JP5631890B2 - 接続エクスチェンジへの参加及びアクセスするための方法及び装置 - Google Patents

接続エクスチェンジへの参加及びアクセスするための方法及び装置 Download PDF

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Description

この発明は、インターネットにアクセスする方法及び装置に関する。特に、接続エクスチェンジを用いてインターネットへのユビキタス無線接続を供給する方法及び装置に関する。
人々は通常、無線コンピューティングデバイスを無線ホットスポットを介してインターネットに接続する。彼らは無線ホットスポットによって認識されたアカウントを生成して、クレジットカードを用いて無線接続に対して支払いをする。無線接続への需要が増加しているため、無線サービスを提供する無線ベンダーの数が増加してきている。さらにハードウェア及びソフトウェアの充実が、インターネットに無線アクセスするための代替の無線伝送プロトコルをユーザにもたらすWiMax(商標)等の技術の発展に繋がってきた。しかしこれらの技術を使用するために人々が従う処理は、まだ充実していない。
以下の記述は、本開示の簡略化した概要を示して読者に基本的な理解をもたらす。この概要は本開示の広範な概説ではなく、本発明の主要/重要な要素を特定せず、本発明の範囲を限定するものでもない。本概要は、本明細書において開示されているいくつかの概念を以下に示されるさらに詳細な説明の前置きとして単純化された形式で示すことを、唯一の目的としている。
本明細書に説明されているのは、ユーザに接続エクスチェンジ(エクスチェンジ)を用いてインターネットへのユビキタス無線接続を供給する実装例である。エクスチェンジは、ユーザに様々な無線サービスプロバイダ(WSP)を通してシームレスにインターネットにアクセスすることを可能とさせるサービスである。このことは、ユーザに関連付けられている1または複数のアカウントサービスプロバイダ(ASP)においてユーザアカウントを使用してユーザを認証することをWSPに可能とさせるか、またはWSP及び/または一般のサービスプロバイダ(GSP)の取引条件に同意しアクセスすることを可能にさせることによってなされる。ユーザは、コンピューティングデバイスを使用して無線接続を提供するWSPにユーザ認証情報を供給することによって、エクスチェンジを介してインターネットにアクセスする。WSPの例は、T−Mobile(登録商標)ホットスポット、Verizon(登録商標)携帯電話ネットワーク、Clearwire(登録商標)サービスエリア等を含むがこれに限定されない。WSPはエクスチェンジを介してユーザを認証し、ユーザにインターネットへのアクセスを許可する。WSPは、WSPのアカウントプロバイダを用いてユーザを直接認証してもよい。1または複数の無線伝送プロトコルでの伝送のための1または複数の通信モジュールを含むコンピューティングデバイスは、異なった無線伝送プロトコルを介して無線接続を提供するWSP間でシームレスな移行を行ってもよい。さらに以下に記載される実装例において、エクスチェンジは、WSP、ASP及びGSP(まとめて「サービスプロバイダ」と称する)に特徴セットの交換及び特徴セットに基づいたインターネットへのアクセスに関するレートの交渉を可能にする。ASPは、GSPの1つのタイプである。レートは、事前に交渉されているかまたは動的に交渉されてもよい。サービスプロバイダ及び/またはユーザは、互いに直接にエクスチェンジを介して、またはこれらの変形例等を用いてレートを交渉してもよい。レートは、サービスのコスト、サービスの交換、及び/または広告の同意、使用のロギング等の使用条件の許容を含んでもよい。
多数の付随の特徴は同様に容易に理解され、添付の図面と関連して考えられる以下の詳細な説明を参照することによってより良く理解されるだろう。
本説明は、添付の図を参照して読まれる以下の詳細な説明からより良く理解されるだろう。
エクスチェンジを介してユーザがインターネットにアクセスするための例示のユーザ環境を説明している。 多数のユーザに無線接続を供給し、1または複数の他のエクスチェンジと通信するエクスチェンジのためのエクスチェンジの実装例を説明している。 特徴のセットの実装例を説明している。 サービスプロバイダが証明書を用いてエクスチェンジに参加するための実装例を表すフローチャートを説明している。 サービスプロバイダがソフトウェアアプリケーションモジュールを用いてエクスチェンジに参加するための実装例を表すフローチャートを説明している。 WSPがエクスチェンジを介してユーザを認証するための実装例を表すフローチャートを説明している。 WSP及びユーザがインターネットに接続するためのレートを交渉するための実装例を表すフローチャートを説明している。 WSP及びASPが、ユーザがインターネットに接続するためのレートを交渉するための、実装例を表すフローチャートを説明している。 エクスチェンジが、ユーザをインターネットに接続するためのWSP及びASPとの間の交渉をするための、実装例を表すフローチャートを説明している。 監視サービス及び請求サービスを実行するWSPに関する実装例を表すフローチャートを説明している。 本明細書に記載されている様々な技術が実装され得る例示のコンピューティング環境を説明している。
概説
以下の詳細な説明は、エクスチェンジを使用してユーザにユビキタス無線接続を供給する実装例を説明している。エクスチェンジ及び/またはWSPは、ユーザによって供給された認証情報によってインターネットへのアクセスをユーザに許可する。これらの認証情報は、ユーザによってかまたは認証情報を格納し検索するサービスによって供給されてもよい。ユーザ認証情報の例は、ユーザ名及びパスワード、スマートカード、インフォカード(infocard)、クレジットカード番号、ピン(pin)番号、電話番号、指紋、網膜等の任意の1もしくは複数、またはこれらの組み合わせを含むがこれらには限定されない。さらにこれらのユーザ認証情報は、ローカルコンピューティングデバイス上、リモートコンピューティングデバイス上、またはフラッシュドライブ等の外部記憶媒体上などを含む任意の適切な態様で格納されてもよい。
エクスチェンジは、エクスチェンジ及び/またはサービスプロバイダに関連付けられているユーザアカウントに対応するユーザ認証情報を用いて、インターネットへのユーザのアクセスを認証を行って許可する。例えばエクスチェンジは、WSPがユーザを認証し得るように、ユーザがエクスチェンジによって管理されるエクスチェンジユーザアカウントを生成することを可能にしてもよい。エクスチェンジユーザアカウントは、ユーザ名/パスワード、クレジットカード番号、自宅住所、雇用情報、電話番号、電子メールアドレス等を含んでもよい。この情報はレートの交渉のためにアクセスされてもよい。ユーザは、異なったサービスに関連付けられている他のユーザアカウントをエクスチェンジユーザアカウントにリンクしてもよい。エクスチェンジユーザアカウントにリンクされてもよいユーザアカウントの例には、ソーシャルネットワークアカウント、電子メールアカウント等が含まれるがこれらに限定されない。
エクスチェンジは、ASPに関連付けられているユーザアカウントを使用してユーザを認証してもよい。ASPはGSPの1つのタイプであることに注意されたい。エクスチェンジ内のASPのメンバシップは、ASPアカウント(必ずしもユーザアカウントが管理されたエクスチェンジでなくともよい)を有するユーザがエクスチェンジを介してインターネットにアクセスすることを可能にする。例えばASPは、エクスチェンジが本件出願人から発売されているActive Directory(登録商標)等のディレクトリサービスと通信することを可能とすることによって、エクスチェンジを介してユーザが認証されることを可能とさせてもよい。出張旅行の間に従業員にユビキタス無線接続をさせたい企業、または学内及び学外等において生徒にユビキタス無線接続をさせたい大学等を考慮されたい。
代わりにレートを交渉するASPを持たないユーザに関して、ユーザが他の条件及び/または事情に同意する場合、WSPは認証を要求しなくともよい。例えば、ユーザはGSPまたはWSPによる提案を受け入れて、広告、使用の追跡等を含むがこれらに限定されない使用の条件の受諾と引き替えにインターネット接続に対して支払いを行うことを選択してもよい。
多数のユーザにサービスを提供するために、エクスチェンジは1または複数のWSPを含む。WSPはユーザに無線接続を供給し、エクスチェンジを介してユーザの認証を開始する。無線接続は、IEEE 802.11、WiMax(IEEE 802.16)、GSM進化型高速データレート(Enhanced Data Rates for GSM Evolution(EDGE))、高速ダウンリンクパケットアクセス(High-Speed Downlink Packet Access(HSDPA))等を含むがこれらに限定されない1または複数の無線伝送プロトコルを使用して供給されてもよい。WSPは、エクスチェンジに要求を送信する前にローカルにユーザを認証するために、キャプティブポータル、802.1x、RADIUS(ユーザサービスにおける遠隔認証ダイアル(Remote Authentication Dial In User Service))等のローカル認証サービスを使用してもよい。WSPの例には、携帯電話ネットワークを介してインターネットへのユーザアクセスを供給する携帯電話会社、DSL(デジタル参加者線)接続またはケーブルモデム接続に接続されている802.11−準拠無線ルータを介してインターネットへのユーザアクセスを供給する個人等が含まれるがこれらに限定はされない。例えばVerizonは、自身の携帯電話ネットワークを介してユーザに無線接続を供給するWSPであってもよい。さらにVerizonはASPであってもよく、Verizon従業員にVerizon従業員アカウント(ユーザアカウント)を介してエクスチェンジにアクセスすることを可能にしてもよい。
エクスチェンジは、サービスプロバイダを認証する。例えばWSPがエクスチェンジに参加する場合、WSPは、接続エクスチェンジ証明書(エクスチェンジ証明書)受信する。エクスチェンジに送信される要求はエクスチェンジ証明書を用いて認証され、要求者がエクスチェンジの有効なメンバであるかが判定される。有効化の成功は、要求した者がエクスチェンジの有効なメンバであることを示す。GSP及びASPはエクスチェンジに参加する際に、エクスチェンジ証明書を受信してもよい。エクスチェンジは、プロトコル、x.509証明書、スマートカード、暗号デバイス、WSPにおいて実行するソフトウェアモジュール、テキストファイル等の様々なタイプの認証を使用してもよいことに注意されたい。さらにエクスチェンジは、1または複数の異なったタイプの認証を使用してもよい。
