JP5634206B2 - リソース割り当て方法およびその装置 - Google Patents

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Description

本発明は無線通信技術分野に関し、特に、マルチキャリア無線通信システムにおけるリソース割り当て方法およびその装置に関する。
現在、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)は、ユニバ−サル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)の地上無線アクセス(UTRA:UMTS Terrestrial Radio Access)のLTE(Long Term Evolution)を考えている。3GPP LTEシステムの特徴の1つは、マルチユーザ・ダイバーシティ・スケジューリングを利用してリソースを割り当てることにより、周波数利用率を向上させる、ということである。マルチキャリア無線通信システムにおいて、周波数選択性フェージングが存在して、かつ各サブキャリアのフェージングが互いに独立であるため、任意の1つの時刻で、任意の1つのユーザは、通常、ただ一部のサブキャリアで最良のチャネル品質を有する。上記の特徴に基いて、ユーザの各サブキャリアでのフェージング状況により、それぞれ各サブキャリアを、該サブキャリアで最良のチャネル品質を有するユーザに割り当てて、データ伝送を行うようにしてもよい。これにより、マルチユーザ・ダイバーシティによるチャネル容量利得を最大限に利用できる。
しかしながら、ユーザが帯域幅制限または電力制限または伝送データ制限を受ける環境で、上記サブキャリアの割り当て方法、即ち、各サブキャリアを、該サブキャリアで最良のチャネル品質を有するユーザに割り当てて、データ伝送を行う方法の性能は、制限を受けることになる。そのため、帯域幅または電力または伝送データの制限を受ける環境に、より適当なリソース割り当て方法を見付ける必要がある。
上記の技術的課題を解決するために、本発明では、リソース割り当て方法が提供されている。これにより、帯域幅制限または電力制限または伝送データ制限を受ける環境で、マルチキャリア無線通信システムのリソース割り当てを実現し、かつ、最大のチャネル容量を有する。
本発明の実施例に係るリソース割り当て方法は、優先度メトリック行列により、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、該リソースで最良の優先度メトリックを有するユーザを決定し、第1ユーザインデックスベクトルおよび第1優先度メトリックベクトルを得、ここで、第1ユーザインデックスベクトルで、全ての割り当て対象リソースでのユーザ割り当ての第1結果を表し、第1優先度メトリックベクトルで、全ての割り当て対象リソースでの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックを表し、所定の制限条件を満たす場合、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、1つのユーザを決定して割り当て、第2ユーザインデックスベクトルおよび第2優先度メトリックベクトルを得、ここで、前記所定の制限条件は各ユーザが同時に使用できる最大リソースブロック数であり、第2ユーザインデックスベクトルで、全ての割り当て対象リソースでのユーザ割り当ての第2結果を表し、第2優先度メトリックベクトルで、全ての割り当て対象リソースでの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックを表し、第1優先度メトリックベクトルと第2優先度メトリックベクトルとの対応する要素の差を計算して、差ベクトルを得て、上記差ベクトルから0より大きい要素を検索し、該要素に対応するリソースインデックスを得、上記リソースインデックスの中から、第2優先度メトリックベクトルにおける上記リソースインデックスに対応する優先度メトリックが0ではないリソースインデックスを検索して、再割り当てリソースインデックスベクトルとし、前記所定の制限条件により、前記再割り当てリソースインデックスベクトルにおけるリソースインデックスに対応するリソースに対して、再割り当てを行い、前記第2ユーザインデックスベクトルおよび前記第2優先度メトリックベクトルとともに、少なくとも1つの候補ユーザインデックスベクトルおよび候補優先度メトリックベクトルを構成し、全ての候補優先度メトリックベクトルの中から、候補優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が最大となる候補優先度メトリックベクトルおよび対応する候補ユーザインデックスベクトルを検索して、検索された候補優先度メトリックベクトルおよび対応する候補ユーザインデックスベクトルをリソース割り当て結果とする、ことを含む。
ここで、前記割り当て対象リソースはリソースブロックであり、前記リソースインデックスはリソースブロックインデックスである。または、前記割り当て対象リソースはサブキャリアであり、前記リソースインデックスはサブキャリアインデックスである。または、前記割り当て対象リソースはリソースブロッククラスター(Cluster)であり、前記リソースインデックスはClusterインデックスである。
また、前記所定の制限条件は制限ベクトルで規定される。
上記制限ベクトルの制限条件を満たす場合、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、1つのユーザを決定して割り当てることは、優先度メトリック行列から、最大の優先度メトリックを有する要素を検索し、該要素に対応するリソースインデックスおよびユーザインデックスを決定するステップAと、決定されたユーザインデックスおよび制限ベクトルにより、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値が1以上であるかどうかを判断し、1以上である場合、決定されたリソースインデックスに対応するリソースを、該ユーザインデックスに対応するユーザに割り当て、前記優先度メトリック行列における該リソースインデックスに対応する列ベクトルの全ての要素を0にクリアし、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値を1減算し、該要素が0になるとき、前記優先度メトリック行列における該ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアし、それから、ステップAに戻り、1以上ではない場合、前記優先度メトリック行列における該ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアしてから、ステップAに戻るステップBと、を含む。
また、上記制限ベクトルの制限条件を満たす場合、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、1つのユーザを決定して割り当てることは、優先度メトリック行列から、全0ではない1列を選択して、該列から最大となる要素を検索し、該要素に対応するリソースインデックスおよびユーザインデックスを決定するステップaと、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値が1以上であるかどうかを判断し、1以上である場合、決定されたリソースインデックスに対応するリソースを、該ユーザインデックスに対応するユーザに割り当て、前記優先度メトリック行列における該リソースインデックスに対応する列ベクトルの全ての要素を0にクリアし、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値を1減算し、該要素が0になるとき、さらに、前記優先度メトリック行列における該ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアし、それから、優先度メトリック行列における全ての要素が0になるまで、ステップaに戻り、1以上ではない場合、前記優先度メトリック行列における該ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアしてから、優先度メトリック行列における全ての要素が0になるまで、ステップaに戻るステップと、を含む。
さらに、上記制限ベクトルの制限条件を満たす場合、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、1つのユーザを決定して割り当てることは、優先度メトリック行列における全0ではない各列それぞれから、最大となる要素を選択し、各列それぞれの最大となる要素に対応するリソースインデックスおよびユーザインデックスを決定して、各ユーザインデックスそれぞれに対応するリソースインデックス数を決定するステップbと、各ユーザインデックスそれぞれに対応して、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数と、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値とを比較し、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数が、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値より小さい場合、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックスで識別されるリソースを、該ユーザインデックスで識別されるユーザに割り当て、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値から、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数を減算して、優先度メトリック行列における上記リソースインデックスに対応する列ベクトルの全ての要素を0にクリアし、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数が、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値に等しい場合、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックスで識別されるリソースを、該ユーザインデックスで識別されるユーザに割り当て、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値を0にクリアし、優先度メトリック行列における上記リソースインデックスに対応する列ベクトルの全ての要素を0にクリアし、優先度メトリック行列における上記ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアし、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数が、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値より大きい場合、上記リソースインデックスの中から、優先度メトリック行列における該ユーザインデックスおよび選択されたリソースインデックスに対応する要素の値が、最大となるN個(Nは、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する値である)の値であることを満たすように、N個のリソースインデックスを選択し、選択されたN個のリソースインデックスに対応するリソースを、該ユーザインデックスに対応するユーザに割り当て、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値を0にクリアし、優先度メトリック行列における上記N個のリソースインデックスに対応する列ベクトルの全ての要素を0にクリアして、優先度メトリック行列における上記ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアし、それから、優先度メトリック行列における全ての要素が0になるまで、ステップbに戻るステップと、を含む。
上記制限ベクトルにより、前記再割り当てリソースインデックスベクトルにおけるリソースインデックスに対応するリソースに対して、再割り当てを行い、前記第2ユーザインデックスベクトルおよび第2優先度メトリックベクトルとともに、少なくとも1つの候補ユーザインデックスベクトルおよび候補優先度メトリックベクトルを構成することは、再割り当てリソースインデックスベクトルにおける各リソースインデックスそれぞれに対して、優先度メトリック行列における該リソースインデックスに対応する優先度メトリックから、第2優先度メトリックベクトルにおける該リソースインデックスに対応する優先度メトリックより大きい各要素を検索し、これらの要素に対応するユーザインデックスで構成されるベクトルを、該リソースインデックスに対応する置換ユーザインデックスベクトルとし、再割り当てリソースインデックスベクトルにおける各リソースインデックスそれぞれに対して、第2ユーザインデックスベクトルにおける該リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、それぞれ該リソースインデックスに対応する置換ユーザインデックスベクトルにおける各要素に置換し、かつ、第2優先度メトリックベクトルにおける該リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、れぞれ優先度メトリック行列における該リソースインデックスおよび置換されたユーザインデックスに対応する優先度メトリックに置換し、少なくとも1つの第3ユーザインデックスベクトル、および、少なくとも1つの対応する第3優先度メトリックベクトルを得、ここで、第3ユーザインデックスベクトルは、置換後の全ての割り当て対象リソースでのユーザ割り当て結果を表し、第3優先度メトリックベクトルは、全ての割り当て対象リソースでの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックを表し、制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、それぞれ調整を行って、制限ベクトルの制限条件を満たして、かつ、それに対応する第3優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が、第2優先度メトリックベクトルにおける各要素の和より大きい第3ユーザインデックスベクトルを得、該第3ユーザインデックスベクトルを1つの候補ユーザインデックスベクトルとし、それに対応する第3優先度メトリックベクトルを候補優先度メトリックベクトルとする、ことを含む。
上記第2ユーザインデックスベクトルにおける置換されたユーザインデックスは被置換ユーザインデックスであり、第3ユーザインデックスベクトルにおける上記被置換ユーザインデックスを置換するためのユーザインデックスは、第1置換ユーザインデックスである。
