JP5638197B2 - 電子機器 - Google Patents
電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5638197B2 JP5638197B2 JP2008331581A JP2008331581A JP5638197B2 JP 5638197 B2 JP5638197 B2 JP 5638197B2 JP 2008331581 A JP2008331581 A JP 2008331581A JP 2008331581 A JP2008331581 A JP 2008331581A JP 5638197 B2 JP5638197 B2 JP 5638197B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- input
- password
- operation pattern
- electronic device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Telephone Function (AREA)
Description
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態である携帯電話機1について、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開いた状態の正面図である。図2は、図1に示す携帯電話機1について、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを閉じた状態の正面図である。
入力部13は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー131と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー132と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う決定操作キー133とにより構成される。
図3は、携帯電話機1の機能を示すブロック図である。
携帯電話機1は、操作部11と、マイク12と、メインアンテナ90と、RF回路部91と、表示制御部92と、音声処理部93と、タイマ98と、メモリ94と、CPU95と、電源部96と、制御IC97と、を操作部側筐体2に備え、表示部32と、レシーバ33と、ドライバIC34と、を表示部側筐体3に備えている。
入力部13は、この入力部13を構成する機能設定操作キー131、入力操作キー132、及び決定操作キー133が押圧されることにより入力される入力信号をCPU95に出力する。
タッチセンサ14は、図示しない信号線を介して後述のCPU95(後述の操作パターン検出部951)に接続されており、このタッチセンサ14に導体としての指等が接触及び/又は近接された場合に生じる電圧の変化がCPU95に出力される。
尚、本実施形態では、所定の使用周波数帯を800MHzとしたが、異なる他の周波数帯であってもよい。また、メインアンテナ90は、所定の使用周波数帯だけでなく、他の使用周波数帯(例えば、2GHz)にも対応できるいわゆるデュアルバンド対応型による構成であってもよい。
ドライバIC34は、表示制御部92から入力された画像データをフレームメモリに蓄えると共に、該フレームメモリに蓄えられた画像データを所定のタイミングで表示部32に出力する。
表示部32は、ドライバIC34から入力されたデータに基づいて、所定の文字や画像を表示する。
レシーバ33は、音声処理部93から供給された信号に基づいて外部に放音(出力)する。
制御IC97は、電源部96から供給される電源電圧を所定の電源電圧に変換し、変換後の電源電圧を携帯電話機1の各部(例えば、CPU95等)に供給する。
パスワード記憶部941は、CPU95(後述の実行制御部954)に携帯電話機1の所定の機能の実行を許可させるための解除パスワードを記憶する。パスワード記憶部941には、例えば、4桁の数字が解除パスワードとして記憶される。尚、この解除パスワードは、ユーザが所定の操作により変更可能となっていてもよい。
図5は、解除操作パターン(指の動き)を説明する図である。図6は、操作パターン検出部951により検出された操作パターンが解除操作パターンと一致する場合における携帯電話機1の動作を説明する図である。図7は、操作パターン検出部951により検出された操作パターンが解除操作パターンと一致しない場合における携帯電話機1の動作を説明する図である。
ここで、矢印Aは、「5」から「2」への移動を示し、矢印Bは、「2」から「9」への移動を示し、矢印Cは、「9」から「7」への移動を示す。
具体的には、図7に示すように、「2」に対応するキーから「9」に対応するキーへ指を移動する際の経路において、直接「2」→「9」ではなく「2」→「3」→「9」と「3」に対応するキー(の表面)を経由するように指を移動させた場合、実行制御部954は、所定機能の実行を許可しない。
図8は、携帯電話機1におけるパスワード認証機能を説明するフロー図である。
ST8において、操作パターン判定部953は、ST4において操作パターン検出部951により検出された操作パターンと操作パターン記憶部942に記憶された解除操作パターンを比較し、一致するか否かを判定する。操作パターン判定部953により、検出された操作パターンが解除操作パターンに一致すると判定された場合には(ST9のYES)、実行制御部954は、メール機能の起動(実行)を許可する(図6参照、ST10)。操作パターン判定部953により、検出された操作パターンが解除パターンに一致しないと判定された場合には(ST9のNO)、パスワード認証が失敗した旨を表示部32に表示し(図7参照)、セキュリティ状態を継続する(ST11)。
尚、パスワード認証が失敗した旨の表示は、パスワード入力の不一致と、操作パターンの不一致とのいずれであるかが分かるような表示内容としてもよい(図7参照)。
まず、操作パターン検出部951は、タッチセンサ14への入力を検出した場合に(ST21のYES)、タイマ98の計時時間に関連させて、タッチセンサ14の操作位置となるXY座標情報をメモリ94に記憶させる(ST22)。そして、操作パターン検出部951は、メモリ94に記憶されたXY座標情報に基づいて操作パターンデータを検出する(ST23)。この操作パターンデータによって、使用者の指の動き、例えば、最初の入力から次の入力を行うまでの指の軌跡及び指がタッチセンサ14を押下した時間等が分かるようになる。尚、タッチセンサ14への入力が検出されなかった場合には(ST21のNO)、ST23に処理が移される。