WSPは、無線アクセスポイントを介してユーザのコンピューティングデバイスへのブロードキャストの接続エクスチェンジ識別子(エクスチェンジ識別子)も受信する。エクスチェンジ識別子は、SSID(Service Set Identifier)、IP(Internet Protocol)アドレス、MAC(Media Access Control)アドレス、E.164アドレス、サービスプロバイダ識別子、SID(Service Identifier)等を含むがこれらに限定されない。例えばエクスチェンジ識別子は、ユーザによって一般的に認識されているドメイン登録サービスを介して登録されているIPアドレスまたはURL(Uniform Resource Locator)であってもよい。無線アクセスポイントの例は、802.11無線アクセスポイント、携帯電話の中継塔、専用無線塔を含む。
エクスチェンジは、WSPメンバ、ASPメンバ及び/またはGSPメンバのリストを含む。このリストは、メンバ識別子、及びメンバフィールド内に格納されている各々のメンバに対応するメンバ情報も含む。メンバ識別子の例は、企業名、割り当てられた英数字識別子等のWSP、ASPまたはGSPに関連付けられている固有の名前を含む。メンバフィールドの例には、URL、証明書、特徴セット等が含まれるがこれらに限定されない。このリストは、テキストファイル、データベース、メモリ内に格納されてもよく、1または複数の場所内の1または複数のコンピューティングデバイスに配されてもよい。さらに対応するメンバ情報は、リストから独立して格納されてもよい。例えばリストは、特徴セット及びASPに対応する証明書の両方がアクセスのために格納されている場所に対応するポインタ(パス名)を含んでもよい。
リストを使用して、エクスチェンジは、適切なASP及び/またはGSPへのアクセスするための要求の経路を決定する。例えばユーザがWSPを介したインターネットへのアクセスを要求する場合、エクスチェンジは、エクスチェンジを介してユーザを認証する。リストを使用して、エクスチェンジは適切なASPを判定してユーザを認証し、要求を選択されたASPに転送する。適切な場合、WSPはローカルリストにアクセスすることによって対応するASPを用いて直接ユーザを認証してもよいことに注意されたい。
特徴セット、つまりリスト内に格納されているかまたはリストを介してアクセス可能となっているメンバ情報のタイプはサービスプロバイダから提供されるサービスの記述を含む。サービスプロバイダ及びユーザは、エクスチェンジを介したインターネットへのアクセスに関するレートを交渉する。例えば本件出願人は、ASP及びエクスチェンジのメンバであってもよい。VerizonはWSP及びエクスチェンジのメンバであってもよい。本件出願人は、Verizon無線ネットワークを使用してインターネットにアクセス本件出願人の従業員の各々に関する定額料金をVerizonに支払うことに同意してもよい。特徴セットを使用して本件出願人及びVerizonは好ましいサービス及び利用可能なサービスに関する情報を交換して、両者が受け入れ可能なレートを交渉する。交渉されたレートは、特徴セットに含まれる1または複数の特徴セット特性に基づいた固定レート、特徴セットに含まれる1または複数の特性に基づいた変動レート、またはこれらの変形例であってもよい。特徴セットは、QoS(quality of service)、帯域幅、セキュリティ等を含むがこれらに限定されない1または複数の特徴セット特性を含む。レートはASPとWSPとの間で予め交渉されていてもよいか、または互いにもしくはエクスチェンジとの間で動的に交渉されてもよいことに注意されたい。さらに競合提案及び代案は、ユーザ及びサービスプロバイダに複数の選択肢を供給することを可能にされる。
レートが交渉された後、サービスプロバイダ及び/またはユーザは同意レートに基づいた計量単位に同意する。接続クレジットと称されるこの計量単位は、監視及び請求目的に使用される。WSPは、同意接続クレジットに基づいたユーザ接続を追跡すること及び請求書を送ることに関するサービス監視を含む。エクスチェンジは、請求書を作成して送信するための請求サービスを含んでもよい。さらにエクスチェンジは、WSPとASPとの間のサービスに関する支払いを容易にする。請求サービスがエクスチェンジから切り離されてWSP及び/またはGSPによってホストされていてもよいし、エクスチェンジのメンバではないサードパーティサービスプロバイダを介してホストされていてもよい。
一般的環境
図1は、エクスチェンジを介してインターネットアクセスするためにWSPに接続するユーザの実装例を示している。図1の実装例は、本開示を用いて可能な様々な態様を示すために意図的に拡大されている。図1に示されている全ての要素が全ての実施形態において必要なわけではなく、かつ様々な要素が異なった方法で組み合わされて、異なったシステムが実装されてもよい。
図1は例示の環境100を示しており、環境100はデバイスA144を含む。デバイスA144は、エクスチェンジ104を介してインターネット102にアクセスするために使用されるユーザコンピューティングデバイスを表す。コンピューティングデバイスの例は、マイクロプロセッサに基づくシステム、マルチプロセッサシステム、セットトップボックス、ゲーム機、携帯デバイス、携帯電話、消費者家電、ロボット等を含むがこれらに限定されない。環境100はWSP112も含み、WSP112は無線アクセスポイント140を介して無線接続を供給する。WSP112はインターネット102に動作可能に接続されて、エクスチェンジ104を介してユーザがインターネット102へアクセスすることを可能にさせる。図1に示されているように環境100はASP114及びGSP105も含み、ASP114及びGSP105は、認証、接続の要求、及び/またはレートの交渉のためにWSP112によって使用される。ASP114及びGSP105の両方は、インターネット102に動作可能に接続されている。
接続エクスチェンジ
エクスチェンジ104は、WSPにユーザがWSPの無線接続を使用できるようにすることを可能にすることによって、及びインターネットへのアクセスを許可する前にWSPにユーザを認証することを可能にすることによって、ユーザにユビキタス無線接続を供給するシステムである。エクスチェンジ104は、特徴セットA150、B136及びC115を用いてユーザがインターネット102にアクセスすることを可能とするための交渉をASP、GSP及びユーザが可能とすること、交換のための交渉の場を生成すること、及びユビキタス無線接続を消費することによって、WSPが当該WSPの無線接続を収益化することを可能とする。エクスチェンジを介してユーザがインターネットにアクセスするための様々なシナリオは、交渉処理に関与する1または複数の異なった者を含んでもよい。例えばASPは、ユーザ入力無しにエクスチェンジを介してユーザがインターネットに接続するためのレートを交渉してもよい。ユーザに関するレートを交渉するASPの実装例のさらなる詳細は、図7において説明される。他の例は、ASPを使用しないでインターネットへアクセスするためのレートをユーザが交渉することを含んでもよい。ASPを使用しないでアクセスするためのレートをユーザが交渉する実装例の詳細は、図6において説明される。これらの例及び同様の変形例は、本開示によって裏付けられている。
エクスチェンジ104は、集中型システム、非集中型システム、またはこれらの変形例として実装されてもよい。集中型システムは通常はシステムへのアクセスを管理する1または複数のサーバを含む中央サービスを含み、他の下位接続システムの接続を維持し、要求の促進及び更新の送信を含むがこれらに限定されない他の下位接続システムとの通信をする。下位接続システムは、中央サービスに動作可能に接続された1または複数のサーバを含む。集中型システムのアーキテクチャのタイプの例には、クライアント/サーバ、ハブ及びスポーク、並びにこれらの変形例が含まれるがこれらに限定されない。例えば中央サービスは、1または複数のグローバルな(global)サーバにおいて実行されてもよい。下位システムは、インターネットを介してグローバルなサーバに動作可能に接続されている1または複数のリージョナルな(regional)サーバであってもよい。1または複数のローカルサーバは、インターネットを介して下位サーバに動作可能に接続されていてもよい。さらにクライアント/サーバ並びにハブ及びスポークモデルの両方の変形例は、エクスチェンジに多数のユーザ及びサービスプロバイダを受け入れるまでに拡大することを可能とするのに好適である。エクスチェンジが本件出願人のデータセンタ等のデータセンタ内に配されて、大量の要求が受け入れられ高い忠実度のアクセス及び帯域幅が供給されてもよい。
非集中型システムは通常は中央サービスを含まず、1または複数のサーバが独立して動作することを可能としてもよい。P2P(peer-to-peer)は、非集中型システムのアーキテクチャ例である。
図1においてエクスチェンジ104は、クライアント/サーバ、並びにハブ及びスポークアーキテクチャの変形例を使用する集中型システムである。エクスチェンジ104の実装例に関する更なる詳細は、図2において説明される。エクスチェンジ104は、非集中型システムにおいて実装できることに注意されたい。
エクスチェンジ104は、サービスプロバイダへの配布のためのエクスチェンジ証明書108を含む。エクスチェンジ104は、エクスチェンジ証明書108を用いてWSP、ASP及びGSPからの要求を認証する。しかし証明書が要求されないかまたは使用できない実施形態においては、エクスチェンジのメンバを認証する機能が含まれるべきである。代替実装例において、エクスチェンジは、メンバサーバにおいて実行されるソフトウェアを用いて、テキストファイル、暗号化キー等を交換することによってエクスチェンジのメンバを認証してもよい。他の代替実装例において、メンバサーバに付属しているハードウェアデバイスがエクスチェンジによって使用されて、エクスチェンジのメンバが認証されてもよい。
エクスチェンジ104は、1または複数の識別子107及びエクスチェンジメンバに関連付けられているメンバ情報を格納するための1または複数のフィールド109を保持するリストA106を含む。認証の要求を処理する場合、エクスチェンジ104はリストA106を使用して、適切なASP及び/またはGSPを判定して、適切ならば認証要求を送信する。リストA106は1または複数の識別子107を含み、メンバ識別子の各々は1または複数の対応するメンバフィールド109を有する。
エクスチェンジ104は、リストA106を使用してWSP、ASP,GSP及び/またはユーザ間のレートの動的な交渉を容易にする。
特徴セットは、レートを交渉するためにサービスプロバイダ及びユーザによって使用される。特徴セットモジュールは、特徴セットを送信及び受信してこれらを処理する。WSP112、接続エクスチェンジ104、ASP114及びデバイスA144は、特徴セットモジュール141、103、152及び145を各々含んでいる。
