JP5646466B2 - 無線通信デバイス間におけるアクティブ状態の開始 - Google Patents

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Description

米国特許法35USC119条に基づく優先権の主張
この特許出願は、2008年6月13日に出願され、本願の譲受人に譲渡され、且つ参照によりその全てが本明細書に明示的に組み込まれる、“Wireless communication device having communication resource allocation based upon imminent request for a communication channel”と表題された仮出願番号61/061,587に対する優先権を主張する。
実施形態は、通信セッションリソースの近い将来の潜在的な要求を示す物理的なユーザ・インタラクションの検出に基づいてアクティブ状態に入るように構成された無線通信デバイスに向けられている。
近年の無線通信デバイスでは、ユーザはこのデバイスの種々のユーザインターフェースとインタラクトとして、ユーザが一つまたはそれ以上の他の通信デバイスと通信できるように、通信チャネルをオープンすることを要求する。キーパッドやプッシュ・ツー・トーク(push-to-talk:PTT)ボタンのような、物理的なユーザインターフェースは、ユーザに対して、グラフィックユーザインターフェース(GUI)から情報を入力し、または情報を選択すること(例えば電話番号の入力、または適切な画面からの別のデバイスの選択)を可能にし、そしてこのデバイスは通信チャネルをオープンし、意図された通信デバイスに信号を送る。
無線通信デバイスは、通信チャネルをオープンすること及び維持を制御するいくつかの要素を含み、そしてこれらの要素は一般的に、アイドル期間に電力を節約するように、非アクティブ状態でこのデバイス上に存在する。よって、ユーザが通信を要求する際には、通信要素は電源投入され、それから通信チャネルがオープンされる(及び/またはリソースが要求される)。しかしながら、この要素のアクティブ状態への遷移のセットアップ時間は、通信チャネルの実際のオープンを遅延させる。PTT通信要求のような、通信チャネルセットアップに対して時間に非常に敏感(time-sensitive)なアプリケーションでは、この遅延は顕著となり、通信に求められる即時性を遅らせることがある。
いくらかの既存の通信デバイスは、ユーザが通信を要求することを予測すること、及びユーザが明示的にチャネル要求を発行していなくても先行して通信チャネルをオープンすることによって、この問題を解決しようとしている。例えば、ある既存の通信デバイスは、通信デバイス上にある“アドレス帳”のアプリケーションをユーザが開くと、このアドレス帳に示されるデバイスとの通信をユーザが実際には要求していなくても、通信チャネルをオープンするように構成されている。しかしながら、この先行して通信チャネルをオープンすることは、無線ネットワークからリソースが要求され割り当てられるが、ユーザは通信チャネルを要求しないかもしれず、これにより当該デバイス及び無線通信ネットワークの両方のリソースが破棄されるかもしれない点で問題があり得る。
実施形態は、無線通信デバイスで、近い将来の潜在的な通信セッションリソース要求を示す一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションがあるか否かを判断することに向けられる。判断の前に、休止状態のデバイスの通信インターフェースは、デバイスが、無線通信ネットワークとの通信セッションを行うことを許されないことによって特徴づけられる。デバイスは、上記判断の後、通信インターフェースを休止状態からアクティブ状態へ遷移させる。アクティブ状態では、デバイスは、潜在的な通信セッションリソース要求がデバイスによって実際に送信されるという事象において、潜在的な通信セッションリソース要求の送信に関連する遅延を削減するための一つまたはそれ以上の動作を実行する。例えば、アクティブ状態においてデバイスは、潜在的な通信セッションリソース要求の送信の前に遅延を削減するために無線ベアラまたはモデムを電源投入しまたは起動し得る。
図1は、PTTグループメンバーの無線通信デバイス間の通信を制御するグループ通信サーバを有する、共通の移動体通信構成における無線ネットワークの一実施形態の典型的な図である。 図2は、PTT機能及びPTT起動ボタンを有する、本明細書に示される無線通信デバイスのコンピュータプラットフォームを例示するブロック図である。 図3は、無線通信デバイスのコンピュータプラットフォーム上にある種々のソフトウェアレイヤの一実施形態のブロック図である。 図4Aは、本発明の実施形態に係る無線通信デバイス及び通信インターフェースの状態図を例示する。 図4Bは、本発明の実施形態に係る図4Aの状態遷移に基づく通信セッションセットアップ処理を例示する。 図5は、本発明の実施形態に係るPTT通信を為すためのソフトキーを有するグループ通信アプリケーションインターフェース(API)と複数の常駐APIを有する無線通信デバイスのためのGUIのディスプレイを例示する。 図6は、本発明の実施形態に係る、近い将来の潜在的な通信セッションリソース要求を示す物理的なユーザ・インタラクションの検出に基づいて、無線通信デバイスの通信インターフェースをアクティブ状態に遷移させる処理を例示する。
本発明の側面が、本発明の具体的な実施形態に向けられた以下の説明及び関連する図面に開示される。本発明の範囲から逸脱することなく、代替実施形態が案出され得る。更に、本発明の周知の要素は、本発明の意味のある詳細を不明瞭にしないように、その詳細は述べられず、または省略される。
用語“典型的”及び/または“例”は、本明細書では、“例(example)、例証(instance)、または例示(illustration)として与えられること”を意味するように用いられる。本明細書で“典型的”及び/または“例”として述べられたあらゆる実施形態は、他の実施形態に対して好適または有利であると解釈される必要はない。同様に、用語“本発明の実施形態”は、本発明の全ての実施形態が、議論された特長、利点、または動作モードを含むことを必要としない。
更に、多くの実施形態が、例えばコンピューティングデバイスの要素によって実行される一連の動作の点から述べられる。本明細書で述べられる種々の動作は、特定の回路(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC))によって、一つまたはそれ以上のプロセッサで実行されるプログラム命令によって、またはこの両方の組み合わせによって実施され得ることが認識されるだろう。更に、本明細書で述べられる一連の動作は、あらゆる形態のコンピュータ読み取り可能な媒体内でもっぱら実施されると考えられ得る。このコンピュータ読み取り可能な媒体は、そこにコンピュータ命令の対応する組を記憶しており、このコンピュータ命令は、実行時に、関連づけられたプロセッサに対して、本明細書で述べられる機能を実行させ得る。よって、本発明の種々の側面は、種々の多くの形態で実施されることができ、その全ては、請求された主題の範囲内にあると意図されている。更に、本明細書で述べられる実施形態の各々につき、そのような実施形態の対応する形態は、本明細書では例えば、述べられた動作を実行“するように構成された論理”、として述べられ得る。
本明細書でアクセス端末(AT:access terminal)と呼ばれる高データレート(HDR:High Data Rate)加入者局は、移動式または固定式であってよく、本明細書でモデムプール送受信機(MPT:modem pool transceiver)または基地局(BS:base station)と呼ばれる一つまたはそれ以上のHDR基地局と通信し得る。アクセス端末は、一つまたはそれ以上のモデムプール送受信機を介して、モデムプールコントローラ(MPC)、基地局コントローラ(BSC)、及び/またはパケットコントロール機能(PCF:packet control function)と呼ばれるHDR基地局コントローラに、データパケットを送信し、受信する。モデムプール送受信機及びモデムプールコントローラは、アクセスネットワークと呼ばれるネットワークの一部である。アクセスネットワークは、複数のアクセス端末間でデータパケットを運搬する。
アクセスネットワークは更に、企業ネットワークやインターネットのような、アクセスネットワーク外部の更なるネットワークに接続されることができ、そして各アクセス端末とそのような外部ネットワークとの間でデータパケットを運搬し得る。一つまたはそれ以上のモデムプール送受信機とアクティブなトラフィックチャネルの接続(active traffic channel connection)を確立したアクセス端末は、アクティブアクセス端末と呼ばれ、そしてトラフィック状態にあると言われる。一つまたはそれ以上のモデムプール送受信機とアクティブトラフィックチャネル接続を確立する処理中のアクセス端末は、接続セットアップ状態にあると言われる。アクセス端末は、無線チャネル、または例えば光ファイバまたは同軸ケーブルを用いた有線チャネルを介して通信するあらゆるデータデバイスであり得る。アクセス端末は更に、これに限らないがPCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、外部または内部モデム、または無線または有線電話を含む多くのタイプのデバイスであってもよい。アクセス端末がモデムプール送受信機に信号を送る通信リンクは、リバースリンクまたはトラフィックチャネルと呼ばれる。モデムプール送受信機がアクセス端末に信号を送る通信リンクは、フォワードリンクまたはトラフィックチャネルと呼ばれる。本明細書で使用される際、トラフィックチャネルは、フォワード及び/またはリバーストラフィックチャネルと呼ばれ得る。
更に、本説明では、用語“通信デバイス”、“無線デバイス”、“無線通信デバイス”、“PTT通信デバイス”、“携帯デバイス”、“モバイルデバイス”、“アクセス端末”、及び/または“ハンドセット”は、同義的に用いられる。用語“呼び出し(call)”及び“通信”もまた同義的に用いられ、そして2つまたはそれ以上のパーティ間の呼び出し、あるいは2つまたはそれ以上のパーティ間の呼び出しに対応しないデータ運搬セッションを指すために用いられ得る。本明細書で使用される用語“アプリケーション”は、実行可能な及び非実行可能なソフトウェアファイル、rawデータ、アグリゲートされたデータ、パッチ(patches)、及びその他のコードセグメントを包含することを意図される。起動(invocation)、実行(execution)、呼び出し(calling)、及びデータ交換の全ての形態を含むように、アプリケーション間のインタラクションの全ての方法が本明細書に包含されることが意図される。更に、本説明において指定しない限り、各図面を通して同じ番号は同じ要素を指す。
全体を通して同じ番号が同じ要素を示す図面を参照して、図1は、無線通信デバイス20、22、24、26間で通信の生じる、共通の移動体通信構成における無線通信ネットワークを有するシステム10の一実施携帯の典型的な図である。本システム10はまた、PTTシステムをサポートする一連のグループ通信コンピュータデバイス(グループ通信サーバ)32を含む。無線ネットワークは単なる典型例にすぎず、あらゆるシステムを含み、それによってリモートモジュールは、お互いの間で、及び/またはこれに限定されることなく、無線ネットワークキャリア及び/またはサーバを含む無線ネットワーク20の要素間で無線を介して通信する。一連のグループ通信サーバ32は、グループ通信サーバLAN50に接続されるように図示されているが、その他のコンピュータデバイスがLAN50にアクセス可能とされて、このネットワーク上の任意の要素に機能を提供してもよい。無線通信デバイス20、22、24、26は、データサービスオプションを用いてグループ通信サーバ32からのパケットデータセッションを要求出来る。