(1)入力部13により入力されたパスワードが解除パスワードと一致すると判定され、且つ、操作パターン検出部951により検出された操作パターンが解除操作パターンと一致すると判定された場合に、実行制御部954Aは所定の機能の実行を許可する。これにより、個人認証においてパスワード以外にパスワード以外のパラメータも照合されるため、仮に、パスワードが漏洩して不正にパスワード認証が行われたとしても、パスワード入力だけではセキュリティ状態を解除することが不可能となる。よって、携帯電話機1のセキュリティ機能を向上できる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図10は、本発明の第2実施形態である携帯電話機1について、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開いた状態の正面図である。図11は、第2実施形態である携帯電話機1がパスワード認証機能を発揮するための構成を示す機能ブロック図である。図12は、第2実施形態である携帯電話機1における操作パターン認識処理のフロー図である。
なお、第1実施形態における構成と同一の構成については、同一の符号を付して、詳細な説明は省略している。以下、主に第1実施形態と相違する構成について説明をする。
ここで、操作パターンが、パスワード入力の際におけるユーザの指の移動パターンではなく、操作パターンが、パスワードが入力される際の時間的なパターンである点で、本実施形態は、第1実施形態と相違する。
以下第1実施形態と相違する構成のみ説明する。
この、時間パターンは、具体的には、例えば各キーにおける押下時間、所定のキーにおける押下状態を解除してから他のキーを押下状態にするまでの時間(間隔)や、これらの組み合わせのことである。
先ず、CPU95Aは、入力操作キー132が押下された場合に(ST31のYES)、タイマ98の計時時間に関連させて、入力操作キー132が押下された時間の情報をメモリ94に記憶させる(ST32)。入力操作キー132が押下されなかった場合には、ST33に処理を移す。
ST33において、操作パターン検出部951Aは、入力操作キー1の押下が解除されたことを検出した場合、言い換えれば、使用者が入力操作キー132から指を離した場合に(ST33のYES)、タイマ98の計時時間に関連させて、入力操作キー132の押下が解除された時間の情報をメモリ94に記憶させる(ST34)。入力操作キー132の押下が解除されなかった場合には、ST35に処理を移す。
ST35において、操作パターン検出部951Aは、各入力操作キー132の操作時間データを作成し、メモリ94に記憶する。この操作時間データによって、4桁のパスワード入力における各入力操作キー132の操作が所定時間以上の長押しであったか、所定時間より短い短押しであったか、更に、前のキー入力から次のキー入力までの時間が例えば1秒以上であったか否かなどが分かるようになる。
「5」の押し時間:1秒以上
「5」から「2」への移動時間:1秒以上
「2」の押し時間:1秒未満
「2」から「9」への移動時間:1秒未満
「9」の押し時間:1秒以上
「9」から「7」への移動時間:1秒以上
「7」の押し時間:1秒未満
この場合における操作(時間)パターンは、まず「5」が押され、1秒以上経過した後に「5」が離され、1秒以上経過した後に「2」が押され、1秒経過する前に「2」が離され、1秒経過する前に「9」が押され、1秒経過した後に「9」が離され、1秒経過した後に「7」が押され、1秒経過する前に「7」が離される、というパターンになる。このため、操作パターン検出部951Aによって検出された操作(時間)パターンが、この条件を満たさなければ、セキュリティ解除できない。例えば、パスワードである「5297」の入力操作が正確に行われたとしても、「2」の押し時間が1秒以上であれば、セキュリティ解除には至らない。このように、パスワードだけでなく、キーを押す時間もパラメータに入れることによって、さらなるセキュリティ効果を高めることが可能になる。
例えば、第1実施形態においては、静電容量方式のタッチセンサ14が用いられたものの、実施形態はこれに限らない。即ち、指がなぞる軌跡を検出できるものであれば、他のセンサが用いられてもよい、例えば、光学センサが、互いに隣接する入力操作キー132の間に配置されてもよい。
また、第1実施形態では、入力部13を構成する全てのキーの周囲をカバーするように、タッチセンサ14を設けた。よって、解除操作パターンとして入力操作キー132の近傍以外の領域をなぞるといったパターンを設定してもよい。
2 操作部側筐体(筐体)
3 表示部側筐体
11 操作部
13 入力部
14 タッチセンサ(センサ部)
94 メモリ
95 CPU
941 パスワード記憶部
942 操作パターン記憶部
943 累積記憶部
951 操作パターン検出部
952 パスワード判定部
953 操作パターン判定部
954 実行制御部
955 パターン作成部
Claims (8)
- 押圧入力を受け付ける入力部、及びタッチセンサを有する操作部と、
前記タッチセンサに対するなぞる操作の際の操作軌跡を検出する検出部と、
前記入力部への複数の押圧入力に対応する第1の情報、及び当該複数の押圧入力が行われている過程における前記タッチセンサへのなぞる操作に対応する第2の情報を記憶する記憶部と、
前記複数の押圧入力を前記第1の情報に基づいて比較した判定結果、及び当該複数の押圧入力が行われている過程における前記操作軌跡を前記第2の情報に基づいて比較した判定結果に基づいて機能を制御する制御部と、を備える電子機器。 - 前記制御部が制御する機能は、機能の使用制限の解除機能である、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記制御部は、前記判定結果が一致である場合に、前記機能を実行する、
ことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。 - 前記入力部は、パスワードの押圧入力を受け付け、
前記記憶部は、前記第1の情報としてパスワードを記憶する、
ことを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。 - 前記検出部は、前記タッチセンサに対する入力操作に伴って行われる接触及び近接の少なくとも一方のパターンからなる操作軌跡を検出する、
ことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の電子機器。 - 前記検出部は、前記入力部に対して行われる押圧入力に伴う押圧時間を検出する、
ことを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載の電子機器。 - 前記検出部は、前記入力部に対して行われる押圧入力が行われたタイミングを検出する、
ことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。 - 前記操作部に対する入力に基づいて、前記第1の情報及び前記第2の情報を作成する作成部を更に備える請求項2から7のいずれかに記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008331581A JP5638197B2 (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008331581A JP5638197B2 (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | 電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010152758A JP2010152758A (ja) | 2010-07-08 |
