JP5641266B2 - 音声合成装置、音声合成方法およびプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1実施形態に係る音声合成装置100のブロック図である。音声合成装置100は、歌唱音などの様々な音声(以下「合成音」という)を合成する装置であり、図1に示すように、制御装置10と記憶装置12と入力装置14と表示装置16と放音装置18とを具備するコンピュータシステムで実現される。音声合成装置100を楽曲の歌唱音の合成に利用する場合を以下では想定する。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。なお、以下の各例示において作用や機能が第1実施形態と同等である要素については、以上と同じ符号を付して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
次に、本発明の第3実施形態を説明する。第1実施形態や第2実施形態では、楽譜領域42から独立した音素領域44の音素指示子61を利用して各音素の発音期間や音素記号63を表示した。他方、第3実施形態では、各音素の発音期間や音素記号63の表示に楽譜領域42内の各音指示子51を流用する。したがって、第1実施形態の音素領域44を省略した内容の編集画像40が第3実施形態では表示装置16に表示される。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。利用者は、複数の指定音のうち相前後する各指定音の間のレガートの付加を入力装置14の操作で制御装置10に指示することが可能である。レガートは、音高が相違する2個の指定音を滑らかに連続して発音させる音楽的な表現である。
以上の各形態は多様に変形され得る。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は適宜に併合され得る。
第1実施形態では子音の音素[s]を例示したが、各素片データPの時間長の比率が制御される音素の種類は任意である。すなわち、音素[s]以外の摩擦音の音素や摩擦音以外の音素(例えば破裂音の音素や母音の音素)についても同様に、素片データPの時間長の比率を制御する第1実施形態の構成が適用される。
第1実施形態においては、素片データPの表す音声素片が1個または2個の音素で構成される場合を例示したが、3個以上の音素で構成される音声素片(音素連鎖)の素片データPを利用する場合にも以上の各形態が同様に適用される。
以上の各形態においては、素片データPAと素片データPBとの境界を音素記号63の位置に応じて変化させたが、素片データPAと素片データPBとの時間長の比率を変化させる方法は以上の例示に限定されない。例えば、図11に示すように、素片データPAと素片データPBとの重複の程度を音素記号63の位置に応じて変化させる構成も採用され得る。すなわち、音素[s]の音素記号63が右方に移動すると、素片調整部264は、図11に示すように、素片データPBのうち音素[s]の区間SBを維持したまま素片データPAの区間SAを伸長する(すなわち両者の時間長の比率を変化させる)。したがって、区間SAと区間SBとは部分的に重複する。音声合成部26は、素片データPAと素片データPBとが重複する部分については両者を加算(例えば加重和)することで音声信号SOUTを生成する。
第2実施形態においては音指示子51の始点と音素指示子61の始点とを連動させたが、音指示子51と音素指示子61とを連動させるか否かを(例えば利用者からの指示に応じて)切替える構成も採用され得る。例えば、特定の操作子を押下しながら利用者が音指示子51および音素指示子61の一方の始点を移動させた場合、表示制御部22は他方の始点を連動して移動させ、利用者がその操作子を押下せずに音指示子51および音素指示子61の一方の始点を移動させた場合、表示制御部22は他方の始点を連動させない。
各素片データPの時間長の比率を可変に制御する構成にとって、音指示子51を時系列に表示する機能は必須ではない。例えば、第1実施形態では編集画像40から楽譜領域42が省略され得る。すなわち、表示制御部22は、各音素の発音期間と音素記号63とを表示装置16に時系列に表示させる要素として包括される。音指示子51の時系列とは別個の音素指示子61が音素の発音期間や音素記号63の表示に利用されるか(第1実施形態,第2実施形態)、音指示子51の時系列(音素区間55)が音素の発音期間や音素記号63の表示に利用されるか(第3実施形態,第4実施形態)は本発明において不問である。また、音楽情報DSを利用者が編集する構成(情報生成部24)も省略され得る。
Claims (4)
- 音高および発音文字が指示された各指定音の発音期間と、前記各指定音の発音文字に対応する複数の音素の各々の音素記号および発音期間の始点とを、相異なる領域に、共通の時間軸のもとで表示装置に時系列に表示させ、母音および子音を含む前記各音素の発音期間の始点を利用者からの指示に応じて時間軸上で移動させる表示制御手段と、
前記発音期間にわたる各音素の合成音を生成する音声合成手段と
を具備する音声合成装置。 - 前記表示制御手段は、
前記各音素で構成された発音文字が指示される複数の指定音の各々に対応して時系列に配列されて当該指定音の発音期間に応じて長さが選定された複数の音指示子を前記表示装置に表示させ、
子音の音素の発音期間の始点を利用者からの指示に応じて移動させる一方、母音の音素の発音期間の始点の移動が利用者から指示された場合に、当該母音の音素の発音期間の始点に連動して、当該母音の音素に対応する指定音の音指示子の始点を移動させる
請求項1の音声合成装置。 - 音高および発音文字が指示された各指定音の発音期間と、前記各指定音の発音文字に対応する複数の音素の各々の音素記号および発音期間の始点とを、相異なる領域に、共通の時間軸のもとで表示装置に時系列に表示させ、母音および子音を含む前記各音素の発音期間の始点を利用者からの指示に応じて時間軸上で移動させる表示制御処理と、
前記発音期間にわたる各音素の合成音を生成する音声合成処理と
をコンピュータに実行させるプログラム。 - 音高および発音文字が指示された各指定音の発音期間と、前記各指定音の発音文字に対応する複数の音素の各々の音素記号および発音期間の始点とを、相異なる領域に、共通の時間軸のもとで表示装置に時系列に表示させる一方、母音および子音を含む前記各音素の発音期間の始点を利用者からの指示に応じて時間軸上で移動させ、
前記発音期間にわたる各音素の合成音を生成する
音声合成方法。
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JP2013210108A JP5641266B2 (ja) | 2013-10-07 | 2013-10-07 | 音声合成装置、音声合成方法およびプログラム |
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