前記制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、調整を行うことは、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用される1つのリソースを、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザ以外のほかのユーザにそれぞれ再割り当てし、ここで、該再割り当て先となるユーザが第2置換ユーザインデックスで識別され、該再割り当てされるリソースが第1リソースインデックスで識別されるステップCと、第3ユーザインデックスベクトルにおける第1リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、第2置換ユーザインデックスに置換して、少なくとも1つの新しい第3ユーザインデックスベクトルを得るステップと、第3優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、優先度メトリック行列における第2置換ユーザインデックスと第1リソースインデックスとに対応する優先度メトリックに置換して、少なくとも1つの新しい第3優先度メトリックベクトルを得るステップと、各新しい第3ユーザインデックスベクトルと新しい第3優先度メトリックベクトルとのそれぞれに対して、新しい第3優先度メトリックベクトルと第2優先度メトリックベクトルとの対応する各要素の差の和を計算し、計算結果が0以下である場合、前記新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを廃棄し、計算結果が0より大きくて、かつ、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たす場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整後の第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとし、計算結果が0より大きい一方、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たさない場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整待ちの第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとし、第2置換ユーザを第1置換ユーザとし、ステップCに戻るステップと、を含む。
または、上記制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、調整を行うことは、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用される1つのリソースを、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザ以外のほかのユーザにそれぞれ再割り当てし、ここで、該再割り当て先となるユーザが、第2置換ユーザインデックスで識別され、該再割り当てされるリソースが、第1リソースインデックスで識別され、第3ユーザインデックスベクトルにおける第1リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、第2置換ユーザインデックスに置換して、少なくとも1つの新しい第3ユーザインデックスベクトルを得、第3優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、優先度メトリック行列における第2置換ユーザインデックスと第1リソースインデックスとに対応する優先度メトリックに置換して、少なくとも1つの新しい第3優先度メトリックベクトルを得、各新しい第3ユーザインデックスベクトルと新しい第3優先度メトリックベクトルとのそれぞれに対して、新しい第3優先度メトリックベクトルと第2優先度メトリックベクトルとの対応する各要素の差の和を計算し、計算結果が0以下である場合、あるいは、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たさない場合、前記新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび対応する新しい第3優先度メトリックベクトルを廃棄し、計算結果が0より大きくて、かつ、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たす場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整後の第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとする、ことを含む。
あるいは、被置換ユーザインデックスに対応するリソースインデックスは、第1リソースインデックスである。
上記制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、調整を行うことは、第3優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックと、第2優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックとの差を計算して、優先度メトリック利得とするステップCと、第3ユーザインデックスベクトルにより、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースに対応するリソースインデックスを決定するステップと、第1リソースインデックスと異なる各第2リソースインデックスそれぞれに対して、優先度メトリック行列により、第2リソースインデックスと第1置換ユーザインデックスとに対応する優先度メトリックを決定して、第1優先度メトリックと記し、第1優先度メトリックと、優先度メトリック行列における第2リソースインデックスに対応する優先度メトリックベクトルにおける第1優先度メトリック以外の各優先度メトリックとの差を、それぞれ計算し、前記差が優先度メトリック利得より小さい優先度メトリックに対応するユーザインデックスを検索して、第2置換ユーザインデックスと記し、前記差が優先度メトリック利得より小さい優先度メトリックに対応するユーザインデックスが見つからない場合、前記第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対する調整が失敗し、第3ユーザインデックスベクトルにおける第2リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、第2置換ユーザインデックに置換して、新しい第3ユーザインデックスベクトルを得、第3優先度メトリックベクトルにおける第2リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、優先度メトリック行列における第2置換ユーザインデックスと第2リソースインデックスとに対応する優先度メトリックに置換して、新しい第3優先度メトリックベクトルを得、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たす場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整後の第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとし、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たさない場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整待ちの第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとし、第2置換ユーザを第1置換ユーザとし、第2リソースインデックスを第1リソースインデックスとし、ステップCに戻るステップと、を含む。
または、上記制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、調整を行うことは、第3優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックと、第2優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックとの差を計算して、優先度メトリック利得とし、第3ユーザインデックスベクトルにより、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースに対応するリソースインデックスを決定し、第1リソースインデックスと異なる各第2リソースインデックスに対して、優先度メトリック行列により、第2リソースインデックスと第1置換ユーザインデックスとに対応する優先度メトリックを決定して、第1優先度メトリックと記し、第1優先度メトリックと、優先度メトリック行列における第2リソースインデックスに対応する優先度メトリックベクトルにおける第1優先度メトリック以外の各優先度メトリックとの差を、それぞれ計算し、前記差が優先度メトリック利得より小さい優先度メトリックに対応するユーザインデックスを検索して、第2置換ユーザインデックスと記し、前記差が優先度メトリック利得より小さい優先度メトリックに対応するユーザインデックスが見つからない場合、前記第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対する調整が失敗し、第3ユーザインデックスベクトルにおける第2リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、第2置換ユーザインデックスにそれぞれ置換して、少なくとも1つの新しい第3ユーザインデックスベクトルを得、第3優先度メトリックベクトルにおける第2リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、優先度メトリック行列における第2置換ユーザインデックスと第2リソースインデックスとに対応する優先度メトリックにそれぞれ置換して、少なくとも1つの新しい第3優先度メトリックベクトルを得、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たす場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整後の第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとし、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たさない場合、前記新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび対応する新しい第3優先度メトリックベクトルを廃棄する、ことを含む。
また、本発明の実施例では、リソース割り当て装置が開示されている。該装置は、優先度メトリック行列により、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、該リソースで最良の優先度メトリックを有するユーザを決定し、第1ユーザインデックスベクトルおよび第1優先度メトリックベクトルを得、ここで、第1ユーザインデックスベクトルで、全ての割り当て対象リソースでのユーザ割り当ての第1結果を表し、第1優先度メトリックベクトルで、全ての割り当て対象リソースでの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックを表す第1リソース割り当て手段と、所定の制限条件を満たす場合、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、1つのユーザを決定して割り当て、第2ユーザインデックスベクトルおよび第2優先度メトリックベクトルを得、ここで、前記所定の制限条件は各ユーザが同時に使用できる最大リソースブロック数であり、第2ユーザインデックスベクトルで、全ての割り当て対象リソースでのユーザ割り当ての第2結果を表し、第2優先度メトリックベクトルで、全ての割り当て対象リソースでの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックを表す第2リソース割り当て手段と、第1優先度メトリックベクトルと第2優先度メトリックベクトルとの対応する要素の差を計算して、差ベクトルを得、上記差ベクトルから、0より大きい要素を検索し、該要素に対応するリソースインデックスを得てから、上記リソースインデックスの中から、第2優先度メトリックベクトルにおける上記リソースインデックスに対応する優先度メトリックが0ではないリソースインデックスを検索して、再割り当てリソースインデックスベクトルとする再割り当てベクトル生成手段と、前記所定の制限条件により、前記再割り当てリソースインデックスベクトルにおけるリソースインデックスに対応するリソースに対して、再割り当てを行い、前記第2ユーザインデックスベクトルおよび前記第2優先度メトリックベクトルとともに、少なくとも1つの候補ユーザインデックスベクトルおよび候補優先度メトリックベクトルを構成する再割り当て手段と、全ての候補優先度メトリックベクトルの中から、候補優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が最大となる候補優先度メトリックベクトルおよび対応する候補ユーザインデックスベクトルを検索して、検索された候補優先度メトリックベクトルおよび対応する候補ユーザインデックスベクトルをリソース割り当て結果とする第3リソース割り当て手段と、を含む。
ここで、再割り当て手段は、再割り当てリソースインデックスベクトルにおける各リソースインデックスそれぞれに対して、優先度メトリック行列における該リソースインデックスに対応する優先度メトリックから、第2優先度メトリックベクトルにおける該リソースインデックスに対応する優先度メトリックより大きい各要素を検索し、これらの要素に対応するユーザインデックスで構成されるベクトルを、該リソースインデックスに対応する置換ユーザインデックスベクトルとする第1モジュールと、再割り当てリソースインデックスベクトルにおける各リソースインデックスそれぞれに対して、第2ユーザインデックスベクトルにおける該リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、それぞれ該リソースインデックスに対応する置換ユーザインデックスベクトルにおける各要素に置換し、かつ、第2優先度メトリックベクトルにおける該リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、それぞれ優先度メトリック行列における該リソースインデックスおよび置換されたユーザインデックスに対応する優先度メトリックに置換し、少なくとも1つの第3ユーザインデックスベクトル、および、少なくとも1つの対応する第3優先度メトリックベクトルを得る第2モジュールと、制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、それぞれ調整を行って、制限ベクトルの制限条件を満たして、かつ、それに対応する第3優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が、第2優先度メトリックベクトルにおける各要素の和より大きい第3ユーザインデックスベクトルを得、該第3ユーザインデックスベクトルを、1つの候補ユーザインデックスベクトルとして、それに対応する第3優先度メトリックベクトルを、候補優先度メトリックベクトルとする第3モジュールと、を含む。