JP5638197B2 true JP5638197B2 (ja) | 2014-12-10 |
Family
ID=42571751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008331581A Expired - Fee Related JP5638197B2 (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5638197B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012119952A (ja) * | 2010-12-01 | 2012-06-21 | Nec Saitama Ltd | 携帯電話機及び携帯電話機のセキュリティ向上方法並びにコンピュータプログラム |
JP5699019B2 (ja) * | 2011-04-01 | 2015-04-08 | 株式会社Nttドコモ | 認証装置、認証方法及びプログラム |
JP5724716B2 (ja) * | 2011-07-25 | 2015-05-27 | 大日本印刷株式会社 | 携帯情報端末 |
JP2019164494A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社 ゆうちょ銀行 | 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004178584A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-24 | Asulab Sa | 機能、装置、又は所定の場所にアクセスするためのタッチスクリーンによるセキュリティコードの入力方法、及びその方法を実行するためのデバイス |
JP2005190335A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報端末装置 |
JP2007109128A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Sanyo Electric Co Ltd | 暗証番号等を入力する為の入力装置及びその入力装置を備えた携帯電話装置 |
-
2008
- 2008-12-25 JP JP2008331581A patent/JP5638197B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010152758A (ja) | 2010-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN105117086B (zh) | 指纹识别系统、指纹识别的实现方法及装置、电子设备 | |
CN205068296U (zh) | 电子设备和便携式电子设备 | |
EP2680099B1 (en) | Mobile terminal and control method thereof | |
CN108388786A (zh) | 指纹解锁方法及装置 | |
CN108345781A (zh) | 指纹解锁方法及装置 | |
KR20050107430A (ko) | 지문센서내장 휴대 단말장치 | |
TW201502837A (zh) | 基於輸入動作之一型樣而可切換至一使用者介面解鎖模式之電子裝置及相關方法 | |
US9977887B2 (en) | Electronic device and method for validation of a trusted user | |
CN108647505A (zh) | 指纹解锁方法及相关产品 | |
JP2004164347A (ja) | Icカード及びこれを使用する本人の認証方法 | |
JP5638197B2 (ja) | 電子機器 | |
CN106126999A (zh) | 一种智能识别访客的解锁方法及移动终端 | |
KR20150029259A (ko) | 전자 장치의 입력장치 | |
CN106095224B (zh) | 一种启动应用的方法及移动终端 | |
WO2019183772A1 (zh) | 一种指纹解锁方法及终端 | |
CN108491713B (zh) | 一种安全提醒方法和电子设备 | |
CN108595935A (zh) | 指纹解锁方法及装置 | |
CN112889049A (zh) | 电子装置及其控制方法 | |
JP2011232898A (ja) | 電子機器、電子機器制御方法および電子機器制御プログラム | |
WO2022247762A1 (zh) | 电子设备及其指纹解锁方法、指纹解锁装置 | |
CN110276328B (zh) | 指纹识别方法及相关产品 | |
CN107480495A (zh) | 移动终端的解锁方法及相关产品 | |
CN108241842A (zh) | 指纹识别方法及装置 | |
WO2019153362A1 (zh) | 一种指纹录入方法及终端 | |
KR20150013981A (ko) | 지문인식장치와 그 제조방법 및 전자기기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111114 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20120803 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121002 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130416 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130617 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130709 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131009 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20131016 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20131220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141022 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5638197 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |