPP、MOVおよびASFの判断アルゴリズムであり、CODEC種別に関しては最初に適用される種別判断アルゴリズムがMPEG1、MPEG2、MPEG4、H.264およびWMVの判断アルゴリズムであることが示されている。映像種別の判断においては、まずコンテナ種別の判断を行い、次にCODEC種別の判断を試みる。すなわち、コンテナ種別判断手段情報DB243の判断アルゴリズムを最初から最後まで順次適用してコンテナ種別を識別した後に、CODEC種別判断手段情報DB245の判断アルゴリズムを最初から最後まで適用してCODEC種別を判断する。
上記の方法はトランスコーダ2がセッション識別子で特定される映像データに関してまったく情報を得ていない状態で適用される映像判断手段であるが、コンテナ種別とCODEC種別の判断アルゴリズムの適用順序は、トランスコーダ2がステップS2−13で受信した映像種別通知の内容によって変化する。
例えば、(ケース1)において、コンテナ種別がAVI、CODEC種別がMPEG4、コンテナ種別情報確度およびCODEC種別情報確度が0.5とそれぞれ指定された場合、トランスコーダ2はコンテナ種別判断においてAVI判断アルゴリズム、CODEC種別判断においてMPEG4判断アルゴリズムをそれぞれ最初に適用するようにコンテナ種別判断手段情報DB243、CODEC種別判断手段情報DB245のセッション識別子で特定されたレコードを更新する。
更新後のコンテナ種別判断手段情報DB243およびCODEC種別判断手段情報DB245の状態の例を図13に示す。映像種別通知が複数のコンテナ種別、コンテナ種別情報確度、CODEC種別、CODEC種別情報確度を含む場合は、コンテナ種別情報確度およびCODEC種別情報確度の高い順序に従って、コンテナ種別判断手段情報DB243およびCODEC種別判断手段情報DB245をそれぞれ更新する。
例えば、CODEC種別がMPEG4またはMPEG2で、MPEG4のCODEC種別情報確度が0.8、MPEG2のCODEC種別情報確度が0.5の場合の、更新後のCODEC種別判断手段情報DB245の状態の例を図14に示す。CODEC種別の判断において、MPEG4判断アルゴリズムはMPEG2判断アルゴリズムより先に適用される。その他の判断アルゴリズムの適用順序は、システムがあらかじめ保持する順序に従う。
また、複数のコンテナ種別またはCODEC種別が映像種別通知に含まれているが、当該複数のコンテナ種別またはCODEC種別のコンテナ種別情報確度またはCODEC種別情報確度が同じ値である場合について考える。例えば、CODEC種別がMPEG2またはMPEG4で、MPEG2とMPEG4のCODEC種別情報確度がともに0.7である場合、MPEG2判断アルゴリズムとMPEG4判断アルゴリズムのどちらを先に適用するかが問題となるが、このような場合は、システムがあらかじめ保持する順序に従うものとする。図12において、システムの規定値ではMPEG2判断アルゴリズムはMPEG4判断アルゴリズムより先に適用することになっているため、更新後のCODEC種別判断手段情報DB245は図15のようになる。その他の判断アルゴリズムの適用順序は、システムがあらかじめ保持する順序に従う。
トランスコーダ2は更新後のコンテナ種別判断手段情報DB243およびCODEC種別判断手段情報DB245で指定されたアルゴリズムの適用順序に従い、プロキシサーバ1から通知されたコンテナ種別とCODEC種別が正しいかどうかを判断する。プロキシサーバ1がステップS2−07、S2−10において、映像配信要求を解析することによって推定したコンテナ種別とCODEC種別が正しければ、トランスコーダ2による映像種別判断は、コンテナ種別判断とCODEC種別判断においてそれぞれ最初に指定され唯一の判断アルゴリズムを適用することで、実現できる。プロキシサーバ1から通知されたコンテナ種別とCODEC種別が誤りであった場合は、コンテナ種別判断手段情報DB243およびCODEC種別判断手段情報DB245で指定された2番目以降のコンテナ種別判断アルゴリズム、CODEC種別判断アルゴリズムを順次適用することで、映像種別の判断を行う。