本発明の実施例で提供されるリソース割り当て方法は、帯域幅制限または電力制限または伝送データ制限を受ける環境でのマルチキャリア無線通信システムに適用される。また、本発明の実施例に係るリソース割り当て方法から分かるように、本発明の実施例に係る方法により得られたリソース割り当て結果は、制限ベクトルの制限を満たす割り当て結果の中から選択された、最大の優先度メトリック和を有するリソース割り当て結果である。従って、本発明の実施例に係るリソース割り当て方法により得られたリソース割り当て結果は、システムの帯域幅または電力または伝送データの制限を満たすだけでなく、最大のチャネル容量を有する。
帯域幅制限または電力制限または伝送データ制限を受ける状況で提供されるリソース割り当て方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係るリソース割り当て方法のフローチャートである。 本発明の実施例に係るリソース割り当て装置の内部構成を示す図である。
前記のように、マルチキャリア無線通信システムにおいて、ユーザの各サブキャリアでのフェージング状況により、それぞれ各サブキャリアを、該サブキャリアで最良のチャネル品質を有するユーザに割り当てて、データ伝送を行うようにしてもよい。これにより、マルチユーザ・ダイバーシティによるチャネル容量利得を最大限に利用できる。このようなリソース割り当て方法は、最良のリソース割り当て方法とも呼ばれる。以下、リソースブロックの割り当てを例として、上記リソース割り当て方法を詳細に説明する。現在、マルチキャリア無線通信システムにおける8つのリソースブロックRB1〜RB8に対して、4つのユーザ機器(UE)UE1〜UE4の間に、リソースブロックの割り当てを行う必要があると仮定する。下記の数式1に示すように、該マルチキャリア無線通信システムの優先度メトリック(Priority Metric)行列Yが知られている。数式1に示す優先度メトリック行列Yにおける各要素は、各UEの各サブキャリアでのチャネル品質をそれぞれ反映する。ここで、数式1に示す優先度メトリック行列Yにおける各行ベクトルそれぞれは、各UEそれぞれの各リソースブロックでの優先度メトリックを代表するが、各列ベクトルそれぞれは、各UEの各リソースブロックそれぞれでの優先度メトリックを代表する。
[数式1]
Figure 0005634206
説明すべきものとして、本発明の実施例に係る優先度メトリック行列における各要素は、基地局側が各ユーザの各リソースでの上りパイロットをそれぞれ測定することにより得られた、各ユーザの各リソースでのチャネル品質を反映できるメトリックである。具体的に、優先度メトリック行列における各要素で代表される優先度メトリックは、チャネル品質指示(CQI:Channel Quality Indication)または信号対雑音比(SNR:Signal Noise Ratio)または変調符号化方式などのパラメータで代表することができる。
帯域幅、電力および伝送データがいずれも制限を受けない場合、各UEの各リソースブロックでの優先度メトリックにより、各リソースブロックを逐一、該リソースブロックで最大の優先度メトリックを有するUEにそれぞれ割り当てる。例えば、数式1に示す優先度メトリック行列Yに対応して、優先度メトリック行列Yにおける第1列により、第1リソースブロックRB1は、該列における最大の優先度メトリックを有するUE、即ち、UE3に割り当てることができる。同様に、第2〜第8リソースブロックRB2〜RB8は、優先度メトリック行列Yの第2〜第8列における最大の優先度メトリックを有するUE、即ち、UE2、UE3、UE3、UE1、UE1、UE2およびUE3に順次に割り当てることができる。上記リソース割り当て方法により得られたリソース割り当て結果は、ユーザインデックスベクトルおよび優先度メトリックベクトルで表されてよい。ここで、ユーザインデックスベクトルにおける各要素は、いずれもユーザインデックスであり、各リソースブロックの割り当て先となるユーザを順次に代表し、優先度メトリックベクトルにおける各要素は、ユーザインデックスベクトルで代表される各ユーザの、自身に割り当てられたリソースブロックでの優先度メトリックをそれぞれ代表する。例えば、上記リソース割り当て方法により、数式1に示す優先度メトリック行列から、ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE3,UE1,UE1,UE2,UE3]、優先度メトリックベクトル[8,9,7,6,3,3,3,2]を得ることができる。
ここから分かるように、上記リソース割り当て方法により、上記マルチキャリア無線通信システムにおける8つのリソースブロックのうち、4つのリソースブロックがUE3に割り当てられ、2つのリソースブロックがUE2に割り当てられ、残りの2つのリソースブロックがUE1に割り当てられ、かつ、各リソースブロックがいずれも該リソースブロックで最大の優先度メトリックを有するUEに割り当てられたため、該マルチキャリア無線通信システムは、最大のチャネル容量を得ることができる。
しかしながら、UEが帯域幅制限または電力制限または伝送データ制限を受ける状況で、1つのUEが同時に使用できるリソースブロック数は、有限である。通常、マルチキャリア無線通信システムでは、UEの所在地理位置および/または設定された信号対雑音比の目標値により、各UEが同時に使用できる最大リソースブロック数を、予め決定することができる。実際の応用では、例えば数式2に示す制限ベクトルNLにより、各UEが同時に使用できる最大リソースブロック数を表すことができる。数式2に示すように、UE1は、多くとも4つのリソースブロックを同時に使用してデータを伝送することができ、UE2は、多くとも2つのリソースブロックを同時に使用してデータを伝送することができ、UE3は、多くとも2つのリソースブロックを同時に使用してデータを伝送することができ、UE4は、多くとも1つのリソースブロックを同時に使用してデータを伝送することができる。ここから分かるように、上記リソース割り当て方法により得られた割り当て結果は、上記制限ベクトルで規定される制限条件を満たすことができない。
[数式2]
NL=[4 2 2 1]
そのため、帯域幅制限または電力制限または伝送データ制限を受ける状況で、改善されたリソース割り当て方法が提供されている。該方法の実現過程は、図1に示すように、主に下記のステップを含む。
ステップ101で、優先度メトリック行列から、最大の優先度メトリックを有する要素を検索し、該要素に対応するリソースインデックスおよびユーザインデックスを決定する。
本ステップにおいて、マルチキャリア無線通信システムにおける割り当て対象リソースは、3GPP LTEで定義される直交周波数分割多重(OFDM)システムにおける割り当て対象であるリソースブロックまたはサブキャリアであってよく、3GPP LTE―Aで定義されるN個の並行するリソースブロッククラスターの離散フーリェ変換拡張直交周波数分割多重(Clustered DFT−S−OFDM)システムにおける割り当て対象であるリソースブロッククラスター(Cluster)であってよい。従って、本ステップにおけるリソースインデックスは、割り当て対象であるリソースブロック、サブキャリアまたはClusterを表すためのインデックスであってよい。
ステップ102で、ステップ101で決定されたユーザインデックスおよび制限ベクトルにより、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値が1以上であるかどうかを判断し、1以上である場合、ステップ103を実行し、1以上ではない場合、ステップ104を実行する。
ステップ103で、ステップ101で決定されたリソースインデックスに対応するリソースを、該ユーザインデックスに対応するユーザに割り当て、優先度メトリック行列における該リソースインデックスに対応する列ベクトルの全ての要素を0にクリアし、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値を1減算し、該要素が0になるとき、さらに、前記優先度メトリック行列における該ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアし、それから、優先度メトリック行列における全ての要素が0になるまで、ステップ101に戻る。
ステップ104で、前記優先度メトリック行列における該ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアしてから、優先度メトリック行列における全ての要素が0になるまで、ステップ101に戻る。
上記ステップ101〜ステップ104の繰り返しにより、制限ベクトルの制限を満たすリソース割り当て結果を得ることができる。
以下、同様に、数式1に示す優先度メトリック行列Yおよび数式2に示す制限ベクトルNLを例として、リソースブロックを割り当てるためのリソース割り当て方法を詳細に説明する。
数式1に示す優先度メトリック行列Yに対して、上記ステップ101を実行して、Yにおける優先度メトリックが最大となる要素9を得、該要素に対応するリソースブロックインデックスがRB2であり、そのユーザインデックスがUE2であると決定した。ステップ102〜104では、数式2に示す制限ベクトルNLにより、UE2に対応する要素が2であると決定した。UE2に対応する要素が1以上であるため、RB2をUE2に割り当てると決定できるとともに、優先度メトリック行列Yおよび制限ベクトルNLを、下記の数式3および数式4に示すように更新してから、ステップ101に戻る。
[数式3]
Figure 0005634206
[数式4]
NL=[4 1 2 1]
数式3に示す優先度メトリック行列Yに対して、上記ステップ101を実行して、優先度メトリック行列Yにおける優先度メトリックが最大となる要素8を得、該要素に対応するリソースブロックインデックスがRB1であり、そのユーザインデックスがUE3であると決定した。ステップ102〜104では、数式4に示す制限ベクトルNLにより、UE3に対応する要素が2であであると決定した。UE3に対応する要素が1以上であるため、RB1をUE3に割り当てると決定できるとともに、優先度メトリック行列Yおよび制限ベクトルNLを、下記の数式5および数式6に示すように更新してから、ステップ101に戻る。
[数式5]
Figure 0005634206
[数式6]
NL=[4 1 1 1]
数式5に示す優先度メトリック行列Yに対して、上記ステップ101を実行して、優先度メトリック行列Yにおける優先度メトリックが最大となる要素7を得、該要素に対応するリソースブロックインデックスがRB3であり、そのユーザインデックスがUE3であると決定した。ステップ102〜104では、数式6に示す制限ベクトルNLにより、UE3に対応する要素が1であると決定した。UE3に対応する要素が1に等しいため、RB3をUE3に割り当てると決定できるとともに、優先度メトリック行列Yおよび制限ベクトルNLを、下記の数式7および数式8に示すように更新してから、ステップ101に戻る。
[数式7]
Figure 0005634206
[数式8]
NL=[4 1 0 1]
数式7に示す優先度メトリック行列Yに対して、上記ステップ101を実行して、優先度メトリック行列Yにおける優先度メトリックが最大となる要素4を得、該要素に対応するリソースブロックインデックスがRB4であり、そのユーザインデックスがUE2であると決定した。ステップ102〜104では、数式8に示す制限ベクトルNLにより、UE2に対応する要素が1であると決定した。UE2に対応する要素が1に等しいため、RB4をUE2に割り当てると決定でき、優先度メトリック行列Yおよび制限ベクトルNLを、下記の数式9および数式10に示すように改めて更新してから、ステップ101に戻る。
[数式9]
Figure 0005634206
[数式10]
NL=[4 0 0 1]
このように類推して、ステップ101および102を繰り返し実行することにより、次第に、優先度メトリック行列により、RB5、RB6、RB7およびRB8をそれぞれUE1、UE1、UE4およびUE1に割り当てると決定できる。
ここまで、リソース割り当てを終了し、全ての割り当て対象リソースでのユーザ割り当て結果を表すユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE2,UE1,UE1,UE4,UE1]、および、全ての割り当て対象リソースでの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックを表す優先度メトリックベクトル[8,9,7,4,3,3,2,1]を得る。ここで、ユーザインデックスベクトルにおける各要素は、それぞれ各割り当て対象リソースの割り当て先となるユーザインデックスに対応し、優先度メトリックベクトルにおける各要素は、それぞれ1つの割り当て対象リソースおよび該リソースの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックである。例えば、ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE2,UE1,UE1,UE4,UE1]から分かるように、RB1〜RB8は、それぞれUE3、UE2、UE3、UE2、UE1、UE1、UE4およびUE1で識別されるユーザに割り当てられ、かつ、優先度メトリックベクトル[8,9,7,4,3,3,2,1]により、RB1〜RB8の割り当て先となるユーザの優先度メトリックが分かることができる。例えば、RB1でUE3の優先度メトリックが8であり、RB2でUE2の優先度メトリックが9であり、…、RB8でUE1の優先度メトリックが1である。
上記方法以外、本発明の実施例では、帯域幅制限または電力制限または伝送データ制限を受ける状況でのほかのリソース割り当て方法が提供されている。該方法の実現過程は、下記のステップを含む。
ステップ111、優先度メトリック行列から、全0ではない1列を選択して、該列から最大となる要素を検索し、該要素に対応するリソースインデックスおよびユーザインデックスを決定する。
本ステップにおいて、任意の順で、優先度メトリック行列から、全0ではない列を選択してよい。例えば、リソースインデックスの昇順または降順に従って選択する。
ステップ112で、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値が1以上であるかどうかを判断し、1以上である場合、ステップ113を実行し、1以上ではない場合、ステップ114を実行する。
ステップ113で、ステップ111で決定されたリソースインデックスに対応するリソースを、該ユーザインデックスに対応するユーザに割り当て、前記優先度メトリック行列における該リソースインデックスに対応する列ベクトルの全ての要素を0にクリアし、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値を1減算し、該要素が0になるとき、さらに、前記優先度メトリック行列における該ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアし、それから、優先度メトリック行列における全ての要素が0になるまで、ステップ111に戻る。
ステップ114で、前記優先度メトリック行列における該ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアしてから、優先度メトリック行列における全ての要素が0になるまで、ステップ111に戻る。
上記ステップ111〜ステップ114の繰り返しにより、制限ベクトルの制限を満たすリソース割り当て結果を得ることができる。
