JP5643352B2 - 天井からの看板吊下げ構造と看板吊下げ具 - Google Patents

天井からの看板吊下げ構造と看板吊下げ具 Download PDF

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Description

本発明は、天井からの看板の吊下げ構造と看板吊下げ具に関し、特に、アイスクリーム販売専門店、コンビニエンスストア、ファストフード店等の各種店舗に装備される看板(内照式看板を含む)の吊下げに適するものである。
前記した店舗をはじめとする各種の店舗の店内には、商品写真や料金等を表示したパネル(情報パネル)がセットされた吊り看板が掲げられていることがある。吊り看板の一例として、例えば、天井に固定したワイヤーで吊下げるもの(特許文献1)、チェーンで吊下げるもの(特許文献2)等が知られている。
特開2000−338885号公報 特開平8−123328号公報
前記特許文献1、2に記載の吊り看板は、天井に吊下げるだけのものであるため、重い看板の吊下げには適さない。特許文献1、2のいずれも、看板を床面に対して垂直に取り付けるものであるため店内の客から見難い。特許文献1の吊り看板は天井に固定されたフックにワイヤーで吊下げる方式であるため横に揺れたり、傾いたり、位置ずれしたりしやすい。特許文献2の吊り看板は前記傾きの問題はないが、傾きを防止するための構造が複雑である。
本発明の解決課題は、耐荷重性に優れ、重い看板でも、大型看板でも吊下げ可能であり、吊下げ状態が安定し、構成が簡潔で設置に手間がかからず、看板を見やすい高さ、斜め下向き角度に調節することができる看板吊下げ構造と看板吊下げ具を提供することにある。
本発明の天井からの看板吊下げ構造は、天井からの看板吊下げ構造において、天井裏の二本以上の野縁の上に架設材が架設され、当該架設材に、細長の天吊り棒が二本以上、天井板よりも下方まで突出して吊下げられ、前記二本以上の天吊り棒の下端側に、天吊り枠が連結具により連結され、前記天吊り枠は少なくとも二本の縦材と少なくとも二本の横材で方形枠状に形成され、前記連結具は縦スライド板と傾斜スライド板が任意の角度で連結されており、前記天吊り枠は、前記連結具の縦スライド板を二本の天吊り棒の夫々の下端側に取付け、当該連結具の傾斜スライド板を天吊り枠の少なくとも二本の縦材の夫々に取付けることにより、天吊り棒の下端側にして斜め下向きに前傾して取付けられ、看板が前記前傾の天吊り枠の横材に係止されて前傾し、前記横材への係止が脱着可能であり、横材の軸方向に移動可能であり、その係止位置を移動することにより横材への看板の係止位置を変更可能なものである。
前記天井からの看板吊下げ構造は、連結具の縦スライド板が二本の天吊り棒の夫々の下端側に昇降スライド可能に取付けられ、当該連結具の傾斜スライド板が天吊り枠の少なくとも二本の縦材の夫々に斜めスライド可能に取付けられることにより、前記天吊り棒への縦スライド板の取付け位置と、前記縦材への傾斜スライド板の取付け位置を変えることにより、天吊り棒への天吊り枠の取付け高さ位置を変えることができるものであってもよい。
前記天井からの看板吊下げ構造は、連結具が夫々の天吊り棒と天吊り枠の夫々の縦材に、上下に離して二つずつ取付けられ、前記二つずつの連結具のうち、下方の連結具の縦スライド板は天吊り棒の背面にその軸方向に昇降スライド可能に取り付けられ、傾斜スライド板は天吊り枠の縦材の背面にその軸方向に斜めスライド可能に取り付けられ、上方の連結具の縦スライド板は天吊り棒の前にその軸方向に昇降スライド可能に取り付けられ、傾斜スライド板は天吊り枠の縦材の背面にその軸方向に斜めスライド可能に取り付けられ、前記天吊り棒と縦材への縦スライド板と傾斜スライド板の双方又はいずれか一方の取付け位置を変えることにより、天吊り枠の前傾角度と高さの双方又はいずれか一方の調節が可能なものであってもよい。