映像種別判断処理は、トランスコーダ2が映像データを受信したときに開始する。即ち、プロキシサーバ1が端末5から受信した映像配信要求を映像配信サーバ3に転送し(S2−19)、映像配信サーバ3が映像配信要求に含まれているコンテンツ識別子で指定された映像データの配信を開始し(S2−22)、プロキシサーバ1が映像配信サーバ3から受信した映像データをトランスコーダ2に転送(S2−25)した時点で、コンテナ種別の判断処理(S2−28)およびCODEC種別の判断処理(S2−31)が実行される。
以上の処理を経て、コンテナ種別とCODEC種別の判断を完了したトランスコーダ2は、識別したコンテナ種別とCODEC種別を映像ストリーム情報DB241のコンテナ種別とCODEC種別に格納し、それぞれの情報確度を1に設定する。映像データ処理に必要な解析処理を完了したトランスコーダ2は、映像データ種別をプロキシサーバ1に通知するために、映像種別通知をプロキシサーバ1へ送信する(S2−32)。映像種別通知を受信したプロキシサーバ1は、映像ストリーム情報DB141の対応するレコードを更新する。
プロキシサーバ1へ映像種別通知を送信した後、トランスコーダ2は図5のステップS1−21と同様の映像データ処理を開始する(S2−33)。処理後の映像データはプロキシサーバ1に送信される(S2−34)。映像データをトランスコーダ2から受信したプロキシサーバ1は、映像データを端末5へ送信する(S2−37)。
次に、プロキシサーバ1で行われる制御の一例について、図8のフローチャートを参照しながら説明する。このフローチャートは、所定の周期で実行されるものである。プロキシサーバ1は起動時(ステップF1−01)にメッセージ受信ループを開始させ(ステップF1−04)、ネットワークインターフェース10からのメッセージを受信する。
ステップF1−07において、受信したメッセージが端末5からの映像配信要求であるかどうかを判断する。受信したメッセージが映像配信要求である場合、ステップF1−25に進んで映像配信サーバ情報DB143を参照して、映像配信要求が指定する映像配信サーバ3が映像種別の通知機能を有するかどうかを判断する。映像配信サーバ3が映像種別を通知可能な場合はステップF1−34に進み、端末5から受信した映像配信要求を映像配信サーバ3へ転送する。
ステップF1−25において、映像配信サーバ3が映像種別通知機能を有しないと判断した場合はステップF1−28へ進み、端末5から受信した映像配信要求を解析してコンテナ種別とCODEC種別に関する情報を抽出する。抽出したコンテナ種別とCODEC種別に関する情報はステップF1−31において映像種別通知としてトランスコーダ2へ送信される。この際、コンテナ種別情報確度及びCODEC種別情報確度はそれぞれ0以上1以下の値に設定される。
ステップF1−10において、映像配信サーバ3から映像種別通知を受信した場合、プロキシサーバ1は受信した映像種別通知メッセージがコンテナ種別情報確度及びCODEC種別情報確度を含めているかどうかをチェックする。コンテナ種別情報確度及びCODEC種別情報確度を含めていない場合は、コンテナ種別情報確度及びCODEC種別情報確度を1に設定した後、映像種別通知をトランスコーダ2へ転送する(F1−37)。
ステップF1−13において、映像配信サーバ3から映像データを受信した場合、プロキシサーバ1は当該映像データをトランスコーダ2へ転送する(F1−40)。ステップF1−16において、トランスコーダ2から映像データを受信した場合、プロキシサーバ1は当該映像データを端末5へ転送する(F1−43)。メッセージ受信ループはプロキシサーバ1のシャットダウン時(ステップF1−19)に終了する(ステップF1−22)。以上の処理により、プロキシサーバ1は端末5の映像配信要求に応じて映像配信サーバ3へのメッセージ転送および映像種別の判断処理を行い、映像配信サービスを制御する。