プログラミングインタフェースがエクスチェンジによってサポートされ、ソフトウェア開発者が自身のソフトウェアアプリケーション、ウェブアプリケーション等の中にエクスチェンジサービスを含めることが可能となる。プログラミングインタフェースの例は、ウェブサービスインタフェース、API(Application Programming Interface)インタフェース、REST(Representational State Transfer)インタフェース等を含む。図1において、接続エクスチェンジ104は1または複数のプログラミングインタフェース111を含む。本開示はこの例示において説明されているプログラミングインタフェースの例に限定されず、様々なプログラミング言語で生成され得る様々な他のインタフェースのタイプを含んでもよい。
無線サービスプロバイダ
WSPは、Wi−Fi、WiMax、3G等の様々な無線伝送プロトコルを通してユーザに無線接続を供給する。WSP112は、無線アクセスポイント140を介してデバイスA144に無線接続を供給する。デバイスA144等のユーザコンピューティングデバイスがエクスチェンジ104に参加可能となるように無線アクセスポイント140が接続エクスチェンジ識別子(エクスチェンジ識別子)142をブロードキャストする。無線アクセスポイント140等の無線アクセスポイントは通常は1または複数の識別子をブロードキャストし、この識別子にはエクスチェンジと関連付けられていなくともよい識別子を含む。例えばT−Mobileホットスポット無線アクセスポイントは、2つのSSIDをブロードキャストする。2つのSSIDの一方はT−MobileユーザのためのT−Mobileホットスポット無線サービスに関連付けられたSSIDであり、他方はエクスチェンジに関連付けられたSSIDである。
WSP112等のWSPは、1または複数のサーバ130及び1または複数のデータベース122を含む。サーバ130は、エクスチェンジ証明書108等の1または複数の証明書、及びエクスチェンジ104のメンバに関連付けられている1または複数の固有の認証証明書123を管理して維持する証明書モジュール131を含む。上述のように、エクスチェンジ104は、サーバ130にエクスチェンジ証明書108を供給してサーバ130がエクスチェンジ104の有効なメンバであることを認証する。WSPから要求が受信されてユーザが認証された場合、エクスチェンジ104は、エクスチェンジ証明書108を用いて要求がエクスチェンジの有効なメンバからのものであることを確認する。WSPが認証されるとエクスチェンジ104は認証の要求を処理し、適切ならば要求をASP及び/またはGSPに送信してもよい。エクスチェンジ証明書108は、エクスチェンジ104によって管理される。図2は、エクスチェンジ104が図1において説明されたエクスチェンジ証明書108をどのように管理して配布するかを示している。
サービスプロバイダの各々は、他のサービスプロバイダへ配布するための固有の認証証明書を含む。認証証明書は、エクスチェンジを介して及び/またはサービスプロバイダの間で直接サービスプロバイダに配布されてもよい。サーバ130は、エクスチェンジ104の1または複数の他のメンバの1または複数の認証証明書123を含む。サーバ130が、他のサービスプロバイダに配布するためのWSP112に対応する固有の認証証明書133も含むことに注意されたい。
認証証明書123及び133等の認証証明書は、WSPが認証証明書の各々に対応するASP及び/またはASPを用いてユーザを直接認証することを可能にする。例えばWSP112は、エクスチェンジ104がサービス要求に応答しない場合またはサービス要求が不可能である場合、認証証明書123を使用してASP114によってユーザの認証を要求してもよい。WSP112は、WSP112がASP及び/またはGSPに関する対応する認証証明書を有する場合に、適切なASP及び/またはGSPによってユーザの認証を直接要求してもよい。WSP112は、ユーザ証明書等のユーザによって供給される情報を使用して対応するASP/GSPを判定してもよい。
エクスチェンジ証明書及び認証証明書の両方が使用されて、エクスチェンジに対してメンバシップが認証され、エクスチェンジの他の有効なサービスプロバイダに対してサービスプロバイダが認証される。上述のようにエクスチェンジのサービスプロバイダの認証は、証明書の使用に限定されず、スマートカード、パスワード、エクスチェンジメンバの各々において実行されるソフトウェアモジュール、暗号デバイス等のハードウェア、及びこれらの変形例を含んでもよいがそれに限定されない。
WSP112等のWSPは、サービスプロバイダのリストを維持している。このリストは、全てのサービスプロバイダ、WSPが要求を送信したサービスプロバイダ、またはこれらの変形例を含んでもよい。WSP112は、データベース122内にリストD124を維持している。データベース122等のデータベースは、1または複数のメンバ識別子126を維持するためのリストD124、及びエクスチェンジ104のメンバに関連付けられているメンバ情報に対応する1または複数のメンバフィールド128を含んでいる。さらにサーバ130は、リストD124にアクセスするための検索(look-up)モジュール135を含んでいる。リストは、ユーザを認証するためのユーザ情報を含んでもよいことに注意されたい。
上述のように、WSPの例にはセルラー方式ネットワークプロバイダ、無線ホットスポットプロバイダ等が含まれるがこれらに限定されない。さらにDSLまたはケーブルモデムを介してインターネットに接続されているWi−Fi接続を有する住居所有者等の無線アクセスポイントを有する個人が、エクスチェンジ104に参加してもよい。例えばケーブルモデムを使用してインターネットへアクセスし無線ルータを有している個人は、エクスチェンジに参加してエクスチェンジを介して他のユーザに無線接続を供給可能である。この個人は、GSPから支払いを受けるかまたはエクスチェンジとの共有収入を受けてもよい。図8は図1に示されているようにフローチャート実装例を示しており、このフローチャート実装例は、エクスチェンジ104を介した無線接続を提供する個人無線サービスプロバイダの上述のシナリオを含む様々なシナリオを可能とする。
WSP112等のWSPは、監視サービス137、請求サービス134、及び請求書139も含む。監視サービスの例は、エッジデバイス、RADIUSサーバ等のユーザ接続を監視するハードウェアデバイスを含む。さらに、監視サービスは、ソフトウェア内に実装されてもよい。図5及び図9は、監視サービス及び請求サービスがどのように実装され得るかを示している。
WSPの1または複数の上述の特徴は、無線アクセスポイント、ルータ、無線機等の1または複数のデバイスに組み合わせられてもよい。
複数の無線伝送プロトコルのシームレスなサポート
デバイスA144等のユーザコンピューティングデバイスは、無線アクセスポイント140を介してWSP112と通信するための1または複数の通信モジュールを含む。複数の通信モジュールを有するコンピューティングデバイスは、異なった無線伝送プロトコルをサポートする異なった無線アクセスポイントと通信可能であり、インターネットにアクセスするためのユーザの様々な方法を可能とする。通信モジュールの例は、Wi−Fiまたは3G等の無線伝送プロトコルをサポートするラップトップ無線カード、Wi−Fiまたは3G等をサポートするUSBデバイスを含むがこれらに限定されない。さらにエクスチェンジ104は、1または複数の通信モジュール146を有するデバイスA144等のコンピューティングデバイスが、異なった無線伝送プロトコルを提供するWSP間をシームレスに移行することを可能にさせる。例えばユーザが最初にWi−Fiネットワーク上におり3Gネットワークに移行する場合、または3Gネットワークがより良い機能を供給する場合、ユーザコンピューティングデバイスは3Gネットワークにおける新しい接続のために適切なWSPとレートを自動的に交渉してもよい。ユーザは、新しい接続を選択することによって3Gネットワークに切り替えることが可能であり、その際Wi−Fi接続は品質が低下するまたは切断等される。
別個の通信モジュールは、複数の無線伝送プロトコルをサポートするのに必要とされないことに注意されたい。例えば単一の通信モジュールが、様々な無線伝送プロトコルをサポートしてもよい。さらに2つの異なった無線伝送プロトコルのサポートは必要とされない。ユーザは、同一の無線伝送プロトコルを提供する2つの異なったWSP間を移行可能である。
ユーザコンピューティングデバイスは、プログラミングインタフェース111等のエクスチェンジプログラミングインタフェースを用いて、エクスチェンジ104にアクセスするアプリケーションも含む。図1において、デバイスA144はプログラミングインタフェース111を使用してエクスチェンジ104と相互作用するアプリケーション149も含む。
アカウントサービスプロバイダ
エクスチェンジのメンバとして、ASPはそれらのユーザがエクスチェンジを介してインターネットにアクセスすることを可能にする。1または複数のユーザアカウントを有するディレクトリを用いて、ASPはWSPがエクスチェンジを介してそれらのディレクトリを使用してユーザを認証することを可能にする。ASP114は、1または複数のユーザアカウント116を有するディレクトリ117を含む。ディレクトリの例には、本件出願人から発売されているActive Directry、Sun Microsystems Directory Server(商標)、IBM Lotus Domino Directory(商標)等が含まれるがこれらに限定されない。図5は、図1に記載されているようにどのようにユーザが認証されるかを説明及び図示している。
しかし上述のようにディレクトリが要求されないかまたは使用できない実施形態において、どのユーザがエクスチェンジを介してインターネットにアクセス可能であるべきなのかを判定する能力が、代替手段を使用して達成されてもよい。例えばASPは、検索テーブル、データベース、本件出願人のHotmail(登録商標)等の電子メールアカウント、Facebook(登録商標)等のソーシャルネットワーキングサイトに関連付けられているユーザのアカウント、MySpace(登録商標)、LinkedIn(登録商標)等を使用して、エクスチェンジを介してASPのユーザがインターネットにアクセスすることを可能にしてもよい。
さらにASPは、個人ベースよりもむしろグループでエクスチェンジを介したインターネットへのアクセスをユーザに許可するほうを選んでもよい。ユーザのグループにアクセスを供給する例は、チャレンジ/応答語/フレーズ、ピン(pin)番号、パスワード、スマートカード等のハードウェアデバイス他を含むがこれらに限定されない。
上述のようにASPは、ディレクトリを使用してエクスチェンジを介してASPのユーザがインターネットへアクセスすることを可能にすることに限定されない。ASPは、それらのユーザの管理及び保守をGSPに外部委託してもよい。例えばGSPは、エクスチェンジに関するユーザアカウントを企業に供給してユーザを認証してもよい。企業のIT管理者は、如何にしてこれらの企業ユーザがサービスプロバイダを介してエクスチェンジにアクセスすることが可能であるかを管理し、それらのユーザディレクトリをさらす必要を除去する。このことはユーザディレクトリを持たないか、むしろこのようなサービスの管理の手配を外部委託するかの企業に関する代替案ともなる。