前記天井からの看板吊下げ構造は、背面に取付けられた縦スライド板の高さ位置を変えずに、他方の縦スライド板の高さを高くすることにより、天吊り枠が起き上がって前傾角度が小さくなり、前面に取付けられた縦スライド板の高さ位置を変えずに、背面に取付けられた縦スライド板の高さを高くすることにより、天吊り枠が前下がりになって前傾角度が大きくなって、その天吊り枠の横材に係止されている看板の前傾角度を調節可能なものである、
本発明の看板を天井から吊下げるための看板吊下げ具は、少なくとも、天井裏の二本以上の野縁の上に架設された架設材に吊下げられる天吊り棒と、天吊り棒の下端側に取付けられて看板を支持する天吊り枠と、天吊り棒へ天吊り枠を取り付ける連結具を備え、前記天吊り棒は少なくとも二本以上であり、天吊り枠は縦材と横材がそれぞれ二本以上であり、連結具が四つ以上であり、前記天吊り棒は天井板よりも下方まで突出可能な細長であり、前記天吊り枠の縦材と横材は方形枠状に組むことができる長さであり、前記連結具は天吊り棒に取付ける縦スライド板と、天吊り枠の縦材に取付ける傾斜スライド板を備え、それら縦スライド板と傾斜スライド板が角度調整可能に任意の角度で連結されており、前記四つの連結具は二本の天吊り棒の夫々の下端側に上下に離して二つずつ昇降スライド可能に取付けることができ、それら連結具の縦スライド板は天吊り棒にその軸方向にスライド可能に取付けることができ、傾斜スライド板は天吊り枠の少なくとも縦材にその軸方向にスライド可能に取付けることができるものである。
本発明の天井からの看板吊下げ構造には次の効果がある。
(1)天吊り棒が野縁の上に架設した架設材に取り付けられているので、耐荷重性が向上し、重い看板、例えば、内照式看板を吊下げても天井板が抜けるようなことがない。
(2)架設材は野縁に固定することなく載せるだけで安定するので、架設材の設置が容易である。また、長尺な野縁の軸方向任意の箇所に架設して看板を吊下げることができ、吊下げ位置の選択幅が広がる。
(3)天井裏の建物躯体を改装することなく、既存の野縁に天吊り棒を吊下げることができるので、吊下げが容易であり、店舗の閉店後或いは客の少ない時間帯内に迅速に吊下げ作業ができる。
(4)看板の高さ調節と前傾角度調節の双方、又は、少なくとも前傾角度調節ができるため、下から見やすい高さ及び前傾角度に、又は下から見やすい前傾角度に調節することができる。
本発明の看板枠吊下げ具には次の効果がある。
(1)天吊り棒を野縁の上に架設した架設材に手軽に吊下げることができる。
(2)連結具が高さ及び天吊り枠の前傾角度の双方、又は、少なくとも前傾角度調節を調節可能な調節機構を備えているので、天吊り枠に取り付ける看板の前傾角度を下から見易い高さ及び角度に、又は下から見やすい前傾角度に容易に調節できる。
本発明の天井からの看板枠吊下げ構造の一例を示す説明図。 本発明の天井からの看板吊下げ構造部分の背面斜視図。 (a)は図2の看板吊下げ構造において看板を取り付ける前の状態の側面図、(b)は看板を取り付けた状態の側面図。 (a)は二つの調節機構を天吊り棒の前面と背面に取り付けた状態の斜視図、(b)は天吊り棒の前面に取り付ける調節機構の斜視図、(c)は天吊り棒の背面に取り付ける調節機構の斜視図。 (a)、(b)は天吊り棒に用いるアルミフレームの異なる例を示す端面図、(c)は天吊り枠に用いるアルミフレームの一例を示す端面図。
天井からの看板吊下げ構造の実施形態)
本発明の天井からの看板吊下げ構造(以下、単に「吊下げ構造」という)の一例を、図面を参照して説明する。