次に、トランスコーダ2で行われる制御の一例について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。このフローチャートは、所定の周期で実行されるものである。トランスコーダ2は起動時(ステップF2−01)にメッセージ受信ループを開始させ(ステップF2−04)、ネットワークインターフェース20からのメッセージを受信する。
ステップF2−07において、受信したメッセージがプロキシサーバ1からの映像配信要求であるかどうかを判断する。受信したメッセージが映像配信要求である場合、ステップF2−19に進んで、映像配信要求に含まれているコンテナ種別情報確度及びCODEC種別情報確度が1かどうかを判断する。コンテナ種別情報確度またはCODEC種別情報確度が1以外の値である場合はステップF2−22に進み、映像配信要求に含まれているコンテナ種別、CODEC種別、コンテナ種別情報確度及びCODEC種別情報確度に応じて、コンテナ種別判断手段情報DB243およびCODEC種別判断手段情報DB245を更新し、種別判断アルゴリズムの適用順序を調整する。
ステップF2−10において、プロキシサーバ1から映像データを受信した場合はステップF2−25に進み、映像種別が特定済みかどうかを判断する。映像ストリームDB241のコンテナ種別情報確度およびCODEC種別情報確度がいずれも1のときには、映像種別が特定済みであると判断される。ステップF2−25において、映像種別が未特定の場合はステップF2−28に進み、コンテナ種別判断手段情報DB243およびCODEC種別判断手段情報DB245に従ってコンテナ種別とCODEC種別の判断処理を行う。映像データはトランスコーダ2による処理を経た後、プロキシサーバ1へ送信される(F2−31)。メッセージ受信ループはトランスコーダ2のシャットダウン時(ステップF2−13)に終了する(ステップF2−16)。
以上の処理により、トランスコーダ2は必要に応じて映像種別の判断処理を行い、映像配信サービスを提供する。
次に、プロキシサーバ1とトランスコーダ2が上述のような処理を行なう際に、映像配信サーバ3の動作について、図10のフローチャートを参照しながら簡単に説明する。このフローチャートは、所定の周期で実行されるものである。映像配信サーバ3は起動時(ステップF3−01)にメッセージ受信ループを開始させ(ステップF3−04)、ネットワークインターフェース30からのメッセージを受信する。ステップF3−07において、受信したメッセージがプロキシサーバ1からの映像配信要求であるかどうかを判断する。受信したメッセージが映像配信要求である場合、ステップF3−16に進んで、映像種別の通知が可能かどうかを判断する。映像種別の通知が可能である場合はステップF3−19に進み、映像種別通知をプロキシサーバ1へ送信する。映像種別の通知可否にかかわらず、映像配信要求を受信した映像配信サーバ3はステップF3−22へ進み、映像データをプロキシサーバ1へ送信する。メッセージ受信ループは映像配信サーバ3のシャットダウン時(ステップF3−10)に終了する(ステップF3−13)。以上の処理により、映像配信サーバ3は端末の要求した映像データの配信処理を行う。
(第二の実施形態)
第一の実施形態ではプロキシサーバ1が映像配信サーバ3に映像種別通知機能を有するかどうかを判断できる前提で,映像配信制御システムの処理について説明した。
しかし、プロキシサーバ1が映像配信サーバ3に関する情報を管理しない、即ち図2の映像配信サーバ情報DB143が存在しない場合もあり得る。その他の各装置の構成は第一の実施形態と同じであるため、詳細な説明を省略する。
なお、第一の実施形態と同じ構成要素については同じ記号で表示し、重複説明を省略する。
以下、第二の実施形態の各装置の処理について、図7のタイムチャートを用いて説明する。図6と同様、映像配信処理は、端末5がプロキシサーバ1を経由して映像配信サーバ3に映像配信要求を送信する(S3−01)ことから始まる。