以下、同様に、数式1に示す優先度メトリック行列Yおよび数式2に示す制限ベクトルNLを例として、リソースブロックを割り当てるためのリソース割り当て方法を詳細に説明する。また、ステップ111における列を選択する方法は、リソースインデックスの昇順での選択方法を例とする。
数式1に示す優先度メトリック行列Yに対して、上記ステップ111を実行して、Yの第1列の優先度メトリックが最大となる要素8を得、該要素に対応するリソースブロックインデックスがRB1であり、そのユーザインデックスベクトルがUE3であると決定した。ステップ112〜114では、数式2に示す制限ベクトルNLにより、UE3に対応する要素が2であると決定した。UE3に対応する要素が1以上であるため、RB1をUE3に割り当てると決定できるとともに、優先度メトリック行列Yおよび制限ベクトルNLを更新する。
このように類推して、RB2とRB3を、それぞれUE2とUE3に割り当てると決定できる。この場合、優先度メトリック行列Yおよび制限ベクトルNLを、下記の数式11および12に示すように更新してから、ステップ111に戻る。
[数式11]
Figure 0005634206
[数式12]
NL=[4 1 0 1]
同じ方法で、RB4〜RB8を、それぞれUE2、UE1、UE1、UE4およびUE1に割り当てると決定できる。ここまで、リソース割り当てを終了し、ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE2,UE1,UE1,UE4,UE1]および優先度メトリックベクトル[8,9,7,4,3,3,2,1]を得る。
また、本発明の実施例では、帯域幅制限または電力制限または伝送データ制限を受ける状況でのほかのリソース割り当て方法が提供されている。該方法の実現過程は、下記のステップを含む。
ステップ121で、優先度メトリック行列における全0ではない各列それぞれから、最大となる要素を選択して、各列それぞれの最大となる要素に対応するリソースインデックスおよびユーザインデックスを決定する。
本ステップでは、優先度メトリック行列において、各列それぞれの最大となる要素は、いずれも1つのリソースインデックスとユーザインデックスとのペアに対応する。同じユーザインデックスは、0個、1個または複数個のリソースインデックスに対応することができる。
ステップ122で、ステップ121で決定された各ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数を決定する。
ステップ123で、各ユーザインデックスそれぞれに対応して、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数と、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値とを比較し、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数が、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値より小さい場合、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックスで識別されるリソースを、該ユーザインデックスで識別されるユーザに割り当て、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値から、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数を減算して、優先度メトリック行列における上記リソースインデックスに対応する列ベクトルの全ての要素を0にクリアする。
該ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数が、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値に等しい場合、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックスで識別されるリソースを、該ユーザインデックスで識別されるユーザに割り当て、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値を0にクリアし、優先度メトリック行列における上記リソースインデックスに対応する列ベクトルの全ての要素を0にクリアして、優先度メトリック行列における上記ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアする。
該ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数が、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値より大きい場合、上記リソースインデックスから、優先度メトリック行列における該ユーザインデックスおよび選択されたリソースインデックスに対応する要素の値が、最大となるN個(Nは、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する値である)の値であることを満たすように、N個のリソースインデックスを選択し、選択されたN個のリソースインデックスに対応するリソースを、該ユーザインデックスに対応するユーザに割り当て、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値を0にクリアし、優先度メトリック行列における上記N個のリソースインデックスに対応する列ベクトルの全ての要素を0にクリアして、優先度メトリック行列における上記ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアする。
それから、優先度メトリック行列における全ての要素が0になるまで、ステップ121に戻る。
以下、同様に、数式1に示す優先度メトリック行列Yおよび数式2に示す制限ベクトルNLを例として、リソースブロックを割り当てるためのリソース割り当て方法を詳細に説明する。
数式1に示す優先度メトリック行列Yに対して、上記ステップ121を実行して、Yの各列の優先度メトリックが最大となる要素8、9、7、6、3、3、3および2を得、各要素に対応するユーザインデックスがそれぞれUE3、UE2、UE3、UE3、UE1、UE1、UE2およびUE3であると決定した。ここで、UE1に対応するリソースインデックス数は2であり、制限ベクトルNLにおけるUE1に対応する値4より小さい。そのため、RB5とRB6で識別されるリソースを、UE1に割り当てて、YとNLを更新する。UE2に対応するリソースインデックス数は2であり、制限ベクトルNLにおけるUE2に対応する値2に等しい。そのため、RB2とRB7で識別されるリソースを、UE2に割り当てて、YとNLを更新する。UE3に対応するリソースインデックス数は4であり、制限ベクトルNLにおけるUE4に対応する値2より大きい。そのため、これらのリソースインデックスから、優先度メトリック8、7、6および2のうち最大となる2つの要素8と7に対応するリソースインデックスRB1とRB3を選択し、RB1とRB3で識別されるリソースをUE3に割り当てて、YとNLを下記の数式13と14に示すように更新してから、ステップ121に戻る。
[数式13]
Figure 0005634206
[数式14]
NL=[2 0 0 1]
数式13に示す優先度メトリック行列Yに対して、上記ステップ121〜123を実行して、RB4とRB8を両方ともUE1に割り当てることができる。
ここまで、リソース割り当てを終了し、ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE1,UE1,UE1,UE2,UE1]および優先度メトリックベクトル[8,9,7,3,3,3,3,1]を得る。
上記説明から分かるように、上記多種類の方法により、制限条件を満たすリソース割り当て結果を得ることができる。しかしながら、得られた割り当て結果は、最大のチャネル容量を有するとは限らない。即ち、該割り当て結果は最良の割り当て結果ではない。具体的に、本例において、少なくとも、例えばユーザインデックスベクトルが[UE1,UE2,UE3,UE3,UE1,UE1,UE2,UE1]であり、かつ、優先度メトリックベクトルが[7,9,7,6,3,3,3,1]である割り当て結果も存在し、そのチャネル容量が、上記方法により得られた割り当て結果より大きい。
最大のチャネル容量を得るために、本発明の実施例では、リソース割り当て方法が提供されている。その実現過程は図2に示すように、主に下記のステップを含む。
ステップ201で、優先度メトリック行列により、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、該リソースで最良の優先度メトリックを有するユーザ(UE)を決定し、第1ユーザインデックスベクトルおよび第1優先度メトリックベクトルを得る。ここで、第1ユーザインデックスベクトルは、今回のリソース割り当てを経た後、全ての割り当て対象リソースでのユーザ割り当て結果を表し、該ベクトルの各要素が、それぞれ各割り当て対象リソースの割り当て先となるユーザインデックスに対応する。第1優先度メトリックベクトルは、全ての割り当て対象リソースでの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックを表し、該ベクトルの各要素それぞれが、1つの割り当て対象リソースおよび該リソースの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックである。
本実施例において、割り当て対象リソースは、3GPP LTEで定義されるOFDMシステムにおける割り当て対象であるリソースブロックまたはサブキャリアであってよく、3GPP LTE―Aで定義されるN個の並行するClustered DFT−S−OFDMシステムにおける割り当て対象であるClusterであってよい。また、割り当て対象リソースがリソースブロックである場合、本実施例において、リソースブロックインデックスで各割り当て対象リソースブロックを表し、割り当て対象リソースがサブキャリアである場合、本実施例において、サブキャリアインデックスで各割り当て対象サブキャリアを表し、割り当て対象リソースがClusterである場合、本実施例において、Clusterインデックスで各割り当て対象Clusterを表す。
例えば、前記のように、数式1に示す優先度メトリック行列Yに対応して、第1ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE3,UE1,UE1,UE2,UE3]および第1優先度メトリックベクトル[8,9,7,6,3,3,3,2]を得ることができる。
ステップ202で、所定の制限条件を満たす場合、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、1つのUEを決定して割り当て、第2ユーザインデックスベクトルおよび第2優先度メトリックベクトルを得る。ここで、第2ユーザインデックスベクトルは、今回のリソース割り当てを経た後、全ての割り当て対象リソースでのユーザ割り当て結果を表し、第2優先度メトリックベクトルは、全ての割り当て対象リソースでの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックを表す。
本実施例において、前記所定の制限条件は、数式2に示す制限ベクトルで規定される制限条件であってよい。即ち、上記所定の制限条件は制限ベクトルで規定される。
本実施例において、ステップ202では、図1に示すリソース割り当て方法により、上記第2ユーザインデックスベクトルおよび第2優先度メトリックベクトルを得ることができる。勿論、ほかの任意の方法により、上記第2ユーザインデックスベクトルおよび第2優先度メトリックベクトルを得ることもできる。各UEに割り当てられたリソース数は、制限ベクトルにおける該UEに対応する要素の値以下でさえあれば、即ち、制限ベクトルで定義される制限条件を満たしさえすればよい。
例えば、前記のように、数式1に示す優先度メトリック行列Yおよび数式2に示す制限ベクトルNLに対応して、図1に示すリソース割り当て方法により、第2ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE2,UE1,UE1,UE4,UE1]および第2優先度メトリックベクトル[8,9,7,4,3,3,2,1]を得ることができる。
ステップ203で、第1優先度メトリックベクトルと第2優先度メトリックベクトルとの対応する要素の差を計算して、差ベクトルを得、上記差ベクトルから0より大きい要素を検索し、該要素に対応するリソースインデックスを得てから、上記リソースインデックスの中から、第2優先度メトリックベクトルにおける上記リソースインデックスに対応する優先度メトリックが0ではないリソースインデックスを検索して、再割り当てリソースインデックスベクトルとする。
例えば、上記ステップ201およびステップ202で得られた第1優先度メトリックベクトルおよび第2優先度メトリックベクトルにより、差ベクトル[0,0,0,2,0,0,1,1]を得て、0より大きい要素2、1および1を得る。これらの要素に対応するリソースインデックスはRB4、RB7およびRB8である。第2優先度メトリックベクトルにおけるリソースインデックスRB4、RB7およびRB8に対応する優先度メトリックがいずれも0ではないため、再割り当てリソースインデックスベクトル[RB4,RB7,RB8]を得ることができる。
ステップ204で、所定の制限条件により、上記リソースインデックスに対応するリソースに対して、再割り当てを行い、第2ユーザインデックスベクトルおよび第2優先度メトリックベクトルとともに、少なくとも1つの候補ユーザインデックスベクトルおよび候補優先度メトリックベクトルを構成して、その中から、候補優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が最大となる候補優先度メトリックベクトル、および、対応する候補ユーザインデックスベクトルを検索して、リソース割り当て結果とする。
本発明の実施例において、上記ステップ204は、具体的に、下記のステップを含んでよい。
ステップ2041で、再割り当てリソースインデックスベクトルにおける各リソースインデックスそれぞれに対して、優先度メトリック行列における該リソースインデックスに対応する優先度メトリックから、第2優先度メトリックベクトルにおける該リソースインデックスに対応する優先度メトリックより大きい各要素を検索し、これらの要素に対応するユーザインデックスで構成されるベクトルを、該リソースインデックスに対応する置換ユーザインデックスベクトルとする。
例えば、再割り当てリソースインデックスベクトル[RB4,RB7,RB8]におけるRB4に対して、数式1に示す優先度メトリック行列におけるRB4に対応する優先度メトリック[3,4,6,3]から、第2優先度メトリックベクトルにおけるRB4に対応する優先度メトリック4より大きい要素6を検索し、6に対応するユーザインデックスUE3で構成されるベクトル[UE3]を、RB4の置換ユーザインデックスベクトルとする。同様に、RB7に対して、RB7の置換ユーザインデックスベクトル[UE2]を得、RB8に対して、RB8の置換ユーザインデックスベクトル[UE3]を得る。