アイスクリーム販売専門店やコンビニエンスストア等の店舗の天井裏には、通常、図1に示すように、吊り具Vで吊るされた野縁受けWがあり、野縁受けWに複数本の野縁Xが格子状に配置連結されている。本発明の吊下げ構造は、前記野縁Xを利用して看板を吊下げたものである。
図1に示す吊下げ構造は、平行に配置されている二本以上の野縁Xの上に渡して、細長の架設材1が架設され、その架設材1に棒状或いはパイプ状の天吊り棒2の上端側が取り付けられ、天吊り棒2の下端側に天吊り枠3が二つの連結具4で取り付けられている。天吊り棒2は野縁Xの下の天井板を貫通してその下方に突出する。天井板の貫通孔はドーナツ型のフランジU(図1)で閉塞される。天吊り枠3は看板5(図2)を支持するものである。
[架設材]
前記架設材1には既存のチャンネル材を必要長に切断して使用することができる。図1に示す架設材1はコ字型のチャンネル材である。架設材1には天吊り棒2、天吊り枠3、看板5を支持するのに耐え得る強度、材質のチャンネル材を使用する。
[天吊り棒]
天吊り棒2にはアルミパイプが使用され、その上端にねじ込んだボルトを前記架設材1にねじ込み、ボルト、ナット等を用いて固定してある。天吊り棒2には、例えば、図5(a)に示すようなアルミフレームを用いることができる。このアルミフレームは円形の中空パイプ6の両側面に凹溝7があり、凹溝7の外側に鍔8が内向きに突設されて、凹溝7内に嵌入される板材を支持できるようにしてある。中空パイプ6の孔には図3(a)、(b)に示すようにネジ棒9をネジ込むことができる。凹溝7及び鍔8はアルミフレームの長手方向に沿って形成されている。
天吊り棒2には他の形状、構造のアルミフレーム、例えば、図5(b)に示すようなアルミフレームを用いることができる。これは円形の中空パイプ6の四方外周面に凹溝7があり、凹溝7の外側に鍔8が内向きに突設されて、凹溝7内嵌入されるに板材を支持できるようにしてある。中空パイプ6の孔には図3(a)、(b)に示すようにネジ棒9をネジ込み可能である。この凹溝7及び鍔8もアルミフレームの長手方向に沿って形成されている。
[天吊り枠]
天吊り枠3は図2に示すように、横向きに平行に配置された上下二本の横材10が縦向きに平行に配置された二本の縦材11で連結されて横長長方形に形成されており、その前面に看板5を取り付けられるようにしてある。二本の縦材11は二本の横材10の長手方向両端よりも内側に設けてある。横材10と縦材11との連結には汎用の或いは専用の連結治具(図示しない)を用いることができる。
横材10や縦材11にはアルミフレームを用いることができ、例えば、図5(c)に示す形状、構造のものを用いることができる。このパイプは端面形状略長方形であり、上下両面と両側面の夫々に凹溝7を備え、凹溝7の外側に鍔8が突設されて、夫々の凹溝7内に嵌入される板材を支持できるようにしてある。
[連結具]
前記連結具4は、図4(a)に示すように、天吊り棒2の下端部に天吊り枠3を前傾角度で取り付けることができ、天吊り枠3の高さと前傾角度を調節することができるものである。図4(b)、(c)に示す連結具4は同じものであり、前面側と背面側から見たものである。この連結具4は天吊り棒2の凹溝7内に嵌入されて縦方向にスライド可能な縦スライド板12と、天吊り枠3の縦材11の凹溝7内に嵌入されて斜め上下方向にスライド可能な傾斜スライド板13を備えている。縦スライド板12には縦突板14がT字状に突設され、傾斜スライド板13には傾斜突板15がT字状に突設されている。縦突板14と傾斜突板15をピン16で回転可能に連結することにより、縦突板14と傾斜突板15がピン16を回転軸として回転動作(回動)可能に連結されている。
[天吊り棒と天吊り枠の連結構造]