どのデータがインターネットからアクセス可能かに関するポリシ等の企業ポリシ、読み出し/書き込み特権等は、エクスチェンジを介して管理され得る。ASP114は、エクスチェンジを介したインターネットへのアクセス中にユーザに関する要求を判定するためのポリシ119を含む。ポリシは、特徴セットに含まれていてもよい。
一般サービスプロバイダ
GSP105等のGSPは、エクスチェンジのメンバ及びエクスチェンジのユーザに一般的なサービスを供給する。ASPはGSPの1つのタイプであってアカウントサービスを供給し、WSPはGSPの1つのタイプであって無線接続を供給することに注意されたい。GSPは、ポリシ実施、広告、技術的サポート等のサービスを供給してもよい。GSPはこれらの説明された例に限定されず、様々な他のサービスを含んでもよい。
接続エクスチェンジへの参加
エクスチェンジ104等のエクスチェンジは、WSP、ASP及びGSPを参加可能にするための様々な方法を供給する。例えばエクスチェンジは、エクスチェンジにWSP、ASP及び/またはGSPからの情報を要求可能にする処理を自動化して、参加処理を容易にするプロトコルを使用してWSP及びASPに参加を可能とさせてもよい。エクスチェンジは、情報にアクセスしてエクスチェンジに参加させるためにURLをWSP及びASPの管理者に供給してもよい。エクスチェンジは、WSP及びASPにそれらが有効なメンバであることを識別して確認する方法を供給してもよい。エクスチェンジ104はエクスチェンジ証明書108を含み、エクスチェンジ証明書108を配布してサービスプロバイダを認証してもよい。上述のように、証明書は識別及び認証を可能にするための1つの方法であるが、エクスチェンジは証明書の使用に限定されない。図4A及び図4Bは、図1において上述されたようにサービスプロバイダがどのようにエクスチェンジ104に参加するのかを説明して示す。
エクスチェンジを介してユーザを認証
エクスチェンジ104は、様々な方法を使用してユーザを認証する。これらの様々な方法は、WSPとASPとの間のメッセージを中継すること、またはWSPがASPを用いて直接ユーザを認証可能なようにWSPとASPとの間の直接接続を可能にすることを含んでもよい。さらにこれらの様々な方法は、ファイアウォール、NATボックス等との交渉の理論を含んでもよい。エクスチェンジ104は、上述のメッセージを中継すること及びWSPとASPとの間の直接通信を可能とすることをサポートする。ユーザは、通常はインターネットへの無線接続において選択する様々な選択肢を有する。ワイドエリアネットワーク120等のワイドエリアネットワークは、1または複数のWSP112を含んでもよい。ワイドエリアネットワーク内のWSPの全てがエクスチェンジのメンバでなくともよいか、または1もしくは複数のエクスチェンジのメンバでなくともよいことに注意されたい。
デバイスA144のユーザにより供給されるか、またはユーザ認証情報を維持するデータストア(図示せず)から供給される認証情報148を用いて、WSP112はエクスチェンジ104を介してユーザの認証を試行する。ユーザデバイスにおいて実行されているアプリケーションは、エクスチェンジを介してユーザまたはアプリケーションを認証するために使用される認証情報を含んでもよい。デバイス144において実行されているアプリケーション149は、アプリケーション149またはユーザの認証おいて使用されるユーザ認証情報(図示せず)を含む。
上述のように、WSPは、キャプティブポータル(Captive Portal)、802.1x、RADIUS等のローカル認証サービスを供給してもよい。例えば、WSPは、ローカル認証のために802.1x及びRADIUSが使用されてもよい。ユーザがWSPを使用してエクスチェンジを介してインターネットへの接続を要求する場合、WSPはユーザのローカルでの認証を試行する。ユーザが以前にWSPを使用していた場合、ローカル認証は可能であってもよく、適切なASPを用いてユーザを認証してレートを交渉するのに十分であってもよい。そうでなければ、WSPはエクスチェンジに要求を送信し、エクスチェンジが適切なASPにその要求を転送する。ASPには、エクスチェンジを介してユーザに認証を供給するための本件出願人から発売されているActive Directoryフェデレーションサービス(ADFS)が含まれる。WSP及び/またはASPの各々の優先傾向及び/またはセキュリティ設定は、どのようにユーザが認証されるかを判定してもよいことに注意されたい。図5、6、7及び8は、エクスチェンジ104が、図1において言及したように、ユーザをどのように認証するかを説明しかつ示している。
特徴セットに基づいたレートの交渉
レートは、特徴セットを使用して、エクスチェンジを介して無線接続に関して交渉される。WSPの各々は、利用可能および/または無線接続に対応するWSPにより提供されるサービス及び/または無線接続のユーザの使用に関する合意を説明した1または複数の特徴セットを有している。
ユーザは、QoS、帯域幅、セキュリティ等を含むがこれらに限定されない無線接続に関する自身の優先傾向を特定する自身の特徴セットを有していてもよい。これらのユーザ特徴セットは、広告、支払い方法等に対する合意を含むがこれらに限定されない無線接続使用への合意に関するユーザ優先傾向を含んでいてもよい。
ユーザコンピューティングデバイスにおいて実行されているアプリケーションは、自身の特徴セットを含んでいてもよい。アプリケーション149は、1または複数の特徴セットを含んでいる(図示せず)。
図3を参照すると、特徴セットは、契約カテゴリ、サービスカテゴリ及びデバイスカテゴリ等の1または複数のカテゴリに対応する特性を含んでいる。特徴セットB136は、契約カテゴリ310に関連付けられた以下の1または複数の特性302を含んでいる。代案316、「提案は未だ有効」(offer is good until)318、広告320、請求タイプ322、メンバシップ324、及び支払いタイプ326である。特徴セットB136は、サービスカテゴリ312に関連付けられた以下の特性も含む。暗号化328、帯域幅330、VPN(Virtual Private Network)サポート332、QoS334、認証336、時間帯の制約338、場所340である。さらに、特徴セットB136は、デバイスカテゴリ314に関連付けられた以下の特性を含んでいてもよい。デバイスタイプ342、スクリーンサイズ344、及び通信モジュールタイプ346である。
特性の各々は、レートの交渉おいて使用する特性に対応する所望値、最小値及び/または優先値を特定するパラメータを含んでもよい。特徴セットB136は、所望値304、最小値306、及び優先値308を含む。例えばユーザは、帯域幅の所望値、帯域幅の最小値、及び帯域幅特性をセキュリティ特性(所望値、最小値、及び優先値を有してもいてもよい)よりも上位に配置する帯域幅の優先値を有していてもよい。
特徴セットはテキストファイルとして格納されていてもよく、データベース内に格納されているデータであってもよく、ビット配列内に格納されているデータであってもよく、またはレジストリ内あってもよい。例えばビット配列内のデータとして格納されている特徴セットは、特定の特性に関する値に関連付けられた1または複数のビットを有していてもよい。図1において、特徴セットB136はデータベース122内に格納されている。特徴セットは様々な形式にてかつ様々な場所に格納されてもよく、本明細書内に記載されている例に限定されないことに注意されたい。
デバイス間での特徴セットの伝送は、プロトコル、ウェブサービス、テキストファイルの交換等を用いて達成されてもよい。
上述のように、レートは、事前に交渉され、及び/または動的に交渉され得る。図5、6、7及び8は、図1に示されているように、レートがどのように動的に交渉されるかを説明しかつ示している。図3内の実装例は、本開示を用いて可能な様々な特徴を図示するために意図的に拡大されていることに注意されたい。図3に示されている全ての要素が、全ての実施形態において要求されるわけではなく、これらの要素は、特性カテゴリ等に対応するサービスのタイプの範囲を限定することを意図するものではない。
エクスチェンジを介したサードパーティ参加者のマーケットプレイス
図1に戻って、ソフトウェアアプリケーション及びサービスの開発者及び/または配布者は、エクスチェンジを介してインターネットにアクセスするユーザのために支払いをしてもよい。彼らのソフトウェア及び/またはサービスは、性能検討、ユーザシナリオ、サブスクリプション等を考慮に入れるエクスチェンジを介してインターネットにアクセスするために、1または複数の特徴セットを含んでもよい。さらに開発者及び/または配布者は、自身の製品を使用する場合にエクスチェンジを介したインターネットへのユーザ接続に対して支払いをしてもよい。
エクスチェンジ104等のエクスチェンジは、広告主及び/またはサードパーティベンダーに、ユーザ広告経験を判定することと引き替えに、エクスチェンジを介してユーザがインターネットへアクセスすることに対して支払をすることを可能にする。広告経験の例には、検索結果における広告、インスタントメッセンジャを介したポップアップ、OS内でトリガされるメッセージボックス、ブラウザ内のバナー等を含む。さらにWSPは、エクスチェンジを使用して広告主によって生み出された広告収入の一部を受け取ることによって、自身の無線接続を収益化してもよい。
会計/請求サービス
上述のように請求サービスは、エクスチェンジ、WSP、仲介サービス及び/もしくはユーザ、並びにこれら等の様々な組み合わせによって実行されてもよい。図1において請求サービス110は、エクスチェンジユーザアカウントを使用してインターネットへアクセスするユーザに関する会計及び請求を管理する。請求サービス134はWSP112におけるサーバ130において実行され、エクスチェンジ104に関連付けられているがエクスチェンジ104によっては管理されていないアカウントを使用してインターネットにアクセスするユーザに関することに対する会計及び請求を管理する。請求サービス110も、必要ならばこれらのユーザに関する会計及び請求を管理できることに注意されたい。
請求は、ユーザ、WSP及びASP対してシームレスである。ユーザは、クレジットカード、ペイパル(PayPal(登録商標))、直接の口座振込等を使用して支払いを行ってもよい。図9は、図1に記載されたような請求書及び請求サービスを示して説明している。
グローバル、リージョナル、及びローカルサービスを使用した接続エクスチェンジの一般的環境
図2は、多くのユーザに無線接続を供給する集中型アーキテクチャにおいて実装されるエクスチェンジの環境例200を示している。環境例200はエクスチェンジの実装例の単なる一例であり、本願において説明されている例を特定の実装に限定することを意図していない。図2内の要素の全てが全ての実施形態において必要とされるわけではなく、様々な要素は異なったシステムを実装するための異なる方法で組み合わされてもよい。