グループ通信サーバ32のようなバックオフィスコンピュータデバイス(back-office computer device)は、ここではキャリアネットワーク54上にあるように示される無線サービスプロバイダのパケットデータサービスノード(PDSN: packet data service node)、例えばPDSN52に接続される。各PDSN52は、パケット制御機能(PCF:packet control function)62を介して、基地局60の基地局コントローラ64とインターフェース処理し得る。PCF62は、一般的には基地局60内にある。キャリアネットワーク54は、メッセージングサービスコントローラ(MSC:messaging service controller)58へ送信されるメッセージ(一般的にはデータパケットの形で)を制御する。キャリアネットワーク30は、ネットワーク、インターネット、及び/またはPOTS(plain ordinary telephone system)によってMSC32と通信する。典型的には、キャリアネットワーク54とMSC58との間のネットワークまたはインターネット接続はデータを転送し、POTSは音声情報を転送する。MSC58は、一つまたはそれ以上の基地局60に接続され得る。キャリアネットワークと同様の方法で、MSC58は典型的に、データ転送についてはネットワーク及び/またはインターネットにより、音声情報についてはPOTSにより、この両方により、情報源への分岐(branch-to-source:BTS)66に接続される。最終的にBTS66は、ショートメッセージングサービス(SMS:short messaging service)、またはその他の本技術分野において既知の無線方法により、携帯電話20、22、24、26のような無線デバイスへワイヤレスでメッセージを送信し、そしてワイヤレスでメッセージを受信する。キャリア境界及び/またはPTTオペレータネットワーク境界は、本明細書で述べたようなデータの共有を禁止または妨げもしないことにも留意すべきである。
無線電話(図2の74)のような携帯電話及びモバイル通信デバイスは、強化されたコンピューティング性能を有するように製造され、そしてパーソナルコンピュータ及び携帯型PDAと同等の性能を有するようになってきている。これらの“スマート(smart)”携帯電話によれば、ソフトウェア開発者は、無線デバイスのプロセッサ上でダウンロード及び実行可能なソフトウェアアプリケーションを作成できる。携帯電話74のような無線デバイスは、ウェブページ、アプレット、MIDlet、ゲーム、及びデータのような多くのタイプのアプリケーションをダウンロード出来る。通信グループを指定している無線デバイスでは、無線通信デバイスは、当該組のその他のメンバーに直接接続することができ、そして音声及びデータ通信を行うことができる。しかしながら、全てのそのようなダイレクト通信は、グループ通信コンピュータサーバ32を介して、すなわちグループ通信コンピュータサーバ32の制御において起こり得る。デバイスの全てのデータパケットが、グループ通信コンピュータデバイス32自身を介して進まなければならない必要は無いが、しかし結局はグループ通信コンピュータデバイス32が通信を制御し得る。よって、システム10内のグループ通信セッションは、本明細書では、一般的にグループ通信コンピュータサーバ32が、通信グループのメンバーの識別情報を検索(retrieve)ができ、及び/またはそれを知っている、または通信グループのメンバーの識別情報を他のコンピュータデバイスに知らせ得るサーバ側30の要素であるので、サーバ調停グループ通信セッション(server-arbitrated group communication sessions)と呼ばれ得る。サーバ側のLAN50上にある、または無線ネットワークすなわち一般的にはインターネットを介してあるコンピュータ要素の数が限定されないことが理解されるべきである。
無線通信デバイス間の音声通信に加えて、JPEGやTIF等の写真を含むグラフィックメディア、またはMP3、MP4、及びWAV等のようなオーディオファイルを送信し得る。メディアはまた、マルチメディア・アプリケーション(例えばPowerpointやMOVファイルなど)のようなストリーミングメディアであっても良い。グループダイレクトメディア(group-directed media)はまた、ストリーミングメディア、すなわち無線通信ネットワーク上の他のコンピュータデバイスとの、ホストされたゲーム(hosted game)や私的な掲示板(private bulletin board)のようなインタラクティブセッションであってもよい。また、PTT及び/またはプッシュ・ツー・トランスファー(PTX:push-to-transfer)通信では、グループダイレクト通信は、実質的にリアルタイムの、または遅れた、通信グループのメンバー間の半二重音声及び/またはビデオ会議である。
図2は、デバイスの目標の組、すなわち通信グループの他のメンバーとダイレクト通信を開始するPTTボタン78を有して具体化された携帯電話74である無線通信デバイスの一実施形態を例示するブロック図である。より具体的には図5に示すように、一つのボタンを押すことにより、通信チャネルがオープンされ、すなわちPTTメニューまたはその他のコマンドツリーが提示され得る。無線デバイス14はまた、無線デバイス14のユーザへのグラフィックディスプレイ80を有するものとして示されている。無線デバイス14は、音声及びデータパケットを扱うことができ、そしてグループダイレクトメディアを含めるために無線ネットワークを介して送信されたソフトウェアアプリケーションを受信及び実行出来るコンピュータプラットフォーム82を含む。コンピュータプラットフォーム82は、他の構成要素の中で、特定用途向け集積回路(ASIC)84、またはその他のプロセッサ、マイクロプロセッサ、ロジック回路、プログラマブルゲートアレイ、またはその他のデータ処理デバイスを含む。ASIC84は、無線デバイスの製造時にインストールされ、通常はアップグレードできないだろう。ASIC84またはその他のプロセッサは、常駐アプリケーション環境(resident application environment)を含み、そしてASIC84上にロードされたオペレーティングシステムを含むことが出来るアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)層86を実行する。常駐アプリケーション環境は、無線デバイスのメモリ88のあらゆる常駐プログラムとインターフェースする。常駐アプリケーション環境の例は、無線デバイス・プラットフォームのためにQUALCOMM社によって開発されたBREW(binary runtime environment for wireless、登録商標)ソフトウェアである。
ここに示すように、無線デバイスはグラフィックディスプレイ80を備える携帯電話74であり、しかし、モバイルデバイス26のような本技術分野で知られたコンピュータプラットフォーム82、または無線通信ポータルを有するセパレートコンピュータプラットフォーム82を有するあらゆる無線デバイスであってもよく、そして別な方法ではネットワークまたはインターネットへの有線接続を有しても良い。更に、メモリ88は、読み出し専用またはランダムアクセスメモリ(RAM及びROM)、EPROM、EEPROM、フラッシュカード、またはコンピュータプラットフォームに共通のあらゆるメモリからなり得る。コンピュータプラットフォーム82はまた、メモリ88で積極的(actively)に使用されないソフトウェアアプリケーションの記憶のため、ローカルデータベース90を含み得る。ローカルデータベース90は、一般的にはひとつまたはそれ以上のフラッシュメモリセルからなり、しかし磁気メディア、EPROM、EEPROM、光学メディア、テープ、またはソフトまたはハードディスクのような、本技術分野で知られたあらゆる二次または三次記憶デバイスであっても良い。グラフィックディスプレイ80は、本明細書で十分に述べられるように、ファイルのプレビューを含むために、進行中のグループ呼び出しについての情報だけでなく、グループダイレクトメディアの情報も表示することが出来る。
本実施形態の無線デバイスでは、コンピュータプラットフォーム82はまた、無線デバイスからダイレクト通信チャネルをオープンし得るダイレクト通信インターフェース92(例えば無線ベアラ)を含む。ダイレクト通信インターフェース92はまた、無線デバイスへ、そして無線デバイスから送信される音声及びデータを通常搬送する無線デバイスについての標準的な通信インターフェースの一部であっても良い。ダイレクト通信インターフェース92は、典型的には本技術分野で知られたハードウェアからなる。
図3は、PTT機能及びグループダイレクト通信機能を有する無線通信デバイス74のコンピュータプラットフォーム82上にあるソフトウェアの一実施形態の図である。この実施形態では、モバイルデバイス環境のコンピュータプラットフォーム82は、MSM(Mobile Station Modem)100上に展開された一連のソフトウェア“レイヤ(layer)”からなり、QUALCOMM(登録商標)によって開発されたAMSS(Advanced Mobile Subscriber Software)102は、基礎をなすMSMチップセットを駆動し、そしてCDMA2000(登録商標)1X及びCDMA2000 1xEV−DOを含むCDMA通信技術の一連の全てについてのソフトウェアプロトコルスタックを実装する。モバイルオペレーティングシステムレイヤ104は、本実施形態ではBREW(登録商標)であり、これもまたQUALCOMMによって開発された。モバイルオペレーティングシステムレイヤ104アプリケーションプログラミングは、コンピュータプラットフォーム上のAMSS100及び任意のOEMソフトウェアへのダイレクトコンタクトを排除するアイソレーションレイヤを提供しつつ、チップ特有またはデバイス特有の動作のためにインターフェースする。モバイルオペレーティングシステムレイヤ104は、デバイス特有のソフトウェアの新たなリリースが販売される度にアプリケーションを書き換える必要なく、モバイルデバイスの特性を使用したアプリケーション開発を可能とする。
PTTクライアント108は、ここではPTT指向UI(PTT-aware UI)106で示される、外部インターフェースを介してPTTサービスへのアクセスを提供するアプリケーションである。PTTクライアントは、その他の常駐アプリケーション110のようなモバイルオペレーティングシステム104のアプリケーションを有効とするために必要な全ての機能を含む。PTTクライアント108とのPTTサービスへのアクセスを提供することに加えて、PTTクライアント108は、全てのPTT指向アプリケーションとグループ通信コンピュータデバイス102へのインターフェースとの間のアイソレーションレイヤとして機能することができる。本実施形態では、PTTクライアント108は、PTTサービスへのアクセスを維持し、グループ通信要求に応答し、PTTサービスについての全てのPTT指向モバイルオペレーティングシステムアプリケーション要求を処理し、全ての進行中のPTT要求を処理し、生じているPTTトーク・スパート(orinating PTT talk spurts)についてのボコーダパケット(vocoder packets)を収集してパッケージし、そして終了されたPTTトーク・スパートについてのボコーダデータのパケットを分析する。
一実施形態では、ハンドラ(handler)は、外部通信インターフェース、すなわちここではAMSS102インターフェースへのダイレクトアクセスを提供する。メディアハンドラは、その他の常駐アプリケーション110からのもののような適切なAPIを起動(invoke)することにより、グループダイレクトサービス(group-directed service)のため、PTT要求に応答し、そしてユーザからの要求を提供し、ユーザにグループダイレクトメディア要求の結果を通知することができる。ハンドラは、本明細書で十分に述べられるように、AMSS102インターフェースを、ネットワーク上のブロードキャストに対するアクティブ状態として、ネットワーク上でブロードキャストする準備をさせるために起動され得る。よって、AMSS102またはその他の通信インターフェースは、一般的には休止状態とアクティブ状態とを有し、通信インターフェースのアクティブ状態では、無線通信ネットワークからリソースが要求されるのみであり、例えばデバイス要素が起動され、そして送信する準備をしている。