映像配信要求を受信したプロキシサーバ1は、映像配信要求に含まれているセッション識別子、コンテンツ識別子、映像要求元アドレスおよび映像配信サーバアドレスを、映像ストリーム情報DB141のセッション識別子、コンテンツ識別子、映像要求元アドレスおよび映像配信サーバアドレスにそれぞれ設定して、映像ストリーム情報DB141に新規レコードを作成する。
次に、プロキシサーバ1は映像種別に関する情報を取得するために、映像配信要求メッセージを解析してコンテナ種別に関する情報とCODEC種別に関する情報の抽出を試みる(S3−04,S3−07)。コンテナ種別情報とCODEC種別情報の抽出は、図6のステップS2−07、S2−10とそれぞれ同様の手順で行う。以下、ステップS3−10におけるプロキシサーバ1からトランスコーダ2への映像種別通知の送信から、ステップS3−16におけるプロキシサーバ1から映像配信サーバ3への映像配信要求の送信までは、図6におけるステップS2−13からステップS2−19までと同様の手順である。
この時、映像配信サーバ3が映像種別の通知機能を有する場合、映像種別通知をプロキシサーバ1へ送信する(S3−19)。映像種別通知を受信したプロキシサーバ1は、映像種別通知をトランスコーダ2へ転送する(S3−22)。映像種別通知の内容は図5のS1−13と同様であり、コンテナ種別情報確度とCODEC種別情報確度はそれぞれ1である。情報確度が1の映像種別情報を受信したトランスコーダ2は、再び映像データの判断処理を行う必要がない。このため、以後映像データの処理は図5のステップS1−16からステップS1−25までと同様の手順で行われる(S3−25〜S3−37)。
すなわち、第二の実施形態において、プロキシサーバ1は映像配信サーバ3が映像種別通知機能を有するかどうかを判断せず、映像配信サーバ3から映像種別通知を受信したときに、映像配信サーバ3から取得した種別情報の確度を高く設定し、映像配信要求から解析して得られた情報とともにトランスコーダ2に送信して、トランスコーダ2により特定を行なうことができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態においては本発明の最適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限らない。本発明の構想は、プロキシサーバとトランスコーダの連結または管理サーバに統合されて処理を行なう構造を採用し、プロキシサーバにて端末からの映像配信要求を解析することで、トランスコーダが正確な映像種別を分析して映像データの処理を行なうことである。そのため、本発明の上述の構想に基づいて上記の実施形態に対して変形を行っても、本発明を実施できることは当然である。
特に、本分野の技術者にとって、上述の実施形態においてシステムをさらに最適化するために採用された部材または映像種別判断に無関係な部材がいくつか削除されても本発明を実施できることは明らかである。
例えば、上述の実施形態において、トランスコーダがプロキシサーバからコンテナ種別とCODEC種別に関する情報を受信して判断するが、トランスコーダはその中の一種類の映像種別情報のみを取得して候補の間の判断を行ない、その他の映像種別に対しては直接あらかじめ決められた順序で可能な限りのすべての判断アゴリズムを順次適用して正確な映像種別を見つけてもよい。
また、従来の技術において映像ストリームに対する処理はコンテナ種別とCODEC種別が常に必要であるが、技術の発展に伴いその他の映像種別が現れた場合、当然ながらこれらの映像種別に対しても本発明を適用することができる。
また、上述の実施形態において、トランスコーダおよびプロキシサーバはいずれもメモリとハードディスクを含むことで必要なデータとデータベースをそれぞれ格納するが、このような記憶装置に対する応用に限定せず、格納機能を実現可能な部材であれば、如何なる半導体メモリまたは外付けメモリなどの種々の記憶装置でもよい。また、記憶装置の数も限定せず、データの保存と読み取りさえ実現できればよい。