図2の以下の説明において、図1に示されかつ記載されている要素及び参照符号を引き続き参照する。
エクスチェンジは、エクスチェンジへの接続を管理する1または複数のグローバルな接続エクスチェンジサービス(グローバルサービス)を含んでもよい。追加のグローバルサービスがエクスチェンジに追加されて、負荷平衡の改善、故障事象における冗長性の供給等がされてもよい。グローバルサービスは1または複数のリージョナルな接続エクスチェンジサービス(リージョナルサービス)に動作可能に接続されており、かつグローバルサービスはサービスプロバイダのリストを管理する。図2において、エクスチェンジ104はグローバルサービス202を含む。グローバルサービス202はリストA106を含み、リージョナルサービス204及び206、並びにASP114に動作可能に接続されている。リストA106は、サービスプロバイダに関する情報を維持している。
エクスチェンジ104は、バックアップグローバルサービス203も含んでいる。バックアップグローバルサービス203は、グローバルサービス202が故障した場合にサービスが中断されないようにグローバルサービス202の代わりに機能する。
グローバルサービスは、他の会社に所持され管理され及び/または異なった場所に配されていてもよい他のエクスチェンジに動作可能に接続されていてもよい。図2において、グローバルサービス202は、エクスチェンジ210に動作可能に接続されている。エクスチェンジ210は、異なった国に配されていてもよいことに注意されたい。
リージョナルサービスは、1または複数のローカル接続エクスチェンジサービス(ローカルサービス)に動作可能に接続されている。ローカルサービスは、リージョナルサービスを介してグローバルサービスに接続可能である。ローカルサービスは、動作可能にWSPにも接続されている。図2において、ローカルサービス208はリージョナルサービス204及びWSP112に動作可能に接続されている。リージョナルサービス204はリストA106を含み、ローカルサービス208もリストA106を含む。デバイスA144は、WSP112を介してエクスチェンジ104にアクセスする。これはエクスチェンジの実装の単なる一例であり、これら変形例が、様々な技術的要求及び/または商取引上の要求に適合するように効率的に拡大縮小(scale)及び/または動作することをエクスチェンジに可能とさせてもよいことに注意されたい。図2に記載されている実装例において、サービスプロバイダはローカルサービス、リージョナルサービス、またはグローバルサービスに接続してもよい。さらにリージョナル及びローカルサービスは、効率性及び拡大縮小(scaling)目的でグローバルリスト(リストA106)のサブセットであるリストを含んでもよい。
接続エクスチェンジへのサービスプロバイダの参加
図4Aを参照すると、サービスプロバイダは、エクスチェンジに参加する要求を送信することによってエクスチェンジに参加してもよい。図4Aは、エクスチェンジ104に接続しているWSPの図2の状況おける例を示すフローチャート400である。フローチャート400は、WSPをエクスチェンジに接続する実施例の単なる一例であり、本願に記載されている例を特定の実装例に限定することを意図していない。
図4Aの以下の説明において、図1及び図2の両方において示されかつ説明されている要素及び参照符号が続けて参照される。
WSPをエクスチェンジに接続する場合、WSPは、通常はエクスチェンジへ参加するための要求を送信する。ブロック402において、WSP112は、エクスチェンジ104への参加の要求を送信する。
エクスチェンジは要求を受信し、当該要求を処理し、WSPの要求がアクセスするべきなのかを判定する。ブロック404において、エクスチェンジ104は、WSP112からの要求を受信して当該要求を処理する。エクスチェンジがWSPはアクセスすべきではないと判定する場合、拒否メッセージがWSPに送信される。ブロック406において、エクスチェンジ104は、アクセスを許可せずにWSP112に拒否メッセージを送信する。
WSPが拒否メッセージを受信すると、WSPは再試行するかまたは停止する。ブロック418において、WSP112は参加を再試行するかまたは参加する試行を停止してもよい。
エクスチェンジがWSPがアクセスするべきと判断すると、証明書が生成されてWSPに送信される。ブロック406において、エクスチェンジ104がアクセスを許可する。ブロック408において証明書が生成されて、ブロック410においてエクスチェンジ104が承認メッセージ及び証明書をWSP112に送信する。
WSPが承認メッセージを受信すると、WSPは当該承認メッセージを処理し、証明書を格納し、キャッシュリストを生成する。ブロック412において、WSP112が承認メッセージを処理する。ブロック414において、WSP112が証明書を格納する。ブロック416において、WSP112がリストD124を生成する。
WSP112等のWSPは、GSPとのレートの交渉において使用される特徴セットを生成する。ブロック403において、WSP112は、特徴セットB136を生成する。ブロック405において、WSP112はエクスチェンジ104を用いて特徴セットB136を認証する。ブロック407において、エクスチェンジ104は、特徴セットB136を処理して認証にする。
代替実施例において、ソフトウェアアプリケーションモジュールは、エクスチェンジからWSPに送信されてもよい。ソフトウェアアプリケーションモジュールは、WSPがエクスチェンジに参加することを可能とさせ、ユーザがエクスチェンジを介してインターネットにアクセスすることを可能とさせる。図4Bを参照すると、WSPは、エクスチェンジへの参加の要求を送信することによってエクスチェンジに参加してもよい。図4Bは、WSP112をエクスチェンジ104に接続する図2の状況における例を図示するフローチャート400である。フローチャート400は、WSPをエクスチェンジに接続する実施例の一例を示すのみであり、本願に記載されている例を特定の実施例に限定することを意図していない。
図4Bの以下の説明において、図1及び図2の両方に示されかつ記載されている要素及び参照符号が続けて参照される。
WSPをエクスチェンジに接続すると、通常WSPは参加するために要求をエクスチェンジに送信する。ブロック419において、WSP112はエクスチェンジ104に参加するための要求を送信する。
エクスチェンジは、要求を受信し、当該要求を処理し、WSPの要求がアクセスすべきかを判定する。ブロック420において、エクスチェンジ104は、WSP112から要求を受信し当該要求を処理する。エクスチェンジがWSPはアクセスすべきでないと判定した場合、拒否メッセージがWSPに送信される。ブロック422において、エクスチェンジ104は、アクセスを許可せず、拒否メッセージをWSP112に送信する。
WSPが拒否メッセージを受信すると、WSPは再試行するかまたは停止してもよい。ブロック430において、WSP112は参加を再試行するかまたは参加の試行を停止する。
エクスチェンジがWSPはアクセスすべきと判定した場合、証明書が生成されてWSPに送信される。ブロック422において、エクスチェンジ104はアクセスを許可する。ブロック424において、エクスチェンジ104はWSP112にエクスチェンジアプリケーションモジュールを送信する。
WSPが承認メッセージを受信すると、WSPは当該承認メッセージを処理し、エクスチェンジアプリケーションモジュールを格納して、キャッシュリストを生成する。ブロック426において、WSP112は承認メッセージを処理する。ブロック428において、WSP112はエクスチェンジアプリケーションモジュールをインストールする。ブロック429において、WSP112はリストD124を生成する。
エクスチェンジへのWSPの参加は、上述のフローチャートにおいて説明されたステップの変形例を含んでもよく、異なったアーキテクチャに適応させるために変更され及び/または除去されてもよいことに注意されたい。
以前の及び現在の接続のリストの維持
図2を参照すると、WSPが、様々なサービス及び/またはデバイスへの自身の接続の各々を維持するリストを含んでもよい。これらのリストは、多くのユーザ及び/または要求にサービスを提供するためにエクスチェンジのアーキテクチャを拡大縮小することをエクスチェンジに可能とさせる。異なった場所においてリストを維持することによって、不要な要求がネットワークを混雑させない。
ユーザが以前に、あるWSPに接続しておりかつその後に同一のWSPに再度接続を希望するシナリオに考慮されたい。デバイスが以前にWSPに接続していた場合、ユーザはユーザ認証情報のセットを供給する。WSPはWSPリストの検索を実行し、ユーザがこのWSPを用いてエクスチェンジを介してインターネットにアクセスしていたかを判定する。ユーザがアクセスしていなかった場合、WSPはエクスチェンジに要求を転送する。エクスチェンジはエクスチェンジリストにおいて同一の検索を実行し、ユーザを認証するために適切な場所を検出して、WSPに情報を供給する。図5は、図1のようにどのようにしてデバイス144がエクスチェンジ104によって認証されるか、及びどのようにリストA及びD106、124が各々使用されるかを示している。
エクスチェンジを介したユーザの認証
図5は、エクスチェンジを介してユーザの認証をするWSPの図1の状況における例を示すフローチャート500である。フローチャート500はユーザを認証する実装例の単なる一例を示しており、本願において記載されている例をこの特定の実施例に限定することは意図していない。
図5の以下の説明において、図1に示されかつ記載されている要素及び参照符号が引き続き参照される。
ユーザは、自身のデバイスを介してユーザ認証情報を供給してエクスチェンジを介してインターネットにアクセスする。ユーザ信用情報とともに、デバイスは、WSPに特徴セットを送信する。ブロック502において、デバイスA144はインターネット及び特徴セットA150へのアクセスの要求をWSP112に送信する。
WSPは、インターネット及び特徴セットへのアクセスの要求を受信する。ブロック504において、WSP112は、要求及び特徴セットA150を受信して当該要求を処理する。
WSPは、ユーザがローカルユーザであるかを判定する。ブロック506において、WSP112は、ユーザがローカルユーザであると判定する。例えば、WSP112は、ユーザ認証情報148がWSP112のドメインに対応するドメインを含むことを確認してもよい。
ユーザ認証情報がユーザがローカルであると示すWSPのドメインを含む場合、WSPはユーザが有効ローカルユーザであるかを判定する。ブロック508において、WSP112はユーザ認証情報が有効かを判定する。例えばWSP112は、ユーザ名、及びローカルドメインに関連付けられているユーザに関するユーザ情報を格納するローカルディレクトリ(図示せず)内のユーザ名に対応したユーザ認証情報148内のパスワードを確認してもよい。