無線通信デバイス74は、図5に示すように、PTTボタン78、数字の押しボタンキーセット79、またはソフトキー144のような、ユーザが無線通信デバイスに物理的にインタラクトする一つまたはそれ以上のインターフェースを含む。ユーザ・インタラクションは、通信インターフェース92から通信チャネルを要求することを含み得る。ユーザインターフェースによるユーザからの所定の物理的なインタラクションが、通信要求が間近に迫っていることを示す例では、通信インターフェース92は、通信チャネルを完全にオープンにするように(例えばトラフィックチャネル)無線通信ネットワークからリソースを要求することなく、アクティブ状態に変わる。無線通信デバイス74はまた、通信インターフェース92がアクティブ状態に変わることに加えて、通信チャネルのオープンに備えて、一つまたはそれ以上のアプリケーションを活性化(activate)することができる。例えば、もしユーザが、データ圧縮プログラムのような、通信チャネルのオープンに関連して使用されそうな他の機能のために、常駐アプリケーションを起動していれば(invoking)、そのようなアプリケーションは、物理的なインタラクションの受け取った時に起動され得る。通信インターフェース92の種々の状態(例えばアクティブ状態、休止状態、及び通信状態)は、図4Aに関連して、以下で詳細に説明される。
ここで、少なくとも一つのユーザインターフェースが押しボタン74として実施される場合、所定の物理的なインタラクションは、ボタンを押すことである。無線通信デバイス74にある別のUIは、一連の押すことのできるテンキーであり、そして所定の物理的なインタラクションはキー入力の設定された数字であり、例えばエリアコードの最初の3つの数字を入力することであり得る。
図4Aは、無線通信デバイス74及び通信インターフェース92の状態図である。第1状態120(休止状態(dormant state)120)の無線通信デバイス74は、通信インターフェース92を休止させ、そして、近い将来(例えば、閾値期間内)の潜在的な通信セッションリソース要求(potential communication session resource request)を示す物理的なユーザ・インタラクション(例えば、デバイス74のUIへの一回またはそれ以上のユーザ入力)が生じたことが無線通信デバイス74で検出されると、状態122に示すように、通信インターフェース92をアクティブ状態に変化または遷移させる。
例えば、潜在的な通信セッションリソース要求が閾値期間内に推測される物理的なユーザ・インタラクションは、通信チャネルのオープンのユーザの明示的な要求であり得る。別の例では、物理的なユーザ・インタラクション(例えば所定の物理的なインタラクション)は、デバイス74のユーザが、ユーザが電話番号の入力を完了すると、ユーザが呼び出しの開始を要求するだろうと予測するようにプログラムされているデバイス74で、ダイアルされる電話番号を示すテンキーを押し始めることに対応し得る。
状態122に入ると、無線通信デバイス74は、デバイス74が休止状態120に留まっていた場合よりも速く、通信チャネルをオープンする要求を受信に応答して無線通信デバイス74が通信チャネルをオープンし、またはリソースを要求できるように、アプリケーションをロードし、及び/またはその他の動作を行う。例えば、アクティブ状態となることで生じるアプリケーション及び/またはその他の動作は、無線ベアラを起動(bring up)すること(すなわち、通信インターフェース92の無線ベアラを非アクティブまたは休止状態からアクティブ状態に遷移させること)を含むことができ、これはデバイス74の通信インターフェース92(例えばモデムアンテナ)を起動(wake up)することを含む。例えば、EV−DOでは、デバイス74は、‘サーチャ(searcher)’プログラムを実行することにより、無線ベアラを起動する。一例では、無線ベアラは、約20ミリ秒(ms)で、休止または非アクティブ状態からアクティブ状態へ遷移できる。
アクティブ状態122では、もしユーザが、所定の期間の経過後に通信セッションを開始(initiate)することを要求しなければ(例えば、ユーザが通信セッションリソース要求をトリガーしなければ)、無線通信デバイス74は、通信インターフェース92をもとの休止状態120に遷移させる。そうでなければ、もしユーザが通信セッションの開始を要求するか(例えば、パーティまたは複数のパーティを指定した後、‘送信’または‘接続’ボタンを押すことによる)、または通信セッションの開始がもともと要求されていれば、無線通信デバイス74は通信状態124に遷移し、そして通信チャネルをオープンし及び/または通信セッションを促進するためにリソース(例えば、サービスの質(QoS)リソース)要求を送信する。替わりに、潜在的な通信セッションリソース要求を示すユーザ・インタラクションが、ユーザからの実際の通信セッションリソース要求または通信セッション開始命令の検出と同時に発生すれば、通信インターフェース92は、休止状態120から通信状態124に直接進んでもよい。
通信状態124では、通信チャネルがクローズされると(例えば、呼び出しが切れた後、無線通信デバイス74上の‘終了’ボタンをユーザが押した後、など)、無線通信デバイス74は、通信インターフェース92をもとの休止状態120に遷移させる。ファームウェアまたはソフトウェアは、休止状態120、アクティブ状態122、及び通信状態124の間の通信インターフェース92の状態遷移を制御するように構成され得ることに留意すべきである。
当業者に理解されるように、一般的には、デバイス74は、定期的に(例えば、デバイス74の潜在的なまたは実際のページについての制御チャネルまたはダウンリンクのページングをチェックするため)、またはデバイス74のユーザが、通信チャネルをオープンしてアクセスネットワークへデータを送信する明示的な要求を示した際に、通信インターフェース92の無線ベアラを起動するだろう。しかしながら、図4Aに示すように、本発明の実施形態では、デバイス74は、まずアクティブ状態122に入り、ユーザによる明示的な要求の前に通信インターフェース92を起動する。これは通信状態124へ入る時に、デバイス74が、通信チャネルをオープンし、そしてデータを送信するための実際のユーザコマンドが生じる際に、無線ベアラが確立されるのを待つ必要がないということを意味する。上記のように、一例では、通信インターフェース92の無線ベアラは、非アクティブ状態からアクティブ状態に起動するのに約20ミリ秒(ms)かかる。よって、データ送信の度に、データを送信するユーザコマンドが受信される際にベアラチャネルを予め確立することは、データ送信につき20秒を省く(例えば、ユーザコマンドが、ダウンリンクデータをチェックするための定期的な起動とオーバーラップする際を除く)。もちろん、これは、デバイス74が休止状態120から始まり、その無線ベアラがすでにアクティブである通信セッション中でないことを仮定する。
更に、アクティブ状態122において、ユーザから通信セッションの開始を要求され、そして無線ベアラの起動処理が完了していなければ、やはりアクティブ状態122は通信状態124に遷移して、出美明日124は通信セッションのために無線ベアラの起動を続ける。よって、この場合におけるデバイス74からデータが送信され得る前の時間の節約は、通信デバイス74が通信状態124に遷移する前にアクティブ状態にいた時間の長さに相当し、これは、無線ベアラを起動するための総時間が20msであると仮定すれば、0から20msの範囲内となり得る。
通信セッションセットアップ期間の図4Aの状態遷移の実例となる例が、図4Bに関連してこれより説明される。従って図4Bは、本発明の実施形態に従った図4Aの状態遷移に基づく通信セッションセットアッププロセスを例示する。
図4Bを参照して、デバイス74のユーザがPTTボタンを押してPTT通信セッションを開始したとき(400)、通信インターフェース92は休止状態120にあると仮定する。従って、図4Bの処理は、ブロック402及び404に平行して進行する。402では、デバイス74は、無線ベアラ及び通信インターフェース92を起動し、これによって休止状態120からアクティブ状態122へ遷移する。404で、デバイス74はランタイム環境(例えば、上記議論したBREW)を開始する。404でランタイム環境を開始した後、デバイス404は更に、ランタイム環境内で通信セッション管理プログラム(例えば、グループ通信セッションを扱うためのQChatクライアント)を開始する。次に、通信セッション管理プログラムは、リバースリンク上でアクセスネットワークへ送信するためのデータを準備し(例えば、通信セッションをサポートするためのリソースの要求)、そして準備したデータを送信のため無線ベアラに送る(408)。この時点で、通信インターフェース92はアクティブ状態122(すなわち、インターフェース92はデータを送る用意ができているが、しかし実際にはデータを送っていない状態)から通信状態124に遷移し、そしてデータを送信する(410)。当業者に理解されるように、ブロック402により無線ベアラは既に起動しているので、データ準備ブロック408の後での無線ベアラの起動に関連する遅延は低減され、及び/または避けることが出来る。
図5は、プライマリディスプレイ上に複数の常駐アプリケーションを有する無線通信デバイス74のディスプレイ140の一実施形態の典型的な説明図である。ここで示されているインターフェースは、“windowed”アレンジメントであり、すなわちユーザインターフェースにおける共通グラフィックインターフェースである。本明細書で説明されるUI制御方法論は、その他のUIシステム及びディスプレイスキーマに共通に適用でき、コンピュータプラットフォーム82へアクセスするためのユーザの制御インターフェースである。ここで、特にグループ通信142についてのUIがあり、そしてUI上に押すことが可能な(pressable)ソフトキー144がある。よって、一例では、通信インターフェース92を図4Aの休止状態120からアクティブ状態122へ遷移させるまたトリガーするための閾値期間内の潜在的な通信セッションリソース要求を示す一つまたはそれ以上の物理的なユーザ・インタラクションの検出は、ソフトキー144を押すことのような、所定の物理的なインタラクションに相当し得る。別の例では、一つまたはそれ以上の物理的なユーザ・インタラクションの検出は、ユーザがディスプレイ140のビジュアルインターフェースを再配置して、グループ通信UI142を配置のトップに持ってくることに相当し、ここからデバイス74は、ユーザが次に、グループ通信を開始するようにグループ通信UI142の選択を示す可能性を予測できる。言い換えれば、デバイス74のユーザが、グループ通信UI142をウィンドウディスプレイの最前面に置くのに時間をかけていれば、グループ通信UI142を介してユーザは更に、閾値期間(例えば2秒以内、5秒以内、…など)内にグループ通信セッションの開始の要求を選択する可能性が高いだろう。
図6は、閾値期間内の潜在的な通信セッションリソース要求を示す物理的なユーザ・インタラクションの検出に基づいて、通信インターフェース92をアクティブ状態122に遷移させる処理の一実施形態のフローチャートである。例えば、この検出は、デバイス74のユーザが、無線通信デバイス74のUIを使って所定の物理的なインタラクションをなすことに対応し得る。
図6を参照して、無線通信デバイス74は、デバイス74のユーザの側で、通信セッションリソース要求(例えば、トラフィックチャネル、QoSリソースなど)の可能性が、閾値期間(例えば200ms、2秒、5秒など)内に生じそうであることを示す、物理的なユーザ・インタラクションが検出されているか否かを判断する。例えば、無線通信デバイス74によりチェックされる物理的なユーザ・インタラクションは、所定の時間フレーム、または閾値時間内に可能性のある通信セッションリソース要求に関連づけられていることが知られている(例えば、実験に基づく研究から、デバイス74との特定のユーザのインタラクションの履歴から、など)、物理的なユーザ入力の所定のまたはプリセットされたリストに対応し得る。
152では、150の判断に基づいて、一つまたはそれ以上の所定の物理的なユーザ・インタラクションが検出されれば、ステップ154に示すように通信インターフェース92はアクティブ状態122へ遷移し、そして判断156に示すように、通信チャネルが要求されたか否かの判断がなされる(例えば、通信セッションの可能性が、実際にユーザによって開始されるように実際に要求された際)。図4Aに関して上記したように、休止状態120からアクティブ状態122に遷移することは、ユーザが通信チャネルを要求することによりアクセスネットワークにデータが送信されることを明示的に要求する前に、デバイス74の無線ベアラまたはアンテナの先行する起動に相当し得る。そうでなければ、一つまたはそれ以上の物理的なユーザ・インタラクションが判断152で検出されなければ、判断156で、一つまたはそれ以上の通信セッションリソース(通信またはトラフィックチャネル、所定の量のサービスの質(QoS)リソースなど)がユーザによって要求されているか否かの判断が同様になされる。