ステップ2042で、再割り当てリソースインデックスベクトルにおける各リソースインデックスそれぞれに対して、第2ユーザインデックスベクトルにおける該リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、それぞれ該リソースインデックスに対応する置換ユーザインデックスベクトルにおける各要素に置換し、かつ、第2優先度メトリックベクトルにおける該リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、ぞれぞれ優先度メトリック行列における該リソースインデックスおよび置換されたユーザインデックスに対応する優先度メトリックに置換し、少なくとも1つの第3ユーザインデックスベクトル、および、少なくとも1つの対応する第3優先度メトリックベクトルを得る。ここで、第3ユーザインデックスベクトルは、置換後の全ての割り当て対象リソースでのユーザ割り当て結果を表し、第3優先度メトリックベクトルは、全ての割り当て対象リソースでの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックを表す。また、上記置換処理の過程において、毎回の置換は、第2ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第2優先度メトリックベクトルにおける1つの要素のみを置換し、つまり、置換ユーザインデックスベクトルにおける各ユーザインデックスそれぞれに対応して、1つの第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルを得る。
例えば、第2ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE2,UE1,UE1,UE4,UE1]におけるRB4に対応するユーザインデックスUE2を、RB4の置換ユーザインデックスベクトル[UE3]におけるUE3に置換して、1つの第3ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE3,UE1,UE1,UE4,UE1]を得、かつ、第2優先度メトリックベクトルにおけるRB4に対応する優先度メトリック4を、優先度メトリック行列におけるRB4とUE3に対応する優先度メトリック6に置換して、上記第3ユーザインデックスベクトルに対応する第3優先度メトリックベクトル[8,9,7,6,3,3,2,1]を得る。第2ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE2,UE1,UE1,UE4,UE1]におけるRB7に対応するユーザインデックスUE4を、RB7の置換ユーザインデックスベクトル[UE2]におけるUE2に置換して、ほかの第3ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE2,UE1,UE1,UE2,UE1]を得、かつ、第2優先度メトリックベクトルにおけるRB7に対応する優先度メトリック2を、優先度メトリック行列におけるRB7とUE2に対応する優先度メトリック3に置換して、上記第3ユーザインデックスベクトルに対応する第3優先度メトリックベクトル[8,9,7,4,3,3,3,1]を得る。第2ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE2,UE1,UE1,UE4,UE1]におけるRB8に対応するユーザインデックスUE1を、RB8の置換ユーザインデックスベクトル[UE3]におけるUE3に置換して、ほかの第3ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE2,UE1,UE1,UE4,UE3]を得、かつ、第2優先度メトリックベクトルにおけるRB8に対応する優先度メトリック1を、優先度メトリック行列におけるRB8とUE3に対応する優先度メトリック2に置換して、上記第3ユーザインデックスベクトルに対応する第3優先度メトリックベクトル[8,9,7,4,3,3,2,2]を得る。本例において、全部3つの第3ユーザインデックスベクトルおよび3つの第3優先度メトリックベクトを得る。
また、上記処理過程において、再割り当てリソースインデックスベクトルにおける各要素の順に従って、順次に処理を行ってもよい。例えば、RB4、RB7およびRB8の順に従って処理を行う。勿論、差ベクトルにおける各要素の大きさにより、各リソースインデックスに対して処理優先度を設定してもよい。ここで、差ベクトルにおける比較的大きい要素に対応するリソースインデックスは、比較的高い優先度を有する。本ステップの処理過程において、比較的高い優先度を有するリソースインデックスを先に処理してもよい。例えば、比較的高い優先度を有するRB4(差ベクトルにおけるRB4に対応する要素の値が2である)を先に処理してから、RB7またはRB8を処理するようにしてもよい。
ステップ2043で、制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、それぞれ調整を行って、制限ベクトルの制限条件を満たして、かつ、それに対応する第3優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が、第2優先度メトリックベクトルにおける各要素の和より大きい第3ユーザインデックスベクトルを得、該第3ユーザインデックスベクトルを1つの候補ユーザインデックスベクトルとし、それに対応する第3優先度メトリックベクトルを候補優先度メトリックベクトルとする。
説明の便宜上、第2ユーザインデックスベクトルにおける置換対象となるユーザインデックスは被置換ユーザインデックスと呼ばれ、第3ユーザインデックスベクトルにおける上記被置換ユーザインデックスを置換するためのユーザインデックスは、第1置換ユーザインデックスと呼ばれてよい。具体的に、本ステップ2043において、制限ベクトルの制限条件を満たさない各第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルについて、制限ベクトルの制限条件を満たさない原因は、必ず、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件の規定を超えるためである。例えば、第3ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE3,UE1,UE1,UE4,UE1]について、ステップ2042から分かるように、該第3ユーザインデックスベクトルにおける第1置換ユーザインデックスがUE3である。該第3ユーザインデックスベクトルから分かるように、UE3に対して、既に割り当てられたのは3つのリソースブロックであり、制限ベクトルにより制限された2つのリソースブロックより大きい。従って、ステップ2043における、制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、調整を行うことは、下記のステップを含んでよい。
ステップ20431で、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用される1つのリソースを、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザ以外のほかのユーザにそれぞれ再割り当てする。ここで、説明の便宜上、該再割り当て先となるユーザは、第2置換ユーザインデックスで識別され、該再割り当てされるリソースは、第1リソースインデックスで識別される。第1置換ユーザインデックスと第2置換ユーザインデックスは、それぞれ異なるユーザを識別する。
ステップ20432で、第3ユーザインデックスベクトルにおける第1リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、第2置換ユーザインデックスに置換して、少なくとも1つの新しい第3ユーザインデックスベクトルを得る。
本ステップにおいて、第1置換ユーザインデックスで識別されるユーザ以外のシステムにおける全ユーザ数に等しい個数の新しい第3ユーザインデックスベクトルを得ることができる。
ステップ20433で、第3優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、優先度メトリック行列における第2置換ユーザインデックスと第1リソースインデックスとに対応する優先度メトリックに置換して、少なくとも1つの新しい第3優先度メトリックベクトルを得る。本ステップにおいて、上記ステップ20432で得られた新しい第3ユーザインデックスベクトル数に等しい個数の対応する新しい第3優先度メトリックベクトルを得ることができる。
ステップ20434で、各新しい第3ユーザインデックスベクトルと新しい第3優先度メトリックベクトルとのそれぞれに対して、新しい第3優先度メトリックベクトルと第2優先度メトリックベクトルとの対応する各要素の差の和を計算する。
計算結果が0以下である場合、前記新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび 対応する新しい第3優先度メトリックベクトルを廃棄する。
計算結果が0より大きくて、かつ、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たす場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整後の第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとする。
計算結果が0より大きい一方、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たさない場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整待ちの第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとし、第2置換ユーザを第1置換ユーザとし、ステップ20431に戻って、引き続き調整を行う。
上記調整方法から分かるように、一回の調整を経た後、制限ベクトルの制限条件も満たして、それに対応する第3優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が第2優先度メトリックベクトルにおける各要素の和より大きいことも満たす第3ユーザインデックスベクトルが見つからない恐れがあるため、複数回の調整が必要となる可能性がある。これにより、調整過程が相対的に比較的複雑になってしまう。
上記調整方法を簡略化するために、一回だけの調整を行ってよい。この場合、ステップ2043における、制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、調整を行うことは、下記のステップを含んでよい。
第1置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用される1つのリソースを、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザ以外のほかのユーザに、それぞれ再割り当てする。ここで、該再割り当て先となるユーザは、第2置換ユーザインデックスで識別され、該再割り当てされるリソースは、第1リソースインデックスで識別される。
第3ユーザインデックスベクトルにおける第1リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、第2置換ユーザインデックスに置換して、少なくとも1つの新しい第3ユーザインデックスベクトルを得る。上記と同じように、ここで、第2置換ユーザインデックス数に等しい個数の新しい第3ユーザインデックスベクトルを得ることができる。
第3優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、優先度メトリック行列における第2置換ユーザインデックスと第1リソースインデックスとに対応する優先度メトリックに置換して、少なくとも1つの新しい第3優先度メトリックベクトルを得る。新しい第3優先度メトリックベクトル数は、新しい第3ユーザインデックスベクトル数に等しい。
各新しい第3ユーザインデックスベクトルと新しい第3優先度メトリックベクトルとのそれぞれに対して、新しい第3優先度メトリックベクトルと第2優先度メトリックベクトルとの対応する各要素の差の和を計算する。
計算結果が0以下である場合、あるいは、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たさない場合、前記新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび対応する新しい第3優先度メトリックベクトルを廃棄する。
計算結果が0より大きくて、かつ、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たす場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整後の第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとする。
上記方法により、保持される新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルがない場合、調整が失敗し、第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルも保持されない。調整が成功した場合、調整後の第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルは、候補ユーザインデックスベクトルおよび候補優先度メトリックベクトルとして保持される。
上記方法の変形として、本発明の実施例では、ほかの調整方法も提供されている。該方法において、第2ユーザインデックスベクトルにおける置換対象となるユーザインデックスは、被置換ユーザインデックスと呼ばれ、被置換ユーザインデックスに対応するリソースインデックスは、第1リソースインデックスと呼ばれ、第3ユーザインデックスベクトルにおける上記被置換ユーザインデックスを置換するためのユーザインデックスは、第1置換ユーザインデックスと呼ばれる。該方法は、下記のステップを含む。
ステップ20531で、第3優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックと、第2優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックとの差を計算して、優先度メトリック利得とする。
ステップ20532で、第3ユーザインデックスベクトルにより、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースに対応するリソースインデックスを決定する。
ステップ20533で、第1リソースインデックスと異なる各第2リソースインデックスそれぞれに対して、以下の処理を行う。
優先度メトリック行列により、第2リソースインデックスと第1置換ユーザインデックスとに対応する優先度メトリックを決定して、第1優先度メトリックと記す。
第1優先度メトリックと、優先度メトリック行列における第2リソースインデックスに対応する優先度メトリックベクトルにおける第1優先度メトリック以外の各優先度メトリックとの差を、それぞれ計算する。
前記差が優先度メトリック利得より小さい優先度メトリックに対応するユーザインデックスを検索して、第2置換ユーザインデックスと記す。ここで、前記差が優先度メトリック利得より小さい優先度メトリックに対応するユーザインデックスが見つからない場合、前記第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対する調整が失敗した。