図2のように、二本の天吊り棒2の夫々の下端側に天吊り枠3を連結してある。この場合、それぞれの天吊り棒2の下端側に同じ形状、構造の連結具4を二つ使用して天吊り枠3を連結してある。具体的には図3、図4(a)のように、二つの連結具4の夫々の縦スライド板12(図4(a))を、天吊り棒2の前面の凹溝7aと背面の凹溝7bに嵌入してネジ止めし、二つの連結具4の夫々の傾斜スライド板13(図4(a))を天吊り枠3の縦材11の凹溝7c(図4(a))内に嵌入してネジ止めすることにより、天吊り棒2の下端側に天吊り枠3を吊下げる。この場合、天吊り棒2の前面の凹溝7a(図3(a)(b))に嵌入した縦スライド板12の高さ位置を、天吊り棒2の背面の凹溝7b(図3(a)(b))に嵌入した縦スライド板12の高さ位置よりも高くすることにより、天吊り枠3が天吊り棒2の軸線よりも斜め下向きに図3(b)の角度αだけ前傾し、天吊り枠3の前面に図3(a)、(b)のように取り付ける看板5も斜め下向きに図3(b)の角度αだけ前傾する。
[天吊り枠の高さ調節と前傾角度調整]
図2、図3(a)、(b)のように、前傾状態に取り付けられた天吊り枠3は、天吊り棒2の前面の凹溝7aに嵌入した縦スライド板12の高さと、天吊り棒2の背面の凹溝7bに嵌入した縦スライド板12の高さを変えることにより高さ調節することができる。この場合、両縦スライド板12を平行にして同じ寸法だけ上昇させることにより、天吊り枠3を同じ前傾角度αのまま高くすることができ、両縦スライド板12を平行にして同じ寸法だけ降下させることにより天吊り枠3を同じ前傾角度αのまま低くすることができる。
図3(a)(b)のように天吊り棒2の凹溝7a、7bに取付けた連結具4の前記両縦スライド板12のいずれか一方の高さ位置を変えることにより前傾角度αを変えることができる。一例として、天吊り棒2の背面の凹溝7bに嵌入した縦スライド板12の位置を変えずに、天吊り棒2の前面の凹溝7aに嵌入した縦スライド板12の高さを高くすることにより、天吊り枠3が起き上がって図3(b)の前傾角度αが小さくなり、逆に、天吊り棒2の前面の凹溝7aに嵌入した縦スライド板12の位置を変えずに、天吊り棒2の背面の凹溝7bに嵌入した縦スライド板12の高さを高くすることにより、天吊り枠3が前下がりになって前傾角度αが大きくなる。このように、天吊り枠3を高さ調節したり前傾角度を調節したりして下方から見易い高さと前傾角度に調節することができる。これら調節の詳細を以下に説明する。
(天吊り枠の高さを変える場合)
天吊り枠3を高さ調節する場合は、天吊り棒2の前面の凹溝7a内に縦スライド板12を固定しているネジと、天吊り棒2の背面の凹溝7b内に縦スライド板12を固定しているネジのいずれか一方を取り外してから、その縦スライド板12を上昇または降下させて所定位置でネジ止めし、他方のネジを取り外して、その縦スライド板12を上昇または降下させてから所定位置でネジ止めすることにより、天吊り枠3を高さ調節することができる。このとき、天吊り棒2の前面の凹溝7a内に嵌入されている縦スライド板12の上昇長又は降下長と、天吊り棒2の背面の凹溝7b内に嵌入されている縦スライド板12の上昇長又は降下長を同じにすると、天吊り枠3は前記前傾角度αが維持されたまま昇降する。
(天吊り枠の前傾角度を小さく(角度αを小さく)する場合)
天吊り枠3の前傾角度を小さくする場合は、前記のように、天吊り棒2の背面の凹溝7b内に嵌入されている縦スライド板12の位置をそのままにして、天吊り棒2の前面の凹溝7a内に嵌入されている縦スライド板12を止めているネジを取り外してから、その縦スライド板12を上昇スライドさせてその位置を高くすればよい。
(天吊り枠の前傾角度を大きく(角度αを大きく)する場合)