判断156で通信セッションリソースが要求されていなければ、判断162に示すように、所定の期間が経過したか否かの判断がなされる。そうでなければ、判断156でデバイス74のユーザによって通信セッションリソースが要求されていれば、通信インターフェース92は通信状態124に遷移し、そして通信セッションリソースが要求され、及び/またはオープンされる(158:例えば、通信チャネルがオープンされ、QoSリソースが要求される等)。当業者に理解されるように、通信状態124へは、アクティブ状態122から(例えば、潜在的な通信セッションリソース要求を示す物理的なユーザ・インタラクションが150/152で検出された場合)、または休止状態120から(例えば潜在的な通信セッションリソース要求を示す物理的なユーザ・インタラクションが150/152で検出されない場合)、158において遷移できる。
通信状態124への遷移の後、無線通信デバイス74のユーザは、通信リソースが割り当てられた後、通信セッションを開始する(例えば、ユーザは、発言権保持者(floor-holder)が話している間、マルチキャストセッションを聞き、ユーザ自身がマルチキャストセッションのアクティブな発言権保持者となり、ユーザは他の一つの呼び出し参加者との非マルチキャストダイレクト呼び出しに参加し、ユーザは非呼び出しのデータ運搬セッションに参加する等)。また、通信インターフェース92が通信状態124に遷移した後、無線通信デバイス74は、いつ通信セッションが終了するかを判断する(160)。無線通信デバイス74が、通信セッションが終了したと判断した際(例えば、呼び出しが終了し、ユーザが‘終了’ボタンを押して呼び出しまたはデータ運搬セッションをキャンセルする等)、処理は164に進む。
156に戻り、判断156で通信リソースが要求されずまたはオープンされない場合、通信インターフェース92がアクティブ状態122に遷移してから所定の期間が経過したか否か(例えば5秒)についての判断がなされる。理解されるように、これは、デバイス74のユーザに、150及び152で物理的なユーザ・インタラクションが検出された後、通信セッションを開始するか否かを考慮する短い期間を与える。もし、判断162で所定の期間が経過していなければ、処理は、通信セッションリソース(例えば通信チャネル、QoSリソースなど)が判断156で要求されているかの判断に戻る。そうでなければ、判断162で所定の期間が経過していれば、または判断160で通信セッションが停止されたと判断されれば、通信インターフェース92は、ステップ164に示すようにもとの休止状態120に遷移し、そして終了166に示すように処理は終了する。
従って、本発明の実施形態では、無線通信デバイス74は、(例えばPTTボタン78またはキーセット79のような)一つまたはそれ以上のユーザインターフェースを含み、これによりユーザは無線通信デバイス74と物理的にインタラクトする。無線通信デバイス74の通信インターフェース92から通信チャネル(またはその他の通信セッションリソース)を要求することを含むそのようなインタラクションは、通信の間近に迫った要求を示すユーザインターフェースでのユーザによる所定の物理的なインタラクションを受信するステップと、通信インターフェース92を(図4Aの状態122のようなアクティブ状態)に変化させるステップとを含む。通信インターフェース92は、少なくとも休止状態120、アクティブ状態122、及び通信状態を有し、通信セッションリソースは、アクティブ状態では無線通信ネットワークから要求される準備が整っている。他方で、通信セッションリソースは、通信状態において無線通信ネットワークから実際に要求されるのみである。従って、潜在的な近い将来の通信セッションリソース要求が、与えられた物理的ユーザインターフェース入力から推測され得る。
実施形態は更に、通信インターフェースについての‘アクティブ’状態122の期間、通信インターフェース92がアクティブ状態に変更されることに加えて、通信インターフェース92から通信チャネルをオープンするための準備のために、一つまたはそれ以上のアプリケーション110(例えば、無線ベアラを起動するためのサーチャ(searcher)プログラム)をアクティブにすることを含み得る。もし無線通信デバイス74が、PTTボタン78のような押しボタンを有するユーザインターフェースを含んでいれば、所定の物理的なインタラクションを受信することは、少なくとも一つの例において、PTTボタン78のボタンを押すことを受けることに対応し得る。もし、携帯電話74が複数のテンキー(例えばキーセット79)を有するユーザインターフェースを含んでいれば、所定の物理的インタラクションは、テンキーの所定の回数押すこと(例えば、携帯電話74に保持される連絡先リスト内の電話番号に一致する所定の順序で、など)を受けることに対応し得る。図5に示すように、無線通信デバイス74のグラフィックユーザインターフェース142上の押すことのできるソフトキー144を有するユーザインターフェースが具体化される場合、所定の物理的なインタラクションを受信することは、ソフトキー144を押すことに対応し得る。
潜在的な通信セッションリソース要求を示す検出された物理的ユーザ・インタラクションに基づく通信インターフェース92のアクティブ状態への遷移は、無線通信デバイス74のファームウェアまたはソフトウェアアプリケーションによって制御され得る。同様に、アクティブ状態122では、ユーザが通信セッションの開始を望むことの実際の指示が検出されると、無線通信デバイス74のソフトウェアアプリケーションのファームウェアは、通信インターフェース92を通信状態に遷移させ、そして通信チャネルのオープンを要求し、またはQoSリソースのようなその他の通信セッションリソースを要求し得る。無線通信デバイス74のソフトウェアアプリケーションのファームウェアはまた、図6に示すように、ユーザが通信セッションの開始を要求することなく所定の期間が経過した後、通信インターフェース92をアクティブ状態122からもとの休止状態120に遷移または変更するように構成され得る。
モバイルデバイスコンピュータプラットフォーム上で実行可能な方法を考慮すると、本方法は従って、コンピュータ読み取り可能な媒体にあるプログラムによって実行され得る。ここでプログラムは、本方法のステップを実行するよう、コンピュータプラットフォームを有するモバイルデバイス及びその他のコンピュータデバイスに命令する。コンピュータ読み取り可能な媒体は、デバイス、サーバのメモリであってもよいし、または接続可能なデータベース内にあってもよい。更に、コンピュータ読み取り可能な媒体は、磁気ディスクまたはテープ、光学ディスク、ハードディスク、フラッシュメモリ、または本技術分野で知られたその他の記憶メディアのような、無線通信デバイスコンピュータプラットフォームにロード可能な二次記憶メディアにあってもよい。
1つまたはそれ以上の典型的な実施形態では、述べられた機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、その機能は1つまたはそれ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読み取り可能な媒体に記憶され、或いは伝送され得る。コンピュータ読み取り可能な媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの持ち運びを助ける任意の媒体を含むコンピュータ記憶メディア及び通信メディアの双方を含み得る。記録媒体は、コンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体であって良い。例として、これに限定するもので無いものとして、このようなコンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記録デバイス、または命令またはデータ構造の形で所望のプログラムコードを搬送または保持するために使用され、そしてコンピュータによってアクセスできる他の任意の媒体を含むことが出来る。また、あらゆる接続が、適切にコンピュータ読み取り可能な媒体と呼ばれる。例えば、そのソフトウェアが同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、或いは赤外線、無線、及びマイクロ波といった無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他の遠隔源から送信されるならば、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、或いは赤外線、無線、及びマイクロ波といった無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk and disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光学ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、及びブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、一般的に、磁気によってデータを再生し、ディスク(disc)はレーザによって光学的にデータを再生する。上記の組合せもまたコンピュータ読み取り可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
本発明の実施形態が、具体的なタイプのハードウェア、ソフトウェア通信プロトコルなどに関連して具体的に示され説明されてきたが、以下の特許請求の範囲で説明される本発明の範囲から逸脱することなく、形態及び詳細において種々の変更がなされ得る。
以下、本願出願時の発明を付記する。
(1)
そのユーザを有する無線通信デバイスで通信セッションリソースを割り当てる方法であって、
前記無線通信デバイスで、閾値期間内に潜在的な通信セッションリソース要求を示す一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションが与えられているか否かを判断することを備え、
休止状態の前記無線通信デバイスの通信インターフェースは、前記無線通信デバイスが、無線通信ネットワークとの通信セッションを行うことを許されないことによって特徴づけられ、
前記方法は更に、前記判断するステップに基づいて、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを前記休止状態からアクティブ状態に遷移させることを備え、
前記アクティブ状態は、前記無線通信デバイスが、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに通信セッションリソース要求を送信することを許されないことによって特徴づけられ、
前記方法は更に、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に、前記潜在的な通信セッションリソース要求が前記無線通信デバイスによって実際に送信されるという事象において、前記潜在的な通信セッションリソース要求の送信に関連する遅延を低減するための一つまたはそれ以上の動作を実行すること
を更に備える方法。
(2)
前記通信インターフェースは無線ベアラ(radio bearer)に対応し、
前記実行するステップにおいて実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記ユーザが前記通信セッションリソースを送信するための明示的な要求を発行する前に、前記アクティブ状態において前記無線ベアラを起動(wake up)することに対応する、(1)の方法。
(3)
前記ユーザから、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求める要求を受信することと、
前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記アクティブ状態から通信状態に遷移させることと、