第3ユーザインデックスベクトルにおける第2リソースインデックスに対応するユーザインデックを、第2置換ユーザインデックに置換して、新しい第3ユーザインデックスベクトルを得る。
第3優先度メトリックベクトルにおける第2リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、優先度メトリック行列における第2置換ユーザインデックスと第2リソースインデックスとに対応する優先度メトリックに置換して、新しい第3優先度メトリックベクトルを得る。
新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たす場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整後の第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとする。
新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たさない場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整待ちの第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとし、第2置換ユーザを第1置換ユーザとし、第2リソースインデックスを第1リソースインデックスとし、ステップ20531に戻る。
同様に、上記調整方法を簡略化するために、一回だけの調整を行ってもよい。調整方法は、下記のステップを含む。
第3優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックと、第2優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックとの差を計算して、優先度メトリック利得とする。
第3ユーザインデックスベクトルにより、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースに対応するリソースインデックスを決定する。
第1リソースインデックスと異なる各第2リソースインデックスそれぞれに対して、以下の処理を行う。
優先度メトリック行列により、第2リソースインデックスと第1置換ユーザインデックスとに対応する優先度メトリックを決定して、第1優先度メトリックと記す。
第1優先度メトリックと、優先度メトリック行列における第2リソースインデックスに対応する優先度メトリックベクトルにおける第1優先度メトリック以外の各優先度メトリックとの差を、それぞれ計算する。
前記差が優先度メトリック利得より小さい優先度メトリックに対応するユーザインデックスを検索して、第2置換ユーザインデックスと記す。ここで、前記差が優先度メトリック利得より小さい優先度メトリックに対応するユーザインデックスが見つからない場合、前記第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対する調整が失敗した。
第3ユーザインデックスベクトルにおける第2リソースインデックスに対応するユーザインデックを、第2置換ユーザインデックにそれぞれ置換して、少なくとも1つの新しい第3ユーザインデックスベクトルを得る。ここで、第2置換ユーザインデック数に等しい個数の新しい第3ユーザインデックスベクトルを得ることができる。
第3優先度メトリックベクトルにおける第2リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、優先度メトリック行列における第2置換ユーザインデックスと第2リソースインデックスとに対応する優先度メトリックにそれぞれ置換して、少なくとも1つの新しい第3優先度メトリックベクトルを得る。
新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たす場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整後の第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとする。
新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たさない場合、前記新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび対応する新しい第3優先度メトリックベクトルを廃棄する。
具体的に、第3ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE3,UE1,UE1,UE4,UE1]と第3優先度メトリックベクトル[8,9,7,6,3,3,2,1]に対して、ステップ2041と2042において、RB4に対応するユーザインデックスが、元の第2ユーザインデックスベクトルにおけるUE2から、第3ユーザインデックスベクトルにおけるUE3に置換されたが、第3ユーザインデックスベクトルにおけるUE3が制限ベクトルの制限を満たさないようになった。従って、まず、UE3で使用されるほかのリソースブロック、例えば、RB1またはRB3を解放して、ほかのUEに再割り当てする必要があるが、再割り当てして得られた優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が、第2優先度メトリックベクトルにおける各要素の和より大きいことを満たし、かつ、再割り当てして得られたユーザインデックスベクトルが、制限ベクトルの制限条件を満たす必要がある。例えば、RB1を解放すると、優先度メトリック行列により、該RB1をUE1に解放してもよい。この場合、調整後の第3ユーザインデックスベクトルが、制限ベクトルの制限を満たし、かつ、対応する新しい第3優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が、第2優先度メトリックベクトルにおける各要素の和より1大きい。これによって、候補ユーザインデックスベクトル[UE1,UE2,UE3,UE3,UE1,UE1,UE4,UE1]および対応する候補優先度メトリックベクトル[7,9,7,6,3,3,2,1]を得る。同様に、RB1をUE2に解放してもよい。この場合、候補ユーザインデックスベクトル[UE2,UE2,UE3,UE3,UE1,UE1,UE4,UE1]および対応する候補優先度メトリックベクトル[7,9,7,6,3,3,2,1]を得る。UE4のRB1での優先度メトリックがただ3であるため、RB1をUE4に再割り当てすると、該第3優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が、第2優先度メトリックベクトルにおける各要素の和より小さくなる。従って、RB1をUE4に再割り当てすることができない。同様に、RB3を解放すると、RB3をUE1に解放してもよい。この場合、候補ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE1,UE3,UE1,UE1,UE4,UE1]および対応する候補優先度メトリックベクトル[8,9,6,6,3,3,2,1]を得る。
本例において、ステップ2042の調整により、第2ユーザインデックスベクトルも加えると、4つの候補ユーザインデックスベクトル[UE3,UE2,UE3,UE2,UE1,UE1,UE4,UE1]、[UE1,UE2,UE3,UE3,UE1,UE1,UE4,UE1]、[UE2,UE2,UE3,UE3,UE1,UE1,UE4,UE1]および[UE3,UE2,UE1,UE3,UE1,UE1,UE4,UE1]、並びに、対応する4つの候補優先度メトリックベクトル[8,9,7,4,3,3,2,1]、[7,9,7,6,3,3,2,1]、[7,9,7,6,3,3,2,1]および[8,9,6,6,3,3,2,1]を得ることができる。
ステップ2044で、各候補優先度メトリックベクトルにおける各要素の和を比較して、その中の最大値に対応する候補優先度メトリックベクトルおよびそれに対応する候補ユーザインデックスベクトルを、リソース割り当て結果とする。
例えば、上記4つの候補優先度メトリックベクトルのうち、1番目の候補優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が37であり、後の3つの候補優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が同じで、いずれも38である。従って、後の3つの候補優先度メトリックベクトルのうちのいずれかと、それに対応する候補ユーザインデックスベクトルとを選択して、一緒にリソース割り当て結果としてもよい。例えば、候補ユーザインデックスベクトル[UE1,UE2,UE3,UE3,UE1,UE1,UE4,UE1]および候補優先度メトリックベクトル[7,9,7,6,3,3,2,1]を選択して、リソース割り当て結果とする。
上記リソース割り当て方法以外、本発明の実施例では、基地局側に位置するリソース割り当て装置も提供されている。該装置の内部構成は、図3に示すように、主に、優先度メトリック行列により、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、該リソースで最良の優先度メトリックを有するユーザを決定し、第1ユーザインデックスベクトルおよび第1優先度メトリックベクトルを得る第1リソース割り当て手段と、所定の制限条件を満たす場合、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、1つのユーザを決定して割り当て、第2ユーザインデックスベクトルおよび第2優先度メトリックベクトルを得る第2リソース割り当て手段と、第1優先度メトリックベクトルと第2優先度メトリックベクトルとの対応する要素の差を計算して、差ベクトルを得、上記差ベクトルから、0より大きい要素を検索し、該要素に対応するリソースインデックスを得てから、上記リソースインデックスの中から、第2優先度メトリックベクトルにおける上記リソースインデックスに対応する優先度メトリックが0ではないリソースインデックスを検索して、再割り当てリソースインデックスベクトルとする再割り当てベクトル生成手段と、前記所定の制限条件により、前記再割り当てリソースインデックスベクトルにおけるリソースインデックスに対応するリソースに対して、再割り当てを行い、第2ユーザインデックスベクトルおよび第2優先度メトリックベクトルとともに、少なくとも1つの候補ユーザインデックスベクトルおよび候補優先度メトリックベクトルを構成する再割り当て手段と、全ての候補優先度メトリックベクトルの中から、候補優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が最大となる候補優先度メトリックベクトルを検索して、対応する候補ユーザインデックスベクトルとともに、リソース割り当て結果とする第3リソース割り当て手段と、を含む。
ここで、第2リソース割り当て手段は、図1に示す方法により、第2ユーザインデックスベクトルおよび第2優先度メトリックベクトルを決定することができる。
上記再割り当て手段は、ステップ2041〜2044における方法により、前記再割り当てリソースインデックスベクトルにおけるリソースインデックスに対応するリソースに対して、再割り当てを行うことができる。再割り当て手段は、具体的に、再割り当てリソースインデックスベクトルにおける各リソースインデックスそれぞれに対して、優先度メトリック行列における該リソースインデックスに対応する優先度メトリックから、第2優先度メトリックベクトルにおける該リソースインデックスに対応する優先度メトリックより大きい各要素を検索し、これらの要素に対応するユーザインデックスで構成されるベクトルを、該リソースインデックスに対応する置換ユーザインデックスベクトルとする第1モジュールと、再割り当てリソースインデックスベクトルにおける各リソースインデックスそれぞれに対して、第2ユーザインデックスベクトルにおける該リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、それぞれ該リソースインデックスに対応する置換ユーザインデックスベクトルにおける各要素に置換し、かつ、第2優先度メトリックベクトルにおける該リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、優先度メトリック行列における該リソースインデックスおよび置換されたユーザインデックスに対応する優先度メトリックにそれぞれ置換し、少なくとも1つの第3ユーザインデックスベクトル、および、少なくとも1つの対応する第3優先度メトリックベクトルを得る第2モジュールと、制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、それぞれ調整を行って、制限ベクトルの制限条件を満たして、かつ、それに対応する第3優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が、第2優先度メトリックベクトルにおける各要素の和より大きい第3ユーザインデックスベクトルを得、該第3ユーザインデックスベクトルを1つの候補ユーザインデックスベクトルとし、それに対応する第3優先度メトリックベクトルを候補優先度メトリックベクトルとする第3モジュールと、を含む。
具体的に、上記第3モジュールは、上記実施例の方法において、制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して調整を行うものであり、ここで説明を省略する。
上記実施例に係るリソース割り当て方法およびその装置から分かるように、本発明の実施例で提供されるリソース割り当て方法およびその装置は、帯域幅制限または電力制限または伝送データ制限を受けるマルチキャリア無線通信システムに適用される。また、本発明の実施例に係る方法により得られたリソース割り当て結果は、制限ベクトルの制限を満たす全ての割り当て結果の中から選択された、最大の優先度メトリック和を有するリソース割り当て結果である。従って、本発明の実施例に係るリソース割り当て方法により得られたリソース割り当て結果は、制限ベクトルの制限を満たすだけでなく、最大のチャネル容量を有する。
また、本発明の実施例において、リソース割り当ての単位は、リソースブロックであってもよいし、サブキャリアであってもよいし、N個の並行するClustered DFT−S−OFDMシステムにおけるClusterであってもよい。従って、上記方法は、OFDMシステムに応用できるだけでなく、N個の並行するClustered DFT−S−OFDMシステムにも応用できる。
さらに、本発明の実施例に係るリソース割り当て方法は、無線通信システムにおける帯域幅制限または電力制限または伝送データ制限を受ける上りリンクのリソース割り当てに応用できるだけでなく、同様に、帯域幅制限または電力制限または伝送データ制限を受ける下りリンクのリソース割り当てにも応用できる。
上記は、本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の精神と原則内で行われる種々の修正、均等置換え、改善などは全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (15)

  1. リソース割り当て方法であって、