ユーザが有効なローカルユーザである場合、WSPは、ユーザがインターネットへのアクセスに関する事前交渉されたレートを有しているかを判定する。ユーザが事前に交渉されたレートを有している場合、WSPは会計及び請求を開始し、ユーザに承認メッセージを送信する。ブロック510において、WSP112はユーザが事前交渉されたレートを有していると判定する。ブロック512において、WSP112は監視サービス137を開始する。ブロック514において、WSP112はデバイスA144に承認メッセージを送信する。ユーザの特徴セットは、ユーザが事前交渉されたレートを有している場合でも参照され及び/または処理されることに留意する。
デバイスは承認メッセージを受信し、当該メッセージを処理する。ブロック516において、デバイス144は、WSP112から承認メッセージを受信して当該メッセージを処理する。デバイス144は、当該承認メッセージを受信した後にインターネットにアクセスしてもよい。
有効なローカルユーザが事前交渉されたレートを有していない場合、WSPはユーザとレートを交渉する。ブロック510に戻ると、WSP112はユーザが事前交渉されたレートを有していないと判定する。ブロック530において、WSP112はユーザ及び/またはGSPとレートを交渉する。図6は、レートをユーザと動的に交渉するWSPのフローチャートの例をさらに詳細に示している。
ユーザがローカルユーザであるが有効なユーザではない場合、WSPは拒否メッセージを送信して、ユーザにアカウントにサインアップをするように指示してもよい。ブロック508に戻って、WSP112はユーザが有効なユーザではないと判定する。ブロック528において、WSP112はデバイスA144に拒否メッセージを送信し、ユーザのアカウントにサインアップをするように指示する。
ユーザがローカルユーザでない場合、WSPはユーザがASPを介して知られているエクスチェンジのメンバに関連付けられているかを判定する。ブロック506に戻って、WSP112は、ユーザがローカルユーザではないと判定する。
ユーザがASPを介して知られているエクスチェンジのメンバである場合(ユーザ情報がWSPによって維持されているリスト内にある場合)、WSPは、ユーザが事前に交渉されたレートを有しているかを判定する。ブロック518において、WSP112は、ユーザが知られているエクスチェンジのメンバであると判定する。
ユーザが事前に交渉されたレートを有している場合、WSPはASPを介してユーザを認証し、監視を開始する。ブロック520において、WSP112はユーザが事前交渉されたレートを有していることを判定する。ブロック522において、WSP112はASP114を介してユーザを認証する。ブロック512において、WSP112は監視を開始する。
ユーザが事前に交渉されたレートを有していない場合、WSPはユーザの対応するASPとのレートの交渉を試行する。ブロック520に戻って、WSP112はユーザが事前に交渉されたレートを有していないと判定する。ブロック526において、WSP112はASP114とレートを交渉する。図7は、ASPと動的にレートを交渉するWSPを説明する例示のフローチャートを示している。
ユーザがキャッシュされているユーザではない場合(ユーザ情報がWSPによって維持されているリスト内にない場合)、WSPは、ユーザのASPとのエクスチェンジを介したレートの交渉を試行する。ブロック518に戻って、WSP112はユーザがキャッシュされているユーザではないと判定する。ブロック524において、WSP112はASP114とエクスチェンジ104を介してレートの交渉を試行する。図8は、ASPとエクスチェンジを介してレートを動的に交渉するWSPの実装例を示している。
ASPもしくはGSPとの直接的なレート交渉またはエクスチェンジを介したレート交渉の試行の後、WSPはアクセス承認または拒否メッセージを受信する。WSPは当該メッセージを処理し、デバイスに適切なメッセージを送信する。ブロック532において、WSP112は、ASP114またはエクスチェンジ104からアクセス承認メッセージまたはアクセス拒否メッセージを受信する。
WSPは当該メッセージを処理する。メッセージがアクセス承認メッセージである場合、WSPは監視サービスを開始する。メッセージがアクセス拒否メッセージである場合、WSPは拒否メッセージを処理し、ユーザに拒否メッセージを送信する。ブロック533において、WSP112はメッセージがアクセス承認メッセージであると判定する。ブロック512において、WSP112は監視サービス137を開始する。
ブロック533に戻って、WSP112がアクセス拒否メッセージを受信する場合、WSP112は当該アクセス拒否メッセージを処理し、当該アクセス拒否メッセージをデバイスA144に送信する。ブロック516において、デバイスA144はアクセス拒否メッセージを受信して処理する。
WSPがユーザと交渉
図6を参照すると、WSPがインターネットへのアクセスに関してユーザと直接レートを交渉する。図6の実装例は、本開示を用いて可能な様々な態様を示すために意図的に拡大されている。図6に示されている全ての要素が全ての実施形態において必要とされるわけではなく、これらの要素はWSPがユーザとどのようにレートを交渉するかの範囲を限定することを意図していない。さらに図6の以下の説明においては、図1及び図5に示されて説明されている要素及び参照符号を引き続き参照する。
図5において上述されたように、WSPは、ユーザがローカルであるか及びユーザが事前交渉されたレートを有しているかを判定する。ユーザが事前交渉されたレートを有していない場合、WSPはユーザとのレートの交渉を試行する。ブロック530において、WSPはユーザとのレートの交渉を試行する。
WSPは、ユーザの特徴セットを受信して処理する。ブロック602において、WSP112は特徴セットA150を受信して処理する。提案を生成してユーザに送信するために、WSPはユーザ特徴セットをWSP特徴セットと比較する。ブロック604において、WSP112は特徴セットA150をWSP特徴セット141と比較する。ブロック606において、WSP112は提案を生成してユーザに送信する。
ユーザは提案を受信して処理する。ブロック608において、デバイスA144は当該提案を受信して処理する。ユーザが提案を承認することを選択する場合、ユーザデバイスはWSPに承認メッセージを送信する。ブロック610において、ユーザは提案を承認する。ブロック612において、デバイスA144はWSP112に承認メッセージを送信する。WSPは、請求サービス及び監視サービスを開始する。
ユーザが提案を承認しないことを選択する場合、ユーザはWSPとの交渉を再試行してもよい。ブロック610において、ユーザは提案を承認しないことを選択する。ユーザがWSPとの交渉を再試行することを選択する場合、ユーザは更新された特徴セットを送信してもよい。ブロック614において、ユーザはWSP112との交渉の再試行を選択する。ブロック616において、ユーザは更新された特徴セットA150を生成して送信する。WSPは、当該更新された特徴セットを受信して処理する。
ユーザが、WSPとの交渉を再試行しないことを選択した場合、ユーザデバイスとWSPとの接続は切断される。ブロック614において、ユーザはWSP112との交渉を再試行しないことを選択する。ブロック618において、デバイスA144とWSP112との接続が切断される。
WSPがASPと直接交渉
図7は、ユーザに関するASPと交渉してインターネットに接続するWSPの図1の状況における例を示すフローチャート700である。フローチャート700は、インターネットに接続するためにユーザに関するASPと交渉するWSPの実装例の単なる一例を示しており、本願において説明されている例をこの特定の実施例に限定することを意図していない。図7の実施例は、本開示を用いて可能な様々な態様を説明するために意図的に拡大されている。図7に示されている全ての要素が全ての実施形態に必要とされるわけではなく、これらの要素は、WSPがどのようにユーザとレートを交渉するかの範囲を限定することを意図していない。さらに図7の以下の説明において、図1及び図5に示されて説明されている要素及び参照符号が引き続き参照される。
図7において、WSPは、ユーザがインターネットへアクセスするためのアクセス要求、WSPの特徴セット及び提案をASPに転送する。ブロック702において、WSP112はアクセス要求、特徴セットB136及び提案を転送する。
ASPは、アクセス要求を受信してユーザが有効なクライアントであるかを判定する。ユーザが有効なクライアントである場合、ASPはWSP特徴セットを処理する。ブロック704において、ASP114はユーザが有効なクライアントであると判定する。ブロック706において、ASP114は特徴セットB136を処理する。
ASPは、WSPの特徴セットを処理し、WSP特徴セットをASP特徴セットと比較する。ASPは、WSPの特徴セット及び提案が承認可能かを判定する。ASPが提案を承認する場合、ASPはASP承認メッセージをWSPに送信する。ブロック708において、ASP114は特徴セットB136を特徴セットC115と比較する。ブロック710において、ASP114は提案を承認する。そしてブロック712において、ASP114は承認メッセージをWSP112に送信する。
ブロック710に戻って、ASPが提案を承認しない場合、ASPは代案を生成してWSPに送信する。ブロック716において、ASP114は代案を生成してWSP112に送信する。
WSPは代案を受信して処理し、当該代案を承認するか否かを判定する。WSPが当該代案を承認する場合、WSPはASPに承認メッセージを送信する。ASPは、承認メッセージを受信して処理し、WSPに承認メッセージを送信する。ブロック718において、WSP112は代案を受信して処理する。ブロック720において、WSP112は当該代案を承認する。ブロック722において、WSP112は承認メッセージを送信する。
ブロック720に戻って、WSPが当該代案を承認しない場合、WSPはASPとの交渉を再試行してもよい。WSPがASPとの交渉を再試行する場合、WSPは代案を生成して送信する。ブロック728において、WSP112はASP114との交渉を再試行する。ブロック730において、WSP112は代案を生成して送信する。ブロック706において、ASP114は当該代案を受信して処理する。
ブロック728に戻って、WSPが再試行をしないことを選択する場合、WSPとユーザのデバイスとの接続は切断される。ブロック732において、WSP112はデバイスA144との接続を切断する。
ブロック704に戻って、クライアントが有効なクライアントでない場合、WSPはアクセス拒否メッセージを送信する。ブロック714において、ASP114はWSP112にアクセス拒否メッセージを送信する。
WSPがエクスチェンジを介してASPと交渉