前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記通信状態である間に、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求めるための一つまたはそれ以上の通信セッションリソース要求を送信することと
を更に備え、前記通信状態は、前記無線通信デバイスが、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに通信セッションリソース要求を送信することを許されることによって特徴づけられる、(1)の方法。
(4)
前記受信した要求は、前記ユーザからの、前記無線通信ネットワークとの通信セッションを開始するための要求に対応する、(3)の方法。
(5)
前記無線通信ネットワークから、前記要求された一つまたはそれ以上の通信セッションリソースの割り当てを受信することと、
前記割り当てられた一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを用いて、前記通信セッションの期間に、前記無線通信デバイスと前記無線通信ネットワークとの間で、一つまたはそれ以上のデータパケットを交換することと
を更に備える(3)の方法。
(6)
前記通信セッションが終了したことを判断することと、
前記通信セッションが終了したと判断された後、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記通信状態から前記休止状態に遷移させることと
を更に備える(3)の方法。
(7)
前記通信セッションの期間における無活動状態(inactivity)の期間、前記ユーザによる前記通信セッション終了の要求、または前記無線通信ネットワークからの前記通信セッションが終了されたことの表示に基づいて、前記通信セッションは終了したと判断される、(6)の方法。
(8)
前記一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションは、
(i)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのキーパッド上の所定の物理的なボタンを押すこと、
(ii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのディスプレイ上の所定のソフトウェアボタンを押すこと、
(iii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスの前記キーパッドに、電話番号の一つまたはそれ以上の桁(digit)を押すこと、
(iv)前記ユーザが、通信セッションリソース要求に関連づけられていると知られているウィンドウをが、前記ディスプレイ上でより目立つ(prominently)ように表示されるように、前記無線通信デバイスの前記ディスプレイにおけるウィンドウを再配置すること、
の少なくとも一つを含む、(1)の方法。
(9)
前記潜在的な通信セッションリソース要求は、トラフィックチャネルの潜在的な要求、またはサービスの質(QoS)の所定のレベルの潜在的な要求に対応する、(1)の方法。
(10)
前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記潜在的な通信セッションリソース要求の準備をするために、前記無線通信デバイス上のコンピュータプラットフォームに常駐(resident)する一つまたはそれ以上のアプリケーションを起動(activate)すること、を含む、(1)の方法。
(11)
前記一つまたはそれ以上のアプリケーションは、前記無線通信デバイスの無線ベアラを起動するサーチャプログラム(searcher program)を含む、(10)の方法。
(12)
前記所定の期間内に前記ユーザが前記潜在的な通信セッションリソース要求を要求しない場合、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、通信状態に遷移させることなく、前記アクティブ状態から前記休止状態に遷移させること、を更に備える(1)の方法。
(13)
無線通信デバイスであって、
前記無線通信デバイスで、閾値期間内に潜在的な通信セッションリソース要求を示す一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションが与えられているか否かを判断する手段を備え、
休止状態の前記無線通信デバイスの通信インターフェースは、前記無線通信デバイスが、無線通信ネットワークとの通信セッションを行うことを許されないことによって特徴づけられ、
前記無線通信デバイスは更に、前記判断する手段の前記判断に基づいて、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを前記休止状態からアクティブ状態に遷移させる手段を備え、
前記アクティブ状態は、前記無線通信デバイスが、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに通信セッションリソース要求を送信することを許されないことによって特徴づけられ、
前記無線通信デバイスは更に、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に、前記潜在的な通信セッションリソース要求が前記無線通信デバイスによって実際に送信されるという事象において、前記潜在的な通信セッションリソース要求の送信に関連する遅延を低減するための一つまたはそれ以上の動作を実行する手段を更に備える無線通信デバイス。
(14)
前記通信インターフェースは無線ベアラ(radio bearer)に対応し、
前記実行するステップにおいて実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記ユーザが前記通信セッションリソースを送信するための明示的な要求を発行する前に、前記アクティブ状態において前記無線ベアラを起動(wake up)することに対応する、(13)の無線通信デバイス。
(15)
前記ユーザから、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求める要求を受信する手段と、
前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記アクティブ状態から通信状態に遷移させる手段と
前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記通信状態である間に、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求めるための一つまたはそれ以上の通信セッションリソース要求を送信する手段と
を更に備え、前記通信状態は、前記無線通信デバイスが、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに通信セッションリソース要求を送信することを許されることによって特徴づけられる、(13)の無線通信デバイス。
(16)
前記受信した要求は、前記ユーザからの、前記無線通信ネットワークとの通信セッションを開始するための要求に対応する、請求項15の無線通信デバイス。
(17)
前記無線通信ネットワークから、前記要求された一つまたはそれ以上の通信セッションリソースの割り当てを受信する手段と、
前記割り当てられた一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを用いて、前記通信セッションの期間に、前記無線通信デバイスと前記無線通信ネットワークとの間で、一つまたはそれ以上のデータパケットを交換する手段と
を更に備える(15)の無線通信デバイス。
(18)
前記通信セッションが終了したことを判断する手段と、
前記通信セッションが終了したと判断された後、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記通信状態から前記休止状態に遷移させる手段と
を更に備える(15)の無線通信デバイス。
(19)
前記一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションは、
(i)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのキーパッド上の所定の物理的なボタンを押すこと、
(ii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのディスプレイ上の所定のソフトウェアボタンを押すこと、
(iii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスの前記キーパッドに、電話番号の一つまたはそれ以上の桁(digit)を押すこと、
(iv)前記ユーザが、通信セッションリソース要求に関連づけられていると知られているウィンドウをが、前記ディスプレイ上でより目立つ(prominently)ように表示されるように、前記無線通信デバイスの前記ディスプレイにおけるウィンドウを再配置すること、
の少なくとも一つを含む、(13)の無線通信デバイス。
(20)
前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記潜在的な通信セッションリソース要求の準備をするために、前記無線通信デバイス上のコンピュータプラットフォームに常駐(resident)する一つまたはそれ以上のアプリケーションを起動(activate)すること、を含む、(13)の無線通信デバイス。
(21)
前記一つまたはそれ以上のアプリケーションは、前記無線通信デバイスの無線ベアラを起動するサーチャプログラム(searcher program)を含む、(20)の無線通信デバイス。
(22)
そのユーザを有する無線通信デバイスであって、
前記無線通信デバイスで、閾値期間内に潜在的な通信セッションリソース要求を示す一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションが与えられているか否かを判断するように構成されたロジックを備え、
休止状態の前記無線通信デバイスの通信インターフェースは、前記無線通信デバイスが、無線通信ネットワークとの通信セッションを行うことを許されないことによって特徴づけられ、
前記無線通信デバイスは更に、前記判断するように構成されたロジックの前記判断に基づいて、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを前記休止状態からアクティブ状態に遷移させるように構成されたロジックを備え、
前記アクティブ状態は、前記無線通信デバイスが、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに通信セッションリソース要求を送信することを許されないことによって特徴づけられ、
前記無線通信デバイスは更に、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に、前記潜在的な通信セッションリソース要求が前記無線通信デバイスによって実際に送信されるという事象において、前記潜在的な通信セッションリソース要求の送信に関連する遅延を低減するための一つまたはそれ以上の動作を実行するように構成されたロジックを更に備える無線通信デバイス。
(23)
前記通信インターフェースは無線ベアラ(radio bearer)に対応し、
前記実行するステップにおいて実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記ユーザが前記通信セッションリソースを送信するための明示的な要求を発行する前に、前記アクティブ状態において前記無線ベアラを起動(wake up)することに対応する、(22)の無線通信デバイス。
(24)
前記ユーザから、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求める要求を受信するように構成されたロジックと、
前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記アクティブ状態から通信状態に遷移させるように構成されたロジックと