    優先度メトリック行列により、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、該リソースで最良の優先度メトリックを有するユーザを決定し、第1ユーザインデックスベクトルおよび第1優先度メトリックベクトルを得、ここで、第1ユーザインデックスベクトルで、全ての割り当て対象リソースでのユーザ割り当ての第1結果を表し、第1優先度メトリックベクトルで、全ての割り当て対象リソースでの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックを表し、
    所定の制限条件を満たす場合、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、1つのユーザを決定して割り当て、第2ユーザインデックスベクトルおよび第2優先度メトリックベクトルを得、ここで、前記所定の制限条件は各ユーザが同時に使用できる最大リソースブロック数であり、第2ユーザインデックスベクトルで、全ての割り当て対象リソースでのユーザ割り当ての第2結果を表し、第2優先度メトリックベクトルで、全ての割り当て対象リソースでの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックを表し、
    第1優先度メトリックベクトルと第2優先度メトリックベクトルとの対応する要素の差を計算して、差ベクトルを得て、上記差ベクトルから0より大きい要素を検索し、該要素に対応するリソースインデックスを得、
    上記リソースインデックスの中から、第2優先度メトリックベクトルにおける上記リソースインデックスに対応する優先度メトリックが0ではないリソースインデックスを検索して、再割り当てリソースインデックスベクトルとし、
    前記所定の制限条件により、前記再割り当てリソースインデックスベクトルにおけるリソースインデックスに対応するリソースに対して、再割り当てを行い、前記第2ユーザインデックスベクトルおよび前記第2優先度メトリックベクトルとともに、少なくとも1つの候補ユーザインデックスベクトルおよび候補優先度メトリックベクトルを構成し、
    全ての候補優先度メトリックベクトルの中から、候補優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が最大となる候補優先度メトリックベクトルおよび対応する候補ユーザインデックスベクトルを検索して、検索された候補優先度メトリックベクトルおよび対応する候補ユーザインデックスベクトルをリソース割り当て結果とする、
    ことを含むことを特徴とするリソース割り当て方法。
  2. 前記割り当て対象リソースはリソースブロックであり、前記リソースインデックスはリソースブロックインデックスである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のリソース割り当て方法。
  3. 前記割り当て対象リソースはサブキャリアであり、前記リソースインデックスはサブキャリアインデックスである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のリソース割り当て方法。
  4. 前記割り当て対象リソースはリソースブロッククラスター(Cluster)であり、前記リソースインデックスはClusterインデックスである、
    ことを特徴とする請求項1に記載のリソース割り当て方法。
  5. 前記所定の制限条件は制限ベクトルで規定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のリソース割り当て方法。
  6. 前記制限ベクトルの制限条件を満たす場合、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、1つのユーザを決定して割り当てることは、
    優先度メトリック行列から、最大の優先度メトリックを有する要素を検索し、該要素に対応するリソースインデックスおよびユーザインデックスを決定するステップAと、
    決定されたユーザインデックスおよび制限ベクトルにより、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値が1以上であるかどうかを判断し、1以上である場合、決定されたリソースインデックスに対応するリソースを、該ユーザインデックスに対応するユーザに割り当て、前記優先度メトリック行列における該リソースインデックスに対応する列ベクトルの全ての要素を0にクリアし、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値を1減算し、該要素が0になるとき、前記優先度メトリック行列における該ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアし、それから、ステップAに戻り、1以上ではない場合、前記優先度メトリック行列における該ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアしてから、ステップAに戻るステップBと、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載のリソース割り当て方法。
  7. 前記制限ベクトルの制限条件を満たす場合、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、1つのユーザを決定して割り当てることは、
    優先度メトリック行列から、全0ではない1列を選択して、該列から最大となる要素を検索し、該要素に対応するリソースインデックスおよびユーザインデックスを決定するステップaと、
    制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値が1以上であるかどうかを判断し、
    1以上である場合、決定されたリソースインデックスに対応するリソースを、該ユーザインデックスに対応するユーザに割り当て、前記優先度メトリック行列における該リソースインデックスに対応する列ベクトルの全ての要素を0にクリアし、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値を1減算し、該要素が0になるとき、さらに、前記優先度メトリック行列における該ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアし、それから、優先度メトリック行列における全ての要素が0になるまで、ステップaに戻り、
    1以上ではない場合、前記優先度メトリック行列における該ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアしてから、優先度メトリック行列における全ての要素が0になるまで、ステップaに戻るステップと、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載のリソース割り当て方法。
  8. 前記制限ベクトルの制限条件を満たす場合、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、1つのユーザを決定して割り当てることは、
    優先度メトリック行列における全0ではない各列それぞれから、最大となる要素を選択し、各列それぞれの最大となる要素に対応するリソースインデックスおよびユーザインデックスを決定して、各ユーザインデックスそれぞれに対応するリソースインデックス数を決定するステップbと、
    各ユーザインデックスそれぞれに対応して、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数と、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値とを比較し、
    該ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数が、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値より小さい場合、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックスで識別されるリソースを、該ユーザインデックスで識別されるユーザに割り当て、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値から、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数を減算して、優先度メトリック行列における上記リソースインデックスに対応する列ベクトルの全ての要素を0にクリアし、
    該ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数が、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値に等しい場合、該ユーザインデックスに対応するリソースインデックスで識別されるリソースを、該ユーザインデックスで識別されるユーザに割り当て、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値を0にクリアし、優先度メトリック行列における上記リソースインデックスに対応する列ベクトルの全ての要素を0にクリアし、優先度メトリック行列における上記ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアし、
    該ユーザインデックスに対応するリソースインデックス数が、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値より大きい場合、上記リソースインデックスの中から、優先度メトリック行列における該ユーザインデックスおよび選択されたリソースインデックスに対応する要素の値が、最大となるN個(Nは、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する値である)の値であることを満たすように、N個のリソースインデックスを選択し、選択されたN個のリソースインデックスに対応するリソースを、該ユーザインデックスに対応するユーザに割り当て、制限ベクトルにおける該ユーザインデックスに対応する要素の値を0にクリアし、優先度メトリック行列における上記N個のリソースインデックスに対応する列ベクトルの全ての要素を0にクリアして、優先度メトリック行列における上記ユーザインデックスに対応する行ベクトルの全ての要素を0にクリアし、
    それから、優先度メトリック行列における全ての要素が0になるまで、ステップbに戻るステップと、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載のリソース割り当て方法。
  9. 制限ベクトルにより、前記再割り当てリソースインデックスベクトルにおけるリソースインデックスに対応するリソースに対して、再割り当てを行い、前記第2ユーザインデックスベクトルおよび第2優先度メトリックベクトルとともに、少なくとも1つの候補ユーザインデックスベクトルおよび候補優先度メトリックベクトルを構成することは、
    再割り当てリソースインデックスベクトルにおける各リソースインデックスそれぞれに対して、優先度メトリック行列における該リソースインデックスに対応する優先度メトリックから、第2優先度メトリックベクトルにおける該リソースインデックスに対応する優先度メトリックより大きい各要素を検索し、これらの要素に対応するユーザインデックスで構成されるベクトルを、該リソースインデックスに対応する置換ユーザインデックスベクトルとし、
    再割り当てリソースインデックスベクトルにおける各リソースインデックスそれぞれに対して、第2ユーザインデックスベクトルにおける該リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、それぞれ該リソースインデックスに対応する置換ユーザインデックスベクトルにおける各要素に置換し、かつ、第2優先度メトリックベクトルにおける該リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、れぞれ優先度メトリック行列における該リソースインデックスおよび置換されたユーザインデックスに対応する優先度メトリックに置換し、少なくとも1つの第3ユーザインデックスベクトル、および、少なくとも1つの対応する第3優先度メトリックベクトルを得、ここで、第3ユーザインデックスベクトルは、置換後の全ての割り当て対象リソースでのユーザ割り当て結果を表し、第3優先度メトリックベクトルは、全ての割り当て対象リソースでの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックを表し、
    制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、それぞれ調整を行って、制限ベクトルの制限条件を満たして、かつ、それに対応する第3優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が、第2優先度メトリックベクトルにおける各要素の和より大きい第3ユーザインデックスベクトルを得、該第3ユーザインデックスベクトルを1つの候補ユーザインデックスベクトルとし、それに対応する第3優先度メトリックベクトルを候補優先度メトリックベクトルとする、
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載のリソース割り当て方法。
  10. 第2ユーザインデックスベクトルにおける置換対象となるユーザインデックスは被置換ユーザインデックスであり、第3ユーザインデックスベクトルにおける上記被置換ユーザインデックスを置換するためのユーザインデックスは、第1置換ユーザインデックスであり、
    前記制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、調整を行うことは、
    第1置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用される1つのリソースを、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザ以外のほかのユーザにそれぞれ再割り当てし、ここで、該再割り当て先となるユーザが第2置換ユーザインデックスで識別され、該再割り当てされるリソースが第1リソースインデックスで識別されるステップCと、
    第3ユーザインデックスベクトルにおける第1リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、第2置換ユーザインデックスに置換して、少なくとも1つの新しい第3ユーザインデックスベクトルを得るステップと、
    第3優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、優先度メトリック行列における第2置換ユーザインデックスと第1リソースインデックスとに対応する優先度メトリックに置換して、少なくとも1つの新しい第3優先度メトリックベクトルを得るステップと、
    各新しい第3ユーザインデックスベクトルと新しい第3優先度メトリックベクトルとのそれぞれに対して、新しい第3優先度メトリックベクトルと第2優先度メトリックベクトルとの対応する各要素の差の和を計算し、
    計算結果が0以下である場合、前記新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを廃棄し、