図8は、WSPがエクスチェンジを介してASPとどのように交渉して、ユーザがインターネットにアクセスするためのレートを判定するのかの例を示すフローチャート800である。図8の実装例は、本開示によって可能な様々な態様を示すために意図的に拡大されている。図8内の全ての要素が全ての実施形態に必要なわけではなく、これらの要素はWSPがどのようにユーザとレートを交渉するかの範囲を限定することを意図していない。さらに図8の以下の説明において、図1及び図5に示されて説明された要素及び参照符号が引き続き参照される。
図5において上述したように、WSPはユーザがキャッシュされたユーザであるかを判定する。ユーザがキャッシュされたユーザでない場合、WSPは、エクスチェンジを介して、ユーザのASPを用いてユーザがインターネットへアクセスするためのレートの交渉を試行する。エクスチェンジはユーザのASPを判定し、アクセス要求、WSP特徴セット及びWSPの提案を適切なASPに転送する。図5を参照すると、ブロック524において、WSPがエクスチェンジを介してASPとの交渉処理を開始する。図8に戻って、ブロック802において、WSP112はアクセス要求、特徴セットB136及び提案をエクスチェンジに送信する。ブロック804において、エクスチェンジ104はユーザに対して適切なASPを判定し、アクセス要求、特徴セットB136及び提案を転送する。
図7において同様に記載されているように、ASPはユーザが有効なクライアントかを判定する。ユーザが有効なクライアントである場合、ASPはユーザが有効であることを示すメッセージをエクスチェンジに送信する。ブロック806において、ASP114は、ユーザが有効なクライアントであることを判定する。ブロック808において、ASP114はユーザが有効であることを示すメッセージをエクスチェンジ104に送信する。
ユーザが有効なクライアントであることを通知した後、エクスチェンジは1または複数の他のWSPからの競合提案を要求する。エクスチェンジによって競合提案が受信される場合、エクスチェンジはASPに当該競合提案を転送する。ブロック810において、エクスチェンジ104は1または複数のWSPからの競合提案を要求する。ブロック812において、エクスチェンジ104は受信された競合提案をASP114に転送する。
ASPは競合提案に対応する特徴セットを受信し、最初に受信した特徴セットを含む当該特徴セットを処理する。ブロック814において、ASP114は特徴セットB136及び対応する競合特徴セットを受信して処理する。ブロック816において、ASP114は、当該受信された特徴セットをASP114に対応する特徴セットC115と比較する。
ASPが提案を承認する場合、ASPは承認メッセージを送信する。承認メッセージは、WSPに転送される。ブロック818において、ASP114はWSP112からの提案を承認する。ブロック820において、ASP114はエクスチェンジ104にアクセス承認メッセージを送信する。ブロック822において、エクスチェンジ104はアクセス承認メッセージをWSP112に転送する。
ブロック818に戻ると、ASPが提案を承認しない場合、ASPは代案を生成して送信する。エクスチェンジは当該代案を受信してWSPに転送する。WSPは、図7において同様に説明されているように代案を受信して処理する。ブロック828において、ASP114は、代案を生成して送信する。ブロック830において、エクスチェンジ104は代案を受信してWSP112に転送する。ブロック832において、WSP112は当該代案を受信して処理する。
ブロック806に戻ると、ユーザが有効なクライアントでない場合、ASPはアクセス拒否メッセージを送信する。エクスチェンジは、アクセス拒否メッセージを受信して、当該アクセス拒否メッセージをWSPに転送する。ブロック824において、ASP114は、アクセス拒否メッセージを送信する。ブロック826において、エクスチェンジ104は、アクセス拒否メッセージを受信して、当該アクセス拒否メッセージをWSP112に転送する。エクスチェンジ104がWSP112から受信される正確なメッセージを転送するか、またはASP114から受信されるアクセス拒否メッセージに対応するエクスチェンジ104によって生成されるメッセージを送信してもよいことに注意されたい。
監視及び請求
図9は、監視サービス及び請求サービスの実例を示すフローチャート900である。図9の実装例は、本開示によって可能な様々な態様を説明するために意図的に拡大されている。図9において示した全ての要素が全ての実施形態に必要なわけではなく、様々な要素が異なったシステムを実装するために異なった方法で組み合わせられてもよい。さらに図9の以下の説明において、図1及び図5に示されて説明された要素及び参照符号が引き続き参照される。
図5において上述したように、WSPは監視サービスを開始する。ブロック512において、監視サービスが開始される。
WSPが監視サービスを開始すると、WSPはユーザセッションの記録を開始する。ブロック902において、WSP112はユーザのセッションの記録を開始する。
WSPは、合意された提案に基づいてエクスチェンジクレジット(exchange credit)を生成し、当該生成されたエクスチェンジクレジットがユーザ及び/またはGSP/ASPにとって承認可能であることを確認する。ブロック904において、WSP112はエクスチェンジクレジット138を生成する。ブロック906において、WSP112はASP114を用いてエクスチェンジクレジットを確認する。WSP112が、ASP114に加えてかまたはASP114の代わりにエクスチェンジ104またはデバイスA144のユーザによりエクスチェンジクレジットを認証してもよいことに注意されたい。
WSPは、合意された接続エクスチェンジクレジットに基づいてユーザ接続を監視する。ユーザが接続を終了すると、WSPはユーザセッションの記録を停止し、どの請求サービスを使用するかを判定する。WSP請求サービスが使用される場合、WSP請求サービスは、記録されたセッション及び合意されたエクスチェンジ接続クレジットに基づいて請求書を生成する。ブロック908において、WSP112は、エクスチェンジ接続クレジット138に基づいてユーザ接続を監視する。ブロック910において、WSP112は、ユーザが接続を終了したかを判定する。例えば、ユーザがコンピューティングデバイスの電源を切っていてもよい。ブロック920において、WSP112は、ユーザ接続が切断されるべきかを判定する。例えば、ユーザが合意された使用における最大時間限界に達した場合、WSPは接続を終了してもよい。
ユーザ接続が終了された場合、WSPはユーザセッションの記録を停止する。ブロック912において、WSP112はユーザセッションの記録を停止する。
WSP112等のWSPは、WSP請求サービス、エクスチェンジ請求サービス等のどの請求サービスが使用されるべきかを判定する。ブロック914において、WSP112は請求サービス134(WSP請求サービス)が使用されることを判定する。ブロック916において、請求サービス134はユーザの使用及びエクスチェンジ接続クレジット138に基づいて請求書139を生成して処理する。ブロック918において、WSP112はユーザの使用に関する適切な会計を請求する。これは、接続エクスチェンジクレジット138から判定されてもよい。
他の例において、ユーザ及び/またはASPは、請求を行うエクスチェンジを選んでもよい。ブロック914に戻って、WSP112が請求サービス110(エクスチェンジ104によって維持されている)を使用するかまたはユーザが請求サービス110を使用することを選択する場合、WSP112は、請求書139を請求サービス110に送信する。ブロック922において、WSP112は請求書139を生成してエクスチェンジ104に送信する。ブロック924において、請求サービス110は請求書139を受信する。ブロック926において、請求サービス110は請求書139を処理し、ブロック926において、請求サービス110がユーザの使用に対する適切な会計を請求する。これは、接続エクスチェンジクレジット138から判定されてもよい。
サードパーティ請求サービスもまた使用することができる。サードパーティ請求サービスは、GSP、ASP、クレジットカード会社及び銀行等の金融機関、ケーブル会社、電話会社等を含むがこれらに限定されない。例えばユーザの使用に対する請求書は、ユーザの携帯電話プロバイダによって受信されユーザの携帯電話請求に統合されてもよいので、ユーザは分離請求無しに適切に請求を受けることができる。このことは、サードパーティ請求サービスに、ユーザの使用とユーザに接続エクスチェンジクレジットを獲得することを可能にさせる等の他のサービスとを統合させること、携帯電話プロバイダによって提案されたデータパッケージプランに関連付けられたデータを、エクスチェンジを介して異なった媒体において使用される無線接続に変更すること等、他のサービスに対する支払いを接続エクスチェンジクレジットに変更すること等を可能にさせる。請求書139は、処理及び請求のために1または複数の請求サービスに送信されてもよいことに注意されたい。さらに、請求書139は接続エクスチェンジクレジットの獲得等の追跡目的のために、非請求サービス等に送信されてもよい。
一般的コンピューティング環境
図10は、本明細書に記載されている様々な技術が実装され得る例示のコンピューティング環境を示している。例示のコンピューティング環境1000はコンピューティングシステムの単なる一例であって、本願に記載されている例をこの特定のコンピュータ環境に限定することを意図していない。特徴セットの受信、処理及び生成の方法、並びに接続エクスチェンジへの参加の方法は、コンピュータ可読媒体1005、1006を通して、またはネットワーク1014を通してコンピューティングデバイス1001にロードされてもよい。コンピュータデバイス1001にロードされると、特徴セットの受信、処理及び生成の方法、並びに接続エクスチェンジへの参加の方法は、内部ハードディスク1010に、各々アプリケーションプログラム1050及び1051として存在してもよい。処理の際、特徴セットの受信、処理及び生成の方法、並びに接続エクスチェンジへの参加の方法は、各々システムメモリ1009にロードされたアプリケーションプログラム1055及び1056として存在してもよい。
コンピューティングデバイス1001は、多数の他の汎用または専用コンピューティングシステム構成により実装され得る。周知のコンピューティングシステムの例にはパーソナルコンピュータ、携帯またはラップトップデバイス、マイクロプロセッサに基づくシステム、マルチプロセッサシステム、セットトップボックス、ゲーム機、消費者家電、携帯電話、PDA等が含まれるがこれらに限定されない。