天吊り枠3の前傾角度を大きくする場合は、前記のように、天吊り棒2の背面の凹溝7b内に嵌入されている縦スライド板12の位置をそのままにして、天吊り棒2の前面の凹溝7a内に嵌入されている縦スライド板12を止めているネジを取り外してから、その縦スライド板12を降下スライドさせてその位置を低くすればよい。
(看板吊下げ具の実施形態)
本発明の看板吊下げ具は、少なくとも、前記天吊り棒2、天吊り枠3、連結具4により構成されるものである。
(看板の取り付け)
前記天吊り枠3には看板5を取り付けることができる。看板5はLEDとか他の照明具が内蔵された照明式看板(内照式看板)や、照明具のない看板であってもよい。図3(a)、(b)に示す実施例の看板5は内照式看板(照明看板)であり、枠本体17の前面にパネル枠19を脱着自在とした分離式看板のものである。この照明式の看板5は枠本体17内にLEDや蛍光灯等の照明具や電源回路等が内装されている。枠本体17の裏面は裏蓋21で被覆されている。パネル枠19には商品写真や価格等が表示されているパネル18がセットされ、その外側に保護カバー22がセットされており、前記照明具からの光により背面から照明されるようにしてある。
図2、図3(a)、(b)の枠本体17の背面上部と背面下部の四隅付近にフックFが取り付けられ、背面上部のフックFが前記天吊り枠3の上横材10に、背面下部のフックFが前記天吊り枠3の下横材10に夫々係止できるようにしてある。
[看板枠]
図3(a)に示すパネル枠19は、四本のアルミ製のフレーム材で四角形に形成されており、フレーム材20(図1)で囲われた内側空間にパネル18、保護カバー22等を配置(セット)できるようにしてある。パネル18はプラスチック製のシートや薄板などであり、前面に商品写真や商品価格などを表示してある。パネル18は紙製など、プラスチック以外の材質製とすることもできるが、内照式の看板の場合は、背面側から照射される光を透過可能な透明或いは半透明の材質製とするのが望ましい。
前記説明では、天吊り枠の高さと前傾角度の双方を調節可能とした場合について説明してあるが、本発明では、前傾角度のみを調節可能とし、高さ調節は天吊り棒の長さを変えて調節することもできる。
本発明の天井からの看板吊下げ構造及び看板吊下げ具は、前記した店舗以外の建物内に装備することもできる。例えば、駅構内、空港内等の公共施設の案内看板、その他の施設の宣伝用看板といった、各種分野の吊下げ看板用として利用することができる。
1 架設材
2 天吊り棒
3 天吊り枠
4 連結具
5 看板
6 中空パイプ
7 凹溝
7a (天吊り棒の前面の)凹溝
7b (天吊り棒の背面の)凹溝
7c (縦材の)凹溝
8 鍔
9 ネジ棒
10 (天吊り枠の)横材
11 (天吊り枠の)縦材
12 縦スライド板
13 傾斜スライド板
14 縦突板
15 傾斜突板
16 ピン
17 枠本体
18 パネル
19 パネル枠
20 フレーム材
21 裏蓋
22 保護カバー
F フック
U フランジ
V 吊り具
W 野縁受け
X 野縁

Claims (5)

  1. 天井からの看板吊下げ構造において、
    天井裏の二本以上の野縁の上に架設材が架設され、
    当該架設材に、細長の天吊り棒が二本以上、天井板よりも下方まで突出して吊下げられ、
    前記二本以上の天吊り棒の下端側に、天吊り枠が連結具により連結され、
    前記天吊り枠は少なくとも二本の縦材と少なくとも二本の横材で方形枠状に形成され、
    前記連結具は縦スライド板と傾斜スライド板が任意の角度で連結されており、
    前記天吊り枠は、前記連結具の縦スライド板を二本の天吊り棒の夫々の下端側に取付け、当該連結具の傾斜スライド板を天吊り枠の少なくとも二本の縦材の夫々に取付けることにより、天吊り棒の下端側にして斜め下向きに前傾して取付けられ、