    計算結果が0より大きくて、かつ、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たす場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整後の第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとし、
    計算結果が0より大きい一方、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たさない場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整待ちの第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとし、第2置換ユーザを第1置換ユーザとし、ステップCに戻るステップと、
    を含むことを特徴とする請求項に記載のリソース割り当て方法。
  11. 第2ユーザインデックスベクトルにおける置換対象となるユーザインデックスは、被置換ユーザインデックスであり、第3ユーザインデックスベクトルにおける上記被置換ユーザインデックスを置換するためのユーザインデックスは、第1置換ユーザインデックスであり、
    前記制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、調整を行うことは、
    第1置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用される1つのリソースを、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザ以外のほかのユーザにそれぞれ再割り当てし、ここで、該再割り当て先となるユーザが、第2置換ユーザインデックスで識別され、該再割り当てされるリソースが、第1リソースインデックスで識別され、
    第3ユーザインデックスベクトルにおける第1リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、第2置換ユーザインデックスに置換して、少なくとも1つの新しい第3ユーザインデックスベクトルを得、
    第3優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、優先度メトリック行列における第2置換ユーザインデックスと第1リソースインデックスとに対応する優先度メトリックに置換して、少なくとも1つの新しい第3優先度メトリックベクトルを得、
    各新しい第3ユーザインデックスベクトルと新しい第3優先度メトリックベクトルとのそれぞれに対して、新しい第3優先度メトリックベクトルと第2優先度メトリックベクトルとの対応する各要素の差の和を計算し、
    計算結果が0以下である場合、あるいは、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たさない場合、前記新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび対応する新しい第3優先度メトリックベクトルを廃棄し、
    計算結果が0より大きくて、かつ、新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たす場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整後の第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとする、
    ことを含むことを特徴とする請求項に記載のリソース割り当て方法。
  12. 第2ユーザインデックスベクトルにおける置換対象となるユーザインデックスは、被置換ユーザインデックスであり、被置換ユーザインデックスに対応するリソースインデックスは、第1リソースインデックスであり、第3ユーザインデックスベクトルにおける上記被置換ユーザインデックスを置換するためのユーザインデックスは、第1置換ユーザインデックスであり、
    前記制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、調整を行うことは、
    第3優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックと、第2優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックとの差を計算して、優先度メトリック利得とするステップCと、
    第3ユーザインデックスベクトルにより、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースに対応するリソースインデックスを決定するステップと、
    第1リソースインデックスと異なる各第2リソースインデックスそれぞれに対して、
    優先度メトリック行列により、第2リソースインデックスと第1置換ユーザインデックスとに対応する優先度メトリックを決定して、第1優先度メトリックと記し、
    第1優先度メトリックと、優先度メトリック行列における第2リソースインデックスに対応する優先度メトリックベクトルにおける第1優先度メトリック以外の各優先度メトリックとの差を、それぞれ計算し、
    前記差が優先度メトリック利得より小さい優先度メトリックに対応するユーザインデックスを検索して、第2置換ユーザインデックスと記し、
    前記差が優先度メトリック利得より小さい優先度メトリックに対応するユーザインデックスが見つからない場合、前記第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対する調整が失敗し、
    第3ユーザインデックスベクトルにおける第2リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、第2置換ユーザインデックに置換して、新しい第3ユーザインデックスベクトルを得、
    第3優先度メトリックベクトルにおける第2リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、優先度メトリック行列における第2置換ユーザインデックスと第2リソースインデックスとに対応する優先度メトリックに置換して、新しい第3優先度メトリックベクトルを得、
    新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たす場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整後の第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとし、
    新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たさない場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整待ちの第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとし、第2置換ユーザを第1置換ユーザとし、第2リソースインデックスを第1リソースインデックスとし、ステップCに戻るステップと、
    を含むことを特徴とする請求項に記載のリソース割り当て方法。
  13. 第2ユーザインデックスベクトルにおける置換対象となるユーザインデックスは、被置換ユーザインデックスであり、被置換ユーザインデックスに対応するリソースインデックスは、第1リソースインデックスであり、第3ユーザインデックスベクトルにおける上記被置換ユーザインデックスを置換するためのユーザインデックスは、第1置換ユーザインデックスであり、
    前記制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、調整を行うことは、
    第3優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックと、第2優先度メトリックベクトルにおける第1リソースインデックスに対応する優先度メトリックとの差を計算して、優先度メトリック利得とし、
    第3ユーザインデックスベクトルにより、第1置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースに対応するリソースインデックスを決定し、
    第1リソースインデックスと異なる各第2リソースインデックスに対して、
    優先度メトリック行列により、第2リソースインデックスと第1置換ユーザインデックスとに対応する優先度メトリックを決定して、第1優先度メトリックと記し、
    第1優先度メトリックと、優先度メトリック行列における第2リソースインデックスに対応する優先度メトリックベクトルにおける第1優先度メトリック以外の各優先度メトリックとの差を、それぞれ計算し、
    前記差が優先度メトリック利得より小さい優先度メトリックに対応するユーザインデックスを検索して、第2置換ユーザインデックスと記し、
    前記差が優先度メトリック利得より小さい優先度メトリックに対応するユーザインデックスが見つからない場合、前記第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対する調整が失敗し、
    第3ユーザインデックスベクトルにおける第2リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、第2置換ユーザインデックスにそれぞれ置換して、少なくとも1つの新しい第3ユーザインデックスベクトルを得、
    第3優先度メトリックベクトルにおける第2リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、優先度メトリック行列における第2置換ユーザインデックスと第2リソースインデックスとに対応する優先度メトリックにそれぞれ置換して、少なくとも1つの新しい第3優先度メトリックベクトルを得、
    新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たす場合、新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび新しい第3優先度メトリックベクトルを、調整後の第3ユーザインデックスベクトルおよび第3優先度メトリックベクトルとし、
    新しい第3ユーザインデックスベクトルにおける第2置換ユーザインデックスに対応するユーザで使用されるリソースが、制限ベクトルの制限条件を満たさない場合、前記新しい第3ユーザインデックスベクトルおよび対応する新しい第3優先度メトリックベクトルを廃棄する、
    ことを含むことを特徴とする請求項に記載のリソース割り当て方法。
  14. リソース割り当て装置であって、
    優先度メトリック行列により、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、該リソースで最良の優先度メトリックを有するユーザを決定し、第1ユーザインデックスベクトルおよび第1優先度メトリックベクトルを得、ここで、第1ユーザインデックスベクトルで、全ての割り当て対象リソースでのユーザ割り当ての第1結果を表し、第1優先度メトリックベクトルで、全ての割り当て対象リソースでの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックを表す第1リソース割り当て手段と、
    所定の制限条件を満たす場合、各割り当て対象リソースそれぞれに対して、1つのユーザを決定して割り当て、第2ユーザインデックスベクトルおよび第2優先度メトリックベクトルを得、ここで、前記所定の制限条件は各ユーザが同時に使用できる最大リソースブロック数であり、第2ユーザインデックスベクトルで、全ての割り当て対象リソースでのユーザ割り当ての第2結果を表し、第2優先度メトリックベクトルで、全ての割り当て対象リソースでの割り当て先となるユーザに対応する優先度メトリックを表す第2リソース割り当て手段と、
    第1優先度メトリックベクトルと第2優先度メトリックベクトルとの対応する要素の差を計算して、差ベクトルを得、上記差ベクトルから、0より大きい要素を検索し、該要素に対応するリソースインデックスを得てから、上記リソースインデックスの中から、第2優先度メトリックベクトルにおける上記リソースインデックスに対応する優先度メトリックが0ではないリソースインデックスを検索して、再割り当てリソースインデックスベクトルとする再割り当てベクトル生成手段と、
    前記所定の制限条件により、前記再割り当てリソースインデックスベクトルにおけるリソースインデックスに対応するリソースに対して、再割り当てを行い、前記第2ユーザインデックスベクトルおよび前記第2優先度メトリックベクトルとともに、少なくとも1つの候補ユーザインデックスベクトルおよび候補優先度メトリックベクトルを構成する再割り当て手段と、
    全ての候補優先度メトリックベクトルの中から、候補優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が最大となる候補優先度メトリックベクトルおよび対応する候補ユーザインデックスベクトルを検索して、検索された候補優先度メトリックベクトルおよび対応する候補ユーザインデックスをリソース割り当て結果とする第3リソース割り当て手段と、
    を含むことを特徴とするリソース割り当て装置。
  15. 前記再割り当て手段は、
    再割り当てリソースインデックスベクトルにおける各リソースインデックスそれぞれに対して、優先度メトリック行列における該リソースインデックスに対応する優先度メトリックから、第2優先度メトリックベクトルにおける該リソースインデックスに対応する優先度メトリックより大きい各要素を検索し、これらの要素に対応するユーザインデックスで構成されるベクトルを、該リソースインデックスに対応する置換ユーザインデックスベクトルとする第1モジュールと、
    再割り当てリソースインデックスベクトルにおける各リソースインデックスそれぞれに対して、第2ユーザインデックスベクトルにおける該リソースインデックスに対応するユーザインデックスを、それぞれ該リソースインデックスに対応する置換ユーザインデックスベクトルにおける各要素に置換し、かつ、第2優先度メトリックベクトルにおける該リソースインデックスに対応する優先度メトリックを、それぞれ優先度メトリック行列における該リソースインデックスおよび置換されたユーザインデックスに対応する優先度メトリックに置換し、少なくとも1つの第3ユーザインデックスベクトル、および、少なくとも1つの対応する第3優先度メトリックベクトルを得る第2モジュールと、
    制限ベクトルの制限条件を満たさない第3ユーザインデックスベクトルおよびそれに対応する第3優先度メトリックベクトルに対して、それぞれ調整を行って、制限ベクトルの制限条件を満たして、かつ、それに対応する第3優先度メトリックベクトルにおける各要素の和が、第2優先度メトリックベクトルにおける各要素の和より大きい第3ユーザインデックスベクトルを得、該第3ユーザインデックスベクトルを、1つの候補ユーザインデックスベクトルとして、それに対応する第3優先度メトリックベクトルを、候補優先度メトリックベクトルとする第3モジュールと、
    を含むことを特徴とする請求項14に記載のリソース割り当て装置。
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