また、上述の実施形態において、各データベース(例えば映像ストリーム情報DB、映像配信サーバ情報DB、コンテナ種別判断手段情報DBなど)はあらかじめハードディスクに格納されており、端末から送信された映像配信要求および映像種別情報を利用して更新する。しかし、本発明のデータベースはあらかじめ格納されず、判断するたびに、映像配信要求および映像種別情報に基づいてレコードを作成してもよい。その形式も当然ながら上述の実施形態に述べられたフォーマットに限定されない。
また、上述の実施形態において説明したように、映像配信サーバは映像種別通知機能を有し、あるいは映像配信要求から確度を特定できない場合、映像種別情報には映像種別情報確度を含まなくてもよい。他方、複数の映像種別候補が存在する場合、トランスコーダはあらかじめ指定された順序で種々の映像種別候補が対応するアゴリズムを適用してもよい。
上述のように、本発明に係る映像配信制御システムでは、プロキシサーバ、トランスコーダおよび映像配信サーバにより、端末に対してトランスコーダを解した種々の映像配信制御を、プロキシサーバと映像配信サーバの間に映像種別を通知する手段を設けることなく実現できるため、複数の異なるコンテンツプロバイダと提携した映像配信サービスに適用することができる。
1 プロキシサーバ
2 トランスコーダ
3 映像配信サーバ
4 ネットワーク
5 端末
6 アクセスネットワーク

Claims (12)

  1. プロキシサーバと前記プロキシサーバに接続されたトランスコーダと、を含み、
    前記プロキシサーバは
    映像配信を要求する端末と配信対象の映像データを管理する映像配信サーバ間の通信を中継し、ネットワークを経由して通信を行うネットワークインターフェースと、
    前記ネットワークインターフェースを経由して前記端末から映像配信の開始を要求する映像配信要求を受信した場合、前記映像配信要求の示す映像配信サーバが映像種別通知機能を有するかどうかを判断する通知機能判断部と、
    前記通知機能判断部が前記映像配信サーバは映像種別通知機能を有しないと判断した場合、前記端末から受信した映像配信要求に含まれるコンテンツ識別子またはコンテンツ補足情報から映像種別に関する情報としてコンテナ種別情報及び/又はCODEC種別情報の抽出を試み、抽出した情報及び抽出した情報の確かさに基づく確度を映像種別情報として前記トランスコーダに送信する映像配信要求解析部と、を有し、
    前記トランスコーダは
    前記プロキシサーバから受信した前記映像種別情報を用いて、前記プロキシサーバの指示に基づいて、配信中の前記映像データに対して映像データ処理を行なう
    ことを特徴とする映像配信制御システム。
  2. 前記映像配信要求解析部による抽出の試みにより、前記情報を抽出できない場合、前記抽出した情報の確かさに基づく確度を0とすることを特徴とする請求項1に記載の映像配信制御システム。
  3. 請求項1に記載の映像配信制御システムであって、
    それぞれの映像種別情報は複数の映像種別候補と当該映像種別候補に対応して当該映像種別候補の確度を示す種別情報確度の組を含むことを特徴とする映像配信制御システム。
  4. 請求項3に記載の映像配信制御システムであって、
    前記トランスコーダは
    映像種別情報判断部をさらに含み、当該映像種別情報判断部が前記プロキシサーバから前記映像種別情報を受信した場合、それぞれの映像種別情報の複数の映像種別候補が対応する種別情報確度に応じて、高い順に種別情報確度が対応する映像種別候補の判断アルゴリズムを順次適用して映像データの映像種別を特定する
    ことを特徴とする映像配信制御システム。
  5. プロキシサービス手段と前記プロキシサービス手段に接続されたコード変換手段と、を備え、
    前記プロキシサービス手段は
    映像配信を要求する端末と配信対象の映像データを管理する映像配信サーバ間の通信を中継し、ネットワークを経由して通信を行うネットワークインターフェースと、
    前記ネットワークインターフェースを経由して前記端末から映像配信の開始を要求する映像配信要求を受信した場合、前記映像配信要求の示す映像配信サーバが映像種別通知機能を有するかどうかを判断する通知機能判断部と、