前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記通信状態である間に、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求めるための一つまたはそれ以上の通信セッションリソース要求を送信するように構成されたロジックと
を更に備え、前記通信状態は、前記無線通信デバイスが、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに通信セッションリソース要求を送信することを許されることによって特徴づけられる、(22)の無線通信デバイス。
(25)
前記受信した要求は、前記ユーザからの、前記無線通信ネットワークとの通信セッションを開始するための要求に対応する、(24)の無線通信デバイス。
(26)
前記無線通信ネットワークから、前記要求された一つまたはそれ以上の通信セッションリソースの割り当てを受信するように構成されたロジックと、
前記割り当てられた一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを用いて、前記通信セッションの期間に、前記無線通信デバイスと前記無線通信ネットワークとの間で、一つまたはそれ以上のデータパケットを交換するように構成されたロジックと
を更に備える(24)の無線通信デバイス。
(27)
前記通信セッションが終了したことを判断するように構成されたロジックと、
前記通信セッションが終了したと判断された後、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記通信状態から前記休止状態に遷移させるように構成されたロジックと
を更に備える(24)の無線通信デバイス。
(28)
前記一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションは、
(i)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのキーパッド上の所定の物理的なボタンを押すこと、
(ii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのディスプレイ上の所定のソフトウェアボタンを押すこと、
(iii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスの前記キーパッドに、電話番号の一つまたはそれ以上の桁(digit)を押すこと、
(iv)前記ユーザが、通信セッションリソース要求に関連づけられていると知られているウィンドウをが、前記ディスプレイ上でより目立つ(prominently)ように表示されるように、前記無線通信デバイスの前記ディスプレイにおけるウィンドウを再配置すること、
の少なくとも一つを含む、(22)の無線通信デバイス。
(29)
前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記潜在的な通信セッションリソース要求の準備をするために、前記無線通信デバイス上のコンピュータプラットフォームに常駐(resident)する一つまたはそれ以上のアプリケーションを起動(activate)すること、を含む、(22)の無線通信デバイス。
(30)
前記一つまたはそれ以上のアプリケーションは、前記無線通信デバイスの無線ベアラを起動するサーチャプログラム(searcher program)を含む、(29)の無線通信デバイス。
(31)
そのユーザを有する無線通信デバイスで実行される際に、前記無線通信デバイスに対して動作を実行させる命令を備えるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記命令は、
前記無線通信デバイスで、閾値期間内に潜在的な通信セッションリソース要求を示す一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションが与えられているか否かを判断するためのプログラムコードを備え、
休止状態の前記無線通信デバイスの通信インターフェースは、前記無線通信デバイスが、無線通信ネットワークとの通信セッションを行うことを許されないことによって特徴づけられ、
前記命令は更に、前記判断するためのプログラムコードの判断に基づいて、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを前記休止状態からアクティブ状態に遷移させるためのプログラムコードを備え、
前記アクティブ状態は、前記無線通信デバイスが、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに通信セッションリソース要求を送信することを許されないことによって特徴づけられ、
前記命令は更に、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に、前記潜在的な通信セッションリソース要求が前記無線通信デバイスによって実際に送信されるという事象において、前記潜在的な通信セッションリソース要求の送信に関連する遅延を低減するための一つまたはそれ以上の動作を実行するためのプログラムコードを更に備えるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(32)
前記通信インターフェースは無線ベアラ(radio bearer)に対応し、
前記実行するステップにおいて実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記ユーザが前記通信セッションリソースを送信するための明示的な要求を発行する前に、前記アクティブ状態において前記無線ベアラを起動(wake up)することに対応する、(31)のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(33)
前記ユーザから、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求める要求を受信するためのプログラムコードと、
前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記アクティブ状態から通信状態に遷移させるためのプログラムコードと
前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記通信状態である間に、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求めるための一つまたはそれ以上の通信セッションリソース要求を送信するためのプログラムコードと
を更に備え、前記通信状態は、前記無線通信デバイスが、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに通信セッションリソース要求を送信することを許されることによって特徴づけられる、(31)のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(34)
前記受信した要求は、前記ユーザからの、前記無線通信ネットワークとの通信セッションを開始するための要求に対応する、(33)のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(35)
前記無線通信ネットワークから、前記要求された一つまたはそれ以上の通信セッションリソースの割り当てを受信するためのプログラムコードと、
前記割り当てられた一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを用いて、前記通信セッションの期間に、前記無線通信デバイスと前記無線通信ネットワークとの間で、一つまたはそれ以上のデータパケットを交換するためのプログラムコードと
を更に備える(33)のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(36)
前記通信セッションが終了したことを判断するためのプログラムコードと、
前記通信セッションが終了したと判断された後、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記通信状態から前記休止状態に遷移させるためのプログラムコードと
を更に備える(33)のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(37)
前記一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションは、
(i)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのキーパッド上の所定の物理的なボタンを押すこと、
(ii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのディスプレイ上の所定のソフトウェアボタンを押すこと、
(iii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスの前記キーパッドに、電話番号の一つまたはそれ以上の桁(digit)を押すこと、
(iv)前記ユーザが、通信セッションリソース要求に関連づけられていると知られているウィンドウをが、前記ディスプレイ上でより目立つ(prominently)ように表示されるように、前記無線通信デバイスの前記ディスプレイにおけるウィンドウを再配置すること、
の少なくとも一つを含む、(31)のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(38)
前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記潜在的な通信セッションリソース要求の準備をするために、前記無線通信デバイス上のコンピュータプラットフォームに常駐(resident)する一つまたはそれ以上のアプリケーションを起動(activate)すること、を含む、(31)のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
(39)
前記一つまたはそれ以上のアプリケーションは、前記無線通信デバイスの無線ベアラを起動するサーチャプログラム(searcher program)を含む、(38)のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。

Claims (39)

  1. (a1) そのユーザを有する無線通信デバイスで通信セッションリソースを割り当てる方法であって、
    (a2) 前記無線通信デバイスで、閾値期間内に潜在的な通信セッションリソース要求を示す一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションが与えられているか否かを判断することを備え、
    (a3) 休止状態の前記無線通信デバイスの通信インターフェースは、前記無線通信デバイスが、電源投入され、前記通信インターフェースはデータを送信する準備ができておらず、無線通信ネットワークとの通信セッションを行うことを許されないことによって特徴づけられ、
    (a4) 前記方法は更に、前記判断するステップに基づいて、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを前記休止状態からアクティブ状態に遷移させることを備え、
    (a5) 前記アクティブ状態は、前記通信インターフェースはデータを送る用意ができているが、しかし実際にはデータを送っていない状態であること、および前記無線通信デバイスが、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに通信セッションリソース要求を送信することを許されないことによって特徴づけられ、
    (a6) 前記方法は更に、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に、前記潜在的な通信セッションリソース要求が前記無線通信デバイスによって実際に送信されるという事象において、前記潜在的な通信セッションリソース要求の送信に関連する遅延を低減するための一つまたはそれ以上の動作を実行すること
    を更に備える方法。
  2. 前記通信インターフェースは無線ベアラ(radio bearer)に対応し、