    看板が前記前傾の天吊り枠の横材に係止されて前傾し、前記横材への係止が脱着可能であり、横材の軸方向に移動可能であり、その係止位置を移動することにより横材への看板の係止位置を変更可能である、
    ことを特徴とする天井からの看板吊下げ構造。
  2. 請求項1記載の天井からの看板吊下げ構造において、
    連結具の縦スライド板が二本の天吊り棒の夫々の下端側に昇降スライド可能に取付けられ、当該連結具の傾斜スライド板が天吊り枠の少なくとも二本の縦材の夫々に斜めスライド可能に取付けられることにより、前記天吊り棒への縦スライド板の取付け位置と、前記縦材への傾斜スライド板の取付け位置を変えることにより、天吊り棒への天吊り枠の取付け高さ位置を変えることができる、
    ことを特徴とする天井からの看板吊下げ構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載の天井からの看板吊下げ構造において、
    連結具は夫々の天吊り棒と天吊り枠の夫々の縦材に、上下に離して二つずつ取付けられ、
    前記二つずつの連結具のうち、下方の連結具の縦スライド板は天吊り棒の背面にその軸方向に昇降スライド可能に取り付けられ、傾斜スライド板は天吊り枠の縦材の背面にその軸方向に斜めスライド可能に取り付けられ、上方の連結具の縦スライド板は天吊り棒の前にその軸方向に昇降スライド可能に取り付けられ、傾斜スライド板は天吊り枠の縦材の背面にその軸方向に斜めスライド可能に取り付けられ、
    前記天吊り棒と縦材への縦スライド板と傾斜スライド板の双方又はいずれか一方の取付け位置を変えることにより、天吊り枠の前傾角度と高さの双方又はいずれか一方の調節が可能である、
    ことを特徴とする天井からの看板吊下げ構造。
  4. 請求項3記載の天井からの看板吊下げ構造において、
    背面に取付けられた縦スライド板の高さ位置を変えずに、他方の縦スライド板の高さを高くすることにより、天吊り枠が起き上がって前傾角度が小さくなり、前面に取付けられた縦スライド板の高さ位置を変えずに、背面に取付けられた縦スライド板の高さを高くすることにより、天吊り枠が前下がりになって前傾角度が大きくなって、その天吊り枠の横材に係止されている看板の前傾角度を調節可能である、
    ことを特徴とする天井からの看板吊下げ構造。
  5. 看板を天井から吊下げるための看板吊下げ具において、
    少なくとも、天井裏の二本以上の野縁の上に架設された架設材に吊下げられる天吊り棒と、天吊り棒の下端側に取付けられて看板を支持する天吊り枠と、天吊り棒へ天吊り枠を取り付ける連結具を備え、
    前記天吊り棒は少なくとも二本以上であり、天吊り枠は縦材と横材がそれぞれ二本以上であり、連結具が四つ以上であり、
    前記天吊り棒は天井板よりも下方まで突出可能な細長であり、
    前記天吊り枠の縦材と横材は方形枠状に組むことができる長さであり
    前記連結具は天吊り棒に取付ける縦スライド板と、天吊り枠の縦材に取付ける傾斜スライド板を備え、それら縦スライド板と傾斜スライド板が角度調整可能に任意の角度で連結されており、
    前記四つの連結具は二本の天吊り棒の夫々の下端側に上下に離して二つずつ昇降スライド可能に取付けることができ、それら連結具の縦スライド板は天吊り棒にその軸方向にスライド可能に取付けることができ、傾斜スライド板は天吊り枠の少なくとも縦材にその軸方向にスライド可能に取付けることができる、
    ことを特徴とする看板吊下げ具。
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