    前記通知機能判断部が前記映像配信サーバは映像種別通知機能を有しないと判断した場合、前記端末から受信した映像配信要求に含まれるコンテンツ識別子またはコンテンツ補足情報から映像種別に関する情報としてコンテナ種別情報及び/又はCODEC種別情報の抽出を試み、抽出した情報及び抽出した情報の確かさに基づく確度を映像種別情報として前記コード変換手段に送信する映像配信要求解析部と、を有し、
    前記コード変換手段は
    前記プロキシサービス手段から受信した映像種別情報を用いて、前記プロキシサービス手段の指示に基づいて、配信中の前記映像データに対して映像データ処理を行なう
    ことを特徴とする管理サーバ。
  6. 前記映像配信要求解析部による抽出の試みにより、前記情報を抽出できない場合、前記抽出した情報の確かさに基づく確度を0とすることを特徴とする請求項5に記載の管理サーバ。
  7. 請求項5に記載の管理サーバであって、
    それぞれの映像種別情報は複数の映像種別候補と当該映像種別候補に対応して当該映像種別候補の確度を示す種別情報確度の組を含むことを特徴とする管理サーバ。
  8. 請求項7に記載の管理サーバであって、
    前記コード変換手段は
    映像種別情報判断部をさらに含み、当該映像種別情報判断部が前記プロキシサービス手段から前記映像種別情報を受信した場合、それぞれの映像種別情報の複数の映像種別候補が対応する種別情報確度に応じて、高い順に種別情報確度が対応する映像種別候補の判断アルゴリズムを順次適用して映像データの映像種別を特定する
    ことを特徴とする管理サーバ。
  9. 映像配信制御システムにおける映像配信制御方法であって、
    前記映像配信制御システムはプロキシサーバと前記プロキシサーバに接続されたトランスコーダと、を備え、
    前記プロキシサーバは映像配信を要求する端末と配信対象の映像データを管理する映像配信サーバ間の通信を中継し、
    前記映像配信制御方法は、
    前記プロキシサーバがネットワークインターフェースを経由して前記端末から映像配信の開始を要求する映像配信要求を受信した場合、前記映像配信要求の示す映像配信サーバが映像種別通知機能を有するかどうかを判断するステップと、
    前記判断するステップにおいて前記映像配信サーバは映像種別通知機能を有しないと判断した場合、前記プロキシサーバが前記端末から受信した映像配信要求に含まれるコンテンツ識別子またはコンテンツ補足情報から映像種別に関する情報としてコンテナ種別情報及び/又はCODEC種別情報の抽出を試み、抽出した情報及び抽出した情報の確かさに基づく確度を映像種別情報として前記トランスコーダに送信するステップと、
    前記トランスコーダが前記プロキシサーバから受信した映像種別情報を用いて、前記プロキシサーバの指示に基づいて、配信中の前記映像データに対して映像データ処理を行なうステップと、
    を含むことを特徴とする映像配信制御方法。
  10. 前記送信するステップにおける抽出の試みにより、前記情報を抽出できない場合、前記抽出した情報の確かさに基づく確度を0とすることを特徴とする請求項9に記載の映像配信制御方法。
  11. 請求項9に記載の映像配信制御方法であって、
    それぞれの映像種別情報は複数の映像種別候補と当該映像種別候補に対応して当該映像種別候補の確度を示す種別情報確度の組を含むことを特徴とする映像配信制御方法。
  12. 請求項11に記載の映像配信制御方法であって、
    前記トランスコーダが前記プロキシサーバから前記映像種別情報を受信した場合、それぞれの映像種別情報の複数の映像種別候補が対応する種別情報確度に応じて、高い順に種別情報確度が対応する映像種別候補の判断アルゴリズムを順次適用して映像データの映像種別を特定するステップをさらに含むことを特徴とする映像配信制御方法。
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