    前記実行するステップにおいて実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記ユーザが前記通信セッションリソースを送信するための明示的な要求を発行する前に、前記アクティブ状態において前記無線ベアラを起動(wake up)することに対応する、請求項1の方法。
  3. 前記ユーザから、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求める要求を受信することと、
    前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記アクティブ状態から通信状態に遷移させることと、
    前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記通信状態である間に、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求めるための一つまたはそれ以上の通信セッションリソース要求を送信することと
    を更に備え、前記通信状態は、前記無線通信デバイスが、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに前記通信セッションリソース要求を送信することを許されることによって特徴づけられる、請求項1の方法。
  4. 前記受信した要求は、前記ユーザからの、前記無線通信ネットワークとの前記通信セッションを開始するための要求に対応する、請求項3の方法。
  5. 前記無線通信ネットワークから、前記要求された一つまたはそれ以上の通信セッションリソースの割り当てを受信することと、
    前記割り当てられた一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを用いて、前記通信セッションの期間に、前記無線通信デバイスと前記無線通信ネットワークとの間で、一つまたはそれ以上のデータパケットを交換することと
    を更に備える請求項3の方法。
  6. 前記通信セッションが終了したことを判断することと、
    前記通信セッションが終了したと判断された後、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記通信状態から前記休止状態に遷移させることと
    を更に備える請求項3の方法。
  7. 前記通信セッションの期間における無活動状態(inactivity)の期間、前記ユーザによる前記通信セッション終了の要求、または前記無線通信ネットワークからの前記通信セッションが終了されたことの表示に基づいて、前記通信セッションは終了したと判断される、請求項6の方法。
  8. 前記一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションは、
    (i)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのキーパッド上の所定の物理的なボタンを押すこと、
    (ii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのディスプレイ上の所定のソフトウェアボタンを押すこと、
    (iii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスの前記キーパッドに、電話番号の一つまたはそれ以上の桁(digit)を押すこと、
    (iv)前記ユーザが、前記通信セッションリソース要求に関連づけられていると知られているウィンドウをが、前記ディスプレイ上でより目立つ(prominently)ように表示されるように、前記無線通信デバイスの前記ディスプレイにおけるウィンドウを再配置すること、
    の少なくとも一つを含む、請求項1の方法。
  9. 前記潜在的な通信セッションリソース要求は、トラフィックチャネルの潜在的な要求、またはサービスの質(QoS)の所定のレベルの潜在的な要求に対応する、請求項1の方法。
  10. 前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記潜在的な通信セッションリソース要求の準備をするために、前記無線通信デバイス上のコンピュータプラットフォームに常駐(resident)する一つまたはそれ以上のアプリケーションを起動(activate)すること、を含む、請求項1の方法。
  11. 前記一つまたはそれ以上のアプリケーションは、前記無線通信デバイスの無線ベアラを起動するサーチャプログラム(searcher program)を含む、請求項10の方法。
  12. 前記閾値期間内に前記ユーザが前記潜在的な通信セッションリソース要求を要求しない場合、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、通信状態に遷移させることなく、前記アクティブ状態から前記休止状態に遷移させること、を更に備える請求項1
    の方法。
  13. 無線通信デバイスであって、
    前記無線通信デバイスで、閾値期間内に潜在的な通信セッションリソース要求を示す一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションが与えられているか否かを判断する手段を備え、
    休止状態の前記無線通信デバイスの通信インターフェースは、前記無線通信デバイスが、電源投入され、前記通信インターフェースはデータを送信する準備ができておらず、無線通信ネットワークとの通信セッションを行うことを許されないことによって特徴づけられ、
    前記無線通信デバイスは更に、前記判断する手段の前記判断に基づいて、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを前記休止状態からアクティブ状態に遷移させる手段を備え、
    前記アクティブ状態は、前記通信インターフェースはデータを送る用意ができているが、しかし実際にはデータを送っていない状態であること、および前記無線通信デバイスが、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに通信セッションリソース要求を送信することを許されないことによって特徴づけられ、
    前記無線通信デバイスは更に、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に、前記潜在的な通信セッションリソース要求が前記無線通信デバイスによって実際に送信されるという事象において、前記潜在的な通信セッションリソース要求の送信に関連する遅延を低減するための一つまたはそれ以上の動作を実行する
    手段を更に備える無線通信デバイス。
  14. 前記通信インターフェースは無線ベアラ(radio bearer)に対応し、
    前記実行する手段によって実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記ユーザが前記通信セッションリソースを送信するための明示的な要求を発行する前に、前記アクティブ状態において前記無線ベアラを起動(wake up)することに対応する、請求項13の無線通信デバイス。
  15. 前記ユーザから、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求める要求を受信する手段と、
    前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記アクティブ状態から通信状態に遷移させる手段と
    前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記通信状態である間に、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求めるための一つまたはそれ以上の通信セッションリソース要求を送信する手段と
    を更に備え、前記通信状態は、前記無線通信デバイスが、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに前記通信セッションリソース要求を送信することを許されることによって特徴づけられる、請求項13の無線通信デバイス。
  16. 前記受信した要求は、前記ユーザからの、前記無線通信ネットワークとの前記通信セッションを開始するための要求に対応する、請求項15の無線通信デバイス。
  17. 前記無線通信ネットワークから、前記要求された一つまたはそれ以上の通信セッションリソースの割り当てを受信する手段と、
    前記割り当てられた一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを用いて、前記通信セッションの期間に、前記無線通信デバイスと前記無線通信ネットワークとの間で、一つまたはそれ以上のデータパケットを交換する手段と
    を更に備える請求項15の無線通信デバイス。
  18. 前記通信セッションが終了したことを判断する手段と、
    前記通信セッションが終了したと判断された後、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記通信状態から前記休止状態に遷移させる手段と を更に備える請求項15の無線通信デバイス。
  19. 前記一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションは、
    (i)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのキーパッド上の所定の物理的なボタンを押すこと、
    (ii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのディスプレイ上の所定のソフトウェアボタンを押すこと、
    (iii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスの前記キーパッドに、電話番号の一つまたはそれ以上の桁(digit)を押すこと、
    (iv)前記ユーザが、通信セッションリソース要求に関連づけられていると知られているウィンドウをが、前記ディスプレイ上でより目立つ(prominently)ように表示されるように、前記無線通信デバイスの前記ディスプレイにおけるウィンドウを再配置すること、
    の少なくとも一つを含む、請求項13の無線通信デバイス。
  20. 前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記潜在的な通信セッションリソース要求の準備をするために、前記無線通信デバイス上のコンピュータプラットフォームに常駐(resident)する一つまたはそれ以上のアプリケーションを起動(activate)すること、を含む、請求項13の無線通信デバイス。
  21. 前記一つまたはそれ以上のアプリケーションは、前記無線通信デバイスの無線ベアラを起動するサーチャプログラム(searcher program)を含む、請求項20の無線通信デバイス。
  22. そのユーザを有する無線通信デバイスであって、
    前記無線通信デバイスで、閾値期間内に潜在的な通信セッションリソース要求を示す一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションが与えられているか否かを判断するように構成されたロジックを備え、
    休止状態の前記無線通信デバイスの通信インターフェースは、前記無線通信デバイスが、電源投入され、前記通信インターフェースはデータを送信する準備ができておらず、無線通信ネットワークとの通信セッションを行うことを許されないことによって特徴づけられ、
    前記無線通信デバイスは更に、前記判断するように構成されたロジックの前記判断に基づいて、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを前記休止状態からアクティブ状態に遷移させるように構成されたロジックを備え、
    前記アクティブ状態は、前記通信インターフェースはデータを送る用意ができているが、しかし実際にはデータを送っていない状態であること、および前記無線通信デバイスが、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに通信セッションリソース要求を送信することを許されないことによって特徴づけられ、