コンピューティングデバイス1001の構成要素には、1または複数のプロセッサ(CPU、GPU、マイクロプロセッサ等を含む)1007、システムメモリ1009、様々なシステム構成要素を結合しているシステムバス1008、及び上述の方法が含まれ得る。プロセッサ1007は様々なコンピュータ実行可能命令を処理し、本開示において説明されている方法を実行するものを含む。例えばプロセッサ1007は、特徴のセットを受信、処理及び生成する方法1050、及び/または接続エクスチェンジに参加する方法1051を含む様々なコンピュータ実行可能命令を処理して、コンピューティングデバイス1001の動作を制御し他の電子デバイス及びコンピューティングデバイス(図示せず)との通信を行う。システムバス1008は、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺機器バス、アクセラレーテッドグラフィクスポート、及び任意の様々なバスアーキテクチャを使用するプロセッサまたはローカルバスを含む、任意の数のいくつかのタイプのバス構造を示す。
システムメモリ1009は、RAM(random access memory)等の揮発性メモリ、及び/またはROM(read only memory)等の不揮発性メモリの形式としてコンピュータ可読媒体を含んでもよい。基本入力/出力システム(BIOS)は、ROM内に格納されている。RAMは、1または複数のプロセッサ1007によって即座にアクセス可能であり及び/または現在操作されている、データ及び/またはプログラムモジュールを通常は含んでいる。特徴セット1055を受信、処理及び生成する方法、及び/または接続エクスチェンジ1056に参加する方法はRAM内に保存されてもよく、1または複数のプロセッサ1007によってアクセス可能及び/または現在操作されていてもよい。
周辺機器ドライブ1004は、コンピューティングデバイス1001と結合されているか、またはバスに結合されることによってコンピューティングデバイス内に一体化されていてもよい。周辺機器ドライブの例は、リムーバブルの不揮発性磁気ディスク(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク)1005から読み出しかつそこに書き込む磁気ディスクドライブ、またはCD−ROM等のリムーバブルの不揮発性光ディスク1006から読み出しかつそこに書き込む光ディスクドライブ等の大容量記憶装置を含む。1005、1006等のコンピュータ可読媒体は、フロッピーディスク、CD、DVD、ポータブルメモリスティック、ネットワーク付属デバイス等で提供されるコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール等を通常は具体化する。特徴のセットを受信、処理及び生成する方法1065及び/または接続エクスチェンジに参加する方法1066は、周辺機器デバイス1004によってプロセッサ1007に供給されもよい。
上述された方法は、これらのコンピュータ可読媒体に配されていてもよい。
任意の数のプログラムモジュールは、ハードディスク1010、システムメモリ1009に格納され得るか、または周辺機器デバイス1004を介してオペレーティングシステム、1または複数のアプリケーションプログラム、他のプログラムモジュール及びプログラムデータに使用可能にされ得る。特徴セットを受信、処理及び生成する方法1050及び/または接続エクスチェンジに参加する方法1051は、ハードディスク1010に格納されるかまたは周辺機器デバイス1004を通して使用可能にされてもよい。このようなオペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、他のプログラムモジュール及びプログラムデータ(またはこれらのいくつかの組み合わせ)は、各々本明細書に記載されているシステム及び方法の実施形態を含んでもよい。
ディスプレイデバイス1002は、ビデオアダプタ1011等のインタフェースを介してシステムバス1008に接続され得る。ディスプレイデバイス1002は、特徴セットの受信、処理及び生成の方法、並びに/または接続エクスチェンジへの参加の方法を表示する。ユーザは、キーボード、ポインティングデバイス、ジョイスティック、ゲームパッド、シリアルポート等の任意の数の異なる入力デバイス1003を介して、コンピューティングデバイス1002とインタフェースで接続することが可能である。これら及び他の入力デバイスは、システムバス1008に結合される入力/出力インタフェース1012を介してプロセッサ1007に接続されるが、パラレルポート、ゲームポート、及び/またはUSB(universal serial bus)等の他のインタフェース及びバス構造によって接続されてもよい。
コンピューティングデバイス1001は、1または複数のLAN(local area network)、WAN(wide area network)等を通した1または複数のリモートコンピュータへの接続を使用してネットワーク環境内で動作し得る。コンピューティングデバイス1001は、ネットワークアダプタ1013を通して、または代替的にモデム、DSL、ISDNインタフェース等によってネットワーク1014に接続される。
プログラム命令を格納するために使用される記憶装置は、ネットワークにわたって分散し得る。例えばリモートコンピュータは、ソフトウェアとして説明されたプロセスの一例を格納してもよい。ローカル及び端末コンピュータは、リモートコンピュータにアクセスし、ソフトウェアの一部または全部をダウンロードして当該プログラムを実行する。代替的に、ローカルコンピュータはいくつかのソフトウェア命令をローカル端末にて実行し、いくつかのソフトウェア命令をリモートコンピュータ(またはコンピュータネットワーク)にて実行することによって、必要に応じてソフトウェアの断片または分散されたプロセスをダウンロードしてもよい。従来技術を使用することによって、ソフトウェア命令の全てまたは一部がDSP、プログラマブルロジックアレイ等の専用の回路によって実行されてもよいことに留意する。
システム及び方法のいくつかの特定の実装例が添付の図面に示されて上述の発明を実施するための形態において説明されたが、図示されて説明されたシステム及び方法は、説明された特定の実施例に限定されず、添付の特許請求の範囲によって説明されて画定される趣旨から逸脱することなく、多くの再構成、変形及び置換が可能であることが理解されるだろう。

Claims (8)

  1. 接続エクスチェンジを介して、計算装置に前記計算装置の利用者アカウントを認証することによりネットワークサービスを提供する、無線サービスプロバイダによって実行される方法であって:
    接続エクスチェンジを識別する接続エクスチェンジ識別子をブロードキャスト送信するブロードキャスト・ステップであって、前記接続エクスチェンジは、各無線サービスプロバイダが、前記接続エクスチェンジと関係付けられた適切なアカウント・サービスプロバイダを使用して、任意の前記利用者を認証すること及び前記ネットワークへのアクセスに関して合意すべき接続条件を交渉することを可能にすることにより、物理的位置が異なり同じ接続エクスチェンジ識別子をそれぞれブロードキャストする任意の数の異なる無線サービスプロバイダを介して異なるアカウント・サービスプロバイダにおいて複数の利用者アカウントを有する利用者が、ネットワークにアクセスすることを可能にするサービスを含む、ブロードキャスト・ステップと、
    利用者アカウントを識別する利用者認証情報を含む前記ネットワーク・アクセス要求を前記計算装置から受信するアクセス要求受信ステップと、
    前記利用者認証情報を、検証のために前記接続エクスチェンジに送信する利用者認証情報送信ステップであって、前記接続エクスチェンジは、前記接続エクスチェンジのメンバである複数の異なるサービスプロバイダのリストを含み、前記接続エクスチェンジは、利用者認証情報が付属し、第1のサービスプロバイダを使用して利用者認証情報を検証し、前記第1のサービスプロバイダは、前記利用者アカウントを認証するサービスプロバイダの前記リストからを選択される、利用者認証情報送信ステップと、
    前記ネットワークに前記計算装置からのアクセスを提供するための前記合意すべき接続条件を交渉する交渉ステップであって、
    前記第1のサービスプロバイダに特徴セット及び前記特徴セットに対応する接続サービスの提示内容を送信する処理動作と、
    前記計算装置に対する前記特超セットの前記要求された特性に適合するネットワークアクセスに対する前記特徴セット及び前記対応する接続サービスの提示内容の受諾を示すアクセス承認メッセージを、前記第1のサービスプロバイダから受信する処理動作とを含み、
    前記特徴セットは要求される特性を識別し、1又は複数の前記利用者又は前記計算装置及び前記無線サービスプロバイダにおいて利用可能な1又は複数のネットワークに関連する特性により選択された1又は複数のネットワークに関連する特性を含む、
    交渉ステップと、
    前記合意すべき接続条件の交渉に基づいて、前記計算装置にネットワークアクセスを供給するステップと、
    1又は複数の帯域幅、サービスの品質またはアクセスの存続期間を監視することを含む前記ネットワークへの前記計算装置のアクセスを監視するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記特徴セットは、
    (1)前記接続エクスチェンジを介して前記利用者認証情報とともに、または
    (2)前記利用者認証情報から離れて前記第1のサービスプロバイダに対する前記無線サービスプロバイダから直接
    前記第1のサービスプロバイダに送信されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 請求書を発行して、前記計算装置の前記ネットワークへの監視されたアクセスに基づいて送信することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のサービスプロバイダは、アカウントサービスプロバイダであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のサービスプロバイダは、前記計算装置の前記利用者の雇用者に属するサービスプロバイダであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記利用者認証情報は、前記接続エクスチェンジが前記第1のサービスプロバイダのディレクトリ・サービスにアクセスすることによって、前記第1のサービスプロバイダを使用して検証されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記接続エクスチェンジに登録して、前記接続エクスチェンジからエクスチェンジ証明書を受信することと、
    前記利用者認証情報とともに前記エクスチェンジ証明書を前記接続エクスチェンジに送信して、前記無線サービスプロバイダを前記接続エクスチェンジのメンバとして検証することと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記特徴セットは、前記無線サービスプロバイダにより提供されたサービスの詳細を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
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