    前記無線通信デバイスは更に、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に、前記潜在的な通信セッションリソース要求が前記無線通信デバイスによって実際に送信されるという事象において、前記潜在的な通信セッションリソース要求の送信に関連する遅延を低減するための一つまたはそれ以上の動作を実行する
    ように構成されたロジックを更に備える無線通信デバイス。
  23. 前記通信インターフェースは無線ベアラ(radio bearer)に対応し、
    前記実行するように構成されたロジックによって実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記ユーザが前記通信セッションリソースを送信するための明示的な要求を発行する前に、前記アクティブ状態において前記無線ベアラを起動(wake up)することに対応する、請求項22の無線通信デバイス。
  24. 前記ユーザから、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求める要求を受信するように構成されたロジックと、
    前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記アクティブ状態から通信状態に遷移させるように構成されたロジックと
    前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記通信状態である間に、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求めるための一つまたはそれ以上の通信セッションリソース要求を送信するように構成されたロジックと
    を更に備え、前記通信状態は、前記無線通信デバイスが、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに前記通信セッションリソース要求を送信することを許されることによって特徴づけられる、請求項22の無線通信デバイス。
  25. 前記受信した要求は、前記ユーザからの、前記無線通信ネットワークとの前記通信セッションを開始するための要求に対応する、請求項24の無線通信デバイス。
  26. 前記無線通信ネットワークから、前記要求された一つまたはそれ以上の通信セッションリソースの割り当てを受信するように構成されたロジックと、
    前記割り当てられた一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを用いて、前記通信セッションの期間に、前記無線通信デバイスと前記無線通信ネットワークとの間で、一つまたはそれ以上のデータパケットを交換するように構成されたロジックと
    を更に備える請求項24の無線通信デバイス。
  27. 前記通信セッションが終了したことを判断するように構成されたロジックと、
    前記通信セッションが終了したと判断された後、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記通信状態から前記休止状態に遷移させるように構成されたロジックと
    を更に備える請求項24の無線通信デバイス。
  28. 前記一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションは、
    (i)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのキーパッド上の所定の物理的なボタンを押すこと、
    (ii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのディスプレイ上の所定のソフトウェアボタンを押すこと、
    (iii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスの前記キーパッドに、電話番号の一つまたはそれ以上の桁(digit)を押すこと、
    (iv)前記ユーザが、通信セッションリソース要求に関連づけられていると知られているウィンドウをが、前記ディスプレイ上でより目立つ(prominently)ように表示されるように、前記無線通信デバイスの前記ディスプレイにおけるウィンドウを再配置すること、
    の少なくとも一つを含む、請求項22の無線通信デバイス。
  29. 前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記潜在的な通信セッションリソース要求の準備をするために、前記無線通信デバイス上のコンピュータプラットフォームに常駐(resident)する一つまたはそれ以上のアプリケーションを起動(activate)すること、を含む、請求項22の無線通信デバイス。
  30. 前記一つまたはそれ以上のアプリケーションは、前記無線通信デバイスの無線ベアラを起動するサーチャプログラム(searcher program)を含む、請求項29の無線通信デバイス。
  31. そのユーザを有する無線通信デバイスで実行される際に、前記無線通信デバイスに対して動作を実行させる命令を備える非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記命令は、
    前記無線通信デバイスで、閾値期間内に潜在的な通信セッションリソース要求を示す一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションが与えられているか否かを判断するためのプログラムコードを備え、
    休止状態の前記無線通信デバイスの通信インターフェースは、前記無線通信デバイスが、電源投入され、前記通信インターフェースはデータを送信する準備ができておらず、無線通信ネットワークとの通信セッションを行うことを許されないことによって特徴づけられ、
    前記命令は更に、前記判断するためのプログラムコードの判断に基づいて、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを前記休止状態からアクティブ状態に遷移させるためのプログラムコードを備え、
    前記アクティブ状態は、前記通信インターフェースはデータを送る用意ができているが、しかし実際にはデータを送っていない状態であること、および前記無線通信デバイスが、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに通信セッションリソース要求を送信することを許されないことによって特徴づけられ、
    前記命令は更に、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に、前記潜在的な通信セッションリソース要求が前記無線通信デバイスによって実際に送信されるという事象において、前記潜在的な通信セッションリソース要求の送信に関連する遅延を低減するための一つまたはそれ以上の動作を実行するためのプログラムコードを更に備える非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  32. 前記通信インターフェースは無線ベアラ(radio bearer)に対応し、
    前記実行するためのプログラムコードによって実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記ユーザが前記通信セッションリソースを送信するための明示的な要求を発行する前に、前記アクティブ状態において前記無線ベアラを起動(wake up)することに対応する、請求項31の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  33. 前記ユーザから、一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求める要求を受信するためのプログラムコードと、
    前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記アクティブ状態から通信状態に遷移させるためのプログラムコードと
    前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記通信状態である間に、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを求めるための一つまたはそれ以上の通信セッションリソース要求を送信するためのプログラムコードと
    を更に備え、前記通信状態は、前記無線通信デバイスが、前記一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを得るために前記無線通信ネットワークに前記通信セッションリソース要求を送信することを許されることによって特徴づけられる、請求項31の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  34. 前記受信した要求は、前記ユーザからの、前記無線通信ネットワークとの通信セッションを開始するための要求に対応する、請求項33の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  35. 前記無線通信ネットワークから、前記要求された一つまたはそれ以上の通信セッションリソースの割り当てを受信するためのプログラムコードと、
    前記割り当てられた一つまたはそれ以上の通信セッションリソースを用いて、前記通信セッションの期間に、前記無線通信デバイスと前記無線通信ネットワークとの間で、一つまたはそれ以上のデータパケットを交換するためのプログラムコードと
    を更に備える請求項33の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  36. 前記通信セッションが終了したことを判断するためのプログラムコードと、
    前記通信セッションが終了したと判断された後、前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースを、前記通信状態から前記休止状態に遷移させるためのプログラムコードと
    を更に備える請求項33の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  37. 前記一つまたはそれ以上の物理的ユーザ・インタラクションは、
    (i)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのキーパッド上の所定の物理的なボタンを押すこと、
    (ii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスのディスプレイ上の所定のソフトウェアボタンを押すこと、
    (iii)前記ユーザが、前記無線通信デバイスの前記キーパッドに、電話番号の一つまたはそれ以上の桁(digit)を押すこと、
    (iv)前記ユーザが、通信セッションリソース要求に関連づけられていると知られているウィンドウをが、前記ディスプレイ上でより目立つ(prominently)ように表示されるように、前記無線通信デバイスの前記ディスプレイにおけるウィンドウを再配置すること、
    の少なくとも一つを含む、請求項31の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  38. 前記無線通信デバイスの前記通信インターフェースが前記アクティブ状態にある間に実行される前記一つまたはそれ以上の動作は、前記潜在的な通信セッションリソース要求の準備をするために、前記無線通信デバイス上のコンピュータプラットフォームに常駐(resident)する一つまたはそれ以上のアプリケーションを起動(activate)すること、を含む、請求項31の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  39. 前記一つまたはそれ以上のアプリケーションは、前記無線通信デバイスの無線ベアラを起動するサーチャプログラム(searcher program)を含む、請求項38の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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